JP2010266172A - 誘導飛しょう体 - Google Patents

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Yukiko Suzuki
有輝子 鈴木
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【課題】複数の弾頭を搭載し、広範囲の領域にある目標に対しダメージを与えることが可能な飛しょう体を提供する。
【解決手段】誘導飛しょう体1は対象脅威の射程外から進入し、目標上空に接近すると、複数個(9個)のマルチEFP弾頭2を放出する。放出されたマルチEFP弾頭2は目標の領域13に降下し、高度検出器3の検出値に応じて信管5が作動し、各々が起爆して周囲にダメージを与える。目標領域にマルチEFP弾頭2である複数の子弾が分散されるため、領域の中心部から離れた周囲の攻撃対象に対しても威力を維持することができる上、子弾同士の複域を持たせることによりライナー密度を目標領域の至るところで大きく保つことができるので、全体として広範囲の領域に対し、効果を与えることができる。
【選択図】図4

Description

この発明は、地表または空中より発射されて目標地点に向かって飛しょうし、子弾を放出する誘導飛しょう体に関するものである。
誘導飛しょう体により広範囲の目標に対してダメージを与えようとする場合、従来、多数の子弾を内蔵し目標に向けて地表から発射したロケット弾や母機から発射した爆弾を目標地点に誘導したのち、内蔵する子弾を広範囲に散布する方法が知られている(例えば特許文献1参照)。
米国特許4、063、508号公報
しかしながら、このように広範囲に散布されたは子弾は不発率が高く、不発弾が後に爆発して被害を与えるという問題がある。
代替爆弾として、多数の金属ライナーが胴体部円周上に配置されたマルチEFP(Multi Exploxively Formed Penetrator)弾頭を用いることが提案されている。しかしながらこのマルチEFP弾頭は一般に特許文献1記載の方法に比べてカバーできる領域が狭い。
マルチEFP弾で広範囲の領域をカバーするためには、起爆時の爆弾の姿勢を地面に対して垂直に保ち、目標を攻撃できる高さで弾頭を地面に平行に射出する必要がある。
しかしながら爆弾の姿勢が数度斜めになるだけで、飛散する弾頭は一方では極至近の地表に集中し、他方は空中に空しく飛散して効果が極めて減少するという問題があった。
また、各弾頭に爆弾前方への飛散角を離散的につけ、起爆時の高度を高く設定することで効果の範囲を広く維持することができるが、起爆時の爆弾の姿勢を地面に垂直に保たないとその効果は極めて減少するという問題があった。
また、理想的な姿勢で起爆させたとしても、このマルチEFP弾1個でカバーできる範囲は、従来の爆弾に比べると格段に小さいという問題があった。
また、このライナーのエネルギーは強力であるが、目標領域に分散する個別の目標のうち、弾頭起爆地点から遠方にある堅固な目標は無力化できないという問題があった。
また、爆弾を中心にライナーが円周方向飛散することから、爆弾中心部から遠ざかるほど、飛散するライナーの密度が小さくなり、効力が弱まるという問題があった。
この発明は係る課題を解決することを主な目的とし、複数の弾頭を搭載し、広範囲の領域にある目標に対しダメージを与えることが可能な飛しょう体を提供する。
この発明による飛しょう体は、胴体部に複数の金属ライナーが配置されたマルチEFP弾頭を複数個搭載し、誘導された目標上空で当該複数個のマルチEFP弾頭を放出するようにした。
この発明の飛しょう体によれば、広範囲の目標に対しダメージを与えることができる。
この発明の実施の形態1による誘導飛しょう体の構成図である。 この発明の実施の形態1によるマルチEFP弾頭の構成図である。 この発明の実施の形態1によるマルチEFP弾頭の動作を説明する図である。 この発明の実施の形態1による誘導飛しょう体の動作を説明する図である。 この発明の実施の形態2によるマルチEFP弾頭の動作を説明する図である。 この発明の実施の形態3によるマルチEFP弾頭の構成図である。 この発明の実施の形態4によるマルチEFP弾頭の目標領域と中央集中型の散布の様子を説明する図である。 この発明の実施の形態4によるマルチEFP弾頭の目標領域と広域分布型の散布の様子を説明する図である。 この発明の実施の形態5によるマルチEFP弾頭の構成図である。 この発明の実施の形態5によるマルチEFP弾頭の動作を説明する図である。 従来のマルチEFP弾頭を搭載した誘導飛しょう体の構成図である。 従来のマルチEFP弾頭を搭載した誘導飛しょう体の動作を説明する図である。
実施の形態1。
まず、従来技術について図を用いて説明する。
図11は単弾頭としてのマルチEPP弾頭を搭載した誘導飛しょう体の構成を示した図である。誘導飛しょう体1に搭載されたマルチEFP弾頭15の胴体部円周上に多数の金属ライナー4が配置されている。
図12は単弾頭としてのマルチEFP弾頭を搭載した誘導飛しょう体による有効射程の一例を説明する図である。誘導飛しょう体1が目標の領域に垂直に突入して低高度で弾頭が一斉に起爆すると、爆発の圧力で弾丸形状に成型された金属ライナー11が円周方向に飛び出す。この金属ライナー4は強力な運動エネルギーをもち、有効射程が個々のEFP弾直径の1000倍もの有効射程を持つため、このマルチEFP弾を用いれば広範囲の円状の領域12に効果を発揮することができる。しかしながら、爆弾の姿勢が数度斜めになるだけで、飛散する弾頭は一方では極至近の地表に集中し、他方は空中に空しく飛散して効果が極めて減少するなどの問題が生じていた。
次に、この発明に係る実施の形態1の弾頭について、図を用いて説明する。
図1は実施の形態1による誘導飛しょう体の構成を示した図である。図1に記載する誘導飛しょう体1には各種の構成部品および装置が設けられているが、ここではこの発明の要旨とする部分のみを説明する。
