JP2010516463A - 廃水処理システムの排除 - Google Patents

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Abstract

ポリエステル製造プラントにおける廃水の低減方法は、化学反応器の少なくとも1つからのエチレングリコール含有組成物を水分離カラムに供給する工程を含む。水分離カラムは、水分離カラム中に存在する全てのアセトアルデヒドを実質的に蒸気の状態に保持するように所定の温度範囲内に保つ。1種又はそれ以上の有機化合物を含む廃棄物−蒸気混合物はその後に水分離カラムから除去し、燃焼する。ポリエステル製造プラントは任意的に、熱交換器を有するスプレー凝縮器システムを含み、熱交換器が清浄を必要とする場合には熱交換器を水分離カラムに由来する高温エチレングリコール組成物と接触させるようにする。ポリエステル製造プラント中に存在するいかなる化学物質によっても雨水が汚染されないように、ポリエステル製造プラントは屋根及び壁で囲むことができる。

Description

関連出願の相互参照
この出願は、2007年1月30日に出願された米国仮出願第60/898,327号に基づく優先権を主張する。この特許の開示を引用することによってその全体を本明細書中に組み入れる。
発明の分野
本発明は一般に、化学プラントにおける廃水の低減方法及びシステムに関し、更に詳しくはポリエステル形成プラントにおける廃水の低減方法及びシステムに関する。
ポリエステルは、多くの包装用途及び繊維をベースとする用途において使用されている汎用ポリマー樹脂である。ポリ(エチレンテレフタレート)(PET)又は改質PETは、飲料及び食品容器、例えば炭酸飲料、水、ジュース、食品、洗剤、化粧品及び他の製品に使用されるプラスチックボトル及びジャーの製造に最適なポリマーである。これらの容器は、PET樹脂を乾燥させ、プレフォームを射出成形し、最終的に最終ボトルを延伸ブロー成形することを典型的に含む方法によって製造される。そのような用途、特に食品包装用に要求される性質の厳密なマトリックス(stringent matrix)にもかかわらず、PETは便利なポリマーとなっている。PETは、また、多くのフィルム及び繊維用途に使用されている。PETの商業生産はエネルギー集約的であるので、エネルギー消費における改良は比較的小さくても商業的価値が大きい。
典型的なポリエステル形成重縮合反応においては、エチレングリコールのようなジオールをジカルボン酸又はジカルボン酸エステルと反応させる。PETの製造においては、通常はテレフタル酸をエチレングリコール中でスラリー化し、加熱して、低重合度のオリゴマーの混合物を生成する。この反応は、適当な反応触媒の添加によって促進する。これらの縮合反応の生成物は可逆性である傾向があるので、また、ポリエステルの分子量を増加させるために、この反応は、直列で動作するいくつかの反応室を有する多室重縮合反応システムで実施されることが多い。典型的には、ジオール及びジカルボン酸成分を第1反応器において比較的高い圧力で導入する。高温で重合後、得られたポリマーを、次に第1反応室よりも低圧で運転される第2反応室に移す。ポリマーは、この第2反応室中で生長し続け、同時に揮発性化合物が除去される。この方法を各反応器について連続的に繰り返す。各反応器はより低温及びより低圧で運転される。この段階的縮合の結果として、分子量が高く且つインヘレント粘度がより高いポリエステルが形成される。この重縮合プロセスの間に、着色剤及びUV阻害剤のような種々の添加剤を添加することもできる。重縮合は比較的高温で、一般に270〜350℃の範囲で真空下において、縮合によって生成された水及びエチレングリコールを除去しながら、行われる。重縮合反応の熱は、典型的には、熱媒炉(HTM炉)のような1つ又はそれ以上の炉によって供給される。更に、重縮合プロセスの間に、多くの化学的廃棄副生成物が形成され、それらは政府規制を満たすためには適切に処理しなければならない。典型的なPETプロセスにおいて形成される廃棄物副生成物には酢酸、種々の酸アルデヒド、p−ジオキサン、1,3−メチルジオキソラン及び未反応エチレングリコールがある。
