JP2010539214A - カンナビノイドcb1受容体アゴニストとしての5−アリール−4,5−ジヒドロ−(1h)−ピラゾール - Google Patents

カンナビノイドcb1受容体アゴニストとしての5−アリール−4,5−ジヒドロ−(1h)−ピラゾール Download PDF

Info

Publication number
JP2010539214A
JP2010539214A JP2010525325A JP2010525325A JP2010539214A JP 2010539214 A JP2010539214 A JP 2010539214A JP 2010525325 A JP2010525325 A JP 2010525325A JP 2010525325 A JP2010525325 A JP 2010525325A JP 2010539214 A JP2010539214 A JP 2010539214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
ethyl
methyl
phenyl
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010525325A
Other languages
English (en)
Inventor
ランゲ,ジヨセフス・エイチ・エム
ジラオウト,ヒシヤム
バン・ブリート,ベルナルド・ジエイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Abbott Healthcare Products BV
Original Assignee
Abbott Healthcare Products BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Abbott Healthcare Products BV filed Critical Abbott Healthcare Products BV
Priority claimed from PCT/EP2008/062283 external-priority patent/WO2009037244A2/en
Publication of JP2010539214A publication Critical patent/JP2010539214A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

本発明はカンナビノイドCB受容体アゴニストとしての5−(ヘテロ)アリール−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール(ピラゾリン)誘導体、これらの化合物を含有する製薬学的組成物、それらの合成の方法、それらの合成に有用な新規中間体を製造する方法および組成物を製造する方法に関する。本発明はまたそのような化合物および組成物の使用、特にCB受容体が関与するかもしくはこれらの受容体の操作によって処置することができる障害において治療効果を得るために患者にそれらを投与することにおけるそれらの使用にも関する。化合物は一般式(I)
【化1】
Figure 2010539214

[式中、記号は明細書に示した意味を有する]
を有する。
【選択図】 なし

Description

索引
索引 頁
発明の名称 1
索引 1
技術分野 1
背景技術 1
開示 2
定義 9
実施例1:分析方法 14
実施例2:合成の一般的態様 15
実施例3:中間体の合成およびスペクトルデータ 18
実施例4:特定の化合物の合成 26
実施例5:薬理学的方法 75
実施例6:薬理学的試験結果 77
実施例7:製薬学的製剤 77
参考文献一覧 80
特許請求の範囲 82
要約書 88
本発明は製薬および有機化学の分野に関し、そして5−(ヘテロ)アリール−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール(ピラゾリン)誘導体、中間体、製剤および方法を提供する。
内因性カンナビノイド受容体アゴニスト、アナンダミドはあまりにも不安定すぎて薬剤として実用的価値がない。同じことが、2−アラキドノイル−グリセロールおよびノラジンエーテルのような他のエンドカンナビノイドについても当てはまる。Δ−テトラヒドロカンナビノール(Δ−THC、ドロナビノール、マリノール(R))およびナビロン(セサメット(R))を除いて、他のカンナビノイド受容体アゴニストは薬剤として登録されていない。さらに、サティベックス(R)(カンナビス・サティバ(Cannabis sativa)L.植物からの抽出物)が処方薬として最近認可されている(非特許文献1)。CP 55,940およびWIN 55,212−2のような化合物は登録された薬剤ではないが、薬理学的手段として使用されており、そして依然としてそうである。
カンナビノイドCB受容体は2つの異なる状態:アゴニストが結合する活性「R−状態」およびアンタゴニストもしくは逆アゴニスト、例えばリモナバントが結合する不活性「R−状態」において存在することができると仮定されている。両状態は、かなり異なる3次元配置を有する。カンナビノイド−CB受容体モデル(ウシロドプシンのPalczewskiのX線構造に基づく)における重要な相互作用は、例えばCB受容体逆アゴニストリモナバントのカルボニル基とCB受容体のLYS192残基との間の水素結合である。この水素結合は、膜貫通ヘリックス3および6の細胞内末端のLys192−Asp366塩橋に対する安定化効果を有する。この特定の塩橋の存在は、受容体の不活性R状態に存在するがCB受容体アゴニスト結合により安定化される活性R状態には存在しない、膜貫通ヘリックス6におけるPro358での顕著なキンクにより誘導さ
れる(非特許文献2;非特許文献3;非特許文献4;非特許文献5および非特許文献6)。従って、新規CB受容体アゴニストを直接的な方法で設計するために既知のCB受容体アンタゴニストもしくは逆アゴニストの構造的特徴を適用することは可能でない。
カンナビノイド受容体アゴニストは、食欲刺激薬、制吐薬、鎮痛薬、抗緑内障薬(非特許文献7;非特許文献8)、腫瘍増殖抑制剤(非特許文献9)、ならびに多発性硬化症およびアルツハイマー病を包含する神経変性疾患の処置用の薬剤(非特許文献10;非特許文献11)として治療的可能性を有するという十分な証拠がある。
Figure 2010539214
本発明の目的は、既知のカンナビノイド受容体アゴニストと構造的に関連がない、CB受容体アゴニスト活性を有する新規化合物を開発することであった。
Barnes,M.P.,Expert Opin.Pharmacother.2006,7,607−615 Hurst,D.P.et al.,Mol.Pharmacol.,62,1274−1287,2002 Shim,J.,et al.,J.Med.Chem.,45,1447−1459,2002. Reggio,P.H.,Curr.Pharm.Des.,9,1607−1633,2003 Pertwee,R.G.,Life Sci.,76,1307−1324,2005 Lange,J.H.M.and Kruse,C.G.Drug Discov.Today,10,693−702,2005 Croxford,J.L.,"Therapeutic potential of cannabinoids in CNS disease",CNS Drugs,17,179−202,2003. Drysdale,A.J.and Platt,B.,"Cannabinoids:mechanisms and therapeutic applications in the CNS",Curr.Med.Chem.,10,2719−2732,2003 Ligresti,A.,et al.,"Possible endocannabinoid control of colorectal cancer growth",Gastro−enterology,125,677−687,2003. Smith,P.F.,"Medicinal cannabis extracts for the treatment of multiple sclerosis",Curr.Opin.Investig.Drugs,5,727−730,2004 Croxford,J.L.and Miller,S.D."Towards cannabis and cannabinoid treatment of multiple sclerosis",Drugs Today (Barc),40,663−676,2004.
開示
驚くべきことに、場合により置換されていてもよいアルキル部分でWO 2005/074920、WO 2005/077911もしくはWO 2007/009689に記述される4,5−ジヒドロ−ピラゾールCB受容体アンタゴニストにおける1−アリールもしくは1−ヘテロアリール基を置換することにより、CB受容体に対する高い親和性を有する新規化合物がもたらされることが見出された。これらの化合物の多くは、CB受容体で完全もしくは部分アゴニストとして働くことが見出された。本発明の大部分の化合物はまた、CB受容体に対する親和性も示した。
本発明は一般式(I):
Figure 2010539214
[式中:
−RはC3〜10直鎖状アルキル基、C4〜10分枝状アルキル基、C4〜10アルケニル基、C4〜10アルキニル基、C3〜10−ヘテロアルキル基、C5〜8−シクロアルキル−C1〜5−アルキル基、C5〜8−ヘテロシクロアルキル−C1〜5−アルキル基から選択され、これらの基は場合によりメチル、エチル、ヒドロキシ、アミノ、シアノもしくはフルオロから選択される同じもしくは異なることができる1〜5個の置換基で置換されていてもよく、あるいは
はアリール−C1〜3−アルキル基、ヘテロアリール−C1〜3−アルキル基、アリール−C1〜3−ヘテロアルキル基もしくはヘテロアリール−C1〜3−ヘテロアルキル基から選択され、ここで、アリールもしくはヘテロアリール基は非置換であるか、またはC1〜3−アルキルもしくはアルコキシ、ヒドロキシ、ハロゲン、トリフルオロメチル、トリフルオロメチルチオ、トリフルオロメトキシ、ニトロ、アミノ、モノ−もしくはジアルキル(C1〜2)−アミノ、モノ−もしくはジアルキル(C1〜2)−アミド、(C
1〜3)−アルキルスルホニル、ジメチルスルファミド、C1〜3−アルコキシカルボニル、カルボキシル、トリフルオロメチルスルホニル、シアノ、カルバモイル、スルファモイル、フェニルおよびアセチルから選択される同じもしくは異なることができる1〜5個の置換基Yで置換され、あるいは
は2−シアノ−エチルであり、
−Rは、非置換であるかまたは同じもしくは異なることができる1〜5個の置換基Yで置換された、アリール基もしくはヘテロアリール基であり、ここで、Yは上記の意味を有し、
−Rは直鎖状もしくは分枝状C3〜10アルキル基、C3〜8シクロアルキル基、C5〜10ビシクロアルキル基、C6〜10トリシクロアルキル基もしくはC8〜11テトラシクロアルキル基から選択され、これらの基は非置換であるか、またはメチル、エチル、ヒドロキシ、アミノ、フルオロから選択される同じもしくは異なることができる1〜5個の置換基で置換され、あるいは
は、非置換であるかまたは同じもしくは異なることができる1〜5個の置換基Yで置換される、アリール基もしくはヘテロアリール基で置換されたC3〜8シクロアルキル基であり、ここで、Yは上記に示した意味を有し、あるいは
は2,2,2−トリフルオロエチルもしくは2−フルオロエチル基であり、あるいは
はC5〜8ヘテロシクロアルキル基、C6〜10ビシクロヘテロアルキル基、C7〜10トリシクロヘテロアルキル基から選択され、これらの基は非置換であるかまたはメチル、エチル、ヒドロキシ、アミノもしくはフルオロから選択される同じもしくは異なることができる1〜5個の置換基で置換され、あるいは
はC3〜8シクロアルキル−C1〜3−アルキル基、C5〜10−ビシクロアルキル−C1〜3−アルキル基、C6〜10−トリシクロアルキル−C1〜3−アルキル基から選択され、これらの基は非置換であるかまたはメチル、エチル、ヒドロキシ、アミノもしくはフルオロから選択される同じもしくは異なることができる1〜5個の置換基で置換され、あるいは
は分枝状もしくは直鎖状C3〜8ヘテロシクロアルキル−C1〜3−アルキル基、C5〜10ビシクロヘテロアルキル−C1〜3−アルキル基、C6〜10トリシクロヘテロアルキル−C1〜3−アルキル基から選択され、これらの基は非置換であるかまたはメチル、エチル、ヒドロキシ、アミノもしくはフルオロから選択される同じもしくは異なることができる1〜5個の置換基で置換され、あるいは
はアリール基もしくはヘテロアリール基であり、これらの基は非置換であるかまたは同じもしくは異なることができる1〜5個の置換基Yで置換され、ここで、Yは上記の意味を有し、あるいは
はアリール−C1〜5−アルキル基、ヘテロアリール−C1〜5−アルキルもしくはジアリール−C1〜5−アルキル基であり、ここで、アリールもしくはヘテロアリール基は非置換であるかまたは同じもしくは異なることができる1〜5個の置換基Yで置換され、ここで、Yは上記の意味を有し、あるいは
は直鎖状もしくは分枝状C4〜8アルケニルもしくはC4〜8アルキニル基から選択され、これらの基は非置換であるかもしくは1〜3個のフルオロ原子で置換され、あるいは
は、N、OもしくはSから選択される1〜2個のヘテロ原子を含有する、分枝状もしくは直鎖状C2〜10ヘテロアルキル基であり、
−Rは水素原子もしくはC1〜4アルキル基であり、
−Rは水素原子または非置換であるかもしくは1〜3個のフルオロ原子で置換されたC1〜2アルキル基であり、
−Rは水素原子または非置換であるかもしくは1〜3個のフルオロ原子で置換されたC1〜2アルキル基である]
の化合物、もしくは互変異性体、立体異性体、N−オキシド、同位体で標識されたアナロ
グ、または前述のいずれかの薬理学的に許容しうる塩に関する。
本発明は、また、ある態様において、
−RがC3〜10直鎖状アルキル基、C4〜10分枝状アルキル基、C5〜8−シクロアルキル−C1〜5−アルキル基から選択され、これらの基は場合によりメチル、エチル、シアノもしくはフルオロから選択される同じもしくは異なることができる1〜3個の置換基で置換されていてもよく、あるいは、
がアリール−C1〜3−アルキル基から選択され、ここで、アリール基は非置換であるか、またはC1〜3−アルキルもしくはアルコキシ、ハロゲン、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロ、シアノおよびフェニルから選択される同じもしくは異なることができる1〜3個の置換基Yで置換され、あるいは
が2−シアノ−エチルであり、
−Rが、非置換であるかまたはハロゲン、メチル、CF、OCHもしくはOCFから選択される同じもしくは異なることができる1もしくは2個の置換基で置換される、フェニル、チエニル、ベンゾチエニルもしくはピリジル基から選択され、
−Rが直鎖状もしくは分枝状C3〜10アルキル基、C3〜8シクロアルキル基、C5〜10ビシクロアルキル基もしくはC6〜10トリシクロアルキル基から選択され、これらの基は非置換であるか、またはメチル、エチル、ヒドロキシ、アミノ、フルオロもしくはアリールから選択される同じもしくは異なることができる1〜3個の置換基で置換され、あるいは
が、非置換であるかまたはメチル、エチルもしくはフルオロから選択される同じもしくは異なることができる1〜5個の置換基で置換された、C5〜8ヘテロシクロアルキル基であり、あるいは
がC3〜8シクロアルキル−C1〜3−アルキル基、C5〜10−ビシクロアルキル−C1〜3−アルキル基、C6〜10−トリシクロアルキル−C1〜3−アルキル基から選択され、これらの基は非置換であるかまたはメチル、エチルもしくはフルオロから選択される同じもしくは異なることができる1〜5個の置換基で置換され、あるいは
がアリール基もしくはヘテロアリール基であり、これらの基は非置換であるかまたはC1〜3−アルキルもしくはアルコキシ、ハロゲン、トリフルオロメチル、トリフルオロメチルチオ、トリフルオロメトキシ、ニトロ、シアノもしくはフェニルから選択される同じもしくは異なることができる1〜5個の置換基Yで置換され、あるいは
がアリール−C1〜5−アルキル基、ヘテロアリール−C1〜5−アルキルもしくはジアリール−C1〜5−アルキル基であり、ここで、アリールもしくはヘテロアリール基は非置換であるかまたはC1〜3−アルキルもしくはアルコキシ、ハロゲン、トリフルオロメチル、トリフルオロメチルチオ、トリフルオロメトキシ、ニトロ、シアノもしくはフェニルから選択される同じもしくは異なることができる1〜5個の置換基で置換され、あるいは
が、N、OもしくはSから選択される1〜2個のヘテロ原子を含有する、分枝状もしくは直鎖状C2〜10ヘテロアルキル基であり、
−R、RおよびRが上記に示した通りの意味を有する
式(I)の化合物にも関する。
他の態様は:
−RがC3〜8直鎖状アルキル基、C4〜8分枝状アルキル基、C5〜6−シクロアルキル−C1〜5−アルキル基から選択され、これらの基は場合によりシアノもしくはフルオロから選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよく、または
がアリール−C1〜3−アルキル基であり、または
が2−シアノ−エチルであり、
−Rが、非置換であるかまたはハロゲン、メチル、CF、OCHもしくはOCFで置換される、フェニル、チエニル、ベンゾチエニルもしくはピリジル基から選択され

