JP2011009669A - 融雪ヒーターを用いた多段式太陽電池パネル設置工法 - Google Patents

Abstract

【課題】太陽電池パネルの設置は、太陽光の直射が最適条件である為、降雪地帯の積雪対策の、課題が発生する。
その為、支柱を用いることで、太陽電池パネルを東向き、又は西向き、斜面の傾斜を設置可能にし、低温型融雪ヒーターで、太陽電池パネル上に付着した雪を融雪し、流失することで、解決する。
【解決手段】イ）支柱（１）に取付金具Ａ（２）、取付金具Ｂ（３）、取付金具Ｃ（４）を設ける。
ロ）取付金具Ａ（２）に融雪ヒーター付底板Ａ（５）と太陽電池パネルＡ（６）を取り付ける。
ハ）取付金具Ｂ（３）に融雪ヒーター付底板Ｂ（７）と太陽電池パネルＢ（８）を取り付ける。
ニ）取付金具Ｃ（４）に融雪ヒーター付底板Ｃ（９）と太陽電池パネルＣ（１０）を取り付ける。
ホ）支柱（１）に着雪センサー（１１）を取り付け、融雪ヒーター（１２）と結線する。
以上のことを特徴とする。
【選択図】図１、図２

Description

本発明は、多段式太陽電池パネルの設置工法に関するものであり、降雪地域に対応した、融雪ヒーターの特徴を持ち、多段式太陽電池パネルを、東向き、又は西向き、斜面の傾斜で設定し、融雪の効率を高めることを可能にしたものである。

従来の太陽電池パネルの設置条件は、降雪地域には適さず、太陽電池パネルに付着した積雪の消失が困難である。

太陽電池パネルの設置は、太陽光の直射が最適条件になる為、発電障害である太陽電池パネルに付着した雪を融雪して、除去することを課題とする。

この課題を解決するために、請求項の発明は支柱を用いることで、多段式太陽電池パネルを東向き、又は西向き、斜面の傾斜に設定を計り、更に太陽電池パネルの底板に融雪ヒーターを取り付けることで、効率良く、融雪処理を行うことができる。

この発明の効果は、従来、太陽電池パネル発電に適さなかった降雪地域に、効率の良い太陽光発電の普及の拡大を実現させるものである。

発明を実施する為の最良の形態

この発明の効果は、多段式太陽電池パネルの方向を東向き、又は西向き、斜面の傾斜の設定が可能であり、太陽電池パネルに付着した雪を融雪しながら、流失させる構造である。
又、融雪ヒーターの温度は低温に設定し、着雪センサーが感知し、起動運転する構造である。
更に、支柱は、コンクリートポールでも、鉄柱、鉄塔でも可能である。

本発明に係る融雪ヒーターを用いた多段式太陽電池パネル設置工法は、簡易で、普及も可能で、産業上の利用可能を有する。

本発明の説明図である。 本発明の他の実施例を示す説明図である。

（１）支柱 （２）取付金具Ａ （３）取付金具Ｂ
（４）取付金具Ｃ （５）融雪ヒーター付底板Ａ （６）太陽電池パネルＡ
（７）融雪ヒーター付底板Ｂ （８）太陽電池パネルＢ
（９）融雪ヒーター付底板Ｃ （１０）太陽電池パネルＣ （１１）着雪センサー
（１２）融雪ヒーター

Claims (1)

1. イ）支柱（１）に取付金具Ａ（２）、取付金具Ｂ（３）、取付金具Ｃ（４）を設ける。
   ロ）取付金具Ａ（２）に融雪ヒーター付底板Ａ（５）と太陽電池パネルＡ（６）を取り付ける。
   ハ）取付金具Ｂ（３）に融雪ヒーター付底板Ｂ（７）と太陽電池パネルＢ（８）を取り付ける。
   ニ）取付金具Ｃ（４）に融雪ヒーター付底板Ｃ（９）と太陽電池パネルＣ（１０）を取り付ける。
   ホ）支柱（１）に着雪センサー（１１）を取り付け、融雪ヒーター（１２）と結線する。
   以上のごとく構成された、融雪ヒーターを用いた多段式太陽電池パネルの設置工法に関するものである。

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