JP2010282426A - 印刷制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の個別画像データを有するマルチ画像ファイルをプリンタにダイレクトに転送して印刷する場合、全ファイルを受信し終わらなくても、他のホストからの印刷要求について印刷処理を開始することができる印刷制御装置を提供することを目的とする。
【解決手段】マルチピクチャファイル内の印刷指定された個別画像ファイルをファイル内の上位に配置されるように再レイアウトする。そして、再レイアウトされたファイルをプリンタにダイレクトに転送し、プリンタ側ではファイルの先頭から個別画像データの印刷マーク情報を確認し、印刷指示されていない個別画像を検知した時点で印刷処理を中止し、次の印刷処理を実行可能な状態にする。このときに、印刷データを転送しているホスト側には、印刷中止ではあるが、正常印刷終了したことが分かる通知を行うことによって、ユーザは効率よく出力結果を取得することができる。
【選択図】図2
【解決手段】マルチピクチャファイル内の印刷指定された個別画像ファイルをファイル内の上位に配置されるように再レイアウトする。そして、再レイアウトされたファイルをプリンタにダイレクトに転送し、プリンタ側ではファイルの先頭から個別画像データの印刷マーク情報を確認し、印刷指示されていない個別画像を検知した時点で印刷処理を中止し、次の印刷処理を実行可能な状態にする。このときに、印刷データを転送しているホスト側には、印刷中止ではあるが、正常印刷終了したことが分かる通知を行うことによって、ユーザは効率よく出力結果を取得することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、多視点画像のように、1つのファイル内に、複数の個別画像データを有するファイルをプリンタに直接転送し、印刷する印刷システムに関する。
従来、多視点画像を記録した画像データを、そのまま印刷データに変換しても、鑑賞に不向きな印刷物が得られる可能性が高いので、各個別画像データに、出力情報として、印刷用紙のアスペクト比の情報を付加する。この画像ファイルでは、1つのファイル内に複数の個別画像が含まれているので、印刷に関する付加情報を各個別画像に付けることができる。
デジタルカメラで撮影した画像を、直接プリンタに転送して印刷する装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。従来、プリンタが解釈可能なコマンドに、コンピュータ等が変換してから、プリンタに転送するが、このような印刷システムでは、デジタルカメラで撮影した画像ファイル(標準フォーマット)を、直接プリンタに送信して印刷することができる。
しかし、多視点画像のように、複数の個別画像を有するファイルを一覧表示し、任意の個別画像に印刷指示する場合、まず、印刷する個別画像の付加情報に、印刷指示に関するマークを付ける。そして、このファイルを、プリンタにダイレクトに転送して印刷する。
上記の場合、プリンタが、ファイルの先頭から順次受信する。そして、印刷マークが付加されている個別画像であれば、印刷し、印刷マークが付加されていない個別画像データであれば、印刷しない。この場合、次に印刷マークが付加されている個別画像データの受信を待つ。結果として、プリンタは、連続して印刷することができず、場合によっては、印刷開始が遅れ、印刷指示されたデータの出力が完了したにもかかわらず、次の印刷ジョブを受け付けられず、生産性が落ちるという問題がある。
本発明は、複数の個別画像データを有するマルチ画像ファイルをプリンタにダイレクトに転送して印刷する場合、全ファイルを受信し終わらなくても、他のホストからの印刷要求について印刷処理を開始することができる印刷制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、1つのファイル内に複数の個別画像を具備するマルチピクチャファイルを印刷するプリンタを制御する印刷制御装置において、ホスト側が印刷を指定した個別画像のタグ情報内に、印刷を指示する印刷マークを付加する印刷マーク付加手段と、上記印刷マークが付加されている個別画像データを、ファイル中の上位に位置するように、再レイアウトする個別画像再レイアウト手段と、上記再レイアウトされた個別画像をプリンタに転送するプリントデータ転送手段と、プリントデータを受信し、印刷を行う情報に、上記印刷マークが付加されているか否かを判断する個別画像印刷マーク検知手段と、上記印刷マークが付加されている個別画像であれば、印刷処理を行い、上記印刷マークが付加されていない個別画像であれば、印刷処理を行わせないダイレクトプリンタ手段と、複数のホストからの印刷ジョブデータ受信を、同時に受け付けるマルチホストプリンタ手段と、上記印刷マークが付加されていない個別画像を受信すると、まだデータ受信中であっても、印刷を終了する印刷終了判断処理手段と、印刷データ受信中であり、かつ、印刷終了であれば、送信先ホストに、正常に印刷が終了したことを示すステータスを返却する印刷終了ステータス応答手段とを有することを特徴とする印刷制御装置である。
本発明によれば、複数の個別画像データを有するマルチ画像ファイルをプリンタに対してダイレクトに転送して印刷する場合、全ファイルを受信し終わらなくても、他のホストからの印刷要求に対して、印刷処理を開始することができるという効果を奏する。
発明を実施するための形態は、次の実施例である。
図1は、インクジェットプリンタ105と、インクジェットプリンタ105を制御するPC等を含む端末とが接続されている例を示す図である。
図2は、ホストコンピュータ100と、インクジェットプリンタ105と、モニタ106とを示す図である。
ホストコンピュータ100は、印刷制御装置の例である。ネットワークを経由して、ホストコンピュータ100に、インクジェットプリンタ105とモニタ106とが接続されている。また、プリンタを直接ネットワークに接続し、ネットワーク上、またはインターネットを経由し、PC等の端末からアクセスするようにしてもよい。
ホストコンピュータ100は、インクジェットプリンタ105に送信する印刷データを作成し、プリンタの異常状態と、警告とを表示する。
ホストコンピュータ100は、アプリケーションソフトウェア101と、OS(オペレーティングシステム)102と、プリンタドライバ103と、モニタドライバ104と、ストレージドライバ111とを有する。また、ホストコンピュータ100は、ハードディスク(HD)107と、CPU108と、RAM109と、ROM110とを有する。
アプリケーションソフトウェア101は、インターネットブラウザ、画像ファイル表示及び画像ファイルの加工を行う。アプリケーションソフトウェア101が発行した出力画像は、OS102を介して、モニタドライバ104へ入力される。プリンタドライバ103とモニタドライバ104とは、インクジェットプリンタ105に呼応して、印刷データをインクジェットプリンタ105に転送する、また、ストレージドライバ111は、各種画像ファイルを保存しているストレージにアクセスする。
なお、ホストコンピュータ100として、一般に普及しているIBM AT互換機のパーソナルコンピュータを使用し、OS102として、Microsoft(登録商標)社のWindows(登録商標)を使用することを想定している。そして、ホストコンピュータ100に、印刷機能を有する任意のアプリケーションソフトウェアをインストールし、モニタ106とインクジェットプリンタ105とを接続する構成を想定している。
ホストコンピュータ100では、モニタ106に表示されている画像に基づいて、アプリケーションソフトウェア101が、写真画像等のイメージ画像データ等を用いて、出力画像データが作成される。
アプリケーションソフトウェア101から印刷出力要求を受けると、プリンタドライバ103に、印刷処理命令を渡す。プリンタドライバ103は、OS102から渡された印刷出力要求を処理し、印刷データを作成し、その印刷データを、インクジェットプリンタ105に送る。ホストコンピュータ100とインクジェットプリンタ105とは、USB(Universal Serial Bus)、または、LAN等の双方向通信が可能なインタフェース等によって接続されている。また、ホストコンピュータ100を、ネットワーク上のサーバPCに接続されているプリンタに接続するようにしてもよい。
