JP2010283052A - 配線シート、裏面電極型太陽電池セル、配線シート付き太陽電池セルおよび太陽電池モジュール - Google Patents

配線シート、裏面電極型太陽電池セル、配線シート付き太陽電池セルおよび太陽電池モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】マイグレーションによる短絡を抑えることができる配線シート、裏面電極型太陽電池セル、配線シート付き太陽電池セルおよび太陽電池モジュールを提供する。
【解決手段】裏面電極型太陽電池セルが設置される領域であるセル設置部の端に最も近接して配置されている周縁部配線の幅または間隔に特徴のある配線シート、半導体基板の端に最も近接して配置されている周縁部電極と周縁部電極に隣り合う電極との間隔に特徴のある裏面電極型太陽電池セル、これらの少なくとも一方を含む配線シート付き太陽電池セルおよび太陽電池モジュールである。
【選択図】図1

Description

本発明は、配線シート、裏面電極型太陽電池セル、配線シート付き太陽電池セルおよび太陽電池モジュールに関する。
近年、エネルギ資源の枯渇の問題や大気中のCO2の増加のような地球環境問題などからクリーンなエネルギの開発が望まれており、特に太陽電池セルを用いた太陽光発電が新しいエネルギ源として開発、実用化され、発展の道を歩んでいる。
太陽電池セルは、従来から、たとえば単結晶または多結晶のシリコン基板の受光面にシリコン基板の導電型と反対の導電型となる不純物を拡散することによってpn接合を形成し、シリコン基板の受光面と受光面の反対側の裏面にそれぞれ電極を形成して製造された両面電極型太陽電池セルが主流となっている。また、両面電極型太陽電池セルにおいては、シリコン基板の裏面にシリコン基板と同じ導電型の不純物を高濃度で拡散することによって、裏面電界効果による高出力化を図ることも一般的となっている。
また、シリコン基板の受光面に電極を形成せず、シリコン基板の裏面のみに電極を形成した裏面電極型太陽電池セルを配線シート上に設置した配線シート付きの太陽電池セル(配線シート付き太陽電池セル)についても研究開発が進められている(たとえば特許文献1等参照)。
以下、図16(a)および図16(b)の模式的断面図を参照して、従来の配線シート付き太陽電池セルの製造方法について説明する。
まず、図16(a)に示すように、配線シート100上に裏面電極型太陽電池セル80を設置する。
ここで、裏面電極型太陽電池セル80のn型シリコン基板101の裏面のn+層102に接するn型用銀電極106の表面に形成された半田119が配線シート100のガラエポ基板111上に形成されたn型用銅配線112の表面に形成された半田119上に設置されるとともに、裏面電極型太陽電池セル80のn型シリコン基板101の裏面のp+層103に接するp型用銀電極107の表面に形成された半田119が配線シート100のガラエポ基板111上に形成されたp型用銅配線113の表面に形成された半田119上に設置される。なお、配線シート100において、n型用銅配線112およびp型用銅配線113はすべて同一の幅に形成されている。
そして、裏面電極型太陽電池セル80側から熱風を吹きつけて双方の半田119を溶解させた後に冷却することによって、図16(b)に示すように、裏面電極型太陽電池セル80のn型用銀電極106と配線シート100のn型用銅配線112とが半田119によって接続されるとともに、裏面電極型太陽電池セル80のp型用銀電極107と配線シート100のp型用銅配線113とが半田119によって接続されることによって、裏面電極型太陽電池セル80と配線シート100とが接合されて配線シート付き太陽電池セルが作製される。
上記のようにして作製された配線シート付き太陽電池セルは、EVA(エチレンビニルアセテート)などの透明樹脂中に封止されることにより太陽電池モジュールとされる。
特開2005−340362号公報
図17(a)に、上記のようにして作製された従来の太陽電池モジュールの発電時における裏面電極型太陽電池セルの内側の接続部の模式的な拡大断面図を示し、図17(b)に上記のようにして作製された従来の太陽電池モジュールの発電時における裏面電極型太陽電池セルの端の接続部の模式的な拡大断面図を示す。
図17(a)および図17(b)に示すように、太陽電池モジュールの発電時においては、n型用銅配線112と比べてp型用銅配線113の方が高電位となるため、p型用銅配線113からn型用銅配線112に向けて電気力線120が生じることになる。ここで、p型用銅配線113とn型用銅配線112との間の電位差がそれぞれ同一である場合には、それぞれのp型用銅配線113からは同数の電気力線120が生じることになる。
たとえば図17(a)に示すように、太陽電池モジュールの内側の接続部においては、p型用銅配線113から生じる電気力線120がp型用銅配線113の両隣に位置するn型用銅配線112に向けてそれぞれ同数ずつ(この例では4本ずつ)生じることになる。
しかしながら、たとえば図17(b)に示すように、太陽電池モジュールの端の接続部においては、p型用銅配線113は1つのn型用銅配線112にのみ隣り合っているため、p型用銅配線113から生じる電気力線120はp型用銅配線113の一方の側に位置するn型用銅配線112に向けてのみ生じる(この例では8本)ことになる。
したがって、従来の太陽電池モジュールの裏面電極型太陽電池セルの端の接続部においては、裏面電極型太陽電池セルの内側の接続部と比べて、隣り合うn型用銅配線112とp型用銅配線113との間に2倍の電界強度の電界が生じていることになる。
このように、太陽電池モジュールの隣り合うn型用銅配線112とp型用銅配線113との間に大きな電界強度の電界が生じている場合には、配線シート100の配線を構成する銅のイオンがマイグレーションしやすくなる。そして、マイグレーションした銅のイオンにより、隣り合うn型用銅配線112とp型用銅配線113との間に針状の物質が形成されてこれらの配線が電気的に接続されて短絡した場合には太陽電池モジュールの特性が大きく低下することになる。
