JP2010240145A - 内視鏡洗浄消毒装置 - Google Patents

内視鏡洗浄消毒装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010240145A
JP2010240145A JP2009092079A JP2009092079A JP2010240145A JP 2010240145 A JP2010240145 A JP 2010240145A JP 2009092079 A JP2009092079 A JP 2009092079A JP 2009092079 A JP2009092079 A JP 2009092079A JP 2010240145 A JP2010240145 A JP 2010240145A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
flow rate
unit
endoscope
disinfecting apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009092079A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideto Onishi
秀人 大西
Ryuta Sewaki
隆太 瀬分
Nobuyuki Nakanishi
信之 中西
Toshiaki Noguchi
利昭 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Medical Systems Corp
Original Assignee
Olympus Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Medical Systems Corp filed Critical Olympus Medical Systems Corp
Priority to JP2009092079A priority Critical patent/JP2010240145A/ja
Publication of JP2010240145A publication Critical patent/JP2010240145A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/12Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with cooling or rinsing arrangements
    • A61B1/121Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with cooling or rinsing arrangements provided with means for cleaning post-use
    • A61B1/123Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with cooling or rinsing arrangements provided with means for cleaning post-use using washing machines

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、複数の液体を混合して得られる混合薬液を用いて内視鏡を処理する内視鏡洗浄消毒装置において、小型化が可能な構成を有する内視鏡洗浄消毒装置を提供する。
【解決手段】本発明は、複数の液体を混合して得られる混合薬液を用いて内視鏡を処理する内視鏡洗浄消毒装置において、前記内視鏡を収容可能な洗浄槽と、前記複数の液体のそれぞれを取り込む複数の液体導入部と、前記複数の液体導入部に接続され、前記複数の液体をそれぞれ単位時間あたりに所定の体積だけ送出する複数の流量制御部と、前記複数の流量制御部に接続され、前記複数の流量制御部から送出された前記複数の液体を合流させ前記混合薬液を得る合流部と、前記合流部及び前記洗浄槽を接続する混合薬液送液管路と、を配設したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の液体を混合して得られる混合薬液を用いて内視鏡を処理する内視鏡洗浄消毒装置に関する。
医療分野において使用される内視鏡は、使用後に薬液を用いて洗浄処理及び消毒処理が施される。内視鏡の洗浄処理及び消毒処理の少なくとも一方を自動的に行う内視鏡洗浄消毒装置は、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1に記載の内視鏡洗浄消毒装置は、薬液としてオゾンを水に溶解したオゾン水を用いて内視鏡の洗浄を行う装置であり、オゾン水は装置内のタンクに一時的に貯留される。
また、内視鏡を処理するための薬液を、複数の液体を所定の比率で混合して生成する形態の内視鏡洗浄消毒装置が知られている。このような形態の内視鏡洗浄消毒装置では、複数の液体を混合するための混合用タンクと、この混合用タンク内に複数の液体を所定の量ずつ投入するための液面センサとが配設される。
特開2006−68095号公報
しかしながら、従来の内視鏡洗浄消毒装置のように、薬液を一時的に貯留するためのタンクを設けたり、混合薬液を生成するための混合用タンクを内蔵すると、装置が大型化してしまう。また、装置内にタンクを内蔵することに伴い、管路、液面センサ、電磁バルブ及び信号線等を設ける必要があり、装置が大型化してしまうと共に構成が複雑なものとなる。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであって、複数の液体を混合して得られる混合薬液を用いて内視鏡を処理する内視鏡洗浄消毒装置において、小型化が可能な構成を有する内視鏡洗浄消毒装置を提供することを目的とする。
本発明の内視鏡洗浄消毒装置は、複数の液体を混合して得られる混合薬液を用いて内視鏡を処理する内視鏡洗浄消毒装置であって、前記内視鏡を収容可能な洗浄槽と、前記複数の液体のそれぞれを取り込む複数の液体導入部と、前記複数の液体導入部に接続され、前記複数の液体をそれぞれ単位時間あたりに所定の体積だけ送出する複数の流量制御部と、前記複数の流量制御部に接続され、前記複数の流量制御部から送出された前記複数の液体を合流させ前記混合薬液を得る合流部と、前記合流部及び前記洗浄槽を接続する混合薬液送液管路と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、複数の液体を混合して得られる混合薬液を用いて内視鏡を処理する内視鏡洗浄消毒装置を小型化することができる。
第1の実施形態の内視鏡洗浄消毒装置の構成を説明する図である。 第2の実施形態の内視鏡洗浄消毒装置の構成を説明する図である。 第3の実施形態の内視鏡洗浄消毒装置の構成を説明する図である。 第4の実施形態の内視鏡洗浄消毒装置の構成を説明する図である。 第5の実施形態の内視鏡洗浄消毒装置の構成を説明する図である。 第6の実施形態の内視鏡洗浄消毒装置の構成を説明する図である。 第7の実施形態の内視鏡洗浄消毒装置の構成を説明する図である。 第8の実施形態の内視鏡洗浄消毒装置の構成を説明する図である。 第8の実施形態の内視鏡洗浄消毒装置において、電磁バルブを閉状態とした状態を示す図である。 第8の実施形態の内視鏡洗浄消毒装置において、電磁バルブを開状態とした状態を示す図である。 第9の実施形態の内視鏡洗浄消毒装置の構成を説明する図である。
