JP2010504947A - 5−チオキシロピラノース誘導体と治療におけるその使用 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】新規の5−チオキシロース化合物、好ましくは5−チオキシロピラノース型誘導体、その調製方法、及び、主に血栓症、心臓疾患又は血栓塞栓症の予防又は治療を目的とした医薬品の活性物質としてのその使用に関する。
【選択図】なし
Description
a)式Iの化合物:
・ペンタピラノシル基は5−チオ−β−D−キシロピラノシル基であり、
・Rは水素原子又はC2−C6アシル基であり、
・R’及びR’’は各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、C1−C4アルキル基又は6−フルオロ−3−ピリジニル基であり、
・Aは下記式の5又は6員環の芳香環:
・Xは窒素原子、酸素原子又は硫黄原子であり、
・Yは炭素原子又は単結合であり、
・Z1、Z2及びZ3は各々独立して、炭素原子又は窒素原子であり、
・R1、R2及びR3は各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C1−C4アルキル基、C1−C4アルコキシ基又はトリフルオロメチル基であるか;又は、
・R1及びR2は、自らが結合している複素環の原子と共に、6個の炭素原子を含む芳香環を形成し、よってこの場合は、Aは縮合二環式基であり、特にベンゾフラニル基若しくはベンゾチエニル基である)
である〕、
b)その付加塩、
c)その代謝物
から選択されることを特徴とする。
・Aが、無置換の、又は、上記で定義されたR1、R2及びR3のいずれかによって置換されたピリジニル基であること、
・R’及びR’’が各々、水素原子、ハロゲン原子又はメチル基であること、
である。
a)ルイス酸存在下で、過アセチル化糖を芳香族ヒドロキシ複素環と縮合させる、Helferich法(文献“The Carbohydrate,Chemistry and Biochemistry”,2nd edition,Academic Press,New York−London,1972,Volume IA,pp.292−294に記載)、
b)シアン化水銀、銀イミダゾレート又はトリフルオロメタンスルホン酸銀などのプロトン受容体存在下で、ハロゲン化したアシロースをフェノール性ヒドロキシル基と縮合させる、Koenigs−Knorr法(同上、pp.295−299)、
c)トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル又は三フッ化ホウ素エーテラートなどのルイス酸存在下で、オシルトリクロロアセトイミダートと芳香族ヒドロキシ複素環とを縮合させる、Schmidt法
が挙げられる。
a)式IIのピリジノール:
・Xは窒素原子、酸素原子又は硫黄原子であり、
・Yは炭素原子又は単結合であり、
・Z1、Z2及びZ3は各々独立して、炭素原子又は窒素原子であり、
・R1、R2及びR3は各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C1−C4アルキル基、C1−C4アルコキシ基若しくはトリフルオロメチル基であるか;又は、
・R1及びR2は、自らが結合している複素環の原子と共に、6個の炭素原子を含む芳香環を形成し、よってこの場合は、Aは縮合二環式基であり、特にベンゾフラニル基若しくはベンゾチエニル基である)
である〕を、
下記式の5−チオキシロピラノース誘導体:
b)所望により、上記で得た式Iの化合物をアンモニアのメタノール溶液と反応させることにより、脱アシル化反応させてアシル基を水素原子に置換し、式Iaの化合物
c)所望により、上記で得た式I又は式Iaの化合物の1つを、当業者に公知の方法で酸と反応させることにより、対応する付加塩を得る工程
が行われる。
・Xは窒素原子、酸素原子又は硫黄原子であり、
・Yは炭素原子又は単結合であり、
・Z1、Z2及びZ3は各々独立して、炭素原子又は窒素原子であり、
・R1、R2及びR3は各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C1−C4アルキル基、C1−C4アルコキシ基若しくはトリフルオロメチル基であるか;又は、
・R1及びR2は、自らが結合している複素環の原子と共に、6個の炭素原子を含む芳香環を形成し、よってこの場合は、Aは縮合二環式基であり、特にベンゾフラニル基若しくはベンゾチエニル基である)
である〕と、
ジクロロメタンなどの非プロトン性溶媒中、四塩化スズなどのルイス酸型触媒の存在下、反応温度20℃〜60℃で、1時間〜2時間反応させることにより、下記式Ibの化合物:
・Xは窒素原子、酸素原子又は硫黄原子であり、
・Yは炭素原子又は単結合であり、
・Z1、Z2及びZ3は各々独立して、炭素原子又は窒素原子であり、
・R1、R2及びR3は各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C1−C4アルキル基、C1−C4アルコキシ基若しくはトリフルオロメチル基であるか;又は、
・R1及びR2は、自らが結合している複素環の原子と共に、6個の炭素原子を含む芳香環を形成し、よってこの場合は、Aは縮合二環式基であり、特にベンゾフラニル基若しくはベンゾチエニル基である)である〕と、
ジクロロメタンなどの非プロトン性溶媒中、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリルなどの触媒の存在下、反応温度−25℃〜室温で、1時間〜5時間反応させることにより、式Ibのチオキシロピラノシド:
a)下記式の化合物:
を、下記式のヘテロアリールボロン酸又はヘテロアリールボロン酸アルキル:
・Xは窒素原子、酸素原子又は硫黄原子であり、
・Yは炭素原子又は単結合であり、
・Z1、Z2及びZ3は各々独立して、炭素原子又は窒素原子であり、
・R1、R2及びR3は各々独立して、水素原子、ハロゲン原子(好ましくはフッ素原子)、シアノ基、C1−C4アルキル基、C1−C4アルコキシ基若しくはトリフルオロメチル基であるか;又は、
・R1及びR2は、自らが結合している複素環の原子と共に、6個の炭素原子を含む芳香環を形成し、
・Alkは水素原子又はC1−C4アルキル基である)と、
[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム・ジクロロメタン錯体などのパラジウム触媒、樹脂固定化パラジウム触媒又はヘルマン触媒(Hermann’s catalyst)の存在下、かつ、メタノール又はグリコールエーテルなどの極性溶媒の存在下、かつ、フッ化セシウム又は炭酸ナトリウム又は他の無機塩基の存在下で、さらに所望により塩化リチウムを加えて、電子レンジ又は従来の加熱方法により、反応温度70℃〜150℃で、5分間〜72時間反応させることにより、下記式の化合物:
を、下記式のハロゲン化ヘテロアリール:
上記と同じ条件下で反応させることにより、下記式の化合物:
mM=ミリモル(10−3mol)
DMSO=ジメチルスルホキシド
THF=テトラヒドロフラン
CHCl3=クロロホルム
DME=ジメトキシエタン
「ピナコラートボリル」基=下記式の基:
5,6−ジクロロ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
塩化亜鉛5.1g(37.5mM)を減圧下で溶解させ、その溶解物を不活性雰囲気下で冷却する。そこへ、トルエン12ml、アセトニトリル12ml、4Åモレキュラーシーブ3g、及び5,6−ジクロロ−3−ピリジノール2.45g(15mM)を添加する。混合物の温度を90℃に調整し、トリエチルアミン3.78g(37.5mM)と2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−α−D−キシロピラノシルブロミド5.86g(16.5mM)とを添加する。反応媒体を90℃で20分間攪拌し、冷却後、濾過して無機塩を取り除き、その無機塩を酢酸エチルで洗滌する。集めた有機相を0.5N水酸化ナトリウム溶液で洗滌し、0.1N塩酸を用いてpHを3にする。続いて、有機相を飽和塩化ナトリウム溶液で洗滌し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下で濃縮する。生成物をエチルエーテルから結晶化して、所望の生成物を収率50%で、薄茶色の固体として得る。
M.p.=128℃
[α]D 27=−92° (c=0.23;CHCl3)
4−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製例Iと同様の操作を行うことにより、4−ブロモ−3−ピリジノールから出発して、所望の生成物を黄色の粉末として得る(収率38%)。
M.p.=153℃
[α]D 30=−69° (c=0.31;DMSO)
2−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製例Iと同様の操作を行うことにより、2−ブロモ−3−ピリジノールから出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率41%)。
M.p.=156℃
[α]D 24=−78° (c=0.40;CH3OH)
6−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製例Iと同様の操作を行うことにより、6−ブロモ−3−ピリジノールから出発して、所望の生成物をベージュ色の粉末として得る(収率43%)。
M.p.=145℃
[α]D 29=−20° (c=0.52;DMSO)
2−ヨード−6−メチル−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製例Iと同様の操作を行うことにより、2−ヨード−6−メチル−3−ピリジノールから出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率81%)。
M.p.=187℃
[α]D 30=−88° (c=0.28;DMSO)
2−クロロ−4−メチル−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製例Iと同様の操作を行うことにより、2−クロロ−4−メチル−3−ピリジノールから出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率30%)。
M.p.=144℃
[α]D 30=+45° (c=0.37;DMSO)
2−ブロモ−4−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製例Iと同様の操作を行うことにより、2−ブロモ−4−ピリジノールから出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率37%)。
M.p.=162℃(エーテルから再結晶化)
[α]D 29=−11° (c=0.48;DMSO)
5−ブロモ−2−フルオロ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製例Iと同様の操作を行うことにより、5−ブロモ−2−フルオロ−3−ピリジノールから出発して、所望の生成物を白色の結晶として得る(収率39%)。
M.p.=120〜122℃(イソプロパノールから再結晶化)
5−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製例Iと同様の操作を行うことにより、5−ブロモ−3−ピリジノールから出発して、所望の生成物を薄茶色の粉末として得る(収率55%)。
M.p.=174℃
[α]D 20=−20° (c=0.23;DMSO)
2−クロロ−6−ヨード−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製例Iと同様の操作を行うことにより、2−クロロ−6−ヨード−3−ピリジノールから出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率53%)。
M.p.=188℃(エチルエーテルから再結晶化)
[α]D 30=−34° (c=0.39;DMSO)
6−クロロ−5−フルオロ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製例Iと同様の操作を行うことにより、6−クロロ−5−フルオロ−3−ピリジノールから出発して、所望の生成物を白色の薄片として得る(収率43%)。
M.p.=158〜162℃(エタノールから再結晶化)
[α]D 27=−21° (c=0.33;DMSO)
2−フルオロ−6−ヨード−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製例Iと同様の操作を行うことにより、2−フルオロ−6−ヨード−3−ピリジノールから出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率41%)。
M.p.=234℃(エチルエーテルから再結晶化)
[α]D 30=−10° (c=0.49;DMSO)
6−クロロ−2−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製例Iと同様の操作を行うことにより、6−クロロ−2−ピリジノールから出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率20%)。
M.p.=127℃
[α]D 29=−72° (c=0.33;CHCl3)
5−ブロモ−2−クロロ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製例Iと同様の操作を行うことにより、5−ブロモ−2−クロロ−3−ピリジノールから出発して、所望の生成物をベージュ色の結晶として得る(収率38%)。
M.p.=143〜147℃(エチルエーテルから結晶化)
[α]D 24=−35° (c=0.15;DMSO)
2−シアノ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
2−シアノ−3−ピリジノール1.7g(14.17mM)をアセトニトリル80mlに溶解させた溶液を調製し、遮光下で酸化銀4.3g(18.3mM)と13Xモレキュラーシーブ3gとを添加する。混合物を50℃で10分間攪拌し、2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシルブロミド6.5g(18.3mM)を添加し、その反応混合物を50℃で18時間攪拌しながら保持する。続いて、その混合物を室温まで冷却し、濾過助剤を通じて濾過する。濾液を酢酸エチルで希釈し、水、N水酸化ナトリウム溶液、水の順で洗滌し、pHを中性にする。そして、最後に硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で濃縮する。エチルエーテルを添加し、残留油分を結晶化する。所望の生成物0.89gを、ベージュ色の結晶として得る(収率16%)。
1H NMR(300MHz;CDCl3)δ:8.43(m,1H),7.53(m,2H),5.49(t,1H),5.30(d,1H),5.19(m,2H),3.18(m,1H),2.76(m,1H),2.10(m,9H)。
生成物には、微量のα誘導体が含まれ、そのアノマープロトンはδ=5.76のシグナルとδ=5.63のシグナルを示す。
6−(2−メトキシ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
水3mlに炭酸ナトリウム0.354g(3.34mM)を溶解させた溶液、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)・ジクロロメタン錯体0.18g(0.223mM)及び2−メトキシ−3−ピリジンボロン酸0.68g(4.46mM)を、調製例IVで得られた6−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド1g(2.23mM)を10mlのDMEに溶解させた溶液に添加する。電子レンジを用いて、反応混合物を120℃で20分間加熱し、その後、冷却する。そこに水を添加し、酢酸エチルを用いて抽出を行う。有機相を1M炭酸ナトリウム溶液で洗滌後、水で洗滌し、pHを中性にする。そして、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で濃縮する。留去後の残留物をシリカカラム上でのクロマトグラフィ(溶出液:トルエン/アセトン 90/10;v/v)により精製し、収率70%で、所望の生成物を白色の固体として得る。
M.p.=176℃
[α]D 29=+5° (c=0.30;DMSO)
6−(2−メトキシ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1で得られた6−(2−メトキシ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド0.3g(0.63mM)をアンモニアのメタノール溶液(7M)4mlに溶解させた溶液を室温で4時間攪拌する。続いて、反応混合物を減圧下で濃縮し、留去後の残留物をエーテルから結晶化する。収率81%で、所望の生成物を白色の固体として得る。
M.p.=127℃
[α]D 29=−45° (c=0.26;DMSO)
4−メチル−2−(3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例VIで得られた2−クロロ−4−メチル−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと3−ピリジンボロン酸とから出発して、所望の生成物を白色の泡状体として得る(収率27%)。
M.p.=143℃
[α]D 33=+29° (c=0.43;DMSO)
4−メチル−2−(3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例3で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の綿状物として得る(収率=40%)。
M.p.=98℃
[α]D 29=+66° (c=0.20;DMSO)
2−(3−フラニル)−6−メチル−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例Vで得られた2−ヨード−6−メチル−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと3−フランボロン酸とから出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率42%)。
M.p.=117℃
[α]D 25=−73° (c=0.10;DMSO)
2−(3−フラニル)−6−メチル−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例5で得られた生成物から出発して、所望の生成物を乳白色の固体として得る(収率81%)。
M.p.=162℃
[α]D 29=−117° (c=0.10;DMSO)
