JP2010229013A - カーボン膜の作製方法およびカーボン膜 - Google Patents

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正義 梅野
Hideo Uchida
秀雄 内田
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三喜男 野田
Mitsuhiro Tanaka
光浩 田中
Yoshio Tomita
美穂 富田
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Abstract

【課題】新規な構造を有し、従来にない優れた特性を発現するカーボン膜を提供する。
【解決手段】パルス放電プラズマによってメタン、エタン、エチレン、アセチレンなどの種々の炭化水素ガスその他の原料ガスを分解および励起することにより、鉄、ニッケル、コバルト、白金などの触媒金属が担持されたアルミニウム、銅その他の基板上に、それぞれが微小なカーボンナノファイバーの集合体である多数の略円柱状あるいは略針状の突起を一方向に一様に延在してなる構造のカーボン膜を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、カーボン膜に関し、特にその構造および電気的特性と製法とに関する。
カーボン材料は、人体に無害であり環境への悪影響が少なく、安価であることから、近年、エネルギー問題や地球温暖化問題を解決するべく、種々のエネルギーデバイスや電源(電池)などの構成材料として利用するための様々な研究・開発がなされている。代表的な材料に、カーボンナノチューブやフラーレンなどがある。
また、カーボンを用いた太陽電池(例えば、特許文献1、特許文献2、および非特許文献1参照)や、キャパシタ(例えば、特許文献3および非特許文献2参照)などについても研究・開発がなされている。
特開2002−033497号公報 特開2008−45180号公報 特開2007−266548号公報
カーボン材料としては上述のカーボンナノチューブやフラーレンを初めとして、種々の構造を持つものがすでに公知であるが、様々なデバイス等の構成材料として用いるにあたっては、当該デバイス等が要求する特性を発現するカーボン材料を用いる必要がある。それゆえ、新規な構造・形態を有し、従来にない特性を発現するカーボン材料を開発するニーズは常に存在する。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、新規な構造を有し、従来にない優れた特性を発現するカーボン膜を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、カーボン膜の作製方法であって、パルス放電プラズマによって炭素を含有する原料ガスを分解および励起することにより、所定の触媒金属が担持された基板上に、それぞれが微小なカーボンナノファイバーの集合体である多数の略円柱状あるいは略針状の突起を一方向に一様に延在してなる構造のカーボン膜を形成する、ことを特徴とする。
請求項2の発明は、カーボン膜が、それぞれが微小なカーボンナノファイバーの集合体である、多数の略円柱状あるいは略針状の突起が、一方向に一様に延在してなる構造を有することを特徴とする。
請求項1および請求項2の発明によれば、高い光吸収効率を有するとともに、その導電率が優れた光応答性を有し、かつ、静電容量が大きいカーボン膜が実現される。
本実施の形態に係るカーボン膜1の概略構造を模式的に示す斜視図である。 カーボン膜1の作製に用いるパルス放電プラズマCVD装置10の構成を模式的に示す図である。 パルス電源13の具体的な構成を例示する図である。 パルス電源13において発生させるパルス電圧およびパルス電流の波形を例示する図である。 実施例1〜実施例5の成膜条件を一覧にして示す図である。 実施例1〜実施例4で作製したカーボン膜1のSEM像を対比的に示す図である。 実施例1および実施例2で作製したカーボン膜1のHR−TEM像を対比的に示す図である。 導電率の光応答性の評価を行う際の様子を模式的に示す図である。 実施例1で作製したカーボン膜1についての、V−I特性の測定結果を例示する図である。 実施例1〜実施例4についての明暗導電率比の電圧依存性を示す図である。 静電容量の評価を行う際の様子を模式的に示す図である。
