JP2010228368A - 湿し装置、湿し装置の結露滴下防止方法およびオフセット印刷機 - Google Patents

湿し装置、湿し装置の結露滴下防止方法およびオフセット印刷機 Download PDF

Info

Publication number
JP2010228368A
JP2010228368A JP2009080225A JP2009080225A JP2010228368A JP 2010228368 A JP2010228368 A JP 2010228368A JP 2009080225 A JP2009080225 A JP 2009080225A JP 2009080225 A JP2009080225 A JP 2009080225A JP 2010228368 A JP2010228368 A JP 2010228368A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
dampening
insulating material
heat insulating
absorbing member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009080225A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuji Tsugawa
拓司 津川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2009080225A priority Critical patent/JP2010228368A/ja
Publication of JP2010228368A publication Critical patent/JP2010228368A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Rotary Presses (AREA)

Abstract

【課題】水槽の周囲に設けられた断熱材への結露による水の滴下を防ぐこと。
【解決手段】湿し水を貯留する水槽1の外面に、湿し水を保温する断熱材2が設けられ、かつ断熱材2の周囲に、保水性を有した吸水部材3を配置する。すなわち、断熱材2の外面が結露しても、この結露による水を吸水部材3により吸水して保持する。このため、断熱材2への結露による水の滴下を防ぐことが可能になる。この結果、結露による水の滴下により生じ得る不具合、すなわちオフセット印刷機の金属部品が錆びたり、ウェブが汚損したりする事態を防ぐことが可能になる。
【選択図】図3

Description

本発明は、湿し装置、湿し装置の結露滴下防止方法および前記湿し装置が適用されるオフセット印刷機に関する。
一般に、オフセット印刷機は、給紙装置と、印刷装置と、乾燥装置と、冷却装置、折り装置を有している。印刷装置は、複数の印刷ユニットからなり、多色印刷を行う場合には印刷ユニットが印刷色数だけ設けられる。従って、給紙装置によりロール状のウェブ(印刷媒体)が繰り出され、印刷装置の各印刷ユニットにより印刷されたウェブは、乾燥装置でインキが乾燥され、冷却装置で冷却され、折り装置で折丁が作成される。
また、印刷装置における各印刷ユニットは、ウェブの表面に印刷を行う上ユニットと、ウェブの裏面に印刷を行う下ユニットとを有して、同時にウェブの両面に印刷を行うことができる。上下ユニットは、印刷画像が形成された刷版を装着する版胴と、版胴の刷版にインキを供給するインキ装置と、版胴の刷版に湿し水を供給する湿し装置と、版胴の刷版に供給されたインキによる画像をウェブに転写するブランケット胴とを有している。上下ユニットの各ブランケット胴は、所定の印圧で互いに対向して接している。そして、各ブランケット胴の間に形成されるニップ部にウェブが通過することで、このウェブの両面に印刷が施される。
このように、オフセット印刷機に適用される湿し装置は、湿し水を貯留する水槽を有している。水槽内の湿し水には、水元ローラが浸されている。そして、回転する水元ローラを介して湿し水を版胴の刷版へ供給する。この湿し装置は、安定した印刷品質を得るため、湿し水が摂氏十数度に保持されている必要がある。そこで、特許文献1〜特許文献3に示すように、水槽には、印刷ユニット内の温度により湿し水が温まらないように、断熱材が設けられている。
