JP2010541418A - 基地局内ハンドオーバ最適化のための方法 - Google Patents

基地局内ハンドオーバ最適化のための方法 Download PDF

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Abstract

記載された方法および装置は、ハンドオーバ最適化シナリオによって、無線通信ネットワークにおける効率を改善する技術およびメカニズムに向けられている。基地局内ハンドオーバまたは基地局外ハンドオーバかを決定することも実行される。そして、実行されるべきハンドオーバのタイプに少なくとも部分的に基づいて、ハンドオーバ中にリセットするプロトコル・レイヤを決定することによって、無線ネットワークの全体効率を高める。

Description

優先権主張
本特許出願は、2007年9月28日に出願され"E-NODE-B HANDOVER METHODS AND SYSTEMS"と題された米国仮特許出願60/976,385号の優先権を主張する。上記出願は、本願発明の譲受人に譲渡され、本明細書において参照によって明確に組み込まれる。
本態様は無線通信デバイスに関し、さらに詳しくは、ノード内ハンドオーバ・シナリオの最適化のためのシステムおよび方法に関する。
無線通信システムは、さまざまなタイプの通信を提供するために広く開発されており、例えば、音声および/またはデータが、このような無線通信システムによって提供されうる。一般的な無線通信システム、すなわちネットワークは、1または複数の共有リソース(例えば、帯域幅、送信電力等)へ複数のユーザ・アクセスを提供しうる。例えば、システムは、例えば周波数分割多重化(FDM)、時分割多重化(TDM)、符号分割多重化(CDM)、直交周波数分割多重化(OFDM)等のようなさまざまな多元接続技術を使用することができる。
通常、無線多元接続通信システムは、複数のモバイル・デバイスのための通信を同時にサポートすることができる。モバイル・デバイスはおのおのの、順方向リンクおよび逆方向リンクによる送信によって1または複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(すなわちダウンリンク)は、基地局からモバイル・デバイスへの通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわちアップリンク)は、モバイル・デバイスから基地局への通信リンクを称する。
無線通信システムは、しばしば、有効範囲領域を提供する1または複数の基地局を適用する。一般的な基地局は、ブロードキャスト・サービス、マルチキャスト・サービス、および/またはユニキャスト・サービスのために、複数のデータ・ストリームを送信する。ここで、データ・ストリームは、モバイル・デバイスに対して興味のある独立した受信からなるデータのストリームでありうる。そのような基地局の有効範囲領域内のモバイル・デバイスは、合成ストリームによって搬送される1つ、1つより多い、または全てのデータ・ストリームを受信するために適用されうる。同様に、モバイル・デバイスは、基地局あるいは他のモバイル・デバイスへデータを送信することができる。
ネットワーク有効範囲およびサービス品質の最適化は、無線ネットワーク・オペレータにとって不変の目標である。優れた有効範囲およびサービス品質によって、より向上されたユーザ経験、より高められたスループットが得られ、最終的には、収入が増加する。優れた有効範囲およびサービス品質を達成する1つの方法は、ネットワーク効率に高めることによってなされる。本記載の目的により、ハンドオーバまたはハンドオフは、ある基地局から他の基地局へのハンドオーバのみならず、同じ基地局から同じ基地局へのハンドオーバをも称する。さらに、ハンドオーバは、ネットワークまたはモバイル端末によって開始されうる。端末は、順方向ハンドオーバの原理にしたがって、あるいは、途絶後に適切な基地局との接続を再確立するために、ハンドオーバを開始することができる。さらに、ハンドオーバは、無線システム内でのユーザの移動をサポートするために、あるいは、負荷平準のため、あるいは、接続のさまざまな再設定を容易にするため、あるいは、予知できない誤りのある場合における取り扱いを容易にするためになされうる。あいにく、現在の技術は、基地局内ハンドオーバ最適化によって、向上されたネットワーク・パフォーマンス効率を与えてはいない。
以下は、1または複数の実施形態の基本的な理解を提供するために、これら実施形態の簡単な概要を示す。この概要は、考えられる全ての実施形態の広範な概観ではなく、全ての実施形態の重要要素または決定的要素を特定することでもなく、任意または全ての実施形態の範囲を線引きすることも意図されていない。その唯一の目的は、1または複数の実施形態のいくつかの概念を、後に示されるより詳細な記載に対する前置きとして、より簡単な形式で表すことである。
主題とする開示は、基地局内ハンドオーバ最適化を与える。いくつかの態様では、無線通信システムにおいてハンドオーバを実行する方法が開示される。この方法は、基地局内ハンドオーバが実行されるべきか、あるいは、基地局外ハンドオーバが実行されるべきかを判定することと、ユーザ・プレーン通信プロトコルのうちの少なくとも1つをリセットすることなく、ハンドオーバを実行することとを含む。
開示された他の態様では、無線送受信回路と、無線送受信回路に接続されたハンドオーバ回路とを備えた基地局が開示される。ハンドオーバ回路は、UEによって基地局内ハンドオーバが実行されるべきか、あるいは基地局外ハンドオーバが実行されるべきかを判定することと、基地局内ハンドオーバが実行されるべきである場合、ユーザ・プレーン通信プロトコルのうちの少なくとも1つをリセットしないかどうか、のうちの少なくとも1つを決定するように構成される。
また、他の態様によれば、無線送受信回路と、無線送受信回路に接続されたハンドオーバ回路とを含むユーザ機器(UE)が提供される。ハンドオーバ回路は、基地局内ハンドオーバが実行されるべきである場合、RLCレイヤ、RoHCレイヤ、およびPDCPレイヤのうちの少なくとも1つをリセットすることなくハンドオーバを実行するように構成される。
1または複数のその他の態様では、無線通信ネットワークにおいてハンドオーバを実行するためのコンピュータ・プログラム製品が開示されている。このコンピュータ・プログラム製品は、基地局内ハンドオーバが実行されるべきである場合、RLCレイヤ、RoHCレイヤ、およびPDCPレイヤのうちの少なくとも1つをリセットすることなくハンドオーバを実行するためのコードと、基地局外ハンドオーバが実行されるべきである場合、RLCレイヤ、RoHCレイヤ、およびPDCPレイヤのうちの少なくとも1つをリセットすることによりハンドオーバを実行するためのコードと、を含むコンピュータ読取可能媒体を含む。
その他の態様では、基地局内ハンドオーバが実行されるべきである場合、RLCレイヤ、RoHCレイヤ、およびPDCPレイヤのうちの少なくとも1つをリセットすることなくハンドオーバを実行する手段と、基地局外ハンドオーバが実行されるべきである場合、RLCレイヤ、RoHCレイヤ、およびPDCPレイヤのうちの少なくとも1つをリセットすることによりハンドオーバを実行する手段とを含む装置が開示される。
前述した目的および関連する目的を達成するために、1または複数の実施形態は、以下に十分説明され、特に特許請求の範囲で指摘される特徴を備える。以下の記載および関連する図面は、1または複数の実施形態のある例示的な態様を詳細に述べる。これらの態様は、さまざまな実施形態の原理が適用されるさまざまな方法のうちのほんのいくつかを示すのみであり、記載された実施形態は、そのような全ての態様およびそれらの等化物を含むことが意図される。
