JP2010242795A - 密封装置 - Google Patents

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JP2010242795A JP2009089474A JP2009089474A JP2010242795A JP 2010242795 A JP2010242795 A JP 2010242795A JP 2009089474 A JP2009089474 A JP 2009089474A JP 2009089474 A JP2009089474 A JP 2009089474A JP 2010242795 A JP2010242795 A JP 2010242795A
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学 平野
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Abstract

【課題】耐久性の向上を図った密封装置を提供する。
【解決手段】ゴムリング120における本体部121の両側面には、環状溝201の両側面をそれぞれ押圧する複数の突起121aが設けられており、ゴムリング120における環状凸部122の両側面には、第1バックアップリング130a及び第2バックアップリング130bを環状溝201の両側面に向けてそれぞれ押圧する複数の突起122aが設けられており、第1バックアップリング130a及び第2バックアップリング130bにおける各側面には、環状凸部122側に流体を導く流路を形成する溝131が設けられており、ゴムリング120における本体部121には、環状凸部122側に流体を導く流路を形成する溝121bが設けられていることを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、2部材間の環状隙間を封止する密封装置に関するものである。
油圧シリンダにおいては、相対的に往復移動するピストンとシリンダとの間の環状隙間を封止する密封装置が設けられている。このような従来例に係る密封装置の一例を、図6を参照して説明する。図6は従来例1に係る密封装置の模式的断面図である。
図6に示す密封装置600は、ピストンの外周に設けられた環状溝に装着されて、ピストンとシリンダとの間の環状隙間を封止するものである。この密封装置600は、樹脂製のシールリング610と、ゴム状弾性体製のゴムリング620と、一対のバックアップリング630とから構成される。ここで、ゴムリング620は、環状溝の溝底面に密着する本体部621と、シールリング610をシリンダの内周面に向けて押圧する環状凸部622とから構成される。また、一対のバックアップリング630はピストンとシリンダとの間の微小隙間へのシールリング610の一部のはみ出しを抑制するために設けられている。
以上のように構成される密封装置600によれば、両方向(軸方向の両方向)に対してシールが可能である。そして、油圧シリンダにおいては、密封装置600を介して両側の油圧の高低が交互に切り換わることで、シリンダに対してピストンが往復移動する。
このように、油圧シリンダのピストン用シールとして用いられる密封装置600においては、密封装置600の両側の油圧の高低が交互に切り換わるように構成されている。そのため、ゴムリング620における環状凸部622は、本体部621に対して軸方向に揺れるように変形(以下、首振りと称する)する現象が生じる。
ここで、密封装置600の両側の油圧の高低が切り換わる間隔が長い場合には特に問題は生じない。しかしながら、この間隔が短いと、環状凸部622は激しく首を振るため、環状凸部622の根本付近に亀裂が生じてしまったり、環状凸部622とシールリング610との間の摺動によって環状凸部622の先端の摺動摩耗が促進されてしまったりする問題がある。
この問題対策として、環状凸部の動きを規制することによって、首振り動作を抑制する技術も知られている(特許文献1参照)。このような従来例に係る密封装置について図7を参照して説明する。図7は従来例2に係る密封装置の模式的断面図である。
この従来例2に係る密封装置700においても、上記従来例1に係る密封装置600の場合と同様に、樹脂製のシールリング710と、ゴム状弾性体製のゴムリング720と、一対のバックアップリング730とから構成される。また、ゴムリング720は、本体部721と環状凸部722とから構成される。
