JP2010247913A - 媒体収容部、媒体搬送装置および画像形成装置 - Google Patents

媒体収容部、媒体搬送装置および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】小型の構成で媒体の束を捌くこと。
【解決手段】媒体(S)が収容される収容部本体(6)と、媒体(S)が積載されると共に、積載された媒体(S)が送り出される送出位置と、前記送出位置から下降した降下位置と、の間で移動可能な媒体積載部材(14)と、前記送出位置に移動した前記媒体積載部材(14)に積載された媒体(S)に対して気体を吹付ける気体吹付け装置(41)と、前記収容部本体(6)の前記媒体(S)が送り出される側の端部に配置されると共に、前記媒体積載部材(14)に積載された媒体(S)の束の上部に積載された前記媒体(S)の縁に接触した状態で回転可能に支持された媒体捌き部材(31)と、を備えた媒体収容部(TR1)。
【選択図】図3

Description

本発明は、媒体収容部、媒体搬送装置および画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式の複写機やプリンタ等の画像形成装置において、画像が記録される媒体が収容された媒体収容部において、媒体どうしが密着して複数枚送り出される状態、いわゆる重送状態を防止するために、媒体収容部内で媒体を捌く技術に関して、以下の特許文献1、2記載の技術が従来公知である。
特許文献1としての特開2006−327828号公報には、給紙トレイ(59)において、用紙(57)の搬送方向に垂直な幅方向にエアー吹付け手段(71)を配置して、用紙(57)の束の上部に積載されている数枚の用紙(57)に対してエアーを吹付けて、用紙(57)を捌く技術が記載されている。特許文献1記載の技術では、エアー遮断手段(117、125等)を設けて、エアーの拡散を防止し、エアーの流れと流速を調節して、用紙(57)の側面に最適な流速で吹付けている。
特許文献2としての特開2005−75541号公報には、シート(S)が収容される収納庫(402)において、シート搬送方向に垂直なシート幅方向からシート(S)に向けてヒータ(6)で加熱された温風をファン(5)で吹付けて、コート紙のような紙間の密着力が強いシート(S)を捌く技術が記載されている。また、特許文献2には、シート束(S)を昇降させるリフターにおいて、凹形状のリフター台(403)にシート束(S)を積載することで、シート束(S)を凹状に湾曲させてエアーが流入しやすくする技術が記載されている。
特開2006−327828号公報(「0037」〜「0078」、図2〜図16) 特開2005−75541号公報(「0040」、「0053」〜「0066」、図2〜図8)
本発明は、小型の構成で媒体の束を捌くことを技術的課題とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項1記載の発明の媒体収容部は、
媒体が収容される収容部本体と、
媒体が積載されると共に、積載された媒体が送り出される送出位置と、前記送出位置から下降した降下位置と、の間で移動可能な媒体積載部材と、
前記送出位置に移動した前記媒体積載部材に積載された媒体に対して気体を吹付ける気体吹付け装置と、
前記収容部本体の前記媒体が送り出される側の端部に配置されると共に、前記媒体積載部材に積載された媒体の束の上部に積載された前記媒体の縁に接触した状態で回転可能に支持された媒体捌き部材と、
を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の媒体収容部において、
前記媒体積載部材の移動に伴って、昇降する媒体との接触により回転する前記媒体捌き部材、
を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の媒体収容部において、
前記媒体が送り出される方向および媒体積載部材が移動する方向に交差する媒体幅方向に沿って、複数配置された前記媒体捌き部材、
を備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の媒体収容部において、
前記媒体に対して接触、離間する方向に移動可能に支持された前記媒体捌き部材と、
前記媒体捌き部材を前記媒体に接触する方向に付勢する捌き付勢部材と、
を備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の媒体収容部において、
収容された媒体の種類に基づいて、前記媒体捌き部材の前記収容部本体内への進入量を調節する進入量調節装置と、
を備えたことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項6に記載の発明の媒体搬送装置は、
媒体が収容される収容部本体と、
媒体が積載されると共に、積載された媒体が送り出される送出位置と、前記送出位置から下降した降下位置と、の間で移動可能な媒体積載部材と、
前記送出位置に移動した前記媒体積載部材に積載された媒体に対して気体を吹付ける気体吹付け装置と、
前記収容部本体の前記媒体が送り出される側の端部に配置されると共に、前記媒体積載部材に積載された媒体の束の上部に積載された前記媒体の縁に接触した状態で回転可能に支持された媒体捌き部材と、
前記媒体積載部材に積載された媒体を送り出す媒体送出部材と、
を備えたことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項7に記載の発明の画像形成装置は、
媒体が収容される収容部本体と、
媒体が積載されると共に、積載された媒体が送り出される送出位置と、前記送出位置から下降した降下位置と、の間で移動可能な媒体積載部材と、
前記送出位置に移動した前記媒体積載部材に積載された媒体に対して気体を吹付ける気体吹付け装置と、
前記収容部本体の前記媒体が送り出される側の端部に配置されると共に、前記媒体積載部材に積載された媒体の束の上部に積載された前記媒体の縁に接触した状態で回転可能に支持された媒体捌き部材と、
前記媒体積載部材に積載された媒体を送り出す媒体送出部材と、
前記媒体送出部材で送り出された媒体に画像を記録する画像記録装置と、
を備えたことを特徴とする。
請求項1、6、7に記載の発明によれば、上部に積載された媒体の縁に接触する媒体捌き部材を有しない場合に比べて、小型の構成で媒体の束を捌くことができる。
請求項2に記載の発明によれば、媒体捌き部材が回転しない場合に比べて、媒体の縁の損傷を低減できる。
請求項3に記載の発明によれば、媒体捌き部材が複数も受けられていない場合に比べて、複数の大きさの媒体を捌くことができる。
