JP2010266307A - シュラウドヘッド仮置き装置および同装置の設置方法 - Google Patents

シュラウドヘッド仮置き装置および同装置の設置方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010266307A
JP2010266307A JP2009117265A JP2009117265A JP2010266307A JP 2010266307 A JP2010266307 A JP 2010266307A JP 2009117265 A JP2009117265 A JP 2009117265A JP 2009117265 A JP2009117265 A JP 2009117265A JP 2010266307 A JP2010266307 A JP 2010266307A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shroud head
pool
shroud
seismic
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009117265A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5159698B2 (ja
Inventor
Tomoki Fujita
友基 藤田
Haruhiko Hatake
晴彦 畠
Tanoshi Sato
愉 佐藤
Tsutomu Tomatsu
勉 戸松
Kenji Kurihara
賢二 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2009117265A priority Critical patent/JP5159698B2/ja
Publication of JP2010266307A publication Critical patent/JP2010266307A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5159698B2 publication Critical patent/JP5159698B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

【課題】シュラウドヘッドをDSプール内に仮置きしている時に大地震が発生した場合でも、シュラウドヘッドの移動や転倒を防止し、シュラウドヘッドの損傷を防止し、DSプール内のライニングの損傷によるDSプール内にある線量下の水の漏洩を防止する。
【解決手段】原子炉圧力容器c内から取出されるシュラウドヘッド2をDSプールb内に仮置き支持するシュラウドヘッドの仮置き装置であり、DSプールbの下部に設けられシュラウドヘッド2を搭載するシュラウドヘッド用架台1と、このシュラウドヘッド用架台をDSプール内に固定する機械的固定手段と、この機械的固定手段を側方から支持して地震振動を抑止する振動抑止手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、原子炉内の点検等の際にシュラウドヘッドをDSプール内に仮置きするためのシュラウドヘッド仮置き装置および同装置の設置方法に関する。
沸騰水型原子力発電所の定期点検等の際には、原子炉圧力容器(RPV)の炉心シュラウドからシュラウドヘッドを取外し、このシュラウドヘッドをDSプール内の上部に設置されたシュラウドヘッド用架台に仮置きしている。仮置きしたシュラウドヘッドは、シュラウドヘッドボルトおよび耐震ピン等により、炉心シュラウドの頂部に固定している。
シュラウドヘッド取付けの際には、シュラウドヘッドに取付けられているシュラウドヘッドボルトと耐震ピン用穴が、炉心シュラウドに取付けられているシュラウドヘッドボルトラグと耐震ピンに干渉しないように、シュラウドヘッドにガイドピンを取付けている。このガイドピンが、炉心シュラウドに取付けられたガイドピンブラケットと取合うことで、シュラウドヘッドの位置決めが可能となっている。
さらに、シュラウドヘッドを炉心シュラウドに取付け、または取外す際には、原子炉圧力容器の開口部から、炉心シュラウド上部リングに取付けられている案内棒に、シュラウドヘッドのガイドピンブラケットの二股部を沿わせることにより、シュラウドヘッドが原子炉圧力容器内壁等に干渉しないようにガイドを行っている。
特開2007−101211号公報
定期点検中には、燃料交換等のため、シュラウドヘッドを炉心シュラウドから取外し、DSプールに移動させる。シュラウドヘッドを移動するために設けられている4本の吊り棒の下端部は脚の役割を有しており、その脚の下面をDSプール内の床面に仮置きし、シュラウドヘッドを自立させている。
プラント運転中には、シュラウドヘッドを原子炉圧力容器内の炉心シュラウド上部にシュラウドヘッドボルトおよび耐震ピンで固定しているため、運転中に地震等が発生した場合でもシュラウドヘッドが移動や転倒する可能性は少ない。
一方、定期点検中にはシュラウドヘッドをDSプールに4本の吊り棒で自立しているだけの仮置きした状態としている。このため、地震等が発生すると、地震の加速度およびDSプール内の水のスロッシング等によりシュラウドヘッドが揺すられ、同時に吊り棒には床面への押付け力を受け持つため摩擦力が作用する。これにより吊り棒は弓形に変形し、半径方向に曲がって変形力が作用し、水平加振方向が逆向きになると、吊り棒が損傷する可能性がある。
この吊り棒の変形量が大きくなると、シュラウドヘッドを炉心シュラウドに取付ける際に吊り棒が炉心シュラウドと干渉してしまう。また、シュラウドヘッドに取付けられているガイドピンも変形し、シュラウドヘッドを炉内に再設置することが困難となる。
