JP5878559B2 - 送信装置、受信装置、及び送受信方法 - Google Patents

送信装置、受信装置、及び送受信方法 Download PDF

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Description

技術分野は、映像信号等の伝送に関する。
例えば、特許文献1では、「ワンタッチプレイ操作の際にどのような入力切替を実行するかについてはこれまで十分に検討が成されていなかった」(特許文献1[0007]参照)ことを課題とし、その解決手段として「放送波に含まれる第1の映像信号を受信する第1の受信手段と、接続相手機器から送信される第2の映像信号を受信する第2の受信手段と、一つの画面を少なくとも第1の画面領域及び第2の画面領域に分割する画面分割手段と、前記第1の画面領域に表示されている前記第1の映像信号の入力情報を記憶する記憶手段と、前記接続相手機器を操作するための第1の操作に応じて、前記第1の画面領域に表示されている前記第1の映像信号に代えて、前記第2の映像信号を表示するよう制御する多画面切り替え制御手段とを備え、前記多画面切り替え制御手段は、前記接続相手機器を操作するための第2の操作に応じて、前記第1の画面領域に表示されている前記第2の映像信号に代えて、前記記憶手段にて記憶された前記第1の映像信号を表示するとともに、前記第2の画面領域に前記第2の映像信号を表示するよう制御すること」(特許文献1[0008]参照)が記載されている。
特開2011−35454号公報
しかしながら、One Touch Play機能におけるシンク側の映像表示に関する使い勝手については考慮がない。
上記の課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、映像信号を送信する送信装置から映像信号を受信する受信装置において、送信装置から送信された第1の映像信号と当該映像信号とは異なる第2の映像信号を表示可能な表示部を有し、
表示部が第2の映像信号を表示しているときに、送信装置から複数の映像信号の表示を指示するメッセージ及び第1の映像信号の表示を指示するメッセージを受信すると、表示部は第1の映像信号及び前記第2の映像信号を表示し、
表示部が第2の映像信号を表示しているときに、第1の映像信号の表示を指示するメッセージを受信すると、表示部は第1の映像信号を単独で表示することを特徴とする。
上記手段によれば、One Touch Play機能におけるシンク側の映像表示に関する使い勝手が向上する。
実施例1の構成の一例 テレビが持つ表示機能の例 One Touch Play機能の際のメッセージのやり取りの一例 実施例1における複数画面表示の一つに送信する映像を表示させる際のメッセージのやり取りの一例 実施例1における複数画面表示の一つに送信する映像を表示させる制御信号を送信した際のフローチャートの一例 従来のDVDプレーヤーと複数画面表示の一つに送信する映像を表示させる制御信号を送信できるDVDプレーヤーのリモコンの例 実施例2の構成の一例 複数画面表示の一つに送信する映像を表示させる制御信号を送信できるゲーム機のリモコンの例 2台のゲーム機からの映像を複数画面表示で表示させる際のメッセージのやり取りの一例 HDMI入力端子からの映像をテレビが表示していない状態から2台のゲーム機からの映像を複数画面表示で表示させる際のメッセージのやり取りの一例 複数画面表示の一つに送信する映像を表示させる機能を持つことを伝えるEDIDの記述例 複数画面表示の一つに送信する映像を表示させる機能を持つことを伝えるMulti Displayの記述例 実施例4における複数画面表示の一つに送信する映像を表示させる制御信号を送信した際のフローチャートの一例 テレビと映像処理装置が直接接続しない構成の一例 実施例5における複数画面表示の一つに送信する映像を表示させるメッセージのやり取りの一例 実施例5における複数画面表示の一つに送信する映像を表示させる制御信号を送信した際のフローチャートの一例 テレビ先に表示していた映像を送信する映像処理装置が、他の機器からの<Active Source>メッセージを受けて映像の送信を停止する機能を持つ場合のメッセージのやり取りの一例 実施例6における複数画面表示の一つに送信する映像を表示させるメッセージのやり取りの一例 実施例6における複数画面表示の一つに送信する映像を表示させる制御信号を送信した際のフローチャートの一例 実施例7における複数画面表示の一つに送信する映像を表示させるメッセージのやり取りの一例 実施例7における複数画面表示の一つに送信する映像を表示させる制御信号を送信した際のフローチャートの一例 実施例8における複数画面表示の一つに送信する映像を表示させるメッセージのやり取りの一例 実施例8における複数画面表示の一つに送信する映像を表示させる制御信号を送信した際のフローチャートの一例 各実施例における伝送システムの一例 複数画面表示の一つに送信する映像を表示させる命令を映像処理装置側のリモコンを用いて映像処理装置に伝える場合の処理経路の概略図 複数画面表示の一つに送信する映像を表示させる命令を映像処理装置側のリモコンを用いて映像表示装置に伝える場合の処理経路の概略図
映像信号を送信するSource機器(BDレコーダ/プレーヤー、STB、ゲーム機、パソコンなど)と映像信号を表示するSink機器(デジタルTV、ディスプレイなど)とを接続するインターフェース規格として、HDMI(High Definition Multimedia Interfaceの略、HDMI Licensing、 LLCの登録商標)がある。HDMIは、非圧縮(ベースバンド)のデジタル映像信号と音声信号を一本のHDMIケーブルで伝送するインターフェース仕様であり、多くの民生機器に搭載されている。
また、デジタルテレビなどの表示装置は、ピクチャ・イン・ピクチャなどの機能により、複数の映像を1つの画面に表示することが可能である。例えば、2本のHDMIケーブルを用いて、2チャンネルの映像データを伝送し、2つの映像を1つの画面に表示することができる。以下、2つの映像を1つの画面に表示することを、「2画面表示」とも言う。また、2つ以上の映像を1つの画面に表示することを、「複数画面表示」とも言う。また、1つの映像を1つの画面に表示することを、「全画面表示」とも言う。
HDMIでは機器制御信号を伝送するCEC(Consumer Electronics Control)ラインにおいてOne Touch Play機能を設定している。このOne Touch Play機能とは、例えばHDMI接続先のSource(ソース)機器側であるプレーヤーが再生を開始すると、Sink(シンク)側であるテレビの電源が入り、再生された映像が送られてきたHDMI入力端子をアクティブにして、送信されてきた映像を表示する機能であり、シンク側の動作をソース側から指示するものである。
また、既にテレビ(シンク)の電源が入っており、他の入力端子の映像や放送波の映像を視聴中にこのOne Touch Play機能によって再生を開始した場合、プレーヤー(ソース)が接続された入力端子の映像に強制的に切り替える機能を搭載することも可能である。これにより、視聴者はテレビ(シンク)においてプレーヤー(ソース)に接続している端子をアクティブにし、プレーヤーから送信される映像データを表示するための切り替え操作等を省略できる。
そして、特許文献1では、最終的にはプレーヤーからの命令のみで再生を開始したプレーヤーの映像を全面表示させるか、従来表示していた画面と2画面表示させるか選択することは可能であるが、すぐに全面表示させたい場合にも一旦2画面表示を経由しなければならず、表示に時間がかかる。