請求項4に記載の発明によれば、媒体に対して、接近、離間不能な媒体捌き部材を有する場合に比べて、媒体の縁の損傷を低減できる。
請求項5に記載の発明によれば、進入量を調整しない構成に比べて、媒体どうしの密着性が高い場合でも、捌くことができ、重送の発生を低減できる。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の全体説明図である。 図2は本実施例の画像形成装置の給紙装置の要部拡大説明図である。 図3は実施例1の給紙トレイの平面図である。 図4は歯付きロールの説明図であり、図4Aは実施例1の歯付きロールの説明図、図4Bは実施例1の変更例1の歯付きロールの説明図、図4Cは実施例1の変更例2の歯付きロールの説明図である。 図5は本発明の実施例1の画像形成装置の制御部分の説明図で、その制御部分が備えている各機能をブロック図で示した図である。 図6は実施例1の媒体送出制御の一例としての給紙制御の流れ図である。 図7は実施例1の作用説明図であり、図7Aはボトムプレート上昇に伴って記録シートSの縁が歯付きロールに接触した状態の説明図、図7Bは図7Aに示す状態からボトムプレートが送出位置まで上昇した状態の説明図、図7Cは図7Bに示す状態から記録シートが数枚送り出された状態の説明図である。 図8は実施例1の作用説明図であり、送風された状態の平面図である。 図9は実施例2の画像形成装置の給紙トレイの説明図であり、実施例1の図2に対応する図である。 図10は実施例2の給紙トレイの説明図であり、実施例1の図3に対応する図である。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例(以下、実施例と記載する)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の全体説明図である。
図1において、本発明の実施例1の画像形成装置の一例としての複写機Uは、画像形成装置本体U1と、自動原稿搬送装置U2を有している。前記画像形成装置本体U1は、画像記録部U1aと、画像読取り部U1bとを有する。
前記自動原稿搬送装置U2は、画像読取り部U1b上面の透明な原稿台の一例としてのプラテンガラスPG上に支持されている。
前記画像記録部U1a上面には、上方の画像読取り部U1bとの間に、媒体排出部の一例としての排出トレイTRhが設けられている。
図1において、前記自動原稿搬送装置U2は、複写しようとする複数の原稿Giが重ねて収容される原稿収容部の一例としての原稿給紙トレイTG1を有する。前記原稿給紙トレイTG1に収容された複数の各原稿Giは、順次プラテンガラスPG上の複写位置を通過して原稿排出部の一例としての原稿排紙トレイTG2に排出されるように構成されている。前記自動原稿搬送装置U2は、その後端部に設けた左右方向に延びる図示しない回転軸により、プラテンガラスPG上面に対して回転可能であり、原稿Giを利用者が手でプラテンガラスPG上に置く場合に上方に回転される。
前記画像形成装置本体U1は、利用者が画像形成開始等の作動指令信号を入力操作する入力操作部の一例としてのユーザインタフェースUIを有している。
前記透明なプラテンガラスPGの下方には原稿画像を読み取るための露光光学系Aが配置されている。
前記自動原稿搬送装置U2でプラテンガラスPG上面に搬送される原稿または手動でプラテンガラスPG上に置かれた原稿Giからの反射光は、前記露光光学系Aを介して、撮像部材の一例としての固体撮像素子CCDで電気信号に変換される。
画像処理部IPSは、固体撮像素子CCDから入力されるR:赤、G:緑、B:青の電気信号を画像情報に変換して一時的に記憶し、前記画像情報を潜像形成用の画像情報として、書込駆動回路の一例としてのレーザ駆動回路DLに出力する。
レーザ駆動回路DLは、入力された画像データに応じてレーザ駆動信号を潜像形成装置ROSに出力する。なお、前記ユーザインタフェースUI、画像処理部IPSおよびレーザ駆動信号出力装置DLと、画像形成装置本体U1の各部材に電力を供給する電源回路E等の動作は、制御部の一例としてのコントローラCにより制御される。
像保持体の一例としての感光体PRはその軸PRaを中心に回転可能に支持されており、その表面は、帯電器の一例としての帯電ロールCRにより一様に帯電された後、潜像書込位置において潜像形成装置ROSの潜像書込光の一例としてのレーザビームLにより露光走査されて静電潜像が形成される。
前記静電潜像が形成された感光体PR表面は回転移動して、順次、現像装置Gと対向する現像領域と、転写器の一例としての転写ロールRtと対向する転写領域Q1を通過する。
現像装置Gは、現像剤保持体の一例として感光体PRと対向して回転する現像ロールGaや、現像剤攪拌部材Gb,Gc,Gdを回転可能に支持し且つ現像剤を収容する現像容器Vを有しており、現像領域を通過する感光体PR上の静電潜像をトナー像に現像する。
前記現像装置Gの下方には、媒体収容部の一例としての複数の給紙トレイTR1〜TR4が配置されている。複数の給紙トレイTR1〜TR4は、媒体の一例として、転写領域Q1に搬送するための記録用シートSを収容しており、その左右両側に前後方向に沿って配置された一対の案内部の一例としてのレールRL1,RL1に沿って移動可能に支持されている。
図2は本実施例の画像形成装置の給紙装置の要部拡大説明図である。
図1、図2において、前記各給紙トレイTR1〜TR4の送出側である左側上部には、媒体送出部材の一例としてのピックアップロールRpが配置されている。前記ピックアップロールRpは、記録シートSを送り出す送出時期に合わせて前記給紙トレイTR1〜TR4に積載された記録シートSを取り出す。前記記録シートSは、下流搬送部材の一例としてのフィードロールRs1と、媒体減速部材の一例としてのリタードロールRs2との接触領域であるさばき領域を通過する際に、複数の記録シートSが重なって送り出された場合に、1枚づつ分離される。分離された記録シートSは、フィードールRs1により搬送されて、下流側の媒体搬送路の一例としてのシート搬送路SHに搬送される。前記フィードロールRs1とリタードロールRs2とにより、実施例1の分離部材の一例としてのさばきロールRsが構成されている。
シート搬送路SHの記録シートSは、シート搬送路SHに沿って配置された複数の搬送部材の一例としての搬送ロールRaにより、時期調整部材の一例としてのレジロールRrに搬送される。図1において、レジロールRrは、記録シートSを、前記転写領域Q1に感光体PR表面のトナー像が到達する時期に合わせて搬送する。
また、手差し給紙部の一例としての手差トレイTR0から給紙された記録シートSも、手差し搬送路SH5を搬送され、前記シート搬送路SHに沿って配置された搬送部材の一例としての搬送ロールRa、レジロールRrにより前記転写領域Q1に搬送される。
