JP2010529753A - 通信ハンドオフのための方法および装置 - Google Patents

通信ハンドオフのための方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010529753A
JP2010529753A JP2010510529A JP2010510529A JP2010529753A JP 2010529753 A JP2010529753 A JP 2010529753A JP 2010510529 A JP2010510529 A JP 2010510529A JP 2010510529 A JP2010510529 A JP 2010510529A JP 2010529753 A JP2010529753 A JP 2010529753A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packets
access node
hop router
route
internet protocol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010510529A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5226779B2 (ja
Inventor
ティンナコルンスリスプハプ、ピーラポル
ウルピナー、ファティ
ワン、ジュン
アガシェ、パラグ・アルン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2010529753A publication Critical patent/JP2010529753A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5226779B2 publication Critical patent/JP5226779B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/16Performing reselection for specific purposes
    • H04W36/18Performing reselection for specific purposes for allowing seamless reselection, e.g. soft reselection
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0011Control or signalling for completing the hand-off for data sessions of end-to-end connection
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0011Control or signalling for completing the hand-off for data sessions of end-to-end connection
    • H04W36/0019Control or signalling for completing the hand-off for data sessions of end-to-end connection adapted for mobile IP [MIP]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/02Buffering or recovering information during reselection ; Modification of the traffic flow during hand-off
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W40/00Communication routing or communication path finding
    • H04W40/02Communication route or path selection, e.g. power-based or shortest path routing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W80/00Wireless network protocols or protocol adaptations to wireless operation
    • H04W80/04Network layer protocols, e.g. mobile IP [Internet Protocol]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/08Reselecting an access point
    • H04W36/087Reselecting an access point between radio units of access points

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

ハンドオフ中に、ネットワーク・アクセス・ノード間で残りのパケットをルーティングするプロトコル・トンネルを確立することにより、シームレスな通信ハンドオフが達成される。例えば、モバイルIPベース・システムでは、モバイル・ノードが、第1のルーティング・ノードに関連付けられた第1のアクセス・ノードから、第2のルーティング・ノードに関連付けられた第2のアクセス・ノードへのハンドオフを実行することができる。ハンドオフ中、第1のルーティング・ノードとの間での配信のため、ルート内にあるパケットの喪失を阻止するために、モバイル・ノードは、第2のアクセス・ノードを介して、第1のアクセス・ノードとのプロトコル・トンネルを確立する。順方向リンクにおいては、第1のルーティング・ノードから配信されたパケットが、プロトコル・トンネルを介して第2のアクセス・ノードへルーティングされ、さらに、モバイル・ノードへルーティングされる。逆方向リンクにおいては、第1のルーティング・ノードへ送られたパケットが、プロトコル・トンネルを介して第1のノードから第2のアクセス・ノードへルーティングされ、さらに、第1のルーティング・ノードへルーティングされる。これらの動作と連携して、モバイル・ノードは、複数のルーティング・ノードのための個別のIPインタフェースを同時に維持する。さらに、ハンドオフ中に、パケットが適切なIPインタフェースへルーティングされることを保証するためのステップが講じられる。

