JP2010529495A - モニタ上でパララックスバリアスクリーンを位置合わせする方法 - Google Patents

モニタ上でパララックスバリアスクリーンを位置合わせする方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、空間表示するモニタを製造するために、行(i)と列(j)からなるラスタにおいて画素x(i、j)を有するモニタ上にパララックスバリアスクリーンを位置合わせする方法に関する。本方法において、特に、k=1、・・・、nで、n=6またはn=7である種々の視点A(k)からなるテストパターンが呈示され、このテストパターンは、互いに異なった2つの延在方向を有する少なくとも2つの第1ストレートラインを有し、当該ラインが、それぞれn=6またはn=7の視点A(k)において異なった水平位置に配置されており、また、このテストパターンは、第1ラインの1つに対してそれぞれ平行に位置合わせされた少なくとも2つの第2ストレートラインを備え、当該ラインが、それぞれn=6またはn=7の視点A(k)においてそれぞれ少なくとも同じ水平位置に配置されている。本発明に係る方法は、迅速かつ高精度で実施することができ、したがって、空間標示するモニタを製造するための産業上の利用に適している。

Description

発明の詳細な説明
本発明は、モニタ上でパララックスバリアスクリーンを位置合わせする方法に関する。
パララックスバリアスクリーンの専門分野には、かなり前から種々のアプローチが存在する。この分野でのパイオニアは、Frederic Ivesであり、彼は、刊行物GB190418672Aにおいて3D表示のための「ラインスクリーン」を用いたシステムを紹介した。さらに、Sam H.Kaplanによる刊行物「パララックスバリアの理論」SMPTEジャーナル Vol.59、No7、11〜21ページ、1952年7月、には3D表示のためにバリアスクリーンを使用する基本的知見が示されている。
しかし、長年にわたってオートステレオスコピックシステムが広く普及することはなかった。20世紀の80年代になって、ようやく利用可能になった計算能力と新種のディスプレイテクノロジーとがそろったことで3Dシステムの一種のルネッサンスが始まった。90年代には、メガネを必要としない3Dビジュアライゼーションに関する特許出願および公開が相次いだ。なかでも、以下の発明者もしくは提供者が優れた成果をあげた:
JP08331605AAにて、Masutani Takeshiらは、透明なバリア要素が、ある意味でカラーサブピクセル(R、GまたはB)の規格外れである階段状バリアであることを記載する。この技術により、大抵のオートステレオスコピックシステムにおいて、同時に複数の視点(少なくとも2つ、好ましくは3つ以上の視点)を表示することによって生じる、水平方向の解像度の損失を部分的に垂直方向に置き換えることもできるようになった。ここでの不利な点は、すべてのバリア方式と同様に光の損失が大きいことである。さらに、観察者が左右に動いた場合にステレオコントラストが略100%から略50%に、そして再び100%に変化するが、このことは、観察空間における3D映像の質を不安定にする。
Armin Grasnickらは、DE10003326C2をもって、3Dの印象を生成する2D構造の選択的波長フィルタアレイに関してバリア技術をさらなる発展へと導いた。しかしここでも不利なのは、このような3Dシステムの輝度が2Dディスプレイと比べて著しく低いことである。
最後に、Wolfgang Tzschoppeらは、輝度を改善したバリア技術に関するWO2004/077839A1を出願した。ここではJP08331605AAおよびDE10003326C2の階段状バリアのアプローチに基づいて、示される視点の数がnである場合にて、不透明なバリアフィルタ要素に対する透明なバリアフィルタ要素について1/nよりも大きい特殊なデューティー比が紹介された。しかしこの刊行物で開示された実施形態および教示は、通常、不快なモアレ効果および/または著しく制限された奥行きに関する感覚をもたらす。なぜなら、ステレオコントラストが、例えばJP08331605AAの教示と比較して著しく低減されるからである。
US2006/0051109A1(Limら)には、3D画像生成装置(例えば、レンズやバリアスクリーン)をモニタの前方で位置合わせし、位置合わせが正確なら接着剤を硬化させるという3Dディスプレイの製造に関して記載されている。ここでは、オペレータまたはカメラが観察するブラックストライプが特徴として示される。この場合の不利な点は、特に、ブラックストライプまたはブラックエリアだけに依拠した位置合わせでは、必要とされる正確さが必ずしも達成されないことである。これに対して、フルホワイトエリアとフルブラックエリアそれぞれの異なった画像コンテンツを有する少なくとも1つの左画像と1つの右画像とを位置合わせテストパターンとしてその都度利用することを提案する別の方法は、2つの分離した部分画像、すなわち左画像と右画像との評価を必要とする。