図1において、前記転写領域Q1には、転写電圧が印加される転写器の一例としての転写ロールRtが配置されている。この転写ロールRtは転写領域Q1において前記感光体PRに対向、接触しており、転写領域Q1を通過する記録シートSに感光体PR上のトナー像を転写する。
感光体PR表面のトナー像が転写領域Q1において記録シートSに転写された後、前記感光体PRは、清掃器の一例としてのクリーナCLにより表面に付着した残留トナーが回収される。前記クリーナCLにより表面に付着した残留トナーが回収された感光体PRは、前記帯電ロールCRにより帯電される。
なお、実施例1の複写機Uでは、感光体PR、帯電ロールCR、現像装置G、クリーナCLは、可視像形成装置の一例として、画像形成装置本体U1に対して一体的に着脱可能なプロセスユニットPR+CR+G+CLにより構成されている。
前記転写領域Q1において未定着のトナー像が転写された記録シートSは、トナー像が未定着の状態で定着領域Q2に搬送され、定着領域Q2に配置された定着装置Fの定着部材の一例としての一対の定着ロールFh,Fpによりトナー像が定着される。定着トナー像が形成された記録シートSは、排出部材の一例としての排紙ロールR1に搬送され、排出口Haから排出トレイTRhに排出される。
前記プロセスユニットPR+CR+G+CL、転写ロールRtおよび前記定着装置Fにより、媒体Sに画像を記録する画像記録装置PR+CR+G+CL+Rt+Fが構成されている。
プリンタU内部には、前記排出口Haの左方に、排出口Haに接続された本体反転路SH3が設けられている。前記手差しトレイTR0の上部には、媒体反転装置の一例として、画像形成装置本体U1に着脱可能に装着される反転ユニットU3が装着されている。反転ユニットU3の内部には、本体反転路SH3に接続する追加反転路の一例としてのオプション反転路SH4が形成されている。したがって、両面印刷時には、前記定着領域Q2でトナー像が定着されたシートSが、前記本体反転路SH3、オプション反転路SH4を通過して、前記レジロールRrに搬送され、シートSの表裏が反転した状態で前記転写領域Q1に再送される。
前記本体反転路SH3、オプション反転路SH4により、反転路SH3+SH4が構成されている。
前記ピックアップロールRp、さばきロールRs、搬送ロールRaおよび排出ロールR1により、シート搬送部材Rp+Rs+Ra+R1が構成されている。
(給紙トレイ)
図3は実施例1の給紙トレイの平面図である。
図2、図3において、実施例1の画像形成装置本体U1に、着脱可能に支持された各給紙トレイTR1〜TR4は、底壁1と、前端壁2、後端壁3、左端壁4および右端壁5とを有し、前記各壁1〜5により囲まれた空間により、収容部本体の一例としての収容空間6が構成されている。前記前端壁2には前蓋の一例としてのフロントカバー7が支持され、前記右端壁5には横蓋の一例としてのサイドカバー8が支持されている。また、前記左端壁4および右端壁5の外面には前記レールRL1に接触して案内される被案内部の一例としての被ガイド部材RL2が支持されている。
図2において、前記左端壁4の外側には上昇回転軸12が配置されている。図3において、前記上昇回転軸12の後端部には、被駆動伝達部の一例としてのカプラ12aが設けられている。前記カプラ12aは、給紙トレイTR1〜TR4が画像形成装置本体U1に装着された時に、画像形成装置本体U1の図示しない駆動伝達部の一例としてのカプラに噛み合って、図示しない昇降駆動源の一例としてのプレート昇降モータからの回転が伝達される。
図2、図3において、前記上昇回転軸12には、昇降部材の一例として、断面L字型のプレート状の上昇レバー13の一端が固定支持されている。前記上昇レバー13の他端は、媒体積載部材の一例として、上面に記録シートSの束が積載されるボトムプレート14の下面に接触している。図3において、前記ボトムプレート14は、前後両端壁2、3に、積載部材用の回転軸の一例としてのプレート回転軸14aを中心に回転可能に支持されている。
前記上昇レバー13及びボトムプレート14は、画像形成装置Uの画像形成動作、いわゆるジョブが開始されていない場合は、図2の上側の給紙トレイTR1に示す降下位置に保持される。また、前記画像形成装置Uのジョブが開始された場合には、プレート昇降モータにより前記上昇回転軸12が回転して、上昇レバー13がボトムプレート14を持ち上げる。前記ボトムプレート14の上昇して送出位置に移動すると、図2の下側の給紙トレイTR2に示すように、記録シート束のシート搬送方向前端部の上面位置が、記録シートが送り出し可能な高さに保持される。
前記ボトムプレート昇降用モータ、上昇回転軸12、上昇レバー13、ボトムプレート14等によりシート昇降部材16が構成されている。
図3において、前記底壁1には、支持体収容部の一例として、媒体搬送方向である左右方向に延びるプレート収容溝1aが形成されている。プレート収容溝1aには、支持体案内部材の一例としてのエンドガイド21が収容されている。前記エンドガイド21には、後端支持体の一例として、収容された記録シートSのシート搬送方向後端である右端を支持するエンドプレート22が左右方向に移動可能に支持されている。したがって、記録シートSのサイズに応じて、利用者が手動でエンドプレート22の位置をスライド調節できる。
前記底壁1の前記ボトムプレート14の前後両側には、側端支持体の一例として、媒体幅方向である記録シートSの前後両端の位置を規制するサイドシートガイド26、27が支持されている。前側のサイドシートガイド26は、利用者が手動で取外し、記録シートSの大きさに応じて底壁1に形成された装着孔1bに、前サイドガイド26の下面の図示しない突起を差し込むことで、記録シートSのサイズに応じた位置に装着することができる。
図4は歯付きロールの説明図であり、図4Aは実施例1の歯付きロールの説明図、図4Bは実施例1の変更例1の歯付きロールの説明図、図4Cは実施例1の変更例2の歯付きロールの説明図である。
図2、図3において、左側壁4の上部の後端部には、左右方向に貫通する開口4aが形成されており、開口4aには、媒体捌き部材の一例としての歯付きロール31が支持されている。前記歯付きロール31は、捌き本体の一例としての円筒状のロール本体の表面に凹凸が形成された形状に構成されており、歯付きロール31の右端部の一部が、左側壁4から右方である収容空間6内に進入した状態で支持されている。図4において、実施例1の歯付きロール31は、図4Aに示すように、側面から見た状態で三角形状の凹凸が形成されているが、図4Bに示すように台形状の凹凸としたり、図4Cに示すようにインボリュート歯車状の凹凸としたりすることが可能である。
