JP2010244271A - Xmlファイル作成方法、情報処理装置、xmlファイル - Google Patents

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Abstract

【課題】 ウィンドウ内に表示されているオブジェクトに対してユーザーが操作を行うと、予め指定したアクションを実行することができるとともに、ウィンドウが拡大または縮小されてもオブジェクトと背景との見栄えを崩さないようにできる技術を提供する。
【解決手段】 ウィンドウ内に定義された背景画像領域に配置させる画像として、前記背景画像領域の拡大または縮小に応じて拡大または縮小して表示される背景画像を表す背景画像ファイルを指定し、前記背景画像領域内に定義された部分領域であって前記背景画像に含まれる被注目図形領域の少なくとも一部を含む部分領域に関連づけて、当該部分領域に配置させる透明画像を表す透明画像ファイルを指定し、前記部分領域に関連づけて、当該部分領域に対する操作がなされたときのアクションを示す情報を指定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、XMLファイル作成方法、情報処理装置、XMLファイルに関する。
従来、ウィンドウ内に表示されているオブジェクト(文字や絵)を、ウィンドウの拡大率または縮小率に合わせて拡大または縮小することが知られている(例えば特許文献1)。
特開2006−338173号公報
従来の技術は、ウィンドウの拡大または縮小に伴って、ウィンドウ内に表示される全てのオブジェクトが拡大または縮小される。またブラウザーでは、ユーザーがオブジェクトにマウスカーソルを重ねてクリックすると、そのオブジェクトに関連づけて予め指定されているリンク先のページを開いて表示するなどのアクションが実行される。ところで、ウィンドウ内に予め設定された背景画像領域に背景画像を表示し、背景画像領域内の部分領域に背景画像に重ねて文字やアイコン等のオブジェクトを表示させるという仕様のブラウザーについて考える。このブラウザーでは、背景画像はウィンドウサイズの拡大または縮小に応じて拡大または縮小することが決められている。一方、背景画像に重ねて表示させるオブジェクトは背景画像と同率に拡大縮小されない(仕様上そのようになっているか、あるいは拡大率または縮小率の算出誤差発生のため)。このような仕様のブラウザーのウィンドウサイズがユーザーの操作によって変えられたとき、背景画像に重ねて表示されるオブジェクトの位置によっては、オブジェクトと背景画像の見栄えが悪くなるという問題がある。背景画像はウィンドウサイズに応じて拡大縮小するが、オブジェクトは背景画像と同率では拡大縮小されないためである。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、ウィンドウ内に表示されているオブジェクトに対してユーザーが操作を行うと、予め指定したアクションを実行することができるとともに、ウィンドウが拡大または縮小されてもオブジェクトと背景との見栄えを崩さないようにできる技術を提供することを目的の一つとする。
(1)上記目的を達成するためのXMLファイル作成方法は、ウィンドウ内に定義された背景画像領域に配置させる画像として、前記背景画像領域の拡大または縮小に応じて拡大または縮小して表示される背景画像を表す背景画像ファイルを指定し、前記背景画像領域内に定義された部分領域であって前記背景画像に含まれる被注目図形領域の少なくとも一部を含む部分領域に関連づけて、当該部分領域に配置させる透明画像を表す透明画像ファイルを指定し、前記部分領域に関連づけて、当該部分領域に対する操作がなされたときのアクションを示す情報を指定する、ことを含む。
本発明のXMLファイル作成方法に従って作成されたXMLファイルは、次のような特徴を持つブラウザーに参照されることを前提としている。ブラウザー側では、予めウィンドウ内の所定の位置に背景画像領域を設定しており、当該背景画像領域に表示するように、XMLファイルにおいて指定された画像を表示する。また、背景画像領域内に定義された部分領域に表示するようにXMLファイルにおいて指定された画像を表示する。背景画像領域はウィンドウサイズの拡大または縮小に応じて拡大または縮小するが、部分領域は背景画像領域と同率に拡大縮小しない(仕様上そのように決められているかあるいは、拡大率または縮小率の算出誤差発生のため)。また、ブラウザー側は、部分領域に対してユーザーの操作がなされると、部分領域に対する操作がなされたときに実行するようにXMLファイルにおいて指定されたアクションを実行する。