なお、上記においては、配線シート100の隣り合うn型用銅配線112とp型用銅配線113との間の銅イオンのマイグレーションによる短絡について述べたが、裏面電極型太陽電池セル80の隣り合うn型用銀電極106とp型用銀電極107との間の銀イオンのマイグレーションによって生じた針状の物質による短絡も上記と同様に生じ得る。
上記の事情に鑑みて、本発明の目的は、金属イオンのマイグレーションに起因する短絡を抑えることができる配線シート、裏面電極型太陽電池セル、配線シート付き太陽電池セルおよび太陽電池モジュールを提供することにある。
本発明は、裏面電極型太陽電池セルを設置するための配線シートであって、絶縁性基材と、絶縁性基材の一方の面側に設置された配線とを含み、裏面電極型太陽電池セルが設置される領域であるセル設置部の端に最も近接して配置されている配線である周縁部配線の幅が周縁部配線よりもセル設置部の内側に配置されている配線の幅よりも広い配線シートである。
また、本発明は、裏面電極型太陽電池セルを設置するための配線シートであって、絶縁性基材と、絶縁性基材の一方の面側に設置された配線とを含み、裏面電極型太陽電池セルが設置される領域であるセル設置部の端に最も近接して配置されている配線である周縁部配線と周縁部配線に隣り合う配線との間隔が周縁部配線よりもセル設置部の内側に配置されている隣り合う配線同士の間隔よりも広い配線シートである。ここで、周縁部配線と周縁部配線に隣り合う配線との間隔がセル設置部において周縁部配線よりも内側に配置されている隣り合う配線同士の間隔の2倍以上であることが好ましい。
また、本発明は、上記のいずれかの配線シートと、半導体基板と半導体基板の一方の面側に設置された電極とを備えた裏面電極型太陽電池セルとを含む配線シート付き太陽電池セルである。
また、本発明は、上記の配線シート付き太陽電池セルを含む、太陽電池モジュールである。
また、本発明は、半導体基板と、半導体基板の一方の面側に設置された電極とを含み、半導体基板の端に最も近接して配置されている電極である周縁部電極と周縁部電極に隣り合う電極との間隔が周縁部電極よりも半導体基板の内側に配置されている隣り合う電極同士の間隔よりも広い裏面電極型太陽電池セルである。
ここで、本発明の裏面電極型太陽電池セルにおいては、周縁部電極と周縁部電極に隣り合う電極との間隔が、半導体基板において周縁部電極よりも内側に配置されている隣り合う電極同士の間隔の2倍以上であることが好ましい。
また、本発明は、上記の裏面電極型太陽電池セルと、絶縁性基材と絶縁性基材の一方の面側に設置された配線とを備えた配線シートとを含む配線シート付き太陽電池セルである。
また、本発明は、上記の配線シート付き太陽電池セルを含む太陽電池モジュールである。
また、本発明は、上記の配線シートと、上記の裏面電極型太陽電池セルとを含む配線シート付き太陽電池セルである。
さらに、本発明は、上記の配線シート付き太陽電池セルを含む太陽電池モジュールである。
本発明によれば、金属イオンのマイグレーションに起因する短絡を抑えることができる配線シート、裏面電極型太陽電池セル、配線シート付き太陽電池セルおよび太陽電池モジュールを提供することができる。
本発明の太陽電池モジュールの一例の模式的な断面図である。 (a)は、図1に示す太陽電池モジュールの発電時におけるセル設置部の内側の接続部の模式的な拡大断面図であり、(b)は、図1に示す太陽電池モジュールの発電時におけるセル設置部の端の接続部の模式的な拡大断面図である。 (a)〜(g)は、図1に示す裏面電極型太陽電池セルの製造方法の一例について図解する模式的な断面図である。 図1に示す裏面電極型太陽電池セルの裏面の一例の模式的な平面図である。 (a)〜(d)は、図1に示す配線シートの製造方法の一例について図解する模式的な断面図である。 図1に示す配線シートの表面の一例の模式的な平面図である。 (a)〜(c)は、図1に示す太陽電池モジュールに用いられる配線シート付き太陽電池セルの製造方法の一例について図解する模式的な断面図である。 本発明の太陽電池モジュールの他の一例の模式的な断面図である。 (a)は、図8に示す太陽電池モジュールの発電時における半導体基板の内側の接続部の模式的な拡大断面図であり、(b)は、図8に示す太陽電池モジュールの発電時における半導体基板の端の接続部の模式的な拡大断面図である。 (a)〜(g)は、図8に示す裏面電極型太陽電池セルの製造方法の一例について図解する模式的な断面図である。 図8に示す裏面電極型太陽電池セルの裏面の一例の模式的な平面図である。 本発明の太陽電池モジュールのさらに他の一例の模式的な断面図である。 (a)は、図12に示す太陽電池モジュールの発電時におけるセル設置部の内側の接続部の模式的な拡大断面図であり、(b)は、図12に示す太陽電池モジュールの発電時におけるセル設置部の端の接続部の模式的な拡大断面図である。 (a)〜(d)は、図12に示す配線シートの製造方法の一例について図解する模式的な断面図である。 図12に示す配線シートの表面の一例の模式的な平面図である。 (a)および(b)は、従来の配線シート付き太陽電池セルの製造方法について図解する模式的な断面図である。 (a)は従来の太陽電池モジュールの発電時における裏面電極型太陽電池セルの内側の接続部の模式的な拡大断面図であり、(b)は従来の太陽電池モジュールの発電時における裏面電極型太陽電池セルの端の接続部の模式的な拡大断面図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の図面において、同一の参照符号は、同一部分または相当部分を表わすものとする。
<実施の形態1>
図1に、本発明の太陽電池モジュールの一例の模式的な断面図を示す。図1に示す構成の太陽電池モジュールは、裏面電極型太陽電池セル8が配線シート10上に設置された構造の配線シート付き太陽電池セルがガラス基板などの透明基板17とポリエステルフィルムなどのバックフィルム19との間のエチレンビニルアセテートなどの封止材18中に封止された構造となっている。