−R、R、RおよびRが上記に示した通りの意味を有する
式(I)の1つもしくはそれ以上の化合物を提供する。
さらなる態様は:
−Rが2−シアノ−エチル、n−プロピル、n−ブチル、4,4,4−トリフルオロブチル、イソブチル、n−ペンチル、シクロヘキシルメチルもしくはフェネチルから選択され、
−Rが2−フルオロフェニル、3−(トリフルオロメチル)フェニル、3−クロロフェニル、3−フルオロフェニル、3−メトキシフェニル、4−クロロフェニル、4−フルオロフェニル、ベンゾチエン−3−イル、ピリド−2−イル、チエン−3−イルもしくはフェニルから選択され、
−Rが3−(トリフルオロメチル)ベンジル、3−(トリフルオロメチル)ベンジル、1−(4−フルオロフェニル)−1−メチル−エチル、1−フェニル−1−メチル−エチル、1−フェニル−エチル、2−インダニル、2−(4−フルオロフェニル)−1,1−ジメチル−エチル、2−(トリフルオロメチル)ベンジル、2,2−ジメチルプロピル、2,2−ジフェニルエチル、2,2−ジフェニルプロピル、2−メトキシベンジル、2−フェニル−プロピル、2−フェニル−トランス−シクロプロピル、2−トリフルオロメチル)フェニル、3,4,5−トリメトキシベンジル、3,4−ジメトキシベンジル、3−フルオロベンジル、3−メトキシベンジル、4−クロロベンジル、4−メトキシベンジル、5−メチル−チアゾール−2−イル、アダマント−1−イル、アダマント−2−イル、アダマンチルメチル、ベンジル、シクロヘプチル、シクロヘキシルメチル、シクロオクチル、エンド−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル、エキソ−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル、インダン−2−イル、N,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン−4−イル、ナフト−1−イル、ナフタレン−1−イル−メチル、ノルアダマント−1−イル、ピリジン−3−イルメチル、キノリン−3−イル、tert−ブチル、(1−エチル)プロピル、(1R,2S,5R)−rel−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1.]ヘプタン−2−メチル、(3−ジメチルアミノ)−2,2−ジメチルプロピル、(フラン−2−イル)メチル、(ピリジン−3−イル)−メチル、1−(4−フルオロフェニル)−1−メチル−エチル、1−(アダマント−1−イル)−エチル、1−フェニル−1−メチル−エチル、2−(4−フルオロフェニル)エチル、2−(7−メチル−インドール−3−イル)エチル、2−(インドール−3−イル)エチル、2−(チエン−2−イル)エチル、3−(トリフルオロメチル)ベンジル、3,3−ジフェニルプロピル、3,4−ジフルオロベンジル、4−(トリフルオロメチル)ベンジル、エンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル、ナフタレン−1−イル−メチル、ベンジル、シクロヘキシルメチル、シクロペンチル、メチル−N−(ナフタレン−1−イル−メチル)もしくはフェニルから選択され、
−Rが水素原子もしくはメチル基であり、
−Rが水素原子もしくはメチル基であり、
−Rが水素原子である
式(I)の1つもしくはそれ以上の化合物を提供する。
別の態様において、本発明は式(I)の化合物、もしくは互変異性体、立体異性体、N−オキシド、同位体で標識されたアナログ、または前述のいずれかの薬理学的に許容しうる塩に関し、該化合物は光学活性鏡像異性体である。
一般式(I)の本発明の化合物、ならびにその薬理学的に許容しうる塩は、カンナビノイドCB受容体アゴニスト活性を有する。それらは、カンナビノイド受容体が関与するか、もしくはこれらの受容体の操作によって処置することができる障害の処置において、例えば、多発性硬化症、外傷性脳損傷、慢性疼痛、神経障害性疼痛、急性疼痛および炎症
性疼痛を包含する疼痛、骨粗鬆症、食欲障害、癲癇、アルツハイマー病、トゥーレット症候群、脳虚血および胃腸障害の処置において有用である。
本発明の他の態様には:
例えば、カンナビノイドCB受容体を活性化することにより処置することができる障害もしくは症状を処置するための製薬学的組成物、該組成物は式(I)の化合物もしくはその製薬学的に許容しうる塩、および製薬学的に許容しうる担体を含んでなる;
カンナビノイドCB受容体を活性化することにより処置することができる障害もしくは症状の処置の方法、該方法は式(I)の化合物もしくはその製薬学的に許容しうる塩をそのような処置を必要とする哺乳類に投与することを含んでなる;
例えば、多発性硬化症、外傷性脳損傷、慢性疼痛、神経障害性疼痛、急性疼痛および炎症性疼痛を包含する疼痛、骨粗鬆症、食欲障害、癲癇、アルツハイマー病、トゥーレット症候群、脳虚血および胃腸障害から選択される障害もしくは症状を処置するための製薬学的組成物;
本明細書に記載される障害から選択される障害もしくは症状の処置の方法、該方法は式(I)の化合物もしくはその製薬学的に許容しうる塩をそのような処置を必要とする哺乳類に投与することを含んでなる;
本明細書に記載される障害から選択される障害もしくは症状の処置のための製薬学的組成物、該組成物は式(I)の化合物もしくはその製薬学的に許容しうる塩、および製薬学的に許容しうる担体を含んでなる;
カンナビノイドCB受容体を活性化することにより処置することができる障害もしくは症状の処置の方法、該方法は式(I)の化合物もしくはその製薬学的に許容しうる塩をそのような処置を必要とする哺乳類に投与することを含んでなる;
遮断する必要がある患者に式(I)の化合物の有効量を投与することを含んでなる、カンナビノイドCB受容体に拮抗する(antagonizing)方法
が包含されるがこれらに限定されるものではない。
本発明はまた、薬剤の製造のための式(I)の化合物もしくは塩の使用も提供する。
本発明はさらに、記載される症状の1つもしくはそれ以上の処置のために、本発明の化合物、もしくはその製薬学的に許容しうる塩、または本発明の化合物を含んでなる製薬学的組成物もしくは製剤を別の治療薬もしくは複数の治療薬と同時にもしくは逐次または組み合わせた製剤として投与する併用療法に関する。そのような他の治療薬(1つもしくは複数)は、本発明の化合物の投与の前に、それと同時に、もしくはその後に投与することができる。
本発明はまた、カンナビノイドCB受容体を活性化することにより処置することができる障害もしくは症状の処置のための化合物、製薬学的組成物、キットおよび方法も提供し、該方法は式(I)の化合物もしくはその製薬学的に許容しうる塩をそのような処置を必要とする患者に投与することを含んでなる。
本発明はまた、本発明の化合物を製造する方法およびそれらの方法において使用する中間体も提供する。
本明細書に記述される化合物および中間体の単離および精製は、所望に応じて、例えば、濾過、抽出、結晶化、カラムクロマトグラフィー、薄層クロマトグラフィー、厚層クロマトグラフィー(thick−layer chromatography)、分取低圧もしくは高圧液体クロマトグラフィー、またはこれらの方法の組み合わせのような任意の適当な分離もしくは精製方法によりもたらすことができる。適当な分離および単離方法の特定の説明は、製造および実施例から得ることができる。しかしながら、もちろん他の同
等な分離もしくは単離方法もまた使用することができる。
本発明の化合物は1個もしくはそれ以上の不斉中心を含有する可能性があり、従って、ラセミ化合物およびラセミ混合物、単一の鏡像異性体、ジアステレオマー混合物および個々のジアステレオマーとして存在することができる。
本発明の全ての化合物は、少なくとも1個のキラル中心(4,5−ジヒドロピラゾール環の5位で)を含有する。追加の不斉中心は、分子上の様々な置換基の性質により存在し得る。各々のそのような不斉中心は独立して2つの光学異性体をもたらし、そして混合物におけるそして純粋なもしくは部分的に精製された化合物としての可能な光学異性体およびジアステレオマーの全ては本発明の範囲内に包含されるものとする。
式(I)の化合物もしくはその製薬学的に許容しうる塩のシスおよびトランス異性体もまた本発明の範囲内であり、そしてこれはまた式(I)の化合物もしくはその製薬学的に許容しうる塩の互変異性体にも当てはまる。
化合物の結晶形態のあるものは多形体として存在することができ、そしてそのようなものとして本発明に包含されるものとする。さらに、化合物のあるものは水(すなわち、水和物)もしくは一般的な有機溶媒と溶媒和物を形成することができ、そしてそのような溶媒和物もまた本発明の範囲内に包含されるものとする。
PETもしくはSPECTにより検出可能であるように同位体で標識された式(I)の化合物を包含する、式(I)の同位体で標識された化合物もしくはその製薬学的に許容しうる塩もまた本発明の範囲内に包含され、そして同じことが、受容体結合もしくは代謝研究に適当な、[13C]−、[14C]−、[H]−、[18F]−、[125I]−もしくは他の同位体濃縮原子で標識された式(I)の化合物に当てはまる。
本発明の化合物はまた、神経学的機能、機能障害および疾患の生化学的研究における試薬もしくは基準として使用することもできる。
定義
本明細書に開示される化合物の記述において使用する一般用語は、それらの通常の意味を有する。アルキルという用語は、本明細書において用いる場合、1価の飽和した分枝状もしくは直鎖状炭化水素鎖を意味する。他に記載されない限り、そのような鎖は1〜18個の炭素原子を含有することができる。そのようなアルキル基の代表は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、tert−ペンチル、ヘキシル、イソヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシル、オクタデシルなどである。「低級」と限定される場合、アルキル基は1〜6個の炭素原子を含有する。同じ炭素含有量は「アルカン」という親用語(parent term)に、そして「アルコキシ」のような派生語に当てはまる。様々な炭化水素含有部分の炭素含有量は、該部分における炭素原子の最小および最大数を指定する接頭辞により示され、すなわち、接頭辞C〜Cは包括的に整数「x」から整数「y」まで存在する炭素原子の数を定義する。例えば、「アルキル(C1〜3)」はメチル、エチル、n−プロピルもしくはイソプロピルを意味し、そして「アルキル(C1〜4)」は「メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチルもしくはtert−ブチル」を意味する。「アルケニル」という用語は、ビニル、アリル、ブテニルなどのような1個もしくはそれ以上の炭素−炭素二重結合を有する直鎖状もしくは分枝状炭化水素基を意味し、そして例えば(C2〜4)アルケニルを含んでなる。「アルキニル」基において、直鎖状もしくは分枝状炭化水
素基は1個もしくはそれ以上の炭素−炭素三重結合を有し(例えば、エチニル、プロパルギル、1−ブチニル、2−ブチルなど)、そして例えば(C2〜4)アルキニルが包含される。他に記載されない限り、「アルケニル」および「アルキニル」鎖は1〜18個の炭素原子を含有することができる。
「アシル」という用語は、アルキル(C1〜3)カルボニル、アリールカルボニルもしくはアリール−アルキル(C1〜3)カルボニルを含んでなる。「アリール」には、フェニル、ナフチル、1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフチル、インデニル、フルオレニル、アントラセニル、フェナントレニル、ナフタセニルおよびアズレニルを包含する単環式もしくは多環式芳香族基が包含される。「ヘテロアリール」には、フリル、チエニル、ピロリル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、イミダゾ[2,1−b][1,3]チアゾリル、ピラゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、1,3,5−トリアジニル、インダゾリル、インドリル、インドリジニル、イソインドリル、ベンゾ[b]フラニル、1,2,3,4−テトラヒドロイソ−キノリニル、インダニル、インデニル、ベンゾ[b]チエニル、2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イル、ベンズイミダゾリル、シンノリニル、カルバゾリル、アクリジニル、フェナジニル、フェノチアジニル、フェノキサジニル、ベンゾチアゾリル、ベンゾ[1,2,5]チア−ジアゾリル、プリニル、キノリニル、イソキノリニル、キノリジニル、フタラジニル、キナゾリニル、キノキサリニル、1,8−ナフチリジニルおよびプテリジニルを包含する単環式もしくは多環式ヘテロ芳香族が包含される。
「ハロ」もしくは「ハロゲン」はクロロ、フルオロ、ブロモもしくはヨードを意味し;「ヘテロアルキル、ヘテロ芳香族」などにおけるような「ヘテロ」は、1個もしくはそれ以上のN、OもしくはS原子を含有することを意味する。「ヘテロアルキル」には任意の位置においてヘテロ原子を有するアルキル基が包含され、従って、N−結合した、O−結合したもしくはS−結合したアルキル基が包含される。
「置換された」という用語は、特定の基もしくは部分が1個もしくはそれ以上の置換基を有することを意味する。任意の基が多数の置換基を保有することができ、そして様々な可能な置換基が提供される場合、これらの置換基は独立して選択され、そして同じである必要はない。「非置換の」という用語は、特定の基が置換基を有さないことを意味する。置換基に関して、「独立して」という用語は、1個より多くのそのような置換基が可能である場合に、それらが同じであるかもしくは相互に異なることができることを意味する。
「C3〜8−シクロアルキル」は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルもしくはシクロオクチルを意味し;「C5〜8ヘテロシクロアルキル」は、ピペリジニル、モルホリニル、アゼパニル、ピロリジニル、チオモルホリニル、ピペラジニル、テトラヒドロフリル、テトラヒドロピラニルが包含されるがこれらに限定されるものではないヘテロ原子含有環をさし;「C5〜10ビシクロアルキル基」は、ビシクロ[2.2.1]ヘプタニル、ビシクロ[3.3.0]オクタニルもしくはビシクロ[3.1.1]ヘプタニル基が包含されるがこれらに限定されるものではない炭素二環式環系をさし;「C6〜10トリシクロアルキル基」は、1−アダマンチル、ノルアダマンチルもしくは2−アダマンチル基が包含されるがこれらに限定されるものではない炭素三環式環系をさす。「C8〜11テトラシクロアルキル基」という略語は、クビル、ホモクビルもしくはビスホモクビル基が包含されるがこれらに限定されるものではない炭素四環式環系をさす。
「オキシ」、「チオ」および「カルボ」という用語は、それぞれ別の基の一部として本明細書において用いる場合、例えばヒドロキシル、オキシアルキル、チオアルキル、カルボキシアルキルなどのような、2つの基の間のリンカーとして働く、酸素原子、硫黄原子
およびカルボニル(C=O)基をさす。「アミノ」という用語は、単独でもしくは別の基の一部として本明細書において用いる場合、末端、もしくは2つの他の基の間のリンカーのいずれかであることができる窒素原子をさし、ここで、該基は第一級、第二級もしくは第三級(それぞれ、2個の水素原子が窒素原子に結合している、1個の水素原子が窒素原子に結合している、そして水素原子が窒素原子に結合していない)アミンであることができる。「スルフィニル」および「スルホニル」という用語は、別の基の一部として本明細書において用いる場合、それぞれ−SO−もしくは−SO−基をさす。
より正確な記述を提供するために、「化合物」もしくは「複数の化合物」という用語には、明白に記載されない場合にも、互変異性体、立体異性体、N−オキシド、同位体で標識されたアナログもしくは薬理学的に許容しうる塩が包含される。
本明細書において用いる場合、「脱離基」(L)という用語は、置換(substitution)もしくは置換(displacement)反応中に外れる荷電もしくは非荷電原子もしくは基を意味するものとする。該用語は、アミン、チオールもしくはアルコール求核試薬のような、求核試薬により容易に置換可能な基をさす。そのような脱離基は当該技術分野において周知である(Smith,2001)。例には、N−ヒドロキシスクシンイミド、N−ヒドロキシベンゾトリアゾール、ハロゲン化物(Br、Cl、I)、トリフレート、メシレート、トシレートなどが包含されるがこれらに限定されるものではない。
上記の化合物のN−オキシドは、本発明に属する。第三級アミンは、N−オキシド代謝物を生じさせるかもしくはそうでない可能性がある。N−酸化が起こる程度は、微量からほぼ定量的転化まで異なる。N−オキシドはそれらの対応する第三級アミンより活性であるか、もしくは活性が低い可能性がある。N−オキシドは、化学的手段によりそれらの対応する第三級アミンに容易に還元することができ、人体においてこれは様々な程度に起こる。あるN−オキシドは対応する第三級アミンへのほぼ定量的な還元的転化を受け、別の場合には転化はほんの微量の反応であるか、もしくは完全にないことさえある(Bickel,1969)。
「形態」は全ての固体:多形体、溶媒和物、非晶形を包含する用語である。「結晶形態」は、同じ化合物の様々な固体形態、例えば多形体、溶媒和物および非晶形をさす。「共結晶」は、独特な格子を有する多成分結晶:中性化合物で製造される新規化学種である。「非晶形」は長距離秩序を有さない非結晶物質であり、そして一般に特徴的な粉末X線回折パターンを与えない。結晶形態は一般にByrn(1995)およびMartin(1995)により記述されている。「多形体」は、化合物が異なる結晶充填配置において結晶化することができ、それらの全てが同じ元素組成を有する結晶構造である。多形は、温度、過飽和のレベル、不純物の存在、溶媒の極性、冷却の速度のようないくつかの結晶化条件により影響を受ける、頻繁に起こる現象である。異なる多形体は、通常、異なるX線回折パターン、固体状態NMRスペクトル、赤外もしくはラマンスペクトル、融点、密度、硬度、結晶形状、光学および電気特性、安定性および溶解性を有する。再結晶化溶媒、結晶化の速度、貯蔵温度および他の因子は、1つの結晶形態を優位にさせ得る。
より正確な記述を提供するために、本明細書に示される量的表現のあるものは「約」という用語で限定されない。「約」という用語が明白に用いられるかもしくはそうでないにしても、本明細書に示されるあらゆる量は実際の既定値をさすものとし、そしてまたそれはそのような既定値の実験および/もしくは測定条件による近似を包含する、当該技術分野における通常の技量に基づいて合理的に推定されるそのような既定値への近似もさすものとすることが理解される。
本明細書の記述および請求項の全体にわたって、「含んでなる(comprise)」という用語ならびに「含んでなる(comprising)」および「含んでなる(comprises)」のような該用語のバリエーションは、他の添加剤、成分、整数もしくは段階を排除するものではない。
式(I)の化合物を原体の化学物質(raw chemical)として投与することは可能であり得るが、「製薬学的組成物」としてそれらを与えることが好ましい。さらなる態様によれば、本発明は、その1種もしくはそれ以上の製薬学的に許容しうる担体、および場合により1種もしくはそれ以上の他の治療成分と一緒に、式(I)の化合物、またはその製薬学的に許容しうる塩もしくは溶媒和物を含んでなる製薬学的組成物を提供する。担体(1種もしくは複数)は、製剤の他の成分と適合しそしてそのレシピエントに有害でないという意味において「許容可能」でなければならない。
「組成物」という用語には、本明細書において用いる場合、既定の量もしくは割合の特定の成分を含んでなる製品、ならびに特定量の特定の成分を合わせることに直接的にもしくは間接的に由来する任意の製品が包含される。製薬学的組成物に関連して、該用語には、1種もしくはそれ以上の有効成分、および不活性成分を含んでなる任意の担体を含んでなる製品、ならびに任意の2種もしくはそれ以上の成分の組み合わせ、複合体形成もしくは凝集に、または1種もしくはそれ以上の成分の解離に、または1つもしくはそれ以上の成分の他のタイプの反応もしくは相互作用に直接的にもしくは間接的に由来する任意の製品が包含される。一般に、製薬学的組成物は、有効成分を液状担体もしくは微粉化した固形担体もしくは両方と均一にそして密接に会合させ、そして次に、必要に応じて、生成物を所望の製剤に成形することにより製造される。製薬学的組成物は、疾患の進行もしくは症状に所望の効果をもたらすために有効目的化合物の十分な量を含む。従って、本発明の製薬学的組成物には、本発明の化合物および製薬学的に許容しうる担体を混合することにより製造される任意の組成物が包含される。「製薬学的に許容しうる」により、担体、希釈剤もしくは賦形剤は製剤の他の成分と適合しなければならずそしてそのレシピエントに有害であってはならないものとする。
本願の文脈内で、「組み合わせ製剤」という用語は、錠剤もしくは注入液のような1つの製剤において物理的に組み合わされた式(I)の化合物および他の薬剤を意味する真の組み合わせ、ならびに使用説明書と一緒に、場合により成分化合物の投与の順守を容易にするためのさらなる手段、例えばラベルもしくは図面と共に、別個の投与形態物における式(I)の化合物および別の薬剤を含んでなる「部品のキット(kit−of−parts)」の両方を含んでなる。真の組み合わせで、薬物療法は定義によれば同時である。「部品のキット」の中身は、同時にもしくは異なる時間間隔のいずれかで投与することができる。同時もしくは逐次のいずれかである治療は、使用する他の薬剤の特性、作用の発現および期間のような特性、血漿レベル、クリアランスなどにより、ならびに個々の患者の疾患、その段階および特性により決まる。
CB受容体に対する本発明の化合物の親和性は、下記の通り決定した。式(I)の既定化合物について測定される結合親和性から、理論的最小有効用量を概算することができる。測定されるK値の2倍に等しい化合物の濃度で、ほぼ100%のカンナビノイドCB受容体は化合物により占められると思われる。理想的な生物学的利用能を仮定して、その濃度を患者のkg当たりの化合物のmgに転化することにより、理論的最小有効用量がもたらされる。薬物動態学、薬力学および他の考慮事項は、実際に投与される用量をより高いもしくはより低い値に改変し得る。投与する化合物の用量は、関連適応症、患者の年齢、体重および性別により決まり、そして医師により決定され得る。投薬量は、好ましくは0.01mg/kg〜10mg/kgの範囲である。有効成分の典型的な毎日用量は広い範囲内で異なり、そして関連適応量、投与の経路、患者の年齢、体重および性別のよ
うな様々な因子により決まり、そして医師により決定され得る。一般に、単回もしくは個々の投与における患者への総毎日用量投与は、例えば毎日0.001〜10mg/kg体重、そしてより通常には1日当たり0.01〜1,000mgの総有効成分の量においてあることができる。そのような投薬量は、処置を必要とする患者に毎日1〜3回、もしくは効能に必要とされるたびごとに、そして少なくとも2カ月の期間にわたって、より典型的には少なくとも6カ月間、もしくは慢性的に投与される。
「治療的に有効な量」という用語は、本明細書において用いる場合、本発明の組成物を投与することにより治療可能な症状を処置するための治療薬の量をさす。その量は、組織系、動物もしくはヒトにおいて検出可能な治療もしくは改善反応を示すために十分な量である。該効果には、例えば、本明細書に記載される症状を処置することを包含することができる。患者の正確な有効量は、患者のサイズおよび健康、処置する症状の性質および程度、処置する医師(研究者、獣医、医師もしくは他の臨床医)の推奨、ならびに投与に選択される治療もしくは治療の組み合わせにより決まる。従って、前もって正確な有効量を特定することは有用でない。
「製薬学的塩」は、同じ結晶構造における追加の無毒の分子種と一緒に医薬品有効成分(API)を含有する酸:塩基複合体をさす。「製薬学的に許容しうる塩」という用語は、過度の毒性、刺激、アレルギー反応などなしに適切な医学的判断の範囲内でヒトおよび下等動物の組織と接触した使用に適当でありそして妥当な利益/危険比に相応する塩をさす。製薬学的に許容しうる塩は、当該技術分野において周知である。それらは、本発明の化合物を最終的に単離しそして精製する場合にインサイチューで、または無機もしくは有機塩基および無機もしくは有機酸を包含する製薬学的に許容しうる無毒の塩基もしくは酸とそれらを反応させることにより別個に製造することができる(Berge,1977)。製薬学的に許容しうる塩において用いられる一般的な陰イオンには:クロリド、ブロミド、サルフェート、ナイトレート、ホスフェート、バイカーボネート、メシレート、エシレート、イソチアネート(isothianate)、トシレート、ナプシレート、ベシレート、アセテート、プロピオネート、マレエート、ベンゾエート、サリチレート、フマレート、シトレート、ラクテート、マレエート、タルトレート、パモエート、スクシネート、グリコレート、ヘキサノエート、オクタノエート、デカノエート、ステアレート、オレエート、アスパルテートおよびグルタメートが包含される。製薬学的に許容される塩における対イオンとして用いられる一般的な陽イオンには:ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リチウム、亜鉛、アルミニウム、アルギニン、リシン、ヒスチジン、トリエチルアミン、エタノールアミン、トリエタノールアミン、エチレンジアミン、メグルミン、プロカインおよびベンザチンが包含される。
「遊離塩基」形態は、塩を塩基もしくは酸と接触させ、そして常法において親化合物を単離することにより再生することができる。化合物の親形態は、極性溶媒における溶解性のようなある種の物理的性質において様々な塩形態と異なるが、その他の点では塩は本発明の目的のために化合物の親形態と同等である。
「処置」という用語は、本明細書において用いる場合、哺乳類、例えばヒト症状もしくは疾患の任意の処置をさし、そして:(1)疾患もしくは症状を抑制すること、すなわち、その発症を止めること、(2)疾患もしくは症状を軽減すること、すなわち、症状を後退させること、または(3)疾患の症候を止めることが包含される。「抑制する」という用語には、進行、重症度もしくは結果として起こる症候を抑えること、軽減すること、改善すること、および遅らせること、止めることもしくは逆行させることを包含するその一般に認められる意味が包含される。本明細書において用いる場合、「医学的治療」という用語には、ヒトもしくは他の哺乳類に対してインビボでもしくはエクスビボで実施される診断および治療処方計画が包含されるものとする。「哺乳類」には、ウシ、ヒツジおよび
ブタ動物のような経済的に重要な動物、特に肉を生産するもの、ならびに家畜、スポーツ動物(sports animals)、動物園の動物およびヒトが包含され、後者が好ましい。「患者」という用語は、本明細書において用いる場合、処置、観察もしくは実験の対象である動物、好ましくは哺乳類、最も好ましくはヒトをさす。
分析方法
H NMRスペクトルは、テトラメチルシランを内部標準として溶媒としてDMSO−dもしくはCDClを用いてVarian UN400装置(400MHz)上で記録した。化学シフトは、テトラメチルシランからのppm(δスケール)ダウンフィールド単位で示される。カップリング定数(J)は、Hz単位で表される。フラッシュクロマトグラフィーは、シリカゲル60(0.040〜0.063mm、Merck)を用いて行った。カラムクロマトグラフィーは、シリカゲル60(0.063〜0.200mm、Merck)を用いて行った。Sepacoreクロマトグラフィー分離は、Supelco装置、VersaFLASHTMカラム、VersaPakTMシリカカートリッジ、Buechi UVモニターC−630、BuechiポンプモジュールC−605、BuechiフラクションコレクターC−660およびBuechiポンプマネージャーC−615を用いて実施した。融点は、Buechi B−545融点装置上で記録するかもしくはDSC(示唆走査熱量測定)方法により決定した。旋光度([α])は、光学活性偏光計上で測定した。他に示されない限り、比旋光度はdeg/dmとして示され、濃度値はg/100mLの特定の溶媒として報告され、そして23℃で記録された。
合成の一般的態様
ピラゾリン誘導体は、公開された方法(Bach,1994)により得ることができる。式(I)を有する化合物の合成をスキーム1において概説する。カルボン酸へのアミンの活性化およびカップリング方法に関するさらなる情報は、文献(Bodanszky,1994;Akaji,1994;Albericio,1997;Montalbetti,2005)に見出すことができる。
Figure 2010539214
が上記の意味を有し、そしてRがエチル基のようなC1〜3アルキル基である一
般式(II)のヒドラゾン誘導体は、一般式RNHNHの化合物およびグリオキサル酸エチルから得ることができる。一般式(II)のヒドラゾン誘導体を不活性溶媒において次亜塩素酸tert−ブチルもしくはN−クロロスクシンイミド(NCS)のような塩素化剤と反応させて一般式(III)の化合物を生成せしめることができる。Rが上記の意味を有し、そしてRがC1〜3アルキル基である一般式(III)の化合物をR、RおよびRが上記の意味を有する一般式(IV)の化合物と反応させて、R、R、R、RおよびRが上記の意味を有する一般式(V)の化合物を生成せしめることができる。一般式(V)の化合物を水性水酸化カリウムもしくは水酸化リチウムのような塩基と反応させてR、R、RおよびRが上記の意味を有する一般式(VI)のカルボン酸誘導体、またはそのナトリウム、カリウム、リチウムもしくはセシウム塩を生成せしめることができる。一般式(VI)の化合物をジクロロメタンのような不活性有機溶媒においてヘキサフルオロリン酸2−クロロ−1,3−ジメチルイミダゾリニウム(CIP)、テトラフルオロホウ酸O−ベンゾトリアゾール−1−イル−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウム(TBTU)もしくはヘキサフルオロリン酸O−ベンゾトリアゾール−1−イル−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウム(HBTU)のような活性化もしくはカップリング試薬の存在下でRおよびRが上記の意味を有する一般式RNHのアミンと反応させてR、R、R、R、RおよびRが上記の意味を有する一般式(I)の化合物を生成せしめることができる。好ましくは、トリエチルアミンもしくはヒューニッヒ塩基(DIPEA)のような塩基をそのような反応において加えることができる。
あるいはまた、式(V)を有するエステル誘導体をいわゆるワインレブアミド化反応において一般式RNHのアミンと反応させて一般式(I)の化合物を生成せしめることができる。そのようなワインレブアミド化反応は、トリメチルアルミニウムAl(CHを用いて促進することができる(アルミニウムにより媒介されるアミドへのエステルの転化に関するさらなる情報については、Levin、1982を参照)。
別の代替手段は、式(VI)を有するカルボン酸誘導体を塩化チオニル(SOCl)もしくは塩化オキサリルのような塩素化剤を用いてRがクロロ原子である対応する酸塩化物(Va)に塩素化することである。形成される酸塩化物誘導体を次に一般式RNHのアミンと反応させてR、R、R、R、RおよびRが上記の意味を有する一般式(I)の化合物を生成せしめることができる。
式(Va)
Figure 2010539214
[式中、R、R、RおよびRは上記の意味を有し、そしてRは基O−Rであり、ここで、RはC1〜3アルキル基であり、もしくはRはクロロ原子である]
の化合物は新規であり、ただし、Rがフェニルであり、そしてRがベンジル基である場合、Rはエチル基ではない。そのような化合物は、一般式(I)の化合物の合成において有用である。
新規であるのはまた式(VI):
Figure 2010539214
[式中、R、R、RおよびRは上記に示したのと同じ意味を有し、ただし、Rがフェニルである場合、Rはベンジル基ではない]
の化合物またはそれらのナトリウム、カリウム、リチウムもしくはセシウム塩である。そのような化合物は、一般式(I)の化合物の合成において有用である。
Figure 2010539214
あるいはまた、RおよびRが水素原子であり、そしてR、R、RおよびRが上記の意味を有する一般式(I)の化合物は、スキーム2に記述される経路に従って製造することができる。Rが上記の意味を有する一般式(IX)の化合物は、エタノールのような溶媒において水性水酸化カリウムもしくは水酸化ナトリウムのような塩基の存在下で一般式(VII)のアルデヒドおよび一般式(VIII)の化合物から得ることができる(Annan,1989)。形成される2−オキソ−ブテン−3−オイック酸誘導体(IX)をHBTUのような活性化もしくはカップリング試薬の存在下でジクロロメタンのような不活性有機溶媒において一般式RNHの化合物と反応させてR、RおよびRが上記の意味を有する一般式(X)のアミド誘導体を生成せしめることができる。好ましくは、トリエチルアミンもしくはヒューニッヒ塩基(DIPEA)のような塩基をそのような反応において加えることができる。一般式(X)の化合物をRが上記の意味を有する一般式RNHNHのヒドラジン誘導体もしくはその水和物RNHNH2.Oもしくはその塩と反応させてR、R、RおよびRが上記の意味を有し、
そしてRおよびRが水素原子である一般式(I)の化合物を生成せしめることができる。一般式RNHNH(XI)のヒドラジンは、記述される方法(Chem.Ber.1965)と同様にして、エタノールのような有機溶媒においてヒドラジンもしくはヒドラジン水和物もしくはその塩およびLがヨウ化物、臭化物もしくは塩化物のような「脱離基」である一般式R−L(XII)の化合物から製造することができる。あるいはまた、Rが上記の意味を有する一般式RNHNH(XI)のヒドラジンもしくはその水和物RNHNH2.Oもしくはその塩をカルバジン酸tert−ブチルのような保護されたヒドラジン誘導体との反応において、アセトニトリルのような有機溶媒において一般式R−L(XII)の化合物から製造して一般式(XIII)の化合物を生成せしめることができ、一般式(XIII)のこの化合物を次に1,4−ジオキサンのような不活性有機溶媒において塩酸のような酸と反応させる。
が上記に示したのと同じ意味を有し、Rが水素原子であり、そしてRがC6〜10ビシクロアルキル基もしくはC7〜10トリシクロアルキル基から選択され、これらの基がメチル、エチル、ヒドロキシル、アミノもしくはフルオロから選択される1〜5個の置換基で置換することができ、またはRが2−フェニル−1,1−ジメチル−エチルもしくは1−フェニル−1−メチル−エチル基から選択され、ここで、それらのフェニル基が1〜5個の置換基Yで置換することができ、ここで、Yが上記の意味を有する一般式(X)の化合物(そのような化合物は一般式(I)の化合物の合成において有用である)は新規である。
特定の合成方法の選択は、使用する試薬と官能基との適合性、保護基、触媒、活性化およびカップリング試薬を使用する可能性ならびに製造する最終化合物に存在する最終的な構造的特徴のような当業者に既知である因子により決まる。
製薬学的に許容しうる塩は、例えば本発明の化合物を適当な酸、例えば塩酸のような無機酸と、もしくはフマル酸のような有機酸と混合することにより、当該技術分野において周知である標準的な方法を用いて得ることができる。
これらの方法に従って、下記の化合物は製造されている。それらは、より詳細に反発明をさらに説明するものであり、従って、決して本発明の範囲を限定すると見なされない。本発明の他の態様は、本明細書の考察および本明細書に開示される本発明の実行から当業者に明らかである。従って、本明細書および実施例は例としてのみ考えられるものとする。
中間体の合成およびスペクトルデータ
中間体II−1
Figure 2010539214
エタノール(450ml)中のオキソ−酢酸エチルエステル(35.08ml、177mmol;トルエン中50%の溶液)の磁気的に撹拌した溶液にn−ペンチルヒドラジン(21.7g、212mmol)を加え、そして得られる溶液を80℃で16時間加熱した。得られる混合物を室温に到達させ、そして濃縮した。得られる残留物を酢酸エチルお
よび水に溶解した。有機層を分離し、そして次にMgSO上で乾燥させ、濾過し、そして濃縮して紫色に着色した油として(ペンチルヒドラゾノ)酢酸エチルエステル(中間体II−1)(32.2グラム、93%の収率)を生成せしめた。H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.87−0.94(m,3H),1.25−1.42(m,7H),1.55−1.68(m,2H),3.17−3.23(m,1H),3.35−3.45(m,1H),4.28(q,J=7,2H),6.51(br s,1H),6.72(s,1H)。