以下、図面を用いて上記の課題を解決する実施例を説明する。なお、本稿で説明される映像処理装置、DVDプレーヤーおよびゲーム機はHDMIにおけるSource(ソース)機器、映像表示装置およびテレビはHDMIにおけるSink(シンク)機器である。
図24は、各実施例における伝送システムの一例を示すブロック図であって、ソース機器11がシンク機器10とケーブル101を介して接続されており、シンク機器10からソース機器11へ電力を供給し、ソース機器からシンク機器へ映像信号を供給する。
ソース機器11は例えばディスクプレイヤー、ディスクレコーダ、半導体レコーダ、放送受信機、ゲーム機、PC等の映像信号送出機器である。光ディスクや磁気記録ディスク、半導体メモリなどの記憶媒体や放送、ネットワーク等から得たデータから映像信号を再生する再生部1101と映像送信部1102、EDID(Extended Display Identification Data、表示装置(シンク機器)に関する情報)読出部1103、CEC(Consumer Electronics Control)通信部1104、電圧検出部1105、DDC(Display Data Channel)+5V供給部1106、HPD(Hot Plug Detect)検出部1107、制御部1108、電源回路1109を有する。
シンク機器10は、例えば液晶ディスプレイ、プラズマディプレイ、有機ELディスプレイ等の表示デバイスを備えた映像信号受信機器である。シンク機器10は表示部2101と映像受信部2102、EDID記憶部2103、CEC通信部2105、電流制限部215、HPD出力部2106、制御部2107、電力供給部2108、電源回路2109を有する。なお、アンテナで受信した放送波を処理するチューナー、デスクランブラ、デマルチプレクサ、デコーダ、録画機能等も含む構成とし、シンク機器単体でも映像コンテンツを再生可能としてもよい。
ケーブル101は、ソース機器とシンク機器との間を接続するケーブルであって、例えばHDMIケーブルである。映像信号伝送線1012、EDIDを伝送するDDC線1013、CEC通信線1014、電力を供給するUtility線1015.DDC+5V線1016、HPD線1017を有する。
ここで、図1における各ブロックの動作を説明する。ソース機器11の再生部1101で再生された映像信号が映像送信部1102から送信され、ケーブル101の映像信号伝送線1012を介してシンク機器10の映像受信部2102で受信される。受信された映像信号はシンク機器10の表示部2101に表示される。
また、ソース機器11のEDID読出部1103は、ケーブル101のDDC線1013を介してシンク機器10のEDID記憶部2103に記録されているシンク機器のEDIDを読み出す。
また、ソース機器11のCEC通信部1104とシンク機器10のCEC通信部2105とはケーブル101のCEC通信線1014を介してCECメッセージの送受信を行う。
また、シンク機器10の電力供給部2108はケーブル101のUtility線1015を介してソース機器の電源回路部1109に電力を供給する。電流制限部215は、電力供給部2108から供給される電力を監視し、必要に応じて供給される電力の制限を行う。電圧検出部1105は、電源回路1109が受給する電力の電圧を検出する。
また、ソース機器のDDC+5V供給部1106は、5Vの電流をケーブル101のDDC+5V線1016を介してHPD出力2106及び電源回路2109に供給する。
また、ソース機器のHPD検出部1107は、ケーブル101のHPD線1017を介してシンク機器のHPD出力2106からの電流を検出する。
また、ここではシンク機器10の入力端子20とソース機器11の出力端子23とがケーブル101で接続されている例が示されているが、シンク機器10とソース機器11のそれぞれにおいて端子の数は1つである必要は無く、複数の端子を備えるように構成してもよい。
以下、図24の構成を前提に以下の実施例を説明する。
本実施例では、テレビで放送波を視聴時に、HDMIを介して接続するDVDプレーヤーからの映像を2画面表示の片側で表示するときについて説明する。
図1は本実施例の機器の構成の一例を示す。Sink機器であるテレビ10は放送波受信端子19を通じて放送波を受信し、また映像入力端子としてHDMI入力端子20、21、22を備える。このうちHDMI入力端子20がDVDプレーヤー11のHDMI出力端子23とHDMIケーブル101で接続している。テレビ10では、例えばリモコン操作の「入力切替」キーにより、表示する画面を「テレビ(放送波)」「HDMI1」「HDMI2」「HDMI3」などから選択できる。
図2はテレビ10が持つ表示機能の例について説明している。(a)は一つの映像を画面全体に表示する機能を示す。(b)は画面を2分割し、2つの映像、例えば放送波の映像とHDMI入力端子1からの映像を表示する機能を示す。(c)はP in P(Picture in Picture)で、表示画面の一部に映像を表示することで2つの映像を1つの表示画面に表示する機能である。
(b)や(c)の機能を持つ場合、それぞれ2つの表示位置にどの映像を表示するか前述のようにリモコン等から設定できるようにしてもよい。
図3は従来のOne Touch Play機能におけるメッセージのやり取りを示したものである。311と312、313はテレビの表示画面を示している。画面311と312は放送波の映像が表示されていること「T」で示す。画面313は、DVDプレーヤー11の映像が表示されていることを「11」で示す。メッセージのやり取りの開始前には放送波の映像が表示されている(画面311)。視聴者が再生スタート301の操作、例えば、DVDプレーヤー11のリモコン等によりDVDプレーヤー11に映像の再生を命じる。するとDVDプレーヤー11はHDMIのCECラインを通じて<Image View On>メッセージ302をテレビ10へ伝える。これを受けたテレビ10は映像表示が可能な状態、例えばテレビの電源がOFFの場合は電源をONにするなど必要な動作を行う。引き続きDVDプレーヤー11はHDMIのCECラインを通じて<Active Source>メッセージ303を伝える。これを受けたテレビはDVDプレーヤー11が接続するHDMI入力端子をアクティブにし、この入力端子からの映像を画面に表示する(画面313)。
ここで本実施例の場合のようにテレビ10が複数画面表示可能な場合、テレビが<Active Source>メッセージからだけではDVDプレーヤー11がテレビ10に対して全画面表示を求めることしかできず、複数画面表示の一つに表示を求めることができない。
図4に上記課題を解決するためのメッセージのやり取りの一例を示す。画面314〜317は図3と同様に「T」は放送波の映像が表示されていることを、「11」はDVDプレーヤー11の映像が表示されていることを示す。301のやり取りは図3の例と同様である。その後新たに設定する<Sub Display>メッセージ304を送信する。これは「所定の時間内、例えば1秒以内に<Image View On>メッセージ及び<Active Source>メッセージが送信された場合、複数画面表示に切り替えて、現在表示されている映像をその表示画面の一つで表示し続け、<Active Source>メッセージの送信元機器の送信する映像は別の表示画面で表示することを推奨する」ことを意味する。
