JP2010243800A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】情報セキュリティの確保が可能な画像処理装置を提供する。
【解決手段】表示部の視野角を定める視野角決定部135と視野角決定部の決定に応じて表示部の視野角を調整する視野角調整部144とを有し、視野角決定部135は所定の情報に基づいて、表示部の表示についての情報セキュリティの確保の要否を判断し、情報セキュリティの確保を要すると判断した場合には、情報セキュリティの確保を要しないと判断した場合に定める表示部の視野角よりも狭い視野角に、表示部の視野角を定める。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像処理装置に関し、ユーザインタフェースとして、操作者に情報を提示する表示部を備えた画像処理装置に関する。
近年、画像処理装置の機能は多機能化する傾向にあり、例えば、そのような画像処理装置の一例であるデジタル複合機(MultiFunction Peripheral、MFP)は、一台でコピー機能、スキャナ機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能、メール送受信機能等を集約的に併せ持つ装置である。多くのMFPにおいては、複数のユーザに共用される。
複数のユーザ間で共用されるMFPにおいては、MFPにおいて処理される情報に関するセキュリティを確保することが求められる。そのため、MFPは、予め、ユーザごとに参照可能なデータ、利用可能なジョブ等を規定し、操作者に対してはユーザ認証を行う。MFPは、現在自機を操作するユーザを特定することで、利用可能なデータやジョブ、あるいは、ジョブに設定可能な機能等を限定する。
MFPのユーザインタフェースには、タッチパネルと一体的に構成された液晶表示装置(LCDタッチパネル)が利用されることが多い。MFPのLCDタッチパネル上には、自機の現在の状態や、各種機能設定のためのキー群が表示され、操作者は、該パネルに表示されたキーに触れることでMFPに対し各種の入力を行う。このとき、MFPのLCDタッチパネル上に表示される情報は、上述したユーザ認証に基づいて決定される。操作者に対して参照/使用を許可しないデータ/機能については、LCDタッチパネル上に表示されない。
従来、LCDタッチパネルを利用したユーザインタフェース装置における画面表示の手法に関して様々な提案がなされている。
特許文献1は、処理装置を開示する。当該処理装置においては、コピー基本画面と現在のジョブ予約状況画面とが同時に表示される。予約状況画面は、コピー基本画面よりも視認性を低くして表示される。このように視認性を変えて複数の画面を表示させることにより、特許文献1の処理装置は、複数の画面が表示されることで操作者が戸惑うことを防止する。
特許文献2は、画像処理システムを開示する。当該文献の画像処理システムは、画像処理に関する情報を表示する表示部が設けられた画像処理ユニットを複数個備える。そして、各画像処理ユニットにおける表示部においては、別の画像処理ユニットの状態についての情報を当該別の画像処理ユニットから受け取り、別の画像処理ユニットの状態に基づいて自機の表示部の表示を切り替える。このように構成される画像処理システムでは、画像処理ユニットの表示部の表示が別の画像処理ユニットの動作状態に連動して切り替わるため、操作者が複数の画像処理ユニットを協働的に利用するような場合における、操作の利便性の向上が期待される。
このように、ユーザインタフェースとして複数の画面を備えた装置、システムに関する提案は多い。
特開2001−333233号公報 特開2002−344683号公報
しかしながら、従来技術にかかる画像処理装置では、操作者が操作パネルで操作中に、当該操作パネル近傍にいる別のユーザから覗き見され、情報セキュリティが脅かされる点について、何ら対策が講じられていなかった。
そのため、従来、操作者がMFPを操作中に別のユーザがLCDタッチパネルを覗き見ることは容易い事柄である。
上記問題点を鑑み、本発明は、LCDタッチパネル(画像処理装置ユーザインタフェースの表示部)に表示される情報にかかる情報セキュリティを高度に確保することができる画像処理装置の提供を目的とする。
本発明は、その一態様において、ユーザインタフェースとして操作者に情報を提示する表示部を備えた画像処理装置であって、表示部の視野角を定める視野角決定部と、視野角決定部の決定に応じて表示部の視野角を調整する視野角調整部と、を有し、視野角決定部は、所定の情報に基づいて、表示部の表示についての情報セキュリティの確保の要否を判断し、情報セキュリティの確保を要すると判断した場合には、情報セキュリティの確保を要しないと判断した場合に定める表示部の視野角よりも狭い視野角に、表示部の視野角を定める、画像処理装置である。
