JP2011009088A - 放電灯点灯装置及びそれを用いた照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストを増大することなく放電灯の異常時の負荷電圧が低い領域において負荷電流が増大するのを防ぐことのできる放電灯点灯装置及びそれを用いた照明装置を提供する。
【解決手段】検出回路4の検出結果に応じて駆動信号をスイッチング素子Q1〜Q5に与えて降圧回路1の出力電圧及び極性反転回路2の高周波電圧を各々制御する制御回路5を備え、駆動信号には、降圧回路1のスイッチング素子Q1をオン状態にするオン期間Tonの最小値Tonmin、及び降圧回路1のスイッチング素子Q1をオフ状態にするオフ期間Toffの最大値Toffmaxが設定され、制御回路5は、検出回路4の検出結果に応じて駆動信号のオフ期間Toffの最大値Toffmaxを変化させる可変手段50を有し、可変手段50は、負荷電圧VLaが小さくなるにつれて駆動信号のオフ期間Toffの最大値Toffmaxを大きくする。
【選択図】図1

Description

本発明は、放電灯点灯装置及びそれを用いた照明装置に関する。
従来から、水銀ランプやメタルハライドランプ等の高圧放電灯に点灯電力を供給する放電灯点灯装置が知られている。以下、従来の放電灯点灯装置について図面を用いて説明する。この従来の放電灯点灯装置は、図7(a)に示すように、直流電源DCから供給される直流電圧を所望の電圧値に降圧して出力する降圧回路1と、降圧回路1の出力電圧を高周波電圧に変換して出力する極性反転回路2と、極性反転回路2からの高周波電圧が印加されて共振作用によって放電灯Laを点灯させる共振回路3と、放電灯Laに供給される負荷電圧VLa及び負荷電流ILaを検出する検出回路4と、検出回路4の検出結果に応じて降圧回路1及び極性反転回路2を制御する制御回路5とから構成される。
降圧回路1は、直流電源DCの出力端間に接続されるスイッチング素子Q1とインダクタL1とコンデンサC1との直列回路と、スイッチング素子Q1とインダクタL1との接続点に接続されたダイオードD1とから成り、制御回路5から供給される駆動信号によってスイッチング素子Q1のオン/オフを切り替えることで直流電源DCからの直流電圧を降圧してコンデンサC1の両端間に出力する。
極性反転回路2は、スイッチング素子Q2,Q3の直列回路とスイッチング素子Q4,Q5の直列回路とを並列に接続して成り、スイッチング素子Q2,Q3の接続点とスイッチング素子Q4,Q5の接続点との間に共振回路3及び放電灯Laが接続されている。尚、降圧回路1のスイッチング素子Q1、及び極性反転回路2のスイッチング素子Q2〜Q5は何れも電界効果トランジスタ(FET)から成る。共振回路3は、パルストランスPTの一次巻線N1と二次巻線N2との直列回路が放電灯Laと直列に接続されるとともに、パルストランスPTの一次巻線N1と二次巻線N2との接続点と降圧回路1の低電圧側の出力端との間にコンデンサC2及び抵抗R1の直列回路が接続されて成る。検出回路4は、放電灯Laの両端間に接続され、図示しない抵抗を介して放電灯Laの両端間に印加される負荷電圧VLa、及び放電灯Laを流れる負荷電流ILaを検出する。
制御回路5は、例えばマイコンから成り、降圧回路1の出力電圧及びインダクタL1を流れる電流IL1を検出するとともに、降圧回路1の出力電圧を所定電圧に維持するようにスイッチング素子Q1のオン/オフを切り換える駆動信号の周波数やデューティ比を制御する。また、極性反転回路2において一方の対のスイッチング素子Q2,Q5と他方の対のスイッチング素子Q3,Q4とが交互にオン/オフを切り換えるように各スイッチング素子Q2〜Q5に駆動信号を与える。制御回路5は、検出回路4における検出結果を読み取り、検出結果に応じてスイッチング素子Q2〜Q5の駆動信号の周波数を適宜変化させることで、放電灯Laの始動及び点灯を制御する。
ここで、降圧回路1のインダクタL1を流れる電流IL1は、コンデンサC1によりリプル成分が取り除かれて放電灯Laを流れる負荷電流ILaとなる。そこで、制御回路5では、放電灯Laに適正な負荷電流ILaが流れるようにインダクタL1を流れる電流IL1の目標値を設定し、スイッチング素子Q1に与える駆動信号のオン期間Ton及びオフ期間Toffを制御する。