図1は、本明細書の態様にしたがう典型的な多元接続無線通信システムを例示する。 図2は、本明細書の態様にしたがう通信システムの一般的な構成要素のブロック図の例を示す。 図3は、本明細書の態様にしたがう無線通信システムの例を示す。 図4は、本明細書の態様にしたがう無線通信システムの例を示す。 図5は、本明細書の態様にしたがうユーザ・プレーン・スタック・プロトコルを例示する無線通信システムの例である。 図6は、本明細書の態様にしたがう無線通信システムを例示する。 図7は、本明細書の態様にしたがってハンドオーバ最適化を容易にする一般化された方法論を例示するフローチャートである。 図8は、本明細書で開示された1または複数の実施形態を実行するように動作可能なデバイスを例示する。 図9は、本明細書の態様にしたがって基地局内ハンドオーバを最適化することを容易にするシステムの例である。
さまざまな態様が、全体を通じて同一要素を示すために同一の参照番号が使用される図面を参照して説明される。以下の記載では、説明の目的のために、1または複数の態様の完全な理解を提供するために、多くの具体的な詳細が述べられる。しかしながら、そのような態様は、これら具体的な詳細無しで実現されうることが明確である。他の事例では、1または複数の態様の記載を容易にするために、周知の構成およびデバイスがブロック図形式で示される。
本願で使用されるように、用語「構成要素」、「モジュール」、「システム」等は、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェア、あるいは実行中のソフトウェアのうちの何れかであるコンピュータ関連エンティティを称することが意図されている。例えば、構成要素は、限定される訳ではないが、プロセッサ上で実行中のプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行形式、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータでありうる。例示によれば、コンピュータ・デバイス上で実行中のアプリケーションと、コンピュータ・デバイスとの両方が構成要素になりえる。1または複数の構成要素は、プロセスおよび/または実行スレッド内に存在し、構成要素は、1または複数のコンピュータに局在化されるか、および/または、2またはそれ以上のコンピュータに分散されうる。さらに、これらの構成要素は、さまざまなデータ構造を格納したさまざまなコンピュータ読取可能媒体から実行可能である。これら構成要素は、(例えば、信号によってローカル・システムや分散システム内の他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータ、および/または、他のシステムを備えた例えばインターネットのようなネットワークを介して他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータのような)1または複数のデータのパケットを有する信号にしたがって、ローカル処理および/またはリモート処理によって通信することができる。
さらに、さまざまな実施形態は、本明細書において、アクセス端末に関して記載される。アクセス端末はまた、システム、加入者ユニット、加入者局、モバイル局、モバイル、遠隔局、遠隔端末、モバイル・デバイス、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、またはユーザ機器(UE)とも称されうる。アクセス端末は、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、無線ローカル・ループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、無線接続機能を有するハンドヘルド・デバイス、コンピュータ・デバイス、あるいは、無線モデムに接続されたその他の処理デバイスでありうる。さらに、本明細書では、さまざまな実施形態が、基地局に関して記載される。基地局は、アクセス端末と通信するために利用され、アクセス・ポイント、ノードB、エンハンスト・ノードB(eNB)、またはその他幾つかの専門用語でも称されうる。
さらに、本明細書に記載のさまざまな態様または特徴は、標準的なプログラミング技術および/またはエンジニアリング技術を用いた方法、装置、または製造物品として実現されうる。本明細書で使用される用語「製造物品」は、任意のコンピュータ読取可能デバイス、キャリア、または媒体からアクセスすることが可能なコンピュータ・プログラムを含むことが意図される。例えば、コンピュータ読取可能媒体は、限定される訳ではないが、磁気記憶装置(例えば、ハード・ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ等)、光ディスク(例えば、コンパクト・ディスク(CD)、DVD等)、スマート・カード、およびフラッシュ・メモリ・デバイス(例えば、EPROM、カード、スティック、キー・ドライブ等)を含みうる。さらに、本明細書に記載されたさまざまな記憶媒体は、情報を格納するための1または複数のデバイス、および/または、その他の機械読取可能媒体を表すことができる。用語「機械読取可能媒体」は、限定されることなく、無線チャネル、および、命令群および/またはデータを格納、包含、および/または搬送することができるその他任意の媒体を含みうる。
さらに、「典型的な」という用語は、本明細書において、「例、事例、あるいは実例として役立つ」ことを意味するために使用される。本明細書において「典型的な」と記載されたいずれの実施形態も、他の実施形態よりも好適であるとか、有利であるとか必ずしも解釈される必要はない。本明細書に記載された技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク等のような様々な無線通信ネットワークのために使用される。「システム」、「ネットワーク」という用語は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、cdma2000等のようなラジオ技術を実施することができる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)およびロー・チップ・レート(LCR)を含んでいる。cdma2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM)のようなラジオ技術を実施することができる。OFDMAネットワークは、例えばイボルブドUTRA(E−UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュOFDM(登録商標)等のようなラジオ技術を実施することができる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された組織からのドキュメントに記載されている。CDMA2000は、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された組織からのドキュメントに記載されている。これらさまざまなラジオ技術および規格は、当該技術分野において知られている。
図1に示すように、主題とするイノベーションにしたがった無線通信システム100が例示されている。システム100は、複数のアンテナ・グループを含むことができる基地局102を含む。例えば、1つのアンテナ・グループは、アンテナ104およびアンテナ106を含むことができ、別のグループはアンテナ108およびアンテナ110を備えることができ、さらに別のグループはアンテナ112およびアンテナ114を含むことができる。2本のアンテナが各アンテナ・グループのために例示されているが、2本より多い、または2本より少ないアンテナも、各グループのために利用されうる。基地局102はさらに、送信機チェーンおよび受信機チェーンを含みうる。それらおのおのは、当業者によって理解されるように、信号の送信および受信に関連する複数の構成要素(例えば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナ等)を備えうる。