2−(5−メチル−2−フラニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例IIIで得られた2−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと5−メチル−2−フランボロン酸とから出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率45%)。
M.p.=128℃
[α]D 32=−68° (c=0.27;DMSO)
2−(5−メチル−2−フラニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例7で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率83%)。
M.p.=191℃
[α]D 30=−103° (c=0.28;DMSO)
2−クロロ−6−(3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例3と同様の操作を行うことにより、調製例Xで得られた2−クロロ−6−ヨード−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドから出発して、所望の生成物をベージュ色の粉末として得る(収率34%)。
M.p.=155℃
[α]D 36=−38° (c=0.13;DMSO)
2−クロロ−6−(3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例9で得られた生成物から出発して、所望の生成物をベージュ色の粉末として得る(収率35%)。
M.p.=180℃
[α]D 35=−51° (c=0.11;DMSO)
2−フルオロ−5−(4−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例VIIIで得られた5−ブロモ−2−フルオロ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと4−ピリジンボロン酸とから出発して、所望の生成物をベージュ色の泡状体として得る(収率53%)。
M.p.=143〜144℃
[α]D 30=+8° (c=0.26;DMSO)
2−フルオロ−5−(4−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例11で得られた生成物から出発して、所望の生成物を桃色の泡状体として得る(収率59%)。
M.p.=98〜102℃
[α]D 30=−61° (c=0.28;DMSO)
2−クロロ−6−(2−メトキシ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例Xで得られた2−クロロ−6−ヨード−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと2−メトキシ−3−ピリジンボロン酸とから出発して、所望の生成物を桃色の固体として得る(収率40%)。
M.p.=221℃
[α]D 30=−44° (c=0.20;DMSO)
2−クロロ−6−(2−メトキシ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例13で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の綿状物として得る(収率60%)。
M.p.=102℃(メタノールと水との混合物から再結晶化)
[α]D 30=−53° (c=0.16;DMSO)
2−クロロ−6−(2−フルオロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例Xで得られた2−クロロ−6−ヨード−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと2−フルオロ−3−ピリジンボロン酸とから出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率27%)。
M.p.=227℃(エタノールから再結晶化)
[α]D 30=−38° (c=0.61;DMSO)
2−クロロ−6−(2−フルオロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例15で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の綿状物として得る(収率80%)。
M.p.=153℃(エタノールと水との混合物から再結晶化)
[α]D 30=−28° (c=0.48;DMSO)
2−クロロ−6−(2−フルオロ−4−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例Xで得られた2−クロロ−6−ヨード−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと2−フルオロ−4−ピリジンボロン酸とから出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率37%)。
M.p.=226℃(水とアセトニトリルとの混合物から再結晶化)
[α]D 32=−34° (c=0.31;DMSO)
2−クロロ−6−(2−フルオロ−4−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例17で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率27%)。
M.p.=195℃(イソプロパノールと水との混合物から再結晶化)
[α]D 32=−41° (c=0.18;DMSO)
2−クロロ−6−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例Xで得られた2−クロロ−6−ヨード−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと6−フルオロ−3−ピリジンボロン酸とから出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率43%)。
M.p.=226℃(水とアセトニトリルとの混合物から再結晶化)
[α]D 32=−23° (c=0.26;DMSO)
2−クロロ−6−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例19で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の針状物として得る(収率27%)。
M.p.=199℃(エタノールと水との混合物から再結晶化)
[α]D 32=−33° (c=0.33;DMSO)
2−フルオロ−6−(4−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例11と同様の操作を行うことにより、調製例XIIで得られた2−フルオロ−6−ヨード−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドから出発して、所望の生成物を白色の綿状物として得る(収率47%)。
M.p.=164℃(水とアセトニトリルとの混合物から再結晶化)
[α]D 30=−2° (c=0.14;DMSO)
2−フルオロ−6−(4−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例21で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率34%)。
M.p.=196℃(メタノールと水との混合物から再結晶化)
[α]D 30=−40° (c=0.38;DMSO)
2−クロロ−6−(4−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例11と同様の操作を行うことにより、調製例Xで得られた2−クロロ−6−ヨード−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドから出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率13%)。
M.p.=179℃(エチルエーテルから再結晶化)
[α]D 30=−31° (c=0.30;DMSO)
2−クロロ−6−(4−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例23で得られた生成物から出発して、所望の生成物を黄色の粉末として得る(収率47%)。
M.p.=186℃(メタノールと水との混合物から再結晶化)
[α]D 30=−36° (c=0.17;DMSO)
5−(2−クロロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例IXで得られた5−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと2−クロロ−3−ピリジンボロン酸とから出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率21%)。
M.p.=162℃
[α]D 29=−16° (c=0.36;DMSO)
5−(2−クロロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例25で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率79%)。
M.p.=215℃
[α]D 29=−47° (c=0.35;DMSO)
5−(6−メトキシ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例IXで得られた5−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと6−メトキシ−3−ピリジンボロン酸とから出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率72%)。
M.p.=172℃
[α]D 29=−9° (c=0.24;DMSO)
5−(6−メトキシ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例27で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率57%)。
M.p.=189℃
[α]D 30=−47° (c=0.34;DMSO)
5−(6−クロロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例IXで得られた5−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと6−クロロ−3−ピリジンボロン酸とから出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率33%)。
M.p.=194℃
[α]D 29=−17° (c=0.30;DMSO)
5−(6−クロロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例29で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率72%)。
M.p.=211℃
[α]D 30=−46° (c=0.45;DMSO)
5−(2−メトキシ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例IXで得られた5−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと2−メトキシ−3−ピリジンボロン酸とから出発して、所望の生成物を淡褐色の固体として得る(収率63%)。
M.p.=167℃
[α]D 29=−13° (c=0.27;DMSO)
5−(2−メトキシ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例31で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率77%)。
M.p.=209℃
[α]D 29=−90° (c=0.22;DMSO)
6−(5−メチル−2−フラニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例IVで得られた6−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと5−メチル−2−フランボロン酸とから出発して、所望の生成物を淡褐色の固体として得る(収率74%)。
M.p.=134℃
[α]D 29=+22° (c=0.23;DMSO)
6−(5−メチル−2−フラニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例33で得られた生成物から出発して、所望の生成物を淡褐色の微小固体として得る(収率71%)。
M.p.=168℃
[α]D 30=−38° (c=0.30;DMSO)
6−(6−メチル−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例IVで得られた6−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと6−メチル−3−ピリジンボロン酸とから出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率62%)。
M.p.=181℃
[α]D 29=+15° (c=0.21;DMSO)
6−(6−メチル−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例35で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率48%)。
M.p.=228℃
[α]D 29=−46° (c=0.31;DMSO)
6−(6−クロロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例IVで得られた6−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと6−クロロ−3−ピリジンボロン酸とから出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率41%)。
M.p.=204℃
[α]D 29=+5° (c=0.22;DMSO)
6−(6−クロロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例37で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率62%)。
M.p.=170℃(水から再結晶化)
[α]D 30=−32° (c=0.34;DMSO)
6−(2−クロロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例IVで得られた6−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと2−クロロ−3−ピリジンボロン酸とから出発して、所望の生成物を淡褐色の固体として得る(収率43%)。
M.p.=180℃
[α]D 29=−8° (c=0.42;DMSO)
6−(2−クロロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例39で得られた生成物0.394g(0.82mM)、メタノール25ml、及びナトリウムメトキシドの8%メタノール溶液0.025mlを混合する。混合物を室温で40分間攪拌し、得られた沈殿物を濾過し、減圧下40℃で乾燥させる。所望の生成物を収率93%で、灰白色の粉末として得る。
M.p.=203℃
[α]D 28=−51° (c=0.30;DMSO)
5−クロロ−6−(4−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製例Iで得られた5,6−ジクロロ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド0.633g(1.45mM)、4−ピリジンボロン酸0.214g(1.74mM)、フッ化セシウム0.595g(3.9mM)、及び[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)・ジクロロメタン錯体0.118g(0.145mM)をDME6ml中で混合する。電子レンジを用いて、得られた混合物を125℃で90分間加熱する。冷却した混合物を濾過し、メタノールで洗滌する。集めた有機相を減圧下で濃縮する。留去後の残留物をシリカカラム上でのクロマトグラフィにより精製する。このとき、ジクロロメタンと酢酸エチルの混合物(80/20と50/50;v/v)を用いて溶出を行う。収率20%で、所望の生成物を薄茶色の固体として得る。
M.p.=153℃
[α]D 27=−52° (c=0.10;CHCl3)
5−クロロ−6−(4−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例41で得られた生成物0.315g(0.656mM)、メタノール20ml、及びナトリウムメトキシドの8%メタノール溶液0.02mlを混合する。混合物を室温で40分間攪拌し、得られた沈殿物を濾過し、減圧下50℃で乾燥させる。収率82%で、所望の生成物をベージュ色の粉末として得る。
M.p.=226℃
[α]D 28=−49° (c=0.15;DMSO)
5−フルオロ−6−(4−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例41と同様の操作を行うことにより、調製例XIで得られた6−クロロ−5−フルオロ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドから出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率38%)。
M.p.=165℃
[α]D 29=−28° (c=0.23;DMSO)
5−フルオロ−6−(4−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例43で得られた生成物から出発して、所望の生成物を灰色の粉末として得る(収率55%)。
M.p.=192℃
[α]D 29=−54° (c=0.12;DMSO)
6−(4−ピリジニル)−2−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例41と同様の操作を行うことにより、調製例XIIIで得られた6−クロロ−2−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドから出発して、所望の生成物をクリーム色の粉末として得る(収率65%)。
M.p.=137℃