DE10252830B3(Maly−Motta)には、電気光学センサによって自動的にキャリブレーションされる平面ディスプレイ用オートステレオスコピックアダプタについて記載されている。ただし、ここで使用されるテストパターンについてはなんら言及されていないため、最終的なキャリブレーションの品質についてはなんとも言えない。
本発明は、空間表示するモニタを可能な限り簡単な手段で製作して十分に正確な位置合わせを短時間で実現する、モニタ上でパララックスバリアスクリーンを位置合わせする可能性を提供するという課題に基づく。
本発明によると、上記課題は、
k=1、・・・、nで、n=6またはn=7である種々の視点A(k)からなるテストパターンを、行(i)と列(j)とを有する画素x(i、j)上に呈示するステップであって、前記テストパターンは、互いに異なった2つの延在方向を有し、当該ラインが、それぞれn=6またはn=7の視点A(k)において異なった水平位置に配置された少なくとも2つの第1ストレートラインを備えており、また、前記テストパターンが、前記第1ラインの1つに対してそれぞれ平行に位置合わせされ、それぞれn=6またはn=7の視点A(k)においてそれぞれ少なくとも同じ水平位置に配置された少なくとも2つの第2ストレートラインを備えている、テストパターンを呈示するステップと、
通常、2次元カメラにより所定の距離から前記パララックスバリアスクリーンを通して前記呈示されたテストパターンを観察するステップと、
前記カメラで撮影された前記呈示されるテストパターンの写像において、各第1ラインが、対応配置された少なくとも1つの第2ラインにそれぞれシームレスに移行するように、また、前記写像においてすべての第1および第2ラインが直線で途切れることなく示されるように、前記モニタの前方で前記パララックスバリアスクリーンを位置合わせするステップと、
を包含し、
これにより、前記モニタに対する前記パララックスバリアの回転相対位置に関する画素x(i、j)のモニタに対する前記パララックスバリアの位置合わせが、多くとも3弧分の公差で正確に定義され、且つ
これにより、前記モニタに対する前記パララックスバリアスクリーンの水平および/または垂直相対位置に関する画素x(i、j)のモニタに対する前記パララックスバリアスクリーンの位置合わせが画素x(i、j)の多くとも幅および/または高さの公差で正確に定義される、空間表示するモニタを製造するために、行(i)と列(j)からなるラスタにおいて画素x(i、j)を有するモニタ上にパララックスバリアスクリーンを位置合わせする方法によって解決される。
上述のパララックスバリアスクリーンの水平および/または垂直方向の相対位置に関する位置合わせは、詳細に指定された公差で、通常、画素x(i、j)の幅もしくは高さの略整数倍である反復周期内にのみ達成されることは言うまでもなく、この場合、それぞれの整数倍は、テストパターンにある視点の水平もしくは垂直方向の周期性によって決定される。
また、特に2つよりも多い場合は、すべての第1ラインが1組ずつ分離された方向に延在する必要はない。第1ラインのグループ全体が少なくとも2つの方向に延在していればそれで十分である。第2ラインを第1ラインに対して平行に配置することにより、第2ラインについても同じことが言える。
位置合わせのステップは、基本的に、オペレータの手によって、または、ロボットで自動的に行うか、場合によっては、オペレータとロボットを組み合わせて行うこともできる。
インデクックスiは、画素x(i、j)からなるラスタの行を表し、インデックスjは列を表す。
テストパターンにおける視点の数が6または7であると、テストパターンを効率的に設置できる一方で、正確な位置合わせを達成するために十分に良好なテスト効果が得られる。
パララックスバリアスクリーンのパラメータは、冒頭で述べたKaplan論文から公知の2つの数式(1)および数式(2)を用いて簡単に算出することができる。これにより、画素x(i、j)からなるラスタとパララックスバリアスクリーンとの間の距離sと、例えば65mmに設定された人間の平均的眼間距離と、観察距離と、バリアの透明部分の(水平)周期長と、当該透明部分の線幅との必要なすべての関係が求められる。さらに、冒頭で述べた刊行物のいくつかにも、当業者に周知であるパララックスバリアスクリーンの別の実施形態が記載されている。
本発明に係る方法では、有利にも、それぞれ互いに垂直である第1ラインと第2ラインのちょうど2つの延在方向がある。さらに、一般性を制限すること、第1ラインの第1延在方向が画素x(i、j)の行(i)の方向に、そして、第1ラインの第2延在方向が画素x(i、j)の列(j)の方向に配置されるならば有利である。実際には、テストパターンにおいて少なくとも1つの水平第1ラインと少なくとも5つの垂直ラインを利用するとよいことが分かっている。