ここで、裏面電極型太陽電池セル8は、n型またはp型の導電型を有する半導体基板1と、半導体基板1の裏面に交互に配列するようにして形成されたn型不純物拡散領域2およびp型不純物拡散領域3と、n型不純物拡散領域2に接するようにして形成されたn型用銀電極6と、p型不純物拡散領域3に接するようにして形成されたp型用銀電極7とを含んでいる。したがって、半導体基板1の裏面側には、n型不純物拡散領域2に対応するn型用銀電極6と、p型不純物拡散領域3に対応するp型用銀電極7とが形成されている。
また、裏面電極型太陽電池セル8の半導体基板1の受光面にはテクスチャ構造などの凹凸構造が形成されており、その凹凸構造を覆うようにして反射防止膜5が形成されている。また、裏面電極型太陽電池セル8の半導体基板1の裏面にはパッシベーション膜4が形成されている。
また、裏面電極型太陽電池セル8の裏面側のn型用銀電極6およびp型用銀電極7はそれぞれ半導体基板1とは反対側に突出する形状となっており、n型用銀電極6の電極幅およびp型用銀電極7の電極幅はそれぞれ半導体基板1から離れるにしたがって連続的に減少し、n型用銀電極6の外表面およびp型用銀電極7の外表面はそれぞれ円柱の側面のように湾曲した曲面となっている。
なお、この例においては、n型不純物拡散領域2およびp型不純物拡散領域3はそれぞれ図1の紙面の表面側および/または裏面側に伸びる帯状に形成されており、n型不純物拡散領域2とp型不純物拡散領域3とは半導体基板1の裏面において交互に所定の間隔をあけて配置されている。
また、この例においては、n型用銀電極6およびp型用銀電極7もそれぞれ図1の紙面の表面側および/または裏面側に伸びる帯状に形成されており、n型用銀電極6およびp型用銀電極7はそれぞれパッシベーション膜4に設けられた開口部を通して、半導体基板1の裏面のn型不純物拡散領域2およびp型不純物拡散領域3に沿って、n型不純物拡散領域2およびp型不純物拡散領域3にそれぞれ接するようにして形成されている。
一方、配線シート10は、絶縁性基材11と、絶縁性基材11の表面上に形成されたn型用銅配線12とp型用銅配線13とを含んでいる。
また、配線シート10の絶縁性基材11上のn型用銅配線12は、裏面電極型太陽電池セル8の裏面のn型用銀電極6と互いに1本ずつ向かい合う形状に形成されている。
また、配線シート10の絶縁性基材11上のp型用銅配線13は、裏面電極型太陽電池セル8の裏面のp型用銀電極7と互いに1本ずつ向かい合う形状に形成されている。
なお、この例においては、配線シート10のn型用銅配線12およびp型用銅配線13もそれぞれ図1の紙面の表面側および/または裏面側に伸びる帯状に形成されている。
そして、裏面電極型太陽電池セル8のn型用銀電極6と配線シート10のn型用銅配線12とは電気的に接続されているとともに、裏面電極型太陽電池セル8のp型用銀電極7と配線シート10のp型用銅配線13とも電気的に接続されている。
ここで、図1に示す太陽電池モジュールにおいては、配線シート10の裏面電極型太陽電池セル8が設置される領域であるセル設置部(裏面電極型太陽電池セル8が設置される配線シート10の表面領域であって、裏面電極型太陽電池セル8の1つ当たりの領域)の端に最も近接して配置されている周縁部配線(図1に示す例では、配線シート10の右端のp型用銅配線13と左端のn型用銅配線12)の幅D2が、セル設置部の周縁部配線よりも内側に配置されている配線(図1に示す例では、配線シート10の右端のp型用銅配線13以外のp型用銅配線13および左端のn型用銅配線12以外のn型用銅配線12)の幅D1よりも広くなっている。
図2(a)に、図1に示す太陽電池モジュールの発電時におけるセル設置部の内側の接続部の模式的な拡大断面図を示し、図2(b)に図1に示す太陽電池モジュールの発電時におけるセル設置部の端の接続部の模式的な拡大断面図を示す。
図2(a)に示すように、図1に示す太陽電池モジュールの発電時においては、セル設置部の内側におけるp型用銅配線13から生じる電気力線120はp型用銅配線13の両隣に位置するn型用銅配線12にそれぞれ分かれて生じるため、p型用銅配線13とn型用銅配線12との間に生じる電界の電界強度を低く抑えることができる。
そして、図2(b)に示すように、セル設置部の端に最も近接して配置されているp型用銅配線13の幅D2がその内側に配置されているp型用銅配線13の幅D1よりも広く形成されているため、電気力線120が生じる起点の間隔が広がり、セル設置部の端に最も近接して配置されているp型用銅配線13とそれに隣り合うn型用銅配線12との間に生じる電気力線120の密度を低く抑えることができる。
これにより、セル設置部の端に最も近接して配置されているp型用銅配線13とそれに隣り合うn型用銅配線12との間に生じる電界の電界強度も低く抑えることができる。
また、図1に示す太陽電池モジュールのセル設置部の端に最も近接して配置されている幅D2のn型用銅配線12とそのn型用銅配線12に隣り合うp型用銅配線13との間の電界の電界強度についても上記と同様のことが言える。
以上により、図1に示す太陽電池モジュールにおいては、太陽電池モジュールのセル設置部の端部近傍における銅配線および銀電極からの銅イオンおよび銀イオンなどの金属イオンのマイグレーションを抑えることができるため、金属イオンのマイグレーションにより生じる針状の物質に起因する太陽電池モジュールの特性の低下および信頼性の低下を抑えることができる。
以下、図3(a)〜図3(g)の模式的断面図を参照して、図1に示す裏面電極型太陽電池セル8の製造方法の一例について説明する。
まず、図3(a)に示すように、たとえばインゴットからスライスすることなどによって、半導体基板1の表面にスライスダメージ1aが形成された半導体基板1を用意する。ここで、半導体基板1としては、たとえば、n型またはp型のいずれかの導電型を有する多結晶シリコンまたは単結晶シリコンなどからなるシリコン基板を用いることができる。
次に、図3(b)に示すように、半導体基板1の表面のスライスダメージ1aを除去する。ここで、スライスダメージ1aの除去は、たとえば半導体基板1が上記のシリコン基板からなる場合には、上記のスライス後のシリコン基板の表面をフッ化水素水溶液と硝酸との混酸または水酸化ナトリウムなどのアルカリ水溶液などでエッチングすることなどによって行なうことができる。