Description

優先権主張
本願は、開示が本明細書において参照によって組み込まれ、代理人整理番号071610P1が割り当てられ、2007年5月30日に出願され、本願とともに所有されている米国特許仮出願60/940,966への優先権および利益を主張する。
本願は、一般に無線通信に関し、さらに詳しくは、限定される訳ではないが、通信ハンドオフ中のパケットのルーティングに関する。
インターネット技術特別調査委員会によって発布されたモバイル・インターネット・プロトコル(「IP」)規格は、モバイル・ノードが無線ネットワーク内を移動している場合に、パケットの送信および受信を可能にするスキームを記述している。このスキームでは、ホーム(例えば、パーマネントな)IPアドレスが、モバイル・ノードに割り当てられ、これによって、モバイル・ノードへパケットを送りたいと思っているその他のデバイスが、このホームIPアドレスへパケットを送ることができる。モバイル・ノードが、そのホーム・サブ・ネットワーク(すなわち、ホームIPアドレスに関連付けられたサブ・ネットワーク)以外のサブ・ネットワークへ接続される事象では、ホームIPアドレスへ送られたパケットが、別のサブ・ネットワークにあるモバイル・ノードへ転送される。このように、モバイル・ノードは、モバイル・ノードの現在位置に関わらず、ホームIPアドレスへ送られたパケットを受信することができる。
モバイルIPでは、このようなパケットの転送が、モビリティ・エージェントを用いることによって達成される。例えば、モバイル・ノードが、自分のホーム・サブ・ネットワーク以外のサブ・ネットワークのネットワーク・アドレス・ノード(例えば、基地局)との通信を確立した場合、モバイル・ノードは、このサブ・ネットワーク上のルーティング・ノードに登録する。このルーティング・ノードは、モバイル・ノードに向けられたパケットがルーティングされる気付アドレス(「CoA」)を提供する、モバイル・ノードのためのフォーリン・エージェントとして動作する。一般的な場合、フォーリン・エージェントに関連付けられたCoAは、このフォーリン・エージェントのIPアドレスである。
モバイル・ノードのホーム・サブ・ネットワークに接続されるルーティング・ノードは、モバイル・ノードのホーム・エージェントとして指定される。ホーム・エージェントは、ホームIPアドレスへ送られたパケットをインタセプトし、IPトンネルによって、フォーリン・エージェントに関連付けられたCoAへ転送する。フォーリン・エージェントは、IPトンネルから受信したパケットを、ネットワーク・アクセス・ノードへルーティングする。ネットワーク・アクセス・ノードは、このパケットをモバイル・ノードに送る。
フォーリン・エージェントは、モバイル・ノードから受信したパケットを、通常のIPルーティングによって、指定された宛先へルーティングするか、あるいは、ホーム・エージェントへ送る。後者の場合、フォーリン・エージェントは、パケットをホーム・エージェントへ転送するためにIPトンネルを使用するだろう。
モバイル・ノードは、ネットワーク内を移動すると、別のネットワーク・アクセス・ノードへ接続しうる。これらのネットワーク・アクセス・ノードのうちのいくつかは、別のフォーリン・エージェントに関連付けられ、別のCoAに関連付けられている。従って、モバイル・ノードが、1つのネットワーク・アクセス・ノードから別のネットワーク・アクセス・ノードへのハンドオフを実行すると、ホーム・エージェントからのIPトンネルは、毎回再確立される必要があり、モバイル・ノードは、新たなフォーリン・エージェントに登録する。
ある場合には、モバイル・ノードが1つのネットワーク・アクセス・ノードから別のネットワーク・アクセス・ノードへのハンドオフを実行すると、モバイル・ノードにおいて、セッションがアクティブになる。そのような場合、与えられたネットワーク・アクセス・ノードに関連付けられたCoAへ送られたパケットは、新たなCoAに関連付けられた新たなネットワーク・アクセス・ノードとの通信をモバイル・ノードが確立した後、モバイル・ノードに到達しないかもしれない。したがって、通信ハンドオフ中におけるパケット喪失を低減する必要がある。
開示の態様例の概要を以下に示す。本明細書における用語態様に対するあらゆる参照は、本開示の1または複数の局面を称することが理解されるべきである。
本開示は、ある態様において、シームレスなモバイルIPハンドオフを提供することに関する。例えば、モバイル・ノードが、別のルーティング・ノードに関連付けられたアクセス・ノード間でのハンドオフを実行する場合、新たなアクセス・ノードおよび新たなルーティング・ノードへのハンドオフ前に、最初のルーティング・ノードとモバイル・ノードとの間の全てのパケット転送が完了している訳ではない。以下の開示は、そのようなパケット喪失を低減するために、配信されなかったパケットを、モバイル・ノードと最初のルーティング・ノードとの間でルーティングするための技術を記述する。
本開示は、ある態様において、通信ハンドオフ中におけるアクセス・ノードとモバイル・ノードとの間でパケットをルーティングするプロトコル・トンネル(例えば、リンク・レイヤ・トンネル)を確立することに関する。例えば、モバイル・ノードはまず、モバイル・ノードのためのデータ接続点として動作する第1のアクセス・ノードとの無線アクセス・リンクを確立する。この第1のアクセス・ノードは、パケット・ネットワークへ接続を提供する第1のルーティング・ノード(例えば、第1のホップ・ルータ)に関連付けられる(例えば、第1のルーティング・ノードと同じサブ・ネットワーク上にある)。ここで、モバイル・ノードは、モバイル・ノードにおける第1のIPインタフェースと第1のルーティング・ノードとの間でパケットを転送するために、第1のアクセス・ノードに関連付けられた第1のルートを確立することができる。
ある時点において、モバイル・ノードは、第2のルーティング・ノードに関連付けられた第2のアクセス・ノードへのハンドオフを実行することができる。この場合、第2のアクセス・ノードは、モバイル・ノードのためのサービス提供ノードとなる。このように、モバイル・ノードは、モバイル・ノードにおける第2のIPインタフェースと第2のルーティング・ノードとの間でパケットを転送するために、第2のアクセス・ノードに関連付けられた第2のルートを確立することができる。
ハンドオフ中、第1のルートの途中で未だにルート内にあるパケットの喪失を阻止するために、モバイル・ノードは、第2のアクセス・ノードを経由して、第1のアクセス・ノードとのプロトコル・トンネルを確立する。順方向リンクにおいては、第1のアクセス・ノードにおいて、第1のルートを経由して配信されているパケットが、プロトコル・トンネルを介して第2のアクセス・ノードへルーティングされる。第2のアクセス・ノードは、トンネルされたパケットを、第2のルートを経由してモバイル・ノードへ配信する。モバイル・ノードは、その後、トンネルを介して受信したパケットを、第1のIPインタフェースへ配信するために、第1のルートへルーティングする。類似の相補的な動作が、逆方向リンクに対して実行される。
モバイル・ノードが、第2のアクセス・ノードを自分のルート・セットへ追加した場合、第2のアクセス・ノードは、自分のアイデンティティ(例えば、新たなIPインタフェースを識別するインジケーション)を、第2のルーティング・ノードに通知する。その結果、モバイル・ノードは、新たなIPインタフェースを上部レイヤ処理に提示し、モバイル・ノードのためのデータ接続点の、第2のアクセス・ノードへの移動を引き起こす。第1のルーティング・ノードに関連付けられ、モバイル・ノードとの間を移動しているデータが未だに存在する事象では、この残ったデータが、プロトコル・トンネルを介して送られ、適切なルートおよび/または適切なIPインタフェースへルーティングされる。この場合、モバイル・ノードと第2のアクセス・ノードとの間の単一の無線アクセス・リンクが、複数のIPインタフェースに関連付けられた複数の異なる論理アクセス・リンクを同時に搬送することができる。
これら本開示の態様例およびその他の態様例が、詳細説明、特許請求の範囲、および添付図面において説明される。
図1は、モバイル・ノードをサポートする通信システムの例のいくつかの態様を例示する簡略ブロック図である。 図2Aは、シームレスな通信ハンドオフを容易にするために実行される幾つかの動作例を例示するフローチャートである。 図2Bは、シームレスな通信ハンドオフを容易にするために実行される幾つかの動作例を例示するフローチャートである。 図3は、例えば超モバイル・ブロードバンド・ベースの通信システムのように、モバイル・ノードをサポートする通信システムの例のいくつかの態様を例示する簡略ブロック図である。 図4Aは、例えば図3のシステムのような通信システムによって実行されるコール・フロー動作の幾つかの例を例示するコール・フロー図である。 図4Bは、例えば図3のシステムのような通信システムによって実行されるコール・フロー動作の幾つかの例を例示するコール・フロー図である。 図4Cは、例えば図3のシステムのような通信システムによって実行されるコール・フロー動作の幾つかの例を例示するコール・フロー図である。 図4Dは、例えば図3のシステムのような通信システムによって実行されるコール・フロー動作の幾つかの例を例示するコール・フロー図である。 図5は、通信ノードのいくつかの構成要素の例を例示する簡略ブロック図である。 図6は、通信構成要素のいくつかの態様例の簡略ブロック図である。 図7は、本明細書で教示されるようなシームレスなハンドオフを提供するように構成された装置の幾つかの態様例を例示する簡略ブロック図である。 図8は、本明細書で教示されるようなシームレスなハンドオフを提供するように構成された装置の幾つかの態様例を例示する簡略ブロック図である。
一般的な慣習にしたがって、これら図面中で例示されるさまざまな機能は、スケールして示されない。したがって、さまざまな機能の大きさは、明瞭さのために、任意に拡大または縮小されうる。さらに、図面のうちのいくつかは、明瞭さのために簡略化されうる。したがって、図面は、与えられた装置(例えば、デバイス)または方法の構成要素の全てを示す訳ではない。最後に、同一の参照番号は、本明細書および図面を通じて同一の機能を示すために使用される。
本開示のさまざまな態様が以下に述べられる。本明細書における教示は、幅広い形態で具体化され、本明細書で開示されている具体的な構成、機能、またはその両方は、単なる代表例であることが明白であるべきである。本明細書の教示に基づいて、当業者であれば、本明細書に開示された局面は、その他任意の態様と独立して実施され、しかも、これら態様のうちの2またはそれ以上が、さまざまな方式で組み合わされることを理解するべきである。例えば、本明細書に記載された任意の数の態様を用いて、装置が実装され、方法が実現されうる。さらに、他の構成や機能、または、本明細書に記載された態様のうちの1または複数に加えられた構成や機能、あるいは、本明細書に記載された態様のうちの1または複数とは別の構成や機能を用いて、そのような装置が実装されるか、そのような方法が実現されうる。さらに、本明細書に記述されたいずれの態様も、特許請求の範囲のうちの少なくとも1つの構成要素を備えうる。
図1は、(例えば、無線アクセス端末として実現されるような)モバイル・ノード102が、ネットワーク・アクセス・ノード104A、104Bに接続し、ホーム・エージェント106によって転送されたパケットを受信する通信システム100の例を例示する。ここで、アクセス・ノード104A、104Bは、同じタイプの無線リンク技術を使用しうる。アクセス・ノード104Aは、ルーティング・ノード108Aに関連付けられている一方、アクセス・ノード104Bは、ルーティング・ノード108Bに関連付けられている。図1の複雑さを低減するために、2つのアクセス・ノードおよび2つのルーティング・ノードのみが示されている。しかしながら、このような通信システムは、他のルーティング・ノードおよびその他のタイプの通信ノードのみならず、モバイル・ノード102が接続しているその他のアクセス・ノードをも含みうることが理解されるべきである。
図1の擬似ボックスによって示されるように、モバイル・ノード102は先ず、アクセス・ノード104Aに接続される。したがって、モバイル・ノード102は、破線110A、110B、110Cによって示される通信パスを経由して、ホーム・エージェント106との間でパケットを送信/受信することができる。
破線112によって示されるように、ある時点において、モバイル・ノード102は、アクセス・ノード104Bへ接近し、ハンドオフ手順を実行し、アクセス・ノード104Aの代わりに、アクセス・ノード104Bへ接続する。このハンドオフが完了すると、モバイル・ノード102は、破線114A、114B、114Cによって示される通信パスを経由して、ホーム・エージェント106との間でパケットを送信/受信することができる。
このハンドオフと共に、破線116A、116Bによって示されるように、アクセス・ノード104Bを経由して、モバイル・ノード102とアクセス・ノード104Aとの間にプロトコル・トンネルが確立される。モバイル・ノード102がアクセス・ノード104Bに接続した後、このプロトコル・トンネルは、アクセス・ノード104Aとモバイル・ノード102との間のパケット転送を容易にする。
システム100の動作例が、図2Aおよび図2Bのフローチャートとともにより詳細に記述される。便宜上、図2Aおよび図2Bの動作(または、本明細書で説明または教示されたその他任意の動作)が、(例えば、システム100の構成要素のような)具体的な構成要素によって実行されると記述される。しかしながら、これらの動作は、その他のタイプの構成要素によって実行され、異なる数の構成要素を用いて実行されうることが認識されるべきである。本明細書に記載の動作のうちの1または複数は、与えられた実施において適用されないかもしれないこともまた認識されるべきである。
図2Aのブロック202によって示されるように、ある時点において、モバイル・ノード102は、(例えば、基地局のような)アクセス・ノード104Aの有効範囲領域に入る。モバイル・ノード102は、アクセス・ノード104Aとの無線アクセス・リンクを確立することを選択する。これによって、アクセス・ノード104Aは、モバイル・ノード102のためのネットワーク接続を提供するサービス提供ノードとして確立される。これらの動作と共に、アクセス・ノード104Aは、(例えば、ルーティング・ノード108Aに関連付けられたリンクIDをモバイル・ノード102に送ることによって)自己の第1のホップ・ルータに、アイデンティティを通知する。図1の例では、アクセス・ノード104Aとモバイル・ノード102との間の無線アクセス・リンクが、破線110Cによって示される。
アクセス・ノード104Aは、モバイル・ノード102のホーム・サブ・ネットワークとは異なるサブ・ネットワークに接続される。したがって、モバイル・ノード102がアクセス・ノード104A(または、ルーティング・ノード108Aに関連付けられたその他任意のアクセス・ノード)に接続している間、(例えば、第1のホップ・ルータのような)ルーティング・ノード108Aは、モバイル・ノード102のためのフォーリン・エージェントとして動作する。