基地局102は、例えばモバイル・デバイス116およびモバイル・デバイス122のような1または複数のモバイル・デバイスと通信することができる。しかしながら、基地局102は、モバイル・デバイス116およびモバイル・デバイス122に類似した実質的に任意の数のモバイル・デバイスと通信しうることが理解されるべきである。モバイル・デバイス116およびモバイル・デバイス122は例えば、セルラ電話、スマート・フォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルド・コンピュータ・デバイス、衛星ラジオ、全地球測位システム、PDA、および/または、無線通信システム100を介して通信するのに適切なその他任意のデバイスでありうる。図示するように、モバイル・デバイス116は、アンテナ112およびアンテナ114と通信している。ここで、アンテナ112およびアンテナ114は、順方向リンク118によってモバイル・デバイス116へ情報を送信し、逆方向リンク120によってモバイル・デバイス116から情報を受信する。さらに、モバイル・デバイス122はアンテナ104およびアンテナ106と通信している。ここで、アンテナ104およびアンテナ106は、順方向リンク124でモバイル・デバイス122へ情報を送信し、逆方向リンク126でモバイル・デバイス122から情報を受信する。周波数分割デュプレクス(FDD)システムでは、例えば、順方向リンク118は、逆方向リンク120によって使用されるものとは異なる周波数帯域を使用し、順方向リンク124は、逆方向リンク126によって使用されるものとは異なる周波数帯域を使用することができる。さらに、時分割デュプレクス(TDD)システムでは、順方向リンク118および逆方向リンク120は、共通の周波数帯域を使用し、順方向リンク124および逆方向リンク126は、共通の周波数帯域を使用することができる。
通信するように指定された領域および/またはアンテナのおのおののグループは、基地局102のセクタと称されうる。例えば、基地局102によってカバーされる領域のセクタ内のモバイル・デバイスに通信するように、複数のアンテナが設計されうる。順方向リンク118および順方向リンク124による通信では、基地局102の送信アンテナは、モバイル・デバイス116およびモバイル・デバイス122のための順方向リンク118および順方向リンク124の信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを適用することができる。例えば、これは、所望の方向に信号を向けるためにプリコーダを使用することにより提供されうる。また、基地局102が、関連する有効範囲にランダムに散在したモバイル・デバイス116、122に送信するためにビームフォーミングを利用している間、近隣セル内のモバイル・デバイスは、全てのモバイル・デバイスに対して単一アンテナによって送信している基地局に比べて、少ない干渉しか被らない。さらに、モバイル・デバイス116、122は、一例において、ピア・ツー・ピアまたはアド・ホック技術を用いて互いにダイレクトに通信しうる。
例によれば、システム100は、複数入力複数出力(MIMO)通信システムでありうる。さらに、システム100は、通信チャネル(例えば順方向リンク、逆方向リンク等)を分割するために、例えばFDD、TDD等のような実質的に任意のタイプのデュプレクス技術を利用しうる。さらに、システム100は、複数ベアラ・システムでありうる。ベアラは、定義された容量、遅延、ビット誤り率等の情報パスでありうる。モバイル・デバイス116、122はおのおの、1または複数のラジオ・ベアラを提供しうる。モバイル・デバイス116、122は、1または複数のラジオ・ベアラを介して、アップリンク・リソースを管理および/または共有するために、アップリンク・レート制御メカニズムを適用しうる。1例において、モバイル・デバイス116、122は、ラジオ・ベアラにサービス提供し、アップリンク・レート制限を実施するために、トークン・バケット・メカニズムを利用しうる。
例示によれば、おのおののベアラは、関連付けられた優先ビット・レート(PBR)、最大ビット・レート(MBR)、および保証ビット・レート(GBR)を有しうる。モバイル・デバイス116、122は、少なくとも部分的に、これら関連付けられたビット・レート値に基づいて、ラジオ・ベアラにサービス提供しうる。これらビット・レート値はまた、おのおののベアラのためのPBRおよびMBRのためのキュー・サイズを計算するためにも適用されうる。これらキュー・サイズは、モバイル・デバイス116、122によって基地局102へ送信されるアップリンク・リソース要求に含まれうる。基地局102はまた、それぞれのアップリンク要求および含まれたキュー・サイズに基づいて、モバイル・デバイス116、122のためのアップリンク・リソースをスケジュールしうる。
図2は、MIMOシステム200における送信機システム210(アクセス・ポイントまたは基地局としても知られている)および受信機システム250(アクセス端末としても知られている)の一般的な構成ブロック図である。送信機システム210では、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データが、データ・ソース212から送信機(TX)データ・プロセッサ214へ提供される。
実施形態では、おのおののデータ・ストリームが、それぞれの送信アンテナを介して送信される。TXデータ・プロセッサ214は、トラフィック・データをフォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符合化スキームに基づいて符号化し、インタリーブして、符合化されたデータを提供する。
おのおののデータ・ストリームの符合化されたデータは、OFDM技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。パイロット・データは一般に、既知の方法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用されうる。おのおののデータ・ストリームに関する多重化されたパイロットおよび符合化されたデータは、データ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、BPSK、QPSK、M−PSK、またはM−QAM)に基づいて変調(例えば、シンボル・マップ)され、変調シンボルが提供される。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、プロセッサ230によって実行される命令群によって決定されうる。
すべてのデータ・ストリームの変調シンボルは、(例えば、OFDMのために)変調シンボルを処理するTX MIMOプロセッサ220に提供される。TX MIMOプロセッサ220はその後、N個の変調シンボル・ストリームを、N個の送信機(TMTR)222a乃至222tへ提供する。ある実施形態では、TX MIMOプロセッサ220は、データ・ストリームのシンボル、および、そのシンボルが送信されるアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用する。
おのおのの送信機222は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。さらに、送信機222a乃至222tからのN個の変調信号は、N個のアンテナ224a乃至224tそれぞれから送信される。