ここで、スライスダメージ1aの除去後の半導体基板1の大きさおよび形状も特に限定されないが、たとえば厚さが100μm以上500μm以下の半導体基板1を用いることができる。
次に、図3(c)に示すように、半導体基板1の裏面に、n型不純物拡散領域2およびp型不純物拡散領域3をそれぞれ形成する。ここで、n型不純物拡散領域2は、たとえば、n型不純物を含むガスを用いた気相拡散またはn型不純物を含むペーストを塗布した後に熱処理する塗布拡散などの方法により形成することができる。また、p型不純物拡散領域3は、たとえば、p型不純物を含むガスを用いた気相拡散またはp型不純物を含むペーストを塗布した後に熱処理する塗布拡散などの方法により形成することができる。
なお、n型不純物を含むガスとしては、たとえばPOCl3のようなリンなどのn型不純物を含むガスを用いることができ、p型不純物を含むガスとしては、たとえばBBr3のようなボロンなどのp型不純物を含むガスを用いることができる。
また、n型不純物拡散領域2は、n型不純物を含み、n型の導電型を示す領域であれば特に限定されない。なお、n型不純物としては、たとえばリンなどを用いることができる。
また、p型不純物拡散領域3は、p型不純物を含み、p型の導電型を示す領域であれば特に限定されない。なお、p型不純物としては、たとえばボロンおよび/またはアルミニウムなどを用いることができる。
次に、図3(d)に示すように、半導体基板1の裏面にパッシベーション膜4を形成する。ここで、パッシベーション膜4は、たとえば、熱酸化法またはプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法などの方法により形成することができる。
ここで、パッシベーション膜4としては、たとえば、酸化シリコン膜、窒化シリコン膜、または酸化シリコン膜と窒化シリコン膜との積層体などを用いることができるが、これらに限定されるものではない。
また、パッシベーション膜4の厚みは、たとえば0.05μm以上1μm以下とすることができる。
次に、図3(e)に示すように、半導体基板1の受光面の全面にテクスチャ構造などの凹凸構造を形成した後に、その凹凸構造上に反射防止膜5を形成する。
ここで、テクスチャ構造は、たとえば、半導体基板1の受光面をエッチングすることにより形成することができる。たとえば、半導体基板1がシリコン基板である場合には、たとえば水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムなどのアルカリ水溶液にイソプロピルアルコールを添加した液をたとえば70℃以上80℃以下に加熱したエッチング液を用いて半導体基板1の受光面をエッチングすることによって形成することができる。
また、反射防止膜5は、たとえばプラズマCVD法などにより形成することができる。なお、反射防止膜5としては、たとえば、窒化シリコン膜などを用いることができるが、これに限定されるものではない。
次に、図3(f)に示すように、半導体基板1の裏面のパッシベーション膜4の一部を除去することによってコンタクトホール4aおよびコンタクトホール4bを形成する。ここで、コンタクトホール4aは、n型不純物拡散領域2の表面の少なくとも一部を露出させるようにして形成され、コンタクトホール4bは、p型不純物拡散領域3の表面の少なくとも一部を露出させるようにして形成される。
なお、コンタクトホール4aおよびコンタクトホール4bはそれぞれ、たとえば、フォトリソグラフィ技術を用いてコンタクトホール4aおよびコンタクトホール4bの形成箇所に対応する部分に開口を有するレジストパターンをパッシベーション膜4上に形成した後にレジストパターンの開口からパッシベーション膜4をエッチングなどにより除去する方法、またはコンタクトホール4aおよびコンタクトホール4bの形成箇所に対応するパッシベーション膜4の部分にエッチングペーストを塗布した後に加熱することによってパッシベーション膜4をエッチングして除去する方法などにより形成することができる。
次に、図3(g)に示すように、コンタクトホール4aを通してn型不純物拡散領域2に接するn型用銀電極6を形成するとともに、コンタクトホール4bを通してp型不純物拡散領域3に接するp型用銀電極7を形成する。
なお、n型用銀電極6およびp型用銀電極7はそれぞれ、たとえば、銀ペーストをコンタクトホール4aを通してn型不純物拡散領域2に接するように塗布するとともにコンタクトホール4bを通してp型不純物拡散領域3に接するように塗布した後に銀ペーストを焼成することによって形成することができる。
図4に、上記のようにして作製した図1に示す裏面電極型太陽電池セル8の裏面の一例の模式的な平面図を示す。ここで、裏面電極型太陽電池セル8の裏面においては、n型用銀電極6およびp型用銀電極7はそれぞれ帯状に形成されている。そして、帯状の複数のn型用銀電極6はそれぞれ1つの帯状のn型用集電電極60に接続されており、帯状の複数のp型用銀電極7はそれぞれ1つの帯状のp型用集電電極70に接続されている。
なお、この例においては、n型用集電電極60は、帯状のn型用銀電極6の長手方向に垂直な方向に伸びるようにして形成されており、p型用集電電極70は、帯状のp型用銀電極7の長手方向に垂直な方向に伸びるようにして形成されている。
したがって、図4に示す裏面電極型太陽電池セル8の裏面においては、1つのn型用集電電極60と複数のn型用銀電極6とによって1つの櫛形状電極が形成されており、1つのp型用集電電極70と複数のp型用銀電極7とによって1つの櫛形状電極が形成されている。そして、当該櫛形状電極の櫛歯に相当するn型用銀電極6とp型用銀電極7とはそれぞれ互いに向かい合って当該櫛歯を1本ずつ噛み合わせるようにして配置されている。そして、帯状のn型用銀電極6が接する半導体基板1の裏面部分に1本の帯状のn型不純物拡散領域2が配置されており、帯状のp型用銀電極7が接する半導体基板1の裏面部分に1本の帯状のp型不純物拡散領域3が配置されている。
以下、図5(a)〜図5(d)の模式的断面図を参照して、図1に示す配線シート10の製造方法の一例について説明する。