一般的に、降圧回路1の動作には、電流臨界モード及び電流連続モードの2つの動作モードが存在する。電流臨界モードは、図9(a)に示すように、インダクタL1を流れる電流IL1が零になる瞬間に制御回路5がスイッチング素子Q1をオンに切り替える動作モードである。この動作モードにおいては、スイッチング素子Q1におけるスイッチング損失が少ないという特徴がある。一方、電流連続モードは、図9(b)に示すように、インダクタL1を流れる電流IL1が零にならないように制御回路5がスイッチング素子Q1のオン/オフを切り替える動作モードである。
放電灯Laの安定点灯時においては、降圧回路1は、スイッチング損失が少ない電流臨界モードで動作することが一般的である。しかしながら、負荷電圧VLaが低い放電灯Laの始動時においては、インダクタL1を流れる電流IL1が零になるまでに要する時間が長くなる傾向があり、電流臨界モードでのスイッチング周波数fが人間の可聴周波数域に入る虞がある。
上記問題を解決したものが、特許文献1に開示されている。当該特許文献1に開示されている発明に依れば、スイッチング素子Q1に与える駆動信号のオフ期間Toffの最大値Toffmaxを設定し、オフ期間Toffが最大値Toffmaxを超えないようにスイッチング素子Q1を駆動させることで、スイッチング周波数fが可聴周波数域に入るのを防いでいる。また、スイッチング素子Q1を確実にオフ状態からオン状態に切り替えるために、オン期間Tonの最小値Tonminを設定している。
一般的に、高圧放電灯は始動して暫くの間は負荷電圧VLaが低く、安定点灯に至るまでは安定点灯時の最大2倍程度の負荷電流ILaを必要とする。そのため、負荷電圧VLaが低い領域においては定電流制御を行う。また、負荷電圧VLaが一定電圧以上に達すると、安定した光出力を得るために定電力制御を行う(図8(a)〜(c)参照)。
以下、オン期間Tonが最小値Tonminに到達した際の負荷電圧をV0、オフ期間Toffが最大値Toffmaxに到達した際の負荷電圧をV1とし、VLa≧V1、V0<VLa<V1、VLa≦V0の3つの期間におけるスイッチング素子Q1のスイッチング動作について図9を用いて説明する。
VLa≧V1の場合、図9(a)に示すように、降圧回路1は電流臨界モードで動作する。即ち、制御回路5は、検出回路4で検出される負荷電圧VLa及び負荷電流ILaに応じてインダクタL1を流れる電流IL1の目標値IP1を設定し、インダクタL1を流れる電流IL1が目標値IP1に達するとスイッチング素子Q1をオフに切り替え、インダクタL1を流れる電流IL1が零に達するとスイッチング素子Q1をオンに切り替えるように制御する。
V0<VLa<V1の場合、図9(b)に示すように、降圧回路1は電流連続モードで動作する。即ち、制御回路5は、検出回路4で検出される負荷電流ILaに応じてインダクタL1を流れる電流IL1の目標値IP2を設定し、インダクタL1を流れる電流IL1が目標値IP2に達するとスイッチング素子Q1をオフに切り替え、その後オフ期間Toffの最大値Toffmaxを経過するとスイッチング素子Q1をオンに切り替えるように制御する。
ここで、放電灯Laが正常な状態であり、また、放電灯Laに対する結線が正常であれば、負荷電圧VLaはV0よりも大きく、V0よりも小さくなることはない。しかしながら、放電灯Laが正しく装着されていない、又は放電灯Laに対して正常に結線されていない等の異常がある場合は、負荷電圧VLaがV0よりも小さくなる可能性がある。
VLa≦V0の場合、図9(c)に示すように、降圧回路1は電流連続モードで動作する。即ち、制御回路5は、V0<VLa<V1の場合と同様に、検出回路4で検出される負荷電流ILaに応じてインダクタL1を流れる電流IL1の目標値IP2を設定し、インダクタL1を流れる電流IL1が目標値IP2に達するとスイッチング素子Q1をオフに切り替え、その後オフ期間Toffの最大値Toffmaxを経過するとスイッチング素子Q1をオンに切り替えるように制御しようとする。
特表平10−511220号公報