以下に、本発明の好ましい形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明に用いる各図においては、各構成要素を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各構成要素毎に縮尺を異ならせてあるものであり、本発明は、これらの図に記載された構成要素の数量、構成要素の形状、構成要素の大きさの比率、及び各構成要素の相対的な位置関係のみに限定されるものではない。
(第1の実施形態)
以下に、本発明の第1の実施形態を説明する。図1に示す本実施形態の内視鏡洗浄消毒装置1は、概略的には、複数の液体を混合して得られる混合薬液を用いて、洗浄槽2内に収容された内視鏡に対し洗浄処理及び消毒処理の少なくとも一方の処理を実施する装置である。
なお、混合薬液を生成するための複数の液体の構成及び、複数の液体の混合比は特に限定されるものではない。また、複数の液体の内視鏡洗浄消毒装置1内への供給形態は、種類や使用量に応じて適宜に定められるものであり特に限定されるものではない。例えば、複数の液体は、内視鏡洗浄消毒装置1の外部に設けられた供給設備から供給されるものであってもよいし、内視鏡洗浄消毒装置1に取り付けられた貯留槽から供給されるものであってもよい。
本実施形態では一例として、複数の液体は、水及び第1薬液の2種類の液体からなるものとし、混合薬液は、この水及び第1薬液を所定の体積比で混合して得られるものとする。
また、本実施形態では、図1に示すように、水は内視鏡洗浄消毒装置1の外部に設けられた水供給部201から供給されるものとする。ここで、水供給部201は、略一定の圧力P0で水を供給するものとする。第1薬液は、内視鏡洗浄消毒装置1に着脱自在に配設された第1薬液貯留槽202から供給される。
内視鏡洗浄消毒装置1は、洗浄槽2と、制御部3と、液体導入装置10と、流量制御装置30と、合流部50と、混合薬液送液管路70とを具備して主に構成されている。洗浄槽2は、図示しない内視鏡を内部に収容可能な容器である。なお、図示しないが、洗浄槽2には、例えば内視鏡を所定の姿勢で保持する保持部、内視鏡に設けられた管路内に混合薬液を送出するためのコネクタ部、洗浄槽2内の液温を所定の値に維持するための温度調整部等が適宜に配設される。
制御部3は、内視鏡洗浄消毒装置1の後述する各構成要素の動作を、所定のプログラムに基づいて制御する装置であり、例えば演算装置、記憶装置及び入出力装置等を具備して構成されるコンピュータにより構成される。
液体導入装置10は、複数の液体の内視鏡洗浄消毒装置1への取り込みを制御するための装置であり、本実施形態では、水供給部201及び第1薬液貯留槽202にそれぞれ接続された以下に述べる複数の液体導入部により構成される。
より詳細には、液体導入装置10は、水導入部11及び第1薬液導入部12により構成されている。水導入部11は、水供給部201に接続された管路及び前記管路を開閉する電磁バルブからなる。ここで、水は水供給部201から圧力P0で供給されていることから、電磁バルブを開状態とした場合、水導入部11は圧力P0の水を取り込み、送出することとなる。第1薬液導入部12は、第1薬液貯留槽202に接続され、第1薬液を第1薬液貯留槽202から取り込み、かつ第1薬液を略一定の圧力P2で送出するポンプからなる。
上述した水導入部11及び第1薬液導入部12は、信号線4により制御部3に電気的に接続されており、制御部3によって動作が制御される。具体的には、水導入部11の電磁弁の動作と、第1薬液導入部12のポンプの動作とが、制御部3によって制御される。
流量制御装置30は、液体導入装置10から送出される複数の液体について、それぞれを単位時間あたりに所定の体積だけ送出する装置である。なお、以下において特に指定がない限り、単位時間あたりに流量制御装置30から送出される液体の体積を、単に流量と称するものとする。すなわち、流量制御装置30は、液体導入装置10から送出される複数の液体の流量を規定する装置であり、水導入部11及び第1薬液導入部12にそれぞれ接続された、以下に述べる複数の流量制御部により構成されている。
より詳細には、流量制御装置30は、水流量制御部31及び第1薬液流量制御部32により構成されている。水流量制御部31は、圧力調整部31a及び流量制限部31bからなる。圧力調整部31aは、水導入部11から圧力P0で送出された水の圧力を、圧力P0以下の所定の圧力P1に減圧するものであり、いわゆるレギュレータと称されるものである。また、流量制限部31bは、圧力調整部31aから送出された圧力P1の水を通過させる所定の断面積A1の経路を有し、所定の流量Q1の水を送出するものである。以上の構成により、水流量制御部31は、流量Q1の水を送出する。
第1薬液流量制御部32は、第1薬液導入部12から送出された圧力P2の第1薬液を通過させる所定の断面積A2の経路を有する流量制限部からなり、所定の流量Q2の第1薬液を送出するものである。
なお、流量制限部31b及び第1薬液流量制御部32の構成は、経路の断面積により液体の流量を規定するものであれば特に限定されるものではない。本実施形態では一例として、流量制限部31b及び第1薬液流量制御部32は、それぞれ所定の開口径を有するオリフィスからなる。
また本実施形態では、流量制限部31b及び第1薬液流量制御部32の流量制限部には、流入する水及び第1薬液の圧力を測定するための圧力測定部41及び42が配設されている。圧力測定部41及び42は、図示しない信号線により制御部3に電気的に接続されている。制御部3は、流量制限部31b及び第1薬液流量制御部32の流量制限部に流入する水及び第1薬液の圧力が、P1及びP2から所定の値以上外れた場合には、異常を使用者に知らせる警告を出力する。
なお、本実施形態では、第1薬液流量制御部32は、第1薬液を通過させる所定の断面積A2の経路を有する流量制限部のみによって構成されるものであるが、第1薬液流量制御部32は、水流量制御部31と同様に、レギュレータ等の圧力調整部をさらに備えるものであってもよい。
合流部50は、流量制御装置30を構成する複数の流量制御部に接続され、複数の流量制御部から送出された複数の液体を合流させることにより、混合薬液を得るものである。より具体的には、合流部50は、水流量制御部31及び第1薬液流量制御部32に接続されており、水流量制御部31から送出された水及び第1薬液流量制御部32から送出された第1薬液を合流させた後に送出する管路である。
混合薬液送液管路70は、合流部50及び洗浄槽2を接続する管路である。混合薬液送液管路70には、混合薬液送液管路70を開閉するための電磁バルブ71が配設されている。電磁バルブ71は、信号線5を介して制御部3に電気的に接続されており、制御部3により開閉動作が制御される。
なお、合流部50又は混合薬液送液管路70には、一時的に混合薬液を滞留させ、より均一に混合するために、断面積が大きくされたバッファー部が設けられてもよい。
以上に説明した構成を有する内視鏡洗浄消毒装置1において、洗浄槽2に収容された内視鏡に対して混合薬液により処理を行う場合、制御部3は、水導入部11の電磁バルブを開状態とし、第1薬液導入部12のポンプを稼働させ、さらに電磁バルブ71を開状態とする。
これにより、合流部50には、流量Q1の水及び流量Q2の第1薬液が流入するため、この合流部50において、水:第1薬液の体積比がQ1:Q2の混合薬液が生成される。そして、混合薬液は、電磁バルブ71が開状態とされた混合薬液送液管路70を介して洗浄槽内へ送出される。
以上に説明した本実施形態によれば、従来の内視鏡洗浄消毒装置において混合薬液を生成するために使用されていた混合用タンク及び液面センサを用いることなく、所定の混合比の混合薬液を生成することができる。そして、従来の内視鏡洗浄消毒装置の混合用タンク及び液面センサの組み合わせの構成に対して、流量制御装置30及び合流部50はより小型かつ簡易な構成とすることができる。
