JP2010540862A - 密封オイルリング - Google Patents

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Abstract

本発明は、開口が設けられるベースリング(2)を含む密封オイルリングを提供し、該ベースリング(2)の外円周面は、径方向に沿って外へ突出した環状のフランジ(1)を有し、ベースリング(2)の開口の左端には、外の径方向の繋ぎ体(11)及び外の軸方向と径方向の繋ぎ体(12)が形成され、前記ベースリング(2)の開口の左端の外の軸方向と径方向の繋ぎ体(12)は、ベースリング(2)の開口の右端の凹槽(6)内に挿入し、前記ベースリング(2)の開口の左端の外の径方向の繋ぎ体(11)は、ベースリング(2)の開口の右端の軸方向に沿って貫通した外溝(10)内に挿入し、これにより、ベースリング(2)の開口からのオイル漏れを防止することができる。

Description

本発明は、オイルリングに関し、特に、内燃機関又は空気圧縮機に用いられるピストンリングにおけるオイルリングに関する。
従来では、ピストン式内燃機関又は空気圧縮機に用いられるピストンリングにおけるオイルリングの構造は、次の三種類がある。
1、開口を有するベースリングを含み、ベースリングの外円周面の上部には径方向に沿って外へ突出する環状の上フランジ(オイル擦りエッジ)があり、ベースリングの内円周面の軸方向の中間位置には半円形の溝が設けられ、半円形の溝にはコイルバネが取り付けられるオイルリングである。
2、開口を有するベースリングを含み、ベースリングの外円周面の上部には径方向に沿って外へ突出する環状の上フランジ(上オイル擦りエッジ)があり、その外円周面の下部には径方向に沿って外へ突出する環状の下フランジ(下オイル擦りエッジ)があり、ベースリングには径方向のオイル排出路が設けられ、ベースリングの内円周面の軸方向の中間位置にはコイルバネを収容するための半円形の溝が設けられ、半円形の溝にはコイルバネが取り付けられるオイルリングである。
3、開口を有するベースリングを含み、ベースリングの外円周面には径方向に沿って外へ突出する環状のフランジがあり、ベースリングの開口の両端の上表面には径方向に沿って貫通した上溝が設けられ、ベースリングの開口の両端の内円周表面には軸方向に沿って貫通した貫通溝が設けられ、貫通溝内にはアーチ形の塞ぎ体が設けられ、前述の径方向に沿って貫通した上溝内にはアーチ形の上擦りリングが設けられ、ベースリングとアーチ形の塞ぎ体の内円周面にはバネ膨張リングが設置されるオイルリングである。
しかし、前述の第一、第二種のオイルリングは、ベースリングの開口からオイル漏れが発生するとの欠点がある。
また、前述の第三種のオイルリングは、ベースリングと塞ぎ体(アーチ形の塞ぎ体とアーチ形の上擦りリングを含み、塞ぎ体と略称する)からなり、製造と使用過程において次のような欠点がある。
1、アーチ形の塞ぎ体の径方向の外への弾性力がコイルバネにより提供されるので、コイルバネがない場合は、オイルリングが働くことができず、密封機能がなくなる。
2、ベースリングの開口の両端の上表面に設けられる径方向に沿って貫通した上溝の溝底面と、上擦りリングの下表面との間には組み立て隙間を確保しなければならず、ベースリングの開口を経由して上へ漏れるオイルは、アーチ形の上擦りリングの下表面と、それに組み立てられる上溝の溝底面との間の組み立て隙間を介して左右方向に沿って夫々流れ、最後に、アーチ形の上擦りリングの左右両側の端面と、その上溝に対応する両側の面との間にある隙間から漏れるので、リングの開口には、二箇所のオイル漏れが依然として存在する。
3、現在のところ多くの内燃機関は高速内燃機関であり、その構造がコンパクトで、ピストンリングの溝の空間が限られ、アーチ形の上擦りリングの軸方向の高さが非常に小さく限定されなければならず、アーチ形の塞ぎ体の径方向の厚さも非常に小さく、上擦りリングとアーチ形の塞ぎ体とは一つだけのとても狭い接続面を有し、且つ、そのアーチがベースリングの開口端を一定の距離越えた箇所まで延伸し、そのアーチ長が相対的に長く、ひとつの単独部品として存在するときにはその強度がとても低く、破壊が特に生じやすい。一旦、破壊が生じると、車両の内燃機関全体にとって重大な品質事故が発生する。同時に、そのアーチ長が相対的に長いので、シリンダーの壁との接触面積が相対的に大きくなり、摩擦が大きくなってしまう。
4、ベースリングは、自由な状態で、大きな自由な開口を有し、塞ぎ体とベースリングは、固定接続できず、包装と輸送時に失われることが多く発生し、ユーザによる取り付け及び使用に困難を持たせる。
5、塞ぎ体がシリンダーに取り付けられるときには、その取り付けが困難である。塞ぎ体は一つの単独部品であり、且つ、ベースリングの自由な開口は大きく、塞ぎ体とベースリングとは接続できないので、ピストンリングの溝及びシリンダー内に取り付けられるときに、脱落することが多く発生し、取り付けがとても難しく、特に、内燃機関工場で大量使用される場合は、その取り付けができず、ひいてはシリンダー又は機関内に脱落し、重大な品質事故を来すことがある。
6、ピストンリングをメンテナンスする場合は、オイルリングがピストンと共にシリンダーから押し出される時に、コイルバネに蓄えられている弾性エネルギーが径方向に沿って瞬時にリリースされる。この時に、ベースリングは半円より大きい環状のものであるため、コイルバネはエネルギーを瞬間にリリースする時に、ベースリングの開口端はにわかに拡大するだけで、ベースリング自体は外へ飛んでピストンから離脱することがないが、塞ぎ体は半円より小さいアーチ形のものであるため、この瞬間に塞ぎ体はコイルバネ上の矢になって矢のように外へ飛ばされ、且つ、飛び方向は不確定(確定できない)であるので、人体に命中すると傷害を来し、特に、塞ぎ体の角が人の目に命中するときは重大な障害を来すことがある。また、メンテナンス工場で複数の内燃機関をメンテナンスする場合は、取り付けられているその他の内燃機関のシリンダー又は内燃機関内に落ちる可能性があり、その他の機器のメンテナンスに重大な品質事故をもたらす。