図1に、先行技術のPET製造設備の略図を示す。ポリエステル製造プラント10はポリマー製造セクション12及び廃棄物処理セクション14を含む。ポリマー製造セクション12は混合タンク20を含み、その中でテレフタル酸(TPA)及びエチレングリコール(EG)を混合してプレポリマーペーストを形成する。このプレポリマーペーストをエステル化反応器22に移し、そこで加熱して、エステル化モノマーを形成する。エステル化反応器22内の圧力を調節して、エチレングリコールの沸点を制御すると共に、エステル化反応器24への生成物の移動を助ける。エステル化反応器22からのモノマーはエステル化反応器24中で更なる加熱に供するが、今度はエステル化反応器22よりも低圧下で加熱を行う。次に、エステル化反応器24からのモノマーをプレポリマー反応器26に導入する。モノマーをプレポリマー反応器26内で真空下において加熱して、プレポリマーを形成する。プレポリマーのインヘレント粘度はプレポリマー反応器26内で増加し始める。プレポリマー反応器26中で形成されたプレポリマーを重縮合反応器28、次いで重縮合反応器30に逐次的に導入する。ポリマー鎖長及びインヘレント粘度が増加するように、プレポリマーを各重縮合反応器28、30中で、プレポリマー反応器26よりも高真空下で加熱する。最終重縮合反応器後、PETポリマーをポンプ32によって加圧下で1つ又はそれ以上のフィルター、次いでダイ34に通して、PETストランド36を形成する。PETストランド36はカッター40によって切断して、ペレット38にする。結晶化後、ペレット38を1つ又はそれ以上のペレット加工ステーションに輸送する。
引き続き図1を参照するに、ポリエステル製造プラント10は、また、廃棄物処理セクション14を含む。ポリマー製造セクション12の1つ又はそれ以上の段階からの使用済み蒸気及び液体は、水カラムシステム48中に誘導する。水カラムシステム48は水カラム50、入口導管52、54及び凝縮器56を含む。使用済み蒸気は入口導管52を経て水カラム50に導入し、使用済み液体は入口導管54を経て導入する。水カラム蒸気は、水カラム50の頂部近くの領域(即ちヘッド)から出現して、凝縮器56を通る。凝縮性蒸気を凝縮器56中で凝縮させ、還流ドラム58中に誘導する。ポンプ60を用いて、還流ドラム(reflux drum)56から液体をポンプで排出する。廃水は、水及びエチレングリコールを含む水性混合物である。先行技術のポリエステル形成プラントは多くの場合、ペーストタンク及びエステル化反応器からのエチレングリコール廃棄物を受ける水分離カラムを含む。不良品カラム(waster column)62のヘッド64から除去された流出物は、多くの場合、アセトアルデヒド、p−ジオキサン及び他の有機成分を含むことが観察される。p−ジオキサンは、従来の廃水処理法では処理できないので、p−ジオキサンの除去は特に難しい問題である。代わりに、p−ジオキサンは除去し、焼却しなければならない。残念ながら、還流ドラム56から収集された液体は、p−ジオキサン混入のために、廃水処理施設に直接送ることはできない。
還流ドラム56からの凝縮物をストリッパーカラム62中に誘導する。ストリッパーカラム62から導管64を経てスチームを除去する。スチームを、リボイラー80に加えて、又はリボイラーの代わりに、加えることができる。還流ドラム56からの凝縮物は、また、必要に応じて水カラム50に誘導し戻すことができる。ストリッパーカラム62はその頂部において、廃水処理施設に送ることができないp−ジオキサンを分離する。ストリッパーカラム62において、p−ジオキサンは水(即ちスチーム)と一緒になって共沸混合物を形成する。共沸混合物は次に、他の蒸気成分(例えばスチーム、アセトアルデヒド)と共に、炉64又は酸化器(oxidizer)に送る。ストリッパーカラム62の底部からの流体(水、エチレングリコール及び他の有機物を含む)を廃水処理施設に送る。このような廃水処理施設のメインテナンスには、ポリマー形成に直接は関連しない多額の費用がかかる。リボイラー70及びポンプ72もまた、水カラム50に付随している。ポンプ72を用いて、導管74を経て種々のユーザーに再生エチレングリコールを供給する。同様に、リボイラー80及びポンプ82が、ストリッパーカラム62に付随している。ストリッパーカラム62は、ストリッパーカラム62の底部から流体を直接誘導するのに使用する。
水カラム50に送られる供給源の廃棄物液体は、スプレー凝縮器システム90、92、94に由来する。スプレー凝縮器90、92、94は、プレポリマー反応器26、重縮合反応器28及び重縮合反応器30からの凝縮性蒸気を液化するのに使用する。これらの熱交換器内には固体析出物が形成され、熱交換器は定期的な清浄を必要とする。典型的には、熱交換器を水で清浄にすることによって水有機混合物が生じ、これもまた、廃棄物処理施設に送る必要がある。