しかしながら、上記従来例では、VLa≦V0、即ち、負荷電圧VLaがV0以下(0〜10V)と非常に低い領域では、オン期間Tonが最小値Tonminに達しているために、これ以上オン期間Tonを短くすることができず、また、オフ期間Toffが最大値Toffmaxに達しているために、これ以上オフ期間Toffを長くすることができない。したがって、インダクタL1を流れる電流IL1が目標値IP2を超えた状態でスイッチング素子Q1のスイッチング動作が行われるため、負荷電流ILaを制御できず、結果として負荷電流ILaが増大するという問題があった(図7(b),図8(c)参照)。このため、負荷電流ILaの増大に耐え得るように回路を構成する部品の大型化又は高性能化を図る必要があり、コストが増大するという問題があった。
上記問題を解決する手段としては、例えば図10(a)に示すように、インダクタL1を流れる電流IL1と制御回路5で設定された閾値とを比較する比較器60と、比較器60の出力と制御回路5から出力される駆動信号とを乗算する乗算器61とから成る補助回路6をスイッチング素子Q1と制御回路5との間に設けるものがある。この補助回路6を設けることで、負荷電圧VLaが非常に低い領域においてインダクタL1を流れる電流IL1が閾値以上に増大するのを防ぐことができる。しかしながら、この解決手段では、別途回路を追加する必要があり、また、スイッチング素子Q1駆動用の駆動用ICを用いた場合には、狭パルスにより誤動作するといった不具合が発生する問題がある。
他の解決手段としては、図10(b)に示すように、制御回路5において、インダクタL1を流れる電流IL1が閾値以上の場合に、スイッチング素子Q1にオン信号を出力しないように処理させるものがある。この解決手段では、インダクタL1を流れる電流IL1のリプルが大きくなってしまうという問題がある。
本発明は、上記の点に鑑みて為されたもので、コストを増大することなく放電灯の異常時の負荷電圧が低い領域において負荷電流が増大するのを防ぐことのできる放電灯点灯装置及びそれを用いた照明装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、少なくともスイッチング素子及びインダクタを具備し直流電源からの直流電圧を降圧して出力する降圧回路と、1乃至複数のスイッチング素子を具備し降圧回路からの出力電圧の極性を周期的に反転させて高周波電圧を出力する極性反転回路と、極性反転回路からの高周波電圧が印加されて共振作用によって放電灯を点灯させる共振回路と、放電灯に供給される負荷電圧及び負荷電流を検出する検出回路と、検出回路の検出結果に応じて降圧回路及び極性反転回路の各スイッチング素子のオン/オフを切り替える駆動信号をスイッチング素子に与えて降圧回路の出力電圧及び極性反転回路の高周波電圧を各々制御する制御回路とを備え、駆動信号には、降圧回路のスイッチング素子をオン状態にするオン期間の最小値、及び降圧回路のスイッチング素子をオフ状態にするオフ期間の最大値が設定され、制御回路は、検出回路の検出結果に応じて駆動信号のオフ期間の最大値を変化させる可変手段を有し、可変手段は、負荷電圧が小さくなるにつれて駆動信号のオフ期間の最大値を大きくすることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、可変手段は、駆動信号のオン期間が最小値である場合にオフ期間の最大値を変化させることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、可変手段は、放電灯の正常時において負荷電圧が始動時から安定点灯時までの過程において取り得る電圧の最小値を下回るとオフ期間の最大値を変化させることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1の発明において、可変手段は、放電灯の負荷電流が所定の電流値を上回った場合にオフ期間の最大値を変化させることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れか1項の発明において、駆動信号のオン期間の最小値は、降圧回路のスイッチング素子がオフ状態からオン状態に切り替え可能な程度の大きさに設定されることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れか1項の発明において、制御回路は、少なくともマイクロコンピュータから成ることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れか1項に記載の放電灯点灯装置と、放電灯を収納する装置本体とから成ることを特徴とする。