まず、図5(a)に示すように、絶縁性基材11の表面上に銅からなる導電層41を形成する。ここで、絶縁性基材11としては、たとえば、ポリエステル、ポリエチレンナフタレートまたはポリイミドなどの樹脂からなる基板を用いることができるが、これに限定されるものではない。絶縁性基材11の厚さは、たとえば10μm以上200μm以下とすることができる。
次に、図5(b)に示すように、絶縁性基材11の表面の導電層41上にレジスト42を形成する。レジスト42は、n型用銅配線12およびp型用銅配線13などの配線シート10の配線を残す箇所以外の箇所に開口部を有する形状に形成する。
ここで、レジスト42は、セル設置部の端に最も近接して配置されるn型用銅配線12およびp型用銅配線13の幅が、セル設置部の内側に配置されるn型用銅配線12およびp型用銅配線13の幅と比べて広く形成することができる形状に形成される。
なお、レジスト42としてはたとえば従来から公知のものを用いることができ、たとえば、スクリーン印刷、ディスペンサ塗布またはインクジェット塗布などの方法によって所定の位置に塗布された樹脂を硬化したものなどを用いることができる。
次に、図5(c)に示すように、レジスト42から露出している箇所の導電層41を矢印43の方向に除去することによって導電層41のパターンニングを行ない、導電層41の残部からn型用銅配線12およびp型用銅配線13などの配線シート10の配線を形成する。
ここで、導電層41の除去は、たとえば、酸やアルカリの溶液を用いたウエットエッチングなどによって行なうことができる。
次に、図5(d)に示すように、n型用銅配線12の表面およびp型用銅配線13の表面からレジスト42をすべて除去することによって、セル設置部の端に最も近接して配置されるn型用銅配線12およびp型用銅配線13の幅D2が、セル設置部の内側に配置されるn型用銅配線12およびp型用銅配線13の幅D1と比べて広く形成された配線シート10が作製される。
図6に、上記のようにして作製した配線シート10の表面の一例の模式的な平面図を示す。ここで、配線シート10の絶縁性基板11の表面上において、n型用銅配線12およびp型用銅配線13はそれぞれ帯状に形成されている。また、配線シート10のそれぞれのセル設置部の端に近接して配置されているn型用銅配線12およびp型用銅配線13の幅D2はそれぞれ、セル設置部の内側に配置されているn型用銅配線12およびp型用銅配線13の幅D1よりも広く形成されている。また、図6に示す構造の配線シート10においては、たとえば破線20で取り囲まれた領域が1個のセル設置部となり、このセル設置部が4個×6列の24個存在するように形成されている。なお、この例において、セル設置部の端は、n型用銅配線12とp型用銅配線13とが交互に配列されている方向の端に相当する。
さらに、配線シート10の絶縁性基材11の表面上には帯状の接続用配線14が形成されており、接続用配線14によってn型用銅配線12とp型用銅配線13とが電気的に接続されている。なお、接続用配線14は、たとえば、n型用銅配線12およびp型用銅配線13と同様に、導電層41の残部から形成することができる。
このような構成とすることによって、配線シート10の終端にそれぞれ位置している櫛形状のn型用銅配線12aおよび櫛形状のp型用銅配線13a以外の隣り合うn型用銅配線12とp型用銅配線13とは、接続用配線14によって電気的に接続されていることから、配線シート10上で隣り合うようにして設置される裏面電極型太陽電池セル8同士は互いに電気的に接続されることになる。したがって、配線シート10上に設置されたすべての裏面電極型太陽電池セル8は電気的に直列に接続されることになる。
以下、図7(a)〜図7(c)の模式的断面図を参照して、図1に示す太陽電池モジュールに用いられる配線シート付き太陽電池セルの製造方法の一例について説明する。
まず、図7(a)に示すように、上記のようにして作製した配線シート10のn型用銅配線12およびp型用銅配線13のそれぞれの表面上に半田(図示せず)を塗布する。ここで、半田としては、たとえば、錫とビスマスとを含むSn−Bi系半田などを用いることができる。また、半田は、たとえば、スクリーン印刷、ディスペンサ塗布またはインクジェット塗布などの方法によって塗布することができる。
次に、図7(b)に示すように、配線シート10上に裏面電極型太陽電池セル8を設置する。
ここで、裏面電極型太陽電池セル8は、たとえば図7(c)に示すように、配線シート10のn型用銅配線12上に裏面電極型太陽電池セル8のn型用銀電極6が設置されるとともに、配線シート10のp型用銅配線13上に裏面電極型太陽電池セル8のp型用銀電極7が設置されるようにして、配線シート10上に設置される。
その後、半田を冷却して固化することにより、図7(c)に示す構造の配線シート付き太陽電池セルが接続される。
なお、上記においては、半田によって裏面電極型太陽電池セル8の電極と配線シート10の配線とを電気的に接続したが、裏面電極型太陽電池セル8の電極と配線シート10の配線とを接触させた状態で裏面電極型太陽電池セル8と配線シート10との間に設置された絶縁性樹脂を硬化させることによっても配線シート付き太陽電池セルを作製することができる。
そして、上記のようにして作製された配線シート付き太陽電池セルは、たとえば図1に示すように、エチレンビニルアセテートなどの封止材18を備えたガラス基板などの透明基板17と、封止材18を備えたポリエステルフィルムなどのバックフィルム19との間に挟み込まれ、配線シート付き太陽電池セルを構成する裏面電極型太陽電池セル8を封止材18中に封止することによって図1に示す太陽電池モジュールが作製されることになる。
なお、上記においては、太陽電池モジュールのセル設置部の両端のそれぞれにおいて、セル設置部の端に最も近接して配置されている配線の幅をセル設置部の内側に位置する配線の幅よりも広げた場合について説明したが、太陽電池モジュールのセル設置部の少なくとも一方の端に最も近接して配置されている配線の幅がセル設置部の内側に位置する配線の幅よりも広げられていればよい。
また、上記においては、裏面電極型太陽電池セル8の電極としては、銀からなるn型用銀電極6およびp型用銀電極7を用いた場合について説明したが、裏面電極型太陽電池セル8の電極は銀に限定されるものではない。