テレビ10では<Sub Display>メッセージ、<Image View On>メッセージ、<Active Source>メッセージという順番でメッセージが送られてきた場合は、複数画面表示のうちの一画面での表示を求められていることを判断でき、また<Image View On>メッセージ、<Active Source>メッセージという順番でメッセージが送られてきた場合は、DVDプレーヤー11が送信する映像の全画面表示を求めているという判断ができる。その判断に基づいて、テレビ10はそれに応じた処理が可能になる。
なお、テレビが複数画面表示に対応していない場合や、複数画面表示に対応していてもこの機能に対応していない場合は<Sub Display>メッセージは無視されて、<Image View On>メッセージ、<Active Source>メッセージ受信で行われる従来のOne Touch Playと同様の対応をすることになるので、複数画面表示に対応していない機器との互換性を維持できる。
図5は図4のメッセージがやり取りされる際のフローチャートの一例である。開始時点でテレビ10は放送波を介して受信した映像を既に表示しているものとする。視聴者はリモコン等でDVDプレーヤー11に対し映像の「複数画面表示上での再生」を指示する(S101)。
「複数画面表示上での再生」スタートの指示を受けたDVDプレーヤー11はテレビ10に対し<Sub Display>メッセージを送信する(S102)。
ここでテレビ10が複数画面表示機能を持っていないか、<Sub Display>メッセージを理解できない場合はステップS112へ、テレビ10が複数画面表示機能を持っており、<Sub Display>メッセージを理解できる場合はステップS104へ進む(S103)。
テレビ10が複数画面表示機能を持っていないか、<Sub Display>メッセージを理解できない場合は、テレビ10はS102の<Sub Display>メッセージを受信したことは無視し、図5の右側のフローに従う。DVDプレーヤー11がテレビ10へ<Image View On>メッセージを送信(S112)すると、それを受信したテレビ10は映像表示に必要な機能をスタンバイさせる(S113)。
DVDプレーヤーが<Active Source>メッセージを送信(S114)すると、それを受信したテレビ10は通常のOne Touch Playが指示されたことを認識する(S115)。テレビ10はDVDプレーヤー11が接続されるHDMI端子をアクティブ化し(S116)、テレビ10はDVDプレーヤー11からの映像を全面表示する(S117)ことで、DVDプレーヤー11が再生を開始した映像の全面表示が完了する(S118)。
一方テレビ10が複数画面表示機能を持っており、 <Sub Display>メッセージを理解できるならば、テレビ10は<Sub Display>メッセージを受信したことを記憶する(S104)。引き続きDVDプレーヤー11はテレビ10に対して<Image View On>メッセージを送信する(S105)。これを受けたテレビ10は電源がOFFであればONに、映像表示モードになっていなければ映像表示モードに切り替えるなど必要な機能を立ち上げる(S106)。S105、S106はそれぞれS112、S113と同様の動作である。
DVDプレーヤー11はテレビ10に対して<Active Source>メッセージを送信する(S107)。これを受けたテレビ10は、<Sub Display>メッセージ、<Image View On>メッセージ、<Active Source>メッセージの順番で受信されたことで、「複数画面表示上での再生」を指示されていることを認識する(S108)。テレビ10は<Active Source>メッセージ送信元のDVDプレーヤー11が接続するHDMI入力端子をアクティブ化する(S109)と同時に、複数画面表示に移行して現在表示中の映像はそのうちの一つの表示画面に表示し、新たに再生を開始したDVDプレーヤー11から送信される映像を別の一つの表示画面に表示する(S110)。これにより元から表示していた映像と、再生を開始したDVDプレーヤー11からの映像の2画面表示が実現する(S111)。
ここまでは全画面表示を行っている状態のときに「複数画面表示上での再生」を指示した場合について説明したが、指示を出す時点で既に複数画面表示を行っている場合も想定される。この場合、例えば3画面以上表示する機能があり、まだ表示画面数を増やす余地があれば、これまでの説明と同様にその時点で表示している画面は残して、新たに再生する画面を追加して表示すればよい。表示画面を増やす余地が無い場合、より表示開始した順番の古い映像から表示を停止し、新たに再生する画面を表示する、などの方法が考えられるが、この表示方法の設定は適宜テレビ側で設定してもよい。
また、テレビ10が初期段階で何も表示を行っていないときは、従来のOne Touch Playと同様の対応をすればよい。すなわち、図5の「テレビが複数画面表示機能を持っていないとき」と同じ対応をすればよい。
図6は通常のDVDプレーヤーのリモコン12と「複数画面表示上での再生」を指示する機能を持つDVDプレーヤーのリモコン13のボタン構成の一例である。通常のDVDプレーヤーのリモコン12は再生ボタン25が一つ配置されている。これに対し「複数画面表示上での再生」を指示する機能を持つDVDプレーヤーのリモコン13では、通常の再生ボタン25に加えて、「複数画面表示上での再生」ボタン26を配置している。このボタンを押した場合、接続するテレビ10が複数画面表示機能を備えていれば、その時点で表示している画面を複数画面表示のうちの一つの表示に残して、新たに再生する画面を追加して表示する。
接続するテレビ10が複数画面表示機能を備えていなければ、通常の再生ボタン25と同様の働きをする。このようにテレビ側のリモコンを用いずにDVDプレーヤーのリモコンのみ用いて、押下する再生ボタンを選択することにより、視聴者はDVDプレーヤー11から新たに再生を始める映像をテレビ10の全画面表示で視聴するか、複数画面表示の一つの表示で視聴するかを選択することができる。
なお、既に図5におけるS111の状態になり、放送波の映像とDVDプレーヤー11の映像の2画面再生が実現していた場合において、視聴者がリモコン13で全面表示での再生を意図する再生ボタン25を押下した場合、DVDプレーヤー11はテレビ10へ図3に示したような<Image View On>メッセージ及び<Active Source>メッセージを送信すれば、テレビ10はDVDプレーヤー11の映像を全画面表示する。また、DVDプレーヤーが既に<Image View On>を送信するなど、テレビが映像表示状態出あることを知っている場合は、<Image View On>メッセージ302を省略して、<Active Source>メッセージ303を送るだけとしても、テレビ10にDVDプレーヤー11の映像を全画面表示させることができる。
これらの方法により、新たに再生を開始する映像をテレビに全画面再生するか、それまでに表示していた映像を引き続き複数画面表示の一つで表示し続けながら新たに再生を開始する映像もまた複数画面表示の一つで表示するか、を選択可能なOne Touch Playが可能となる。
実施例1では新たに再生を開始しようとするDVDプレーヤーとテレビの接続例について示したが、テレビに接続するsource機器はもちろんそれに限らない。例えば図7に示すように2台のHDMI接続可能なゲーム機14、15の映像をテレビに同時に表示する場合なども想定される。これは図1においてテレビ10にDVDプレーヤー1台を接続する構成から、DVDプレーヤー1台に代えてゲーム機2台を接続する構成としたものである。
