JP2011004015A - 再生装置およびコンテンツ再生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の装置において、同一のコンテンツから得られる映像を、同一のタイミングで表示する。
【解決手段】再生装置100.1において、コントロール部120は、デコーダー140がデコード処理を開始してから、対応するモニタ200が1番目のフレームを表示するまでの自装置出画処理時間を算出する。再生装置100.1のコントロール部120は、再生装置100.2がデコード処理を開始してから、対応するモニタ200が1番目のフレームを表示するまでの他装置出画処理時間を、再生装置100.2から取得する。コントロール部120は、他装置出画処理時間と自装置出画処理時間とのうち、最も長い時間を最大処理時間とし、該最大処理時間から自装置出画処理時間を減算した調整時間を算出する。再生装置100.1のコントロール部120は、所定タイミングより調整時間だけ遅らせたタイミングでデコーダー140にデコード処理を開始させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の装置において、同一のコンテンツを再生するための処理を行う再生装置およびコンテンツ再生方法に関する。
近年、ネットワークの普及による映像および音声の配信技術の普及が進みつつある。また、地上デジタル放送およびワンセグ放送のような同一の映像コンテンツのサイマル放送も実現されている。そのため、複数の表示装置において、同一時刻に同一の映像コンテンツを視聴する場面が増えつつある。当該場面は、例えば、車内に設置された2台の表示装置において、同一の映像コンテンツを視聴するという場面である。当該2台の表示装置の一方は、例えば、車内の前部座席付近に設置される。当該2台の表示装置の他方は、例えば、車内の後部座席付近に設置される。
一方、映像コンテンツの再生装置および表示装置は、各装置毎に、実装手法の違い、処理速度の差異および高画質化処理の有無等がある。そのため、これらの複合要因により、各装置において、映像を表示するタイミングにずれが生じてしまう。
特許文献1には、MPEG(Moving Picture Experts Group)のDTS(Decode Timing Stamp)の位置を考慮して、映像同期信号をマスタ再生装置からスレーブ再生装置に配信することにより、映像の表示タイミングのずれを防ぐ技術(以下、従来技術Aという)が開示されている。
また、特許文献2には、クライアントがデコード可能状態になったことをサーバに通知して、サーバからのデコード開始要求がクライアントに来てからデコードを開始することにより、映像の表示タイミングのずれを防ぐ技術(以下、従来技術Bという)が開示されている。
特開2005−223488号公報 特開2005−294941号公報
しかしながら、複数の再生装置において映像コンテンツを同時に再生しようとしても、各再生装置の処理能力の違いがあると、従来技術Aまたは従来技術Bに基づく処理を行ったとしても、映像の表示タイミングのずれは発生してしまう。
図8は、複数の再生装置において同一の映像コンテンツを同時に再生する場合における表示タイミングのずれを説明するための図である。
図8において、再生装置Bは、再生装置Aよりもコンテンツの処理能力が低いとする。また、再生装置Aおよび再生装置Bの各々には、映像を表示するモニタが接続されているとする。また、再生装置Aおよび再生装置Bの各々において、同じタイミングである時刻t0に、映像コンテンツのデコード処理を開始したとする。
この場合、再生装置Aは、時刻t0から時間T1経過した時刻t1において、対応するモニタに映像を表示させることができるのに対し、再生装置Bは、時刻t0から時間T2経過した時刻t2において、対応するモニタに映像を表示させることになる。すなわち、映像の表示タイミングのずれが生じる。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、複数の装置において、同一のコンテンツから得られる映像を、同一のタイミングで表示することを可能とする再生装置等を提供することである。
