JP2010260590A - 混合容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1内容物W1を収容する容器本体2と、容器本体の口部10に装着された中栓3と、中栓を覆うオーバーキャップ4と、を備え、中栓は、第2内容物W2を収容する収容室Rを有する中栓本体20と、収容室の上部を塞ぐ閉塞部材30と、を有し、中栓本体は、上端部を閉塞部材に当接させることで収容室を閉塞可能とし、容器本体の内部に連通して第1内容物を外部に注出させる内筒21と、内筒を囲う外筒22と、両筒の間に収容室を形成させると共に反転変形によって内筒を容器軸方向に移動可能とさせる底壁部23と、を有し、オーバーキャップは、装着時に、内筒を押し下げて、底壁部を反転変形させる押し下げ部42を有している混合容器1を提供する。
【選択図】図1
Description
また、この中栓には、内筒の上部を覆うカップ状のキャップが装着されている。この際、キャップは、内筒に対して非接触状態とされており、第2内容物を内筒の頂壁部まで流動可能とさせている。
(1)本発明に係る混合容器は、第1内容物と第2内容物とを混合させながら注出可能な混合容器であって、前記第1内容物を内部に収容する容器本体と、該容器本体の口部の内側に装着された中栓と、前記口部に着脱可能に装着され、前記中栓を覆うオーバーキャップと、を備え、前記中栓が、前記第2内容物を収容する収容室を有する中栓本体と、前記収容室の上部を塞ぐ閉塞部材と、を有し、前記中栓本体が、上端部を前記閉塞部材に当接させることで前記収容室を閉塞可能とし、前記容器本体の内部に連通して前記第1内容物を外部に注出させる内筒と、該内筒を径方向の外側から囲う外筒と、該外筒と前記内筒とを連結して両筒の間に前記収容室を形成させると共に、外筒との連結部分を基点として容器軸方向に反転変形可能とされ、内筒を容器軸方向に移動可能とさせる環状の底壁部と、を有し、前記オーバーキャップが、装着時に前記内筒を押し下げて、前記底壁部を反転変形させる押し下げ部を有していることを特徴とする。
オーバーキャップを装着する際、押し下げ部が内筒に下向きの力を加える。すると、外筒と内筒とを連結している底壁部が、外筒との連結部分を基点として反転変形し、内筒を容器軸に沿って下方移動させる。よって、内筒の上端部も下方移動し、閉塞部材によって当接され、且つ、遮蔽されていた上端部が開放される。このとき、内筒の上端部は、押し下げ部によって遮蔽されているので、収容室内の第2内容物が内筒の内側に流動する恐れはない。従って、この時点で第1内容物と第2内容物とは、それぞれ独立して収容された状態となっている。このように、オーバーキャップを装着した時点で、混合容器の製造が終了する。
しかも、底壁部が一旦反転変形した後、該底壁部に上向きの力が作用し難いので、オーバーキャップを取り外した後に、逆方向に反転変形して元の状態に戻らない。従って、内筒が上方移動してしまい、上端部が再度閉塞部材によって遮蔽されてしまう可能性が低い。よって、この点においても注出が妨げられてしまい難い。
更に、中栓を容器本体の口部に装着する際に、第2内容物を収容している収容室が閉塞されているので、中栓の装着作業を効率良く行うことができ、製造効率の向上化を図ることができる。
特に、突起部を利用するので、押し下げ部を複雑な形状にするのではなく、筒状又は柱状に形成するだけの簡単な構成で、内筒の上端部を遮蔽しながら内筒を下方移動させることができる。従って、オーバーキャップの形状の単純化を図ることができ、低コスト化に繋げることができる。
また、第1内容物W1及び第2内容物W2は、例えば液体状、ペースト状、顆粒状、粉状等の内容物であり、その形態に関しては何ら限定されるものではない。
この中栓3について詳細に説明すると、該中栓3は、中栓本体20と閉塞部材30とで構成されている。中栓本体20は、内筒21と、外筒22と、底壁部23と、周壁筒24と、頂壁部25と、で一体的に形成されている。
また、オーバーキャップ4を装着する前の段階では、内筒21に形成された貫通孔26の一方側(内筒21の外周面側に開口する側)が、閉塞部材30によって遮蔽された状態となっている。つまり、内筒21の上端部における上端面及び外周面が閉塞部材30に当接(密接)された状態となっている。詳細に説明すると、閉塞部材30の注出口31の内径が内筒21の内径と等しく形成され、且つ、前記注出口31の下面には下向き段部が形成されており、この段部に内筒21の上端部における上端面が容器軸O方向で当接していると共に、閉塞部材30の内周面と内筒21の上端部の外周面とが径方向で当接している。
