JP2010239467A - 画像選択装置、画像選択方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】撮像装置100であって、被写体を連続して撮像することで生成された複数の画像フレームから人の顔を検出する顔検出部6と、顔検出部により検出された人の顔から目を検出する目検出部7と、目検出部により検出された目の瞬き評価値を算出する瞬き検出部9と、瞬き検出部により算出された瞬き評価値に基づいて人の顔の状態を評価し、当該人の顔の状態の評価に基づいて、複数の画像フレームの中から記録媒体に記録される一の撮像画像を特定する画像特定部11とを備える。
【選択図】図1
Description
被写体を連続して撮像することで生成された複数の撮像画像を取得する取得手段と、この取得手段により取得された複数の撮像画像から人の顔を検出する顔検出手段と、この顔検出手段により検出された人の顔から目を検出する目検出手段と、この目検出手段により検出された目の瞬き度合いを検出する瞬き検出手段と、この瞬き検出手段により検出された瞬き度合いに基づいて、人の顔の状態を評価する評価手段と、この評価手段による評価に基づいて、前記取得手段により取得された複数の撮像画像の中から記録手段に記録される少なくとも一の撮像画像を特定する特定手段と、を備えたことを特徴としている。
前記瞬き検出手段により検出された各人毎の瞬き度合いに基づいて、当該人の目が開いているか否かの判定に係る閾値を算出する閾値算出手段と、この閾値算出手段により算出された閾値に基づいて、前記取得手段により取得された複数の撮像画像について各人の目が開いているか否か判定する瞬き判定手段と、を更に備えることを特徴としている。
前記瞬き判定手段による判定結果に基づいて、前記取得手段により取得された複数の撮像画像の中で目を閉じている顔数が最小の撮像画像が複数あるか否かを判定する第1画像判定手段を更に備え、前記特定手段は、前記第1画像判定手段によって目を閉じている顔数が最小の撮像画像が複数ないと判定された場合に、当該撮像画像を前記記録手段に記録される一の撮像画像として特定することを特徴としている。
前記第1画像判定手段によって目を閉じている顔数が最小の撮像画像が複数あると判定された場合に、当該目を閉じている顔数が0であるか否かを判定する第2画像判定手段を更に備え、前記特定手段は、前記第2画像判定手段によって目を閉じている顔数が0であると判定された場合に、前記瞬き検出手段により検出された各人毎の瞬き度合いに基づいて、前記記録手段に記録される撮像画像を特定することを特徴としている。
前記目検出手段により検出された目の位置情報に基づいて、当該目が検出された顔の笑顔度合いを検出する笑顔検出手段と、この笑顔検出手段により検出された笑顔度合いに応じて、前記瞬き検出手段により検出された瞬き度合いを補正する瞬き補正手段と、を更に備え、前記特定手段は、前記瞬き補正手段により補正された瞬き度合いに応じて、人の顔の状態を判断することを特徴としている。
前記目検出手段により検出された目の位置情報に基づいて、当該目が検出された顔の笑顔度合いを検出する笑顔検出手段と、前記第1画像判定手段によって目を閉じている顔数が最小の撮像画像が複数あると判定された場合に、当該目を閉じている顔数が0であるか否かを判定する第2画像判定手段と、を更に備え、前記特定手段は、前記第2画像判定手段によって目を閉じている顔数が0ではないと判定された場合に、前記笑顔検出手段により検出された笑顔度合いに基づいて、前記記録手段に記録される撮像画像を特定することを特徴としている。
前記目検出手段による目の検出の信頼度を算出する信頼度算出手段と、この信頼度算出手段により算出された信頼度が所定の閾値以下であるか否かに応じて当該信頼度に係る目が検出された顔の有効性を判定する有効性判定手段と、を更に備え、前記特定手段は、前記有効性判定手段により有効であると判定された人の顔の状態を判断することを特徴としている。
撮像フレームレートが所定値以上である場合に、前記瞬き検出手段により検出された瞬き度合いを隣接画像間で平滑化する平滑化手段を更に備え、前記特定手段は、前記平滑化手段により平滑化された瞬き度合いに応じて、人の顔の状態を判断することを特徴としている。
前記取得手段により取得された複数の撮像画像のうち、前記有効性判定手段により顔が有効であると判定された撮像画像の各々について隣合う画像に対するぶれ量を検出するぶれ検出手段と、このぶれ検出手段により検出された各撮像画像のぶれ量が所定値よりも小さい撮像画像の数が複数あるか否かを判定する第3画像判定手段と、を更に備え、前記瞬き検出手段は、前記第3画像判定手段によりぶれ量が所定値よりも小さい撮像画像の数が複数あると判定された場合に、前記目検出手段により検出された目の瞬き度合いを検出することを特徴としている。
前記ぶれ検出手段により検出された各撮像画像のぶれ量を顔の位置に対するぶれの位置に応じて補正するぶれ補正手段を更に備え、前記画像特定手段は、前記ぶれ補正手段により補正された各撮像画像のぶれ量に基づいて、ぶれ量が所定値よりも小さい撮像画像を特定することを特徴としている。