特開平9−216331号公報 特開平11−300926号公報 特開2001−301117号公報
ところで、近年のオフセット印刷機では、性能向上により高速で印刷を行え、かつ安全性のためにカバーやプロテクターで機械部品が覆われている。このため、ローラのゴムの撓みにより発生する熱や、駆動系が発生する熱などにより、印刷ユニット内の温度は上昇する傾向にある。この結果、特許文献1〜特許文献3のように水槽に断熱材が設けられていても、湿し水と周囲との温度差により断熱材の外面が結露し易くなる。そして、結露による水が滴下すると、オフセット印刷機の金属部品が錆びたり、印刷媒体が汚損したりするおそれがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、水槽の周囲に設けられた断熱材への結露による水の滴下を防ぐことのできる湿し装置、湿し装置の結露滴下防止方法およびオフセット印刷機を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の湿し装置では、湿し水を貯留する水槽の外面に、前記湿し水を保温する断熱材が設けられている湿し装置において、前記断熱材の周囲に、保水性を有した吸水部材を配置したことを特徴とする。
この湿し装置によれば、水槽が高温雰囲気中にあって、湿し水との温度差により断熱材の外面が結露しても、この結露による水を吸水部材により吸水して保持する。このため、断熱材への結露による水の滴下が防げる。
また、本発明の湿し装置では、前記水槽周辺の温度よりも高い温度にて前記吸水部材を加熱する加熱手段を備えたことを特徴とする。
この湿し装置によれば、吸水部材に吸水されて保持された水を加熱手段により加熱して蒸発させることで、断熱材への結露による水の滴下をさらに防げる。
また、本発明の湿し装置では、前記加熱手段は、機械部品に供給された潤滑用の潤滑油を適用してなることを特徴とする。
この湿し装置によれば、潤滑油の熱により吸水部材を加熱するので、別途熱源を必要としない。さらに、吸水部材の加熱によって熱交換して潤滑油を冷却できるので、潤滑油の冷却に要するエネルギーを節約できる。
また、本発明の湿し装置では、前記加熱手段は、機械部品の冷却において熱交換された送風を適用してなることを特徴とする。
この湿し装置によれば、送風の熱により吸水部材を加熱するので、別途熱源を必要としない。
また、本発明の湿し装置では、前記加熱手段は、機械部品が支持されたフレームを適用してなることを特徴とする。
この湿し装置によれば、フレームの熱により吸水部材を加熱するので、別途熱源を必要としない。
また、本発明の湿し装置では、前記断熱材と前記吸水部材との間に隙間を形成したことを特徴とする。
この湿し装置によれば、断熱材の周囲に吸水部材を配置した構成においては、隙間により吸水部材の取り替え時に、断熱材への結露の水滴に触れることがないので、水滴を滴下させる事態が防げる。また、加熱手段を設けた構成においては、吸水部材に吸水されて保持された水を蒸発させる空間が得られると共に、断熱材を加熱する事態が防げる。
上述の目的を達成するために、本発明の湿し装置の結露滴下防止方法では、湿し水を貯留する水槽の外面に、前記湿し水を保温する断熱材が設けられている湿し装置の結露滴下防止方法において、前記断熱材の周囲に生じた結露による水を毛細管現象により保水し、この保水した水を加熱して蒸発させることを特徴とする。
この湿し装置の結露滴下防止方法によれば、吸水されて保持された水を加熱して蒸発させることで、断熱材への結露による水の滴下が防げる。
上述の目的を達成するために、本発明のオフセット印刷機では、印刷媒体を供給する供給部と、前記供給部から供給された前記印刷媒体に印刷を施す印刷部と、前記印刷部で印刷された前記印刷媒体を排出する排出部とを備えたオフセット印刷機において、上記のいずれか一つに記載の湿し装置を前記印刷部に適用したことを特徴とする。
このオフセット印刷機によれば、断熱材への結露による水の滴下を防ぐことができ、オフセット印刷機の金属部品が錆びたり、ウェブが汚損したりする事態が防げる。
本発明によれば、水槽の周囲に設けられた断熱材への結露による水の滴下が防げる。
