JP2010239268A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】補間フレームを生成する場合に、予測ベクトル候補設定部121および動きベクトル検出部122は、時間的に連続する2つのフレームに基づいて、補間フレームを構成する各ブロックの動きベクトルを予測し、局所動きベクトル平滑化部124が、この予測動きベクトルを、上記2つのフレームや隣接するブロックの予測ベクトルに基づいて平滑化して、局所動きベクトルを求める。大域動きベクトル検出部123は、上記予測ベクトルのヒストグラムに基づいて、補間フレームの動きベクトルの傾向(大域動きベクトル)を求める。そして、動きベクトル信頼判定部125が、局所動きベクトルと大域動きベクトルに基づいて、補間フレームを生成するようにしたものである。
【選択図】 図2
Description
この発明は上記の要望に応えるべくなされたもので、処理負荷を増大させることなく、主観的に劣化の少ない補間フレームを生成して、動画像の品質を改善することが可能な画像処理装置を提供することを目的とする。
図1は、この発明の一実施形態に係わる画像処理装置を適用した移動無線端末装置の構成を示すブロック図である。この移動無線端末装置は、携帯電話機などのモバイル機器であって、図1に示すように、主な構成要素として、制御部100と、無線通信部10と、表示部20と、通話部30と、操作部40と、記憶部50と、放送受信部60とを備え、基地局装置BSおよび移動通信網NWを介して通信する通信機能と、放送局BCから送信される地上デジタル放送信号を受信する放送受信機能とを備える。
表示部20は、制御部100の制御により、画像(静止画像および動画像)や文字情報などを表示して、視覚的にユーザに情報を伝達するものである。
操作部40は、複数のキースイッチなどを備え、これを通じてユーザから指示を受け付けるものである。
そして動画像復号部110は、動画像の符号化データを復号し、動画像フレームおよび符号化情報を出力する。動画像は、フレーム補間部120と表示ドライバ130に出力される。
動画像フレームは、複数のブロックによって形成されたものとして扱われ、各ブロックには、動画像フレーム上の位置に応じた所定のブロックインデックスが与えられる。そして、ステップ3a〜3dでは、ブロックインデックスがラスタスキャン順に1つずつ選択されて、選択されたブロックインデックスに対応するブロック(以下、処理対象ブロックと称する)ごとに、ステップ3bおよび3cが実施される。
ステップ4cにおいて動きベクトル検出部122は、選択した予測ベクトル候補の評価値を算出する。例えば、ステップ4bで求めた予測誤差に、所定の係数λと動きベクトルコストを乗算した値を加算して、上記評価値を求める。
ステップ3eでは、大域動きベクトル検出部123が、ステップ3a〜3dの繰り返しによって動きベクトル検出部122が検出した複数の動きベクトルに基づいて、ヒストグラムを作成し、このヒストグラムに基づいて、頻度の高い動きベクトル(以下、大域動きベクトルと称する)を検出する。具体的には、大域動きベクトル検出部123は、図5に示すような処理を実行して、大域動きベクトルを検出する。以下、図5を参照して説明する。
ステップ5dにおいて大域動きベクトル検出部123は、ブロック総数に対するステップ5bで検出した最大頻度の動きベクトルを有するブロックの割合が、予め設定した閾値THhistを超えているか否かを判定する。上記割合が予め設定した閾値THhistを超えている、すなわち、大域動きベクトルGMV1の頻度(最大頻度)がブロック総数に対して、所定の割合未満の場合には、ステップ5eに移行し、一方、そうでない場合には、当該処理を終了する。
ステップ5fにおいて大域動きベクトル検出部123は、ステップ5eで検出した動きベクトルを大域動きベクトルGMV2として保存し、当該処理を終了する。すなわち、この一連のステップ5a〜5fは、大域動きベクトルGMV1の頻度(最大頻度)がブロック総数に対して、所定の割合(例えば、0.5)未満の場合に、第2位の頻度の大域動きベクトルGMV2を求める。
次に、ステップ3f〜3iでは、ブロックインデックスがラスタスキャン順に1つずつ選択されて、選択されたブロックインデックスに対応するブロック(以下、処理対象ブロックと称する)ごとに、ステップ3gおよび3hが実施される。
ステップ6bにおいて局所動きベクトル平滑化部124は、処理対象の動きベクトルMViを基準動きベクトルとして設定し、ステップ6cに移行する。
全てのインデックスjについて処理を完了すると、当該処理を終了し、ステップ3hに移行する。
ステップ3hでは、動きベクトル信頼判定部125が、ステップ3gで求められた処理対象ブロックの平滑化した動きベクトル(局所動きベクトル)について、ステップ3eで大域動きベクトル検出部123が求めた大域動きベクトルを用いて信頼性判定を行い、この判定結果にしたがって、さらに平滑化した動きベクトルを求めて、フレーム内の動きに均一性を持たせる。具体的には、動きベクトル信頼判定部125が、処理対象ブロックの動きベクトル(局所動きベクトル)毎に、図7に示すような処理を実行して、さらに平滑化した動きベクトルを検出する。以下、図7を参照して説明する。
