JP2010531672A - マニピュレーターおよび外科手術用ツール間の連結のための装置 - Google Patents

マニピュレーターおよび外科手術用ツール間の連結のための装置 Download PDF

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Abstract

マニピュレーターのエンドエフェクターおよび外科手術用ツール間を連結するための装置、システムおよび方法。実施形態は、上部ツールホルダー素子および下部ツールホルダー素子を包含し得る。実施形態は、エンドエフェクターおよびマニピュレーター間のドレープも包含し得る。実施形態は、2つのフォースセンサー、ならびにツール回転駆動体を含むエンドエフェクターとともに用いるためにフォースセンサーシステム中に整列される軸継ぎ手も包含し得る。

Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、米国特許仮出願第60/912,153号(2007年4月16日提出)(この記載内容は参照により本明細書中で援用される)に対する優先権を主張する。
本発明の装置は、一般的に、外科手術ロボット工学の分野に、さらに特定的には、マニピュレーター(例えば、外科手術用ロボットアーム)および外科手術用ツール間を連結する装置に関する。本発明の装置が一緒に用いられ得る外科手術用ロボットの一例は、米国特許第7,155,316号(「‘316特許」)(この記載内容は参照により本明細書中で援用される)に開示されている。
本発明の装置は、マニピュレーター、例えば‘316特許に開示された外科手術用ロボットアームのうちの1つと、マニピュレーターにより保持される外科手術用ツールとの間を連結するために用いられ得る。いくつかの実施形態では、本発明の装置は、滅菌可能であり、そして外科手術用ドレープにより作られる滅菌外被の外側に存在し得る少なくとも2つのツールホルダー素子、すなわち、上部素子および下部素子を包含する。「上部」および「下部」という用語は、便宜のためにのみ用いられ、他の形状(例えば、側面に間隔を置いた素子)を含むよう広範に解釈されるべきである。素子は、MR適合性材料から製造され得る。いくつかの実施形態では、素子は、素子の所定の表面から、そして(1つが装置により保持される場合)外科手術用ツールに向かって、内側に面する1つ以上の安定器も有し得る。安定器は、接触するよう付勢され、安定位置に器具を保持するのを助けるためにツール(またはツールアダプター)により押し戻され得る。図に示される上部素子に関して、ゲート上の安定器は、ツール/ツールアダプターとの接触後に開放位置にゲートを付勢する一手段としても役立つ。例えば、外科手術ツールが図に示される上部素子により保持され、そして、ゲートが振り開けられるよう上部素子のラッチが押し下げられる場合、安定器は、それらが接触しているツール/ツールアダプターから離れ、ゲートを振り開けるのを手助けする。いくつかの実施形態では、下部素子は、主要部にピンで留められ/蝶番で取り付けられる、そしてそれぞれの解除突起(ボタン)に接続する(例えば、ギアを介して)2つの別個のアームを含み、それらはともに、アームがツールを取外すのを可能にするために、(図示された実施形態において)押し下げられなければならない。下部素子アームの一方または両方が、所定のツールをよりしっかりと保持するのを手助けするための安定器を有し得る。安定器は、任意の適切な付勢機構、例えば図に示されるスプリング・ロード・プランジャーを有し得る。
ツールホルダー素子は、任意の適切な様式で、例えばつまみねじを用いて、マニピュレーターに留められ得る。ねじは、滅菌ドレープを刺し貫いて(または滅菌ドレープ中の予め形成された穴を通して)マニピュレーターの非滅菌構成成分から滅菌可能素子を分離し、したがってロボットと患者との間の滅菌バリアを保持するのを手助けする。各ツールホルダー素子は、それがエンドエフェクターと連結する場合、それがドレープ中の開口部を杯状に覆うよう、杯状にされ得るが、これは、ドレープが作る滅菌バリアにおける(ドレープ開口部を介しての)破損にもかかわらず、汚染の機会を最小限にすることも手助けし得る。
ある実施形態は、マニピュレーターのエンドエフェクターおよび外科手術用ツール間を連結するための装置を包含する。特定の実施形態では、当該装置は、ゲートを含む上部ツールホルダー素子、および下部ツールホルダー素子を包含する。ある実施形態では、上部ツールホルダー素子は、閉鎖位置に前記ゲートを固定し得るラッチを含む。特定の実施形態では、ラッチはばね付勢される。上部ツールホルダー素子は、ゲートが閉鎖位置にある場合に外科手術用ツールの一部を取り囲むよう構成され、ゲートが開放位置にある場合に外科手術用ツールの一部を曝露するよう構成され得る。ゲートは、ある実施形態では内側に面している安定器を含み得るし、内側に面している安定器はばね付勢され得る。ある実施形態では、ゲートは、2つの内側に面している安定器を含み、そして各々がばね付勢される。特定の実施形態では、上部および下部ツールホルダー素子は、マニピュレーターのエンドエフェクターに上部および下部ツールホルダー素子を固定するための1つ以上の締結具を含む。具体的な実施形態では、1つ以上の締結具は、ツールの使用を伴わずに上部および下部ツールホルダー素子から取り外されるよう構成される。下部ツールホルダー素子は、ある実施形態では、外科手術用ツールを部分的に取り囲むよう構成された2つのアームを含み、そして下部ツールホルダーは主要部を含み、各アームが主要部にピンで留められ得る。
ある実施形態では、下部ツールホルダー素子は、第一アームに結合される1つの解除突起ならびに第二アームに結合される別の解除突起を含む。具体的な実施形態では、各解除突起は、それが結合されるアームの噛合せ部分と噛み合う噛合せ部分を含む。把持配向から非把持配向にアームを動かすために両方の解除突起が押し下げられなければならないよう解除突起およびアームが構成される。ある実施形態では、アームのうちの1つが内側に面している安定器を含み、内側に面している安定器はばね付勢され得る。
特定の実施形態は、マニピュレーターのエンドエフェクターおよび外科手術用ツール間の連結のための装置であって、上部ツールホルダー素子;上部ツールホルダー素子から離れた下部ツールホルダー素子;および上部および下部ホルダー素子をマニピュレーターのエンドエフェクターに固定するよう構成される1つ以上の締結具を包含し得る。ある実施形態では、1つ以上の締結具は、ツールの使用を伴わずに上部および下部ツールホルダー素子から取り外されるよう構成される。具体的な実施形態では、上部ツールホルダー素子は、ゲートならびに閉鎖位置にゲートを固定し得るラッチを含む。