すなわち、本実施形態によれば、複数の液体を混合して得られる混合薬液を用いて内視鏡を処理する内視鏡洗浄消毒装置を、従来よりも小型化することが可能である。
また、従来の内視鏡洗浄消毒装置では、混合用タンク内で混合される混合薬液の体積が決まっているため、処理を行う内視鏡の数や処理の内容によっては、混合用タンク内の混合薬液が余ってしまうことがある。しかしながら、本実施形態の内視鏡洗浄消毒装置1では、混合薬液を必要な量だけ生成しながら内視鏡の処理を行うことができるため、混合薬液が余ってしまうことがない。
なお、以上に説明したように、混合薬液の混合比(体積比)は、水の流量Q1及び第1薬液の流量Q2によって定められるものであり、したがって本実施形態の内視鏡洗浄消毒装置1では、流量Q1及びQ2の比率を適宜に変更することにより、様々な混合比の混合薬液を生成可能であることは言うまでもない。この流量Q1及びQ2の比率の変更は、断面積A1及びA2と、圧力P1及びP2の4つの変数の少なくとも1つを変化させることにより実現可能である。
例えば、第1薬液導入部12のポンプの吐出圧力P2を、圧力調整部31aにより調整される水の所定の圧力P1と略同一の値とした場合、混合薬液の混合比は、断面積A1及びA2の比率により決定される。
なお、内視鏡洗浄消毒装置1において、第1薬液は、重力や外部施設によって圧力P2が与えられて供給される形態であってもよく、この場合には、第1薬液導入部12は電磁弁により構成される。
(第2の実施形態)
以上に説明した第1の実施形態では、水は水供給部201から圧力P0で供給されるものであることから、水導入部11を電磁バルブにより構成しているが、本発明はこの形態に限られるものではない。例えば、水の供給圧力P0が水を合流部50に到達させるに足りない場合には、水導入部11はポンプにより構成されてもよい。
以下に、第2の実施形態として、液体導入装置10の水導入部11及び第1薬液導入部12が、共にポンプにより構成された内視鏡洗浄消毒装置1bの構成を、図2を参照して説明する。なお、以下では第1の実施形態との相違点のみを説明するものとし、第1の実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付し、その説明を適宜に省略するものとする。
本実施形態では、水導入部11は、水を水供給部201から取り込み、かつ水を略一定の圧力P1で送出するポンプにより構成されている。また、水流量制御部31及び第1薬液流量制御部32は、水及び第1薬液を通過させる経路の断面積がA1及びA2の流量制限部のみにより構成されている。
本実施形態では、水導入部11及び第1薬液導入部12が略一定の圧力P1及びP2で水及び第1薬液を送出することから、流量制御装置30において水及び第1薬液の圧力の調整を行わず、流量制限部の断面積A1及びA2の比率によって混合薬液の混合比を定めている。例えば、本実施形態において圧力P1及びP2を略同一とすれば、混合薬液の水:第1薬液の混合比は、A1:A2とほぼ同じとなる。
(第3の実施形態)
以上に説明した第1の実施形態では、内視鏡洗浄消毒装置1は、水及び第1薬液の2種類の液体を用いて混合薬液を生成しているが、液体の種類の数は2種類に限られるものではない。混合する液体の種類は、3種類以上であってもよい。以下に、第3の実施形態として、3種類の液体を混合して混合薬液を生成する形態の内視鏡洗浄消毒装置1cの構成について、図3を参照して説明する。なお、以下では第1の実施形態との相違点のみを説明するものとし、第1の実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付し、その説明を適宜に省略するものとする。
第3の実施形態の内視鏡洗浄消毒装置1cは、水、第1薬液及び第2薬液の3種類の液体を混合して混合薬液を生成する。図2に示すように、内視鏡洗浄消毒装置1cでは、第2薬液は、内視鏡洗浄消毒装置1cに着脱自在に配設された第2薬液貯留槽203から供給される。
この第2薬液貯留槽203は、液体導入装置10に配設された第2薬液導入部13に接続されている。第2薬液導入部13は、第2薬液を第2薬液貯留槽203から取り込み、かつ第2薬液を略一定の圧力P3で送出するポンプからなる。
そして、第2薬液導入部13は、流量制御装置30に配設された第2薬液流量制御部33に接続されている。第2薬液流量制御部33は、第2薬液導入部13から送出された圧力P3の第2薬液を通過させる所定の断面積A3の経路を有する流量制限部からなり、所定の流量Q3の第2薬液を、合流部50へ送出するものである。
以上に説明した構成を有する内視鏡洗浄消毒装置1cにおいて、洗浄槽2に収容された内視鏡に対して混合薬液により処理を行う場合、制御部3は、水導入部11の電磁バルブを開状態とし、第1薬液導入部12のポンプ及び第2薬液導入部13のポンプを稼働させ、さらに電磁バルブ71を開状態とする。
これにより、合流部50には、流量Q1の水、流量Q2の第1薬液及び流量Q3の第2薬液が流入するため、この合流部50において、水:第1薬液:第2薬液の混合比がQ1:Q2:Q3の混合薬液が生成される。そして、混合薬液は、電磁バルブ71が開状態とされた混合薬液送液管路70を介して洗浄槽内へ送出される。
(第4の実施形態)
以下に、本発明の第4の実施形態を図4を参照して説明する。第4の実施形態の内視鏡洗浄消毒装置1dは、混合薬液の混合比を変更することが可能に構成されている。
第4の実施形態は、上述した第3の実施形態に対して、流量制御装置30の構成が異なる。以下では第3の実施形態との相違点のみを説明するものとし、第3の実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付し、その説明を適宜に省略するものとする。
第4の実施形態の内視鏡洗浄消毒装置1dの流量制御装置30は、水流量制御部34、第1薬液流量制御部35及び第2薬液流量制御部36により構成されている。水流量制御部31は、圧力調整部31a及び流量制限部31bからなる。圧力調整部31aは、第1の実施形態と同様に、水導入部11から圧力P0で送出された水の圧力を、圧力P0以下の所定の圧力P1に減圧するものである。
また、流量制限部31cは、制御部3に信号線6を介して接続されており、制御部3からの制御に基づき、水を通過させる経路の断面積A1を変更可能に構成されている。すなわち、水流量制御部34は、制御部3からの制御に基づき、流量Q1を変更可能に構成されている。
第1薬液流量制御部35は、流量制限部31cと同様に、制御部3に信号線6を介して接続されており、制御部3からの制御に基づき、水を通過させる経路の断面積A2を変更可能に構成された流量制限部を有する。すなわち、第1薬液流量制御部35は、制御部3からの制御に基づき、流量Q2を変更可能に構成されている。
また、第2薬液流量制御部36は、流量制限部31cと同様に、制御部3に信号線6を介して接続されており、制御部3からの制御に基づき、水を通過させる経路の断面積A3を変更可能に構成された流量制限部を有する。すなわち、第2薬液流量制御部36は、制御部3からの制御に基づき、流量Q3を変更可能に構成されている。
以上のように本実施形態の内視鏡洗浄消毒装置1dは、水の流量Q1、第1薬液の流量Q2及び第2薬液の流量Q3を、それぞれ制御部3の制御により変更可能に構成されている。
例えば、従来の混合用タンク及び液面センサを用いて混合薬液を生成する内視鏡洗浄消毒装置では、混合用タンクの形状及び液面センサの配置により、生成可能な混合薬液の混合比が定められてしまうものであるが、本実施形態の内視鏡洗浄消毒装置1dによれば、任意の混合比の混合薬液を生成することができる。