図1は、本発明の実施の形態に係るオフセット印刷機の概略構成図である。 図2は、印刷ユニットの概略構成図である。 図3は、本発明の実施の形態1に係る湿し装置の概略構成図である。 図4は、本発明の実施の形態2に係る湿し装置の概略構成図である。 図5は、本発明の実施の形態2に係る加熱手段の概略構成図である。 図6は、本発明の実施の形態2に係る加熱手段の概略構成図である。 図7は、本発明の実施の形態3に係る湿し装置の概略構成図である。 図8は、本発明の実施の形態4に係る湿し装置の概略構成図である。 図9は、本発明の実施の形態4に係る湿し装置の他の例の概略構成図である。 図10は、本発明の実施の形態5に係る湿し装置の概略構成図である。
以下に、本発明に係る実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
本実施の形態に係るオフセット印刷機は、図1に示すように、インキを用い、ロール状のウェブWに印刷を施すオフセット輪転印刷機101である。
このオフセット輪転印刷機101は、給紙装置(供給部)102と、インフィード装置103と、印刷装置(印刷部)104と、乾燥装置105と、冷却装置106と、ウェブパス装置107と、折り装置108と、排紙装置(排出部)109とから構成されている。
給紙装置102は、2つの巻取体(ウェブロール)が装着されるリールスタンドを有しており、一方の巻取体から引き出されて走行しているウェブWを、他方の巻取体のウェブに接続することで、連続的にウェブWを供給可能な紙継装置を有している。インフィード装置103は、給紙装置102のウェブWを印刷装置104側に供給するものである。印刷装置104は、4つのインキ色である藍(Cyan)、紅(Magenta)、黄(yellow)、墨(Black)ごとの4個の印刷ユニット1041がウェブWの走行方向に沿って並設されて構成されている。乾燥装置105は、印刷装置104により印刷が施されたウェブWのインキを乾燥させるためのものである。冷却装置106は、乾燥装置105での乾燥後の過剰な熱を蓄えるウェブWを適当な温度まで冷却するものである。ウェブパス装置107は、乾燥されて冷却されたウェブWを搬送するものである。折り装置108は、ウェブWを縦折りした後に裁断し、所定の大きさに折り畳んで折丁を形成するものである。排紙装置109は、折り畳まれた折丁を機外へ搬出するものである。
従って、給紙装置102により巻取体から引き出されたウェブWは、インフィード装置103により印刷装置104に供給され、この印刷装置104にて、各印刷ユニット1041により多色印刷が施される。印刷されたウェブWは、乾燥装置105でインキが乾燥され、冷却装置106で冷却され、ウェブパス装置107を経て搬送された折り装置108により折丁が作成され、排紙装置109により搬出される。
本実施の形態のオフセット輪転印刷機101にて、印刷装置104の各印刷ユニット1041は、ほぼ同様の構成をなしている。そして、印刷ユニット1041は、図2に示すように、ウェブWの表面に印刷を行う上ユニット1042と、ウェブWの裏面に印刷を行う下ユニット1043とから構成されており、この上下のユニット1042,1043によりウェブWの両面に印刷することができる。
上ユニット1042は、印刷画像が形成された刷版が装着される版胴1042aと、版胴1042aの刷版にインキを供給するインキ装置1042bと、版胴1042aの刷版に湿し水を供給する湿し装置1042cと、版胴1042aの刷版に供給されたインキによる画像をウェブWの表面に転写するブランケット胴1042dとを有している。一方、下ユニット1043は、印刷画像が形成された刷版が装着される版胴1043aと、版胴1043aの刷版にインキを供給するインキ装置1043bと、版胴1043aの刷版に湿し水を供給する湿し装置1043cと、版胴1043aの刷版に供給されたインキによる画像をウェブWの裏面に転写するブランケット胴1043dとを有している。これら上下ユニット1042,1043の各ブランケット胴1042d,1043dは、互いに対向し所定の印圧で接している。そして、各ブランケット胴1042d,1043dの間に形成されるニップ部にウェブWが通過することで、このウェブWの両面に印刷が施される。
[実施の形態1]