本発明の一態様においては、表示部は、互いに異なる視野角で表示される第1画面および第2画面を含む少なくとも2つの画面を同時的に表示することができ、第2画面は、所定の方向から表示内容を視認できる視野角で表示され、第1画面は、所定の方向から表示内容を視認できない視野角で表示され、視野角決定部は、表示部の第2画面の表示についての情報セキュリティの確保の要否を判断し、情報セキュリティの確保を要すると判断した場合には、情報セキュリティの確保を要しないと判断した場合に定める表示部の第2画面の視野角よりも狭い視野角に、表示部の第2画面の視野角を定めることが好ましい。
本発明の一態様においては、所定の情報は、処理中のドキュメントに付されたセキュリティ情報であることが好ましい。
本発明の一態様においては、所定の情報は、表示部の第2画面に表示される内容であることが好ましい。
本発明の一態様においては、視野角決定部は、表示部の第2画面に表示される内容が仕上がりプレビュー表示である場合には、情報セキュリティの確保を要すると判断することが好ましい。
本発明の一態様においては、視野角決定部は、表示部の第2画面に表示される内容がサービスマンモード画面である場合には、情報セキュリティの確保を要すると判断することが好ましい。
本発明の一態様においては、視野角決定部は、表示部の第2画面に表示される内容がFAX番号入力画面である場合には、情報セキュリティの確保を要すると判断することが好ましい。
本発明の一態様においては、視野角決定部は、表示部の第2画面に表示される内容がメールアドレス番号入力画面である場合には、情報セキュリティの確保を要すると判断することが好ましい。
本発明の一態様においては、視野角決定部は、表示部の第2画面に表示される内容が操作者個人情報入力画面である場合には、情報セキュリティの確保を要すると判断することが好ましい。
本発明の一態様においては、視野角決定部は、表示部の第2画面に表示される内容が管理者モード画面である場合には、情報セキュリティの確保を要すると判断することが好ましい。
本発明の一態様においては、さらに、操作者のユーザ認証をする識別部と、ユーザ認証にかかる操作者のユーザ付属属性として情報セキュリティの確保の要否に関する操作者付属属性情報を保持するデータ記憶部と、を有し、視野角決定部は、操作者付属属性情報に基づいて、表示部の表示についての情報セキュリティの確保の要否を判断することが好ましい。
本発明の一態様においては、さらに、表示部近傍の所定の空間的範囲における人間の存否を検出しその結果を出力するセンサ部を有し、視野角決定部は、センサ部からの出力に基づいて、表示部の表示についての情報セキュリティの確保の要否を判断することが好ましい。
本発明にかかる画像処理装置は、そのユーザインタフェースの表示部に表示される情報にかかる情報セキュリティを高度に確保することができる、という効果を奏する。
本発明の実施の形態によるMFPのハードウェア構成のブロック図 本発明の実施の形態によるMFPの機能的構成についてのブロック図 マルチ画面表示を説明する例図 マルチビュー液晶ディスプレイの原理を説明する図 視野角調整制御の原理を示す図 視野角調整の前後における視野角の変化の一例を示す図 表示部表示画面の内容に応じた視野角調整処理のフローチャート ユーザ情報およびユーザ付属属性情報の一例を示す図 ユーザ付属属性に応じた視野角調整処理のフローチャート 視野角調整処理のフローチャート 視野角調整処理のフローチャート 赤外線センサ部構成に関する概略図
本発明にかかる実施の形態は、デジタル複合機(MFP)である。当該MFPは、そのユーザインタフェースとして表示部(LCDタッチパネル)を備える。本実施の形態においては、表示部であるLCDタッチパネルは、例えば、マルチビュー液晶技術を用いたLCDを備える。マルチビュー液晶とは、(画面を見る操作者の)視方向に応じて同一の表示面において相異なる複数の画面を同時的に提供することができる液晶ディスプレイである。
上述したように、MFPは、複数のユーザにより共用されることが多い。あるユーザがMFPを操作中に、別のユーザが当該MFPの近傍にいることも稀ではない。しかるに、MFPのユーザインタフェースの表示部に重要な情報が表示されると、近傍にいる別のユーザに当該情報が漏洩することが懸念される。
情報の漏洩を未然に防止するには、重要な情報を表示部に表示しないことが考えられるが、そのような方策は、MFPを操作する者の操作性、利便性を著しく損なう結果を招くため、現実的な方策とは言えない。
ここで、LCDには、所定の視野角を有する。視野角とは、表示を視認可能な視方向の範囲である。本発明にかかる実施の形態によるMFPは、LCDの視野角を調整することにより、視野角の広狭を適宜変更し、情報セキュリティの向上と、視認性、操作性、および利便性の向上という、半ば相容れない課題を高レベルに解決する。
本実施の形態によるMFPは、
1)表示部に表示される内容(ドキュメントの内容との関連性等)、
2)操作者に備わった属性(管理職、一般職員等)、
3)自機近傍における操作者以外のユーザの存在/不在、
の少なくともいずれか1つに基づき、表示部に表示中の情報についてセキュリティを確保することの要否を判断し、表示部の視野角の広狭を調整し、狭い視野角で情報を表示することで重要な情報を表示する場合における情報セキュリティの確保を実現する。
また、本実施の形態によるMFPは、情報セキュリティが問題にならないと考えられる情報を表示する場合には、相対的に広い視野角で表示を行うため、操作者の視認性、操作性、利便性等は、十分に確保される。
