JP2010249350A - レンジフード - Google Patents
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Abstract
【課題】調理機器の上部に取り付けられるレンジフードに関するもので、油煙等を効率よく捕集し排出することを目的とするものである。
【解決手段】調理機器2の上方に設置され、調理時に発生する油煙を捕集するフード部5と、前記フード部5を昇降する昇降装置8と、油煙を屋外へ排出するファンモータ7と、前記ファンモータ7の運転制御ならびに前記フード部5の昇降制御を行う制御部11を備え、前記制御部11は前記ファンモータ7を運転したときには前記フード部5を下降させる構成としたものである。
【選択図】図1
【解決手段】調理機器2の上方に設置され、調理時に発生する油煙を捕集するフード部5と、前記フード部5を昇降する昇降装置8と、油煙を屋外へ排出するファンモータ7と、前記ファンモータ7の運転制御ならびに前記フード部5の昇降制御を行う制御部11を備え、前記制御部11は前記ファンモータ7を運転したときには前記フード部5を下降させる構成としたものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、台所の加熱調理機器の情報に取り付けられるレンジフードの運転に関するものである。
近年、加熱調理機器としてのIHコンロの普及による油煙捕集量の低下、住宅の気密性の向上による調理臭の残留や社会全体としての省エネルギーの動きから、効率的に油煙を捕集するレンジフードファンの必要性が高まっている。
例えば、従来のレンジフードは、次のような構成となっていた。
すなわち、油煙等を排出するために室内壁130に取り付けられるフード本体111と、このフード本体111の下端に開口して、油煙等を取り込むフード112と、フード本体111内に組込まれて屋外に開口させた排気ダクト120が排出口に接続される排気ファン113とを備えたレンジフード110であって、フード本体111内であって排気ファン113の背面側に油煙等のためのバイパス通路114を形成し、このバイパス通路114の一端側を排気ファン113の排出口113bに連通させるとともに、バイパス通路114の他端をフードの壁130側部分に吹出し口114aとして開口させ、バイパス通路の他端側に設けた電動ファン118で風を出す構成としている。(例えば特許文献1参照)。
特開2004−60968号公報
上記従来例において問題となるのは、発生した油煙の捕集効率を上げるために、加熱調理機器から発生した油煙等が広がらないように吹出し口114aから風を出し効率的に捕集しているが、捕集した油煙等を再度排出口113bから取り込み循環させているため、構成の割には捕集効率が上がらず、さらに調理臭が居室空間に広がるという課題があった。
また、吹出し口114aから風を出すため、フード本体111が運転するときには、余分な電動ファン118も運転する必要があり、エネルギー消費量が大きくなるという課題があった。
そこで、本発明は、エネルギー消費量が少なく効率的に加熱調理機器から発生した油煙等を捕集することができるレンジフードを提供することを目的とするものである。
また、フード部が可動していることを使用者に知らせることのできる安全性の高いレンジフードを提供することを目的とするものである。
さらに、使用者が調理時にレンジフードのフード部で頭部をぶつける可能性がある等して、フード部を上昇させても捕集効率の低下がない使い勝手の良いレンジフードを提供することを目的とするものである。
本発明のレンジフードは上記目的を達成するために、調理機器の上方に設置され、調理時に発生する油煙を捕集するフード部と、前記フード部を昇降する昇降装置と、油煙を屋外へ排出するファンモータと、前記ファンモータの運転制御ならびに前記フード部の昇降制御を行う制御部を備え、前記制御部は前記ファンモータを運転したときには前記フード部を下降させるものとしたものである。
また他の手段は、調理時に発生する油煙捕集量を上げる際には、前記制御部は前記フード部の下降量を増加させることにより行うものである。