本発明によれば、放電灯の異常時の負荷電圧が低い領域において駆動信号のオフ期間の最大値を大きくすることで負荷電流の増大を防ぐことができる。したがって、従来のように回路を構成する部品の大型化又は高性能化や、別途回路を設ける必要がないので、コストの増大を防ぐことができる。
本発明に係る放電灯点灯装置の実施形態1を示す図で、(a)は回路図で、(b)はタイムチャート図である。 同上の負荷電圧と各種パラメータとの相関図である。 本発明に係る放電灯点灯装置の実施形態2における負荷電圧と各種パラメータとの相関図である。 同上の負荷電圧の立ち上がり特性を示す図である。 本発明に係る放電灯点灯装置の実施形態3における負荷電圧と各種パラメータとの相関図である。 (a)〜(c)は、本発明に係る照明装置の実施形態を示す図である。 従来の放電灯点灯装置を示す図で、(a)は回路図で、(b)は負荷電圧と負荷電流との相関図である。 (a)〜(c)は、同上の負荷電圧と各種パラメータとの相関図である。 (a)〜(c)は、同上のタイムチャート図である。 (a),(b)は、同上の有する課題の一般的な解決策の一例を示す図である。
(実施形態1)
以下、本発明に係る放電灯点灯装置の実施形態1について図面を用いて説明する。但し、本実施形態の基本的な構成は従来例と共通であるので、共通する部位には同一の番号を付して説明を省略する。本実施形態は、図1(a)に示すように、検出回路4の検出結果に応じて駆動信号のオフ期間Toffの最大値Toffmaxを変化させる可変手段50を制御回路5に設けたことに特徴がある。
以下、本実施形態の主要な動作について図面を用いて説明する。図2(a)〜(c)に示すように、VLa≧V1の場合、及びV0<VLa<V1の場合は、それぞれ従来例と同様の制御が行われる。尚、本実施形態の制御回路5では、電流臨界モードにおいて、インダクタL1を流れる電流IL1を検出し損なう等の原因によってスイッチング素子Q1をオフからオンに切り替えるタイミングが遅延した場合の保護機能として、負荷電圧VLaの増大に伴って駆動信号のオフ期間Toffの最大値Toffmaxを小さくするように設定している。このように設定することで、何らかの原因でスイッチング素子Q1をオフからオンに切り替えるタイミングが遅延した場合でも、実際の駆動信号のスイッチング周波数fよりも若干小さい周波数でスイッチング動作を行うことができる。而して、インダクタL1を流れる電流IL1の供給が停止する期間を極力短くすることができ、放電灯Laが立ち消えする可能性を低くすることができる。
VLa≦V0の場合、即ち、放電灯Laの接続や配線に異常が発生して負荷電圧VLaが低い領域に入り、駆動信号のオン期間Tonが最小値Tonminに達すると、従来例では、駆動信号のオフ期間Toffが最大値Toffmaxに達しているために負荷電流ILaを制御できず、結果として負荷電流ILaが増大してしまう。一方、本実施形態では、駆動信号のオン期間Tonが最小値Tonminに達すると、可変手段50が駆動信号のオフ期間Toffの最大値Toffmaxを変化させる。具体的には、負荷電圧VLaが小さくなるにつれて駆動信号のオフ期間Toffの最大値Toffmaxが大きくなるように制御する。
したがって、駆動信号のオフ期間Toffを長くしてインダクタL1を流れる電流IL1を小さくすることができるので、結果として負荷電流ILaを許容される負荷電流ILaの最大値Imax以下に抑えることができる(図1(b)参照)。負荷電流ILaの最大値Imaxは、例えば回路を構成する部品の定格から適宜決定する。実際には、遅延等によりインダクタL1を流れる電流IL1の制御が遅れて負荷電流ILaが大きくなってしまう虞があるので、駆動信号のオン期間Tonが最小値Tonminに達する近傍から駆動信号のオフ期間Toffの最大値Toffmaxを変化させるように制御するのが望ましい。尚、駆動信号のオフ期間Toffの最大値Toffmaxが大きくなるように制御すると、スイッチング周波数fが可聴周波数域に入るが、放電灯Laの始動後に負荷電圧VLaが時間と共に上昇し、スイッチング周波数fが可聴周波数域に入る期間は短いので、実際の使用時には殆ど問題とならない。また、本実施形態では、駆動信号のオフ期間Toffの最大値Toffmaxを線形に変化させているが、例えば非線形又はステップ状に変化させても構わない。