本実施の形態においては、MFPの表示部は、マルチビュー液晶により実現される。マルチビュー液晶は、例えば、3画面を同時表示可能なマルチビュー液晶でよい。この場合、3画面は、操作者に対して、左視方向画面、中央視方向画面、右視方向画面という具合に、水平方向に並ぶように構成されることが望ましい。そして、MFPが、表示中の情報が重要な情報である、と判断した場合には、MFPは、
1)左視方向画面、中央視方向画面、右視方向画面のうち、左視方向画面および右視方向画面の表示を中断する。あるいは、別の表示に変更する、
2)左視方向画面、中央視方向画面、右視方向画面のうち、中央視方向画面にかかる視野角を通常時よりも狭くなるように、視野角の調整を行う、
といった方法により、重要な情報であるとMFPが判断した情報にかかる表示の視野角を通常時よりも狭くすることで、当該情報にかかる情報セキュリティの確保を実現する。
本実施の形態によるMFPは、操作者の視方向に応じて(異なる視野角で)異なる画面を表示することができる。当該複数の異なる画面の視野角は、一部分が重複してよいが、好ましくは、両画面の視野角は、間断なく接続され、重複する部分がない。
また、本実施の形態によるMFPにあっては、表示部は、マルチビュー液晶でなくともよく、少なくとも、画面の視野角を調整可能に制御する手段を備えていればよい。
本願明細書において、視方向とは、操作者の視線と、LCDタッチパネルの法線とがなす角度とする。
本願明細書において、視差とは、互いに相異なる二点から同一の対象物(LCDタッチパネル)を見た時の視方向の差であるとする。
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照して詳細に説明する。
(ハードウェア構成)
図1は、本発明の実施の形態によるデジタル複合機(MFP)100のハードウェア構成を示したブロック図である。MFP100は、
演算機能、制御機能等を司るコンピュータであるコンピュータ主要部101と、
各種データを保持するためのデータ記憶部103と、
外部装置とのデータ送受信を行うためのインタフェース部105と、
画像を読み取って当該画像の電子データを生成する画像読取部107と、
画像の電子データに対し種々の画像処理を行う画像処理部109と、
画像処理された電子データを電子写真プロセスにより印刷出力する画像形成部111と、
ユーザIDを無線通信で検出する識別部112と、
操作者が設定入力や指示入力を行い、また、また設定された機能の確認や種々の警告等を表示するユーザインタフェース部121と、
を有する。
コンピュータ主要部101は、中央処理装置(CPU)113と、リード・オンリー・メモリ(ROM)115と、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)119とを有する。
CPU113は、各種プログラムを実行し、様々なデータ演算処理およびMFP本体の制御処理を行う。
ROM115は、CPU113が実行可能な各種プログラムを保持する。
RAM119は、CPU113が使用するデータを保持する。
また、ユーザインタフェース部121は、操作者に情報を提示するための表示部123および操作者がMFP100に対して設定や指示等を入力するための操作部125を備える。表示部123は、マルチビュー液晶を備え、操作者に対して同時的に複数の画面を提示することができる。操作者は自らの視方向を変化させることにより、当該複数の画面を参照する。操作部125は、マルチビュー液晶と一体的に構成されるタッチパネルを備える。
インタフェース部105は、ネットワーク200を介して他のMFPやサーバ装置とデータ送受信可能に通信したり、携帯記憶装置(USBメモリ等)とデータ送受信したりすることが可能である。なお、本実施の形態によるMFP100は、インタフェース部105を介して各種プログラムを取得することができる。したがって、本発明にかかる作用を実現するためのプログラム等についても、インタフェース部105を介して取得し、実行可能である。識別部112は、ユーザのキー入力等によりユーザ認証を行う機能を備えてよい。その場合、無線通信機能は、必須ではない。
また、MFP100は、装置周囲にいる人間を検出する赤外線センサ等で装置近傍所定方向範囲にいる人間を検出する構成を備えてもよい。
(機能的構成)
図2は、本実施の形態によるMFP100の機能的構成を示すブロック図である。当該機能は、図1に示したハードウェア構成要素、および、コンピュータ主要部101において実行されるプログラムの協働的作用により実現される。
MFP100は、
MFP100の動作を制御するMFP制御部131と、
表示部123に表示する画面を決定する表示画面決定部133と、
操作部125に対して操作者がした操作を受け付ける操作受付部136と、
表示部123の画面を構成する複数あるいはひとつの画面のそれぞれについての視野角を、少なくとも、表示される画面の内容、操作者の属性、および、装置近傍における人間の存在の有無等のいずれかに基づいて決定する視野角決定部135と、