図8に「複数画面表示上での再生」を指示する機能を持つゲーム機のリモコン16のボタン構成の一例を示す。「ワンタッチ」ボタン27と「ワンタッチ:ハーフ」ボタン28が配されている。「ワンタッチ」ボタン27は接続するテレビに対し、このゲーム機から送信される映像を表示するよう命令するボタンである。「ワンタッチ:ハーフ」ボタン28は接続するテレビに対し、複数画面表示機能があるならばそれまで表示していた画面を表示画面の一つに残しながらこのゲーム機の映像を別の表示画面で表示するよう命令するボタンである。
図9にこの場合のメッセージのやり取りの一例を示す。画面318〜324は図3と同様に「T」は放送波の映像が表示されていることを、「14」はゲーム機14の映像が表示されていることを、「15」はゲーム機15の映像が表示されていることを示す。なお、図3および4と同様の動作については省略または簡略化して説明する。
テレビ10の画面には、メッセージのやり取りの開始前には放送波の映像が表示されている(318)。利用者はまずゲーム機14用のリモコン16で「ワンタッチ」ボタン27を押す(401)。これによりゲーム機14からテレビ10に対して図3と同様のOne Touch Play機能が実行され図3と同様に<Image View On>メッセージ3021と、<Active Source>メッセージ3031が伝えられる。テレビ10の画面はそれまでの放送派の映像表示319から、ゲーム機14の映像表示320へ切り換る。
次いで利用者はゲーム機15用のリモコン16で「ワンタッチ:ハーフ」ボタン28を押す(402)。これによりゲーム機15からテレビ10に対して図4のメッセージ304、302、303と同様に<Sub Display>メッセージ3042、<Image View On>メッセージ3022、<Active Source>メッセージ3032が送信され、これによりそれまでに表示していた映像を引き続き複数画面表示の一つで表示し続けながら新たに<Active Source>メッセージを送信する機器の映像もまた複数画面表示の一つで表示する機能が実行される(画面324)。
尚、ゲーム機15が、<Image View On>メッセージ3021を傍受するなどの手段で、テレビ10が既に画面表示状態であることを認識している場合は、<Image View On>メッセージ3022は省略してもよい。省略により、メッセージ交換時間が短縮するので、ユーザ17から見て操作レスポンスが向上し、快適な操作を提供できる特徴がある。
これにより、テレビ側のリモコン操作等を行わずにゲーム機14のリモコン16のボタン27とゲーム機15のリモコン16のボタン28の操作のみで、テレビにゲーム機14および15の映像を同時表示させることができる。一般にテレビに表示する入力端子を選択するリモコン操作は複雑な作業になるため、利用者の手間を軽減できる。
なお、本実施例ではリモコンを用いた操作について説明したが、他の方法(携帯端末を用いる方法やテレビ本体に付されたボタン等を用いる方法等)でテレビ側を制御しても本実施例と同様な効果が得られる。
実施例2では先にゲーム機14の映像が表示されている時に、ゲーム機15からリモコン操作によりテレビ10を複数画面表示に移行させ、先に表示中のゲーム機14の映像を一つの表示画面で表示を続けながらゲーム機15の映像を別の一つの表示画面で表示する例について説明したが、本実施例では例えば図7の構成において、テレビ10が何も表示していない、または放送波の映像を表示しているなどテレビ10のHDMI入力端子全てがアクティブな状態ではなく、ゲーム機14、15ともに映像を送信していない状態から、ゲーム機15のリモコンで「ワンタッチ:ハーフ」ボタン28を押すことでゲーム機14および15からの映像をテレビ10の複数画面表示で表示する例について説明する。
図10にこの場合のメッセージのやり取りの一例を示す。開始時点では図10では放送波の映像を表示している(画面325)。また、あらかじめ、ゲーム機15はゲーム機14の存在をCECメッセージの交換などで検出しているものとする。
利用者17がゲーム機15用のリモコン16で「ワンタッチ:ハーフ」ボタン28を押す(402)と、ゲーム機15はゲーム機14に対して<Push Active Source>メッセージ308を送信する。これは、受信した映像処理装置に対して、テレビへのOne Touch Playの要求を指示するメッセージと定義する。このメッセージ308を受けたゲーム機14はテレビ10に<Image View On>メッセージ3023、次いで<Active Source>メッセージ3033を送信する。
これによりテレビ10には一旦ゲーム機14からの映像が全面表示される(画面327)。また、<Active Source>メッセージ3033はブロードキャスト命令なので、ゲーム機15にも受信され、ゲーム機14が<Push Active Source>メッセージ308に対して、指示したとおり動作していることをゲーム機15が認識できる。
この後、図9と同様に<Sub Display>メッセージ3042、<Image View On>メッセージ3022、<Active Source>メッセージ3032が送信され、これにより既に表示していたゲーム機14からの映像を引き続き複数画面表示の一つで表示し続けながら新たにゲーム機15からの映像もまた複数画面表示の一つで表示する機能が実行される(画面330)。
テレビ10に接続する映像処理装置が3つ以上存在するときは、個別の状況に応じてどのような操作とするか設定すれば良い。例えば、3つ以上の映像処理装置がテレビに接続する場合はこの実施例の処理は行わない、指令を出す映像処理装置(図10の例ではゲーム機15)と同じ種類の映像処理装置と選択的に共に複数画面表示を行う(例えば図7の構成に加えてHDMI入力端子23にBDプレーヤーが接続していた場合、ゲーム機14のみに対して<Push Active Source>メッセージ308を送り、BDプレーヤーには送らない、など)、物理アドレスや論理アドレスの番号の一番近い装置と選択的に共に複数画面表示を行う、などのように決めておくことで対応することもできる。また、<Push Active Source>メッセージ308にパラメータを追加し、複数画面をどのように表示させるかを指定してもよい。
これにより、映像処理装置からテレビ側のリモコン操作等を行わずにゲーム機15のリモコン16のボタン28のワンタッチ操作のみで、テレビに接続する別の映像処理装置からの映像と共にゲーム機15からの映像を複数画面表示することができる。
実施例1の図5ではテレビ10が複数画面表示に対応しているか、していないかで処理の方法が異なることを説明したが、前もってSource機器側がテレビ10に複数画面表示機能を備えているか否かを確認しても良い。これはHDMIのSource機器の接続が確認された際にSink側であるテレビ10から送信されてくるEDID(Enhanced Extended Display Identification Data)に、新たにこの複数画面表示機能を備えているか否かを示す信号を設定することで確認できる。
図11にこの場合のEDIDの記述例を示す。Byte6・Bit2の位置に複数画面表示に対応できるか否かを示すMulti_Displayという項目を設ける。図12にMulti_Displayの記載例を示す。ここでテレビ10が複数画面表示に対応していれば1とする。なお、図11は一例であり、他の位置にMulti_Displayという項目を設けてもよい。