前記特定手段は、前記第3画像判定手段によりぶれ量が所定値よりも小さい撮像画像の数が複数ないと判定された場合に、ぶれ量が最小の撮像画像を前記記録手段に記録される撮像画像として特定することを特徴としている。
前記評価手段による評価に基づいて前記取得手段により取得された複数の撮像画像を並び替えることを特徴としている。
前記取得手段は、所定数の画像フレームを一時記憶することができるリングバッファであることを特徴としている。
人物登録手段を更に備え、前記顔検出手段が検出した顔が前記人物登録手段に登録された人物であった場合には、前記評価手段は、当該顔に関する評価値を補正することを特徴としている。
撮像手段を更に備え、前記顔検出手段が検出した顔に応じて前記撮像手段が連続して撮像する画像の数を設定することを特徴としている。
前記顔検出手段により人の顔が検出されなかった場合に、前記取得手段により取得された複数の撮像画像の各々について隣合う画像に対するぶれ量を検出するぶれ検出手段を更に備え、前記特定手段は、前記ぶれ検出手段により検出されたぶれ量が最小の撮像画像を前記記録手段に記録される撮像画像として特定することを特徴としている。
画像選択装置に、被写体を連続して撮像することで生成された複数の撮像画像を取得する処理と、取得された複数の撮像画像から人の顔を検出する処理と、検出された人の顔から目を検出する処理と、検出された目の瞬き度合いを検出する処理と、検出された瞬き度合いに基づいて、人の顔の状態を評価する処理と、人の顔の状態の評価に基づいて、取得された複数の撮像画像の中から記録手段に記録される少なくとも一の撮像画像を特定する処理と、を実行させることを特徴としている。
画像選択装置のコンピュータを、被写体を連続して撮像することで生成された複数の撮像画像を取得する取得手段、この取得手段により取得された複数の撮像画像から人の顔を検出する顔検出手段、この顔検出手段により検出された人の顔から目を検出する目検出手段、この目検出手段により検出された目の瞬き度合いを検出する瞬き検出手段、この瞬き検出手段により検出された瞬き度合いに基づいて、人の顔の状態を評価する評価手段、この評価手段による評価に基づいて、前記取得手段により取得された複数の撮像画像の中から記録手段に記録される少なくとも一の撮像画像を特定する特定手段、として機能させることを特徴としている。
図1は、本発明を適用した一実施形態の撮像装置100の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態の撮像装置100は、連写撮影により生成された複数の画像フレームから人の顔を検出して、検出された人の顔の目の瞬き評価値を算出し、算出された瞬き評価値に基づいて人の顔の状態を評価し、当該人の顔の状態の評価に基づいて、複数の画像フレームの中から記録媒体13に記録される一の撮像画像を特定する。
具体的には、図1に示すように、撮像装置100は、レンズ部1と、電子撮像部2と、撮像制御部3と、画像データ生成部4と、画像メモリ5と、顔検出部6と、目検出部7と、笑顔検出部8と、瞬き検出部9と、ぶれ検出部10と、画像特定部11と、現像部12と、記録媒体13と、表示制御部14と、表示部15と、操作入力部16と、CPU17とを備えている。
また、撮像制御部3と、顔検出部6と、目検出部7と、笑顔検出部8と、瞬き検出部9と、ぶれ検出部10と、画像特定部11と、現像部12と、CPU17は、例えば、カスタムLSI1Aとして設計されている。
また、レンズ部1は、図示は省略するが、被写体の撮像の際に、ズームレンズを光軸方向に移動させるズーム駆動部、フォーカスレンズを光軸方向に移動させる合焦駆動部等を備えていても良い。
また、撮像制御部3は、AF(自動合焦処理)、AE(自動露出処理)、AWB(自動ホワイトバランス)等の被写体を撮像する際の条件の調整制御を行う。
RAW画像データ及び縮小輝度画像データは、図示しないDMAコントローラを介して、バッファメモリとして使用される画像メモリ5にDMA転送される。
ここで、顔検出部6は、複数の撮像画像から人の顔を検出する顔検出手段を構成している。
つまり、連写撮影は撮像間隔が極めて短時間であることから、何れか一の画像フレームから顔が検出された場合には、その前後の画像フレームにも人の顔が存在しているとみなすことができ、顔が検出された画像フレームの顔画像領域の座標(例えば、矩形枠の四隅の座標)を利用して、顔検出されなかった画像フレームにおいても顔枠情報を設定する。
ここで、目検出部7は、顔検出部6により検出された人の顔から目を検出する目検出手段を構成している。
信頼度算出部7aは、信頼度算出手段として、目検出部7による目の検出に係る検出信頼度を算出する。具体的には、信頼度算出部7aは、例えば、顔検出枠が不適切である場合や顔が横を向いている場合などに信頼度を低下させるように調整された検出信頼度を算出する。