視野角決定部135が決定した視野角の値に基づいて表示部の視野角を調整する視野角調整部144と、
表示画面決定部133が決定した画面を視野角決定部135が決定した視野角で表示する第1画面表示部141、第2画面表示部142、および、第3画面表示部143と、
操作部125の一部を構成するハードウェアキー125hを制御するハードウェアキー制御部137と、
ユーザインタフェース部121に備えたプッシュ音を発音するスピーカを制御する音声制御部138と、
ユーザインタフェース部121に備えたLCDのバックライトを制御するバックライト制御部139と、を有する。
表示画面決定部133は、マルチビュー液晶で構成される表示部123に表示する複数の画面の内容を決定し、その内容を表示部123へ出力する。
視野角決定部135は、第1画面表示部141に表示される第1画面の視野角、第2画面表示部142に表示される第2画面の視野角、および、第3画面表示部143に表示される第3画面の視野角を決定する。
視野角調整部144は、マルチビュー液晶の視差バリア等を調整し、第1画面、第2画面、および、第3画面の視野角を調整する。
なお、視野角とは、操作者が画面を参照可能な視方向の範囲である。
さらに、MFP100は、
ユーザインタフェース部121に所定の空間的範囲における人間の有無を検知するセンサを備えてよい。当該センサは、例えば、赤外線センサである。MFP100は、ユーザインタフェース部121に向かって左側の所定の空間的範囲における人間の有無を検知する第1赤外線センサ部145、同じく正面の所定の空間的範囲における人間の有無を検知する第2赤外線センサ部146、同じく右側の所定の空間的範囲における人間の有無を検知する第3赤外線センサ部147、を備える。
図3は、本実施の形態によるMFP100の表示部123におけるマルチ画面表示の概要を示す図である。MFP100は、表示部123において、同時的に複数の画面を表示する。操作者は、表示部123に対する視方向を変化させることにより、複数の画面の1つを参照することができる。たとえば、図面左右方向に関して第1画面151は、もっとも左に位置する視野角で表示される。第2画面153は、中央の視野角において参照可能である。第3画面155は、もっとも右に位置する視野角で表示される。
第1、第2、第3画面(151、153、155)は、それぞれ、視野角VA1、VA2、VA3で表示される。これら視野角VA1、VA2、VA3は、重複する部分があってもよい。また、図示の明瞭性を考慮して各視野角VA1、VA2、VA3は、連続しないが、これら視野角同士は、連続するように滑らかに接続されてもよい。操作者は、視方向を変化させることにより、同一表示面上にて、上記3種類の画面151、153、155を略同時的に(一切の操作を要さずに)参照することができる。
図4は、表示部123のマルチ画面表示の表示原理を示す図である。表示部123のマルチビュー液晶160は、画素161および視差バリア163を有する。本図においては、簡単のため、マルチビュー液晶は、2画面を同時的に表示するものとする。
ここで、画素161においては、所定の方向について、第1画面表示用画素161Lと第2画面表示用画素161Rとが交替的に配置されている。第1画面表示用画素161Lは、第1画面151(図3)を表示することに用いられ、第2画面表示用画素161Rは、第2画面153(図3)を表示することに用いられる。よって、画素161においては、所定の方向について、第1画面と第2画面とが縞状に表示されることになる。そして、画素161と操作者との間には、視差バリア163と呼ばれるスリット(フィルタ)が配される。視差バリア163は、光を透過する部分と光を遮断する部分とを有する。そのため、画素161からでた光は、所定の方向に対しては、視差バリア163について画素161の反対側へ透過することができるが、上記所定の方向以外の方向については、視差バリア163についての画素161の反対側へ透過することができない。このように、視差バリア163が所定の方向への画素161からの光の伝播を遮断することにより、各画素からの光を操作者が視認できる視野角が制御される。ここでは、第1画面表示用画素161Lから出る光は、図面左右方向の左側にのみ伝播することができ、第2画面表示用画素161Rから出る光は、同右側にのみ伝播することができる。よって、図面左右方向左側の視方向にあっては、操作者は、画面A(第1画面151)を視認し、同右側の視方向にあっては、操作者は、画面B(第2画面153)を視認する。
図5に、視野角調整の原理を説明するための図を示す。図5(a)は、広視野角に調整された状態を示す図であり、図5(b)は、広視野角よりも狭い狭視野角に調整された状態を示す図である。
本例においては、マルチビュー液晶160の操作者側に、さらに、スイッチ液晶180が一体的に配されている。そして、スイッチ液晶180の画素の一部を、光を透過しない状態にスイッチすることにより、マルチビュー液晶160から出た光の一部を操作者側に到達しないようにし、もって、視野角の調整を行っている。
また、このようなスイッチ液晶を複数持てば、動作させるスイッチ液晶を切り替えることで視野角を多段的に切り替えることも可能である。