なお、本実施形態において、流量制限部31c、第1薬液流量制御部35及び第2薬液流量制御部36は、経路の断面積A1、A2及びA3を0とする、すなわち液体の流れを遮断することが可能であってもよい。
また、流量制御装置30による水の流量Q1、第1薬液の流量Q2及び第2薬液の流量Q3を変更するための構成は、上述した構成に限られるものではない。例えば、水流量制御部34の圧力調整部31aは、制御部3により制御可能であって、圧力P1を任意の所定の圧力に変更可能な構成であってもよい。また、第1薬液流量制御部35及び第2薬液流量制御部36は、いわゆる圧力比例弁を具備して構成されるものであってもよい。
(第5の実施形態)
以下に、本発明の第5の実施形態を図5を参照して説明する。第5の実施形態の内視鏡洗浄消毒装置1eは、上述した第4の実施形態に比して、処理を行う内視鏡の型式に応じて混合薬液の混合比を変更することが可能に構成されている点が異なる。以下では第4の実施形態との相違点のみを説明するものとし、第4の実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付し、その説明を適宜に省略するものとする。
本実施形態の内視鏡洗浄消毒装置1eは、洗浄槽2に収容される内視鏡に付加された識別子を入力する識別子入力部7を具備している。また、制御部3は記憶装置3aを具備し、記憶装置3aに前記識別子と混合薬液の混合比とを対応付けた情報テーブルを記憶している。
ここで、内視鏡に付加された識別子とは、少なくとも内視鏡の型式を表す情報のことである。識別子の形態は特に限定されるものではないが、例えば内視鏡の製品名、型式名、各固体に付加された製造番号、及び各固体のトレーサビリティを向上させるために付加された一意の文字列等のうちの少なくとも1つが適用される。また、識別子は、このような情報に限らず、内視鏡の型式毎に異なるものであればよく、例えば内視鏡の重量や、内視鏡の所定の部位の形状等であってもよい。
識別子入力部7は、制御部3に電気的に接続されており、自動もしくは内視鏡洗浄消毒装置1eの使用者による入力装置を介した手動操作によって、前記識別子を認識し制御部3に入力する。識別子入力部7は、例えば、内視鏡に付されたバーコードを読み取るバーコード読み取り装置や、使用者が形式名を入力するためのキーボード及び画像表示装置を具備して構成される。
本実施形態では一例として、内視鏡に、各固体の使用履歴管理等に用いるための識別子を記憶したRFID(Radio Frequency IDentification)タグが付加されているものとし、識別子入力部7は、このRFIDタグから無線通信により前記識別子を読み取る読み取り部8を具備して構成されているものとする。
以上に説明した構成を有する本実施形態では、制御部3は、記憶装置3aに記憶された情報テーブルを参照して、識別子入力部7により入力された識別子に対応付けられた混合薬液の混合比を読み取る。そして、制御部3は、この識別子に対応付けられた混合比の混合薬液が生成されるように流量制御装置30の動作を制御する。
したがって、本実施形態の内視鏡洗浄消毒装置1eによれば、洗浄槽に収容し処理する内視鏡の型式に応じて好適な混合比の混合薬液を生成し、内視鏡を処理することができる。なお、情報テーブルには、さらに内視鏡の使用履歴に関するパラメータが付加されてもよい。この場合、内視鏡洗浄消毒装置1eは、内視鏡の使用履歴に応じて混合薬液の混合比をより好適なものに変更可能である。
(第6の実施形態)
以下に、本発明の第6の実施形態を図6を参照して説明する。第6の実施形態の内視鏡洗浄消毒装置1fは、混合薬液と気体とを混合してなる気液二相流を用いて洗浄槽2に収容された内視鏡を処理可能に構成されている。
第6の実施形態は、上述した第1の実施形態に対して、混合薬液と気体を混合する構成を具備する点が異なる。以下では第1の実施形態との相違点のみを説明するものとし、第1の実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付し、その説明を適宜に省略するものとする。
本実施形態の内視鏡洗浄消毒装置1fは、気体導入部80及び気液混合部72を具備する。気体導入部80は、本実施形態ではコンプレッサーを具備してなり、気液二相流を生成するための気体を取り入れ、所定の圧力及び所定の流量で気液混合部72へ送出する装置である。気体導入部80は、信号線9を介して制御部3に接続されており、制御部3からの指示に基づいて、送出する気体の圧力及び流量の少なくとも一方を制御可能である。
なお、気液二相流を生成するための気体の成分、及び内視鏡洗浄消毒装置1f内への供給形態は、特に限定されるものではない。例えば、前記気体は、内視鏡洗浄消毒装置1fの外部に設けられた供給設備から供給されるものであってもよいし、内視鏡洗浄消毒装置1fの周囲の雰囲気をフィルタなどを通した後に使用するものであってもよい。
気液混合部72は、混合薬液送液管路70の電磁バルブ71よりも洗浄槽2側に配設されており、かつ気体導入部80と接続されている。気液混合部72は、気体導入部80から送出された気体と、合流部50から送出された混合薬液とを混合して気液二相流を生成し、洗浄槽2へ送出する。
以上に説明した構成を有する内視鏡洗浄消毒装置1fでは、制御部3が気体導入部80を動作させ、電磁バルブ71を開状態とすることにより、混合薬液と気体からなる気液二相流を用いて洗浄槽2に収容された内視鏡を処理することができる。
以上のように、本発明は、洗浄効果が高いとされる気液二相流を用いて内視鏡を処理する内視鏡洗浄消毒装置にも適用可能である。
(第7の実施形態)
以下に、本発明の第7の実施形態を図7を参照して説明する。第7の実施形態の内視鏡洗浄消毒装置1gは、混合薬液と気体を混合してなる気液二相流を用いて洗浄槽2に収容された内視鏡を処理可能に構成されている。
第7の実施形態は、上述した第6の実施形態に対して、混合薬液と気体を混合する混合比を処理する内視鏡の型式に応じて変更可能とした点が異なる。以下では第6の実施形態との相違点のみを説明するものとし、第1の実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付し、その説明を適宜に省略するものとする。
本実施形態の内視鏡洗浄消毒装置1gは、混合薬液送液管路70の気液混合部72よりも合流部50側に、圧力比例弁73を具備している。圧力比例弁73は、信号線5を介して制御部3に接続されており、制御部3からの指示に基づいて、送出する混合薬液の圧力及び流量の少なくとも一方を制御可能である。
また、内視鏡洗浄消毒装置1gは、第5の実施形態と同様に、洗浄槽2に収容される内視鏡に付加された識別子を入力する識別子入力部7を具備している。また、制御部3は記憶装置3aを具備し、記憶装置3aに前記識別子と気液二相流の気体及び混合薬液の混合比とを対応付けた情報テーブルを記憶している。
識別子入力部7は、制御部3に電気的に接続されており、自動もしくは内視鏡洗浄消毒装置1eの使用者による入力装置を介した手動操作によって、前記識別子を認識し制御部3に入力する。
本実施形態では一例として、内視鏡に、各固体の使用履歴管理等に用いるための識別子を記憶したRFIDタグが付加されているものとし、識別子入力部7は、このRFIDタグから無線通信により前記識別子を読み取る読み取り部8を具備して構成されているものとする。
以上に説明した構成を有する本実施形態では、制御部3は、記憶装置3aに記憶された情報テーブルを参照して、識別子入力部7により入力された識別子に対応付けられた混合薬液の混合比を読み取る。そして、制御部3は、この識別子に対応付けられた混合比の気液二相流が生成されるように圧力比例弁73及び気体導入部80の動作を制御する。
したがって、本実施形態の内視鏡洗浄消毒装置1gによれば、洗浄槽2に収容し処理する内視鏡の型式に応じて好適な混合比の気液二相流を生成し、内視鏡を処理することができる。