7、ベースリングと塞ぎ体は、二つの部品であり、製造される時に軸方向に公差が必ずあるので、オイル漏れをもたらすことがある。また、塞ぎ体の軸方向の高さとベースリングの軸方向の高さは、公差があるので、必ず、ベースリングの上表面とピストンリングの溝の上側面との接触する箇所に隙間をもたらし、オイル漏れを発生させ、或いは、アーチ形の上擦りリングとピストンリングの溝の上側面との接触する箇所に隙間をもたらし、オイル漏れを発生させる。
8、塞ぎ体とベースリングは、二つの部品であり、夫々コイルバネと接触し、ピストンリングの溝の軸方向の高さは、ベースリングと塞ぎ体の高さより大きいので、隙間を生じさせ、これにより、ベースリングと塞ぎ体がピストンリングの溝内に上下運動するときは、ベースリングと塞ぎ体の質量、摩擦及び摩耗が夫々異なり、軸方向運動時に不一致であるため、ベースリングと塞ぎ体の上側面とオイルリングの溝の上側面との接触が不一致になり、隙間を生じさせ、大きいオイル漏れをもたらすことがある。
9、塞ぎ体とベースリングは、二つの部品であり、製造される時に径方向に交差が必ずあり、アーチ形の上擦りリングの外のアーチ形の表面とベースリングの開口端の外円周面は、シリンダーの壁と同時に接触することができないので、オイル漏れをもたらすことがある。塞ぎ体は、径方向においてシリンダーの壁と接触しながらコイルバネとも接触するので、シリンダーの壁により上擦りリングに、径方向に沿って内への推力を与えた後に、コイルバネは、弾性体であるため、必ず、径方向に沿って内への自由変形を行い、これにより、ベースリングの開口端のフランジの外のアーチ形の表面と上擦りリングの外のアーチ形の表面は、シリンダーの壁と接触し、均一な比圧(specific pressure)を有せず、密封性が悪くなり、オイル漏れをもたらす。或いは、上擦りリングの外のアーチ形の表面は、シリンダーの壁と接触できず、密封の役割を果たせないと同時に、摩耗が不一致になり、オイル漏れをもたらすことがある。
10、塞ぎ体とベースリングは、二つの部品であり、ねじれ変形が不一致になるので、オイル漏れをもたらすことがある。上擦りリングの外のアーチ形の表面が受けるシリンダーの壁からの作用力と、コイルバネの反作用力とは、一つの直線上にないので、塞ぎ体(アーチ形の上擦りリング)は、ねじれ変形が必ず発生し、これにより、塞ぎ体の上表面及びベースリングの上表面と、ピストンリングの溝の上側面との接触は、不一致になり、隙間を生じさせ、大面積のオイル漏れをもたらすことがある。同時に、塞ぎ体は、ねじれ変形が発生するので、アーチ形の上擦りリングの下表面と、それに対応する貫通の上溝の底面との間の組み立て隙間を増やさせ、大きいオイル漏れをもたらすことがある。
11、ベースリングとアーチ形の塞ぎ体は、製造加工において二つの部品であるため、ベースリングの内円周面に設けられる半円形溝の半径の中心点の軸方向の高さと、アーチ形の塞ぎ体の内円周面に設けられる半円形の溝の半径の中心点の軸方向の高さとの間は、必ず公差を有し、また、コイルバネの半径の中心点の軸方向の高さは、一つの水平面であり、これにより、コイルバネがベースリングと塞ぎ体の半円形溝に取り付けられるときに、アーチ形の上擦りリングの上表面と、ベースリングの上表面とは、同一の水平面に位置しなくなり、アーチ形の上擦りリングの上表面又はベースリングの上表面と、ピストンリングの溝の上側面との間には隙間が生じ、オイル漏れが発生する。
12、アーチ形の上擦りリングの軸方向の高さと、ベースリングの開口端のフランジの軸方向の高さと、ベースリングの外円周面のフランジの軸方向の高さとは、配置の協調性が悪いので、密封性が悪くなり、摩耗が不均一になり、また、壊れやすくなる。
本発明の目的は、密封オイルリングを提供することにあり、該密封オイルリングは、リングの開口に発生するオイル漏れ、及び、不均一変形によるオイル漏れを解消し、取り付けが困難である問題を解決し、オイルリングの密封性を向上することができる。
前述の目的を達成するための技術的手段は、次の通りである。
本発明は、密封オイルリングを提供する。この密封オイルリングは、開口が設けられるベースリングを含み、ベースリングの外円周面は、径方向に沿って外へ突出した環状のフランジを有し、ベースリングの開口の左端の内円周面は、軸方向に沿って貫通した長溝を有し、ベースリングの開口の左端の上表面は、径方向に沿って貫通した上溝を有し、これにより、ベースリングの開口の左端には、外の径方向の繋ぎ体及び外の軸方向と径方向の繋ぎ体が形成され、ベースリングの開口の右端の外円周面は、軸方向に沿って貫通した外溝を有し、ベースリングの開口の右端の軸方向に沿って貫通した外溝の右の外円周面は、凹溝を有し、前記ベースリングの開口の左端の外の軸方向と径方向の繋ぎ体は、ベースリングの開口の右端の凹槽内に挿入し、前記ベースリングの開口の左端の外の径方向の繋ぎ体は、ベースリングの開口の右端の軸方向に沿って貫通した外溝内に挿入する。
本発明は、他の密封オイルリングを提供する。この密封オイルリングは、開口が設けられるベースリングを含み、ベースリングの外円周面は、径方向に沿って外へ突出した環状のフランジを有し、ベースリングの開口の左端の内円周面は、軸方向に沿って貫通した貫通溝を有し、ベースリングの開口の左端の上表面は、径方向に沿って貫通した上溝を有し、これにより、ベースリングの開口の左端には、外の軸方向と径方向の繋ぎ体が形成され、ベースリングの開口の右端の外円周面は、凹溝を有し、前記ベースリングの開口の左端の前記外の軸方向と径方向の繋ぎ体は、ベースリングの開口の右端の凹溝内に挿入する。
好適な実施形態によれば、ベースリングの内円周面は、バネ膨張リングを有する。
本発明は、他の密封オイルリングを提供する。この密封オイルリングは、開口が設けられるベースリングを含み、ベースリングの外円周面は、径方向に沿って外へ突出した環状のフランジを有し、ベースリングの内円周面は、バネ膨張リングを有する。ベースリングの開口の左端の内円周面は、軸方向に沿って貫通した貫通溝を有し、ベースリングの開口の左端の、一部のフランジと、該一部のフランジの下の部分とを含む箇所には径方向に沿って貫通した下溝が設けられ、ベースリングの開口の左端には繋ぎ体が形成され、ベースリングの開口の右端の外円周面の上部の、一部のフランジを含む箇所には上凹溝が設けられ、前記ベースリングの開口の左端の繋ぎ体は、ベースリングの開口の右端の上凹溝内に挿入する。