有効性判定部7bは、有効性判定手段として、信頼度算出部7aにより算出された検出信頼度が所定の閾値以下であるか否かに応じて当該信頼度に係る目が検出された顔の有効性を判定する。そして、有効性判定部7bは、検出信頼度が所定の閾値以下である場合には、当該目検出に係る顔をNG判定として、目検出が有効でない顔とすることで、その後の瞬き検出処理(後述)や笑顔検出処理(後述)にて利用されないようにする。一方、有効性判定部7bは、検出信頼度が所定の閾値よりも大きい場合には、当該目検出に係る顔をOK判定として、目検出が有効である顔とすることで、その後の瞬き検出処理や笑顔検出処理にて利用する。
ここで、笑顔検出部8は、目検出部7により検出された目の位置情報に基づいて、当該目が検出された顔の笑顔値(笑顔度合い)を検出する笑顔検出手段を構成している。
なお、瞬き検出処理の具体的な処理内容については、後述する(図4参照)。
ここで、瞬き検出部9は、目検出部7により検出された目の瞬き評価値(瞬き度合い)を検出する瞬き検出手段を構成している。
ここで、平滑化部9aは、撮像フレームレートが所定値以上である場合に、検出された瞬き評価値(瞬き度合い)を隣接画像間で平滑化する平滑化手段を構成している。
瞬き評価値 + = k * (笑顔値 - 閾値)
ここで、kは所定の定数である。
即ち、人の顔は一般的に笑うと目が細くなる傾向にあるので、笑顔値が所定の閾値以上である場合、半開きの目が全開となる程度に評価されるように瞬き評価値をより適正な値に補正する。
ここで、瞬き補正部9bは、笑顔検出部8により検出された笑顔値に応じて、検出された瞬き評価値(瞬き度合い)を補正する瞬き補正手段を構成している。
ここで、瞬き評価値は、目の大きさ、睫毛の濃さ等の各人の特性に依存するところが大きいので、閾値算出部9cは各人毎に瞬き判定用の閾値を設定する。また、目が開いている状態を正確に区別可能な閾値を設定することは難しいことから、閾値算出部9cは各人毎に上位から一定割合に位置する瞬き評価値を仮閾値Th1として設定して、当該仮閾値Th1以上であれば瞬き判定OKと判断する構成とする。
なお、瞬き判定用の閾値は、目が半開き状態を瞬き判定OKと判断しないように極力大きく設定した方が好ましいが、大きくして閾値を厳しく設定し過ぎると、集合写真のように撮影人数が多い場合に、全員揃って目が開いていると判定される画像を選出できなくなる虞がある。そこで、閾値算出部9cは、撮影人数に応じて閾値を変化させるように設定する。例えば、目検出された画像フレームのうち、所定の割合(例えば、割合N)の画像フレームが残るように各人毎にN^(1/人数)の割合に位置する上位評価値を仮閾値Th1として設定する。具体的には、例えば、被写体として3人が画角内に入っている連写画像について、瞬き検出による選択によって最終的に全体の2割の画像を残したい場合、各人毎に0.2^(1/3) ≒ 0.58で、上位から約6割に位置する瞬き評価値を瞬き判定OKと判断する仮閾値Th1として設定する。
さらに、閾値が対象人の瞬き評価値の最大値に近過ぎる場合や離れ過ぎている場合は、閾値として不適切であると考えられるので、閾値算出部9cは、瞬き評価値の最大値を基準として、所定の指定値によって仮閾値Th1の上限値及び下限値のクリップ処理を下記式に従って行うことで瞬き判定用の本閾値Th2を算出する。
If (Th1 > Bmax - Ofst1) Th2 = Bmax - Ofst1;
else if (Th1 < Bmax + Ofst2) Th2 = Bmax + Ofst2;
else Th2 = Th1;
ここで、Bmaxは、各人毎の瞬き評価値の最大値であり、Ofst1は、上限クリップオフセットであり、Ofst2は、下限クリップオフセットであり、Th1は、瞬き判定用の仮閾値であり、Th2は、瞬き判定用の本閾値である。
このように、閾値算出部9cは、検出された各人毎の瞬き評価値(瞬き度合い)に基づいて、当該人の目が開いているか否かの判定に係る本閾値Th2を算出する閾値算出手段を構成している。
ここで、瞬き判定部9dは、閾値算出部9cにより算出された瞬き判定用の本閾値Th2に基づいて、連写撮影により生成された複数の画像フレームについて各人の目が開いているか否か判定する瞬き判定手段を構成している。
ここで、ぶれ検出部10は、顔検出部6により人の顔が検出されなかった場合に、連写撮影により生成された複数の画像フレームの各々について隣合う画像フレームに対するぶれ評価値(ぶれ量)を検出するぶれ検出手段を構成している。
画像判定部11aは、第1画像判定手段として、瞬き判定部9dによる判定結果に基づいて、連写撮影により生成された複数の画像フレームの縮小輝度画像データの中で目を閉じている顔数が最小の画像フレームが複数あるか否かを判定する(第1判定処理)。また、画像判定部11aは、第2画像判定手段として、第1判定処理にて目を閉じている顔数が最小の画像フレームが複数あると判定された場合に、当該目を閉じている顔数が0であるか否かを判定する(第2判定処理)。
そして、画像特定部11は、画像判定部11aの判定結果に応じて記録媒体13に記録される一の撮像画像を特定する。即ち、画像特定部11は、第1判定処理にて目を閉じている顔数が最小の画像フレームが複数ないと判定された場合に、当該画像フレームに係るRAW画像データを記録媒体13に記録される一の撮像画像として特定する。