中間体II−2
Figure 2010539214
中間体(II−2)は、1.2モル当量のヒューニッヒ塩基(DIPEA)の存在下でオキソ−酢酸エチルエステルおよび4,4,4−トリフルオロブチルヒドラジン.HCl.HO(中間体XI−3)から中間体(II−1)の製造と同様にして94%の収率で得られた。H−NMR(400MHz,CDCl)δ1.33(t,J=7.1Hz,3H),1.84−1.97(m,2H),2.11−2.27(m,2H),3.33−3.40(m,2H),4.28(q,J=7.2Hz,2H),6.50(br s,1H),6.80(s,1H)。
中間体V−1
Figure 2010539214
酢酸エチル(450ml)中の(ペンチルヒドラゾノ)酢酸エチルエステル(中間体II−1)(35.16g、179mmol)の磁気的に撹拌した溶液にN−クロロスクシンイミド(NCS)(26.34g、197mmol)を加え、そして得られる混合物を窒素雰囲気において60℃で1時間加熱した。反応混合物にスチレン(41.1ml、359mmol)および重炭酸カリウム(89.8g、897mmol)および水(8ml)を加えた。得られる混合物を70℃で16時間加熱した。得られる混合物を室温に到達させ、真空中で濃縮し、そして得られる残留物をSepacore装置(溶離剤:ジクロロメタン/メタノール=98/2 v/v)を用いてクロマトグラフィーで分離して1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボン酸エチル(中間体(V−1))(12.1g、22%の収率)を油として生成せしめた。H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.83(t,J=7,3H),1.13−1.28(m,4H),1.35(t,J=7,3H),1.53−1.67(m,2H),2.89(dd,J=16および13,1H),3.01−3.09(m,1H),3.14−3.22(m,1H),3.41(dd,J=16および12,1H),4.31(ダブル(ジアステレオトピック)カルテット,J〜7,2H),4.63(dd,J=13および12,1H),7.27−7.39(m,5H)。
中間体V−2
Figure 2010539214
中間体(V−2)は、(ブチルヒドラゾノ)酢酸エチルエステルからN−クロロスクシンイミド(NCS)での連続的塩素化およびトランス−ベータ−メチルスチレンでの処理によって中間体(V−1)の製造と同様にして得られた。Sepacore装置(溶離剤:石油エーテル(40〜60)/酢酸エチル=9/1 v/v)を用いたクロマトグラフィー精製により1−(n−ブチル)−トランス−4−メチル−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボン酸エチル(中間体(V−2))を14%の収率で生成せしめた。H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.95(t,J=7,3H),1.18−1.43(m,8H),1.49−1.66(m,2H),3.03−3.26(m,3H),4.09(d,J=12Hz,1H),4.27−4.37(m,2H),7.28−7.40(m,5H)。
中間体V−3
Figure 2010539214
中間体(V−3)は、(4,4,4−トリフルオロブチルヒドラゾノ)酢酸エチルエステル(中間体II−2)からN−クロロスクシンイミド(NCS)およびスチレンとの逐次反応によって中間体(V−1)の製造と同様にして得られ、粗中間体(V−3)を生成せしめた。この粗物質(crude material)をフラッシュクロマトグラフィー(溶離剤勾配:石油エーテル(40〜60)/酢酸エチル=95/5=>石油エーテル(40〜60)/酢酸エチル=93/7(v/v))を用いることによりクロマトグラフィーで精製して1−(4,4,4−トリフルオロブチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボン酸エチル(中間体(V−3))を生成せしめた(34%の収率)。H−NMR(400MHz,CDCl)δ1.35(t,J=7Hz,3H),1.75−2.22(m,4H),2.93(dd,J=18および14Hz,1H),3.06−3.21(m,2H),3.41(dd,J=18および12Hz,1H),4.33(ダブル(ジアステレオトピック)カルテット,J〜7,2H),4.55(dd,J=14および12Hz,1H),7.31−7.42(m,5H)。
中間体VI−1
Figure 2010539214
テトラヒドロフラン(100ml)および水(100ml)中の1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボン酸エチル(中間体(V−1))(11.76g,38.74mmol)の磁気的に撹拌した溶液に水酸化リチウム(1.86g,77.5mmol)を加え、そして得られる混合物を70℃で1時間加熱した。反応混合物を室温に到達させ、そしてジエチルエーテル(200ml)および濃塩酸(7ml)を加えた。有機層を分離し、3回水でそしてブラインで洗浄し、そして次にNaSO上で乾燥させ、濾過し、そして真空中で濃縮して1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボン酸(中間体(VI−1))(7.9g、74%の収率)を油として生成せしめた。H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.84(t,J=7,3H),1.15−1.28(m,4H),1.53−1.65(m,2H),2.92(dd,J=17および13,1H),3.02−3.11(m,1H),3.18−3.27(m,1H),3.44(dd,J=17および13,1H),4.75(t,J=13,1H),7.31−7.41(m,5H),7.42−9.00(br s,1H)。
中間体IX−1
Figure 2010539214
温度を0℃〜10℃の間で保ちながら、エタノール(50ml)中のエチル2−フルオロベンズアルデヒド(11.7ml、110mmol)およびグリオキサル酸エチル(11.1ml、100mmol)の磁気的に撹拌した溶液に窒素雰囲気において水酸化ナトリウムの溶液(50mlの水中4.4g(110mmol))をゆっくりと加えた。さらに45分間撹拌した後に反応混合物を室温に到達させ、そして2時間撹拌した。生じた沈殿物を濾過により集め、そしてエタノールおよび1NのHCl溶液(200ml)で連続して洗浄し、そして次に乾燥させてE−2−オキソ−4−(2−フルオロフェニル)−ブト−3−エン酸(11.1グラム、57%の収率)を生成せしめた。融点:100−102.5℃。H−NMR(400MHz,CDCl)δ7.13−7.27(m,2H),7.45−7.53(m,1H),7.66−7.74(m,2H),8.26(d,J=16,1H),不可視の−OHプロトン。
中間体X−1
Figure 2010539214
ジクロロメタン(100ml)中の市販されているE−2−オキソ−4−フェニル−ブト−3−エン酸(4.40グラム、25mmol)の磁気的に撹拌した溶液に1−(4−フルオロフェニル)−1−メチル−エチルアミン(3.83g、25mmol)、N−エチルジイソプロピルアミン(DIPEA)(8.56ml、50mmol)およびヘキサフルオロリン酸O−ベンゾトリアゾール−1−イル−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウム(HBTU)(9.48グラム、25mmol)を連続して加え、そして得られる混合物を窒素雰囲気において室温で16時間反応させた。有機層を水で2回洗浄し、そして次にMgSO上で乾燥させ、濾過し、そして真空中で濃縮して粗E−2−オキソ−4−フェニル−ブト−3−エン酸[1−(4−フルオロフェニル)−1−メチル−エチル]アミド(中間体X−I)を油として生成せしめた。Sepacore装置(溶離剤:石油エーテル/酢酸エチル=95/5(v/v))を用いたさらなるクロマトグラフィー精製により中間体X−Iを油として生成せしめ、それは静置するとゆっくりと凝固した(5.15g、65%の収率)。H−NMR(400MHz,CDCl)δ1.77(s,6H),7.00−7.05(m,2H),7.35−7.45(m,5H),7.52(br s,1H),7.61−7.65(m,2H),7.73(d,J=16,1H),7.92(d,J=16,1H)。
中間体X−2
Figure 2010539214
中間体X−2(E−2−オキソ−4−フェニル−ブト−3−エン酸[エンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ−[2.2.1]ヘプト−2−イルアミド])は、中間体X−1について記述した方法と同様にしてE−2−オキソ−4−フェニル−ブト−3−エン酸およびエンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イルアミン(CAS 32511−34−5)から得られた。H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.84−1.00(m,10H),1.21−1.29(m,1H),1.38−1.48(m,1H),1.53−1.62(m,1H),1.70−1.86(m,2H),2.33−2.44(m,1H),4.22−4.30(m,1H),7.20−7.26(m,1H),7.39−7.46(m,3H),7.65−7.70(m,2H),7.78(d,J=16,1H),7.95(d,J=16,1H)。
中間体X−3
Figure 2010539214
中間体X−3(E−2−オキソ−4−(2−フルオロフェニル)−ブト−3−エン酸[エンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イルアミド])は、中間体X−1について記述した方法と同様にしてE−2−オキソ−4−(2−フルオロフェニル)−ブト−3−エン酸(中間体IX−1)およびエンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イルアミンから得られた。H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.84−1.00(m,10H),1.21−1.30(m,1H),1.38−1.48(m,1H),1.53−1.62(m,1H),1.70−1.87(m,2H),2.34−2.44(m,1H),4.21−4.30(m,1H),7.10−7.25(m,3H),7.38−7.45(m,1H),7.70−7.75(m,1H),7.85(d,J=16,1H),8.12(d,J=16,1H)。
中間体X−4
Figure 2010539214
中間体X−4(E−2−オキソ−4−フェニル−ブト−3−エン酸[2−(4−フルオロフェニル)−2,2−ジメチル−エチル]アミドは、中間体X−1について記述した方法と同様にしてE−2−オキソ−4−フェニル−ブト−3−エン酸および2−(4−フルオロフェニル)−2,2−ジメチル−エチルアミンから得られた。H−NMR(400MHz,CDCl)δ1.40(s,6H),3.08(s,2H),6.91−6.99(m,3H),7.06−7.11(m,2H),7.38−7.47(m,3H),7.65−7.70(m,2H),7.82(d,J=16,1H),7.92(d,J=16,1H)。
中間体X−5
Figure 2010539214
中間体X−5(E−2−オキソ−4−(4−クロロフェニル)−ブト−3−エン酸[1
−フェニル−1−メチル−エチル]アミドは、中間体X−1について記述した方法と同様にしてE−2−オキソ−4−(4−クロロフェニル)−ブト−3−エン酸および1−フェニル−1−メチル−エチルアミンから得られた。H−NMR(400MHz,CDCl)δ1.79(s,6H),7.23−7.28(m,1H),7.32−7.43(m,6H),7.51−7.57(m,3H),7.71(d,J=16Hz,1H),7.85(d,J=16Hz,1H)。
中間体X−6
Figure 2010539214
中間体X−6(E−2−オキソ−4−(3−メトキシフェニル)−ブト−3−エン酸[1−(4−フルオロフェニル)−1−メチル−エチル]アミドは、中間体X−1について記述した方法と同様にしてE−2−オキソ−4−(3−メトキシフェニル)−ブト−3−エン酸および1−(4−フルオロフェニル)−1−メチル−エチルアミンから得られた。H−NMR(400MHz,CDCl)δ1.77(s,6H),3.81(s,3H),6.95−7.05(m,3H),7.13−7.16(m,1H),7.18−7.22(m,1H),7.28−7.33(m,1H),7.36−7.40(m,2H),7.54(br s,1H),7.71(d,J=16Hz,1H),7.88(d,J=16Hz,1H)。
中間体XI−1
Figure 2010539214
温度を20℃で保ちながら、ヒドラジン水和物(243ml、5mol)の磁気的に撹拌した溶液にエタノール(50ml)中の1−ブロモペンタンの溶液(62ml、0.50mol)を非常にゆっくりと加えた。得られる混合物を室温で2時間反応させた。混合物をジエチルエーテルで抽出した。ジエチルエーテル抽出物を濃縮し、そして残留物にBaO(5グラム)を加えた。真空中での蒸留により72℃〜78℃で30〜40mbar圧力でn−ペンチルヒドラジン(中間体XI−1)を生成せしめた(30.36グラム、48%の収率)。H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.90(t,J=7,3H),1.27−1.38(m,4H),1.45−1.58(m,2H),2.76(t,J=7,2H),2.85(br s,3H)。
中間体XI−2
Figure 2010539214
段階A:無水アセトニトリル(300ml)中のカルバジン酸tert−ブチル(47
.5グラム、359mmol)の磁気的に撹拌した溶液にDIPEA(ヒューニッヒ塩基)(37.6ml、216mmol)および1−ブロモブタン(19.3ml、180mmol)を連続して加えた。得られる混合物を60℃で16時間反応させた。得られる混合物を室温に到達させ、そして次に真空中で濃縮し、そしてSepacoreクロマトグラフィー(溶離剤:石油エーテル40〜60/酢酸エチル=4/1(v/v))によりさらに精製してN’−ブチルヒドラジン−カルボン酸tert−ブチルエステル(中間体XIII−1)(13.2グラム,39%)を淡黄色の油として生成せしめた:H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.91(t,J=7,3H),1.30−1.49(m,13H),2.81−2.87(m,2H),4.00(br s,1H),6.20(br s,1H)。
Figure 2010539214
段階B:1,4−ジオキサン(100ml)中のN’−ブチルヒドラジン−カルボン酸tert−ブチルエステル(中間体XIII−1)(13.17グラム、70mmol)の磁気的に撹拌した溶液に過剰(12mol当量)の塩酸(12N)を加え、そして得られる混合物を室温で16時間反応させた。得られる混合物を真空中で濃縮し、そしてジエチルエーテルで研和してn−ブチルヒドラジン.HCl.HO(中間体XI−2)を生成せしめた(9.63グラム,92%の収率)。H−NMR(400MHz,DMSO−d/CDCl=4/1(v/v))δ0.93(t,J=7,3H),1.32−1.43(m,2H),1.56−1.65(m,2H),2.92−2.98(m,2H),7.20(br s,〜6H)。
中間体XI−3
Figure 2010539214
段階A:中間体(XI−3)は、中間体(XI−2)について記述した方法と同様にしてカルバジン酸tert−ブチルおよび1−ブロモ−4,4,4−トリフルオロブタンからN’−(4,4,4−トリフルオロブチル)ヒドラジン−カルボン酸tert−ブチルエステル(中間体XIII−2)を介して得られた:中間体XIII−2:H−NMR(400MHz,CDCl)δ1.46(s,9H),1.67−1.76(m,2H),2.10−2.24(m,2H),2.87−2.94(m,2H),3.97(br s,1H),6.05(br s,1H)。
Figure 2010539214
段階B:N’−(4,4,4−トリフルオロブチル)ヒドラジン−カルボン酸tert−ブチルエステル(中間体XIII−2)を中間体XI−2(B部分)の製造について記
述したのと同様して過剰の塩酸で中間体(XI−3)(4,4,4−トリフルオロブチルヒドラジン.HCl.HO)に転化した。中間体(XI−3):H−NMR(400MHz,DMSO−d)δ1.77(クインテット,J=7.7Hz,2H),2.28−2.43(m,2H),2.94(t,J=7.4Hz,2H),7.95(br s,〜3H)。
特定の化合物の合成
化合物1
Figure 2010539214
N−(アダマント−2−イル)−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
ジクロロメタン(40ml)中の1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボン酸(中間体(VI−1))(0.70g、2.55mmol)の磁気的に撹拌した溶液に2−アダマンタンアミン.HCl(480mg、2.55mmol)、N−エチルジイソプロピルアミン(DIPEA)(1.78ml、10.22mmol)およびヘキサフルオロリン酸2−クロロ−1,3−ジメチルイミダゾリニウム(CIP)(853mg、3.07mol)を連続して加え、そして得られる混合物を窒素雰囲気において室温で16時間反応させた。反応混合物を2回水で、2回水性クエン酸(0.5M)で、2回NaHCO(5%水溶液)およびブラインで連続して洗浄し、そして次にNaSO上で乾燥させ、濾過し、そして真空中で濃縮して粗N−(アダマント−2−イル)−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(1.26g)を橙色の油として生成せしめた。Sepacore装置(溶離剤:石油エーテル/ジエチルエーテル=85/15(v/v))を用いたさらなるクロマトグラフィー精製により化合物1(750mg,67%の収率)を油として生成せしめた。H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.85(t,J=7,3H),1.21−1.30(m,4H),1.55−1.65(m,2H),1.65−1.70(m,2H),1.76(br s,2H),1.75−1.92(m,8H),1.97−2.01(m,2H),2.82(dd,J=17および14,1H),2.92−2.97(m,2H),3.42(dd,J=17および11,1H),4.09−4.14(m,1H),4.40(dd,J=14および11,1H),6.99−7.07(m,1H),7.28−7.38(m,5H)。
同様にして化合物2〜100を製造した。
化合物2
Figure 2010539214
N−フェニル−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.87(t,J=7Hz,3H),1.17−1.34(m,4H),1.55−1.73(m,2H),2.85−3.08(m,3H),3.49(dd,J=17および11.4Hz,1H),4.53(dd,J=14および11.4Hz,1H),7.09(t,J=7.5Hz,1H),7.28−7.42(m,7H),7.62(d,J=7.5Hz,2H),8.43(s,1H)。
化合物3
Figure 2010539214
N−(4−メトキシフェニル)−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.86(t,J=6.9Hz,3H),1.19−1.34(m,4H),1.57−1.69(m,2H),2.85−3.06(m,3H),3.48(dd,J=17および11Hz,1H),3.80(s,3H),4.50(dd,J=14および11.4Hz,1H),6.88(d,J=9Hz,2H),7.28−7.40(m,5H),7.54(d,J=9Hz,2H),8.35(br s,1H)。
化合物4
Figure 2010539214
N−(ナフト−1−イル)−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.86(t,J=7Hz,3H),1.20−1.40(m,4H),1.66−1.77(m,2H),2.92−3.14(m,3H),3.55(dd,J=17および11.4Hz,1H),4.59(dd,J=14および11.4Hz,1H),7.30−7.44(m,5H),7.46−7.61(m,3H),7.67(d,J=8.4Hz,1H),7.88(d,J=7.5Hz,1H),7.95(d,J=8.4Hz,1H),8.20(d,J=7.5Hz,1H),9.05(br s,1H)。
化合物5
Figure 2010539214
N−(2−トリフルオロメチル)フェニル−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.88(t,J=7.2Hz,3H),1.18−1.38(m,4H),1.61−1.70(m,2H),2.86−3.11(m,3H),3.49(dd,J=17および11.7Hz,1H),4.59(dd,J=14および11.4Hz,1H),7.17(t,J=7.7Hz,1H),7.29−7.42(m,5H),7.55(t,J=7.8Hz,1H),7.61(d,J=7.8Hz,1H),8.45(d,J=8.4Hz,1H),9.05(br
s,1H)。
化合物6
Figure 2010539214
N−(ナフタレン−1−イルメチル)−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.79(t,J=6.9Hz,3H),1.07−1.25(m,4H),1.44−1.58(m,2H),2.78−2.92(m,3H),3.46(dd,J=17.3および11.3Hz,1H),4.41(dd,J=14.3および11.3Hz,1H),5.00(d,J=5.7Hz,2H),6.90(br t,J=5.6Hz,1H),7.27−7.37(m,5H),7.42−7.60(m,4H),7.83(d,J=7.8Hz,1H),7.88(d,J=1.2Hz,1H),8.10(d,J=8.1Hz,1H)。
化合物7
Figure 2010539214
N−(ピリジン−3−イルメチル)−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.83(t,J=6.9Hz,3H),1.14−1.30(m,4H),1.51−1.64(m,2H),2.81−2.99(m,3H),3.44(dd,J=17.3および11.3Hz,1H),4.45(dd,J=14.30および11.29Hz,1H),4.56(d,J=6.3Hz,2H),7.00(br t,J=5.9Hz,1H),7.26−7.39(m,6H),7.70(br d,J=7.8Hz,1H),8.54(dd,J=4.8および1.50Hz,1H),8.60(d,1H)。
化合物8
Figure 2010539214
N−(シクロヘキシルメチル)−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.85(t,J=6.9Hz,3H),0.90−1.04(m,2H),1.12−1.33(m,7H),1.47−1.82(m,8H),2.76−2.98(m,3H),3.18(dq,J=12.9および6.6Hz,2H),3.41(dd,J=17.3および11Hz,1H),4.39(dd,J=14.3および11Hz,1H),6.68(br t,J=5.9Hz,1H),7.27−7.41(m,5H)。
化合物9
Figure 2010539214
N−(2,2−ジフェニルエチル)−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.83(t,J=7.07Hz,3H),1.09−1.28(m,4H),1.43−1.58(m,2H),2.73−2.91(m,3H),3.37(dd,J=17.2および11.1Hz,1H),3.98(dd,J=7.8および6.2Hz,2H),4.26(t,J=7.8Hz,1H),4.36(dd,J=14.3および11.3Hz,1H),6.62(br t,J=5.9Hz,1H),7.18−7.37(m,15H)。
化合物10
Figure 2010539214
N−(ベンジル)−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.83(t,J=6.9Hz,3H),1.13−1.29(m,4H),1.49−1.64(m,2H),2.81−2.96(m,3H),3.44(dd,J=17.3および11.3Hz,1H),4.42(dd,J=14.5および11.1Hz,1H),4.54(d,J=6Hz,2H),6.94(br t,J=5.7Hz,1H),7.26−7.40(m,10H)。
化合物11
Figure 2010539214
N−[(1−エチル)プロピル]−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.85(t,J=6.9Hz,3H),0.94(t,J=7,6H),1.17−1.31(m,4H),1.39−1.52(m,2H),1.53−1.69(m,4H),2.78−2.98(m,3H),3.42(dd,J=17.3および11Hz,1H),3.79−3.90(m,1H),4.40(dd,J=14.4および11.1Hz,1H),6.35(d,J=9.3Hz,1H),7.27−7.40(m,5H)。
化合物12
Figure 2010539214
N−(エキソ−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル)−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(ジアステレオマー混合物)
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.85(d,J=6.9Hz,3H),1.10−1.65(m,13H),1.83(ddd,J=13.1および8および2.1Hz,1H),2.25−2.34(m,2H),2.76−2.97(m,3H),3.40−3.41(2xdd,J=18.4および11.1Hz,1H),3.79(br td,J=7.7および3.6Hz,1H),4.37−4.38(2xdd
,J=14.4および11.1および3.3Hz,1H),6.46(br d,J=7.2Hz,1H),7.27−7.40(m,5H)。
化合物13
Figure 2010539214
N−[2−(4−フルオロフェニル)エチル]−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.85(t,J=6.9Hz,3H),1.15−1.31(m,4H),1.51−1.65(m,2H),2.78−2.97(m,5H),3.41(dd,J=17.1および11.1Hz,1H),3.52−3.60(m,2H),4.41(dd,J=14.3および11.3Hz,1H),6.69(br t,J=5.9Hz,1H),7.00(br t,J=8.7Hz,2H),7.19(dd,J=8.4および5.4Hz,2H),7.27−7.40(m,5H)。
化合物14
Figure 2010539214
N−(1−フェニル−エチル)−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(1:1ジアステレオマー混合物)
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.84(t,J=6.5Hz,3H),1.15−1.30(m,4H),1.48−1.67(m,5H),2.76−2.96(m,3H),3.39−3.40(2xdd,J=17.4および11.1,1H),4.39−4.40(2xdd,J=14.3および11.1Hz,1H),5.14−5.25(m,1H),6.86(br d,J=8.1Hz,1H),7.26−7.41(m,10H)。
化合物15
Figure 2010539214
N−(アダマンチルメチル)−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.85(t,J=6.9Hz,3H),1.18−1.32(m,4H),1.49−1.78(m,14H),2.00(br s,3H),2.78−3.11(m,5H),3.42(dd,J=17.1および11.1Hz,1H),4.40(dd,J=14.4および11.1Hz,1H),6.69(br t,J=6.3Hz,1H),7.26−7.40(m,5H)。
化合物16
Figure 2010539214
N−[(1−エチル)プロピル]−1−(n−ブチル)−5−(3−クロロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.87(t,J=7.4Hz,3H),0.94(t,J=7.4Hz,6H),1.19−1.70(m,8H),2.79(dd,J=17.3および14.3Hz,1H),2.89−2.95(m,2H),3.43(dd,J=17.4および11.1Hz,1H),3.79−3.90(m,1H),4.36(dd,J=14.4および11.1Hz,1H),6.33(br d,J=9.3Hz,1H),7.23−7.36(m,3H),7.38(br s,1H)。
化合物17
Figure 2010539214
N−(シクロオクチル)−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(
1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.85(t,J=6.92Hz,3H),1.16−1.31(m,4H),1.48−1.75(m,14H),1.82−1.94(m,2H),2.76−2.97(m,3H),3.40(dd,J=17.4および11.1Hz,1H),4.00−4.10(m,1H),4.37(dd,J=14.3および11Hz,1H),6.58(br d,J=8.4Hz,1H),7.27−7.39(m,5H)。
化合物18
Figure 2010539214
N−(2,2−ジフェニルプロピル)−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.85(t,J=7.1Hz,3H),1.10−1.28(m,4H),1.44−1.55(m,2H),1.71(s,3H),2.71−2.87(m,3H),3.37(dd,J=17.1および11.1Hz,1H),4.02(d,J=6.3Hz,2H),4.34(dd,J=14.4および11.1Hz,1H),6.41(br t,J=5.87Hz,1H),7.19−7.37(m,15H)。
化合物19
Figure 2010539214
N−(シクロヘプチル)−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.85(t,J=6.9Hz,3H),1.15−1.31(m,4H),1.45−1.72(m,12H),1.91−2.03(m,2H),2.76−2.97(m,3H),3.40(dd,J=17.1および11.1Hz,1H),3.95−4.08(m,1H),4.38(dd,J=14.3および11Hz,1H),6.57(br d,J=8.4Hz,1H),7.27−7.40(m,5H)。
化合物20
Figure 2010539214
N−(キノリン−3−イル)−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.88(t,J=6.92Hz,3H),1.18−1.36(m,4H),1.58−1.71(m,2H),2.91−3.14(m,3H),3.53(dd,J=17.3および11.6Hz,1H),4.62(dd,J=13.8および11.7Hz,1H),7.29−7.45(m,5H),7.53(br t,J=6.9Hz,1H),7.62(dt,J=7.7および1.50Hz,1H),7.81(d,J=7.5Hz,1H),8.05(d,J=8.4Hz,1H),8.69(s,1H),8.83(d,J=2.4Hz,1H),8.86(d,J=2.7Hz,1H)。
化合物21
Figure 2010539214
N−(2−フェニル−トランス−シクロプロピル)−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(ジアステレオマー混合物)
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.85(t,J=6.92Hz,3H),1.15−1.33(m,6H),1.52−1.68(m,2H),2.11−2.19(m,1H),2.76−2.98(m,4H),3.41および3.43(2xdd,J=17.2および11.2Hz,1H),4.42(dd,J=14.1および11.1Hz,1H),6.84(br s,1H),7.15−7.39(m,10H)。
化合物22
Figure 2010539214
N−[3−(トリフルオロメチル)ベンジル)]−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.83(t,J=6.92Hz,3H),1.15−1.30(m,4H),1.51−1.65(m,2H),2.81−2.99(m,3H),3.45(dd,J=17.3および11.3Hz,1H),4.46(dd,J=14.4および11.4Hz,1H),4.59(s,2H),7.28−7.39(m,5H),7.43−7.50(m,1H),7.52−7.60(m,3H)。
化合物23
Figure 2010539214
N−(2,2−ジメチルプロピル)−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.85(t,J=7.22Hz,3H),0.96(s,9H),1.16−1.32(m,4H),1.53−1.67(m,2H),2.77−2.97(m,3H),3.15(dd,J=6.6および1.8Hz,2H),3.42(dd,J=17.5および11.1Hz,1H),4.41(dd,J=14.4および11.1Hz,1H),6.72(br t,J=6.2Hz,1H),7.27−7.40(m,5H)。
化合物24
Figure 2010539214
N−(2−インダニル)−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.82(t,J=6.9Hz,3H),1.11−1.29(m,4H),1.47−1.64(m,2H),2.77−2.96(m,4H),3.32−3.47(m,3H),4.40(dd,J=14.3および11.3Hz,1H),4.76−4.87(m,1H),6.80(br d,J=7.8Hz,1H),7.14−7.40(m,10H)。
化合物25
Figure 2010539214
N−[(1R,2S,5R)−rel−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1.]ヘプタン−2−メチル]−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(ジアステレオマー混合物)((−)−シス−ミルタニルアミン(CAS 38235−68−6)から)
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.80−0.90(m,3H),0.91(d,J=9.6Hz,1H),1.07(s,3H),1.17−1.32(m,7H),1.47−1.67(m,3H),1.81−2.04(m,5H),2.27−2.42(m,2H),2.77−2.98(m,3H),3.27−3.49(m,3H),4.39(dd,J=14.4および11.1Hz,1H),6.64(br t,J=5.7Hz,1H),7.27−7.39(m,5H)。
化合物26
Figure 2010539214
