JP2010283712A - 車載用の音楽再生装置、およびその音楽再生方法 - Google Patents

車載用の音楽再生装置、およびその音楽再生方法 Download PDF

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喜則 横山
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章 斉藤
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Abstract

【課題】クロスフェード機能を自動的に有効もしくは無効に切り替える。
【解決手段】車載用のナビゲーションシステムの制御回路10は、クロスフェード機能により曲を順次再生する音楽再生部160と、車両自体の環境(例えば、車速、乗車人数など)、もしくは、前記車両以外の環境(例えば、時刻、曜日など)に応じて、前記クロスフェード機能を有効もしくは無効に設定するクロスフェード設定部170と、を有する。例えば、クロスフェード設定部170は、曜日が土曜日もしくは日曜日(週末)である場合に、クロスフェード機能を有効に設定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、車載用の音楽再生装置、およびその音楽再生方法に関する。
車載用の音楽再生装置が知られている。また、複数の曲を順次再生する場合に、前の曲の終わりの部分をフェードアウトしながら再生し、並行して、次の曲の始めの部分をフェードインしながら再生するクロスフェード機能が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2003−58192号公報
ところで、クロスフェード機能が有効(ON)に設定されている場合、曲間が円滑に連結されるため、ユーザ(聴取者)は、曲間の区切りを意識せずに音楽を楽しむことができる。一方、クロスフェード機能が無効(OFF)に設定されている場合、曲間の区切りが目立つため、ユーザは、曲間の区切りを感じ易くなる。
上記のように、クロスフェード機能が有効もしくは無効に切り替えられると、音楽の再生により作られる雰囲気が変化し、ユーザの気分に変化が与えられる。
しかしながら、クロスフェード機能自体を、自動的に有効にしたり無効にしたりする方法については議論されていない。
そこで、本発明は、クロスフェード機能を自動的に有効もしくは無効に切り替えるための技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための装置に係る発明は、車載用の音楽再生装置であって、クロスフェード機能により曲を順次再生する再生手段と、車両自体の環境及び前記車両以外の環境に応じて、前記クロスフェード機能を有効もしくは無効に設定する設定手段と、を有すること、を特徴とする。
また、上記の課題を解決するための方法に係る発明は、車載用の音楽再生装置における音楽再生方法であって、前記音楽再生装置は、クロスフェード機能により曲を順次再生する再生ステップと、車両自体の環境及び前記車両以外の環境に応じて、前記クロスフェード機能を有効もしくは無効に設定する設定ステップと、を行うこと、を特徴とする。
本発明によれば、クロスフェード機能が自動的に有効もしくは無効に切り替えられる。
本発明の一実施形態が適用されたナビゲーションシステム1のハードウェア構成の概要を示すブロック図。 地図DB25に含まれるデータの構造の例を説明するための図。 制御回路10の機能構成を示すブロック図。 クロスフェード設定情報181のデータの構成例を説明するための図。 クロスフェード機能をONまたはOFFに切り替える処理を示すフロー図。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態が適用されたナビゲーションシステム1のハードウェア構成の概要を示すブロック図である。
ナビゲーションシステム1は、車両などに搭載され、地図情報、経路情報、渋滞情報などの交通情報を表示してユーザを誘導するナビゲーション処理を行うための装置である。
また、ナビゲーションシステム1は、CD(Compact Disc)やHD(Hard Disk)などの記録媒体に記録された音楽データを再生する音楽再生装置として機能する。