図3は、実施例1における印刷システムのソフトウェア(主にプリンタドライバ及びアプリケーション)の構成を示す図である。アプリケーション201は、マルチピクチャファイル内の複数の個別画像ファイルを一覧表示する。実施例における画像の一覧を表示する中で、印刷を行う個別画像データを選択することができる。この個別画像データを印刷するために、ユーザインタフェースドライバ202に、インクジェットプリンタシステムの機能を問い合わせる。そして、印刷設定を行った後に、印刷を行うマルチピクチャファイルを、印刷ファイル保管用テンポラリフォルダ203に格納する。
そして、アプリケーションは、印刷開始のイベントを通知することによって、印刷データ転送用プリンタドライバ204が、印刷ファイル保管用テンポラリフォルダ203からファイルを読み出す。印刷データ転送用プリンタドライバ204は、インクジェットプリンタ205と印刷開始確認の応答を行いながら、印刷ファイルをインクジェットプリンタ205に転送する。
次に、ホストコンピュータ100におけるアプリケーションと、プリンタドライバとの動作について説明する。
図4は、多視点画像等のファイルに用いられているマルチピクチャファイルを示す図である。1つのファイル内に、複数(N個)の個別画像ファイルが含まれ、各個別画像は、標準フォーマットによって生成されている。ファイル内のマルチピクチャ付属情報には、ファイル内の個別画像データへのオフセット値や、各画像データの属性情報等が付加されている。また、各個別画像データ毎に、ヘッダ部が設けられ、印刷情報等を格納する。ヘッダ部分に記録されている印刷情報を、どの出力機器でも利用できるように、XHTML−Printフォーマット(構造化タグ言語)や、DPOFのような汎用的なフォーマットで記述されることが好ましい。
図5は、マルチピクチャファイルを示す図である。図5に示すマルチピクチャファイルは、ファイル内に4枚の個別画像が含まれている。図6は、マルチピクチャファイルを表示するアプリケーションを示す図である。図7は、アプリケーション側の処理を示すフローチャートである。
S1で、このファイルを、図6に示すアプリケーションによって一覧表示する。4枚の個別画像がそれぞれ表示される。S2で、アプリケーションの画面から、印刷を行う個別画像ファイルを選択する。
S3で、ユーザアクションによって印刷が実行されたかどうかを確認する。図6に示すアプリケーションの例において、印刷ボタンが選択されると、S4で、アプリケーションは、印刷設定画面を表示する。
図8は、印刷設定画面を示す図である。
たとえば、図8に示す印刷設定画面を表示し、この印刷設定画面内において、印刷処理で必要な用紙サイズ、用紙種類等を設定し、この設定された内容を、プリンタドライバモジュールに通知する。
図9は、再レイアウト前後のファイル構成を示す図である。図9(1)は、再レイアウト前のファイル構成を示す図である。S5で、マルチピクチャファイル内の再レイアウト処理に入る。本来印刷指定された個別画像データに付加される画像ヘッダに、印刷マーク情報として印刷することを設定すると、図9(1)に示す再レイアウト前のような構成になる。
図9(2)は、再レイアウト後のファイル構成を示す図である。図9(2)に示す再レイアウト後のファイル構成に変更するために、実際の個別画像データの配置を変更し、また、図9(2)に示すマルチピクチャ付属情報内の各画像オフセット値を修正する。このときに、マルチピクチャ付属情報内の画像1、画像2、………画像nの並びを変更しない。このような再レイアウト方法によって、印刷を実行する個別画像データは、ファイル中の上位にレイアウトすることが可能になる。また、再レイアウト後のマルチピクチャファイルを、アプリケーション等で一覧表示した場合、再レイアウト前と同様の順番で、個別画像を表示することが可能になる。
次に、S6に遷移し、再レイアウト処理を行ったマルチピクチャファイルを、印刷用テンポラリフォルダに格納する。この処理は、後にプリンタドライバが印刷ファイルとして取得するための処理であり、印刷ホストの環境によって、アプリケーションとプリンタドライバとのデータ受け渡しの方法に準ずるようにしてもよい。そして、S7で、アプリケーションが、プリンタドライバをコールする。