最後に、典型的なポリエステル製造プラントの成分を含む雨水も、廃水処理施設における処理を必要とする汚染水源となることも理解しなければならない。
ポリマーペレット、特にポリエステルペレットを製造する先行技術の方法及びシステムは充分に機能するが、装置は製造コスト及び維持コストが高い傾向がある。このような出費は一部は、単独で100万ドルを優に超えるであろう廃水処理装置による。
従って、設置コスト、運転コスト及び維持コストがより低いポリマー加工装置及び方法が必要とされている。
本発明は、少なくとも1つの実施態様において、1つ又はそれ以上の化学反応器及び前記の1つ又はそれ以上の化学反応器と流体連通(fluid communication)している水分離カラムを含むポリエステル製造プラントの廃水を低減する方法を提供することによって、先行技術の1つ又はそれ以上の問題を克服する。この実施態様の方法は、少なくとも1つの化学反応器から水分離カラムにエチレングリコール含有組成物を供給することを含む。一変形形態において、エチレングリコール含有組成物はエチレングリコール及び水を含む。水分離カラムは、エチレングリコール含有組成物からエチレングリコールの一部を分離する。有利には、水分離カラムは、水分離カラム中に存在する全てのアセトアルデヒドを実質的に蒸気(vapor)の状態に保持するように、所定の温度範囲内に保つ。続いて、1種又はそれ以上の有機化合物を含む廃棄物−蒸気混合物を水分離カラムから除去する。最後に、廃棄物−蒸気(vapor)混合物を燃焼する。この実施態様の一変形形態において、ポリエステル製造プラントは、更に、熱交換器を有するスプレー凝縮器システムを含み、熱交換器の清浄が必要な場合には、熱交換器が高温エチレングリコール組成物と接触するようにしてある。更なる変形形態において、ポリエステル製造プラントは、ポリエステル製造プラント中に存在するいかなる有機化学物質によっても雨水が汚染されないように、屋根及び壁で囲む。個別には、この実施態様の廃水低減態様は、いずれも、廃水処理施設の運転コストの削減を可能にする。3つの廃水低減方法全てを単一のポリエステル製造プラント中において合する場合には、廃水処理施設は完全に回避できる。
本発明の別の実施態様においては、廃水放出が減少したポリエステル製造プラントが提供される。このポリエステル製造プラントは前記方法の1つ又はそれ以上を実施する。この実施態様のプラントは、ポリマー形成セクション及び廃棄物処理セクションを含む。ポリマー形成セクションは1つ又はそれ以上の化学反応器を有する。廃棄物処理セクションは、ポリマー形成セクションからのエチレングリコール含有流体を受ける。廃棄物処理セクションは、水分離カラム中の全てのアセトアルデヒドを実質的に蒸気の状態に保持するように所定の温度範囲内に保持した水分離カラムを有する。この実施態様のポリエステル製造プラントは、水分離カラムと流体連通している燃焼装置を含む。
本発明のその他の利点及び実施態様は本明細書の説明から明白であるか、或いは本発明の実施によって知ることができる。本発明の更なる利点は、また、添付した特許請求の範囲中で特に示した要素及び組合せによって実現及び達成できるであろう。従って、前記の概要及び以下の詳細な説明は共に本発明のいくつかの実施態様を例示し且つ説明するものであり、特許請求の範囲に記載した本発明を限定するものではないことを理解すべきである。
ポリマー製造セクション及び廃棄物処理セクションを有する先行技術のポリエステル製造プラントの略図である。 本発明の実施態様の廃水低減法を実施するポリエステル製造プラントの略図である。 本発明の一変形形態の反応器と連通するスプレー凝縮器の略図である。 スプレー凝縮器の清浄を示す略図である。
本発明者らが現在確認している本発明の最良の実施形態を構成する、本発明の現時点で好ましい組成物、実施態様及び方法について、以下に詳細に言及する。これらの図は必ずしも原寸に比例していない。しかし、開示した実施態様は、種々の代替形態で具体化できる本発明の単なる例示であることを理解すべきである。従って、本明細書中に開示した具体的な詳細は限定的に解すべきでなく、単に本発明の任意の態様の代表的な基本原理として且つ/又は本発明を様々に使用することを当業者に教示する代表的な基本原理として解すべきである。