また、実施例1の歯付きロール31として、記録シートSに接触時に、記録シートSを痛めないように硬質ゴムや、摩耗しにくい高強度樹脂、例えば、PEEK:ポリエーテルエーテルケトンや、POM:ポリオキシメチレン(ポリアセタール)を使用することが好ましい。
前記歯付きロール31は、右端部の一部が収容空間6内に進入した状態で配置されており、歯付きロール31の凹凸、すなわち歯が、収容空間6に収容された記録シートSの搬送方向前端である左端の縁に接触可能な状態で支持されている。
前記歯付きロール31の回転軸31は、軸受部材の一例としての可動ベアリング32により回転可能に支持されている。なお、実施例1の歯付きロール31は、可動ベアリング32により回転自由な状態で支持されている。可動ベアリング32の左端には停止部の一例としてのストッパ32aが形成されている。
前記可動ベアリング32の左方には、捌き移動体の一例であって、軸受支持部材の一例としてのベアリングホルダ33が配置されている。前記ベアリングホルダ33は、軸受支持本体の一例として、上下方向に延びる板状のホルダ本体33aと、ホルダ本体33aの右面に支持された右方に延びる筒部33bとを有する。前記筒部33b内には、可動ベアリング32のストッパ32aが収容されており、可動ベアリング32は筒部33bに沿って左右方向に移動可能に支持されている。前記ストッパ32aとホルダ本体33aとの間には、捌き付勢部材の一例として、可動ベアリング32を右方に付勢するコイルバネ34が装着されている。
なお、実施例1のベアリングホルダ33は、画像形成装置本体U1に形成された図示しない回り止め面に接触して配置されており、回り止め面に沿って左右方向に移動可能な状態で配置されている。
前記ホルダ本体33aの下端には、螺子孔33cが形成されており、螺子孔33cには、調節部材の一例として、外面にネジ溝が形成された左右方向に延びるスクリューシャフト36が噛み合った状態で貫通している。前記スクリューシャフト36は、図示しない軸受部材により画像形成装置本体U1に回転可能に支持されている。スクリューシャフト36の左端には、歯車の一例としての被伝達ギア37が固定支持されており、スクリューシャフト36と同軸で回転可能に支持されている。前記被伝達ギア37には、歯車の一例としての駆動ギア38が噛み合っており、駆動ギア38には、進入調節源の一例としての進入調節モータM1からの駆動が伝達される。
したがって、進入調節モータM1が正逆回転すると、ギア37,38を介して、スクリューシャフト36が正逆回転し、回り止め面に沿って移動可能なベアリングホルダ33が左右方向に移動する。よって、歯付きロール31が収容空間6内に進入する進入量が調節可能に構成されている。
前記進入調節モータM1、駆動ギア38、被駆動ギア37、スクリューシャフト36、螺子孔33c等により、実施例1の進入量調節装置33c+36+37+38+M1が構成されている。
図3において、前記給紙トレイTR1〜TR4の左後方には、気体吹付け装置の一例として、送出位置の高さに対応する位置で画像形成装置本体U1に支持され、送出位置に移動したボトムプレート14に積載された記録シートSに対して気体の一例としての空気を吹付けるブロア41が支持されている。
図2において、後端壁3の上部には、送出位置でブロア41で気体が吹付けられた記録シートSの浮き上がりを押さえるための押さえ部材42が左右一対支持されている。
図2において、前記各給紙トレイTR1〜TR4の左側上方(−Y側上方)には、給紙昇降枠体の一例として、前記ピックアップロールRpおよびフィードロールRs1を回転可能に支持する給紙フレームKfが配置されている。前記給紙フレームKfには、図示しない送出駆動源の一例としての給紙駆動モータの回転力を前記ピックアップロールRpおよびフィードローラRs1に伝達するギヤ列G2〜G6が配置されている。給紙フレームKfの右方には、検出部材の一例として、給紙フレームKfの位置を検出するための光センサSN1が支持されている。
なお、このような給紙フレームKfの昇降機構は、例えば、特開2000−229737号公報や特開2001−323966号公報等に記載されており、従来公知であるため、詳細な図示や説明は省略する。
前記給紙フレームKfは、図示しない枠体上昇部材の一例としてのバネにより図2の上側の給紙トレイTR1に示すように給紙を実行しない場合の上方に回動した給紙待機位置に保持されている。また、給紙フレームKfには、図示しない枠体下降部材の一例としてのフレーム昇降ソレノイドが接続されており、フレーム昇降ソレノイドの通電または非通電、すなわちオンまたはオフの制御により、給紙待機位置から、図2の下側の給紙トレイTR2に示すように給紙を実行する際にピックアップロールRpが給紙トレイTR1〜TR4に積載された記録シートSのシート束の最上面に予め設定された圧力で接触する給紙実行位置との間を移動する。
前記ピックアップロールRp、さばきロールRs、ギヤ列G2〜G6および給紙フレームKfにより、実施例1の給紙装置Kが構成されている。また、前記給紙装置Kおよび各給紙トレイTR1〜TR4により、実施例1の媒体搬送装置K+TR1〜TR4が構成されている。
(実施例1の制御部の説明)
図5は本発明の実施例1の画像形成装置の制御部分の説明図で、その制御部分が備えている各機能をブロック図で示した図である。
図5において、画像形成装置UのコントローラCは、外部との信号の入出力および入出力信号レベルの調節等を行う入出力部:I/O、必要な処理を行うためのプログラムおよび情報等が記憶された記憶部材の一例としてのリードオンリーメモリ:ROMやハードディスク、必要な情報を一時的に記憶するための一時記憶部材の一例としてのランダムアクセスメモリ:RAM、前記ROM等に記憶されたプログラムに応じた処理を行う中央演算処理装置:CPU等を有する小型計算機の一例としてのマイクロコンピュータにより構成されており、前記ROM等に記憶されたプログラムを実行することにより種々の機能を実現することができる。
(コントローラCに接続された信号入力要素)
前記コントローラCは、ユーザインタフェースUIや光センサSN1等の信号入力要素からの信号が入力されている。
ユーザインタフェースUIは、数値入力部の一例としてのテンキーUI1、表示部UI2、動作開始入力部の一例としてのコピースタートキーUI3等の入力部を備えており、それらが入力されたことを検出して、その検出信号をコントローラCに入力する。
光センサSN1は、給紙フレームKfの有無を検出することで、給紙フレームKfの位置、高さを検出する。
(前記コントローラCに接続された被制御要素)
また、コントローラCは、主駆動源駆動回路の一例としてのメインモータ駆動回路D1、進入調節駆動回路D2、給紙駆動回路D3、フレーム昇降ソレノイド駆動回路D4、ボトムプレート駆動回路D5、ブロア駆動回路D6、電源回路E、その他の制御要素に接続されており、それらの作動制御信号を出力している。