ブロック204によって示されるように、モバイル・ノード102は、アクセス・ノード104A、ルーティング・ノード108A、およびホーム・エージェント106と協働して、さまざまなモバイルIP関連のセットアップ動作を実行する。例えば、アクセス・ノード104Aとパケットを送信/受信するためにルートが確立されうる。さらに、モバイル・ノード102のためのデータ接続点(「DAP」)として、アクセス・ノード104Aが選択されうる。さらに、モバイル・ノード102は、ルーティング・ノード108Aに関連付けられたパケット・トラフィックのためのIPインタフェースを確立しうる。モバイル・ノード102はさらに、モバイル・ノード102のホームIPアドレスと、ルーティング・ノード108AのCoAとの間のバインディングを確立するために、ルーティング・ノード108Aおよびホーム・エージェント106と協働する。これらの動作の結果、(破線110Aによって示されるように)ホーム・エージェント106とルーティング・ノード108Aとの間にプロトコル・トンネルが確立される。さらに、(破線110Bによって示されるように)ルーティング・ノード108Aとアクセス・ノード104Aとの間にプロトコル・トンネルが確立される。
ブロック206によって示されるように、第1のルートを経由して、モバイル・ノード102とルーティング・ノード108Aとの間でパケットが転送される。例えば、順方向リンクの場合、ホーム・エージェント106が、モバイル・ノード102のホームIPアドレスへ送られたパケットをインタセプトし、トンネル110Aを介して、ルーティング・ノード108Aへパケットを転送する。ルーティング・ノード108Aは、受信したパケットを、トンネル110Bを介してアクセス・ノード104Aへ転送する。その後、アクセス・ノード104Aは、無線リンク110Cを介してパケットをモバイル・ノード102へ送る。モバイル・ノード102では、パケットは、第1のIPインタフェースに到着する。
ブロック208によって示されるように、ある時点において、モバイル・ノード102は、アクセス・ノード104Aよりもアクセス・ノード104Bのほうがより好ましい無線サービスを提供するものと判定する。例えば、モバイル・ノード102は、最近、アクセス・ノード104Bの有効範囲領域に入ったかもしれない。その結果、モバイル102は、自分のルート・セットへアクセス・ノード104Bを加えることによってハンドオフを開始する。これによって、アクセス・ノード104Bは、アクセス・ノード104Aの代わりに、モバイル・ノード102のためのサービス提供ノードとして確立されるようになる。(例えば、線114Cによって示されるように、)無線アクセス・リンクが、モバイル・ノード102とアクセス・ノード104Bとの間で確立される。そのようなハンドオフを開始するとの判断は、さまざまな要因に基づきうる。例えば、ある場合には、モバイル102は、(例えば、ビーコンのような)パイロット信号の相対信号強度、または、アクセス・ノード104A、104Bによって送信された他の信号の相対信号強度に基づいてハンドオフを実行すると選択することができる。
ブロック210によって示されるように、モバイル・ノード102は、アクセス・ノード104BのためのモバイルIP関連セットアップ動作を開始する。ここでは、第2のルートが確立され、モバイル・ノード102は、新たな無線リンク114Cを介してアクセス・ノード104Bとの間でパケットを送信/受信できるようになる。
さらに、ハンドオフ中の潜在的なパケット喪失を低減するために、破線116A、116Bによって示されるように、モバイル・ノード102とアクセス・ノード104Aとの間にプロトコル・トンネルが確立される。例えば、アクセス・ノード104Aは、(例えば、フラグメント化されたデータ・パケットや、完全にバッファされたパケットのような)パケットをカプセル化し、それらを、リンク116Aを介してアクセス・ノード104Bへ送るように構成されうる。リンク116Aは、バックホール接続またはその他いくつかの適切な通信リンクを備えうる。いくつかの態様では、アクセス・ノード104Aは、これらカプセル化されたパケットのおのおのを、モバイル・ノード102を識別するヘッダ内にカプセル化する。アクセス・ノード104Bがこれらのパケットのうちの1つを受信すると、アクセス・ノード104Bは、このヘッダを除去し、第2のルートを用いて、カプセル化されたパケットを、ノード間で確立されたトンネル116Bを介してモバイル・ノード102へ転送する。すなわち、カプセル化されたパケットは、無線リンク114Cを介してモバイル・ノード102へ送られる。
一般的な場合、プロトコル・トンネルは、リンク・レイヤ(例えば、レイヤ2)トンネルを備えうる。しかしながら、そのようなトンネルは、その他の方法でも実現されうることが認識されるべきである。
ブロック212によって示されるように、モバイル・ノード102が、新たなフォーリン・エージェントとしてルーティング・ノード108Bを確立している間、アクセス・ノード104Aおよびモバイル・ノード102は、プロトコル・トンネルを介してパケットを交換することができる。上述したように、第1のルートに関連付けられたパケットは、ホーム・エージェント106によってルーティング・ノード108Aへ転送されうるが、アクセス・ノード104Bが、モバイル・ノード102の新たなサービス提供ノードになる前は、アクセス・ノード104Aからモバイル・ノード102へは送信されない。それゆえ、アクセス・ノード104Aは、これらパケットをカプセル化し、(例えば、第2のルート・ヘッダによって示されるように)モバイル・ノード102を宛先として指定し、これらカプセル化されたパケットをアクセス・ノード104Bへ送る。これらパケットがレイヤ2パケットとして受信されると、アクセス・ノード104Bは、これらパケットを、(例えば、第2のルートによって示された)無線リンク114Cを介して、指定された宛先へと転送する。
ブロック214によって示されるように、モバイル・ノード102は、トンネルされたパケットを第2のルートを介して受信し、レイヤ2パケット情報を除去した後に、これらパケットが第1のルートに関連付けられているものと判定する。したがって、モバイル・ノード102は、これらパケットを、処理のために、第1のルートのプロトコル・スタックへ送り、その後、パケットは、第1のIPインタフェースへ提供される。これらの動作は、図3と連携して以下により詳細に記述される。
ブロック216によって示されるように、ハンドオフ動作中のある時点において、モバイル・ノード102は、ルーティング・ノード108Bを識別するインジケーションをアクセス・ノード104Bから受信する。例えば、ある場合には、このインジケーションは、ルーティング・ノード108BのIPアドレスを備えうる。このインジケーションに基づいて、モバイル・ノード102は、アクセス・ノード104Bが、(例えば、第1のホップ・ルータのように)アクセス・ノード104Aとは別のルーティング・ノードに関連付けられていると判定する。
したがって、ブロック218によって示されるように、モバイル・ノード102は、自己のフォーリン・エージェントとしてルーティング・ノード108Bを確立するためのモバイルIP関連動作を実行する。これらの動作は、例えば、モバイル・ノード102のためのDAPとしてアクセス・ノード104Bを確立することを含みうる。さらに、モバイル・ノード102は、ルーティング・ノード108Bによって取り扱われるトラフィックのための第2のIPインタフェースを確立することができる。その後、モバイル・ノード102は、ルーティング・ノード108Bおよびホーム・エージェント106と協働して、モバイル・ノード102のホームIPアドレスと、ルーティング・ノード108BのCoAとの間のバインディングを確立することができる。これらの動作の結果、ホーム・エージェント106とルーティング・ノード108Bとの間で(破線114Aによって示される)プロトコル・トンネルが確立される。さらに、(破線114Bによって示される)プロトコル・トンネルが、ルーティング・ノード108Bとアクセス・ノード104Bとの間に確立される。
その後、ブロック220によって示されるように、モバイル・ノード102は、ルーティング・ノード108Bとの間で、第2のルートを介してパケットを送信/受信することができる。順方向リンク・トラフィックの場合、ホーム・エージェント106は、モバイル・ノードのホームIPアドレスへ送られたパケットをインタセプトする。しかしながら、この場合、ホーム・エージェント106は、トンネル114Aを介して、ルーティング・ノード108Bへとパケットを転送する。ルーティング・ノード108Bはその後、トンネル114Bを介してパケットをアクセス・ノード104Bへ転送する。アクセス・ノード104Bは、無線リンク114Cを介してパケットをモバイル・ノード102へ送る。モバイル・ノード102では、パケットは、第2のIPインタフェースに到着する。相補的な動作が、逆方向リンク・トラフィックに対して実行される。
ブロック222によって示されるように、ルーティング・ノード108Bが、モバイル・ノード102のためのフォーリン・エージェントとして確立された後、アクセス・ノード104Aとモバイル・ノード102との間のプロトコル・トンネルおよび第1のIPインタフェースが維持される。その結果、第1のルートに関連付けられた残りのパケットが存在する事象では、これらパケットが、プロトコル・トンネルによって、アクセス・ノード104Aからモバイル・ノード102へ、あるいはその逆へとルーティングされる。これによって、このパケット・フローのパケット喪失または中断が低減される。
ブロック224によって示されるように、第1のIPインタフェースおよびプロトコル・トンネルは、モバイル・ノード102によって必要無いと判定されるまで維持される。例えば、ある場合、モバイル・ノード102は、ルーティング・ノード108Aとアクセス・ノード104Aとの間の通信パスの途中にもはやパケットが存在しないと判定すると、これら通信エンティティを終了させることを選ぶことができる。ある場合には、モバイル・ノード102によって維持されているアクティブなアクセス・ノードのリスト(例えば、ルート・セット)からアクセス・ノード104Aが除去された場合、モバイル・ノード102は、これら通信エンティティを終了させることを選択することができる。ある場合には、これら通信エンティティは、(例えば、トンネルまたはその他のあるエンティティのために定められた寿命の終了時のような)他の基準に基づいて終了されうる。
本明細書の教示は、さまざまな通信システムに適用可能でありうる。例えば、本明細書に記述された技術は、超モバイル・ブロードバンド・ベース(「UMBベース」)システム、ロング・ターム・イボリューション・ベース(「LTEベース」)システム、あるいは、その他いくつかのタイプの通信システムで実施されうる。例示目的のため、いくつかの実施例の詳細が、図3に示すUMBベースの通信システム300の文脈で説明されよう。以下に説明する構成要素および/または動作のいくつかあるいは全ては、その他のタイプの通信システムに組み込まれうることが認識されるべきである。
図3では、アクセス端末302は、ユーザにモバイルIPデータ接続を提供するモバイル・ノード構成要素304を含む。アクセス端末302は、通信システム300全体にわたって分布する(例えば、ネットワーク・アクセス・ノードのような)発展型基地局eBS0、eBS1、eBS2、eBS3のセットのうちの任意の1つと通信することができる。発展型基地局のおのおのは、それぞれのバックホールによって、アクセス・ゲートウェイ(「AGW」)に接続される。
図3の例では、eBS0とeBS1とが、アクセス・ゲートウェイAGW1に関連付けられている。ここで、eBS0とeBS1は、線308A、308Bそれぞれによって示されるように、通信リンクを介してAGW1と通信する。
同様に、eBS2およびeBS3は、アクセス・ゲートウェイAGW2に関連付けられる。すなわち、eBS2およびeBS3は、図3における線308C、308Dそれぞれによって示される通信リンクを介してAGW2と通信する。
いくつかの態様では、アクセス・ゲートウェイが、アクセス端末のために、(例えば、レイヤ3接続点のような)パケット・ネットワークへの接続点を提供する。例えば、アクセス・ゲートウェイは、アクセス端末のための第1のホップ・ルータとして役立つ。この場合、パケットは、アクセス端末のために現在サービス提供しているアクセス・ノードである発展型基地局を経由して、アクセス・ゲートウェイとアクセス端末との間でルーティングされる。ここで、アクセス・ゲートウェイは、アクセス端末のためのDAP機能が割り当てられた発展型基地局とのPMIPバインディングを確立し、DAPへパケットを送る。DAPはその後、(DAPと同じ発展型基地局でありうる)サービス提供ノードを介してアクセス端末へパケットを送る。
アクセス・ゲートウェイは、パケット・ネットワークによって、適切な通信パスを経由してホーム・エージェント306と通信する。便宜上、これら通信パスは、図3において単に、線310Aおよび310Bによって示されうる。
システム300は、比較的フラットなメッシュ化されたアーキテクチャを適用する。ここでは、処理負荷が、システム300のノードにわたって分散される。例えば、集中化された基地局コントローラを適用するのではなく、類似の機能が、発展型基地局のうちの1または複数で実現されうる。ここで、いくつかの態様では、発展型基地局が、従来の基地局機能、基地局コントローラ機能、および、パケット・データ・サービス提供ノード機能を提供しうる。いくつかの態様では、発展型基地局は、発展型基地局間のハンドオフを容易にするIP機能を含みうる。いくつかの態様では、発展型基地局は、順方向リンク・サービス提供eBS(「FLSE」)機能と、逆方向リンク・サービス提供eBS(「RLSE」)機能とを提供しうる。上述したように、いくつかの態様では、発展型基地局が、(例えば、レイヤ2のような)データ接続点機能を提供しうる。例えば、1つの発展型基地局が、所与のアクセス・ゲートウェイから、所与のアクセス端末へ向けられたデータ・パケットの全てを受信するために指定されうる。
このシステム300はさらに、セッション参照ネットワーク・コントローラSRNC1、SRNC2を含む。いくつかの態様では、SRNCは、アクセス端末のためのセッション情報を格納するセッション・アンカとなり、他のノードにアクセス端末へのルートを提供しうる。いくつかの態様では、SRNCは、アクセス端末がパケット・ネットワークへのアクセスを得ることを可能にする認証動作を行いうる。実際、SRNCの機能は、スタンドアローン構成要素として、eBSのうちの1または複数として、あるいは、その他幾つかのノードとして実現されうる。
図3の例では、おのおののSRNCは、セッションや、(例えば、サブ・ネットワークのような)ノードのセットのためのその他の機能を管理する。例えば、SRNC1は、AGW1と通信するノードのためのセッション管理を提供し、SRNC2は、AGW2と通信するノードのためのセッション管理を提供する。この目的のために、SRNC1は、破線312Aで示されるように、シグナリングによってAGW1と通信し、破線314A、314Bそれぞれによって示されるように、eBS0、eBS1と通信するように構成される。同様に、SRNC2は、破線312Bで示されるように、シグナリングによってAGW2と通信し、破線314C、314Dそれぞれによって示されるように、eBS2、eBS3と通信するように構成される。さらに、SRNC1およびSRNC2は、破線316によって示されるように、シグナリングによって互いに通信することができる。