好適な実施形態によれば、ベースリングの開口の左端の上表面のフランジの上は、径方向に貫通した上溝を有する。
好適な実施形態によれば、ベースリングの開口の右端の軸方向に沿って貫通した外溝の右のフランジの下の外円周面は、凹溝を有する。
好適な実施形態によれば、ベースリングの開口の左端の上表面の、一部のフランジを含む箇所には径方向に沿って貫通した上溝が設けられる。
好適な実施形態によれば、ベースリングの開口の右端の軸方向に沿って貫通した外溝の右側の、一部のフランジと、該一部のフランジの下の部分の外円周面とを含む箇所には凹溝が設けられる。
好適な実施形態によれば、ベースリングの外円周面は、一つだけの経方向に沿って外へ突出した環状の上フランジを有し、該環状の上フランジは、ベースリングの外円周面の上部の位置に位置する。
好適な実施形態によれば、ベースリングの外円周面は、一つだけの径方向に沿って外へ突出した環状の中間フランジを有し、該中間フランジは、ベースリングの外円周面の中間位置に位置する。
好適実施形態によれば、ベースリングの外円周面の下部は、径方向に沿って外へ突出した環状の下フランジを有し、該下フランジ及びその開口にある軸方向と径方向の繋ぎ体の構造及び位置と、上フランジ及びその開口にある軸方向と径方向の繋ぎ体の構造及び位置とは、ベースリングの軸方向の中間平面に対して上下対称である。
ベースリングの開口にあるフランジの軸方向の繋ぎ部の外円弧面は、軸方向に沿って上へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ及び/又は軸方向に沿って下へ次第に厚くなるオイル擦りエッジを有する。
ベースリングの開口にあるフランジの軸方向の繋ぎ部の外円弧面及びその左側及び/又は右側の付近は、軸方向に沿って上へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ及び/又は軸方向に沿って下へ次第に厚くなるオイル擦りエッジを有する。
好適な実施形態によれば、ベースリングの開口にあるフランジの軸方向の繋ぎ部の外円弧面は、軸方向に沿って上へ次第に厚くなるオイル擦りエッジを有する。
好適な実施形態によれば、ベースリングの開口にあるフランジの軸方向の繋ぎ部の外円弧面及びその右側の付近は、軸方向に沿って上へ次第に厚くなるオイル擦りエッジを有する。
好適な実施形態によれば、ベースリングの開口にあるフランジの軸方向の繋ぎ部の外円弧面は、軸方向に沿って下へ次第に厚くなるオイル擦りエッジを有する。
好適な実施形態によれば、ベースリングの開口にあるフランジの軸方向の繋ぎ部の外円弧面及びその右側の付近は、軸方向に沿って下へ次第に厚くなるオイル擦りエッジを有する。
好適な実施形態によれば、ベースリングの開口にあるフランジの軸方向の繋ぎ部の外円弧面及びその左側の付近は、軸方向に沿って上へ次第に厚くなるオイル擦りエッジを有する。
好適な実施形態によれば、ベースリングの開口にあるフランジの軸方向の繋ぎ部の外円弧面及びその左右側の付近は、軸方向に沿って上へ次第に厚くなるオイル擦りエッジを有する。
好適な実施形態によれば、ベースリングの開口にあるフランジの軸方向の繋ぎ部の外円弧面及びその左右側の付近は、軸方向に沿って下へ次第に厚くなるオイル擦りエッジを有する。
好適な実施形態によれば、ベースリングの開口にあるフランジの軸方向の繋ぎ部の外円弧面を除き、フランジの上表面とその外円弧面との接続部分には上部の外面取りが設けられる。
好適な実施例によれば、ベースリングは、少なくとも一つの径方向のオイル排出路を有する。
本発明の密封オイルリングにおいては、ベースリングの開口の左端の内円周面には軸方向に沿って貫通した長溝が設けられ、ベースリングの開口の左端の上表面(一部のフランジを含む)には径方向に沿って貫通した上溝が設けられ、これにより、ベースリングの左端には外の径方向の繋ぎ体及び外の軸方向と径方向の繋ぎ体が形成され、また、ベースリングの右端の外円周面には軸方向に沿って貫通した外溝が設けられ、ベースリングの開口の右端の軸方向に沿って貫通した外溝の右側の外周面(一部のフランジ及びその下の部分を含む)には凹溝が設けられ、これにより、ベースリングの開口の右端には内の径方向の繋ぎ体及び内の軸方向と径方向の繋ぎ体が形成され、また、前記ベースリングの開口の左端の外の軸方向と径方向の繋ぎ体はベースリングの開口の右端の凹槽内に挿入し、前記ベースリングの開口の左端の外の径方向の繋ぎ体はベースリングの開口の右端の軸方向に沿って貫通した外溝内に挿入し、これにより、軸方向と径方向に繋ぐ開口構造が形成され、オイルリングの開口に発生する軸方向と径方向のオイル漏れを解消することができる。
本発明の密封オイルリングの第一実施例の正面図である。 本発明の密封オイルリングの第一実施例の上面図である。 図1中の線C-Cに沿った断面図である。 図1中の線B-Bに沿った断面図である。 図2中の線A-Aに沿った断面図である。 本発明の密封オイルリングの第二実施例の正面図である。 本発明の密封オイルリングの第二実施例の上面図である。 図7中の線A-Aに沿った断面図である。 図7中の線B-Bに沿った断面図である。 図7に示す本発明の密封オイルリングの第二実施例のベースリング2の開口が開いた後の上面図である。 図10中の線B-Bに沿った断面図である。 図10中の線D-Dに沿った断面図である。 本発明の密封オイルリングの第三実施例の正面図である。 本発明の密封オイルリングの第三実施例の上面図である。 図14中の線A-Aに沿った断面図である。 図2に示す第一実施例のベースリング2の内円周面にはバネ膨張リング9が設けられる様子を示す図である。 図16中の線C-Cに沿った断面図である。 図16中の線A-Aに沿った断面図である。 図16中の線B-Bに沿った断面図である。 図1に示す前記ベースリング2の外円周面には一つだけの径方向に沿って外へ突出した環状の上フランジ1′が設けられ、該上フランジ1′はベースリング2の外円周面の上部の位置に位置する様子を示す図である。 図20中の線C-Cに沿った断面図である。 図20中の線A-Aに沿った断面図である。 図20中の線B-Bに沿った断面図である。 前記ベースリング2の外円周面には一つだけの径方向に沿って外へ突出した環状の中間フランジ1′′が設けられ、該中間フランジ1′′はベースリング2の外円周面の中間位置に位置する様子を示す図である。 