また、画像特定部11は、第2判定処理にて目を閉じている顔数が0であると判定された場合に、複数ある目を閉じている顔数が最小の画像フレームの中で、瞬き検出部9により検出された各人毎の瞬き評価値に基づいて当該瞬き評価値が最も高い一の画像フレームを特定して、当該画像フレームに係るRAW画像データを記録媒体13に記録される一の撮像画像として特定する。一方、画像特定部11は、第2判定処理にて目を閉じている顔数が0ではないと判定された場合に、複数ある目を閉じている顔数が最小の画像フレームの中で、笑顔検出部8により検出された笑顔値に基づいて当該笑顔値が最も高い一の画像フレームを特定して、当該画像フレームに係るRAW画像データを記録媒体13に記録される一の撮像画像として特定する。
具体的には、表示制御部14は、VRAM、VRAMコントローラ、デジタルビデオエンコーダなどを備えている。そして、デジタルビデオエンコーダは、CPU17の制御下にて画像メモリ5から読み出されてVRAM(図示略)に記憶されている輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを、VRAMコントローラを介してVRAMから定期的に読み出して、これらのデータを元にビデオ信号を発生して表示部15に出力する。
図2及び図3は、画像選択処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。また、図4は、画像選択処理における瞬き検出処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。また、図5(a)は、瞬き検出ウィンドウWと被写体の左右両目の画像部分を模式的に示す図であり、図5(b)は、瞬き検出ウィンドウWを拡大して模式的に示す図である。
図2に示すように、先ず、CPU17は、ユーザによる操作入力部16のシャッタボタン16aの所定操作に基づいて連写撮像指示が入力されると、撮像制御部3に、フォーカスレンズの合焦位置や露出条件(シャッター速度、絞り、増幅率等)やホワイトバランス等の撮像条件を調整させて、被写体の光学像を電子撮像部2により所定の撮像フレームレート(例えば、10fps)で連続して所定枚数(例えば、20枚)撮像させる連写撮影を行わせる(ステップS1)。そして、CPU17は、画像データ生成部4に、電子撮像部2から転送された被写体の各画像フレームのRAW画像データ及び縮小輝度画像データを生成させて、これらの画像データを画像メモリ5に一時記憶させる(ステップS2)。
続けて、CPU17は、顔検出処理にて検出された顔検出数が0(ゼロ)であるか否か、即ち、全ての画像フレームから顔検出されなかったか否かを判定する(ステップS4)。ここで、顔検出数が0ではないと判定されると(ステップS4;NO)、CPU17は、各画像フレームから検出された顔枠情報に基づいて、人の顔の各々に対して人IDを割り当てる処理を行う(ステップS5)。ここで、人IDの割り当ては、隣合う画像フレームの顔枠情報どうしで、それぞれの顔枠の中心の距離が何れかの顔枠の大きさ(例えば、横幅や縦幅)に対して所定割合(例えば、5割程度)以内であれば、その顔枠は同一人であると判断して行う。ここで、CPU17は、顔検出処理にて顔が検出されなかった画像フレームについては、前後の画像フレームのうち、最も直近にて顔検出された顔画像領域を取得して、当該顔画像領域の座標を元に当該顔検出されなかった画像フレームにて顔枠情報を設定することで、全ての画像フレームについて人IDを設定する。
続けて、CPU17は、目検出部7の有効性判定部7bに、信頼度算出部7aにより算出された検出信頼度が所定の閾値以下であるか否かに応じて当該信頼度に係る目が検出された顔の有効性を判定させる(ステップS7)。具体的には、有効性判定部7bは、検出信頼度が所定の閾値以下である場合には、当該目検出に係る顔をNG判定として、目検出が有効でない顔とする一方で、検出信頼度が所定の閾値よりも大きい場合には、当該目検出に係る顔をOK判定として、目検出が有効である顔とする。
ここで、目検出有効顔数が0であると判定されると(ステップS8;YES)、CPU17は、ぶれ検出部10に、複数の画像フレームの各々を所定の領域にブロック分割して、各ブロック毎に隣合う画像フレームの同一位置のブロックとの間で差分を算出し、その差分値が全ブロックの中で最大のものを当該画像フレームの評価値とするぶれ検出処理を行わせる(ステップS9)。また、ステップS4にて、顔検出数が0であると判定された場合にも(ステップS4;YES)、CPU17は、処理をステップS9に移行させて、ぶれ検出処理を行わせる。
その後、CPU17は、ぶれ検出部10により検出されたぶれ評価値が最小の画像フレームに係るRAW画像データを画像特定部11に特定させた後(ステップS10)、画像特定部11により特定されたRAW画像データの現像処理を現像部12に行わせて、当該画像データをJPEG形式で符号化して記録媒体13に保存させる(ステップS11)。
