JP2010275029A - エレベータ監視システム - Google Patents
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Abstract
【課題】エレベータ監視システムにおいて、エレベータの利用者がエレベータの運転状況をより好適に取得する。
【解決手段】エレベータ監視システム10において、監視センタ側サーバ30と、携帯通信端末装置14と、情報伝達部と、を備え、携帯通信端末装置は、情報伝達部から取得した情報に基づいて、当該エレベータの識別情報を含み当該エレベータの運転状況に関する問い合わせ情報についてネットワーク8を介して監視センタ側サーバに送信する送信手段と、監視センタ側サーバは、携帯通信端末装置から、当該エレベータの識別情報を含み当該エレベータの運転状況に関する問い合わせ情報を受信する受信手段と、各エレベータの運転状況が登録されたデータベース40にアクセスし、当該エレベータの識別情報に基づき、当該エレベータを特定して当該エレベータの運転状況を問い合わせがあった携帯通信端末装置に送信する送信手段とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】エレベータ監視システム10において、監視センタ側サーバ30と、携帯通信端末装置14と、情報伝達部と、を備え、携帯通信端末装置は、情報伝達部から取得した情報に基づいて、当該エレベータの識別情報を含み当該エレベータの運転状況に関する問い合わせ情報についてネットワーク8を介して監視センタ側サーバに送信する送信手段と、監視センタ側サーバは、携帯通信端末装置から、当該エレベータの識別情報を含み当該エレベータの運転状況に関する問い合わせ情報を受信する受信手段と、各エレベータの運転状況が登録されたデータベース40にアクセスし、当該エレベータの識別情報に基づき、当該エレベータを特定して当該エレベータの運転状況を問い合わせがあった携帯通信端末装置に送信する送信手段とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、エレベータ監視システムに係り、特に、複数のエレベータの運転状況を監視するエレベータ監視システムに関する。
現在、種々の商業施設等においてエレベータが設置されており、エレベータは、保守作業員によって定期的に点検が行われる。本発明に関連する技術として、例えば、特許文献1には、携帯通信端末装置、および、エレベータ監視装置を有するシステムであって、携帯通信端末装置は、保守管理対象のエレベータの設置箇所に設けられた、エレベータの設置箇所を特定する情報を含む二次元コードを読み取る読み取り手段と、この読み取り手段により読み取った二次元コードを復号する復号手段と、この復号手段により復号して得た情報を送信する送信手段とを備える構成が開示されている。そして、エレベータ監視装置は、携帯通信端末装置の送信手段により送信された情報を受信する受信手段と、この受信手段により受信した情報の表示制御を行なう表示制御手段とを備える構成が開示されている。
ところで、エレベータの保守点検が行われるにあたって、例えば、エレベータの乗りかごが1台しか設けられていない施設において保守点検が行われる場合がある。このような場合に、保守点検作業中等といったエレベータの運転状況を把握していない配送業者等が訪問してきた場合に、すぐに荷物の配送等が行えずに不便なことがある。
本発明の目的は、エレベータの利用者がエレベータの運転状況をより好適に取得することを可能とするエレベータ監視システムを提供することである。
本発明に係るエレベータ監視システムは、複数のエレベータの運転状況を監視する監視センタ側サーバと、監視センタ側サーバとネットワークによって接続される携帯通信端末装置と、エレベータに設けられ、監視センタ側サーバへのアクセス先情報と当該エレベータの識別情報とを含む情報を携帯通信端末装置に伝達可能な情報伝達部と、を備え、携帯通信端末装置は、情報伝達部から取得した情報に基づいて、当該エレベータの識別情報を含み当該エレベータの運転状況に関する問い合わせ情報についてネットワークを介して監視センタ側サーバに送信する送信手段と、監視センタ側サーバは、携帯通信端末装置から、当該エレベータの識別情報を含み当該エレベータの運転状況に関する問い合わせ情報を受信する受信手段と、各エレベータの運転状況が登録されたデータベースにアクセスし、当該エレベータの識別情報に基づき、当該エレベータを特定して当該エレベータの運転状況を問い合わせがあった携帯通信端末装置に送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係るエレベータ監視システムにおいて、携帯通信端末装置は、メール機能を有する携帯電話であり、監視センタ側サーバは、携帯電話から、当該エレベータの識別情報を含み当該エレベータの運転状況に関する問い合わせ情報をメール用パケット通信によって受信し、携帯電話に対し、当該エレベータの運転状況をメール用パケット通信によって送信することが好ましい。