この密封装置700の場合には、ゴムリング720における本体部721の両側面、及び環状凸部722の両側面に、それぞれ複数の突起721a,722aが設けられている点のみが、上記従来例1に係る密封装置600と異なっている。そして、本体部721の両側面にそれぞれ設けられた複数の突起721aは環状溝の両側面に当接するように構成されており、環状凸部722の両側面にそれぞれ設けられた複数の突起722aは一対のバックアップリング730に当接可能に構成されている。
以上のような構成により、この密封装置700の場合には、ゴムリング720における本体部721の環状溝に対する往復移動が抑制されると共に、環状凸部722の首振り動作が抑制される。これにより、環状凸部722の首振り動作に起因する不具合を抑制することができる。
しかしながら、密封装置700の両側の油圧の高低が切り換わる間隔が極めて短い場合には、一対のバックアップリング730の軸方向及び径方向への移動も激しくなり、バックアップリング730とゴムリング720との間で発生する摺動も無視することができず、上記のような対策では不十分であった。
特開2005−221028号公報 実開昭58−70504号公報
本発明の目的は、耐久性の向上を図った密封装置を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明の密封装置は、
相対的に往復移動する2部材のうちの一方の部材に設けられた環状溝に装着されて、これら2部材間の環状隙間を封止する密封装置において、
前記2部材のうちの他方の部材に摺動自在に設けられる樹脂製のシールリングと、
前記環状溝に装着され、該環状溝の溝底面に密着すると共に、前記シールリングを前記他方の部材に向けて押圧する環状凸部を有するゴム状弾性体製のゴムリングと、
前記ゴムリングの環状凸部及び前記シールリングを挟み込むように、かつ前記ゴムリングにおける本体部と密着し得るように設けられると共に、前記2部材間の微小隙間への前記シールリングの一部のはみ出しを抑制する第1及び第2バックアップリングと、
を備える密封装置であって、
前記ゴムリングにおける本体部の両側面には、前記環状溝の両側面をそれぞれ押圧する複数の突起が設けられており、
前記ゴムリングにおける環状凸部の両側面には、第1及び第2バックアップリングを前記環状溝の両側面に向けてそれぞれ押圧する複数の突起が設けられており、
第1及び第2バックアップリングにおける各側面には、これら第1及び第2バックアップリングが前記環状溝の両側面にそれぞれ密着した状態においても、前記環状凸部側に流体を導く流路を形成する溝が設けられており、
前記ゴムリングにおける本体部と第1バックアップリングのうちの少なくともいずれか一方、及び前記ゴムリングにおける本体部と第2バックアップリングのうちの少なくともいずれか一方には、第1及び第2バックアップリングが前記ゴムリングにおける本体部と密着した状態においても、前記環状凸部側に流体を導く流路を形成する溝が設けられていることを特徴とする。
このように、本発明は、ゴムリングにおける本体部の両側面に設けられた複数の突起が環状溝の両側面をそれぞれ押圧する構成を採用している。また、本発明は、ゴムリングにおける環状凸部の両側面に設けられた複数の突起が第1及び第2バックリングを環状溝の両側面に向けてそれぞれ押圧する構成を採用している。更に、第1及び第2バックアップ
リングとゴムリングにおける本体部とは密着し得る構成を採用している。
このような構成を採用したことにより、ゴムリングと第1及び第2バックアップリングは、環状溝内での移動が抑制され、かつゴムリングにおける環状凸部の首振り動作が抑制される。これにより、ゴムリングにおける環状凸部の首振り動作に起因する亀裂を抑制することができ、ゴムリングとシールリングとの間の摺動、及びゴムリングと第1及び第2バックアップリングとの間の摺動に起因する摩耗を抑制することができる。従って、密封装置の耐久性を向上させることができる。
また、本発明は、第1及び第2バックアップリングが環状溝の両側面にそれぞれ密着した状態においても、環状凸部側に流体を導く流路が形成される構成を採用している。更に、本発明は、第1及び第2バックアップリングがゴムリングにおける本体部と密着した状態においても、環状凸部側に流体を導く流路が形成される構成を採用している。
従って、流体の導入経路がなくなることに起因する吹き抜け現象を抑制することができる。なお、吹き抜け現象とは、流体圧力(密封対象流体の圧力)がゴムリング側に回らずに、バックアップリングの外周側からシールリングの外周側を介して流体の漏れが生じてしまい、密封機能が低下する現象をいう。