本発明によるXMLファイルを前述の特徴を持つブラウザーが参照して処理することにより、このXMLファイルは、当該ブラウザーがインストールされたコンピューターを利用するユーザーに次のような現象を確認させることができる。被注目図形は背景画像の一部であるので、背景画像領域が拡大または縮小されると、背景画像と共に(同率で)被注目図形は拡大または縮小される。そのため、背景画像領域のサイズが変わっても、背景画像内における被注目図形領域内の見た目と被注目図形領域外の見た目の構図は変わらない。部分領域は背景画像領域に合わせて拡大縮小されないが、部分領域に配置される画像は透明であるため、部分領域においては背景画像(少なくとも一部の被注目図形を含む)がそのまま透過して表示される。その結果、部分領域に配置される画像によって隠されてしまうことなく、被注目図形が完全に表示される。したがって、例えば被注目図形が企業のロゴなどである場合、本発明によると、ウィンドウサイズを変えても背景画像全体のサイズが変わるだけで、被注目図形を含む背景画像のデザインは崩れないので、ブランドイメージをコントロールすることができる。
また、被注目図形は、それが表示されている領域に対して操作をするとなんらかのアクションが実行されるであろうことをユーザーに認識させる役目も担っている。背景画像を背景画像領域に配置したときに、背景画像内の被注目図形領域の少なくとも一部を部分領域が含むように依頼側が背景画像をデザインされていると(あるいはそのように部分領域が設定されていると)、ユーザーが被注目図形に注目して、被注目図形領域の少なくとも一部を含む部分領域を操作したときに、部分領域に関連づけられたアクションを実行させることができる。
(2)上記目的を達成するための情報処理装置は、上述のXMLファイル作成方法に従って作成されたXMLファイルを取得するXMLファイル取得手段と、前記XMLファイルに基づいて前記背景画像ファイルと前記透明画像ファイルとを取得し、前記背景画像領域に前記背景画像を配置するとともに前記部分領域に前記透明画像を配置させた前記ウィンドウを、ディスプレイに表示する表示制御手段と、前記部分領域に対する操作がなされたことを検出すると、前記XMLファイルにおいて前記部分領域に関連づけて指定されている前記アクションを実行するアクション実行手段と、を備える。
本発明の情報処理装置は、前述の特徴を持ったブラウザーがインストールされていることを前提としている。本発明によると、ブラウザーのウィンドウサイズが変更されても、被注目図形を含む背景画像のデザインが崩れない。また、被注目図形に注目したユーザーによって、被注目図形領域の少なくとも一部を含む部分領域が操作されたとき、部分領域に関連づけられたアクションを実行することができる。
(3)上記目的を達成するためのXMLファイルは、ウィンドウ内に定義された背景画像領域に配置させる画像として、前記背景画像領域の拡大または縮小に応じて拡大または縮小して表示される背景画像を表す背景画像ファイルを指定する記述と、前記背景画像領域内に定義された部分領域であって前記背景画像に含まれる被注目図形領域の少なくとも一部を含む部分領域に関連づけて、当該部分領域に配置させる透明画像を表す透明画像ファイルを指定する記述と、前記部分領域に関連づけて、当該部分領域に対する操作がなされたときのアクションを示す情報を指定する記述と、を含む。
前述の特徴を持つブラウザーがインストールされた情報処理装置において、当該ブラウザーに本発明のXMLファイルを参照させると、ブラウザーのウィンドウサイズが変更されても、被注目図形を含む背景画像のデザインが崩れないようにすることができる。また、被注目図形に注目したユーザーによって、被注目図形領域の少なくとも一部を含む部分領域が操作されたときに、部分領域に関連づけられたアクションを情報処理装置に実行させることができる。
なお、以上のようなXMLファイル作成方法によって作成されたXMLファイルを参照してブラウザーの処理を実行する情報処理装置は、この手法をコンピューターに実現させるプログラムの発明や、この手法を実施する方法の発明としても適用可能である。また、以上のような情報処理装置は、単独の装置によって実現される場合もあれば、複数の装置を組み合わせることによって実現される場合もあり、各種の態様を含むものである。一部がソフトウェアであり一部がハードウェアであったりするなど、適宜、変更可能である。さらに、前述のプログラムや、XMLファイルを記録する記録媒体としても発明は成立する。むろん、その記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。