また、EDIDの読み込み以外の方法、例えばCEC通信を用いること等によってシンク側の機能をソース側に伝達してもよい。
図13に前もってテレビ10に複数画面表示に対応していることを確認済みの場合のフローチャートの一例を示す。なお、図5と同様の動作については省略または簡略化して説明する。開始時点でテレビ10は放送波の映像を既に表示しているものとする。テレビ10が複数画面表示に対応している場合には図5と同じ動作である。
ユーザがリモコンで「複数画面表示上再生スタート」を指示(S101)すると、テレビ10が複数画面表示に対応していないことをEDID読出しで検知している場合、S100へ進む(S1031)。DVDプレーヤー11はテレビに対してテレビにOSD表示を指示する指令である<Set OSD String>[Display Control] [OSD String]メッセージを出すことにより、「テレビはワンタッチ:ハーフに対応していません」というOSDをテレビに表示させる(S100)。図5のS102で行った<Sub Display>メッセージは送信せず、S103の判断も実行されない。図5と同様の従来のOne Touch Playの処理S112〜S117が実行される。最後にテレビ10がDVDプレーヤー11の指示に基づいてS100で出したOSDを例えば5秒程度表示したのちに、テレビ10がOSDを消去することで動作を終了する(S119)。
これにより、テレビ10が複数画面表示に対応していない場合に、利用者が複数画面表示での再生を指示したにもかかわらず通常のOne Touch Play機能、すなわち全画面表示が始まってしまうことに対してその理由を知ることができるため、利用者の混乱を避けることができる。
実施例4ではEDIDによってテレビ10の表示機能に関する能力を伝える例について説明したが、EDIDによる伝達はテレビ10と映像処理装置が直接接続するときに限られ、従って図14に示すように、テレビ10とDVDプレーヤー11の間にアンプ18が入る構成の場合、テレビ10からDVDプレーヤー11にEDIDを送ることができない。
そこで、EDIDでテレビの能力を伝達する方法によらない例を図15のメッセージのやり取りの例で説明する。<Sub Display>メッセージ304が送信されるまでは図4と同様である。この後、テレビ10が複数画面表示に対応している場合にはDVDプレーヤー11に対して新たに定義する<Report Sub Display>メッセージ307を返す。このメッセージが返ってくればDVDプレーヤー11はテレビが複数画面表示能力を備え、<Sub Display>メッセージ304を理解して記憶したこと判定できる。
図16に本実施例のフローチャートの一例を示す。DVDプレーヤーが<Sub Display>メッセージを送信(S102)後、テレビ10が複数画面表示機能を持っていないか、<Sub Display>メッセージを理解できない場合はステップS115へすすみ、以下S115〜S117、S119は図13と同様である。テレビ10が複数画面表示機能を持ち、<Sub Display>メッセージを理解できる場合はステップS1042へすすみ、<Sub Display>メッセージを受信したことを記憶した上で、DVDプレーヤー11に対して<Report Sub Display>メッセージを返す。以下S105〜S111は図13と同様である。
なお、本実施例は図14のようにテレビ10と映像処理装置が直接接続していない場合だけでなく、図1のようにテレビ10と映像処理装置が直接接続している場合に実施してもよく、装置の構成により実施の可否が分かれるものではない。
これにより、テレビと映像処理装置が直接接続しておらず、かつテレビ10が複数画面表示に対応していない場合に、利用者が複数画面表示上再生を指示したにもかかわらず通常のOne Touch Play、すなわち全画面表示が始まってしまうことに対してその理由を知ることができるため、利用者の混乱を避けることができる。
実施例1では、従来のOne Touch Play実行時のメッセージである<Image View On>メッセージ、<Active Source>メッセージを送信する前に、この機能の実行を意味する新たなメッセージ<Sub Display>メッセージを設定し、送信することとした。この場合、新たなメッセージである<Sub Display>メッセージを理解しない機器が表示装置であった場合に、<Sub Display>メッセージ、<Image View On>メッセージ、<Active Source>メッセージというメッセージを、最初の<Sub Display>メッセージを無視して<Image View On>メッセージ、<Active Source>メッセージという従来のOne Touch Playとして認識させられるメリットがある。
しかしながら、従来のHDMIの規定では<Active Source>メッセージがHDMI上の一つの機器から出された場合に、それ以外の映像信号を出力中の接続機器は映像信号を出す必要が無くなったと判断し、映像出力を停止してスタンバイ状態に移行するという機能を備えていることが考えられる。
このような判断がなされると、先に表示中の映像の出力機器が映像送信を終了してしまうため、本発明で意図するような「先に表示中の映像と、後から再生を開始した機器からの映像を複数画面表示で同時に表示する」ということができず、後から再生を開始した映像しか表示できなくなってしまうおそれがある。これを説明する例として、このような機能を持つ場合、図9のメッセージのやり取りがどのように変化するかを図17に示す。
利用者はまずゲーム機14用のリモコン16で「ワンタッチ」ボタン27を押す(401)。これによりゲーム機14からテレビ10に対して<Image View On>メッセージ3021→<Active Source>メッセージ3031が図9の場合と同様に送信される。このとき<Active Source>メッセージはブロードキャストメッセージとして扱われるため、ネットワークに繋がるゲーム機15にも伝えられる。なお3031で発信された<Active Source>メッセージにはゲーム機14の物理アドレスおよび論理アドレスが付与されていることから、テレビ10やゲーム機15はこの<Active Source>メッセージがゲーム機14から発信されたものであることを理解することができる。これで図9の場合と同様にテレビ10の表示画面にはゲーム機14の映像が表示される。
次いで利用者はゲーム機15用のリモコン16で「ワンタッチ:ハーフ」ボタン28を押す(402)。これによりゲーム機15からテレビ10に対して図4と同様のそれまでに表示していた映像を引き続き複数画面表示の一つで表示し続けながら新たに<Active Source>メッセージを送信する機器の映像もまた複数画面表示の一つで表示する機能が実行される(3042、3022、3032)。このとき、前述のように<Active Source>メッセージ3032はブロードキャストメッセージとして扱われるため、ネットワークに繋がるゲーム機14にも伝えられる。これによりゲーム機14はゲーム機15からの映像がOne Touch Playされたと認識し、ゲーム機14は映像送信を止めてしまう。これにより、ゲーム機14および15の映像の同時表示を意図した利用者の意図に反して、テレビ10には後から表示を開始したゲーム機15の映像だけが表示される。
これに対処するため、<Image View On>メッセージおよび<Active Source>メッセージに代わる新たなメッセージを設定することも可能である。