以上説明したように、本発明によれば、耐久性の向上を図ることができる。
図1は本発明の実施例に係る密封装置が適用された油圧シリンダの一部破断斜視図である。 図2は本発明の実施例に係る密封装置の模式的断面図である。 図3は本発明の実施例に係る密封装置を構成する部材の概略図である。 図4は本発明の実施例に係る密封装置を構成する部材の概略図である。 図5は本発明の実施例に係る密封装置の装着状態を示す模式的断面図である。 図6は従来例1に係る密封装置の模式的断面図である。 図7は従来例2に係る密封装置の模式的断面図である。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例)
図1〜図5を参照して、本発明の実施例に係る密封装置について説明する。本実施例に係る密封装置は、各種油圧シリンダなど、往復移動する2部材間の環状隙間を封止する用途に好適に用いられる。本実施例では、その一例として、油圧シリンダに適用される場合を説明する。
<油圧シリンダ>
特に図1を参照して、本発明の実施例に係る密封装置が適用される油圧シリンダについて説明する。油圧シリンダ500は、2部材のうちの一方の部材としてのピストン200と、2部材のうちの他方の部材としてのシリンダ300とを備えている。そして、これらピストン200とシリンダ300との間の環状隙間を封止するシーリングシステムS1,
S2が、油圧シリンダ500の軸方向の2箇所にそれぞれ設けられている。これにより、ピストン200とシリンダ300との間には、2つの密封空間K1,K2が形成される。なお、シーリングシステムS1はピストン200側に固定され、シーリングシステムS2はシリンダ300側に固定される。
このような構成により、シリンダ300に設けられた開口部301,302から、それぞれ密封空間K1,K2に送り込む油の油圧P1,P2を制御することによって、ピストン200をシリンダ300に対して往復移動させることができる。
ここで、シーリングシステムは、一般的に、主として油圧を緩衝する機能を有するものや、主として油漏れを防止する機能を有するものなど、それぞれ異なる役割を備えた複数の密封装置によって構成される。
本実施例に係る密封装置100は、軸方向の両側が密封空間K1,K2となるシーリングシステムS1において、主として油漏れを防止する機能を有する密封装置として、好適に用いられる。
<密封装置の構成>
特に図2〜図4を参照して、本発明の実施例に係る密封装置100の構成について説明する。なお、図2は、外力を受けていない状態(密封装置が装着されていない状態)における密封装置を構成する各部材の模式的断面図を示したものである。ここで、図2においては、密封装置を構成する各部材の配置関係や寸法関係を明確にするために、各部材については、それぞれ他の部材からの外力を受けていない状態を示している。従って、図2では部材同士が一部重なって示されている。図3(a)は本発明の実施例に係る密封装置を構成するシールリングの模式的断面図である。図3(b−1)(b−2)(b−3)は本発明の実施例に係る密封装置を構成するバックアップリングの概略図である。このうち、(b−1)は模式的断面図であり、(b−2)は側面図の一部であり、(b−3)は内周面側から見た図の一部((b−2)中、矢印P方向に見た図)である。図4は本発明の実施例に係る密封装置を構成するゴムリングの概略図である。なお、図4において、(a)は模式的断面図であり、(b)は側面図の一部である。
本実施例に係る密封装置100は、ピストン200の外周に設けられた環状溝に装着されて、ピストン200とシリンダ300との間の環状隙間を封止するものである。この密封装置100は、シールリング110と、ゴムリング120と、一対のバックアップリング(以下、第1バックアップリング130a,第2バックアップリング130bと称する)とから構成される。
シールリング110は、その外周面がシリンダの内周面に対して摺動するように設けられるもので、耐摩耗性に優れた樹脂材(例えば、四フッ化エチレン樹脂)によって構成される。