DSプールの床面にはライニング部が存在するが、大地震の場合には、シュラウドヘッドの移動や転倒によりライニングの損傷を引き起こすことも想定される。特に、DSプール内の水は線量下であり、ライニングの損傷を防止することは最重要事項である。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、シュラウドヘッドをDSプール内に仮置きした状態で大地震等が発生した場合でも、シュラウドヘッドの移動や転倒を防止することができ、シュラウドヘッドおよび吊り棒等の変形や損傷を生じることもなく、かつDSプール内に収容されている水の漏洩等も防止することができるシュラウドヘッド仮置き装置および同装置の設置方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明では、原子炉圧力容器内から取出されるシュラウドヘッドをDSプール内に仮置き支持するシュラウドヘッドの仮置き装置であって、前記DSプールの下部に設けられ前記シュラウドヘッドを搭載するシュラウドヘッド用架台と、このシュラウドヘッド用架台を前記DSプール内に固定する機械的固定手段と、この機械的固定手段を支持して地震振動を抑止する振動抑止手段とを備えたことを特徴とするシュラウドヘッド仮置き装置を提供する。
また、本発明では、原子炉圧力容器内から取出されるシュラウドヘッドを、DSプール内に仮置きするシュラウドヘッドの仮置き方法であって、前記DSプールの下部に設けたシュラウドヘッド用架台に前記シュラウドヘッドを搭載する工程と、搭載したシュラウドヘッドを機械的固定手段によって前記DSプール内に固定する工程と、前記機械的固定手段を側方から支持して地震振動を抑止する振動抑止手段を設ける工程とを備えたことを特徴とするシュラウドヘッド仮置き装置の設置方法を提供する。
本発明によれば、シュラウドヘッド用架台をDSプール内に機械的に支持して地震振動を抑止することにより、シュラウドヘッドをDSプール内に仮置きしている時に大地震が発生した場合でも、シュラウドヘッドの移動や転倒を防止することができる。
そして、シュラウドヘッドの移動や転倒を防止することでシュラウドヘッドの損傷を防止することができ、DSプール内のライニングを損傷することもなく、DSプール内にある線量下の水の漏洩を防止することも可能となる。
本発明の第1実施形態によるシュラウドヘッド仮置き装置の配置図。 図1に示したシュラウドヘッド仮置き装置にシュラウドヘッドを搭載した状態を示す説明図。 前記第1実施形態のシュラウドヘッド仮置き装置を示す側面図。 図3のA−A断面図。 前記第1実施形態で適用するシュラウドヘッドの構成を示す側面図。 図5のB−B断面図。 前記第1実施形態によるシュラウドヘッド用架台にシュラウドヘッドを支持させた状態を示す拡大図。 図7の状態からシュラウドヘッドをさらに降下させた状態を示す拡大図。 シュラウドヘッド用架台とシュラウドヘッドとを組立てた状態を示す構成図。 前記第1実施形態によるシュラウドヘッド用架台の配置構成を示す平面図。 本発明の第2実施形態によるシュラウドヘッド用架台を示す側面図。 図11の平面図。 本発明の第3実施形態を示す側面図。 図13の平面図。 本発明の第4実施形態によるシュラウドヘッド仮置き装置を示す側面図。 本発明の第5実施形態によるシュラウドヘッド仮置き装置を示す平面図。 本発明の第6実施形態によるシュラウドヘッド仮置き装置を示す平面図。 本発明の第7実施形態によるシュラウドヘッド仮置き装置を示す平面図。
以下、本発明に係るシュラウドヘッド仮置き装置および仮置き方法の実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1実施形態](図1−図10)
図1は、本発明の第1実施形態によるシュラウドヘッド仮置き装置の全体構成および設置位置を示す全体図である。
図1に示すように、原子炉建屋内に原子炉ウェルa、DSプールbおよび機器仮置きプール(図示省略)が設けられており、原子炉ウェルa内に原子炉圧力容器cが設置されている。そして、原子炉点検時においては、原子炉ウェルaとDSプールbとが連通状態とされる。DSプールbの底部eの上面は、水平面となっている。
この状態において、原子炉圧力容器cから取外された蒸気乾燥器dはDSプールbの底部eに仮置きされ、このDSプールbの原子炉圧力容器c側の位置に、本実施形態のシュラウドヘッド仮置き装置の主部材であるシュラウドヘッド用架台1が溶接等によって固定設置されている。
なお、図1には、シュラウドヘッド2、気水分離器3および炉心シュラウド4が原子炉圧力容器c内に設置された状態を示してある。
図2は、原子炉圧力容器c内からシュラウドヘッド2および気水分離器3を取出し、これらのシュラウドヘッド2および気水分離器3をシュラウドヘッド用架台1上に搭載した状態を示している。
原子炉点検時にはDSプールbの内部が水張りされており、原子炉圧力容器cから蒸気乾燥器dが取外され、この蒸気乾燥器dがDSプールbの底部e上に設置されたシュラウドヘッド用架台1に仮置きされる。この仮置きされるシュラウドヘッド用架台1の上端は、オペレーションフロアでの被ばく線量を考慮して、炉水に1m以上水没する高さhに設定してある。
図3は、シュラウドヘッド用架台1を拡大して示す平面図であり、図4は図3のA−A線断面図(縦断面図)である。
図3および図4に示すように、シュラウドヘッド用架台1は、例えば四角形状の平坦な基板5と、この基板5の上面に溶接接合されて一体に立上る垂直なリング状支持板6とを備えており、これら基板5とリング状支持板6とは中心点を一致させた構成としてある。
