JP2010515418A - モーター内のスロットレスステータ用のコイル巻き付け方法及び構造 - Google Patents

モーター内のスロットレスステータ用のコイル巻き付け方法及び構造 Download PDF

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Abstract

スロットレスステータ用の界磁巻線を形成する方法であって、マンドレルの周囲に各コイル巻線用の絶縁ワイヤをらせん状に巻くことにより、第1コイル群を形成し、ワイヤの各ターンが、ワイヤの次のターンと隣接する段階と、第1コイル群を形成する段階の後で、マンドレルに沿って軸方向に絶縁ワイヤを、各コイル巻線の後縁から、第2コイル群内の各コイル巻線の前縁におけるワイヤの位置までシフトする段階と;マンドレルの周囲に各コイル巻線用の絶縁ワイヤをらせん状に巻くことにより第2コイル群を形成する段階と;巻かれた第1及び第2コイル群からマンドレルを取り外す段階と;コイル巻線セグメントが交互配置されるように、巻きコイル群を単層ウェブ状に折り畳む段階と;及び、界磁巻線を形成するように、ウェブをシリンダー状に巻く段階とを含む。

Description

本発明は、電動モーター用のステータに関する。特に、本発明は、交流(AC)及び直流(DC)電動モーター向けスロットレスステータ用の複数のコイル巻線から多相界磁巻線(polyphase field winding)を形成する方法、並びにこのようなステータ用のコイル巻線トポロジーに関する。
従来、モーターは、シリンダー形の内部ローターを囲む環状ステータ、及びステータとローターとの間の空隙を有する。通常、ステータが、伝導性コイル巻線から形成された界磁巻線を含む。多相の、例えば、3相の、モーター用の界磁巻線内に、複数のコイル巻線が存在する。各コイル巻線が、絶縁導体、例えばステータの長さに沿って前後に伸びるワイヤから形成されている。コイル巻線を流れる交流が、環状ステータの中空部分内に、回転電磁場を形成する。ステータ内のローターが、回転磁場によって回転させられる。
従来、ステータコイル巻線は、例えば、ワイヤといった伝導性コイルをマンドレルの周りに巻きつけ、巻きコイルからマンドレルを取り外し、巻きコイルをウェブ状(web)に折り畳み、及びステータ内に含まれるシリンダーを形成するようにウェブを巻くことにより形成される。コイル巻線を巻くための周知のトポロジー及び方法が、特許文献1から7に開示されている。スロットレスステータコイルのトポロジー、及び、実施が比較的に容易且つ安価であり、ステータ用の効果的な界磁巻線を提供する巻き付け方法に対する長年にわたる必要性が存在する。
米国特許第3813267号明細書 米国特許第5197180号明細書 米国特許第5425165号明細書 米国特許第5619085号明細書 米国特許第5714827号明細書 米国特許第6355993号明細書 米国特許第6791224号明細書
多相モーターにおけるスロットレスステータ用の、新規なコイル巻線トポロジー及び界磁巻線を形成するためにコイルを巻く方法が、開発されてきた。コイル巻線が、フラックスリターンリングの内表面上に組み込まれ、ステータ及びリターンリングと同軸のローターの周りに環形(annulus)が形成される。ステータのコイル巻線に加えられる起電力が、加えられた起電力の出力によって決まる速度及びトルクでローターを駆動する。通常、起電力は、例えば、3相AC電圧のような、多相交流(AC)電圧である。ステータ界磁巻線が、AC電圧の各相に対する分離したコイル巻線を含む。
本願明細書において開示されるコイル巻線トポロジーは、発電機におけるステータとしての使用に適用することも可能である。この巻き付け方法が、例えば、3相である多相スロットレスステータ用の、例えば、3つの(A,B,C)多重コイル巻線を形成する。このステータコイル巻線が、睡眠時無呼吸処理装置における送風機用の小さなモーターに使用されてもよい。
第1コイル群及び第2コイル群内に配置された複数のコイル巻線を含むスロットレスステータ用の、例えば3相界磁巻線といった多相界磁巻線を形成する方法が、本願明細書において開示され、前記方法が、:マンドレルの周囲において各コイル巻線用の絶縁ワイヤを巻くことにより、第1コイル群を形成し、ワイヤの各ターン(turn)が、ワイヤの次のターンと隣接する段階であって、完成時に、第1コイル群内の各コイル巻線が、実質的に同じコイル幅を有し、第1コイル群における隣接するコイル巻線間の分離が、完成した巻線の1つの幅と実質的に等しい距離である段階と;第1コイル群の形成段階の後で、マンドレルに沿って軸方向に絶縁ワイヤを、各コイル巻線の後縁(trailing edge)から、完成した巻線の1つの幅の5倍と実質的に等しい距離である、第2コイル群内の各コイル巻線の前縁(leading edge)におけるワイヤの位置までシフトする段階と;ワイヤの各ターンが、ワイヤの次のターンと隣接するように、マンドレルの周囲に各コイル巻線用の絶縁ワイヤを巻くことにより第2コイル群を形成する段階であって、完成時に、第2コイル群及び第1コイル群における各コイル巻線が、実質的に同じコイル幅を有し、第2コイル群の巻き方向が、第1コイル群の巻き方向と同じ又は反対であり、第1コイル群における隣接するコイル巻線間の分離が、完成した巻線の1つの幅と実質的に等しい距離である段階と;巻かれた第1及び第2コイル群からマンドレルを取り外す段階と;第1コイル群からのコイル巻線セグメントが、第2コイル群のコイル巻線セグメントの間に交互配置(interleave)されるように、巻かれた第1コイル群と第2コイル群を単層ウェブ状に折り畳む段階と、;及び、界磁巻線を形成するように、単層ウェブをシリンダー状に巻く段階とを含む。
スロットレスステータ用の3相界磁巻線のような多相界磁巻線が開示され、第1コイル群及び第2コイル群を含む複数のコイル巻線と、;各コイル巻線用の絶縁ワイヤの第1らせん巻線を含む第1コイル群であって、ワイヤの各ターンが、ワイヤの次のターンと隣接し、第1コイル群においてマンドレル上の隣接するコイル巻線間の間隙が、実質的に、第1群におけるコイル巻線の幅と等しくなるように、ワイヤが、マンドレルの周囲に巻かれる第1コイル群と、;各コイル巻線用の絶縁ワイヤの第2らせん巻線を含む第2コイル群であって、ワイヤの各ターンが、ワイヤの次のターンと隣接するように、ワイヤが、マンドレルの周囲に巻かれ、完成時に、第2コイル群及び第1コイル群における各コイル巻線が、実質的に同じコイル幅を有し、第2コイル群におけるマンドレル上の隣接するコイル巻線間の間隙が、第2群におけるコイル巻線の幅と実質的に等しく、第2コイル群の巻き方向が、第1コイル群と反対である第2コイル群と、;第1コイル群からのコイル巻線セグメントが、第2コイル群のコイル巻線セグメント間に交互配置されるように、折り畳まれた第1コイル群と第2コイル群を含むシリンダー状ウェブとを含む。