ある実施形態では、マニピュレーターのエンドエフェクターおよび外科手術用ツール間の連結のための装置は、外科手術用ツールを部分的に取り囲むよう構成された2つのアームを含む下部ツールホルダー素子;およびアームのうちの1つに結合される1つの解除突起ならびに他方のアームに結合される別の解除突起を包含する。
特定の実施形態では、マニピュレーターのエンドエフェクターおよび外科手術用ツール間の連結のための装置は、滅菌可能な上部ツールホルダー素子;および滅菌可能な上部ツールホルダー素子から離れた滅菌可能な下部ツールホルダー素子を包含する。ある実施形態では、上部ツールホルダー素子は、マニピュレーターのエンドエフェクターに上部ツールホルダー素子を固定するための1つ以上の締結具を含む。
特定の実施形態は、マニピュレーターのエンドエフェクターおよび外科手術用ツール間の連結のためのシステムを包含する。具体的な実施形態では、システムは、エンドエフェクターとの結合のために構成されるツールホルダー素子ならびにツールホルダー素子およびエンドエフェクター間の設置のために構成されるドレープを包含する。ある実施形態では、ツールホルダー素子は、ツールホルダー素子をエンドエフェクターに結合するよう構成される1つ以上の締結具を含む。特定の実施形態において、1つ以上の締結具がツールホルダー素子をエンドエフェクターに結合している場合にドレープと接触するよう、1つ以上の締結具は構成され得る。
ある実施形態では、1つ以上の締結具がツールホルダー素子をエンドエフェクターに結合している場合にドレープを刺し貫くよう、1つ以上の締結具が構成される。他の実施形態では、1つ以上の締結具がツールホルダー素子をエンドエフェクターに結合している場合に、ドレープ中の1つ以上の先在する穴を通して伸びるよう1つ以上の締結具が構成される。特定の実施形態では、ツールを用いずにエンドエフェクターに挿入され、除去されるよう、1つ以上の締結具のうちの少なくとも1つが構成される。ある実施形態では、ドレープは透明である。ドレープは、特定の実施形態では、使い捨て可能であり得る。
他の実施形態は、エンドエフェクターの製造方法を包含する。ある実施形態では、当該方法は、エンドエフェクターの上を覆ってドレープを置くこと;ツールホルダー素子をエンドエフェクターと噛み合わせること;そしてツールホルダー素子を1つ以上の締結具でエンドエフェクターに固定すること(ここで、1つ以上の締結具はドレープを通して伸びる)を包含する。ある実施形態では、1つ以上の締結具のうちの少なくとも1つは、ドレープを刺し貫く。特定の実施形態では、1つ以上の締結具のうちの少なくとも1つは、ドレープに先在する穴を通して伸びる。
マニピュレーターのエンドエフェクターおよび外科手術用ツール間の連結のための装置を包含するある実施形態では、装置は、上部ツールホルダー素子;および上部ツールホルダー素子から離れた下部ツールホルダー素子であって、2つの別個のアームを含む下部ツールホルダー素子を包含し得る。
ある実施形態は、外科手術的用途に用いるためのスレーブ・マニピュレーターの製造方法を包含し得る。具体的な実施形態では、当該方法は、スレーブ・マニピュレーターの上を覆ってドレープを置くこと;滅菌上部ツールホルダー素子をスレーブ・マニピュレーターのエンドエフェクターに固定すること;滅菌下部ツールホルダー素子をエンドエフェクターに固定すること;そして少なくとも一部は、上部ツールホルダー素子のゲートを閉鎖することにより、上部および下部ツールホルダー素子で外科手術用ツールを固定することを包含し得る。
特定の実施形態では、ツール回転駆動軸がドレープ中の穴を通して伸びるよう、ドレープは配置され得る。ドレープは、それがマニピュレーター上に伸びるよう広げられ、次に回転ギアが駆動軸上に配置され、締結具と結合されて、駆動軸上にドレープを固定し得る。上部ツールホルダー素子は、エンドエフェクターの上部分に配置され、開口中に縫うように進められる締結具と結合され得る。同様に、下部ツールホルダー素子は、開口中に縫うように進められる締結具でエンドエフェクターの下部分に結合され得る。したがってドレープは、エンドエフェクター中の駆動軸および開口に結合される締結具でエンドエフェクターに固定され得る。
本発明の装置のいくつかの実施形態は、マニピュレーターのエンドエフェクター(例えば、外科手術用ロボットアーム)と、エンドエフェクターにそして上部ツールホルダー素子に結合される第一フォースセンサーを含むツールホルダー装置との間を連結するよう構成されたフォースセンサーシステム、エンドエフェクターおよびツール回転駆動軸に結合される軸継ぎ手、ならびにエンドエフェクターにおよび下部ツールホルダー素子に結合される第二フォースセンサーを包含するが、この場合、軸継ぎ手はマニピュレーターから駆動軸に回転力を伝達するよう構成される。軸継ぎ手は、フォースセンサーの歪みの制限を回避し、それにより第一および第二フォースセンサーに上部および下部ツールホルダー素子に結合されたツール上の全体的な実際の力を感知させるために、多数の小片で構成され、可撓性であり得る。フォースセンサーおよび軸継ぎ手は、ツールホルダー素子をエンドエフェクターから分離する滅菌ドレープの後に置かれ得る。さらに、所定のツールホルダーの最も近い部分に(直線に沿って)最も近い各フォースセンサーの部分は、は、例えば、いくつかの実施形態では10ミリメートル未満、そしていくつかの実施形態では5ミリメートル未満であり得る。
これらの実施形態およびその他のものと関連する詳細は、以下で提示される。
本発明の装置、システムおよび方法のいずれかの任意の実施形態は、記載された特徴を、包含する/含む/含有する/有するというよりむしろ、それらで構成されるかまたは本質的にそれらで構成され得る。したがって、特許請求の範囲のいずれかにおいて、「〜で構成される」または「〜で本質的に構成される」という用語は、そうでない場合は制約のない連結動詞を用いている所定の特許請求の範囲の範囲を変更するために、上で列挙された制約のない連結動詞のいずれかと置換され得る。
以下の図面は、例として示すものであって、限定するものではない。同一参照番号は、必ずしも同一構造を示すわけではない。むしろ、同一参照番号は、類似の特徴または類似の機能性を有する特徴を示すために用いられ得る。図面を明瞭にしておくために、各実施形態のすべての特徴がその実施形態が出現するすべての図面で常に標識されているというわけではない。図面は縮尺比に従って描かれており、描かれた素子のサイズは本発明の装置およびシステムの少なくとも描かれた実施形態に関しては、互いに精確である、ということを意味する。