本発明の構成を示すブロック図。 (2A)〜(2C)はデバイスブラウザーの処理を示すフローチャート。 (3A)はウィンドウ内の領域を説明するための模式図、(3B)および(3C)はデバイスブラウザーのインターフェース画面を示す模式図。 (4A)および(4B)は各領域に配置する画像を示す模式図。 (5A)および(5B)は本発明にかかる、デバイスブラウザーのインターフェース画面を示す模式図。 (6A)および(6B)は本発明にかかる、各領域に配置する画像を示す模式図。 XMLファイルに記述される内容を示す模式図。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)概要と構成:
(2)デバイスブラウザーの処理:
(3)他の実施形態:
(1)概要と構成:
図1は、本発明にかかる情報処理装置としてPC(Personal Computer)10の構成を示すブロック図である。PC10は、RAM,ROM,CPU等を備える制御部20とHDD(Hard Disk Device)30とを備えており、ROMまたはHDD30に記録された様々なプログラムを制御部20で実行することができる。本実施形態においては、デバイスブラウザー21や、WEBブラウザー22を実行することができる。また、PC10にはキーボード40、マウス41、ディスプレイ42、プリンター43などの周辺デバイスが接続され、制御部20は、各周辺デバイスに対応する図示しないデバイスドライバープログラムを実行することによってこれらの周辺デバイスを制御することができる。
本実施形態のデバイスブラウザー21は、PC10にインストールされているOS(Operating System)の一機能として提供されるプログラムであり、PC10に接続された様々な周辺デバイスのそれぞれに関して、デバイスの情報をユーザーに提供したりデバイスに対するユーザーの設定を受け付けたりするためのインターフェースをユーザーに提供する。
デバイスブラウザー21が起動されると最初にウィンドウ内に表示されるのはホーム画面であり、当該ホーム画面では、PC10に接続されているデバイスの一覧が表示される。その中のいずれかのデバイスをユーザーが選択すると、デバイスブラウザー21のウィンドウ内には、当該デバイスに対する前述のインターフェース画面が表示される。任意の周辺デバイスに対するインターフェース画面を表示するための制御情報は、デバイス固有または当該デバイスのベンダー固有の具体的な内容については、各周辺デバイスのベンダーが作成したXMLファイルによって定義される。デバイスまたはベンダー固有の内容以外の、例えばインターフェース画面内のレイアウトなどの取り決めは、ユーザーの操作性を向上させるためデバイスまたはベンダーに依存せずデバイスブラウザー21側で共通化され管理されている。
デバイスに依存せず共通化されている取り決めとして、デバイスブラウザー21は次のようなインターフェース画面の仕様を予め定義している。図3Aを用いて具体的に説明する。デバイスブラウザー21は、予めウィンドウW内の所定の位置に背景画像領域A1を設定しており、当該背景画像領域A1に表示する画像としてベンダー側が指定した画像を表示する。また、デバイスブラウザー21は予め、背景画像領域A1内の所定の位置に部分領域A2を設定し、当該部分領域A2に表示するようにベンダー側に指定された画像を表示する。デバイスブラウザー21のウィンドウWのサイズはユーザーの操作によって変更可能である。背景画像領域A1はデバイスブラウザー21によって、ウィンドウサイズの拡大または縮小に応じて拡大または縮小される。部分領域A2は背景画像領域A1と同率には拡大縮小されない。また、デバイスブラウザー21は、部分領域A2に対してユーザーの操作がなされると、部分領域A2に対する操作がなされたときに実行するようにベンダー側が指定したアクションを実行する。部分領域A2は、デバイスベンダーのロゴを表示させるための領域として想定されている。また本実施形態では、デバイスの外観写真を配置するための領域A3を背景画像領域A1内に設定している。
より具体的には例えば、背景画像領域A1について、ウィンドウWの上端を基準として間隔D1離れた位置を背景画像領域A1の上端とし、ウィンドウWの左右の端から間隔D2離れた位置を背景画像領域A1の左右の端とする等の定義がなされている。背景画像領域A1の高さについても例えば、ウィンドウWの高さが所定以上の場合は高さH1で固定し、ウィンドウWの高さが所定未満の場合はウィンドウWの高さのX(Xは100未満)%の高さとする、等のように定義されている。さらに、背景画像は背景画像領域A1において右寄せで表示すること等が定義される。また、部分領域A2については、例えばサイズ(幅・高さ)は背景画像領域のサイズに関わらず一定とし、背景画像領域A1の高さを基準にして常にセンターの高さに、また背景画像領域A1の右端を基準にして所定の位置を部分領域A2右端とする等のように定義されている。