また、本発明に係るエレベータ監視システムにおいて、携帯通信端末装置は、メール機能とウェブページへのアクセス機能とを有する携帯電話であり、監視センタ側サーバは、ウェブページにアクセスされている携帯電話に対し、1回に限って当該エレベータの運転状況が必要であるか、あるいは、それ以降も継続して当該エレベータの運転状況が必要であるかを選択させる選択情報をウェブ用パケット通信によって送信し、ウェブページにアクセスされている携帯電話から、選択情報に対する回答をウェブ用パケット通信によって受信し、選択情報に対する回答が1回に限って当該エレベータの運転状況が必要とされた場合には、当該エレベータの運転状況をウェブページへのアクセスが切断された後のその携帯電話に対しメール用パケット通信によって1回に限って送信し、選択情報に対する回答がそれ以降も当該エレベータの運転状況が必要とされた場合には、当該エレベータの運転状況をウェブページへのアクセスが切断された後のその携帯電話に対しメール用パケット通信によって継続して送信することが好ましい。
また、本発明に係るエレベータ監視システムにおいて、選択情報に対する回答がそれ以降も当該エレベータの運転状況が必要とされた場合には、当該エレベータの運転状況をウェブページへのアクセスが切断された後のその携帯電話に対しメール用パケット通信によって1回送信し、その携帯電話のメールアドレスをデータベースに登録し、再び当該エレベータの運転状況を通知する必要が生じたときに、当該エレベータの運転状況をその携帯電話にメール用パケット通信によって送信することが好ましい。
また、本発明に係るエレベータ監視システムにおいて、情報伝達部は、監視センタ側サーバへのアクセス先情報と当該エレベータの識別情報とを含む二次元コードを有し、携帯電話は、二次元コードに含まれた情報を取得する手段を有することが好ましい。
また、本発明に係るエレベータ監視システムにおいて、情報伝達部は、監視センタ側サーバへのアクセス先情報と当該エレベータの識別情報とを無線通信により送信する手段を有し、携帯電話は、情報伝達部からの情報を無線通信により受信する手段を有することが好ましい。
上記構成のエレベータ監視システムによれば、各エレベータの運転状況が登録されたデータベースにアクセスし、当該エレベータの識別情報に基づき、当該エレベータを特定して当該エレベータの運転状況を問い合わせがあった携帯通信端末装置に送信する監視センタ側サーバを備えている。これにより、エレベータの利用者がエレベータの運転状況をより好適に取得することができる。
以下に、本発明に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。また、以下では、携帯通信端末装置は、携帯電話であるものとして説明するが、携帯電話以外であってもよく、ネットワークで監視センタ側サーバと接続されるものであればよい。
以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、本文中の説明においては、必要に応じそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
図1は、エレベータ監視システム10を示す図である。エレベータ監視システム10は、複数のエレベータ7を監視する監視センタ20と、携帯電話14と、情報伝達部70とを含んで構成される。なお、以下では複数のエレベータ7のうち、ある1つのエレベータ7について説明する。
エレベータ7は、エレベータ制御部2と、巻上機3と、主ロープ4と、乗りかご5とを含んで構成される。エレベータ制御部2は、ネットワーク8によって監視センタ側サーバ30と接続され、巻上機3等のエレベータ7を構成する要素を制御する制御装置である。巻上機3は、エレベータ制御部2によって主ロープ4を巻き上げる機能を有する。乗りかご5は、利用者12が乗るための構造物であり、それぞれ複数の利用者12が乗れる程度の空間を有している。