実施例中の数量を除いて、又は特に断らない限り、材料の量又は反応及び/若しくは使用の条件を示すこの説明中の全ての数量は、本発明の最も広い範囲の記載において用語「約」で修飾されるものと理解すべきである。記載した数値限度内における実施が一般に好ましい。また、そうでないことを特に示さない限り、パーセント(%)、部及び比の値は重量に基づき;用語「ポリマー」は「オリゴマー」、「コポリマー」、「ターポリマー」などを含み;本発明に関連してある一定の目的で適当であるか又は好ましいという材料の群又は種の説明は、その群又は種の構成員の任意の2種又はそれ以上の混合物も等しく適当であるか又は好ましいという意味を含み;化学用語での構成要素の記載は、その記載中で特定した任意の組合せに対して添加する際の構成要素を意味し、混合時の混合物の構成要素間の化学相互作用を必ずしも除外せず;頭字語又は他の略語の最初の定義を同一略語の本明細書中でのその後の全ての使用に適用し、最初に定義した略語の通常の文法的変形形態に準用し;そうでないことを特に断らない限り、性質の測定は、同じ性質に関して前又は後に参照したのと同じ方法によって行う。
また、具体的な成分及び/又は条件は当然ながら変動し得るので、本発明は下記の具体的な実施態様及び方法に限定されないことを理解すべきである。更に、本明細書中で使用する専門用語は、本発明の個々の実施態様を説明するためにのみ使用し、限定的なものではない。
本明細書及び添付した特許請求の範囲において使用する単数形(“a”,“an”及び“the”)は、前後関係からそうでないことが明白に指示されない限り、複数の指示対象を含む。例えば単数形の成分は、複数の成分を含むものとする。
本明細書全体を通して、出版物を参照する場合、本発明が関連する最新技術をより詳細に説明するために、これらの出版物の開示全体を引用によって本明細書に組み入れる。
本発明の一実施態様においては、エチレングリコールを使用するポリエステル製造プラント中における廃水の低減方法が提供される。図2には、このようなポリエステル製造プラントの略図が示されている。図2に図示したポリエステル製造プラントはPET製造プラントである。ポリエステル製造プラント10’は、ポリマー形成セクション12’及び廃棄物処理セクション14’を含む。ポリマー形成セクション12’は、未反応成分を含む種々の反応副生成物を放出する1つ又はそれ以上の化学反応器を含む。ポリエステル形成セクション14’からの使用済み液体及び気体は破棄物処理セクション14’によって処理する。詳細には、ポリエステル形成セクション14’からの使用済み液体及び気体はエチレングリコール含有組成物である。廃棄物処理セクションは一般に一部の化学物質を再生し、他の廃棄物化合物を安全な形態に転化する。
ポリマー形成セクション12’の全体的構造は、図1の説明に関連して前に説明した先行技術のセクションと同様である。ポリマー形成セクション12’は混合タンク20を含み、混合タンク20中でテレフタル酸(TPA)及びエチレングリコール(EG)を混合して、プレポリマーペーストを形成する。このプレポリマーペーストをエステル化反応器22に移し、そこで加熱して、エステル化モノマーを形成する。エステル化反応器22内の圧力を調節して、エチレングリコールの沸点を制御すると共に、エステル化反応器24への生成物の移動を助ける。エステル化反応器22からのモノマーはエステル化反応器24中で更なる加熱に供するが、今度はエステル化反応器22よりも低圧下で加熱を行う。次に、エステル化反応器24からのモノマーをプレポリマー反応器26に導入する。モノマーをプレポリマー反応器26内で真空下において加熱して、プレポリマーを形成する。プレポリマーのインヘレント粘度はプレポリマー反応器26内で増加し始める。プレポリマー反応器26中で形成されたプレポリマーを重縮合反応器28、次いで重縮合反応器30に逐次的に導入する。ポリマー鎖長及びインヘレント粘度が増加するように、プレポリマーを各重縮合反応器28、30中で、プレポリマー反応器26よりも高真空下で加熱する。最終重縮合反応器後、PETポリマーをポンプ32によって加圧下で1つ又はそれ以上のフィルター、次いでダイ34に通して、PETストランド36を形成する。PETストランド36はカッター40によって切断して、ペレット38にする。
