JP2010256753A - プロジェクター - Google Patents

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Abstract

【課題】入力端子に接続されている画像出力装置を容易に選択できるプロジェクターを提供する。
【解決手段】プロジェクター1は、第1の入力端子T1、第2の入力端子T2、第3の入力端子T3と、各入力端子に映像信号が入力されたことを検出してその検出結果を出力する第1の入力検出部231、第2の入力検出部232、第3の入力検出部233と、各入力端子への映像信号の入力の状態を表示すると共に、入力操作に基づき入力端子を選択する操作信号を出力する第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33と、検出結果に基づいて、映像信号をプロジェクター1が処理可能か否かを判定してその判定結果を各表示操作部に表示させると共に、操作信号に従って入力端子を選択し、選択された入力端子から入力された映像信号がプロジェクター1で処理可能な場合、映像信号に応じた画像光を投写させる制御部20と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像光を投写するプロジェクターに関する。
従来、光源から射出された光束を映像信号に応じて変調することによって画像光を形成し、その画像光をスクリーン等に投写するプロジェクターが知られている。プロジェクターは、複数の入力端子を備え、この入力端子からPC(Personal Computer)、DVD(Digital Versatile Disc)プレーヤーやVTR(Video Tape Recorder)等の画像出力装置の映像信号が入力される。そして、使用者は、所定の操作を行うことによって、画像出力装置からの映像信号を選択して画像光を投写させる。所望の映像信号を選択するために、どの入力端子に映像信号が入力されているかを表示するプロジェクターが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1のプロジェクターは、映像探索ボタンおよびソース選択ボタン等を備え、出荷段階におけるデフォルトの入力端子に接続された画像出力装置からの映像信号に応じた画像光を投写するようになっている。そして、このプロジェクターは、映像探索ボタンが操作されると、各入力端子への映像信号の有無を順次確認し、その結果をOSD(On Screen Display)にて表示する。そして、このプロジェクターは、映像信号が入力された入力端子に対応するソース選択ボタンが操作されると、その入力端子に接続された画像出力装置に切り換えて投写する。
特開2006−285167号公報
しかしながら、特許文献1に記載のプロジェクターは、デフォルトの入力端子に映像信号が入力されていない場合には、映像信号が入力されていない旨が表示されるため、使用者に、他の入力端子にも映像信号が入力されていないという誤解を与えてしまう恐れがある。また、特許文献1に記載のプロジェクターは、各入力端子に映像信号が入力されているか否かを探索するために映像探索ボタンを操作した後、各入力端子への映像信号の有無を順次確認する時間を要し、OSDを表示させるまではその探索結果がわからないという課題がある。また、所望の画像出力装置を選択するために、映像探索ボタンの操作や、OSDを観察しながらのソース選択ボタンの操作が必要であり、不慣れな使用者にとっては、操作が煩雑になるという課題がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るプロジェクターは、光源から射出された光束を映像信号に応じて変調して画像光を形成し、前記画像光を投写するプロジェクターであって、前記映像信号が入力される複数の入力端子と、前記入力端子に前記映像信号が入力されたことを検出してその検出結果を出力する入力検出部と、前記入力端子への前記映像信号の入力の状態を表示すると共に、入力操作に基づき前記入力端子を選択する操作信号を出力する表示操作部と、前記検出結果に基づいて、前記映像信号を当該プロジェクターが処理可能か否かを判定してその判定結果を前記表示操作部に表示させると共に、前記操作信号に従って前記入力端子を選択する制御部と、を備え、前記制御部は、前記選択された入力端子から入力された前記映像信号が当該プロジェクターで処理可能な場合、当該映像信号に応じた前記画像光を投写させることを特徴とする。
この構成によれば、表示操作部を観察することで、複数の入力端子のうち、どの入力端子に映像信号が入力されているかを明確に認識できる。つまり、使用者は、どの画像出力装置を選択できるかを即座に判断することができる。
また、入力検出部は、入力端子に入力された映像信号に含まれる同期信号に対応する情報、例えば、映像信号の垂直/水平同期信号の周波数等を出力し、制御部は、その出力された結果に基づいて、プロジェクターが対応可能な映像信号か否かを判定する。これによって、制御部は、入力端子に入力された映像信号がプロジェクターで処理可能な映像信号(以下「正規信号」という)と、対応できない映像信号(以下「不正規信号」という)とで異なった制御が可能となる。例えば、入力端子毎に、正規信号が入力されているのか不正規信号が入力されているのかを表示操作部に表示したり、音声で案内したりすることができる。すなわち、入力端子に入力された映像信号が不正規信号の場合、この映像信号によって画像光を投写できないことを視覚的・聴覚的に使用者に認識させることが可能となる。したがって、使用者の不要な探索作業(投写できない原因を探索する作業)の低減が可能となり、プロジェクターの取扱い性が向上する。