3つのコイル巻線を含むスロットレスステータ用の3相界磁巻線を形成する方法が開示され、前記方法が、:マンドレルの周囲に各コイル巻線用の絶縁ワイヤを巻くことにより3つのコイル巻線のコイル群を形成し、ワイヤの各ターンが、ワイヤの次のターンと隣接する段階であって、完成時に、第1コイル群内の各コイル巻線が、実質的に同じコイル幅を有し、第1コイル群内の隣接するコイル巻線間の分離が、完成した巻線の1つの幅と実質的に等しい距離である3つのコイル巻線のコイル群を形成する段階と、;巻きコイル群からマンドレルを取り外す段階と、;マンドレルの第1の側からのコイル巻線セグメントが、マンドレルの反対側からのコイル巻線セグメントの間に交互配置されるように、巻きコイル群を折り畳む段階と、;界磁巻線を形成するようにシリンダー状に単層ウェブを巻く段階であって、ウェブの1つの端部上におけるコイル巻線セグメントが、ウェブの反対側の端部におけるコイル巻線セグメントの間に交互配置され、同じコイル巻線からの巻線セグメントが、シリンダーの両側上にある、単層ウェブを巻く段階とを含む。
電磁気多相デバイス用の界磁(field)を巻く方法が開示され、前記方法が、:コイル巻線の第1群を形成するように、マンドレルの周囲に複数の絶縁導体をらせん状に巻く段階であって、マンドレル上において、第1群内の巻きコイルが、第1群内の他の巻きコイルの少なくとも1つと直接隣接する、複数の絶縁導体をらせん状に巻く段階と、;第1群内の巻きコイルの幅と実質的に等しい距離だけ、マンドレルに沿った軸方向に導体の長さをシフトする段階と、;コイル巻線の第1群の後縁から、第1群からの巻きコイルの幅と実質的に等しい距離において開始し、第1群に使用されたのと同じ巻き方向にコイルの第2群をらせん状に巻く段階であって、マンドレル上において、形成された第2群内の巻きコイルが、第1群内の他の巻きコイルの少なくとも1つと直接隣接する、第2群をらせん状に巻く段階と、;第2群からのコイルセグメントに交互配置された第1群からのコイルセグメントを含む単層ウェブを形成するように、マンドレルを取り外し、コイルを平坦化する段階と、;及び、第1群からのコイルが、同じ導体によって形成された第2群を形成するコイルと重なるように、2層シリンダー状にウェブを巻く段階とを含む。
マンドレル上の2つのコイル群に巻かれている3つのコイル巻線の第1配置の略図である。 マンドレルが取り外され、一層のウェブ状に折り畳まれたコイル巻線を有する図1に示されたコイルの略図である。 一層のシリンダー形ウェブに配置された図2に示されたコイルのウェブの端面の断面略図である。 ステータを形成するように、フラックスリターンリング内に取付けられた図2に示されるシリンダー形ウェブの端面の略図である。 図1から4に示された第1のコイル巻線配置を表す電気的3相コイル配置の略図である。 それぞれが1つのコイル群を有し、マンドレルの周りに巻かれた3つのコイル巻線の第2配置の略図である。 マンドレルが取り外され、コイルが、一層のウェブ状に折り畳まれたコイル巻線の第2配置の略図である。 シリンダー形に加工された、図7のコイル巻線のウェブの端面の断面略図である。 フラックスリターンリング内に組み込まれた図8のシリンダー形コイルウェブの端面の断面略図である。 第2のコイル巻線配置を示す電気的3相コイル配置の略図である。 マンドレル上に2つのコイル群内に巻き付けられた3つのコイル巻線の第3の配置の略図である。 マンドレルが取り外され、コイルが2層ウェブ状に折り畳まれた、コイル巻線の第3の配置の略図である。 2層シリンダーに配置された図12のコイル巻線のウェブの端面の断面略図である。 フラックスリターンリング内に組み込まれた図13の2層シリンダー形コイル巻線ウェブの端面の断面略図である。 第3のコイル巻線配置を示す電気的3相コイル配置の略図である。 単層シリンダーに配置された図12のコイル巻線のウェブの端面の断面略図である。 フラックスリターンリング内に組み込まれた図16の単層シリンダー形コイル巻線ウェブの端面の断面略図である。 マンドレル上の2つのコイル群内に巻かれた3つのコイル巻線の第4の配置の略図である。 マンドレルが取り外され、コイルが単層ウェブ状に折り畳まれた、図18に示されたコイルの略図である。 フラックスリターンリングに配置された図19に示されたコイルのウェブの端面の断面略図である。 ステータを形成するためにフラックスリターンリング内に組み込まれた図2に示されたシリンダー形コイルウェブの端面の略図である。
図1は、マンドレル16上において、2つのコイル群12,14(A1,B1及びC1、並びにA2,B2及びC2)に巻き付けられた3つのコイル巻線(A,B,C)の第1の配置10の略図である。導電性絶縁ワイヤが、マンドレルの周囲に巻かれ、各コイル巻線の群を形成する。接着テープ18のストリップが、コイル群の両側に取付けられており、一時的にコイルを結合する。マンドレルが取り外された後で、配置10が、ウェブ状に折り畳まれるが(図2参照)、テープが、コイル及びコイル群の間の距離を維持するために役立つ。
マンドレル16のレーストラック形の断面が、通常、直線対向側壁部20、並びにクレスト(crested)上端部及び底側部22を有する。好ましくは、マンドレルが、六角形の断面を有するが、他の多角形断面を有しよく、又は、2つの対壁部20、並びに曲がった上端部及び底側部22を有してもよい。
マンドレルの壁部20が、共通の長さを有し、上端部及び底側部よりも長い傾向がある。壁部20が、コイル巻線の直線部分24,26(図2参照)を形成するために使用され、このコイル巻線が、シリンダーに配置され、モーター内のローターと向かい合う。壁部20が、形成されるステータコイルセグメントの長さと実質的に同じ幅を有する。
マンドレルの上端部及び底側部22上にあるコイル部が、コイル巻線のエンドターン部28を形成する。マンドレルの幅、即ち、対壁部20の間の距離が、コイルのエンドターン部28の幅を決める。コイルが、ウェブ状に平坦化された場合に、接続されたコイル群、例えばA1とA2の間の間隙に及ぶように、エンドターン部が、十分な長さを有さなければならない。従って、エンドターン部が、それらの必要とされる長さを有するように、マンドレルの幅が、十分でなければならない。