図24に示すベースリング2の内円周面にはバネ膨張リング9が設けられるときの上面図である。 図25中の線C-Cに沿った断面図である。 図25中の線A-Aに沿った断面図である。 図25中の線B-Bに沿った断面図である。 図20において、ベースリング2の外円周面の下部には一つの径方向に沿って外へ突出した環状の下フランジ7が設けられ、該下フランジ7及びその開口にある軸方向と径方向の繋ぎ体の構造及び位置と、上フランジ1′及びその開口にある軸方向と径方向の繋ぎ体の構造と位置とは、ベースリング2の軸方向の中間平面8に対して上下対称である様子を示す図である。 図1において、ベースリング2の開口にあるフランジの軸方向の繋ぎ体20の外円弧面には軸方向に沿って上へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ66が設けられる様子を示す図である。 図30中の線B-Bに沿った断面図であり、ベースリング2の開口にあるフランジの軸方向の繋ぎ体20の外円弧面には軸方向に沿って上へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ66が設けられる様子を示す図である。 図1において、ベースリング2の開口にあるフランジの軸方向の繋ぎ体20の外円弧面には軸方向に沿って下へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ68が設けられる様子を示す図である。 図32中の線B-Bに沿った断面図であり、ベースリング2の開口にあるフランジの軸方向の繋ぎ部20の外円弧面には軸方向に沿って下へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ68が設けられる様子を示す図である。 図1において、ベースリング2の開口にあるフランジ1の軸方向の繋ぎ部20の外円弧面及びその右側の付近には軸方向に沿って上へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ61が設けられる様子を示す図である。 図24において、ベースリング2の開口にある中間フランジ1′′の軸方向の繋ぎ部20の外円弧面及びその右側の付近には軸方向に沿って上へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ61が設けられる様子を示す図である。 図29において、ベースリング2の開口にある上フランジ1′の軸方向の繋ぎ部20の外円弧面及びその左右両側の付近には軸方向に沿って上へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ91が設けられ、また、フランジ7の開口にある軸方向の繋ぎ部20の外円弧面及びその左右両側の付近には軸方向に沿って下へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ92が設けられる様子を示す図である。 図24において、ベースリング2の下表面には径方向のオイル排出路3が設けられる様子を示す図である。 図2に示す本発明の第一実施例の密封オイルリングのベースリング2の開口が開いた後の上面図(局所上面図)である。 図38中の線A-Aに沿った断面の回転後の図である。 図38中の線B-Bに沿った断面の回転後の図である。 図38中の線C-Cに沿った断面の回転後の図である。 図38中の線D-Dに沿った断面の回転後の図である。 図1に示す本発明の第一実施例の密封オイルリングのベースリング2が開いた後の正面図(局所正面図)である。 図1において、ベースリング2の開口にあるフランジ1の軸方向の繋ぎ部20の外円弧面及びその左右両側の付近には軸方向に沿って上へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ91が設けられ、ベースリング2の開口にあるフランジ1の軸方向の繋ぎ部20の外円弧面及びその左右両側の付近には軸方向に沿って下へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ92が設けられる様子を示す図である。 図44中の線B-Bに沿った断面図であり、ベースリング2の開口にあるフランジ1の軸方向の繋ぎ部20の外円弧面及びその左右両側の付近には軸方向に沿って上へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ91が設けられ、ベースリング2の開口にあるフランジの軸方向の繋ぎ部20の外円弧面及びその左右両側の付近には軸方向に沿って下へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ92が設けられる様子を示す図である。 図29において、ベースリング2の開口にある上フランジ1′の軸方向の繋ぎ部20の外円弧面及びその左右両側の付近には軸方向に沿って上へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ91が設けられ、ベースリング2の開口にある上フランジ1′の軸方向の繋ぎ部20の外円弧面及びその左右両側の付近には軸方向に沿って下へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ92が設けられ、ベースリング2の開口にある下フランジ7の軸方向の繋ぎ部20の外円弧面及びその左右両側の付近には軸方向に沿って上へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ91が設けられ、ベースリング2の開口にある下フランジ7の軸方向の繋ぎ部20の外円弧面及びその左右両側付近には軸方向に沿って下へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ92が設けられる様子を示す図である。 本発明の密封オイルリングを示す図であり、ベースリング2の開口にあるフランジ1の軸方向の繋ぎ部20の外円弧面を除き、フランジ1の上表面と、その外円弧面との接続部分には上部の外面取り66が設けられる様子を示す図である。 本発明の密封オイルリングを示す図であり、ベースリング2の開口にあるフランジ1の軸方向の繋ぎ部20の外円弧面及びその左右両側の付近を除き、フランジ1の上表面と、その外円弧面との接続部分には上部の外面取り98が設けられる様子を示す図である。 