JP2010251961A - マルチビームアンテナ - Google Patents

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孝行 中西
Kazunari Kihira
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Abstract

【課題】製造上の実現性を考慮し、利用できる増幅器の種類が制限された中で、消費電力が最小となるように増幅器を配置した一次放射器アレーを有するマルチビームアンテナを提供する。
【解決手段】複数のビームを形成する複数の素子アンテナを含む一次放射器アレーを有するマルチビームアンテナにおいて、素子アンテナをそれぞれ励振する複数の種類の増幅器を有し、1個のビームが素子アンテナにより形成されるとともに、1個の素子アンテナが複数のビームの形成に寄与し、且つビーム毎の送信電力を必要に応じて可変とする複数の運用形態を用いる場合、全ての運用形態において素子アンテナが必要とする最大の送信電力に耐え得る種類の増幅器を選択するとともに、所定の運用形態における素子アンテナの出力電力と素子アンテナに接続する増幅器の電力効率とから求まる一次放射器アレーの総消費電力が最小となるように増幅器の最大出力電力を選定する。
【選択図】図1

Description

この発明は、複数のビームを形成するアンテナに関し、特にマルチビームアンテナ用給電回路に関するものである。
近年、サービスエリアを非常に多くのエリアに分割し、それぞれのエリアに適したビームを照射する100ビーム級のマルチビームを用いた衛星通信システムが研究開発されている。このようなマルチビーム衛星のアンテナ形式には一次放射器アレーを有する反射鏡マルチビームアンテナが用いられることが多い。またこのようなマルチビーム衛星は柔軟な周波数割り当てや効率のよい周波数再利用を実現でき、通信トラフィックの変動に柔軟な対応が可能といった利点を有する。
トラフィックの変動は、特に移動体に対して通信サービスを提供する移動体通信システムで一般に著しく短い期間に広範に発生する。さらに災害が発生した場合には、トラフィックは特定の地域やビームに大きく集中する可能性が高い。
このようなトラフィックの変動に対して各ビームの送信電力が変更される場合、ビームを形成するアンテナ素子に接続される電力増幅器の出力も変化する。従って、マルチビームアンテナの給電系には、従来、トラフィックの変動が発生してもその電力増幅に十分耐えることのできる高出力電力増幅器を配置する必要がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−94729号公報
従来の技術において同じ増幅器を全ての素子に配置した場合、各素子の中の最大出力に対応する増幅器が必要となる。低い出力電力で動作する増幅器は低効率となり、消費電力として無駄となる。さらに一般的に高出力の増幅器は高コストなのでコスト面も問題となる。
一方、素子毎に適した出力の増幅器を配置した場合、消費電力や重量については最も理想的であるが、各素子に対応する増幅器を製造するため、コストや開発の複雑さが問題となる。
この発明では、前記のような課題を解決するためになされたものであり、製造上の実現性を考慮し、利用できる増幅器の種類が制限された中で、消費電力が最小となるように増幅器を配置した一次放射器アレーを有するマルチビームアンテナを提供することを目的とする。