ナビゲーションシステム1は、制御回路10、ディスプレイ15、入力装置16(タッチパネル17、ハードスイッチ18)、音声入力装置19(マイクロフォン20)、音声出力装置21(スピーカ22)、CDドライブ23、HDD(Hard Disk Drive)24、GPS(Global Positioning System)受信装置26、車速センサ27、ジャイロセンサ28、座席センサ29、FM多重放送受信装置30、ビーコン受信装置31などを有する。
制御回路10は、上記の各装置を制御し、様々な処理を行う中心的ユニットである。制御回路10は、各種演算処理を行うCPU11、プログラム等を格納するRAM12、起動に必要なプログラム等を格納するROM13、他の装置を通信により制御するためのインタフェース(I/F)14、などが信号線により接続されて構成される。
制御回路10は、例えば、GPS受信装置26、車速センサ27、ジャイロセンサ28から出力される情報を用いて現在地を算出する。また、得られた現在地情報に基づいて、表示に必要な地図情報を地図DB25から読み出す。
また、制御回路10は、読み出した地図情報をグラフィックス展開し、そこに現在地を示すマークを重ねてディスプレイ15へ表示する。また、地図DB25を用いて、ユーザから指示された出発地(現在地)と目的地とを結ぶ最適な経路(推奨経路)を算出して、ディスプレイ15へ表示する。
また、制御回路10は、FM多重放送受信装置30やビーコン受信装置31を介して、情報センターから交通情報などを受信してディスプレイ15へ表示する。
また、制御回路10は、例えば、音声出力装置21(スピーカ22)を介してユーザを誘導するための音声や操作音を出力する。また、入力装置16(タッチパネル17、ハードスイッチ18)や、音声入力装置19(マイクロフォン20)を介してユーザの要求を受け付け、要求に対応する処理を実行する。
また、制御回路10は、CDドライブ23もしくはHDD24から出力される音楽データを取得して再生し、音声出力装置21(スピーカ22)を介して音楽を出力する。
なお、制御回路10により実現される音声処理に関して、専用のDSP(Digital Signal Processor)により実現してもよい。
ディスプレイ15は、制御回路10で生成されたグラフィックス情報を表示するユニットである。ディスプレイ15は、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどである。
入力装置16は、ユーザの操作を受け付けるためのユニットである。入力装置16は、タッチパネル17、ハードスイッチ18であるスクロールキー、縮尺変更キー、キーボードなどである。
タッチパネル17は、ディスプレイ15の表示面に貼られた透過性のある操作パネルである。タッチパネル17は、ディスプレイ15に表示された画像のXY座標と対応したタッチ位置を特定し、タッチ位置を座標に変換して制御回路10に出力する。タッチパネル17は、感圧式または静電式の入力検出素子などにより構成される。
音声入力装置19は、音声を入力するためのユニットである。音声入力装置19は、マイクロフォン20などからなる。マイクロフォン20は、ナビゲーションシステム1の外部の音声(例えば、搭乗者などから発せられた音声など)を取得し、制御回路10に音声信号を出力する。
音声出力装置21は、音声を出力するためのユニットである。音声出力装置21は、スピーカ22などからなる。スピーカ22は、制御回路10で生成された音声信号を出力する。
CDドライブ23は、装填されたCDの音楽データを読み取るためのユニットである。読み取られた音楽データは、制御回路10に出力される。
HDD24には、制御回路10が各種処理を実行するために必要な、プログラムやデータ、ナビゲーション処理に使用される地図DB25、音声認識に使用される音声辞書(図示せず)、音楽データ(図示せず)などが格納される。これらの情報は、制御回路10のCPU11によってRAM12上に読み出されて使用される。
図2は、地図DB25に含まれるデータの構造の例を説明するための図である。