リング状支持板6の上端部には、周方向に一定の間隔をあけて複数の耐震ピン7が上向きに一定の高さで突設されている。これらの耐震ピン7はリング状支持板6の水平な上端面の板幅方向中央位置に立設してあり、リング状支持板6の上端面は水平面となっている。
耐震ピン7は、シュラウドヘッド2の下端部に形成された後述の穴にそれぞれ嵌合挿入され、シュラウドヘッド2の地震振動、特に横揺れを防止する機能を有する。なお、耐震ピン7の径はリング状支持板6の板幅よりも十分小さく設定されている。
また、リング状支持板6の上端部外周側には、このリング状支持板6の径方向に沿って一定の間隔でシュラウドヘッド2の支持位置および姿勢等を規定するための構造部品として、棒状の1対の架台ブラケット8,8が設けてある。これらの架台ブラケット8,8はリング状支持板6の径方向外面側に互いに相反する向きで、水平に突出する構成としてある。
さらに、各架台ブラケット8,8の突出方向先端部には、シュラウドヘッド2を架設する際に昇降用ガイドとするための案内棒9がそれぞれ設けられている。これら1対の案内棒9,9はガイドピン11よりも上方に突出する背丈の高い構成となっている。
そして、案内棒9,9は互いにリング状支持板6の中心に対して対称的に配置され、上方に向って垂直に立設されている。なお、これら各案内棒9,9の高さは略同一としてあるが、互いに相違させ、昇降時の各案内棒9,9への取合い操作を異ならせる構成とし、各案内棒9,9へのシュラウドヘッド2の昇降操作を円滑に行えるようにしてもよい。
水平に突出した各架台ブラケット8,8の基端部側、すなわちリング状支持板6側には、上下方向に沿うガイドピン用孔10(10a,10b)がそれぞれ穿設されており、これらのガイドピン用孔10a,10bには、気水分離器3の周辺部に設けられた後述するガイドピン11(図5〜図7に示す)がそれぞれ挿入されるようになっている。
また、シュラウドヘッド用架台1のリング状支持板6の上端縁外周側には、このリング状支持板6の周方向に沿って1対の対向片からなる複数のシュラウドヘッドボルトラグ12‥が、リング状支持板6の周方向に一定の間隔で突設されている。これらのシュラウドヘッドボルトラグ12‥には、シュラウドヘッド2に設けられたシュラウドヘッドボルト13(詳しくは図7〜図9等によって後述する)が、シュラウドヘッドボルトラグ12‥の各1対の対向片間にそれぞれ挟持状態で係止される。
なお、シュラウドヘッド用架台1をリング状支持板6のリング状部分のみからなる構成とした場合には、水平方向の荷重が作用したときに、リング状支持板6のリング状部分が変形する可能性がある。リング状支持板6のリング状部分が変形すると、ガイドピン11をガイドピン用孔10に挿入してもシュラウドヘッドボルト13や耐震ピン7の位置決めが不可能となる。
このため、本実施形態ではリング状支持板6のリング部下端における各ガイドピン11位置から、リング状支持板6の中心部に向く放射状配置で、突張り用の補強板14をそれぞれ基板5と同一高さ位置で突設し、これら補強板14の先端をそれぞれリング部中心位置に設けた中央支持板16に連結し、変形防止機能を有する構成としてある。
次に、図5〜図7によってシュラウドヘッド用架台1とシュラウドヘッド2との組立構成を説明する。
図5はシュラウドヘッド2の構成を示す平面図であり、図6は図5のB−B断面図(縦断面図)である。
図5および図6に示すように、シュラウドヘッド2はドーム状のリング部2aと、このリング部2a上に搭載された気水分離器3とを備え、リング部2aの下端部周縁には一定幅の鍔部2bが水平に突設してある。これらのリング部2aと鍔部2bとは、一定高さの直立壁からなる短筒状のリム胴17によって連結されている。
このリム胴17の下端部外周側には、ガイドピン11受け用の1対のガイドピンブラケット18,18が互いに軸対象配置で水平に突設してある。そして、リム胴17の下端面には、図4に示した耐震ピン7‥を挿入状態で連結するための耐震ピン用穴19‥が形成されている。これらの耐震ピン用穴19‥はリム胴17の下端面に開口し、図4に示した耐震ピン7‥を挿入し得る設定としてある。
図7は、シュラウドヘッド2を上方からシュラウドヘッド用架台1に吊下し、これら両者を組立てる状態を示す作用説明図である。
図7に示すように、まず固定配置のシュラウドヘッド用架台1に対し、上方からシュラウドヘッド2を次第に吊下す。この場合、吊下されるシュラウドヘッド2のガイドピン用孔10aが、シュラウドヘッド用架台1から垂直に立設してある案内棒9の上方位置に一致するよう位置合せする。この操作により同時に、シュラウドヘッド2のヘッドボルト13とシュラウドヘッド用架台1のシュラウドヘッドボルトラグ12とが位置合わせされる。
図8は、図7の状態からシュラウドヘッド2をさらに降下させた状態を示す拡大図である。この図8には、二股状のシュラウドヘッドボルトラグ12を案内棒9の両側外面に係合し、ガイドピン11を架台ブラケット8のガイドピン用孔10bに挿入する状態を示している。
この場合には、シュラウドヘッド2の耐震ピン用穴19がシュラウドヘッド用架台1の耐震ピン7と上下方向で対峙する。そこで、シュラウドヘッド2をさらに降下させることにより、シュラウドヘッド2をシュラウドヘッド用架台1の上面に搭載させることができる。その際、ガイドピン11はガイドピン用孔10bを貫通して下方に突き出す状態となり、同時に耐震ピン7が耐震ピン用穴19に挿入される。これらガイドピン11とガイドピン用孔10bとの係止、および耐震ピン7の耐震ピン用穴19への挿入による両係止状態は、シュラウドヘッド用架台1およびシュラウドヘッド2の周方向全体に亘って行われることにより、シュラウドヘッド用架台1とシュラウドヘッド2とが地震振動を受けた場合、特に横揺れ振動を受けた場合においても、シュラウドヘッド用架台1とシュラウドヘッド2とは位置ずれすることがない。