さらに、n=6またはn=7の視点A(k)の少なくとも1つにおいて、各第1ラインがそれぞれちょうど1つの第2ラインにシームレスに移行するようにテストパターンを構成することが有用である。
さらに、n=6またはn=7の視点A(k)の少なくとも1つにおいて十字形部分が形成されるように配置された4つの直角が含まれるとよい。そうすることでパララックスバリアスクリーンをモニタ前方で位置合わせするステップの後に、提供されたテストパターンをカメラで撮影した写像において、第1延在方向の少なくとも1つの第1ラインと第2延在方向の少なくとも1つの別の第1ラインが4つの直角で形成された十字形部分の内側に位置するが、この場合、これらのラインのそれぞれと2つの最隣接直角との距離は実質的に等しい。この実施形態により、位置合わせの正確さがさらに向上する。
しかし、多くの場合、必ずしもいつもそうとは限らないが、カメラを位置合わせしてから撮影された呈示されるテストパターンの写像は、n=6またはn=7の視点A(k)のうちのちょうど1視点の画素を少なくとも40%含む。
それぞれすべての第1およびそれぞれすべての第2ラインは、好ましくは、同じ色を有し、第1ラインの色および第2ラインの色が異なることが好ましい。
本発明に係る方法を産業上の利用のためにさらに有利に具現化するために、少なくとも1つの、好ましくはn=6またはn=7の視点A(k)のすべてにおいて、英数字記号、好ましくは、モデルナンバーもしくはシリアルナンバーおよび/または識別タグ/識別オブジェクトが含まれる。これにより、例えば、イメージにモデルナンバーを見ることができ、オペレータもしくはロボットがこのモデルナンバーと作業中のモニタとを常時比較して決まったモニタモデル対して適切なテストパターンを用いることが確保される。さらに、パララックスバリアスクリーンの位置合わせの後に、カメラで撮影された呈示されるテストパターンの写像を格納するさらなるステップが実行され、好ましくは、例えば、前記写像に関して格納される画像データを前記モニタのシリアルナンバーの形態で指定することにより、物理モニタおよび/または当該モニタ上に位置合わせされたパララックスバリアスクリーンへの一意的割当てが行われる。こうして、決まったモニタにパララックスバリアスクリーンを装着または位置合わせすることにより、手はずどおりに3D状態に移行されていることを後から確実に証明できる。
さらに、画素x(i、j)は、カラーサブピクセル(R、GまたはB)あるいはカラーサブピクセルのクラスタ(例えば、RG、GB、またはRGBR等)あるいはフルカラーピクセルにそれぞれ対応し、この場合、フルカラーピクセルとは、RGBカラーサブピクセルからなる白色混合産物、すなわちRGBトリプレット、ならびに、映像生成技術にもよるが、例えば、投影モニタにおいて普及しているような、実際のフルカラーピクセルのことである。
基本的に、モニタ前方に所定距離sをあけて位置合わせしてから、モニタに持続的に装着するとよい。これは、永続的な改造である。
しかしこれに対して、パララックスバリアスクリーンが位置合わせステップ後にモニタに装着されるのではなく、別のステップで、本発明に係る方法を後の時点で繰り返さなくてすむように、位置合わせしたパララックスバリアスクリーンのモニタへの装着を後から行えるようにする標示をパララックスバリアスクリーンおよび/またはモニタ上に設けることも可能である。
モニタは、好ましくは、カラーLCDモニタ、プラズマディスプレイ、投影スクリーン、LEDベースのモニタ、OLEDベースのモニタ、SEDモニタ、またはVFDモニタであり得る。
パララックスバリアスクリーンは、垂直線に対して角度a傾斜した透明部分および半透明部分を含む。この部分はガラス基板からなり、その裏面にはバリア構造が設けられている。
このバリア構造は、露光および現像された写真用フィルムであることが可能で、当該フィルムが前記ガラス基板の裏面に積層され、この場合、写真用フィルムの乳剤層がガラス基板に対面しないことが好ましい。
これに代えて、バリア構造の不透明領域は、ガラス基板に印刷されたインクによってなることも可能である。透明領域は、単に対応する領域にインクを置かないことで作製できる。
さらなる製造方法は、従来技術から公知であるので説明は省略する。
本発明に係る方法では、画素x(i、j)からなるラスタ上に呈示されるテストパターンにおける種々の視点A(k)の映像部分情報の配置は、有利にも、二次元周期パターンで行われ、この場合、周期長は、水平方向および垂直方向にそれぞれ32以下の画素x(i、j)を含むことが好ましい。それぞれ上限で32の画素x(i、j)の例外も許容される。
通常、上述の二次元周期パターンの上述の水平周期長と垂直周期長が対辺および隣辺としてなす角度は、実質的に、パララックスバリアスクリーン上の透明部分の垂直線に対する傾斜角に対応する。
パララックスバリアスクリーンは、有利にも、反射光を低減する手段、好ましくは、少なくとも1つの干渉光反射防止層を含む。