上述のように、放電灯La異常時の負荷電圧VLaが低い領域において駆動信号のオン期間Tonが最小値Tonminに達した場合でも、駆動信号のオフ期間Toffの最大値Toffmaxを大きくすることで負荷電流ILaの増大を防ぐことができる。したがって、従来のように回路を構成する部品の大型化又は高性能化や、別途回路を設ける必要がないので、コストの増大を防ぐことができる。
(実施形態2)
以下、本発明に係る放電灯点灯装置の実施形態2について図面を用いて説明する。但し、本実施形態の基本的な構成は実施形態1と共通であるので、共通する部位には同一の番号を付して説明を省略する。本実施形態は、図3(a)〜(c)に示すように、可変手段50が、放電灯Laの正常時において負荷電圧VLaが始動時から安定点灯時までの過程において取り得る電圧の最小値Vminを負荷電圧VLaが下回るとオフ期間Toffの最大値Toffmaxを変化させることに特徴がある。
通常、図4に示すように、放電灯Laの装着や配線等が正常であれば負荷電圧VLaがVmin(約18V)を下回ることは無い。また、この最小値Vminは放電灯Laの種類が同じであれば概ね一定である。したがって、本実施形態では、放電灯Laの正常時において取り得る負荷電圧VLaの最小値Vminを下回る範囲で駆動信号のオフ期間Toffの最大値Toffmaxを変化させている。具体的には、実施形態1と同様に、負荷電圧VLaが小さくなるにつれて駆動信号のオフ期間Toffの最大値Toffmaxが大きくなるように制御する。
したがって、駆動信号のオフ期間Toffを長くしてインダクタL1を流れる電流IL1を小さくすることができるので、結果として負荷電流ILaを許容される負荷電流ILaの最大値Imax以下に抑えることができる(図3(c)参照)。負荷電流ILaの最大値Imaxは、例えば回路を構成する部品の定格から適宜決定する。実際には、遅延等によりインダクタL1を流れる電流IL1の制御が遅れて負荷電流ILaが大きくなってしまう虞があるので、負荷電圧VLaが最小値Vminに達する近傍から駆動信号のオフ期間Toffの最大値Toffmaxを変化させるように制御するのが望ましい。また、本実施形態では、実施形態1と同様に駆動信号のオフ期間Toffの最大値Toffmaxを線形に変化させているが、例えば非線形又はステップ状に変化させても構わない。
上述のように、放電灯La異常時の負荷電圧VLaが低い領域において放電灯Laの正常時において負荷電圧VLaが始動時から安定点灯時までの過程において取り得る電圧の最小値Vminに負荷電圧VLaを下回った場合でも、駆動信号のオフ期間Toffの最大値Toffmaxを大きくすることで負荷電流ILaの増大を防ぐことができる。したがって、従来のように回路を構成する部品の大型化又は高性能化や、別途回路を設ける必要がないので、コストの増大を防ぐことができる。
(実施形態3)
以下、本発明に係る放電灯点灯装置の実施形態3について図面を用いて説明する。但し、本実施形態の基本的な構成は実施形態1と共通であるので、共通する部位には同一の番号を付して説明を省略する。本実施形態は、図5(a)〜(c)に示すように、可変手段50が、放電灯Laの負荷電流ILaが所定の電流値Irを上回った場合にオフ期間Toffの最大値Toffmaxを変化させることに特徴がある。具体的には、実施形態1と同様に、負荷電圧VLaが小さくなるにつれて駆動信号のオフ期間Toffの最大値Toffmaxが大きくなるように制御する。
したがって、駆動信号のオフ期間Toffを長くしてインダクタL1を流れる電流IL1を小さくすることができるので、結果として負荷電流ILaを所定の電流値Ir以下に抑えることができる(図5(c)参照)。所定の電流値Irは、例えば回路を構成する部品の定格から適宜決定する。実際には、遅延等によりインダクタL1を流れる電流IL1の制御が遅れて負荷電流ILaが大きくなってしまう虞があるので、負荷電流ILaが所定の電流値Irに達する近傍から駆動信号のオフ期間Toffの最大値Toffmaxを変化させるように制御するのが望ましい。また、本実施形態では、実施形態1と同様に駆動信号のオフ期間Toffの最大値Toffmaxを線形に変化させているが、例えば非線形又はステップ状に変化させても構わない。