N−[(3−ジメチルアミノ)−2,2−ジメチルプロピル]−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.85(t,J=6.92Hz,3H),0.94(s,3H),0.95(s,3H),1.17−1.34(m,4H),1.58−1.70(m,2H),2.26(s,2H),2.33(s,6H),2.78−2.94(m,3H),3.24(d,J=5.4Hz,2H),3.40(dd,J=17.1および10.8Hz,1H),4.35(dd,J=14.6および11Hz,1H),7.28−7.41(m,5H),8.58(br s,1H)。
化合物27
Figure 2010539214
N−(アダマンチル)−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.84(t,J=6.92Hz,3H),1.15−1.32(m,4H)1.49−1.64(m,2H),1.65−1.76(m,7H),2.08(br s,8H),2.78(dd,J=17.1および14.4Hz,1H),2.89(t,J=7.5Hz,2H),3.37(dd,J=17.3および11Hz,1H),4.35(dd,J=14.6および11Hz,1H),6.40(br s,1H),7.27−7.41(m,5H)。
化合物28
Figure 2010539214
N−(1−フェニル−1−メチル−エチル)−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4
,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.85(t,J=6.9Hz,3H),1.16−1.33(m,4H),1.51−1.69(m,2H),1.75(s,3H),1.77(s,3H),2.78(dd,J=17.3および14.6Hz,1H),2.92(br t,J=7.1Hz,2H),3.35(dd,J=17.3および11Hz,1H),4.38(dd,J=14.4および11.1Hz,1H),6.97(br s,1H),7.19−7.24(m,1H),7.27−7.41(m,7H),7.45(br d,J=7.2Hz,2H)。
化合物29
Figure 2010539214
N−(N,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン−4−イル)−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.85(t,J=7.1Hz,3H),1.10(s,6H).1.16(s,6H),1.19−1.30(m,4H),1.37(br t,J=11.4Hz,2H),1.50−1.68(m,2H),1.86(dd,J=12.3および3.3Hz,2H),2.26(s,3H),2.81(dd,J=17.5および14.4Hz,1H),2.86−2.97(m,2H),3.40(dd,J=17.1および11.1Hz,1H),4.14−4.30(m,1H),4.39(dd,J=14.4および11.1Hz,1H),6.39(br d,J=8.1Hz,1H),7.27−7.40(m,5H)。
化合物30
Figure 2010539214
N−メチル−N−(ナフタレン−1−イル−メチル)−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)(限られたアミド結合回転に起因するブロードなシグナル)δ0.56−1.78(m,9H),2.48−3.08(m,3H),3.10(br s)および3.26(br s:3Hについて一緒に積分する(Together integrates for 3H)),3.40−3.59(m,1H),4.15−4.40(m,1H),5.18(br s)および5.50(br d,J=16Hz)および5.64(br d,J=16Hz;2Hについて一緒に積分する),7.26−7.58(m,9H),7.80(br s,1H),7.88(b
r d,J=7Hz,1H),7.92−8.17(m,1H)。
化合物31
Figure 2010539214
N−[エンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル]−1−(n−ペンチル)−5−(ピリド−2−イル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(ジアステレオマー混合物)
H−NMR(400MHz,DMSO−d)δ0.81−0.95(m,10H),0.97(s,3H),1.16−1.35(m,4H),1.35−1.66(m,5H),1.69(t,J=4.4Hz,1H),1.74−1.87(m,1H),2.32−2.44(m,1H),2.91−3.11(m,3H),3.44−3.59(m,1H),4.24−4.35(m,1H),4.54−4.67(m,1H),6.69(br d,J=8.4Hz,1H),7.20−7.27(m,1H),7.46(dd,J=7.8および4.5Hz,1H),7.72(br t,J=7.5Hz,1H),8.58(br t,J=4Hz,1H)。
化合物32
Figure 2010539214
N−(1−フェニル−1−メチル−エチル)−1−(n−ペンチル)−5−(ピリド−2−イル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,DMSO−d)δ0.84(t,J=6.9Hz,3H),1.17−1.31(m,4H),1.52−1.65(m,2H),1.73(s,3H),1.75(s,3H),2.88−3.10(m,3H),3.40(dd,J=17.3および11.6Hz,1H),4.59(dd,J=13.67および11.6Hz,1H),7.02(br s,1H),7.19−7.28(m,2H),7.33(br t,J=7.7Hz,2H),7.40−7.48(m,3H),7.74(dt,J=7.7および1.8Hz,1H),8.57(br d,J=3.9Hz,1H)。
化合物33
Figure 2010539214
N−[エンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル]−1−(n−ブチル)−5−(3−クロロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(ジアステレオマー1)
化合物33および34をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル)により対応するジアステレオマー混合物から分離した。溶離剤:石油エーテル(40〜60)/ジエチルエーテル=4/1 v/v)。
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.81−0.95(m,10H),0.97(s,3H),1.20−1.48(m,4H),1.52−1.63(m,3H),1.69(t,J=4.5Hz,1H),1.74−1.86(m,1H),2.32−2.43(m,1H),2.78(dd,J=17.4および14.1Hz,1H),2.95(t,J=7.4Hz,2H),3.38−3.48(m,1H),4.25−4.34(m,1H),4.38(dd,J=14.1および11.4Hz,1H),6.66(br d,J=9.3Hz,1H),7.20−7.39(m,4H)。
化合物34
Figure 2010539214
N−[エンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル]−1−(n−ブチル)−5−(3−クロロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(ジアステレオマー 2)
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.82−0.95(m,10H),0.97(s,3H),1.21−1.47(m,4H)1.51−1.65(m,3H),1.69(t,J=4.3Hz,1H),1.75−1.86(m,1H),2.33−2.43(m,1H),2.79(dd,J=17.3および14.3Hz,1H),2.94(t,J=7.2Hz,2H),3.42(dd,J=17.4および11.1Hz,1H),4.26−4.41(m,2H),6.65(d,J=9Hz,1H),7.23−7.31(m,3H),7.39(br s,1H)。
化合物35
Figure 2010539214
N−(1−フェニル−1−メチル−エチル)−1−(n−ブチル)−5−(3−クロロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.87(t,J=7.4Hz,3H),1.21−1.43(m,2H),1.54−1.64(m,2H),1.75(s,3H),1.77(s,3H),2.74(dd,J=17.4および14.1Hz,1H),2.93(t,J=7.3Hz,2H),3.36(dd,J=17.1および11.1Hz,1H),4.35(dd,J=14.3および11.3Hz,1H),6.96(br s,1H),7.21−7.30(m,4H),7.31−7.38(m,3H),7.45(br d,J=8.1Hz,2H)。
化合物36
Figure 2010539214
N−[1−(4−フルオロフェニル)−1−メチル−エチル]−1−(n−ブチル)−5−(3−クロロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.87(t,J=7.4Hz,3H),1.21−1.41(m,2H),1.54−1.64(m,2H),1.74(s,3H),1.75(s,3H),2.73(dd,J=17.4および14.4Hz,1H),2.93(t,J=7.4Hz,2H),3.35(dd,J=17.3および11.3Hz,1H),4.35(dd,J=14.1および11.1Hz,1H),6.93(br s,1H),7.01(br t,J=8.7Hz,2H),7.21−7.31(m,3H),7.36−7.44(m,3H)。
化合物37
Figure 2010539214
N−(1−フェニル−1−メチル−エチル)−1−(n−ブチル)−トランス−4−メチル−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
粗化合物37を精製するためにSepacoreクロマトグラフィー精製を適用した:溶離剤:ジクロロメタン。
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.86(t,J=7.4Hz,3H),1.19−1.38(m,5H),1.51−1.61(m,2H),1.74(s,3H),1.77(s,3H),2.89−2.97(m,2H),3.14(dq,J=13.4および6.7Hz,1H),3.84(d,J=13.2Hz,1H),6.98(br s,1H),7.23(br t,J=7.4Hz,1H),7.28−7.39(m,7H),7.45(br d,J=7.2Hz,2H)。
化合物38
Figure 2010539214
N−[エンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル]−1−(n−ブチル)−トランス−4−メチル−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(ジアステレオマー混合物)
粗反応混合物から化合物38を単離するために2つの連続したSepacoreクロマトグラフィー精製を適用した:分離A:溶離剤:石油エーテル(40〜60)/ジエチルエーテル=80/20。分離B:溶離剤:石油エーテル(40〜60)/酢酸エチル=90/10。
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.81−0.94(m,10H),0.97(s,3H)1.21−1.47(m,6H),1.50−1.67(m,4H),1.69(t,J=4.5Hz,1H),1.74−1.86(m,1H),2.32−2.44(m,1H),2.88−3.02(m,2H),3.13−3.25(m,1H),3.81−3.90(m,1H),4.22−4.36(m,1H),6.64−6.73(m,1H),7.29−7.41(m,5H)。
化合物39
Figure 2010539214
N−(エンド−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル)−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(ジアステレオマー混合物)
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.85(t,J=7.1Hz,3H),1.16−1.38(m,7H),1.40−1.68(m,6H),2.06−2.17(m,1H),2.24(br s,1H),2.49(br s,1H),2.82(dd,J=16.5および14.4Hz,1H),2.88−3.01(m,2H),3.41(dd,J=17.1および11.1Hz,1H),4.13−4.24(m,1H),4.35−4.47(m,1H),6.60−6.73(m,1H),7.28−7.43(m,5H)。
化合物40〜43
Figure 2010539214
化合物12は、分取キラルHPLCにより4つの別個の立体異性体(それぞれ、化合物40、41、42および43)に分離した。
N−(エキソ−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル)−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(化合物40)(立体異性体1;最初に溶出するジアステレオマー;保持時間=10.29分;ジアステレオマー過剰率=97%):[α25 ]=+147°、c=0.9、メタノール。
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.85(t,J=7Hz,3H),1.10−1.66(m,15H),1.83(ddd,J=13,8および2.1Hz,1H),2.25−2.33(m,2H),2.81(dd,J=17.3および14.3Hz,1H),2.86−2.97(m,2H),3.40(dd,J=17.4および11.1Hz,1H),3.79(br td,J=7.6および3.4Hz,1H),4.37(dd,J=14.30および11Hz,1H),6.45(br d,J=7.5Hz,1H),7.27−7.40(m,5H)。
N−(エキソ−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル)−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(化合物41)(立体異性体2;2番目に溶出するジアステレオマー;保持時間=12.57分;ジアステレオマー過剰率>99%):[α25 ]=+158°、c=1.1、メタノール。
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.85(t,J=7Hz,3H),1.11−1.65(m,15H),1.83(ddd,J=13,8および2.1Hz,1H),2.26−2.33(m,2H),2.81(dd,J=17.3および14.3Hz,1H),2.86−2.98(m,2H),3.40(dd,J=17.4および11.1Hz,1H),3.79(br td,J=7.6および3.4Hz,1H),4.38(dd,J=14.4および11.1Hz,1H),6.45(br d,J=7.2Hz,1H),7.27−7.38(m,5H)。
N−(エキソ−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル)−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(化合物42)(立体異性体3;3番目に溶出するジアステレオマー;保持時間=13.71分;ジアステレオマー過剰率>99%):[α25 ]=−173°、c=1.0、メタノール。
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.85(t,J=7Hz,3H),1.10−1.66(m,15H),1.83(ddd,J=13,8および2.1Hz,1H),2.24−2.34(m,2H),2.81(dd,J=17.3および14.3Hz,1H),2.86−2.98(m,2H),3.40(dd,J=17.4および11.1Hz,1H),3.79(br td,J=7.6および3.4Hz,1H),4.38(dd,J=14.2および11.1Hz,1H),6.45(br d,J=7.5Hz,1H),7.27−7.37(m,5H)。
N−(エキソ−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル)−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(化合物43)(立体異性体4;4番目に溶出するジアステレオマー;保持時間=23.01分;ジアステレオマー過剰率>99%):[α25 ]=−162°、c=0.9、メタノール。
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.85(t,J=7Hz,3H),1.10−1.66(m,15H),1.83(ddd,J=12.9,8.1および2.1Hz,1H),2.25−2.34(m,2H),2.81(dd,J=17.2および14.4Hz,1H),2.85−2.98(m,2H),3.40(dd,J=17.2および11.1Hz,1H),3.79(br td,J=7.6および3.6Hz,1H),4.37(dd,J=14.2および11.1Hz,1H),6.45(br
d,J=7.2Hz,1H),7.27−7.40(m,5H)。
分取キラルHPLC方法:第一段階:250x30mmカラムを使用した。固定相:CHIRALPAK(R) AD=H 5μm。n−ヘプタン/イソプロパノール=95/05(v/v)を移動相として使用した。流速:40ml/分。温度:21.5℃。検出UV325nm。第二段階:250x30mmカラムを使用した。固定相:CHIRALPAK(R) IA 5μm。n−ヘプタン/酢酸エチル=85/15(v/v)を移動相として使用した。流速:40ml/分。温度:周囲。検出UV325nm。
分析HPLCモニタリングシステム:250x4.6mmカラムを使用した。固定相:CHIRALPAK(R) IA−H 5μm。n−ヘプタン/酢酸エチル=80/20(v/v)を移動相として使用した。流速:1ml/分。温度:25℃。検出:UV300nm。
化合物44〜45
Figure 2010539214
ラセミ化合物22(1.88グラム)を分取キラルHPLCにより2つの別個の鏡像異性体(それぞれ、化合物44および45)に分離した。
(+)−N−[3−(トリフルオロメチル)ベンジル)]−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(化合物44)
[α25 ]=124°、c=1.0、メタノール。H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.83(t,J=6.92Hz,3H),1.15−1.30(m,4H),1.51−1.65(m,2H),2.81−2.99(m,3H),3.45(dd,J=17.3および11.3Hz,1H),4.46(dd,J=14.4および11.4Hz,1H),4.59(s,2H),7.28−7.39(m,5H),7.43−7.50(m,1H),7.52−7.60(m,3H)。鏡像異性体過剰率:>98%。
(−)−N−[3−(トリフルオロメチル)ベンジル)]−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(化合物45)
[α25 ]=−132°、c=0.8、メタノール。H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.83(t,J=6.92Hz,3H),1.15−1.30(m,4H),1.51−1.65(m,2H),2.81−2.99(m,3H),3.45(dd,J=17.3および11.3Hz,1H),4.46(dd,J=14.4および11.4Hz,1H),4.59(s,2H),7.28−7.39(m,5H),7.43−7.50(m,1H),7.52−7.60(m,3H)。鏡像異性体過剰率:>98%。
分取キラルHPLC方法:250x76mmカラムを使用した。固定相:CHIRALPAK(R) IA 20μm。n−ヘプタン/ジクロロメタン=75/25(v/v)を移動相として使用した。流速:270ml/分。温度:25℃。検出UV300nm
分析HPLCモニタリングシステム:250x4.6mmカラムを使用した。固定相:CHIRALPAK(R) IA−H 5μm。n−ヘプタン/ジクロロメタン=75/25(v/v)を移動相として使用した。流速:1ml/分。温度:25℃。検出:ダイ
オードアレイ検出(DAD)254および300nm。
鏡像異性体過剰率:>98%
化合物46
Figure 2010539214
N−[エンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル]−1−(n−ペンチル)−5−(4−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(ジアステレオマー混合物)
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.81−0.94(m,10H),0.97(s,3H),1.07−1.47(m,7H),1.52−1.65(m,2H),1.69(t,J=4.4Hz,1H),1.75−1.86(m,1H),2.33−2.43(m,1H),2.73−2.84(m,1H),2.88−2.96(m,2H),3.35−3.51(m,1H),4.26−4.44(m,2H),6.67(br d,J=6Hz,1H),7.04(t,J=8.4Hz,2H),7.31−7.39(m,2H)。
化合物47
Figure 2010539214
N−[3−(トリフルオロメチル)ベンジル]−1−(n−ペンチル)−5−(3−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.81−0.91(m,3H),1.16−1.35(m,4H),1.52−1.65(m,2H),2.84(dd,J=17.4および14.1Hz,1H),2.87−2.99(m,2H),3.46(dd,J=17.4および11.4Hz,1H),4.45(dd,J=14.1および11.4Hz,1H),4.60(d,J=6.3Hz,2H),7.01(dt,J=8.1および2.1Hz,2H),7.07−7.16(m,2H),7.33(dt,J=7.9および5.8Hz,1H),7.43−7.50(m,1H),7.51−7.61(m,3H)。
化合物48
Figure 2010539214
N−[1−(4−フルオロフェニル)−1−メチル−エチル]−1−(n−ペンチル)−5−(3−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.82−0.90(m,3H),1.22−1.34(m,4H),1.54−1.67(m,2H),1.73(s,3H),1.74(s,3H),2.73(dd,J=17.4および14.1Hz,1H),2.93(t,J=7.4Hz,2H),3.35(dd,J=17.4および11.1Hz,1H),4.38(dd,J=14.3および11.3Hz,1H),6.94(br s,1H),6.96−7.05(m,3H),7.07−7.14(m,2H),7.28−7.35(m,1H),7.37−7.44(m,2H)。
化合物49
Figure 2010539214
N−[1−(4−フルオロフェニル)−1−メチル−エチル]−1−(n−ペンチル)−5−(4−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.82−0.90(m,3H),1.20−1.31(m,4H),1.53−1.67(m,2H),1.73(s,3H),1.74(s,3H),2.73(dd,J=17.4および14.4Hz,1H),2.91(t,J=7.4Hz,2H),3.33(dd,J=17.4および11.1Hz,1H),4.36(dd,J=14.1および11.1Hz,1H),6.95(br s,1H),6.97−7.08(m,4H),7.33(dd,J=8.7および5.4Hz,2H),7.41(dd,J=8.9および5.3Hz,2H)。
化合物50
Figure 2010539214
N−[1−(4−フルオロフェニル)−1−メチル−エチル]−1−(n−プロピル)−5−(3−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.89(t,J=7.4Hz,3H),1.55−1.71(m,2H),1.73(s,3H),1.74(s,3H),2.73(dd,J=17.3および14.3Hz,1H),2.83−2.97(m,2H),3.36(dd,J=17.4および11.1Hz,1H),4.38(dd,J=14.3および11.3Hz,1H),6.94(br s,1H),6.96−7.05(m,3H),7.07−7.15(m,2H),7.28−7.35(m,1H),7.40(dd,J=8.7および5.4Hz,2H)。
化合物51
Figure 2010539214
N−[エンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル]−1−(4,4,4−トリフルオロブチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(ジアステレオマー1)
化合物51および52は、対応するジアステレオマー混合物からフラッシュクロマトグラフィー精製(シリカゲル)によって得られた。溶離剤:石油エーテル(40〜60)/酢酸エチル=90/10(v/v)。化合物52:2番目に(最も遅く)溶出するジアステレオマー:化合物51:最初に(最も早く)溶出するジアステレオマー。
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.82−0.95(m,7H),0.98(s,3H),1.22−2.11(m,8H),2.13−2.27(m,1H),2.34−2.45(m,1H),2.81−2.96(m,2H),2.99−3.08(m,1H),3.44(dd,J=17.4および11.1Hz,1H),4.26−4.40(m,2H),6.65(br d,J=9Hz,1H),7.30−7.42(m,5H)。[α25 ]=102°,c=1,メタノール。
化合物52
Figure 2010539214
N−[エンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル]−1−(4,4,4−トリフルオロブチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(ジアステレオマー2)
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.83−0.94(m,7H),0.97(s,3H),1.20−1.32(m,1H),1.38−1.49(m,1H),1.54−1.63(m,1H),1.70(t,J=4.4Hz,1H),1.75−1.88(m,2H),1.89−2.08(m,2H),2.13−2.29(m,1H),2.32−2.44(m,1H),2.81−2.95(m,2H),2.97−3.07(m,1H),3.42(dd,J=17.4および10.8Hz,1H),4.26−4.38(m,2H),6.65(br d,J=9.3Hz,1H),7.29−7.41(m,5H)。[α25 ]=−102°,c=1,メタノール。
化合物53
Figure 2010539214
N−[エンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル]−1−プロピル−5−(3−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(ジアステレオマー1)
化合物53および54は、対応するジアステレオマー混合物からフラッシュクロマトグラフィー精製(シリカゲル)によって得られた。溶離剤勾配:石油エーテル(40〜60)/酢酸エチル=95/5=>石油エーテル(40〜60)/酢酸エチル=90/10(v/v)。化合物53:2番目に(最も遅く)溶出するジアステレオマー:化合物54:最初に(最も早く)溶出するジアステレオマー。
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.83−0.94(m,10H),0.97(s,3H),1.21−1.30(m,1H),1.36−1.47(m,1H),1.54−1.73(m,4H),1.74−1.86(m,1H),2.31−2.43(m,1H),2.80(dd,J=17.3および14.3Hz,1H),2.85−2.99(m,2H),3.43(dd,J=17.4および11.1Hz,1H),4.25−4.35(m,1H),4.38(dd,J=14.1および11.1Hz,1H),6.66(br d,J=9Hz,1H),7.00(br t,J=8.
3Hz,1H),7.09−7.18(m,2H),7.28−7.37(m,1H)。[α25 ]=−122°、c=1、メタノール。
化合物54
Figure 2010539214
N−[エンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル]−1−プロピル−5−(3−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(ジアステレオマー2)
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.82−0.93(m,10H),0.97(s,3H),1.21−1.31(m,1H),1.37−1.47(m,1H),1.54−1.67(m,3H),1.69(t,J=4.4Hz,1H),1.74−1.86(m,1H),2.31−2.43(m,1H),2.79(dd,J=17.4および14.1Hz,1H),2.85−2.99(m,2H),3.44(dd,J=17.1および11.1Hz,1H),4.30(br tt,J=9.1および2.4Hz,1H),4.40(dd,J=14.0および11.3Hz,1H),6.66(br d,J=9Hz,1H),7.00(dt,J=8.3および1.9Hz,1H),7.08−7.15(m,2H),7.31(dd,J=7.8および6Hz,1H)。[α25 ]=145°、c=1、メタノール。
化合物55
Figure 2010539214
N−[1−(4−フルオロフェニル)−1−メチル−エチル]−1−(4,4,4−トリフルオロブチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ1.74(s,3H),1.75(s,3H),1.78−1.88(m,1H),1.89−2.06(m,2H),2.14−2.26(m,1H),2.80(dd,J=17.4および14.4Hz,1H),2.85−2.93(m,1H),2.98−3.06(m,1H),3.35(dd,J=17.4および10.8Hz,1H),4.32(dd,J=14.6および11Hz,1H),6.93(br s,1H),7.02(t,J=8.7Hz,2H),7.29−7.38(m,5H),7.38−7.44(m,2H)。
化合物56
Figure 2010539214
N−シクロヘキシルメチル−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.86(t,J=7,3H),0.91−1.03(m,2H),1.10−1.34(m,7H),1.47−1.70(m,4H),1.70−1.81(m,4H),2.80(dd,J=17.1および13.8Hz,1H),2.88−3.01(m,2H),3.12−3.25(m,2H),3.48(dd,J=17.1および11.4Hz,1H),4.73(dd,J=13.8および11.4Hz,1H),6.67(br t,J〜6.5Hz,1H),7.05(dd,J=10.1および8.6Hz,1H),7.15(t,J=7.5Hz,1H),7.24−7.31(m,1H),7.48(dt,J=7.5および〜2Hz,1H)。
化合物57
Figure 2010539214
N−(インダン−2−イル)−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.81−0.86(m,3H),1.13−1.31(m,4H),1.51−1.64(m,2H),2.81(dd,J=17.4および13.8Hz,1H),2.86−2.97(m,4H),3.32−3.41(m,2H),3.49(dd,J=17.1および11.4Hz,1H),4.74(dd,J=13.7および11.6Hz,1H),4.78−4.87(m,1H),6.78(br d,J=8.1Hz,1H),7.01−7.08(m,1H),7.12−7.17(m,1H),7.17−7.22(m,2H),7.22−7.31(m,3H),7.42−7.49(m,1H)。
化合物58
Figure 2010539214
N−(エンド−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル)−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(ジアステレオマー混合物)
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.81−0.89(m,4H),1.20−1.38(m,6H),1.43−1.52(m,2H),1.53−1.70(m,4H),2.06−2.17(m,1H),2.24(br t,J=4.5Hz,1H),2.49(br t,J=4.3Hz,1H),2.79(dd,J=17.3および13.7Hz,1H),2.89−3.03(m,2H),3.48(dd,J=17.4および11.4Hz,1H),4.13−4.23(m,1H),4.70−4.78(m,1H),6.63−6.69(m,1H),7.02−7.08(m,1H),7.13−7.18(m,1H),7.24−7.31(m,1H),7.45−7.52(m,1H)。
化合物59
Figure 2010539214
N−(シクロヘプチル)−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.86(t,J=7Hz,3H),1.20−1.32(m,4H),1.46−1.71(m,11H),1.92−2.03(m,2H),2.74−2.84(m,2H),2.90−2.98(m,2H),3.47(dd,J=17.1および11.4Hz,1H),3.96−4.07(m,1H),4.72(dd,J=13.8および11.1Hz,1H),6.56(br d,J=8.4Hz,1H),7.01−7.08(m,1H),7.12−7.18(m,1H),7.24−7.31(m,1H),7.46−7.51(m,1H)。
化合物60
Figure 2010539214
N−[3,4−ジフルオロベンジル]−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.85(t,J=6.9Hz,3H),1.17−1.33(m,4H),1.54−1.70(m,2H),2.84(dd,J=17.3および13.7Hz,1H),2.88−3.02(m,2H),3.50(dd,J=17.3および11.6Hz,1H),4.43−4.54(m,2H),4.79(dd,J=13.8および11.7Hz,1H),6.96(br t,J=6.3Hz,1H),7.02−7.20(m,5H),7.25−7.32(m,1H),7.47(dt,J=7.5および1.8Hz,1H)。
化合物61
Figure 2010539214