ゴム状弾性体製のゴムリング120は、ピストン200に設けられた環状溝の溝底面に密着する本体部121と、シールリング110をシリンダ300の内周面に向けて押圧する環状凸部122とから構成される。そして、本体部121の両側面には、それぞれ突起121aが設けられている。また、環状凸部122の両側面にも、それぞれ突起122aが設けられている。なお、これらの突起121a,122aは周方向に所定の間隔で複数設けられている(図4(b)参照)。また、本体部121における外周面には、軸方向に伸びる溝121bが設けられている。この溝121bは、周方向に所定の間隔で複数設けられている。また、この溝121bは、環状凸部122の両側にそれぞれ設けられている(後述する図5参照)。
また、第1バックアップリング130a及び第2バックアップリング130bはピストン200とシリンダ300との間の微小隙間へのシールリング110の一部のはみ出しを抑制するために設けられている。これら第1バックアップリング130a及び第2バックアップリング130bも耐摩耗性に優れた樹脂材など(例えばナイロン)によって構成される。そして、これら第1バックアップリング130a及び第2バックアップリング130bは、密封装置100が環状溝に装着された状態において、ゴムリング120の環状凸部122及びシールリング110を挟み込むように、かつゴムリング120における本体部121と密着し得るように設けられる。また、第1バックアップリング130a及び第2バックアップリング130bの側面には、径方向に伸びる溝131が設けられている。この溝131は、周方向に所定の間隔で複数設けられている。
<密封装置の装着状態>
特に図5を参照して本発明の実施例に係る密封装置の装着状態について説明する。本実施例に係る密封装置100は、上記の通り、ピストン200の外周に設けられた環状溝201に装着されて、ピストン200とシリンダ300との間の環状隙間を封止するものである。
ここで、第1バックアップリング130a及び第2バックアップリング130bの軸方向の幅をW1,径方向の幅をT1とする(図3(b)参照)。そして、ゴムリング120における環状凸部122の軸方向の幅をW2,本体部121の軸方向の幅をW3,本体部121の径方向の幅をT2とする(図4参照)。また、密封装置100が装着される環状溝201の軸方向の幅をW0とする。更に、環状溝201の溝底面からシリンダ300の内周面までの距離をDとする(図5参照)。
本実施例に係る密封装置100においては、密封装置100が環状溝201に装着された状態において、以下の関係式を満たすように設定されている。
すなわち、
2×W1+W2>W0
W3>W0
D−(T1+T2)=0mm〜0.3mm
を満たすように設定されている。
このように設定したことによって、密封装置100が環状溝201に装着された状態においては、ゴムリング120における本体部121の両側面に設けられた複数の突起121aが環状溝201の両側面をそれぞれ押圧した状態となる。
また、ゴムリング120における環状凸部122の両側面に設けられた複数の突起122aが、第1バックアップリング130a及び第2バックアップリング130bを環状溝201の両側面に向けてそれぞれ押圧した状態となる。これにより、第1バックアップリング130a及び第2バックアップリング130bが環状溝201の両側面にそれぞれ密着した状態となる。ただし、第1バックアップリング130a及び第2バックアップリング130bにそれぞれ設けられている溝131によって、環状凸部122側に流体(油)を導く流路が確保される。
更に、ゴムリング120における本体部121とシリンダ300の内周面との間に設けられる第1バックアップリング130a及び第2バックアップリング130bは殆どクリアランスがない状態で配置される。従って、第1バックアップリング130a及び第2バックアップリング130bは、ゴムリング120における本体部121に対して密着し得
る状態となる。ただし、ゴムリング120における本体部121の外周面に設けられている溝121bによって、環状凸部122側に流体(油)を導く流路が確保される。
<本実施例に係る密封装置の優れた点>
以上説明したように、本実施例に係る密封装置100は、ゴムリング120における本体部121の両側面に設けられた複数の突起121aが環状溝201の両側面をそれぞれ押圧する構成を採用している。また、ゴムリング120における環状凸部122の両側面に設けられた複数の突起122aが第1バックリング130a及び第2バックアップリング130bを環状溝201の両側面に向けてそれぞれ押圧する構成を採用している。更に、第1バックアップリング130a及び第2バックアップリング130bとゴムリング120における本体部121とは密着し得る構成を採用している。