この発明に係るマルチビームアンテナは、B個(Bは2以上の正の整数)のビームを形成するN個(Nは2以上の正の整数)の素子アンテナを含む一次放射器アレーを有するマルチビームアンテナにおいて、上記素子アンテナをそれぞれ励振するK種類(KはN未満の正の整数)の増幅器を有し、1個の上記ビームがM個(MはN未満の正の整数)の上記素子アンテナにより形成されるとともに、1個の上記素子アンテナがL個(LはB未満の2以上の正の整数)の上記ビームの形成に寄与し、且つ上記ビーム毎の送信電力を必要に応じて可変とする複数の運用形態を用いる場合、全ての上記運用形態において上記素子アンテナが必要とする最大の送信電力に耐え得る種類の上記増幅器を選択するとともに、所定の上記運用形態における第n素子アンテナ(nは1からNの整数)の出力電力P(n)と上記第n素子アンテナに接続する上記増幅器の電力効率η(P(n),k)(kは1からKの整数)とから式(1)により求まる上記一次放射器アレーの総消費電力Pdcが最小となるように上記K種類の増幅器の最大出力電力を選定する。
Figure 2010251961
この発明に係るマルチビームアンテナは、素子アンテナの数より少なく且つ一次放射器アレーの総消費電力が最小になるように増幅器の種類を選定するので、従来の全て同じサイズの増幅器を用いた場合に比べ消費電力を大きく低減できるという効果を奏し、理想的には最適となる全て異なる増幅器を配置した場合の消費電力に近づくことができる。
この発明の実施の形態に係る一次放射器アレーを有する反射鏡マルチビームアンテナの構成を示す図である。 この発明の実施の形態に係るマルチビームアンテナの設計手順を示すフローチャートである。 マルチビームの構成を説明する例として挙げた構成図である。 素子アンテナの構成を説明する例として挙げた構成図である。 各素子アンテナの最大出力電力と通常出力電力の例を示す。 増幅器の種類を3つ、増幅器のサイズ比を4dBとしたときの増幅器の選択法を説明するための図である。 この発明に係る増幅器を選択する手順により選択した増幅器の配置を示す図である。 ビーム数と消費電力の関係を示す図である。 増幅器のサイズ比と消費電力の関係を示す図である。
以下、本発明のマルチビームアンテナの好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
図1は、この発明の実施の形態に係る一次放射器アレーを有する反射鏡マルチビームアンテナの構成を示す図である。
この発明の実施の形態に掛るマルチビームアンテナ10は、ビーム形成回路2、N個(Nは2以上の正の整数)の第1増幅器12−1乃至第N増幅器12−N、N個の第1素子アンテナ13−1乃至第N素子アンテナ13−N、反射鏡1を備える。
ビーム形成回路2には、B個(Bは2以上の正の整数)の第1信号11−1乃至第B信号11−Bが入力されている。そして、ビーム形成回路2は、入力されたB個の第1信号11−1乃至第B信号11−Bを、それぞれ所望の励振分布になるように使用する素子アンテナ13分に分配し、分配された信号を素子アンテナ13毎に合成し、素子アンテナ13毎に合成された信号を対応する第1増幅器12−1乃至第N増幅器12−Nにそれぞれ出力する。例えば、第1信号11−1は第1ビーム15−1を形成するために必要な第1素子アンテナ13−1、第2素子アンテナ13−2、第3素子アンテナ13−3分に分配される。
第1増幅器12−1乃至第N増幅器12−Nは、ビーム形成回路2から入力された信号を増幅し、増幅された信号で対応する第1素子アンテナ13−1乃至第N素子アンテナ13−Nを励振する。
第1素子アンテナ13−1乃至第N素子アンテナ13−Nは、励振されて電波を放射する。そして、放射された電波の励振分布は、図1に示すように、B個の第1励振分布14−1乃至第B励振分布14−Bとなる。
反射鏡1は、第1素子アンテナ13−1乃至第N素子アンテナ13−Nから放射された電波の位相が調整されてビームの方向が定まり、図1に示すように、B個の第1ビーム15−1乃至第Bビーム15−Bとして放射される。
B個の第1信号11−1乃至第B信号11−Bは、B個の第1ビーム15−1乃至第Bビーム15−Bとしてそれぞれ送信される。
なお、第1ビーム15−1と第2ビーム15−2との形成には、図1に示すように、第1励振分布14−1と第2励振分布14−2とが第3素子アンテナ13−3に関係するので、第3素子アンテナ13−3が共用される。つまり1つの素子アンテナ13は複数のビーム15に寄与する構成となっている。