例えば、内視鏡の管路内に対し洗浄処理を行う場合、内視鏡の型式が変わり管路の内径が変化すると、管路内に流すことのできる気液二相流の流量が変化するため、気液混合部72へ供給するのに好適な混合薬液の流量が変化する。本実施形態の内視鏡洗浄消毒装置1gによれば、管路径の異なる複数の内視鏡を処理する場合において、常に洗浄処理を行う内視鏡の管路径に合わせた混合比の気液二相流により管路内を洗浄処理することができる。
なお、本実施形態の内視鏡洗浄消毒装置1gは、内視鏡の型式に応じて気液二相流の気体と混合薬液との混合比率を変更可能な構成を具備するものであるが、内視鏡洗浄消毒装置1gは、上述した第5の実施形態のように、さらに内視鏡の型式に応じて流量制御装置30を制御し混合薬液の混合比率を変更可能とした構成を具備してもよい。
(第8の実施形態)
以下に、本発明の第8の実施形態を図8から図10を参照して説明する。なお、以下では第1の実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付し、その説明を適宜に省略するものとする。
第8の実施形態の内視鏡洗浄消毒装置1hは、第1液体及び第2液体の2種類の液体を所定の混合比で混合して得られる混合薬液を用いて、洗浄槽2内に収容された内視鏡に対し洗浄処理及び消毒処理の少なくとも一方の処理を実施する装置である。
混合薬液を生成するための第1液体及び第2液体の種類、及び混合比は特に限定されるものではないが、本実施形態では一例として、第2液体は濃縮薬液であって、第1液体はこの第2液体を希釈するための水等の希釈液であるものとする。
本実施形態では、第1液体は、内視鏡洗浄消毒装置1の外部に設けられた第1液体供給部211から、略一定の圧力P0で供給される。また、第2液体は、内視鏡洗浄消毒装置1hに着脱自在に配設された貯留槽である第2液体供給部212から供給される。
内視鏡洗浄消毒装置1hは、洗浄槽2と、制御部3と、液体導入装置10と、流量制御装置30と、合流部50と、混合薬液送液管路70と、シリンダ160と、排出管路190と、逆止部140とを具備して主に構成されている。
液体導入装置10は、第1液体供給部211及び第2液体供給部212から供給される第1液体及び第2液体の内視鏡洗浄消毒装置1hへの取り込みを制御するための装置であり、本実施形態では、第1液体導入部111及び第2液体導入部112からなる。
第1液体導入部111は、第1液体供給部211に接続されており、電磁バルブ111a及び圧力調整部111bを具備して構成されている。電磁バルブ111aは、信号線4により制御部3に電気的に接続されており、制御部3によって動作が制御される。圧力調整部111bは、第1液体供給部211から圧力P0で供給された第1液体の圧力を、圧力P0以下の所定の圧力P1に調整するものであり、いわゆるレギュレータと称されるものである。
なお、例えば第1液体供給部211から供給される第1液体の圧力が、所定の圧力P1である場合には、第1液体導入部111は、電磁バルブ111aのみで構成されてもよい。また、例えば第1液体供給部211から供給される第1液体の圧力が、所定の圧力P1よりも低い場合には、第1液体導入部111は、第1液体の圧力を所定の圧力P1とするポンプを具備して構成される。
すなわち、第1液体導入部111は、第1液体を所定の圧力P1で送出する。一方、第2液体導入部112は、第2液体供給部212に接続され、第2液体供給部212から第2液体を取り込み可能に構成された管路である。
流量制御装置30は、第1流量制御部131及び第2流量制御部132により構成されている。第1流量制御部131及び第2流量制御部132は、それぞれ第1導入管路121及び第2導入管路122を介して、第1液体導入部111及び第2液体導入部112に接続されている。
第1流量制御部131及び第2流量制御部132は、第1導入管路121及び第2導入管路122を介して供給される第1液体及び第2液体を、それぞれ所定の流量Q1及びQ2で送出するように構成されている。
本実施形態では、第1流量制御部131及び第2流量制御部132は、それぞれ第1液体及び第2液体を通過させる所定の断面積A1及びA2の経路を有する第1流量制限部及び第2流量制限部を具備してなる。
なお、第1流量制御部131及び第2流量制御部132の構成は、第1液体及び第2液体の流量Q1及びQ2を制御可能な構成であれば特に限定されるものではない。しかしながら、本実施形態のように第1流量制御部131及び第2流量制御部132を、経路の断面積により流量を規定する第1流量制限部及び第2流量制限部により構成すれば、単純かつ小型な構成とすることができるため、より好ましい。
シリンダ160は、シリンダ160内を第1シリンダ室161及び第2シリンダ室162からなる2つのシリンダ室に水密な状態で分割し、かつシリンダ160内を移動可能なピストン163を具備して構成されている。言い換えれば、シリンダ160は、移動可能なピストン163より画成された第1シリンダ室161及び第2シリンダ室162を有する。また、シリンダ160には、ピストン163を所定の力で第1シリンダ室161側へ付勢する付勢部材164が配設されている。
第1シリンダ室161は、第1導入管路121の途中に接続されている。本実施形態では一例として、第1シリンダ室161は、第1導入管路121から分岐する分岐管路123に接続されている。なお、第1シリンダ室161は、第1導入管路121の途中に設けられた空間部であってもよい。また、第1シリンダ室161は、詳しくは後述する排出管路190の一端に接続されている。
一方、第2シリンダ室162は、第2導入管路122の途中に接続されている。図8では、一例として第2シリンダ室162は、第2導入管路122の途中に設けられた空間部として図示している。なお、第2シリンダ室162は、第1シリンダ室161と同様に、第2導入管路122から分岐する管路に接続される形態であってもよい。また、第2シリンダ室162に接続された第2導入管路122には、詳しくは後述する逆止部140が配設されている。
シリンダ160は、ピストン163が付勢部材164の付勢力により最も第1シリンダ室161側へ移動した状態における第2シリンダ室162の容積、すなわち第2シリンダ室162の最大の容積が、洗浄槽2における1回の内視鏡の処理に必要とされる第2液体の体積よりも大きくなるように構成されている。
付勢部材164は、ピストン163を所定の力で第1シリンダ室161側へ付勢するように構成された部材である。ここで、付勢部材164による付勢力は、第1シリンダ室161内の圧力が前記所定の圧力P1である場合に、この圧力P1によりピストン163が第2シリンダ室162側へ押される力よりも弱く設定されている。
付勢部材164の構成は特に限定されるものではないが、本実施形態では、付勢部材164は、シリンダ160内に配設されたコイルバネや空気バネ等の弾性部材である。なお、付勢部材164は、磁力によりピストン163を第1シリンダ室161側へ付勢する構成であってもよい。
排出管路190は、一端が第1シリンダ室161に接続され、他端が洗浄槽2に接続され大気圧に開放された状態とされた管路である。なお、排出管路190の他端は大気圧に開放された状態であればよく、液体を内視鏡洗浄消毒装置1h外へ排出するための管路や装置に接続されてもよい。
排出管路190には、排出制御部191が配設されている。排出制御部191は、排出管路190を流れる液体の流量を制御するための部材である。ここで、排出制御部191による排出管路190を流れる液体の流量の制御とは、第1液体導入部111から第1液体を前記所定の圧力P1で第1導入管路121に送出した場合に、第1導入管路121に接続された第1シリンダ室161内の第1液体の圧力も所定の圧力P1と略同等に保たれるように、排出管路190から流出する第1液体の流量を制限することを指す。かつ、排出制御部191による排出管路190を流れる液体の流量の制御とは、ピストン163が付勢部材の付勢力により第1シリンダ室161側へ移動する場合には、第1シリンダ室161から第1液体が排出管路190を介して排出されるようにすることを指す。