また、上記においては、配線シート10の配線としては、銅からなるn型用銅配線12およびp型用銅配線13を用いた場合について説明したが、配線シート10の配線は銅に限定されるものではない。
また、本発明における裏面電極型太陽電池セルの概念には、上述した半導体基板の一方の表面側(裏面側)のみにn型用銀電極およびp型用銀電極の双方が形成された構成のものだけでなく、MWT(Metal Wrap Through)セル(半導体基板に設けられた貫通孔に電極の一部を配置した構成の太陽電池セル)などのいわゆるバックコンタクト型太陽電池セル(太陽電池セルの受光面側と反対側の裏面側から電流を取り出す構造の太陽電池セル)のすべてが含まれる。
また、本発明における配線シート付き太陽電池セルの概念には、複数の裏面電極型太陽電池セルが配線シート上に設置されている構成のみならず、1つの裏面電極型太陽電池セルが配線シート上に設置されている構成も含まれる。
<実施の形態2>
図8に、本発明の太陽電池モジュールの他の一例の模式的な断面図を示す。本実施の形態の太陽電池モジュールにおいては、たとえば図8に示すように、半導体基板1の端に最も近接して配置されている電極である周縁部電極(図8に示す例では、裏面電極型太陽電池セル8の右端のp型用銀電極7と左端のn型用銀電極6)と周縁部電極に隣り合う電極との間隔D3が、半導体基板1において周縁部電極よりも内側に配置されている隣り合う電極(図8に示す例では、裏面電極型太陽電池セル8の右端のp型用銀電極7以外のp型用銀電極7および左端のn型用銀電極6以外のn型用銀電極6)同士の間隔D4よりも広くなっている点に特徴がある。
図9(a)に、図8に示す太陽電池モジュールの発電時における半導体基板1の内側の接続部の模式的な拡大断面図を示し、図9(b)に、図8に示す太陽電池モジュールの発電時における半導体基板1の端の接続部の模式的な拡大断面図を示す。
図9(a)に示すように、図8に示す太陽電池モジュールの発電時においては、半導体基板1の内側の接続部におけるp型用銅配線13から生じる電気力線120はp型用銅配線13の両隣に位置するn型用銅配線12にそれぞれ分かれて生じるため、p型用銅配線13とn型用銅配線12との間に生じる電界の電界強度を低く抑えることができる。
また、図9(b)に示すように、半導体基板1の端に最も近接して配置されているp型用銀電極7とそれに隣り合うn型用銀電極6との間隔D3が、半導体基板1の内側において隣り合って配置されたp型用銀電極7とn型用銀電極6との間隔D4よりも広げられているため、電気力線120が生じる起点の間隔が広がり、セル設置部の端に最も近接して配置されているp型用銅配線13とそれに隣り合うn型用銅配線12との間に生じる電気力線120の密度を低く抑えることができる。これにより、セル設置部の端に最も近接して配置されているp型用銅配線13とそれに隣り合うn型用銅配線12との間に生じる電界の電界強度を低く抑えることができる。
また、図8に示すセル設置部の端に最も近接して配置されているn型用銅配線12とそのn型用銅配線12に隣り合うp型用銅配線13との間の電界の電界強度についても上記と同様のことが言える。
さらに、図8に示す半導体基板1の一方の端に最も近接して配置されているp型用銀電極7とそれに隣り合うn型用銀電極6との間隔D3および半導体基板1の他方の端に最も近接して配置されているn型用銀電極6とそれに隣り合うp型用銀電極7との間隔D3もそれぞれ、半導体基板1の内側において隣り合うp型用銅配線13とn型用銅配線12との間隔D4よりも広げられているため、半導体基板1の一方の端に最も近接して配置されているp型用銀電極7とそれに隣り合うn型用銀電極6との間の電界および半導体基板1の他方の端に最も近接して配置されているn型用銀電極6とそれに隣り合うp型用銀電極7との間の電界のそれぞれの電界強度も低く抑えることができる。これは、電界の電界強度が距離に反比例することからも明らかである。
以上により、図8に示す太陽電池モジュールにおいては、太陽電池モジュールのセル設置部における銅配線および銀電極からの銅イオンおよび銀イオンなどの金属イオンのマイグレーションを抑えることができるため、金属イオンのマイグレーションにより生じる針状の物質に起因する太陽電池モジュールの特性の低下および信頼性の低下を抑えることができる。
なお、上記の間隔D3は、上記の間隔D4の2倍以上であることが好ましい。間隔D3が間隔D4の2倍以上である場合には、より効率的に金属イオンのマイグレーションに起因する太陽電池モジュールの特性の低下および信頼性の低下を抑えることができる。
以下、図10(a)〜図10(g)の模式的断面図を参照して、図8に示す裏面電極型太陽電池セル8の製造方法の一例について説明する。
まず、図10(a)に示すように、半導体基板1の表面にスライスダメージ1aが形成された半導体基板1を用意し、続いて、図10(b)に示すように、半導体基板1の表面のスライスダメージ1aを除去する。
次に、図10(c)に示すように、半導体基板1の裏面にn型不純物拡散領域2およびp型不純物拡散領域3をそれぞれ形成する。ここで、半導体基板1の一方の端に最も近接して配置されているp型不純物拡散領域3とそれに隣り合うn型不純物拡散領域2との間隔および半導体基板1の他方の端に最も近接して配置されているn型不純物拡散領域2とそれに隣り合うp型不純物拡散領域3との間隔はそれぞれ、半導体基板1の内側に位置するp型不純物拡散領域3とn型不純物拡散領域2との間隔よりも広くなるようにして形成される。
次に、図10(d)に示すように、半導体基板1の裏面にパッシベーション膜4を形成し、続いて、図10(e)に示すように、半導体基板1の受光面の全面にテクスチャ構造などの凹凸構造を形成した後に凹凸構造上に反射防止膜5を形成する。
次に、図10(f)に示すように、半導体基板1の裏面のパッシベーション膜4の一部を除去することによってコンタクトホール4aおよびコンタクトホール4bを形成する。
ここで、半導体基板1の一方の端に最も近接して配置されているコンタクトホール4aとそれに隣り合うコンタクトホール4bとの間隔、および半導体基板1の他方の端に最も近接して配置されているコンタクトホール4aとそれに隣り合うコンタクトホール4bとの間隔はそれぞれ、半導体基板1の内側に位置するコンタクトホール4aとコンタクトホール4bとの間隔よりも広くなるようにして形成される。