図2は、エレベータ7の1階の乗場付近の様子を示す図である。エレベータ7の1階の乗場には、乗場ドア58と、階床表示器52と、乗場ボタン62と、作業札56と、情報伝達部70が設けられている。乗場ドア58は、利用者12が乗りかご5に対して乗降する際に開く片開き扉である。階床表示器52は、乗場壁54において乗場ドア58の上側に設けられ、乗りかご5が現在位置している階床を表示する表示器である。乗場ボタン62は、乗場壁54において乗場ドア58の右側に設けられ、乗りかご5を呼ぶための押ボタンである。作業札56は、エレベータ7の保守作業を行う際に利用者12に保守作業中であることを知らせるための札である。
情報伝達部70は、乗場壁54において乗場ドア58の左側に設けられる案内板である。情報伝達部70には、例えば「保守作業の終了の案内が必要な方は二次元コードをご利用ください」等の文字と、二次元コード72とが設けられている。
二次元コード72は、監視センタ側サーバ30へのアクセス先情報と当該エレベータ7の識別情報とが記録されたコードである。ここで、監視センタ側サーバ30へのアクセス先情報は、監視センタ20のメールアドレスであり、エレベータ7の識別情報は、複数のエレベータ7のうち、それぞれのエレベータ7を特定するための割当てられた情報である。
再び図1に戻って、監視センタ20は、監視センタ側サーバ30と記録部40とを含んで構成される。監視センタ20には、遠隔監視の対象となるエレベータ7の運転状況を収集して監視を行なう機能を有する。
監視センタ側サーバ30は、携帯電話14とネットワーク8によって接続されている。そして、監視センタ側サーバ30は、利用者12の所有する携帯電話14から送信された問い合わせ情報を取得した場合には、記録部40にアクセスし、問い合わせのあったエレベータ7の運転状況を取得してネットワーク8を介しメール用パケット通信にて、その携帯電話14に対して送信する。
記録部40は、遠隔監視の対象となる設備である各エレベータ7の運転状況を記録するデータベースである。また、記録部40には、監視センタ側サーバ30上で実行される設備監視プログラムが記録されている。
利用者12の所有する携帯電話14は、パケット通信によるメール機能(換言すれば、メール用パケット通信)とウェブページへのアクセス機能(換言すれば、ウェブ用パケット通信)とを有している。また、携帯電話14は、LEDバックライトの点灯により文字等を表示する液晶画面(図示しない)を有している。さらに、携帯電話14は、二次元コード72を読み取る機能も有している。
ネットワーク8は、複数の携帯電話14で伝送路等の共有が可能なパケット通信によって通信を行なうためのネットワークである。ネットワーク8上では、図示しないパケット処理装置によってデータが小さなまとまりのパケットに分割されて通信が行なわれ、例えば、携帯電話14において、メールでの通信(換言すれば、メール用パケット通信)やウェブサイトへのアクセス通信(換言すれば、ウェブ用パケット通信)が行なわれる。
続いて、上記構成のエレベータ監視システム10の動作について図1〜図4を参照して説明する。図3は、情報伝達部70から取得した情報に基づいてメールで問い合わせをする場合の携帯電話14の液晶画面に表示される内容である。図4は、エレベータ監視システム10において、監視対象の設備を監視する手順を示すフローチャートである。なお、各手順は、監視センタ側サーバ30が記録部40に記録された設備監視プログラムを実行するときの各処理手順に対応する。
監視センタ側サーバ30において、利用者12の所有する携帯電話14からのメールを受信したか否かを判断する(S10)。具体的には、あるエレベータ7において保守作業が行われている場合には、そのエレベータ7を利用する利用者12は携帯電話14を操作して、情報伝達部70の二次元コード72を読み取る。そして、携帯電話14のメールの操作画面に切り替えると、図2に示されるように情報伝達部70に記録された情報が反映されたメールの操作画面となる。さらに、利用者12によってメールがネットワーク8を介してメール用パケット通信により送信されると、ネットワーク8を介して、利用者12からの問い合わせとして受信することができる。利用者12からの問い合わせを受信していないと判断した場合には、再びS10へと戻る。