N−[ナフタレン−1−イルメチル]−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.80(t,J=6.9Hz,3H),1.21(m,4H),1.49−1.61(m,2H),2.79−2.97(m,3H),3.53(dd,J=17.1および11.4Hz,1H),4.71−4.80(m,1H),4.95−5.06(m,2H),6.84−6.90(m,1H)m7.02−7.08(m,1H),7.15(t,J=7.5Hz,1H),7.24−7.31(m,1H),7.42−7.61(m,5H),7.83(d,J=8.1Hz,1H),7.90(d,J=8.1Hz,1H),8.10(d,J=8.1Hz,1H)。
化合物62
Figure 2010539214
N−[2−(インドール−3−イル)エチル]−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.86(t,J=6.9Hz,3H),1.17−1.32(m,4H),1.52−1.64(m,2H),2.81(dd,J=17.3および13.7Hz,1H),2.86−2.98(m,2H),3.04(t,J=6.9Hz,2H),3.48(dd,J=17.1および11.4Hz,1H),3.68(q,J=6.6Hz,2H),4.68−4.78(m,1H),6.77(br t,J=6.2Hz,1H),7.01−7.10(m,2H),7.14(q,J=7.1Hz,2H),7.21(t,J=7.5Hz,1H),7.24−7.31(m,1H),7.38(d,J=8.1Hz,1H),7.43−7.49(m,1H),7.65(d,J=7.8Hz,1H),8.06(br s,1H)。
化合物63
Figure 2010539214
N−[(ピリジン−3−イル)メチル]−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.81−0.89(m,3H),1.15−1.33(m,4H),1.53−1.69(m,2H),2.84(dd,J=17.3および13.7Hz,1H),2.89−3.02(m,2H),3.50(dd,J=17.3および11.6Hz,1H),4.51−4.60(m,2H),4.79(dd,J=13.8および11.4Hz,1H),6.98(br t,J=6.5Hz,1H),7.03−7.09(m,1H),7.16(t,J=7Hz,1H),7.24−7.34(m,2H),7.46(dt,J=7.5および2Hz,1H),7.69(br d,J=7.8Hz,1H),8.54(br d,J=4.8Hz,1H),8.58−8.62(m,1H)。
化合物64
Figure 2010539214
N−[2−(チエン−2−イル)エチル]−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.84−0.90(m,3H),1.18−1.34(m,4H),1.56−1.67(m,2H),2.80(dd,J=17.1および13.8Hz,1H),2.86−3.01(m,2H),3.10(t,J=6.9Hz,2H),3.48(dd,J=17.1および11.4Hz,1H),3.62(q,J=6.6Hz,2H),4.75(dd,J=13.8および11.4Hz,1H),6.79(br t,J=6.3Hz,1H),6.88(dd,J=3.2および1Hz,1H),6.96(dd,J=5.1および3.3Hz,1H),7.02−7.09(m,1H),7.13−7.19(m,2H),7.24−7.31(m,1H),7.44−7.50(m,1H)。
化合物65
Figure 2010539214
N−[3,3−ジフェニルプロピル]−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.87(t,J=6.9Hz,3H),1.20−1.34(m,4H),1.55−1.69(m,2H),2.31−2.39(m,2H),2.77(dd,J=17.4および13.8Hz,1H),2.85−2.99(m,2H),3.31(q,J=8Hz,2H),3.45(dd,J=17.1および11.4Hz,1H),4.00(t,J=7.8Hz,1H),4.72(dd,J=14および11.23Hz,1H),6.59(br t,J=6.6Hz,1H),7.01−7.09(m,1H),7.13−7.20(m,3H),7.24−7.31(m,9H),7.47(dt,J=7.5および2Hz,1H)。
化合物66
Figure 2010539214
N−[(フラン−2−イル)メチル]−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.82−0.90(m,3H),1.17−1.35(m,4H),1.54−1.69(m,2H),2.82(dd,J=17.3および13.7Hz,1H),2.87−3.01(m,2H),3.49(dd,J=17.3および11.6Hz,1H),4.48−4.60(m,2H),4.76(dd,J=13.7および11.6Hz,1H),6.26−6.37(m,2H),6.90(br t,J=6Hz,1H),7.02−7.09(m,1H),7.12−7.18(m,1H),7.24−7.32(m,1H),7.36−7.40(m,1H),7.46(dt,J=8.2および2Hz,1H)。
化合物67
Figure 2010539214
N−ベンジル−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.84(t,J=6.9Hz,3H),1.17−1.32(m,4H),1.54−1.66(m,2H),2.84(dd,J=17.1および13.8Hz,1H),2.86−3.00(m,2H),3.51(dd,J=17.4および11.4Hz,1H),4.50−4.58(m,2H),4.76(dd,J=13.8および11.4Hz,1H),6.92(br t,J=6Hz,1H),7.02−7.09(m,1H),7.16(dt,J=7.5および1.2Hz,1H),7.25−7.32(m,3H),7.33−7.39(m,3H),7.47(dt,J=7.1および1.3Hz,1H)。
化合物68
Figure 2010539214
N−シクロペンチル−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.86(t,J=6.9Hz,3H),1.18−1.35(m,4H),1.41−1.53(m,2H),1.55−1.80(m,6H),1.97−2.10(m,2H),2.79(dd,J=17.4および13.8Hz,1H),2.87−3.01(m,2H),3.48(dd,J=17.4および11.4Hz,1H),4.27(セクステット,J=7.1Hz,1H),4.72(dd,J=14および11.3Hz,1H),6.54(br d,J=7.8Hz,1H),7.05(dd,J=11および7.7Hz,1H),7.15(t,J=7.4Hz,1H),7.24−7.32(m,1H),7.48(dt,J=7.4および1.6Hz,1H)。
化合物69
Figure 2010539214
N−(4−メトキシベンジル)−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.84(t,J=6.9Hz,3H),1.17−1.32(m,4H),1.54−1.67(m,2H),2.82(dd,J=17.4および13.8Hz,1H),2.87−2.99(m,2H),3.50(dd,J=17.1および11.4Hz,1H),3.81(s,3H),4.46−4.49(m,2H),4.75(dd,J=14.1および11.4Hz,1H),6.82−6.91(m,3H),7.05(dd,J=11および7.7Hz,1H),7.15(t,J=7.5Hz,1H),7.24−7.31(m,3H),7.47(dt,J=7.5および1.8Hz,1H)。
化合物70
Figure 2010539214
N−(2−メトキシベンジル)−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.86(t,J=6.9Hz,3H),1.18−1.33(m,4H),1.56−1.67(m,2H),2.80(dd
,J=17.1および13.8Hz,1H),2.86−2.99(m,2H),3.49(dd,J=17.1および11.4Hz,1H),3.88(s,3H),4.52−4.56(m,2H),4.73(dd,J=14および11.3Hz,1H),6.87−6.96(m,2H),7.05(dd,J=9.8および8.9Hz,1H),7.08−7.18(m,2H),7.23−7.34(m,3H),7.47(dt,J=7.6および2Hz,1H)。
化合物71
Figure 2010539214
N−[(1−エチル)プロピル]−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.82−0.89(m,3H),0.90−0.98(m,6H),1.19−1.34(m,4H),1.39−1.53(m,2H),1.54−1.70(m,4H),2.81(dd,J=17.1および13.8Hz,1H),2.89−3.03(m,2H),3.49(dd,J=17.3および11.23Hz,1H),3.79−3.91(m,1H),4.75(dd,J=13.8および11.4Hz,1H),6.38(br d,J=9.3Hz,1H),7.01−7.09(m,1H),7.16(t,J=7.5Hz,1H),7.24−7.32(m,1H),7.49(dt,J=7.5および1.8Hz,1H)。
化合物72
Figure 2010539214
N−(エキソ−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル)−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(ジアステレオマー混合物)
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.86(t,J=6.9Hz,3H),1.11−1.19(m,1H),1.19−1.33(m,7H),1.38−1.69(m,5H),1.79−1.87(m,1H),2.26−2.33(m,2H),2.79(dd,J=17.4および13.8Hz,1H),2.88−3.01(m,2H),3.47(dd,J=17.4および11.4Hz,1H),3.79(dt,J=7.7および3.4Hz,1H),4.68−4.77(m,1H),6.48(br d,J=7.5Hz,1H),7.05(dd,J=9.8および8.6Hz,1
H),7.12−7.18(m,1H),7.24−7.31(m,1H),7.44−7.51(m,1H)。
化合物73
Figure 2010539214
N−(4−クロロベンジル)−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.84(t,J=6.9Hz,3H),1.16−1.32(m,4H),1.52−1.67(m,2H),2.83(dd,J=17.3および13.7Hz,1H),2.88−3.01(m,2H),3.50(dd,J=17.4および11.4Hz,1H),4.46−4.55(m,2H),4.78(dd,J=13.8および11.4Hz,1H),6.95(br t,J=6.3Hz,1H),7.02−7.09(m,1H),7.12−7.19(m,1H),7.24−7.34(m,5H),7.46(tt,J=7.5および2Hz,1H)。
化合物74
Figure 2010539214
N−(1−フェニル−エチル)−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(1:1ジアステレオマー混合物)
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.80−0.90(m,3H),1.17−1.33(m,4H),1.53−1.70(m,5H),2.73−2.87(m,1H),2.88−3.02(m,2H),3.42−3.54(m,1H),4.69−4.80(m,1H),5.20(クインテット,J=7.3Hz,1H),6.85(br d,J=8.4Hz,1H),7.01−7.08(m,1H),7.11−7.19(m,1H),7.23−7.31(m,2H),7.32−7.41(m,4H),7.43−7.51(m,1H)。
化合物75
Figure 2010539214
N−(アダマンチルメチル)−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.84−0.89(m,3H),1.21−1.35(m,4H),1.51−1.57(m,6H),1.57−1.77(m,6H),2.00(br s,3H),2.81(dd,J=17.4および13.8Hz,1H),2.90−3.10(m,4H),3.49(dd,J=17.1および11.4Hz,1H),4.75(dd,J=14および11.23Hz,1H),6.69(t,J=6.8Hz,1H),7.02−7.08(m,1H),7.16(br t,J〜8,1H),7.24−7.31(m,1H),7.49(dt,J=7.4および2Hz,1H)。
化合物76
Figure 2010539214
N−(3,4−ジメトキシベンジル)−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.84(t,J=6.9Hz,3H),1.15−1.32(m,4H),1.54−1.66(m,2H),2.83(dd,J=17.1および13.8Hz,1H),2.86−3.00(m,2H),3.51(dd,J=17.3および11.6Hz,1H),3.88(s,3H),3.89(s,3H),4.43−4.52(m,2H),4.76(dd,J=14および11.6Hz,1H),6.82−6.92(m,4H),7.03−7.09(m,1H),7.16(t,J=7.2Hz,1H),7.25−7.32(m,1H),7.47(dt,J=7.5および2Hz,1H)。
化合物77
Figure 2010539214
N−(3−フルオロベンジル)−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.82−0.88(m,3H),1.17−1.33(m,4H),1.53−1.71(m,2H),2.84(dd,J=17.3および13.7Hz,1H),2.90−3.03(m,2H),3.51(dd,J=17.3および11.6Hz,1H),4.48−4.58(m,2H),4.79(dd,J=13.8および11.4Hz,1H),6.93−7.02(m,2H),7.02−7.13(m,3H),7.16(t,J=7.5Hz,1H),7.25−7.35(m,2H),7.47(dt,J=7.5および2Hz,1H)。
化合物78
Figure 2010539214
N−(2−フェニル−プロピル)−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(1:1ジアステレオマー混合物)
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.86(t,J=7Hz,3H),1.17−1.30(m,4H),1.32(d,J=6.9Hz,3H),1.52−1.63(m,2H),2.72−3.06(m,4H),3.34−3.51(m,2H),3.58−3.67(m,1H),4.65−4.76(m,1H),6.57(br t,J=6.3Hz,1H),7.04(dd,J=9.8および8.9Hz,1H),7.11−7.17(m,1H),7.21−7.30(m,4H),7.30−7.36(m,2H),7.42−7.49(m,1H)。
化合物79
Figure 2010539214
N−[2−(7−メチル−インドール−3−イル)エチル]−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.86(t,J=6.9Hz,3H),1.18−1.31(m,4H),1.53−1.65(m,2H),2.49(s,3H),2.80(dd,J=17.1および13.8Hz,1H),2.83−2.97(m,2H),3.03(t,J=7.1Hz,2H),3.48(dd,J=17.1および11.4Hz,1H),3.68(q,J=6.9Hz,2H),4.72(dd,J=13.8および11.4Hz,1H),6.78(t,J=6.2Hz,1H),6.99−7.09(m,4H),7.15(t,J=7.5Hz,1H),7.24−7.31(m,1H),7.46(dt,J=7.5および2Hz,1H),7.50(d,J=7.8Hz,1H),8.10(br s,1H)。
化合物80
Figure 2010539214
N−(3,4,5−トリメトキシベンジル)−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.84(t,J=6.9Hz,3H),1.18−1.31(m,4H),1.55−1.66(m,2H),2.84(dd,J=17.3および13.7Hz,1H),2.89−3.01(m,2H),3.52(dd,J=17.3および11.6Hz,1H),3.84(s,3H),3.87(s,6H),4.42−4.52(m,2H),4.78(dd,J=13.8および11.4Hz,1H),6.57(s,2H),6.91(br t,J=6.2Hz,1H),7.06(dd,J=9.6および8.7Hz,1H),7.16(t,J=7.5Hz,1H),7.25−7.32(m,1H),7.44−7.50(m,1H)。
化合物81
Figure 2010539214
N−(シクロオクチル)−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.86(t,J=6.92Hz,3H),1.18−1.34(m,4H),1.50−1.75(m,14H),1.82−1.95(m,2H),2.79(dd,J=17.4および13.8Hz,1H),2.87−3.02(m,2H),3.47(dd,J=17.3および11.3Hz,1H),4.01−4.11(m,1H),4.72(dd,J=14および11.3Hz,1H),6.57(br d,J=8.4Hz,1H),7.01−7.09(m,1H),7.12−7.18(m,1H),7.24−7.31(m,1H),7.45−7.51(m,1H)。
化合物82
Figure 2010539214
N−(tert−ブチル)−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.86(t,J=7.2Hz,3H),1.20−1.33(m,4H),1.42(s,9H),1.56−1.68(m,2H),2.77(dd,J=17.1および13.8Hz,1H),2.92(br t,J=7.1Hz,2H),3.45(dd,J=17.3および11.3Hz,1H),4.70(dd,J=14および11.3Hz,1H),6.50(br s,1H),7.01−7.08(m,1H),7.12−7.18(m,1H),7.24−7.31(m,1H),7.48(dt,J=7.5および1.8Hz,1H)。
化合物83
Figure 2010539214
N−(2−(トリフルオロメチル)ベンジル)−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.85(t,J=6.9Hz,3H),1.17−1.33(m,4H),1.54−1.70(m,2H),2.83(dd,J=17.1および13.8Hz,1H),2.88−3.02(m,2H),3.50(dd,J=17.3および11.6Hz,1H),4.67−4.82(m,3H),6.99(br t,J=6.6Hz,1H),7.02−7.09(m,1H),7.15(t,J=8.1Hz,1H),7.25−7.31(m,1H),7.38(t,J=7.7Hz,1H),7.46(dt,J=7.5および1.8Hz,1H),7.54(t,J=7.7Hz,1H),7.60−7.68(m,2H)。
化合物84
Figure 2010539214
N−(5−メチル−チアゾール−2−イル)−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.85−0.89(m,3H),1.19−1.34(m,4H),1.59−1.69(m,2H),2.40(s,3H),2.93(dd,J=17および13.1Hz,1H),2.97−3.14(m,2H),3.56(dd,J=17.1および12.3Hz,1H),4.96(t,J=12.6Hz,1H),7.05−7.12(m,2H),7.18(t,J=7.4Hz,1H),7.28−7.34(m,1H),7.43(dt,J=7.5および1.8Hz,1H),10.02(br s,1H)。
化合物85
Figure 2010539214
N−(3−メトキシベンジル)−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.84(t,J=6.9Hz,3H),1.17−1.32(m,4H),1.54−1.68(m,2H),2.83(dd,J=17.1および13.8Hz,1H),2.88−3.00(m,2H),3.51(dd,J=17.3および11.6Hz,1H),3.81(s,3H),4.48−4.57(m,2H),4.76(dd,J=13.8および11.4Hz,1H),6.81−6.85(m,1H),6.87−6.95(m,3H),7.02−7.09(m,1H),7.16(t,J=6.9Hz,1H),7.24−7.31(m,2H),7.47(dt,J=7.5および1.8Hz,1H)。
化合物86
Figure 2010539214
N−[3−(トリフルオロメチル)ベンジル]−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.80−0.88(m,3H),1.16−1.33(m,4H),1.53−1.69(m,2H),2.85(dd,J=17.3および13.7Hz,1H),2.90−3.03(m,2H),3.51(dd,J=17.1および11.7Hz,1H),4.56−4.64(m,2H),4.81(dd,J=13.8および11.7Hz,1H),7.02−7.10(m,2H),7.16(t,J=7.5Hz,1H),7.25−7.33(m,1H),7.43−7.50(m,2H),7.52−7.57(m,2H),7.58(br s,1H)。
化合物87
Figure 2010539214
N−[(1R,2S,5R)−rel−6,6−ジメチルビシクロ[3.1.1.]ヘプタン−2−メチル]−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(ジアステレオマーの混合物)((−)−シス−ミルタニルアミン(CAS 38235−68−6)から)
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.84−0.93(m,4H),1.06(s,3H),1.21(d,J=2.4Hz,3H),1.22−1.34(m,4H),1.48−1.69(m,3H),1.82−2.03(m,5H),2.22−2.32(m,1H),2.34−2.42(m,1H),2.75−2.85(m,1H),2.88−3.01(m,2H),3.28−3.41(m,2H),3.43−3.53(m,1H),4.74(dd,J=13.8および11.4Hz,1H),6.64(br t,J=6.3Hz,1H),7.02−7.08(m,1H),7.15(t,J=7.5Hz,1H),7.24−7.31(m,1H),7.45−7.51(m,1H)。
化合物88
Figure 2010539214
N−(アダマント−1−イル)−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.86(t,J=7.1Hz,3H),1.18−1.35(m,4H),1.52−1.75(m,8H),2.05−2.13(m,9H),2.75(dd,J=17.3および14Hz,1H),2.92(t,J=7.4Hz,2H),3.44(dd,J=17.3および11.3Hz,1H),4.69(dd,J=14および11.3Hz,1H),6.39(br s,1H),7.01−7.08(m,1H),7.15(t,J=7.4Hz,1H),7.23−7.31(m,1H),7.45−7.51(m,1H)。
化合物89
Figure 2010539214
N−[1−フェニル−1−メチル−エチル]−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.86(t,J=6.9Hz,3H),1.19−1.35(m,4H),1.55−1.70(m,2H),1.76(s,3H),1.77(s,3H),2.76(dd,J=17.5および13.8Hz,1H),2.91−2.99(m,2H),3.42(dd,J=17.3および11.3Hz,1H),4.72(dd,J=14および11.3Hz,1H),6.96(br
s,1H),7.01−7.07(m,1H),7.15(t,J=7.4Hz,1H),7.20−7.30(m,2H),7.34(t,J=7.7Hz,2H),7.4
2−7.52(m,3H)。
化合物90
Figure 2010539214
N−[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.85(t,J=6.9Hz,3H),1.15−1.34(m,4H),1.53−1.69(m,2H),2.85(dd,J=17.3および13.7Hz,1H),2.90−3.03(m,2H),3.51(dd,J=17.3および11.6Hz,1H),4.54−4.64(m,2H),4.79(dd,J=13.8および11.4Hz,1H),6.98−7.10(m,2H),7.16(t,J=7.5Hz,1H),7.24−7.33(m,1H),7.43−7.50(m,3H),7.60(d,J=8.1Hz,2H)。
化合物91
Figure 2010539214
N−[1−(アダマント−1−イル)−エチル]−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(ジアステレオマー混合物)
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.83−0.90(m,3H),1.06−1.13(m,3H),1.20−1.36(m,4H),1.49−1.77(m,14H),1.98−2.04(m,3H),2.81(dd,J=17.3および14Hz,1H),2.89−3.03(m,2H),3.49(dd,J=17.1および11.1Hz,1H),3.72−3.82(m,1H),4.68−4.79(m,1H),6.51(br d,J=10.2Hz,1H),7.01−7.09(m,1H),7.12−7.19(m,1H),7.24−7.31(m,1H),7.46−7.55(m,1H)。
化合物92
Figure 2010539214
N−(ノルアダマント−1−イル)−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.83−0.90(m,3H),1.17−1.35(m,4H),1.51−1.71(m,6H),1.91−1.98(m,2H),2.01−2.10(m,2H),2.10−2.19(m,2H),2.29(br s,2H),2.50(br t,J=6.8Hz,1H),2.79(dd,J=17.4および13.8Hz,1H),2.93(t,J=7.2Hz,2H),3.46(dd,J=17.3および11.3Hz,1H),4.72(dd,J=14および11.3Hz,1H),6.79(br s,1H),7.05(ddd,J=10.2,8.1および1.2Hz,1H),7.15(br t,J=6.9Hz,1H),7.24−7.32(m,1H),7.48(dt,J=7.5および2.1Hz,1H)。
化合物93
Figure 2010539214
N−[エンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル]−1−(n−ブチル)−5−(ベンゾチエン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(ジアステレオマー1)
化合物93および94は、対応するジアステレオマー混合物からSepacoreカラム(40x150mm)クロマトグラフィー精製によって得られた。溶離剤勾配:石油エーテル(40〜60)/ジエチルエーテル=90/10=>石油エーテル (40〜60)/ジエチルエーテル=80/20(v/v))。化合物93:最初に(最も早く)溶出するジアステレオマー:化合物94:2番目に(最も遅く)溶出するジアステレオマー:
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.82−1.02,(m,13H),1.20−1.49(m,4H),1.59−1.67(m,3H),1.70(t,J=4.5Hz,1H),1.75−1.87(m,1H),2.38(m,1H),2.91−3.11(m,3H),3.51(dd,J=17.4および11.4Hz,1H),4.38−4.48(m,1H),4.80(dd,J=14.4および11.4Hz,1H),6.71(br d,J=9.3Hz,1H),7.37(dd,J=6.2および3.2Hz,2H),7.40(s,1H),7.75−7.81(m,1H),7.86−7.91(m,1H)。
化合物94
Figure 2010539214
N−[エンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル]−1−(n−ブチル)−5−(ベンゾチエン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(ジアステレオマー2)
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.82−1.03(m,13H),1.20−1.51(m,4H).1.62−1.68(m,3H),1.70(t,J=4.4Hz,1H),1.76−1.88(m,1H),2.34−2.47(m,1H),2.90−3.11(m,3H),3.50(dd,J=17.3および11.3Hz,1H),4.27−4.37(m,1H),4.78(dd,J=14.4および11.4Hz,1H),6.71(br d,J=9Hz,1H),7.35−7.45(m,3H),7.77−7.83(m,1H),7.86−7.92(m,1H)。
化合物95
Figure 2010539214
N−[エンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル]−1−(n−ペンチル)−5−(チエン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(ジアステレオマー混合物)
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.83−0.93(m,10H),0.97(s,3H),1.20−1.34(m,5H),1.36−1.46(m,1H),1.54−1.65(m,3H),1.69(t,J=4.5Hz,1H),1.73−1.86(m,1H),2.32−2.42(m,1H),2.80−2.90(m,1H),2.90−3.04(m,2H),3.31−3.41(m,1H),4.26−4.34(m,1H),4.46−4.56(m,1H),6.66(br d,J=9Hz,1H),7.08−7.13(m,1H),7.18−7.22(m,1H),7.31−7.35(m,1H)。
化合物96
Figure 2010539214
N−(1−フェニル−1−メチル−エチル)−1−(n−ペンチル)−5−(チエン−3−イル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.83−0.90(m,3H),1.20−1.33(m,4H),1.53−1.68(m,2H),1.76(s,3H),1.77(s,3H),2.80(dd,J=17.1および14.1Hz,1H),2.87−3.01(m,2H),3.29(dd,J=17.1および10.8Hz,1H),4.49(dd,J=14.1および10.8Hz,1H),6.96(br s,1H),7.08−7.12(m,1H),7.18−7.21(m,1H),7.23(br t,J=7.2Hz,1H),7.30−7.38(m,3H),7.45(br d,J=7.2Hz,2H)。
化合物97
Figure 2010539214
N−[エンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル]−1−(n−プロピル)−5−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(ジアステレオマー1)
化合物97および98は、対応するジアステレオマー混合物からSepacoreカラム(40x150mm)クロマトグラフィー精製によって得られた。溶離剤勾配:石油エーテル(40〜60)/ジエチルエーテル=90/10=>石油エーテル(40〜60)/ジエチルエーテル=60/40(v/v)。化合物97:2番目に(最も遅く)溶出するジアステレオマー:化合物98:最初に(最も早く)溶出するジアステレオマー。
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.84−0.93(m,10H),0.97(s,3H),1.21−1.30(m,1H),1.38−1.47(m,1H),1.56−1.68(m,3H),1.70(t,J=4.4Hz,1H),1.76−1.86(m,1H),2.33−2.43(m,1H),2.80(dd,J=17.4および14.4Hz,1H),2.82−2.98(m,2H),3.46(dd,J=17.4および11.1Hz,1H),4.26−4.34(m,1H),4.45(dd,J=14.4および11.1Hz,1H),6.67(br d,J=9.1Hz,1H),7.46−7.51(m,1H),7.55−7.61(m,2H),7
.67(br s,1H)。
化合物98
Figure 2010539214
N−[エンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル]−1−(n−プロピル)−5−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(ジアステレオマー2)
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.82−0.94(m,10H),0.97(s,3H),1.20−1.35(m,1H),1.38−1.48(m,1H),1.54−1.67(m,3H),1.69(t,J=4.4Hz,1H),1.75−1.86(m,1H),2.33−2.42(m,1H),2.79(dd,J=17.3および14.3Hz,1H),2.85−3.00(m,2H),3.48(dd,J=17.4および11.4Hz,1H),4.25−4.35(m,1H),4.47(dd,J=14.1および11.1Hz,1H),6.68(br d,J=9.1Hz,1H),7.46−7.51(m,1H),7.55−7.60(m,2H),7.65(br s,1H)。
化合物99
Figure 2010539214
N−(1−フェニル−1−メチル−エチル)−1−(n−プロピル)−5−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.88(t,J=7.4Hz,3H),1.55−1.71(m,2H),1.76(s,3H),1.77(s,3H),2.75(dd,J=17.4および14.4Hz,1H),2.80−2.98(m,2H),3.41(dd,J=17.4および11.1Hz,1H),4.44(dd,J=14.4および11.1Hz,1H),6.97(br s,1H),7.21−7.27(m,1H),7.35(br t,J=7.7Hz,2H),7.43−7.52(m,3H),7.55−7.60(m,2H),7.65(br s,1H)。
化合物100
Figure 2010539214
N−[エンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル]−1−(n−ペンチル)−5−(3−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(1:1ジアステレオマー混合物)