なお、図8においては、シュラウドヘッド2とガイドピン11との組立構成を詳細に示してある。この図8に示すように、案内棒9は、架台ブラケット8の外周側に穿設した円形状の貫通孔からなる案内棒取付け孔21内に、架台ブラケット8の下面までに亘って貫通し、溶接等によって固着されている。この構成により、案内棒9は架台ブラケット8に強固に取付けられ、傾動等の虞無く直立状態を維持することができる。
また、ガイドピン11は下端側から上端側に順次に小径となる段付きピン構造とされており、このガイドピン11の小径な上端部11aがシュラウドヘッボルトトラグ12のガイドピン用孔10aにスリーブ22を介して挿通され、ガイドピン11の上端はガイドピンブラケット18の上方に突出している。
一方、スリーブ22の下端部22aはスカート状に形成されており、このこのスリーブ22の下端部にガイドピン11が当接することで、ガイドピン11の上方への抜けが阻止される構成としてある。
さらに、スリーブ22の外周面に形成されたねじ部23にはナット24が螺合され、このナット24がガイドピンブラケット18の上面に圧接することで、ガイドピン11はスリーブ22を介してガイドピンブラケット18を上下方向から挟持している。これにより、ガイドピン11はガイドピンブラケット18に強固に固定され、横振れ等が生じることなく、定形状を維持する構成としてある。
ガイドピン11の下端部は、架台ブラケット8のガイドピン用孔10bの内周面に摺接する状態で、上下方向に確実に挿入および離脱可能な構成となっている。
また、図8には、シュラウドヘッド用架台1の上端面から突出する耐震ピン7と、この耐震ピン7が挿入されるシュラウドヘッド2の下面の耐震ピン用穴19とが示してある。これらの耐震ピン7と耐震ピン用穴19とは高精度で形成してあり、シュラウドヘッド2の下降により嵌合する。耐震ピン7は図3および図4に示したように、多数設けられており、地震時等の振動に対して強固に固定状態を保持することができる。
ガイドピン11の外周面と架台ブラケット8のガイドピン用孔10bとのクリアランスは、シュラウドヘッドボルト13や耐震ピン7のクリアランスよりも厳しい精度を要することで、ガイドピン11がガイドピン用孔10bと取合うと、シュラウドヘッドボルト13と耐震ピン7とのクリアランスを保つことができる構成にしてある。このため、シュラウドヘッド用架台1には炉心シュラウド4と同様の架台ブラケット8を設け、ガイドピン用孔10bを用いる構成としてある。
図9は、シュラウドヘッド用架台1とシュラウドヘッド2とを組立てた状態を示す構成図である。
図9に示すように、シュラウドヘッド用架台1とシュラウドヘッド2とを組立てた構成においては、シュラウドヘッド2のガイドピン11とシュラウドヘッドボルト13とが、リム胴17の下面よりも下方に突出した状態となる。このため、ガイドピン11およびシュラウドヘッドボルト13の下端がDSプールbの床面と干渉しないように、シュラウドヘッド2が着座するシュラウドヘッド用架台1のリング部であるリング状支持板6の高さを設定してある。
一方、シュラウドヘッド用架台1のリング部であるリング状支持板6の高さは、オペレーションフロアでの被ばく線量を考慮して、シュラウドヘッド2をシュラウドヘッド用架台1に設置後、上述したように(図2参照)、シュラウドヘッド2に取付けられている気水分離器3の上端が1m以上水没している高さhに制限する構成としてある。
また、DSプールb内でシュラウドヘッド2を下降させ、シュラウドヘッド用架台1に設置する際には、シュラウドヘッド2のシュラウドヘッドボルト13と耐震ピン用穴19とが、シュラウドヘッド用架台1のシュラウドヘッドボルトラグ12と耐震ピン7とに干渉しないようにする必要がある。
そこで本実施形態では、シュラウドヘッド2の位置決めを行うため、シュラウドヘッド2に取付けられているガイドピン11によってガイド機能を得る構成としてある。
この場合、シュラウドヘッド2をシュラウドヘッド用架台1に取付けた案内棒9に沿わせながら下降させる。これにより、図8に示したように、ガイドピン11がシュラウドヘッド用架台1の架台ブラケット8と干渉せずに取合い、ガイドピン11が挿入される。
また上述したように、ガイドピン11と架台ブラケット8のガイドピン用穴10bとのクリアランスは、シュラウドヘッドボルト13や耐震ピン7のクリアランスより厳しい精度を要することで、ガイドピン11がガイドピン用孔10bと取合うと、シュラウドヘッドボルト13と耐震ピン7のクリアランスを保つことができる。すなわち、シュラウドヘッド用架台1に炉心シュラウド4と同様の架台ブラケット8を取付け、ガイドピン用孔10bを用いる。
このように、取付け時においては、DSプールb内にシュラウドヘッド用架台1を設置し、このシュラウドヘッド用架台1に、シュラウドヘッド2を機械的に固定することができる。シュラウドヘッド2とシュラウドヘッド用架台1は複数個のシュラウドヘッドボルト13によって鉛直荷重を受け、複数個の耐震ピン7によって水平方向の荷重を受けることができる。
シュラウドヘッド2と炉心シュラウド4との芯合せは、シュラウドヘッド2に取付けられたガイドピン11が炉心シュラウド4に取付けられたブラケットのガイドピン用孔10と取合うことで行え、これによりシュラウドヘッド2の位置決めが可能となっている。
また、シュラウドヘッド2を原子炉圧力容器c内で下降させる際、ガイドピン11が耐震ピン7やシュラウドヘッドボルト13より先に取合うことで、シュラウドヘッドボルト13と耐震ピン7とが炉心シュラウド4のブラケットやシュラウドヘッドボルトラグ12に干渉しないようになっている。
DSプールb内においても、原子炉圧力容器c内でシュラウドヘッド2と炉心シュラウド4を固定した構成と同様にするため、炉心シュラウド4の上部胴の一部を模擬したシュラウドヘッド用架台1をDSプールb内に設置し、このシュラウドヘッド用架台1にシュラウドヘッド2を固定する。