誘導飛しょう体1の内部には10個未満(9個)のマルチEFP弾頭2が子弾として内蔵されている。
図2は実施の形態1によるマルチEFP弾頭の構成を示している。個々のマルチEFP弾頭2は高度検出器3を備え、弾頭表面には金属ライナー4が配置され、信管5により内部に装填された炸薬6が起爆されると爆発の衝撃波で侵徹効果の高い弾丸形状に成型されたライナー11が、図3に示すように弾頭全周囲方向に発射されて、弾頭の周囲の領域12に対し効果を与える。
図4は前記マルチEFP弾頭2を搭載した誘導飛しょう体1が目標を攻撃する様子を示した図である。
誘導飛しょう体1は対象脅威の射程外から進入し、目標上空に接近すると、複数個(9個)のマルチEFP弾頭2を放出する。放出されたマルチEFP弾頭2は目標の領域13に降下し、高度検出器3の検出値に応じて信管5が作動し、各々が起爆して周囲にダメージを与える。
目標領域にマルチEFP弾頭2である複数の子弾が分散されるため、領域の中心部から離れた周囲の攻撃対象に対しても威力を維持することができる上、子弾同士の複域を持たせることによりライナー密度を目標領域の至るところで大きく保つことができるので、全体として広範囲の領域に対し、効果を与えることができる。
実施の形態2。
以下、図を用いてこの発明に係る実施の形態2について説明する。
図5は実施の形態2による誘導飛しょう体用のマルチEFP弾頭を示している。
マルチEFP弾頭2は、降下時に開傘し、起爆時の姿勢を水平に保つためのパラシュート7を備えている。これにより、起爆したマルチEFP弾頭2の金属ライナー4の射出方向12に、弾頭の姿勢による傾きを無くすことができるため、各弾頭が効果的に守備範囲にダメージを与えることができる。また、金属ライナー4の射出方向は、弾頭自体の降下速度により、下方に速度成分を持っているが、パラシュート7を備えることにより弾頭の降下速度を抑えられるので、射出された金属ライナー11の方向は水平に近くなり、射出の距離が伸びる。パラシュート7の大きさを適切に選ぶことにより、相手に与える効果を上げることが可能である。
実施の形態3。
以下、図を用いてこの発明に係る実施の形態3について説明する。
図6は実施の形態3による誘導飛しょう体用のマルチEFP弾頭を示している。
マルチEFP弾頭2は、GPS受信器8と、弾頭2をGPSアンテナ8によって目標地点に誘導するための操舵翼9および図示しない誘導装置および操舵翼制御装置が設けられている。誘導装置はGPS受信器が出力する現在位置と予め定めた目標位置に基づき、マルチEFP弾頭を目標位置に誘導する誘導信号を操舵翼制御装置に対して出力する。操舵翼制御装置は誘導信号に基づき、操舵翼を制御する。なお、GPS受信器は、測位手段の一例である。
マルチEFP弾頭2が放出されると、折りたたまれた操舵翼9が展開し、予め設定された目標座標に向かってGPSアンテナ8からの位置情報にしたがって誘導装置および操舵翼制御装置により操舵翼9が作動し、各マルチEFP弾頭2は目標領域に誘導されるので、目標領域を明確に絞ることができ、確実に相手に対してダメージを与えることが可能である。
実施の形態4。
実施の形態4では目標領域の中心座標を入力し、目標領域の広さや領域内の個別目標の展開状況に応じて、自動で複数のマルチEFP弾頭2の散布モードを選べる機能を誘導装置に持たせている。
誘導飛しょう体から弾頭を投下する前に、目標領域の中心座標およびモードを設定することにより、各マルチEFP弾頭2の誘導装置は自動的にそれぞれの目標位置を算出するので、効果的な攻撃パターンを形成することができる。
本実施の形態によれば、各マルチEFP弾頭2の目標座標を、弾頭の個数分設定する必要がない。
図7および図8に目標領域とマルチEFP弾頭の散布の例を示す。目標領域13に対し、中心座標9を設定し、各弾頭の落下目標位置10が算出される。一般的には図7に示すような中央集中型や、図8の広域分布型などが考えられる。また無誘導での子弾散布領域は、誘導飛しょう体1の飛しょう方向を長軸とした楕円となるが、この実施の形態4によれば、散布領域の形状を設定できるため、目標の分布状況により誘導飛しょう体1の目標地点12への進入経路を選ばないというメリットがある。
実施の形態5。
以下、図を用いてこの発明に係る実施の形態5について説明する。
図9は実施の形態5による誘導飛しょう体用のマルチEFP弾頭を示している。
マルチEFP弾頭2は、パラシュート7、操舵翼9、シーカ14と図示しない誘導装置および操舵翼制御装置を備えている。またこのマルチEFP弾頭2は先端形状がドーム上になっており、このドーム面にも金属ライナー4が配置されている。本実施の形態でのマルチEFP弾頭2は、実施の形態4のような方法で設定されたそれぞれの目標領域12内で、シーカ14を用いて目標熱源などを利用して各主要目標を検知し、それに向かって誘導される。なお、誘導装置はシーカが検知する目標位置に基づき、マルチEFP弾頭を目標位置に誘導する誘導信号を操舵翼制御装置に対して出力する。操舵翼制御装置は誘導信号に基づき、操舵翼を制御する。
各マルチEFP弾頭はそれぞれの目標の頭上に誘導されたのち、起爆される。
図15に本実施の形態のマルチEFP弾頭1個が目標に対して作動する様子を示す。目標に対してはドーム上に配置された金属ライナーが下方に発射され、集中的にこれを攻撃し、弾頭の円周上に配置された金属ライナーにより周囲の広範囲にわたる領域を同時に攻撃することができる。
1 誘導飛しょう体、 2 マルチEFP弾頭、 3 高度検出器、 4 金属ライナー、 5 信管、 6 炸薬、 7 パラシュート、 8 GPS受信器、 9 操舵翼、 10 各マルチEFP弾頭の落下目標位置、 11 射出された金属ライナー、12 マルチEFP弾頭1個の目標領域、 13 誘導飛しょう体の攻撃目標領域、 14 シーカ、 15 単弾頭としてのマルチEFP弾頭。