[α]D 28=−41° (c=0.32;CHCl3)
6−(4−ピリジニル)−2−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例45で得られた生成物から出発して、所望の生成物を緑がかった色の粉末として得る(収率98%)。
M.p.=178℃
[α]D 29=−23° (c=0.28;DMSO)
6−(3−ピリジニル)−2−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例41と同様の操作を行うことにより、調製例XIIIで得られた6−クロロ−2−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと、3−ピリジンボロン酸とから出発して、所望の生成物をクリーム色の粉末として得る(収率38%)。
M.p.=141℃
[α]D 29=−31° (c=0.26;CHCl3)
6−(3−ピリジニル)−2−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例47で得られた生成物から出発して、所望の生成物をクリーム色の粉末として得る(収率99%)。
M.p.=179℃
[α]D 29=−44° (c=0.22;DMSO)
5−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製例IXで得られた5−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド2.5g(5.59mM)、DME9ml、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)・ジクロロメタン錯体0.136g(0.166mM)、ビス(ピナコラート)ジボラン2.12g(8.34mM)及び酢酸カリウム1.64g(16.7mM)の混合物を、電子レンジを用いて、不活性雰囲気下110℃で30分間加熱する。冷却後、反応媒体を濾過し、その濾液に、2−ブロモ−5−フルオロピリジン0.52g(2.97mM)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)・ジクロロメタン錯体0.24g(0.29mM)及び1M炭酸カリウム水溶液4.45mlを添加する。得られた混合物を再度、電子レンジを用いて120℃で20分間加熱する。その媒体を冷却後、水で希釈し、酢酸エチルで抽出する。有機相を重炭酸ナトリウム水溶液、次いで水で洗滌する。その後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で濃縮する。留去後の残留物をシリカカラム上でのクロマトグラフィを用いて精製する。このとき、トルエンとアセトンの混合物(80/20;v/v)を用いて溶出を行う。得られた生成物をエーテルで摩砕し、濾過する。収率71%で、所望の生成物を白色の結晶として得る。
M.p.=164〜166℃
[α]D 22=−16° (c=0.23;DMSO)
5−(5−フルオロ−2−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例49で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の結晶として得る(収率69%)。
M.p.=166〜190℃(水から再結晶化)
[α]D 22=−85° (c=0.59;DMSO)
2−フルオロ−5−(3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例49と同様の操作を行うことにより、調製例VIIIで得られた5−ブロモ−2−フルオロ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと3−ブロモピリジンとから出発して、所望の生成物を灰色の固体として得る(収率26%)。
M.p.=67〜68℃
[α]D 33=−8° (c=1.90;DMSO)
2−フルオロ−5−(3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例51で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率86%)。
M.p.=215〜216℃
[α]D 33=−70° (c=0.62;DMSO)
5−(3−メチル−4−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例49と同様の操作を行うことにより、調製例IXで得られた5−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと4−クロロ−3−メチルピリジンとから出発して、所望の生成物をベージュ色の結晶として得る(収率15%)。
M.p.=153〜174℃(エーテルから再結晶化)
[α]D 23=−21° (c=0.17;DMSO)
5−(3−メチル−4−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例53で得られた生成物から出発して、所望の生成物をベージュ色の綿状物として得る(収率50%)。
M.p.=194〜214℃
[α]D 23=−58° (c=0.20;DMSO)
5−(3−メチル−2−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例53と同様の操作を行うことにより、2−ブロモ−3−メチルピリジンから出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率17%)。
M.p.=148〜150℃(エーテルから再結晶化)
[α]D 32=−22° (c=0.25;DMSO)
5−(3−メチル−2−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例55で得られた生成物から出発して、所望の生成物をベージュ色の固体として得る(収率67%)。
M.p.=162〜175℃
[α]D 32=−44° (c=0.32;DMSO)
5−(2,4−ジメチル−5−チアゾリル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例53と同様の操作を行うことにより、5−ブロモ−2,4−ジメチルチアゾールから出発して、所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
5−(2,4−ジメチル−5−チアゾリル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例57で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率32%)。
M.p.=150℃
[α]D 30=−61° (c=0.10;DMSO)
5−[1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例53と同様の操作を行うことにより、4−ブロモ−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾールから出発して、所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
5−[1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例59で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率26%)。
M.p.=210℃
[α]D 29=−60° (c=0.24;DMSO)
5−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例53と同様の操作を行うことにより、4−ブロモ−5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾールから出発して、所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
5−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例61で得られた生成物から出発して、所望の生成物をベージュ色の固体として得る(収率6%)。
M.p.=234℃
[α]D 29=−76° (c=0.21;DMSO)
5−(5−メチル−4−イソオキサゾリル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例53と同様の操作を行うことにより、4−ヨード−5−メチルイソオキサゾールから出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率28%)。
M.p.=127℃
[α]D 28=−28° (c=0.22;DMSO)
5−(5−メチル−4−イソオキサゾリル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例63で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率79%)。
M.p.=209℃
[α]D 28=−87° (c=0.19;DMSO)
5−ピラジニル−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例53と同様の操作を行うことにより、ヨードピラジンから出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率13%)。
M.p.=145℃
[α]D 29=−11° (c=0.22;DMSO)
5−ピラジニル−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例65で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率70%)。
M.p.=197℃
[α]D 29=−68° (c=0.20;DMSO)
5−(2−ピリミジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例53と同様の操作を行うことにより、2−ブロモピリミジンから出発して、所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
5−(2−ピリミジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例67で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率31%)。
M.p.=201℃
[α]D 29=−69° (c=0.23;DMSO)
5−(2−チアゾリル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例53と同様の操作を行うことにより、2−ブロモチアゾールから出発して、所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
5−(2−チアゾリル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例69で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率26%)。
M.p.=204℃
[α]D 29=−93° (c=0.20;DMSO)
5−[1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル]−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例53と同様の操作を行うことにより、5−ブロモ−1−メチル−1H−イミダゾールから出発して、所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
5−[1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル]−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例71で得られた生成物から出発して、所望の生成物をベージュ色の粉末として得る(収率25%)。
M.p.=213℃
[α]D 29=−83° (c=0.32;DMSO)
5−(2−クロロ−4−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例IXで得られた5−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと2−クロロ−4−ピリジンボロン酸とから出発して、所望の生成物を淡褐色の固体として得る(収率55%)。
M.p.=105〜108℃
[α]D 30=−21° (c=0.30;DMSO)
5−(2−クロロ−4−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例73で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率68%)。
M.p.=204℃
[α]D 30=−76° (c=0.34;DMSO)
5−(3−クロロ−4−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例73と同様の操作を行うことにより、3−クロロ−4−ピリジンボロン酸から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率39%)。
M.p.=175℃
[α]D 25=−22° (c=0.25;DMSO)
5−(3−クロロ−4−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例75で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率88%)。
M.p.=208℃
[α]D 25=−72° (c=0.24;DMSO)
6−(6−メトキシ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例IVで得られた6−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと6−メトキシ−3−ピリジンボロン酸とから出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率65%)。
M.p.=74℃
[α]D 29=+10° (c=0.44;DMSO)
6−(6−メトキシ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例77で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率30%)。
M.p.=167℃
[α]D 28=−27° (c=0.23;DMSO)
2−(3−フラニル)−4−メチル−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例VIで得られた2−クロロ−4−メチル−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと3−フランボロン酸とから出発して、所望の生成物を淡褐色の固体として得る(収率77%)。
M.p.=164℃
[α]D 33=+61° (c=0.23;DMSO)
2−(3−フラニル)−4−メチル−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例79で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の綿状物として得る(収率59%)。
M.p.=95℃
[α]D 29=+83° (c=0.18;DMSO)
2−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)−4−メチル−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例79と同様の操作を行うことにより、3,5−ジメチル−4−イソオキサゾールボロン酸から出発して、所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
2−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)−4−メチル−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例81で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率20%)。
M.p.=70〜110℃
[α]D 25=+115° (c=0.10;DMSO)
4−(3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例IIで得られた4−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと3−ピリジンボロン酸とから出発して、所望の生成物を淡褐色の固体として得る(収率57%)。
M.p.=159℃
[α]D 32=−72° (c=0.25;DMSO)
4−(3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例83で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率86%)。
M.p.=212℃
[α]D 30=−53° (c=0.35;DMSO)
2−(2−ベンゾフラニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例IIIで得られた2−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと2−ベンゾフランボロン酸とから出発して、所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
2−(2−ベンゾフラニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例85で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率15%)。
M.p.=215℃
[α]D 32=−68° (c=0.26;DMSO)
4−(3−フラニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例83と同様の操作を行うことにより、3−フランボロン酸から出発して、所望の生成物を淡褐色の固体として得る(収率36%)。
M.p.=167℃
[α]D 31=−77° (c=0.37;DMSO)
4−(3−フラニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例87で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率64%)。