このような制御を実現する排出制御部191は、例えば、第1流量制御部131よりも小さい所定の断面積の経路を有する狭窄部や、排出管路190を開閉する電磁バルブ等により構成することができる。本実施形態では一例として、排出制御部191は、第1流量制御部131の経路の断面積A1よりも小さい断面積A4の経路を有する狭窄部からなる。
逆止部140は、第2導入管路122における第2液体の流れを、第2液体導入部112から第2シリンダ室162を経由して第2流量制御部132へ流れる方向のみに規制するように構成されている。本実施形態では、逆止部140は、第2導入管路122における第2液体の流れを、第2液体導入部112から第2シリンダ室162へ流れる方向のみに規制する逆止弁141と、第2シリンダ室162から第2流量制御部132へ流れる方向のみに規制する逆止弁142と、を有して構成されている。
以上の構成を有する本実施形態の内視鏡洗浄消毒装置1hの動作を以下に説明する。図9は、第1液体導入部111の電磁バルブ111aを閉状態とした状態を示し、図10は、第1液体導入部111の電磁バルブ111aを開状態とした状態を示している。
まず、制御部3からの命令により電磁バルブ111aが閉状態となると、シリンダ160のピストン163は、付勢部材164により第1シリンダ室161側へ付勢されており、かつ排出管路190の他端は大気圧に開放された状態であることから、ピストン163は、第1シリンダ室161側へ移動する。
このピストン163の第1シリンダ室161側への移動に伴い、第1シリンダ室161内の流体は、排出管路190を介して洗浄槽2内に排出される。また、ピストン163の移動により第2シリンダ室162内の圧力が下がることから、第2シリンダ室162内には、第2液体供給部212から第2液体が供給される。
ピストン163が、所定の位置まで第1シリンダ室161側へ移動すると、第2シリンダ室162内には、1回の内視鏡の処理に必要とされる体積の第2液体が収容される。
すなわち、第1液体導入部111の電磁バルブ111aを閉状態とすると、第2シリンダ室162内には、1回の内視鏡の処理に必要とされる体積以上の第2液体が収容される。
次に、制御部3からの命令により電磁バルブ111aが開状態となると、第1液体導入部111から第1流体が第1導入管路121へ所定の圧力P1で送出される。すると、第1流体は、第1導入管路121を介して第1流量制御部131へ供給され、第1流量制御部131から所定の流量Q1で合流部50へ送出される。
また、同時に、第1流体は、分岐管路123を介して、シリンダ160の第1シリンダ室161内に供給される。ここで、第1流体の一部は排出管路190を介して洗浄槽2内へ送出されるが、上述したように、排出管路190には狭窄部である排出制御部191が配設されている。したがって、排出制御部191により第1流体が第1シリンダ室161から排出される流量Q5は抑制され、第1シリンダ室161内の第1液体の圧力は所定の圧力P1と略同等に保たれる。
付勢部材164の付勢力は、所定の圧力P1によりピストン163が第2シリンダ室162側へ押される力よりも弱く設定されているため、ピストン163は、第2シリンダ側へ移動する。
このピストン163の第2シリンダ室側への移動に伴い、第2シリンダ室162内を満たしていた第2流体は、第2導入管路122を介して圧力P11で第2流量制御部132へ供給され、第2流量制御部132から所定の流量Q2で合流部50へ送出される。
すなわち、第1液体導入部111の電磁バルブ111aを開状態とすると、第1液体:第2液体の混合比がQ1:Q2となる混合薬液が合流部50において生成され、混合薬液送液管路70を介して洗浄槽2へ送出される。
そして、再び電磁バルブ111aを閉状態とすれば、上述したように第1シリンダ室161内の第1流体は排出され、第2シリンダ室162内には1回の内視鏡の処理に必要とされる体積以上の第2液体が収容される。
以上のように、本実施形態の内視鏡洗浄消毒装置1hでは、一つの電磁バルブ111aの開閉を制御するだけで、第1液体及び第2液体を所定の混合比で混合して得られる混合薬液を生成することができる。
また本実施形態では、シリンダ160が、第2液体を内視鏡洗浄消毒装置1h内に導入して第2流量制御部132へ送出するポンプの機能を有し、このシリンダ160は第1液体の供給圧力と付勢部材164の付勢力によって動作する。すなわち本実施形態では、第2液体を内視鏡洗浄消毒装置1h内に取り込むためのポンプが不要となる。
本実施形態によれば、従来の内視鏡洗浄消毒装置のような、混合薬液を生成するために使用されていた混合用タンク、液面センサ及び電動ポンプ等が不要となるため、混合薬液を用いて内視鏡を処理する内視鏡洗浄消毒装置を、従来より小型かつ簡易な構成とすることができる。
なお、第2シリンダ室162から送出される第2液体の圧力P11は、理想的には所定の圧力P1と略同一となるが、付勢部材164の付勢力の存在や第1流体が排出管路190から排出されることを考慮すると、実際には圧力P11は、所定の圧力P1よりも低くなる。しかしながら、例えば排出制御部191を電磁バルブにより構成し、この電磁バルブを、電磁バルブ111aが開状態であるときに閉状態とするように制御すれば、圧力P11を所定の圧力P1により近づけることが可能である。
(第9の実施形態)
第8の実施形態で説明した構成を有する本発明は、混合薬液と気体とを混合してなる気液二相流を用いて洗浄槽2に収容された内視鏡を処理する内視鏡洗浄消毒装置にも適用可能である。
以下に、本発明の第9の実施形態を図11を参照して説明する。第9の実施形態の内視鏡洗浄消毒装置1iは、混合薬液と気体とを混合してなる気液二相流を用いて洗浄槽2に収容された内視鏡を処理可能に構成されている。
第9の実施形態は、上述した第8の実施形態に対して、混合薬液と気体を混合する構成を具備する点が異なる。以下では第8の実施形態との相違点のみを説明するものとし、第8の実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付し、その説明を適宜に省略するものとする。
本実施形態の内視鏡洗浄消毒装置1iは、気体導入部80及び気液混合部72を具備する。気体導入部80は、本実施形態ではコンプレッサーを具備してなり、気液二相流を生成するための気体を取り入れ、所定の圧力及び所定の流量で気液混合部72へ送出する装置である。気体導入部80は、信号線9を介して制御部3に接続されており、制御部3からの指示に基づいて、送出する気体の圧力及び流量の少なくとも一方を制御可能である。
なお、気液二相流を生成するための気体の成分、及び内視鏡洗浄消毒装置1f内への供給形態は、特に限定されるものではない。例えば、前記気体は、内視鏡洗浄消毒装置1fの外部に設けられた供給設備から供給されるものであってもよいし、内視鏡洗浄消毒装置1fの周囲の雰囲気をフィルタなどを通した後に使用するものであってもよい。
気液混合部72は、混合薬液送液管路70の電磁バルブ71よりも洗浄槽2側に配設されており、かつ気体導入部80と接続されている。気液混合部72は、気体導入部80から送出された気体と、合流部50から送出された混合薬液とを混合して気液二相流を生成し、洗浄槽2へ送出する。
以上に説明した構成を有する内視鏡洗浄消毒装置1iでは、制御部3が気体導入部80を動作させ、電磁バルブ71を開状態とすることにより、混合薬液と気体からなる気液二相流を用いて洗浄槽2に収容された内視鏡を処理することができる。