位置合わせしたパララックスバリアを有するモニタ上に後から3D表示する場合、種々の他の3D表示方法でもそうであるように、視点A(k)は、シーンまたはオブジェクトの種々の透視投影にそれぞれ対応する。
以下において、本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。図面において、
本発明による方法を適用する模式的構造を示す。 本発明に係る方法において使用するパララックスバリアスクリーンの例示的バリア構造である。 テストパターンにおける種々の視点の映像部分情報の例示的な映像組合せを示す。 呈示されるテストパターンに映像部分情報が示される個々の視点A(k)の視認例である。 寸法指定したパララックスバリアスクリーンの模式図を示す。
全図面が縮尺どおりでない。このことは、特に、角度に該当する。
図1は、本発明に係る方法を実現するための模式的構造を示す。ここには、パララックスバリアスクリーン2が、行(i)および列(j)からなるラスタの形での画素x(i、j)を有するモニタ1上に位置合わせされ、これにより、空間表示するモニタができる。さらに(一般に、2次元の)カメラ3が示され、その出力信号が、例えば、フレームグラバカードによりPC4に取り込まれ、このPCが信号を変換してコントロールモニタ5に表示する。
本発明によると、
k=1、・・・、nで、n=6である種々の視点A(k)からなるテストパターンを、行(i)と列(j)とを有する画素x(i、j)上に呈示するステップであって、前記テストパターンは、互いに異なった2つの延在方向を有し、当該ラインが、それぞれn=6またはn=7の視点A(k)において異なった水平位置に配置された少なくとも2つの第1ストレートラインを備えており、また、前記テストパターンが、前記第1ラインの1つに対してそれぞれ平行に位置合わせされ、それぞれn=6またはn=7の視点A(k)においてそれぞれ少なくとも同じ水平位置に配置された少なくとも2つの第2ストレートラインを備えている、テストパターンを呈示するステップと、
2次元カメラ3により所定の距離から前記パララックスバリアスクリーン2を通して前記呈示されたテストパターンを観察するステップと、
前記カメラ3で撮影された前記呈示されるテストパターンの写像において、各第1ラインが、対応配置された少なくとも1つの第2ラインにそれぞれシームレスに移行するように、また、前記写像においてすべての第1および第2ラインが直線で途切れることなく示されるように、前記モニタ1の前方で前記パララックスバリアスクリーン2を位置合わせするステップとが実施され、
これにより、前記モニタ1に対する前記パララックスバリア2の回転相対位置に関する画素x(i、j)のモニタ1に対する前記パララックスバリア2の位置合わせが、多くとも3弧分の公差で正確に定義され、且つ
これにより、前記モニタ1に対する前記パララックスバリアスクリーン2の水平および/または垂直相対位置に関する画素x(i、j)のモニタ1に対する前記パララックスバリアスクリーン2の位置合わせが画素x(i、j)の多くとも幅および/または高さの公差で正確に定義される。
位置合わせステップは、例えば、オペレータの手によって行われる。
カメラ3は、好ましくは、パララックスバリアスクリーン2の前方に、モニタ1の前方の選択された3D観察距離に対応する距離をあけて配置される。この距離は、通常、当業者に公知のように、モニタ1とパララックスバリアスクリーン2との間の距離sにより、例えば、冒頭で述べたカプラン論文で列挙されたパラメータと関係付けて決定される。好ましくは、カメラ3は、モニタ1の面の中点の前方に光学的に垂直に位置決めされる。
図2では、本発明に係る方法において使用するパララックスバリアスクリーン2の例示的バリア構造が示される。このパララックスバリアスクリーン2は、垂直線に対して角度a傾斜させた透明部分と不透明部分とを含む。これは、ガラス基板からなり、その裏面にバリア構造が設けられている。例えばガラス製ではない(例えばプラスチック)基板の実施形態も可能である。例えば、ガラス製ではない他の実施形態も可能である。
バリア構造は、ここでは例えば、露光および現像された写真用フィルムであり、当該フィルムが前記ガラス基板の裏面に積層され、この場合、写真用フィルムの乳剤層がガラス基板に対面しないことが好ましい。
さらに、図3は、テストパターンにおける種々の視点の映像部分情報の例示的な映像組合せを示し、これが画素x(i、j)上に示される。本発明に係る方法では、画素x(i、j)からなるラスタ上に呈示されるテストパターンにおける種々の視点A(k)の映像部分情報の配列は、有利にも二次元周期パターンで行われる。
通常、上述の二次元周期パターンの上述の水平周期長と垂直周期長が対辺および隣辺としてなす角度は、実質的に、パララックスバリアスクリーン2上の透明部分の垂直線に対する傾斜角に対応する。パララックスバリアスクリーン2は、有利にも、反射光を低減する手段、好ましくは、少なくとも1つの干渉光反射防止層を含む。