上述したように、アクセス端末302は、おのおのの基地局と通信するためのユニークなルートを独立して確立することができる。いくつかの態様では、ルートは、エア・インタフェース・プロトコル・スタックを含みうる。例えば、ルートは、アクセス端末302と、対応する基地局との間の関係のためのプロトコル、ネゴシエーション、コンフィグレーション、および状態に関連する情報のセットを備えうる。アクセス端末302は、アクセス端末とのルートを有する増強された基地局の全てを示すルート・セットを保持することができる。図3の例では、アクセス端末302用のルート・セットは、eBS0を経由してAGW1と通信するためのルート0、eBS1を経由してAGW1と通信するためのルート1、eBS2を経由してAGW2と通信するためのルート2、およびeBS3を経由してAGW2と通信するためのルート3を含みうる。
アクセス端末302が、与えられた地理的領域の中を移動すると、別の発展型基地局(以降、便宜上、「eBS」と称する)と接続しうる。例えば、アクセス端末302はまず、eBS0と接続し、次に、eBS1と、そして、eBS2と接続する。アクセス端末302がアクティブ・セッション中である場合、移動するか、または、チャネル条件が変化すると、アクセス端末302は、自己のルート・セットへ新たなeBSを追加しうる。
(例えば、eBS0からeBS1へのハンドオフのような)AGW内のハンドオフでは、新たなeBSは、(例えばAGW1のような)既存のAGWに接続することができる。したがって、ハンドオフ中、AGWは、未配信の順方向リンク・パケットを、アクセス端末302への配信のために、新たなeBSへ転送することができる。同様に、逆方向リンクにおいては、ハンドオフ中、新たなeBSが、アクセス端末302からAGWへパケットを転送することができる。また、AGW内のハンドオフ中は、アクセス・ノード間で、リンク・レイヤ・トンネルおよび/またはIPトンネルが適用されうる。
しかしながら、(例えば、eBS1からeBS2への)AGW外のハンドオフでは、新たなeBSは、既存のAGWへ接続することができない。さらにこの場合、別のAGWからの順方向リンクによるIPパケットが、異なるCoAを有しうる。この結果、アクセス端末302において、IPパケットを誤ったIPインタフェースへ配信することを阻止するために、現在のDAPは、(例えば、関連するリンクIDによって示されるような)異なるAGWに関連付けられたFLSEへと、(例えば、レイヤ3トンネルを介して)IPパケットを送ることはないであろう。同様に、逆方向リンクにおけるパケットの不適当なルーティングを阻止するために、アクセス端末302は、(例えば、IPインタフェース2のような)別のIPインタフェース上の(例えば、図3におけるIPインタフェース1のような)1つのインタフェースに関連付けられたIPパケットを送ることはないであろう。したがって、AGW外のハンドオフ中、アクセス・ノード間におけるIPトンネルは許可されないが、リンク・レイヤ・トンネルは許可される。
いくつかの態様では、本明細書に記載されたトンネリング技術は、AGW外のハンドオフ中、(例えば、eBS1のような)前のeBSと、アクセス端末302との間のパケット転送のためのリンク・レイヤ・ルートを与えることによって、上述された問題を解決する。順方向リンクの場合、eBSがFLSEになると、eBSは、ルート・セット内のおのおののアクセス・ネットワーク・ルート・インスタンス(「ANRI」)へIPT通知メッセージを送る。このメッセージは、FLSEのリンクIDを含んでいるので、DAPまたは前のFLSEは、IPトンネル(AGW内ハンドオフ)またはリンク・レイヤ・トンネル(AGW外ハンドオフ)を用いて、IPパケットを新たなFLSEへトンネルするか否かを判定する。いくつかの態様では、そのような判定は、所与のルート、所与のIPインタフェース、および所与のリンクID間の相互関係に基づいてなされうる。逆方向リンクの場合、eBSは、DAPになると、ルート・セット内の全てのANRIへIPT通知メッセージを送る。このメッセージは、DAPのGREキーのみならず、DAPが接続するAGWアドレスを有するDAPレコードを含んでいるので、eBSは、逆方向リンクにおいて、DAPを介してIPパケットをどのようにトンネルさせるかを判定することができる。繰り返すが、eBSは、ルート、IPインタフェース、およびリンクIDの間の相互関係の結果として、トンネルされたパケットをどのように取り扱うのかを適切に決定することができる。
順方向リンクでは、(例えば、eBS1のような)現在のDAPは、(例えば、ルート1のような)自己のルートを用いてIPパケットをカプセル化し、次に、新たなFLSEへパケットを送るために、リンク・レイヤ・トンネルを使用することができる。トンネルされたパケットが、アクセス端末302において抽出された後、IPパケットは、(例えば、IPインタフェース1のような)正しいIPインタフェースに到着するだろう。同様に、逆方向リンクでは、(例えば、IPインタフェース1のような)前のIPインタフェースに関連付けられたIPパケットを、これらパケットのためのCoAに関連付けられた(例えばAGW1のような)AGWへ配信するために、リンク・レイヤ・トンネリングが使用される。
上記トンネリング動作と並行して、ルート・セット内にeBS2が追加された場合、アクセス端末302は、IPインタフェース2のためのCoAを取得することを試みるだろう。IPインタフェース2のためのIP CoAを取得するために使用される(例えば、エージェント請願(solicitation)メッセージのような)メッセージが、(現在のRLSEである)ルート2を用いて、IPインタフェース2で送られるだろう。ここでは、アクセス端末302が、eBS2によって通知されるAGW2に関連付けられたリンクIDを受信した場合、アクセス端末302は、新たなIPインタフェースを上部レイヤへ提示するだろう。この上部レイヤは、eBS2へ移動しているDAPと、eBS2と新たなAGW(AGW2)との間で確立されたPMIPトンネルとを生ぜしめる。そして、AGW2と新たに確立されたPMIPトンネルによって、新たなIPアドレスが、アクセス端末302へ割り当てられるだろう。また、クライアントMIPバインディングが、AGW2とホーム・エージェント306との間で実行されうる。
上記のコール・フローの全体にわたって、eBS2がFLSEになった場合、ユーザ・トラフィックに対する割り込みは存在しない。なぜなら、順方向リンクでeBS1に到着するIPパケットは、eBS1のRLP内にカプセル化され、リンク・レイヤ・トンネルによって、eBS2を介して、アクセス端末302へとトンネルされる。逆方向リンクでは、アクセス端末302は、AGW1に属するIPアドレスを有するパケットを、標準的なeBS2ルート2を介して送らない。なぜなら、eBS2のリンクIDは、eBS1のリンクIDとは異なるからである。その代わり、eBS2がRLSEである場合、アクセス端末302は、これらIPパケットを、eBS1のRLP内にカプセル化し、リンク・レイヤは、これらのパケットを、eBS2からeBS1へトンネル化する。
アクセス端末302は、両方のIPインタフェース(IPアドレス)を同時に維持し、もって、AGW外ハンドオフの全期間中、両方のIPインタフェースとの間でデータを送信/受信し続けることができる。いくつかの実施では、アクセス端末は、IPインタフェースに関連付けられた全てのeBSがルート・セットから落とされた後のみ、IPインタフェースを終了させる。同様に、前のDAP(eBS1)から前のAGW(AGW1)へのPMIPトンネルが、PMIP寿命が終了するか、あるいは、前のDPAがルート・セットから取り除かれるまで維持される。したがって、このスキームは、「壊す前に作る」("make-before-break")AGW外ハンドオフ処理を与える。これは、ハンドオフ中、あらゆるデータ中断の可能性を低減する。
システム300によって実行されるAGW外ハンドオフに関連する実施例の詳細が、図4A乃至図4Dのコール・フロー図と連携して説明される。以下のシナリオでは、AGW1が第1のリンクID(リンクID1)に関連付けられ、AGW2が第2のリンクID(リンクID2)に関連付けられ、(たとえば、MIPv4またはMIPv6のような)モバイルIPが、AGW外ハンドオフのために使用される。図4A乃至図4Dのコール・フローは、図4Aの先頭におけるコール・フローで始まって、連続して説明される。
まず、アクセス端末302(以下、「AT」と称する)は、eBS1によってサービス提供される。これによって、eBS1は、ATのためのDAP、FLSE、およびRLSEとなる。SRNC1は、eBS1のためのセッションを管理する。現在のMIPバインディングは、IPインタフェース1を用いる。したがって、ATは、HAとAGW1との間の(例えば、MIPv4トンネルのような)MIPトンネル318Aや、AGW1とeBS1との間のPMIPトンネル320Aを介して、ホーム・エージェント306(以降、「HA」と称する)との間で、(例えばIPv4パケットのような)パケットの送信/受信を行う。例えば、順方向リンクでは、HAは、インタセプトしたパケットを、トンネル318Aを経由してAGW1へ送り、AGW1は、これらのパケットを、PMIPトンネル320Aを経由してeBS1へ転送する。基地局eBS1は、ルート1を使って、これらパケットを、(図3に示していない)無線アクセス・リンク402を介してATへ送る。これによって、パケットは、IPインタフェース1に到着する。逆方向リンクでは、AT内のアプリケーションがデータを生成すると、モバイル・ノード構成要素304は、得られたパケットを、リンクID1に関連付けられたIPインタフェースへ送る。ATは、リンクID1に関連付けられた任意のスタック(例えば、ルート0またはルート1)を使用しうる。この例では、ルート1が使用される。基地局eBS1は、無線リンク402を介してルート1パケットを受信し、これらを、PMIPトンネル320Aを介してAGW1へ送る。AGW1は、その後、パケットを、トンネル318Aを介してHAへ転送するか、あるいは、AGW1のパケット・ネットワーク接続を介して、指定された宛先へ転送する。
いくつかの時点では、ATが、eBS2からのパイロット信号を検出し、ラジオ条件またはその他幾つかの基準に基づいて、ATのFLSEおよびRLSEが、eBS2に切り替えられる(しかしながら、FLSEおよびRLSEは、いくつかの場合には、異なるeBSで実現されうることが認識されるべきである。)。ここでATは、図4Aに示すように、ルート・オープン要求メッセージをeBS2へトンネルすることによって、eBS2を自己のルート・セットに追加する。
したがって、ATは、図4Aおよび図4Bに示すようなセッション転送動作を開始する。ここで、eBS2は、現在のSRNC(SRNC1)から、ATのセッション情報を要求するANRI外シグナリング(「IAS」)メッセージを送る。
SRNC1は、eBS2にセッション情報応答メッセージを送り返す。このメッセージは、現在のAGW(AGW1)の情報記録を含んでいる。
基地局eBS2は、その後、ルート・オープン受諾メッセージをATへ送り、ルート・セットアップ手順を完了する。
基地局eBS2はさらに、ターゲットSRNC(SRNC2)のためのルートを生成するために、ルート生成メッセージをATへ送る。このメッセージは、SRNC2のアクセス・ネットワーク識別子(「ANID」)を含む。
ルート生成メッセージを受信すると、ATは、ルート・オープン要求メッセージをSRNC2へトンネルする。その後、SRNC2は、SRNC転送要求をSRNC1へ送信することによって、SRNC1からのSRNC転送を開始させる。SRNC転送要求メッセージを受信すると、SRNC1は、SRNC転送応答メッセージをSRNC2へ送ることによって、SRNC転送を受諾する。
SRNC2は、ルート・オープン受諾メッセージをATへ送ることによって、ルート・セットアップ手順を完了する。このメッセージは、ATのためにSRNC2によって割り当てられた新たなユニキャスト・アクセス端末識別子(「UATI」)を含む。ATは、この時点で、SRNC2へのルートを確立する。
図4Bに示すように、新たなルートを確立すると、ATは、ルート・セット内のおのおののANRIへ、新たなルート・マップ・メッセージを送る。したがって、この例において、ATは、自己のルート・セット情報を、eBS2、eBS1、SNRC1、およびSRNC2へ提供する。
新たなUATIの割当と連携して、ATは、セッション・アンカ・ルートを、SRNC2に対応するルートへ変更し、UATI完了メッセージをSRNC2へ送る。
UATI完了メッセージを受信すると、SRNC2は、SRNC2が新たなセッション・アンカであることを通知するために、ルート・セット内の(例えば、eBS2、eBS1、およびSRNC1のような)他のANRIへ、UATI更新メッセージを送る。これらANRIのおのおのは、その後、SRNC2へアクノレッジメント・メッセージを送り返す。さらに、SRNC1は、ATとのルートを閉じる。
図4Bに示すように、ATは、eBS2へのリンク・レイヤ(「L2」)高速切替を実行しうる。したがって、パケットを転送するために、eBS1とATとの間のリンク・レイヤ・トンネルが使用されうる。
逆方向リンクでは、ATが、IPインタフェース1を使用し、ルート1を経由してパケットを送る。ここで、パケットは、パケットをオーバ・ザ・エアによって送るための標準的な動作を用いて処理される。eBS1はRLSEではないので、パケットが、(図3の線322の部分によって示されるように)ルート2内のルート外トンネリング・プロトコル(「IRTP」)へ送られる。したがって、パケットは、(図3および図4B内の線324によって示されるように、)レイヤ2トンネルを介してeBS2へ送られる。基地局eBS2は、その後、ラジオ・リンク・プロトコル(「RLP」)処理を実行し、(線326によって示されるように、)eBS2からeBS1へのレイヤ2トンネルを介して、eBS1へパケットを送る。次に、eBS1は、これらパケットを処理して、PMIPトンネル320Aを介してAGW1へ送る。上述したように、AGW1は、トンネル318Aを介してHAへとパケットを送るか、あるいは、その他の方法で、パケット・ネットワークを介して、指定された宛先へパケットを送る。
順方向リンクでは、AGW1が、ATに向けられたパケットを、トンネル318Aを介してHAから受信する。基地局eBS1は、トンネル320Aを介して、AGW1からパケットを受信する。ATのためのFLSEは、AGW2の下ではeBS2であるので、eBS1は、トンネル326を介してeBS2へパケットを送る場合、自己のルート(ルート1)を用いる。パケットは、ルート2を用いて、eBS2からATへとトンネル324を介して送信される。ATはその後、ルート2で受信したパケットについてRLP処理を実行し、これらパケットをルート1 IRTPプロトコルへ送る。これによって、パケットは、適切なIPインタフェース(IPインタフェース1)で処理される。
上記トンネリング動作は、eBS2が、ATのためのRLSEであり、eBS1が、ATのためのDAPである限り継続する。
図4Cに示すように、SRNC2は、ATのための拡張認証プロトコル(「EAP」)アクセス認証および許可を引き起こす。この目的のため、ネットワーク・リソースの使用を管理するために、AGW2を通じて、ATによって、認証、許可、および課金機能(「AAA」)がアクセスされる。