なお、本実施形態の内視鏡洗浄消毒装置1iは、第7の実施形態と同様に、内視鏡の型式に応じて気液二相流の気体と混合薬液との混合比率を変更可能な構成を具備するものであってもよい。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う内視鏡洗浄消毒装置もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
上述のように、本発明は、複数の液体を混合して得られる混合薬液を用いて内視鏡を処理する内視鏡洗浄消毒装置に対して好適である。
1 (第1の実施形態の)内視鏡洗浄消毒装置、
1b〜1i (第2〜第9の実施形態の)内視鏡洗浄消毒装置、
2 洗浄槽、
3 制御部、
3a 記憶装置、
4 信号線、
5 信号線、
6 信号線、
7 識別子入力部、
8 読み取り部、
9 信号線、
10 液体導入装置、
11 水導入部、
12 第1薬液導入部、
13 第2薬液導入部、
30 流量制御装置、
31 水流量制御部、
31a 圧力調整部、
31b 流量制限部、
31c 流量制限部、
32 第1薬液流量制御部、
33 第2薬液流量制御部、
34 水流量制御部、
35 第1薬液流量制御部、
36 第2薬液流量制御部、
41 圧力測定部、
42 圧力測定部、
50 合流部、
70 混合薬液送液管路、
71 電磁バルブ、
72 気液混合部、
73 圧力比例弁、
80 気体導入部、
111 第1液体導入部、
111a 電磁バルブ、
111b 圧力調整部、
112 第2液体導入部、
121 第1導入管路、
122 第2導入管路、
123 分岐管路、
131 第1流量制御部、
132 第2流量制御部、
140 逆止部、
141 逆止弁、
142 逆止弁、
160 シリンダ、
161 第1シリンダ室、
162 第2シリンダ室、
163 ピストン、
164 付勢部材、
190 排出管路、
191 排出制御部、
201 水供給部、
202 第1薬液貯留槽、
203 第2薬液貯留槽、
211 第1液体供給部、
212 第2液体供給部。

Claims (16)

  1. 複数の液体を混合して得られる混合薬液を用いて内視鏡を処理する内視鏡洗浄消毒装置であって、
    前記内視鏡を収容可能な洗浄槽と、
    前記複数の液体のそれぞれを取り込む複数の液体導入部と、
    前記複数の液体導入部に接続され、前記複数の液体をそれぞれ単位時間あたりに所定の体積だけ送出する複数の流量制御部と、
    前記複数の流量制御部に接続され、前記複数の流量制御部から送出された前記複数の液体を合流させ前記混合薬液を得る合流部と、
    前記合流部及び前記洗浄槽を接続する混合薬液送液管路と、
    を具備することを特徴とする内視鏡洗浄消毒装置。
  2. 前記複数の流量制御部は、それぞれ前記液体を通過させる所定の断面積の経路からなる流量制限部を有することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡洗浄消毒装置。
  3. 前記複数の流量制御部の少なくとも一部は、前記液体の圧力を所定の圧力に調整する圧力調整部を有し、前記圧力調整部により所定の圧力とされた前記液体を前記流量制限部に通過させることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡洗浄消毒装置。
  4. 前記複数の流量制御部の少なくとも一部は、前記経路の断面積を変更可能に構成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の内視鏡洗浄消毒装置。
  5. 前記複数の流量制御部は、それぞれ前記流量制限部に流入する前記液体の圧力を測定する圧力測定部を有することを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の内視鏡洗浄消毒装置。
  6. 前記内視鏡に付加された識別子を入力する識別子入力部と、
    前記識別子入力部に入力された前記識別子に応じて前記圧力調整部又は前記流量制限部を制御する制御部と、
    を具備することを特徴とする請求項3から5のいずれか一項に記載の内視鏡洗浄消毒装置。
  7. 前記識別子入力部は、前記内視鏡に付加されたRFIDタグから出力される前記識別子を読み取る読み取り部を具備することを特徴とする請求項6に記載の内視鏡洗浄消毒装置。
  8. 気体を取り入れる気体導入部と、
    前記混合薬液送液管路に配設され、前記合流部から送出された前記混合薬液及び前記気体導入部により取り込まれた前記気体を混合する気液混合部と、
    を具備することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の内視鏡洗浄消毒装置。
  9. 前記混合薬液送液管路の前記気液混合部よりも前記合流部側に配設された圧力比例弁と、
    前記内視鏡の識別子を入力する識別子入力部と、
    前記識別子入力部に入力された前記識別子に応じて、前記流量制御部、前記気体導入部及び前記圧力比例弁のうちの少なくとも1つを制御する制御部と、
    を具備することを特徴とする請求項8に記載の内視鏡洗浄消毒装置。
  10. 前記識別子入力部は、前記内視鏡に付加されたRFIDタグから出力される前記識別子を読み取る読み取り部を具備することを特徴とする請求項9に記載の内視鏡洗浄消毒装置。
  11. 前記複数の液体は、第1液体及び第2液体であって、
    前記複数の液体導入部は、前記第1液体を取り込む第1液体導入部及び前記第2液体を取り込む第2液体導入部からなり、
    前記複数の流量制御部は、第1流量制御部及び第2流量制御部からなり、
    さらに、
    前記第1液体導入部及び前記第1流量制御部を接続する第1導入管路と、
    前記第2液体導入部及び前記第2流量制御部を接続する第2導入管路と、
    移動可能なピストンにより画成された第1シリンダ室及び第2シリンダ室を有し、前記第1シリンダ室が前記第1導入管路の途中に接続され、前記第2シリンダ室が前記第2導入管路の途中に接続されたシリンダと、
    前記ピストンを前記第1シリンダ室側へ付勢する付勢部材と、
    前記第2導入管路における前記第2液体の流れを、第2液体導入部から前記第2シリンダ室を経由して前記第2流量制御部へ流れる方向のみに規制する逆止部と、
    一端が前記第1シリンダ室に接続され、他端が大気圧に開放された排出管路と、
    前記排出管路中に配設された狭窄部又は排出弁からなる排出制御部と、
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡洗浄消毒装置。
  12. 前記第1液体導入部は、前記第1液体を所定の圧力で前記第1導入管路へ送出し、
    前記第1流量制御部及び前記第2流量制御部は、それぞれ前記第1液体及び前記第2液体を通過させる所定の断面積の経路からなる第1流量制限部及び第2流量制限部を有することを特徴とする請求項11に記載の内視鏡洗浄消毒装置。
  13. 前記第1流量制御部及び前記第2流量制限部の少なくとも一方は、前記経路の断面積を変更可能に構成されていることを特徴とする請求項12に記載の内視鏡洗浄消毒装置。
  14. 気体を取り入れる気体導入部と、
    前記混合薬液送液管路に配設され、前記合流部から送出された前記混合薬液及び前記気体導入部により取り込まれた前記気体を混合する気液混合部と、
    を具備することを特徴とする請求項11から13のいずれか一項に記載の内視鏡洗浄消毒装置。
  15. 前記混合薬液送液管路の前記気液混合部よりも前記合流部側に配設された圧力比例弁と、