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.81−0.94(m,10H),0.97(s,3H),1.20−1.35(m,5H),1.37−1.47(m,1H),1.54−1.65(m,3H),1.67−1.72(m,1H),1.75−1.87(m,1H),2.32−2.42(m,1H),2.73−2.84(m,1H),2.91−2.99(m,2H),3.38−3.49(m,1H),4.26−4.45(m,2H),6.66(br d,J=6.6Hz,1H),7.00(dt,J=8.4および2.4Hz,1H),7.08−7.17(m,2H),7.28−7.35(m,1H)。
化合物101
Figure 2010539214
N−[エンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル]−1−(n−ペンチル)−5−(2−フルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(ジアステレオマー混合物)
エタノール(50ml)中のE−2−オキソ−4−(2−フルオロフェニル)−ブト−3−エン酸[エンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イルアミド](中間体X−3)(1.5g、4.83mmol)の磁気的に撹拌した溶液に酢酸(660ml、11.58mmol)およびn−ペンチルヒドラジン(中間体XI−1)(1.45ml、9.65mmol)を連続して加え、そして得られる混合物を油浴において窒素雰囲気中60℃で8時間反応させた。反応混合物を室温に到達させ、そして真空中で濃縮した。残留物をジクロロメタンに溶解し、水で洗浄し、そして次にMgSO上で乾燥させ、濾過し、そして真空中で濃縮した。Sepacore装置を用いたさらなるクロマトグラフィー精製(溶離剤:石油エーテル/酢酸エチル=95/5(v/v))により化合物101(940mg、46%の収率)を油として生成せしめた。H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.83−0.94(m,10H),1.20−1.85(m,14H),2.32−2.42(m,1H),2.74−2.85(m,1H),2.91−3.02(m,2H),3.43−3.54(m,1H),4.26−4.36(m,1H),4.69−4.80(m,1H),6.6
3−6.70(m,1H),7.02−7.09(m,1H),7.12−7.19(m,1H),7.25−7.31(m,1H),7.46−7.54(m,1H)。
化合物102
Figure 2010539214
N−(1−フェニル−1−メチル−エチル)−1−(n−ブチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
化合物102は、E−2−オキソ−4−フェニル−ブト−3−エン酸[1−フェニル−1−メチル−エチル]アミドおよびn−ブチルヒドラジンから化合物101について記述した方法と同様にして得られた。H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.85(t,J=7,3H),1.20−1.39(m,2H),1.53−1.63(m,2H),1.76(s,3H),1.77(s,3H),2.77(dd,J=17および14,1H),2.90−2.96(m,2H),3.35(dd,J=17および11,1H),4.37(dd,J=14および11,1H),6.97(br s,1H),7.21−7.48(m,10H)。
化合物103
Figure 2010539214
N−[エンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル]−1−(n−ブチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(ジアステレオマー混合物)
化合物103は、E−2−オキソ−4−フェニル−ブト−3−エン酸[エンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イルアミド](中間体X−2)およびn−ブチルヒドラジンから化合物101について記述した方法と同様にして得られた。H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.83−0.95(m,10H),0.97(s,3H),1.21−1.86(m,9H),2.32−2.42(m,1H),2.77−2.88(m,1H),2.91−2.99(m,2H),3.35−3.46(m,1H),4.26−4.46(m,2H),6.66(br d,J〜8,1H),7.28−7.40(m,5H)。
化合物104
Figure 2010539214
N−[エンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル]−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(ジアステレオマー混合物)
化合物104は、E−2−オキソ−4−フェニル−ブト−3−エン酸[エンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イルアミド](中間体X−2)およびn−ペンチルヒドラジン(中間体XI−1)から化合物101について記述した方法と同様にして得られた。H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.83−0.94(m,10H),0.97(s,3H),1.20−1.47(m,5H),1.54−1.65(m,3H),1.69(t,J〜6,1H),1.75−1.85(m,1H),2.32−2.42(m,1H),2.82(dd,J=17および14,1H),2.92−2.98(m,2H),3.41(dd,J=17および11,1H),4.26−4.35(m,1H),4.41(dd,J=14および11,1H),6.67(br d,J〜8,1H),7.28−7.39(m,5H)。
化合物105
Figure 2010539214
N−(1−(4−フルオロフェニル)−1−メチル−エチル)−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
化合物6は、E−2−オキソ−4−フェニル−ブト−3−エン酸[1−(4−フルオロフェニル)−1−メチル−エチル]アミドおよびn−ペンチルヒドラジン(中間体XI−1)から化合物101について記述した方法と同様にして得られた。H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.85(t,J=7,3H),1.20−1.31(m,4H),1.54−1.67(m,2H),1.74(s,3H),1.75(s,3H),2.77(dd,J=17および14,1H),2.90−2.97(m,2H),3.35(dd,J=17および11,1H),4.38(dd,J=14および11,1H),6.94(br s,1H),6.98−7.04(m,2H),7.27−7.43(m,7H)。
化合物106
Figure 2010539214
N−(2−(4−フルオロフェニル)−1,1−ジメチル−エチル)−1−(n−ペンチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
化合物106は、E−2−オキソ−4−フェニル−ブト−3−エン酸[2−(4−フルオロフェニル)−2,2−ジメチル−エチル]アミド(中間体X−4)およびn−ペンチルヒドラジン(中間体XI−1)から化合物101について記述した方法と同様にして得られた。H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.85(t,J=7,3H),1.16−1.27(m,4H),1.36(s,3H),1.39(s,3H),1.50−1.62(m,2H),2.77−2.94(m,4H),3.04(d,J=13,1H),3.10(d,J=13,1H),3.41(dd,J=18および12,1H),4.39(dd,J=14および11,1H),6.38(br s,1H),6.94−7.01(m,2H),7.10−7.16(m,2H),7.28−7.38(m,5H)。
さらに、化合物107〜118は化合物101について記述した方法と同様にして得られた。
化合物107
Figure 2010539214
N−[1−(4−フルオロフェニル)−1−メチル−エチル]−1−イソブチル−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.85(d,J=6.6Hz,3H),0.88(d,J=6.6Hz,3H),1.73(s,3H),1.75(s,3H),1.96−2.07(m,1H),2.54(dd,J=12.6および9Hz,1H),2.77(dd,J=17.4および14.1Hz,1H),2.84(dd,J=12.6および5.1Hz,1H),3.34(dd,J=17.4および11.1Hz,1H),4.34(dd,J=14.4および11.1Hz,1H),6.93(br
s,1H),7.01(t,J=8.9Hz,2H),7.27−7.37(m,5H),7.38−7.44(m,2H)。
化合物108
Figure 2010539214
N−[1−(4−フルオロフェニル)−1−メチル−エチル]−1−シクロヘキシルメチル−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.67−0.90(m,2H),1.05−1.29(m,4H),1.51−1.72(m,4H),1.74(s,3H),1.75(s,3H),1.82−1.90(m,1H),2.61(dd,J=12.8および8.9Hz,1H),2.76(dd,J=17.3および14.3Hz,1H),2.83(dd,J=12.6および5.1Hz,1H),3.33(dd,J=17.3および11Hz,1H),4.33(dd,J=14.4および11.1Hz,1H),6.93(br s,1H),7.01(t,J=8.7Hz,2H),7.27−7.37(m,5H),7.39−7.43(m,2H)。
化合物109
Figure 2010539214
N−[1−(4−フルオロフェニル)−1−メチル−エチル]−1−フェネチル−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ1.74(s,3H),1.75(s,3H),2.77(dd,J=17.4および14.4Hz,1H),2.84−2.93(m,1H),2.95−3.03(m,1H),3.13−3.29(m,2H),3.33(dd,J=17.4および11.1Hz,1H),4.43(dd,J=14.4および11.1Hz,1H),6.91(br s,1H),7.02(t,J=8.7Hz,2H),7.14(d,J=6.9Hz,2H),7.16−7.35(m,8H),7.38−7.44(m,2H)。
化合物110
Figure 2010539214
N−[エンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル]−1−イソブチル−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(ジアステレオマー混合物)
H−NMR(400MHz,DMSO−d)δ0.81−0.95(m,13H),0.96(s,3H),1.22−1.30(m,1H),1.37−1.47(m,1H),1.55−1.67(m,1H),1.69(t,J=4.5Hz,1H),1.75−1.85(m,1H),1.96−2.08(m,1H),2.32−2.43(m,1H),2.52−2.60(m,1H),2.78−2.88(m,2H),3.36−3.46(m,1H),4.26−4.41(m,2H),6.67(br d,J〜8Hz,1H),7.27−7.40(m,5H)。
化合物111
Figure 2010539214
N−[エンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル]−1−シクロヘキシルメチル−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(ジアステレオマー混合物)
H−NMR(400MHz,DMSO−d)δ0.70−0.95(m,9H),0.98(s,3H),1.04−1.32(m,5H),1.37−1.48(m,1H),1.55−1.90(m,8H),2.32−2.43(m,1H),2.60−2.70(m,1H),2.77−2.89(m,2H),3.35−3.46(m,1H),4.26−4.42(m,2H),6.65(br d,J〜9Hz,1H),7.27−7.39(m,5H)。
化合物112
Figure 2010539214
N−[エンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル]−1−(2−シアノ−エチル)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(ジアステレオマー混合物)
H−NMR(400MHz,DMSO−d)δ0.82−0.95(m,7H),0.97(s,3H),1.22−1.32(m,1H),1.38−1.49(m,1H),1.54−1.65(m,1H),1.70(t,J=4.7Hz,1H),1.75−1.88(m,1H),2.34−2.44(m,1H),2.61−2.77(m,2H),2.88(dd,J=17.6および14.3Hz,1H),3.20(t,J=6.8Hz,2H),3.46(dd,J=17.4および10.8Hz,1H),4.26−4.35(m,1H),4.39(dd,J=14.4および10.8Hz,1H),6.67(br d,J=9Hz,1H),7.31−7.44(m,5H)。
化合物113
Figure 2010539214
N−[エンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル]−1−フェネチル−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(ジアステレオマー混合物)
H−NMR(400MHz,DMSO−d)δ0.85−0.96(m,7H),0.98(s,3H),1.20−1.32(m,1H),1.39−1.48(m,1H),1.55−1.65(m,1H)1.70(t,J=4.5Hz,1H),1.76−1.88(m,1H),2.33−2.43(m,1H),2.77−2.93(m,2H),2.95−3.04(m,1H),3.16−3.30(m,2H),3.42(dd,J=17.4および11.1Hz,1H),4.26−4.35(m,1H),4.45(dd,J=14.4および11.1Hz,1H),6.65(br d,J=9.3Hz,1H),7.10−7.40(m,10H)。
化合物114
Figure 2010539214
N−[エンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル]−1−(n−ブチル)−5−(4−クロロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(ジアステレオマー1)
化合物114および115は、対応するジアステレオマー混合物からフラッシュクロマトグラフィー精製によって得られた。溶離剤:石油エーテル(40〜60)/ジエチルエーテル=75/25。化合物115:最初に(最も早く)溶出するジアステレオマー):化合物114:2番目に(最も遅く)溶出するジアステレオマー。
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.81−0.93(m,10H),0.97(s,3H),1.08−1.65(m,7H),1.69(t,J=4.5Hz,1H),1.74−1.85(m,1H),2.33−2.42(m,1H),2.78(dd,J=17.1および14.4Hz,1H),2.92(t,J=7.4Hz,2H),3.40(dd,J=17.4および11.1Hz,1H),4.26−4.34(m,1H),4.36(dd,J=14.4および11.1Hz,1H),6.65(br d,J=9.3Hz,1H),7.33(s,4H)。
化合物115
Figure 2010539214
N−[エンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル]−1−(n−ブチル)−5−(4−クロロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(ジアステレオマー2)
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.82−0.93(m,10H),0.97(s,3H),1.18−1.63(m,7H),1.69(t,J=4.5Hz,1H),1.75−1.85(m,1H),2.32−2.42(m,1H),2.77(dd,J=17.3および14.3Hz,1H),2.93(t,J=7.4Hz,2H),3.37−3.46(m,1H),4.26−4.34(m,1H),4.38(dd,J=14.1および11.1Hz,1H),6.66(br d,J=9.3Hz,1H),7.29−7.35(m,4H)。
化合物116
Figure 2010539214
N−[1−フェニル−1−メチル−エチル]−1−n−ブチル−5−(4−クロロフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.86(t,J=7.4Hz,3H),1.20−1.38(m,2H),1.53−1.63(m,2H),1.76(s,3H),1.77(s,3H),2.72(dd,J=17.3および14.3Hz,1H),2.90(t,J=7.4Hz,2H),3.34(dd,J=17.4および11.1Hz,1H),4.34(dd,J=14.4および11.1Hz,1H),6.95(br s,1H),7.20−7.26(m,1H),7.28−7.37(m,6H),7.45(d,J=7.8Hz,2H)。
化合物117
Figure 2010539214
N−(1−(4−フルオロフェニル)−1−メチル−エチル)−1−(n−ブチル)−5−(3−メトキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.85−0.89(m,3H),1.22−1.39(m,2H),1.55−1.66(m,2H),1.73(s,3H),1.74(s,3H),2.76(dd,J=17.3および14.5Hz,1H),2.88−3.01(m,2H),3.33(dd,J=17.3および11.1Hz,1H),3.80(s,3H),4.35(dd,J=14.5および11.1Hz,1H),6.84(ddd,J=8.12,2.4および1.1Hz,1H),6.91−6.96(m,3H),6.97−7.05(m,2H),7.23−7.28(m,1H),7.38−7.44(m,2H)。
化合物118
Figure 2010539214
N−[エンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル]−1−(n−ブチル)−5−(3−メトキシフェニル)−4,5−ジヒドロ−(1H)−ピラゾール−3−カルボキサミド(1:1ジアステレオマー混合物)
H−NMR(400MHz,CDCl)δ0.84−0.94(m,10H),0.97(s,3H),1.22−1.47(m,4H),1.54−1.66(m,3H),1.69(t,J=4.4Hz,1H),1.75−1.86(m,1H),2.32−2.43(m,1H),2.76−2.87(m,1H),2.89−3.03(m,2H),3.36−3.45(m,1H),3.81/3.82(ダブルs,3H),4.26−4.43(m,2H),6.63−6.71(m,1H),6.81−6.87(m,1H),6.92−6.97(m,2H),7.23−7.30(m,1H)。
薬理学的方法
カンナビノイド−CB受容体に対するインビトロ親和性
カンナビノイドCB受容体に対する本発明の化合物の親和性は、放射性リガンドとしての[H]CP−55,940と併せてヒトカンナビノイドCB受容体が安定にトランスフェクションされているチャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞の膜調製物を用いて決定することができる。本発明の化合物を加えたもしくは加えない、[H]−リガンドと新たに調製した細胞膜調製物とのインキュベーション後に、結合および遊離リガンドの分離をガラス繊維フィルター上での濾過により行う。フィルター上の放射能(radioactivity)を液体シンチレーション計数により測定する。
カンナビノイド−CB受容体に対するインビトロ親和性
カンナビノイドCB受容体に対する本発明の化合物の親和性は、放射性リガンドとしての[H]CP−55,940と併せてヒトカンナビノイドCB受容体が安定にトランスフェクションされているCHO細胞の膜調製物を用いて決定することができる。本発明の化合物を加えたもしくは加えない、[H]−リガンドと新たに調製した細胞膜調製物とのインキュベーションの後に、結合および遊離リガンドの分離をガラス繊維フィルター上での濾過により行う。フィルター上の放射能を液体シンチレーション計数により測定する。
インビトロカンナビノイド−CB受容体(アント)アゴニズム
インビトロCB受容体アンタゴニズム/アゴニズムは、CHO細胞においてクローン化したヒトCB受容体で評価することができる。10%熱不活性化ウシ胎仔血清を補足したダルベッコ変法イーグル培地(DMEM)培地においてCHO細胞を培養する。培地を吸引し、そしてウシ胎仔血清を含有しないが[H]−アラキドン酸を含有するDMEMで置き換え、そして細胞培養ストーブ(5%CO/95%空気;37℃;水−飽和雰囲気)において一晩インキュベーションする。この期間中に[H]−アラキドン酸は膜リン脂質に取り込まれる。試験日に、培地を吸引し、そして0.2%ウシ血清アルブミン(BSA)を含有する0.5mlのDMEMを用いて細胞を3回洗浄する。CBアゴニスト刺激はPLAの活性化、続いて培地への[H]−アラキドン酸の遊離をもたらす
。このCBアゴニストにより誘導される遊離は、例えばリモナバントのようなCB受容体アンタゴニストにより濃度依存的に遮断される。
インビトロカンナビノイド−CB受容体(アント)アゴニズム
カンナビノイドCB受容体での機能活性は、フォルスコリンにより刺激されるcAMP蓄積アッセイを用いて評価した。アデニル酸シクラーゼ活性を刺激しそして抑制する化合物の能力をヒトCB受容体を発現するチャイニーズハムスター卵巣(CHO)K細胞(Euroscreen,Brussel)において評価した。CHO細胞を93%空気/5%COにおいて37℃で10%熱不活性化ウシ胎仔血清、2mMグルタミン、400μg/mlハイグロマイシンBおよび500μg/mlのG418を補足したCHO−S−SFM−II培養培地において培養した。試験化合物とのインキュベーションのために、24ウェルプレートにおいて培養したコンフルエントな培養物を使用した。各条件もしくは物質は4重反復で規定通りに試験した。細胞にウェル当たり0.5mlの培地中1mCiの[H]−アデニンを負荷した。2時間後に、培養物を1mMのIBMXを含有する0.5mlのPBSで洗浄し、そして試験化合物を加えてもしくは加えずに1mMのIBMXおよび3x10−7Mのフォルスコリンを含有する0.5mlのPBSと20分間インキュベーションした。試験化合物のアンタゴニスト効果は、0.1μMのJWH−133により減少される[H]cAMP形成の抑制として決定した。吸引後に1mlのトリクロロ酢酸(5%w/v)で反応を止めた。細胞抽出物において形成される[H]−ATPおよび[H]−cAMPは、下記の通りアッセイした:0.8mlの容量の抽出物をDowex(50WX−4200−400メッシュ)および酸化アルミニウムカラム上に通し、水および0.1Mイミダゾール(pH=7.5)で溶出した。溶出液を7mlのUltima−Flo[AP]と混合し、そしてβ−放射能を液体シンチレーションカウンターで計数した。[H]−cAMPへの[H]−ATPの転化は、cAMPおよびATP画分の両方における合わせた放射能と比較したcAMP画分における放射能パーセンテージの比率として表され、そして自発活性を補正するために基礎活性を引いた。カンナビノイドCB受容体により媒介されるアデニル酸シクラーゼ活性を評価するために使用した参照化合物は、完全カンナビノイドCB受容体アゴニストJWH−133(Huffman,1999)およびWIN 55,212−2(Huffman, 1999)、ならびに逆アゴニストもしくはアンタゴニストSR−144528(Rinaldi−Carmona,1998)であった。化合物は10−10M〜10−6Mの濃度範囲において調べた。pEC50およびpAは、Cheng−Prusoff式(Cheng and Prusoff,1973)に従って計算した。2回の独立した実験を3重反復で行った。
薬理学的試験結果
Figure 2010539214
化合物はカンナビノイド−CBおよびCB受容体に対する高い親和性を有し、そしてCB受容体に対するアゴニストである。カンナビノイドCB受容体「調節」剤、アゴニストを包含する定義、として、例えばWO 2005/074920、WO 2005/077911およびWO 2007/009689に記述される1,3,5−トリ置換されたピラゾリン誘導体は常にアンタゴニストであると示されていたので、驚くべきことである。
製薬学的製剤
臨床用途のために、式(I)の化合物は製薬学的組成物に調合され、それらは化合物、さらに特に本明細書に開示される特定の化合物を含有するので本発明の重要なそして新規の態様である。使用することができる製薬学的組成物のタイプには、錠剤、チュアブル錠、カプセル剤(マイクロカプセルを包含する)、液剤、非経口液剤、軟膏(クリームおよびゲル)、座薬、懸濁剤、ならびに本明細書に開示されるかもしくは本明細書および当該技術分野における一般知識から当業者に明らかである他のタイプが包含されるがこれらに限定されるものではない。例えば、有効成分はまた、シクロデキストリン、それらのエーテルもしくはそれらのエステルにおける包接錯体の形態であることもできる。組成物は経口、静脈内、皮下、気管、気管支、鼻腔内、肺、経皮、口腔、直腸、非経口もしくは投与するための他の方法に使用される。製薬学的製剤は、製薬学的に許容しうる添加剤、希釈剤および/もしくは担体と混合した式(I)の少なくとも1種の化合物を含有する。有効成分の総量は好適には製剤の約0.1%(w/w)〜約95%(w/w)、好適には0.5%〜50%(w/w)、そして好ましくは1%〜25%(w/w)の範囲である。
本発明の化合物は、製薬学的に慣例の液体もしくは固体充填剤および増量剤、溶媒、乳
化剤、潤滑剤、香料、着色剤および/もしくは緩衝物質のような液体もしくは固体、粉末成分のような補助物質を用いて通常の方法によって投与に適当な形態にすることができる。よく使用される補助物質には、炭酸マグネシウム、二酸化チタン、ラクトース、サッカロース、ソルビトール、マンニトールおよび他の糖もしくは糖アルコール、タルク、乳タンパク質、ゼラチン、澱粉、アミロペクチン、セルロースおよびその誘導体、動物および植物油、例えば魚肝油、ヒマワリ、ラッカセイもしくはゴマ油、ポリエチレングリコールならびに例えば滅菌水および1価もしくは多価アルコール、例えばグリセロールのような溶媒、ならびに崩壊剤および潤滑剤、例えばステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリルフマル酸ナトリウムおよびポリエチレングリコールワックスが包含される。次に、混合物を顆粒に加工するかもしくは錠剤に圧縮することができる。錠剤は、以下の成分を用いて製造される:
Figure 2010539214
成分を混合し、そして圧縮して各々230mgの重さの錠剤を生成せしめる。
有効成分を他の非有効成分と別個に前もって混合し、その後で混合して製剤を生成せしめることができる。有効成分はまた相互に混合し、その後で非有効成分と混合して製剤を生成せしめることもできる。
ソフトゼラチンカプセル剤は、本発明の有効成分、植物油、脂肪、もしくはソフトゼラチンカプセル剤用の他の適当な賦形剤の混合物を含有するカプセルで製造することができる。ハードゼラチンカプセル剤は、有効成分の顆粒を含有することができる。ハードゼラチンカプセル剤はまた、ラクトース、サッカロース、ソルビトール、マンニトール、ジャガイモ澱粉、コーンスターチ、アミロペクチン、セルロース誘導体もしくはゼラチンのような固形粉末成分と一緒に有効成分を含有することもできる。
直腸投与用の投与単位は、(i)中性脂肪ベースと混合した活性物質を含有する座薬の形態において;(ii)植物油、パラフィン油もしくはゼラチン直腸カプセル剤用の他の適当な賦形剤との混合物において活性物質を含有するゼラチン直腸カプセル剤の形態において;(iii)既製の微小浣腸剤(micro enema)の形態において;または(vi)投与の直前に適当な溶媒において再構成される乾燥微小浣腸製剤の形態において製造することができる。
液状製剤はシロップ剤、エリキシル剤、濃縮ドロップもしくは懸濁液、例えば有効成分ならびに例えば糖もしくは糖アルコールならびにエタノール、水、グリセロール、プロピレングリコールおよびポリエチレングリコールの混合物からなる残りを含有する液剤もしくは懸濁剤の形態において製造することができる。所望に応じて、そのような液状製剤は着色剤、香料、防腐剤、サッカリンおよびカルボキシメチルセルロースもしくは他の増粘剤を含有することができる。液状製剤はまた、使用前に適当な溶媒で再構成される乾燥粉
末の形態において製造することもできる。非経口投与用の液剤は、製薬学的に許容しうる溶媒における本発明の製剤の液剤として製造することができる。これらの液剤はまた安定化成分、防腐剤および/もしくは緩衝成分を含有することもできる。非経口投与用の液剤はまた、使用前に適当な溶媒で再構成される乾燥製剤として製造することもできる。
また、本発明により提供されるのは、医学的治療における使用のための、本発明の製薬学的組成物の成分の1種もしくはそれ以上を詰めた1つもしくはそれ以上の容器を含んでなる製剤および「部品のキット」である。そのような容器(1つもしくは複数)に付随するのは、使用説明書、または製薬学的製品の製造、使用もしくは販売を規制する政府機関により指示される形態の通知(notice)のような様々な資料であることができ、この通知はヒトもしくは動物投与のための製造、使用もしくは販売の機関による承認を示す。カンナビノイドCB受容体の活性化が必要とされるかもしくは所望される症状の処置における使用のための薬剤の製造における本発明の製剤の使用、およびカンナビノイドCB受容体の活性化が必要とされるかもしくは所望される症状を患っているかもしくは起こしやすい患者に対する式(I)の少なくとも1つの化合物の治療的に有効な総量の投与を含んでなる医学的処置方法。
例としてそして限定としてではなく、全身使用もしくは局所適用のための好ましい活性化合物を含んでなる、いくつかの製薬学的組成物が示される。本発明の他の化合物もしくはその組み合わせは、該化合物の代わりに(もしくはそれに加えて)使用することができる。有効成分の濃度は、本明細書において説明した通り広範囲にわたって変えることができる。含むことができる成分の量およびタイプは、当該技術分野において既知である。
参考文献一覧
以下の参考文献が当業者に有用である程度に、もしくは本発明をより十分に記述するために、それらは引用することにより本明細書に組み込まれる。これらのいずれも、また本明細書に引用される如何なる他の文書もしくは引用も、また如何なる参考文献への言及も、先行技術文書もしくは引用であると認められない。
Akaji,K.et al.,Tetrahedron Lett.,35,3315−3318,1994.
Albericio,F.,et al.,Tetrahedron Lett.,38,4853−4856,1997.
Annan et al.,J.Am.Chem.Soc.1989,111,8895−8901
Bach et al.,Tetrahedron,1994,50,7543−7556
Barnes,M.P.,Expert Opin.Pharmacother.2006,7,607−615)
Berge,S.M.:“Pharmaceutical salts”,J.Pharmaceutical Science,66,1−19 (1977).
Bickel,M.H.,“The pharmacology and Biochemistry of N−oxides”,Pharmacological Reviews21(4),325−355,1969.
Bodanszky,M.and A.Bodanszky:The Practice
of Peptide Synthesis,Springer−Verlag,New York,ISBN:0−387−57505−7,1994.
Byrn et al.,Pharmaceutical Research,12(7),945−954,1995.
Chem.Ber.1965,98,1588−1597
Cheng,Y.and Prusoff,W.H.,Biochem.Pharmac
ol.,22,3099−3108,1973
Croxford,J.L.,“Therapeutic potential of cannabinoids in CNS disease”,CNS Drugs17,179−202,2003.
Croxford,J.L.and Miller,S.D.“Towards cannabis and cannabinoid treatment of multiple sclerosis”,Drugs Today (Barc),40,663−676,2004.
Drysdale,A.J.and Platt,B.,“Cannabinoids:mechanisms and therapeutic applications in the CNS”,Curr.Med.Chem.,10,2719−2732,2003
Dwyer & Meilor,:“Chelating agents and Metal Chelates”,Academic Press,chapter 7,1964.
Huffman et al.,Curr.Med.Chem.,6,705−720,1999
Huffman et al.,Bioorg.Med.Chem.,7,2905−2914,1999
Hurst,D.P.et al.,Mol.Pharmacol.,62,1274−1287,2002
Lange,J.H.M.and Kruse,C.G.Drug Discov.Today,10,693−702,2005
Levin,J.I.,Turos,E.and Weinreb,S.M.,Synth Commun.,12,989−993.,1982
Ligresti,A.,et al.,“Possible endocannabinoid control of colorectal cancer growth”,Gastro−enterology,125,677−687,2003.
Martin,E.W.(Editor),“Remington:The Science and Practice of Pharmacy”,Mack Publishing Company,19th Edition,Easton,Pa,Vol 2.,Chapter 83,1447−1462,1995.
Montalbetti,C.A.G.N. & V.Falque,Tetrahedron,61,10827−52.2005.
Pertwee,R.G.,Life Sci.,76,1307−1324,2005Reggio,P.H.,Curr.Pharm.Des.,9,1607−1633,2003
Rinaldi−Carmona et al.,J.Pharmacol.Exp.Ther.,284,644−650,1998
Shim,J.,et al.,J.Med.Chem.,45,1447−1459,2002.
Smith,M.B.and March,J.,”Advanced organic
chemistry,reactions,mechanisms and structure”,fifth edition,John Wiley & Sons,Inc.,New York,2001,p.275.
Smith,P.F.,“Medicinal cannabis extracts for the treatment of multiple sclerosis”,Curr.Opin.Investig.Drugs,5,727−730,2004WO 2005/074920,WO 2005/077911およびWO 2007/009689