メインモータ駆動回路D1は、メインモータM0を介して感光体PR、現像装置Gの現像ロールGa等を回転駆動する。
進入調節駆動回路D2は、進入調節モータM1を介して、歯付きロール31の収容空間6内へ進入、退避させ、進入量を調節する。
給紙駆動回路D3は、給紙駆動モータM2を介して、フィードロールRs1やピックアップロールRpを駆動する。
フレーム昇降ソレノイド駆動回路D4は、フレーム昇降ソレノイドSLをオン・オフ制御することにより、給紙フレームKfを給紙待機位置と、給紙実行位置との間を移動させる。
ボトムプレート駆動回路D5は、プレート昇降モータM3を介して、前記ボトムプレート14が上方に上昇した送出位置と、ボトムプレート14が下降した降下位置との間で移動させる。
ブロア駆動回路D6は、ブロア41を駆動して、給紙トレイTR1〜TR4に積載されたシート束にエアーを吹き付ける。
前記電源回路Eは、現像電源回路E1、帯電電源回路E2、転写電源回路E3、定着電源回路E4等を有している。
現像電源回路E1は、現像装置Gの現像ロールGaに現像電圧を印加する。
帯電電源回路E2は、帯電ロールCRに感光体PR表面を帯電させるための帯電電圧を印加する。
転写電源回路E3は、転写ロールRtに転写電圧を印加する。
定着電源回路E4は、定着装置Fの定着ロールFhに加熱用電力を供給する。
(前記コントローラCの機能)
前記コントローラCは、前記信号出力要素からの入力信号に応じた処理を実行して、前記各制御要素に制御信号を出力する機能を有している。
すなわち、コントローラCは次の機能を有している。
C1:ジョブ制御手段
画像形成制御手段の一例としてのジョブ制御手段C1は、画像形成装置Uの各部材を制御して、画像形成動作であるジョブの制御を行う。
C2:メインモータ制御手段
主駆動源制御手段の一例としてのメインモータ制御手段C2は、メインモータ駆動回路D1を介してメインモータM0を制御し、感光体PRや現像ロールGaの回転駆動を制御する。
C3:電源制御手段
電源制御手段C3は、電源回路Eを制御して、現像装置G、帯電ロールCR、転写ロールRt等の各部材への電圧印加・電力供給を制御する。
C4:媒体種類記憶手段
媒体種類記憶手段C4は、各給紙トレイTR1〜TR4に収容された記録シートSの種類を記憶する。実施例1の媒体種類記憶手段C4は、ユーザインタフェースUIから利用者によって予め入力された情報に基づいて、各給紙トレイTR1〜TR4に収容された記録シートSの種類を記憶する。前記記録シートSの種類としては、例えば、普通紙や厚紙、薄紙、光沢紙、OHP等が挙げられる。
C5:進入量調節手段
進入量調節手段C5は、媒体種類取得手段C5Aと、進入量記憶手段C5Bと、進入量設定手段C5Cと、進入調節モータ駆動手段C5Dと、を有し、歯付きローラ31の収容空間6内への進入量を調節する。
C5A:媒体種類取得手段
媒体種類取得手段C5Aは、実行されるジョブで給紙が行われる給紙トレイTR1〜TR4に収容されている記録シートSの種類を取得する。実施例1の媒体種類取得手段C5Aは、媒体種類記憶手段C4に記憶された給紙が行われる給紙トレイTR1〜TR4に対応づけられている記録シートSの種類の情報を取得する。
C5B:進入量記憶手段
進入量記憶手段C5Bは、記録シートSの種類に対する歯付きロール31の収容空間6内への進入量を記憶する。実施例1では、記録シートSの種類に対する進入量は、記録シートSの種類毎に記録シートSを捌くことが可能な進入量が予め実験等で測定、導出されている。そして、実施例1の進入量記憶手段C5Bは、進入量を直接記憶せず、進入量だけ歯付きロール31を進入させるために必要な進入調節モータM1の駆動時間を、進入量に関連するパラメータとして記憶する。実施例1では、普通紙や厚紙、薄紙に比べて、シート間の密着性が高い光沢紙やOHPの進入量が大きく設定されており、光沢紙やOHPに歯付きロール31が接触する圧力が高くなるように設定されている。
C5C:進入量設定手段
進入量設定手段C5Cは、記録シートSの種類に基づいて、歯付きロール31の進入量を設定する。実施例1の進入量設定手段C5Cは、媒体種類取得手段C5Aで取得された記録シートSの種類と、進入量記憶手段C5Bに記憶された記録シートSの種類に対応する進入量と、に基づいて、ジョブで給紙される給紙トレイTR1〜TR4に収容された記録シートSに対応する進入量を設定する。実施例1では、前述のように、進入量に関連する情報である進入調節モータM1の駆動時間を取得、設定する。
C5D:進入調節モータ駆動手段
調節源駆動手段の一例としての進入調節モータ駆動手段C5Dは、進入調節駆動回路D2を介して、進入調節モータM1の正逆回転の駆動を制御して、歯付きロール31の進入量を制御する。実施例1の進入調節モータ駆動手段C5Dは、進入量設定手段C5Cで演算された進入量に応じた駆動時間だけ、ジョブで給紙される給紙トレイTR1〜TR4の進入調節モータM1を駆動する。
C6:吹付け制御手段
吹付け制御手段C6は、ブロア駆動回路D6を介して、ブロア41を制御して、送風のオン、オフを制御する。実施例1の吹付け制御手段C6は、ジョブが開始されると送風を開始し、ジョブが終了すると送風を停止する。
C7:給紙制御手段
給紙制御手段C7は、昇降ソレノイド制御手段C7Aと、プレート昇降制御手段C7Bと、送出位置移動判別手段C7Cと、給紙時期判別手段C7Dと、給紙モータ駆動手段C7Eと、給紙枚数計数手段C7Fと、プレート上昇判別手段C7Gと、を有し、給紙装置Kの駆動を制御する。
C7A:昇降ソレノイド制御手段
給紙昇降制御手段の一例としての昇降ソレノイド制御手段C7Aは、フレーム昇降ソレノイド駆動回路D4を介して、フレーム昇降ソレノイドSLのオン、オフを制御する。実施例1のフレーム昇降ソレノイド制御手段C7Aは、ジョブが開始されて、歯付きロール31の進入量の調整がされるとオンとなって、給紙フレームKfを下降させて給紙実行位置に移動させ、ジョブが終了するとオフとなる。なお、フレーム昇降ソレノイドSLがオフになると、給紙フレームKfがバネで給紙待機位置に上昇する。
C7B:プレート昇降制御手段
積載昇降制御手段の一例としてのプレート昇降制御手段C7Bは、ボトムプレート駆動回路D5を介して、プレート昇降モータM3の正逆回転を制御して、ボトムプレート14の昇降を制御する。実施例1のプレート昇降制御手段C7Bは、ジョブが開始されて給紙フレームKfが給紙実行位置に移動した状態で、プレート昇降モータM3を正回転させてボトムプレート14を送出位置まで上昇させると共に、ジョブが終了するとプレート昇降モータM3を逆回転させてボトムプレート14を降下位置まで降下させる。
C7C:送出位置移動判別手段