スレーブ・マニピュレーターの一部、エンドエフェクター、本発明の上部および下部ツールホルダー素子の一実施形態、ならびに外科手術用ツールの分解組立図を示す。 閉鎖位置での上部および下部ツールホルダー素子を有する図1に示したマニピュレーター部分、エンドエフェクター、上部ツールホルダー素子および下部ツールホルダー素子の透視組立図を示す。 開放位置での上部および下部ツールホルダー素子を有する図1に示したマニピュレーター部分、エンドエフェクター、上部ツールホルダー素子および下部ツールホルダー素子の透視組立図を示す。 開放位置での上部および下部ツールホルダー素子、ならびに上部および下部ツールホルダー素子中に位置する外科手術用ツールを有する図1に示したマニピュレーター部分、エンドエフェクター、上部ツールホルダー素子、下部ツールホルダー素子および外科手術用ツールの透視組立図を示す。 図1に示した軸継ぎ手の透視図である。 上部および下部ツールホルダー素子中に位置する外科手術用ツール、ならびに開放位置での上部および下部ツールホルダー素子を有する図1に示したマニピュレーター部分、エンドエフェクター、上部ツールホルダー素子、下部ツールホルダー素子および外科手術用ツールの透視組立図を示す。 図1に示した上部ツールホルダー素子の透視組立図を示す。 ラッチを取外した状態の図6に示した上部ツールホルダー素子の側面図である。 図6に示した上部ツールホルダー素子の上面図である。 図6に示した上部ツールホルダー素子の端面図である。 図8における線10−10に沿って得られた上部ツールホルダー素子の断面図である。 図6に示した上部ツールホルダー素子の本体部分の透視図である。 図6に示した上部ツールホルダー素子のゲートの透視図である。 図6に示した上部ツールホルダー素子のラッチの透視図である。 図6に示した上部ツールホルダー素子の締結具の透視図である。 図1に示した下部ツールホルダー素子の透視組立図であって、下部ツールホルダー素子が図1に示したものと比較して逆位置にある図を示す。 図1に示した下部ツールホルダー素子の透視組立図を示す。 図16に示した下部ツールホルダー素子の底面図を示す。 図17における線18−18に沿って得られた下部ツールホルダー素子の断面図を示す。 図17における線19−19に沿って得られた下部ツールホルダー素子の断面図を示す。 図16に示した上部ツールホルダー素子の主要部分の透視図を示す。 図16に示した上部ツールホルダー素子の1つのアームの透視図を示す。 図16に示した上部ツールホルダー素子の第二アームの透視図を示す。 図16に示した上部ツールホルダー素子の一対の解除突起の透視図を示す。 マニピュレーターおよびエンドエフェクターを上部および下部ツールホルダー素子から分離するドレープを有する、図1に示したマニピュレーター、エンドエフェクター、上部ツールホルダー素子および下部ツールホルダー素子の透視図を示す。 マニピュレーターおよびエンドエフェクターを上部および下部ツールホルダー素子から分離するドレープ、ならびにドレープを含有する締結具を有する、図1に示したマニピュレーター、エンドエフェクター、上部ツールホルダー素子および下部ツールホルダー素子の透視図を示す。 ドレープの一実施形態のスキームを示す。
例証的実施形態の説明
「〜を含む」(ならびに任意の形態、例えば「〜を含む(単数)」および「〜を含んでいる」)、「〜を有する」(任意の形態、例えば「〜を有する(単数)」および「〜を有している」)、「〜を包含する」(ならびに任意の形態、例えば「〜を包含する(単数)」および「〜を包含している」)、ならびに「〜を含有する」(ならびに任意の形態、例えば「〜を含有する(単数)」および「〜を含有している」)という用語は、制約のない連結動詞である。したがってある種の素子および/または特徴からなる装置は、列挙される少なくともそれらの素子および/または特徴を包含するが、しかし列挙された素子/特徴のみを保有することに限定されない。さらに、ある方法で構成される構造は、少なくともその方法で構成されなければならないが、明記されない単数または複数の方法でも構成され得る。
「1つの(a)」および「1つの(an)」という用語は、この適用が別の状況で明らかに必要とする場合を除いて、1つまたは1つより多くと定義される。
最初に図1〜5に示された例示的実施形態を参照すると、マニピュレーター部分100が一部であるスレーブ・マニピュレーターによる配置および操作のための外科手術用ツール400を保持するために用いられ得るエンドエフェクター150を含む。上部ツールホルダー素子200および下部ツールホルダー素子300は、エンドエフェクター150および外科手術用ツール400間のインターフェースを提供する。上部ツールホルダー素子200は、開口255中に通される締結具250でエンドエフェクター150の上部分に結合されるが、一方、下部ツールホルダー素子300は、開口355(これは図1では見えないが、開口255と同等である)中に通される締結具350でエンドエフェクター150の下部分に結合される。以下で考察されるように外科手術用ツール400を操作するために、エンドエフェクター150の下部157が、例えば縦方向ラックに沿って上部153から移動するよう、マニピュレーター部分100は構成され得る。
上部ツールホルダー素子200は外科手術用ツール400の上部カラーアセンブリー410を把持するよう構成されるが、一方、下部ツールホルダー素子300は、外科手術用ツール400(図に示した実施形態では一対の鉗子である)の下部カラーアセンブリー420を把持するよう構成される。上部および下部カラーアセンブリー410、420は、それぞれ傾斜面435、445を有する一対の鉗子アーム430、440の周囲に伸びる。上部および下部カラーアセンブリーは、種々の器械(例えば外科手術用ツール)、例えば双極外科手術用ツール(例えば、図に示した双極鉗子)、生検用ツール、ガイドワイヤ、カテーテル、マイクロシザー、吸引具、鉗子、解剖器具およびニードルドライバーに適合するよう構成され得る。鉗子アーム430、440は、普通は、鉗子400の形状のために隔たって偏向するが、しかし傾斜面435、445に沿って下部カラーアセンブリー420を動かすことにより、一緒により近づけられ得る。このようにして、エンドエフェクター150が上部カラーアセンブリー410に対応して下部カラーアセンブリー420の位置を調整すると、鉗子アーム430、440は開放されるかまたは閉鎖され得る。