上述の課題を解決するために、この発明のある局面に従う再生装置は、複数のフレームから構成される映像がエンコードされたデジタルコンテンツであるエンコード済コンテンツをデコードする機能を有し、同一のエンコード済コンテンツを外部から取得する複数の装置の各々の装置である。複数の装置の各々には、エンコード済コンテンツのデコードにより得られる映像を表示するモニタが対応づけられる。再生装置は、エンコード済コンテンツを記憶するバッファと、外部からの制御に応じて、バッファに記憶されたエンコード済コンテンツをデコードするデコード処理を行うとともに、該デコード処理により得られたフレームを順次、自装置に対応するモニタへ出力するデコーダーと、デコーダーを制御するコントロール部とを備える。コントロール部は、デコーダーがエンコード済コンテンツに対しデコード処理を開始してから、自装置に対応するモニタが該エンコード済コンテンツに対するデコード処理により得られる1番目のフレームを表示するまでの時間である自装置出画処理時間を算出する。コントロール部は、複数の装置のうち自装置以外のn(1以上の整数)台の他の装置の各々が、エンコード済コンテンツをデコードするデコード処理を開始してから、対応するモニタが該エンコード済コンテンツに対するデコード処理により得られる1番目のフレームを表示するまでの時間である他装置出画処理時間を、n台の他の装置の各々から取得する。コントロール部は、n個の他装置出画処理時間と自装置出画処理時間とのうち、最も長い時間を最大処理時間とし、該最大処理時間から自装置出画処理時間を減算した時間である調整時間を算出する。コントロール部は、複数の装置の各々においてデコード処理を開始する予定の同一の所定タイミングより調整時間だけ遅らせたタイミングでデコーダーにデコード処理を開始させる。
すなわち、コントロール部は、デコーダーがエンコード済コンテンツに対しデコード処理を開始してから、自装置に対応するモニタが該エンコード済コンテンツから得られる1番目のフレームを表示するまでの自装置出画処理時間を算出する。コントロール部は、n台の他の装置の各々が、エンコード済コンテンツをデコードするデコード処理を開始してから、対応するモニタが該エンコード済コンテンツから得られる1番目のフレームを表示するまでの他装置出画処理時間を、n台の他の装置の各々から取得する。コントロール部は、n個の他装置出画処理時間と自装置出画処理時間とのうち、最も長い時間を最大処理時間とし、該最大処理時間から自装置出画処理時間を減算した調整時間を算出する。コントロール部は、同一の所定タイミングより調整時間だけ遅らせたタイミングでデコーダーにデコード処理を開始させる。
ここで、nは“1”であるとする。この場合、再生装置と、1台の他の装置とにおいて、エンコード済コンテンツがデコードされる。また、他装置出画処理時間の数は1個である。
また、再生装置の処理能力が、他の装置の処理能力より高いとし、自装置出画処理時間は1個の他装置出画処理時間より短いとする。また、当該1個の他装置出画処理時間が最大処理時間であるとする。
この場合、他装置出画処理時間から自装置出画処理時間を減算した時間が調整時間となる。また、この場合、再生装置のコントロール部は、所定タイミングより調整時間だけ遅らせたタイミングでデコーダーにデコード処理を開始させる。
一方、他の装置においては、最大処理時間から他装置出画処理時間(最大処理時間)を減算した時間(0秒)が、調整時間となる。この場合、他の装置は、所定タイミングより調整時間(0秒)だけ遅らせたタイミングでデコード処理を開始する。すなわち、他の装置は、所定タイミングでデコード処理を開始する。
そのため、複数の装置の各々において同一のエンコード済コンテンツがデコードされる場合において、対応するモニタにエンコード済コンテンツから得られる1番目のフレームが表示されるタイミングを同一にすることができる。
すなわち、複数の装置において、同一のコンテンツから得られる映像を、同一のタイミングで表示することができる。
好ましくは、コントロール部は、デコーダーがエンコード済コンテンツに対しデコード処理を開始してから、該エンコード済コンテンツに対応する1番目のフレームをデコードするまでに要するデコード処理時間と、自装置に対応するモニタが、デコーダーが行うデコード処理により得られた1番目のフレームを受信してから該1番目のフレームを表示するまでに要する時間である表示処理時間とを取得し、コントロール部は、デコード処理時間と、表示処理時間とを加算することにより自装置出画処理時間を算出する。
好ましくは、コントロール部は、通信により、自装置出画処理時間を、n台の他の装置の各々へ送信する。
好ましくは、エンコード済コンテンツは、放送により配信されるコンテンツである。
好ましくは、エンコード済コンテンツは、記録媒体に記録されたコンテンツである。
本発明により、複数の装置において、同一のコンテンツから得られる映像を、同一のタイミングで表示することができる。