ステータ内に形成された場合、コイルセグメント24,26が、ステータのシリンダーに配置される。コイルセグメントは、平行で、ローターと隣接する。コイルセグメントが、ステータの内部シリンダー形表面上に配置され、環状エアギャップによってローターから分離され、ローターの長さにわたる。コイルのエンドターン部28が、隣接する直線コイルセグメント24,26を接続する。エンドターン部28が、折り畳まれ、さもなければ、小型となるように配置される。通常のコイル巻線において、直線コイルセグメント24,26及びエンドターン部28が、絶縁被覆を有する連続する導電ワイヤにおいて、交互に並ぶ。エンドターン部の幅、例えば、対壁部20の間の距離が十分であり、エンドターン部が、コイルが折り畳まれて接続されたコイル群の間の距離にまで及ぶことが可能である。
各コイル群12,14が、密ならせん状にワイヤを巻くことによって形成され、ここで、ワイヤの各ターンが、各コイル巻線における次のそれと隣接する。各巻線のターンが開始される端部が、それぞれSA,SB及びSCによって示される。各コイル巻線の最後のターンにおける端部が、それぞれEA,EB及びECによって示される。マンドレルの周囲にワイヤを自動で巻き付けるために、当技術分野において周知である自動コイル巻き機構が、使用されてよい。第1に、各巻線のワイヤが、第1方向(巻き方向が矢印によって示される)に巻かれ、コイルの第1群12を形成する。第1コイル群が、例えば、25〜250ターンである、所定数のワイヤのターンを有する。ワイヤターンが、通常、マンドレルの表面に対し並んで配置され、密に一緒にまとめられ、巻きコイルの単層を形成する。
分離したワイヤが、各コイル巻線を形成するために使用される。図1に示されるように、3つの絶縁ワイヤ(A,B,C)が、マンドレルの周囲に巻かれる。最初に、ワイヤが、第1方向に巻かれ、コイルの第1群12を形成する。各コイル群(A1,B1,C1)が、マンドレルの周囲に巻かれた分離した絶縁ワイヤに対応する。各コイル群が、実質的に同じ数の巻線を有し、各コイル群の幅及び各コイル群におけるターンの数が、実質的に同じである。
隣接するコイル群間の分離、例えば、コイル群A1の後縁とコイル群B1の前縁との間の間隙(G)が、コイルセグメントの幅(w)であってよい。コイルが、単層ウェブ状に平坦化された場合(図2参照)、この間隙により、コイルが重なることなく、コイルセグメントが、間隙内に位置することが可能となる。
コイル巻線の第1群(A1,B1,C1)が巻かれた後であって、コイル巻線の次の群(A2,B2,C2)が巻かれる前に、各完成したコイル群12から伸びる導電ワイヤが、マンドレルに沿った軸方向にシフトする。軸方向のシフトが、導電ワイヤを、完成した例えばA1である第1コイル群の後縁から、これから巻かれる例えばA2である第2コイル群の前縁まで移動させる。2つのコイル群を備えた3相コイルにおいて、軸方向のシフトの距離は、コイル巻線セグメントの幅(W)の5倍である。軸方向のシフトは、3相以外であって、異なる数のコイル群を有する多相コイル巻線によって異なる。一般的に、完成したコイル群12から新しいコイル群14への軸方向のシフトが、コイル群の数の2倍×コイル巻線の数−1である。軸方向のシフトのアルゴリズムが、単層シート状に折り畳まれることが可能なマンドレルコイル巻線上に提供される。
各コイル(A,B,C)用の導電ワイヤが、第一に、例えば時計回りの一方向に巻かれ、第1コイル群(A1,B1,及びC1)を形成し、次に、例えば反時計回りの他の反対方向に巻かれ、第2コイル群(A2,B2,C1)を形成する。巻き方向が、図において矢印で示されている。マンドレルの周囲において、時計回り及び半時計回り方向に、交互にコイルを巻くことにより、追加的なコイル群が、形成されることが可能である。所望の数のコイル群が形成されるまで、巻き方向を逆転させることにより、コイル群の巻きが、繰り返される。
巻きが完成した後で、マンドレルが、巻きコイルから取り外される。マンドレルが取り外されるが、接着テープ18が、コイル群の配置を保ち、それらのそれぞれのコイル群の中でワイヤが並んだままであり、間隙がコイル群の間に残されたままである。通常、接着テープは、コイルセグメント24,26のそれぞれの両側上におけるテープの2つのストリップである。接着テープの第1ストリップが、外側に面する接着表面でマンドレルの表面に固定され、巻きコイルを支える。巻きプロセスが、完成した後で、テープの第2ストリップが、コイルセグメントに設置され、通常、第1テープストリップの上に横たわるように設置される。
図2は、マンドレルを取り外した後のコイル巻線を示す。コイルは、平坦化され、単層ウェブ30となっている。コイルセグメントの適切な重なりを確保するために、コイルの第1側上において、例えばA1’であるセグメントが、コイルの反対側上における、たとえ例えばC1及びA2である選択されたセグメント間の間隙にある位置に向かう軸方向にシフトされる。コイルセグメントが、ウェブ内に配置され、セグメント(例えば、A1,B1,C1,A1’,A2,B1’,B2,C1’,C2,A2’,B2’及びC2’)は、平行であり、重ならない。コイルセグメント24,26(A1,B1,C1,A1’,B1‘及びC1’)は、ローターに隣接するステータ部を形成するウェブの一部である。コイルセグメント24,26が、ステータ内に配置され、これらは、ローターの回転軸に平行である。
巻き方向(図1及び2におけるセグメント上の矢印を参照)が、同じコイル巻線から隣接するセグメントに対して平行であるように、コイルセグメント24,26が、配置される。例えば、ウェブが、マンドレル上において同じ巻き方向に巻かれる隣接するセグメントA1’及びA2を有する。同様に、B1’,B2;C1’,C2;A2,A1’;B2’,B1及びC1,C2’である隣接するセグメントの各組が、同じ巻き方向を有する。コイルが、ウェブ状に平坦化され、マンドレルの一側上に形成されたコイルセグメント、例えば、図2に示された参照符号においてダッシュ記号(“’”)で識別されるセグメントが、マンドレルの反対側上に形成された、例えばダッシュ参照符号がないコイルセグメントに交互配置される。コイルセグメントの交互配置により、一方のコイル群からのセグメントが、他のコイル群からのコイルセグメント間に配置される。コイルセグメントが、交互配置された場合、巻き方向が、同じコイルからの隣接するコイルセグメントのそれと同じであるように、コイル群が反対方向に巻かれる。
コイルセグメントを流れる電流の方向は、セグメントの巻き方向によって決まる。隣接するセグメントが、同じ巻き方向を有するように、同じコイルからのコイルセグメントを配置することで、電流方向が、隣接するセグメントを流れる電流方向と同じであることが確保される。
ウェブ状に折り畳まれた場合、コイルセグメント24,26が、重ならない。コイルのエンドターン部が、セグメントを結合する(A1とA1’、B1とB1’、及びC1とC1’)。ウェブが形成された場合、エンドターン部分が、部分的に重なる。この重なりが、平坦化プロセスに付随しておこり、コイルセグメントの重なりを構成しない。