また他の手段は、調理時に発生する油煙捕集量を上げる際には、前記制御部は前記フード部の下降量を増加させるとともに前記ファンモータの回転数も増加させるものである。
また他の手段は、フード部の調理機器に対向する面に設置され、前記調理機器の複数のバーナの温度と位置を計測する複数の素子を内蔵し形成された熱起電力型温度センサを搭載し、この熱起電力型温度センサの検知温度により、前記制御部は前記ファンモータの運転開始と前記フード部の下降量を調整するものである。
また他の手段は、熱起電力型温度センサの検知温度に応じて前記制御部は前記フード部の下降量を増加させるとともに前記ファンモータの回転数も増加させるものである。
また他の手段は、熱起電力型温度センサの検出位置により、前記制御部は検出温度が低くても前記フード部の下降量を大きくするものである。
また他の手段は、サーモパイルの検出位置によっては、前記制御部は検出温度が低くても前記フード部の下降量を増加するとともにファンモータの回転数も増加させるものである。
また他の手段は、フード部に油煙捕集方向を変更する弁を設け、前記熱起電力型温度センサの検出した温度上昇値と位置により、前記制御部が前記弁を制御し油煙捕集方向を変更するものである。
また他の手段は、フード部の調理機器に対向する面に照明を設け、前記制御部は前記フード部が下降する量に応じて前記照明を暗くするものである。
これら手段により、レンジフードはエネルギー消費量が少なくても効率的に加熱調理機器から発生した油煙等を捕集することができるという目的を達成するものである。
また他の手段は、報知手段を設け、前記フード部が下降動作をしている際には、前記制御部が前記報知手段を発音させるものである。
また他の手段は、前記報知手段は、前記フード部の下降動作が終了したときには、前記制御部が下降動作をしているときの報知音と報知音の種類を変えるものである。
これらの手段により、レンジフードは、フード部が可動していることを使用者に知らせることができる安全性が高くなるという目的を達成するものである。
また他の手段は、調理時に前記フード部を上昇させたときには、前記フード部が上昇するとともに前記ファンモータの回転数を上げるものである。
この手段により、レンジフードは、使用者が調理時フード部が邪魔になり、フード部を上げても捕集効率が低下しない使い勝手がよくなるという目的を達成するものである。
本発明によれば、エネルギー消費量が少なく効率的に加熱調理機器から発生した油煙等を捕集することができるレンジフードを提供できる。
また、フード部が可動していることを使用者に知らせることのできる安全性の高いレンジフードを提供できる。
さらに、使用者が調理時にレンジフードのフード部で頭部をぶつける可能性がある等して、フード部を上昇させても捕集効率の低下がない使い勝手の良いレンジフードを提供できる。
本発明の請求項1記載の発明は、調理機器の上方に設置され、調理時に発生する油煙を捕集するフード部と、前記フード部を昇降する昇降装置と、油煙を屋外へ排出するファンモータと、前記ファンモータの運転制御ならびに前記フード部の昇降制御を行う制御部を備え、前記制御部は前記ファンモータを運転したときには前記フード部を下降させる構成としたものであり、前記ファンモータを運転したときに前記フード部が下降するため、調理機器から発生した油煙等が広がる前に効率的に捕集することができ、エネルギー消費量が少なく効率的に捕集することができるという作用を有する。
また、調理時に発生する油煙捕集量を上げる際には、前記制御部は前記フード部の下降量を増加させることにより行う構成としたものであり、前記フード部の下降量を増加させ油煙等の発生部に近づけることで捕集量を増加するため、前記ファンモータの回転を上げエネルギー消費量を増加させなくても、効率的に捕集することができるという作用を有する。
また、調理時に発生する油煙捕集量を上げる際には、前記制御部は前記フード部の下降量を増加させるとともに前記ファンモータの回転数も増加させる構成としたものであり、前記ファンモータの回転をわずかに上げるだけで、効率的に油煙等の捕集量を増加させることができるという作用を有する。