第1の実施の形態におけるコンテンツ再生システムの構成を示すブロック図である。 出画処理時間算出処理のフローチャートである。 調整時間算出処理のフローチャートである。 同期再生処理のフローチャートである。 コンテンツの同期再生の一例を説明するための図である。 第1の実施の形態の変形例1におけるコンテンツ再生システムの構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態の変形例2におけるコンテンツ再生システムの構成を示すブロック図である。 複数の再生装置において同一の映像コンテンツを同時に再生する場合における表示タイミングのずれを説明するための図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
(システムの構成)
図1は、第1の実施の形態におけるコンテンツ再生システム1000の構成を示すブロック図である。なお、図1には、説明のために、コンテンツ再生システム1000に含まれないストリーム送信装置10が示される。ストリーム送信装置10は、放送により、放送波としての放送ストリームSTを配信する装置である。
放送ストリームSTは、所定の動画像圧縮技術により、複数のフレームから構成される映像と、音声とがエンコードされたデジタルコンテンツ(以下、エンコード済コンテンツという)である。所定の動画像圧縮技術は、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)2、H.264等に基づく圧縮技術である。なお、ストリーム送信装置10は、放送に限定されることなく、例えば、インターネット回線等を使用して、放送ストリームSTを配信してもよい。
図1を参照して、コンテンツ再生システム1000は、再生装置100.1,100.2を含む。本実施の形態において、再生装置100.1および再生装置100.2の各々は、ストリーム送信装置10から同一のエンコード済コンテンツとしての放送ストリームSTを受信するとする。
以下においては、再生装置100.1および再生装置100.2の各々を、単に、再生装置100ともいう。
再生装置100は、例えば、デジタルチューナーである。詳細は後述するが再生装置100は、エンコード済コンテンツとしての放送ストリームSTをデコードすることにより、映像および音声を再生する機能を有する。
なお、再生装置100は、デジタルチューナーに限定されることなく、放送ストリームSTをデコードすることにより映像および音声を再生する機能を有する装置であれば、どのような装置であってもよい。
再生装置100.1,100.2の各々には、モニタ200が接続される。すなわち、再生装置100.1,100.2の各々には、モニタ200が対応づけられる。
モニタ200は、映像を表示するための表示装置である。なお、モニタ200は、図示しないスピーカーにより、当該映像の表示と同時に音声も出力する。
再生装置100は、通信部110と、コントロール部120と、バッファ130と、デコーダー140とを備える。以下においては、再生装置100.1および再生装置100.2を、それぞれ、第1の再生装置および第2の再生装置ともいう。
通信部110は、放送波としての放送ストリームSTを受信する機能を有する。また、通信部110は、有線技術または無線技術を利用して、ネットワーク30を介して、他の装置とデータ通信を行なう機能を有する。ネットワーク30は、たとえば、LAN(Local Area Network)である。有線技術は、例えば、イーサネット(登録商標)に基づく技術である。無線技術は、たとえば、IEEE802.11gに基づく技術である。なお、無線技術は、IEEE802.11gに基づく技術に限定されることなく、その他の無線技術であってもよい。
バッファ130は、データを一時的に記憶するためのメモリである。バッファ130は、通信部110により受信された、エンコード済コンテンツとしての放送ストリームSTを、一時的に記憶する。
デコーダー140は、外部からの制御に応じて、エンコード済コンテンツとしての放送ストリームSTをデコードするデコード処理を行う。当該デコード処理は、エンコード済コンテンツを生成するために使用された動画像圧縮技術(例えば、MPEG2、H.264等)に対応したデコード処理である。
デコーダー140は、デコード処理を行うとともに、該デコード処理により得られたフレームを順次、自装置に対応するモニタ200へ出力する。また、デコーダー140は、デコード処理を行うとともに、該デコード処理により得られた音声データを、モニタ200へ順次、出力する。
また、デコーダー140は、当該デコーダー140がエンコード済コンテンツに対しデコード処理を開始してから、当該エンコード済コンテンツに対応する1番目のフレームをデコードするまでに要する時間(以下、デコード処理時間という)を示すデコード処理情報を、予めデコーダー140内部の図示しないメモリに記憶している。