ウェブの端部に最も近いコイルセグメント(A1,B1及びB2’並びにC2’)が、間隙(G)で互いに分離される。これらの間隙が、ウェブの反対の端部から、コイルセグメントを受け入れる。ウェブが、シリンダー状に巻かれた場合、特に、セグメントA1が、セグメントA2’とB2’との間の間隙内に適合し、セグメントB1が、セグメントB2’とC2’との間に適合する。
図3は、ステータ界磁巻線31内に形成されたウェブ30のウェブセグメントの断面図である。コイルセグメントが重なることなく、ウェブが、シリンダー形状に巻かれる。ウェブの端部におけるコイルセグメント(A1,C1’)が、他のコイルセグメントと交互配置され、これらの他のセグメントと重ならない。このセグメントが、シリンダー状ステータ界磁巻線31内に配置され、第1群(A1,B1,C1)からのコイルセグメントが、同じコイルの第2群(A2,B2,C2)からのコイルセグメントと隣接する。シリンダー状ウェブの内径が、実質的に、ステータの内部の直径の直径である。ステータセグメントが、シリンダーの軸と平行である。ローター(図4においてN及びS極によって表わされるローターを参照)が、ウェブ30によって形成されたシリンダー状ステータ界磁巻線31内における同軸上に適合する。
各コイル巻線(A,B,C)からのコイルセグメントが、ステータ内に配置され、電流が、ステータの一側上で一方向に及びステータの他側上で反対方向に流れる。マンドレル上においてコイルセグメント24,26(図1)が巻かれる方向が、電流の流れ方向を決める。コイルAにおいて、例えば、セグメントA1’及びA2が、第1巻き方向を有し、ステータの反対側上におけるセグメントA1及びA2’が、反対の巻き方向を有する。従って、セグメントA1’とA2とを流れる電流方向が同じであり、セグメントA1及びA2’内の電流方向と反対である。同様に、ステータの他側上において、セグメントC2’とC1に対する電流方向が同じであり、セグメントC2及びC1’に対する電流方向と反対である。さらに、セグメントB1とB2’に対する電流方向が同じであり、セグメントB1’及びB2に対する電流方向と反対である。従って、電流が、ステータシリンダーの一側上において一方向に及びシリンダーの反対側上において反対方向に流れる。
図4は、磁束リターンパスを提供する強磁性リング32内に挿入されたシリンダー形状ステータ界磁巻線31を示す。軸(arbor)が、コイルウェブによって形成されたシリンダーの内周に挿入され、ステータの内部直径(insider diameter:ID)を定める。さらに、コイル巻線のエンドターン28が、各セグメントの反対の端部上(ステータの反対の端部における)に密に配置され、全体のステータの高さを最小化する。リングの内周にコイルを加工する、又はリングにコイルをモールディングすることを含む様々な手段を使用し、コイルが、リターンパスリング32に固定される。ウェブ及びリターンパスがスロットレスステータを形成する。シリンダー状ステータ界磁巻線31が、ローターN極(N)及びS極(S)によって表される回転ローターを有するジェネレータ又はモーター内に含まれてよい。
図5は、図4のステータ界磁巻線31の導電性パスを示す電気配線図である。各コイル群、例えばA1が、各導電コイル群内における各巻線のわずかな抵抗を示すレジスタ34として表される。それらそれぞれのコイル巻線において、コイル群(A1,A2)が、直列に接続される。3つのコイル巻線(A1とA2;B1とB2;及びC1とC2)が、例えば中心タップである共通端子36に接続される。各巻線の両側端部が、モーターに対する電源のフェーズ端子に接続される端子38を有する。各巻線の端部が、図5(図1も参照)においてSA,SB及びSCと符号付けされた第1巻線ターンに対応し、配線図におけるコイルの開始位置を示す。各巻線のそれぞれの最後のターンEA,EB及びECも、図5及び1に示される。
図6は、マンドレル16上における第2コイル巻線配置40を示す配線図である。3つのコイル巻線(A,B及びC)が、マンドレルの周囲において全て単一方向(矢印を参照)に巻かれた単一のコイル群42を有する。マンドレルの両側20上における接着テープ18のストリップが、コイルセグメント24,26を固定する(図7)。隣接するコイル間における間隙(G)が、実質的に、コイルセグメントの幅(W)と同じである。
図7は、マンドレルが取り外され、コイルがウェブ44状に平坦化された後におけるコイル巻線40を示す。各巻線の最初のターンが、それぞれ、SA,SB及びSCと符号付けされ、各巻線の最後のターンが、それぞれ、EA,EB及びECと符号付けされる。コイルが、ウェブ状に平坦化された場合、接着テープが、取り外されても、取り外されなくてもよい。コイルが平坦化され、マンドレルの一側からのコイルセグメント24(A1’,B1’及びC1’)が、軸方向にシフトされ、マンドレルの反対側からのコイルセグメント26(A1,B1及びC1)間の間隙(G)内に交互配置される。
交互配置されたコイルセグメント24,26が、重ならない。マンドレルの一側からのコイルセグメント24が、マンドレルの他側からのセグメント間における間隙(G)内に位置する。平坦化されたセグメントが、単層ウェブ44を形成する。これらがウェブに折り畳まれるので、各コイル巻線において直列にコイルセグメントを接続するエンドターン部28が、重なってもよい。これらが、ステータコイルセグメント24,26を形成するために必要な面積をはるかに超えて、過度にウェブの長さ又は面積を増加させないように、エンドターンが、配置されてよい。
各コイル(A,B及びC)が、各コイル巻線の一端における共通端子46、及びコイル巻線の反対の端部における各コイルに対する個別端子48を有する電気路を形成する。個別端子48が、モーターに対する電源の各相と結合される。共通端子46が、接地されてもよい。
図8は、ステータ用のシリンダー状に形成されたウェブ44の概略断面図である。図9は、フラックスリターンリング32の内表面上に組み込まれた状態を示すウェブ44の概略断面図である。エンドコイルセグメント(A1,C1’)が、それぞれ、B1’とC1’の間及びA1とB1の間の間隙(G)に適合される。各巻線に対する2つのコイルセグメントが、シリンダーの両側上にある。例えば、セグメントA1が、セグメントA1’に対するシリンダーの反対側上にある。A1に対する巻き方向が、A1’に対するそれと反対である(図7における巻線の矢印を参照)。各コイルにおいて、電流が、例えばセグメントA1を通してシリンダーの一側上で一方向に流れ、及び例えばセグメントA1’を通してステータシリンダーの反対側上で反対方向に流れる。従って、電流が、各コイルにおいて、ステータシリンダーの一側上で一方向に流れ、及びシリンダーの反対側上で反対方向に流れる。