上述のオフセット輪転印刷機101に適用された実施の形態1の湿し装置1042c,1043cは、図3に示すように、湿し水を貯留する水槽1を有している。水槽1は、枠状の側壁1aと、底を閉塞する底板1bとにより、上方が開口する容器として構成されている。また、水槽1の側壁1aおよび底板1bの外面には、断熱材2が設けられている。この断熱材2により、印刷ユニット内の高温雰囲気に対して、湿し水が摂氏十数度の低温に保温されるため、印刷品質を良質で安定させることが可能である。
また、実施の形態1の湿し装置1042c,1043cは、水槽1に設けられた断熱材2の周囲に吸水部材3が設けられている。吸水部材3は、断熱材2の外面に沿うように設けられ、図3に示すように、少なくとも水槽1の底板1bの外面に配置された断熱材2に沿って配置されている。吸水部材3は、例えば、パイル織りされた布や網目状に編まれた布や不織布などの布材、スポンジ、またはハニカム状の多孔材のように、毛細管現象により水を吸水して保水性を有する構造体である。
このように、実施の形態1の湿し装置1042c,1043cでは、水槽1に貯留された湿し水を保温する断熱材2の周囲に、保水性を有した吸水部材3が配置されている。
この湿し装置1042c,1043cによれば、印刷ユニット1041内の高温雰囲気と、湿し水との温度差により断熱材2の外面が結露しても、この結露による水を吸水部材3の毛細管現象により吸水して保持する。このため、断熱材2への結露による水の滴下を防ぐことが可能になる。この結果、結露による水の滴下により生じ得る、オフセット印刷機の金属部品が錆びたり、ウェブWが汚損したりする事態を防ぐことが可能になる。
また、実施の形態1の湿し装置1042c,1043cでは、断熱材2と吸水部材3との間に隙間dが形成されている。この隙間dは、断熱材2への結露による水滴の断熱材2からの膨出径よりも大きく設定されている。
この湿し装置1042c,1043cによれば、断熱材2への結露の水滴に、吸水部材3が接触しないため、吸水部材3が保水した水が飽和し、この吸水部材3を取り替える場合、断熱材2への結露の水滴に触れることなく吸水部材3を取り外しまたは取り付けすることが可能である。この結果、吸水部材3の取り替え時に、断熱材2への結露の水滴に触れて水滴を滴下させる事態を防ぐことが可能になる。
なお、断熱材2への結露による水を吸水部材3により吸水して保持する点では、吸水部材3が断熱材2に接触していてもよい。
また、本実施の形態1の湿し装置1042c,1043cが適用されたオフセット印刷機によれば、断熱材2への結露による水を吸水部材3により吸水して保持するため、断熱材2への結露による水の滴下が防げるので、結露による水の滴下により生じ得る、オフセット印刷機の金属部品が錆びたり、ウェブWが汚損したりする事態を防ぐことが可能になる。この結果、結露による水の滴下によるオフセット印刷機の故障を防ぐと共に、ウェブWの無駄を抑制することができる。
しかも、このオフセット印刷機によれば、断熱材2と吸水部材3との間に設けた隙間dにより、吸水部材3の取り替え時に、断熱材2への結露の水滴に触れて水滴を滴下させる事態を防ぐことが可能になる。
[実施の形態2]
実施の形態2の湿し装置1042c,1043cは、上述した実施の形態1と同様に、水槽1に貯留された湿し水を保温する断熱材2の周囲に、保水性を有した吸水部材3が配置されている。そして、実施の形態2の湿し装置1042c,1043cは、吸水部材3の近傍に加熱手段40が配置されている。加熱手段40は、水槽1周辺の温度よりも高い温度にて吸水部材3を加熱するものである。
実施の形態2の加熱手段40は、その熱源として、オフセット輪転印刷機101の機械部品に供給された潤滑用の潤滑油が適用されている。潤滑油は、図4に示すように、吸水部材3の直下にて、吸水部材3に接して複数並設された導管40aに送られる。導管40aは、比較的熱伝導性の高い、アルミニウム、鉄、銅、ステンレスなどの材料が用いられる。
印刷ユニット1041は、版胴1042a,1043a、インキ装置1042b,1043b、湿し装置1042c,1043c、およびブランケット胴1042d,1043dを駆動するため、図5および図6に示すように、駆動部である歯車などの機械部品Pがフレーム1044により支持されている。このフレーム1044には、機械部品Pに潤滑油を供給する油供給装置5が設けられている。油供給装置5は、フレーム1044における機械部品Pの上方に配置された油貯留部5aを有し、この油貯留部5aに潤滑油を貯留しつつ、機械部品Pに供給する。