デコード処理時間は、例えば、20ミリ秒であるとする。なお、デコード処理時間は、デコーダー140の処理能力が再生装置毎に異なる場合、再生装置毎に異なる時間となる。デコーダー140の処理能力が高い程、デコード処理時間は短くなる。デコーダー140は、外部からデコード処理情報の要求があった場合、当該デコード処理情報を、当該外部へ送信する。
第1の再生装置および第2の再生装置の各々のデコーダー140は、同一のエンコード済コンテンツに対応するデコード処理時間を示すデコード処理情報を、予めデコーダー140内部の図示しないメモリに記憶しているとする。
モニタ200は、デコーダー140からフレームを受信する毎に、当該フレームを表示する。また、モニタ200は、デコーダー140から受信した音声データに基づく音声を、図示しないスピーカーから出力する。
また、モニタ200は、エンコード済コンテンツに対応する1番目のフレームを受信してから該1番目のフレームを表示するまでに要する時間(以下、表示処理時間という)を示す表示時間情報を、モニタ200内部の図示しないメモリに記憶している。表示処理時間は、モニタ固有の時間である。表示処理時間は、例えば、10ミリ秒である。モニタ200は、外部装置から表示時間情報の要求があった場合、表示時間情報を、当該外部装置へ送信する。
以下においては、デコーダー140が、エンコード済コンテンツに対しデコード処理を開始してから、自装置に対応するモニタ200が当該エンコード済コンテンツに対するデコード処理により得られる1番目のフレームを表示するまでの時間を、出画処理時間という。出画処理時間は、デコード処理時間と、表示処理時間とを加算した時間である。
なお、デコーダー140がデコード処理を行った後に、高画質化処理が行われてもよい。高画質化処理は、例えば、図示しない回路等により実行される。以下においては、高画質化処理に要する時間を高画質化処理時間という。高画質化処理は、例えば、デブロッキングフィルタ処理、画像の解像度をあげるための高解像度化処理、フレーム間補完処理等である。フレーム間補完処理は、1秒あたりに表示するフレームの数を、例えば、60から120に増やす処理である。
この場合、出画処理時間は、デコード処理時間と、高画質化処理時間と、表示処理時間とを加算した時間である。
コントロール部120は、詳細は後述するがバッファ130およびデコーダー140を制御する。
なお、コンテンツ再生システム1000に含まれる再生装置100の台数は、2台に限定されることなく、3台以上であってもよい。
(出画処理時間の算出)
次に、出画処理時間を算出するための処理(以下、出画処理時間算出処理という)について説明する。出画処理時間算出処理は、コンテンツ再生システム1000に含まれる各再生装置100が、対応するモニタに映像を表示させる処理を行う前(例えば、電源起動時)に、予め行う処理である。
図2は、出画処理時間算出処理のフローチャートである。
ステップS111では、時間情報取得処理が行われる。時間情報取得処理では、コントロール部120が、デコーダー140に対しデコード処理情報を要求することにより、デコーダー140からデコード処理情報を得る。また、コントロール部120は、対応するモニタ200に対しデコード処理情報を要求することにより、モニタ200から表示時間情報を得る。
ステップS112では、コントロール部120が、デコード処理情報が示すデコード処理時間と、表示時間情報が示す表示処理時間とを加算することにより、自装置の出画処理時間(以下、自装置出画処理時間という)を算出する。そして、コントロール部120は、算出した出画処理時間を示す出画時間情報を、コントロール部120内部の図示しないメモリに記憶する。
以上の出画処理時間算出処理が、コンテンツ再生システム1000に含まれる各再生装置100において行われることにより、各再生装置100のコントロール部120は、出画時間情報を記憶する。
なお、出画時間情報は、各再生装置100のコントロール部120に予め記憶されていてもよい。この場合、各再生装置100は出画処理時間算出処理を行わない。
(調整時間の算出)
次に、コンテンツ再生システム1000に含まれる複数の再生装置100の各々が行う、エンコード済コンテンツのデコードの開始時間を調整するための調整時間を算出するための処理(以下、調整時間算出処理という)について説明する。
調整時間算出処理は、コンテンツ再生システム1000に含まれる各再生装置100が出画処理時間算出処理を行った後に行う処理である。