図10は、図9に示された3相ステータ巻線の電気配線図である。各相に対するコイル巻線が、それぞれ、A,B及びCと符号付けされる。各巻線に対する電力端子(SA,SB及びSC)が、3相電力供給装置の各相に接続可能である。共通端子46も、例えば、接地接続を介し、電力供給装置に接続可能である。各巻線の第1ターンが、それぞれ、SA,SB及びSCと符号付けされる。各巻線の最後のターンが、一緒に接続され、EA,EB及びECと符号付けされる。
図11は、第1コイル群52及び第2コイル群54内にそれぞれ配置された3つのコイル巻線(A,B及びC)を有するさらなるコイル巻線配置の配線図である。コイル群が、例えば時計周りである同じ巻き方向(コイル上の矢印を参照)において、それぞれ巻かれる。
各コイルが、マンドレル16の周囲に絶縁ワイヤを巻くことにより形成される。各ワイヤの開始部が、それぞれ、SA,SB及びSCによって示される。各ワイヤの端子末端部が、それぞれ、EA,EB及びECによって示される。3相界磁巻線の3つのコイル巻線を形成する3つのワイヤが、第一に、マンドレルの周囲で一緒に巻かれ、それぞれが、第1コイル群52を形成する。コイル群が、らせん状に巻かれ、密にまとめられ、ワイヤの各ターンが、マンドレル上のワイヤの前のターンと隣接して配置される。さらに、第1群において完成したコイル巻線(A1,B1及びC1)が、互いに隣接し、コイル巻線A1とB1の間、及びB1とC1の間には間隙が存在しない。コイル巻線B1及びC1に対するマンドレル上の開始位置が、それぞれ、コイル巻線A1の巻き開始位置から距離W及び2×Wであり、ここで、Wは、完成したコイル巻線の幅である。各群におけるコイル巻線は、好ましくは、それぞれが、共通の幅(W)を有する。
第1コイル群52の巻きプロセスが完了した後で、コイルワイヤが、第1群内において、マンドレルに沿って軸方向に各巻線の後縁からシフトされ、第2コイル群54の各コイルの前縁が始まる。軸方向のシフトは、5×W又はさらに一般的には、群の中におけるコイルの結合した幅の2倍から、群の中における1つのコイル巻線(w)の幅(W)を引いたものである。軸方向にシフトした後で、コイルワイヤが、マンドレルの周囲に巻かれ、第2コイル群54が形成される。巻き方向は、第1コイル群52を巻くために使用した方向と同じである。
図12は、マンドレル16及び接着テープストリップ18がコイルセグメント24,26から取り外された後の、さらなる巻線配置50の概略図である。コイル巻線が、単層ウェブ56状に折り畳まれる。第1コイル群からのコイルセグメント(A1’,B1’及びC1’)24が、第1及び第2コイル群27,29からのコイルセグメント(A1,B1,C1並びにA2,B2及びC2)26に交互配置される。ウェブ56内のコイルセグメントが、ウェブ56の長さに沿って並んで配置される。例えば、A1,B1及びC1対A1’,B1’及びC1’であるコイル群の隣接する3つの組の巻き方向(矢印を参照)が、反対である。巻き方向が、ウェブ56の長さに沿って4回逆転する。
図13は、2重層ステータシリンダー58状に巻かれたウェブ56の断面端面図である。各シリンダーの層が、2組の3つのコイルの群を含む。外側の層が、第1コイル群27のコイル群セグメントA1,B1,C1、並びに第2コイル群29のA1’,B1’及びC1’を含む。内部の層が、コイル群29のコイル群セグメントA1’,B1’,C1’、並びにコイル群27のセグメントA1,B1及びC1を含む。重なるコイルセグメント、例えばA1とA2が、同じ巻き方向を有し(図11参照)、電流方向が、重なったセグメントを通して同じである。さらに、反対の巻き方向を有し、且つ同じコイル巻線、例えばAから生じるコイルセグメント、例えば、A1’とA2’が、シリンダーの反対側上にある。従って、各コイル巻線において、電流が、ステータシリンダーの一側上において一方向に、及びシリンダーの反対側上において反対方向に流れる。
図14は、強磁性フラックスリターンリング60の内表面上に組み込まれたステータシリンダー58の断面端面図である。ステータを形成するために、シリンダーが、リング60に接着されてよく、リング及びシリンダーが、封止剤及び当業界において周知である他のコーティングによってコーティングされてよい。さらに、ステータシリンダーを形成するコイル巻線のエンドターン28が、ウェブの内表面に沿って配置され、リングの深さを最小化し、リング60の軸及びシリンダー内に挿入されたローターの軸と平行であるステータセグメント24,26との電気的干渉を回避する。
図15は、第1コイル群27(A1,B1及びC1)及び第2コイル群29(A2,B2及びC2)内にそれぞれ配置された3つのコイル巻線(A,B及びC)を有するコイル巻線配置50の配線図である。各コイル巻線に対し、第1巻線ターンの開始部が、それぞれ、SA,SB及びSCと符号付けされる。各コイル巻線に対し、最後の巻線ターンが、それぞれ、EA,EB及びECと符号付けされる。
図16は、ステータに対する界磁巻線を形成するシリンダー64に形作られた単層ウェブ62の断面端面図である。ウェブ62が、コイル(A,B及びC)から形成され、それぞれが、A1及びA2のように、2つ又はそれ以上のコイル群に配置される。図11及び12に関連して上に記載した方法と同じ方法で、コイルが、マンドレル上に巻かれ、ウェブ状に形成される。セグメントが重ならないように、コイルのセグメントが、平坦化され、ウェブ62を形成する。
図17は、強磁性フラックスリターンリング66の内表面上に組み込まれたステータシリンダー64の断面端面図である。ステータを形成するために、シリンダーが、リングに接着されてよく、リング及びシリンダーが、封止剤及び当業界において周知である他のコーティングによってコーティングされてよい。さらに、ステータシリンダーを形成するコイル巻線のエンドターンが、ウェブの内表面に沿って配置され、リングの深さを最小化し、リング66の軸及びシリンダー内に挿入されたローターの軸と平行であるステータセグメントとの電気的干渉を回避する。