なお、視野角の調整は、図5の例に限らず、視差バリア163の光透過部分および光遮断部分のピッチを可変的に制御したり、画素161(図4)と視差バリア163との間隔を画素161のなす面と垂直な方向、あるいは、平行な方向に可変的に制御したりすることで、調整することも可能である。
また、スイッチ液晶180を用いて視差バリアを実現する代わりに、液晶物質に電圧を印加することで液晶分子の配列状態を変化させて、左右方向への光の進行を制御することで表示部123の左右方向から画面をみえにくくする技術を用いてもよい。
図6は、視野角調整制御の前後における各画面(151、153、155)の視野角(VA1、VA2、VA3)の変化を例示的に示す図である。
図6(a)は、第2画面表示部142(第2画面153)に、情報セキュリティの確保を要さない情報を表示し、MFP100正面において操作をする者に当該情報を提供する状況を示す図である。これに対し、図6(b)は、第2画面表示部142(第2画面153)に、MFP100の左右近傍にいる人間に見せたくない情報(情報セキュリティの確保を要する)情報を表示する状況を示す図である。
図6(a)および(b)を見れば分かるように、MFP100の視野角決定部135は、所定の条件下においては、視野角調整部144に対し、画面153の視野角を狭くするように調整する指示を送る。本図においては、画面153の視野角は、通常時の視野角VA2Nに対して、より狭い視野角VA2Sに調整されることが分かる。視野角VA2S(図6(b))の状況においては、MFP100の左右にいる人間は、画面153の内容を窺い知ることが困難になり、画面153に表示中の情報の情報セキュリティが確保される。
なお、画面151および155の視野角については、本図においては、より広くなるように調整制御される(VA1N→VA1S等)が、画面151等の視野角の制御については、任意である。このましくは、画面153の視野角が狭くなるように調整制御される場合には、視野角の接続を確保する目的で、画面151および155の視野角が広くなるように調整制御されることが望ましい。当然の事ながら、このような場合においては、画面151および155には、画面153とは異なる情報が表示される。
あるいは、各画面(151、153、155)それぞれの視野角を変化させる代わりに、第2画面表示部142(第2画面153)に、情報セキュリティの確保を要さない情報を表示する場合には、第1および第3画面表示部(第1および第3画面151および155)においても、第2画面153と同じ画面を表示しておき、MFP100の左右近傍にいる人間に見せたくない情報(情報セキュリティの確保を要する)情報を第2画面153に表示する場合には、少なくとも第1および第3画面(151および155)いずれかに、第2画面153と異なる画面を表示するように、少なくとも第1および第3画面(151および155)いずれかの画面の表示内容を変更することにより、第2画面153の内容を視認できる範囲を狭くすることで、第2画面153の視野角の狭小化を実現してもよい。
(表示部に表示される内容に基づく視野角調整制御処理)
図7は、表示部123(主としてその第2画面表示部142)に表示される内容に基づく視野角調整制御処理のフローチャートである。
ステップS101において、MFP100の視野角決定部135は、表示部123において、仕上がりのプレビュー表示が表示されるか、否か、について判定する。
視野角決定部135が、仕上がりのプレビュー表示が表示される、と判定した場合(ステップS101における「YES」)、処理は、ステップS103へ移行する。
視野角決定部135が、仕上がりのプレビュー表示は表示されない、と判定した場合(ステップS101における「NO」)、処理は、ステップS105へ移行する。
ステップS103において、視野角決定部135は、第2画面153の視野角を通常時視野角(例えば、図6(a)のVA2N)よりも狭い視野角(例えば、図6(b)のVA2S)にすることを決定する。そして、視野角調整部144は当該決定を受けて、第2画面153の視野角を通常時視野角よりも狭い視野角に調整する。
ステップS105において、視野角決定部135は、第2画面153の視野角を通常時視野角(例えば、図6(a)のVA2N)にすることを決定する。そして、視野角調整部144は当該決定を受けて、第2画面153の視野角を通常時視野角に調整する。
本フローチャートにおいては、表示部に表示される内容の情報セキュリティの確保の要否を判定する基準として、仕上がりプレビュー表示の有無を用いて説明した。だが、情報セキュリティ確保要否判定基準は、これに限定されない。ここでの当該判定基準としては、表示内容に基づいた判定基準であればよい。それら判定基準の別例としては、仕上がりプレビュー表示の他、処理中のドキュメントに付されたセキュリティ情報、サービスマンモードの画面、FAX番号等入力のための画面、メールアドレス等入力のための画面、管理者モードの画面、ユーザ認証等に用いるユーザID及びパスワード(操作者の個人情報)の入力画面等が挙げられる。
図7に示した処理は、適宜繰り返し実行されてよく、画面の表示内容が変化すると、ほぼ同時的に、視野角も再調整されるようにMFP100を構成してよい。