ステップ7bにおいて動きベクトル信頼判定部125は、ステップ7aで用いた局所動きベクトルの最小評価値(ステップ6eで更新)が、予め設定した閾値THLOCAL以上か否かを判定する。ここで、最小評価値が閾値THLOCAL以上の場合には、ステップ7cに移行し、一方、最小評価値が、閾値THLOCAL未満の場合には、処理対象ブロックの局所動きベクトルを、処理対象ブロックの平滑化動きベクトルとして、動きベクトルバッファ126とαブレンディング部127に出力した後、当該処理を終了し、ステップ3iに移行する。
その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
Claims (6)
- 時間的に連続する2つのフレームの間に挿入する補間フレームを生成する画像処理装置において、
前記2つのフレームに基づいて、補間フレームを構成する各ブロックの動きベクトルを予測して、予測動きベクトルを求めるベクトル検出手段と、
このベクトル検出手段が検出した予測動きベクトルを、隣接するブロックの予測動きベクトルや前記2つのフレームを構成するブロックの動きベクトルに基づいて平滑化し、平滑化動きベクトルを求める平滑化手段と、
前記補間フレームを構成する各ブロックの予測動きベクトルに基づくヒストグラムを求め、このヒストグラムから補間フレームの傾向を求める傾向検出手段と、
前記平滑化手段が求めた平滑化動きベクトルと、前記傾向検出手段が求めた傾向とに基づいて、前記補間フレームを構成するブロックの動きベクトルを求めるベクトル生成手段とを具備することを特徴とする画像処理装置。 - さらに、前記予測動きベクトルの予測誤差を求める誤差検出手段を備え、
前記ベクトル生成手段は、前記平滑化手段が求めた平滑化動きベクトルについて、前記誤差検出手段が求めた予測誤差を考慮した評価値を求め、この評価値に応じて、前記傾向検出手段が求めた傾向と前記平滑化動きベクトルとに基づいて、前記補間フレームを構成するブロックの動きベクトルを求めることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記傾向検出手段は、前記補間フレームを構成する各ブロックの予測動きベクトルに基づくヒストグラムを求め、このヒストグラムから前記補間フレームの大域的な大域予測動きベクトルを求め、
前記ベクトル生成手段は、前記平滑化手段が求めた平滑化動きベクトルと、前記傾向検出手段が求めた大域予測動きベクトルとに基づいて、前記補間フレームを構成するブロックの動きベクトルを求めることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - さらに、前記予測動きベクトルの予測誤差を求める誤差検出手段と、
前記大域予測動きベクトルの予測誤差を求める大域誤差検出手段とを備え、
前記ベクトル生成手段は、前記平滑化手段が求めた平滑化動きベクトルについて、前記誤差検出手段が求めた予測誤差を考慮した第1評価値を求めるとともに、前記大域予測動きベクトルについて、前記大域誤差検出手段が求めた予測誤差を考慮した第2評価値を求め、前記第1評価値と前記第2評価値に応じて、前記大域予測動きベクトルと前記平滑化動きベクトルとに基づいて、前記補間フレームを構成するブロックの動きベクトルを求めることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。 - 前記傾向検出手段は、前記補間フレームを構成する各ブロックの予測動きベクトルに基づくヒストグラムを求め、このヒストグラムから前記補間フレームの大域的な大域予測動きベクトルを複数求め、
さらに、前記予測動きベクトルの予測誤差を求める誤差検出手段と、
前記複数の大域予測動きベクトルの予測誤差をそれぞれ求める大域誤差検出手段とを備え、
前記ベクトル生成手段は、前記平滑化手段が求めた平滑化動きベクトルについて、前記誤差検出手段が求めた予測誤差を考慮した評価値を求めるとともに、前記複数の大域予測動きベクトルについて、前記大域誤差検出手段がそれぞれ求めた予測誤差を考慮した評価値をそれぞれ求め、これらの評価値に応じて、前記複数の大域予測動きベクトルと前記平滑化動きベクトルとに基づいて、前記補間フレームを構成するブロックの動きベクトルを求めることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。 - 前記ベクトル生成手段は、前記平滑化動きベクトルの評価値と、前記大域予測動きベクトルの評価値を比較していずれか一方のベクトルを選択し、この選択したベクトルに基づいて、前記補間フレームを構成するブロックの動きベクトルを求めることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の画像処理装置。
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