図18にこの実施例のメッセージのやり取りの一例を示す。図17における<Sub Display>メッセージ3042送信、<Image View On>メッセージ3022送信、<Active Source>メッセージ3032送信を、新たに設定する<Multi Image View On>メッセージ3062の送信に置き換えた内容になっている。この<Multi Image View On>メッセージには「複数画面表示に対応しているのであれば、『それまでに表示していた映像を引き続き複数画面表示の一つで表示し続けながら新たに再生を開始する映像もまた複数画面表示の一つで表示する』機能を実行せよ、複数画面表示に対応していないのであれば<Image View On>メッセージ、<Active Source>メッセージと同じメッセージと解せよ」という意味を持つメッセージと定義する。
これにより、ゲーム機15は<Active Source>メッセージを送信しないので、ゲーム機14も他の装置からの<Active Source>メッセージを受信することが無くなり、映像送信を続けることになる。
図19にこの実施例のフローチャートの一例を示す。なお、図5と同様の動作については省略または簡略化して説明する。
開始時点でテレビはゲーム機14の映像を既に表示しているものとする。まず、ゲーム機15が<Multi Image View On>メッセージを送信する(S120)。テレビ10が<Multi Image View On>メッセージの意味を理解し、かつ複数画面表示を備えている場合、図5におけるS102〜S107の工程をS120の<Multi Image View On>メッセージの送信だけで代行しているとみなすことができる。以下S122〜S125については図5のS108〜S111と同様である。次に、テレビ10が<Multi Image View On>メッセージの意味を理解し、かつ複数画面表示を備えていない場合、S115で送信された<Multi Image View On>メッセージをテレビ10では従来のOne Touch Playと同じ指示をするメッセージと判断する(S115)。
以下、S126、S127、S118は図5のS116〜S118と同様である。次に、テレビ10が<Multi Image View On>メッセージの意味を理解しない場合、S115で送信された<Multi Image View On>メッセージをテレビ10は何の意味も持たない信号と判断するため(S128)、何も反応せず信号を受ける前と同じ状態を続ける(S129)。
このように<Multi Image View On>メッセージを新たに設定することで、図14の3052のように先に表示を行っていた映像の出力機器が、映像出力を止めてしまうことで利用者の意図する複数画面表示が行えなくなることを防止できる。
実施例6と同様に<Active Source>メッセージの受信によって図17のように先に表示を行っていた映像の出力機器が、映像出力を止めてしまうことで利用者の意図する複数画面表示が行えなくなることを防止する方法を提供する。
図20にこの実施例のメッセージのやり取りの一例を示す。ゲーム機15からテレビ10に対して<Sub Display>メッセージ3042を送信するまでは図17と同様である。ここでテレビ10は<Sub Display>メッセージ3042を受信したことを受けて、テレビ10とゲーム機14が接続するネットワークとテレビ10とゲーム機15が接続するネットワークとを別個のネットワークとして分離する。これによりゲーム機14とゲーム機15とは同じネットワークにいないため、ゲーム機15が発信するメッセージはゲーム機14には届かなくなる。この後<Image View On>メッセージ3022送受信後にゲーム機15が<Active Source>メッセージ3032を送信した時に、このメッセージを受信するのはテレビ10のみで、ゲーム機14は受信しない、ゲーム機14は映像出力を続けることができる(画面367)。
図21にこの実施例のフローチャートの一例を示す。開始時点でテレビはゲーム機14の映像を既に表示しているものとする。視聴者はリモコン16で「ワンタッチ:ハーフ」ボタン28を押す等操作でゲーム機15に対し映像の「複数画面表示上での再生」を指示する(S101)。「複数画面表示上での再生」スタートの指示を受けたゲーム機15はテレビ10に対し<Sub Display>メッセージを送信する(S130)。ここでテレビ10が複数画面表示機能を持っていて、かつ<Sub Display>メッセージが理解できる場合、テレビ10は<Sub Display>メッセージを受信したことを記憶し、さらにゲーム機14が接続するネットワークとゲーム機15が接続するネットワークとを切断し、ゲーム機14とゲーム機15がメッセージのやり取りをすることができなきようにする(S131)。
引き続きゲーム機15はテレビ10に対して<Image View On>メッセージを送信する(S132)。これを受けたテレビ10は電源がOFFであればONに、映像表示モードになっていなければ映像表示モードに切り替えるなど必要な機能を立ち上げる(S106)。引き続きゲーム機15はテレビ10に対して<Active Source>メッセージを送信する(S133)。これを受けたテレビ10は<Sub Display>メッセージ→<Image View On>メッセージ→<Active Source>メッセージが連続して受信されたことで、「複数画面表示上での再生」を指示されていることを認識する(S108)。テレビ10は<Active Source>メッセージ送信元のゲーム機15が接続するHDMI入力端子をアクティブ化する(S134)と同時に、複数画面表示に移行して先に表示中のゲーム機14の映像はそのうちの一つの表示画面に表示し、新たに映像送信を開始したゲーム機15からの映像を別の一つの表示画面に表示する(S135)。
これにより先に表示していた映像と、新規に映像送信を開始した装置からの映像の2画面表示が実現する(S111)。映像を送信している装置のうちの一つの装置が映像送信を停止するなど、複数画面表示の必要がなくなった時点で、テレビはS131で分離したネットワークを復元しても良い。
一方、テレビ10が複数画面表示機能を持っていないか、あるいは<Sub Display>メッセージが理解できない場合、テレビ10は<Sub Display>メッセージは無視して、続く<Image View On>メッセージ送受信(S136、S113)、<Active Source>メッセージ送受信(S137)すると、テレビ10はゲーム機15からOne Touch Playを指示されたと認識し(S115)、ゲーム機15が接続するHDMI端子をアクティブ化する(S138)。一方で、その後、ゲーム機14もブロードキャストメッセージである<Active Source>メッセージを受信する(S139)。これを受けたゲーム機14は映像出力を停止し、スタンバイ状態へ移行する(S140)。この場合テレビは複数画面表示ができないので、ゲーム機14が出力を停止しても問題は無い。テレビ10はゲーム機15からの映像を全面表示する(S141)。
このように本実施例によれば、テレビが複数画面表示に対応する場合は元から映像出力を行っていた装置の映像出力は継続され、テレビが複数画面表示に対応しない場合は元から映像出力を行っていた装置の映像出力は停止してスタンバイ状態に移行する。
実施例6および7と同様に<Active Source>メッセージの受信によって図17のように先に表示を行っていた映像の出力機器が、映像出力を止めてしまうことで利用者の意図する複数画面表示が行えなくなることを防止する方法を提供する。