デバイスブラウザー21は、以上の仕様をふまえて予めベンダー側が準備したXMLファイル30aを参照して、デバイスごとのインターフェース画面の制御を行う。そのために、デバイスブラウザー21は、XMLファイル取得部21aと表示制御部21bとアクション実行部21cとを備えている。デバイスごとのインターフェース画面を制御するためのデバイスまたはベンダー固有の情報を含むXMLファイル30aや、インターフェース画面の表示に用いられるベンダー固有の画像ファイルは、対応するデバイスのデバイスドライバープログラムがPC10にインストールされるときに、HDD30にコピーされる。
(2)デバイスブラウザーの処理:
デバイスブラウザー21が起動要求を受けると、図2Aに示すように、制御部20はデバイスブラウザー21のウィンドウを起動し前述のホーム画面をウィンドウ内に表示させる(ステップS100)。ホーム画面に表示されたいずれかのデバイスがユーザーに選択され決定されると、制御部20は図2Bに示す処理を実行する。
まず制御部20は、デバイスブラウザー21のウィンドウ内の表示を、ホーム画面から、選択決定されたデバイスのインターフェース画面に切り替えるために、選択決定されたデバイスに対応付けられているXMLファイル30aをHDD30から取得する(XMLファイル取得部21a、ステップS200)。制御部20は、このXMLファイル30aに基づいてインターフェース画面を表示する(表示制御部21b、ステップS205)。
具体的には制御部20は、背景画像領域A1に配置する画像ファイルと、部分領域A2に配置する画像ファイルとを取得し、背景画像領域A1および部分領域A2にそれぞれに配置することを指定された画像を配置させた状態でデバイスブラウザー21のウィンドウWの表示を更新する。XMLファイル30aには、図7に示すように、背景画像領域A1に表示させる画像ファイルの指定と、部分領域A2に表示させる画像ファイルの指定と、当該部分領域A2に対する操作がなされたときのアクションの指定の記述が含まれている。
具体的にはステップS205では、制御部20は、XMLファイル30aに記述された背景画像領域用として指定された画像ファイルへのパスをたどって画像ファイルを取得し、デコードする。デコードした結果生成されたラスター形式の画像データを、例えば背景画像領域A1の高さが画像の高さと合致するように縦横比率を維持してリサイズし、リサイズした画像データを背景画像領域A1に相当するRAMの領域に配置する。
また制御部20は同様に部分領域A2用として指定された画像ファイルを取得し、デコードして生成したラスター形式の画像データを部分領域A2に相当するRAMの領域に配置する。部分領域A2に相当するRAM領域と背景画像領域A1に相当するRAM領域にそれぞれの画像データが配置された状態でディスプレイドライバーがディスプレイ42の表示を更新すると、デバイスブラウザー21のウィンドウW内の背景画像領域A1および部分領域A2にそれぞれ画像が表示された状態となる。
ここで、XMLフ背景画像領域A1に表示する画像として図4Aの画像I11が指定され、部分領域A2に表示する画像として図4Aに示す画像I21が指定されていたとする。ロゴ画像I21(請求項に記載の被注目図形に相当)は、文字の色と文字以外の部分の下地の色とが決められている。背景画像領域I11もロゴ画像I21の文字以外の部分の下地の色と同色の領域と同色でない領域を有しており、図4Aに示すように、部分領域A2がちょうどロゴ画像I21の下地の色と同色の領域に含まれる場合、図3Bのように表示され、見る者に特段の違和感を感じさせない(ロゴ画像I21の境界は顕在化しない)。
しかし、例えばウィンドウサイズがデフォルトのサイズよりも縮小されたとき、図4Bに示すように、部分領域A2の上端が背景画像I11においてロゴ画像I21の地色と同じ領域から一部はずれ、結果的に図3Cに示すようにロゴと背景画像の見栄えが悪くなる。ウィンドウサイズが縮小されたとき、背景画像領域A1も縮小され当該背景画像領域A1に配置される背景画像I11も縮小されるが、本実施形態では部分領域A2はサイズが変わらないため、このようなずれが発生する。