利用者12からの問い合わせを受信したと判断した場合には、エレベータ7の運転状況を確認し、保守作業が終了したか否かを判断する(S12)。具体的には、利用者12の携帯電話14によって送信されたメールに記載されたエレベータ7の識別情報が、例えば図2に示されるようにA1号機である場合には、記録部40にアクセスし、A1号機の運転状況を確認して、保守作業が終了したか否かを判断する。保守作業が終了していないと判断されれば、再びS12に戻る。
保守作業が終了していると判断すれば、ネットワーク8を介しメール用パケット通信により、問い合わせのあった携帯電話14に対しメールを送信する(S14)。具体的には、A1号機の運転状況について問い合わせを行った利用者12の携帯電話14にA1号機の保守作業が終了した内容のメールを送信する。
このように、エレベータ監視システム10によれば、エレベータ7が保守作業中のときに、利用者12が携帯電話14を利用して、監視センタ側サーバ30にメールを送信することができる。そして、利用者12の携帯電話14には、保守作業が終了したときに監視センタ側サーバ30から、問い合わせを行ったエレベータ7の保守作業の完了に関するメールが送信されてくる。したがって、エレベータ7の利用者12がエレベータの運転状況7をより好適に取得することができる。
次に、エレベータ監視システム10の変形例について説明する。エレベータ監視システム10の変形例とエレベータ監視システム10とは、ほぼ同様の構成と機能であり、以下では相違点を中心に説明する。
二次元コード72は、監視センタ側サーバ30へのアクセス先情報と当該エレベータ7の識別情報とが記録されたコードである。ここで、監視センタ側サーバ30へのアクセス先情報は、監視センタ20のウェブページへのアクセス先情報(例えば、URL等)であり、エレベータ7の識別情報は、複数のエレベータ7のうち、それぞれのエレベータ7を特定するために割当てられた情報である。
記録部40は、携帯電話14からネットワーク8を介して監視センタ20のウェブページに対してウェブ用パケット通信によりアクセスされた際に提供するための情報が記録されている。さらに、記録部40は、利用者12へのアンケートに対する回答がウェブページ上で登録された際に、その内容を記録する。さらに、記録部40は、携帯電話14のメールアドレス等を記録することができる。
監視センタ側サーバ30は、携帯電話14とネットワーク8によって接続されている。また、監視センタ側サーバ30は、携帯電話14によって監視センタ20のウェブページに対し、ネットワーク8を介してウェブ用パケット通信によってアクセスされているときは、問い合わせのためのアンケートデータを、ネットワーク8を介しウェブ用パケット通信により、その携帯電話14に送信する。
さらに、監視センタ側サーバ30は、アンケートデータを送信した携帯電話14によってウェブページ上でアンケートに対する回答を登録されることで問い合わせ情報を取得した場合には、記録部40にアクセスし、問い合わせのあったエレベータ7の運転状況を取得し、そのエレベータ7の運転状況についてネットワーク8を介しメール用パケット通信にてメールを送信する。
ここで、アンケートデータは、1番目のアンケートとして、例えば、そのエレベータ7に関する情報を必要とする回数が1回に限るのか、あるいは、それ以降も継続して必要であるのかをウェブページ上で利用者12に選択させるものである。また、アンケートデータは、2番目のアンケートとして、例えば、そのエレベータ7に関して知りたい情報が保守作業の終了に関することであるか、今後の作業の予定であるか、災害の発生についてであるのか等をウェブページ上で利用者12に選択させるものである。
続いて、上記構成のエレベータ監視システム10の変形例の動作について、図1,2,5,6を参照して説明する。図5は、情報伝達部70から取得した情報に基づいて、ウェブページ上で問い合わせをする場合の携帯電話14の液晶画面に表示される内容である。図6は、エレベータ監視システム10において、監視対象の設備を監視する手順を示すフローチャートである。なお、各手順は、監視センタ側サーバ30が記録部40に記録された設備監視プログラムを実行するときの各処理手順に対応する。