加熱手段40は、フレーム1044における機械部品Pの下方に配置された油溜40bを有している。導管40aは、この油溜40bに接続されている。そして、機械部品Pに供給された後の潤滑油は、機械部品Pを冷却して熱交換され高温となり、油溜40bに溜められる。油溜40bに溜められた潤滑油は、導管40aを経て吸水部材3の近傍に導かれる。すなわち、高温の潤滑油により導管40aが温められ、この熱により吸水部材3が加熱される。このため、吸水部材3に吸水されて保持された水が加熱されて蒸発することになる。
このように、実施の形態2の湿し装置1042c,1043cでは、水槽1周辺の温度よりも高い温度にて吸水部材3を加熱する加熱手段40を備えている。
この湿し装置1042c,1043cによれば、吸水部材3に吸水されて保持された水を加熱手段40により加熱して蒸発させることで、断熱材2への結露による水の滴下をさらに防ぐことが可能になる。すなわち、印刷の高速化、または安全性のためのカバーやプロテクターにより印刷ユニット1041内の温度が上昇し、断熱材2の外面が結露し易い傾向にあっても、水の滴下防止効果が顕著に得られる。このため、断熱材2への結露による水の滴下を防ぐことが可能になる。この結果、結露による水の滴下により生じ得る、オフセット印刷機の金属部品が錆びたり、ウェブWが汚損したりする事態を防ぐことが可能になる。
しかも、この湿し装置1042c,1043cによれば、加熱手段40の熱源として、機械部品に供給された潤滑用の潤滑油を適用しているので、別途熱源を必要としない。
また、実施の形態2の湿し装置1042c,1043cでは、断熱材2と吸水部材3との間に隙間dが形成されている。この隙間dは、断熱材2への結露による水滴の断熱材2からの膨出径よりも大きく設定されている。
この湿し装置1042c,1043cによれば、隙間dにより、吸水部材3に吸水されて保持された水を蒸発させる空間が得られると共に、断熱材2を加熱する事態を防ぐことが可能になる。
また、本実施の形態2の湿し装置1042c,1043cが適用されたオフセット印刷機によれば、吸水部材3に吸水されて保持された水を加熱手段40により加熱して蒸発させることで、断熱材2への結露による水の滴下をさらに防ぐことが可能になる。すなわち、印刷の高速化、または安全性のためのカバーやプロテクターにより印刷ユニット1041内の温度が上昇し、断熱材2の外面が結露し易い傾向にあっても、水の滴下防止効果が顕著に得られる。このため、結露による水の滴下により生じ得る、オフセット印刷機の金属部品が錆びたり、ウェブWが汚損したりする事態を防ぐことが可能になる。この結果、結露による水の滴下によるオフセット印刷機の故障を防ぐと共に、ウェブWの無駄を抑制することができる。さらに、実施の形態2のオフセット印刷機は、断熱材2と吸水部材3との間に設けた隙間dにより、吸水部材3に吸水されて保持された水を蒸発させる空間が得られると共に、断熱材2を加熱する事態を防ぐことが可能になる。
しかも、このオフセット印刷機によれば、加熱手段40の熱源として、機械部品に供給された潤滑用の潤滑油を適用しているので、別途熱源を必要としない。さらに、吸水部材3の加熱によって熱交換して潤滑油を冷却できるので、潤滑油の冷却に要するエネルギーを節約することが可能になる。
[実施の形態3]
実施の形態3の湿し装置1042c,1043cは、上述した実施の形態1と同様に、水槽1に貯留された湿し水を保温する断熱材2の周囲に、保水性を有した吸水部材3が配置されている。そして、実施の形態3の湿し装置1042c,1043cは、吸水部材3の近傍に加熱手段41が配置されている。加熱手段41は、水槽1周辺の温度よりも高い温度にて吸水部材3を加熱するものである。
実施の形態3の加熱手段41は、その熱源として、オフセット輪転印刷機101の機械部品の冷却において熱交換された送風が適用されている。送風は、図7に示すように、吸水部材3の直下に、吸水部材3に沿って設けられた送風管41aに送られる。送風管41aは、印刷ユニット1041またはオフセット輪転印刷機101にて排熱用の送風機41bに接続されている。