さらに、表示操作部は、入力端子を選択する入力操作を受け付ける機能を有し、映像信号が入力された入力端子が選択されると制御部に対して所定の操作信号を出力する。制御部は、この表示操作部からの操作信号に従って入力端子を選択し、当該入力端子から入力された映像信号が処理可能なときは、当該映像信号に応じた画像光を投写させる。これによって、使用者は、入力された映像信号が正規信号であると判定された入力端子を即座に選択し、その画像光を投写させることができる。したがって、画像出力装置を選択するための操作が簡略化され、プロジェクターの操作性向上が図れる。
[適用例2]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記制御部は、前記選択された入力端子から入力された前記映像信号が当該プロジェクターで処理できない場合、当該映像信号に応じた前記画像光を投写させないことが好ましい。
この構成によれば、制御部は、入力端子に入力された映像信号が不正規信号の場合には、この映像信号に応じた画像光を投写させない。よって、不正規信号がもたらす乱れた画像が投写されることがないので、不正規信号が入力されたとしても、プロジェクターが故障しているという誤解を使用者に与える恐れがない。
[適用例3]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記制御部は、前記複数の入力端子のうち、いずれの入力端子が選択されているかを前記表示操作部の表示させることが好ましい。
この構成によれば、制御部は、正規信号が入力された入力端子に対応する表示操作部について、入力操作された表示操作部と、入力操作されない表示操作部とで異なった態様に表示させる。これによって、使用者は、いずれの画像出力装置からの映像信号に応じた画像光が投写されているか、どの画像出力装置からの映像信号に応じた画像光が投写可能かを即座に知ることができる。したがって、使用者は、所望の画像出力装置を即座に選択することが可能となり、利便性の向上が図れる。
[適用例4]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記表示操作部は、発光体、および押圧式スイッチを備えていることが好ましい。
この構成によれば、表示操作部は、発光体(例えば、LED等)を備えているので、この発光体を発光させることで、入力端子に映像信号が入力されていることを使用者に明確に認識させることができる。また、表示操作部は、暗い環境下でも使用者に認識させることができるので、プロジェクターの使用シーンを広げた適用が可能となる。
さらに、表示操作部は、発光体の発光色が切り換えられたり、点灯や点滅による発光状態が切り換えられたりすることで、複数の表示態様が可能なので、部品点数を増加させることなく、入力端子に正規信号が入力された場合と、不正規信号が入力された場合とを区別して表示したり、入力操作された場合と、入力操作されない場合とを区別して表示したりすることが可能となる。
また、表示操作部は、押圧式スイッチを備えているので、使用者は、表示操作部を押圧する操作だけで、操作された表示操作部に応じた操作信号を容易に出力させることができる。
[適用例5]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記表示操作部は、各種情報を表示する表示部、および前記表示部に重なる入力領域を有するタッチ入力部を備えたタッチパネルであることが好ましい。
この構成によれば、表示操作部は、表示部および表示部に積層されたタッチ入力部を有するタッチパネルとして構成されているので、入力端子に映像信号が入力されていること等を表示する部位と、入力操作を行う部位とを目視上一致させることができる。これによって、使用者は、入力操作を行う箇所を直感的に判断することが可能となり、操作性の向上が図れる。また、表示操作部は、表示部とタッチ入力部とが積層されて形成されるので、小型化が可能となる。よって、プロジェクターは、表示操作部を配置する自由度が広がり、デザイン性向上が図れる。
第1実施形態のプロジェクターの外観を示す斜視図であり、(a)は、前方から見た図、(b)は、後方から見た図。 第1実施形態のプロジェクターの概略構成を示すブロック図。 第1実施形態の操作パネルの外観を示す模式図。 第1実施形態のプロジェクターの動作を説明するフローチャート。 第1実施形態の表示操作部の表示例を示す模式図。 第1実施形態のプロジェクターの動作を説明するフローチャート。 第2実施形態の表示操作部の外観を示す模式図。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態に係るプロジェクターについて、図面を参照して説明する。
本実施形態のプロジェクターは、光源から射出された光束を映像信号に応じて変調して画像光を形成し、その画像光をスクリーン等に拡大投写する。
図1は、本実施形態のプロジェクター1の外観を示す斜視図であり、図1(a)は、前方から見た図、図1(b)は、後方から見た図である。
プロジェクター1は、図1(a)、(b)に示すように、装置本体が外装筐体2に収容された構成を有している。外装筐体2の前面2fには、画像光を投写する投写レンズ13が露出しており、外装筐体2の背面2rには、商用電源が供給される電源端子281、および画像情報入力部24が設けられている。画像情報入力部24には、第1の入力端子T1、第2の入力端子T2、第3の入力端子T3が配置されており、図示しない外部の画像出力装置は、ケーブルを介してこの第1の入力端子T1、第2の入力端子T2、第3の入力端子T3に接続される。そして、第1の入力端子T1、第2の入力端子T2、第3の入力端子T3には、画像出力装置から出力された映像信号が入力される。外装筐体2の上面2tには、プロジェクター1に対して各種指示を行うための操作パネル30が備えられている。
図2は、本実施形態のプロジェクター1の概略構成を示すブロック図である。
プロジェクター1は、図2に示すように、画像投写部10、制御部20、記憶部21、画像情報入力部24、第1の入力検出部231、第2の入力検出部232、第3の入力検出部233、操作パネル30、入力ソース選択部25、画像処理部26、OSD処理部27、電源回路28および光源制御部29等を備えている。