また、フード部の調理機器に対向する面に設置され、前記調理機器の複数のバーナの温度と位置を計測する複数の素子を内蔵し形成された熱起電力型温度センサを搭載し、この熱起電力型温度センサの検知温度により、前記制御部は前記ファンモータの運転開始と前記フード部の下降量を調整するという構成にしたものであり、レンジフードは前記調理機器の運転状態により自動で前記ファンモータの運転を開始するとともに前記フードを下降させ効率的に油煙等を捕集するので、余分な消費エネルギーがなくなり捕集効率も向上するという作用を有する。
また、熱起電力型温度センサの検知温度に応じて前記制御部は前記フード部の下降量を増加させるとともに前記ファンモータの回転数も増加させるという構成にしたものであり、前記ファンモータの運転開始をするとともに回転をわずかに上げるだけで、効率的に油煙等の捕集量を増加させることができるという作用を有する。
また、熱起電力型温度センサの検出位置により、前記制御部は検出温度が低くても前記フード部の下降量を大きくするという構成としたものであり、魚等油煙の発生量が多い食材を調理した際、検出温度が上がる排気口部分が温度上昇すれば、前記フードの下降量を大きくし捕集効率が向上するという作用を有する。
また、サーモパイルの検出位置によっては、前記制御部は検出温度が低くても前記フード部の下降量を増加するとともにファンモータの回転数も増加させるという構成にしたものであり、魚等油煙の発生量が多い食材を調理した際、検出温度が上がる排気口部分が温度上昇すれば、前記ファンモータの回転をわずかに上げるだけで、効率的に油煙等の捕集量を増加させることができるという作用を有する。
また、フード部に油煙捕集方向を変更する弁を設け、前記熱起電力型温度センサの検出した温度上昇値と位置により、前記制御部が前記弁を制御し油煙捕集方向を変更するという構成としたものであり、前記熱起電力型温度センサの検出した温度上昇値と位置により前記弁を制御し吸込み口を変えることができるので、効率的に油煙等を捕集できるという作用を有する。
また、フード部の調理機器に対向する面に照明を設け、前記制御部は前記フード部が下降する量に応じて前記照明を暗くするという構成としたものであり、前記フード部が下降し前記調理機器に近づき、照明を暗くできるのでエネルギー消費量を減らすことができるという作用を有する。
また、報知手段を設け、前記フード部が下降動作をしている際には、前記制御部が前記報知手段を発音させるという構成としたものであり、使用者が前記フード部の下降に気づくので安全性が向上するという作用を有する。
また、前記報知手段は、前記フード部の下降動作が終了したときには、前記制御部が下降動作をしているときの報知音と報知音の種類を変えるという構成としたものであり、使用者が前記フード部の下降動作の停止がわかり安全性が向上するという作用を有する。
また、調理時に前記フード部を上昇させたときには、前記フード部が上昇するとともに前記ファンモータの回転数を上げるという構成としたものであり、使用者が調理時に前記フード部に頭があたるような場合に前記フード部を上昇させても、前記ファンモータの回転数が上がり、捕集効率は変わらなくなるので使い勝手がこうじょうするという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1および図2に示すように、レンジフード1は調理機器2の上方に設置されている。
図1および図2に示すように、レンジフード1は調理機器2の上方に設置されている。
レンジフード1は、調理機器2から発生した油煙等を捕集する吸込み口3と前面に操作部4を設けたフード部5と、内部に吸込み口3から油煙等を捕集し排気ダクト6から排出するファンモータ7と、フード部5を昇降させる昇降装置8から出来ている。
また、調理機器2の前面には、調理機器2の調理機器操作部9と魚などの焼き物を行うグリル14(図示せず)の取り出し口10設けられている。
さらに、操作部4には、レンジフード1の運転を停止する切スイッチ4a、捕集量をアップさせる捕集量アップスイッチ4b、捕集量をダウンさせる捕集量ダウンスイッチ4c、および捕集量表示部4dがある。
上記構成において、レンジフード1の動作を図3〜図4により説明する。