実施例1で使用するインクジェットプリンタ105は、図1に示すように、ネットワークに接続され、各端末から印刷データを受信することが可能である。このときに、インクジェットプリンタ105は、複数のホスト(端末)から、同時にデータを受信し、インクジェットプリンタ105内にデータを格納することが可能である。そして、複数ホストからデータを受信しながら、1つのホストの受信データを印刷し、印刷後も、印刷データをインクジェットプリンタ105内に格納している。そして、あるホストからの印刷データの印刷処理が終了すると、インクジェットプリンタ105に格納されている印刷未完了のジョブを印刷開始するか、または他のホストから転送される印刷データを印刷するマルチホスト環境のプリンタである。
図10は、プリンタドライバの処理を示すフローチャートである。S11で、プリンタドライバは印刷設定情報を読み込む。アプリケーションが、印刷設定画面で設定された印刷設定情報を取得する。S12で、印刷ファイルを取得する。アプリケーションが印刷指定したマルチピクチャファイルを取得する。以上で、印刷に関する情報を全て取得したことになる。
次に、S13、S14で、インクジェットプリンタ105に、印刷開始要求を確認する。マルチピクチャフォーマットを転送する前に、インクジェットプリンタ105とのネットワークセッションを確立する。インクジェットプリンタ105が印刷開始要求に対してOKを返すと、続いて印刷設定情報をインクジェットプリンタ105に転送し、S15で、印刷指定されたマルチピクチャファイルをインクジェットプリンタ105に転送する。
そして、S16で、印刷データの転送が終了していないと判断され、S17で、印刷終了(中止)ステータスを取得したと判断されれば、S18で、印刷正常終了のメッセージを表示する。
次に、マルチピクチャファイルを受信したインクジェットプリンタ105側の処理の一例について説明する。
図11は、マルチピクチャファイルを受信したインクジェットプリンタ105側の処理を示すフローチャートである。S21で、データ受信が完了したかどうかを調べる。未了であれば、受信データをインクジェットプリンタ105内のストレージに格納し、順次受信データを格納する(S22)。このときに、インクジェットプリンタ105は、複数のホストからの受信データを同時に格納することができる。
S23で、印刷ファイルを印刷用処理に取得する。実際に格納された印刷データを、実際に印刷処理を行うバッファに転送する。この間も、他のホストから印刷ファイルを受信すると、ストレージにデータを格納する。次に印刷処理する印刷ファイルを処理する。
S24で、ファイル内の各個別画像をチェックする。各個別画像データのヘッダ部の印刷マーク情報を確認し、印刷マーク情報がONであれば、S25で、個別画像データを印刷する。この処理を繰り返し、S24で印刷マークがOFFであると判断されれば、S26に遷移する。S26で、プリンタステータスとして印刷中止であるが、正常に印刷終了したことを判断可能なステータス情報を、ホストに返却する。
図12は、アプリケーション上に表示される印刷終了画面を示す図である。結果として、ホスト側では、印刷ファイルを転送中であっても、印刷を要求した個別画像データの出力が終了したら、図12に示すように、ホスト側の画面上に印刷が終了したことを示す通知を表示することができる。これよって、ユーザは、インクジェットプリンタ105に出力結果を取りに行くことができる。そして、インクジェットプリンタ105が印刷終了処理を行う。
ここで、再レイアウトされたマルチピクチャファイルであれば、印刷を行うデータが連続して配置されているので、印刷マークがOFFである個別画像データを検知した時点で、印刷を終了することができる。よって、ファイル中の全ての個別データを判断しなくても、次の印刷ファイルの処理に移行することができる。
上記印刷制御装置は、1つのファイル内に複数の個別画像を具備するマルチピクチャファイルを印刷するプリンタを制御する印刷制御装置である。
CPU108は、ホスト側が印刷を指定した個別画像のタグ情報内に、印刷を指示する印刷マークを付加する印刷マーク付加手段の例である。CPU108は、上記印刷マークが付加されている個別画像データを、ファイル中の上位に位置するように、再レイアウトする個別画像再レイアウト手段の例である。CPU108は、上記再レイアウトされた個別画像をプリンタに転送するプリントデータ転送手段の例である。