図4に示すように、瞬き検出部9は、有効性判定部7bにより有効であると判定された人の顔の左右両目の座標情報に基づいて各人の左右両目の平均距離Deを算出する(ステップS31)。
続けて、瞬き検出部9は、全ての画像フレームの縮小輝度画像データに基づいて、各縮小輝度画像上に瞬き検出ウィンドウW(図5(a)参照)を設定する(ステップS32)。ここで、瞬き検出ウィンドウWの大きさWlenは、下記式に従って両目の平均距離Deに対して所定の割合となるように係数Wratioを乗算することで決定する。
Wlen = De * Wratio
なお、瞬き検出ウィンドウWの中心位置は、目検出で得られた両目の座標値に設定する。
続けて、瞬き検出部9は、全てのカラムCの評価値の仲から最小の評価値を特定した後(ステップS34)、目が開いている時に評価値が高くなるように当該最小の評価値の補数を瞬き評価値として算出する(ステップS35)。
一方、撮像フレームレートが所定値よりも小さい場合には(ステップS36;NO)、隣合う画像フレームとの間で時間が空いてしまい相関が低くなることから、平滑化処理を行わずに、ステップS36で算出された瞬き評価値を最終の評価値とする。
これにより、瞬き検出処理を終了する。
続けて、CPU17は、瞬き検出部9の瞬き補正部9bに、笑顔検出部8により検出された笑顔値が所定の閾値以上であるか否かを判定し、当該判定の結果、笑顔値が所定の閾値以上であると判定された場合、瞬き評価値を下記式に従って加点することで当該瞬き評価値を補正させる(ステップS14)。
瞬き評価値 + = k * (笑顔値 - 閾値)
ここで、kは所定の定数である。
続けて、閾値算出部9cは、瞬き評価値の最大値を基準として、所定の指定値によって仮閾値Th1の上限値及び下限値のクリップ処理を下記式に従って行うことで瞬き判定用の本閾値Th2を算出する(ステップS16)。
If (Th1 > Bmax - Ofst1) Th2 = Bmax - Ofst1;
else if (Th1 < Bmax + Ofst2) Th2 = Bmax + Ofst2;
else Th2 = Th1;
ここで、Bmaxは、各人毎の瞬き評価値の最大値であり、Ofst1は、上限クリップオフセットであり、Ofst2は、下限クリップオフセットであり、Th1は、瞬き判定用の仮閾値であり、Th2は、瞬き判定用の本閾値である。
次に、CPU17は、画像特定部11の画像判定部11aに、目を閉じている顔数が最小の画像フレームが複数あるか否かを判定させる(ステップS19)。ここで、目を閉じている顔数が最小の画像フレームが複数ないと判定されると(ステップS19;NO)、CPU17は、当該画像フレームに係るRAW画像データを記録媒体13に記録される一の撮像画像として画像特定部11に特定する(ステップS20)。
その後、CPU17は、処理をステップS11(図2参照)に移行させて、画像特定部11により特定された目を閉じている顔数が最小の画像フレームに係るRAW画像データの現像処理を現像部12に行わせて、当該画像データをJPEG形式で符号化して記録媒体13に保存させる(ステップS11)。
ここで、目を閉じている顔数が0であると判定されると(ステップS21;YES)、CPU17は、複数ある目を閉じている顔数が最小の画像フレームの中で、瞬き検出部9により検出された各人毎の瞬き評価値に基づいて当該瞬き評価値が最も高い一の画像フレームを特定させ、当該画像フレームに係るRAW画像データを記録媒体13に記録される一の撮像画像として画像特定部11に特定させる(ステップS22)。
その後、CPU17は、処理をステップS11(図2参照)に移行させて、画像特定部11により特定された瞬き評価値が最も高いRAW画像データの現像処理を現像部12に行わせて、当該画像データをJPEG形式で符号化して記録媒体13に保存させる(ステップS11)。
その後、CPU17は、処理をステップS11(図2参照)に移行させて、画像特定部11により特定された笑顔値が最も高いRAW画像データの現像処理を現像部12に行わせて、当該画像データをJPEG形式で符号化して記録媒体13に保存させる(ステップS11)。
具体的には、顔検出部6により生成された顔枠情報に基づいて目検出部7により人の顔の目を各人毎に検出して、画像特定部11は、目の検出信頼度が所定の閾値よりも大きく目が検出された顔が有効であると判定された人の顔の状態を各人毎に判断する。さらに、目の瞬き評価値を各人毎に瞬き検出部9により検出して、画像特定部11は、目の位置情報に基づいて検出された当該顔の笑顔値に応じて補正された瞬き評価値に応じて各人毎に人の顔の状態を判断する。
これにより、瞬き度合いや笑顔度合い等の人の顔の状態を各人毎に総合的に判断して記録媒体13に記録される画像の選択を適正に行うことができ、連写可能枚数が増加しても一の画像の選択を簡便に行うことができる。