図34において、ベースリング2の開口にあるフランジ1の軸方向の繋ぎ部20の外円弧面及びその右側の付近には軸方向に沿って下へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ62が設けられる様子を示す図である。 図1において、ベースリング2の開口にあるフランジ1の軸方向の繋ぎ部20の外円弧面及びその左右両側の付近には軸方向に沿って上へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ91が設けられる様子を示す図である。 図1において、ベースリング2の開口にあるフランジ1の軸方向の繋ぎ部20の外円弧面及びその右側の付近には軸方向に沿って下へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ62が設けられた様子を示す図である。 図24において、ベースリング2の開口にある中間フランジ1′′の軸方向の繋ぎ部20の外円弧面及びその左右両側の付近には軸方向に沿って上へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ91が設けられる様子を示す図である。 図24において、ベースリング2の開口にある中間フランジ1′′の軸方向の繋ぎ部20の外円弧面及びその左右両側の付近には軸方向に沿って下へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ92が設けられる様子を示す図である。 図7に示す第二実施例において、ベースリング2の内円周面にはバネ膨張リング9が設けられる様子を示す図である。 図54中の線A-Aに沿った断面図である。 図54中の線B-Bに沿った断面図である。 図13において、ベースリング2の開口にあるフランジ1の軸方向の繋ぎ部20の外円弧面及びその左側の付近には軸方向に沿って上へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ99が設けられる様子を示す図である。
次に、添付した図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
図1−5は、本発明の密封オイルリングの第一実施例を示す。
図1は、本発明の密封オイルリングの第一実施例におけるベースリング2の正面図である。図2は、本発明の密封オイルリングの第一実施例の上面図である。図2に示すように、本発明による密封オイルリングは、開口が設けられるベースリング2を含み、ベースリング2の外円周面は、径方向に沿って外へ突出した環状のフランジ1を有する。前記フランジ1の外円周面とベースリング2の外円周面の中心軸線は重なり合う。環状のフランジ1の上表面と環状のフランジ1の外円周面との接続部分には面取り45が設けられ、フランジ1の下表面と環状のフランジ1の外円周面との接続部分には下部の外面取り35が設けられ、図1に示すように、これは、環状のフランジ1の軸方向の高さと外円周面の面積を減少するためであるので、シリンダー壁と接触する面積及び摩擦を減らすことができる。前記ベースリング2は、開口が設けられたリングであり、これは、従来のものと同じであるので、次の実施例では、その説明を省略する。
図38に示すように、ベースリング2の開口の左端の内円周面には、軸方向に沿って貫通した長溝38が設けられる。ベースリング2の開口の左端の上表面(一部のフランジを含む)には、径方向に沿って貫通した上溝4(図1に示すように、該上溝4の下底面がフランジ1の外円周面の軸方向の高さの二分の一の位置に設けられる)が設けられる。図43に示すように、ベースリング2の開口の左端には、外の径方向の繋ぎ体11及び外の軸方向と径方向の繋ぎ体12が形成される。図43に示すように、ベースリングの開口の右端の外円周面には、軸方向に沿って貫通した外溝10が設けられ、ベースリング2の開口の右端の軸方向に沿って貫通した外溝10の右側の外円周面(一部のフランジ及びその下の部分を含む)には、凹溝6(図1に示すように、該凹溝6の軸方向の高さがフランジ1の外円周面の軸方向の高さの二分の一の位置に設けられる)が設けられる。図38に示すように、ベースリング2の開口の右端には、内の径方向の繋ぎ体13及び内の軸方向と径方向の繋ぎ体14が形成される。前記ベースリング2の開口の左端の外の軸方向と径方向の繋ぎ体12は、ベースリング2の開口の右端の凹溝6内に挿入し、前記ベースリング2の開口の左端の外の径方向の繋ぎ体11は、ベースリング2の開口の右端の軸方向に沿って貫通した外溝10内に挿入する。これにより、内の径方向の繋ぎ体13と、外の径方向の繋ぎ体11との径方向の繋ぎが形成され、また、内の軸方向と径方向の繋ぎ体14と、外の軸方向と径方向の繋ぎ体12との軸方向及び径方向の繋ぎが形成される。
図38に示すように、前記軸方向に沿って貫通した長溝38の溝底面は円弧面である。該円弧面の半径中心と、ベースリング2の外円周面の半径中心とは重なり合う。図38に示すように、前記凹溝6及び軸方向に沿って貫通した外溝10の底面は円弧面である。該円弧面の半径と、軸方向に沿って貫通した長溝38の溝底面の半径とは等しく、また、両者の半径中心は重なり合う。前記外の軸方向と径方向の繋ぎ体12の上部に設けられる径方向に沿って貫通した上溝4の底面36(図40を参照する)は、それに接続する凹溝6の上側面38(図42を参照する)と接触する(しかし、組み立て隙間を確保する)。前記外の軸方向と径方向の繋ぎ体12の内円弧面に設けられる軸方向に沿って貫通した長溝38の底面46(図40を参照する。図40は、図38の線B−Bに沿った断面図である)は、内の軸方向と径方向の繋ぎ体14の外円弧面に設けられる凹溝6の溝底面49(図42を参照する。図42は、図38の線D−Dに沿った断面図である)と接触する。前記外の径方向の繋ぎ体11の内円弧面に設けられる軸方向に沿って貫通した長溝38の底面46(図39を参照する。図39は、図38の線A−Aに沿った断面図である)は、内の径方向の繋ぎ体13の外円弧面に設けられる軸方向に沿って貫通した外溝10の底面47(図41を参照する)と接触する。