受信機システム250では、送信された変調信号がN個のアンテナ252a乃至252rによって受信され、おのおののアンテナ252からの受信信号が、それぞれの受信機(RCVR)254a乃至254rへ提供される。おのおのの受信機254は、それぞれの受信信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ260は、N個の受信機254からN個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、N個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ260は、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、このデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ260による処理は、送信機システム210におけるTX MIMOプロセッサ220およびTXデータ・プロセッサ214によって実行されるものと相補的である。
プロセッサ270は、上述したように、どの事前符合化行列を使用するのかを定期的に決定する。さらに、プロセッサ270は、行列インデクス部およびランク値部を備えた逆方向リンク・メッセージを規定することができる。
逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を備えうる。逆方向リンク・メッセージは、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データをデータ・ソース236から受け取るTXデータ・プロセッサ238によって処理され、変調器280によって変調され、送信機254a乃至254rによって調整され、基地局210へ送り戻される。
送信機システム210では、受信機システム250からの変調信号が、アンテナ224によって受信され、受信機222によって調整され、復調器240によって復調され、RXデータ・プロセッサ242によって処理されて、受信機システム250によって送信された逆方向リンク・メッセージを抽出する。さらに、プロセッサ230は、ビームフォーミング重みを決定するためにどの事前符合化行列を使用するかを決定するために、この抽出されたメッセージを処理する。
図3は、主題とするイノベーションの実施形態にしたがって多くのユーザをサポートするように構成された典型的な無線通信システム300を例示する。図3に示すように、一例として、システム300は、例えばマクロ・セル302a〜302gのような複数のセル302のための通信を提供する。これらセルはおのおの、対応するアクセス・ポイント(AP)304(例えば、AP304a〜304g)によってサービス提供されるおのおののセルはさらに、(例えば、双方向アンテナを用いることによって)1または複数のセクタへ分割される。ユーザ機器(UE)あるいは移動局と置換可能であるとも知られているAT306a〜306kを含むさまざまなアクセス端末(AT)306が、システム全体にわたって分布している。おのおののAT306は、例えば、ATがアクティブであるか否か、および、ソフト・ハンドオフをしているか否かに依存して、所与の瞬間において、順方向リンク(FL)および/または逆方向リンク(RL)で1または複数のAP304と通信することができる。無線通信システム300は、広い地理的領域にわたってサービスを提供することができ、例えば、マクロ・セル302a〜302gは、近隣におけるいくつかのブロックをカバーすることができる。
例えば、標準を作成する3GPP規格によって開発された規格のいくつかのようなさまざま異なる通信規格の場合、用語「セクタ」および「セル」は、機能的には区別できないものと認識されるべきである。したがって、おのおののノードBは、複数のセルをサポートしていると見なされうる。
図4に示すように、無線通信システム400の例が、主題とするイノベーションの態様にしたがって例示される。ノードB344は、3つに分離されたセル304−A、304−B、および304Cをサポートしているとして示される。したがって、特定のUE334が、セル304−Bからセル304−Aへ移動すると、例えば、UE334が、ノードB344によってサービス提供されているエリアから、ノードB346によってサービス提供されているエリアへ移動した場合、ハンドオーバまたはハンドオフが実行されるだろう。本開示の目的ために、2つの別のノードBによってサービス提供される2つのセル間のハンドオフが「ノードB外ハンドオフ」と称される一方、1つのノードBによってサービス提供される2つのセル間のハンドオフが「ノードB内ハンドオフ」と称されよう。
区別できないタイプのハンドオフは、リソースの非効率的な割当をもたらしうると認識されうる。例えば、通信フレームワーク(例えば、インターネット等)からUE334へとメッセージが送られると、そのようなメッセージは、インターネット・プロトコル(IP)からパケット・データ収束プロトコル(PDCP)、ラジオ・リンク制御(RLC)、物理レイヤ・プロトコル・データ・ユニットへの送信を経験するだろう。そのような転送中、個々のIPパケットは、ユーザのために利用可能な容量にマッチさせるために、多くの小さなRLC PDUへ分割されうる。ハンドオーバ時には、PDCP、RLC、MAC、および物理レイヤがリセットされる。その結果、完全に送信されていないIP PDUは、最初からリスタートされねばならない。さらに、PDCPにホストされたヘッダ圧縮(HC)アルゴリズムのような状態を維持するプロトコルが、それらの状態を再生成する必要があるので、非効率的な圧縮を招く。さらに、必要ではないが、暗号鍵変換もまたトリガされうる。ロバスト・ヘッダ圧縮(RoHC)は、EUTRAで使用されているHCプロトコルの例である。我々は後に、HCプロトコルに対する例としてRoHCを使用する。
事実上、UE344 PDCP、RLC、およびMACに関連するすべての通信コンテキストは、同じ物理位置に残っているので、ノードB内ハンドオーバ・シナリオを最適化することが可能である。実装に依存して、eNB内のすべてのセルを動作させるソフトウェアの少なくとも一部がある。そのような場合には、以下にさらに詳しく記載するように、ノードB内ハンドオーバは、以下のような可能な利点のうちの1または複数を提供するように最適化されうる。PDCPレイヤおよびRLCレイヤにおけるリセットは必要とされず、(RLCは持続的であり、必要な場合に再調整を実行するので)PDCP「ハンドオフ関連」再調整機能を可能にする必要はない。(すべての状態がRLCに保持されているので)ダウンリンクおよびアップリンク上でRDCP SN状態を交換する必要はなく、設定された新たなセキュリティ鍵をインストールする必要も、RoHCレイヤにおけるリセットの必要もない。
ノードB内ハンドオーバの最適化によって、複雑さを抑え、ハンドオーバ中のユーザ・プレーン効率を最大にすることができる。持続的なRLC状態によって、部分的に送信および/または受信されたSDUがハンドオーバ後に再送信される必要のない最適な無線パフォーマンスを可能にしうる。さらに、持続的なRLC状態によって、システムは、エア・インタフェースで追加リソースを使用しかつユーザ・プレーン・データの配信を遅らせる機能に関連したPDCPハンドオフを使用しなくて済むようになる。さらに、持続的なPDCPコンテキストは、IP/UDP/RTPヘッダ・オーバヘッドが多い場合、ハンドオーバによるヘッダ圧縮を継続することによって、IPヘッダ・オーバヘッドを顕著に節約することができる。これは、RoHCコンテキスト・セットアップの初期において非常に有用である。これは、セルの遠いエッジにあるUEのためのアップリンクにおいて特に有用である。新たなセキュリティ鍵セットをインストールする必要性は、ハンドオーバ時におけるPDCPシーケンス番号のリセットの可能性から生じる。同じ鍵を用いてPDCPシーケンス番号を再使用することは、暗号的に安全ではないかもしれない。しかしながら、PDCPがハンドオーバ時にリセットされない場合、新たな鍵を導出し、取得し、使用する必要はない。