CPU108は、プリントデータを受信し、印刷を行う情報に、上記印刷マークが付加されているか否かを判断する個別画像印刷マーク検知手段の例である。CPU108は、上記印刷マークが付加されている個別画像であれば、印刷処理を行い、上記印刷マークが付加されていない個別画像であれば、印刷処理を行わせないダイレクトプリンタ手段の例である。CPU108は、複数のホストからの印刷ジョブデータ受信を、同時に受け付けるマルチホストプリンタ手段の例である。
CPU108は、上記印刷マークが付加されていない個別画像を受信すると、まだデータ受信中であっても、印刷を終了する印刷終了判断処理手段の例である。CPU108は、印刷データ受信中であり、かつ、印刷終了であれば、送信先ホストに、正常に印刷が終了したことを示すステータスを返却する印刷終了ステータス応答手段の例である。
本発明の実施例2は、基本的には、実施例1と同じであり、次の点で、実施例1とは異なる。実施例1において、S3で印刷実行が選択され、S4で印刷設定を行う。実施例2では、このときに、プリンタドライバについて、マルチピクチャファイルを再レイアウトしたか否かを示す情報を、アプリケーションがセットする。
そして、実施例1では、S11で、プリンタドライバが印刷設定情報を読み込むが、実施例2では、上記プリンタドライバが印刷設定情報を読み込むとともに、再レイアウトしたか否かを示す情報も取得する。
そして、実施例1では、S15で、印刷ファイルを転送するが、実施例2では、この転送の前に印刷設定の付属情報として、再レイアウトファイルであるか否かを示す情報をインクジェットプリンタ105に転送する。その後に、再レイアウトを行っているファイルであれば、図11に示す処理を実行し、再レイアウトを行っていないファイルであれば、個別画像を先頭から全てチェックし、印刷するか、しないのかを判断する。
CPU108は、個別画像データを再レイアウトしたか否かを判断する再レイアウト判断手段の例である。CPU108は、印刷ファイルを転送する前に、上記再レイアウト判断手段が再レイアウトしたファイルであるか否かを判断した情報を、プリンタに転送するコマンド転送手段の例である。
CPU108は、再レイアウト情報のコマンドを受けたプリンタは、再レイアウトしたファイルを受信することが分かれば、次の手段を実行する。つまり、上記プリントデータ転送手段と、上記個別画像印刷マーク検知手段と、上記ダイレクトプリンタ手段と、上記マルチホストプリンタ手段と、上記印刷終了判断処理手段と、上記印刷終了ステータス応答手段とを実行する。また、CPU108は、再レイアウトを行っていないファイルを受信することが分かれば、ファイルを全て受信し終わるまで処理を続け、各個別画像の印刷マークの指示に従って、印刷処理する手段の例である。
図13は、再レイアウト前後の複数のマルチピクチャファイルを示す図である。図13(1)は、再レイアウト前の複数のマルチピクチャファイルを示す図である。図13(2)は、再レイアウト後の複数のマルチピクチャファイルを示す図である。
本発明の実施例3は、図1に示す端末Aのように、家庭内のPC等の端末からインターネットを経由してネットワークに接続されているインクジェットプリンタ105またはそのサーバに、図13(1)に示す複数のマルチピクチャファイルを転送し一旦格納する。実施例3は、ユーザが送信した上記複数のマルチピクチャファイル内の印刷選択画像を、後日、印刷する実施例である。
図14は、マルチピクチャファイルを表示するアプリケーションの例を示す図である。実施例1で説明したように、ユーザ先アプリケーションでは、図14上では、図13(1)で示す2つのマルチピクチャファイルを表示する。そして、印刷を要求する画像を選択し、アプリケーション内のアップロードボタンを選択する。これによって、2つのマルチピクチャファイルは、インクジェットプリンタ105のストレージ、または、インクジェットプリンタ105と接続されているサーバに格納される。
図15は、ファイルアップロードの受付のためのアップロードファイル構成のデータを示す図である。上記2つのマルチピクチャファイルを送信するときに、図15に示すファイルアップロードの受付のためのアップロードファイル構成のデータも送信する。インクジェットプリンタ105のストレージまたはサーバでは、アップロード構成データと送信ファイルとをセットで管理する。
次に、ユーザが出力機器でアップロードした画像の印刷を要求する。送信したパスワード(図15参照)を、出力機器が入力することによって、印刷が開始される。