エンドエフェクター150は、ツール回転駆動軸111、ならびにボルトまたはその他の結合機構のような締結具120でツール回転駆動軸111に結合される回転ギア110も包含する。図示したような実施形態では、回転ギア110がその主縦軸(すなわち、上部および下部カラーアセンブリー410、420の中心を通って伸びる軸)の周囲に外科手術用ツール400を回転させるかまたは廻し得るよう、回転ギア110は外科手術用ツール400上のベベルギア450と噛み合う。
上部ツールホルダー素子200は、蝶番結合され、開放位置(図1、3および4参照)から閉鎖位置(図2および5参照)に移動し得るゲート220を有する本体部分210を含む。さらに、下部ツールホルダー素子300は、主要部分310、ならびに開放位置(図1、3および4参照)から閉鎖位置(図2および5参照)に移動し得る一対のアーム320および330を含む。図4Aに示したように、上部カラーアセンブリー410は上部ツールホルダー素子200に挿入され得るが、一方、下部カラーアセンブリー420は下部ツールホルダー素子300に挿入され得る(カラーアセンブリーが開放位置にある場合)。外科手術用ツール400が図4Aに示したように配置された後、図5に示すように、上部ツールホルダー素子が外科手術用ツール400の上部カラーアセンブリー410を取り囲むよう、ゲート220は閉鎖され得る。アーム320、330はさらにまた、図5に示すように外科手術用ツール400の下部カラーアセンブリー420を部分的に取り囲むよう、把持位置に閉鎖され得る。
図1〜4Bにおける実施形態で示されるように、上部(または第一)フォースセンサー165は上部153とマニピュレーター100の間に配置され、下部(第二)フォースセンサー167は下部157とマニピュレーター100の間に配置される。ある実施形態では、フォースセンサー165、167を用いて、スタイラスを包含するハンドコントローラーのようなインプット装置を介してマニピュレーター100のオペレーターにフォースフィードバックを提供し得る。さらに、軸継ぎ手161は、駆動軸111およびマニピュレーター100間に配置される。ある実施形態では、軸継ぎ手161は、センサーの屈曲運動を制限することなくマニピュレーター100からの回転力を駆動軸111に伝達し、これが次にセンサーにより力として読み取られるよう構成される可撓性軸継ぎ手である。
軸継ぎ手161のさらに詳細な図は、図4Bで提供される。この図で分かるように、軸継ぎ手161は、マニピュレーター軸(図では見えない)に結合される第一部分164と、駆動軸111に結合される第二部分162を含む。軸継ぎ手161は、第一部分164と第二部分162の間に置かれる中心部分163も含む。例示的実施形態では、中心部分163は、第一部分164と第二部分162の間に曲げ力を生じることなく、第一部分164および第二部分162間のツール回転駆動軸の縦軸の周囲の何らかの曲げを許すよう構成される。示された特定の実施形態では、中心部分163は、第一および第二部分164、162からタブ264および262を受容する溝孔(または凹所)265および263を含む。第一部分164および第二部分162間に軸方向または平行移動力を伝達することなく、溝孔265および263に対して軸方向にまたは平行移動的に(曲げのため)タブ264および262がスライドし得るよう、軸継ぎ手161は構成される。例示的実施形態では、平行移動運動が第一部分164と第二部分162の間で起きないよう、マニピュレーター軸の主軸および駆動軸111は同一直線上にある。
上記のように、非回転力(例えば、軸方向力および平行移動力)は、駆動軸111およびマニピュレーター100間に伝達されない。したがって、フォースセンサー165および167は、ツール400上の全体的な軸方向力および平行移動力を検出し得る。ある実施形態では、フォースセンサー165および167は、改良型Nano17 Force/Torque(ATI Industrial Automation)である。特に、フォースセンサー165および167は、強磁性材料が除去され、チタン構成部分に置き換えられるよう、改良されている。ある実施形態では、フォースセンサー165および167は、円筒センサーの内側に多重シリコン歪みゲージを用いる6軸センサーである。歪みゲージからのデータは、個々のゲージ上の複合電圧に関する較正マトリックスを介して、X、YおよびZ方向の力に、ならびにヨー/ピッチ/ロール配向でのトルク値に送られ得る。ある実施形態では、X、YおよびZ力のみが分析される。エンドエフェクター150上の力値は、それらがツール400およびマニピュレーター100間の接触点を保有する2つの力であるため、センサー165、167で測定される力を合計することにより、X、YおよびZ方向に関して計算され得る。2つの接触点のみを用いて、ツール400により出される任意の力がセンサー165,167を介して伝達されるべきである。ある実施形態では、ツール400の先端で出される力のみがマニピュレーター100のハンドコントローラー(示されていない)に戻されるものであるよう、ツールおよびツールホルダーの大部分は(重量補正により)平衡するよう補正され得る。
ここで図6〜14を参照すると、上部ツールホルダー素子200およびその構成成分のより詳細な図面および考察が提示されている。使用中、上部ツールホルダー素子200は、締結具250によりエンドエフェクター150に固定され得る。ある実施形態では、締結具250は、他のツールの使用を伴わずにエンドエフェクター150に固定され、あるいはそれから取外され得るよう構成される。例えば、締結具250は、直接手で、そしてツールを用いずに、締結具250を使用者に取り付けさせるのに十分な大きさで且つざらついた質感にされる外表面で構成され得る。
図6の組立図に示すように、上部ツールホルダー素子200は、開口216の周囲に部分的に伸びる一対の固定アーム212および214を有する本体部分210からなる。ゲート220(ハウジング224および一対の安定器225を有する)は、開口を横切って延びて、ピン218でアーム212の端に蝶番結合される。ラッチ230にピン238の周囲を回旋させるかまたは回転させるように、ラッチ230はピン238でアーム214の端に結合される。図7は、ラッチ230が取外された上部ツールホルダー素子200の側面図を示す。この図では、付勢成員222が見えるが、これは、閉鎖位置にゲート220を保持する位置方向にラッチ230に付勢を掛ける。さらに特定的には、ラッチ230の端232(図8に示す)がピン218の方向に付勢されるよう、付勢成員222は、ラッチ230に付勢を掛ける。ある実施形態では、付勢成員222は捩りばねである。図13に示すように、末端232は、ラッチ230をゲート220と確実にかみ合わせるための鉤形部分233を含む。