調理機器2を使用し調理を開始し油煙等が発生し出すと、使用者はその油煙等を捕集するためにレンジフード1の操作部4の捕集量アップスイッチ4bを操作する。操作部4の捕集量アップスイッチ4bの信号を受けた制御部11は、ファンモータ駆動部12を制御してファンモータ7の運転を開始し回転数n1とするとともに昇降装置駆動部15を制御して昇降装置8を可動させてフード部5を調理機器2までの距離L1まで下降させる。同時に制御部11は、操作部4の捕集量表示部4dに捕集量H1の表示をするとともにフード部5が下降しているときには、報知部13を連続音で鳴動させ、指定の下降位置に到達すると報知部13を長音で鳴動させることで、使用者の捕集量の設定とフード部5の動作中、動作完了を知らせる。
さらに、使用者が調理機器2を使用し調理を続け、油煙等の発生量が増加化すると、使用者は操作部4の捕集量アップスイッチ4bを操作する。操作部4の捕集量アップスイッチ4bの操作を受け制御部11は、昇降装置駆動部15を制御して昇降装置8を可動しさらにフード部5をL2まで下降させ、ファンモータ駆動部12を制御してファンモータ7の回転数をn2にすることで捕集量を増加させる。同時に制御部11は、操作部4の捕集量表示部4dに捕集量H2の表示をするとともにフード部5が下降しているときには、報知部13を連続音で鳴動させ、指定の下降位置に到達すると報知部13を長音で鳴動させることで、使用者の捕集量の設定とフード部5の動作中、動作完了を知らせる。そして、さらに捕集量を増加させるには、同様に操作部4の捕集量アップスイッチ4bを操作し、反対に捕集量を減少させるには操作部4の捕集量ダウンスイッチ4cを操作し行う。
このように、レンジフード1の油煙等の捕集量を増加させるために、フード部5を下降させているので、通常のファンモータ7の回転に比べ少しの回転数で吸い込み口3から吸い込むことができるエネルギー消費量が少なくても効率的に加熱調理機器から発生した油煙等を捕集することができる。
また、フード部5の可動中、可動終了を報知部13で使用者に知らせることができるので、安全性が向上する。
なお、今回の実施の形態1では、フード部5の下降の段階、ファンモータ7の回転数を3段階で説明したが、それ以上の複数段あるいは連続可変させてもよい。
(実施の形態2)
実施の形態1と同一部分のものは同一番号を付して詳しい説明は省略する。
実施の形態1と同一部分のものは同一番号を付して詳しい説明は省略する。
図5〜図8に示すごとく、レンジフード20は上下昇降可能なフード部22の前面に操作部23と調理機器24に対抗する面にLED照明25と調理機器24の上面の温度上昇や温度上昇位置を検知する熱起電力型温度センサ26を設けている。また、フード部22の下面に設けられた4方向の吸込み口27a〜27dにはそれぞれ弁28a〜28dが設けられている。そして、調理機器24前面には、調理機器24の調理機器操作部9と魚などの焼き物を行うグリル14(図示せず)の取り出し口10を設け、天面には、コンロ29a〜29cと、グリル14から発生する煙を排出するグリル吹出し口30とが設けてある。
さらに、操作部23には、レンジフード20の運転を停止する切スイッチ23a、熱起電力型温度センサ26検出値で自動運転させる自動運転スイッチ23b、LED照明の点灯、消灯を行う照明スイッチ23c、フード部手動アップスイッチ23dおよび捕集量表示部23eがある。
上記構成に於いて、レンジフード20の基本動作を図9、図10により説明する。
調理機器24を使用し調理をおこなうときには、使用者がレンジフード20の操作部23の自動運転スイッチ23bを操作し、それを制御部21が検知しレンジフード20を自動運転モードとする。
そして、使用者が調理機器24の調理機器操作部9を操作し調理を開始すると、調理機器24天面の温度が上昇する。その温度上昇値をフード部22の調理機器24に対抗する面に設けられた熱起電力型温度センサ26が検知し、閾値T1以上となると制御部21は、ファンモータ駆動部12を制御してファンモータ7の運転を開始し回転数n1とするとともに昇降装置駆動部15を制御し昇降装置8を可動させてフード部22を調理機器24までの距離L1まで下降させる。同時に制御部21は、操作部23の表示部23eに捕集量H1の表示をするとともにフード部22が下降しているときには、報知部13を連続音で鳴動させ、指定の下降位置に到達すると報知部13を長音で鳴動させることで、使用者に捕集量の設定とフード部22の動作中、動作完了を知らせる。