M.p.=231℃
[α]D 32=−112° (c=0.28;DMSO)
4−(4−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例83と同様の操作を行うことにより、4−ピリジンボロン酸から出発して、所望の生成物を淡褐色の固体として得る(収率55%)。
M.p.=185℃
[α]D 31=−114° (c=0.47;DMSO)
4−(4−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例89で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率84%)。
M.p.=212℃
[α]D 32=−54° (c=0.26;DMSO)
5−(2−ベンゾチエニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例73と同様の操作を行うことにより、2−ベンゾチオフェンボロン酸から出発して、所望の生成物をベージュ色の固体として得る(収率72%)。
M.p.=168℃
[α]D 30=+7° (c=0.36;DMSO)
5−(2−ベンゾチエニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例91で得られた生成物から出発して、所望の生成物を淡褐色の固体として得る(収率91%)。
M.p.=235℃
[α]D 32=−50° (c=0.32;DMSO)
2−(2−チエニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例85と同様の操作を行うことにより、2−チオフェンボロン酸から出発して、所望の生成物を淡褐色の固体として得る(収率51%)。
M.p.=166℃
[α]D 32=−112° (c=0.20;DMSO)
2−(2−チエニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例93で得られた生成物から出発して、所望の生成物を淡褐色の固体として得る(収率80%)。
M.p.=130℃
[α]D 30=−90° (c=0.46;DMSO)
5−(5−メチル−2−フラニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例73と同様の操作を行うことにより、5−メチル−2−フランボロン酸から出発して、所望の生成物をベージュ色の固体として得る(収率56%)。
M.p.=124℃
[α]D 30=+1° (c=0.40;DMSO)
5−(5−メチル−2−フラニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例95で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率55%)。
M.p.=188℃
[α]D 30=−75° (c=0.40;DMSO)
6−(2−ベンゾフラニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例IVで得られた6−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと2−ベンゾフランボロン酸とから出発して、所望の生成物を淡褐色の固体として得る(収率65%)。
M.p.=179℃
[α]D 30=+13° (c=0.31;DMSO)
6−(2−ベンゾフラニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例97で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率50%)。
M.p.=195℃
[α]D 30=−24° (c=0.28;DMSO)
6−(3−チエニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例97と同様の操作を行うことにより、3−チオフェンボロン酸から出発して、所望の生成物を白色の泡状体として得る(収率66%)。
M.p.=158℃
[α]D 35=−9° (c=0.30;DMSO)
6−(3−チエニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例99で得られた生成物から出発して、所望の生成物を灰白色の固体として得る(収率98%)。
M.p.=154℃
[α]D 30=−50° (c=0.28;DMSO)
2−(2−フラニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例85と同様の操作を行うことにより、2−フランボロン酸から出発して、所望の生成物を淡褐色の固体として得る(収率46%)。
M.p.=160℃
[α]D 28=−60° (c=0.51;DMSO)
2−(2−フラニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例101で得られた生成物から出発して、所望の生成物を淡褐色の固体として得る(収率91%)。
M.p.=184℃
[α]D 34=−108° (c=0.30;DMSO)
6−(2−フラニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例97と同様の操作を行うことにより、2−フランボロン酸から出発して、所望の生成物を灰白色の固体として得る(収率64%)。
M.p.=133℃
[α]D 30=+16° (c=0.30;DMSO)
6−(2−フラニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例103で得られた生成物から出発して、所望の生成物を淡い桃色の固体として得る(収率92%)。
M.p.=146℃
[α]D 30=−53° (c=0.30;DMSO)
2−(4−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例85と同様の操作を行うことにより、4−ピリジンボロン酸から出発して、所望の生成物を淡褐色の固体として得る(収率28%)。
M.p.=161℃
[α]28 D=−82° (c=0.30;DMSO)
2−(4−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例105で得られた生成物から出発して、所望の生成物をベージュ色の固体として得る(収率97%)。
M.p.=129℃
[α]D 30=−56° (c=0.40;DMSO)
6−(2−チエニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例97と同様の操作を行うことにより、2−チオフェンボロン酸から出発して、所望の生成物を淡褐色の固体として得る(収率68%)。
M.p.=172℃
[α]D 33=−6° (c=0.40;DMSO)
6−(2−チエニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例107で得られた生成物から出発して、所望の生成物をベージュ色の固体として得る(収率80%)。
M.p.=134℃
[α]D 30=−40° (c=0.38;DMSO)
5−(2−フラニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例73と同様の操作を行うことにより、2−フランボロン酸から出発して、所望の生成物をベージュ色の泡状体として得る(収率61%)。
M.p.=184℃
[α]D 25=−10° (c=0.28;DMSO)
5−(2−フラニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例109で得られた生成物から出発して、所望の生成物をベージュ色の固体として得る(収率66%)。
M.p.=215℃
[α]D 30=−68° (c=0.25;DMSO)
2−(3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例85と同様の操作を行うことにより、3−ピリジンボロン酸から出発して、所望の生成物を黄土色の固体として得る(収率28%)。
M.p.=70℃
[α]D 24=−70° (c=0.35;DMSO)
2−(3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例111で得られた生成物から出発して、所望の生成物を黄土色の固体として得る(収率89%)。
M.p.=80℃
[α]D 30=−40° (c=0.44;DMSO)
2−(3−フラニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例85と同様の操作を行うことにより、3−フランボロン酸から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率20%)。
M.p.=185℃
[α]D 25=−99° (c=0.28;DMSO)
2−(3−フラニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例113で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率91%)。
M.p.=128℃
[α]D 24=−74° (c=0.30;DMSO)
5−(2−ベンゾフラニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例73と同様の操作を行うことにより、2−ベンゾフランボロン酸から出発して、所望の生成物を淡褐色の固体として得る(収率70%)。
M.p.=125℃
[α]D 29=+8° (c=0.40;DMSO)
5−(2−ベンゾフラニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例115で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率86%)。
M.p.=210℃
[α]D 24=−44° (c=0.30;DMSO)
6−(3−フラニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例97と同様の操作を行うことにより、3−フランボロン酸から出発して、所望の生成物を淡褐色の固体として得る(収率66%)。
M.p.=187℃
[α]D 29=+3° (c=0.25;DMSO)
6−(3−フラニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例117で得られた生成物から出発して、所望の生成物を淡褐色の固体として得る(収率85%)。
M.p.=132℃
[α]D 29=−29° (c=0.27;DMSO)
6−(3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例97と同様の操作を行うことにより、3−ピリジンボロン酸から出発して、所望の生成物を淡褐色の固体として得る(収率50%)。
M.p.=196℃
[α]D 26=+4° (c=0.27;DMSO)
6−(3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例119で得られた生成物から出発して、所望の生成物を淡い桃色の固体として得る(収率99%)。
M.p.=152℃
[α]D 28=−40° (c=0.30;DMSO)
6−(4−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例97と同様の操作を行うことにより、4−ピリジンボロン酸から出発して、所望の生成物を灰白色の固体として得る(収率31%)。
M.p.=189℃
[α]D 29=+4° (c=0.40;DMSO)
6−(4−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例121で得られた生成物から出発して、所望の生成物を淡褐色の固体として得る(収率82%)。
M.p.=248℃
[α]D 26=−35° (c=0.34;DMSO)
5−(4−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例73と同様の操作を行うことにより、4−ピリジンボロン酸から出発して、所望の生成物を灰白色の固体として得る(収率40%)。
M.p.=138℃
[α]D 27=−14° (c=0.35;DMSO)
5−(4−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例123で得られた生成物0.41g(0.92mM)を、THF6mlと水6mlの混合物に添加する。媒体を氷浴を用いて冷却し、その媒体に水酸化リチウム(一水和物)0.385g(9.18mM)を添加し、得られた混合物を90分間攪拌する。減圧下で、反応媒体をある程度まで濃縮し、得られた水相を1N塩酸でpH5〜6にする。沈殿物を濾過、乾燥させる。このようにして、収率88%で、所望の生成物を白色の固体として得る。
M.p.=213℃
[α]D 27=−48° (c=0.40;DMSO)
5−(3−フラニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例73と同様の操作を行うことにより、3−フランボロン酸から出発して、所望の生成物をベージュ色の固体として得る(収率32%)。
M.p.=127℃
[α]D 27=−20° (c=0.29;DMSO)
5−(3−フラニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例125で得られた生成物から出発して、所望の生成物を淡褐色の固体として得る(収率93%)。
M.p.=170℃
[α]D 27=−72° (c=0.31;DMSO)
5−(3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例73と同様の操作を行うことにより、3−ピリジンボロン酸から出発して、所望の生成物を淡褐色の固体として得る(収率63%)。
M.p.=149℃
[α]D 23=−23° (c=0.25;DMSO)
5−(3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例127で得られた生成物から出発して、所望の生成物を淡褐色の固体として得る(収率50%)。
M.p.=203℃
[α]D 23=−80° (c=0.43;DMSO)
2−(4−ピリジニル)−4−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例VIIで得られた2−ブロモ−4−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと4−ピリジンボロン酸とから出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率53%)。
M.p.=185℃
[α]D 29=−27° (c=0.13;DMSO)
2−(4−ピリジニル)−4−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例129で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率42%)。
M.p.=170℃
[α]D 29=−49° (c=0.10;DMSO)
2−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−4−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例129と同様の操作を行うことにより、6−フルオロ−3−ピリジンボロン酸から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率51%)。
M.p.=151℃
[α]D 29=−34° (c=0.15;DMSO)
2−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−4−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例131で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率94%)。
M.p.=171℃
[α]D 29=−66° (c=0.26;DMSO)
2−(3−ピリジニル)−4−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例129と同様の操作を行うことにより、3−ピリジンボロン酸から出発して、所望の生成物をベージュ色の結晶として得る(収率22%)。
M.p.=185℃(イソプロパノールから再結晶化)
[α]D 31=−21° (c=0.24;DMSO)
2−(3−ピリジニル)−4−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例133で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の結晶として得る(収率66%)。
M.p.=197℃(水から再結晶化)
[α]D 29=−83° (c=0.10;DMSO)
5−(2−チエニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例73と同様の操作を行うことにより、2−チオフェンボロン酸から出発して、所望の生成物を淡褐色の固体として得る(収率57%)。
M.p.=166℃
[α]D 27=+6° (c=0.25;DMSO)
5−(2−チエニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例135で得られた生成物から出発して、所望の生成物を淡褐色の固体として得る(収率78%)。
M.p.=205℃
[α]D 30=−68° (c=0.40;DMSO)
5−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
3−ブロモ−5−メトキシピリジン1g(5.32mM)、DME10ml、ビス(ピナコラート)ジボラン2.02g(7.98mM)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)・ジクロロメタン錯体0.13g(0.16mM)及び酢酸カリウム1.56g(15.96mM)の混合物を、電子レンジを用いて、アルゴン雰囲気下110℃で30分間加熱する。混合物を冷却、濾過し、その濾液に、調製例IXで得られた5−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド1.59g(3.55mM)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)・ジクロロメタン錯体0.29g(0.355mM)、及び5mlの水に溶解した炭酸ナトリウム0.564g(5.32mM)を添加する。その反応混合物を、電子レンジを用いて120℃で20分間加熱する。続いて、媒体を冷却してから水を添加し、酢酸エチルを用いて抽出を行う。有機相を重炭酸ナトリウム水溶液、次いで水で洗滌し、硫酸ナトリウムで乾燥して、減圧下で濃縮する。留去後の残留物をシリカカラム上でのクロマトグラフィ(溶出液:トルエン/イソプロパノール 90/10;v/v)により精製し、得られた生成物をエーテル存在下で摩砕し、濾過する。収率28%で、所望の生成物を白色の固体として得る。