ここで再び図6を参照すると、ゲート220は閉鎖位置で示されている。ゲート220を開放位置に動かすために、付勢成員222により出される付勢力を抑えるのに十分な力でラッチ230の末端236を使用者は押し得る。これによりラッチ230はピン238の周囲を回旋するかまたは回転して、末端232がゲート220から外される。末端232がゲート220から外されると、ゲート220は開放位置に移動され得る。ある実施形態では、ラッチ230がゲート220から解除された後、安定器225は開放位置にゲートを付勢し得る。ある実施形態では、使用者は動力を提供して、ゲート220を開放位置に動かし得る。図示した実施形態では、本体部分210は、ラッチ230が偶発的にゲート230を開放するよう操作され得る可能性を低減するためのガード211を含む。さらに、ゲート220は、ラッチ230の末端232がゲート220から故意でなく外されるか能性を低減するガード221を含む。
上記のように、ゲート220が開放位置にある場合、上部カラーアセンブリー410が本体部分210のアーム212および214間に位置するよう、外科手術用ツール400は配置され得る。外科手術用ツール400がそのように配置されると、ゲート200ならびにアーム212、214が外科手術用ツール400の一部(例えば、上部カラーアセンブリー410)を取り囲むよう、ゲート220は閉鎖位置に移動され得る。
図8および9はそれぞれ、上部ツールホルダー素子200の上面図および端面図を示す。図10は、図8の線10−10に沿って得られた断面図を示し、安定器225のより詳細な図を提供する。図10の断面図では、安定器225は、付勢成員226、プランジャー227および止めねじ228を含む。図示したように、付勢成員226は、開口216中にゲート220の内表面223を通り過ぎて伸びるようプランジャー227に付勢を掛ける。したがって、安定器225は、外科手術用ツール400が上部ツールホルダー素子200に取り付けられる場合、上部カラーアセンブリー410で安定化力を出し得る。外科手術用ツール400上での安定化力の発揮は、使用中の外科手術用ツール400の制御を保持するに際して使用者の助けとなり得る。上部カラーアセンブリー410および開口216間の任意の隙間のために、安定器225はさらにまた、上部ツールホルダー素子200内の外科手術用ツール400の任意の動きを最小限にし得る。
図11〜14は、上部ツールホルダー素子200の個々の構成成分の透視図を示す。特定的には、図11は、本体部分210の透視図を示す。図12は、ゲート220の透視図を示す。図13は、ラッチ230の透視図を示す。そして図14は、締結具250の透視図を示す。
図11に示すように、本体部分210は、ラッチ230(示されていない)周囲に伸びるよう構成されたガード211を含む。本体部分210は、ピン218を受容するよう構成された外部蝶番部分219、およびピン238を受容するよう構成された外部蝶番部分239も含む。さらに図11には、締結具250を受容するよう構成された2つの開口215も見える。
図12に示すように、ゲート220は、ピン218を受容するよう構成された内部蝶番部分229を含む。さらに図12には、ガード221、および安定器225のためのハウジング224も見える。
ここで図13を参照すると、ラッチ230は、ピン238を受容するよう構成された一対の開口231を含む。図13には、末端236の反対側の末端232の鉤形部分233も見える。図14に示すように、締結具250は、ねじ込み部分252を有するシャフト251、ならびに使用者が締結具250を握り易く、取り付け易いようにする畝254を有する頭部253を含む。さらに、ねじ込み部分252上のねじ山は、本体部分210または開口215から抜け落ちないよう締結具250をしっかり保持する。
ここで、図15〜23を参照すると、下部ツールホルダー素子300およびその構成成分のより詳細な図面および考察が提示されている。使用中、下部ツールホルダー素子300は、上記の締結具250と同等である締結具350によりエンドエフェクター150に固定され得る。
図15の組立図に示すように、下部ツールホルダー素子300は、主要部分310、一対のアーム320、330、ならびに一対の解除突起340,360を含む。アーム320は、アーム320の内表面を通り過ぎて伸びるプランジャー327を有する安定器325のためのハウジング324を含む。以下で説明するように、アーム320、330が閉鎖位置から開放位置に移動するよう、解除突起340,360(押すと、アーム320および330が開く)は操作され得る。図21および22に示すように、アーム320および330は、それぞれ、開口321,331、ならびに噛合せ部分322、332を含む。図23に示すように、解除突起340,360は、それぞれ噛合せ部分342,362を含む。噛合せ部分322、332、342および362は、単一ギア歯を含み得る、と理解される。図23に見えるように、解除突起340、360は、それぞれピボット成員341、361を含む。操作中、解除突起340、360を押して、ピボット成員341、361を通って伸びるピン349、369(図16に見える)の周囲を回転するかまたは回旋させることにより、使用者はアーム320,330を開放し得る。解除突起340、360が回転するかまたは回旋すると、噛合せ部分342、362は、アーム320,330の噛合せ部分322、332と引っ掛り、噛み合う。アーム320、330は、次に、開口321、331(それぞれ図21および22に示されている)ならびに開口336、337および326、327(図20に示されている)を通って伸びる。解除突起340、360を押すことにより、アーム320、330は把持位置から非把持位置に移動し得る。アーム320、330を閉鎖するために、使用者は、アーム320、330を一緒に締め付けるかまたは引いて、閉鎖または把持位置にすることができる。アーム320、330が一緒に引っ張られると、突起340、360は自動的に掛け金を掛け得る。ある実施形態では、アーム320、330は、開放に付勢され、突起340、360は閉鎖に付勢される。このような実施形態では、突起340、360が押されると、アーム320、330は素早く開き、突起320、330が一緒に締め付けられると、アーム340、360は掛け金を掛けた位置にパチンと閉じられる。
アーム320、330が非把持位置にある場合、外科手術用ツール400は、下部カラーアセンブリー420が下部ツールホルダー素子300内に位置するよう配置され得る。下部カラーアセンブリー420がそのように配置される場合、使用者はアーム320、330を操作して、アーム320、330を閉鎖位置または把持位置に移動し得る。アーム320は、上記の安定器225と一般的に同等である安定器325を含む。安定器325を用いて、安定器225が固定アーム212、214の空間216内の上部カラーアセンブリー410を安定化するように、アーム320、330内の下部カラーアセンブリー420を安定化し得る。