ベースリング2の開口の左右両端のデッドロック(deadlock)を防ぐために、ベースリング2の開口の右端の端面21と、それに接続する軸方向に沿って貫通した長溝38の側面22との間に隙間を確保すべきであり、外の軸方向と径方向の繋ぎ体12の左端面24と、それに接続する凹溝6の右側面23との間に隙間を確保すべきであり、径方向に沿って貫通した上溝4の側面25と、それに接続する軸方向に沿って貫通した外溝10の側面26との間に隙間を確保すべきである。
図3は、図1の線C−Cに沿った断面図であり、図4は、図1の線B−Bに沿った断面図であり、図5は、図2の線A−Aに沿った断面図である。
図6−12は、本発明の密封オイルリングの第二実施例を示す。
図6は、本発明の密封オイルリングの第二実施例におけるベースリング2の正面図である。図7は、本発明の密封オイルリングの第二実施例の上面図である。図7に示すように、ベースリング2の開口の左端の内円周面には、軸方向に沿って貫通した貫通溝5が設けられ、ベースリング2の開口の左端の上表面(一部のフランジを含む)には、径方向に沿って貫通した上溝4(図6に示すように、該上溝4の下底面がフランジ1の該円周面の軸方向の高さの二分の一の位置に設けられる)が設けられ、ベースリング2の左端には、外の軸方向と径方向の繋ぎ体12が形成され、ベースリング2の開口の右端の外円周面(一部のフランジ及びその下の部分を含む)には、凹溝6(図6に示すように、該凹溝6の軸方向の高さがフランジ1の外円周面の軸方向の高さの二分の一の位置に設けられる)が設けられ、ベースリング2の開口の右端には、内の軸方向と径方向の繋ぎ体14が形成され、前記ベースリング2の開口の左端の外の軸方向と径方向の繋ぎ体12は、ベースリング2の開口の右端の凹溝6内に挿入し、これにより、軸方向と径方向に繋ぐ開口構造が形成される。図10に示すように、前記軸方向に沿って貫通した貫通溝5の溝底面は円弧面である。該円弧面の半径中心と、ベースリング2の外円周面の半径中心とは、重なり合う。図10と図12に示すように、前記凹溝6の底面49は円弧面である。該円弧面の半径と、軸方向に沿って貫通した貫通溝5の溝底面48の半径とは等しく、また、両者の半径中心は重なり合う。前記凹溝6の底面49の円弧面と、軸方向に沿って貫通した貫通溝5の溝底面48の円弧面とは接触する(組み立て隙間を確保してもよい)。前記外の軸方向と径方向の繋ぎ体12の上部の径方向に沿って貫通した上溝14の底面36と、それに接続する凹溝6の上側面38とは接触する(しかし、組み立て隙間を確保する)。
ベースリング2の開口の左右両端のデッドロック(deadlock)を防ぐために、ベースリング2の開口の右端の端面21と、それに接続する軸方向に沿って貫通した貫通溝5の側面22との間に隙間を確保すべきであり、ベースリング2の開口の左端の外の軸方向と径方向の繋ぎ体12の左端面24と、それに接続する凹溝6の側面23との間に隙間を確保すべきであり、その詳細については、図6を参照する。
図8は、図7の線A−Aに沿った断面図であり、図9は、図7の線B−Bに沿った断面図であり、図10は、本発明の密封オイルリングの第二実施例におけるベースリング2の開口が開いた後の上面図であり、図11は、図10の線B−Bに沿った断面図であり、図12は、図10の線D−Dに沿った断面図である。
図13−15は、本発明の密封オイルリングの第三実施例を示す。
図13は、本発明の密封オイルリングの第三実施例の正面図である。図14は、本発明の密封オイルリングの第三実施例の上面図である。図14に示すように、ベースリング2の内円周面には、バネ膨張リング9が設けられ、ベースリング2の開口の左端の内円周面には、軸方向に沿って貫通した貫通溝5が設けられ、ベースリング2の開口の左端の下表面(一部のフランジ及びその下の部分)には、径方向に沿って貫通した下溝74(図13に示すように、該下溝74の軸方向の高さがフランジ1の外円周面の高さの二分の一の位置に設けられる)が設けられ、ベースリング2の開口の左端には、繋ぎ体72が形成され、ベースリング2の開口の右端の外円周面の上部(一部のフランジを含む)には、上凹溝76(図13に示すように、該上凹溝76の下底面がフランジ1の外円周面の軸方向の高さの二分の一の位置に設けられる)が設けられる。前記ベースリング2の開口の左端の繋ぎ体72は、ベースリング2の開口の右端の上凹溝76内に挿入する。これにより、軸方向と径方向に繋ぐ開口構造が形成される。前記軸方向に沿って貫通した貫通溝5の溝底面は円弧面である。該円弧面の半径中心と、ベースリング2の外円周面の半径心とは重なり合う。前記上凹溝76の溝底面は、円弧面である。該円弧面の半径と、軸方向に沿って貫通した貫通溝5の溝底面の半径とは等しく、且つ、両者の半径中心は重なり合う。前記上凹溝76の溝底面の円弧面と、軸方向に沿って貫通した貫通溝5の溝底面の円弧面とは接触する(組み立て隙間を有しても良い)。前記繋ぎ体72の下表面と、それに接続する上凹溝76の下側面とは接触する(しかし、組み立て隙間を確保する)。
ベースリング2の開口の左右両端のデッドロック(deadlock)を防ぐために、ベースリング2の開口の右端の端面21と、それに接続する軸方向に沿って貫通した貫通溝5の側面22との間に隙間を確保すべきであり、繋ぎ体72の左端面24と、それに接続する上凹溝76の側面23との間に隙間を確保すべきであり、図15は、図14の線A−Aに沿った断面図である。
図16は、本発明の他の実施例を示す図であり、具体的には、図2の第一実施例において、そのベースリング2の内円周面にバネ膨張リング9を設ける様子を示す図であり、前記バネ膨張リング9は、コイルバネ又はヘビ形バネであってもよい。好適な実施形態によれば、ベースリング2の内円周面には、コイルバネを収納するための半円形溝が設けられ、この半円形溝内にはコイルバネが取り付けられる。コイルバネは、螺旋バネをリング状にし、且つ、その両端を繋げるとのような構造形状を有し、また、その両端の繋ぎ所の内の円孔にはラッチピン(Latch Pin)が取り付けられ、これは従来のコイルバネと同様である。好ましくは、コイルバネを使用し、これも従来の技術と同様である。