次に、図10(g)に示すように、コンタクトホール4aを通してn型不純物拡散領域2に接するn型用銀電極6を形成するとともに、コンタクトホール4bを通してp型不純物拡散領域3に接するp型用銀電極7を形成する。以上により、図8に示す裏面電極型太陽電池セル8を作製することができる。
図11に、上記のようにして作製した図8に示す裏面電極型太陽電池セル8の裏面の一例の模式的な平面図を示す。ここで、裏面電極型太陽電池セル8の裏面において、半導体基板1の端に最も近接して配置されているn型用銀電極6とそれに隣り合うp型用銀電極7との間隔D3および半導体基板1の端に最も近接して配置されているp型用銀電極7とそれに隣り合うn型用銀電極6との間隔D3は、半導体基板1の内側において隣り合っているn型用銀電極6とそれに隣り合うp型用銀電極7との間隔D4よりも広くなっている。なお、この例において、半導体基板1の端は、n型用銀電極6とp型用銀電極7とが交互に配列されている方向の端に相当する。
また、上記においては、太陽電池モジュールの半導体基板の両端のそれぞれに最も近接して配置されている電極とそれに隣り合う電極との間隔をそれぞれ半導体基板の内側において隣り合うようにして配置された電極同士の間隔よりも広げた場合について説明したが、太陽電池モジュールの半導体基板の少なくとも一方の端に最も近接して配置されている電極とそれに隣り合う電極との間隔が半導体基板の内側において隣り合うようにして配置された電極同士の間隔よりも広げられていればよい。
本実施の形態における上記以外の説明は実施の形態1と同様であるため、その説明については省略する。
<実施の形態3>
図12に、本発明の太陽電池モジュールのさらに他の一例の模式的な断面図を示す。本実施の形態の太陽電池モジュールにおいては、たとえば図12に示すように、セル設置部の端に最も近接して配置されている配線である周縁部配線(図12に示す例では、配線シート10の右端のp型用銅配線13と左端のn型用銅配線12)と周縁部配線に隣り合う配線との間隔D5が、半導体基板1において周縁部配線よりも内側に配置されて互いに隣り合う配線(図12に示す例では、配線シート10の右端のp型用銅配線13以外のp型用銅配線13および左端のn型用銅配線12以外のn型用銅配線12)同士の間隔D6よりも広くなっている点に特徴がある。
図13(a)に、図12に示す太陽電池モジュールの発電時におけるセル設置部の内側の接続部の模式的な拡大断面図を示し、図13(b)に、図12に示す太陽電池モジュールの発電時におけるセル設置部の端の接続部の模式的な拡大断面図を示す。
図13(a)に示すように、図12に示す太陽電池モジュールの発電時においては、セル設置部の内側の接続部におけるp型用銅配線13から生じる電気力線120はp型用銅配線13の両隣に位置するn型用銅配線12にそれぞれ分かれて生じるため、p型用銅配線13とn型用銅配線12との間に生じる電界の電界強度を低く抑えることができる。
そして、図13(b)に示すように、セル設置部の端に最も近接して配置されているp型用銅配線13とそれに隣り合うn型用銅配線12との間隔D5が、セル設置部の内側において隣り合って配置されているp型用銅配線13とn型用銅配線12との間隔D6よりも広げられているため、電気力線120が生じる起点の間隔が広がり、セル設置部の端に最も近接して配置されているp型用銅配線13とそれに隣り合うn型用銅配線12との間に生じる電気力線120の密度を低く抑えることができる。
これにより、セル設置部の端に最も近接して配置されているp型用銅配線13とそれに隣り合うn型用銅配線12との間に生じる電界の電界強度を低く抑えることができる。
また、図13に示すセル設置部の端に最も近接して配置されているn型用銅配線12とそのn型用銅配線12に隣り合うp型用銅配線13との間の電界についても上記と同様のことが言える。
さらに、図12に示す太陽電池モジュールのセル設置部の一方の端に最も近接して配置されているp型用銀電極7とそれに隣り合うn型用銀電極6との間隔および半導体基板1の他方の端に最も近接して配置されているn型用銀電極6とそれに隣り合うp型用銀電極7との間隔もそれぞれ広げられているため、半導体基板1の一方の端に最も近接して配置されているp型用銀電極7とそれに隣り合うn型用銀電極6との間の電界および半導体基板1の他方の端に最も近接して配置されているn型用銀電極6とそれに隣り合うp型用銀電極7との間の電界のそれぞれの電界強度も低く抑えることができる。これは、電界強度が距離に反比例することからも明らかである。
以上により、図12に示す太陽電池モジュールにおいては、太陽電池モジュールのセル設置部における銅配線および銀電極からの銅イオンおよび銀イオンなどの金属イオンのマイグレーションを抑えることができるため、金属イオンのマイグレーションにより生じる針状の物質に起因する太陽電池モジュールの特性および信頼性の低下を抑えることができる。
なお、上記の間隔D5は、上記の間隔D6の2倍以上であることが好ましい。間隔D5が間隔D6の2倍以上である場合には、より効率的に金属イオンのマイグレーションに起因する太陽電池モジュールの特性および信頼性の低下を抑えることができる。
以下、図14(a)〜図14(d)の模式的断面図を参照して、図12に示す配線シート10の製造方法の一例について説明する。
まず、図14(a)に示すように、絶縁性基材11の表面上に銅からなる導電層41を形成し、続いて、図14(b)に示すように、絶縁性基材11の表面の導電層41上にレジスト42を形成する。
ここで、レジスト42は、n型用銅配線12およびp型用銅配線13などの配線シート10の配線を残す箇所以外の箇所に開口部を有する形状に形成されるが、セル設置部の端に対応する位置に最も近接して配置されるレジスト42とそれに隣り合うレジスト42との間の開口部の幅が、セル設置部の内側に位置するレジスト42とそれに隣り合うレジスト42との間の開口部の幅よりも広くなるようにして形成される。