送出位置移動判別手段C7Cは、ボトムプレート14が送出位置まで上昇したか否かを判別する。実施例1の送出位置移動判別手段C7Cは、光センサSN1の検出信号に基づいて、フレーム昇降ソレノイドSLがオンになった状態で、光センサSN1が給紙フレームKfを検知した場合に、送出位置に移動したものと判別する。実施例1では、フレーム昇降ソレノイドSLがオンになると、給紙フレームKfが光センサSN1の位置よりも下方に移動して、光センサSN1で検知できなくなるように設定されており、ボトムプレート14が上昇して、積載された記録シートSの束の上面にピックアップロールRpが接触して押され、給紙フレームKfが上方に移動して、光センサSN1の高さまで上昇すると光センサSN1で検知される。この状態では、ピックアップロールRpと最上面の記録シートSとが予め設定された圧力で接触するように設定されている。
C7D:給紙時期判別手段
送出時期判別手段の一例としての給紙時期判別手段C7Dは、ジョブで給紙が実行される給紙トレイTR1〜TR4からピックアップロールRpで転写領域Q1に向けて記録シートSを送り出す時期になったか否かを判別する。
C7E:給紙モータ駆動手段
給紙源駆動手段の一例としての給紙モータ駆動手段C7Eは、給紙駆動回路D3を介して、給紙駆動モータM2の駆動を制御し、ピックアップロールRpやさばきロールRsの駆動を制御する。実施例1の給紙モータ駆動手段C7Eは、給紙時期判別手段C7Dで給紙時期になったと判別された場合に、給紙駆動モータM2を予め設定された期間駆動して、ピックアップロールRp等で記録シートSを送り出す。
C7F:給紙枚数計数手段
送出枚数計数手段の一例としての給紙枚数計数手段C7Fは、給紙された記録シートSの枚数である給紙枚数Nを計数する。
C7G:プレート上昇判別手段
積載上昇判別手段の一例としてのプレート上昇判別手段C7Gは、ボトムプレート14を上昇させるか否かを判別するための上昇判別枚数Naを記憶する上昇判別枚数記憶手段C7G1を有し、ボトムプレート14を上昇させるか否かを判別する。実施例1のプレート上昇判別手段C7Gは、給紙枚数Nが上昇判別枚数Na以上になったか否かを判別することで、ボトムプレート14を上昇させるか否かを判別する。すなわち、記録シートSが給紙されるのに連れて、記録シートSの束の最上面の高さが下がるのに対応して、ボトムプレート14を上昇させる。実施例1では、上昇判別枚数Naが、一例として、Na=12[枚]に設定されており、記録シートSが12枚給紙される度に、ボトムプレート14が記録シートSの12枚分の厚みに対応する高さ分上昇するように、プレート昇降制御手段C7Bに信号を送信する。なお、上昇判別枚数Naは、12枚に限定されず、設計や仕様等に応じて、任意の数値に変更可能であり、1枚毎にボトムプレート14を上昇させる構成とすることも可能である。
(流れ図の説明)
図6は実施例1の媒体送出制御の一例としての給紙制御の流れ図である。
図6の流れ図、いわゆるフローチャートの各処理、いわゆるステップSTの処理は、前記コントローラCのROMに記憶されたプログラムに従って行われる。また、この処理はプリンタの他の各種処理と並行してマルチタスクで実行される。
図6に示すフローチャートは画像形成装置Uの電源オンにより開始される。
図6のST1において、画像形成動作の一例としてのジョブが開始されたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST2に進み、ノー(N)の場合はST1を繰り返す。
ST2において、次の処理(1)、(2)を実行して、ST3に進む。
(1)給紙枚数NをN=0に初期化、いわゆる、リセットする。
(2)ジョブで使用される給紙トレイTR1〜TR4に収容されている記録シートSの種類の情報、いわゆる紙種情報を取得する。
ST3において、紙種情報に応じた進入量を設定する。なお、実施例1では、進入量に関連する量である進入調節モータM1の駆動時間を進入量記憶手段C5Bから取得し、設定する。そして、ST4に進む。
ST4において、進入量に応じた駆動時間だけ、進入調節モータM1を駆動する。そして、ST5に進む。
ST5において、ブロア41の送風を開始する。そして、ST6に進む。
ST6において、フレーム昇降ソレノイドSLをオンにして、ピックアップロールRpを給紙実行位置に移動させる。そして、ST7に進む。
ST7において、プレート昇降モータM3を駆動して、ボトムプレート14の上昇を開始する。そして、ST8に進む。
ST8において、光センサSN1が給紙フレームKfを検出したか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST9に進み、ノー(N)の場合はST8を繰り返す。
ST9において、プレート昇降モータM3の駆動を停止する。そして、ST10に進む。
ST10において、記録シートSの給紙時期になったか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST11に進み、ノー(N)の場合はST10を繰り返す。
ST11において、給紙駆動モータM2を予め設定された期間だけ駆動させて、ピックアップロールRpやフィードロールRs1で記録シートSを送り出す。そして、ST12に進む。
ST12において、ジョブが終了したか否かを判別する。ノー(N)の場合はST13に進み、イエス(Y)の場合はST16に進む。
ST13において、給紙枚数Nを1加算する。すなわち、N=N+1とする。そして、ST14に進む。
ST14において、給紙枚数Nが上昇判別枚数Na以上になったか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST15に進み、ノー(N)の場合はST10に戻る。
ST15において、給紙枚数Nを0にリセットする。そして、ST7に戻る。
ST16において、次の処理(1)〜(4)を実行し、ST1に戻る。
(1)ブロア41による送風を停止する。
(2)フレーム昇降ソレノイドSLをオフにして、ピックアップロールRpを給紙待機位置に移動させる。
(3)進入調節モータM1を逆回転させて、歯付きロール31が収容空間6から左方に退避した初期位置に復帰させる。
(4)プレート昇降モータM3を逆回転させて、ボトムプレート14を降下位置に移動させる。
(実施例1の作用)
図7は実施例1の作用説明図であり、図7Aはボトムプレート上昇に伴って記録シートSの縁が歯付きロールに接触した状態の説明図、図7Bは図7Aに示す状態からボトムプレートが送出位置まで上昇した状態の説明図、図7Cは図7Bに示す状態から記録シートが数枚送り出された状態の説明図である。
図8は実施例1の作用説明図であり、送風された状態の平面図である。