引き続き図2を参照すると、ポリエステル製造プラント10’は、また、廃棄物処理セクション14’を含む。ポリマー製造セクション12’の1つ又はそれ以上の段階からの使用済み蒸気及び液体は、水カラムシステム48’中に誘導する。この実施態様において、水カラムシステム48’は水カラム50’、入口導管52、54及び凝縮器100を含む。使用済み蒸気は入口導管52を経て水カラム50’に導入し、使用済み液体は入口導管54を経て導入する。この実施態様の一変形形態においては、アセトアルデヒドが存在するならば、アセトアルデヒドを気体状態に保持するような温度範囲に水カラムシステム48’を保持する。典型的には、分離カラム50’は約90〜約220℃の温度に保持する。意外なことに、p−ジオキサンの形成は、水分離カラム50’から除去されるヘッド中のp−ジオキサンの同時減少が減少される状態に水カラムシステムを保持することによって、低減されることがわかった。本発明のいくつかの変形形態において、水カラムシステム48’は水からエチレングリコールの少なくとも一部を分離する。水分離カラムシステム48’は、カラム中の全てのアセトアルデヒドを実質的に蒸気の状態に保持するように充分な温度に保つ。一変形形態において、本発明の温度要件は、水分離カラム50’内に又は水分離カラム50’にすぐ隣接して凝縮器100を配置することによって達成する。この変形形態の集成装置において、廃棄物−蒸気混合物はその後に導管102を経て水分離カラム50’から除去する。廃棄物−蒸気混合物は、分離カラムからの水及び1種又はそれ以上の有機化合物を含む。次いで、廃棄物−蒸気混合物を燃焼装置64で燃焼する。
前述のように、廃棄物−蒸気混合物は1種又はそれ以上の有機化合物を含む。この実施態様の一変形形態において、廃棄物−蒸気混合物は、エチレングリコール、アセトアルデヒド、p−ジオキサン及びそれらの組合せからなる群から選ばれた有機成分を含む。エチレングリコールは水分離カラム50’中に導入される廃水組成物中に存在するので、典型的にはエチレングリコールが存在することを理解すべきである。場合によっては、エチレングリコールは1種又はそれ以上のその他の有機化合物に変換され、それらが廃棄物−蒸気混合物中に存在する。例えば種々の温度及び圧力において、エチレングリコールからアセトアルデヒド及びp−ジオキサンがそれぞれ形成される。
水分離カラム50’は、カラム中に存在する全てのアセトアルデヒドが実質的に蒸気の状態であるように充分な温度に保持する。この目的を達成するために、この実施態様の一変形形態においては、分離カラム50’を約60〜約150°Fの温度に保持する。一改良形態においては、廃棄物−蒸気混合物は水分離カラム50’から80〜130°Fの範囲の温度において除去する。
本発明の更なる改良形態において、廃棄物−蒸気混合物は燃焼装置64において燃焼源として燃料を用いて燃焼する。有利には、廃棄物−蒸気混合物は、燃焼前に燃料と合する。典型的には、燃料は100〜130°Fの温度において燃焼装置64中に導入する。本発明の更なる改良形態においては、燃料は110〜130°Fの温度において燃焼装置64中に導入する。
図2及び3には、複数のスプレー分離器を含む本発明の一改良形態が示されている。プレポリマー反応器26、重縮合反応器28及び重縮合反応器30からのエチレングリコール及び/又は他の低沸点化合物はそれぞれスプレー分離器システム110、112、114に誘導する。スプレー分離器システム110、112、114から収集された廃液はその後に分離器システム48’に誘導する。スプレー分離器システム110、112、114のそれぞれは同様な全体設計である。
図3は、スプレー分離器システム110、112、114の理想的な略図を示している。明確にするために、図3のスプレー分離器は、スプレー分離器システム112及び114が同じ全体構成を有するという了解の下で、スプレー分離器110と称するものとする。エチレングリコール含有組成物を導管118を経てスプレー分離器110中に導入する。スプレー分離器110は、熱交換器120、122を含む。熱交換器120及び122はスプレー分離器110から熱を除去し、それによってエチレングリコール含有蒸気の凝縮を助ける。熱交換器120、122は、典型的には、熱交換流体が通るチューブ124、126を含む。液体はカラム128から熱交換器120又は122を通って循環する。使用する熱交換器の選択は、バルブ130、130’、132、132’、134、134’、136、136’の適切な設定によって行う。図3は、液体が方向d1に沿って熱交換器120を通って循環するケースを図示している。再捕捉されたエチレングリコール及び他の有用な有機物質を方向d2に沿ってポンプ72を経て受けるユーザーも示されている。流体の循環はポンプ140によって助ける。