さらに、呈示されるテストパターンにおける映像部分情報が示されるk=1、k=3およびk=5の個々の視点A(k)の視認例を図4から図6に示す。
ここでは、互いに異なる2つの延在方向を有する少なくとも2つの第1直線6a6bが見て取れる。これらのラインは、水平位置が異なったn=6の視点A(k)にそれぞれ配置されている。さらに、テストパターンが第1ライン6a、6bの1つに対してそれぞれ平行に位置合わせされ、且つ、それぞれ少なくとも同じ水平位置のn=6の視点A(k)にそれぞれ配置されている。
この場合、図4〜6からわかるように、第1ライン6aおよび6bは、それぞれ互いに垂直に配置されている。さらに、一般性を制限することなく、第1ライン6bを画素x(i、j)の行(i)の方向に、そして第1ライン6aを画素x(i、j)の列(j)の方向に配置すると有利である。実際には、テストパターンにおいて少なくとも1つの第1ライン6bと少なくとも5つの第1ライン6aを用いることが有効であること実証されている。さらに、n=6の視点A(k)の少なくとも1つが各第1ライン6a、6bをそれぞれ正確に1つまたは最大2つのライン7a、7bにシームレスに移行するようにテストパターンを具現化することが有意義であり、ここでは図5に対応する。
パララックスバリアスクリーン2がモニタ1の前方で正確に位置合わせされるようにするために、カメラ3で撮影された呈示されるテストパターンのイメージは、ほぼ図5の視点k=3のように見える。モニタ1に対するパララックスバリアスクリーン2の回転相対位置に関する位置合わせが正確でない場合、特に、第1ライン6a、6bが直線でなく、むしろ、途切れた外観を示すか、または縁部がジグザグになる。このことは、さらに回転させて上述の相対位置を変更することによって位置合わせを続行することのサインであるといえよう。
モニタ1に対するパララックスバリアスクリーン2の水平および/または垂直相対位置の位置合わせが正確でないと、すべての第1ライン6a、6bは対応する第2ライン7a、7bにシームレスに移行することはない。このことは、最終的に正確な位置に到達するために、パララックスバリアスクリーン2をモニタ1の前方で水平および/または垂直に動かすことのサインといえよう。
さらに、図4〜図6からわかるように、n=6の視点A(k)のすべてにおいて、十字形部分をなすように構成された4つの直角8.1、8.2、8.3および8.4が含まれている。モニタ1の前方でパララックスバリアスクリーン2を位置合わせするステップの後に少なくとも2つの第1ライン6a、6bが、カメラ3で撮影された呈示されるテストパターンのイメージにおいて形成された十字形部分の範囲内にあり、この場合、すべての第1ライン6a、6bそれぞれと2つの最隣接直角それぞれとの距離(例えば、直角8.1と直角8.2もしくは直角8.4)は、実質的に等しい。この実施形態により、モニタ1前方でのパララックスバリアスクリーン2の位置決めの正確さがさらに向上する。
それぞれすべての第1ラインおよびそれぞれすべての第2ライン6a、6b、7a、7bは、好ましくは、同じ色を有し、この場合、第1ライン6a、6bの色と、第2ライン7a、7bの色とは異なることが好ましい。図面の図4〜図6では、色の違いが異なったパターンで表わされる。
本発明に係る方法を産業上の利用のためにさらに有利に具現化するために、少なくとも1つの、好ましくはn=6の視点A(k)のすべてにおいて、英数字記号、好ましくは、モデルナンバーもしくはシリアルナンバーおよび/または識別タグ/識別オブジェクトが含まれる。これにより、例えば、決まったモニタモデルに適切なテストパターンが用いられる。図4〜図6では、例えば、「17’’3D」と記されていることがわかる。
パララックスバリアスクリーン2の位置合わせの後に、さらにカメラ3で撮影された呈示されるテストパターンのイメージを格納するさらなるステップを実行することができ、この場合、例えば、上述のイメージの格納される画像データをモニタ1のシリアルナンバーの形態で指定することによって、物理モニタ1および/またはこれに位置合わせされたパララックスバリアスクリーン2に対する一意的割り当てが行われることが好ましい。
この実施例では、パララックスバリアスクリーン2は、先に定義した距離sを保つためのスペーサを用いてモニタ1に持続的に装着され、例えば、貼着または螺着される。
モニタ1は、好ましくはカラーLCDモニタであり得る。
位置合わせしたパララックスバリアスクリーン2を有するモニタ1上に後から3D表示する場合、種々の他の3D表示方法でもそうであるように、視点A(k)は、シーンまたはオブジェクトの種々の透視投影にそれぞれ対応する。
本発明に係る方法の可能な実現をさらに説明するために、次にさらなる例示的詳細およびパラメータを挙げる。