図16は、実施例3におけるインクジェットプリンタ105の処理を示すフローチャートである。S32で、複数ファイルの中の1つのファイルを印刷処理に転送する。S33で、ファイル中の個別画像のヘッダに付加されている印刷マークを確認する。印刷マークがONであれば、S34で、個別画像を印刷する。S33、S34の処理を繰り返し、印刷マークがOFFであれば、データが残っていたとしても、S35で、指定ファイルの印刷終了処理を行う。そして、S31に遷移し、全てのファイルを印刷終了したかどうかを調べる。このように、インクジェットプリンタ105が複数のファイルを後日印刷する場合、ホスト側で、事前に再レイアウトしたファイルを送信し、インクジェットプリンタ105またはサーバに格納すれば、効率よく印刷することができる。
CPU108は、複数の転送ファイルに対する印刷要求の関連付けを示すデータを、データ転送開始時に、プリンタと応答する印刷ファイル構成データ転送処理手段の例である。
CPU108は、プリンタのストレージまたはプリンタのサーバにおいて、印刷ファイル構成データと、印刷ファイルとを管理し、格納する印刷ファイル格納手段の例である。CPU108は、プリンタのストレージまたは、プリンタのサーバに格納されている各印刷ファイル構成データの一覧を表示する印刷要求リスト一覧表示手段の例である。CPU108は、印刷要求リスト一覧から、ユーザ任意のリストを選択する印刷リスト選択手段の例である。
CPU108は、印刷リストが選択されたときに、対応する印刷ファイル構成データに基づいて、上記印刷マークの値が印刷を行う設定になっていれば、個別画像データを印刷処理する。また、CPU108は、上記印刷マークの値が印刷を行わない設定になっていれば、残りの個別データの処理を行わずに、次の印刷ファイルの印刷処理を開始させるダイレクトプリント手段の例である。
上記実施例によれば、複数の個別画像データを有するマルチ画像ファイルをインクジェットプリンタ105にダイレクトに転送して印刷する場合、全ファイルを受信し終わらなくても、他のホストからの印刷要求に応じて、印刷処理を開始することができる。
また、上記実施例によれば、印刷開始と同時にプリント処理を開始することができ、効率よくダイレクトプリントを実行することができる。
さらに、上記実施例によれば、インクジェットプリンタ105やサーバ上に格納した複数のマルチピクチャファイルを再印刷する場合、効率よく印刷することができる。
つまり、上記実施例では、マルチピクチャファイル内の印刷指定された個別画像ファイルをファイル内の上位に配置されるように再レイアウトする。そして、再レイアウトされたファイルをプリンタにダイレクトに転送する。プリンタ側では、ファイルの先頭から個別画像データの印刷マーク情報を確認し、印刷指示されていない個別画像を検知した時点で印刷処理を中止し、次の印刷処理を実行可能な状態にする。このときに、印刷データを転送しているホスト側には、印刷中止ではあるが、正常印刷終了したことが分かる通知を行うことによって、ユーザは効率よく出力結果を取得することができる。
100…ホストコンピュータ、
101…アプリケーションソフトウェア、
103…プリンタドライバ、
105…インクジェットプリンタ、
108…CPU。
101…アプリケーションソフトウェア、
103…プリンタドライバ、
105…インクジェットプリンタ、
108…CPU。
Claims (3)
- 1つのファイル内に複数の個別画像を具備するマルチピクチャファイルを印刷するプリンタを制御する印刷制御装置において、
ホスト側が印刷を指定した個別画像のタグ情報内に、印刷を指示する印刷マークを付加する印刷マーク付加手段と;
上記印刷マークが付加されている個別画像データを、ファイル中の上位に位置するように、再レイアウトする個別画像再レイアウト手段と;
上記再レイアウトされた個別画像をプリンタに転送するプリントデータ転送手段と;
プリントデータを受信し、印刷を行う情報に、上記印刷マークが付加されているか否かを判断する個別画像印刷マーク検知手段と;
上記印刷マークが付加されている個別画像であれば、印刷処理を行い、上記印刷マークが付加されていない個別画像であれば、印刷処理を行わせないダイレクトプリンタ手段と;