M.p.=181℃
[α]D 28=−7° (c=0.26;DMSO)
5−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例137で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率33%)。
M.p.=193℃
[α]D 27=−71° (c=0.40;DMSO)
6−(5−メチル−4−イソオキサゾリル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
THF5mlに4−ヨード−5−メチルイソオキサゾール0.208g(1mM)を溶解させた溶液をアルゴン雰囲気下で調製し、ヨウ化第一銅0.019g(0.1mM)と60%の油中水素化ナトリウム0.060g(1.5mM)とを添加する。反応混合物を室温で5分間攪拌し、ビス(ピナコラート)ジボラン0.192g(1.5mM)を添加する。続いて、反応混合物を室温で1時間攪拌後、飽和重炭酸ナトリウム溶液4mlを添加し、酢酸エチルで抽出を行う。有機相を水で洗滌し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮する。5−メチル−4−イソオキサゾールボロン酸のピナコールエステル[1H NMR(250MHz;d6−DMSO)δ=8.44(s,1H),2.55(s,3H),12.27(s,12H)]を、収率81%で白色の固体として得る。この化合物を、実施例1と同様の方法で、調製例IVで得られた6−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと再度反応させる。このようにして、所望の化合物を白色の固体として得る(収率43%)。
M.p.=165℃
[α]D 30=−4° (c=0.31;DMSO)
6−(5−メチル−4−イソオキサゾリル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例139で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率39%)。
M.p.=184℃
[α]D 30=−69° (c=0.25;DMSO)
6−(5−メチル−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例137と同様の操作を行うことにより、3−ブロモ−5−メチルピリジンと調製例IVで得られた6−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドとから出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率38%)。
M.p.=189〜190℃
[α]D 25=+9° (c=0.20;DMSO)
6−(5−メチル−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例141で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率49%)。
M.p.=165〜166℃
[α]D 30=−44° (c=0.25;DMSO)
5−(5−メチル−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例137と同様の操作を行うことにより、3−ブロモ−5−メチルピリジンから出発して、所望の生成物をベージュ色の固体として得る(収率45%)。
M.p.=180〜182℃
[α]D 25=−17° (c=0.24;DMSO)
5−(5−メチル−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例143で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率83%)。
M.p.=119〜120℃
[α]D 25=−73° (c=0.27;DMSO)
5−(5−クロロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例IXで得られた5−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと3−クロロ−5−(ピナコラートボリル)ピリジンとから出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率31%)。
M.p.=199℃
[α]D 29=−23° (c=0.29;DMSO)
5−(5−クロロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例145で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率73%)。
M.p.=185〜187℃
[α]D 29=−23° (c=0.27;DMSO)
5−(6−シアノ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例IXで得られた5−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと6−シアノ−3−(ピナコラートボリル)ピリジンとから出発して、所望の生成物を薄紫色の固体として得る(収率22%)。
M.p.=142〜151℃
[α]D 29=−14° (c=0.26;DMSO)
5−(6−シアノ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例147で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率30%)。
M.p.=197〜203℃
[α]D 29=−68° (c=0.34;DMSO)
6−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例IVで得られた6−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと3−フルオロ−5−(ピナコラートボリル)ピリジンとから出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率22%)。
M.p.=197〜198℃
[α]D 29=+1° (c=0.22;DMSO)
6−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例149で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率66%)。
M.p.=207〜217℃
[α]D 29=−56° (c=0.21;DMSO)
5−(2−メチル−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例137と同様の操作を行うことにより、調製例IXで得られた5−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと2−メチル−3−(ピナコラートボリル)ピリジン(2−メチル−3−ピリジニル トリフルオロメタンスルホネートから得る)とから出発して、所望の生成物をベージュ色の固体として得る(収率30%)。
M.p.=152〜153℃
[α]D 29=−21° (c=0.24;DMSO)
5−(2−メチル−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例151で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率85%)。
M.p.=204〜207℃
[α]D 29=−81° (c=0.21;DMSO)
5−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、5−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと3−フルオロ−5−(ピナコラートボリル)ピリジンとから出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率26%)。
M.p.=175〜176℃
[α]D 29=−21° (c=0.30;DMSO)
5−(5−フルオロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例153で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率77%)。
M.p.=160〜171℃
[α]D 29=−72° (c=0.25;DMSO)
6−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例137と同様の操作を行うことにより、3−ブロモ−5−メトキシピリジンと調製例IVで得られた6−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドとから出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率48%)。
M.p.=155℃
[α]D 29=+1° (c=0.47;DMSO)
6−(5−メトキシ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例155で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率93%)。
M.p.=193℃
[α]D 28=−31° (c=0.42;DMSO)
5−(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例IXで得られた5−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと1,3,5−トリメチル−4−(ピナコラートボリル)ピラゾールとから出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率60%)。
M.p.=166℃
[α]D 29=−26° (c=0.19;DMSO)
5−(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例157で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率48%)。
M.p.=174℃
[α]D 29=−82° (c=0.27;DMSO)
5−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例IXで得られた5−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと3,5−ジメチル−4−(ピナコラートボリル)ピラゾールとから出発して、所望の生成物をベージュ色の固体として得る(収率45%)。
M.p.=95℃(エーテルから結晶化)
[α]D 29=−22° (c=0.24;DMSO)
5−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例159で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率41%)。
M.p.=227℃
[α]D 28=−86° (c=0.28;DMSO)
6−(6−シアノ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例IVで得られた6−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと6−シアノ−3−(ピナコラートボリル)ピリジンとから出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率41%)。
M.p.=247℃
[α]D 29=+15° (c=0.20;DMSO)
6−(6−シアノ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例161で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率49%)。
M.p.=167℃
[α]D 27=−43° (c=0.30;DMSO)
6−(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例IVで得られた6−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと1,3,5−トリメチル−4−(ピナコラートボリル)−1H−ピラゾールとから出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率54%)。
M.p.=156℃
[α]D 28=0° (c=0.24;DMSO)
6−(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例163で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率57%)。
M.p.=132℃
[α]D 28=−41° (c=0.29;DMSO)
6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例IVで得られた6−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと1−メチル−4−(ピナコラートボリル)−1H−ピラゾールとから出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率46%)。
M.p.=183℃
[α]D 28=+7° (c=0.18;DMSO)
6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例165で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率65%)。
[α]D 28=−50° (c=0.20;DMSO)
6−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例IVで得られた6−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと3,5−ジメチル−4−(ピナコラートボリル)−1H−ピラゾールとから出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率21%)。
M.p.=154℃
[α]D 28=−1° (c=0.26;DMSO)
6−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例167で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率72%)。
M.p.=210℃
[α]D 28=−47° (c=0.24;DMSO)
5−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例IXで得られた5−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと6−フルオロ−3−ピリジンボロン酸とから出発して、所望の生成物をクリーム色の固体として得る(収率56%)。
M.p.=167〜169℃
[α]D 27=−18° (c=0.23;DMSO)
5−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例124と同様の操作を行うことにより、実施例169で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率47%)。
M.p.=210〜212℃
[α]D 24=−47° (c=0.14;DMSO)
5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例IXで得られた5−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと1−メチル−4−(ピナコラートボリル)−1H−ピラゾールとから出発して、所望の生成物をベージュ色の固体として得る(収率58%)。
M.p.=68℃
[α]D 29=−19° (c=0.20;DMSO)
5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例171で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率72%)。
M.p.=216℃
[α]D 29=−74° (c=0.25;DMSO)
6−(2,4−ジメチル−5−チアゾリル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例IVで得られた6−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと2,4−ジメチル−5−(ピナコラートボリル)チアゾールとから出発して、所望の生成物を白色の結晶として得る(収率21%)。
M.p.=174〜177℃(エチルエーテルから結晶化)
[α]D 32=+9° (c=0.43;DMSO)
6−(2,4−ジメチル−5−チアゾリル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例173で得られた生成物から出発して、所望の生成物をクリーム色の結晶として得る(収率92%)。
M.p.=175℃
[α]D 32=−53° (c=0.41;DMSO)
6−(2−メチル−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例137と同様の操作を行うことにより、調製例IVで得られた6−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと2−メチル−3−(ピナコラートボリル)ピリジン(2−メチル−3−ピリジニル トリフルオロメタンスルホネートから得る)とから出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率11%)。
M.p.=198〜200℃
[α]D 29=−3° (c=0.21;DMSO)
6−(2−メチル−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例175で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率39%)。