ここで、図17を参照すると、下部ツールホルダー素子300の底面図は、閉鎖位置でのアーム320、330を示す。線18−18に沿って得られた断面図を、図18に示す。この図に示したように、安定器325は、付勢成員326、プランジャー327および止めねじ328を含む。
ここで、図19を参照すると、図17の線19−19に沿って得られた断面図は、ピン329、339、349および369周囲に配置された付勢成員328、338、348および368を示す。ある実施形態では、付勢成員328、338、348および368は、解除突起340、360を掛け金を掛けた閉鎖位置に、アーム320、330を開放または非把持位置に付勢するよう構成された捩りばねである。
ここで、図20を参照すると、主要部分310の透視図は、開口367、327、337および347を含む第一フランジ部分311、ならびに開口366、326、336および346を含む第二フランジ部分319を示す。開口367および347はピン369を受容するよう構成され、一方、開口327および326はピン329を受容するよう構成される。さらに、開口337および336はピン339を受容するよう構成され、開口347および346はピン349を受容するよう構成される。
ここで、図24および25を参照すると、ドレープ500が、エンドエフェクター150と上部および下部ツールホルダー素子200、300との間に示されている。締結具250(および350、示されていない)を用いて、上部および下部ツールホルダー素子200、300をエンドエフェクター150(特定的には、上部分153および下部157)に固定し得る。ある実施形態では、締結具250および350は、それらがエンドエフェクター150中に通されると、ドレープ500を刺し貫き得る。他の実施形態では、締結具250および350は、それらがエンドエフェクター150中に通されると、ドレープ500中の先在する穴を通って伸び得る。
ドレープ500は、滅菌される構成成分(例えば、上部および下部ツールホルダー素子200、300、ならびに外科手術用ツール400)と滅菌されない構成成分(例えば、エンドエフェクター150およびマニピュレーター100)との間のバリアを提供し得る。ドレープ500は、非滅菌構成成分が外科手術環境を汚染し得る可能性を低減し得る。ある実施形態では、使用者の視界を制限せず、且つドレープに隠れている構成成分を見えるようにするよう、ドレープ500は透明である。ある実施形態では、各使用後に取り替えられ得るよう、ドレープ500は使い捨てである。ドレープ500は、ポリエチレン、ビニル、プラスチックまたはその他の適切な材料で構成され、任意の適切な厚み、例えば0.05ミリメートルを有し得る。
図26は、ドレープの一実施形態のスキームを示す。この実施形態では、ドレープ500は一般的に切頭化円錐形であり、開口端501および閉鎖端502を含む。図示した特定の実施形態では、ドレープ500の長さ(図26では寸法L1で表す)は、長さ約1.5メートルである。図示した実施形態では、開口端501は、末端501が円形に形成される場合、直径約40センチメートル(寸法D1で表す)である。この実施形態では、閉鎖端502は、閉鎖端502が円形に形成される場合、直径約20センチメートル(寸法D2で表す)である。図示した実施形態では、閉鎖端502は、ツール回転駆動軸111上を覆って配置され得る穴503を含む。特定の実施形態では、穴503は直径約5ミリメートルであり、閉鎖端502の中心に置かれる。
ある実施形態では、駆動軸111が穴503を通って伸びるよう、ドレープ500は配置され得る。その時、マニピュレーター部分100およびマニピュレーターの保持部分(示されていない)全体に広がるよう、ドレープ500は回転され得ない。次に、回転ギア110が駆動軸111上に配置されて、締結具120で固定され、駆動軸111上のドレープ500を捕捉する。次に上部ツールホルダー素子200が上部分153に配置され、開口255に通された締結具250で結合され得る。同様に、下部ツールホルダー素子300は、開口355に通された締結具350でエンドエフェクター150の下部分157に結合され得る。
本発明の装置、例えば上部および下部ツールホルダーは、任意の適切な材料、例えば滅菌され得るチタン、ステンレススチール合金およびオーステナイト製のニッケルベースの超合金(例えば、Inconel(登録商標)合金(Special Metals Corporation, Huntington, West Virginia))のような材料から製造され得る。滅菌可能な材料は、分解することなく、認可滅菌方法を終えた後に滅菌性になる材料、と定義される。滅菌方法の例としては、酸化エチレンガス、蒸気、オートクレーブおよびSterrad(登録商標)滅菌システム(Advanced Sterilization Products, Irvine, California)の使用が挙げられる。選択される単数または複数の材料は、磁気共鳴適合性でもあり得る。
不必要に詳しくして本発明の装置およびシステムを不必要に分かりにくくしないために、既知の製造および組立技法、構成成分および設備の説明は省いた。さらに、本発明の装置およびシステムは、開示された特定の形態に限定されるものではない。むしろそれらは、特許請求の範囲内のすべての修正、等価物および代替物を網羅するためである。
例えば、本発明の装置の上部および下部ツールホルダー図面に示したものと異なるように構成され得る。代替的実施形態では、上部ツールホルダー素子200は、ゲート220よりむしろ本体部分210上に安定器225を含み得る。上部ツールホルダー素子は、各末端で本体部分に蝶番結合され、中央で掛け金を掛ける2片のゲートも含み得る。代替的実施形態も、アームが閉鎖位置にある場合に対象物周囲に、部分的というよりむしろ完全に伸びるアーム320および330を有する下部ツールホルダー素子300を含み得る。
添付の特許請求の範囲は、それぞれ「〜の手段」および/または「〜のステップ」という語句(単数または複数)を用いて所定の特許請求の範囲に明白に列挙されない限り、手段+機能の限定を含むと解釈されるべきでない。

Claims (84)

  1. マニピュレーターのエンドエフェクターおよび外科手術用ツール間の連結のための装置であって、
    ゲートを含む上部ツールホルダー素子と、
    下部ツールホルダー素子と、