前記構成を備えた本発明の実施例1の複写機Uでは、ジョブが開始されると、歯付きロール31が収容空間6内に進入して、記録シートSの送出方向の前端の縁に接触可能な位置に移動する。この状態で、ボトムプレート14が上昇すると、図7Aに示すように、ボトムプレート14に積載された記録シートSの束の上部の数枚の縁が、上昇時に歯付きロール31に接触しながら上昇する。図7Aにおいて、歯付きロール31との接触で、記録シートSの縁が押され、記録シートSが湾曲する力を受け、記録シートSどうしの密着が緩み、記録シートSどうしの間に空気の層が形成される。この状態で、記録シートSどうしの間に、ブロア41から送風がされる。よって、図8に示すように、記録シートSの間に空気が送り込まれ、記録シートSが分離され、捌かれる。捌かれた記録シートSは、ピックアップロールRpで送り出され、給紙される。したがって、密着した複数の記録シートSが送り出されること、いわゆる重送が低減される。
また、実施例1の複写機Uでは、歯付きロール31が、ベアリングホルダ33とコイルバネ34で移動可能に支持されており、歯付きロール31が収容空間6に対して、進入、退避可能となっている。図7Bにおいて、ボトムプレート14が送出位置まで上昇すると、歯付きロール31よりも上方に積載された記録シートSの重みで、記録シートS間の密着性が高まって、摩擦抵抗が大きくなり、コイルバネ34の弾性力で歯付きロール31が接触する記録シートSの縁を押す力を上回ることがある。仮に、この状態でも歯付きロール31が記録シートSの縁を押すと、記録シートSの縁が破損する恐れがあるが、実施例1では、図7Bに示すように、歯付きロール31が収容空間6から退避する方向に移動する。そして、図7Cに示すように、記録シートSが給紙されて、歯付きロール31よりも上方に積載された記録シートSの枚数が減ると、摩擦抵抗が小さくなり、歯付きロール31が接触する記録シートSを押して、記録シートSを湾曲させて、捌かれる。
そして、給紙枚数Nが上昇判別枚数Na以上になると、ボトムプレート14が上昇し、このとき、歯付きロール31の下方から上昇する記録シートSに歯付きロール31が接触して、捌かれる。
したがって、ファンのみで記録シートSを捌くために送風方向を変更するという複雑な制御や機構が必要となる従来の構成や、積載された記録シートS全体を捌く従来の構成に対して、実施例1の複写機Uでは、ボトムプレート14の昇降を利用して、これから送り出される上部の数枚に対して、歯付きロール31が接触して、捌かれており、従来の構成に比べて、小型、簡素な構成で、記録シートSを捌くことが可能となっている。
特に、従来の構成で、記録シート束の下部を捌く場合、上部に積載された記録シートSの重さで、十分に捌ききれないことがあるが、実施例1では、これから搬送される上部の数枚が歯付きロール31で捌かれており、上に積載された記録シートSが無いまたは少ない状態で捌かれる。よって、従来の構成に比べて、捌きが不十分になることが低減されている。
また、実施例1の複写機Uでは、歯付きロール31が、接触する記録シートSの上昇に伴って、従動回転し、従動回転せずに固定されている構成に比べて、記録シートSの縁の損傷が低減されている。
さらに、実施例1の複写機Uでは、進入量調節装置33c+36+37+38+M1が、記録シートSの種類に応じて、歯付きロール31の収容空間6への進入量を調節している。したがって、紙間の密着性が高い光沢紙等の場合は、進入量が多く、記録シートSの縁を押す力が高められており、密着性の高い記録シートSでも、確実に捌かれると共に、密着性がそれほど高くない普通紙等の場合は、進入量が光沢紙等の場合に比べて少なく、確実に記録シートSを捌きつつ、縁の損傷が低減されている。したがって、記録シートSの種類に対応して、重送の発生がさらに低減されている。
また、実施例1の複写機Uでは、ブロア41が吹付けられた場合に、記録シートSが浮き上がる可能性があるが、押さえ部材42で押さえられており、記録シートSが収容空間6内で乱れることが低減され、搬送不良の発生が低減されている。
図9は実施例2の画像形成装置の給紙トレイの説明図であり、実施例1の図2に対応する図である。
図10は実施例2の給紙トレイの説明図であり、実施例1の図3に対応する図である。
次に本発明の実施例2の説明をするが、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
この実施例は下記の点で、前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成される。
図9、図10において、実施例2のプリンタUでは、ボトムプレート14′は、実施例1のボトムプレート14と異なり、底壁1とほぼ同様の面積を有する板状に構成されている。また、実施例1の上昇回転軸12および上昇レバー13に替えて、実施例2のプリンタUでは、前後方向に延びる上昇回転軸12′が左右一対配置されている。図9において、各上昇回転軸12′は、前部および後部にネジ山50が形成されており、前端壁2および後端壁3に回転可能に支持されている。
各上昇回転軸12′の前部および後部には、移動部材の一例としてのスライダ51,52がネジ山50に噛み合った状態で貫通して支持されている。また、スライダ51,52の下面は、底壁1に接触しており、底壁1により回り止めがされている。
前記スライダ51,52には、互いに前後方向内側に延びる一対の上昇レバー13′の基端部が回転可能に支持されている。各上昇レバー13′の先端部には、ボトムプレート14′に回転自由な状態で接触する接触部13a′が支持されている。
したがって、実施例2のボトムプレート14′は、プレート昇降モータM3を正逆回転させると、カプラ12a′を介して上昇回転軸12′が回転し、スライダ51,52が互いに接近、離間する方向に移動する。そして、スライダ51,52が接近、離間すると、上昇レバー13′の接触部13a′が上昇、下降し、ボトムプレート14′が昇降する。
図9、図10において、実施例2の歯付きロール31は、左端壁4の後部に1つも受けられた実施例1と異なり、左端壁4の前後方向に沿って4つ配置されている。各歯付きロール31は、前後方向に延びる1つの回転軸31aに支持されている。回転軸31aの前後両端部で、実施例1と同様の可動ベアリング32で回転可能に支持され、可動ベアリング32はベアリングホルダ33や進入量調節装置33c+36+37+38+M1に支持されている。
図10において、実施例2では、ボトムプレート14′に装着孔1bが形成されており、ボトムプレート14′に対して、エンドプレート22およびサイドシートガイド26,27を利用者が手動で着脱することで、位置を変更可能に構成されている。
(実施例2の作用)