なお、図3は、図1の状態からオーバーキャップ4を装着した状態の拡大断面図である。
まず、図1に示すように、収容室Rに第2内容物W2が収容された中栓3を、第1内容物W1が収容された容器本体2の口部10の内側に装着する。具体的には、外筒22を口部10の内側に挿入しながら中栓3を押し込んで、周壁筒24の係合爪部24aを縮径部11の爪部11aに係合させる。これにより、外筒22の上端部を縮径部11の内周面に当接させた状態で中栓3を装着することができる。
しかも、中栓3を装着する際、図2に示すように、閉塞部材30が内筒21の上端面を覆い、収容室Rの上部を塞いでいると共に、内筒21に形成された貫通孔26の一方側を遮蔽している。従って、この装着時において、内筒21が容器軸O方向に移動することが防止されている。よって、第2内容物W2に格段の注意を払わずに、中栓3の装着作業を効率良く行うことができる。
このとき、貫通孔26の他方側は、押し下げ部42によって遮蔽されているので、収容室R内の第2内容物W2が貫通孔26を通じて内筒21の内側に流動する恐れはない。従って、第1内容物W1と第2内容物W2とは、この時点でそれぞれ独立して収容された状態となっている。
このように、オーバーキャップ4を装着した時点で、混合容器1の製造が終了する。
まず、図4に示すように、オーバーキャップ4を容器軸O回りに先ほどとは逆方向に回転させて、容器本体2の口部10から取り外す。すると、内筒21の貫通孔26の他方側を遮蔽していた押し下げ部42がオーバーキャップ4と共に口部10から離脱するので、貫通孔26の他方側が内筒21の内側に連通した状態となる。つまり、容器本体2の内部と収容室Rの内部とが、貫通孔26を通じて連通した状態となる。従って、第1内容物W1を中栓3の内筒21及び注出口31を通じて注出する際に、第2内容物W2を混合させることができる。
このようにして、第1内容物W1と第2内容物W2とを混合させながら、注出させることができる。
更に、中栓3を容器本体2の口部10の内側に装着する際に、第2内容物W2を収容している収容室Rが閉塞状態にあるので、中栓3の装着作業を効率良く行うことができ、製造効率の向上化を図ることができる。
但し、上記実施形態のように、内筒21の内周面に突起部27を形成することで、押し下げ部42を単なる円筒状に形成するだけで良いので、より好ましい。なお、押し下げ部42は、円筒状ではなく、円柱状に形成しても同様の作用効果を奏することができる。
R…収容室
W1…第1内容物
W2…第2内容物
1…混合容器
2…容器本体
3…中栓
4…オーバーキャップ
10…容器本体の口部
20…中栓本体
21…内筒
22…外筒
23…底壁部
26…貫通孔
27…突起部
30…閉塞部材
42…押し下げ部
Claims (3)
- 第1内容物と第2内容物とを混合させながら注出可能な混合容器であって、
前記第1内容物を内部に収容する容器本体と、該容器本体の口部の内側に装着された中栓と、前記口部に着脱可能に装着され、前記中栓を覆うオーバーキャップと、を備え、
前記中栓は、前記第2内容物を収容する収容室を有する中栓本体と、前記収容室の上部を塞ぐ閉塞部材と、を有し、
前記中栓本体は、
上端部を前記閉塞部材に当接させることで前記収容室を閉塞可能とし、前記容器本体の内部に連通して前記第1内容物を外部に注出させる内筒と、
該内筒を径方向の外側から囲う外筒と、
該外筒と前記内筒とを連結して両筒の間に前記収容室を形成させると共に、外筒との連結部分を基点として容器軸方向に反転変形可能とされ、内筒を容器軸方向に移動可能とさせる環状の底壁部と、を有し、
前記オーバーキャップは、装着時に前記内筒を押し下げて、前記底壁部を反転変形させる押し下げ部を有していることを特徴とする混合容器。 - 請求項1に記載の混合容器において、
前記内筒の上端部には、貫通孔が形成されており、
前記貫通孔は、前記容器軸回りに等間隔を開けて複数形成されていることを特徴とする混合容器。 - 請求項1又は2に記載の混合容器において、
前記内筒の内周面には、径方向内方に突出する突起部が形成され、
前記押し下げ部は、前記オーバーキャップの装着時に、前記内筒の内周面及び前記閉塞部材の注出口の内面に当接しながら前記突起部に先端が接触する筒状又は柱状に形成されていることを特徴とする混合容器。
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