図22にこの実施例のメッセージのやり取りの一例を示す。利用者がゲーム機15のリモコンで「ワンタッチ:ハーフ」を指示する(402)までは図17と同様である。本実施例では、<Sub Display>メッセージをブロードキャストメッセージと定義することで、この後ゲーム機15から送信される<Sub Display>メッセージ3042はテレビ10だけでなくゲーム機14でも受信する。これを受けたゲーム機14は<Sub Display>メッセージを受けたことを記憶する。その後ゲーム機15からテレビ10への<Image View On>メッセージ3022送信、<Active Source>メッセージ3032送信の後、ブロードキャストメッセージである<Active Source>メッセージ3032をテレビ10とゲーム機14が受信する。ゲーム機15からの<Active Source>メッセージ3032を受けたゲーム機14は、先に<Sub Display>メッセージ3042を受けていることから、この<Active Source>メッセージ3032はゲーム機15がゲーム機14と同時に映像送信続行を指示しているものと判断して、映像送信を続ける。
図23にこの実施例のフローチャートの一例を示す。開始時点でテレビはゲーム機14の映像を既に表示しているものとする。ゲーム機15は<Sub Display>メッセージを送信し、これはブロードキャストメッセージであるのでテレビ10とゲーム機14が受信する(S142)。ここでテレビ10が複数画面表示機能を持っていないか、または<Sub Display>メッセージが理解できない場合、以下S136からS141は図21と同様であり、最終的にはゲーム機15からの映像のみ表示する。
テレビ10が複数画面表示機能を持っていて、かつ<Sub Display>メッセージが理解できる場合、テレビ10とゲーム機14は<Sub Display>メッセージを受信したことを記憶する(S143)。以下、ゲーム機15が<Image View On>メッセージ送信し(S132)、テレビが必要な機能をスタンバイ(S106)、ゲーム機15が<Active Source>メッセージを送信しテレビ10とゲーム機14が受信する(S144)。テレビは複数画面表示上での再生を指示されたことを認識し(S108)、<Active Source>メッセージ送信元のゲーム機15が接続するHDMI端子をアクティブ化する(S134)。
一方、ゲーム機14は<Sub Display>メッセージ、<Active Source>メッセージを受信したことを受けて、自身が送信中の映像を継続して送信することを指示されていると認識する(S145)。この結果ゲーム機14からの映像とゲーム機15からの映像の2画面表示がなされる(S135、S111)。
このように本実施例では<Sub Display>メッセージをブロードキャストメッセージとし、ゲーム機14が<Sub Display>メッセージ、<Active Source>メッセージを連続して受け取ることで「映像送信の継続を指示されている」と理解することで、テレビ10が実施例7に説明したようなゲーム機14が接続するネットワークとゲーム機15が接続するネットワークを分離するという機能を備えていなくても、図17のように先に表示を行っていた映像の出力機器が映像出力を止めてしまうことで、利用者の意図する複数画面表示が行えなくなることを防止できる。ただし、ゲーム機14がこのような<Sub Display>メッセージ→<Active Source>メッセージの意味することを理解して対応する機能が備わっておらず、かつ他の機器からの<Active Source>メッセージを受けて映像の送信を停止する機能が備わっている場合は、図17と同様の結果となる。
実施例1〜8はテレビ10に接続する映像処理装置(DVDプレーヤー11、ゲーム機14、ゲーム機15など)側のリモコンを用いて、映像処理装置の受光部に対して赤外信号を送り、映像処理装置内部で光電変換を行い、制御命令として解読するものである。
図25にこの場合の処理経路の概略図の一例を示す。視聴者は映像処理装置(ここではDVDプレーヤー11)のリモコン13を用いてDVDプレーヤー11のリモコン受光部43に赤外線のビット信号で命令を伝える。リモコン受光部43は光電変換を行い、デジタル信号のビット信号に変換し、制御コマンド処理部41に伝える。制御コマンド処理部41はビット信号を解読して制御コマンド信号に変換し、HDMIのCECラインでテレビ10に送る。テレビ10は制御コマンド信号を制御コマンド処理部36に伝え、ここから制御コマンドに従った適切な処理内容が映像処理部35に指示される。
本実施例では、映像処理装置のリモコン受光部43が視聴者の方向に向いていないなど、映像処理装置に対して直接リモコン信号を伝えられない場合に、テレビ10のリモコン受光部39からリモコン信号を映像処理装置に伝えるものである。図26にこの場合の処理経路の概略図の一例を示す。視聴者は映像処理装置(ここではDVDプレーヤー11)のリモコン13を用いてテレビ10のリモコン受光部39に赤外線のビット信号で命令を伝える。リモコン受光部39は光電変換を行い、デジタル信号のビット信号に変換し、制御コマンド処理部36に伝える。
制御コマンド処理部36はこのビット信号がDVDプレーヤー11の制御信号であることを判定する。この判定は、ビット信号の内容から判定しても良いし、あらかじめ受信するリモコン信号がDVDプレーヤー11のものであることをテレビ10側のリモコン等を用いて設定しておいても良い。制御コマンド処理部36はこのビット信号をビット信号のままHDMIのCECラインでDVDプレーヤー11に送る。この時の伝送は、例えばメーカーが任意に設定できるHDMI Vender−Specific Data Blockの必要なビット数を使って伝送する。
DVDプレーヤー11ではこのビット信号を制御コマンド処理部41に伝える。制御コマンド処理部41はビット信号を解読して制御コマンド信号に変換し、HDMIのCECラインでテレビ10に送る。テレビ10は制御コマンド信号を制御コマンド処理部36に伝え、ここから制御コマンドに従った適切な処理内容が映像処理部35に指示される。
このように本実施例に拠れば、映像処理装置側のリモコンからの信号をテレビのリモコン受光部に伝えることで映像処理装置に前記信号を伝えることができる。
上記で説明した各実施例によれば、Souce側において「即座に表示画面全体に再生を開始するSource機器から送信する映像を強制的に表示する」のか「複数画面表示の一つにだけ再生を開始するSource機器から送信する映像を強制的に表示する」のかの選択が可能になり、視聴者がテレビ側の設定を変更する操作を行う手間を省くことができる。
10:テレビ、11:DVDプレーヤー、12:従来のDVDプレーヤーリモコン、13:複数画面表示上再生ボタンを持つDVDプレーヤーリモコン、14:ゲーム機1、15:ゲーム機2、16:複数画面表示上表示ボタンを持つゲーム機リモコン、17:映像視聴者、18:アンプ、19:放送波受信端子、20〜22、52:HDMI入力端子、23、24、51:HDMI出力端子、25:再生ボタン、26:複数画面表示再生ボタン、27:ワンタッチ表示ボタン、28複数画面表示ワンタッチ表示ボタン、31:アンテナ端子、32:チューナー部、33:チューナーデコーダー部、34:表示パネル、35:テレビ側映像処理部、36:テレビ側制御コマンド処理部、37:テレビ側HDMI端子、38:テレビ側リモコン信号変換部、39:テレビ側リモコン受光部、40:映像処理装置側HDMI端子、41:映像処理装置側制御コマンド処理部、42:映像処理装置側リモコン信号変換部、43:映像処理装置側リモコン受光部、44:映像処理装置側映像処理部、101〜104:HDMIケーブル、201:全画面表示、202:2分割表示(左画面)、203:分割表示画面(右画面)、204:PinP時メイン画面、205:PinP画面