    前記内視鏡の識別子が入力される識別子入力部と、
    前記識別子入力部に入力された前記識別子に応じて、前記気体導入部及び前記前記圧力比例弁の少なくとも一方を制御する制御部と、
    を具備することを特徴とする請求項14に記載の内視鏡洗浄消毒装置。
  16. 前記識別子入力部は、前記内視鏡に付加されたRFIDタグから出力される前記識別子を読み取る読み取り部を具備することを特徴とする請求項14に記載の内視鏡洗浄消毒装置。
JP2009092079A 2009-04-06 2009-04-06 内視鏡洗浄消毒装置 Pending JP2010240145A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009092079A JP2010240145A (ja) 2009-04-06 2009-04-06 内視鏡洗浄消毒装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009092079A JP2010240145A (ja) 2009-04-06 2009-04-06 内視鏡洗浄消毒装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010240145A true JP2010240145A (ja) 2010-10-28

Family

ID=43093918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009092079A Pending JP2010240145A (ja) 2009-04-06 2009-04-06 内視鏡洗浄消毒装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010240145A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5969018A (ja) * 1982-10-15 1984-04-19 オリンパス光学工業株式会社 管路の洗浄装置
JPH06133929A (ja) * 1992-10-29 1994-05-17 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡洗滌消毒装置
JP2000286224A (ja) * 1999-03-30 2000-10-13 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置
WO2002032468A1 (fr) * 2000-10-13 2002-04-25 Olympus Optical Co., Ltd. Appareil automatique de nettoyage et de desinfection
JP2002224628A (ja) * 2001-01-31 2002-08-13 Sansha Electric Mfg Co Ltd 複合イオン水による洗浄装置
JP2006230709A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡洗滌消毒装置及び内視鏡洗滌消毒方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5969018A (ja) * 1982-10-15 1984-04-19 オリンパス光学工業株式会社 管路の洗浄装置
JPH06133929A (ja) * 1992-10-29 1994-05-17 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡洗滌消毒装置
JP2000286224A (ja) * 1999-03-30 2000-10-13 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置
WO2002032468A1 (fr) * 2000-10-13 2002-04-25 Olympus Optical Co., Ltd. Appareil automatique de nettoyage et de desinfection
JP2002224628A (ja) * 2001-01-31 2002-08-13 Sansha Electric Mfg Co Ltd 複合イオン水による洗浄装置
JP2006230709A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡洗滌消毒装置及び内視鏡洗滌消毒方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2478828B1 (en) Endoscope processing apparatus and endoscope processing method
US8715425B2 (en) Endoscope cleaning/disinfecting apparatus and endoscope cleaning/disinfecting method
WO2017199990A1 (ja) 次亜塩素酸水の生成方法および生成器
JP4150533B2 (ja) 殺菌水の製造装置
JP2009148315A (ja) 内視鏡洗浄消毒装置
JP2009195813A (ja) オゾン水製造装置
JP5248997B2 (ja) 内視鏡洗浄消毒装置及び内視鏡洗浄消毒方法
JP2016135190A (ja) 内視鏡リプロセッサ
JP4688557B2 (ja) 殺菌水の製造方法および製造装置
JP2010240145A (ja) 内視鏡洗浄消毒装置
JP3321557B2 (ja) オゾン水供給設備
EP1557245A1 (en) Isolator system with a robot in a sterile work chamber
JP4755836B2 (ja) 殺菌水生成方法及び装置
US10343192B2 (en) Liquid supplying device and liquid supplying method
JP2004305472A (ja) 弱酸性殺菌剤の製造装置および製造方法
JP6138398B1 (ja) 流体供給装置および内視鏡リプロセッサ
JP2010089035A (ja) 殺菌水の製造装置および該装置の監視システム
JP5063531B2 (ja) 基板処理装置、基板処理方法、プログラムおよび記憶媒体
JP2014016299A (ja) 自動分析装置及び気泡混入方法
WO2017134891A1 (ja) 流体供給装置および内視鏡リプロセッサ
EP2388018A1 (en) Portable ozonized liquid generator
JP2010137377A (ja) 2液硬化型樹脂供給装置
US20210291130A1 (en) Fluid Injection System
JP2015019747A (ja) 内視鏡のリークテスト方法及びリークテスト装置
JP2018143538A (ja) 付属品ケース、付属品ケースシステムおよび内視鏡リプロセッサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111031

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130321

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130326

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130723