図2は、この発明の実施の形態に係るマルチビームアンテナの設計手順を示すフローチャートである。
次に、この発明の実施の形態に係るマルチビームアンテナの設計手順を説明する。
まず、ステップS1において、素子アンテナ数N、ビーム数B、増幅器の種類数Kを決定する。
この説明では図3に示すビーム配置(ビーム数B24個)と図4に示す素子アンテナ配置(素子アンテナ数N29個)、増幅器の種類数Kを3とした場合の増幅器の配置について説明する。なお、図3に示すように、24個のビームが覆うビームエリア20に識別記号b1〜b24を割り当てる。また、図4に示すように、29個の素子アンテナ13に識別記号#1〜#29を割り当てる。
各ビーム15と素子アンテナ13の関係は、例えば、素子アンテナ#1、#2、#3、#4、#5、#6、#7がビームb12を形成し、これらの素子アンテナ13を素子群40とする。
また、素子アンテナ#5、#6、#14、#15、#26がビームb7を形成し、これらの素子アンテナ13を素子群50とする。
なお、素子アンテナ#5、#6はビームb7、b12双方の形成に用いられるが、それぞれのビームにおいて励振分布(振幅、位相)は異なる。
このように素子アンテナ数Nとビーム数Bの関係は1対1ではなく、1つの素子アンテナ13は1つまたは複数のビーム15に関与しており、逆に1つのビーム15は1つまたは複数の素子アンテナ13によって形成される。反射鏡1を介しているので、各ビーム15の利得が同じであっても各ビーム15を形成する素子アンテナ13の数は異なる。
さらに、サービスエリアで使用される端末が異なれば必要な出力電力も異なる。
図5は、各素子アンテナの最大出力電力と通常出力電力の例を示す。
次に、ステップS2において、各素子アンテナ13の出力電力P(n)を求める。但し、nは1〜29の整数である。ここでは図3のようなビーム配置を想定し、それぞれのビーム15にはカバレッジ端の利得を含め一定の利得を満足するような励振分布が設定されている。最大出力電力とは全ての運用形態において素子アンテナ13が必要とする最も高い出力電力である。また、通常出力電力とは全ての運用形態の中で運用時間が最も長い運用形態時の出力電力である。
次に、ステップS3において、各素子アンテナ13に対応する増幅器12のサイズを求める。ここでサイズとは飽和領域で動作しないようにバックオフを考慮した状態での最大出力電力を表す。
あらゆる運用形態において回線設計を満足するために、この最大出力電力に対応できる増幅器12が必要となる。
図6は、増幅器を3種類、増幅器のサイズ比を4dBとしたときの増幅器の選択法を説明するための図である。
次に、ステップS4において、増幅器12の組み合わせを選択する。
まず、最大出力電力の最も大きい素子アンテナ13−1の最大出力電力を第1増幅器サイズとする。そして、第1増幅器サイズから4dB低下した出力電力の間にある最大出力電力の素子アンテナ13には第1増幅器サイズの第1種増幅器を配置する。第1素子アンテナ13−1、第2素子アンテナ13−2、第5素子アンテナ13−5、第6素子アンテナ13−6に対応する第1増幅器12−1、第2増幅器12−2、第5増幅器12−5、第6増幅器12−6を第1種増幅器とする。
次に、第1増幅器サイズから4dB低下した最大出力電力を第2増幅器サイズとする。そして、第2増幅器サイズから4dB低下した出力電力の間にある最大出力電力の素子アンテナ13には第2増幅器サイズの第2種増幅器を配置する。第3素子アンテナ13−3、第4素子アンテナ13−4、第13素子アンテナ13−13、第14素子アンテナ13−14、第15素子アンテナ13−15、第19素子アンテナ13−19、第20素子アンテナ13−20、第22素子アンテナ13−22に対応する第3増幅器12−3、第4増幅器12−4、第13増幅器12−13、第14増幅器12−14、第15増幅器12−15、第19増幅器12−19、第20増幅器12−20、第22増幅器12−22を第2種増幅器とする。