(操作者付属属性に基づく視野角調整制御処理)
図8は、ユーザ(操作者)の付属属性を保持するためのテーブル例を示す図である。図8を参照すると、MFP100は、各ユーザについて、ユーザID、パスワード、氏名、役職、セキュリティレベル等を保持する。ユーザIDおよびパスワードは、識別部112においてユーザ認証に用いられるユーザ認証情報である。氏名、役職、セキュリティレベル等は、ユーザ(操作者)付属属性情報である。なお、当該テーブルに記載された情報は、MFP100外部にあるサーバ装置等に保持してもよい。MFP100は、本図に例示する操作者付属属性の値に基づいて、視野角調整制御を行うことができる。
図9は、操作者付属属性に基づく視野角調整制御処理のフローチャートである。
ステップS201において、MFP100は、ユーザ認証の成否を判定する。
MFP100が、ユーザ認証は成功した、と判定した場合(ステップS201における「YES」)、処理は、ステップS203へ移行する。
MFP100が、ユーザ認証は不成功であった、と判定した場合(ステップS201における「NO」)、処理は、ステップS213へ移行する。
ステップS203において、MFP100の視野角決定部135は、ステップS201におけるユーザ認証成否判定にかかる操作者の操作者付属属性を参照する。
ステップS205において、MFP100の視野角決定部135は、現在の操作者の操作者付属属性(例えば、セキュリティレベル(図8))に基づいて、視野角の調整量(通常時よりも狭くする量)を決定する。
操作者付属属性のセキュリティレベルが、「高」であれば、処理は、ステップS207へ移行する。
操作者付属属性のセキュリティレベルが、「中」であれば、処理は、ステップS209へ移行する。
操作者付属属性のセキュリティレベルが、「低」であれば、処理は、ステップS211へ移行する。
ステップS207において、視野角決定部135は、視野角調整部144に対し、第2画面153の視野角を、高セキュリティ視野角に設定するよう、指示を送る。指示を受けた視野角調整部144は、第2画面153の視野角を、高セキュリティ視野角に調整する。
ステップS207と同様、ステップS209においては、視野角決定部135は、視野角調整部144に対し、第2画面153の視野角を、中セキュリティ視野角に設定するよう、指示を送り、視野角調整部144は、第2画面153の視野角を、中セキュリティ視野角に調整する。
ステップS207、S209と同様、ステップS211においては、視野角決定部135は、視野角調整部144に対し、第2画面153の視野角を、低セキュリティ視野角に設定するよう、指示を送り、視野角調整部144は、第2画面153の視野角を、低セキュリティ視野角に調整する。
ここで、高セキュリティ視野角、中セキュリティ視野角、および、低セキュリティ視野角は、通常時の視野角(図6(a)のVA2N)よりも狭い視野角であって、
高セキュリティ視野角<中セキュリティ視野角<低セキュリティ視野角の関係にある。
ステップS213においては、視野角調整部144は、視野角調整を行わず、第2画面153の視野角を通常時視野角に設定する指示を出力する。
図10Aおよび図10Bは、表示部に表示される内容に基づく視野角調整制御処理と、操作者付属属性に基づく視野角調整制御処理とを一連の処理として表現したフローチャートである。
ステップS201において、MFP100は、ユーザ認証の成否を判定する。
MFP100が、ユーザ認証は成功した、と判定した場合(ステップS201における「YES」)、処理は、ステップS203へ移行する。
MFP100が、ユーザ認証は不成功であった、と判定した場合(ステップS201における「NO」)、処理は、ステップS105へ移行する。
ステップS203において、MFP100の視野角決定部135は、ステップS201におけるユーザ認証成否判定にかかる操作者の操作者付属属性を参照する。
ステップS301において、視野角決定部135は、操作者付属属性のセキュリティレベルが、「通常」レベル(図8参照。)であるか、否か、について判定する。
視野角決定部135が、操作者付属属性のセキュリティレベルが、「通常」レベルであると判定した場合(ステップS301における「YES」)、処理は、ステップS101(図10B)へ移行する。
視野角決定部135が、操作者付属属性のセキュリティレベルが、「通常」レベルでないと判定した場合(ステップS301における「NO」)、処理は、ステップS205へ移行する。
ステップS205以降の処理は、図9を参照して説明した内容と同様でよい。ここでは、その説明は省略する。
図10Bを参照し、ステップS101以降の処理について説明する。図10Bの処理は、図7を参照して説明した表示部に表示される内容に基づく視野角調整制御処理に対応する。
ステップS101においては、視野角決定部135は、第2画面153に表示される画面が、仕上がりプレビュー表示モードであるか、否か、について判定する。表示される画面が仕上がりプレビュー表示モードであると判定されれば、第2画面153の視野角は、通常時視野角よりも狭い視野角に設定される(ステップS103)。
