JP2011010142A - スライド式電子機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明に係るスライド式電子機器においては、前記2つの構成部材5、6の内、少なくとも何れか一方の構成部材5の接合面に、他方の構成部材6の接合面へ向かって突出する凸部50が形成されており、該凸部50が他方の部材6の接合面に当接した状態で、該凸部50の近傍に拡がる接合面領域にて2つの構成部材5、6が熱活性接着層9によって互いに接合されている。
【選択図】図8
Description
例えば表示側キャビネットは、複数の板状部材を互いに接合することで必要な強度を発揮する構造体を構成しており、その構造体の端部を前記スライド機構に連結することによって、スライド動作の安定性を維持している。
これに対し、2つの部材を互いに強固に接合するための接着層として、熱を与えることによって強い接着力を発揮する熱活性接着層が知られている(特許文献3、4参照)。
ここで、前記2つの構成部材の内、少なくとも何れか一方の構成部材の接合面には、他方の構成部材の接合面へ向かって突出する凸部が形成されており、該凸部が他方の部材の接合面に当接した状態で、該凸部の近傍に拡がる接合面領域にて2つの構成部材が接着層によって互いに接合されている。
前記接着層としては、硬化の過程で加圧力に応じて厚さが変化することとなる接着層、例えば熱活性接着層が採用される。
この様に、熱活性接着層に与えるべき温度や圧力、保持時間のバラツキに拘わらず、2つの構成部材を正確な相対位置で接合することが出来るので、スライド機構の動作はスムーズなものとなる。
本発明の一実施形態であるスライド式携帯電話機は、図1〜図4に示す如く、操作側本体(1)と表示側本体(2)とをスライド可能に連結して構成され、図2の如く、操作側本体(1)の表面にはテンキーを含む複数の操作キー(11)が配備され、表示側本体(2)の表面には、スクリーン(21)と機能キーを含む複数の操作キー(23)が配備されている。
表示側本体(2)は、表示側キャビネット(60)上に、スクリーン(21)を具えた表示ユニット(22)を配備して構成され、表示側キャビネット(60)は、ステンレス鋼製の表示側スライド部材(4)と、マグネシウム合金製のフレーム(5)と、ステンレス鋼製の板部材(6)とを互いに強固に接合して、一定の強度を有する構造体を構成している。
フレーム(5)には開口(51)が形成され、フレーム(5)の表面には、前記開口(51)を包囲して、熱活性接着層(9)が形成されると共に、開口(51)を包囲する4箇所に、凸部(50)が一体に形成されている。
板部材(6)には開口(61)が形成されている。
又、表示ユニット(22)の下端部には、その表面に、前記複数の操作キー(23)を具えた操作盤(24)が取り付けられる。尚、操作盤(24)は、図6に示す様に、表示ユニット(22)の下端部に一部を重複させて設置される。
ここで、フレーム(5)の表面に形成された凸部(50)が板部材(6)の背面(接合面)に直接に当接することにより、フレーム(5)の表面(接合面)と板部材(6)の背面(接合面)との間に所定の隙間Tが形成されている。これによって、フレーム(5)と板部材(6)の間に介在する熱活性接着層(9)の厚さが、凸部(50)の高さに応じた所定の大きさ(例えば0.14mm)に設定されている。
例えば、凸部(50)を用いた熱活性接着層(9)の厚さ管理は、フレーム(5)と板部材(6)との間に介在する熱活性接着層(9)に限らず、表示側スライド部材(4)と板部材(6)の間に介在する熱活性接着層(9)にも実施することが出来る。
(2) 表示側本体
(22) 表示ユニット
(3) スライド機構
(4) 表示側スライド部材
(5) フレーム
(50) 凸部
(6) 板部材
(7) フレキシブルリード
(9) 熱活性接着層
Claims (5)
- 一対の本体がスライド機構を介して互いに連結され、前記スライド機構に直接若しくは間接的に繋がる2つの構成部材が接着層によって互いに接合されているスライド式電子機器において、前記2つの構成部材の内、少なくとも何れか一方の構成部材の接合面には、他方の構成部材の接合面へ向かって突出する凸部が形成されており、該凸部が他方の部材の接合面に当接した状態で、該凸部の近傍に拡がる接合面領域にて2つの構成部材が接着層によって互いに接合されていることを特徴とするスライド式電子機器。
- 一対の本体がスライド機構を介して互いに連結され、前記スライド機構に直接若しくは間接的に繋がる2つの構成部材が熱活性接着層によって互いに接合されているスライド式電子機器において、前記2つの構成部材の内、少なくとも何れか一方の構成部材の接合面には、他方の構成部材の接合面へ向かって突出する凸部が形成されており、該凸部が他方の部材の接合面に当接した状態で、該凸部の近傍に拡がる接合面領域にて2つの構成部材が熱活性接着層によって互いに接合されていることを特徴とするスライド式電子機器。
- 前記2つの構成部材の接合面は、前記スライド機構のスライド方向と平行に形成されている請求項1又は請求項2に記載のスライド式電子機器。
- 前記スライド機構は、一方の本体に固定された第1のスライド部材(31)のレール部(32)と、他方の本体に固定された第2のスライド部材(4)のスライド部(41)と、両スライド部材(31)(41)を互いに連結するバネ部材(33)とから構成され、前記第2のスライド部材(4)は板部材(6)を介してフレーム(5)に連結され、前記他方の構成部材となる板部材(6)と前記一方の構成部材となるフレーム(5)とが熱活性接着層(9)により互いに接合されている請求項2に記載のスライド式電子機器。
- 前記第2のスライド部材(4)と板部材(6)とは熱活性接着層(9)によって互いに接合され、前記第2のスライド部材(4)、フレーム(5)及び板部材(6)によって一体のキャビネット(60)が構成され、該キャビネット(60)に表示ユニット(22)が取り付けられている請求項4に記載のスライド式電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009152968A JP2011010142A (ja) | 2009-06-26 | 2009-06-26 | スライド式電子機器 |
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JP2009152968A JP2011010142A (ja) | 2009-06-26 | 2009-06-26 | スライド式電子機器 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2011010142A true JP2011010142A (ja) | 2011-01-13 |
Family
ID=43566268
Family Applications (1)
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JP2009152968A Pending JP2011010142A (ja) | 2009-06-26 | 2009-06-26 | スライド式電子機器 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2011010142A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000077602A (ja) * | 1998-08-28 | 2000-03-14 | Fuji Electric Co Ltd | 半導体装置 |
JP2006121221A (ja) * | 2004-10-19 | 2006-05-11 | Mitsubishi Electric Corp | スライド動作部品および携帯電子装置 |
JP2009003614A (ja) * | 2007-06-20 | 2009-01-08 | Sony Corp | スライド機構及び電子機器 |
-
2009
- 2009-06-26 JP JP2009152968A patent/JP2011010142A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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JP2000077602A (ja) * | 1998-08-28 | 2000-03-14 | Fuji Electric Co Ltd | 半導体装置 |
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