図4には、廃水を生じることのない熱交換器の清浄を示す略図が示されている。一定期間の後、熱交換器120、122は一般に内壁及びチューブ124、126上において材料析出物としての固形分で汚染される。この変形形態においては、熱交換器120及び122のチューブ124、126及び内壁は、必要な場合に、固形分を高温エチレングリコール中に溶解させることによって清浄する。この改良形態においては、バルブ130、130’、132、132’、134、134’、136、136’は、液体が熱交換器122を循環するように設定する。図4に図示した構造においては、熱交換器120への沈着物が除去されるように、熱交換器120を、水分離カラム50’に由来する高温エチレングリコールを含む組成物と接触させる。高温エチレングリコールの方向はd3と示してある。このような沈着物は、任意的に、再生してポリマー形成セクション12の1つ又はそれ以上の段階に戻す。例えば溶解された固形分は水分離カラム50’に、又は固形分中に含まれる原料を回収するためにペーストタンクにフィードバックする。有利には、この清浄は、熱交換器120が組み立てられた状態で(即ち、分解せずに)行う。この変形形態の一改良形態においては、高温エチレングリコールは100〜250℃の温度で入ってくる。この変形形態の別の改良形態においては、高温エチレングリコールは180〜210℃の温度で入ってくる。この実施態様の方法は、エチレングリコールを廃水中に放出する任意の化学反応器からの廃水を処理するのに有用である。
図2には、ポリエステル製造プラント中における廃水の発生を排除又は低減する本発明の別の変形形態が示されている。この変形形態において、ポリマー形成セクション12及び廃棄物処理セクション14を含むポリエステル製造プラント10’は、ポリエステル製造プラント中に存在するいかなる有機化学物質によっても雨水が汚染されないように、屋根140及び壁142、144で囲まれている。本発明の一変形形態においては、そうしなければ雨水と接触する可能性がある有機物質を含むポリマー形成セクション12及び廃棄物処理セクション14の部材は、雨水を防ぐために、屋根140及び壁142、144で囲む。
本発明の実施態様を例示及び説明したが、これらの実施態様は本発明の全ての可能な形態を例示及び説明するものではない。むしろ、本明細書中に使用した文言は、限定文言ではなく説明文言であり、本発明の精神及び範囲から逸脱しなければ、種々の変更が可能なことがわかる。

Claims (25)

  1. 1つ又はそれ以上の化学反応器及び前記の1つ又はそれ以上の化学反応器と流体連通している水分離カラムを含むポリエステル製造プラントの廃水を低減する方法であって、
    エチレングリコール含有組成物を前記化学反応器の少なくとも1つから、前記エチレン含有組成物からエチレングリコールの一部を分離する前記水分離カラムに供給し;
    前記水分離カラム中に存在する全てのアセトアルデヒドを実質的に蒸気の状態に保持するように、前記水分離カラムを所定の温度範囲内に保持し;
    前記水分離カラムから1種又はそれ以上の有機化合物を含む廃棄物−蒸気混合物を除去し;そして
    前記廃棄物−蒸気混合物を燃焼する
    ことを含んでなるポリエステル製造プラントの廃水の低減方法。
  2. 前記化学反応器の少なくとも1つからのエチレングリコール含有組成物が水を更に含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記廃棄物−蒸気混合物がエチレングリコール、アセトアルデヒド、p−ジオキサン、1,3−メチルジオキソラン及びそれらの組合せからなる群から選ばれる有機成分を含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記分離カラムを約90〜約220℃の温度に保持する請求項1に記載の方法。
  5. 前記水分離カラム内に、又は前記水分離カラムに隣接して、凝縮器を配置し、前記水分離カラムが所定の温度範囲内になるような方法で、前記凝縮器を、制御する請求項1に記載の方法。
  6. 前記ポリエステル形成プラントが前記の1つ又はそれ以上の化学反応器からのエチレングリコールを受ける1つ又はそれ以上のスプレー凝縮器システムを更に含む請求項1に記載の方法。