複数のホストからの印刷ジョブデータ受信を、同時に受け付けるマルチホストプリンタ手段と;
上記印刷マークが付加されていない個別画像を受信すると、まだデータ受信中であっても、印刷を終了する印刷終了判断処理手段と;
印刷データ受信中であり、かつ、印刷終了であれば、送信先ホストに、正常に印刷が終了したことを示すステータスを返却する印刷終了ステータス応答手段と;
を有することを特徴とする印刷制御装置。 - 請求項1であって、
個別画像データを再レイアウトしたか否かを判断する再レイアウト判断手段と;
印刷ファイルを転送する前に、上記再レイアウト判断手段が再レイアウトしたファイルであるか否かを判断した情報を、プリンタに転送するコマンド転送手段と;
再レイアウト情報のコマンドを受けたプリンタは、再レイアウトしたファイルを受信することが分かれば、上記プリントデータ転送手段と、上記個別画像印刷マーク検知手段と、上記ダイレクトプリンタ手段と、上記マルチホストプリンタ手段と、上記印刷終了判断処理手段と、上記印刷終了ステータス応答手段とを実行し、再レイアウトを行っていないファイルを受信することが分かれば、ファイルを全て受信し終わるまで処理を続け、各個別画像の印刷マークの指示に従って、印刷処理する手段と;
を有することを特徴とする印刷制御装置。 - 1つのファイル内に複数の個別画像を具備するマルチピクチャファイルを印刷するプリンタを制御する印刷制御装置において、
ホスト側が印刷を指定した個別画像のタグ情報内に、印刷を指示する印刷マークを付加する印刷マーク付加手段と;
上記印刷マークが付加されている個別画像データを、ファイル中の上位に位置するように、再レイアウトする個別画像再レイアウト手段と;
上記再レイアウトされた個別画像をプリンタに転送するプリントデータ転送手段と;
複数の転送ファイルに対する印刷要求の関連付けを示すデータを、データ転送開始時に、プリンタと応答する印刷ファイル構成データ転送処理手段と;
プリンタのストレージまたはプリンタのサーバにおいて、印刷ファイル構成データと、印刷ファイルとを管理し、格納する印刷ファイル格納手段と;
プリンタのストレージまたは、プリンタのサーバに格納されている各印刷ファイル構成データの一覧を表示する印刷要求リスト一覧表示手段と;
印刷要求リスト一覧から、ユーザ任意のリストを選択する印刷リスト選択手段と;
印刷リストが選択されたときに、対応する印刷ファイル構成データに基づいて、上記印刷マークの値が印刷を行う設定になっていれば、個別画像データを印刷処理し、上記印刷マークの値が印刷を行わない設定になっていれば、残りの個別データの処理を行わずに、次の印刷ファイルの印刷処理を開始させるダイレクトプリント手段と;
を有することを特徴とする印刷制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009135334A JP2010282426A (ja) | 2009-06-04 | 2009-06-04 | 印刷制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009135334A JP2010282426A (ja) | 2009-06-04 | 2009-06-04 | 印刷制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010282426A true JP2010282426A (ja) | 2010-12-16 |
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ID=43539097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009135334A Pending JP2010282426A (ja) | 2009-06-04 | 2009-06-04 | 印刷制御装置 |
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2009
- 2009-06-04 JP JP2009135334A patent/JP2010282426A/ja active Pending
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