なお、図3および図4に示したように、本実施形態のシュラウドヘッド用架台1の架台ブラケット8には、シュラウドヘッド2のガイドピン11をガイドピン用孔10に干渉することなく挿入するため、シュラウドヘッド用架台1の架台ブラケット8に2本の案内棒9を取付ける構成としてある。
案内棒9の高さは、ガイドピンブラケット8より下方に突出しているガイドピン11の先端がガイドピン用孔10に挿入されるために必要な寸法を考慮して決定されている。
そして、シュラウドヘッド2をシュラウドヘッド用架台1から取外し、原子炉圧力容器c内に移動した後に、蒸気乾燥器dを原子炉圧力容器c内に移動する手順となる。
これにより、案内棒9の高さは蒸気乾燥器dを案内棒9の頭上を越えて、原子炉圧力容器c内に移動させる際に蒸気乾燥器dが水中移動の可能な高さに制限することとする。
図10は、シュラウドヘッド用架台1の配置および設置方法を説明するための平面図である。
定期点検中においては、図1および図2に示したように、蒸気乾燥器dおよびシュラウドヘッド2を炉心シュラウド4から取外し、DSプールbに移動した状態とする。この場合、シュラウドヘッド用架台1の設置位置はシュラウドヘッド2が仮置きされる場所の下部に設定し、その上部にシュラウドヘッド2を設置する。
シュラウドヘッド用架台1をDSプールbに固定せず、シュラウドヘッド2をシュラウドヘッド用架台1に設置した際に地震が発生すると、DSプールbの床面のライニングが損傷し、DSプールbの床面からプール水の漏洩が生じる可能性がある。その損傷を防止し、漏洩を防ぐために、ライニングの補強を行う。
さらに、シュラウドヘッド用架台1をDSプールb側面に鋼材、例えばH型鋼25で固定することにより、シュラウドヘッド用架台1がDSプールb内で移動してDSプールbを損傷することを防ぐ構成としてある。
シュラウドヘッド用架台1をリングのみからなる構成とした場合には、水平方向の荷重が作用したときに、リング状支持板6のリング部が変形する可能性がある。リング状支持板6のリング部が変形すると、ガイドピン11をガイドピン用孔10に挿入してもシュラウドヘッドボルト13や耐震ピン7の位置決めが不可能となる。このため、本実施形態ではリング状支持板6のリング部の内表面に突張り用の補強板14を挿入し、リング部の変形を防止する構成としてある。
本実施形態によれば、シュラウドヘッド2をDSプール内に仮置している時に大地震が発生した場合でも、シュラウドヘッド用架台1をDSプールb側面にH型鋼25で固定することにより、シュラウドヘッド2の移動や転倒を防止することができ、シュラウドヘッド2の損傷を防止し、かつDSプールb内のライニングの損傷によるDSプールb内にある線量下の水の漏洩を防止することが可能となる。
また、本実施形態において、シュラウドヘッド仮置き装置を設置する工程としては、DSプールbの下部に設けたシュラウドヘッド用架台1にシュラウドヘッド2を搭載する工程と、搭載したシュラウドヘッド2を機械的固定手段であるガイドピン用孔およびガイドピン11によってDSプールb内に固定する工程と、機械的固定手段を側方から支持して地震振動を抑止する耐震ピン7および架台ブラケット8等による振動抑止手段を設ける工程とを行う。
この工程により、シュラウドヘッド仮置き装置の設置を能率よく、かつ確実に行うことができる。
[第2実施形態](図11,図12)
図11は、本発明の第2実施形態による用架台1の平面図であり、図12は図11の側面図である。
本実施形態では、シュラウドヘッド用架台1のリング構成を炉心シュラウド4を模擬した構成とした場合について説明する。
図11および図12に示すように、本実施形態ではシュラウドヘッド用架台1のリング構成をリム型ではなく、H型鋼を用いた構成としてある。すなわち、上下1対の平坦なリング部間にリング状の縦枠部を溶接したH型鋼からなるリング構成としてある。
また、シュラウドヘッド用架台1は第1実施形態と異なり、一体型ではなく周方向に複数分割した分割体(例えば2体)を着脱可能に連結した構成とし、これら複数体のシュラウドヘッド用架台1を、例えばボルト、ナット等の締結具31等により連結してリング状に構成してある。なお、ボルト、ナット等による連結に代えて溶接により連結してリング状に構成することもできる。
このような構成を有する本実施形態においても、前記第1実施形態と同様に、シュラウドヘッド2をDSプールb内に仮置きした時に大地震が発生した場合でも、シュラウドヘッド2の移動や転倒を防止することができ、シュラウドヘッド2の損傷を防止することができるとともに、DSプールb内のライニングの損傷によるDSプールb内にある線量下の水の漏洩を防止することが可能となる。
[第3実施形態](図13,図14)
図13は、本発明の第3実施形態によるシュラウドヘッド用架台1の平面図であり、図14は側面図である。
この第3実施形態が前記実施形態と異なる点は、耐震ピン7とシュラウドヘッドボルトラグ12とを取付ける場合に、必要な箇所のみにシュラウドヘッド用架台1(1a〜1e)を設ける点にある。
すなわち、シュラウドヘッド用架台1を取付けた部分に、耐震ピン7とシュラウドヘッドボルトラグ12とを取付け、シュラウドヘッド2を固定する構成としてある。
この構成により、本実施形態においても、DSプール内に仮置時に大地震が発生した場合に、シュラウドヘッド2の移動や転倒を防止することにより、シュラウドヘッド2の損傷およびDSプール内のライニングの損傷等によるDSプール内にある線量下の水の漏洩を防止することができる。
[第4実施形態](図15)
図15は、本発明の第4実施形態によるシュラウドヘッド用架台1の側面図(拡大図)である。