その後、SRNC2は、ATとのセッション・コンフィグレーションを実行する。例えば、SRNC2は、IOSシグナリングによってセッション情報を送る。これによって、AGW2のID、ユーザのパーマネント・ネットワーク・アクセス識別子(「NAI」)、および、プロキシ・モバイル・ノード・ホーム・エージェント(「PMN−HA」)キーが、eBS2へ提供される。セッション・コンフィグレーションの完了後、ルート・セット内の全てのANRIが、現在のAGW(AGW1)および新たなAGW(AGW2)の情報記録のみならず、セッションのコピーを取得する。
新たなAGW情報記録とともに新たなセッション情報を受信すると、eBS2が、ATへリンクIDを割り当てる。ここで、リンクIDは、ATがIPレイヤにおいて通信するために使用する(例えば、AGW2のIPアドレスのような)IPインタフェースを表す。
したがって、ATは、受信したリンクIDを上部IPレイヤへ提示する。上部IPレイヤはその後、受信したリンクIDを、自己の現在のリンクIDと比較する。この例では、受信したリンクIDは、現在のリンクIDと異なるので、ATは、IPアドレス割当動作を開始させる。
このとき、ATはまた、エージェント請願をeBS2へ送る。
eBS2は、AGW1と関連付けられていないので、eBS2は、AGW2の下でDAPを提供するための、ATのためのDAPとして確立される。いくつかの態様では、この処理は、ATまたはeBS2によって開始される。前者の場合の一例として、eBS2が、前のサービス提供eBS(eBS1)に関連付けられたAGWではないAGWに関連付けられているとATが判定すると、ATは、DAP移動要求メッセージをeBS2へ送ることができる。後者の場合(すなわち、AT支援されたDAPハンドオフ)の例として、eBS2が、ATルート2(IPインタフェース2)からデータを受信し、ATからDAP移動要求メッセージを受信していなければ、eBS2は、DAP移動要求を送るために、DAP移動要求リクエストを送る。
eBS2は、この時点において、AGW2に関連付けられたGREキーを持っていないので、eBS2は、AGW2においてPMIPバインディングを実行するために、PMIP登録要求を送る。この要求は、上記したようにして取得されるeBS2 IPアドレスとパーマネントNAIを含みうる。さらに、この要求は、上述したようにして取得されたPMN−HAキーを用いて計算されたモバイル・ノード・ホーム・エージェント(「MN−HA」)認証拡張を含みうる。いくつかの態様では、ATはまず、ルート2からIPパケットを受信した場合に、AGW2へのPMIPトンネルを確立することができる。
AGW2は、PMIP登録応答をeBS2へ送ることによって、バインディング要求を受諾する。ここで、AGW2は、パーマネントNAIに関連付けられたGREキー2を選択し、GRE拡張を用いて、PMIP登録応答内に含める。
AT支援されたDAPハンドオフにおいて、eBS2は、PMIP登録応答メッセージを受信した後、ATへDAP割当メッセージを送る。
図4Dに示すように、AGW2からPMIP登録応答メッセージが正しく受信されると、eBS2は、AGW2のためのATのDAPとなる。さらに、eBS2は、ルート・セット内の別のANRIへと、AGW2のDAP記録を含むインターネット・プロトコル・トンネリング(「IPT」)通知メッセージを送る。このように、eBS2は、eBS2が、ATのための新たなDAPであることを他のノードへ通知する。ここで、eBS2は、GREキーとAGW2のIPアドレスを、IOSシグナリングによって、他のルート・セット・メンバへ提供する。
その後、その他のANRIが、図4Dに示すように、IPT通知アクノレッジメント・メッセージを用いて応答する。さらに、eBS1は、ATとのルートを削除し、(例えば、ルートを経由してATから受信するパケットも、送信するパケットもない場合)、AGW1とのPMIPトンネルを終わらせる。
上述したように、新たなIPインタフェースを提示すると、ATは、新たなIPアドレス割当および新たなモバイルIP登録を要求する。したがって、ATは、新たなCoAを取得すること、および、新たなAGWをHAへバインドすることを開始する。
図4Dに示すように、eBS2は、エージェント請願をAGW2へ転送する。その後、AGW2は、新たなフォーリン・エージェントCoAを含むフォーリン・エージェント通知メッセージをATへ送る。
ATはRRQメッセージをAGW2へ送り、AGW2は、これをHAへ転送して、ATのホームIPアドレス(「HoA」)をCoAにバインドする。その後、HAは、AGW2を介してATへRRPメッセージを送り戻す。
この時点において、eBS2は、AGW2の下におけるATのためのDAPであり、順方向リンクと逆方向リンクとの両方において、パケット・データが、ATとAGW2との間で、eBS2を介して交換される。モバイルIPバインディング・アップデートが受信された後、HAは、MIPトンネル318Bを介して、データをAGW2へ送り始める。パケットは、PMIPトンネル320Bを介して、AGW2とeBS2との間で転送される。さらに、eBS2は、ルート2を使用して、リンク328を介したオーバ・ザ・エアによって、eBS2とATとの間でパケットを転送する。ATは、これらパケットを受信した後、図3に示すようにしてパケットを処理するために、ルート2に関連付けられたIPインタフェース(すなわち、IPインタフェース2)を使用するだろう。
期間中、システムを介してルーティングされているAGW1に関連付けられた残りのパケット・データも存在しうる。例えば、順方向リンクでは、AGW1とソースDAP(eBS1)との間のトンネル320Aを介して、および、eBS1とeBS2との間のレイヤ2トンネル326を介して、AGW1からATへ移動する残りのデータが存在しうる。基地局eBS2は、このデータをトンネル324を介してATへ送るためにルート2を使用し、ATは、上述したように、このデータをIPインタフェース1へ提供する。同様に、逆方向リンクでは、リンク324、レイヤ2トンネル326、トンネル320A、およびMIPトンネル318Aを介したパスを経由して、ATのIPインタフェース1からHAへ移動する残りのデータが存在しうる。したがって、この期間中、HAは、AGW1とAGW2との両方からデータを受信することができる。
本明細書に記載された機能は、様々な方法で実現されうる。図5は、本明細書に記載の教示にしたがって、アクセス端末502と基地局504とに組み込まれうる幾つかの構成要素の例を例示する。アクセス端末502および基地局504は、互いに、および、他のノードと通信するためのトランシーバ506、508をそれぞれ含む。トランシーバ506は、無線信号を送信するための送信機510と、無線信号を受信するための受信機512とを含む。トランシーバ508は、無線信号を送信するための送信機514と、無線信号を受信するための受信機516とを含む。アクセス端末502および基地局504は、第1のホップ外ルータ・ハンドオフ中、無線アクセス動作を制御するとともに、本明細書で教示した関連する他の機能を提供するための無線アクセス・コントローラ518、520をそれぞれ含む。アクセス端末502および基地局504は、第1のホップ外ルータ・ハンドオフ中、プロトコル・トンネルを提供するとともに、本明細書で教示した関連する他の機能を提供するためのリンク・レイヤ・トンネル定義部522、524をそれぞれ含む。アクセス端末502および基地局504は、第1のホップ外ルータ・ハンドオフ中、ルートを確立して使用するとともに、本明細書で教示した関連する他の機能を提供するためのルート・コントローラ526、528をそれぞれ含む。アクセス端末502および基地局504は、第1のホップ外ルータ・ハンドオフ中、(例えば、IPインタフェースの初期化、維持、および終了のような)IP動作を制御するとともに、本明細書で教示した関連する他の機能を提供するためのIPコントローラ530、532をそれぞれ含む。アクセス端末502および基地局504はさらに、第1のホップ外ルータ・ハンドオフ中、(例えば、受信パケットのような)パケットを処理するとともに、本明細書で教示した関連する他の機能を提供するための通信プロセッサ534または536をそれぞれ含む。
本明細書で教示するような無線通信システムは、例えば、音声、データ、およびその他のコンテンツのようなさまざまなタイプの通信コンテンツを提供するように開発された。そのようなシステムは、(例えば、帯域幅および送信電力のような)利用可能なシステム・リソースを共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムを備えうる。そのような多元接続システムの一例は、とりわけ、符号分割多元接続(「CDMA」)システム、時分割多元接続(「TDMA」)システム)、周波数分割多元接続(「FDMA」)システム、3GPP LTEシステム、および直交周波数分割多元接続(「OFDMA」)システムを含む。
無線多元接続通信システムは、複数の無線端末のための通信を同時にサポートすることができる。上述したように、おのおのの端末は、順方向リンクおよび逆方向リンクでの送信によって、1または複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(すなわち、ダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわち、アップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを称する。この通信リンクは、単一入力単一出力、複数入力単一出力、あるいは複数入力複数出力(「MIMO」)システムによって確立されうる。
MIMOシステムは、データ伝送のために、複数(N個の)送信アンテナと、複数(N個の)受信アンテナを適用する。N個の送信アンテナおよびN個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも称されるN個の独立チャネルへ分割される。ここでN≦min{N、N}である。N個の独立チャネルのおのおのは、ディメンションに相当する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成される追加のディメンションが利用される場合、MIMOシステムは、(例えば、より高いスループットおよび/またはより高い信頼性のような)向上されたパフォーマンスを与える。
MIMOシステムは、時分割デュプレクス(「TDD」)および周波数分割デュプレクス(「FDD」)をサポートすることができる。TDDシステムでは、相互原理によって、逆方向リンク・チャネルから順方向リンク・チャネルを推定できるように、順方向リンク送信および逆方向リンク送信が、同じ周波数領域にある。これによって、アクセス・ポイントにおいて複数のアンテナが利用可能である場合、アクセス・ポイントは、順方向リンクで送信ビーム・フォーミング利得を抽出できるようになる。
本明細書における教示は、少なくとも1つの他の無線ノードと通信するためにさまざまな構成要素を適用するデバイスに組み込まれうる。図6は、デバイス間の通信を容易にするために適用されうるいくつかの構成要素の例を示す。具体的に図6は、MIMOシステム600の(例えば、アクセス・ノードのような)デバイス610および(例えば、アクセス端末のような)デバイス650を例示する。デバイス610では、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データが、データ・ソース612から送信(「TX」)データ・プロセッサ614へ提供される。
いくつかの態様では、おのおののデータ・ストリームが、それぞれの送信アンテナを介して送信される。TXデータ・プロセッサ614は、符合化データを提供するため、データ・ストリームのために選択された特定の符合化スキームに基づいて、おのおののデータ・ストリームのトラフィック・データをフォーマットし、符号化し、インタリーブする。
おのおののデータ・ストリームの符合化されたデータは、OFDM技術を用いて、パイロット・データとともに多重化されうる。パイロット・データは、一般に、周知の方式で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用されうる。おのおののデータ・ストリームの多重化されたパイロットおよび符合化されたデータは、その後、変調シンボルを提供するためにデータ・ストリームについて選択された(例えばBPSK、QSPK、M−PSK、またはM−QAMのような)特定の変調スキームに基づいて変調(すなわち、シンボル・マップ)される。おのおののデータ・ストリームのためのデータ・レート、符合化、および変調は、プロセッサ630によって実行される命令群によって決定されうる。データ・メモリ632は、プログラム・コード、データ、あるいはプロセッサ630やデバイス610のその他の構成要素によって使用されるその他の情報を格納することができる。
その後、全てのデータ・ストリームの変調シンボルがTX MIMOプロセッサ620へ提供される。TX MIMOプロセッサ620はさらに、この変調シンボルを(例えば、OFDMのために)処理する。TX MIMOプロセッサ620は、その後、N個の変調シンボル・ストリームを、N個のトランシーバ(「XCVR」)622A乃至622Tへ提供する。ある実施形態では、TX MIMOプロセッサ620は、データ・ストリームのシンボルと、シンボルが送信されるアンテナとに、ビーム・フォーミング重みを適用する。
おのおののトランシーバ622は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを処理し、さらに、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、アナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。トランシーバ622A乃至622TからのN個の変調信号は、その後、N個のアンテナ624A乃至624Tのそれぞれから送信される。
デバイス650では、送信された変調信号が、N個のアンテナ652A乃至652Rによって受信され、おのおののアンテナ652から受信された信号が、それぞれのトランシーバ(「XCVR」)654A乃至654Rへ提供される。おのおののトランシーバ654は、受信したそれぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらに、これらサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを与える。
受信(「RX」)データ・プロセッサ660は、その後、N個のトランシーバ654から、N個のシンボル・ストリームを受信し、受信したN個のシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、N個の「検出された」シンボル・ストリームを与える。RXデータ・プロセッサ660は、その後、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調、デインタリーブ、および復号して、このデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ660によるこの処理は、デバイス610におけるTXデータ・プロセッサ614およびTX MIMOプロセッサ620によって実行されるものと相補的である。
プロセッサ670は、(以下に説明されるように)どの事前符合化行列を使用するのかを定期的に判定する。プロセッサ670は、行列インデクス部とランク値部とを備える逆方向リンク・メッセージを定式化する。データ・メモリ672は、プログラム・コード、データ、および、プロセッサ670やデバイス650のその他の構成要素によって使用されるその他の情報を格納することができる。
逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信データ・ストリームに関連するさまざまなタイプの情報を備えうる。逆方向リンク・メッセージは、その後、TXデータ・プロセッサ638によって処理される。TXデータ・プロセッサ638は、データ・ソース636からの多くのデータ・ストリームのためのトラフィック・データを受信する。逆方向リンク・メッセージはさらに、トランシーバ654A乃至654Rによって調整され、デバイス610へ送り戻される。
デバイス610では、デバイス650からの変調信号がアンテナ624によって受信され、トランシーバ622によって調整され、復調器(「DEMOD」)640によって復調され、RXデータ・プロセッサ642によって処理されて、デバイス650によって送信された逆方向リンク・メッセージが抽出される。プロセッサ630は、ビーム・フォーミング重みを決定するためにどの事前符合化行列を使用するのかを判定し、その後、抽出されたメッセージを処理する。
図6はまた、本明細書で教示された電力制御動作を実行する1または複数の構成要素を含む通信構成要素を例示する。例えば、本明細書で教示したように、フロー制御構成要素690は、プロセッサ630および/またはデバイス610のその他の構成要素と協働して、(例えば、デバイス650のような)他のデバイスとの間との信号の送信/受信を行う。
同様に、フロー制御構成要素692は、プロセッサ670および/またはデバイス650のその他の構成要素と協働して、(例えば、デバイス610のような)他のデバイスとの信号の送信/受信を行う。デバイス610およびデバイス650のおのおのについて、説明された構成要素のうちの2またはそれ以上の機能が、単一の構成要素によって提供されうることが認識されるべきである。例えば、単一の処理構成要素が、フロー制御構成要素690とプロセッサ630の機能を提供し、単一の処理構成要素が、フロー制御構成要素692とプロセッサ670の機能を提供することができる。
本明細書での教示は、(例えば、デバイスのような)さまざまな装置に組み込まれうる(あるいは、さまざまな装置内に実装されるか、あるいは、さまざまな装置によって実行されうる)。例えば、無線ノードは、アクセス・ノード、アクセス・ポイント(「AP」)、NodeB、ラジオ・ネットワーク・コントローラ(「RNC」)、eNodeB、基地局コントローラ(「BSC」)、基地トランシーバ局(「BTS」)、基地局(「BS」)、トランシーバ機能(「TF」)、ラジオ・ルータ、ラジオ・トランシーバ、基本サービス・セット(「BSS」))、拡張サービス・セット(「ESS」)、ラジオ基地局(「RBS」)、あるいはその他のいくつかの用語として構成されるか、あるいは称されうる。他の無線ノードは、アクセス端末と称されうる。アクセス端末はさらに、モバイル・ノード、加入者局、加入者ユニット、移動局、遠隔局、遠隔端末、ユーザ端末、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、あるいはユーザ機器として知られうる。いくつかの実施では、アクセス端末は、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(「SIP」)電話、無線ローカル・ループ(「WLL」)局、携帯情報端末(「PDA」)、無線接続機能を有するハンドヘルド・デバイス、あるいは、無線モデムに接続されたその他任意の適切な処理デバイスを備えうる。したがって、本明細書で教示された1または複数の態様は、(例えば、セルラ電話またはスマート・フォンのような)電話、(例えばラップトップのような)電話、ポータブル通信デバイス、(例えば、パーソナル・データ・アシスタントのような)ポータブル・コンピューティング・デバイス、(例えば、音楽またはビデオ・デバイス、あるいは衛星ラジオのような)エンタテイメント・デバイス、全地球測位システム・デバイス、あるいは無線媒体を経由して通信するように構成されたその他任意の適切なデバイスに組み込まれうる。
上述したように、いくつかの態様では、無線ノードは、通信システムのためのアクセス・デバイス(例えば、アクセス・ノード)を備えうる。そのようなアクセス・デバイスは、例えば、有線通信リンクまたは無線通信リンクを介して(例えば、インターネットのような広域ネットワークや、セルラ・ネットワークのような)ネットワークへの接続を提供しうる。したがって、アクセス・デバイスによって、(例えばアクセス端末のような)他のデバイスは、このネットワークまたはその他いくつかの機能にアクセスできるようになる。さらに、これらデバイスのうちの1つまたは両方は、可搬式であるか、あるいはいくつかの場合においては、比較的可搬式ではないことが認識されるべきである。さらにまた、無線ノードは、適切な通信インタフェースを介して、(例えば有線接続による)非無線方式で、情報を送信および/または受信することができることが認識されるべきである。
無線ノードは、任意の適切な無線通信技術に基づく、あるいはそれらをサポートする1または複数の無線通信リンクを介して通信することができる。例えば、いくつかの態様では、無線ノードは、ネットワークと関連しうる。いくつかの態様では、ネットワークは、ローカル・エリア・ネットワーク、広域ネットワーク、あるいは、その他のあるタイプのネットワークを備えうる。無線ノードは、例えばCDMA、TDMA、OFDM、OFDMA、WiMAX、およびWi−Fiのようなさまざまな無線通信技術、プロトコル、または規格のうちの1または複数をサポートしているか、そうでない場合でも、使用することができる。同様に、無線ノードは、対応するさまざまな変調スキームまたは多重化スキームのうちの1または複数をサポートしているか、そうでない場合でも、使用することができる。したがって、無線ノードは、上記またはそれ以外の無線通信技術を用いて、1または複数の無線通信リンクを確立し、この無線通信リンクを経由して通信するための(例えば、エア・インタフェースのような)適切な構成要素を含みうる。例えば、ノードは、無線媒体によって通信を容易にする(例えば、信号生成器および信号プロセッサのような)さまざまな構成要素を含む関連する送信機構成要素および受信機構成要素を備えた無線トランシーバを備えうる。
本明細書に記載された構成要素は、さまざまな方法で実装されうる。図7および図8に示すように、装置700および装置800が、相互に関連する一連の機能ブロックとして示されている。いくつかの態様では、これらブロックの機能は、1または複数のプロセッサ構成要素を含む処理システムとして実現されうる。いくつかの態様では、これらブロックの機能は、例えば、(ASICのような)1または複数の集積回路のうちの少なくとも一部を用いて実現されうる。本明細書で記載したように、集積回路は、プロセッサ、ソフトウェア、その他関連する構成要素、または、これらのいくつかの組み合わせを含みうる。これらのブロックの機能はまた、本明細書で教示したその他いくつかの方式で実現されうる。ある態様では、図7および図8における破線ブロックのうちの1または複数はオプションである。
装置700および装置800は、さまざまな図面に関連して上述された機能のうちの1または複数を実行する1または複数のモジュールを含む。例えば、無線リンク確立手段702は、本明細書で説明したような無線アクセス・コントローラに相当しうる。プロトコル・トンネル確立手段704は、例えば本明細書で説明したようなトンネル定義部に相当しうる。パケット受信手段706は、例えば本明細書で説明したような通信プロセッサに相当しうる。ルート確立手段708は、例えば本明細書で説明したようなルート・コントローラに相当しうる。パケット・ルーティング手段710は、例えば本明細書で説明したような通信プロセッサに相当しうる。IPインタフェース維持手段またはIPインタフェース終了手段712は、例えば本明細書で説明したようなIPコントローラに相当しうる。送信手段802は、例えば本明細書で説明したような送信機に相当しうる。受信手段804は、例えば本明細書で説明したような受信機に相当しうる。判定手段806は、例えば本明細書で説明したようなIPコントローラに相当しうる。確立手段808は、例えば本明細書で説明したようなIPコントローラに相当しうる。
例えば「第1」、「第2」等のような指定を用いる本明細書の要素に対するあらゆる参照は、一般には、これら要素の数または順序を制限しないことが理解されるべきである。むしろこれら指定は、本明細書では、2またはそれ以上の要素、あるいは要素の事例を識別する便利な方法として使用されうる。したがって、第1の要素および第2の要素に対する参照は、ある方式において、2つの要素のみが適用されていることを意味するものでも、第1の要素が、第2の要素に先行せねばならないことを意味するものでもない。さらに、もしもそうではないと述べられていないのであれば、これら要素のセットは、1または複数の要素を備えうる。
当業者であれば、情報および信号が、種々異なる技術のうちの何れかを用いて表現されうることを理解するであろう。例えば、上記説明を通じて参照されうるデータ、命令群、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光学場または光学粒子、あるいはこれらの任意の組み合わせによって表現されうる。
当業者であれば、さらに、本明細書で開示された態様に関連して記載されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、プロセッサ、手段、回路、およびアルゴリズム・ステップが、(例えば、ソース・コードまたはその他いくつかの技術を用いて設計されたデジタル実装、アナログ実装、あるいはこれら2つの組み合わせのような)電子工学ハードウェア、(便宜上、本明細書では、「ソフトウェア」または「ソフトウェア・モジュール」と称される)命令群を組み込んださまざまな設計コードまたはプログラムの形態、あるいはこれらの組み合わせとして実現されることを理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアとの相互置換性を明確に説明するために、さまざまな例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、それらの機能の観点から一般的に記述された。
それら機能がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、各特定のアプリケーションに応じて変化する方法で上述した機能を実現することができる。しかしながら、この適用判断は、本開示の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。
本明細書で開示された態様に関連して記述されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、集積回路(「IC」)、アクセス端末、またはアクセス・ポイント内で実施されるか、あるいは、それらによって実行されうる。ICは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、電子的構成要素、光学的構成要素、機械的構成要素、あるいは本明細書に記載の機能を実行するために設計されたこれら任意の組み合わせを備えることができ、IC内のコードまたは命令群、IC外のコードまたは命令群、あるいは、IC内とIC外との両方のコードまたは命令群を実行することができる。汎用プロセッサとしてマイクロプロセッサを用いることが可能であるが、代わりに、従来技術によるプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいは状態機器を用いることも可能である。プロセッサは、例えばDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに接続された1または複数のマイクロプロセッサ、またはその他任意のこのような構成である計算デバイスの組み合わせとして実現することも可能である。
開示された処理のステップのいかなる順序または階層も、サンプル・アプローチの例であることが理解される。設計選択に基づいて、この処理のステップの順序または階層は、本開示のスコープ内でありながら、再構成されうることが理解される。これに伴う方法請求項は、サンプル順序である様々なステップの要素を表しており、開示された具体的な順序または階層に限定されることを意味していない。
1または複数の典型的な実施形態では、記述された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせで実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能媒体に格納されるか、あるいは、コンピュータ読取可能媒体の1または複数の命令またはコードによって送信されうる。コンピュータ読取可能媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータ・プログラムの転送を容易にする任意の媒体を含むコンピュータ記憶媒体および通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の利用可能な媒体でありうる。限定ではなく一例として、そのようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置あるいはその他の磁気記憶装置、あるいは命令群またはデータ構造の形態で所望のプログラム・コードを伝送または格納するために使用され、かつコンピュータによってアクセス可能なその他任意の媒体を備えうる。また、いかなる接続も、コンピュータ読取可能媒体といて適切に称される。例えば、ソフトウェアが、例えば赤外線、無線、およびマイクロ波のような無線技術や、デジタル加入者ライン(DSL)や、ツィスト・ペアや、光ファイバ・ケーブルや、同軸ケーブルを用いたウェブサイト、サーバ、またはその他の遠隔ソースから送信された場合、例えば赤外線、無線、およびマイクロ波のような無線技術や、DSLや、ツィスト・ペアや、光ファイバ・ケーブルや、同軸ケーブルが、媒体に定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(CD)、レーザ・ディスク、光ディスク、DVD、フロッピー(登録商標)ディスクおよびブルー・レイ・ディスクを含む。なお、通常、diskはデータを磁気的に再生し、discはデータをレーザを用いて光学的に再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含まれるべきである。要約すると、コンピュータ読取可能媒体は、任意の適切なコンピュータ・プログラム製品内で実施されうることが認識されるべきである。
開示された装置の前述した記載は、当業者が、本開示を製造または使用することを可能にする。これらの局面に対する様々な変更は、当業者に容易に明らかになるであろう。そして、本明細書で定められた一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の局面に適用されうる。したがって、本開示は、本明細書に示された局面に限定されるとは意図されておらず、本明細書で開示された原理よび斬新な特徴と一致した最も広い範囲が与えられることになっている。