<カーボン膜の構造および特性>
図1は、本実施の形態に係るカーボン膜1の概略構造を模式的に示す斜視図である。図1に示すように、本実施の形態に係るカーボン膜は基板Sの上に形成され、基板Sに対して略垂直な方向に一様に延在する多数の略円柱状あるいは略針状の突起2を有する。なお、図1においてはそれぞれの突起2が同一形状を有するように図示しているが、実際には、個々の突起2の形状は少しずつ異なる。
突起2の基板面に平行な断面は略円形であり、その直径dは、作製条件によっても異なるが、概ね200nm〜2μm程度である。また、突起の高さhは、作製条件のほか、作製時間によっても違えることが可能であるが、概ね100μm程度にまで成長させることが可能である。また、個々の突起2のピッチはおおよそ一定であり、作製条件によっても異なるが、300nm〜2500nm程度である。
カーボン膜1の個々の突起2は、直径数十nm〜数百nm程度のさらに微小なカーボンファイバーの集合体として形成されてなる。また、個々のカーボンファイバーは、作製時に触媒として添加された金属粒子の周りをグラファイト構造の炭素が取り囲むことによって形成されてなる。
このような構造を有するカーボン膜1は、多数の突起2が一方向に一様に延在するというその形態上、高い光吸収効率を有するとともに、その導電率が優れた光応答性を有するものとなっている。例えば、光照射により流れる電流が少なくとも2桁以上増大することが確認されている。このことは、本実施の形態に係るカーボン膜1が、太陽電池の構成材料に応用できる可能性を示唆している。
また、係るカーボン膜1は、静電容量が大きいという特徴も有している。例えば、容量法にて測定した場合に25mF/cm2以上という値が得られる。このことは、本実施の形態に係るカーボン膜1が、エネルギー密度の高い大容量キャパシタの構成材料に応用できる可能性を示唆している。例えば、キャパシタの正負それぞれの電極に、本実施の形態に係るカーボン膜1を成膜する態様などが想定される。
あるいは、カーボン膜1は、多数の突起2を備えることで非常に大きな比表面積を有している。このことは、本実施の形態に係るカーボン膜1が、キャパシタ用電極に応用できる可能性も示唆している。
<カーボン膜の製法>
上述のような構造を有するカーボン膜1は、パルス放電プラズマCVD法によって基板Sの上に形成される。パルス放電プラズマCVD法は、基板に対向する電極に所定のパルス電圧を加えることによりパルス放電プラズマを発生させて、原料ガスを分解・励起し、基板上に膜形成を行う手法である。図2は、本実施の形態においてカーボン膜1の作製に用いるパルス放電プラズマCVD装置10の構成を模式的に示す図である。
基板Sの材料としては、アルミニウム、銅、シリコン、モリブデン、ステンレスなどの金属、酸化インジウム(In23)、酸化スズ(SnO2)などの透明電極材料、SiO2、Al23などのガラス、あるいは石英(SiO2)、サファイア(Al23)などの単結晶材料を用いることが出来る。
カーボン膜1を作製するにあたっては、あらかじめ、基板組成に応じた所定の洗浄液にて洗浄しておいた基板Sの表面に、スパッタ法などによって、鉄、ニッケル、コバルト、白金などの触媒金属を担持しておく。その後、パルス放電プラズマCVD装置10においてカーボン膜1を形成する。
図2に示すパルス放電プラズマCVD装置10は、平行平板型2電極構成のCVD装置であり、その内部に、基板を保持するホルダーを兼ねる第1電極11と、適宜の間隔を保って該第1電極11と対向配置された第2電極12とを有する。第1電極11は接地されている。また、第1電極11は、保持している基板Sを加熱する図示しない加熱機構を備えるほか、矢印AR1に示すように冷却水を流すことによって第1電極11を(ひいては基板Sを)冷却する図示しない冷却機構を備えている。また、第2電極12には、矢印AR2に示すように冷却水を流すことによって該第2電極12を冷却する図示しない冷却機構を備えている。
さらに、パルス放電プラズマCVD装置10は、パルス電圧を発生させるパルス電源13と、マスフローコントローラー14aにて流量を調整しつつ原料ガス供給源14bからパルス放電プラズマCVD装置10の内部へと原料ガスを供給する原料ガス供給手段14と、パルス放電プラズマCVD装置10の内部のガスを排気するためのロータリーポンプ15とをさらに備えている。図3は、パルス電源13の具体的な構成を例示する図である。