例えばA1及びA2である同じコイルの2つの群からのマンドレルの同じ側上に形成されたコイルセグメントが、シリンダー64内で互いに反対に配置されるように、ウェブ60が、配置される。コイルが、マンドレル上に巻かれる方法により、これらの両側のセグメントのそれぞれを流れる電流方向が、同じである。同様に、同じコイルの両側のセグメント、例えば、A1’及びA2’が、コイルセグメントA1及びA2の位置から90°だけ離れたシリンダー64内の位置に配置される。電流が、向かい合ったセグメントA1’及びA2’を通して、同じ方向に流れ、これは、セグメントA1及びA2を流れる電流方向と反対である。シリンダー64内のコイルセグメントのこの配置が、図17に示された4つの極(NSNS)によって表される4極ローターに適している。4極ローターの極性は、N極−S極−N極−S極であり、これらのそれぞれの極が、90°だけ離れている。その一方、図4,9及び14に示されたステータシリンダーが、単一のN極と単一のS極を有する2極ローター用に構成され、ここで、両極が、180°だけ離される。これらの2極ローターが、図4,9及び14におけるNSによって表される。
図11及び12に示されるパターンにコイルを巻き、平坦化することによって形成されたウェブ62のような単層ウェブが、ステータ用の界磁巻線を形成するために使用されることが可能であり、4つ以上の磁極を有するローターで動作する。4つ以上の極を有するローターに対し、各コイルにおける群の数が、極の数の半分と等しくなるべきである。例えば、対応するローターが6つの極を有する場合、3つのコイル群(例えば、A1,A2及びA3)が、マンドレル上に巻かれるべきである。4つ以上の極を有するローターと共に使用されるステータコイルを形成するために、図18及び19に関連して上に記載したのと同じ手順で、マンドレル上においてステータコイルを巻きこみ、及び巻きコイルをウェブ状に平坦化する方法が、使用されてよい。
図18は、マンドレル16上において、2つのコイル群12,14(A1,B1及びC1、並びにA2,B2及びC2)に巻かれた3つのコイル巻線(A,B,C)の第4のコイル巻線配置70の配線図である。この第4コイル巻線配置は、第2コイル群(A2,B2及びC2)が、第1コイル群(A1,B2及びC2)と同じ方向に巻かれるという点を除き、図1に示された3つのコイル巻線と同様である。一方、第1コイル巻線配置10の第2コイル群(A2,B2及びC2)が、第1コイル群(A1,B1及びC1)のコイル巻き方向と反対方向に巻かれる。この第4コイル巻線配置は、4極ローター用のステータ界磁巻線としての使用に適しており、一方、第1コイル巻線配置は、2極ローター用のステータ界磁巻線としての使用に適している。
この第4コイル巻線配置70が、3つのコイルの2つの群(A1,B1及びC1−群72、並びにA2,B2及びC2−群74)を含み、このコイルは、マンドレル16上において、各コイルが、各コイルの幅(W)とほぼ等しい間隙(G)だけ離隔された状態で、巻かれている。これらをまとめるために、接着テープ18が、コイルの各側面上に配置される。コイルA1−A2,B1−B2,及びC1−C2が、4極ローターと共に使用されるステータ用の3相界磁巻線ユニットを形成する。4つ以上の極を有するローターに対し、コイル群の数が、極総数の半分と等しく設定されるべきである。例えば、6極ローター用のステータは、マンドレルの周囲において、その全てが同じ方向に巻かれる3つのコイル群から形成されるステータ界磁巻線を有するべきである。
各コイル群12,14が、密ならせん状にワイヤを巻くことによって形成され、ここで、ワイヤの各ターンが、各コイル巻線における次のそれと隣接する。各巻線の開始ターンにおける端部が、それぞれ、SA,SB及びSCによって示される。各コイル巻線の最後のターンにおける端部が、それぞれ、EA,EB及びECによって示される。マンドレルの周囲にワイヤを自動的に巻くために、当業界において周知である自動コイル巻き機構が、使用されてよい。各巻線のワイヤが、第1に、第1方向(矢印によって示される巻き方向)に巻かれ、コイルの第1群12を形成する。第1コイル群が、例えば25〜250である所定数のワイヤのターンを含む。ワイヤターンが、通常、マンドレルの表面に対して並んで配置され、密にまとめられ、巻きコイルの単層を形成する。
分離したワイヤが、各コイル巻線を形成するために使用される。図1に示されるように、3つの絶縁ワイヤ(A,B,C)が、マンドレルの周囲に巻かれる。ワイヤが、同じ巻き方向に巻かれ、コイルの第1コイル群(A1,B1及びC1)72、第2コイル群(A2,B2及びC2)、並びに(ローターが、4つ以上の極を有する場合)それに続くコイル群(An,Bn及びCn−図示しない)を形成する。各コイルA,B,Cが、マンドレルの周囲に巻かれた分離絶縁ワイヤに対応する。各コイル群、例えば、A1,B1及びC1が、実質的に同じ数の巻線を有し、各コイル群の幅及び各コイル群内のターン数が、実質的に同じである。同様に、あるコイル群における各コイルに対する幅及びターン数が、好ましくは、コイル巻線内の全てのコイル群に対し、同じである。
隣接するコイル群の間の分離、例えば、コイル群A1の後縁とコイル群B1の前縁との間の間隙(G)が、コイルセグメントの幅(w)であってよい。コイルが、単層ウェブ状に平坦化された場合(図19参照)、この間隙により、コイルセグメントが、コイルが重なることなく間隙内に位置することが可能となる。
コイル巻線の第1群(A1,B1,C1)が巻かれた後であって、コイル巻線の次の群(A2,B2,C2)が巻かれる前に、各完成したコイル群72から広がる導電ワイヤが、マンドレルの周囲に軸方向にシフトされる。この軸方向のシフトが、導電ワイヤを、完成した第1コイル群、例えばA1の後縁から、これから巻かれる第2コイル群、例えばA2の前縁まで移動させる。2つのコイル群を備えた3相コイルに対し、軸方向のシフトの距離は、コイル巻線セグメントの幅(W)の5倍である。
軸方向のシフトは、3相以外であり異なる数のコイル群を有する多相コイル巻線によって異なる。通常、完成したコイル群72から、新しいコイル群74への軸方向のシフトは、コイル群の数の2倍×コイル巻線の数引く1である。軸方向のシフトのアルゴリズムが、コイルの単層ウェブ状に折り畳まれることが可能な巻線を提供する。
図19は、マンドレルが取り外された後の、コイル巻線(図18に示される)を示す。コイルが、単層ウェブ76状に平坦化される。コイルセグメントの適切な交互配置を確保する。平坦化プロセスの間に、コイルの第1の側上のセグメント、例えばA1’が、コイルの反対側上における選択されたセグメント、例えばC1とA2との間の間隙内の位置に向かって、軸方向にシフトされる。セグメント(例えば、A1,B1,C1,A1’,A2,B1’,B2,C1’,C2,A2’,B2’及びC2’)が、平行であり、重ならないように、コイルセグメントが、ウェブ内に配置される。コイルセグメント24,26(A1,B1,C1,A1’,B1’及びC1’)が、ローターに隣接するステータ部を形成するウェブの一部である。これらがローターの回転軸に平行となるように、コイルセグメント24,26が、ステータ内に配置される。