図3は、調整時間算出処理のフローチャートである。なお、以下においては、一例として、調整時間算出処理を、再生装置100.1が行っているとして説明する。
ステップS211では、出画時間情報取得処理が行われる。出画時間情報取得処理では、コントロール部120が、通信部110を利用して、コンテンツ再生システム1000に含まれる複数の再生装置100のうち自装置以外のn(1以上の整数)台の再生装置(以下、他の再生装置という)の各々へ、出画時間情報取得要求を送信する。出画時間情報取得要求は、各他の再生装置から、固有の出画時間情報を取得するための要求である。
n台の他の再生装置の各々のコントロール部120は、通信部110を利用して、出画時間情報取得要求を受信すると、自装置の出画時間情報を、出画時間情報取得要求を送信した再生装置100.1へ送信する。
これにより、再生装置100.1のコントロール部120は、n台の他の再生装置から、それぞれ、n個の出画時間情報(以下、他装置出画時間情報という)を取得する。以下においては、他装置出画時間情報が示す出画処理時間を、他装置出画処理時間という。
ステップS212では、コントロール部120が、自装置の出画時間情報が示す自装置出画処理時間と、n個の他装置出画時間情報がそれぞれ示すn個の他装置出画処理時間とのうち、最も長い時間を、最大処理時間とする。
ここで、n=1であるとする。また、自装置出画処理時間が25ミリ秒であり、他装置出画処理時間は30ミリ秒であるとする。この場合、最大処理時間は30ミリ秒となる。
ステップS213では、コントロール部120が、最大処理時間から、自装置出画処理時間を減算することにより、調整時間を算出する。
ここで、一例として、最大処理時間は30ミリ秒であるとし、自装置出画処理時間は25ミリ秒であるとする。この場合、調整時間は5ミリ秒となる。また、一例として、最大処理時間は30ミリ秒であるとし、自装置出画処理時間は30ミリ秒であるとする。この場合、調整時間は0ミリ秒となる。
そして、コントロール部120は、算出した調整時間を示す調整時間情報を、コントロール部120内部の図示しないメモリに記憶する。
以上の調整時間算出処理が、コンテンツ再生システム1000に含まれる各再生装置100において行われることにより、各再生装置100のコントロール部120は、調整時間情報を記憶する。
(コンテンツの同期再生)
次に、コンテンツ再生システム1000に含まれる複数の再生装置100において、デジタルコンテンツを同時に再生するための処理(以下、同期再生処理という)について説明する。なお、各再生装置100のコントロール部120は、前述した図2の出画処理時間算出処理および図3の調整時間算出処理を行うことにより、調整時間情報を記憶しているとする。
ここで、コンテンツ再生システム1000に含まれる複数の再生装置100のバッファには、同一のエンコード済コンテンツが記憶されているとする。同期再生処理は、各再生装置100において、同時に行われる。
ここで、仮に、各再生装置100が調整時間を考慮せずに同一のエンコード済コンテンツの再生を同時に行う場合、各再生装置100のデコーダー140がエンコード済コンテンツのデコードを開始するタイミングは、同一の所定タイミングであるとする。すなわち、当該同一の所定タイミングは、複数の再生装置100の各々においてデコード処理を開始する予定のタイミングである。
図4は、同期再生処理のフローチャートである。
ステップS311では、再生開始処理が行われる。再生開始処理では、コントロール部120が、上記予定の同一の所定タイミングより調整時間情報が示す調整時間だけ遅らせたタイミングで、デコーダー140にエンコード済コンテンツをデコードするデコード処理を開始させる。
ここで、一例として、コンテンツ再生システム1000には、2台の再生装置100(第1の再生装置および第2の再生装置)が含まれるとする。また、第1の再生装置および第2の再生装置の各々が、図4の同期再生処理を同時に行うとする。
以下において、第1の再生装置および第2の再生装置におけるコンテンツの同期再生について説明する。
図5は、コンテンツの同期再生の一例を説明するための図である。図5において、時刻t1は、ステップS311における予定の同一の所定タイミングの時刻であるとする。
ここで、第1の再生装置のデコード処理時間、表示処理時間、自装置出画処理時間および調整時間は、それぞれ、17ミリ秒、8ミリ秒、25ミリ秒および5ミリ秒であるとする。また、第2の再生装置のデコード処理時間、表示処理時間、自装置出画処理時間および調整時間は、それぞれ、20ミリ秒、10ミリ秒、30ミリ秒および0ミリ秒であるとする。