Claims (13)

  1. 一般式(I)
    Figure 2010539214
    −RはC3〜10直鎖状アルキル基、C4〜10分枝状アルキル基、C4〜10アルケニル基、C4〜10アルキニル基、C3〜10−ヘテロアルキル基、C5〜8−シクロアルキル−C1〜5−アルキル基、C5〜8−ヘテロシクロアルキル−C1〜5−アルキル基から選択され、これらの基は場合によりメチル、エチル、ヒドロキシ、アミノ、シアノもしくはフルオロから選択される同じもしくは異なることができる1〜5個の置換基で置換されていてもよく、あるいは
    はアリール−C1〜3−アルキル基、ヘテロアリール−C1〜3−アルキル基、アリール−C1〜3−ヘテロアルキル基もしくはヘテロアリール−C1〜3−ヘテロアルキル基から選択され、ここで、アリールもしくはヘテロアリール基は非置換であるか、またはC1〜3−アルキルもしくはアルコキシ、ヒドロキシ、ハロゲン、トリフルオロメチル、トリフルオロメチルチオ、トリフルオロメトキシ、ニトロ、アミノ、モノ−もしくはジアルキル(C1〜2)−アミノ、モノ−もしくはジアルキル(C1〜2)−アミド、(C1〜3)−アルキルスルホニル、ジメチルスルファミド、C1〜3−アルコキシカルボニル、カルボキシル、トリフルオロメチルスルホニル、シアノ、カルバモイル、スルファモイル、フェニルおよびアセチルから選択される同じもしくは異なることができる1〜5個の置換基Yで置換され、あるいは
    は2−シアノ−エチルであり、
    −Rは、非置換であるかまたは同じもしくは異なることができる1〜5個の置換基Yで置換された、アリール基もしくはヘテロアリール基であり、ここで、Yは上記の意味を有し、
    −Rは直鎖状もしくは分枝状C3〜10アルキル基、C3〜8シクロアルキル基、C5〜10ビシクロアルキル基、C6〜10トリシクロアルキル基もしくはC8〜11テトラシクロアルキル基から選択され、これらの基は非置換であるか、またはメチル、エチル、ヒドロキシ、アミノ、フルオロから選択される同じもしくは異なることができる1〜5個の置換基で置換され、あるいは
    は、非置換であるかまたは同じもしくは異なることができる1〜5個の置換基Yで置換される、アリール基もしくはヘテロアリール基で置換されたC3〜8シクロアルキル基であり、ここで、Yは上記に示した意味を有し、あるいは
    は2,2,2−トリフルオロエチルもしくは2−フルオロエチル基であり、あるいは
    はC5〜8ヘテロシクロアルキル基、C6〜10ビシクロヘテロアルキル基、C7〜10トリシクロヘテロアルキル基から選択され、これらの基は非置換であるかまたはメチル、エチル、ヒドロキシ、アミノもしくはフルオロから選択される同じもしくは異なることができる1〜5個の置換基で置換され、あるいは
    はC3〜8シクロアルキル−C1〜3−アルキル基、C5〜10−ビシクロアルキル−C1〜3−アルキル基、C6〜10−トリシクロアルキル−C1〜3−アルキル基から選択され、これらの基は非置換であるかまたはメチル、エチル、ヒドロキシ、アミノもしくはフルオロから選択される同じもしくは異なることができる1〜5個の置換基で置換
    され、あるいは
    は分枝状もしくは直鎖状C3〜8ヘテロシクロアルキル−C1〜3−アルキル基、C5〜10ビシクロヘテロアルキル−C1〜3−アルキル基、C6〜10トリシクロヘテロアルキル−C1〜3−アルキル基から選択され、これらの基は非置換であるかまたはメチル、エチル、ヒドロキシ、アミノもしくはフルオロから選択される同じもしくは異なることができる1〜5個の置換基で置換され、あるいは
    はアリール基もしくはヘテロアリール基であり、これらの基は非置換であるかまたは同じもしくは異なることができる1〜5個の置換基Yで置換され、ここで、Yは上記の意味を有し、あるいは
    はアリール−C1〜5−アルキル基、ヘテロアリール−C1〜5−アルキルもしくはジアリール−C1〜5−アルキル基であり、ここで、アリールもしくはヘテロアリール基は非置換であるかまたは同じもしくは異なることができる1〜5個の置換基Yで置換され、ここで、Yは上記の意味を有し、あるいは
    は直鎖状もしくは分枝状C4〜8アルケニルもしくはC4〜8アルキニル基から選択され、これらの基は非置換であるかもしくは1〜3個のフルオロ原子で置換され、あるいは
    は、N、OもしくはSから選択される1〜2個のヘテロ原子を含有する、分枝状もしくは直鎖状C2〜10ヘテロアルキル基であり、
    −Rは水素原子もしくはC1〜4アルキル基であり、
    −Rは水素原子または非置換であるかもしくは1〜3個のフルオロ原子で置換されたC1〜2アルキル基であり、
    −Rは水素原子または非置換であるかもしくは1〜3個のフルオロ原子で置換されたC1〜2アルキル基である]
    の化合物、もしくは互変異性体、立体異性体、N−オキシド、同位体で標識されたアナログ、または前述のいずれかの薬理学的に許容しうる塩。
  2. −RがC3〜10直鎖状アルキル基、C4〜10分枝状アルキル基、C5〜8−シクロアルキル−C1〜5−アルキル基から選択され、これらの基は場合によりメチル、エチル、シアノもしくはフルオロから選択される同じもしくは異なることができる1〜3個の置換基で置換されていてもよく、あるいは、
    がアリール−C1〜3−アルキル基から選択され、ここで、アリール基は非置換であるか、またはC1〜3−アルキルもしくはアルコキシ、ハロゲン、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロ、シアノおよびフェニルから選択される同じもしくは異なることができる1〜3個の置換基Yで置換され、あるいは
    が2−シアノ−エチルであり、
    −Rが、非置換であるかまたはハロゲン、メチル、CF、OCHもしくはOCFから選択される同じもしくは異なることができる1もしくは2個の置換基で置換される、フェニル、チエニル、ベンゾチエニルもしくはピリジル基から選択され、
    −Rが直鎖状もしくは分枝状C3〜10アルキル基、C3〜8シクロアルキル基、C5〜10ビシクロアルキル基もしくはC6〜10トリシクロアルキル基から選択され、これらの基は非置換であるか、またはメチル、エチル、ヒドロキシ、アミノ、フルオロもしくはアリールから選択される同じもしくは異なることができる1〜3個の置換基で置換され、あるいは
    が、非置換であるかまたはメチル、エチルもしくはフルオロから選択される同じもしくは異なることができる1〜5個の置換基で置換された、C5〜8ヘテロシクロアルキル基であり、あるいは
    がC3〜8シクロアルキル−C1〜3−アルキル基、C5〜10−ビシクロアルキル−C1〜3−アルキル基、C6〜10−トリシクロアルキル−C1〜3−アルキル基から選択され、これらの基は非置換であるかまたはメチル、エチルもしくはフルオロから選択される同じもしくは異なることができる1〜5個の置換基で置換され、あるいは
    がアリール基もしくはヘテロアリール基であり、これらの基は非置換であるかまたはC1〜3−アルキルもしくはアルコキシ、ハロゲン、トリフルオロメチル、トリフルオロメチルチオ、トリフルオロメトキシ、ニトロ、シアノもしくはフェニルから選択される同じもしくは異なることができる1〜5個の置換基Yで置換され、あるいは
    がアリール−C1〜5−アルキル基、ヘテロアリール−C1〜5−アルキルもしくはジアリール−C1〜5−アルキル基であり、ここで、アリールもしくはヘテロアリール基は非置換であるかまたはC1〜3−アルキルもしくはアルコキシ、ハロゲン、トリフルオロメチル、トリフルオロメチルチオ、トリフルオロメトキシ、ニトロ、シアノもしくはフェニルから選択される同じもしくは異なることができる1〜5個の置換基で置換され、あるいは
    が、N、OもしくはSから選択される1〜2個のヘテロ原子を含有する、分枝状もしくは直鎖状C2〜10ヘテロアルキル基であり、
    −R、RおよびRが請求項1に示した通りの意味を有する
    請求項1に記載の化合物、もしくは互変異性体、立体異性体、N−オキシド、同位体で標識されたアナログ、または前述のいずれかの薬理学的に許容しうる塩。
  3. −RがC3〜8直鎖状アルキル基、C4〜8分枝状アルキル基、C5〜6−シクロアルキル−C1〜5−アルキル基から選択され、これらの基は場合によりシアノもしくはフルオロから選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよく、または
    がアリール−C1〜3−アルキル基であり、または
    が2−シアノ−エチルであり、
    −Rが、非置換であるかまたはハロゲン、メチル、CF、OCHもしくはOCFで置換される、フェニル、チエニル、ベンゾチエニルもしくはピリジル基から選択され、
    −R、R、RおよびRが請求項2に示した通りの意味を有する
    請求項2に記載の化合物、もしくは互変異性体、立体異性体、N−オキシド、同位体で標識されたアナログ、または前述のいずれかの薬理学的に許容しうる塩。
  4. −Rが2−シアノ−エチル、n−プロピル、n−ブチル、4,4,4−トリフルオロブチル、イソブチル、n−ペンチル、シクロヘキシルメチルもしくはフェネチルから選択され、
    −Rが2−フルオロフェニル、3−(トリフルオロメチル)フェニル、3−クロロフェニル、3−フルオロフェニル、3−メトキシフェニル、4−クロロフェニル、4−フルオロフェニル、ベンゾチエン−3−イル、ピリド−2−イル、チエン−3−イルもしくはフェニルから選択され、
    −Rが3−(トリフルオロメチル)ベンジル、3−(トリフルオロメチル)ベンジル、1−(4−フルオロフェニル)−1−メチル−エチル、1−フェニル−1−メチル−エチル、1−フェニル−エチル、2−インダニル、2−(4−フルオロフェニル)−1,1−ジメチル−エチル、2−(トリフルオロメチル)ベンジル、2,2−ジメチルプロピル、2,2−ジフェニルエチル、2,2−ジフェニルプロピル、2−メトキシベンジル、2−フェニル−プロピル、2−フェニル−トランス−シクロプロピル、2−トリフルオロメチル)フェニル、3,4,5−トリメトキシベンジル、3,4−ジメトキシベンジル、3−フルオロベンジル、3−メトキシベンジル、4−クロロベンジル、4−メトキシベンジル、5−メチル−チアゾール−2−イル、アダマント−1−イル、アダマント−2−イル、アダマンチルメチル、ベンジル、シクロヘプチル、シクロヘキシルメチル、シクロオクチル、エンド−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル、エキソ−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル、インダン−2−イル、N,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン−4−イル、ナフト−1−イル、ナフタレン−1−イル−メチル、ノルアダマント−1−イル、ピリジン−3−イルメチル、キノリン−3−イル、tert−ブチル、(1−エチル)プロピル、(1R,2S,5R)−rel−6,6−ジメチルビシクロ[3.1
    .1.]ヘプタン−2−メチル、(3−ジメチルアミノ)−2,2−ジメチルプロピル、(フラン−2−イル)メチル、(ピリジン−3−イル)−メチル、1−(4−フルオロフェニル)−1−メチル−エチル、1−(アダマント−1−イル)−エチル、1−フェニル−1−メチル−エチル、2−(4−フルオロフェニル)エチル、2−(7−メチル−インドール−3−イル)エチル、2−(インドール−3−イル)エチル、2−(チエン−2−イル)エチル、3−(トリフルオロメチル)ベンジル、3,3−ジフェニルプロピル、3,4−ジフルオロベンジル、4−(トリフルオロメチル)ベンジル、エンド−(1R,2S,4R)−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル、ナフタレン−1−イル−メチル、ベンジル、シクロヘキシルメチル、シクロペンチル、メチル−N−(ナフタレン−1−イル−メチル)もしくはフェニルから選択され、
    −Rが水素原子もしくはメチル基であり、
    −Rが水素原子もしくはメチル基であり、
    −Rが水素原子である
    請求項3に記載の化合物、もしくは互変異性体、立体異性体、N−オキシド、同位体で標識されたアナログ、または前述のいずれかの薬理学的に許容しうる塩。
  5. 該化合物が光学活性鏡像異性体である、式(I)の請求項1に記載の化合物、もしくは互変異性体、立体異性体、N−オキシド、同位体で標識されたアナログ、または前述のいずれかの薬理学的に許容しうる塩。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物もしくはその薬理学的に許容しうる塩を含んでなる薬剤。
  7. 製薬学的に許容しうる担体および/もしくは少なくとも1種の製薬学的に許容しうる補助物質に加えて、有効成分として請求項1〜5の1項の少なくとも1種の化合物もしくはその薬理学的に許容しうる塩の薬理学的に有効な量を含んでなる製薬学的組成物。
  8. 多発性硬化症、外傷性脳損傷、疼痛、食欲障害、癲癇、アルツハイマー病、トゥーレット症候群、脳虚血もしくは胃腸障害の処置のための請求項7に記載の製薬学的組成物。
  9. 少なくとも1種の追加の治療薬をさらに含んでなる請求項7に記載の製薬学的組成物。
  10. 多発性硬化症、外傷性脳損傷、慢性疼痛、神経障害性疼痛、急性疼痛および炎症性疼痛を包含する疼痛、骨粗鬆症、食欲障害、癲癇、アルツハイマー病、トゥーレット症候群、脳虚血および胃腸障害から選択される、カンナビノイド受容体により媒介される障害もしくは症状の処置用の薬剤の製造のための請求項1〜5のいずれかに記載の化合物の使用。
  11. 一般式(Va)
    Figure 2010539214
    [式中、R、R、RおよびRは請求項1に示したのと同じ意味を有し、そしてRは基O−Rであり、ここで、RはC1〜3アルキル基であり、もしくはRはクロロ原子であり、ただし、Rがフェニルであり、そしてRがベンジル基である場合、
    はエチル基ではない]
    の化合物、1つの単一段階(I)において式(I)の化合物に転化することができる化合物。
  12. 一般式(VI)
    Figure 2010539214
    [式中、R、R、RおよびRは請求項1に示したのと同じ意味を有し、ただし、Rがフェニルである場合、Rはベンジル基ではない]
    の化合物またはそれらのナトリウム、カリウム、リチウムもしくはセシウム塩、1つの単一段階(I)において式(I)の化合物に転化することができる化合物。
  13. 一般式(X)
    Figure 2010539214
    [式中、Rは請求項1に示したのと同じ意味を有し、Rは水素原子であり、そしてRはC6〜10ビシクロアルキル基もしくはC7〜10トリシクロアルキル基から選択され、これらの基はメチル、エチル、ヒドロキシル、アミノもしくはフルオロから選択される1〜5個の置換基で置換することができ、またはRは2−フェニル−1,1−ジメチル−エチルもしくは1−フェニル−1−メチル−エチル基から選択され,ここで、それらのフェニル基は1〜5個の置換基Yで置換されることができ、ここで、Yは請求項1に示した通りの意味を有する]
    の化合物、1つの単一段階(I)において式(I)の化合物に転化することができる化合物。
JP2010525325A 2007-09-20 2008-09-16 カンナビノイドcb1受容体アゴニストとしての5−アリール−4,5−ジヒドロ−(1h)−ピラゾール Pending JP2010539214A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US97386307P 2007-09-20 2007-09-20
EP07116798 2007-09-20
PCT/EP2008/062283 WO2009037244A2 (en) 2007-09-20 2008-09-16 5-aryl-4,5-dihydro-(1h)-pyrazoles as cannabinoid cb1 receptor agonists