図20は、シリンダー状ステータ界磁巻線78状に形成されたウェブ76のウェブセグメントの断面図である。このウェブが、交互配置されたコイルセグメントを備え、シリンダー形状に巻かれる。ウェブの端部におけるコイルセグメント(A1,C1’)が、他のコイルセグメント(A2’,B2’及びC2’)に挟まれ(interleave)、これらの他のセグメントと重ならない。第1群(A1,B1,C1)からのコイルセグメントが、同じコイルの第2群(A2,B2,C2)からのコイルセグメントと隣接するように、このセグメントが、シリンダー状ステータ界磁巻線78内に配置される。シリンダー状ウェブの内径が、実質的に、ステータの内部の径の直径である。ステータセグメントが、シリンダーの軸に平行である。4極ローター(図21においてN極、S極、N極、S極によって表されるローターを参照)が、ウェブ76によって形成されたシリンダー状ステータ界磁巻線78内において同軸上に適合する。電流が、ステータの両側上において同じ方向に流れるように、各コイル巻線(A,B,C)からのコイルセグメントが、ステータ内に配置される。
図21は、磁束リターンパスを提供する強磁性リング80内に挿入されたシリンダー形状ステータ界磁巻線78を示す。ステータの内部直径(ID)を定めるために、軸が、コイルウェブによって形成されたシリンダーの内周に挿入されてよい。さらに、コイル巻線のエンドターン28が、各セグメントの両端部上(ステータの両端部における)に密に配置され、全体のステータの高さを最小化する。モールディングを含む様々な手段を使用し、コイルが、リターンパスリング80に固定される。ウェブ及びリターンパスがスロットレスステータを形成する。シリンダー状ステータ界磁巻線78が、ローターのN極(N)、S極(S)、N極(N)及びS極(S)によって表される回転4極ローターを有するジェネレータ又はモーター内に含まれてよい。
本発明が、現在、最も実用的で好ましい実施形態であると考えられるものに関連して記載されたが、本発明は、開示された実施形態に制限されるものではなく、それどころか、添付の特許請求の範囲の精神及び範囲内に含まれる様々な修正及び同等な配置にまで及ぶことを意図するものであると理解される。
10 第1配置
12、14 コイル群
16 マンドレル
18 接着テープ
20 対壁部
22 上端部及び底側部
24、26 コイルセグメント
28 エンドターン部
30 ウェブ
31 ステータ界磁巻線
32 強磁性リング
34 レジスタ
36 共通端子
38 端子
G 間隙
W 幅

Claims (28)

  1. 第1コイル群及び第2コイル群内に配置された複数のコイル巻線を含むスロットレスステータ用の、3相界磁巻線を形成する方法であって、前記方法が、
    マンドレルの周囲に各コイル巻線用の絶縁ワイヤを巻くことにより、前記第1コイル群を形成し、前記ワイヤの各ターンが、前記ワイヤの次のターンと隣接する段階であって、完成時に、前記第1コイル群内の各コイル巻線が、実質的に同じコイル幅を有し、前記第1コイル群内の隣接するコイル巻線間の分離が、完成した巻線の1つの幅と実質的に等しい距離である段階と;
    前記第1コイル群を形成する段階の後で、マンドレルに沿って軸方向に絶縁ワイヤを、各コイル巻線の後縁から、完成した巻線の1つの幅の5倍と実質的に等しい距離である、前記第2コイル群内の各コイル巻線の前縁におけるワイヤの位置までシフトする段階と;
    前記ワイヤの各ターンが、前記ワイヤの次のターンと隣接するように、マンドレルの周囲に各コイル巻線用の絶縁ワイヤを巻くことにより第2コイル群を形成する段階であって、完成時に、前記第2コイル群及び前記第1コイル群内の各コイル巻線が、実質的に同じコイル幅を有し、前記第1コイル群内の隣接するコイル巻線間の分離が、完成した巻線の1つの幅と実質的に等しい距離である段階と;
    巻かれた第1及び第2コイル群からマンドレルを取り外す段階と;
    前記第1コイル群からのコイル巻線セグメントが、前記第2コイル群のコイル巻線セグメントの間に交互配置されるように、巻かれた第1コイル群と第2コイル群を単層ウェブ状に折り畳む段階と;及び、
    界磁巻線を形成するように、前記単層ウェブをシリンダー状に巻く段階と、を含むことを特徴とする3相界磁巻線を形成する方法。
  2. 環状磁束リターンリングの内表面上に前記シリンダーを組み込む段階をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記ウェブ内の交互配置コイル巻線セグメントが、同じコイル巻線からの隣接するコイル巻線セグメントを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記ウェブを巻く段階が、前記シリンダーの両側上に同じコイル巻線からの隣接するコイル巻線セグメントの組を設置することを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記ウェブを巻く段階が、前記ウェブの一端部からのコイル巻線セグメントが、前記ウェブの反対側の端部からのコイル巻線セグメントと交互配置される段階を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記セグメントが、同じコイル巻線からのコイル巻線セグメントと隣接するように、前記ウェブの両端部からのコイル巻線セグメントが、交互配置されることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 各コイル巻線の端部を、共通端子に電気的に接続する段階と、各コイル巻線の反対の端部を3相電力供給装置の各相に接続可能な端子に接続する段階とをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記第2コイル群の巻き方向が、前記第1コイル群の巻き方向と反対であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記第2コイル群の巻き方向と、前記第1コイル群の巻き方向とが同じ方向であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 第1コイル群及び第2コイル群を含む複数のコイル巻線と;
    各コイル巻線用の絶縁ワイヤの第1らせん状巻線を含む第1コイル群であって、前記ワイヤの各ターンが、前記ワイヤの次のターンと隣接し、前記第1コイル群においてマンドレル上の隣接するコイル巻線間の間隙が、実質的に、前記第1群内のコイル巻線の幅と等しくなるように、前記ワイヤが、前記マンドレルの周囲に巻かれる第1コイル群と;