また、目を閉じている顔数が最小の画像フレームが複数あると判定された場合には、当該目を閉じている顔数が0であるか否かを判定して、目を閉じている顔数が0であると判定された場合に、画像特定部11は、複数ある目を閉じている顔数が最小の画像フレームの中で、瞬き検出部9により検出された各人毎の瞬き評価値に基づいて当該瞬き評価値が最も高い一の画像フレームを特定して、当該画像フレームに係るRAW画像データを記録媒体13に記録される一の撮像画像として特定するので、瞬き評価値が最も高い画像を確実に選択することができる。一方、目を閉じている顔数が0ではないと判定された場合に、画像特定部11は、複数ある目を閉じている顔数が最小の画像フレームの中で、笑顔検出部8により検出された笑顔値に基づいて当該笑顔値が最も高い一の画像フレームを特定して、当該画像フレームに係るRAW画像データを記録媒体13に記録される一の撮像画像として特定するので、目を閉じている人がいた場合でも笑顔値が最も高い画像を確実に選択することができる。
これにより、瞬き度合いや笑顔度合い等の人の顔の状態だけでなく、被写体ぶれや手ぶれ画像のぶれ等も総合的に判断して記録媒体13に記録される画像の選択を適正に、且つ、簡便に行うことができる。
以下に、撮像装置100の変形例について説明する。
この変形例の撮像装置100は、目検出が有効である画像フレームの各々について隣合う画像に対するぶれ量を検出して、各画像フレームのぶれ量が所定値よりも小さい撮像画像の数が複数あるか否かに応じて、瞬き検出処理を行うか、或いは、ぶれ量が最小の画像フレームを記録媒体13に記録される一の撮像画像として特定する。
図6に示すように、この変形例の撮像装置100のぶれ検出部10は、検出された各画像フレームのぶれ量を顔の位置に対するぶれの位置に応じて補正するぶれ補正部10aを具備している。
具体的には、ぶれ検出部10は、何れかの画像フレームから人の顔が検出されたが目検出が有効である顔数が0でなかった場合に、各画像フレームについて隣合う画像フレームとの同一位置のブロック間で差分を算出し、その差分値が全ブロックの中で最大のものを当該画像フレームのぶれ評価値(ぶれ量)とするが、このとき、ぶれ補正部10aは、当該差分値が最大のブロックの位置が顔の存するブロックに対する位置から離れるに従ってぶれ評価値が低くなるように補正する。
ここで、ぶれ補正部10aは、ぶれ検出部10により検出された各画像フレームのぶれ評価値(ぶれ量)を顔の位置に対するぶれの位置に応じて補正するぶれ補正手段を構成している。
そして、画像特定部11は、ぶれ評価値が所定のぶれ検出閾値よりも小さい画像フレームが複数ないと判定された場合に、ぶれ検出部10により検出されたぶれ評価値が最小の画像フレームに係るRAW画像データを記録媒体13に記録される一の撮像画像として特定する。
図7は、画像選択処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。なお、図7の瞬き検出処理(ステップS12)以降の処理は、図3に示す画像選択処理の続きを示すフローチャートに示す処理と同じであり、その詳細な説明は省略する。
続けて、CPU17は、上記実施形態と同様に、顔検出処理にて検出された顔検出数が0(ゼロ)であるか否かを判定する(ステップS4)。ここで、顔検出数が0ではないと判定されると(ステップS4;NO)、CPU17は、上記実施形態と同様に、各画像フレームから検出された顔枠情報に基づいて、人の顔の各々に対して人IDを割り当てた後(ステップS5)、目検出部7に、顔検出部6により生成された各画像フレームの顔枠情報に基づいて、人の左右両目を検出させて、その座標を算出させる(ステップS6)。
続けて、CPU17は、上記実施形態と同様に、目検出部7の有効性判定部7bに、目が検出された顔の有効性を判定させた後(ステップS7)、有効性判定部7bの判定結果に基づいて、目検出が有効である顔数(目検出有効顔数)が0(ゼロ)であるか否かを判定する(ステップS8)。
ここで、所定のぶれ検出閾値よりも小さい画像フレームが複数ないと判定されると(ステップS43;NO)、CPU17は、上記実施形態と同様に、処理をステップS10に移行させて、ぶれ検出部10により検出されたぶれ評価値が最小の画像フレームに係るRAW画像データを画像特定部11に特定させる(ステップS10)。その後、CPU17は、上記実施形態と同様に、画像特定部11により特定されたRAW画像データの現像処理を現像部12に行わせて、当該画像データをJPEG形式で符号化して記録媒体13に保存させる(ステップS11)。
なお、瞬き検出処理以降の処理は、上記実施形態と同様であり、その詳細な説明は省略する。
また、ぶれ評価値が所定のぶれ検出閾値よりも小さい画像フレームの数が複数ないと判定された場合に、ぶれ検出部10により検出されたぶれ評価値が最小の画像フレームに係るRAW画像データを記録媒体13に記録される一の撮像画像として特定するので、最もぶれ量の小さい画像を確実に選択することができる。
即ち、多少ぶれが生じている画像フレームであっても当該ぶれの生じている位置が顔から遠い場合には、ある程度無視して瞬き判定処理等を行うことができ、より多くの画像フレームの中から記録媒体13に記録される画像の選択を適正に行うことができる。
また、評価の高い順位に全ての画像フレームに係る画像データを並び替えて記録媒体13に記憶するようにしても良い。