次に、図14(c)に示すように、レジスト42から露出している箇所の導電層41を矢印43の方向に除去することによって導電層41のパターンニングを行なった後、図14(d)に示すように、n型用銅配線12の表面およびp型用銅配線13の表面からレジスト42をすべて除去する。
以上により、セル設置部の一方の端に最も近接して配置されているp型用銅配線13とこれに隣り合うn型用銅配線12との間隔D5およびセル設置部の他方の端に最も近接して配置されているn型用銅配線12とこれに隣り合うp型用銅配線13との間隔D5が、セル設置部の内側に隣り合うようにして配置されているp型用銅配線13とn型用銅配線12との間隔D6よりも広くなるように形成された配線シート10が作製される。
図15に、上記のようにして作製した配線シート10の表面の一例の模式的な平面図を示す。ここで、配線シート10の絶縁性基板11の表面上において、n型用銅配線12およびp型用銅配線13はそれぞれ帯状に形成されている。また、配線シート10のセル設置部の一方の端に最も近接して配置されているn型用銅配線12とそれに隣り合うp型用銅配線13との間隔D5およびセル設置部の他方の端に最も近接して配置されているp型用銅配線13とそれに隣り合うn型用銅配線12との間隔D5はそれぞれ、セル設置部の内側において隣り合うようにして配置されているn型用銅配線12とp型用銅配線13との間隔D6よりも広く形成されている。なお、この例においては、セル設置部の端は、n型用銅配線12とp型用銅配線13とが交互に配列されている方向の端に相当する。
また、上記においては、太陽電池モジュールのセル設置部の両端において、セル設置部の端に最も近接して配置されている配線とそれに隣り合う配線との間隔をセル設置部の内側において隣り合うようにして配置された配線同士の間隔よりも広げた場合について説明したが、太陽電池モジュールのセル設置部の少なくとも一方の端に最も近接して配置されている電極とそれに隣り合う電極との間隔がセル設置部の内側に配置された電極同士の間隔よりも広げられていればよい。
本実施の形態における上記以外の説明は実施の形態1および実施の形態2と同様であるため、その説明については省略する。
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、上述の各実施の形態の構成を適宜組み合わせることも当初から予定している。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、配線シート、裏面電極型太陽電池セル、配線シート付き太陽電池セルおよび太陽電池モジュールに利用することができる。
1 半導体基板、1a スライスダメージ、2 n型不純物拡散領域、3 p型不純物拡散領域、4 パッシベーション膜、4a,4b コンタクトホール、5 反射防止膜、6 n型用銀電極、7 p型用銀電極、8 裏面電極型太陽電池セル、10 配線シート、11 絶縁性基材、12 n型用銅配線、13 p型用銅配線、17 透明基板、18 封止材、19 バックフィルム、20 破線、60 n型用集電電極、70 p型用集電電極、80 裏面電極型太陽電池セル、100 配線シート、101 n型シリコン基板、102 n+層、103 p+層、106 n型用銀電極、107 p型用銀電極、111 ガラエポ基板、112 n型用銅配線、113 p型用銅配線、119 半田、120 電気力線。

Claims (11)

  1. 裏面電極型太陽電池セルを設置するための配線シートであって、
    絶縁性基材と、
    前記絶縁性基材の一方の面側に設置された配線と、を含み、
    裏面電極型太陽電池セルが設置される領域であるセル設置部の端に最も近接して配置されている配線である周縁部配線の幅が、前記周縁部配線よりも前記セル設置部の内側に配置されている配線の幅よりも広い、配線シート。
  2. 裏面電極型太陽電池セルを設置するための配線シートであって、
    絶縁性基材と、
    前記絶縁性基材の一方の面側に設置された配線と、を含み、
    裏面電極型太陽電池セルが設置される領域であるセル設置部の端に最も近接して配置されている配線である周縁部配線と前記周縁部配線に隣り合う配線との間隔が、前記周縁部配線よりも前記セル設置部の内側に配置されている隣り合う配線同士の間隔よりも広い、配線シート。
  3. 前記周縁部配線と前記周縁部配線に隣り合う配線との間隔が、前記周縁部配線よりも前記セル設置部の内側に配置されている隣り合う配線同士の間隔の2倍以上であることを特徴とする、請求項2に記載の配線シート。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の配線シートと、
    半導体基板と前記半導体基板の一方の面側に設置された電極とを備えた裏面電極型太陽電池セルと、を含む、配線シート付き太陽電池セル。
  5. 請求項4に記載の配線シート付き太陽電池セルを含む、太陽電池モジュール。
  6. 半導体基板と、
    前記半導体基板の一方の面側に設置された電極と、を含み、
    前記半導体基板の端に最も近接して配置されている電極である周縁部電極と前記周縁部電極に隣り合う電極との間隔が、前記周縁部電極よりも前記半導体基板の内側に配置されている隣り合う電極同士の間隔よりも広い、裏面電極型太陽電池セル。
  7. 前記周縁部電極と前記周縁部電極に隣り合う電極との間隔が、前記周縁部電極よりも前記半導体基板の内側に配置されている隣り合う電極同士の間隔の2倍以上であることを特徴とする、請求項6に記載の裏面電極型太陽電池セル。
  8. 請求項6または7に記載の裏面電極型太陽電池セルと、
    絶縁性基材と前記絶縁性基材の一方の面側に設置された配線とを備えた配線シートと、を含む、配線シート付き太陽電池セル。
  9. 請求項8に記載の配線シート付き太陽電池セルを含む、太陽電池モジュール。
  10. 請求項1から3のいずれかに記載の配線シートと、
    請求項6または7に記載の裏面電極型太陽電池セルと、を含む、配線シート付き太陽電池セル。
  11. 請求項10に記載の配線シート付き太陽電池セルを含む、太陽電池モジュール。
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