画像投写部10は、光源11、光変調装置としての3つの液晶ライトバルブ12R,12G,12B、投写光学系としての投写レンズ13、ライトバルブ駆動部14等で構成されている。画像投写部10は、光源11から射出された光束を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bで変調して画像光を形成し、この画像光を投写レンズ13から投写してスクリーンSC等に表示する。
光源11は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等からなる放電型の光源ランプ11aと、光源ランプ11aが放射した光束を液晶ライトバルブ12R,12G,12B側に反射するリフレクター11bとを有して構成されている。光源11から射出された光束は、図示しないインテグレータ光学系によって輝度分布が略均一な光束に変換され、図示しない色分離光学系によって光の3原色である赤(R)、緑(G)、青(B)の各色光成分に分離された後、それぞれ液晶ライトバルブ12R,12G,12Bに入射する。
液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、一対の透明基板間に液晶が封入された液晶パネル等によって構成されている。液晶ライトバルブ12R,12G,12Bには、マトリクス状に配列された複数の画素が形成されており、液晶に対して画素毎に画素電圧を印加可能になっている。
ライトバルブ駆動部14は、液晶ドライバーであり、入力される映像信号に応じた駆動信号を液晶ライトバルブ12R,12G,12Bにそれぞれ供給する。液晶ライトバルブ12R,12G,12Bの各画素には、供給された駆動信号に応じた画素電圧が印加される。液晶ライトバルブ12R,12G,12Bの各画素は、印加された画素電圧に応じた光透過率に設定され、光源11から射出された光束は、この液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを通過することによって変調され、映像信号に応じた画像光が形成される。形成された各色の画像光は、図示しない色合成光学系によって画素毎に合成されてカラー画像を表す画像光となった後、投写レンズ13によってスクリーンSC等に拡大投写される。
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)や、各種データ等の一時記憶に用いられるRAM(Random Access Memory)等を備え、記憶部21に記憶されている制御プログラムにしたがって動作することによりプロジェクター1の動作を統括制御する。つまり、制御部20は、記憶部21とともにコンピューターとして機能する。
記憶部21は、マスクROM(Read Only Memory)や、フラッシュメモリー、FeRAM(Ferroelectric RAM:強誘電体メモリー)等の不揮発性のメモリーにより構成されている。記憶部21には、プロジェクター1の動作を制御するための制御プログラムや、プロジェクター1の動作条件を規定する各種設定データ等が記憶されている。
画像情報入力部24は、前述したように、第1の入力端子T1、第2の入力端子T2、第3の入力端子T3を備え、この第1の入力端子T1、第2の入力端子T2、第3の入力端子T3からPC、DVDプレーヤーやVTR等の画像出力装置の映像信号が入力される。
第1の入力端子T1は、例えば、ミニD-sub15ピン端子であり、PCから供給されるアナログRGB信号に対応している。また、ミニD-sub15ピン端子の持つ15ピンの信号線の使用割当てを変えることにより、コンポーネント信号も入力することができる。
第2の入力端子T2は、例えば、S端子であり、DVDプレーヤー等から供給されるS信号に対応している。
第3の入力端子T3は、例えば、1RCA端子であり、VTR等から供給されるコンポジット信号に対応している。
第1の入力端子T1、第2の入力端子T2、第3の入力端子T3に入力された映像信号は、入力ソース選択部25に出力される。また、第1の入力端子T1、第2の入力端子T2、第3の入力端子T3に入力された映像信号は、第1の入力検出部231、第2の入力検出部232、第3の入力検出部233にそれぞれ出力される。具体的に、第1の入力端子T1に入力された映像信号は、第1の入力検出部231に出力され、第2の入力端子T2に入力された映像信号は、第2の入力検出部232に出力され、第3の入力端子T3に入力された映像信号は、第3の入力検出部233に出力される。なお、画像情報入力部24には、第1の入力端子T1、第2の入力端子T2、第3の入力端子T3に加えて、音声信号を入力するためのステレオミニジャック等の音声入力端子や、USB端子、RS232C端子等が設けられているが、説明を簡単にするため図示を省略している。
第1の入力検出部231、第2の入力検出部232、第3の入力検出部233は、第1の入力端子T1、第2の入力端子T2、第3の入力端子T3にそれぞれ対応して設けられている。そして、第1の入力検出部231、第2の入力検出部232、第3の入力検出部233は、第1の入力端子T1、第2の入力端子T2、第3の入力端子T3に映像信号が入力されたことをそれぞれ検出してその検出結果を制御部20に出力すると共に、入力された映像信号に含まれている同期信号に対応する情報、例えば、映像信号の垂直/水平同期信号の周波数等を制御部20に出力する。
操作パネル30は、入力操作部40および第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33を備えている。
図3は、操作パネル30の外観を示す模式図である。