最後に、第2増幅器サイズから4dB低下した最大出力電力を第3増幅器サイズとする。そして、第3増幅器サイズ以下の最大出力電力の素子アンテナ13に対応する増幅器12として第3増幅器サイズの第3種増幅器を配置する。
図7は、上述の手順により選択した増幅器の配置を示す。円が第1種増幅器、正方形が第2種増幅器、三角形が第3種増幅器を表す。
次に、ステップS5において、電力効率η(P(n),k)を求める。ここで、P(n)は第n素子アンテナ(nは1〜29)の出力電力、k(kは1,2,3)は増幅器の種類を表す。
増幅器単体での特性モデルを用いて第1種増幅器、第2種増幅器、第3種増幅器の電力効率η(P(n),k)を求める。特性モデルについてはシミュレーションや近似モデルなどにより増幅器サイズと出力電力、消費電力の関係を数値化できる。その特性から上記のように選択した組み合わせでの増幅器サイズと出力電力毎の電力効率η(P(n),k)を求める。
次に、ステップ6において、総消費電力Pdcを求める。総消費電力Pdcは式(1)で求める。ここで、P(n)は第n素子アンテナの出力電力、kは増幅器の種類、η(P(n),k)は第n素子アンテナに接続された増幅器の種類をk、出力電力をP(n)としたときの電力効率である。
図8は、GaN増幅器の特性モデルを用いて、式(1)により電力効率η(P(n),k)と出力電力P(n)の関係から総消費電力Pdcを計算した結果を示す。なお、総消費電力Pdcは通常運用を想定して計算しているので出力電力P(n)は通常出力電力である。図8の横軸は運用ビーム数を表す。比較として最大出力電力の最も大きい素子アンテナ13に対応できる増幅器を全素子アンテナ13に対応する増幅器として配置した場合の総消費電力、つまり増幅器サイズが1種類のみの場合の総消費電力と、素子アンテナ毎の最大出力電力に対応する種類の増幅器を配置したときの消費電力を表す。
この発明に係るマルチビームアンテナは、素子アンテナ13の数より少なく且つ一次放射器アレーの総消費電力が最小になるように増幅器の種類を選定するので、従来の全て同じサイズの増幅器を用いた場合に比べ消費電力を大きく低減できるという効果を奏し、理想的には最適となる全て異なる増幅器を配置した場合の消費電力に近づく。
次に、ステップS7において、増幅器のサイズ比を変化させて増幅器の組み合わせの選択が完了したか否かを判断する。完了したらステップS8に進み、未了のときはステップS4に戻る。
次に、ステップS8において、増幅器のサイズ比を変化させて増幅器の組み合わせのそれぞれの総消費電力のうち最も小さな増幅器の組み合わせを増幅器として決定する。
図9に増幅器の種類を3つとし、増幅器のサイズ比を変化させたときの通常運用時の消費電力を示す。サイズ比を4dBとすることで消費電力が最小となり、この場合での最適な組み合わせとなる。以上のような組み合わせを最適化することで、消費電力が小さくなる解を最終的な増幅器の組み合わせとして決定する。
以上のように、本発明ではマルチビームアンテナにおいて、実現性を考慮し、利用できる増幅器の種類が限られた中で一次放射器アレーの消費電力が最小となる増幅器の配置を決定できる。
なお、上述の実施の形態では等間隔のサイズ比で増幅器を配置する例を示したが、これに限らず不等間隔のサイズ比で増幅器を配置しても良い。
また、素子アンテナの最大出力電力の中で最も高いレベルの出力電力を1つ目の増幅器サイズとして配置したが、これに限らず素子の最大出力電力の中で最も高いレベルの出力電力以上の増幅器サイズを1つ目の増幅器としても同様に設計すればよい。
また、通常運用時において消費電力が最小となる例を示したが、これに限らず想定される全ての運用状態のいずれか、または複数の運用法で最小となる設計も可能である。
1 反射鏡、2 ビーム形成回路、10 マルチビームアンテナ、11 信号、12 増幅器、13 素子アンテナ、14 励振分布、15 ビーム、20 ビームエリア、40 素子群、50 素子群。