Claims (5)

  1. 胴体部に複数の金属ライナーが配置されたマルチEFP(Exploxively Formed Penetrator)弾頭を複数個搭載し、目標上空で当該複数個のマルチEFP弾頭を放出することを特徴とする誘導飛しょう体。
  2. 前記マルチEFP弾頭はパラシュートを備え、当該パラシュートは前記マルチEFP弾頭の降下時に開傘することを特徴とする請求項1記載の誘導飛しょう体。
  3. 前記マルチEFP弾頭は、測位手段と操舵翼と誘導装置と操舵翼制御装置を備え、
    前記操舵翼は前記マルチEFP弾頭が放出されると展開し、
    前記誘導装置は前記測位手段が出力する位置を予め定めた目標位置に導く誘導信号を前記操舵翼制御装置に対して出力し、
    前記操舵翼制御装置は前記誘導信号に基づき前記操舵翼を制御して、前記マルチEFP弾頭を前記目標位置に向かわせることを特徴とする請求項1、2いずれか記載の誘導飛しょう体。
  4. 前記マルチEFP弾頭は、シーカと操舵翼と誘導装置と操舵翼制御装置を備え、
    前記操舵翼は前記マルチEFP弾頭が放出されると展開し、
    前記誘導装置はシーカが検知する目標位置に基き、前記操舵翼制御装置に誘導信号を出力し、
    前記操舵翼制御装置は前記誘導信号に基づき前記操舵翼を制御して、前記マルチEFP弾頭を前記目標位置に向かわせることを特徴とする請求項1、2いずれか記載の誘導飛しょう体。
  5. 前記マルチEFP弾頭は、目標に応じて目標中心座標と子弾の散布モードを選択する誘導装置を搭載していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の誘導飛しょう体。
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