入力操作部40は、使用者からの入力操作を受け付ける機能を有し、使用者がプロジェクター1に対して各種指示を行うための複数の操作キーを備えている。具体的に、入力操作部40は、図3に示すように、電源のオン/オフを切り換える電源キー41、各種設定を行うメニュー画像を表示させるメニューキー42、メニュー画像上での項目の選択等に用いられるカーソルキー43、メニュー画像において選択された項目を決定する決定キー44、および実行中の機能を終了する戻りキー45等を備えている。各操作キーは、押圧式スイッチを有して構成されており、使用者に押圧されることによって、押圧されたキー応じた操作信号を制御部20に出力する。
第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33は、第1の入力端子T1、第2の入力端子T2、第3の入力端子T3にそれぞれ対応して設けられている。具体的に、第1の表示操作部31は、第1の入力端子T1に対応して設けられ、第2の表示操作部32は、第2の入力端子T2に対応して設けられ、第3の表示操作部33は、第3の入力端子T3に対応して設けられている。そして、第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33は、第1の入力端子T1、第2の入力端子T2、第3の入力端子T3への映像信号の入力の状態をそれぞれ表示する機能、および使用者の入力操作に基づき入力端子を選択するための操作信号をそれぞれ出力する機能を有している。
具体的に、第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33は、LED、押圧式スイッチおよびキートップをそれぞれ備え、発光ボタンとして構成されている。LEDは、赤色LEDおよび緑色LEDから構成されている。第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33は、赤色LEDおよび緑色LEDの一方が発光する場合、赤色LEDおよび緑色LEDの双方が発光する場合が可能に構成されている。キートップは、合成樹脂製でありLEDから発光された色光を透過可能に形成されている。つまり、第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33は、赤色、緑色、オレンジ色に発光可能に構成されている。第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33は、キートップが押圧(入力操作)されるとキートップが押圧式スイッチを押圧し、操作信号を制御部20に出力する。
入力ソース選択部25は、第1の入力端子T1、第2の入力端子T2、第3の入力端子T3のうち、制御部20の指示に基づく1つの入力端子を選択し、この入力端子に入力される映像信号を画像処理部26に出力する。
画像処理部26は、入力ソース選択部25から出力される各種形式の映像信号を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bの各画素の階調を表す画像情報、すなわち各画素に印加する画素電圧を規定するための画像情報に変換する。さらに、画像処理部26は、制御部20の指示に基づいて、変換した画像情報に対して、明るさ、コントラスト、シャープネス、色合等を調整するための画像調整処理を行い、処理後の画像情報をOSD処理部27に出力する。
OSD処理部27は、制御部20の指示に基づいて、メニュー画像やメッセージ画像等のOSD画像を、入力画像上に重畳する処理を行う。OSD処理部27は、図示しないOSDメモリーを備えており、OSD画像を形成する図形やフォント等を表すOSD画像情報を記憶している。制御部20がOSD画像の重畳を指示すると、OSD処理部27は、必要なOSD画像情報をOSDメモリーから読み出し、入力画像の所定の位置にOSD画像が重畳されるように、画像処理部26から入力される画像情報にこのOSD画像情報を合成する。OSD画像情報が合成された画像情報は、ライトバルブ駆動部14に出力される。なお、制御部20からOSD画像を重畳する旨の指示がない場合には、OSD処理部27は、画像処理部26から出力される画像情報をそのままライトバルブ駆動部14に出力する。
ライトバルブ駆動部14が、入力される画像情報に従って液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを駆動すると、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、画像情報に応じた画像光を形成し、この画像光が投写レンズ13からスクリーンSCに投写される。
電源回路28には、外部からAC100V等の商用電源が供給される。電源回路28は、商用電源(交流電源)を所定の電圧の直流電源に変換して、プロジェクター1の各部に電力を供給する。
光源制御部29は、制御部20の指示に基づいて、光源11に対する電力の供給と停止とを制御し、光源11の点灯および消灯を切り換える。
ここで、プロジェクター1の動作について説明する。
先ず、第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33の表示動作について説明する。
図4は、プロジェクター1の動作を説明するフローチャートである。ここでは、第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33のうち、第1の表示操作部31に注目して説明する。
図4に示すように、制御部20は、ステップS101にて、第1の入力端子T1に対応して設けられた第1の入力検出部231からの検出結果を読み出す。そして、制御部20は、ステップS102にて、第1の入力検出部231からの検出結果に基づいて、第1の入力端子T1に映像信号が入力されているか否かを判定する。映像信号が入力されていない場合には、ステップS103に移行し、映像信号が入力されている場合には、ステップS104に移行する。
ステップS103に移行した場合、つまり、第1の入力端子T1に映像信号が入力されていない場合、制御部20は、第1の入力端子T1に対応して設けられた第1の表示操作部31を消灯させる。