    を包含する装置。
  2. 上部ツールホルダー素子が、閉鎖位置に前記ゲートを固定し得るラッチを含む請求項1に記載の装置。
  3. 前記ラッチが、ばね付勢される請求項2に記載の装置。
  4. 前記上部ツールホルダー素子が、前記ゲートが閉鎖位置にある場合に外科手術用ツールの一部を取り囲むよう構成され、ゲートが開放位置にある場合に外科手術用ツールの一部を曝露するよう構成される請求項1に記載の装置。
  5. 前記ゲートが、内側に面している安定器を含む請求項4に記載の装置。
  6. 前記内側に面している安定器が、ばね付勢される請求項5に記載の装置。
  7. 前記ゲートが、2つの内側に面している安定器を含み、かつ、各々がばね付勢される請求項5に記載の装置。
  8. 前記上部および下部ツールホルダー素子が、マニピュレーターのエンドエフェクターに前記上部および下部ツールホルダー素子を固定するための1つ以上の締結具を含む請求項1に記載の装置。
  9. 前記1つ以上の締結具が、ツールの使用を伴わずに前記上部および下部ツールホルダー素子から取り外されるよう構成される請求項8に記載の装置。
  10. 前記下部ツールホルダー素子が、外科手術用ツールを部分的に取り囲むよう構成された2つのアームを含む請求項1に記載の装置。
  11. 前記下部ツールホルダーが主要部を含み、かつ、各アームが前記主要部にピンで留められる請求項10に記載の装置。
  12. 前記下部ツールホルダー素子が、第一アームに結合される1つの解除突起及び第二アームに結合される別の解除突起をさらに含む請求項11に記載の装置。
  13. 各解除突起が、それが結合されるアームの噛合せ部分と噛み合う噛合せ部分を含む請求項12に記載の装置。
  14. 把持配向から非把持配向に前記アームを動かすために、両方の解除突起が押し下げられなければならないように、前記解除突起および前記アームが構成される請求項13に記載の装置。
  15. 前記アームのうちの1つが、内側に面している安定器を含む請求項10に記載の装置。
  16. 前記内側に面している安定器が、ばね付勢される請求項15に記載の装置。
  17. マニピュレーターのエンドエフェクターおよび外科手術用ツール間の連結のための装置であって、
    上部ツールホルダー素子と、
    前記上部ツールホルダー素子から離れた下部ツールホルダー素子と、
    上部および下部ホルダー素子をマニピュレーターのエンドエフェクターに固定するよう構成される1つ以上の締結具と、
    を包含する装置。
  18. 前記1つ以上の締結具がツールの使用を伴わずに前記上部および下部ツールホルダー素子から取り外されるよう構成される請求項17に記載の装置。
  19. 前記上部ツールホルダー素子が、ゲート及び閉鎖位置に前記ゲートを固定し得るラッチを含む請求項17に記載の装置。
  20. 前記ラッチが、ばね付勢される請求項19に記載の装置。
  21. 前記上部ツールホルダー素子が、前記ゲートが閉鎖位置にある場合に外科手術用ツールの一部を取り囲むよう構成され、ゲートが開放位置にある場合に外科手術用ツールの一部を曝露するよう構成される請求項19に記載の装置。
  22. 前記ゲートが、内側に面している安定器を含む請求項21に記載の装置。
  23. 前記内側に面している安定器が、ばね付勢される請求項21に記載の装置。
  24. 前記ゲートが、2つの内側に面している安定器を含み、かつ、各々がばね付勢される請求項23に記載の装置。
  25. 前記下部ツールホルダー素子が、外科手術用ツールを部分的に取り囲むよう構成された2つのアームを含む請求項17に記載の装置。
  26. 前記下部ツールホルダーが主要部を含み、かつ、各アームが前記主要部にピンで留められる請求項25に記載の装置。
  27. 前記下部ツールホルダー素子が、第一アームに結合される1つの解除突起及び第二アームに結合される別の解除突起をさらに含む請求項26に記載の装置。
  28. 各解除突起が、それが結合されるアームの噛合せ部分と噛み合う噛合せ部分を含む請求項27に記載の装置。
  29. 把持配向から非把持配向に前記アームを動かすために、両方の解除突起が押し下げられなければならないように、前記解除突起およびアームが構成される請求項28に記載の装置。
  30. 前記アームのうちの1つが、内側に面している安定器を含む請求項25に記載の装置。
  31. 前記内側に面している安定器が、ばね付勢される請求項30に記載の装置。
  32. マニピュレーターのエンドエフェクターおよび外科手術用ツール間の連結のための装置であって、
    上部ツールホルダー素子と、
    外科手術用ツールを部分的に取り囲むよう構成された2つのアームを含む下部ツールホルダー素子と、
    アームのうちの1つに結合される1つの解除突起及び他方のアームに結合される別の解除突起と、
    を包含する装置。
  33. 前記下部ツールホルダーが主要部を含み、かつ、各アームが前記主要部にピンで留められる請求項32に記載の装置。
  34. 各解除突起が、それが結合されるアームの噛合せ部分と噛み合う噛合せ部分を含む請求項32に記載の装置。
  35. 把持配向から非把持配向に前記アームを動かすために、両方の解除突起が押し下げられなければならないように、前記解除突起および前記アームが構成される請求項32に記載の装置。
  36. 前記アームのうちの1つが、内側に面している安定器を含む請求項32に記載の装置。
  37. 前記内側に面している安定器が、ばね付勢される請求項36に記載の装置。
  38. 前記上部ツールホルダー素子が、ゲートを含む請求項32に記載の装置。
  39. 前記上部ツールホルダー素子が、閉鎖位置に前記ゲートを固定し得るラッチを含む請求項38に記載の装置。
  40. 前記ラッチが、ばね付勢される請求項39に記載の装置。
  41. 前記上部ツールホルダー素子が、前記ゲートが閉鎖位置にある場合に外科手術用ツールの一部を取り囲むよう構成され、ゲートが開放位置にある場合に外科手術用ツールの一部を曝露するよう構成される請求項38に記載の装置。
  42. 前記ゲートが、内側に面している安定器を含む請求項38に記載の装置。
  43. 前記内側に面している安定器が、ばね付勢される請求項42に記載の装置。
  44. 前記ゲートが、2つの内側に面している安定器を含み、かつ、各々がばね付勢される請求項38に記載の装置。
  45. 前記上部および下部ツールホルダー素子が、マニピュレーターのエンドエフェクターに前記上部および下部ツールホルダー素子を固定するための1つ以上の締結具を含む請求項32に記載の装置。