本実施形態が前記実施形態と異なる点は、ガイドピン11によってシュラウドヘッドボルト13と耐震ピン7とのガイドをする構成に代え、ガイドピンブラケット18の二股部18aと案内棒9との取合いによって耐震ピン7とシュラウドヘッドボルト13とのクリアランス精度を保つ機能を与える構成とした点にある。
即ち、案内棒9と、ガイドピンブラケット18の二股部18aとの間に、ガイドピン11と同様の厳しいクリアランスを確保する構成としてある。この構成の場合には、ガイドピン11の機能は用いないため、ガイドピン用孔10は大きく確保してある。
この構成によれば、案内棒9とガイドピンブラケット18の二股部18aとのガイドピン用孔10を大きく確保したことにより、シュラウドヘッド2の設置等の操作を容易に行えるようになる。
また、シュラウドヘッドをDSプールb内に仮置した状態で大地震が発生した場合でも、シュラウドヘッド2の移動や転倒を防止し、シュラウドヘッドの損傷およびDSプール内のライニングの損傷等によるDSプール内にある線量下の水の漏洩を防止することが可能となる。
[第5実施形態](図16)
図16は、本発明の第5実施形態によるシュラウドヘッド用架台1の要部構成を拡大して示す縦断面図である。
本実施形態が前記実施形態と異なる点は、2本の案内棒9a,9bの長さ寸法(h1,h2)に差異を生じさせている。すなわち、一方の案内棒9aとガイドピンブラケット8とが取合い、さらにシュラウドヘッド2を下降させながら、他方の案内棒9bとガイドピンブラケット8とを取合せる構成としてある。
本実施形態によれば、2本の案内棒9a,9bの長さ寸法に差異を生じさせ、一方の案内棒9a(高さh1)とガイドピンブラケット8が取合う構成とし、さらにシュラウドヘッド2を下降させながら、他方の案内棒9b(高さh2)とガイドピンブラケット8とを取合わせる構成としたことにより、シュラウドヘッド2のガイドピンブラケット8と案内棒9a,9bとの間にカジリが生じることを防止することができる。
本実施形態においても、シュラウドヘッド2をDSプールb内に仮置した状態で大地震が発生した場合でも、シュラウドヘッド2の移動や転倒を防止し、シュラウドヘッド2の損傷およびDSプール内のライニングの損傷等によるDSプール内にある線量下の水の漏洩を防止することが可能となる。
[第6実施形態](図17)
図17は、本発明の第6実施形態によるシュラウドヘッド用架台1をDSプールbに設置した状態を示す平面図である。
上述の第2実施形態(図11)では、シュラウドヘッド用架台1をDSプールbの側面にH型鋼で固定することにより、シュラウドヘッド用架台1がDSプールb内で移動することでDSプールbの損傷を防止する構成とした。
これに対し、本実施形態では、シュラウドヘッド用架台1をDSプールbの床面に溶接等により固定する構成としてある。
ただし、シュラウドヘッド用架台1をDSプールbの床面に直接溶接して設置すると、地震が発生した場合にDSプールbの床面が損傷する可能性があるため、DSプールbの床面にライニングの補強を実施した後にシュラウドヘッド用架台1の溶接を行う。
本実施形態によれば、DSプールbの床面損傷を防止することができ、前記各実施形態と同様に、シュラウドヘッド2をDSプール内に仮置時に大地震が発生した場合にシュラウドヘッド2の移動や転倒を防止し、シュラウドヘッド2の損傷およびDSプールb内のライニングの損傷等によるDSプールb内にある線量下の水の漏洩を防止することが可能となる。
[第7実施形態](図18)
図18は、本発明の第7実施形態によるシュラウドヘッド用架台1をDSプールbに設置した構成を示す平面図である。
本実施形態では、シュラウドヘッド用架台1をDSプールbの床面には固定することなく、地震が発生した場合にはシュラウドヘッド用架台1がDSプールbの底部eの床面上で滑る構成としてある。
すなわち、シュラウドヘッド用架台1のリング部の下端部位に、このリング部の下方に向って次第に横幅が狭くなるテーパー加工を施し、シュラウドヘッド用架台1がDSプールb内を滑る際に、シュラウドヘッド用架台1がDSプールbの底部eの床面に引掛かることを防止する構造としてある。
本実施形態によれば、シュラウドヘッド2をDSプール内に仮置している時に大地震が発生した場合、シュラウドヘッド用架台1をDSプールb床面上での滑動させることでシュラウドヘッド2の移動や転倒を防止することができ、シュラウドヘッド2の損傷およびDSプール内のライニングの損傷等によるDSプール内にある線量下の水の漏洩を防止することが可能となる。
また、この構成によれば、シュラウドヘッド用架台1はDSプールbの内部に固定されていないため、DSプールb内からの出し入れが可能になる。
なお、この構成を適用する場合には、定期点検毎にシュラウドヘッド用架台1をDSプールb内の同位置に容易に設置する手段として、シュラウドヘッド用架台1にケガキ加工を施す等により、位置合せを行うことが望ましい。
点検終了後には、気水分離器3を図2に示したシュラウドヘッド用架台1上への搭載状態から吊下し、図1に示した原子炉圧力容器cへの設置状態とする。
a 原子炉ウェル
b DSプール
c 原子炉圧力容器
d 蒸気乾燥器
e DSプールの底部
1 シュラウドヘッド用架台
2 シュラウドヘッド
2a リング部
2b 鍔部
3 気水分離器
4 炉心シュラウド
5 基板
6 リング状支持板
7 耐震ピン
8 架台ブラケット
9 案内棒
10(10a,10b) ガイドピン用孔
11 ガイドピン
12 シュラウドヘッドボルトラグ
13 シュラウドヘッドボルト
14 補強板
16 中央支持板
17 リム胴
18 ガイドピンブラケット
18a 二股部
19 耐震ピン用穴
21 案内棒取付け孔
22 スリーブ
23 ねじ部
24 ナット
25 H型鋼