さらに、使用者が調理機器24を使用し調理を続け、調理機器24天面の温度が上昇したことを熱起電力型温度センサ26が検知し閾値T2以上となると、制御部21は昇降装置駆動部15を制御し昇降装置8を可動しさらにフード部22をL2まで下降させ、ファンモータ駆動部12を制御してファンモータ7の回転数をn2にすることで捕集量を増加させる。同時に制御部21は、操作部23の表示部23dに捕集量H2の表示をするとともにフード部22が下降しているときには、報知部13を連続音で鳴動させ、指定の下降位置に到達すると報知部13を長音で鳴動させることで、使用者に捕集量の設定とフード部22の動作中、動作完了を知らせる。そして、さらに調理機器24の天面温度が上昇し、閾値T3以上となると制御部21は同様にファンモータ7の回転数をn3にフード部22をL3まで下降させる。以上のような動作を調理が終了に調理機器24の天面の温度が閾値T1以下になるまで、設定されている閾値によりファンモータ7の回転数とフード部22の調理機器24までの距離を制御しレンジフード20を自動運転する。
次に上記レンジフード20の基本動作に付随した弁28a〜28d、調理機器24のグリル14使用時、LED照明25使用時の動作を図9、11〜14に基づき説明する。
制御部21は、調理機器24天面のコンロ29a〜29cのどのコンロ部分の温度が閾値T1以上になるかで弁駆動部31を制御し、弁28a〜28dのいずれかの弁を開口し吸込み口27a〜27dを決定する。開口の組合せは、例えば図11のように決められており、コンロ29cの部分が閾値T1を超えた場合、制御部21は、弁28a、28cを開口し吸込み口27a、27cから吸い込む。
次に調理機器24のグリル14を使用したときには、グリル吹出し口30の部分が温度上昇するが、グリル14は調理機器24内部で温度上昇しているため、グリル吹出し口30はあまり温度上昇しない。しかし、グリル14を使用した魚などの調理は、通常の調理に比べて油煙等の発生量が多い傾向がある。そのため、グリル吹出し部30の温度上昇検出は、通常の温度上昇閾値よりそれぞれ低いTx、Ty、Tzで設定し、ファンモータ7の回転数、フード部22の下降量を制御部21が制御することで、効率的に油煙等を排出する。
そして、LED照明25は、操作部23の照明スイッチ23cの操作により点灯、消灯するが、点灯した際の明るさはフード部22の下降量が大きければ、調理機器24に近づくため暗くても良いため、制御部21がLED制御部32を制御することで、下降量が大きいほど暗くなるように調整されている。
また、使用者が調理時に下降しているフード部22が邪魔になり上昇されるときには、操作部23のフード部手動アップスイッチ23dを操作することで、フード部22を上昇させることができるとともに制御部21はファンモータ駆動部12を制御し同じ捕集量が確保できるようにファンモータ7の回転数をnx、ny、nzまで上昇させる。
このように、調理機器24から発生した油煙等をレンジフード20に搭載した熱起電力型温度センサ26の検出温度と検出箇所で検出温度設定を変えて自動運転するとともに油煙等の捕集量を増加させるためにフード部22を下降させているので、通常のファンモータ7の回転に比べ少ない回転数で吸い込み口25a〜25dから吸い込むことができるのでエネルギー消費量が少なくても効率的に加熱調理機器から発生した油煙等を捕集することができる。
また、フード部22の吸込み口25a〜25dのどこから吸い込むかを熱起電力型温度センサ26の検出箇所で決定しているので効率的に加熱調理機器から発生した油煙等を捕集することができる。
また、フード部22の可動中、可動終了を報知部13で使用者に知らせることができるので、安全性が向上する。
また、LED照明の明るさをフード部22の下降量に応じて調整しているので、無駄なエネルギー消費がなくなる。
また、使用者が調理時にフード部22が邪魔になり上昇させても捕集量が落ちないので使い勝手が向上する。