このような構成を採用したことにより、ゴムリング120,第1バックアップリング130a及び第2バックアップリング130bは、環状溝201内での移動が抑制され、かつゴムリング120における環状凸部122の首振り動作が抑制される。これにより、ゴムリング120における環状凸部122の首振り動作に起因する亀裂を抑制することができ、ゴムリング120とシールリング110との間の摺動、及びゴムリング120と第1バックアップリング130aや第2バックアップリング130bとの間の摺動に起因する摩耗を抑制することができる。特に、本実施例においては、第1バックアップリング130a及び第2バックアップリング130bにおける環状溝201内での移動を抑制したことで、密封装置100の両側の油圧の高低が切り換わる間隔が極めて短い場合であっても、環状凸部122の首振り動作を効果的に抑制し、かつ各部材同士の摺動摩耗を効果的に抑制することができる。従って、密封装置100の耐久性を向上させることができる。
また、本実施例に係る密封装置100は、第1バックアップリング130a及び第2バックアップリング130bが環状溝201の両側面にそれぞれ密着した状態においても、環状凸部122側に流体としての油を導く流路が形成される構成を採用している。更に、本実施例に係る密封装置100は、第1バックアップリング130a及び第2バックアップリング130bがゴムリング120における本体部121と密着した状態においても、環状凸部122側に流体としての油を導く流路が形成される構成を採用している。
従って、流体(油)の導入経路がなくなることに起因する吹き抜け現象を抑制することができる。
(その他)
上記実施例においては、第1バックアップリング130a及び第2バックアップリング130bがゴムリング120における本体部121と密着した状態においても、環状凸部122側に流体を導く流路を、本体部121に設けた溝121bにより形成する場合を説明した。しかしながら、この流路は、第1バックアップリング130a及び第2バックアップリング130bにおける本体部121との密着面側に溝を設けることによって形成することも可能である。勿論、本体部121側と、第1バックアップリング130a及び第2バックアップリング130b側にそれぞれ溝を設ける構成を採用してもよい。
100 密封装置
110 シールリング
120 ゴムリング
121 本体部
121a 突起
121b 溝
122 環状凸部
122a 突起
130a 第1バックアップリング
130b 第2バックアップリング
131 溝
200 ピストン
201 環状溝
300 シリンダ
301,302 開口部
500 油圧シリンダ

Claims (1)

  1. 相対的に往復移動する2部材のうちの一方の部材に設けられた環状溝に装着されて、これら2部材間の環状隙間を封止する密封装置において、
    前記2部材のうちの他方の部材に摺動自在に設けられる樹脂製のシールリングと、
    前記環状溝に装着され、該環状溝の溝底面に密着すると共に、前記シールリングを前記他方の部材に向けて押圧する環状凸部を有するゴム状弾性体製のゴムリングと、
    前記ゴムリングの環状凸部及び前記シールリングを挟み込むように、かつ前記ゴムリングにおける本体部と密着し得るように設けられると共に、前記2部材間の微小隙間への前記シールリングの一部のはみ出しを抑制する第1及び第2バックアップリングと、
    を備える密封装置であって、
    前記ゴムリングにおける本体部の両側面には、前記環状溝の両側面をそれぞれ押圧する複数の突起が設けられており、
    前記ゴムリングにおける環状凸部の両側面には、第1及び第2バックアップリングを前記環状溝の両側面に向けてそれぞれ押圧する複数の突起が設けられており、
    第1及び第2バックアップリングにおける各側面には、これら第1及び第2バックアップリングが前記環状溝の両側面にそれぞれ密着した状態においても、前記環状凸部側に流体を導く流路を形成する溝が設けられており、
    前記ゴムリングにおける本体部と第1バックアップリングのうちの少なくともいずれか一方、及び前記ゴムリングにおける本体部と第2バックアップリングのうちの少なくともいずれか一方には、第1及び第2バックアップリングが前記ゴムリングにおける本体部と密着した状態においても、前記環状凸部側に流体を導く流路を形成する溝が設けられていることを特徴とする密封装置。
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