JP2010283777A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. 第１の変調波を静電界若しくは誘導電界に属する電磁波によって結合する略平板状の導体により構成され、前記略平板状の導体の縁辺を分割する位置にスリット状の切り欠きが形成される第１のアンテナと、
   第２の変調波を誘導磁界に属する電磁波によって結合する略ループ状の導体により構成される第２のアンテナと、
   を有することを特徴とする複合アンテナ。
2. 前記スリット状の切り欠きの幅は、前記第１の変調波の波長の１００分の１以下となるよう形成されることを特徴とする請求項１に記載の複合アンテナ。
3. 前記第１のアンテナは、前記第２の周波数における表皮深さ以下の厚みを持って構成されることを特徴とする請求項１または請求項２に記載の複合アンテナ。
4. 前記第２のアンテナは、前記第２の変調波を受ける方向と反対側の面に磁性を有する部材を備えたことを特徴とする請求項１乃至請求項３のいずれか一項に記載の複合アンテナ。
5. 前記第２のアンテナは、前記ループ状の導体の長さが第１の変調波の波長の２分の１以下となるように構成されたことを特徴とする請求項１乃至請求項４のいずれか一項に記載の複合アンテナ。
6. 前記第２のアンテナは、前記第１のアンテナを取り囲むように配置したことを特徴とする請求項１乃至請求項５のいずれか一項に記載の複合アンテナ。
7. 第１の変調波を静電界若しくは誘導電界に属する電磁波によって結合する略平板状の導体により構成され、前記略平面状の導体の縁辺を分割する位置にスリット状の切り欠き部が形成される第１のアンテナと、
   前記第１のアンテナからの前記第１の変調波を受けて第１の受信信号を生成する第１の受信回路部と、
   第２の変調波を誘導磁界に属する電磁波によって結合する略ループ状の導体により構成される第２のアンテナと、
   前記第２のアンテナからの前記第２の変調波を受けて第２の受信信号を生成する第２の受信回路部と、
   を備えたことを特徴とする通信機器。
8. 前記第１のアンテナは、高周波に変調された電気信号の印加によって静電界若しくは誘導電界に属する電磁波を放射する第１の送信器と通信し、
   前記第２のアンテナは、低周波に変調された電気信号の印加によって誘導磁界に属する電磁波を放射する第２の送信器と通信することを特徴とする請求項７に記載の通信機器。