一方、ステップS104に移行した場合、制御部20は、第1の入力検出部231が出力する情報に基づいて、第1の入力端子T1に入力された映像信号がプロジェクター1で処理可能な信号か否か、つまり正規信号か不正規信号かを判定する。映像信号が不正規信号、例えば、垂直/水平同期信号の周波数がプロジェクター1で処理可能な周波数の範囲外の信号等の場合には、ステップS105に移行し、正規信号の場合には、ステップS106に移行する。
ステップS105に移行した場合、つまり、第1の入力端子T1に入力された映像信号が不正規信号の場合、制御部20は、第1の表示操作部31を赤色に点滅させる。
一方、ステップS106に移行した場合、つまり、第1の入力端子T1に入力された映像信号が正規信号の場合、制御部20は、第1の表示操作部31をオレンジ色に点灯させ、このフローを終了する。
第2の表示操作部32、第3の表示操作部33は、制御部20によって第1の表示操作部31と同様に制御される。
制御部20は、正規信号が入力された入力端子に対応する表示操作部からの操作信号を受け付ける。つまり、使用者は、オレンジ色に点灯している表示操作部を操作することによって、所望の画像出力装置を選択することができる。第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33は、オレンジ色に点灯している状態で操作されると、制御部20によって、緑色に点灯状態が切り換えられる。そして、プロジェクター1は、操作された表示操作部に対応する入力端子に接続された画像出力装置を選択し、その画像出力装置から入力される映像信号に対応する画像光を投写する。
一方、制御部20は、不正規信号が入力された入力端子に対応する表示操作部からの操作信号を受け付けず、この入力端子に入力された映像信号に応じた画像光を投写させない。
図5(a)、(b)、(c)は、第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33の表示例を示す模式図である。
第1の入力端子T1、第2の入力端子T2にそれぞれ正規信号が入力され、第3の入力端子T3に映像信号が入力されていない場合、図5(a)に示すように、第1の表示操作部31、第2の表示操作部32は、オレンジ色に点灯され、第3の表示操作部33は、消灯される。つまり、第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33は、第1の入力端子T1、第2のT2に接続された画像出力装置(例えば、PCおよびDVDプレーヤー)のいずれかを選択して投写することが可能な状態を表示している。
図5(a)に示す第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33の状態から第1の表示操作部31が操作されると、図5(b)に示すように、第1の表示操作部31は、オレンジ色から緑色に点灯が切り換えられる。そして、第1の表示操作部31は、第1の入力端子T1に接続されている画像出力装置(例えば、PC)から入力される映像信号に対応する画像光が投写されていることを表示する。
また、第1の入力端子T1、第1の入力端子T2に不正規信号、正規信号がそれぞれ入力され、第3の入力端子T3に映像信号が入力されていない場合、図5(c)に示すように、第1の表示操作部31は、赤色に点滅され、第2の表示操作部32は、オレンジ色に点灯され、第1の表示操作部33は、消灯される。つまり、第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33は、第1の入力端子T1に接続された画像出力装置がプロジェクター1で処理できない映像信号を出力していることを表示し、第2の入力端子T2に接続された画像出力装置を選択して投写することが可能な状態を表示している。
このように、制御部20は、第1の入力検出部231、第2の入力検出部232、第3の入力検出部233が出力する検出結果に基づいて、映像信号をプロジェクター1が処理可能か否かを判定してその判定結果を第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33に表示させる。そして、制御部20は、入力された映像信号がプロジェクター1で処理可能な信号の場合と、プロジェクター1で処理できない信号の場合とで第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33に異なる表示をさせる。さらに、制御部20は、表示操作部の表示態様を変更させて、いずれの入力端子が選択されているか表示操作部に表示させる。
次に、第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33が操作された際の動作について詳細に説明する。
図6は、プロジェクター1の動作を説明するフローチャートである。
図6に示すように、制御部20は、ステップS201にて操作信号を検出すると、つまり表示操作部が操作されたことを検出すると、ステップS202に移行する。そして、制御部20は、ステップS202にて、第1の入力検出部231、第2の入力検出部232、第3の入力検出部233からの検出結果に基づいて、操作された表示操作部に対応する入力端子に正規信号が入力されているか否かを判定すると共に、その入力端子が入力ソース選択部25に選択されているか否かを判定する。
制御部20は、操作された表示操作部に対応する入力端子に正規信号が入力され、かつその入力端子が入力ソース選択部25に選択されていない場合には、ステップS203に移行し、それ以外の場合には、このフローを終了する。つまり、制御部20は、オレンジ色に点灯している表示操作部が操作された場合、操作信号を受け付けてステップS203に移行し、それ以外の状態(消灯、緑色点灯、赤色点滅)の表示操作部が操作された場合、操作信号を受け付けずにこのフローを終了する。