  46. 前記1つ以上の締結具が、ツールの使用を伴わずに前記上部および下部ツールホルダー素子から取り外されるよう構成される請求項45に記載の装置。
  47. マニピュレーターのエンドエフェクターおよび外科手術用ツール間の連結のための装置であって、
    滅菌可能な上部ツールホルダー素子と、
    滅菌可能な上部ツールホルダー素子から離れた滅菌可能な下部ツールホルダー素子と、
    を包含する装置。
  48. 上部ツールホルダー素子が、ゲート及び閉鎖位置に前記ゲートを固定し得るラッチを含む請求項47に記載の装置。
  49. 前記ラッチが、ばね付勢される請求項48に記載の装置。
  50. 前記上部ツールホルダー素子が、前記ゲートが閉鎖位置にある場合に外科手術用ツールの一部を取り囲むよう構成され、前記ゲートが、内側に面している安定器を含む請求項48に記載の装置。
  51. 前記内側に面している安定器が、ばね付勢される請求項50に記載の装置。
  52. 前記ゲートが2つの内側に面している安定器を含み、かつ、各々がばね付勢される請求項51に記載の装置。
  53. 前記上部ツールホルダー素子が、マニピュレーターのエンドエフェクターに前記上部ツールホルダー素子を固定するための1つ以上の締結具を含む請求項47に記載の装置。
  54. 前記下部ツールホルダー素子が、外科手術用ツールを部分的に取り囲むよう構成された2つのアームを含む請求項47に記載の装置。
  55. 前記下部ツールホルダーが主要部を含み、かつ、各アームが前記主要部にピンで留められる請求項54に記載の装置。
  56. 前記下部ツールホルダー素子が、前記アームのうちの一方に結合される1つの解除突起及び他方のアームに結合される別の解除突起をさらに含む請求項55に記載の装置。
  57. 各解除突起が、それが結合されるアームの噛合せ部分と噛み合う噛合せ部分を含む請求項56に記載の装置。
  58. 把持配向から非把持配向に前記アームを動かすために、両方の解除突起が押し下げられなければならないように、前記解除突起およびアームが構成される請求項57に記載の装置。
  59. 前記アームのうちの1つが、内側に面している安定器を含む請求項54に記載の装置。
  60. 前記内側に面している安定器が、ばね付勢される請求項59に記載の装置。
  61. マニピュレーターのエンドエフェクターおよび外科手術用ツール間の連結のためのシステムであって、以下の:
    エンドエフェクターとの結合のために構成されるツールホルダー素子と、
    前記ツールホルダー素子およびエンドエフェクター間の設置のために構成されるドレープと、
    を包含するシステム。
  62. 前記ツールホルダー素子をエンドエフェクターに結合するよう構成される1つ以上の締結具を前記ツールホルダー素子が含む請求項61に記載のシステム。
  63. 前記1つ以上の締結具が前記ツールホルダー素子をエンドエフェクターに結合している場合に、前記1つ以上の締結具が前記ドレープと接触するように構成される請求項62に記載のシステム。
  64. 前記1つ以上の締結具が前記ツールホルダー素子をエンドエフェクターに結合している場合に、前記1つ以上の締結具が前記ドレープを刺し貫くように構成される請求項62に記載のシステム。
  65. 前記1つ以上の締結具が前記ツールホルダー素子をエンドエフェクターに結合している場合に、前記1つ以上の締結具が前記ドレープ中の1つ以上の先在する穴を通して伸びるように構成される請求項62に記載のシステム。
  66. 前記1つ以上の締結具のうちの少なくとも1つが、ツールを用いずにエンドエフェクターに挿入され、また除去されるように構成される請求項62に記載のシステム。
  67. 前記ドレープが、透明である請求項61に記載のシステム。
  68. 前記ドレープが、使い捨て可能である請求項61に記載のシステム。
  69. エンドエフェクターの製造方法であって、
    前記エンドエフェクターの上を覆ってドレープを置くことと、
    ツールホルダー素子をエンドエフェクターと噛み合わせることと、
    前記ツールホルダー素子を、前記ドレープを通して伸びる1つ以上の締結具で前記エンドエフェクターに固定することと、
    を包含する方法。
  70. 前記1つ以上の締結具が、前記ドレープを刺し貫く請求項69に記載の方法。
  71. 前記1つ以上の締結具が、前記ドレープに先在する穴を通して伸びる請求項69に記載の方法。
  72. マニピュレーターのエンドエフェクターおよび外科手術用ツール間の連結のための装置であって、
    上部ツールホルダー素子と、
    前記上部ツールホルダー素子から離れた下部ツールホルダー素子であって、2つの別個のアームを含む下部ツールホルダー素子と、
    を包含する装置。
  73. 前記上部ツールホルダー素子が、ゲート及び閉鎖位置に前記ゲートを固定し得るラッチを含む請求項72に記載の装置。
  74. 前記ラッチが、ばね付勢される請求項73に記載の装置。
  75. 前記上部ツールホルダー素子が、前記ゲートが閉鎖位置にある場合に外科手術用ツールの一部を取り囲むよう構成され、前記ゲートが、内側に面している安定器を含む請求項73に記載の装置。
  76. 前記内側に面している安定器が、ばね付勢される請求項75に記載の装置。
  77. 前記ゲートが、2つの内側に面している安定器を含み、かつ、各々がばね付勢される請求項76に記載の装置。
  78. 前記上部ツールホルダー素子が、マニピュレーターのエンドエフェクターに前記上部ツールホルダー素子を固定するための1つ以上の締結具を含む請求項72に記載の装置。
  79. 前記下部ツールホルダーが主要部を含み、かつ、各アームが前記主要部にピンで留められる請求項72に記載の装置。
  80. 前記下部ツールホルダー素子が、前記アームのうちの一方に結合される1つの解除突起及び他方のアームに結合される別の解除突起をさらに含む請求項79に記載の装置。
  81. 各解除突起が、それが結合されるアームの噛合せ部分と噛み合う噛合せ部分を含む請求項80に記載の装置。
  82. 把持配向から非把持配向に前記アームを動かすために、両方の解除突起が押し下げられなければならないように、前記解除突起およびアームが構成される請求項81に記載の装置。
  83. 前記アームのうちの1つが、内側に面している安定器を含む請求項72に記載の装置。
  84. 前記内側に面している安定器が、ばね付勢される請求項83に記載の装置。
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