そこで、本実施形態ではベンダーの開発者は、図6Aに示すように、ロゴ図形を含んで背景画像I1をデザインし、背景画像ファイル30bを準備する。そして、当該背景画像ファイル30bをXMLファイル30aで背景画像領域A1に表示するように指定する。また、開発者は、部分領域A2に配置する画像として透明画像I2を示す透明画像ファイル30cを準備し、当該透明画像ファイル30cをXMLファイル30aにおいて指定する。部分領域A2には透明画像I2が配置されており、ユーザーには部分領域A2には背景画像I1が透過して見える。したがって部分領域A2に配置される画像によってロゴ図形が隠されてしまうことがない。背景画像I1は、背景画像領域A1に配置したときに部分領域A2の少なくとも一部にベンダーのロゴが重なるようにデザインされている。
このように背景画像にロゴ図形を含ませ、部分領域に配置する画像は透明画像とすると、前述と同様にウィンドウが縮小されたとき、図6Bに示すように、部分領域A2のサイズは変わらないが、背景画像I1はロゴ図形もろとも縮小されるため、前述のようなずれが発生してロゴ図形領域の境界が顕在化して見栄えが悪くなることがない(図5B参照)。なお、図6Bに示すようにロゴ図形領域と部分領域A2との多少のずれは発生しうるが、想定される範囲で背景画像領域A1が拡大または縮小された場合に、部分領域A2に少なくとも一部が重なるようにロゴ図形を含んだ背景画像を準備されている。
なお、透明画像ファイルは、色情報とは別にピクセルごとに透過の有無を指定できるような形式であればよい(例えばPNGファイル形式)。また、デバイスの外観を示す写真画像I3を示す画像ファイルは背景画像ファイル30b、透明画像ファイル30cと同様にHDD30に保持されており、XMLファイル30aにおいて領域A3に関連づけて指定されている。を領域A3に配置することを決められている。
さらに、前述したように、XMLファイル30aにおいては、部分領域A2に関連づけて、部分領域A2に対する操作がなされたときのアクションが指定されている。制御部20は、マウス41やキーボード40から取得した信号と、ディスプレイ42の画面にアクティブウィンドウとして表示されているウィンドウの情報と、マウスポインターやカーソルの画面内における位置を示す情報と、に基づいて、ユーザーによってなされた操作の内容を検出することができる。制御部20は、ユーザーがデバイスブラウザー21のウィンドウW内の部分領域A2に対する操作を行ったことを検出すると、図2Cに示す処理を呼び出し、XMLファイル30aにおいて部分領域A2に関連づけて指定されているアクションを実行する(ステップS300、アクション実行部21c)。
ここで、ユーザーによる操作とは例えば、部分領域A2の選択や、部分領域A2の選択を決定する操作を指す。より具体的には例えば、部分領域A2にマウスポインターを重ねる操作や、部分領域A2にマウスポインターを重ねた状態でダブルクリックまたはシングルクリックする操作や、キーボードを使用して部分領域A2を選択する操作や、選択した状態でエンターキーを押す操作などである。また、アクションとは、当該操作がなされたことを検出したときに、実行されるPC10のふるまいを意味している。例えば、XMLファイル30aで、部分領域A2とリンクさせるベンダーWEBサイトのURLが記載されていた場合、部分領域A2の選択を決定する操作を検出すると、制御部20は、WEBブラウザー22を起動しWEBブラウザー22に接続先として当該URLを受け渡すというアクションを実行する。また例えば、部分領域が選択されたとき(マウスポインターが重ねられたとき等)にポップアップ表示で表示するテキスト情報をXMLファイルにおいて指定していた場合、ユーザーが部分領域を選択したことを検出すると制御部20は当該テキストをポップアップ表示するというアクションを実行する。
ロゴ図形は、背景画像領域A1内において、ユーザーの注目を集め当該ロゴ図形に対して何らかの操作をすると何らかのアクションが実行されるであろうことをユーザーに認識させる役割を果たしている。そのためユーザーはロゴ図形を目指して例えばマウスポインターを移動させる。図6Bを用いて説明したように、本実施形態の場合、部分領域A2とロゴ図形の領域とは、ウィンドウサイズを変化させると多少ずれることはあるが、少なくとも一部が重なるように設計されているため、ロゴ図形を目指してマウスポインターを移動させるユーザーは部分領域A2にマウスポインターを重ねることができる。すなわち、ユーザーは部分領域A2に対してなんらかの操作をすることができる。