ステップS203に移行した場合、制御部20は、入力ソース選択部25がいずれかの入力端子を選択しているか否かを判定する。つまり、制御部20は、プロジェクター1がいずれかの入力端子から入力された映像信号に基づく画像光を投写している状態か否かを判定する。入力ソース選択部25がいずれかの入力端子を選択している場合、つまり、プロジェクター1がいずれかの入力端子から入力された映像信号に基づく画像光を投写している場合には、ステップS204に移行し、入力ソース選択部25がいずれの入力端子も選択していない場合、つまり、プロジェクター1が入力端子から入力された映像信号に基づく画像光を投写していない場合には、ステップS205に移行する。
ステップS204に移行した場合、制御部20は、入力ソース選択部25が選択している入力端子に対応する表示操作部を緑色の点灯からオレンジ色の点灯に切り換え、ステップS205に移行する。
制御部20は、ステップS205にて、操作された表示操作部をオレンジ色の点灯から緑色の点灯に切り換え、ステップS206に移行する。制御部20は、ステップS206にて、入力ソース選択部25に指示し、選択されていた入力端子から操作された表示操作部に対応する入力端子に選択を切り換え、この入力端子から入力される映像信号を画像処理部26に出力させる。そして、制御部20は、画像処理部26に入力された映像信号をOSD処理部27で処理させた後、画像投写部10に出力させる。画像投写部10は、ステップS207にて、OSD処理部27から出力された画像情報に応じて形成した画像光を投写し、このフローを終了する。
具体的に、第1の入力端子T1、第2の入力端子T2にPC、DVDプレーヤーからの正規信号がそれぞれ入力された際に、第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33が操作された場合のプロジェクター1の動作について、図5を用いて説明する。
第1の入力端子T1、第2の入力端子T2にPC、DVDプレーヤーからの正規信号がそれぞれ入力された状態において、第1の表示操作部31、第2の表示操作部32は、オレンジ色に点灯され、第3の表示操作部33は、消灯される(図5(a)参照)。
この状態から、第1の表示操作部31が操作されると、制御部20によって、第1の表示操作部31は、図5(b)に示すように、オレンジ色から緑色に切り換えられ(ステップS205)、入力ソース選択部25は、第1の表示操作部31に対応する第1の入力端子T1を選択し、この第1の入力端子T1に入力されるPCの映像信号を画像処理部26に出力する(ステップS206)。そして、画像処理部26に入力された映像信号は、OSD処理部27で処理された後、画像投写部10によって投写される(ステップS207)。
PCが選択された状態から第2の表示操作部32が押圧されると、制御部20によって、第1の表示操作部31は、緑色からオレンジ色に切り換えられ(ステップS204)、第2の表示操作部32は、オレンジ色から緑色に切り換えられる(ステップS205)。そして、入力ソース選択部25は、制御部20によって、第2の表示操作部32に対応する第2の入力端子T2を選択し、この第2の入力端子T2に入力されるDVDプレーヤーの映像信号を画像処理部26に出力する(ステップS206)。そして、画像処理部26に入力された映像信号は、OSD処理部27で処理された後、画像投写部10によって投写される(ステップS207)。
PCが選択された状態、あるいはDVDプレーヤーが選択された状態から、消灯されている第3の表示操作部33が操作された場合、制御部20は、第3の表示操作部33の入力操作を受け付けず、PCを選択した状態、あるいはDVDプレーヤーを選択した状態を維持する。
このように、制御部20は、第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33から出力される操作信号に従って入力端子を選択する。そして制御部20は、選択された入力端子から入力された映像信号がプロジェクター1で処理可能な場合、この映像信号に応じた画像光を投写させる。
以上説明したように、本実施形態のプロジェクター1によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)使用者は、第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33を観察することで、第1の入力端子T1、第2の入力端子T2、第3の入力端子T3のうち、どの入力端子に映像信号が入力されているかを明確に認識できる。つまり、使用者は、どの画像出力装置を選択できるかを即座に判断することができる。
(2)制御部20は、第1の入力端子T1、第2の入力端子T2、第3の入力端子T3に入力された映像信号が正規信号の場合と、不正規信号の場合とで、第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33に異なる表示をさせる。これによって、使用者は、入力端子に入力された映像信号が不正規信号の場合、この映像信号によって画像光を投写できないことを即座に判断できるので、不要な探索作業(投写できない原因を探索する作業)が低減される。よって、プロジェクター1の取扱い性が向上する。
(3)使用者は、正規信号が入力されていることが表示されている表示操作部のいずれかを操作することによって、所望の画像出力装置を即座に選択し、その画像光を投写させることができる。したがって、画像出力装置を選択するための操作が簡略化され、プロジェクター1の操作性向上が図れる。
(4)制御部20は、第1の入力端子T1、第2の入力端子T2、第3の入力端子T3に入力された映像信号が不正規信号の場合には、この映像信号に応じた画像光を投写させない。よって、不正規信号がもたらす乱れた画像が投写されることがないので、不正規信号が入力されたとしても、プロジェクター1が故障しているという誤解を使用者に与える恐れがない。