Claims (7)

  1. 原子炉圧力容器内から取出されるシュラウドヘッドをDSプール内に仮置き支持するシュラウドヘッドの仮置き装置であって、前記DSプールの底部に設けられ前記シュラウドヘッドを搭載するシュラウドヘッド用架台と、このシュラウドヘッド用架台を前記DSプール内に固定する機械的固定手段とを備え、前記機械的固定手段は、前記シュラウドヘッド用架台に周方向に沿って設けられ、前記上架台の端部からそれぞれ上方向ってに突出する複数の耐震ピンと、前記シュラウドヘッドに設けられ前記耐震ピンにそれぞれ係合する耐震ピン用穴とを有し、前記シュラウドヘッドを、シュラウドヘッドリム胴に設けられている耐震ピン用孔とシュラウドヘッド用架台の複数個の耐震ピンに係合させ、前記シュラウドヘッドの水平方向の荷重を前記耐震ピンで受ける構成としたことを特徴とするシュラウドヘッドの仮置き装置。
  2. 前記振動抑止手段は、前記シュラウドヘッド用架台の上端部から突出する複数の耐震ピンと、前記シュラウドヘッドに固定され前記耐震ピンに係合する耐震ピン用穴と、前記耐震ピン用穴に係合して水平方向の荷重を受ける複数の耐震ピンとを備えた請求項1記載のシュラウドヘッドの仮置き装置。
  3. 前記シュラウドヘッドはリム胴を有し、このリム胴に設けられた耐震ピン用穴と、前記シュラウドヘッド用架台に設けられた複数個の耐震ピンとにより、水平方向の荷重を受ける構成とした請求項1記載のシュラウドヘッドの仮置き装置。
  4. 前記シュラウドヘッド用架台に案内棒を設け、前記シュラウドヘッドのガイドピンと、前記シュラウドヘッド用架台のガイドピン用孔とが非干渉で前記シュラウドヘッドのガイドピンブラケットの二股部と取合う構成とした請求項2記載のシュラウドヘッドの仮置き装置。
  5. 前記シュラウドヘッド用架台を、DSプールの側面に鋼材による支持またはプールの床面への溶接により固定した請求項2記載のシュラウドヘッドの仮置き装置。
  6. 前記シュラウドヘッド用架台は、前記シュラウドヘッドに取付けられた気水分離器の上端が1m以上水没している高さに設定した請求項2記載のシュラウドヘッドの仮置き装置。
  7. 原子炉圧力容器内から取出されるシュラウドヘッドを、DSプール内に仮置きするシュラウドヘッドの仮置き方法であって、前記DSプールの下部に設けたシュラウドヘッド用架台に前記シュラウドヘッドを搭載する工程と、搭載したシュラウドヘッドを機械的固定手段によって前記DSプール内に固定する工程と、前記機械的固定手段を側方から支持して地震振動を抑止する振動抑止手段を設ける工程とを備えたことを特徴とするシュラウドヘッド仮置き装置の設置方法。
JP2009117265A 2009-05-14 2009-05-14 シュラウドヘッド仮置き装置および同装置の設置方法 Active JP5159698B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009117265A JP5159698B2 (ja) 2009-05-14 2009-05-14 シュラウドヘッド仮置き装置および同装置の設置方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009117265A JP5159698B2 (ja) 2009-05-14 2009-05-14 シュラウドヘッド仮置き装置および同装置の設置方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010266307A true JP2010266307A (ja) 2010-11-25
JP5159698B2 JP5159698B2 (ja) 2013-03-06