モニタ1として考えられるのは、第1実施形態では、行i=1、・・・、768および列j=1、・・・、1360*3=4080の解像度を有するラスタ(i、j)における画素x(i、j)としてカラーサブピクセルR、G、Bを備え、画素x(i、j)上に、k=1、・・・nおよびn=6である種々の視点A(k)の映像部分情報、すなわち、先に述べた特性を有する対応するテストパターンも可視化することができる対角サイズ略40インチのNECの型式LCD4010のLCDモニタを用いる。カラーサブピクセル(R、G、B)は、例で知られるように、高さがそれぞれ略0.648mmおよびその幅が略0.216mmである画素x(i、j)に対応する。
図7の寸法指定によると、パララックスバリアスクリーン2の透明部分の垂直線に対する傾斜角はa=23.96248897°である。画素x(i、j)を有するラスタの水平方向の前記部分の幅eは、0.4305692mmであり、その高さlが0.968781mmである。透明部分の水平周期zeは、1.7222768mmであり、垂直周期zlが3.875124mmである。
さらなる実施形態では、映像表示装置として、40インチのLCDモニタに代えてNECの型式LCD3210の32インチLCDモニタを用いる。ここでも、カラーサブピクセル(R、G、B)が画素x(i、j)として用いられる。この場合も同様に、行i=1、・・・、768と列j=1、・・・、1360*3=4080の解像度が提供され、この場合、画素x(i、j)の高さは略0.511mmであり、幅が略0.17033mmであり、図3によるテストパターンにおける種々の視点A(k)の映像部分情報が配置されており、パララックスバリアスクリーン2の透明部分の垂直線に対する傾斜角aが23.96248897°であり、画素x(i、j)を有するラスタの水平方向の前記部分の幅eは、それぞれ0.339776mmであり、その高さlが0.764496mmである。
透明部分の水平周期zeは、1.359104mmであり、垂直周期zlが3.057984mmである(図7と比較)。
さらには、NECのLCD3210モニタおよびNECのLCD4010モニタは、水平線において元から1366*3画素を具有しているが、ピクセルを正確に制御するために、通常、1360*3=4080だけの水平画素、すなわち、カラーサブピクセルR、G、Bを用いるとよい。
さらなる実施例では、BenQの型式FP72Eの17インチLCDモニタを用いる。ここでも、カラーサブピクセル(R、G、B)が画素x(i、j)として用いられる。この場合も同様に、行i=1、・・・、1024と列j=1、・・・、1280*3=3840の解像度が提供され、この場合、画素x(i、j)の高さは略0.264mmであり、幅が略0.088mmであり、図3による種々の視点A(k)の映像部分情報が配置されており、パララックスバリアスクリーン2の透明部分の垂直線に対する傾斜角aが23.96248897°であり、画素x(i、j)を有するラスタの水平方向の前記部分の幅eは、それぞれ0.175762mmであり、その高さlが0.3954645mmである。
透明部分の水平周期zeは、0.703048mmであり、垂直周期zlが1.581858mmである(図7と比較)。
本発明の利点は多面的である。特に、本発明に係る方法により、立体表示するモニタを製造するためのモニタ上でのパララックスバリアスクリーンの位置合わせが比較的短時間で高精度に行うことが可能になる。さらに、種々の大型モニタに対応するテストパターンを用いることができ、その限りでは非常にフレキシブルである。さらに、上述の位置合わせは、手動、自動、または半自動で実行できる。
本発明は、市販の手段を用いて簡単に実現することができる。

Claims (21)

  1. 空間表示するモニタを製造するために、行(i)と列(j)からなるラスタにおいて画素x(i、j)を有するモニタ(1)上にパララックスバリアスクリーン(2)を位置合わせする方法であって、
    k=1、・・・、nで、n=6またはn=7である種々の視点A(k)からなるテストパターンを、行(i)と列(j)とを有する前記画素x(i、j)上に呈示するステップであって、前記テストパターンは、互いに異なった2つの延在方向を有し、当該ライン(6a、6b)が、それぞれ前記n=6またはn=7の視点A(k)において異なった水平位置に配置された少なくとも2つの第1ストレートライン(6a、6b)を備えており、また、前記テストパターンが、前記第1ライン(6a、6b)の1つに対してそれぞれ平行に位置合わせされ、それぞれ前記n=6またはn=7の視点A(k)においてそれぞれ少なくとも前記同じ水平位置に配置された少なくとも2つの第2ストレートライン(7a、7b)を備えている、テストパターンを呈示するステップと、
    2次元カメラ(3)により所定の距離から前記パララックスバリアスクリーン(2)を通して前記呈示されたテストパターンを観察するステップと、