(5)制御部20は、正規信号が入力された入力端子に対応する表示操作部について、入力操作された表示操作部と、入力操作されない表示操作部とで異なった態様に表示させる。これによって、使用者は、いずれの画像出力装置からの映像信号に応じた画像光が投写されているか、どの画像出力装置からの映像信号に応じた画像光が投写可能かを即座に知ることができる。したがって、使用者は、所望の画像出力装置を即座に選択することが可能となり、利便性の向上が図れる。
(6)第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33は、LEDを備えているので、このLEDを発光させることで、第1の入力端子T1、第2の入力端子T2、第3の入力端子T3に映像信号が入力されていることを使用者に明確に認識させることができる。また、第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33は、暗い環境下でも使用者に認識させることができるので、プロジェクター1の使用シーンを広げた適用が可能となる。さらに、第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33は、3色(緑色、赤色、オレンジ色)の表示、および点灯/点滅に表示態様が切り換え可能に構成されているので、部品点数を増加させることなく、前述した状態を区別して表示することができる。
(7)第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33は、押圧式スイッチを備えているので、使用者は、第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33を押圧する操作だけで、操作された表示操作部に応じた操作信号を容易に出力させることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係るプロジェクター1について、図面を参照して説明する。
以下の説明では、第1実施形態と同様の構成要素には、同一符号を付し、その詳細な説明は省略または簡略化する。
本実施形態のプロジェクター1は、第1実施形態の第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33と構成の異なる第1の表示操作部51、第2の表示操作部52、第3の表示操作部53を備えている。
第1実施形態の第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33は、入力操作部40と共に操作パネル30として一体的に構成されているが、本実施形態の第1の表示操作部51、第2の表示操作部52、第3の表示操作部53は、入力操作部40と分離され、1つのタッチパネルとして構成されている。
図7(a)、(b)、(c)は、第1の表示操作部51、第2の表示操作部52、第3の表示操作部53の外観を示す模式図であり、各表示操作部の表示例を示す図である。
第1の表示操作部51、第2の表示操作部52、第3の表示操作部53は、文字や図柄等の各種情報を表示する表示部、および表示部に重なる入力領域を有するタッチ入力部を備えて構成され、図7に示すように、入力領域が略3等分されるように並設して形成されている。
第1の表示操作部51、第2の表示操作部52、第3の表示操作部53は、第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33と同様に、第1の入力端子T1、第2の入力端子T2、第3の入力端子T3にそれぞれ対応して設けられ、第1の入力端子T1、第2の入力端子T2、第3の入力端子T3への映像信号の入力の状態をそれぞれ表示する機能、および使用者の入力操作に基づき入力端子を選択するための操作信号をそれぞれ出力する機能を有している。
第1の表示操作部51、第2の表示操作部52、第3の表示操作部53には、図7に示すように、第1の入力端子T1、第2の入力端子T2、第3の入力端子T3に対応する3つの項目「Computer」、「S-Video」、「Video」がそれぞれ表示される固定表示部、および固定表示部の右横に「○」、「●」、「×」、「−」の表示に切り換え可能な状態表示部がそれぞれ設けられている。
第1の表示操作部51、第2の表示操作部52、第3の表示操作部53は、固定表示部あるいは状態表示部の表面が使用者にタッチされることによって、タッチされた表示操作部に応じた操作信号を制御部20に出力する。
制御部20は、第1実施形態と同様に、第1の入力検出部231、第2の入力検出部232、第3の入力検出部233が出力する情報、および表示操作部51,52,53が出力する操作信号に基づいて、第1の表示操作部51、第2の表示操作部52、第3の表示操作部53を「○」、「●」、「×」、「−」のいずれかに表示させる。
具体的に、第1の入力端子T1、第2の入力端子T2にそれぞれ正規信号が入力され、第3の入力端子T3に映像信号が入力されていない場合、図7(a)に示すように、第1の表示操作部51、第2の表示操作部52は、「○」に表示され、第3の表示操作部53は、「−」に表示される。つまり、第1の表示操作部51、第2の表示操作部52、第3の表示操作部53は、第1の入力端子T1、第2の入力端子T2に接続された画像出力装置(例えば、PCおよびDVDプレーヤー)のいずれかを選択して投写することが可能な状態を表示している。
図7(a)に示す第1の表示操作部51、第2の表示操作部52、第3の表示操作部53の状態から第1の表示操作部51が操作されると、図7(b)に示すように、第1の表示操作部51は、状態表示部が「○」の表示から「●」の表示に切り換えられる。そして、プロジェクター1は、第1の入力端子T1に接続されている画像出力装置(例えば、PC)から入力される映像信号に対応する画像光を投写する。
また、第1の入力端子T1、第2の入力端子T2に不正規信号、正規信号がそれぞれ入力され、第3の入力端子T3に映像信号が入力されていない場合、図7(c)に示すように、第1の表示操作部51は、「×」、第2の表示操作部52は、「○」、第3の表示操作部53は、「−」にそれぞれ表示される。つまり、第1の表示操作部51、第2の表示操作部52、第3の表示操作部53は、第1の入力端子T1に接続された画像出力装置がプロジェクター1で処理できない映像信号を出力していることを表示し、第2の入力端子T2に接続された画像出力装置を選択して投写することが可能な状態を表示している。