本図に示すように、地図DB25は、地図上の区画された領域であるメッシュの識別コード(メッシュID)2511ごとに、そのメッシュ領域に含まれる道路を構成する各リンクのリンクデータ2520を含んでいる。リンクデータ2520は、リンクの識別コード(リンクID)2521ごとに、リンクを構成する2つのノード(開始ノード、終了ノード)の座標情報2522、リンクを含む道路の種別情報2523、リンクの長さを示すリンク長情報2524、リンク旅行時間2525、2つのノードにそれぞれ接続するリンクのリンクID(接続リンクID)2526、リンクに含まれる車線の数を示す車線数2527、などを含んでいる。リンクの道路種別には、有料道路か否かの情報が格納されている。
もちろん、地図DB25の構成は上記に限られない。
図1に戻って、GPS受信装置26、車速センサ27、ジャイロセンサ28は、移動体(ナビゲーションシステム1)の現在位置(自車位置)などを検出するために使用される。
GPS受信装置26は、GPS衛星からの信号を受信し、移動体とGPS衛星間の距離とその距離の変化率を3個以上の衛星に対して測定することで、移動体の現在位置や進行速度を測定する。車速センサ27は、車速を算出するために用いる車速データを出力するセンサである。ジャイロセンサ28は、光ファイバジャイロや振動ジャイロ等で構成され、移動体の回転による角速度を検出するものである。
座席センサ29は、感圧センサなどで構成され、車両内の座席に搭乗者が着席しているか否かを検知する。
FM多重放送受信装置30は、FM多重放送局から送られてくるFM多重放送信号を受信する。FM多重放送には、VICS(Vehicle Information Communication System:登録商標)情報の概略現況交通情報、規制情報、SA/PA(サービスエリア/パーキングエリア)情報、駐車場情報、天気情報などや、FM多重一般情報としてラジオ局が提供する文字情報などがある。
ビーコン受信装置31は、光ビーコン、電波ビーコン等の信号を受信する。ビーコン等の信号には、VICS情報の概略現況交通情報、規制情報、SA/PA(サービスエリア/パーキングエリア)情報、駐車場情報などがある。
もちろん、ナビゲーションシステム1は、上記の構成に限られず、例えば、地上デジタル放送用のチューナーや、携帯電話回線やインターネットなどの通信ネットワークと接続する通信装置を有していてもよい。また、車内LAN(Local Area Network)、CAN(Controller Area Network)などのネットワークを介して他の車載機器、ECU(Electronic Control Unit)、センサなど通信を行ってもよい。
図3は、制御回路10の機能構成を示すブロック図である。
本図に示すように、制御回路10は、ナビゲーション処理部100、現在地算出部110、ユーザ操作受付部120、表示処理部130、交通情報取得部140、車両情報取得部150、音楽再生部160、クロスフェード設定部170、記憶部180を有する。
これらの機能部は、例えば、CPU11が、HDD24から、所定のプログラムやデータをRAM12上にロードして実行することにより構築される。記憶部180のデータは、例えば、RAM12やHDD24に格納される。
ナビゲーション処理部100は、地図DB25から地図情報を読み出し、指定された2地点(現在地、目的地)間を結ぶ推奨経路を探索する。また、表示処理部130を介してディスプレイ15に地図情報、現在地算出部110から取得した現在地、推奨経路、交通情報取得部140から取得した交通情報などを表示して経路誘導を行う。
現在地算出部110は、GPS受信装置26、車速センサ27、ジャイロセンサ28の出力から現在地を算出する。また、算出した現在地および地図DB25を用いて、マップマッチングにより地図上の現在地を算出する。
ユーザ操作受付部120は、入力装置16を介して入力されたユーザの操作を受け付け、その操作内容を解析し、その操作内容に対応する処理が実行されるように他の機能部を制御する。また、マイクロフォン20を介して入力された音声から、音声認識により対応する操作内容を解析して、その操作内容に対応する処理が実行されるように他の機能部を制御する。