すなわち、第1の再生装置のデコーダー140のデータ処理能力と第2の再生装置のデコーダー140のデータ処理能力とが異なるとする。また、第1の再生装置に対応するモニタ200のデータ処理能力と第2の再生装置に対応するモニタ200のデータ処理能力とが異なるとする。
この場合、同期再生処理を行う第1の再生装置のコントロール部120は、予定の同一の所定タイミングとしての時刻t1より、調整時間5ミリ秒だけ遅らせた時刻t2で、デコーダー140にエンコード済コンテンツをデコードするデコード処理を開始させる。第1の再生装置の自装置出画処理時間は、25ミリ秒である。そのため、第1の再生装置に対応するモニタ200が1番目のフレームを表示する時刻は、時刻t2から25ミリ秒経過した時刻t3となる。
また、この場合、同期再生処理を行う第2の再生装置のコントロール部120は、予定の同一の所定タイミングとしての時刻t1より、調整時間0ミリ秒だけ遅らせた時刻t1で、デコーダー140にエンコード済コンテンツをデコードするデコード処理を開始させる。すなわち、第2の再生装置のコントロール部120は、予定の同一の所定タイミングとしての時刻t1で、デコーダー140にエンコード済コンテンツをデコードするデコード処理を開始させる。
第2の再生装置の自装置出画処理時間は、30ミリ秒である。そのため、第2の再生装置に対応するモニタ200が1番目のフレームを表示する時刻は、時刻t1から30ミリ秒経過した時刻t3となる。
すなわち、第1の再生装置および第2の再生装置の各々において、同期再生処理が行われることにより、第1の再生装置および第1の再生装置に対応するモニタ200と、第2の再生装置および第2の再生装置に対応するモニタ200とのデータ処理能力が異なっていたとしても、同一のエンコード済コンテンツに対するデコード処理により得られる1番目のフレームを、同一のタイミング(時刻t3)で表示することができる。
つまり、処理能力の異なる複数の装置において、同一のコンテンツから得られる映像を、同一のタイミングで表示することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、複数の再生装置において、各再生装置の出画処理時間を、エンコード済コンテンツのデコードを開始する前に、互いに通知しておく。また、複数の再生装置の各々は、他の再生装置の出画処理時間を利用して、自装置に対応した調整時間を算出する。
そして、複数の再生装置の各々は、予定の同一の所定タイミングより、自装置に対応する調整時間だけ遅らせたタイミングで、エンコード済コンテンツをデコードするデコード処理を開始させる。
すなわち、他の再生装置の処理能力を考慮して、コンテンツのデコードの開始時間を調整することにより、処理能力の異なる複数の装置において、同一のコンテンツから得られる映像を、同一のタイミングで表示することができる。すなわち、処理能力の差に関わらず、複数の装置において、同一のコンテンツから得られる映像を、同一のタイミングで表示することができる。
また、本実施の形態によれば、コンテンツの再生開始のタイミングを補正する仕組みを個々の再生装置内に持たせることにより、最小限の通信により映像の表示タイミングの同期を保証することが出来る。
また、同じ仕組みを有する機器を複数使用する場合、機器の性能や再生形態(ビットレート、フォーマット、映像・音声いずれかの有無など)の差異によらず柔軟に構成することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、同じコンテンツを再生することが保証されている場合において、コンテンツの相互配信も不要となるメリットがあり、離れた場所での同一DVD再生など同時体験をもたらすことによる新しい視聴スタイルおよびコミュニケーションが提案できる。
なお、本発明では、デコードの開始タイミングを制御したが、これに限定されず、バッファ130が、エンコード済コンテンツを保持する時間を、コントロール部120が調整時間を考慮して、変化させてもよい。
また、本発明では、コンテンツのデコード処理が開始されてから、モニタ200が映像を表示するまでの時間を基準としたが、これに限定されず、コンテンツのデコード処理が開始されてから、モニタ200が音声を出力するまでの時間を基準として、調整時間等を算出してもよい。
また、図3のステップS212の処理により特定された最大処理時間が、自装置出画処理時間である場合、通信部110がエンコード済コンテンツとしての放送ストリームSTを受信したと同時に、バッファ130がエンコード済コンテンツを保持する時間が0秒となるように、コントロール部120がバッファ130を制御してもよい。すなわち、バッファ130のバッファとしての機能を利用しないようにしてもよい。