印刷ユニット1041には、図2に示すように、版胴1042a,1043a、インキ装置1042b,1043b、湿し装置1042c,1043c、およびブランケット胴1042d,1043dなどの機械部品が配置されている。また、印刷ユニット1041には、図5および図6に示すように、版胴1042a,1043a、インキ装置1042b,1043b、湿し装置1042c,1043c、およびブランケット胴1042d,1043dなどを駆動するための駆動部である歯車などの機械部品Pが配置されている。
上記機械部品は、稼働に際して熱を生じるため、この熱が送風機41bにより印刷ユニット1041の外部に排熱される。この排熱は、機械部品の冷却において熱交換されて高温となり、送風管41aを経て吸水部材3に導かれる。すなわち、高温の送風の熱により吸水部材3が加熱される。このため、吸水部材3に吸水されて保持された水が加熱されて蒸発することになる。
このように、実施の形態3の湿し装置1042c,1043cでは、水槽1周辺の温度よりも高い温度にて吸水部材3を加熱する加熱手段41を備えている。
この湿し装置1042c,1043cによれば、吸水部材3に吸水されて保持された水を加熱手段41により加熱して蒸発させることで、断熱材2への結露による水の滴下をさらに防ぐことが可能になる。すなわち、印刷の高速化、または安全性のためのカバーやプロテクターにより印刷ユニット1041内の温度が上昇し、断熱材2の外面が結露し易い傾向にあっても、水の滴下防止効果が顕著に得られる。このため、断熱材2への結露による水の滴下を防ぐことが可能になる。この結果、結露による水の滴下により生じ得る、オフセット印刷機の金属部品が錆びたり、ウェブWが汚損したりする事態を防ぐことが可能になる。
しかも、この湿し装置1042c,1043cによれば、加熱手段41の熱源として、機械部品の冷却において熱交換された送風を適用しているので、別途熱源を必要としない。
なお、図には明示しないが、加熱手段41に適用された送風をさらに加熱するため、送風管41a内に、上述した実施の形態2の導管40aを配置してもよい。また、図には明示しないが、加熱手段41に適用された送風をさらに加熱するため、送風管41a内に、ヒータを設けてもよい。これによれば、吸水部材3に吸水されて保持された水の蒸発を、促進させることが可能になる。
また、実施の形態3の湿し装置1042c,1043cでは、断熱材2と吸水部材3との間に隙間dが形成されている。この隙間dは、断熱材2への結露による水滴の断熱材2からの膨出径よりも大きく設定されている。
この湿し装置1042c,1043cによれば、隙間dにより、吸水部材3に吸水されて保持された水を蒸発させる空間が得られると共に、断熱材2を加熱する事態を防ぐことが可能になる。
また、本実施の形態3の湿し装置1042c,1043cが適用されたオフセット印刷機によれば、吸水部材3に吸水されて保持された水を加熱手段41により加熱して蒸発させることで、断熱材2への結露による水の滴下をさらに防ぐことが可能になる。すなわち、印刷の高速化、または安全性のためのカバーやプロテクターにより印刷ユニット1041内の温度が上昇し、断熱材2の外面が結露し易い傾向にあっても、水の滴下防止効果が顕著に得られる。このため、結露による水の滴下により生じ得る、オフセット印刷機の金属部品が錆びたり、ウェブWが汚損したりする事態を防ぐことが可能になる。この結果、結露による水の滴下によるオフセット印刷機の故障を防ぐと共に、ウェブWの無駄を抑制することができる。さらに、実施の形態3のオフセット印刷機は、断熱材2と吸水部材3との間に設けた隙間dにより、吸水部材3に吸水されて保持された水を蒸発させる空間が得られると共に、断熱材2を加熱する事態を防ぐことが可能になる。
しかも、このオフセット印刷機によれば、加熱手段41の熱源として、機械部品の冷却において熱交換された送風を適用しているので、別途熱源を必要としない。さらに、吸水部材3の加熱によって熱交換して送風された空気を冷却できるので、印刷ユニット1041またはオフセット輪転印刷機101の排気を冷やすことが可能になる。
[実施の形態4]