Claims (3)

  1. B個(Bは2以上の正の整数)のビームを形成するN個(Nは2以上の正の整数)の素子アンテナを含む一次放射器アレーを有するマルチビームアンテナにおいて、
    上記素子アンテナをそれぞれ励振するK種類(KはN未満の正の整数)の増幅器を有し、
    1個の上記ビームがM個(MはN未満の正の整数)の上記素子アンテナにより形成されるとともに、1個の上記素子アンテナがL個(LはB未満の2以上の正の整数)の上記ビームの形成に寄与し、且つ上記ビーム毎の送信電力を必要に応じて可変とする複数の運用形態を用いる場合、
    全ての上記運用形態において上記素子アンテナが必要とする最大の送信電力に耐え得る種類の上記増幅器を選択するとともに、所定の上記運用形態における第n素子アンテナ(nは1からNの整数)の出力電力P(n)と上記第n素子アンテナに接続する上記増幅器の電力効率η(P(n),k)(kは1からKの整数)とから求まる上記一次放射器アレーの総消費電力
    Figure 2010251961
    が最小となるように上記K種類の増幅器の最大出力電力を選定することを特徴とするマルチビームアンテナ。
  2. B個(Bは2以上の正の整数)のビームを形成するN個(Nは2以上の正の整数)の素子アンテナを含む一次放射器アレーを有するマルチビームアンテナにおいて、
    上記素子アンテナをそれぞれ励振するK種類(KはN未満の正の整数)の増幅器を有し、
    1個の上記ビームがM個(MはN未満の正の整数)の上記素子アンテナにより形成されるとともに、1個の上記素子アンテナがL個(LはB未満の2以上の正の整数)の上記ビームの形成に寄与し、且つ上記ビーム毎の送信電力を必要に応じて可変とする複数の運用形態を用いる場合、
    全ての上記運用形態において上記素子アンテナが必要とする最大の送信電力に耐え得る種類の上記増幅器を選択するとともに、任意の1個の上記増幅器は最も送信電力の大きい上記素子アンテナに対応する上記増幅器とし、且つ所定の上記運用形態における第n素子アンテナ(nは1からNの整数)の出力電力P(n)と上記第n素子アンテナに接続する上記増幅器の電力効率η(P(n),k)(kは1からKの整数)とから求まる上記一次放射器アレーの総消費電力
    Figure 2010251961
    が最小となるように上記K種類の増幅器の最大出力電力を選定することを特徴とするマルチビームアンテナ。
  3. B個(Bは2以上の正の整数)のビームを形成するN個(Nは2以上の正の整数)の素子アンテナを含む一次放射器アレーを有するマルチビームアンテナにおいて、
    上記素子アンテナをそれぞれ励振するK種類(KはN未満の正の整数)の増幅器を有し、
    1個の上記ビームがM個(MはN未満の正の整数)の上記素子アンテナにより形成されるとともに、1個の上記素子アンテナがL個(LはB未満の2以上の正の整数)の上記ビームの形成に寄与し、且つ上記ビーム毎の送信電力を必要に応じて可変とする複数の運用形態を用いる場合、
    全ての上記運用形態において上記素子アンテナが必要とする最大の送信電力に耐え得る種類の上記増幅器を選択するとともに、任意の1個の上記増幅器は最も送信電力の大きい上記素子アンテナに対応する上記増幅器とし、且つ最も運用時間の長い上記運用状態における第n素子アンテナ(nは1からNの整数)の出力電力P(n)と上記第n素子アンテナに接続する上記増幅器の電力効率η(P(n),k)(kは1からKの整数)とから求まる上記一次放射器アレーの総消費電力
    Figure 2010251961
    が最小となるように上記K種類の増幅器の最大出力電力を選定することを特徴とするマルチビームアンテナ。
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