さらに、上記の画像選択処理を画像再生の際に行っても良い。即ち、記録媒体13に記録されている連写撮影に係る画像フレームを瞬き度合い、笑顔度合い、ぶれ度合い等に応じて評価した後、記録媒体13に記録し直してもよい。更には、評価の高い順に並び替えて所定間隔を空けて再生表示するようにしても良い。
さらに、被写体の連写撮影の際に、シャッタボタン16aの半押し状態で、顔検出処理を行って、顔検出された顔の動きを追跡して顔の動きの大きさに応じて連写枚数を増加させるように設定しても良い。即ち、顔の動きが大きくなる程、顔の被写体ぶれや顔が正面を向いている確率が低くなるため、連写枚数を増加させることで、被写体ぶれの防止や顔が正面を向いた画像の特定を確実に行うことができるようになる。
即ち、プログラムを記憶するプログラムメモリ(図示略)に、取得処理ルーチン、顔検出処理ルーチン、目検出処理ルーチン、瞬き検出処理ルーチン、評価処理ルーチン、特定処理ルーチンを含むプログラムを記憶しておく。そして、取得処理ルーチンによりCPU17に、被写体を連続して撮像することで生成された複数の撮像画像を取得させるようにしても良い。また、顔検出処理ルーチンによりCPU17に、連写撮影により生成された複数の撮像画像から人の顔を検出させるようにしても良い。また、目検出処理ルーチンによりCPU17に、顔検出処理にて検出された人の顔から目を検出させるようにしても良い。また、瞬き検出処理ルーチンによりCPU17に、目検出処理にて検出された目の瞬き度合いを検出させるようにしても良い。また、評価処理ルーチンによりCPU17に、瞬き検出処理にて検出された瞬き度合いに基づいて、人の顔の状態を評価させるようにしても良い。また、特定処理ルーチンによりCPU17に、人の顔の状態の評価に基づいて、取得済みの複数の撮像画像の中から記録媒体13に記録される少なくとも一の撮像画像を特定させるようにしても良い。
1 レンズ部
2 電子撮像部
3 撮像制御部
6 顔検出部
7 目検出部
7a 信頼度算出部
7b 有効性判定部
8 笑顔検出部
9 瞬き検出部
9a 平滑化部
9b 瞬き補正部
9c 閾値算出部
9d 瞬き判定部
10 ぶれ検出部
10a ぶれ補正部
11 画像特定部
11a 画像判定部
13 記録媒体
17 CPU
Claims (18)
- 被写体を連続して撮像することで生成された複数の撮像画像を取得する取得手段と、
この取得手段により取得された複数の撮像画像から人の顔を検出する顔検出手段と、
この顔検出手段により検出された人の顔から目を検出する目検出手段と、
この目検出手段により検出された目の瞬き度合いを検出する瞬き検出手段と、
この瞬き検出手段により検出された瞬き度合いに基づいて、人の顔の状態を評価する評価手段と、
この評価手段による評価に基づいて、前記取得手段により取得された複数の撮像画像の中から記録手段に記録される少なくとも一の撮像画像を特定する特定手段と、
を備えたことを特徴とする画像選択装置。 - 前記瞬き検出手段により検出された各人毎の瞬き度合いに基づいて、当該人の目が開いているか否かの判定に係る閾値を算出する閾値算出手段と、
この閾値算出手段により算出された閾値に基づいて、前記取得手段により取得された複数の撮像画像について各人の目が開いているか否か判定する瞬き判定手段と、を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の画像選択装置。 - 前記瞬き判定手段による判定結果に基づいて、前記取得手段により取得された複数の撮像画像の中で目を閉じている顔数が最小の撮像画像が複数あるか否かを判定する第1画像判定手段を更に備え、
前記特定手段は、
前記第1画像判定手段によって目を閉じている顔数が最小の撮像画像が複数ないと判定された場合に、当該撮像画像を前記記録手段に記録される一の撮像画像として特定することを特徴とする請求項2に記載の画像選択装置。 - 前記第1画像判定手段によって目を閉じている顔数が最小の撮像画像が複数あると判定された場合に、当該目を閉じている顔数が0であるか否かを判定する第2画像判定手段を更に備え、
前記特定手段は、
前記第2画像判定手段によって目を閉じている顔数が0であると判定された場合に、前記瞬き検出手段により検出された各人毎の瞬き度合いに基づいて、前記記録手段に記録される撮像画像を特定することを特徴とする請求項3に記載の画像選択装置。 - 前記目検出手段により検出された目の位置情報に基づいて、当該目が検出された顔の笑顔度合いを検出する笑顔検出手段と、
この笑顔検出手段により検出された笑顔度合いに応じて、前記瞬き検出手段により検出された瞬き度合いを補正する瞬き補正手段と、を更に備え、
前記特定手段は、
前記瞬き補正手段により補正された瞬き度合いに応じて、人の顔の状態を判断することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の画像選択装置。 - 前記目検出手段により検出された目の位置情報に基づいて、当該目が検出された顔の笑顔度合いを検出する笑顔検出手段と、
前記第1画像判定手段によって目を閉じている顔数が最小の撮像画像が複数あると判定された場合に、当該目を閉じている顔数が0であるか否かを判定する第2画像判定手段と、を更に備え、