本発明では、図44に示すように、ベースリング2の開口にあるフランジの軸方向の繋ぎ部20の外円弧面及びその左右両側の付近には、軸方向に沿って上へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ91が設けられ、その詳細については、図45を参照し、図45は、図44の線B−Bに沿った断面図である。これは、ベースリング2の開口の右端の軸方向に沿って貫通した外溝10の右側の外円周面(一部のフランジ及びその下の部分を含む)には凹溝6が設けられ、該凹溝6の軸方向の高さは図1に示すようにフランジ1の外円周面の高さの二分の一の位置に設けられ、これにより、該軸方向の繋ぎ部のフランジは厚さがとても薄く、強度がとても低く、密封性が悪く、クロムめっきの結合面がとても小さいからである。また、製造の時は、とても困難であり、不良率が極めて高く、ひいては製造できないこともあるので、該軸方向の繋ぎ部のフランジの強度を向上し、クロムめっきの結合面を増加し、密封性を保証し、容易に製造するために、フランジの軸方向の繋ぎ部20の外円弧面及びその左右両側の付近には軸方向に沿って上へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ91を設けるわけであり、その詳細については、図45を参照する。また、図1に示すように、ベースリング2の開口の左端の上表面(一部のフランジを含む)には、径方向に沿って貫通した上溝4が設けられ、該上溝4の下底面はフランジ1の外円周面の軸方向の高さの二分の一の位置に設けられるので、同様に、該繋ぎ部のフランジは、厚さがとても薄く、強度がとても低く、密封性が悪く、クロムめっきの結合面がとても小さい。この繋ぎ部のフランジの強度を向上し、クロムめっきの結合面を増加し、密封性を保証するために、フランジの軸方向の繋ぎ部20の外円弧面及びその左右両側の付近には、軸方向に沿って下へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ92が設けられ、その詳細については、図45を参照する。このような設計は、ベースリング2の開口にあるオイル擦りエッジ(フランジ)の強度を保証することができ、この所のクロムの脱落(ピストンリングの表面にはクロムめっきをする必要がある)を防止することができ、また、その同時に、ベースリング2の開口の所に良好な密封性を持たせることを保証することができ、また、製造の便宜のために、軸方向に沿って上へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ91の上表面と、その外円弧面との接続する所には上部の面取り15が設けられる。また、フランジ1の上表面と、その円弧面との接続する所には上部の大きな面取り18が設けられ、軸方向に沿って下へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ92の下表面と、その外円弧面との接続する所には下部の面取り16が設けられる。更に、フランジ1の下表面と、その外円弧面との接続する所には下部の大きな面取り39が設けられ、その詳細については、図44と図45を参照する。このように、フランジ1(オイル擦りエッジ)の軸方向の高さを大幅に削減することができ、これにより、摩擦を減らすことができる。

Claims (19)

  1. 開口が設けられるベースリング(2)を含む密封オイルリングであって、
    該ベースリング(2)の外円周面は、径方向に沿って外へ突出した環状のフランジ(1)を有し、
    ベースリング(2)の開口の左端の内円周面には、軸方向に沿って貫通した長溝(38)が設けられ、ベースリング(2)の開口の左端の上表面には、径方向に沿って貫通した上溝(4)が設けられ、これにより、ベースリング(2)の開口の左端には、外の径方向の繋ぎ体(11)及び外の軸方向と径方向の繋ぎ体(12)が形成され、
    ベースリング(2)の開口の右端の外円周面には、軸方向に沿って貫通した外溝(10)が設けられ、ベースリング(2)の開口の右端の軸方向に沿って貫通した外溝(10)の右側の外円周面には、凹溝(6)が設けられ、
    前記ベースリング(2)の開口の左端の外の軸方向と径方向の繋ぎ体(12)は、ベースリング(2)の開口の右端の凹槽(6)内に挿入し、前記ベースリング(2)の開口の左端の外の径方向の繋ぎ体(11)は、ベースリング(2)の開口の右端の軸方向に沿って貫通した外溝(10)内に挿入する、
    ことを特徴とする密封オイルリング。
  2. 開口が設けられるベースリング(2)を含む密封オイルリングであって、
    該ベースリング(2)の外円周面は、径方向に沿って外へ突出した環状のフランジ(1)を有し、
    ベースリング(2)の開口の左端の内円周面には、軸方向に沿って貫通した貫通溝(5)が設けられ、ベースリング(2)の開口の左端の上表面には、径方向に沿って貫通した上溝(4)が設けられ、これにより、ベースリング(2)の開口の左端には、外の軸方向と径方向の繋ぎ体(12)が形成され、
    ベースリング(2)の開口の右端の外円周面には、凹溝(6)が設けられ、
    前記ベースリング(2)の開口の左端の外の軸方向と径方向の繋ぎ体(12)は、ベースリング(2)の開口の右端の凹溝(6)内に挿入する、
    ことを特徴とする密封オイルリング。
  3. 開口が設けられるベースリング(2)を含む密封オイルリングであって、
    該ベースリング(2)の外円周面は、径方向に沿って外へ突出した環状のフランジ(1)を有し、
    ベースリング(2)の内円周面には、バネ膨張リング(9)が設けられ、
    ベースリング(2)の開口の左端の内円周面には、軸方向に沿って貫通した貫通溝(5)が設けられ、
    ベースリング(2)の開口の左端は、一部のフランジと、径方向に沿って貫通した下溝(74)が設けられる該一部のフランジの下の部分とを含み、
    ベースリング(2)の開口の左端には、繋ぎ体(72)が形成され、
    ベースリング(2)の開口の右端の外円周面の上部は、上凹溝(76)が設けられる一部のフランジを含み、
    前記ベースリング(2)の開口の左端の繋ぎ体(72)は、ベースリング(2)の開口の右端の上凹溝(76)内に挿入する、
    ことを特徴とする密封オイルリング。
  4. ベースリング(2)の内円周面には、バネ膨張リング(9)が設けられる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の密封オイルリング。