Family

ID=43363412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009117265A Active JP5159698B2 (ja) 2009-05-14 2009-05-14 シュラウドヘッド仮置き装置および同装置の設置方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5159698B2 (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS561395A (en) * 1979-06-20 1981-01-09 Hitachi Ltd Temporary pool for nuclear reactor instrument
JPS62126389A (ja) * 1985-11-27 1987-06-08 株式会社日立製作所 原子炉内部構造物
JPS63133093A (ja) * 1986-11-25 1988-06-04 株式会社日立製作所 原子炉
JPH09304578A (ja) * 1996-05-16 1997-11-28 Hitachi Ltd 原子炉内構造物の取扱方法及び原子炉内構造物の保管装置
JP2000028776A (ja) * 1998-07-07 2000-01-28 Toshiba Plant Kensetsu Co Ltd 炉内蒸気乾燥器および気水分離器の保管構造
JP2002257987A (ja) * 2001-02-27 2002-09-11 Hitachi Ltd 炉内構造物除却方法
JP2005114434A (ja) * 2003-10-03 2005-04-28 Toshiba Corp シュラウドヘッド修正治具
JP2007101211A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Toshiba Corp シュラウドヘッド構造体組立架台及びシュラウドヘッド構造体組立方法
JP2009250941A (ja) * 2008-04-11 2009-10-29 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 原子炉の気水分離器の仮置き架台

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS561395A (en) * 1979-06-20 1981-01-09 Hitachi Ltd Temporary pool for nuclear reactor instrument
JPS62126389A (ja) * 1985-11-27 1987-06-08 株式会社日立製作所 原子炉内部構造物
JPS63133093A (ja) * 1986-11-25 1988-06-04 株式会社日立製作所 原子炉
JPH09304578A (ja) * 1996-05-16 1997-11-28 Hitachi Ltd 原子炉内構造物の取扱方法及び原子炉内構造物の保管装置
JP2000028776A (ja) * 1998-07-07 2000-01-28 Toshiba Plant Kensetsu Co Ltd 炉内蒸気乾燥器および気水分離器の保管構造
JP2002257987A (ja) * 2001-02-27 2002-09-11 Hitachi Ltd 炉内構造物除却方法
JP2005114434A (ja) * 2003-10-03 2005-04-28 Toshiba Corp シュラウドヘッド修正治具
JP2007101211A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Toshiba Corp シュラウドヘッド構造体組立架台及びシュラウドヘッド構造体組立方法
JP2009250941A (ja) * 2008-04-11 2009-10-29 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 原子炉の気水分離器の仮置き架台

Also Published As

Publication number Publication date
JP5159698B2 (ja) 2013-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9789585B2 (en) WJP execution method for reactor vessel lid and jigs
US20090323883A1 (en) Method For Carrying Out Reactor Internal
JP5610960B2 (ja) 核燃料貯蔵用ラック
JP5761909B2 (ja) 原子炉容器補修工法
JP5159698B2 (ja) シュラウドヘッド仮置き装置および同装置の設置方法
JP4759586B2 (ja) 原子炉の気水分離器の仮置き架台
JPH09113667A (ja) 原子炉格納容器上部ドライウェルの建設方法及びその建設方法に用いるモジュール
KR101664869B1 (ko) 모의 핵연료집합체 이동장치 및 이동방법
JP6276094B2 (ja) 架台設置工法及び架台設置構造
WO2001024199A1 (fr) Procede de transport de materiel hors d'une centrale nucleaire
JP6004394B2 (ja) 重量機器の据付工法
CN108709546A (zh) 乏燃料水池扩容用高密格架的安装和垂直度检测方法
JP2007269342A (ja) 容器の支持構造改造方法
JP4327337B2 (ja) 炉内構造物据付け用足場装置および炉内構造物据付け方法
GB2565887A (en) Moving method of shroud head, upper guide rod, and suspension tool
JP6444199B2 (ja) 下部炉心構造物の組立方法
JP4436797B2 (ja) 原子炉施設
JP7039443B2 (ja) 原子炉監視試験片ホルダ、シュラウドヘッドボルト及びシュラウドヘッドボルト用架台並びに原子炉監視試験片の設置方法
JP5702997B2 (ja) 炉心支持板の据付装置及び炉心支持板の据付方法
JP6513055B2 (ja) フィルタ付ベント装置及びその装置周囲への保温材の配置方法
JP3408648B2 (ja) 高水槽構造物の天井部作業用足場の構築方法
JP6426070B2 (ja) 原子炉
JPH08327773A (ja) 原子炉圧力容器の上蓋用保温材保持装置
JP2017071981A (ja) 免震装置の交換方法
JP6522975B2 (ja) 炉内構造物の組立調整装置および組立方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110811

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20111218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120821

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121019

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121211

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5159698

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151221

Year of fee payment: 3