Claims (8)

  1. 映像信号を送信する送信装置から映像信号とメッセージを受信する受信装置であって、
    前記送信装置から送信された第1の映像信号を受信する映像受信部と、
    前記映像受信部が受信した前記第1の映像信号とは異なる第2の映像信号を表示可能な表示部と、
    前記送信装置から送信されたメッセージを受信するための通信部と、を有し、
    前記表示部が前記第2の映像信号を全画面表示で表示しているときに、前記通信部が、前記送信装置から複数の映像を同時に表示するための複数画面表示を指示する第1のメッセージを受信した場合は、前記表示部は前記第2の映像信号の前記全画面表示を維持し、前記第1のメッセージに続いて所定時間以内に前記第1の映像信号の表示を指示する第2のメッセージを受信した場合は、前記表示部は前記第1の映像信号及び前記第2の映像信号を同時に表示し、
    前記表示部が前記第2の映像信号を表示しているときに、前記通信部が前記第1のメッセージを受信せずに前記第2のメッセージを受信した場合、前記表示部は前記第1の映像信号を単独で表示することを特徴とする受信装置。
  2. 請求項1の受信装置であって、
    前記受信装置に関する情報を記録する記録部を有し、
    前記受信装置に関する情報は、当該受信装置が複数の映像信号を表示可能か否かを示す情報を含むことを特徴とする受信装置。
  3. 受信装置へ映像信号を送信し、メッセージを送受信する送信装置であって、
    第1の映像信号を再生する再生部と、
    前記再生部で再生した前記第1の映像信号を送信する映像送信部と、
    メッセージを送受信する通信部と、
    前記受信装置に関する情報を読み出す読み出し部と、を有し、
    前記通信部は、前記第1の映像信号を含む複数の映像を同時に表示するための複数画面表示が指示された場合、前記複数画面表示を指示する第1のメッセージと、該第1のメッセージ続いて所定時間以内に、前記映像送信部からの前記第1の映像信号の表示を指示する第2のメッセージを前記受信装置へ送信し、
    前記第1の映像信号の単独の表示が指示された場合、前記第1のメッセージを送信せずに前記第2のメッセージを前記受信装置へ送信するように構成されており、
    前記読み出し部により読み出された前記受信装置に関する情報が、当該受信装置が前記複数画面表示に対応していることを示す情報を含んでいる場合に、前記第1のメッセージを送信可能にしたことを特徴とする送信装置。
  4. 送信装置から送信された映像信号を受信装置で受信する送受信方法であって、
    前記受信装置に関する情報を読み出すステップと、
    前記送信装置で第1の映像信号を再生するステップと、
    再生された前記第1の映像信号を前記送信装置から前記受信装置へ送信するステップと、
    送信された前記第1の映像信号を前記受信装置で受信するステップと、
    受信した前記第1の映像信号を前記受信装置で表示するステップと、を有し、
    前記受信装置が前記送信装置から受信した前記第1の映像信号とは異なる第2の映像信号を表示しているときに、前記送信装置から複数の映像を同時に表示するための複数画面表示を指示する第1のメッセージと、該第1のメッセージに続いて所定時間以内に前記送信装置からの前記第1の映像信号の表示を指示する第2のメッセージが送信され、前記受信装置が前記第1のメッセージ及び前記第2のメッセージを受信すると、前記受信装置は前記第2の映像信号および前記送信装置から送信された前記第1の映像信号を含む複数の映像信号を同時に表示し、
    前記受信装置が前記第2の映像信号を表示しているときに、前記第1のメッセージを受信することなく前記第2のメッセージを受信すると、前記受信装置は前記送信装置から送信された前記第1の映像信号を表示し、
    前記読み出された前記受信装置に関する情報が、当該受信装置が前記複数画面表示に対応していることを示す情報を含んでいる場合に、前記第1のメッセージを送信可能にした
    ことを特徴とする送受信方法。
  5. 請求項1の受信装置であって、
    さらに、ユーザからの指示が入力される指示入力部を有し、
    前記指示入力部に前記送信装置に対する指示が入力されると、前記通信部から当該送信装置に対する指示を前記送信装置へ送信することを特徴とする受信装置。
  6. 請求項3の送信装置において、
    前記通信部は、前記受信装置と接続され、かつ第2の映像信号を前記受信装置に送信可能な別の送信装置とメッセージの交換が可能であり、
    前記の送信装置が前記受信装置へ前記第2の映像信号を送信していないときに、前記複数画面表示の指示がされると、前記通信部は第3のメッセージを前記別の送信装置に送信し、前記別の送信装置に対し前記第2のメッセージと前記第2の映像信号を前記受信装置に送信させることを特徴とする送信装置。
  7. 請求項3の送信装置において、
    前記通信部は、前記受信装置と接続され、かつ第2の映像信号及び前記第1及び第2のメッセージを前記受信装置に送信可能な別の送信装置とメッセージの交換が可能であり、
    前記映像送信部が前記受信装置へ前記第1の映像信号を送信中に、前記通信部が前記複数画面表示の指示に応答した前記別の送信装置からの前記第1のメッセージと、それに続いて所定時間以内に前記第2のメッセージとを受信した場合は、前記映像送信部は前記第1の映像信号の送信を継続し、前記別の送信装置から前記第1のメッセージを受信することなく前記第2のメッセージを受信した場合は、前記映像送信部は前記第1の映像信号の送信を停止することを特徴とする送信装置。
  8. 請求項4記載の送受信方法であって、
    前記送信装置は、前記受信装置と接続され、かつ第3の映像信号を前記受信装置に送信可能な別の送信装置とメッセージの交換が可能であり、
    前記受信装置が前記第2の映像信号を表示しており、かつ前記別の送信装置が前記受信装置へ前記第3の映像信号を送信していないときに、前記複数画面表示の指示がされると、前記送信装置が前記別の送信装置に第3のメッセージを送信するステップと、
    前記別の送信装置が前記送信装置から第3のメッセージを受信すると、前記別の送信装置が前記第2のメッセージを前記受信装置と前記送信装置に送信し、かつ前記第3の映像信号を前記受信装置に送信するステップと、
    前記受信装置が前記第2の映像信号に代えて前記別の送信装置からの第3の映像信号を表示するステップと、
    前記送信装置が前記別の送信装置から前記第2のメッセージを受信すると、前記送信装置が前記第1のメッセージと、これに続いて所定時間以内に前記第2のメッセージを前記受信装置に送信し、前記第1の映像信号を前記受信装置に送信するステップと、
    前記受信装置が前記別の送信装置から前記第2のメッセージを受信し、前記送信装置から前記第1及び第2のメッセージを受信すると、前記受信装置が、前記送信装置からの第1の映像信号と前記別の表示装置からの第3の映像信号を同時に表示するステップと、
    を更に備えることを特徴とする送受信方法。
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