Claims (68)

  1. 無線通信方法であって、
    第1の第1ホップ・ルータから第1のパケットのセットを受信するための、第1のネットワーク・アクセス・ノードとの第1の無線リンクを、アクセス端末において確立することと、
    前記第1のネットワーク・アクセス・ノードから第2のネットワーク・アクセス・ノードへのハンドオフを実行するために、前記第2のネットワーク・アクセス・ノードとの第2の無線リンクを、前記アクセス端末において確立することと、
    前記第2のネットワーク・アクセス・ノードを介した前記第1のネットワーク・アクセス・ノードへのプロトコル・トンネルを、前記アクセス端末において確立することと、
    前記プロトコル・トンネルを介して、前記第1の第1ホップ・ルータからの第2のパケットのセットを、前記アクセス端末において受信することと、
    前記第2のネットワーク・アクセス・ノードを介して、第2の第1ホップ・ルータからの第3のパケットのセットを、前記アクセス端末において受信することと
    を備える方法。
  2. 前記第1のネットワーク・アクセス・ノードから第1のインターネット・プロトコル・インタフェースへ前記第1のパケットのセットをルーティングするために使用される第1のルートを確立することと、
    前記第2のネットワーク・アクセス・ノードから第2のインターネット・プロトコル・インタフェースへ前記第3のパケットのセットをルーティングするために使用される第2のルートを確立することと
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2のパケットのセットは、前記第1のネットワーク・アクセス・ノードにおいて、前記第1のルートに関連付けられ、前記第2のネットワーク・アクセス・ノードにおいて、前記第2のルートを介してルーティングされるために、前記プロトコル・トンネルによって送られる請求項2に記載の方法。
  4. 前記アクセス端末は、前記第2のパケットのセットを、前記第2のルートを介して前記プロトコル・トンネルから受信し、前記アクセス端末は、前記第2のパケットのセットを、前記第1のインターネット・プロトコル・インタフェースへ配信するために、前記プロトコル・トンネルから前記第1のルートへルーティングする請求項3に記載の方法。
  5. 前記アクセス端末は、前記第2のパケットのセットを前記第1の第1ホップ・ルータから受信するために、前記第1のインターネット・プロトコル・インタフェースを維持し、同時に、前記第3のパケットのセットを前記第2の第1ホップ・ルータから受信するために、前記第2のインターネット・プロトコル・インタフェースを維持する請求項2に記載の方法。
  6. 前記プロトコル・トンネルは、前記第2のインターネット・プロトコル・インタフェースが確立された後、前記第1のインターネット・プロトコル・インタフェースが、前記第1の第1ホップ・ルータから、前記第2のパケットのセットを受信できるようにする請求項2に記載の方法。
  7. 前記第1の第1ホップ・ルータと前記第1のインターネット・プロトコル・インタフェースとの間のトラフィック・フローが終了したと判定された場合、前記第1のインタフェース・プロトコル・インタフェースを終了させることをさらに備える請求項2に記載の方法。
  8. 前記第1のネットワーク・アクセス・ノードが、前記アクセス端末のルート・セット内にリストされなくなった場合、前記第1のインターネット・プロトコル・インタフェースを終了させることをさらに備える請求項2に記載の方法。
  9. 前記第2のパケットのセットを前記プロトコル・トンネルを介して受信することが、前記ハンドオフ中のパケット喪失を低減する請求項1に記載の方法。
  10. 前記第2の第1ホップ・ルータから、前記第3のパケットのセットのうちの少なくとも一部を受信した後、前記第2のパケットのセットのうちの少なくとも一部が、前記プロトコル・トンネルを介して受信される請求項1に記載の方法。
  11. 前記第1のネットワーク・アクセス・ノードは、第1の基地局を備え、前記第2のネットワーク・アクセス・ノードは、第2の基地局を備える請求項1に記載の方法。
  12. 前記第1の第1ホップ・ルータは、第1のアクセス・ゲートウェイを備え、前記第2の第1ホップ・ルータは、第2のアクセス・ゲートウェイを備える請求項11に記載の方法。
  13. 無線通信装置であって、
    第1の第1ホップ・ルータから第1のパケットのセットを受信するための、第1のネットワーク・アクセス・ノードとの第1の無線リンクを、アクセス端末において確立するように構成され、前記第1のネットワーク・アクセス・ノードから第2のネットワーク・アクセス・ノードへのハンドオフを実行するために、前記第2のネットワーク・アクセス・ノードとの第2の無線リンクを、前記アクセス端末において確立するようにさらに構成された無線アクセス・コントローラと、
    前記第2のネットワーク・アクセス・ノードを介した前記第1のネットワーク・アクセス・ノードへのプロトコル・トンネルを、前記アクセス端末において確立するように構成されたトンネル定義部と、
    前記プロトコル・トンネルを介して、前記第1の第1ホップ・ルータからの第2のパケットのセットを、前記アクセス端末において受信するように構成され、前記第2のネットワーク・アクセス・ノードを介して、第2の第1ホップ・ルータからの第3のパケットのセットを、前記アクセス端末において受信するようにさらに構成された通信プロセッサと
    を備える装置。
  14. 前記第1のネットワーク・アクセス・ノードから第1のインターネット・プロトコル・インタフェースへ前記第1のパケットのセットをルーティングするために使用される第1のルートを確立し、前記第2のネットワーク・アクセス・ノードから第2のインターネット・プロトコル・インタフェースへ前記第3のパケットのセットをルーティングするために使用される第2のルートを確立するように構成されたルート・コントローラをさらに備える請求項13に記載の装置。
  15. 前記第2のパケットのセットは、前記第1のネットワーク・アクセス・ノードにおいて、前記第1のルートに関連付けられ、前記第2のネットワーク・アクセス・ノードにおいて、前記第2のルートを介してルーティングされるために、前記プロトコル・トンネルによって送られる請求項14に記載の装置。
  16. 前記通信プロセッサはさらに、前記第2のパケットのセットを、前記第2のルートを介して前記プロトコル・トンネルから受信し、前記第2のパケットのセットを、前記第1のインターネット・プロトコル・インタフェースへ配信するために、前記プロトコル・トンネルから前記第1のルートへルーティングするように構成された請求項15に記載の装置。
  17. 前記第2のパケットのセットを前記第1の第1ホップ・ルータから受信するために、前記第1のインターネット・プロトコル・インタフェースを維持し、同時に、前記第3のパケットのセットを前記第2の第1ホップ・ルータから受信するために、前記第2のインターネット・プロトコル・インタフェースを維持するように構成されたインターネット・プロトコル・コントローラをさらに備える請求項14に記載の装置。
  18. 前記プロトコル・トンネルは、前記第2のインターネット・プロトコル・インタフェースが確立された後、前記第1のインターネット・プロトコル・インタフェースが、前記第1の第1ホップ・ルータから、前記第2のパケットのセットを受信できるようにする請求項14に記載の装置。
  19. 前記第1の第1ホップ・ルータと前記第1のインターネット・プロトコル・インタフェースとの間のトラフィック・フローが終了したと判定された場合、前記第1のインタフェース・プロトコル・インタフェースを終了させるように構成されたインターネット・プロトコル・コントローラをさらに備える請求項14に記載の装置。
  20. 前記第1のネットワーク・アクセス・ノードが、前記アクセス端末のルート・セット内にリストされなくなった場合、前記第1のインターネット・プロトコル・インタフェースを終了させるように構成されたインターネット・プロトコル・コントローラをさらに備える請求項14に記載の装置。
  21. 前記第2のパケットのセットを前記プロトコル・トンネルを介して受信することが、前記ハンドオフ中のパケット喪失を低減する請求項13に記載の装置。
  22. 前記第2の第1ホップ・ルータから、前記第3のパケットのセットのうちの少なくとも一部を受信した後、前記第2のパケットのセットのうちの少なくとも一部が、前記プロトコル・トンネルを介して受信される請求項13に記載の装置。
  23. 前記第1のネットワーク・アクセス・ノードは、第1の基地局を備え、前記第2のネットワーク・アクセス・ノードは、第2の基地局を備える請求項13に記載の装置。
  24. 前記第1の第1ホップ・ルータは、第1のアクセス・ゲートウェイを備え、前記第2の第1ホップ・ルータは、第2のアクセス・ゲートウェイを備える請求項23に記載の装置。
  25. 無線通信装置であって、
    第1の第1ホップ・ルータから第1のパケットのセットを受信するための、第1のネットワーク・アクセス・ノードとの第1の無線リンクを、アクセス端末において確立する手段と、
    前記第1のネットワーク・アクセス・ノードから第2のネットワーク・アクセス・ノードへのハンドオフを実行するために、前記第2のネットワーク・アクセス・ノードとの第2の無線リンクを、前記アクセス端末において確立する手段と、
    前記第2のネットワーク・アクセス・ノードを介した前記第1のネットワーク・アクセス・ノードへのプロトコル・トンネルを、前記アクセス端末において確立する手段と、
    前記プロトコル・トンネルを介して、前記第1の第1ホップ・ルータからの第2のパケットのセットを、前記アクセス端末において受信する手段と、
    前記第2のネットワーク・アクセス・ノードを介して、第2の第1ホップ・ルータからの第3のパケットのセットを、前記アクセス端末において受信する手段と
    を備える装置。
  26. 前記第1のネットワーク・アクセス・ノードから第1のインターネット・プロトコル・インタフェースへ前記第1のパケットのセットをルーティングするために使用される第1のルートを確立する手段と、
    前記第2のネットワーク・アクセス・ノードから第2のインターネット・プロトコル・インタフェースへ前記第3のパケットのセットをルーティングするために使用される第2のルートを確立する手段と
    をさらに備える請求項25に記載の装置。
  27. 前記第2のパケットのセットは、前記第1のネットワーク・アクセス・ノードにおいて、前記第1のルートに関連付けられ、前記第2のネットワーク・アクセス・ノードにおいて、前記第2のルートを介してルーティングされるために、前記プロトコル・トンネルによって送られる請求項26に記載の装置。
  28. 前記第2のパケットのセットを、前記第2のルートを介して前記プロトコル・トンネルから受信する手段と、
    前記第2のパケットのセットを、前記第1のインターネット・プロトコル・インタフェースへ配信するために、前記プロトコル・トンネルから前記第1のルートへルーティングする手段と
    をさらに備える請求項27に記載の装置。
  29. 前記第2のパケットのセットを前記第1の第1ホップ・ルータから受信するために、前記第1のインターネット・プロトコル・インタフェースを維持し、同時に、前記第3のパケットのセットを前記第2の第1ホップ・ルータから受信するために、前記第2のインターネット・プロトコル・インタフェースを維持する手段をさらに備える請求項26に記載の装置。
  30. 前記プロトコル・トンネルは、前記第2のインターネット・プロトコル・インタフェースが確立された後、前記第1のインターネット・プロトコル・インタフェースが、前記第1の第1ホップ・ルータから、前記第2のパケットのセットを受信できるようにする請求項26に記載の装置。
  31. 前記第1の第1ホップ・ルータと前記第1のインターネット・プロトコル・インタフェースとの間のトラフィック・フローが終了したと判定された場合、前記第1のインタフェース・プロトコル・インタフェースを終了させる手段をさらに備える請求項26に記載の装置。
  32. 前記第1のネットワーク・アクセス・ノードが、前記アクセス端末のルート・セット内にリストされなくなった場合、前記第1のインターネット・プロトコル・インタフェースを終了させる手段をさらに備える請求項26に記載の装置。
  33. 前記第2のパケットのセットを前記プロトコル・トンネルを介して受信することが、前記ハンドオフ中のパケット喪失を低減する請求項25に記載の装置。
  34. 前記第2の第1ホップ・ルータから、前記第3のパケットのセットのうちの少なくとも一部を受信した後、前記第2のパケットのセットのうちの少なくとも一部が、前記プロトコル・トンネルを介して受信される請求項25に記載の装置。
  35. 前記第1のネットワーク・アクセス・ノードは、第1の基地局を備え、前記第2のネットワーク・アクセス・ノードは、第2の基地局を備える請求項25に記載の装置。
  36. 前記第1の第1ホップ・ルータは、第1のアクセス・ゲートウェイを備え、前記第2の第1ホップ・ルータは、第2のアクセス・ゲートウェイを備える請求項45に記載の装置。
  37. 無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、コンピュータに対して、
    第1の第1ホップ・ルータから第1のパケットのセットを受信するための、第1のネットワーク・アクセス・ノードとの第1の無線リンクを、アクセス端末において確立させ、
    前記第1のネットワーク・アクセス・ノードから第2のネットワーク・アクセス・ノードへのハンドオフを実行するために、前記第2のネットワーク・アクセス・ノードとの第2の無線リンクを、前記アクセス端末において確立させ、
    前記第2のネットワーク・アクセス・ノードを介した前記第1のネットワーク・アクセス・ノードへのプロトコル・トンネルを、前記アクセス端末において確立させ、
    前記プロトコル・トンネルを介して、前記第1の第1ホップ・ルータからの第2のパケットのセットを、前記アクセス端末において受信させ、
    前記第2のネットワーク・アクセス・ノードを介して、第2の第1ホップ・ルータからの第3のパケットのセットを、前記アクセス端末において受信させる
    ためのコードを備えるコンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品。
  38. 前記コンピュータに対して、
    前記第1のネットワーク・アクセス・ノードから第1のインターネット・プロトコル・インタフェースへ前記第1のパケットのセットをルーティングするために使用される第1のルートを確立させ、
    前記第2のネットワーク・アクセス・ノードから第2のインターネット・プロトコル・インタフェースへ前記第3のパケットのセットをルーティングするために使用される第2のルートを確立させる
    ためのコードをさらに備える請求項37に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  39. 前記第2のパケットのセットは、前記第1のネットワーク・アクセス・ノードにおいて、前記第1のルートに関連付けられ、前記第2のネットワーク・アクセス・ノードにおいて、前記第2のルートを介してルーティングされるために、前記プロトコル・トンネルによって送られる請求項38に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  40. 前記コンピュータに対して、
    前記第2のパケットのセットを、前記第2のルートを介して前記プロトコル・トンネルから受信させ、
    前記第2のパケットのセットを、前記第1のインターネット・プロトコル・インタフェースへ配信するために、前記プロトコル・トンネルから前記第1のルートへルーティングさせる
    ためのコードをさらに備える請求項39に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  41. 前記コンピュータに対して、
    前記第2のパケットのセットを前記第1の第1ホップ・ルータから受信するために、前記第1のインターネット・プロトコル・インタフェースを維持させ、同時に、前記第3のパケットのセットを前記第2の第1ホップ・ルータから受信するために、前記第2のインターネット・プロトコル・インタフェースを維持させる
    ためのコードをさらに備える請求項38に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  42. 前記プロトコル・トンネルは、前記第2のインターネット・プロトコル・インタフェースが確立された後、前記第1のインターネット・プロトコル・インタフェースが、前記第1の第1ホップ・ルータから、前記第2のパケットのセットを受信できるようにする請求項38に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  43. 前記コンピュータに対して、前記第1の第1ホップ・ルータと前記第1のインターネット・プロトコル・インタフェースとの間のトラフィック・フローが終了したと判定された場合、前記第1のインタフェース・プロトコル・インタフェースを終了させる
    ためのコードをさらに備える請求項38に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  44. 前記コンピュータに対して、前記第1のネットワーク・アクセス・ノードが、前記アクセス端末のルート・セット内にリストされなくなった場合、前記第1のインターネット・プロトコル・インタフェースを終了させる
    ためのコードをさらに備える請求項38に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  45. 前記第2のパケットのセットを前記プロトコル・トンネルを介して受信することが、前記ハンドオフ中のパケット喪失を低減する請求項37に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  46. 前記第2の第1ホップ・ルータから、前記第3のパケットのセットのうちの少なくとも一部を受信した後、前記第2のパケットのセットのうちの少なくとも一部が、前記プロトコル・トンネルを介して受信される請求項37に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  47. 前記第1のネットワーク・アクセス・ノードは、第1の基地局を備え、前記第2のネットワーク・アクセス・ノードは、第2の基地局を備える請求項37に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  48. 前記第1の第1ホップ・ルータは、第1のアクセス・ゲートウェイを備え、前記第2の第1ホップ・ルータは、第2のアクセス・ゲートウェイを備える請求項47に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  49. 無線通信方法であって、
    アクセス端末のルート・セットへアクセス・ノードを追加するためのメッセージを送信することと、
    前記メッセージに応答して、前記アクセス・ノードに関連付けられた第1ホップ・ルータを識別するインジケーションを受信することと、
    前記アクセス・ノードが現在、前記第1ホップ・ルータに関連付けられているか、あるいは、別の第1ホップ・ルータに関連付けられているかを判定することと、
    前記アクセス端末が前記第1ホップ・ルータに関連付けられていない場合、前記第1ホップ・ルータのためのインターネット・プロトコル・インタフェースを確立することと
    を備える方法。
  50. 前記アクセス端末が、前記第1ホップ・ルータに関連付けられていない場合、前記アクセス端末のためのデータ接続点を前記アクセス・ノードへ移動させる要求を送信することをさらに備える請求項49に記載の方法。
  51. 前記第1ホップ・ルータのためのインターネット・プロトコル・インタフェースを確立した後、前記アクセス端末において、前のインターネット・プロトコル・インタフェースを維持することをさらに備える請求項49に記載の方法。
  52. 前記インジケーションは、前記第1ホップ・ルータのインターネット・プロトコル・アドレスを備える請求項49に記載の方法。
  53. 前記インジケーションは、UMBリンクIDを備える請求項49に記載の方法。
  54. 無線通信装置であって、
    アクセス端末のルート・セットへアクセス・ノードを追加するためのメッセージを送信するように構成された送信機と、
    前記メッセージに応答して、前記アクセス・ノードに関連付けられた第1ホップ・ルータを識別するインジケーションを受信するように構成された受信機と、
    前記アクセス・ノードが現在、前記第1ホップ・ルータに関連付けられているか、あるいは、別の第1ホップ・ルータに関連付けられているかを判定するように構成され、さらに、前記アクセス端末が前記第1ホップ・ルータに関連付けられていない場合、前記第1ホップ・ルータのためのインターネット・プロトコル・インタフェースを確立するように構成されたインターネット・プロトコル・コントローラと
    を備える装置。
  55. 前記送信機はさらに、前記アクセス端末が、前記第1ホップ・ルータに関連付けられていない場合、前記アクセス端末のためのデータ接続点を前記アクセス・ノードへ移動させる要求を送信するように構成された請求項54に記載の装置。
  56. 前記インターネット・プロトコル・コントローラはさらに、前記第1ホップ・ルータのためのインターネット・プロトコル・インタフェースを確立した後、前のインターネット・プロトコル・インタフェースを維持するように構成された請求項54に記載の装置。
  57. 前記インジケーションは、前記第1ホップ・ルータのインターネット・プロトコル・アドレスを備える請求項54に記載の装置。
  58. 前記インジケーションは、UMBリンクIDを備える請求項54に記載の装置。
  59. 無線通信装置であって、
    アクセス端末のルート・セットへアクセス・ノードを追加するためのメッセージを送信する手段と、
    前記メッセージに応答して、前記アクセス・ノードに関連付けられた第1ホップ・ルータを識別するインジケーションを受信する手段と、
    前記アクセス・ノードが現在、前記第1ホップ・ルータに関連付けられているか、あるいは、別の第1ホップ・ルータに関連付けられているかを判定する手段と、
    前記アクセス端末が前記第1ホップ・ルータに関連付けられていない場合、前記第1ホップ・ルータのためのインターネット・プロトコル・インタフェースを確立する手段と
    を備える装置。
  60. 前記送信する手段はさらに、前記アクセス端末が、前記第1ホップ・ルータに関連付けられていない場合、前記アクセス端末のためのデータ接続点を前記アクセス・ノードへ移動させる要求を送信するように構成された請求項59に記載の装置。
  61. 前記確立する手段はさらに、前記第1ホップ・ルータのためのインターネット・プロトコル・インタフェースを確立した後、前記アクセス端末において、前のインターネット・プロトコル・インタフェースを維持するように構成された請求項59に記載の装置。
  62. 前記インジケーションは、前記第1ホップ・ルータのインターネット・プロトコル・アドレスを備える請求項59に記載の装置。
  63. 前記インジケーションは、UMBリンクIDを備える請求項59に記載の装置。
  64. 無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、コンピュータに対して、
    アクセス端末のルート・セットへアクセス・ノードを追加するためのメッセージを送信させ、
    前記メッセージに応答して、前記アクセス・ノードに関連付けられた第1ホップ・ルータを識別するインジケーションを受信させ、
    前記アクセス・ノードが現在、前記第1ホップ・ルータに関連付けられているか、あるいは、別の第1ホップ・ルータに関連付けられているかを判定させ、
    前記アクセス端末が前記第1ホップ・ルータに関連付けられていない場合、前記第1ホップ・ルータのためのインターネット・プロトコル・インタフェースを確立させる
    ためのコードを備えるコンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品。
  65. 前記コンピュータに対して、前記アクセス端末が、前記第1ホップ・ルータに関連付けられていない場合、前記アクセス端末のためのデータ接続点を前記アクセス・ノードへ移動させる要求を送信させるためのコードをさらに備える請求項64に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  66. 前記コンピュータに対して、前記第1ホップ・ルータのためのインターネット・プロトコル・インタフェースを確立した後、前記アクセス端末において、前のインターネット・プロトコル・インタフェースを維持させるためのコードをさらに備える請求項64に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  67. 前記インジケーションは、前記第1ホップ・ルータのインターネット・プロトコル・アドレスを備える請求項64に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  68. 前記インジケーションは、UMBリンクIDを備える請求項64に記載のコンピュータ・プログラム製品。
JP2010510529A 2007-05-30 2008-05-30 通信ハンドオフのための方法および装置 Expired - Fee Related JP5226779B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US94096607P 2007-05-30 2007-05-30
US60/940,966 2007-05-30
US12/128,903 2008-05-29
US12/128,903 US7990925B2 (en) 2007-05-30 2008-05-29 Method and apparatus for communication handoff
PCT/US2008/065399 WO2009002656A2 (en) 2007-05-30 2008-05-30 Method and apparatus for communication handoff