図5に示すように、ユーザ・プレーン・スタック・プロトコルを例示する無線通信システム500の例が、主題とするイノベーションの態様にしたがって示される。このシステム500は、UE502とeNB504とを含む。UE502およびeNB504は、パケット・データ変換プロトコル(PDCP)506、ラジオ・リンク制御(RLC)508、媒体アクセス制御(MAC)510、および/または物理レイヤ(PHY)512を含む1または複数のプロトコルを用いて交換、転送、あるいは通信することができる。
PDCP506は、UE502とeNB504との間で通信されるメッセージのための暗号化、および完全性保護を提供する。さらに、PDCP506は、ヘッダ圧縮のための方法を提供する。また、損失のない通信および順序正しい配信を提供するハンドオーバに関わる。RLC508は、自動反復要求(ARQ)のおかげで順序正しい損失のない配信を与える。1または複数のパケットが失われた場合、ARQが発行される。ARQは、送信者がパケットを再送信することを求める要求を含む。RLC508は、パケットの再送信を要求するアクノレッジ・モード(AM)と、再送信する要求が使用されない非アクノレッジ・モード(UM)と、シグナリングのために最も頻繁に使用される透過モードとを含む1または複数の送信モード(例えば、一般に、モードと称される)を有しうる。RLC508は、パケット毎ベースで動作する。例えば、パケット1、2、3からなるセットが、単一のIPパケットを備えうる。パケット1、3が正しく受信されたものの、パケット2が送信中に損失あるいは喪失した場合には、RLC508は、送信者がパケット2を再送信することを求めるARQを発行しうる。RLCがハンドオーバ中にリセットされる場合、既にパケット1、3が送信されているという利点が失われ、重複したビットが送信されるであろうことが認識されうる。MAC510は、主題とする媒体のスケジューリングおよび共有を制御する。PHY512は、データ・リンク・レイヤ(図示せず)からの通信要求を、ハードウェア特有の動作へ変換する。これは、電磁信号の送信または受信に影響を与える。
プロトコル506乃至512は、システム500の動作中、状態を有する。しかしながら、(例えば、ノード外またはノードB内のような)ほとんどのタイプのハンドオーバ中において、システム500は一般に、少なくともPDCP506、RLC508、MAC510、およびPHY512のうちの少なくとも一部を含む既に述べられたプロトコルをリセットする。第1のeNBから第2のeNBへの通信コンテキストの転送を回避するために、プロトコルがリセットされる。ノードB内ハンドオーバ中、通信コンテキストは、同じ物理的な位置(例えば、同じeNB)内に存在し、プロトコルのリセットは、不要かつ非効率的になりうることが認識されうる。
図6には、eNB602とイボルブド・パケット・コア(EPC)601との間の通信を例示している無線通信システム600の例が示される。EPC601は、ロング・ターム・イボリューション(LTE)アクセス・ネットワーク内の中心構成要素である。図示するLTEアクセス・ネットワークは、主題とするイノベーションがどのように適用されるかの例を示す一例であり、本明細書で説明されたシステムおよび方法は複数のネットワーク・タイプに適用されうることが当業者に容易に理解されるであろうことが認識されるべきである。
EPC601は、モビリティ管理エンティティ(MME)604、サービング・ゲートウェイ(s−GW)606、およびPDNゲートウェイ(P−GW)608を含む。MME604は、LTEアクセス・ネットワークのための制御ノードであり、再送信を含むページング手順およびアイドル・モードUEトラッキングを担当する。MME604は、ベアラ・アクティベーション/非アクティベーション処理に関連しており、初期接続時において、および、ノードB内ハンドオーバ中において、UEのためのS−GW606を選択することを担当する。MME604は、ユーザを認証することを担当し、非アクセス階層(NAS)セキュリティ・シグナリングが、MME604において終了する。MME604はさらに、UEに対するテンポラリなアイデンティティの生成および割り当てを担当し、UEがサービス・プロバイダのパブリック・ランド・モバイル・ネットワーク(PLMN)上にキャンプする許可をチェックし、UEにローミング制限を強いる。MMEは、NASセキュリティ・シグナリングの暗号化/完全性保護のための、ネットワークにおける終了ポイントであり、セキュリティ鍵管理を取り扱う。
S−GW606は、SDUのルーティングおよび転送を行う一方、ノード外ハンドオーバ中、ユーザ・プレーンのためのモビリティ・アンカとしても動作する。アイドル状態のUEのために、S−GW606は、UEに向けられたDLデータが到着した場合、DLデータ・パスを終了させ、ページングをトリガする。S−GW606は、UEコンテキスト(例えば、ネットワーク内部ルーティング情報やIPベアラ・サービスのパラメータ)を管理および格納する。
P−GW608は、UEのためのトラフィックの終了ポイントおよび開始ポイントとして、外部パケット・データ・ネットワークへの接続をUEへ提供する。UEは、複数のPDNにアクセスするために、複数のP−GW608との同時接続を有しうる。P−GW608は、ポリシー施行、おのおののユーザのためのパケット・フィルタリング、課金サポート、合法的な傍受、およびパケット・スクリーニングを実行する。
既に説明したように、eNB602は、PDCP612、RLC614、MAC616、およびPHY618を含む。さらに、eNB602は、ラジオ・リソース制御(RRC)610を含む。RRC610は、UEに対してノードB内ハンドオーバまたはノード外ハンドオーバを実行するように指示しうる制御プレーン・エンティティである。動作中、RRC610は、(例えば、ノードB内またはノード外のような)ハンドオーバ・タイプを示すハンドオーバ・コマンドをUEへ送信する。LTEは、IPシステムであり、パケットはすべて、IPヘッダを有する。例えば、ボイス・オブ・インターネット・プロトコル(VoIP)アプリケーションの場合、ヘッダは、1または複数のIP、UDP、および/または、RDPヘッダおよびペイロードを含みうる。ヘッダのサイズにより、ネットワークを介してエアでヘッダを送信することは非効率になりうる。例えば、ボイス・オーバIP(VoIP)の場合、ペイロードに対するヘッダの比は、おおよそ半々になる。したがって、PDCP612は、例えばロバスト・ヘッダ圧縮(RoHC)のような1または複数のヘッダ圧縮プロトコルを使用することができる。RoHCは、例えば、約40バイトから約3乃至4バイトへとヘッダのサイズを大幅に低減するフル状態ヘッダ圧縮プロトコルである。一般に、ハンドオーバ・シナリオ中に、RoHCはリセットされる。ノードB内ハンドオーバ中にRoHCをリセットすることは、ヘッダ圧縮プロトコルをリセットすることによる不必要な非効率をもたらすので、送信機および受信機において圧縮状態を失うことが認識されうる。したがって、例えばノードB内ハンドオーバ中のように、プロトコルが同じ場所に位置する場合、持続的なPDCP状態を保つことは、RoHCをリセットする必要性に対して不利に作用する。
上述した典型的なシステムを考慮すると、開示された手段にしたがって実現される方法論は、図7のフローチャートを参照してより良く認識されるだろう。説明を単純にする目的で、これら方法論は、一連のブロックとして示され説明されているが、権利主張する主題は、幾つかのブロックが本明細書で示され記載されたものとは異なる順序で、あるいは他のブロックと同時に生じうるので、ブロックの順序によって限定されないことが理解され認識されるべきである。さらに、本明細書に記載された方法論を実現するために、例示された全てのブロックが必要とされる訳ではない。
図7は、主題とするイノベーションの態様にしたがうノードB内ハンドオーバ最適化のための一般化された方法論を例示する。702において、第1のノードBとUEとの間で通信が確立される。710において、UEを用いてハンドオフが生じると仮定し、このハンドオフがノード外ハンドオフであるか、ノードB内ハンドオフであるかが判定される。720では、ハンドオフがノード外ハンドオフである場合、適切な(例えばRLC、PDCP、RoHC、およびRCDP)レイヤの事実上すべてまたは何れかがリセットされうる。
730では、ハンドオフがノードB内ハンドオフである場合、もしも存在すれば、どのプロトコル・レイヤ(例えば、RLC、PDCP、RoHC、および/またはRCDP)がリセットされるべきであるかに関する判定が、一般に、ターゲット・ノードBによってなされうる。どのプロトコル・レイヤがリセットされるべきであるかの判定は、複数の技術によって達成されうることが認識されるだろう。例えば、1つの実施形態では、どのレイヤをリセットすべきかを判定するために、および、複数のグラニュラリティ・レベルを提供するために、ターゲット・ノードからUEへの専用シグナリングが使用されうる。別の実施形態では、バックワード・ハンドオーバを用いた専用シグナリングによって、ターゲット・ノードBは、ハンドオーバ要求アクノレッジにおける「透過的なコンテナ」を用いて、どのレイヤをリセットすべきかをUEに示すことができるようになる。例えば、フィールドに対応するビットが、UEに対して、レイヤをリセットするように指示している表1に示すように、「透過的なコンテナ」は、おのおののレイヤのためのフィールドを含みうる。
Figure 2010541418
また別の実施形態では、端末が、自己のハンドオーバを開始する場合(フォワード・ハンドオーバ)、あるいは、接続再確立の結果として、上記プロトコルを再設定すべきかは、eNBによって示されうるか、あるいは、エアによってブロードキャストされたシステム情報において示されるパラメータに基づいて導出されるか、あるいは、仕様において示されうる。730において、専用シグナリングが使用されうる。ターゲット・ノードBは、(例えば、RLFが生じたセル内におけるUEのC RNTI、セルの物理レイヤ・アイデンティティ、および、セルの鍵に基づくMACのような)競合解決のためのランダム・アクセス手順で使用されるUE識別子に基づいて、ソース・ノードBから、UEに関連するコンテキストを取得することができる。
ノードBが、適切な通信コンテキスト情報を見つけた場合、あるいは、UEのアイデンティティにマッチする通信コンテキスト情報を、適切な時間で取得できるのであれば、ノードBは、UEに対して、その接続が再開されうることを示しうる。同じメッセージにおいて、そして、RLC/RoHC/暗号化コンテキストの利用度に依存して、プロトコル(例えば、RLC、RoHC、暗号化状態等)のうちの何れかまたはすべてがリセットされねばならない場合、ノードBは、UEへ情報を引き渡すことができる。適切な通信コンテキスト情報のうち、いくつかが発見されない場合、関連するプロトコルがリセットされる。
さらにあるいはその代わりに、どのプロトコル・レイヤがリセットされる必要があるのかを判定するために、ユニークなシグナリングが使用されうる。例えば、プロトコルのセット(例えば、PDCPおよびRLC)が再設定されるか否かを示すために、情報のうちの1ビットのみが使用されうる。UEはその後、ノードB内ハンドオーバ中、これらのプロトコルをリセットしないように指示されうる一方、ノードB外ハンドオーバ中は、これらプロトコルを常にリセットする。
さらに、ハンドオーバのタイプをUEへシグナルするために、ユニキャスト・ハンドオーバ・タイプとブロードキャスト・ハンドオーバ・タイプとを含む少なくとも2つのオプションが存在する。ユニキャスト・ハンドオーバ・タイプは、ハンドオーバの時間を規定しており、ターゲット・ノードBは、ハンドオーバがノードB内であるか、ノードB外であるかを判定する。これは、ハンドオーバ要求アクノレッジ内の透過的なコンテナに埋め込まれうる単一のシグナリング・ビット(例えば、eNB内/外)によってなされうる。ソース・ノードBは、適切なハンドオーバ・コマンド(例えば、RRCメッセージ)を生成し、UEへ送信しうる。ハンドオーバ・コマンドは、ターゲット・ノードBから受信した透過的なコンテナを含むことができる。
動作中に、UEは、ターゲット・ノードBにアクセスすると、おのおののプロトコルをリセットすべきかを決定しうる。ノードB内ハンドオーバ中、ターゲット・ノードBは、ハンドオーバ要求アクノレッジの透過的なコンテナにおける「ノードB外ハンドオーバ」を示すことを決定するので、本シグナリング方法は、いかなる最適化をも実施しない自由度を残していることに注目されたい。
接続再確立の場合、ターゲット・ノードBは、接続が再開されうることを示すメッセージで、UEに対して、ノードB内ハンドオーバあるいはノードB外ハンドオーバを示しうる。コンテキストが利用可能ではないのであれば、レイヤ2ユーザ・プレーン・プロトコルのすべてがリセットされうる。既に説明したように、ブロードキャスト・ハンドオーバ・タイプ(例えば、ノードB識別情報(eNB ID)をブロードキャストすることは、ノードB内ハンドオーバ中に、どのプロトコルが持続しているかに関する最初の合意がなされているものと仮定する。さらに、ノードB外ハンドオーバのために、最適化が常に図られることに合意する必要がある。
このアプローチでは、ローカルにユニークなeNB IDが、例えばP−BCHまたはD−BCHでブロードキャストされうる。ハンドオーバすると、UEは、ノードB内ハンドオーバまたはノードB外ハンドオーバが引き起こっているかを判定し、それにしたがって、RLC/PDCP状態を設定することができる。専用シグナリングは必要ではないので、このアプローチは、通常のハンドオーバと同様にフォワード・ハンドオーバにおいても、さらには接続再確立においても使用されうる。
必ずしもすべてのプロトコル・レイヤがリセットされないように、既に説明した方式でノードB内ハンドオーバを最適化することは、いくつかの利点を有しうる。例えば、RLCがリセットされない場合、(前述した)ハンドオーバの結果として送信される重複ビットの数が低減される。さらに、PDCPをリセットしないことにより、ハンドオーバの結果として送信される重複データの量が低減される。既に述べたように、PDCPは、状態レポートを交換することによって再送信を取り扱う。ここでは、受信機が、送信者に対して、受信したデータおよび受信していないデータを通知する。例えば、UEは、アクノレッジされるとは知られていないすべてのパケットを累積的な方式で再送信する。1から10まで順番に並べられたIPパケットのセットが送信され、ハンドオーバ前にアクノレッジされた最後のパケットがパケット5である。PDCPがリセットされているので、UEは、受信に関わらずパケット6乃至10を再送信するだろう。同様に、プロトコルを用いて一定の状態を維持することは、PDCP SN状態をアップリンクおよび/またはダウンリンクで交換する必要性を低減しうる。また、既に説明したように、RoHCレイヤをリセットしないことによって、ノードB内ハンドオーバ中の効率が高められる。
1ビットのノード内/外ビット・ハンドオーバは、どのプロトコルまたはその構成要素が、ハンドオーバ時にリセットされるか/されないかを特定することによって洗練される。例えば、このハンドオーバの発生によりPDCP/HC/RLC/MACがリセットされるべきであるかを個別に示すために、ビットマップが使用されうる。このビットマップは、専用シグナリングを用いて、ハンドオーバの一部として送信されうる。これは、例えば、RLCコンテキストが共有されるがPDCPが共有されない場合、RLC状態のみが維持されるようなより柔軟な実装を提供する。732では、どのレイヤがリセットされるべきかに関する情報、および/または、ノードB内ハンドオフが生じるべきであることを示す単純なインジケーション(例えばフラグ)が、UEへ送信される。734では、適切なレイヤがリセットされる。および/または、適切な圧縮/暗号化鍵が変更されうる。740では、残りの何れかのハンドオフ機能が実行されうる。
図8には、プロセッサ802がデバイス800の一般的な動作を制御することを担当しているポータブル・ハンドヘルド端末デバイス800の概念的なブロック図が例示されている。プロセッサ802は、本明細書に記載されたさまざまな機能を実行するために、デバイス800内のさまざまな構成要素を制御および動作させるようにプログラムされている。プロセッサ802は、複数の適切なプロセッサのうちの何れかでありうる。プロセッサ802が、本発明に関連する機能を実行するようにプログラムされうる方式は、本明細書に提供された記載に基づいて、当業者に容易に明らかになるであろう。
プロセッサ802に接続されたメモリ804は、プロセッサ802によって実行されるプログラム・コードを格納することに役立ち、ユーザ信用証明や受信トランザクション情報等のような情報を格納するための記憶手段として役立つ。メモリ804は、表示される情報のうちの少なくとも完全なセットを格納するように適切に適応された不揮発性メモリでありうる。したがって、メモリ804は、プロセッサ802による高速アクセスのためのフラッシュ・メモリまたはRAM、および/または、例えばテキスト、画像、オーディオ、およびビデオ・コンテンツを備えるギガバイトのデータを格納することが可能なマイクロ・ドライブのような大容量メモリ、を含みうる。1つの態様によれば、メモリ804は、複数セットの情報を格納するための十分な記憶容量を持っており、プロセッサ802は、さまざまなディスプレイ情報セット間での往来あるいは循環のためのプログラムを含みうる。
ディスプレイ806は、ディスプレイ・ドライバ・システム808を介してプロセッサ802へ接続される。ディスプレイ806は、この例において、ディスプレイ806は、16レベルのグレー・スケールを備えた1/4VGAディスプレイである。ディスプレイ806は、データ、グラフィック、あるいはその他の情報コンテンツを表示するように機能する。例えば、ディスプレイ806は、オペレータに対して表示される1セットのカスタマ情報を表示し、システム・バックボーン(図示せず)を介して送信されうる。さらに、ディスプレイ806は、デバイス800の実行を制御するさまざまな機能を表示しうる。ディスプレイ806は、英数字キャラクタおよびグラフィック・キャラクタを表示することができる。
オンボード電源システム810(例えば、バッテリ・パック)によって、プロセッサ802、および、ハンドヘルド・デバイス800を形成するその他の構成要素へ電力が提供される。電源システム810が故障するか、あるいは、デバイス800から分離されるイベントでは、プロセッサ802へ電力を提供するため、および、オンボード電源システム810を充電するために、補助電源812が適用される。デバイス800のプロセッサ802は、予期される電源喪失を検出すると、電流を低減するスリープ・モードとする。
端末800は、プロセッサ802を遠隔コンピュータとインタフェースさせるために適用されるデータ通信ポート816を含む通信サブシステム814を含む。ポート816は、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)およびIEEE1394シリアル通信機能のうちの少なくとも1つを含むことができる。例えば、赤外線データ・ポートを利用する赤外線通信のようなその他の技術も含まれる。
デバイス800はまた、プロセッサ802と通信可能なラジオ周波数(RF)トランシーバ・セクション818を含む。RFセクション818は、アンテナ822を介して遠隔デバイスからRF信号を受信し、この信号を復調して、変調されたデジタル情報を取得するRF受信機を含む。RFセクション818はまた、例えば、ユーザ入力デバイス826(例えば、キーパッド)を介したマニュアルのユーザ入力に応答して、あるいは、トランザクションの完了や、その他の予め定めた基準およびプログラムされた基準に自動的に応答して、遠隔デバイスへ情報を送信するRF送信機824を含む。トランシーバ・セクション818は、例えば、製品RFタグまたは品目RFタグとともにパッシブまたはアクティブに使用されるトランスポンダ・システムとの通信を容易にする。プロセッサ802は、トランシーバ818を介して遠隔トランスポンダ・システムへシグナル(またはパルス)し、タグ・メモリの内容を読み取るために、リータン信号を検出する。1つの実施では、RFセクション818はさらに、デバイス800を用いて電話通信を容易にする。さらに、オーディオI/Oセクション828は、プロセッサ802によって制御されるように、マイクロフォン(または類似のオーディオ入力デバイス)からの音声入力および(スピーカまたは類似のオーディオ出力デバイスからの)オーディオ出力信号を処理する。
別の実施では、デバイス800は、音声認識機能を提供する。これによって、デバイス800が単に音声レコーダとして使用される場合、プロセッサ802は、例えばコンピュータ・ワード・プロセッサのような遠隔システムにおけるローカルな編集、閲覧、およびダウンロードのために、音声信号のテキスト・コンテンツへの高速変換を容易にする。同様に、変換された音声信号は、キーパッド826によるマニュアル入力を用いる代わりにデバイス800を制御するために使用されうる。
また、プリンタ830、シグネチャ・パッド832、および磁気ストリップ・リーダ834のようなオンボード周辺機器が、デバイス800のハウジング内に提供されているか、あるいは、外部ポート・インタフェース816のうちの1または複数を介して外部に提供されうる。
デバイス800はさらに、画像キャプチャ・システム836を含み、これによって、ユーザは、デバイス800によって記憶される、および、ディスプレイ806によって表示される画像および/またはショート・ムービを記憶できるようになる。さらに、データフォームをスキャンするデータフォーム読取システム838が含まれる。これら画像システム(836と838)は、両機能を実行することが可能な単一のシステムでありうることが認識されるべきである。
図9を参照して、送信中に適用される複数のキーセットからキーセットを指定することを容易にするシステム900が例示されている。例えば、システム900は、基地局、モバイル・デバイス等の内部に少なくとも部分的に存在しうる。システム900は、プロセッサ、ソフトウェア、または(例えばファームウェアのような)これらの組み合わせによって実施される機能を表す機能ブロックでありうる機能ブロックとして表されることが認識されるべきである。システム900は、連携して動作する電子構成要素からなる論理グループ902を含む。例えば、論理グループ902は、基地局内ハンドオーバが実行されるべきである場合、レイヤのうちの少なくとも1つをリセットすることなく、ハンドオーバを実行するための電子構成要素904を含みうる。さらに、論理グループ902は、基地局外ハンドオーバが実行されるべきである場合、レイヤのうちの少なくとも1つのリセットすることにより、ハンドオーバを実行するための電子構成要素906を備えうる。さらに、論理グループ902は、基地局内ハンドオーバが実行されるべきか、または基地局外ハンドオーバが実行されるべきかに関連する情報を取得するための電子構成要素908を備えうる。さらに、システム900は、電子構成要素904、906、908に関連付けられた機能を実行するための命令群を保持するメモリ910を含みうる。メモリ910の外側にあるとして示されているが、電子構成要素904、906、908のうちの1または複数は、メモリ910内に存在しうることが理解されるべきである。
開示された例の上記記載は、当業者をして、本開示の製造または利用を可能とするように提供される。これら例に対する様々な変形例もまた、当業者には明らかであって、本明細書で定義された一般的な原理は、本発明の主旨または範囲から逸脱することなく他の例にも適用されうる。このように、本発明は、本明細書で示された例に限定されるものではなく、本明細書で開示された原理および新規な特徴に一致した最も広い範囲に相当することが意図されている。