  5. ベースリング(2)の開口の左端の上表面は、径方向に沿って貫通した上溝(4)が設けられる一部のフランジを含む、
    ことを特徴とする請求項1、2又は4に記載の密封オイルリング。
  6. ベースリング(2)の開口の右端の軸方向に沿って貫通した外溝(10)の右側は、一部のフランジと、凹溝(6)が設けられる該一部のフランジの下の部分の外円周面と、を含む、
    ことを特徴とする請求項1、2、4又は5に記載の密封オイルリング。
  7. ベースリング(2)の外円周面には、一つだけの経方向に沿って外へ突出した環状の上フランジ(1′)が設けられ、該環状の上フランジ(1′)は、ベースリング(2)の外円周面の上部の位置に位置する、
    ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の密封オイルリング。
  8. ベースリング(2)の外円周面には、一つだけの径方向に沿って外へ突出した環状の中間フランジ(1′′)が設けられ、該中間フランジ(1′′)は、ベースリング(2)の外円周面の中間位置に位置する、
    ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の密封オイルリング。
  9. ベースリング(2)の外円周面の下部には、径方向に沿って外へ突出した環状の下フランジ(7)が設けられ、
    該環状の下フランジ(7)及びその開口にある軸方向と径方向の繋ぎ部の構造及び位置と、環状の上フランジ(1′)及びその開口にある軸方向と径方向の繋ぎ部の構造及び位置とは、ベースリング(2)の軸方向の中間平面(8)に対して上下対称である、
    ことを特徴とする請求項7に記載の密封オイルリング。
  10. ベースリング(2)の開口にあるフランジの軸方向の繋ぎ部(20)の外円弧面には、軸方向に沿って上へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ及び/又は軸方向に沿って下へ次第に厚くなるオイル擦りエッジが設けられる、
    ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の密封オイルリング。
  11. ベースリング(2)の開口にあるフランジの軸方向の繋ぎ部(20)の外円弧面及びその左側及び/又は右側の付近には、軸方向に沿って上へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ及び/又は軸方向に沿って下へ次第に厚くなるオイル擦りエッジが設けられる、
    ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の密封オイルリング。
  12. ベースリング(2)の開口にあるフランジの軸方向の繋ぎ部(20)の外円弧面には、軸方向に沿って上へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ(66)が設けられる、
    ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の密封オイルリング。
  13. ベースリング(2)の開口にあるフランジの軸方向の繋ぎ部(20)の外円弧面及びその右側の付近には、軸方向に沿って上へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ(61)が設けられる、
    ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の密封オイルリング。
  14. ベースリング(2)の開口にあるフランジの軸方向の繋ぎ部(20)の外円弧面には、軸方向に沿って下へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ(68)が設けられる、
    ことを特徴とする請求項1乃至9及び12乃至13の何れか1項に記載の密封オイルリング。
  15. ベースリング(2)の開口にあるフランジの軸方向の繋ぎ部(20)の外円弧面及びその右側の付近には、軸方向に沿って下へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ(62)が設けられる、
    ことを特徴とする請求項1乃至9及び12乃至13の何れか1項に記載の密封オイルリング。
  16. ベースリング(2)の開口にあるフランジの軸方向の繋ぎ部(20)の外円弧面及びその左側の付近には、軸方向に沿って上へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ(99)が設けられる、
    ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の密封オイルリング。
  17. ベースリング(2)の開口にあるフランジの軸方向の繋ぎ部(20)の外円弧面及びその左右両側の付近には、軸方向に沿って上へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ(91)が設けられる、
    ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の密封オイルリング。
  18. ベースリング(2)の開口にあるフランジの軸方向の繋ぎ部(20)の外円弧面及びその左右両側の付近には、軸方向に沿って下へ次第に厚くなるオイル擦りエッジ(92)が設けられる、
    ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の密封オイルリング。
  19. ベースリング(2)の開口にあるフランジ(1)の軸方向の繋ぎ部(20)の外円弧面を除き、フランジ(1)の上表面とその外円弧面との接続部分には、上部の外面取り(65)が設けられる、
    ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の密封オイルリング。
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