前記構成を備えた実施例2の複写機Uでは、記録シートSの搬送方向の前端が上方に傾斜する実施例1のボトムプレート14と異なり、ボトムプレート14′が水平に対して平行な状態で昇降する。したがって、記録シートSの束も水平に平行な状態で昇降する。そして、記録シートSが上昇する過程で、記録シートSの搬送方向の前端の縁が歯付きロール31に接触して捌かれる。また、実施例2では、複数の歯付きロール31が前後方向に沿って配置されており、記録シートSの大きさが、異なる場合でも、各記録シートSの縁に接触して捌くことが可能な構成となっている。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H010)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置Uは、いわゆる、複写機により構成したが、これに限定されず、例えば、プリンタ、FAX、あるいはこれらの複数または全ての機能を有する複合機等により構成することも可能である。
(H02)前記実施例において、前記複写機Uは、単色の画像形成装置を例示したが、単色の画像形成装置に限定されず、複数の色の現像剤が使用される多色の画像形成装置にも適用可能である。
(H03)前記実施例において、媒体捌き部材の一例として、回転可能なロール状の歯付きロール31を例示したが、この構成に限定されず、回転不能なロール形状や、回転不能な半円筒状等、任意の形状とすることが可能である。
(H04)前記実施例において、歯付きロール31を、収容空間6に対して、進入、退避可能な構成とすることが望ましいが、歯付きロール31を進入、退避する方向に移動不能な構成とすることも可能である。したがって、コイルバネ34を省略することも可能である。
(H05)前記実施例において、進入量調節装置33c+36+37+38+M1を設けて、歯付きロール31の進入量を調整可能とすることが望ましいが、省略することも可能である。
(H06)前記実施例において、記録シートSの種類に応じて、進入量調節装置33c+36+37+38+M1により進入量を調節する構成を例示したが、この構成に限定されず、例えば、媒体間の密着性が高まりやすい低温や低湿に対応するために、温度や湿度に応じて、進入量を調節する構成とすることも可能である。
(H07)前記実施例において、ブロア41の配置位置や数は、設計や仕様等に応じて任意に変更可能である。
(H08)前記実施例において、押さえ部材42は設けることが望ましいが、省略することも可能である。
(H09)前記実施例において、歯付きロール31は回転自由な状態で支持され、上昇する記録シートSに伴って従動回転する構成を例示したが、この構成に限定されず、例えば、記録シートSの上昇に伴って、歯付きロール31を回転駆動させることも可能である。このとき、記録シートSの上昇に沿った方向または逆方向に回転させることも可能である。
(H010)前記実施例において、例示した材料名や数値等は、実施例に例示したものに限定されず、設計や仕様等に応じて、任意に変更可能である。
6…収容部本体、
14,14′…媒体積載部材、
31…媒体捌き部材、
33c+36+37+38+M1…進入量調節装置、
34…捌き付勢部材、
41…気体吹付け装置、
K+TR1〜TR4…媒体搬送装置、
PR+CR+G+CL+Rt+F…画像記録装置、
Rp…媒体送出部材、
S…媒体、
TR1,TR2,TR3,TR4…媒体収容部、
U…画像形成装置。

Claims (7)

  1. 媒体が収容される収容部本体と、
    媒体が積載されると共に、積載された媒体が送り出される送出位置と、前記送出位置から下降した降下位置と、の間で移動可能な媒体積載部材と、
    前記送出位置に移動した前記媒体積載部材に積載された媒体に対して気体を吹付ける気体吹付け装置と、
    前記収容部本体の前記媒体が送り出される側の端部に配置されると共に、前記媒体積載部材に積載された媒体の束の上部に積載された前記媒体の縁に接触した状態で回転可能に支持された媒体捌き部材と、
    を備えたことを特徴とする媒体収容部。
  2. 前記媒体積載部材の移動に伴って、昇降する媒体との接触により回転する前記媒体捌き部材、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の媒体収容部。
  3. 前記媒体が送り出される方向および媒体積載部材が移動する方向に交差する媒体幅方向に沿って、複数配置された前記媒体捌き部材、
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の媒体収容部。
  4. 前記媒体に対して接触、離間する方向に移動可能に支持された前記媒体捌き部材と、
    前記媒体捌き部材を前記媒体に接触する方向に付勢する捌き付勢部材と、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の媒体収容部。
  5. 収容された媒体の種類に基づいて、前記媒体捌き部材の前記収容部本体内への進入量を調節する進入量調節装置と、
    を備えたことを特徴とする請求項4に記載の媒体収容部。
  6. 媒体が収容される収容部本体と、
    媒体が積載されると共に、積載された媒体が送り出される送出位置と、前記送出位置から下降した降下位置と、の間で移動可能な媒体積載部材と、
    前記送出位置に移動した前記媒体積載部材に積載された媒体に対して気体を吹付ける気体吹付け装置と、
    前記収容部本体の前記媒体が送り出される側の端部に配置されると共に、前記媒体積載部材に積載された媒体の束の上部に積載された前記媒体の縁に接触した状態で回転可能に支持された媒体捌き部材と、
    前記媒体積載部材に積載された媒体を送り出す媒体送出部材と、
    を備えたことを特徴とする媒体搬送装置。
  7. 媒体が収容される収容部本体と、
    媒体が積載されると共に、積載された媒体が送り出される送出位置と、前記送出位置から下降した降下位置と、の間で移動可能な媒体積載部材と、
    前記送出位置に移動した前記媒体積載部材に積載された媒体に対して気体を吹付ける気体吹付け装置と、
    前記収容部本体の前記媒体が送り出される側の端部に配置されると共に、前記媒体積載部材に積載された媒体の束の上部に積載された前記媒体の縁に接触した状態で回転可能に支持された媒体捌き部材と、
    前記媒体積載部材に積載された媒体を送り出す媒体送出部材と、
    前記媒体送出部材で送り出された媒体に画像を記録する画像記録装置と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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