表示処理部130は、他の機能部の指示を受け付け、ディスプレイ15に画面を表示させるための描画コマンドを生成して出力する。例えば、指定されたスケール、描画方式で、道路、その他の地図構成物や、現在地、経由地、目的地、推奨経路のための矢印といったマークを描画するように地図描画コマンドを生成する。また、ユーザの指示を受け付けるためのアイコン、ボタン、操作メニューなどの画像を描画するように描画コマンドを生成する。
交通情報取得部140は、現在地周辺の交通情報、天気情報などをFM多重放送受信装置30やビーコン受信装置31を介して取得し、要求に応じていつでも取り出せるように加工して、RAM12などに格納する。また、交通情報取得部140は、他の機能部の要求に応じて、例えば、現在地周辺の交通情報や天気情報、設定された推奨経路上の交通情報を出力する。
車両情報取得部150は、座席センサ29から、各座席の搭乗者の着席有無を示すデータを取得する。また、車速センサ27から出力される車速データを受け付け、車速を算出する。
音楽再生部160は、CDドライブ23もしくはHDD24から音楽データを取得して再生し、スピーカ22に出力する。また、音楽再生部160は、クロスフェード機能がONに設定されている場合、順次再生する各曲のフェードオン制御、フェードオフ制御を行う。
クロスフェード設定部170は、所定の環境(車両の環境、車両以外の環境など)に応じて、音楽再生部160のクロスフェード機能のONおよびOFFを切り替える。なお、車両の環境とは、例えば、車速、乗車人数、各種ランプ(ヘッドランプ、テールランプなど)の状態などである。車両以外の環境とは、例えば、時刻、曜日、天気、道路の混雑状況、目的地などである。もちろん、所定の環境は上記の限られない。
クロスフェード設定部170は、記憶部180に格納されたクロスフェード設定情報181に基づいて、クロスフェード機能のONおよびOFFを切り替える。
図4は、クロスフェード設定情報181のデータの構成例を説明するための図である。
本図に示すように、クロスフェード設定情報181には、時間帯テーブル1811、曜日テーブル1812、天気テーブル1813、混雑度テーブル1814、車速テーブル1815、乗車人数テーブル1816が含まれている。
時間帯テーブル1811は、時間帯フィールド18111と、ON/OFFフィールド18112とを有する。時間帯フィールド18111には、時間帯を特定する時間帯情報が格納される。ON/OFFフィールド18112には、クロスフェード機能のONもしくはOFFを示すON/OFF情報が格納される。
時間帯テーブル1811には、時間帯情報およびON/OFF情報を対応付けたエントリが予め格納される。例えば、本図では、6:00〜18:00の時間帯にクロスフェード機能をONすべきことを示すエントリと、18:00〜6:00の時間帯にクロスフェード機能をOFFすべきことを示すエントリとが格納されている。
曜日テーブル1812は、曜日フィールド18121と、ON/OFFフィールド18122とを有する。曜日フィールド18121には、曜日を特定する曜日情報が格納される。ON/OFFフィールド18122には、クロスフェード機能のONもしくはOFFを示すON/OFF情報が格納される。
曜日テーブル1812には、曜日情報およびON/OFF情報を対応付けたエントリが予め格納される。例えば、本図では、月曜日〜金曜日(平日)にクロスフェード機能をOFFにすべきことを示すエントリと、土曜日および日曜日(週末)にクロスフェード機能をONにすべきことを示すエントリとが格納されている。
天気テーブル1813は、天気フィールド18131と、ON/OFFフィールド18132とを有する。天気フィールド18131には、天気(例えば、晴れ、曇り、雨、雪など)を特定する天気情報が格納される。ON/OFFフィールド18132には、クロスフェード機能のONもしくはOFFを示すON/OFF情報が格納される。
天気テーブル1813には、天気情報およびON/OFF情報を対応付けたエントリが予め格納される。例えば、本図では、晴れの場合にクロスフェード機能をONにすべきことを示すエントリ、晴れ以外の場合にクロスフェード機能をOFFにすべきことを示すエントリが格納されている。