    各コイル巻線用の絶縁ワイヤの第2らせん状巻線を含む第2コイル群であって、前記ワイヤの各ターンが、前記ワイヤの次のターンと隣接するように、前記ワイヤが、マンドレルの周囲に巻かれ、完成時に、前記第2コイル群及び前記第1コイル群内の各コイル巻線が、実質的に同じコイル幅を有し、前記第2コイル群内の前記マンドレル上の隣接するコイル巻線間の間隙が、前記第2群内のコイル巻線の幅と実質的に等しい第2コイル群と;
    前記第1コイル群からのコイル巻線セグメントが、前記第2コイル群のコイル巻線セグメント間に交互配置されるように、折り畳まれた前記第1コイル群と前記第2コイル群を含むシリンダー状ウェブと、を含むことを特徴とするスロットレスステータ用の3相界磁巻線。
  11. 環状磁束リターンリングをさらに含み、
    前記シリンダー状ウェブが、前記リングの内表面上に組み込まれることを特徴とする請求項10に記載の3相界磁巻線。
  12. 前記ウェブ内の交互配置コイル巻線セグメントが、同じコイル巻線からの隣接するコイル巻線セグメントを含むことを特徴とする請求項10に記載の3相界磁巻線。
  13. 同じコイル巻線からの前記隣接するコイル巻線セグメントの組が、前記シリンダーの両側上にあることを特徴とする請求項12に記載の3相界磁巻線。
  14. 前記ウェブの一端部からのコイル巻線セグメントが、前記ウェブの反対側の端部からのコイル巻線セグメントと交互配置されていることを特徴とする請求項10に記載の3相界磁巻線。
  15. 前記セグメントが、同じコイル巻線からのコイル巻線セグメントと隣接するように、前記ウェブの両端部からのコイル巻線セグメントが、交互配置されていることを特徴とする請求項14に記載の3相界磁巻線。
  16. 各コイル巻線の端部が、共通端子に接続されており、
    各コイル巻線の反対側の端部が、3相電力供給装置の各相に接続可能な端子に接続されていることを特徴とする請求項10に記載の3相界磁巻線。
  17. 前記第2コイル群の巻き方向が、前記第1コイル群の巻き方向と反対であることを特徴とする請求項10に記載の3相界磁巻線。
  18. 前記第2コイル群が、前記マンドレルの周囲に、前記第1コイル群と同じ方向に巻かれていることを特徴とする請求項10に記載の3相界磁巻線。
  19. コイル巻線の第1群を形成するように、マンドレルの周囲に複数の絶縁導体をらせん状に巻く段階であって、前記マンドレル上において、前記第1群内の巻きコイルが、前記第1群内の他の巻きコイルの少なくとも1つと直接隣接する段階と、;
    前記第1群内の前記巻きコイルの幅と実質的に等しい距離だけ、前記マンドレルに沿った軸方向に前記導体の長さをシフトする段階と、;
    コイル巻線の前記第1群の後縁から、前記第1群からの前記巻きコイルの幅と実質的に等しい距離から開始し、前記第1群に使用されたのと同じ巻き方向にコイルの第2群をらせん状に巻く段階であって、前記マンドレル上において、形成された前記第2群内の前記巻きコイルが、前記第1群内の他の巻きコイルの少なくとも1つと直接隣接する段階と、;
    前記第2群からのコイルセグメントと交互配置された前記第1群からのコイルセグメントを含む単層ウェブを形成するように、前記マンドレルを取り外し、前記コイルを平坦化する段階と、;及び、
    前記第1群からのコイルが、同じ導体によって形成された前記第2群を形成するコイルと重なるように、2層シリンダー状にウェブを巻く段階とを含むことを特徴とする電磁気多相デバイス用の界磁を巻く方法。
  20. 磁束リターンリングの内表面上に前記シリンダーを組み込む段階をさらに含み、
    前記コイルセグメントが、前記シリンダーの重心軸と平行であることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 前記複数の絶縁導体が3つであることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  22. 第1群内の前記マンドレルの第1の側上に形成された前記コイルセグメントが、前記第2群内の前記マンドレルの前記第1の側上に形成されたコイルセグメントと重なっていることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  23. 第1群内の前記マンドレルの第2の側上に形成された前記コイルセグメントが、前記第2群内の前記マンドレルの前記第2の側上に形成されたコイルセグメントと重なっていることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 前記シリンダーの第1の層が、前記第1群のコイルセグメントによって形成され、
    前記シリンダーの第2の層が、前記第2群のコイルセグメントによって形成されることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  25. マンドレルの周囲に各コイル巻線用の絶縁ワイヤを巻くことにより3つのコイル巻線のコイル群を形成し、前記ワイヤの各ターンが、前記ワイヤの次のターンと隣接する段階であって、完成時に、第1コイル群内の各コイル巻線が、実質的に同じコイル幅を有し、前記第1コイル群内の隣接するコイル巻線間の分離が、完成した巻線の1つの幅と実質的に等しい距離である段階と、;
    巻きコイル群から前記マンドレルを取り外す段階と、;
    前記マンドレルの第1の側からのコイル巻線セグメントが、前記マンドレルの反対側からのコイル巻線セグメントの間に交互配置されるように、前記巻きコイル群を折り畳む段階と、;及び
    界磁巻線を形成するようにシリンダー状に単層ウェブを巻く段階であって、前記ウェブの一端部上におけるコイル巻線セグメントが、前記ウェブの反対側の端部におけるコイル巻線セグメントの間に交互配置され、同じコイル巻線からの巻線セグメントが、シリンダーの両側上にある段階とを含むことを特徴とする3つのコイル巻線を含むスロットレスステータ用の3相界磁巻線を形成する方法。
  26. 磁束リターンリングの内表面上に前記シリンダーを組み込む段階をさらに含み、
    前記コイル巻線セグメントが、前記シリンダーの重心軸と平行であることを特徴とする請求項25に記載の方法。
  27. 前記ウェブ状に折り畳まれ、コイルセグメント間に交互配置された場合に、前記コイルセグメントが重ならないことを特徴とする請求項25に記載の方法。
  28. 各コイル巻線の端部を、共通端子に電気的に接続する段階と、
    各コイル巻線の反対側の端部を、3相電力供給装置の各相に接続可能な端子に接続する段階をさらに含むことを特徴とする請求項25に記載の方法。
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