M.p.=167〜168℃
[α]D 32=−26° (c=0.32;DMSO)
5−(5−ピリミジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製例IXで得られた5−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド0.2g(0.45mM)、5−ピリミジンボロン酸66mg(0.53mM)、炭酸ベンジルトリエチルアンモニウムでグラフトした樹脂0.281g(0.90mM)、及び[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)・ジクロロメタン錯体36mg(0.044mM)を、DME3ml及びメタノール2mlの混合液中に混合する。電子レンジを用いて、反応混合物を30分間120℃で加熱する。濾過して、固体残渣をメタノールで洗滌した後、得られた溶液を減圧下で濃縮する。留去後の残留物をシリカカラム上でのクロマトグラフィ(溶出液:ジクロロメタン/メタノール 70/30;v/v)により精製し、続いて、その生成物をイソプロパノールから再結晶化する。このようにして、収率50%で、所望の生成物をパール桃色の結晶として得る。
M.p.=213〜217℃
[α]D 30=−4° (c=0.10;DMSO)
5−(5−ピリミジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例177で得られた生成物から出発して、所望の生成物を桃色の粉末として得る(収率67%)。
M.p.=196℃
[α]D 30=−96° (c=0.17;DMSO)
5−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例177と同様の操作を行うことにより、3,5−ジメチル−4−イソオキサゾールボロン酸から出発して、所望の生成物を白色の結晶として得る(収率33%)
M.p.=129〜131℃
[α]D 30=−36° (c=0.10;DMSO)
5−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例179で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の結晶として得る(収率70%)。
M.p.=222〜223℃
[α]D 24=−51° (c=0.10;DMSO)
2−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例179と同様の操作を行うことにより、調製例IIIで得られた2−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドから出発して、所望の生成物を桃色の泡状体として得る(収率49%)。
M.p.=68〜72℃
[α]D 27=−92° (c=0.24;DMSO)
2−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例181で得られた生成物から出発して、所望の生成物を灰白色の粉末として得る(収率65%)。
M.p.=112℃
[α]D 27=−53° (c=0.24;DMSO)
5−(2−フルオロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例177と同様の操作を行うことにより、2−フルオロ−3−ピリジンボロン酸から出発して、所望の生成物をベージュ色の結晶として得る(収率52%)。
M.p.=169〜170℃(イソプロパノールから再結晶化)
[α]D 24=−37° (c=0.17;DMSO)
5−(2−フルオロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例183で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率46%)。
M.p.=193〜196℃
[α]D 31=−81° (c=0.11;DMSO)
5−(2−フルオロ−4−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例177と同様の操作を行うことにより、2−フルオロ−4−ピリジンボロン酸から出発して、所望の生成物をベージュ色の固体として得る(収率70%)。
M.p.=122〜125℃
[α]D 31=−29° (c=0.11;DMSO)
5−(2−フルオロ−4−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例185で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率76%)。
M.p.=208℃(メタノールから再結晶化)
[α]D 28=−92° (c=0.32;DMSO)
6−(2−フルオロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例183と同様の操作を行うことにより、調製例IVで得られた6−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドから出発して、所望の生成物をクリーム色の粉末として得る(収率38%)。
M.p.=153℃
[α]D 26=−7° (c=0.19;DMSO)
6−(2−フルオロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例187で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率88%)。
M.p.=181℃(水から再結晶化)
[α]D 27=−48° (c=0.17;DMSO)
6−(5−ピリミジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例187と同様の操作を行うことにより、5−ピリミジンボロン酸から出発して、所望の生成物を桃色の固体として得る(収率39%)。
M.p.=215℃(エチルエーテルから結晶化)
[α]D 28=−2° (c=0.18;DMSO)
6−(5−ピリミジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例189で得られた生成物から出発して、所望の生成物を桃色の粉末として得る(収率77%)。
M.p.=188℃
[α]D 27=−45° (c=0.19;DMSO)
6−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例187と同様の操作を行うことにより、3,5−ジメチル−4−イソオキサゾールボロン酸から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率21%)。
M.p.=172℃(エチルエーテルから再結晶化)
[α]D 28=−13° (c=0.14;DMSO)
6−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例191で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の綿毛状固体として得る(収率52%)。
M.p.=138℃
[α]D 27=−43° (c=0.10;DMSO)
6−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例187と同様の操作を行うことにより、6−フルオロ−3−ピリジンボロン酸から出発して、所望の生成物を白色の薄片として得る(収率30%)。
M.p.=185℃(エタノールと水の混合物から再結晶化)
[α]D 28=+3° (c=0.43;DMSO)
6−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例193で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率98%)。
M.p.=143〜156℃
[α]D 28=−56° (c=0.26;DMSO)
2−フルオロ−5−(2−フルオロ−4−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例177と同様の操作を行うことにより、調製例VIIIで得られた5−ブロモ−2−フルオロ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと2−フルオロ−4−ピリジンボロン酸とから出発して、所望の生成物を桃色の固体として得る(収率65%)。
M.p.=142〜144℃
[α]D 30=−9° (c=0.25;DMSO)
2−フルオロ−5−(2−フルオロ−4−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例195で得られた生成物から出発して、所望の生成物を灰色の固体として得る(収率65%)。
M.p.=145〜146℃
[α]D 30=+8° (c=0.24;DMSO)
2−フルオロ−5−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例195と同様の操作を行うことにより、6−フルオロ−3−ピリジンボロン酸から出発して、所望の生成物を桃色の固体として得る(収率35%)。
M.p.=135〜136℃
[α]D 30=−22° (c=0.28;DMSO)
2−フルオロ−5−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例197で得られた生成物から出発して、所望の生成物を灰色の固体として得る(収率71%)。
M.p.=158〜159℃
[α]D 30=−72° (c=0.30;DMSO)
5−(3−チエニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例177と同様の操作を行うことにより、3−チエニルボロン酸から出発して、所望の生成物をベージュ色の固体として得る(収率25%)。
M.p.=175℃
[α]D 27=+6° (c=0.25;DMSO)
5−(3−チエニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例199で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率32%)。
M.p.=212℃
[α]D 27=−113° (c=0.10;DMSO)
6−(2−クロロ−4−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例187と同様の操作を行うことにより、2−クロロ−4−ピリジンボロン酸から出発して、所望の生成物を桃色の粉末として得る(収率21%)。
M.p.=226℃
[α]D 29=+12° (c=0.20;DMSO)
6−(2−クロロ−4−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例201で得られた生成物から出発して、所望の生成物を黄色の粉末として得る(収率62%)。
M.p.=179℃(水から再結晶化)
[α]D 29=−36° (c=0.13;DMSO)
4−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例177と同様の操作を行うことにより、調製例IIで得られた4−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと3,5−ジメチル−4−イソオキサゾールボロン酸とから出発して、所望の生成物を桃色の粉末として得る(収率30%)。
M.p.=150〜155℃
[α]D 25=−38° (c=0.10;DMSO)
4−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例203で得られた生成物から出発して、所望の生成物をベージュ色の粉末として得る(収率62%)。
M.p.=175〜179℃
[α]D 31=−159° (c=0.10;DMSO)
6−メチル−2−(3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例177と同様の操作を行うことにより、調製例Vで得られた2−ヨード−6−メチル−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと3−ピリジンボロン酸とから出発して、所望の生成物を黄土色の粉末として得る(収率42%)。
M.p.=92〜102℃
[α]D 26=−82° (c=0.10;DMSO)
6−メチル−2−(3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例205で得られた生成物から出発して、所望の生成物を黄色の粉末として得る(収率72%)。
M.p.=160〜170℃
[α]D 25=−19° (c=0.18;DMSO)
6−メチル−2−(4−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例205と同様の操作を行うことにより、4−ピリジンボロン酸から出発して、所望の生成物を淡い桃色の粉末として得る(収率54%)。
M.p.=140〜144℃
[α]D 34=−54° (c=0.11;DMSO)
6−メチル−2−(4−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例207で得られた生成物から出発して、所望の生成物をベージュ色の粉末として得る(収率95%)。
M.p.=196〜200℃
[α]D 25=−35° (c=0.10;DMSO)
6−(2−フルオロ−4−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例187と同様の操作を行うことにより、2−フルオロ−4−ピリジンボロン酸から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率30%)。
M.p.=179℃
[α]D 30=+1° (c=0.82;DMSO)
6−(2−フルオロ−4−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例124と同様の操作を行うことにより、実施例209で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率56%)。
M.p.=219℃
[α]D 32=−49° (c=0.28;DMSO)
2−(5−ピリミジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例181と同様の操作を行うことにより、5−ピリミジンボロン酸から出発して、所望の生成物をクリーム色の固体として得る(収率48%)。
M.p.=205℃(エチルエーテルから再結晶化)
[α]D 30=−76° (c=0.61;DMSO)
2−(5−ピリミジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例211で得られた生成物から出発して、所望の生成物を桃色の粉末として得る(収率36%)。
M.p.=195℃(メタノールとエチルエーテルとの混合物から再結晶化)
[α]D 30=−38° (c=0.27;DMSO)
5−フルオロ−6−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製例XIで得られた6−クロロ−5−フルオロ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド0.421g(1mM)をDME4mlに溶解させた溶液を調製する。6−フルオロ−3−ピリジンボロン酸0.211g(1.5mM)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)・ジクロロメタン錯体0.082g(0.1mM)、次いで1M炭酸カリウム溶液1.5ml(1.5mM)を添加する。電子レンジを用いて、反応媒体を120℃で30分間加熱する。冷却して、沈降分離した後、有機相を抜き取り、酢酸エチルを添加して抽出を完了する。集めた有機相から溶媒を減圧下で留去し、留去後の残留物をジクロロメタン4mlに溶解する。そして、水、1M炭酸カリウム溶液、水の順で洗滌する。有機相を疎水性膜を通して濾過し、窒素気流下で溶媒を留去する。所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
5−フルオロ−6−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例213で得られた生成物から出発して、収率75%で、所望の生成物を白色の固体として得る。
M.p.=184℃
[α]D 33=−54° (c=0.10;DMSO)
5−フルオロ−6−(6−メチル−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例213と同様の操作を行うことにより、6−メチル−3−ピリジンボロン酸から出発して、所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
5−フルオロ−6−(6−メチル−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例215で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率58%)。
M.p.=184℃
[α]D 33=−54° (c=0.24;DMSO)
5−(2−メトキシ−5−ピリミジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例213と同様の操作を行うことにより、調製例IXで得られた5−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと2−メトキシ−5−ピリミジンボロン酸とから出発して、所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
5−(2−メトキシ−5−ピリミジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例217で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率46%)。
M.p.=215℃
[α]D 30=−75° (c=0.10;DMSO)
5−フルオロ−6−(2−メチル−4−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例213と同様の操作を行うことにより、2−メチル−4−ピリジンボロン酸から出発して、所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
5−フルオロ−6−(2−メチル−4−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例219で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率31%)。