Claims (29)

  1. 無線通信システムにおいてハンドオーバを実行する方法であって、
    基地局内ハンドオーバが実行されるべきか、基地局外ハンドオーバが実行されるべきかを判定することと、
    ユーザ・プレーン通信プロトコルのうちの少なくとも1つをリセットすることなくハンドオーバを実行することと
    を備える方法。
  2. 前記ユーザ・プレーン通信プロトコルは、媒体アクセス制御、ラジオ・リンク制御、パケット・データ収束プロトコル、ヘッダ圧縮、またはセキュリティ鍵のうちの少なくとも1つを含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記基地局内ハンドオーバが実行されるべきである場合、前記ユーザ・プレーン通信プロトコルのうちの何れもリセットすることなくハンドオーバを実行することをさらに備える請求項1に記載の方法。
  4. 前記基地局外ハンドオーバが実行されるべきである場合、前記ユーザ・プレーン通信プロトコルのすべてをリセットしてハンドオーバを実行することをさらに備える請求項2に記載の方法。
  5. ハンドオーバ中、リセットされるべきレイヤを示すメッセージを端末へ送信することをさらに備える請求項1に記載の方法。
  6. 前記ハンドオーバが基地局外ハンドオーバであるか、基地局内ハンドオーバであるかを示すメッセージを端末へ送信することをさらに備える請求項1に記載の方法。
  7. 無線通信システムにおいてハンドオーバを実行する方法であって、
    基地局内ハンドオーバが実行されるべきである場合、ユーザ・プレーン通信プロトコルのうちの少なくとも1つをリセットすることなくハンドオーバを実行することと、
    基地局外ハンドオーバが実行されるべきである場合、ハンドオーバ中に、前記ユーザ・プレーン通信プロトコルのうちの少なくとも1つをリセットすることと
    を備える方法。
  8. 前記ユーザ・プレーン通信プロトコルは、媒体アクセス制御、ラジオ・リンク制御、パケット・データ収束プロトコル、ヘッダ圧縮、またはセキュリティ鍵のうちの少なくとも1つを含む請求項7に記載の方法。
  9. 前記基地局内ハンドオーバが実行されるべきであるか、前記基地局外ハンドオーバが実行されるべきであるかに関する情報を、ターゲットである基地局から受信することをさらに備える請求項7に記載の方法。
  10. 前記基地局内ハンドオーバが実行されるべきである場合、前記ユーザ・プレーン通信プロトコルの何れもリセットすることなくハンドオーバを実行することをさらに備える請求項7に記載の方法。
  11. 前記基地局外ハンドオーバが実行されるべきである場合、前記ユーザ・プレーン通信プロトコルのすべてをリセットしてハンドオーバを実行することをさらに備える請求項7に記載の方法。
  12. ハンドオーバ中に、前記ユーザ・プレーン通信プロトコルのうちのどれがリセットされるべきかを示すインジケーションを、ターゲットである基地局から受信することをさらに備える請求項7に記載の方法。
  13. 前記ハンドオーバが基地局外ハンドオーバであるか、基地局内ハンドオーバであるかを示すインジケーションを、ターゲットである基地局から受信することをさらに備える請求項7に記載の方法。
  14. 通信装置であって、
    無線送受信回路と、
    前記無線送受信回路に接続されており、UEによって基地局内ハンドオーバが実行されるべきであるか、基地局外ハンドオーバが実行されるべきであるか、あるいは、基地局内ハンドオーバが実行されるべきである場合、ユーザ・プレーン通信プロトコルのうちの少なくとも1つをリセットするか否か、のうちの少なくとも1つを決定するように構成されたハンドオーバ回路と
    を備える装置。
  15. 前記基地局は、前記ユーザ・プレーン通信プロトコルに関連するコンテキストの利用度に基づいて、前記ユーザ・プレーン通信プロトコルが基地局外ハンドオーバとして動作するか、あるいは、基地局内ハンドオーバとして動作するかを判定する請求項14に記載の装置。
  16. 前記ユーザ・プレーン通信プロトコルは、媒体アクセス制御、ラジオ・リンク制御、パケット・データ収束プロトコル、ヘッダ圧縮、またはセキュリティ鍵のうちの少なくとも1つを含む請求項14に記載の装置。
  17. 前記基地局内ハンドオーバが実行されるべきである場合、前記ユーザ・プレーン通信プロトコルのうちの何れもリセットすることなく前記ハンドオーバが実行される請求項14に記載の装置。
  18. 前記基地局外ハンドオーバが実行されるべきである場合、前記ユーザ・プレーン通信プロトコルのすべてをリセットして前記ハンドオーバが実行される請求項14に記載の装置。
  19. ハンドオーバ中、リセットされるべきレイヤを示すメッセージが端末へ送信される請求項14に記載の装置。
  20. 前記ハンドオーバが基地局外ハンドオーバであるか、基地局内ハンドオーバであるかを示すメッセージが端末へ送信される請求項14に記載の装置。
  21. 無線通信装置であって、
    無線送受信回路と、
    前記無線送受信回路に接続されており、基地局内ハンドオーバが実行されるべきである場合、RLCレイヤ、RoHCレイヤ、およびPDCPレイヤのうちの少なくとも1つをリセットすることなくハンドオーバを実行するように構成されたハンドオーバ回路と
    を備える装置。
  22. ハンドオーバ中、リセットされるべき少なくとも1つのレイヤを示すメッセージが受信される請求項21に記載の通信装置。
  23. 前記ハンドオーバが基地局外ハンドオーバであるか、基地局内ハンドオーバであるかを示すメッセージが受信される請求項21に記載の通信装置。
  24. 無線通信ネットワークにおいてハンドオーバを実行するためのコンピュータ・プログラム製品であって、
    基地局内ハンドオーバが実行されるべきである場合、RLCレイヤ、RoHCレイヤ、およびPDCPレイヤのうちの少なくとも1つをリセットすることなくハンドオーバを実行するためのコードと、
    基地局外ハンドオーバが実行されるべきである場合、RLCレイヤ、RoHCレイヤ、およびPDCPレイヤのうちの少なくとも1つをリセットすることによりハンドオーバを実行するためのコードと、
    を備えるコンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品。
  25. 基地局内ハンドオーバが実行されるべきであるか、基地局外ハンドオーバが実行されるべきであるかを判定するためのコードをさらに備える請求項24に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  26. 基地局内ハンドオーバが実行されるべきであるか、基地局外ハンドオーバが実行されるべきであるかに関する情報を受信するためのコードをさらに備える請求項24に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  27. 無線通信装置であって、
    基地局内ハンドオーバが実行されるべきである場合、RLCレイヤ、RoHCレイヤ、およびPDCPレイヤのうちの少なくとも1つをリセットすることなくハンドオーバを実行する手段と、
    基地局外ハンドオーバが実行されるべきである場合、RLCレイヤ、RoHCレイヤ、およびPDCPレイヤのうちの少なくとも1つをリセットすることによりハンドオーバを実行する手段と
    を備える装置。
  28. 基地局内ハンドオーバが実行されるべきであるか、基地局外ハンドオーバが実行されるべきであるかを判定する手段をさらに備える請求項27に記載の装置。
  29. 基地局内ハンドオーバが実行されるべきであるか、基地局外ハンドオーバが実行されるべきであるかに関する情報を受信する手段をさらに備える請求項27に記載の装置。
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