なお、今回の実施の形態2では、熱起電力型温度センサ26の検出閾値を3段階で行ったが、検出温度の合わせてフード部22の下降、ファンモータ7の回転数を連続可変させてもよい。
以上のごとく本発明は、エネルギー消費量が少なく効率的に加熱調理機器から発生した油煙等を捕集することができるレンジフードを提供できる。
また、フード部が可動していることを使用者に知らせることのできる安全性の高いレンジフードを提供できる。
さらに、使用者が調理時にレンジフードのフード部で頭部をぶつける可能性がある等して、フード部を上昇させても捕集効率の低下がない使い勝手の良いレンジフードを提供できる。
したがって、工場の機器から発生する油煙の捕集設備へも適用できる。
1 レンジフード
2 調理機器
5 フード部
7 ファンモータ
8 昇降装置
11 制御部
13 報知部
20 レンジフード
21 制御部
22 フード部
24 調理機器
25 LED照明
26 熱起電力型温度センサ
28a〜28d 弁
2 調理機器
5 フード部
7 ファンモータ
8 昇降装置
11 制御部
13 報知部
20 レンジフード
21 制御部
22 フード部
24 調理機器
25 LED照明
26 熱起電力型温度センサ
28a〜28d 弁
Claims (12)
- 調理機器の上方に設置され、調理時に発生する油煙を捕集するフード部と、前記フード部を昇降する昇降装置と、油煙を屋外へ排出するファンモータと、前記ファンモータの運転制御ならびに前記フード部の昇降制御を行う制御部を備え、前記制御部は前記ファンモータを運転したときには前記フード部を下降させるものとしたレンジフード。
- 調理時に発生する油煙捕集量を上げる際には、前記制御部は前記フード部の下降量を増加させることにより行う請求項1記載のレンジフード。
- 調理時に発生する油煙捕集量を上げる際には、前記制御部は前記フード部の下降量を増加させるとともに前記ファンモータの回転数も増加させる請求項1記載のレンジフード。
- フード部の調理機器に対向する面に設置され、前記調理機器の複数のバーナの温度と位置を計測する複数の素子を内蔵し形成された熱起電力型温度センサを搭載し、この熱起電力型温度センサの検知温度により、前記制御部は前記ファンモータの運転開始と前記フード部の下降量を調整する請求項1記載のレンジフード。
- 熱起電力型温度センサの検知温度に応じて前記制御部は前記フード部の下降量を増加させるとともに前記ファンモータの回転数も増加させる請求項1または4記載のレンジフード。
- 熱起電力型温度センサの検出位置により、前記制御部は検出温度が低くても前記フード部の下降量を大きくする請求項4、5いずれか記載のレンジフード。
- サーモパイルの検出位置によっては、前記制御部は検出温度が低くても前記フード部の下降量を増加するとともにファンモータの回転数も増加させる請求項4〜6いずれか記載のレンジフード。
- フード部に油煙捕集方向を変更する弁を設け、前記熱起電力型温度センサの検出した温度上昇値と位置により、前記制御部が前記弁を制御し油煙捕集方向を変更する請求項4〜7いずれか記載のレンジフード。
- フード部の調理機器に対向する面に照明を設け、前記制御部は前記フード部が下降する量に応じて前記照明を暗くする請求項1〜8いずれか記載のレンジフード。
- 報知手段を設け、前記フード部が下降動作をしている際には、前記制御部が前記報知手段を発音させる請求項1〜9いずれか記載のレンジフード。
- 前記報知手段は、前記フード部の下降動作が終了したときには、前記制御部が下降動作をしているときの報知音と報知音の種類を変える請求項1〜10いずれか記載のレンジフード。
- 調理時に前記フード部を上昇させたときには、前記フード部が上昇するとともに前記ファンモータの回転数を上げる請求項3,5,7いずれか記載のレンジフード。
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- 2009-04-13 JP JP2009096852A patent/JP2010249350A/ja active Pending
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