原料ガスとしては、メタン、エタン、エチレン、アセチレンなどの種々の炭化水素ガスの他、CO2等の酸素を含む炭素化合物や、あるいはフッ素を含む炭素化合物などを使用することができる。また、原料ガスは、適宜、水素、窒素、ヘリウムなどで希釈されていてもよい。例えば、次のような混合組成を有する原料ガスが好適である。なお、水素以外のガスについての組成比(標準状態でのモル比で表している)は内添加の場合の値であり、残余が全て水素ガスとなる。
(i)水素+メタン(1%〜50%);
(ii)水素+メタン(1%〜50%)+CO2(1%〜10%);
(iii)水素+アセチレン(1%〜50%);
(iv)水素+アセチレン(1%〜50%)+CO2(1%〜10%)
また、作製するカーボン膜1の電子伝導性を制御する目的で、ジボランやトリメチルボロンなどの硼素を含むガスや、リンを含むガスなどが添加されていてもよい。
パルス放電プラズマCVD装置10におけるカーボン膜1の作製に際しては、まず、上述のように触媒金属を担持させた基板Sを第1電極11の上に載置し、加熱手段によって基板Sを400℃〜700℃の範囲内の所定の温度にまで加熱する。併せて、原料ガス供給手段14よって所定の流量にて原料ガスを導入しつつロータリーポンプ15によって適宜に排気を行うことにより、パルス放電プラズマCVD装置10の内部が所定の圧力に保たれるようにする。
温度および圧力が所定の状態に保たれると、パルス電源13によって第2電極12に数百V〜3000Vのパルス電圧を印加する。図4は、パルス電源13において発生させるパルス電圧およびパルス電流の波形を例示する図である。図4(a)はパルス電源13に備わるパルス発生源の波形であり、図4(b)はパルス電圧の波形であり、図4(c)はパルス電流の波形である。なお、第2電極12に加えるパルス電圧の極性は適宜選択されてよい。また、パルス電圧の繰り返し周波数は数百HZから数十kHzとし、デューティー比は5%〜50%とする。
以上のように条件を設定することにより、パルス放電プラズマCVD装置10の内部にプラズマが発生し、該プラズマが装置内部に存在する原料ガスを分解・励起することによって、基板S上に、図1に示したような多数の突起2を有するカーボン膜1が形成される。しかも、それぞれの条件をそれぞれ適宜に選択することにより、種々の形状・特性をもつカーボン膜1を成長させることが出来る。
なお、パルス幅を狭くすることにより成膜圧力を高めることができる。特に、パルス幅を1μs以下にした場合には、大気圧下でプラズマを発生させることができる。係る場合、パルス放電プラズマCVD装置10の内部を減圧もしくは真空状態とする必要がなくなるので、高価な真空機器が不要となり、カーボン膜1の作製コストが大幅に低減されることになる。
パルス放電プラズマの場合、印加パルス電圧の立ち上がり時は、基板Sあるいは電極近傍の空間電荷分布が平衡状態となっていないので、電子あるいはイオンが高圧パルス電界に晒される。よって、RFあるいはマイクロ波プラズマに比べて、高エネルギーの電子あるいはイオンの密度が大きくなることから、原料ガスがより効率的に分解・励起されるという利点がある。結果として、10μm/h以上という成膜速度が実現される。
実施例1〜実施例5として、5通りの成膜条件でカーボン膜1を作製した。図5はそれぞれの成膜条件を一覧にして示す図である。図5に示すように、実施例1〜実施例4は原料ガスの組成のみが異なっている。また、実施例5は、実施例2と基板および基板温度のみが異なっている。それぞれの成膜時間は60分とし、これにより約5μmの厚みのカーボン膜1を形成した。なお、図5において水素以外のガスについての組成比(標準状態でのモル比で表している)は内添加の場合の値であり、残余が全て水素ガスとなる。
(カーボン膜の形状評価)
図6は、実施例1〜実施例4で作製したカーボン膜1のSEM(走査型電子顕微鏡)像を対比的に示す図である。図6においては、それぞれの実施例で作製したカーボン膜1について、基板面と直交する方向から撮像した上面像と、基板面の法線方向から30°傾斜した方向から撮像した30°傾斜像とを示している。
図6に示すように、いずれの実施例においても、多数の突起2を有するカーボン膜1が形成されている。ただし、突起のサイズおよび面内密度は個々の成膜条件(原料ガス組成)によって異なっている。例えば、実施例1の場合で直径d=1μm程度であるのに対し、実施例4ではd=100nm程度である。概略的には、CO2およびアセチレンが添加されている場合に、より細い突起2がより密に形成される傾向がある。