監視センタ側サーバ30において、利用者12の所有する携帯電話14から監視センタ20のウェブページにアクセスされたか否かを判断する(S20)。具体的には、あるエレベータ7において保守作業が行われている場合には、そのエレベータ7を利用する利用者12は携帯電話14を操作して、情報伝達部70の二次元コード72を読み取る。そして、二次元コード72に記録された監視センタ20のウェブページへのアクセス先情報に基づいて、携帯電話14をウェブページの操作画面に切り替えて、監視センタ20のウェブページへネットワーク8を介してウェブ用パケット通信によりアクセスされる。そうすると、監視センタ側サーバ30は、利用者12からウェブページにアクセスされたと判断することできる。利用者12から監視センタ20のウェブページにアクセスされていないと判断した場合は、再びS20へと戻る。
利用者12から監視センタ20のウェブページにアクセスされていると判断した場合には、その携帯電話14に対し、アンケートデータを、ネットワーク8を介しウェブ用パケット通信により送信する(S22)。例えば、このアンケートデータが送信された利用者12の携帯電話14の液晶画面には、図5に示される情報が反映されたウェブページ上での操作画面となり、利用者12がアンケートに回答することで、監視センタ側サーバ30に問い合わせ情報についてネットワーク8を介しウェブ用パケット通信により送信することができる。
S22の後は、その利用者12からアンケートに対する回答を受信したか否かを判断する(S24)。アンケートを受信していないと判断したときは、再びS24に戻る。アンケートを受信したと判断したときは、エレベータ7に関して知りたい情報の回数が1回に限定されているか否かを判断する(S26)。ここで、監視センタ側サーバ30は、アンケートに対する回答があったときに、携帯電話14からの問い合わせ情報があったものとして処理を行う。
S26において、利用者12からのアンケートに対する回答が1回に限定されると判断した場合には、携帯電話14によるウェブページへのアクセスが切断された後に、そのエレベータに関する情報を1回に限ってメールを送信する(S28)。例えば、利用者12によって、エレベータ7の保守作業の終了に関する情報が必要であると選択されていた場合には、記録部40にアクセスし、そのエレベータ7の保守作業が終了したときに、ネットワーク8を介してメールパケット通信によりそのエレベータ7の保守作業が終了した内容のメールをその携帯電話14に送信する。この場合には、問い合わせのあった携帯電話14のメールアドレスは記録部40に記録されない。
S26において、利用者12からのアンケートに対する回答がそれ以降も継続して必要であると判断した場合には、携帯電話14によるウェブページへのアクセスが切断された後に、そのエレベータに関する情報を継続してメールを送信する(S29)。例えば、利用者12によって、そのエレベータ7に関して知りたい情報が図5に示される「作業終了」と「今後の作業の予定」と「災害の発生」であった場合には、記録部40にアクセスし、そのエレベータ7の保守作業が終了したときに、ネットワーク8を介してメールパケット通信により、そのエレベータ7の保守作業が終了した内容のメールをその携帯電話14に送信し、その携帯電話14のメールアドレスを記録部40に記録する。そして、監視センタ側サーバ30は、そのエレベータ7について、今後の作業の予定が決定された情報を取得した場合、あるいは、そのエレベータ7の設置されている地域において地震等の災害が発生した情報を取得した場合に、それらの情報を携帯電話14にネットワーク8を介してメール用パケット通信によって送信する。
このように、エレベータ監視システム10の変形例によれば、エレベータ7が保守作業中のときに、利用者12が携帯電話14を利用して、監視センタ20にウェブページ上で問い合わせ情報を登録することができる。そして、保守作業が終了したときに監視センタ20から、問い合わせを行ったエレベータ7の保守作業の完了に関するメールが送信されてくる。また、ウェブページ上でエレベータ7に関する情報が継続して必要であることを選択した場合には、今後のエレベータ7の保守作業の予定等をメールで取得することができる。したがって、エレベータ7の利用者12がエレベータの運転状況7をより好適に取得することができる。
なお、上記では情報伝達部70は、二次元コード72を有するものとして説明したが、赤外線通信やIC通信で、監視センタ側サーバ30へのアクセス先情報と当該エレベータ7の識別情報を無線により送信するものであってもよい。このとき、携帯電話14は、情報伝達部70から赤外線通信やIC通信等の無線通信により情報を取得する機能を有する。