この場合、エンコード済コンテンツは、バッファ130を介して、即座に、デコーダー140に送信される。
<第1の実施の形態の変形例1>
本実施の形態の変形例1では、各再生装置が、ネットワーク30を利用せずに、コンテンツの同期再生を実現するための構成を示す。
図6は、第1の実施の形態の変形例1におけるコンテンツ再生システム1000Aの構成を示すブロック図である。
図6を参照して、コンテンツ再生システム1000Aは、図1のコンテンツ再生システム1000と比較して、ネットワーク30を利用しない点と、入力インターフェース300を含む点が異なる。それ以外は、コンテンツ再生システム1000と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
入力インターフェース300は、ユーザの入力操作を受け付けるためのインターフェースである。入力インターフェース300は、例えば、リモートコントローラである。入力インターフェース300は、ユーザの操作により入力された情報を、特定の再生装置100へ送信する機能を有する。
例えば、ユーザは、コンテンツ再生システム1000Aに含まれる各再生装置100の自装置出画処理時間を事前の測定等により知っているとする。この場合、例えば、ユーザは、入力インターフェース300を利用して、第2の再生装置の自装置出画処理時間を第1の再生装置へ送信する。また、ユーザは、入力インターフェース300を利用して、第1の再生装置の自装置出画処理時間を第2の再生装置へ送信する。
これにより、第1および第2の再生装置の各々は、他装置出画処理時間を得ることができる。
なお、ユーザは、入力インターフェース300を利用して、各再生装置100の調整時間を、対応する再生装置100へ直接送信してもよい。
以上のような処理が行われることにより、各再生装置100の各々は、第1の実施の形態で説明した各種処理を行うことにより、エンコード済コンテンツのデコードの開始タイミングを決定することができる。
なお、入力インターフェース300において入力される情報は、同期する再生装置の型番など、再生装置固有の出画処理時間が特定できる情報であってもよい。これにより、各再生装置100の各々は、エンコード済コンテンツのデコードの開始タイミングを決定することができる。
以上の構成のコンテンツ再生システム1000Aにおいても、第1の実施の形態と同様な効果を得ることができる。
<第1の実施の形態の変形例2>
図7は、第1の実施の形態の変形例2におけるコンテンツ再生システム1000の構成を示すブロック図である。なお、図7には、説明のために、コンテンツ再生システム1000に含まれない記録媒体50が示される。
本実施の形態の変形例2では、第1の実施の形態と比較して、エンコード済コンテンツを供給するものが、ストリーム送信装置10の代わり記録媒体50である点が異なる。なお、第1の実施の形態の変形例2におけるコンテンツ再生システムの構成は、図1のコンテンツ再生システム1000と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
記録媒体50は、例えば、DVD(Digital Versatile Disk)、CD(Compact Disc)、メモリカード等である。記録媒体50には、エンコード済コンテンツとしてのコンテンツAが記録されている。
各再生装置100のコントロール部120は、記録媒体50から同一のコンテンツAを読出し、コンテンツAを、バッファ130に記憶させる。その後、各再生装置100において、第1の実施の形態で説明した処理が行なわれる。
以上の構成のコンテンツ再生システム1000においても、第1の実施の形態と同様な効果を得ることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、複数の表示装置において、同一時刻に同一の映像コンテンツを視聴する場合において有用である。
50 記録媒体
100.1,100.2 再生装置
120 コントロール部
130 バッファ
140 デコーダー
1000,1000A コンテンツ再生システム

Claims (6)

  1. 複数のフレームから構成される映像がエンコードされたデジタルコンテンツであるエンコード済コンテンツをデコードする機能を有し、同一の前記エンコード済コンテンツを外部から取得する複数の装置の各々の装置としての再生装置であって、
    前記複数の装置の各々には、前記エンコード済コンテンツのデコードにより得られる映像を表示するモニタが対応づけられ、