  7. 前記の1つ又はそれ以上の化学反応器がエステル化反応器を含む請求項1に記載の方法。
  8. 前記ポリエステル製造プラントがPET製造プラントである請求項1に記載の方法。
  9. 前記廃棄物−蒸気混合物を、80〜130℃の温度で、前記分離カラムから除去する請求項1に記載の方法。
  10. 前記廃棄物−蒸気混合物を、少なくとも1つの熱源中で燃焼源として燃料を用いて燃焼する請求項1に記載の方法。
  11. 廃棄物−蒸気混合物を燃焼前に燃料と合する請求項10に記載の方法。
  12. 前記ポリエステル製造プラントに存在するいかなる有機化学物質によっても雨水が汚染されないように、前記ポリエステル製造プラントを屋根及び壁で囲むことを更に含んでなる請求項1に記載の方法。
  13. 1つ又はそれ以上の化学反応器、熱交換器を有するスプレー凝縮器システム及び前記の1つ又はそれ以上の化学反応器と流体連通している水分離カラムを含むポリエステル製造プラントの廃水を低減する方法であって、
    水及びエチレングリコールを含む廃水組成物を前記化学反応器の少なくとも1つから、前記水からエチレングリコールの一部を分離する前記水分離カラムに供給し;
    前記水分離カラム中に存在する廃水組成物中の全てのアセトアルデヒドを実質的に蒸気の状態に保持するように、前記水分離カラムを所定の温度範囲内に保持し;
    前記水分離カラムから1種又はそれ以上の有機化合物を含む廃棄物−蒸気混合物を除去し;
    前記廃棄物−蒸気混合物を燃焼し;
    前記熱交換器への沈着物が除去されるように、前記熱交換器を高温エチレングリコール組成物と接触させ(前記高温エチレングリコールの少なくとも一部は前記水分離カラムに由来する);そして
    前記ポリエステル製造プラントに存在するいかなる有機化学物質によっても雨水が汚染されないように、前記ポリエステル製造プラントを屋根及び壁で囲む
    ことを含んでなるポリエステル製造プラントの廃水の低減方法。
  14. 前記蒸気混合物がエチレングリコール、アセトアルデヒド、p−ジオキサン、1,3−メチルジオキソラン及びそれらの組合せからなる群から選ばれた有機成分を含む請求項13に記載の方法。
  15. 前記分離カラムを約90〜約220℃の温度に保持する請求項13に記載の方法。
  16. 前記水分離カラムの頂部に凝縮器を配置し、前記水分離カラムが所定の温度範囲内となるような方法で、前記凝縮器を、制御する請求項13に記載の方法。
  17. エチレングリコール組成物による処理の間中、前記熱交換器を組み立てられた状態に保持する請求項13に記載の方法。
  18. 前記沈着物を再生して少なくとも1つの化学反応器に戻すことを更に含む請求項13に記載の方法。
  19. 前記化学反応器がエステル化反応器である請求項18に記載の方法。
  20. 前記ポリエステル製造プラントがPET製造プラントである請求項13に記載の方法。
  21. 前記廃棄物−蒸気混合物を80〜130℃の温度で前記分離カラムから除去する請求項13に記載の方法。
  22. 1つ又はそれ以上の化学反応器を有するポリマー形成セクション;
    水分離カラムを有する廃棄物処理セクション(前記廃棄物処理セクションは前記ポリマー形成セクションからのエチレングリコール含有流体を受け、前記水分離カラムシステムは、前記水分離カラム中の全てのアセトアルデヒドが実質的に蒸気の状態に保持されるように所定の温度範囲に保持される);及び
    廃棄物−蒸気混合物を燃焼するための燃焼装置
    を含んでなる、廃水放出が低減されたポリエステル製造プラント。
  23. 前記水分離カラム内に、又は前記水分離カラムに隣接して、配置された凝縮器を更に含み、前記水分離カラムが所定の温度範囲内になるような方法で、前記凝縮器が制御される請求項22に記載のポリエステル製造プラント。
  24. 前記の1つ又はそれ以上の化学反応器からのエチレングリコールを受けるスプレー凝縮器システムを更に含む請求項22に記載のポリエステル製造プラント。
  25. 前記スプレー凝縮器システムが熱交換器を更に含み、前記熱交換器が前記水分離カラムと流体連通することによって、前記熱交換器への沈着物が除去されるように前記熱交換器を高温エチレングリコール組成物と接触させる請求項24に記載のポリエステル製造プラント。
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