    前記カメラ(3)で撮影され前記呈示されたテストパターンの写像において、各第1ライン(6a、6b)が、対応配置された少なくとも1つの第2ライン(7a、7b)にそれぞれシームレスに移行するように、また、前記写像においてすべての第1および第2ライン(6a、6b、7a、7b)が直線で途切れることなく示されるように、前記モニタ(1)の前方で前記パララックスバリアスクリーン(2)を位置合わせするステップと、
    を包含し、
    これにより、前記モニタ(1)に対する前記パララックスバリアスクリーン(2)の回転相対位置に関する画素x(i、j)の前記モニタ(1)に対する前記パララックスバリアスクリーン(2)の位置合わせが、多くとも3弧分の公差で正確に定義され、且つ
    これにより、前記モニタ(1)に対する前記パララックスバリアスクリーン(2)の水平および/または垂直相対位置に関する画素x(i、j)の前記モニタ(1)に対する前記パララックスバリアスクリーン(2)の位置合わせが画素x(i、j)の多くとも幅および/または高さの公差で正確に定義される、空間表示するモニタを製造するために、行(i)と列(j)からなるラスタにおいて画素x(i、j)を有するモニタ(1)上にパララックスバリアスクリーン(2)を位置合わせする方法。
  2. 前記少なくとも2つの第1ライン(6a、6b)は、それぞれ互いに垂直に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1ライン(6b)は、前記画素x(i、j)の前記行(i)の方向に配置され、前記第1ライン(6a)は、前記画素x(i、j)の前記列(j)の方向に配置されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記n=6またはn=7の視点A(k)の少なくとも1つにおいて、各第1ライン(6a、6b)が、正確にまたは最大で2つの第2ライン(7a、7b)にそれぞれシームレスに移行することを特徴とする、上記請求項1ないし3のうちのいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記n=6またはn=7の視点A(k)の少なくとも1つにおいて、十字形部分をなすように配置された4つの直角が含まれていることと、前記モニタ(1)の前方で前記パララックスバリアスクリーン(2)を位置合わせするステップの後に、前記カメラ(3)で撮影された前記呈示されるテストパターンの写像における少なくとも2つの第1ライン(6a、6b)が、前記直角によって形成された十字形部分の範囲内にあり、前記第1ライン(6a、6b)が、前記直角のそれぞれ隣接する辺に対して実質的に平行に延び、且つ同じ距離を有することとを特徴とする、請求項2または3に記載の方法。
  6. 前記位置合わせの後に前記カメラ(3)で撮影された前記呈示されるテストパターンの写像が、前記n=6またはn=7の視点A(k)のうちのちょうど1視点の画素を少なくとも40%含むことを特徴とする、上記請求項1ないし5のうちのいずれか1項に記載の方法。
  7. それぞれすべての第1ライン(6a、6b)とそれぞれすべての第2ライン(7a、7b)に同じ色が付与され、好ましくは、前記第1ライン(6a、6b)の色と前記第2ライン(7a、7b)の色とは異なることを特徴とする、上記請求項1ないし6のうちのいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記n=6またはn=7の視点A(k)の少なくとも1つ、好ましくはすべてにおいて、モデルナンバーもしくはシリアルナンバー、および/または、識別タグ/オブジェクト等の英数字記号が組み込まれることを特徴とする、上記請求項1ないし7のうちのいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記パララックスバリアスクリーン(2)の位置合わせの後に、前記カメラ(3)で撮影された前記呈示されるテストパターンの写像を格納するさらなるステップが実行され、好ましくは、例えば、前記写像に関して格納される画像データを前記モニタ(1)のシリアルナンバーの形態で指定することにより、前記物理モニタ(1)および/または当該モニタ上に位置合わせされたパララックスバリアスクリーン(2)への一意的割当てが行われることを特徴とする、上記請求項1ないし8のうちのいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記画素x(i、j)は、カラーサブピクセル(R、GまたはB)あるいはカラーサブピクセルのクラスタ(例えば、RGまたはGB)あるいはフルカラーピクセルに対応することを特徴とする、上記請求項1ないし9のうちのいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記パララックスバリアスクリーン(2)は、前記モニタ(1)の前方で位置合わせされた後に、所定の距離(s)をあけて前記モニタ(1)に持続的に装着されることを特徴とする、上記請求項1ないし10のうちのいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記パララックスバリアスクリーン(2)は、位置合わせするステップの後に前記モニタ(1)に装着されず、さらなるステップにおいて、前記本発明に係る方法を後の時点で繰り返さなくてすむように、前記パララックスバリアスクリーン(2)の前記モニタ(1)に位置合わせされる装着を後から実現する標示を前記パララックスバリアスクリーン(2)および/または前記モニタ(1)上に設けることを特徴とする、請求項1ないし10のうちのいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記モニタ(1)として、カラーLCDモニタ、プラズマディスプレイ、投影スクリーン、LEDベースのモニタ、OLEDベースのモニタ、SEDモニタ、またはVFDモニタが用いられることを特徴とする、上記請求項1ないし12のうちのいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記パララックスバリアスクリーン(2)は、垂直線に対して角度(a)傾斜させた透明および不透明の部分を含むことを特徴とする、上記請求項1ないし13のうちのいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記パララックスバリアスクリーン(2)がガラス基板からなり、その裏面にバリア構造が設けられることを特徴とする、上記請求項1ないし14のうちのいずれか1項に記載の方法。
  16. 前記バリア構造が、露光および現像された写真用フィルムであり、当該フィルムが前記ガラス基板の裏面に積層され、好ましくは、前記写真用フィルムの乳剤層が前記ガラス基板に対面しないことを特徴とする、請求項15に記載の方法。
  17. 前記バリア構造の不透明領域は、前記ガラス基板に印刷されたインクによって形成されることを特徴とする、請求項15に記載の方法。
  18. 前記パララックスバリアスクリーン(2)は、反射光を低減する手段、好ましくは、少なくとも1つの干渉光反射防止層を含むことを特徴とする、上記請求項1ないし17のうちのいずれか1項に記載の方法。
  19. 前記モニタ(1)は、映像表示要素x(i、j)としてカラーサブピクセル(R、G、B)を有する17インチLCDモニタであり、前記画素x(i、j)の高さが略0.264mmであり、幅が略0.088mmであり、前記呈示されるテストパターンにおける種々の視点A(k)の映像部分情報が以下のように配置され、
    前記パララックスバリアスクリーン(2)の前記透明部分が、前記垂直線に対して傾斜角a=23.96248897°を有し、前記部分の幅eは、前記画素x(i、j)を有する前記ラスタの行方向に、それぞれ0.175762mmであり、その高さlが0.3954645mmであり、最終的に、前記透明部分の前記水平周期zeが0.703048mmであり、前記垂直周期zlが1.581858mmであることを特徴とする、上記請求項1ないし18のうちのいずれか1項に記載の方法。
  20. 前記モニタ(1)は、画素x(i、j)としてカラーサブピクセル(R、G、B)を有する32インチLCDモニタであり、前記画素x(i、j)の高さが略0.511mmであり、幅が略0.17033mmであり、前記テストパターンにおける種々の視点A(k)の映像部分情報が以下のように配置され、
    前記パララックスバリアスクリーン(2)の前記透明部分が、前記垂直線に対して傾斜角a=23.96248897°を有し、前記部分の幅eは、前記画素x(i、j)を有する前記ラスタの行方向に、それぞれ0.339776mmであり、その高さlが0.764496mmであり、最終的に、前記透明部分の前記水平周期zeが1.359104mmであり、前記垂直周期zlが3.057984mmであることを特徴とする、請求項1ないし18のうちのいずれか1項に記載の方法。
  21. 前記モニタ(1)は、画素x(i、j)としてカラーサブピクセル(R、G、B)を有する40インチLCDモニタであり、前記画素x(i、j)の高さが略0.648mmであり、幅が略0.216mmであり、前記呈示されるテストパターンにおける種々の視点A(k)の映像部分情報が以下のように配置され、
    前記パララックスバリアスクリーン(2)の前記透明部分が、前記垂直線に対して傾斜角a=23.96248897°を有し、前記部分の幅eは、前記画素x(i、j)を有する前記ラスタの行方向に、それぞれ0.4305692mmであり、その高さlが0.968781mmであり、最終的に、前記透明部分の前記水平周期zeが1.7222768mmであり、前記垂直周期zlが3.875124mmであることを特徴とする、請求項1ないし18のうちのいずれか1項に記載の方法。
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