混雑度テーブル1814は、混雑度フィールド18141と、ON/OFFフィールド18142とを有する。混雑度フィールド18141には、道路の混雑度(例えば、通常、混雑など)を特定する混雑度情報が格納される。ON/OFFフィールド18142には、クロスフェード機能のONもしくはOFFを示すON/OFF情報が格納される。
混雑度テーブル1814には、混雑度情報およびON/OFF情報を対応付けたエントリが予め格納される。例えば、本図では、道路の混雑度が「通常」である場合にクロスフェード機能をOFFすべきことを示すエントリと、道路の混雑度が「混雑」である場合にクロスフェード機能をONすべきことを示すエントリとが格納されている。
車速テーブル1815は、車速フィールド18151と、ON/OFFフィールド18152とを有する。車速フィールド18151には、車速を特定する車速情報が格納される。ON/OFFフィールド18152には、クロスフェード機能のONもしくはOFFを示すON/OFF情報が格納される。
車速テーブル1815には、車速情報およびON/OFF情報を対応付けたエントリが予め格納される。例えば、本図では、車速が時速80km未満である場合にクロスフェード機能をOFFすべきことを示すエントリと、車速が時速80km以上である場合にクロスフェード機能をONすべきことを示すエントリとが格納されている。
乗車人数テーブル1816は、乗車人数フィールド18161と、ON/OFFフィールド18162とを有する。乗車人数フィールド18161には、乗車人数を特定する乗車人数情報が格納される。ON/OFFフィールド18162には、クロスフェード機能のONもしくはOFFを示すON/OFF情報が格納される。
乗車人数テーブル1816には、乗車人数およびON/OFF情報を対応付けたエントリが予め格納される。例えば、本図では、乗車人数が1人である場合にクロスフェード機能をOFFすべきことを示すエントリと、乗車人数が2人以上である場合にクロスフェード機能をONすべきことを示すエントリとが格納されている。
上記の各テーブルを用いて、クロスフェード設定部170は、所定の環境に応じてクロスフェード機能のONおよびOFFを切り替える。以下では、上記のいずれか1つのテーブルがクロスフェード設定部170により使用されるように、クロスフェード設定情報181として予め設定されるものとして説明する。
時間帯テーブル1811を使用する場合、クロスフェード設定部170は、ナビゲーションシステム1上で使用されている現在時刻情報を取得する。そして、時間帯テーブル1811の中から、取得した現在時刻情報から特定される現在時刻が属する時間帯(時間帯情報)を有するエントリを特定する。また、当該エントリのON/OFF情報に従って、音楽再生部160のクロスフェード機能をONもしくはOFFに設定する。
図4の例では、18:00〜6:00に、クロスフェード機能がONに設定される。これにより、例えば、ユーザは、一日の仕事を終えた後、気分を変え、よりリラックスしたり、音楽を楽しんだりすることができる。一方、仕事中には、上記と異なった気分となることができる。
曜日テーブル1812を用いる場合、クロスフェード設定部170は、ナビゲーションシステム1上で使用されている曜日情報を取得する。そして、曜日テーブル1812の中から、取得した曜日情報から特定される曜日と一致する曜日(曜日情報)を有するエントリを特定する。また、当該エントリのON/OFF情報に従って、音楽再生部160のクロスフェード機能をONもしくはOFFに設定する。
図4の例では、土曜日および日曜日(週末)に、クロスフェード機能がONに設定される。これにより、例えば、ユーザは、休みの週末には、気分を変え、よりリラックスしたり、音楽を楽しんだりすることができる。一方、仕事をする月曜日〜金曜日(平日)には、上記と異なった気分となることができる。
天気テーブル1813を用いる場合、クロスフェード設定部170は、交通情報取得部140から現在地周辺の天気情報を取得する。そして、天気テーブル1813の中から、取得した天気情報から特定される天気と一致する天気(天気情報)を有するエントリを特定する。また、当該エントリのON/OFF情報に従って、音楽再生部160のクロスフェード機能をONもしくはOFFに設定する。