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010529753A true JP2010529753A (ja) 2010-08-26
JP5226779B2 JP5226779B2 (ja) 2013-07-03

Family

ID=40186235

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010510529A Expired - Fee Related JP5226779B2 (ja) 2007-05-30 2008-05-30 通信ハンドオフのための方法および装置

Country Status (11)

Country Link
US (1) US7990925B2 (ja)
EP (1) EP2158744B1 (ja)
JP (1) JP5226779B2 (ja)
KR (1) KR101203594B1 (ja)
CN (1) CN101682631B (ja)
AT (1) ATE551860T1 (ja)
BR (1) BRPI0812030A2 (ja)
CA (1) CA2687047A1 (ja)
RU (1) RU2448436C2 (ja)
TW (1) TW200913743A (ja)
WO (1) WO2009002656A2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012532574A (ja) * 2009-07-06 2012-12-13 インテル・コーポレーション セルラー方式無線通信におけるハンドオーバーの改善
JP2019506801A (ja) * 2016-01-21 2019-03-07 ヴェニアム,インコーポレーテッド 例えば自律型車両のネットワークを含む、移動物体のネットワークにおいてモバイル・アクセス・ポイントのハンドオーバを管理およびトリガするシステムおよび方法

Families Citing this family (86)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8873585B2 (en) 2006-12-19 2014-10-28 Corning Optical Communications Wireless Ltd Distributed antenna system for MIMO technologies
WO2008103374A2 (en) 2007-02-19 2008-08-28 Mobile Access Networks Ltd. Method and system for improving uplink performance
US8059595B2 (en) * 2007-04-06 2011-11-15 Qualcomm Incorporated Handoff of data attachment point
US20100054746A1 (en) 2007-07-24 2010-03-04 Eric Raymond Logan Multi-port accumulator for radio-over-fiber (RoF) wireless picocellular systems
US8098597B2 (en) * 2007-08-24 2012-01-17 Samsung Electronics Co., Ltd. IAS-based configuration for UMB Femto devices
US8175459B2 (en) 2007-10-12 2012-05-08 Corning Cable Systems Llc Hybrid wireless/wired RoF transponder and hybrid RoF communication system using same
EP2203799A4 (en) 2007-10-22 2017-05-17 Mobileaccess Networks Ltd. Communication system using low bandwidth wires
KR101001358B1 (ko) * 2007-12-14 2010-12-15 삼성전자주식회사 액세스 게이트웨이를 이용한 모바일 단말의 최적 액세스네트워크 접속방법
US8175649B2 (en) 2008-06-20 2012-05-08 Corning Mobileaccess Ltd Method and system for real time control of an active antenna over a distributed antenna system
US8644844B2 (en) 2007-12-20 2014-02-04 Corning Mobileaccess Ltd. Extending outdoor location based services and applications into enclosed areas
AU2010210771B2 (en) 2009-02-03 2015-09-17 Corning Cable Systems Llc Optical fiber-based distributed antenna systems, components, and related methods for calibration thereof
AU2010210766A1 (en) 2009-02-03 2011-09-15 Corning Cable Systems Llc Optical fiber-based distributed antenna systems, components, and related methods for monitoring and configuring thereof
US9673904B2 (en) 2009-02-03 2017-06-06 Corning Optical Communications LLC Optical fiber-based distributed antenna systems, components, and related methods for calibration thereof
JP5649588B2 (ja) 2009-02-08 2015-01-07 コーニング モバイルアクセス エルティディ. イーサネット信号を搬送するケーブルを用いる通信システム
US8356325B2 (en) * 2009-02-10 2013-01-15 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) System and method for transferring a session across domains and subscriptions
JP5215900B2 (ja) * 2009-02-13 2013-06-19 株式会社日立製作所 移動無線通信システムおよびアクセスゲートウェイ
WO2011001594A1 (ja) * 2009-06-29 2011-01-06 パナソニック株式会社 リダイレクション方法、リダイレクションシステム、モバイルノード、ホームエージェント及び代理ノード
US9590733B2 (en) 2009-07-24 2017-03-07 Corning Optical Communications LLC Location tracking using fiber optic array cables and related systems and methods
US8548330B2 (en) 2009-07-31 2013-10-01 Corning Cable Systems Llc Sectorization in distributed antenna systems, and related components and methods
US8599768B2 (en) * 2009-08-24 2013-12-03 Intel Corporation Distributing group size indications to mobile stations
US8280259B2 (en) 2009-11-13 2012-10-02 Corning Cable Systems Llc Radio-over-fiber (RoF) system for protocol-independent wired and/or wireless communication
US8774153B1 (en) * 2010-01-21 2014-07-08 Sprint Communications Company L.P. Base station code processing assistance for a code division multiplex format
US8275265B2 (en) 2010-02-15 2012-09-25 Corning Cable Systems Llc Dynamic cell bonding (DCB) for radio-over-fiber (RoF)-based networks and communication systems and related methods
CN102845001B (zh) 2010-03-31 2016-07-06 康宁光缆***有限责任公司 基于光纤的分布式通信组件及***中的定位服务以及相关方法
US20110268446A1 (en) 2010-05-02 2011-11-03 Cune William P Providing digital data services in optical fiber-based distributed radio frequency (rf) communications systems, and related components and methods
US9525488B2 (en) 2010-05-02 2016-12-20 Corning Optical Communications LLC Digital data services and/or power distribution in optical fiber-based distributed communications systems providing digital data and radio frequency (RF) communications services, and related components and methods
US8570914B2 (en) 2010-08-09 2013-10-29 Corning Cable Systems Llc Apparatuses, systems, and methods for determining location of a mobile device(s) in a distributed antenna system(s)
CN103119865A (zh) 2010-08-16 2013-05-22 康宁光缆***有限责任公司 支持远程天线单元之间的数字数据信号传播的远程天线集群和相关***、组件和方法
GB2484125B (en) * 2010-09-30 2013-07-24 Samsung Electronics Co Ltd Improvements in handover between heterogeneous radio networks
US9252874B2 (en) 2010-10-13 2016-02-02 Ccs Technology, Inc Power management for remote antenna units in distributed antenna systems
US9160449B2 (en) 2010-10-13 2015-10-13 Ccs Technology, Inc. Local power management for remote antenna units in distributed antenna systems
CN103314556B (zh) 2010-11-24 2017-09-08 康宁光缆***有限责任公司 用于分布式天线***的能够带电连接和/或断开连接的配电模块及相关电力单元、组件与方法
US11296504B2 (en) 2010-11-24 2022-04-05 Corning Optical Communications LLC Power distribution module(s) capable of hot connection and/or disconnection for wireless communication systems, and related power units, components, and methods
EP2678972B1 (en) 2011-02-21 2018-09-05 Corning Optical Communications LLC Providing digital data services as electrical signals and radio-frequency (rf) communications over optical fiber in distributed communications systems, and related components and methods
WO2012148938A1 (en) 2011-04-29 2012-11-01 Corning Cable Systems Llc Determining propagation delay of communications in distributed antenna systems, and related components, systems and methods
EP2702780A4 (en) 2011-04-29 2014-11-12 Corning Cable Sys Llc SYSTEMS, METHODS AND DEVICES FOR INCREASING HIGH-FREQUENCY (HF) PERFORMANCE IN DISTRIBUTED ANTENNA SYSTEMS
EP2829152A2 (en) 2012-03-23 2015-01-28 Corning Optical Communications Wireless Ltd. Radio-frequency integrated circuit (rfic) chip(s) for providing distributed antenna system functionalities, and related components, systems, and methods
WO2013148986A1 (en) 2012-03-30 2013-10-03 Corning Cable Systems Llc Reducing location-dependent interference in distributed antenna systems operating in multiple-input, multiple-output (mimo) configuration, and related components, systems, and methods
US9781553B2 (en) 2012-04-24 2017-10-03 Corning Optical Communications LLC Location based services in a distributed communication system, and related components and methods
WO2013162988A1 (en) 2012-04-25 2013-10-31 Corning Cable Systems Llc Distributed antenna system architectures
WO2013181247A1 (en) 2012-05-29 2013-12-05 Corning Cable Systems Llc Ultrasound-based localization of client devices with inertial navigation supplement in distributed communication systems and related devices and methods
US9154222B2 (en) 2012-07-31 2015-10-06 Corning Optical Communications LLC Cooling system control in distributed antenna systems
EP2883416A1 (en) 2012-08-07 2015-06-17 Corning Optical Communications Wireless Ltd. Distribution of time-division multiplexed (tdm) management services in a distributed antenna system, and related components, systems, and methods
US9158477B2 (en) 2012-10-15 2015-10-13 International Business Machines Corporation Preventing access loss when device adapter affinity to a node changes
US9455784B2 (en) 2012-10-31 2016-09-27 Corning Optical Communications Wireless Ltd Deployable wireless infrastructures and methods of deploying wireless infrastructures
US10257056B2 (en) 2012-11-28 2019-04-09 Corning Optical Communications LLC Power management for distributed communication systems, and related components, systems, and methods
CN105308876B (zh) 2012-11-29 2018-06-22 康宁光电通信有限责任公司 分布式天线***中的远程单元天线结合
US9647758B2 (en) 2012-11-30 2017-05-09 Corning Optical Communications Wireless Ltd Cabling connectivity monitoring and verification
US9158864B2 (en) 2012-12-21 2015-10-13 Corning Optical Communications Wireless Ltd Systems, methods, and devices for documenting a location of installed equipment
US9497706B2 (en) 2013-02-20 2016-11-15 Corning Optical Communications Wireless Ltd Power management in distributed antenna systems (DASs), and related components, systems, and methods
WO2014185895A1 (en) * 2013-05-14 2014-11-20 Adaptive Spectrum And Signal Alignment,Inc. Dsl neighborhood diagnostics
US9515982B2 (en) * 2013-06-10 2016-12-06 Broadcom Corporation Method and apparatus for voice over LTE and data handling in a roaming environment
CN105452951B (zh) 2013-06-12 2018-10-19 康宁光电通信无线公司 电压控制式光学定向耦合器
EP3008828B1 (en) 2013-06-12 2017-08-09 Corning Optical Communications Wireless Ltd. Time-division duplexing (tdd) in distributed communications systems, including distributed antenna systems (dass)
US9247543B2 (en) 2013-07-23 2016-01-26 Corning Optical Communications Wireless Ltd Monitoring non-supported wireless spectrum within coverage areas of distributed antenna systems (DASs)
US9661781B2 (en) 2013-07-31 2017-05-23 Corning Optical Communications Wireless Ltd Remote units for distributed communication systems and related installation methods and apparatuses
EP3039814B1 (en) 2013-08-28 2018-02-21 Corning Optical Communications Wireless Ltd. Power management for distributed communication systems, and related components, systems, and methods
US9385810B2 (en) 2013-09-30 2016-07-05 Corning Optical Communications Wireless Ltd Connection mapping in distributed communication systems
EP3064032A1 (en) 2013-10-28 2016-09-07 Corning Optical Communications Wireless Ltd Unified optical fiber-based distributed antenna systems (dass) for supporting small cell communications deployment from multiple small cell service providers, and related devices and methods
WO2015079435A1 (en) 2013-11-26 2015-06-04 Corning Optical Communications Wireless Ltd. Selective activation of communications services on power-up of a remote unit(s) in a distributed antenna system (das) based on power consumption
US9178635B2 (en) 2014-01-03 2015-11-03 Corning Optical Communications Wireless Ltd Separation of communication signal sub-bands in distributed antenna systems (DASs) to reduce interference
US9775123B2 (en) 2014-03-28 2017-09-26 Corning Optical Communications Wireless Ltd. Individualized gain control of uplink paths in remote units in a distributed antenna system (DAS) based on individual remote unit contribution to combined uplink power
US9357551B2 (en) 2014-05-30 2016-05-31 Corning Optical Communications Wireless Ltd Systems and methods for simultaneous sampling of serial digital data streams from multiple analog-to-digital converters (ADCS), including in distributed antenna systems
US9509133B2 (en) 2014-06-27 2016-11-29 Corning Optical Communications Wireless Ltd Protection of distributed antenna systems
US9525472B2 (en) 2014-07-30 2016-12-20 Corning Incorporated Reducing location-dependent destructive interference in distributed antenna systems (DASS) operating in multiple-input, multiple-output (MIMO) configuration, and related components, systems, and methods
US9730228B2 (en) 2014-08-29 2017-08-08 Corning Optical Communications Wireless Ltd Individualized gain control of remote uplink band paths in a remote unit in a distributed antenna system (DAS), based on combined uplink power level in the remote unit
US9653861B2 (en) 2014-09-17 2017-05-16 Corning Optical Communications Wireless Ltd Interconnection of hardware components
US9602210B2 (en) 2014-09-24 2017-03-21 Corning Optical Communications Wireless Ltd Flexible head-end chassis supporting automatic identification and interconnection of radio interface modules and optical interface modules in an optical fiber-based distributed antenna system (DAS)
US10659163B2 (en) 2014-09-25 2020-05-19 Corning Optical Communications LLC Supporting analog remote antenna units (RAUs) in digital distributed antenna systems (DASs) using analog RAU digital adaptors
US9420542B2 (en) 2014-09-25 2016-08-16 Corning Optical Communications Wireless Ltd System-wide uplink band gain control in a distributed antenna system (DAS), based on per band gain control of remote uplink paths in remote units
US9184960B1 (en) 2014-09-25 2015-11-10 Corning Optical Communications Wireless Ltd Frequency shifting a communications signal(s) in a multi-frequency distributed antenna system (DAS) to avoid or reduce frequency interference
WO2016071902A1 (en) 2014-11-03 2016-05-12 Corning Optical Communications Wireless Ltd. Multi-band monopole planar antennas configured to facilitate improved radio frequency (rf) isolation in multiple-input multiple-output (mimo) antenna arrangement
CN105874765B (zh) * 2014-11-04 2019-05-21 华为技术有限公司 一种移动性管理的方法、装置及***
WO2016075696A1 (en) 2014-11-13 2016-05-19 Corning Optical Communications Wireless Ltd. Analog distributed antenna systems (dass) supporting distribution of digital communications signals interfaced from a digital signal source and analog radio frequency (rf) communications signals
US9729267B2 (en) 2014-12-11 2017-08-08 Corning Optical Communications Wireless Ltd Multiplexing two separate optical links with the same wavelength using asymmetric combining and splitting
WO2016098111A1 (en) 2014-12-18 2016-06-23 Corning Optical Communications Wireless Ltd. Digital- analog interface modules (da!ms) for flexibly.distributing digital and/or analog communications signals in wide-area analog distributed antenna systems (dass)
WO2016098109A1 (en) 2014-12-18 2016-06-23 Corning Optical Communications Wireless Ltd. Digital interface modules (dims) for flexibly distributing digital and/or analog communications signals in wide-area analog distributed antenna systems (dass)
US20160249365A1 (en) 2015-02-19 2016-08-25 Corning Optical Communications Wireless Ltd. Offsetting unwanted downlink interference signals in an uplink path in a distributed antenna system (das)
US9785175B2 (en) 2015-03-27 2017-10-10 Corning Optical Communications Wireless, Ltd. Combining power from electrically isolated power paths for powering remote units in a distributed antenna system(s) (DASs)
US9681313B2 (en) 2015-04-15 2017-06-13 Corning Optical Communications Wireless Ltd Optimizing remote antenna unit performance using an alternative data channel
US9948349B2 (en) 2015-07-17 2018-04-17 Corning Optical Communications Wireless Ltd IOT automation and data collection system
US10560214B2 (en) 2015-09-28 2020-02-11 Corning Optical Communications LLC Downlink and uplink communication path switching in a time-division duplex (TDD) distributed antenna system (DAS)
CN108476418B (zh) * 2015-12-23 2022-03-11 德国电信股份有限公司 用于操作通信网络的设备和方法
US9648580B1 (en) 2016-03-23 2017-05-09 Corning Optical Communications Wireless Ltd Identifying remote units in a wireless distribution system (WDS) based on assigned unique temporal delay patterns
US10236924B2 (en) 2016-03-31 2019-03-19 Corning Optical Communications Wireless Ltd Reducing out-of-channel noise in a wireless distribution system (WDS)
JP2020010073A (ja) * 2016-11-07 2020-01-16 シャープ株式会社 端末装置、コアネットワーク装置、通信システム、及び通信制御方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004107702A1 (en) * 2003-06-03 2004-12-09 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Ip mobility
WO2005119990A2 (en) * 2004-06-01 2005-12-15 Qualcomm Incorporated Connected-state radio session transfer in wireless communication systems
WO2007011137A1 (en) * 2005-07-15 2007-01-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for performing handover between core network entities in a packet-switched network

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040125795A1 (en) * 2000-02-18 2004-07-01 Corson Mathew S Telecommunications routing
JP4053227B2 (ja) 2000-10-18 2008-02-27 三菱電機株式会社 ハンドオフ方法およびエージェント装置
US7079511B2 (en) * 2000-12-06 2006-07-18 Qualcomm, Incorporated Method and apparatus for handoff of a wireless packet data services connection
US6768726B2 (en) * 2002-08-06 2004-07-27 Motorola, Inc. Method and apparatus for effecting a seamless handoff between IP connections
CN1324924C (zh) * 2004-05-17 2007-07-04 北京航空航天大学 移动ip中移动节点实现切换的方法
US7961683B2 (en) * 2004-09-30 2011-06-14 Alcatel-Lucent Usa Inc. Active session mobility solution for point-to-point protocol
US8059527B2 (en) * 2005-02-19 2011-11-15 Cisco Technology, Inc. Techniques for oversubscribing edge nodes for virtual private networks

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004107702A1 (en) * 2003-06-03 2004-12-09 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Ip mobility
WO2005119990A2 (en) * 2004-06-01 2005-12-15 Qualcomm Incorporated Connected-state radio session transfer in wireless communication systems
JP2008502217A (ja) * 2004-06-01 2008-01-24 クゥアルコム・インコーポレイテッド 無線通信システムにおける接続状態の無線セッションの転送
WO2007011137A1 (en) * 2005-07-15 2007-01-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for performing handover between core network entities in a packet-switched network
JP2009500980A (ja) * 2005-07-15 2009-01-08 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド パケット交換基盤のネットワークにおけるコアネットワーク個体間ハンドオーバを遂行する方法及び装置

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6012028658; 'Radio Link Layer for Ultra Mobile Broadband (UMB) Air Interface Specification' 3GPP2 C.S0084-003-0 Version 1.0 , 200704 *

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012532574A (ja) * 2009-07-06 2012-12-13 インテル・コーポレーション セルラー方式無線通信におけるハンドオーバーの改善
JP2019506801A (ja) * 2016-01-21 2019-03-07 ヴェニアム,インコーポレーテッド 例えば自律型車両のネットワークを含む、移動物体のネットワークにおいてモバイル・アクセス・ポイントのハンドオーバを管理およびトリガするシステムおよび方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP2158744A2 (en) 2010-03-03
US7990925B2 (en) 2011-08-02
KR101203594B1 (ko) 2012-11-21
TW200913743A (en) 2009-03-16
CN101682631A (zh) 2010-03-24
RU2009148764A (ru) 2011-07-27
RU2448436C2 (ru) 2012-04-20
CA2687047A1 (en) 2008-12-31
EP2158744B1 (en) 2012-03-28
WO2009002656A3 (en) 2009-07-09
ATE551860T1 (de) 2012-04-15
CN101682631B (zh) 2013-05-22
BRPI0812030A2 (pt) 2014-11-18
KR20100024448A (ko) 2010-03-05
JP5226779B2 (ja) 2013-07-03
WO2009002656A2 (en) 2008-12-31
US20090046767A1 (en) 2009-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5226779B2 (ja) 通信ハンドオフのための方法および装置
US7440757B2 (en) Handover method in a wireless communication system
EP1929815B1 (en) Means and methods for improving the handover characteristics of integrated radio access networks
JP5706471B2 (ja) マルチアクセス環境におけるシステム間ハンドオフ
JP5227960B2 (ja) プロキシ・モバイルip向けパケット転送
TWI430634B (zh) 技術多樣化存取網路間實施媒體獨立交接之無線通信方法及系統
US7154868B1 (en) Smooth handoff via state exchange in wireless networks
US20050130659A1 (en) Method for optimizing handover between communication networks
US20110292914A1 (en) Internetworking of cellular radio networks and wireless data networks
US20090135783A1 (en) FMIPv6 Intergration with Wimax
US8363616B2 (en) Method and apparatus for channel optimization during point-to-point protocol (PPP) session requests
US6823461B2 (en) Method and system for securely transferring context updates towards a mobile node in a wireless network
EP1142413A1 (en) Method and system for intersystem soft handoff
US8400980B2 (en) Fast handover system and method thereof
CA2396838C (en) Method and apparatus for channel optimization during point-to-point protocol (ppp) session requests
US20100118774A1 (en) Method for changing radio channels, composed network and access router
KR101373354B1 (ko) 프락시 모바일 아이피 및 모바일 아이피 정보 전달 방법을이용하는 이동 통신 시스템의 이동성 관리 방법 및 시스템
KR101372735B1 (ko) 네트워크 기반 이동성 관리 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120605

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121009

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130314

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5226779

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160322

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees