JP2010240657A - Cvtベルト用エレメントの打抜き加工用金型及び打抜き加工方法 - Google Patents

Cvtベルト用エレメントの打抜き加工用金型及び打抜き加工方法 Download PDF

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泰弘 竹内
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Abstract

【課題】エレメントに外観上の不具合を発生させることなく打抜くことができ、ダイス寿命を向上させることができるCVTベルト用エレメントの打抜き加工用金型及び打抜き加工方法を提供すること。
【解決手段】CVTベルト用エレメントを板状素材から打抜き加工する際に用いるダイス2とパンチとよりなる金型であって、パンチは、エレメントの輪郭形状に対応する外形形状を有し、その先端角部にパンチ刃を設けてなり、ダイス2は、エレメントの輪郭形状に対応する打ち抜き穴20を有し、2つ以上のダイス部品2a、2bに分割されていると共に、その外周側を拘束型により拘束しており、かつ、ダイス部品2a、2b同士の間の分割面31は、少なくとも、打ち抜き穴20開口端からエレメントの厚み寸法以上の領域において、打抜き方向に対して所定角度傾斜している。
【選択図】図3

Description

本発明は、CVTベルトに用いられるエレメントを製造する際に用いる打抜き加工用金型及びこれを用いた打抜き加工方法に関する。
ベルト式CVT(Continuously Variable Transmission、無段変速機)は、一対のプーリと、これらに掛け渡したCVT用ベルトにより構成される。CVT用ベルトは、金属帯板よりなるリング状のベルトに、エレメントと呼ばれる摩擦部品を多数装着することにより構成される。
後述する図1に示すごとく、上記エレメント8は、略三角形状の頭部81と、略長方形状の胴部82と、上記頭部81の底辺部の中央部と上記胴部82の長辺部の中央部とを繋ぐ首部83とよりなる。首部83の左右には、頭部81と胴部82との間の間隙よりなる凹部85が形成されている。この凹部85に金属帯板よりなるベルト(図示略)を挿入し、該ベルトの全周にエレメント8を配設することによってCVT用ベルトが得られる。
エレメント8の作製は、板状の金属素材を準備し、これを所望形状に打ち抜く打抜き加工を行い、その後、仕上げ工程を経るという工程でなされる。エレメント8の打抜き加工は、ダイスとパンチとよりなる金型を用いて行われる。
従来の金型としては、例えば、特許文献1に示されているものがある。
特表2005−531738号公報
上記金型を構成するダイスは、エレメント8の上述した特殊な形状に対応した打ち抜き穴を有しており、打抜きの際に応力集中しやすい箇所が複数存在している。そのため、打抜き加工を繰り返すことによって、応力集中部分に亀裂が入り、ダイスの寿命が早期に尽きる場合がある。
この対策として、応力集中が起こりやすい部分において分割した複数のダイス部品を組み合わせて1つのダイスを形成することにより、亀裂の発生を防止することが考えられる。しかしながら、この場合には、分割面の位置において、わずかではあってもダイス部品同士が離れる方向に応力がかかり、打抜き完了したエレメントの側面に分割面の位置の筋模様が入ってしまう。この筋模様が強い場合には、エレメントとして採用できず不良とせざるを得ない場合がある。そのため、従来においては、1つのダイスを複数のダイス部品に分割する手法は採用できなかった。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、エレメントに外観上の不具合を発生させることなく打抜くことができ、ダイス寿命を向上させることができるCVTベルト用エレメントの打抜き加工用金型及び打抜き加工方法を提供しようとするものである。
第1の発明は、略三角形状の頭部と、略長方形状の胴部と、上記頭部の底辺部の中央部と上記胴部の長辺部の中央部とを繋ぐ首部とにより構成されるCVTベルト用エレメントを、板状素材から打抜き加工する際に用いるダイスとパンチとよりなる金型であって、
上記パンチは、上記エレメントの輪郭形状に対応する外形形状を有し、その先端角部にパンチ刃を設けてなり、
上記ダイスは、上記エレメントの輪郭形状に対応する打ち抜き穴を有し、2つ以上のダイス部品に分割されていると共に、その外周側を拘束型により拘束しており、
かつ、上記ダイス部品同士の間の分割面は、打抜き方向に対して所定角度傾斜していることを特徴とするCVTベルト用エレメントの打抜き加工用金型にある(請求項1)。
第2の発明は、上記第1の発明の金型を用いて板状素材を打抜くことを特徴とするCVTベルト用エレメントの打抜き加工方法にある(請求項7)。
本発明のダイスは、上記のごとく、複数のダイス部品に分割されており、その分割面が、上記のごとく打抜き方向に対して所定角度傾斜している。これにより、応力集中によるダイス寿命低下を抑制することができ、かつ、打抜いたエレメントに外観上の不具合が発生することを防止することができる。
すなわち、ダイスが複数のダイス部品に分割されていることによって、応力集中を分割位置によって吸収することができ、ダイスの亀裂発生を防止することができる。また、ダイス部品同士の間の分割面が、打抜き方向に対して斜めに傾斜している。これにより、打抜かれるエレメントがダイスの打ち抜き穴を通過する際に、ダイス部品間の分割面と接する位置が徐々にずれる。それ故、得られるエレメントの端面に筋模様が生じることを抑制することができ、これにより外観不良を防止することができる。
このように、本発明によれば、エレメントに外観上の不具合を発生させることなく打抜くことができ、ダイス寿命を向上させることができる。
実施例1における、CVTベルト用エレメントを示す斜視図。 実施例1における、パンチを示す斜視図。 実施例1における、ダイスを示す斜視図。 実施例1における、拘束型で拘束した状態のダイスを示す斜視図。 実施例1における、ダイスの側面図。 実施例1における、(a)第1のダイス部品の斜視図、(b)第2のダイス部品の斜視図。 実施例1における、打ち抜いたCVTベルト用エレメントの斜視図。 実施例1における、エレメント頭部の角部の側面部を示す説明図。 比較例1における、ダイスを示す斜視図。 比較例1における、ダイスの側面図。 比較例1における、エレメント頭部の角部の側面部を示す説明図。 実施例2における、ダイスを示す斜視図。 実施例2における、ダイスの側面図。 実施例2における、(a)第1のダイス部品の斜視図、(b)第2のダイス部品の斜視図。 実施例3における、ダイスを示す斜視図。 実施例3における、(a)第1のダイス部品の斜視図、(b)第2のダイス部品の斜視図。 実施例4における、ダイスを示す斜視図。 実施例4における、(a)第1のダイス部品の斜視図、(b)第2のダイス部品の斜視図、(c)第3のダイス部品の斜視図。 実施例5における、ダイスを示す斜視図。 実施例5における、図19のB−B線矢視断面図。 実施例6における、ダイスを示す斜視図。 実施例6における、図21のC−C線矢視断面図。 実施例7における、ダイスを示す平面図。 実施例7における、ダイスの展開説明図。 実施例8における、ダイスを示す平面図。 実施例8における、ダイスの展開説明図。
本発明のCVTベルト用エレメントの打抜き加工用金型において、上記ダイスの上記分割面は、少なくとも、上記打ち抜き穴開口端から上記エレメントの厚み寸法以上の領域において、打抜き方向に対して所定角度傾斜している。すなわち、分割面の傾斜は、エレメントが打抜かれる際に打ち抜き穴内面と接触する範囲内に形成されていれば良い。もちろん、分割面の全面が傾斜した1つの平面となっていても良く、その方がダイス作製が容易となるというメリットも得られる。
また、ダイスは、通常、ある程度磨耗した段階で表面を研磨して再生する再研処理が行われるが、少なくとも、その再研の領域は傾斜した面であることが好ましい。
また、上記分割面の傾斜角度は、0.04°〜20°の範囲内であることが好ましい。この範囲内に納めることにより、打ち抜き品質とダイス寿命向上の両方を容易に実現することができる。傾斜角度が0.04°未満の場合には筋模様の抑制効果が低下してしまうおそれがあり、一方、傾斜角度が20°を超える場合には、ダイスの強度が低下するおそれがある。
また、上記分割型は、一体化させたダイス部品の外周面全周を覆う構造のものでもよいし、外周面の複数箇所のみを押圧する構造のものでもよい。また、一体構造のものでもよいし、複数に分割された構造のものでもよい。また、複数に分割され、かつ、その押圧力(クランプ力)を調整可能であることも好ましい。
また、上記分割面は、上記打ち抜き穴における上記エレメントの角部に対応する角部を通る面よりなることが好ましい(請求項2)。エレメントの輪郭形状における角部に対応する打ち抜き穴の角部は、打抜き加工時に応力集中が起こりやすいため、そこに上記分割面を予め設けておくことが亀裂発生防止に有効である。
角部としては、上記頭部の略三角形状を構成する3つの頂点部分、上記胴部の略長方形状を構成する4つの頂点部分に対応する部分がある。エレメントの輪郭の角部は、その先端に適度な曲面形状が採用されている。したがって、角部を通る分割面を設ける場合には、角部先端の曲面形状部分を通過するように分割面を設ければよい。
そして、上記分割面の少なくとも1つは、上記打ち抜き穴における上記頭部の角部に対応する角部の少なくとも一つを通る面よりなることが好ましい(請求項3)。上記頭部の角部に対応する打ち抜き穴の角部のうち底辺部の両端に位置する両端角部は、特に応力集中が起こって亀裂が入りやすい箇所であり、上記分割面の形成が非常に有効である。
また、上記頭部の角部を通る分割面としては、後述する実施例にも示すように様々な形態を採用できる。
また、上記分割面の少なくとも1つは、上記打ち抜き穴における上記胴部の角部に対応する角部の少なくとも一つを通る面よりなることが好ましい(請求項4)。上記胴部の上記両端角部に対応する打ち抜き穴の角部も、比較的応力集中が起こって亀裂が入りやすい箇所であり、上記分割面の形成が非常に有効である。
また、上記胴部の両端角部を通る分割面としては、胴部の両側の側面に平行な2つの面により構成することができる。
また、上述した頭部の角部を通る分割面と、上記胴部の角部を通る分割面の両方を設けることももちろん可能である。
また、上記ダイスの打ち抜き穴内面には、耐摩耗性を向上させるための表面処理膜が形成されていることが好ましい(請求項5)。上記のごとく、本発明のダイスは、複数のダイス部品に分割できるので、分割しない場合と比べて、打ち抜き穴内面を容易に表面処理することが可能となる。これを利用して、打ち抜き穴内面には、耐摩耗性を向上させるための表面処理膜を形成することが好ましい。
表面処理膜としては、具体的には、TiN、TiCN、DLC等がある。
また、上記ダイスの外周側面及びこれに対面する上記拘束型の内周面は、打抜き方向に沿って徐々に縮径するテーパ形状を呈していることが好ましい(請求項6)。上記ダイスは、複数のダイス部品を組み合わせて一つのダイスを構成しているが、その周囲は上記拘束型によって拘束している。その拘束力をより一層強くするには、上記のごとく、ダイスの外周側面と拘束型の内周面の形状をテーパ形状とすることが好ましい。そして、テーパ形状の傾斜方向は、上記のごとく、打抜き方向に沿って徐々に縮径する方向とすることが好ましい。これにより、拘束型を固定してダイスを保持する構成を採用することにより、打抜き時の応力が、ダイス部品同士を密着させる方向に働き、ダイスの一体化した状態をより安定化することができる。
(実施例1)
本発明の実施例に係るCVTベルト用エレメントの打抜き加工用金型及び打抜き加工方法につき、図1〜図8を用いて説明する。
本例において打ち抜くCVTベルト用エレメント8は、図1に示すごとく、略三角形状の頭部81と、略長方形状の胴部82と、上記頭部81の底辺部の中央部と上記胴部82の長辺部の中央部とを繋ぐ首部83とにより構成される。エレメント8は、同図に示すごとく、頭部81の中央部に突出部815を有し、複数積層した場合に突出部815の裏側面の窪みに隣のエレメント8の突出部815が挿入されて位置決めが容易となるように構成されている。また、頭部81と胴部82との間には凹部85が形成されており、ここに図示しないベルトが挿入されるようになっている。
上記エレメント8を板状素材から打抜き加工する際に用いる本例の金型は、ダイス2(図3、図4)とパンチ1(図2)とよりなる。
上記パンチ1は、図2に示すごとく、上記エレメント8の輪郭形状に対応する外形形状を有し、その先端角部に略直角のパンチ刃17を設けてなると共に、上記頭部81を切断するためのパンチ頭部11と、上記胴部82を切断するためのパンチ胴部12と、上記首部83を切断するパンチ首部13とを備えている。また、パンチ頭部11には、エレメント8の突出部815及びその裏面の窪みを形成するためのピンを挿入するためのピン穴18が設けられている。
上記ダイス2は、図3〜図6に示すごとく、上記エレメント8の輪郭形状に対応する打ち抜き穴20を有し、2つのダイス部品2a、2bに分割されていると共に、その外周側を拘束型29により拘束してある。
ダイス部品2a、2b同士の間の分割面31は、図3〜図6に示すごとく、打ち抜き穴20の開口部側において頭部81に対応する位置の両端角部を通り、頭部81の底辺と平行な平面よりなる。そして、この分割面31は、その全面が、打抜き方向A(図5)に対して所定角度α(α=0.5°)傾斜しており、ダイス2を側面から観察した場合、エレメント8の頭部81、首部83、胴部82の中央を貫く方向(以下、エレメント軸方向という)において傾斜した一本の斜めの直線で表される。
図6に示すごとく、ダイス部品2aは、打ち抜き穴20のうち、エレメント8の胴部82、首部83及び頭部81の底辺部近傍に対応した部分を有する。また、ダイス部品2bは、打ち抜き穴20のうち、エレメント8の頭部81の頂点部およびこれを挟む2つの側辺部の大部分に対応した部分を有する。そして、これらダイス部品2a、2b間の分割面31が上記のごとく傾斜していることにより、打ち抜き穴20の開口部から離れるにつれて、ダイス部品2a、2bにおける頭部81に相当する部分の幅が変化している。
また、ダイス部品2a及びダイス部品2bの打ち抜き穴20の内表面全面には、耐摩耗性を向上させるための表面処理膜が形成されている。具体的には、物理蒸着(PVD)法によってTiN膜を施した。なお、TiNに代えて、TiCN又はDLCを採用することもできる。なお、この表面処理膜は、本例では、上記方法により上記材質の膜を採用したが、公知の様々な耐摩耗性向上効果のある表面処理膜に変えることは可能である。
また、図3、図4に示すごとく、ダイス部品2a、2bを組み合わせたダイス外形状は直方体形状であり、その外周に配置する拘束型29は、角管状であって、その内部の空隙部を上記の直方体形状に対応させてある。ダイス2とその拘束型29との嵌め合いは、たとえば焼き嵌め等によって実質的に隙間のない状態とすることができる。
なお、本例では、ダイス部品2a、2bの全周を覆う一体構造の拘束型29を採用したが、拘束力が確保できる限り、外周の複数箇所をクランプする構成のものや、その他の種々の構成に変更できることは言うまでもない。この点は他の実施例でも同様である。
次に、上記パンチ1及びダイス2を用いて、鋼よりなる板状素材からエレメント8を打ち抜いた。そして、図7、図8に示すごとく、得られたエレメント8の頭部81の両端角部812の側面部Mを観察した。この部分は、打ち抜き穴20における、ダイス部品2a、2bの間の分割面31に対応する部分によって打ち抜かれた位置である。図7より知られるごとく、本例の金型を用いて打ち抜いたエレメント8には、分割面31に対応する位置にも、問題となるような筋模様は生じていなかった。
また、本例のダイス2においては、上記分割面31を設けて2つのダイス部品2a、2bに予め分割してあるので、使用を重ねても、頭部81の両端角部812に対応する打ち抜き穴20の角部近傍においてダイスに不用意に亀裂が生じることを防止することができる。
それ故、本例の金型を用いれば、エレメントに外観上の不具合を発生させることなく打抜くことができ、従来よりもダイス2の寿命を向上させることができる。さらに、打ち抜き穴20の内表面全面に耐摩耗性向上効果のある表面処理膜を形成してあるので、この点でもダイス2の寿命を向上させることができる。
(比較例1)
次に、図9、図10に示すごとく、上記実施例1との比較のために、上記と同様の位置で2つのダイス部品9a、9bに分割するとともに、その分割面95が打ち抜き方向Aと平行な面であるダイス9を準備した。打ち抜き穴20の形状は実施例1と同じである。このダイス部品9a、9bの周囲は、実施例1と同様の拘束型29により拘束して一体化した。そして、上記ダイス9及び実施例1と同じパンチ1を用いて、板状素材からエレメント8を打ち抜いた。
得られたエレメント8の頭部81の両端角部812の側面部M(図7)を観察した。この部分は、打ち抜き穴20における、ダイス部品9a、9bの間の分割面95に対応する部分によって打ち抜かれた位置である。図11より知られるごとく、本比較例の金型を用いて打ち抜いたエレメント8には、分割面95に対応する位置に、問題となる筋模様7が生じていた。
この結果から、ダイスを分割して寿命向上を図ったとしても、その分割面打ち抜き方向に平行に設けた場合には、打ち抜かれるエレメントの品質維持を行うことが困難であることがわかる。
(実施例2)
本例は、図12〜図14に示すごとく、実施例1のダイス2の分割面の形態を変更した例である。
すなわち、同図に示すごとく、本例のダイス22は、上記エレメント8の輪郭形状に対応する打ち抜き穴20を有し、2つのダイス部品22a、22bに分割されている。なお、その外周側を拘束型29により拘束する点及び打ち抜き穴20の内面に表面処理膜を形成した点は実施例1と同じである。
ダイス部品22a、22b同士の間の分割面32は、打ち抜き穴20の開口部側において頭部81に対応する位置の両端角部を通り、頭部81の底辺と平行な平面よりなる。そして、この分割面31は、開口部側の上端から途中までが、打抜き方向A(図13)に対して所定角度β(β=2°)エレメント軸方向において傾斜しており、途中から下端までは、打ち抜き方向Aと平行な面となっている。そのため、ダイス22を側面から観察した場合、途中で屈曲した線で表される。
図14に示すごとく、ダイス部品22aは、打ち抜き穴20のうち、エレメント8の胴部82、首部83及び頭部81の底辺部に対応した部分を有する。また、ダイス部品22bは、打ち抜き穴20のうち、エレメント8の頭部81の頂点部およびこれを挟む2つの側辺部の大部分に対応した部分を有する。そして、これらダイス部品22a、22b間の分割面32の上半部32aは上記のごとく打ち抜き方向Aに対して傾斜している。そのため、この傾斜している分割面32の上半部32aの範囲内においては、打ち抜き穴20の開口部から離れるにつれて、ダイス部品2a、2bにおける頭部81に相当する部分の幅が変化している。分割面32の下半部32bの範囲内は、打ち抜き方向Aと平行であるので、その穴形状は一定となっている。
その他は、実施例1と同様である。
本例の場合にも、実施例1と同様に、ダイス22に分割面32を設けて2つのダイス部品22a、22bに予め分割してあるので、使用を重ねても、頭部81の両端角部815近傍においてダイスに不用意に亀裂が生じることを防止することができる。
それ故、本例の金型を用いれば、エレメントに外観上の不具合を発生させることなく打抜くことができ、従来よりもダイス22の寿命を向上させることができる。さらに、打ち抜き穴20の内表面全面の表面処理膜による寿命向上効果も容易に得ることができる。
(実施例3)
本例は、図15、図16に示すごとく、実施例1のダイス2の分割面の形態を変更した例である。
すなわち、同図に示すごとく、本例のダイス23は、上記エレメント8の輪郭形状に対応する打ち抜き穴20を有し、2つのダイス部品23a、23bに分割されている。
ダイス部品23a、23b同士の間の分割面33は、打ち抜き穴20の開口部側において頭部81の頂点部、首部83及び胴部82の中央を分断するように設けられている。そして、分割面33は、その全面が、打抜き方向A(図15)に対して所定角度γ(γ=2°)傾斜しており、ダイス22を側面から観察した場合、エレメント軸方向と直交するエレメント幅方向において傾斜した一本の斜めの直線で表される。
図16に示すごとく、ダイス部品23aは、打ち抜き穴20のうち、エレメント8の胴部82、首部83及び頭部81のちょうど半分に対応した部分を開口部として有している。ダイス23bも同様である。そして、両者は、上記の傾斜した分割面33によって、開口部のある上端から離れるにつれて徐々にその幅寸法が変化している。
ダイスの外周側を拘束型により拘束する点及び打ち抜き穴20の内面に表面処理膜を形成した点等は実施例1と同じである。
本例の場合には、ダイス23に分割面33を設けて2つのダイス部品23a、23bに予め分割してあるので、使用を重ねても、頭部81の頂点部近傍においてダイスに不用意に亀裂が生じることを防止することができる。
それ故、本例の金型を用いれば、エレメントに外観上の不具合を発生させることなく打抜くことができ、従来よりもダイス23の寿命を向上させることができる。さらに、打ち抜き穴20の内表面全面の表面処理膜による寿命向上効果も容易に得ることができる。
(実施例4)
本例は、図17、図18に示すごとく、実施例1のダイス2の分割面の形態を変更した例である。
すなわち、同図に示すごとく、本例のダイス24は、上記エレメント8の輪郭形状に対応する打ち抜き穴20を有し、3つの分割面34a〜cにより、4つのダイス部品24a〜dに分割されている。
ダイス部品24aと、ダイス部品24b及び24cの間の分割面34aは、打ち抜き穴20の開口部側において頭部81の両端角部812(図7)に対応する位置を通り、頭部81の底辺と平行な平面よりなる。そして、この分割面34aは、その全面が打抜き方向A(図17)に対してエレメント軸方向において所定角度α傾斜しており、実施例1における分割面31と同じである。
ダイス部品24bと、ダイス部品24cの間の分割面34bは、胴部82における角部822(図7)に対応する角部の一つを通り、エレメント軸方向に平行な面よりなる。そして、この分割面34bは、その全面が打抜き方向Aに対してエレメント幅方向において所定角度θ(θ=2°)傾斜している。
同様に、ダイス部品24dと、ダイス部品24cの間の分割面34cは、胴部82における角部822に対応する角部の一つを通り、エレメント軸方向に平行な面よりなる。そして、この分割面34cは、上記分割面34bと対象に設けられ、その全面が打抜き方向Aに対してエレメント幅方向において所定角度θ傾斜している。
図18に示すごとく、ダイス部品24aは、実施例1のダイス部品2bと同じ形状を有しており、打ち抜き穴20のうち、エレメント8の頭部81の頂点部及びその側辺部に対応した部分を有する。ダイス部品24cは、エレメント8の胴部82の底辺部に対応する部分を有している。ダイス部品24b及び24dは、左右対称の形状であって、打ち抜き穴20のうち、エレメント8の頭部81の底辺部、首部83、及び胴部82の底辺部を除く幅方向半分に対応した部分を有する。
ダイスの外周側を拘束型により拘束する点及び打ち抜き穴20の内面に表面処理膜を形成した点等は実施例1と同じである。
本例の場合には、ダイス24に3つの分割面34a〜cを設けて4つのダイス部品24a〜dに予め分割してあるので、使用を重ねても、頭部81の両端角部815近傍並びに胴部82の両端角部近傍のダイスに不用意に亀裂が生じることを防止することができる。
それ故、本例の金型を用いれば、エレメントに外観上の不具合を発生させることなく打抜くことができ、従来よりもダイス24の寿命を向上させることができる。さらに、打ち抜き穴20の内表面全面の表面処理膜による寿命向上効果も容易に得ることができる。
(実施例5)
本例のダイス25は、図19、図20に示すごとく、3つの分割面35a〜cによって4つのダイス部品25a〜dに分割した基本構成は実施例4と同じであるが、その外周側面259の形状を打抜き方向に沿って徐々に縮径するテーパ形状に変更した。また、これに合わせて、拘束型292の内周面299も打抜き方向に沿って徐々に縮径するテーパ形状とした。
その他は、実施例4と同様である。
本例の場合には、複数のダイス部品25a〜dを組み合わせて一つのダイス25を構成しているが、その拘束力は、上記のごとく、ダイス25の外周側面259と拘束型292の内周面の形状をテーパ形状とし、拘束型を固定してダイスを保持する構成を採用することにより、向上させることができる。そして、ダイス部品25a〜dの拘束力の向上によって、打抜き時の安定性を高めることができ、打ち抜き品質をさらに高めることができる。
その他は、実施例1と同様の効果が得られる。
(実施例6)
本例のダイス26は、図21、図22に示すごとく、3つの分割面36a〜cによって4つのダイス部品26a〜dに分割した基本構成は実施例4と同じであるが、その外周側面269の形状を四角から円形状に変更するとともに、さらに、打抜き方向に沿って徐々に縮径するテーパ形状に変更した。また、これに合わせて、拘束型293の内周面298も打抜き方向に沿って徐々に縮径する円形テーパ形状とした。
その他は、実施例4と同様である。
本例の場合にも、複数のダイス部品26a〜dを組み合わせて一つのダイス26を構成しているが、その拘束力は、上記のごとく、ダイス26の外周側面269と拘束型29の内周面の形状をテーパ形状とすることにより向上させることができる。そして、ダイス部品の拘束力の向上によって、打抜き時の安定性を高めることができ、打ち抜き品質をさらに高めることができる。また、外形状が四角ではなく円形状であるので、ダイスと拘束型との嵌め合わせが容易である。
その他は、実施例1と同様の効果が得られる。
(実施例7)
本例のダイス27は、図23、図24に示すごとく、4つの分割面37a〜dによって4つのダイス部品27a〜dに分割したものである。これらの周囲は拘束型294によって拘束する。
図24に示すごとく、ダイス部品27aと、ダイス部品27bとの間の分割面37aは、上方からみて、打ち抜き穴20の開口部における頭部81の右端の角部に対応する角部を通り、エレメント軸方向から右へ略45°回転した方向の平面よりなる。そして、この分割面37aは、その全面が打抜き方向に対して傾斜している。傾斜方向は打ち抜き穴20の開口端から離れるに従って、ダイス部品27aに近づく方向である。
また、同図に示すごとく、ダイス部品27bと、ダイス部品27cとの間の分割面37bは、上方からみて、打ち抜き穴20の開口部における胴部82の右下端の角部に対応する角部を通り、エレメント軸方向から右へ略135°回転した方向の平面よりなる。そして、この分割面37bは、その全面が打抜き方向に対して傾斜している。傾斜方向は打ち抜き穴20の開口端から離れるに従って、ダイス部品27cに近づく方向である。
また、同図に示すごとく、ダイス部品27cと、ダイス部品27dとの間の分割面37cは、上方からみて、打ち抜き穴20の開口部における胴部82の左下端の角部に対応する角部を通り、エレメント軸方向から左へ略135°回転した方向の平面よりなる。そして、この分割面37cは、その全面が打抜き方向に対して傾斜している。傾斜方向は打ち抜き穴20の開口端から離れるに従って、ダイス部品27cに近づく方向である。
また、同図に示すごとく、ダイス部品27dと、ダイス部品27aとの間の分割面37dは、上方からみて、打ち抜き穴20の開口部における頭部81の左端の角部に対応する角部を通り、エレメント軸方向から左へ略45°回転した方向の平面よりなる。そして、この分割面37dは、その全面が打抜き方向に対して傾斜している。傾斜方向は打ち抜き穴20の開口端から離れるに従って、ダイス部品27aに近づく方向である。
また、打ち抜き穴20の内面に表面処理膜を形成した点等は実施例1と同じである。
本例の場合には、ダイス27に4つの分割面37a〜dを設けて4つのダイス部品27a〜dに予め分割してあるので、使用を重ねても、頭部81の両端角部815近傍並びに胴部82の両端角部825近傍に対応する位置のダイスに不用意に亀裂が生じることを防止することができる。
それ故、本例の金型を用いれば、エレメントに外観上の不具合を発生させることなく打抜くことができ、従来よりもダイス27の寿命を向上させることができる。さらに、打ち抜き穴20の内表面全面の表面処理膜による寿命向上効果も容易に得ることができる。
(実施例8)
本例のダイス28は、図25、図26に示すごとく、6つの分割面38a〜fによって4つのダイス部品28a〜fに分割したものである。これらの周囲は拘束型295によって拘束する。
図26に示すごとく、ダイス部品28aと、ダイス部品28bとの間の分割面38aは、上方からみて、打ち抜き穴20の開口部における頭部81の右端の角部に対応する角部を通り、エレメント幅方向に平行な分割面38a1と、エレメント軸方向に平行な分割面38a2と、エレメント幅方向に平行な分割面38a3とを順次つないだ面から構成されている。そして、打ち抜き穴20に面した分割面38a1が打ち抜き方向に対して全面が傾斜している。傾斜方向は、打ち抜き面20の開口側から離れるに従ってダイス部品28aに近づく方向である。
また、同図に示すごとく、ダイス部品28bと、ダイス部品28cとの間の分割面38bは、上方からみて、打ち抜き穴20の開口部における胴部82の右上端の角部に対応する角部を通り、エレメント幅方向に平行な分割面38aのみよりなり、その全面が打ち抜き方向に対して傾斜している。傾斜方向は、打ち抜き面20の開口側から離れるに従ってダイス部品28cに近づく方向である。
また、同図に示すごとく、ダイス部品28cと、ダイス部品28dとの間の分割面38cは、上方からみて、打ち抜き穴20の開口部における胴部82の右下端の角部に対応する角部を通り、エレメント軸方向に平行な分割面38c1と、エレメント軸方向に平行な分割面38c2とを順次つないだ面から構成されている。そして、打ち抜き穴20に面した分割面38c1が打ち抜き方向に対して全面が傾斜している。傾斜方向は、打ち抜き面20の開口側から離れるに従ってダイス部品28dに近づく方向である。
また、同図に示すごとく、ダイス部品28dと、ダイス部品28eとの間の分割面38dは、上方からみて、打ち抜き穴20の開口部における胴部82の左下端の角部に対応する角部を通り、エレメント軸方向に平行な分割面38d1と、エレメント軸方向に平行な分割面38d2とを順次つないだ面から構成されている。そして、打ち抜き穴20に面した分割面38d1が打ち抜き方向に対して全面が傾斜している。傾斜方向は、打ち抜き面20の開口側から離れるに従ってダイス部品28dに近づく方向である。
また、同図に示すごとく、ダイス部品28eと、ダイス部品28fとの間の分割面38eは、上方からみて、打ち抜き穴20の開口部における胴部82の左上端の角部に対応する角部を通り、エレメント幅方向に平行な分割面38eのみよりなり、その全面が打ち抜き方向に対して傾斜している。傾斜方向は、打ち抜き面20の開口側から離れるに従ってダイス部品28eに近づく方向である。
また、同図に示すごとく、ダイス部品28fと、ダイス部品28aとの間の分割面38fは、上方からみて、打ち抜き穴20の開口部における頭部81の左端の角部に対応する角部を通り、エレメント幅方向に平行な分割面38f1と、エレメント軸方向に平行な分割面38f2と、エレメント幅方向に平行な分割面38f3とを順次つないだ面から構成されている。そして、打ち抜き穴20に面した分割面38f1が打ち抜き方向に対して全面が傾斜している。傾斜方向は、打ち抜き面20の開口側から離れるに従ってダイス部品28aに近づく方向である。
また、打ち抜き穴20の内面に表面処理膜を形成した点等は実施例1と同じである。
本例の場合には、ダイス28に6つの分割面38a〜fを設けて6つのダイス部品28a〜fに予め分割してあるので、使用を重ねても、頭部81の両端角部近傍並びに胴部82の4つの角部近傍に対応する位置のダイスに不用意に亀裂が生じることを防止することができる。
それ故、本例の金型を用いれば、エレメントに外観上の不具合を発生させることなく打抜くことができ、従来よりもダイス28の寿命を向上させることができる。さらに、打ち抜き穴20の内表面全面の表面処理膜による寿命向上効果も容易に得ることができる。
1 パンチ
2、22〜28 ダイス
20 打ち抜き穴
29、292〜295 拘束型
31〜38 分割面
8 エレメント
81 頭部
82 胴部
83 首部

Claims (7)

  1. 略三角形状の頭部と、略長方形状の胴部と、上記頭部の底辺部の中央部と上記胴部の長辺部の中央部とを繋ぐ首部とにより構成されるCVTベルト用エレメントを、板状素材から打抜き加工する際に用いるダイスとパンチとよりなる金型であって、
    上記パンチは、上記エレメントの輪郭形状に対応する外形形状を有し、その先端角部にパンチ刃を設けてなり、
    上記ダイスは、上記エレメントの輪郭形状に対応する打ち抜き穴を有し、2つ以上のダイス部品に分割されていると共に、その外周側を拘束型により拘束しており、
    かつ、上記ダイス部品同士の間の分割面は、少なくとも、上記打ち抜き穴開口端から上記エレメントの厚み寸法以上の領域において、打抜き方向に対して所定角度傾斜していることを特徴とするCVTベルト用エレメントの打抜き加工用金型。
  2. 請求項1において、上記分割面は、上記打ち抜き穴における上記エレメントの角部に対応する角部を通る面よりなることを特徴とするCVTベルト用エレメントの打抜き加工用金型。
  3. 請求項1又は2において、上記分割面の少なくとも1つは、上記打ち抜き穴における上記頭部の角部に対応する角部の少なくとも一つを通る面よりなることを特徴とするCVTベルト用エレメントの打抜き加工用金型。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、上記分割面の少なくとも1つは、上記打ち抜き穴における上記胴部の角部に対応する角部の少なくとも一つを通る面よりなることを特徴とするCVTベルト用エレメントの打抜き加工用金型。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項において、上記ダイスの打ち抜き穴内面には、耐摩耗性を向上させるための表面処理膜が形成されていることを特徴とするCVTベルト用エレメントの打抜き加工用金型。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項において、上記ダイスの外周側面及びこれに対面する上記拘束型の内周面は、打抜き方向に沿って徐々に縮径するテーパ形状を呈していることを特徴とするCVTベルト用エレメントの打抜き加工用金型。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の金型を用いて板状素材を打抜くことを特徴とするCVTベルト用エレメントの打抜き加工方法。
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