M.p.=143℃
[α]D 30=−27° (c=0.10;DMSO)
5−フルオロ−6−(2−メトキシ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例213と同様の操作を行うことにより、2−メトキシ−3−ピリジンボロン酸から出発して、所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
5−フルオロ−6−(2−メトキシ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例221で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率77%)。
M.p.=141℃
[α]D 30=−35° (c=0.10;DMSO)
5−フルオロ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例213と同様の操作を行うことにより、1−メチル−4−(ピナコラートボリル)−1H−ピラゾールから出発して、所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
5−フルオロ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例223で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率41%)。
M.p.=206℃
[α]D 30=−46° (c=0.10;DMSO)
6−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)−5−フルオロ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例213と同様の操作を行うことにより、3,5−ジメチル−4−イソオキサゾールボロン酸から出発して、所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
6−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)−5−フルオロ−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例225で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率33%)。
M.p.=177℃
[α]D 30=−48° (c=0.12;DMSO)
6−(2−メトキシ−5−ピリミジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例213と同様の操作を行うことにより、調製例IVで得られた6−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと2−メトキシ−5−ピリミジンボロン酸とから出発して、所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
6−(2−メトキシ−5−ピリミジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例227で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率20%)。
M.p.=134℃
[α]D 26=−53° (c=0.10;DMSO)
5−フルオロ−6−(5−ピリミジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例213と同様の操作を行うことにより、5−ピリミジンボロン酸から出発して、所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
5−フルオロ−6−(5−ピリミジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例229で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率19%)。
M.p.=192℃
[α]D 33=−34° (c=0.12;DMSO)
5−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製例IXで得られた5−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド0.448g(1mM)をDME2mlに溶解させた溶液を用いて、実施例49にて説明した方法に従ってボロネートを調製する。次に、反応媒体を濾過し、DMEを用いて洗滌する。得られた溶液に、2,3−ジクロロピリジン0.422g(1.66mM)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)・ジクロロメタン錯体0.020g(0.025mM)、次いで、1M炭酸カリウム溶液1.5ml(1.5mM)を添加する。電子レンジを用いて、反応媒体を120℃で30分間加熱する。冷却して、沈降分離した後、有機相を抜き取り、酢酸エチルを添加して抽出を完了する。集めた有機相から減圧下で溶媒を留去し、留去後の残留物をジクロロメタン4mlに溶解する。そして、水、1M炭酸カリウム溶液、水の順で洗滌する。有機相を疎水性膜を通して濾過し、窒素気流下で溶媒を留去する。所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
5−(3−クロロ−2−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例231で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率50%)。
M.p.=193℃
[α]D 30=−46° (c=0.18;DMSO)
5−(5−メチル−2−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例231と同様の操作を行うことにより、2−ブロモ−5−メチルピリジンから出発して、所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
5−(5−メチル−2−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例233で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率33%)。
M.p.=199℃
[α]D 29=−64° (c=0.18;DMSO)
5−(4−メチル−2−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例231と同様の操作を行うことにより、2−ブロモ−4−メチルピリジンから出発して、所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
5−(4−メチル−2−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例235で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率20%)。
M.p.=166℃
[α]D 29=−80° (c=0.10;DMSO)
5−(6−メチル−2−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例231と同様の操作を行うことにより、2−ブロモ−6−メチルピリジンから出発して、所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
5−(6−メチル−2−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例237で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率49%)。
M.p.=188℃
[α]D 29=−68° (c=0.30;DMSO)
6−メチル−2−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製例Vで得られた2−ヨード−6−メチル−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド0.3g(0.59mM)、3,5−ジメチル−4−イソオキサゾールボロン酸0.1g(0.71mM)、炭酸セシウム0.384g(1.17mM)、及び、ポリスチレン樹脂にグラフトされたテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.327gを、DME5ml及びメタノール3.5mlの混合液中に混合する。電子レンジを用いて、混合物を120℃で30分間加熱する。続いて、反応混合物を濾過し、固体残渣をメタノールで洗滌し、濾液は減圧下で濃縮する。留去後の残留物をシリカカラム上でのクロマトグラフィによって精製する。このとき、溶出はジクロロメタンとメタノールの混合物(80/20;v/v)を用いて行う。このようにして、収率70%で、所望の生成物を白色の粉末として得る。
M.p.=70〜84℃
[α]D 31=−64° (c=0.11;DMSO)
2−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例239と同様の操作を行うことにより、調製例IIIで得られた2−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと6−フルオロ−3−ピリジンボロン酸とから出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率14%)。
M.p.=199℃
[α]D 32=−54° (c=0.26;DMSO)
2−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)−4−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例239と同様の操作を行うことにより、調製例VIIで得られた2−ブロモ−4−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと3,5−ジメチル−4−イソオキサゾールボロン酸とから出発して、所望の生成物を白色の結晶として得る(収率25%)。
M.p.=143〜147℃(水から再結晶化)
[α]D 27=−77° (c=0.22;DMSO)
5−(4−メトキシ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例239と同様の操作を行うことにより、調製例IXで得られた5−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと4−メトキシ−3−ピリジンボロン酸とから出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率23%)。
M.p.=154℃
[α]D 29=−49° (c=0.30;DMSO)
6−(4−メトキシ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例239と同様の操作を行うことにより、調製例IVで得られた6−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと4−メトキシ−3−ピリジンボロン酸とから出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率37%)。
M.p.=207℃
[α]D 27=−11° (c=0.25;DMSO)
5−(2−メチル−4−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例239と同様の操作を行うことにより、調製例IXで得られた5−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと2−メチル−4−ピリジンボロン酸とから出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率28%)。
M.p.=120℃(水から再結晶化)
[α]D 29=−77° (c=0.17;DMSO)
6−(2−メチル−4−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例239と同様の操作を行うことにより、調製例IVで得られた6−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと2−メチル−4−ピリジンボロン酸とから出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率23%)。
M.p.=214℃(水から再結晶化)
[α]D 28=−51° (c=0.52;DMSO)
6−(5−クロロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例IVで得られた6−ブロモ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと5−クロロ−3−ピリジンボロン酸とから出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率40%)。
M.p.=203〜205℃
[α]D 30=+8° (c=0.31;DMSO)
6−(5−クロロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例246で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率28%)。
M.p.=171〜172℃
[α]D 30=−167° (c=0.24;DMSO)
5−(4−メチル−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例137と同様の操作を行うことにより、3−ブロモ−4−メチルピリジンから出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率9%)。
M.p.=165℃
[α]D 30=−9° (c=0.27;DMSO)
5−(4−メチル−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例248で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率49%)。
M.p.=201℃
[α]D 26=−75° (c=0.23;DMSO)
2,6−ジ(4−フルオロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1と同様の操作を行うことにより、調製例Xで得られた2−クロロ−6−ヨード−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと6−フルオロ−3−ピリジンボロン酸とから出発して、所望の生成物をベージュ色の粉末として得る(収率15%)。
M.p.=169℃
[α]D 26=−35° (c=0.45;DMSO)
2,6−ジ(4−フルオロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例250で得られた生成物から出発して、所望の生成物をベージュ色の粉末として得る(収率30%)。
M.p.=209℃(エタノールと水の混合物から再結晶化)
[α]D 26=−19° (c=0.14;DMSO)
2−(5−テトラゾリル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製例XVで得られた2−シアノ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド0.682g(1.73mM)及びアジドトリメチルスズ1.24g(6.05mM)をトルエン10mlに添加した混合物を調製し、この混合物を70℃で7日間攪拌する。その反応媒体を冷却後、水と酢酸エチルの混合物に注ぎいれ、N塩酸を加えてpH1に調整する。水相を抽出し、希水酸化ナトリウム溶液を加えてpH5に調整し、酢酸エチルで抽出する。この有機相を分離し、水で洗滌後、硫酸マグネシウムで乾燥してから減圧下で濃縮する。得られた粗生成物をシリカゲル上でのクロマトグラフィにより精製する。このとき、溶出はジクロロメタンとメタノールの混合物(95/5;v/v)を用いて行う。こうして、所望の化合物を白色の泡状体として得る(収率30%)
M.p.=119〜127℃
[α]D 25=−147° (c=0.28;CH2Cl2)
2−(5−テトラゾリル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42と同様の操作を行うことにより、実施例252で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率42%)。
M.p.=170℃(エタノールと水の混合物から再結晶化)
[α]D 22=−153° (c=0.24;DMSO)
6−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)−2−フルオロ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例213と同様の操作を行うことにより、調製例XIIで得られた2−フルオロ−6−ヨード−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと3,5−ジメチル−4−イソオキサゾールボロン酸とから出発して、所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
6−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)−2−フルオロ−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例254で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率56%)。
M.p.=101〜104℃
[α]D 32=−42° (c=0.12;DMSO)
2−フルオロ−6−(2−フルオロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例254と同様の操作を行うことにより、2−フルオロ−3−ピリジンボロン酸から出発して、所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
2−フルオロ−6−(2−フルオロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例256で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率53%)。
M.p.=186〜190℃