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010539214A true JP2010539214A (ja) 2010-12-16

Family

ID=42596572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010525325A Pending JP2010539214A (ja) 2007-09-20 2008-09-16 カンナビノイドcb1受容体アゴニストとしての5−アリール−4,5−ジヒドロ−(1h)−ピラゾール

Country Status (6)

Country Link
JP (1) JP2010539214A (ja)
CN (1) CN101801934A (ja)
BR (1) BRPI0816950A2 (ja)
EA (1) EA201070381A1 (ja)
MX (1) MX2010003059A (ja)
TW (1) TW200916443A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106565531A (zh) * 2016-10-31 2017-04-19 苏州汉德创宏生化科技有限公司 烷基肼的药学可接受盐的合成方法
CN114805208A (zh) * 2022-05-05 2022-07-29 台州学院 一种4-三氟甲基-4,5-二氢吡唑衍生物及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
TW200916443A (en) 2009-04-16
MX2010003059A (es) 2010-06-30
BRPI0816950A2 (pt) 2015-03-24
EA201070381A1 (ru) 2010-12-30
CN101801934A (zh) 2010-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11111210B2 (en) Phenyl cyclohexanone derivatives and methods of making and using them
EP1966146B1 (en) 4,5-dihydro- (1h)-pyrazole derivatives as cannabinoid cb1 receptor modulators
EA007578B1 (ru) Производные амидов в качестве ингибиторов гликогенсинтаза-киназы 3-бета
JP6203841B2 (ja) カルバメート/尿素誘導体
JP2009525312A (ja) スルホンアミド誘導体、これの調製および治療への応用
JP2009538874A (ja) 選択的カンナビノイドcb1受容体アンタゴニストとしての硫黄含有ピラゾール誘導体
JP4833832B2 (ja) ピラゾール化合物
JP2002020386A (ja) ピラゾロピリジン誘導体
US7928134B2 (en) 5-aryl-4,5-dihydro-(1H)-pyrazolines as cannabinoid CB1 receptor agonists
JP2010539214A (ja) カンナビノイドcb1受容体アゴニストとしての5−アリール−4,5−ジヒドロ−(1h)−ピラゾール
BRPI0620035A2 (pt) compostos, medicamento, composição farmacêutica, método para preparar a mesma, e, uso de um composto
US8410135B2 (en) 4,5 dihydro-(1H)-pyrazole derivatives as cannabinoid CB1 receptor modulators
US11827606B2 (en) Phenyl cyclohexanone derivatives and methods of making and using them
AU2008263915A1 (en) 4,5-dihydro-(1H)-pyrazole derivatives as cannabinoid CB1 receptor modulators
Lange et al. 4, 5 Dihydro-(1H)-Pyrazole Derivatives as Cannabinoid CB1 Receptor Modulators
JP2018108988A (ja) ピラゾール誘導体の製造方法
JP2010515704A (ja) カンナビノイド−cb1拮抗作用とセロトニン再摂取阻害の組み合わせを示す化合物
US20240067611A1 (en) Phenyl cyclohexanone derivatives and methods of making and using them
JP2011524351A (ja) Cb1アンタゴニスト活性を有するフルオロ置換された3,4−ジアリール−4,5−ジヒドロ−1h−ピラゾール−1−カルボキサミジン誘導体
MX2008008273A (en) 4,5-dihydro- (1h)-pyrazole derivatives as cannabinoid cb1 receptor modulators
TW200916442A (en) 4, 5-dihydro-(1H)-pyrazole derivatives as cannabinoid CB1receptor modulators