図7は、実施例1および実施例2で作製したカーボン膜1のHR−TEM(高分解能透過型電子顕微鏡)像を対比的に示す図である。図7においては、それぞれの実施例で作製したカーボン膜1について、1つの突起2の像(低倍率像)と、突起2の局所部分の拡大像(高倍率像)とを示している。
図7の低倍率像からは、突起2が直径数十nm〜数百nm程度の微小なカーボンファイバーの集合体として形成されていることが確認される。一方、高倍率像においては、直径10nm〜20nm程度の暗部(電子の不透過領域)として視認されるNi触媒の粒子の周囲を、グラファイト構造のカーボンが取り囲んでいる状態が確認される。
(導電率の光応答性評価)
次に、実施例1〜実施例4で作製したカーボン膜1について、導電率の光応答性を評価した。図8は、係る評価を行う際の様子を模式的に示す図である。具体的には、作製したカーボン膜1の上にイオンコーターにて厚さ約20nmのAu膜3を蒸着にて形成し、該Au膜3と基板Sとを電極として、光照射の有無による電圧−電流特性(V−I特性)の変化を測定することにより、導電率の光応答性を評価した。
図9は、実施例1で作製したカーボン膜1についての、V−I特性の測定結果を例示する図である。図9(a)が光照射なしの場合の(暗所での)測定結果を示しており、図9(b)が、ソーラーシミュレーターによりAM1.5の疑似太陽光を照射した場合の測定結果を示している。なお、係る場合、光照射の開始とともに電流が増加していき、約3分程度で飽和した。
また、図10は、同様の測定を実施例2〜実施例4で作製したカーボン膜1についても同様に行い、その結果得られたV−I特性をもとに作成した、実施例1〜実施例4についての明暗導電率比の電圧依存性を示す図である。縦軸は、光照射なしの場合の測定電流値に対する、上述の疑似太陽光を照射した場合の測定電流値の比(倍率)である。
図9および図10からは、光照射によって、電流量が少なくとも100倍以上、多いものでは2000倍以上も、増加していることがわかる。係る結果は、上述のように作成したカーボン膜1が優れた導電率の光応答性を有していることを示している。
(静電容量評価)
次に、実施例5として作製したカーボン膜1について、静電容量を評価した。図11は、係る評価を行う際の様子を模式的に示す図である。具体的には、表面に(表面積3.5cm2)のAl電極4をそれぞれ形成したカーボン膜1をKOH電解液(密度2.5g/l)5に浸漬し、サイクリックボルタンメトリー (cyclic voltammetry, CV) にて測定した。
その結果、25mF/cm2以上という大きな値が得られた。すなわち、本実施例にかかるカーボン膜1が高い静電容量を有するものであることが確認された。
1 カーボン膜
2 (カーボン膜の)突起
3 Au膜
4 Al電極
5 KOH電解液
6、13 パルス電源
10 パルス放電プラズマCVD装置
11 第1電極
12 第2電極
14 原料ガス供給手段
14a マスフローコントローラー
14b 原料ガス供給源
S 基板

Claims (2)

  1. カーボン膜の作製方法であって、
    パルス放電プラズマによって炭素を含有する原料ガスを分解および励起することにより、所定の触媒金属が担持された基板上に、それぞれが微小なカーボンナノファイバーの集合体である多数の略円柱状あるいは略針状の突起を一方向に一様に延在してなる構造のカーボン膜を形成する、
    ことを特徴とするカーボン膜の作製方法。
  2. それぞれが微小なカーボンナノファイバーの集合体である、多数の略円柱状あるいは略針状の突起が、一方向に一様に延在してなる構造を有することを特徴とするカーボン膜。
JP2009224658A 2009-03-27 2009-09-29 カーボン膜の作製方法およびカーボン膜 Pending JP2010229013A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017019718A (ja) * 2010-10-26 2017-01-26 日立化成株式会社 カーボンナノチューブの製造方法

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