同様、ステップS303においては、視野角決定部135は、プレビュー原稿(現在処理中のジョブにかかるドキュメント)に関連付けて保持される属性情報を参照し、当該属性情報に、高いセキュリティを要求する内容が含まれているか、否か、について判定する。なお、本ステップは、現在第2画面153が仕上がりプレビュー表示であるか否かに関係なしに、現在処理中のジョブにかかるドキュメントについてのセキュリティレベルに基づく判定処理を行うステップである。
プレビュー原稿(現在処理中のジョブにかかるドキュメント)が、高いセキュリティを要求するドキュメントであると判断されれば、第2画面153が仕上がりプレビュー表示であるか否かに拘わらず、第2画面153の視野角は、通常時視野角よりも狭い視野角に設定される(ステップS103)。
同様、ステップS305においては、視野角決定部135は、第2画面153に表示される画面が、サービスマンモードの画面であるか、否か、について判定する。表示される画面がサービスマンモードの画面であると判定されれば、第2画面153の視野角は、通常時視野角よりも狭い視野角に設定される(ステップS103)。
同様、ステップS307においては、視野角決定部135は、第2画面153に表示される画面が、FAX番号入力のための画面であるか、否か、について判定する。表示される画面がFAX番号入力のための画面であると判定されれば、第2画面153の視野角は、通常時視野角よりも狭い視野角に設定される(ステップS103)。
同様、ステップS309においては、視野角決定部135は、第2画面153に表示される画面が、メールアドレス入力のための画面であるか、否か、について判定する。表示される画面がメールアドレス入力のための画面であると判定されれば、第2画面153の視野角は、通常時視野角よりも狭い視野角に設定される(ステップS103)。
同様、ステップS311においては、視野角決定部135は、第2画面153に表示される画面が、管理者モードの画面であるか、否か、について判定する。表示される画面が管理者モードの画面であると判定されれば、第2画面153の視野角は、通常時視野角よりも狭い視野角に設定される(ステップS103)。
ステップS101、S303、S305、S307、S309、および、S311のいずれにおいても、判定が「NO」である場合には、即ち、第2画面153に表示される画面に高いセキュリティが要求されない場合には、第2画面153の視野角は、通常時視野角に設定される(ステップS105)。
(操作者以外の人間の存否に基づく視野角調整制御処理)
図11は、ユーザインタフェース121の表示部123に配される赤外線センサ部145、146、147の構成を示す概略図である。このように、表示部123には、表示部123に向かって左側の所定の空間的範囲における人間の有無を検知する第1赤外線センサ部145、表示部123に向かって正面の所定の空間的範囲における人間の有無を検知する第2赤外線センサ部146、表示部123に向かって右側の所定の空間的範囲における人間の有無を検知する第3赤外線センサ部147、が配されてよい。
この場合、視野角決定部135は、第1および第2赤外線センサ部145および147の少なくともいずれかが、人間の存在を検出した場合、第2画面153の視野角を、通常時視野角よりも狭い視野角に調整する指示を視野角調整部144へ出力する。そして、視野角調整部144は、第2画面153の視野角を当該指示にもとづいて調整する。
なお、本処理(操作者以外の人間の存否に基づく視野角調整制御処理)は、図10Aおよび図10Bを参照して説明した一連の処理の一部分に組み込まれて実施することも可能である。そのような例については、当業者にとって自明のことであるので、説明を省略する。
本実施の形態によるMFPは、ユーザインタフェースの表示部としてマルチビュー液晶を備え、各種条件に基づき、画面の視野角を切り替え、当該表示部近傍(左右)にいる人間が、表示部の正面においてMFPを操作する者に対する表示の内容を覗き見ることを抑止する。
例えば、操作者が、特定のモード(サービスマンモード等)でMFPを操作する場合に、表示画面の情報を表示部の左右に立つユーザに覗き見されるのが困る場合がある。このような場合、本実施の形態によるMFPは、自動的に、装置の左右に立つ人間によって表示中の情報が見られることを防止する。
本実施の形態によれば、操作者が周囲を気にする事なく、機密性の高い情報を表示させてMFPを操作可能である。そうすることで、本実施の形態による画像処理装置は、機密情報の漏洩を防止しつつ、操作者の操作性、利便性を向上するという効果を奏する。
本発明は、画像処理装置として有用である。本発明にかかる画像処理装置は、操作者の操作の操作性、利便性を確保しつつ、表示部に表示される情報にかかる情報セキュリティの確保性能を向上させる。
100 ・・・ デジタル複合機(MFP)
101 ・・・ コンピュータ主要部
121 ・・・ ユーザインタフェース部
123 ・・・ 表示部
125 ・・・ 操作部
131 ・・・ MFP制御部
133 ・・・ 表示画面決定部
135 ・・・ 視野角決定部
136 ・・・ 操作受付部