上述のように、放電灯La異常時の負荷電圧VLaが低い領域において負荷電流ILaが所定の電流値Irを上回った場合でも、駆動信号のオフ期間Toffの最大値Toffmaxを大きくすることで負荷電流ILaの増大を防ぐことができる。したがって、従来のように回路を構成する部品の大型化又は高性能化や、別途回路を設ける必要がないので、コストの増大を防ぐことができる。
尚、上記各実施形態の放電灯点灯装置を図6(a)〜(c)に示すような照明装置に設けることができる。図6(a)は放電灯点灯装置をダウンライトに適用した例を示し、図6(b),(c)は放電灯点灯装置をスポットライトに適用した例を示す。また、各図において、Aは放電灯点灯装置、Bは放電灯Laを収納した装置本体、Cは放電灯が装着されるソケット(図示せず)と放電灯点灯装置とを電気的に接続する配線を示す。また、複数の上記照明装置と、外部電源から各照明装置に電力を供給する経路に設けられて各照明装置を一括して制御する、又は個別に制御する制御装置とを備えた照明システムを実現することもできる。
1 降圧回路
2 極性反転回路
3 共振回路
4 検出回路
5 制御回路
50 可変手段
L1 インダクタ
La 放電灯
Q1〜Q5 スイッチング素子

Claims (7)

  1. 少なくともスイッチング素子及びインダクタを具備し直流電源からの直流電圧を降圧して出力する降圧回路と、1乃至複数のスイッチング素子を具備し降圧回路からの出力電圧の極性を周期的に反転させて高周波電圧を出力する極性反転回路と、極性反転回路からの高周波電圧が印加されて共振作用によって放電灯を点灯させる共振回路と、放電灯に供給される負荷電圧及び負荷電流を検出する検出回路と、検出回路の検出結果に応じて降圧回路及び極性反転回路の各スイッチング素子のオン/オフを切り替える駆動信号をスイッチング素子に与えて降圧回路の出力電圧及び極性反転回路の高周波電圧を各々制御する制御回路とを備え、駆動信号には、降圧回路のスイッチング素子をオン状態にするオン期間の最小値、及び降圧回路のスイッチング素子をオフ状態にするオフ期間の最大値が設定され、制御回路は、検出回路の検出結果に応じて駆動信号のオフ期間の最大値を変化させる可変手段を有し、可変手段は、負荷電圧が小さくなるにつれて駆動信号のオフ期間の最大値を大きくすることを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 前記可変手段は、駆動信号のオン期間が最小値である場合にオフ期間の最大値を変化させることを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  3. 前記可変手段は、放電灯の正常時において負荷電圧が始動時から安定点灯時までの過程において取り得る電圧の最小値を下回るとオフ期間の最大値を変化させることを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  4. 前記可変手段は、放電灯の負荷電流が所定の電流値を上回った場合にオフ期間の最大値を変化させることを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  5. 前記駆動信号のオン期間の最小値は、降圧回路のスイッチング素子がオフ状態からオン状態に切り替え可能な程度の大きさに設定されることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の放電灯点灯装置。
  6. 前記制御回路は、少なくともマイクロコンピュータから成ることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の放電灯点灯装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか1項に記載の放電灯点灯装置と、放電灯を収納する装置本体とから成ることを特徴とする照明装置。
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