前記特定手段は、
前記第2画像判定手段によって目を閉じている顔数が0ではないと判定された場合に、前記笑顔検出手段により検出された笑顔度合いに基づいて、前記記録手段に記録される撮像画像を特定することを特徴とする請求項3に記載の画像選択装置。 - 前記目検出手段による目の検出の信頼度を算出する信頼度算出手段と、
この信頼度算出手段により算出された信頼度が所定の閾値以下であるか否かに応じて当該信頼度に係る目が検出された顔の有効性を判定する有効性判定手段と、を更に備え、
前記特定手段は、
前記有効性判定手段により有効であると判定された人の顔の状態を判断することを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の画像選択装置。 - 撮像フレームレートが所定値以上である場合に、前記瞬き検出手段により検出された瞬き度合いを隣接画像間で平滑化する平滑化手段を更に備え、
前記特定手段は、
前記平滑化手段により平滑化された瞬き度合いに応じて、人の顔の状態を判断することを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の画像選択装置。 - 前記取得手段により取得された複数の撮像画像のうち、前記有効性判定手段により顔が有効であると判定された撮像画像の各々について隣合う画像に対するぶれ量を検出するぶれ検出手段と、
このぶれ検出手段により検出された各撮像画像のぶれ量が所定値よりも小さい撮像画像の数が複数あるか否かを判定する第3画像判定手段と、を更に備え、
前記瞬き検出手段は、
前記第3画像判定手段によりぶれ量が所定値よりも小さい撮像画像の数が複数あると判定された場合に、前記目検出手段により検出された目の瞬き度合いを検出することを特徴とする請求項7に記載の画像選択装置。 - 前記ぶれ検出手段により検出された各撮像画像のぶれ量を顔の位置に対するぶれの位置に応じて補正するぶれ補正手段を更に備え、
前記画像特定手段は、
前記ぶれ補正手段により補正された各撮像画像のぶれ量に基づいて、ぶれ量が所定値よりも小さい撮像画像を特定することを特徴とする請求項9に記載の画像選択装置。 - 前記特定手段は、
前記第3画像判定手段によりぶれ量が所定値よりも小さい撮像画像の数が複数ないと判定された場合に、ぶれ量が最小の撮像画像を前記記録手段に記録される撮像画像として特定することを特徴とする請求項9又は10に記載の画像選択装置。 - 前記評価手段による評価に基づいて前記取得手段により取得された複数の撮像画像を並び替えることを特徴とする請求項1〜11の何れか一項に記載の画像選択装置。
- 前記取得手段は、所定数の画像フレームを一時記憶することができるリングバッファであることを特徴とする請求項1〜12の何れか一項に記載の画像選択装置。
- 人物登録手段を更に備え、
前記顔検出手段が検出した顔が前記人物登録手段に登録された人物であった場合には、前記評価手段は、当該顔に関する評価値を補正することを特徴とする請求項1〜13の何れか一項に記載の画像選択装置。 - 撮像手段を更に備え、前記顔検出手段が検出した顔に応じて前記撮像手段が連続して撮像する画像の数を設定することを特徴とする請求項1〜14の何れか一項に記載の画像選択装置。
- 前記顔検出手段により人の顔が検出されなかった場合に、前記取得手段により取得された複数の撮像画像の各々について隣合う画像に対するぶれ量を検出するぶれ検出手段を更に備え、
前記特定手段は、
前記ぶれ検出手段により検出されたぶれ量が最小の撮像画像を前記記録手段に記録される撮像画像として特定することを特徴とする請求項1に記載の画像選択装置。 - 画像選択装置に、
被写体を連続して撮像することで生成された複数の撮像画像を取得する処理と、
取得された複数の撮像画像から人の顔を検出する処理と、
検出された人の顔から目を検出する処理と、
検出された目の瞬き度合いを検出する処理と、
検出された瞬き度合いに基づいて、人の顔の状態を評価する処理と、
人の顔の状態の評価に基づいて、取得された複数の撮像画像の中から記録手段に記録される少なくとも一の撮像画像を特定する処理と、
を実行させることを特徴とする画像選択方法。 - 画像選択装置のコンピュータを、
被写体を連続して撮像することで生成された複数の撮像画像を取得する取得手段、
この取得手段により取得された複数の撮像画像から人の顔を検出する顔検出手段、
この顔検出手段により検出された人の顔から目を検出する目検出手段、
この目検出手段により検出された目の瞬き度合いを検出する瞬き検出手段、
この瞬き検出手段により検出された瞬き度合いに基づいて、人の顔の状態を評価する評価手段、
この評価手段による評価に基づいて、前記取得手段により取得された複数の撮像画像の中から記録手段に記録される少なくとも一の撮像画像を特定する特定手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
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