[α]D 32=−33° (c=0.12;DMSO)
2−フルオロ−6−(5−ピリミジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例254と同様の操作を行うことにより、5−ピリミジンボロン酸から出発して、所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
2−フルオロ−6−(5−ピリミジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例258で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率33%)。
M.p.=177〜179℃
[α]D 32=−106° (c=0.45;DMSO)
2−フルオロ−6−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例254と同様の操作を行うことにより、6−フルオロ−3−ピリジンボロン酸から出発して、所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
2−フルオロ−6−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例260で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率65%)。
M.p.=141〜144℃
[α]D 32=−38° (c=0.26;DMSO)
2−フルオロ−6−(2−フルオロ−4−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例254と同様の操作を行うことにより、2−フルオロ−4−ピリジンボロン酸から出発して、所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
2−フルオロ−6−(2−フルオロ−4−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例262で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率53%)。
M.p.=179〜182℃
[α]D 32=−37° (c=0.10;DMSO)
2−フルオロ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例254と同様の操作を行うことにより、1−メチル−4−(ピナコラートボリル)−1H−ピラゾールから出発して、所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
2−フルオロ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例264で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率38%)。
M.p.=183〜185℃
[α]D 32=−23° (c=0.13;DMSO)
2−フルオロ−6−(6−メチル−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例254と同様の操作を行うことにより、6−メチル−3−ピリジンボロン酸から出発して、所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
2−フルオロ−6−(6−メチル−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例266で得られた生成物から出発して、所望の生成物を桃色の粉末として得る(収率36%)。
M.p.=189〜190℃
[α]D 32=−20° (c=0.10;DMSO)
2−フルオロ−6−(2−メチル−4−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例254と同様の操作を行うことにより、2−メチル−4−ピリジンボロン酸から出発して、所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
2−フルオロ−6−(2−メチル−4−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例268で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率24%)。
M.p.=159〜162℃
[α]D 32=−23° (c=0.10;DMSO)
2−フルオロ−6−(6−シアノ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例254と同様の操作を行うことにより、2−シアノ−5−(ピナコラートボリル)ピリジンから出発して、所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
2−フルオロ−6−(6−シアノ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例270で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率37%)。
M.p.=158〜162℃
[α]D 32=−19° (c=0.14;DMSO)
5−フルオロ−6−(3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例213と同様の操作を行うことにより、調製例XIで得られた6−クロロ−5−フルオロ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと3−ピリジンボロン酸とから出発して、所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
5−フルオロ−6−(3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例272で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率58%)。
M.p.=179℃
[α]D 32=−33° (c=0.10;DMSO)
5−フルオロ−6−(2−フルオロ−4−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例272と同様の操作を行うことにより、2−フルオロ−4−ピリジンボロン酸から出発して、所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
5−フルオロ−6−(2−フルオロ−4−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例274で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率53%)。
M.p.=209〜212℃
[α]D 27=−68° (c=0.10;DMSO)
2−クロロ−5−(5−ピリミジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例259と同様の操作を行うことにより、調製例XIVで得られた5−ブロモ−2−クロロ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドから出発して、所望の生成物を白色の泡状体として得る(収率48%)。
M.p.=72〜90℃
[α]D 25=−44° (c=0.21;DMSO)
2−クロロ−5−(5−ピリミジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例276で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の薄片として得る(収率81%)。
M.p.=174〜189℃
[α]D 25=60° (c=0.22;DMSO)
2−クロロ−5−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例276と同様の操作を行うことにより、6−フルオロ−3−ピリジンボロン酸から出発して、所望の生成物を白色の泡状体として得る(収率38%)。
M.p.=70〜90℃
[α]D 24=−26° (c=0.22;DMSO)
2−クロロ−5−(6−フルオロ−3−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例278で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の薄片として得る(収率84%)。
M.p.=176〜197℃
[α]D 30=−51° (c=0.15;DMSO)
2−クロロ−6−(5−ピリミジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例259と同様の操作を行うことにより、調製例Xで得られた2−クロロ−6−ヨード−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドから出発して、所望の生成物を白色の泡状体として得る(収率37%)。
M.p.=168℃
[α]D 36=−41° (c=0.11;DMSO)
2−クロロ−6−(5−ピリミジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例280で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の粉末として得る(収率20%)。
M.p.=100℃
[α]D 26=31° (c=0.11;DMSO)
2−フルオロ−5−(2−ピリジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例231と同様の操作を行うことにより、調製例VIIIで得られた5−ブロモ−2−フルオロ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと2−ブロモピリジンとから出発して、所望の生成物を得て、そのまま脱アセチル化工程で使用する。
2−フルオロ−5−(2−ピリジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例282で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率79%)。
M.p.=145〜146℃
2−フルオロ−5−(5−ピリミジニル)−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例137の最初の部分と同様の操作を行うことにより、5−ブロモピリミジンから5−(ピナコラートボリル)ピリミジンを調製し、すぐに同じ反応器で、調製例VIIIで得られた5−ブロモ−2−フルオロ−3−ピリジニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドと、実施例177の調製における条件と同様な条件下で反応させる。このようにして、所望の生成物を黄色の固体として得る(収率40%)。
M.p.=96〜97℃
[α]D 30=−11° (c=0.24;DMSO)
2−フルオロ−5−(5−ピリミジニル)−3−ピリジニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例2と同様の操作を行うことにより、実施例284で得られた生成物から出発して、所望の生成物を白色の固体として得る(収率60%)。
M.p.=204〜205℃
・N位はピリジン環の窒素原子に対するチオキシロシド基の位置を表す。
・A位はピリジン環の窒素原子に対する複素環Aの位置を表す。
・Xは複素環Aの第一ヘテロ原子の性質、及び、複素環Aとピリジン環との結合部に対する第一へテロ原子の位置を表す。
・sb・・・単結合を表す。
・R1、R2、R3置換基について、数字は、ヘテロ原子Xに対する、複素環A上の置換基の位置を示す。
例えば、化合物No.226は、下記式の化合物である。
Claims (15)
- a)式Iの化合物:
・ペンタピラノシル基は5−チオ−β−D−キシロピラノシル基であり、
・Rは水素原子又はC2−C6アシル基であり、
・R’及びR’’は各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、C1−C4アルキル基又は6−フルオロ−3−ピリジニル基であり、
・Aは下記式の5又は6員環の芳香族複素環:
・Xは窒素原子、酸素原子又は硫黄原子であり、
・Yは炭素原子又は単結合であり、
・Z1、Z2及びZ3は各々独立して、炭素原子又は窒素原子であり、
・R1、R2及びR3は各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C1−C4アルキル基、C1−C4アルコキシ基若しくはトリフルオロメチル基であるか;又は、
・R1及びR2は、自らが結合している複素環の原子と共に、6個の炭素原子を含む芳香環を形成し、よってこの場合は、Aは縮合二環式基であり、特にベンゾフラニル基若しくはベンゾチエニル基である)
である〕、
b)その付加塩、
c)その代謝物
から選択されることを特徴とする、新規のチオキシロース化合物。 - 5−チオ−β−D−キシロピラノシル基がピリジン環の3位に位置することを特徴とする、請求項1記載の化合物。
- R’及びR’’は各々、水素原子、ハロゲン原子又はメチル基であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の化合物。
- Aはピリジニル環であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
- Rは水素原子であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
- RはCOCH3基であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
- 請求項1記載の化合物を製造する方法であって、
a)式IIのピリジノール:
・R’及びR’’は各々独立して、水素原子、ハロゲン原子又はC1−C4アルキル基であり、
・Aは下記式の5又は6員環の芳香環:
・Xは窒素原子、酸素原子又は硫黄原子であり、
・Yは炭素原子又は単結合であり、
・Z1、Z2及びZ3は各々独立して、炭素原子又は窒素原子であり、
・R1、R2及びR3は各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C1−C4アルキル基、C1−C4アルコキシ基若しくはトリフルオロメチル基であるか;又は、
・R1及びR2は、自らが結合している複素環の原子と共に、6個の炭素原子を含む芳香環を形成し、よってこの場合は、Aは縮合二環式基であり、特にベンゾフラニル基若しくはベンゾチエニル基である)
である〕を、
下記式の5−チオキシロピラノース誘導体:
b)所望により、前記で得た式Iの化合物をアンモニアのメタノール溶液と反応させることにより、脱アシル化反応させてアシル基を水素原子に置換し、式Iaの化合物:
c)所望により、前記で得た式I又は式Iaの化合物の1つを、当業者に公知の方法で酸と反応させることにより、対応する付加塩を得る工程
が行われることを特徴とする製造方法。 - 反応温度0℃〜30℃で、0.5時間〜2時間、メタノール中、金属アルコキシド、好ましくはナトリウムメトキシドを触媒量で作用させることで、工程(b)を行い、式Iの化合物(式中、RはC2−C6アシル基)から式Iaの化合物を得ることを特徴とする、請求項7記載の化合物の製造方法。
- 請求項1記載の化合物を製造する方法であって、
a)下記式のテトラアセチルチオキシロース:
・R’及びR’’は各々独立して、水素原子、ハロゲン原子又はC1−C4アルキル基であり、
・Aは下記式の5又は6員環の芳香環:
・Xは窒素原子、酸素原子又は硫黄原子であり、
・Yは炭素原子又は単結合であり、
・Z1、Z2及びZ3は各々独立して、炭素原子又は窒素原子であり、
・R1、R2及びR3は各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C1−C4アルキル基、C1−C4アルコキシ基若しくはトリフルオロメチル基であるか;又は、
・R1及びR2は、自らが結合している複素環の原子と共に、6個の炭素原子を含む芳香環を形成し、よってこの場合は、Aは縮合二環式基であり、特にベンゾフラニル基若しくはベンゾチエニル基である)である〕と、
非プロトン性溶媒中、ルイス酸型触媒の存在下、反応温度20℃〜60℃で、1時間〜2時間反応させることにより、式Ibの化合物:
b)所望により、前述の方法を用いてアセチル基を水素原子に置換し、式Iaの化合物を得る工程
が行われることを特徴とする製造方法。 - 請求項1記載の化合物を製造する方法であって、
a)下記式の化合物:
を、下記式のヘテロアリールボロン酸又はヘテロアリールボロン酸アルキル:
・Xは窒素原子、酸素原子又は硫黄原子であり、
・Yは炭素原子又は単結合であり、
・Z1、Z2及びZ3は各々独立して、炭素原子又は窒素原子であり、
・R1、R2及びR3は各々独立して、水素原子、ハロゲン原子(好ましくはフッ素原子)、シアノ基、C1−C4アルキル基、C1−C4アルコキシ基若しくはトリフルオロメチル基であるか;又は、
・R1及びR2は、自らが結合している複素環の原子と共に、6個の炭素原子を含む芳香環を形成し、よってこの場合は、Aは縮合二環式基であり、特にベンゾフラニル基若しくはベンゾチエニル基であり、
・Alkは水素原子又はC1−C4アルキル基であり、さらに、下記組み合わせ:
パラジウム触媒、極性溶媒、及び、フッ化セシウム若しくは炭酸ナトリウムの存在下、反応温度70℃〜150℃で、5分〜72時間反応させることにより、下記式の化合物:
が行われることを特徴とする製造方法。 - 請求項1記載の化合物を製造する方法であって、
a)下記式のグリコシル化ピリジンボロン酸又はグリコシル化ピリジニルボロン酸エステル:
を、下記式のハロゲン化ヘテロアリール:
パラジウム触媒、メタノールなどの極性プロトン性溶媒、及び、フッ化セシウム若しくは炭酸ナトリウムの存在下、反応温度70℃〜150℃で、5分間〜72時間反応させることにより、下記式の化合物:
が行われることを特徴とする製造方法。 - 薬理活性物質として使用するための請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物の、血栓症、特に静脈血栓症の予防又は治療を目的とする医薬品の調製のための使用。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物の、心不全の予防又は治療を目的とする医薬品の調製のための使用。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の化合物の、血管形成術後の再狭窄の予防又は血栓塞栓性病変の予防を目的とする医薬品の調製のための使用。
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