    前記再生装置は、
    前記エンコード済コンテンツを記憶するバッファと、
    外部からの制御に応じて、前記バッファに記憶された前記エンコード済コンテンツをデコードするデコード処理を行うとともに、該デコード処理により得られたフレームを順次、自装置に対応するモニタへ出力するデコーダーと、
    前記デコーダーを制御するコントロール部とを備え、
    前記コントロール部は、前記デコーダーが前記エンコード済コンテンツに対し前記デコード処理を開始してから、自装置に対応するモニタが該エンコード済コンテンツに対するデコード処理により得られる1番目のフレームを表示するまでの時間である自装置出画処理時間を算出し、
    前記コントロール部は、前記複数の装置のうち自装置以外のn(1以上の整数)台の他の装置の各々が、前記エンコード済コンテンツをデコードするデコード処理を開始してから、対応するモニタが該エンコード済コンテンツに対するデコード処理により得られる1番目のフレームを表示するまでの時間である他装置出画処理時間を、前記n台の他の装置の各々から取得し、
    前記コントロール部は、n個の前記他装置出画処理時間と前記自装置出画処理時間とのうち、最も長い時間を最大処理時間とし、該最大処理時間から前記自装置出画処理時間を減算した時間である調整時間を算出し、
    前記コントロール部は、前記複数の装置の各々において前記デコード処理を開始する予定の同一の所定タイミングより前記調整時間だけ遅らせたタイミングで前記デコーダーに前記デコード処理を開始させる、
    再生装置。
  2. 前記コントロール部は、前記デコーダーが前記エンコード済コンテンツに対し前記デコード処理を開始してから、該エンコード済コンテンツに対応する1番目のフレームをデコードするまでに要するデコード処理時間と、自装置に対応するモニタが、前記デコーダーが行う前記デコード処理により得られた1番目のフレームを受信してから該1番目のフレームを表示するまでに要する時間である表示処理時間とを取得し、
    前記コントロール部は、前記デコード処理時間と、前記表示処理時間とを加算することにより前記自装置出画処理時間を算出する、
    請求項1に記載の再生装置。
  3. 前記コントロール部は、通信により、前記自装置出画処理時間を、前記n台の他の装置の各々へ送信する、
    請求項1または2に記載の再生装置。
  4. 前記エンコード済コンテンツは、放送により配信されるコンテンツである、
    請求項1〜3のいずれかに記載の再生装置。
  5. 前記エンコード済コンテンツは、記録媒体に記録されたコンテンツである、
    請求項1〜3のいずれかに記載の再生装置。
  6. 複数のフレームから構成される映像がエンコードされたデジタルコンテンツであるエンコード済コンテンツをデコードするデコード処理を行うデコーダーを有し、同一の前記エンコード済コンテンツを外部から取得する複数の装置の各々が行うコンテンツ再生方法であって、
    前記複数の装置の各々には、前記エンコード済コンテンツのデコードにより得られる映像を表示するモニタが対応づけられ、
    前記コンテンツ再生方法は、
    前記複数の装置のうちの第1の装置が、該第1の装置の前記デコーダーが前記エンコード済コンテンツに対し前記デコード処理を開始してから、前記第1の装置に対応するモニタが該エンコード済コンテンツに対するデコード処理により得られる1番目のフレームを表示するまでの時間である自装置出画処理時間を算出するステップと、
    前記第1の装置が、前記複数の装置のうち前記第1の装置以外のn(1以上の整数)台の第2の装置の各々が、前記エンコード済コンテンツをデコードするデコード処理を開始してから、対応するモニタが該エンコード済コンテンツに対するデコード処理により得られる1番目のフレームを表示するまでの時間である他装置出画処理時間を、前記n台の第2の装置の各々から取得するステップと、
    前記第1の装置が、n個の前記他装置出画処理時間と前記自装置出画処理時間とのうち、最も長い時間を最大処理時間とし、該最大処理時間から前記自装置出画処理時間を減算した時間である調整時間を算出するステップと、
    前記第1の装置が、前記複数の装置の各々において前記デコード処理を開始する予定の同一の所定タイミングより前記調整時間だけ遅らせたタイミングで前記第1の装置の前記デコーダーに前記デコード処理を開始させるステップと
    を備える、コンテンツ再生方法。
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