図4の例では、天気が晴れの場合に、クロスフェード機能がONに設定される。これにより、例えば、ユーザは、天気が良い場合には、気分を変え、よりリラックスしたり、音楽を楽しんだりすることができる。一方、天気が良くない場合には、上記と異なった気分のなることができる。例えば、曲間の区切れが目立つことにより、運転に対する注意を喚起することができる。
混雑度テーブル1814を用いる場合、クロスフェード設定部170は、交通情報取得部140から現在地が位置する道路の交通情報を取得する。そして、混雑度テーブル1814の中から、取得した交通情報から特定される混雑度と一致する混雑度(混雑度情報)を有するエントリを特定する。また、当該エントリのON/OFF情報に従って、音楽再生部160のクロスフェード機能をONもしくはOFFに設定する。
図4の例では、道路の混雑度が「混雑」である場合に、クロスフェード機能がONに設定される。これにより、例えば、ユーザは、道路が混雑している場合、気分を変え、よりリラックスしたり、音楽を楽しんだりすることができる。
車速テーブル1815を用いる場合、クロスフェード設定部170は、車両情報取得部150から車速を取得する。そして、車速テーブル1815の中から、取得した車速が含まれる車速(車速情報)を有するエントリを特定する。また、当該エントリのON/OFF情報に従って、音楽再生部160のクロスフェード機能をONもしくはOFFに設定する。
図4の例では、車速が時速80km以上である場合に、クロスフェード機能がONに設定される。これにより、例えば、ユーザは、高速で運転している場合に、気分を変え、よりリラックスすることができる。
乗車人数テーブル1816を用いる場合、クロスフェード設定部170は、車両情報取得部150から各座席の搭乗者の着席有無を示すデータを取得し、乗車人数を特定する。そして、乗車人数テーブル1816の中から、特定した乗車人数に対応する乗車人数(乗車人数情報)を有するエントリを特定する。また、当該エントリのON/OFF情報に従って、音楽再生部160のクロスフェード機能をONもしくはOFFに設定する。
図4の例では、乗車人数が2人以上である場合に、クロスフェード機能がONに設定される。これにより、例えば、ユーザは、高速で運転している場合に、他の搭乗者とともに気分を変え、よりリラックスしたり、音楽を楽しんだりことができる。
以上のようにして、クロスフェード設定部170は、所定の環境に応じてクロスフェード機能のONおよびOFFを切り替える。
もちろん、複数のテーブルがクロスフェード設定部170により使用されるように構成してもよい。また、使用されるべきテーブルをユーザが指定できるように構成してもよい。
なお、複数のテーブルが使用される場合、クロスフェード機能をONにすべき条件、もしくは、クロスフェード機能をOFFにすべき条件が、複数同時に成立することがある。この場合、各テーブルに予め優先順位を設定しておけばよい。
また、ユーザによってクロスフェード機能をONにしたい状況が異なることがあるため、クロスフェード機能をONにすべき条件(時間帯、曜日、天気、混雑度、車速、乗車人数など)をユーザが自由に変更できるようにしてもよい。上記のような設定の変更をするため、クロスフェード設定部170は、ユーザ操作解析部120を介してユーザの指示を受け付け、クロスフェード設定情報181の各テーブルを加工したり、新たにテーブルを生成したりする。
図5は、クロスフェード機能をONまたはOFFに切り替える処理を示すフロー図である。本フローは、ナビゲーションシステム1の起動後、開始される。
S10では、クロスフェード設定部170は、クロスフェード機能をONに設定する条件が成立したか否かを定期的に判定する。
具体的には、クロスフェード設定部170は、クロスフェード設定情報181として設定されたテーブルに応じて、環境に関する情報を取得する。そして、そのテーブルの中から、取得した環境に関する情報に対応するエントリを特定する。
例えば、時間帯テーブル1811の場合、クロスフェード設定部170は、ナビゲーションシステム1上で使用されている現在時刻情報を取得する。そして、時間帯テーブル1811の中から、取得した現在時刻情報から特定される現在時刻が属する時間帯(時間帯情報)を有するエントリを特定する。