2 エレベータ制御部、3 巻上機、4 主ロープ、7 エレベータ、8 ネットワーク、10 エレベータ監視システム、12 利用者、14 携帯電話、20 監視センタ、30 監視センタ側サーバ、40 記録部、52 階床表示器、54 乗場壁、56 作業札、58 乗場ドア、62 乗場ボタン、70 情報伝達部、72 二次元コード。
Claims (6)
- 複数のエレベータの運転状況を監視する監視センタ側サーバと、
監視センタ側サーバとネットワークによって接続される携帯通信端末装置と、
エレベータに設けられ、監視センタ側サーバへのアクセス先情報と当該エレベータの識別情報とを含む情報を携帯通信端末装置に伝達可能な情報伝達部と、
を備え、
携帯通信端末装置は、
情報伝達部から取得した情報に基づいて、当該エレベータの識別情報を含み当該エレベータの運転状況に関する問い合わせ情報についてネットワークを介して監視センタ側サーバに送信する送信手段と、
監視センタ側サーバは、
携帯通信端末装置から、当該エレベータの識別情報を含み当該エレベータの運転状況に関する問い合わせ情報を受信する受信手段と、
各エレベータの運転状況が登録されたデータベースにアクセスし、当該エレベータの識別情報に基づき、当該エレベータを特定して当該エレベータの運転状況を問い合わせがあった携帯通信端末装置に送信する送信手段と、
を備えることを特徴とするエレベータ監視システム。 - 請求項1に記載のエレベータ監視システムにおいて、
携帯通信端末装置は、メール機能を有する携帯電話であり、
監視センタ側サーバは、
携帯電話から、当該エレベータの識別情報を含み当該エレベータの運転状況に関する問い合わせ情報をメール用パケット通信によって受信し、
携帯電話に対し、当該エレベータの運転状況をメール用パケット通信によって送信することを特徴とするエレベータ監視システム。 - 請求項1に記載のエレベータ監視システムにおいて、
携帯通信端末装置は、メール機能とウェブページへのアクセス機能とを有する携帯電話であり、
監視センタ側サーバは、
ウェブページにアクセスされている携帯電話に対し、1回に限って当該エレベータの運転状況が必要であるか、あるいは、それ以降も継続して当該エレベータの運転状況が必要であるかを選択させる選択情報をウェブ用パケット通信によって送信し、
ウェブページにアクセスされている携帯電話から、選択情報に対する回答をウェブ用パケット通信によって受信し、
選択情報に対する回答が1回に限って当該エレベータの運転状況が必要とされた場合には、当該エレベータの運転状況をウェブページへのアクセスが切断された後のその携帯電話に対しメール用パケット通信によって1回に限って送信し、
選択情報に対する回答がそれ以降も当該エレベータの運転状況が必要とされた場合には、当該エレベータの運転状況をウェブページへのアクセスが切断された後のその携帯電話に対しメール用パケット通信によって継続して送信することを特徴とするエレベータ監視システム。 - 請求項3に記載のエレベータ監視システムにおいて、
選択情報に対する回答がそれ以降も当該エレベータの運転状況が必要とされた場合には、
当該エレベータの運転状況をウェブページへのアクセスが切断された後のその携帯電話に対しメール用パケット通信によって1回送信し、その携帯電話のメールアドレスをデータベースに登録し、再び当該エレベータの運転状況を通知する必要が生じたときに、当該エレベータの運転状況をその携帯電話にメール用パケット通信によって送信することを特徴とするエレベータ監視システム。 - 請求項2から請求項4のいずれか1に記載のエレベータ監視システムにおいて、
情報伝達部は、監視センタ側サーバへのアクセス先情報と当該エレベータの識別情報とを含む二次元コードを有し、
携帯電話は、二次元コードに含まれた情報を取得する手段を有することを特徴とするエレベータ監視システム。 - 請求項2から請求項4のいずれか1に記載のエレベータ監視システムにおいて、
情報伝達部は、監視センタ側サーバへのアクセス先情報と当該エレベータの識別情報とを無線通信により送信する手段を有し、
携帯電話は、情報伝達部からの情報を無線通信により受信する手段を有することを特徴とするエレベータ監視システム。
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