以上説明したように、本実施形態によると、デバイスブラウザー21のウィンドウ内に表示されているロゴ図形に対してユーザーが操作を行ったことを検出すると、制御部20は予め指定されたアクションを実行することができるとともに、デバイスブラウザー21のウィンドウサイズが拡大または縮小されてもロゴ図形と背景との見栄えを崩さないようにすることができる。
(3)他の実施形態:
尚、本発明の技術的範囲は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、上記実施形態では、デバイスブラウザー21側が、背景画像領域A1の位置やサイズ、部分領域A2の位置やサイズを定義し制御する形態を説明したが、ベンダー側(のXMLファイル30a)で定義できてもよい。さらに、ベンダー側がウィンドウサイズの変化に応じて背景画像領域A1や部分領域A2の位置やサイズを変更したりすることができてもよい。
また、上記実施形態では、部分領域A2のサイズは背景画像領域A1のサイズによらず常に一定である例を説明したが、例えば背景画像領域A1がある範囲内の大きさであるときのみ部分領域A2のサイズが固定であってもよい。具体的には例えば、部分領域A2の幅および高さは、例えば背景画像領域A1の高さが所定範囲内のときは固定で、背景画像領域A1の高さが所定範囲より小さくなったとき部分領域A2の高さおよび幅も短くし(但し縦横比率は変えない)、背景画像領域A2の高さが所定範囲を超えたとき部分領域A2の高さおよび幅を長くする(但し縦横比率は変えない)ように定義されていてもよい。
なお、デバイスブラウザー21の仕様上、部分領域A2のサイズはウィンドウWの拡大または縮小に伴って拡大または縮小するように定められていてもよいが、その場合も、背景画像領域A1と部分領域A2の拡大縮小率には若干の誤差のために同率とならないことがある、という特徴をデバイスブラウザー21は有している。
10:PC(情報処理装置)、20:制御部、21:デバイスブラウザー、21a:ファイル取得部、21b:表示制御部、21c:アクション実行部、22:WEBブラウザー、30a:XMLファイル、30b:背景画像ファイル、30c:透明画像ファイル、40:キーボード、41:マウス、42:ディスプレイ、43:プリンター、A1:背景画像領域、A2:部分領域、A3:領域、I1:背景画像、I11:背景画像、I2:透明画像、I21:ロゴ画像、I3:写真画像、W:ウィンドウ。

Claims (3)

  1. ウィンドウ内に定義された背景画像領域に配置させる画像として、前記背景画像領域の拡大または縮小に応じて拡大または縮小して表示される背景画像を表す背景画像ファイルを指定し、
    前記背景画像領域内に定義された部分領域であって前記背景画像に含まれる被注目図形領域の少なくとも一部を含む部分領域に関連づけて、当該部分領域に配置させる透明画像を表す透明画像ファイルを指定し、
    前記部分領域に関連づけて、当該部分領域に対する操作がなされたときのアクションを示す情報を指定する、
    ことを含むXMLファイル作成方法。
  2. 請求項1に記載のXMLファイル作成方法に従って作成された前記XMLファイルを取得するXMLファイル取得手段と、
    前記XMLファイルに基づいて前記背景画像ファイルと前記透明画像ファイルとを取得し、前記背景画像領域に前記背景画像を配置するとともに前記部分領域に前記透明画像を配置した前記ウィンドウを、ディスプレイに表示させる表示制御手段と、
    前記部分領域に対する操作がなされたことを検出すると、前記XMLファイルにおいて前記部分領域に関連づけて指定されている前記アクションを実行するアクション実行手段と、
    を備える情報処理装置。
  3. ウィンドウ内に定義された背景画像領域に配置させる画像として、前記背景画像領域の拡大または縮小に応じて拡大または縮小して表示される背景画像を表す背景画像ファイルを指定する記述と、
    前記背景画像領域内に定義された部分領域であって前記背景画像に含まれる被注目図形領域の少なくとも一部を含む部分領域に関連づけて、当該部分領域に配置させる透明画像を表す透明画像ファイルを指定する記述と、
    前記部分領域に関連づけて、当該部分領域に対する操作がなされたときのアクションを示す情報を指定する記述と、
    を含むXMLファイル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016517578A (ja) * 2013-03-14 2016-06-16 フェイスブック,インク. ユーザ・インターフェースにおける構成要素のコンテンツの変更

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