141 ・・・ 第1画面表示部
142 ・・・ 第2画面表示部
143 ・・・ 第3画面表示部
144 ・・・ 視野角調整部
145 ・・・ 第1赤外線センサ部
146 ・・・ 第2赤外線センサ部
147 ・・・ 第3赤外線センサ部
151 ・・・ 第1画面
153 ・・・ 第2画面
155 ・・・ 第3画面
160 ・・・ マルチビュー液晶
161 ・・・ 画素
163 ・・・ 視差バリア
180 ・・・ スイッチ液晶

Claims (12)

  1. ユーザインタフェースとして操作者に情報を提示する表示部を備えた画像処理装置であって、
    前記表示部の視野角を定める視野角決定部と、
    前記視野角決定部の決定に応じて前記表示部の視野角を調整する視野角調整部と、
    を有し、
    前記視野角決定部は、所定の情報に基づいて、前記表示部の表示についての情報セキュリティの確保の要否を判断し、情報セキュリティの確保を要すると判断した場合には、情報セキュリティの確保を要しないと判断した場合に定める前記表示部の視野角よりも狭い視野角に、前記表示部の視野角を定める、画像処理装置。
  2. 前記表示部は、互いに異なる視野角で表示される第1画面および第2画面を含む少なくとも2つの画面を同時的に表示することができ、
    前記第2画面は、所定の方向から表示内容を視認できる視野角で表示され、
    前記第1画面は、前記所定の方向から表示内容を視認できない視野角で表示され、
    前記視野角決定部は、前記表示部の前記第2画面の表示についての情報セキュリティの確保の要否を判断し、情報セキュリティの確保を要すると判断した場合には、情報セキュリティの確保を要しないと判断した場合に定める前記表示部の前記第2画面の視野角よりも狭い視野角に、前記表示部の前記第2画面の視野角を定める、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記所定の情報は、処理中のドキュメントに付されたセキュリティ情報である、請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記所定の情報は、前記表示部の前記第2画面に表示される内容である、請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 前記視野角決定部は、前記前記表示部の前記第2画面に表示される内容が仕上がりプレビュー表示である場合には、情報セキュリティの確保を要すると判断する、請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記視野角決定部は、前記前記表示部の前記第2画面に表示される内容がサービスマンモード画面である場合には、情報セキュリティの確保を要すると判断する、請求項4に記載の画像処理装置。
  7. 前記視野角決定部は、前記前記表示部の前記第2画面に表示される内容がFAX番号入力画面である場合には、情報セキュリティの確保を要すると判断する、請求項4に記載の画像処理装置。
  8. 前記視野角決定部は、前記前記表示部の前記第2画面に表示される内容がメールアドレス番号入力画面である場合には、情報セキュリティの確保を要すると判断する、請求項4に記載の画像処理装置。
  9. 前記視野角決定部は、前記前記表示部の前記第2画面に表示される内容が操作者個人情報入力画面である場合には、情報セキュリティの確保を要すると判断する、請求項4に記載の画像処理装置。
  10. 前記視野角決定部は、前記前記表示部の前記第2画面に表示される内容が管理者モード画面である場合には、情報セキュリティの確保を要すると判断する、請求項4に記載の画像処理装置。
  11. さらに、操作者のユーザ認証をする識別部と、
    前記ユーザ認証にかかる操作者のユーザ付属属性として情報セキュリティの確保の要否に関する操作者付属属性情報を保持するデータ記憶部と、を有し、
    前記視野角決定部は、前記操作者付属属性情報に基づいて、前記表示部の表示についての情報セキュリティの確保の要否を判断する、請求項2に記載の画像処理装置。
  12. さらに、前記表示部近傍の所定の空間的範囲における人間の存否を検出しその結果を出力するセンサ部を有し、
    前記視野角決定部は、前記センサ部からの出力に基づいて、前記表示部の表示についての情報セキュリティの確保の要否を判断する、請求項2に記載の画像処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013113912A (ja) * 2011-11-25 2013-06-10 Sharp Corp 表示装置、及びそれを備えた画像形成装置
JP2015120273A (ja) * 2013-12-20 2015-07-02 キヤノン株式会社 画像形成装置、その制御方法、プログラム、及びシステム
JP2016180994A (ja) * 2016-05-19 2016-10-13 シャープ株式会社 表示装置、及びそれを備えた画像形成装置

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