曜日テーブル1812の場合、クロスフェード設定部170は、ナビゲーションシステム1上で使用されている曜日情報を取得する。そして、曜日テーブル1812の中から、取得した曜日情報から特定される曜日と一致する曜日(曜日情報)を有するエントリを特定する。
天気テーブル1813の場合、クロスフェード設定部170は、交通情報取得部140から現在地周辺の天気情報を取得する。そして、天気テーブル1813の中から、取得した天気情報から特定される天気と一致する天気(天気情報)を有するエントリを特定する。
混雑度テーブル1814の場合、クロスフェード設定部170は、交通情報取得部140から現在地が位置する道路の交通情報を取得する。そして、混雑度テーブル1814の中から、取得した交通情報から特定される混雑度と一致する混雑度(混雑度情報)を有するエントリを特定する。
車速テーブル1815の場合、クロスフェード設定部170は、車両情報取得部150から車速を取得する。そして、車速テーブル1815の中から、取得した車速が含まれる車速(車速情報)を有するエントリを特定する。
乗車人数テーブル1816の場合、クロスフェード設定部170は、車両情報取得部150から各座席の搭乗者の着席有無を示すデータを取得し、乗車人数を特定する。そして、乗車人数テーブル1816の中から、特定した乗車人数に対応する乗車人数(乗車人数情報)を有するエントリを特定する。
クロスフェード設定部170は、上記のようにして特定したエントリのON/OFF情報を取得する。そして、取得したON/OFF情報がONである場合(S10:YES)、処理をS20に進める。一方、取得したON/OFF情報がOFFである場合(S10:NO)、処理をS30に進める。
S20では、クロスフェード設定部170は、音楽再生部160のクロスフェード機能をONに設定する。そして、処理をS10に戻す。
S30では、クロスフェード設定部170は、音楽再生部160のクロスフェード機能をOFFに設定する。そして、処理をS10に戻す。
以上のようにして、音楽再生部160のクロスフェード機能が、所定の条件に応じて、ONまたはOFFに切り替えられる。その結果、環境に応じて、曲間がクロスフェードされて再生されたり、クロスフェードされずに再生されたりする。
以上、本発明の一実施形態について説明した。本実施形態によれば、クロスフェード機能が自動的に有効もしくは無効に切り替えられる。これにより、環境に応じてユーザの気分を変化させることができる。
以上、本発明について、例示的な実施形態と関連させて記載した。多くの代替物、修正および変形例が当業者にとって明らかであることは明白である。したがって、上記の本発明の実施形態は、本発明の要旨と範囲を例示することを意図し、限定するものではない。
例えば、車幅灯(ヘッドランプ、テールランプなど)がONにされている場合に、クロスフェード機能がONに設定されるように構成してもよい。このようにすれば、ユーザは、夜間に、気分を変え、よりリラックスしたり、音楽を楽しんだりすることができる。
また、例えば、設定された目的地が所定の種別(レジャー施設、自宅など)である場合に、クロスフェード機能がONに設定されてように構成してもよい。このようにすれば、ユーザは、遊びや自宅に向かう場合に、気分を変え、よりリラックスしたり、音楽を楽しんだりすることができる。
また、例えば、現在地から設定された目的地までの距離が所定距離以内の場合に、クロスフェード機能がONに設定されるように構成してもよい。このようにすれば、ユーザは、目的地が近づくと、気分を変え、よりリラックスしたり、音楽を楽しんだりすることができる。
また、例えば、車両の燃料の残量が所定値以下の場合に、クロスフェード機能がOFFに設定されるように構成してもよい。このようにすれば、ユーザに燃料の残量が少ないことに注意を喚起することができる。
また、例えば、高速道路を走行中に、所定時間ごと(例えば、30分ごと)にクロスフェード機能のON/OFFを切り替えてもよい。このようにすれば、ユーザの気分に変化を与え、運転に注意を喚起することができる。
なお、上記の実施形態では、音楽を再生する機能は、主としてナビゲーションシステム1により実現されているが、ナビゲーションシステムとは別のオーディオシステムなどの車載機により実現されてもよい。
1:ナビゲーションシステム、10:制御回路、11:CPU、12:RAM、13:ROM、14:I/F、15:ディスプレイ、16:入力装置、17:タッチパネル、18:ハードスイッチ、19:音声入力装置、20:マイクロフォン、21:音声出力装置、22:スピーカ、23:CDドライブ、24:HDD、25:地図DB、26:GPS受信装置、27:車速センサ、28:ジャイロセンサ、29:座席センサ、30:FM多重放送受信装置、31:ビーコン受信装置、
100:ナビゲーション処理部、110:現在地算出部、120:ユーザ操作受付部、130:表示処理部、140:交通情報取得部、150:車両情報取得部、160:音楽再生部、170:クロスフェード設定部、180:記憶部、181:クロスフェード設定情報、
1811:時間帯テーブル、1812:曜日テーブル、1813:天気テーブル、1814:混雑度テーブル、1815:車速テーブル、1816:乗車人数テーブル、
18111:時間帯フィールド、18112:ON/OFFフィールド、18121:曜日フィールド、18122:ON/OFFフィールド、18131:天気フィールド、18132:ON/OFFフィールド、18141:混雑度フィールド、18142:ON/OFFフィールド、18151:車速フィールド、18152:ON/OFFフィールド、18161:乗車人数フィールド、18162:ON/OFFフィールド

Claims (8)

  1. 車載用の音楽再生装置であって、
    クロスフェード機能により曲を順次再生する再生手段と、
    車両自体の環境及び前記車両以外の環境に応じて、前記クロスフェード機能を有効もしくは無効に設定する設定手段と、を有すること、
    を特徴とする音楽再生装置。
  2. 請求項1に記載の音楽再生装置であって、
    前記設定手段は、
    時間帯に応じて、前記クロスフェード機能を有効もしくは無効に設定すること、
    を特徴とする音楽再生装置。
  3. 請求項1または2いずれか一項に記載の音楽再生装置であって、
    前記設定手段は、
    曜日に応じて、前記クロスフェード機能を有効もしくは無効に設定すること、
    を特徴とする音楽再生装置。
  4. 請求項1〜3いずれか一項に記載の音楽再生装置であって、
    前記設定手段は、
    天気に応じて、前記クロスフェード機能を有効もしくは無効に設定すること、
    を特徴とする音楽再生装置。
  5. 請求項1〜4いずれか一項に記載の音楽再生装置であって、
    前記設定手段は、
    道路の混雑度に応じて、前記クロスフェード機能を有効もしくは無効に設定すること、
    を特徴とする音楽再生装置。
  6. 請求項1〜5いずれか一項に記載の音楽再生装置であって、
    前記設定手段は、
    車速に応じて、前記クロスフェード機能を有効もしくは無効に設定すること、
    を特徴とする音楽再生装置。
  7. 請求項1〜6いずれか一項に記載の音楽再生装置であって、
    前記設定手段は、
    乗車人数に応じて、前記クロスフェード機能を有効もしくは無効に設定すること、
    を特徴とする音楽再生装置。
  8. 車載用の音楽再生装置における音楽再生方法であって、
    前記音楽再生装置は、
    クロスフェード機能により曲を順次再生する再生ステップと、
    車両自体の環境及び前記車両以外の環境に応じて、前記クロスフェード機能を有効もしくは無効に設定する設定ステップと、を行うこと、
    を特徴とする音楽再生方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013125571A (ja) * 2011-12-16 2013-06-24 Mic Ware:Kk 車載装置、楽曲再生方法、およびプログラム
WO2014162569A1 (ja) * 2013-04-04 2014-10-09 パイオニア株式会社 再生装置、再生システム、再生方法、再生プログラムおよびコンピュータが読み取り可能な記録媒体

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