以上説明したように、本実施形態のプロジェクター1によれば、第1実施形態の効果(1)〜(4)に加えて、以下の効果を得ることができる。
(1)第1の表示操作部51、第2の表示操作部52、第3の表示操作部53は、タッチパネルとして構成されているので、入力端子に映像信号が入力されていること等を表示する部位と、入力操作を行う部位とを目視上一致させることができる。これによって、使用者は、入力操作を行う箇所を直感的に判断することが可能となり、操作性の向上が図れる。
(2)第1の表示操作部51、第2の表示操作部52、第3の表示操作部53は、表示部とタッチ入力部とが積層されて形成されるので、小型化が可能となる。よって、プロジェクター1は、第1の表示操作部51、第2の表示操作部52、第3の表示操作部53を配置する自由度が高まり、小型化が図れる。
(3)第1の表示操作部51、第2の表示操作部52、第3の表示操作部53は、表面に凹凸がなく形成できるので、デザイン性向上が図れる。
(変形例)
なお、前記実施形態は、以下のように変更してもよい。
第1実施形態の入力操作部40と、第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33とを分離して構成してもよい。また、第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33をそれぞれ分離して構成してもよい。
第1実施形態の第1の表示操作部31、第2の表示操作部32、第3の表示操作部33は、赤色LEDおよび緑色LEDを有する2色のLEDをそれぞれ備えているが、異なる色で構成してもよく、2色以外の数のLEDで構成してもよい。
第2実施形態の第1の表示操作部51、第2の表示操作部52、第3の表示操作部53は、入力操作部40と分離されて構成されているが、入力操作部40をタッチパネルとして形成し、この入力操作部40と一体的に構成してもよい。
第2実施形態の第1の表示操作部51、第2の表示操作部52、第3の表示操作部53は、「○」、「●」、「×」、「−」によって、各状態を表示しているが、他の絵柄等によって表示してもよく、背景の色を変える等によって表示するように構成してもよい。
前記実施形態のプロジェクター1は、光変調装置として透過型の液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを用いているが、反射型の液晶ライトバルブを利用したものであってもよい。また、光変調装置は、マイクロミラーアレイを用いたデバイス等を使用したものであってもよい。
前記実施形態のプロジェクター1は、光源11として放電型の光源ランプ11aによって構成されているが、LED光源等の固体光源や、その他の光源を用いることもできる。
本実施形態のプロジェクター1は、フロントタイプのプロジェクターとして適用しているが、投写対象面としてのスクリーンを一体で有するリアタイプのプロジェクターにも適用できる。
1…プロジェクター、10…画像投写部、11…光源、12R,12G,12B…液晶ライトバルブ、13…投写レンズ、20…制御部、21…記憶部、24…画像情報入力部、25…入力ソース選択部、26…画像処理部、27…OSD処理部、30…操作パネル、31,51…第1の表示操作部、32,52…第2の表示操作部、33,53…第3の表示操作部、40…入力操作部、231…第1の入力検出部、232…第2の入力検出部、233…第3の入力検出部、T1…第1の入力端子、T2…第2の入力端子、T3…第3の入力端子。

Claims (5)

  1. 光源から射出された光束を映像信号に応じて変調して画像光を形成し、前記画像光を投写するプロジェクターであって、
    前記映像信号が入力される複数の入力端子と、
    前記入力端子に前記映像信号が入力されたことを検出してその検出結果を出力する入力検出部と、
    前記入力端子への前記映像信号の入力の状態を表示すると共に、入力操作に基づき前記入力端子を選択する操作信号を出力する表示操作部と、
    前記検出結果に基づいて、前記映像信号を当該プロジェクターが処理可能か否かを判定してその判定結果を前記表示操作部に表示させると共に、前記操作信号に従って前記入力端子を選択する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記選択された入力端子から入力された前記映像信号が当該プロジェクターで処理可能な場合、当該映像信号に応じた前記画像光を投写させることを特徴とするプロジェクター。
  2. 請求項1に記載のプロジェクターであって、
    前記制御部は、前記選択された入力端子から入力された前記映像信号が当該プロジェクターで処理できない場合、当該映像信号に応じた前記画像光を投写させないことを特徴とするプロジェクター。
  3. 請求項1または請求項2に記載のプロジェクターであって、
    前記制御部は、前記複数の入力端子のうち、いずれの入力端子が選択されているかを前記表示操作部の表示させることを特徴とするプロジェクター。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
    前記表示操作部は、発光体、および押圧式スイッチを備えていることを特徴とするプロジェクター。
  5. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
    前記表示操作部は、各種情報を表示する表示部、および前記表示部に重なる入力領域を有するタッチ入力部を備えたタッチパネルであることを特徴とするプロジェクター。
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