実施の形態4の湿し装置1042c,1043cは、上述した実施の形態1と同様に、水槽1に貯留された湿し水を保温する断熱材2の周囲に、保水性を有した吸水部材3が配置されている。そして、実施の形態4の湿し装置1042c,1043cは、吸水部材3の近傍に加熱手段42が配置されている。加熱手段42は、水槽1周辺の温度よりも高い温度にて吸水部材3を加熱するものである。
実施の形態4の加熱手段42は、その熱源として、水槽1が配置される印刷ユニット1041のフレーム1044が適用されている。実施の形態4の加熱手段42は、図8に示すように、吸水部材3がフレーム1044に至り延在されフレーム1044に接触されている。
印刷ユニット1041には、図2に示すように、版胴1042a,1043a、インキ装置1042b,1043b、湿し装置1042c,1043c、およびブランケット胴1042d,1043dなどの機械部品が配置されている。また、印刷ユニット1041には、図5および図6に示すように、版胴1042a,1043a、インキ装置1042b,1043b、湿し装置1042c,1043c、およびブランケット胴1042d,1043dなどを駆動するための駆動部である歯車などの機械部品Pが配置されている。これら機械部品は、フレーム1044により支持されている。
上記機械部品は、稼働に際して熱を生じるため、この熱がフレーム1044を介して吸水部材3に伝わることになる。すなわち、フレーム1044を介して伝わる熱により吸水部材3が加熱される。このため、吸水部材3に吸水されて保持された水が加熱されて蒸発することになる。
このように、実施の形態4の湿し装置1042c,1043cでは、水槽1周辺の温度よりも高い温度にて吸水部材3を加熱する加熱手段42を備えている。
この湿し装置1042c,1043cによれば、吸水部材3に吸水されて保持された水を加熱手段42により加熱して蒸発させることで、断熱材2への結露による水の滴下をさらに防ぐことが可能になる。すなわち、印刷の高速化、または安全性のためのカバーやプロテクターにより印刷ユニット1041内の温度が上昇し、断熱材2の外面が結露し易い傾向にあっても、水の滴下防止効果が顕著に得られる。このため、断熱材2への結露による水の滴下を防ぐことが可能になる。この結果、結露による水の滴下により生じ得る、オフセット印刷機の金属部品が錆びたり、ウェブWが汚損したりする事態を防ぐことが可能になる。
しかも、この湿し装置1042c,1043cによれば、加熱手段42の熱源として、熱を生じる機械部品を支持するフレーム1044を適用しているので、別途熱源を必要としない。
なお、加熱手段42の熱源として、熱を生じる機械部品を支持するフレーム1044を適用する場合、図9に示すように、熱伝導性の比較的高い伝熱部材42aを、フレーム1044に固定し、この伝熱部材42aを吸水部材3の直下にて、吸水部材3に接して設けてもよい。伝熱部材42aとしては、アルミニウム、鉄、銅、ステンレスなどの材料が用いられる。すなわち、フレーム1044から伝熱部材42aを介して伝わる熱により吸水部材3が加熱される。このため、吸水部材3に吸水されて保持された水が加熱されて蒸発することになる。
また、実施の形態4の湿し装置1042c,1043cでは、断熱材2と吸水部材3との間に隙間dが形成されている。この隙間dは、断熱材2への結露による水滴の断熱材2からの膨出径よりも大きく設定されている。
この湿し装置1042c,1043cによれば、隙間dにより、吸水部材3に吸水されて保持された水を蒸発させる空間が得られると共に、断熱材2を加熱する事態を防ぐことが可能になる。
また、本実施の形態4の湿し装置1042c,1043cが適用されたオフセット印刷機によれば、吸水部材3に吸水されて保持された水を加熱手段42により加熱して蒸発させることで、断熱材2への結露による水の滴下をさらに防ぐことが可能になる。すなわち、印刷の高速化、または安全性のためのカバーやプロテクターにより印刷ユニット1041内の温度が上昇し、断熱材2の外面が結露し易い傾向にあっても、水の滴下防止効果が顕著に得られる。このため、結露による水の滴下により生じ得る、オフセット印刷機の金属部品が錆びたり、ウェブWが汚損したりする事態を防ぐことが可能になる。この結果、結露による水の滴下によるオフセット印刷機の故障を防ぐと共に、ウェブWの無駄を抑制することができる。さらに、実施の形態3のオフセット印刷機は、断熱材2と吸水部材3との間に設けた隙間dにより、吸水部材3に吸水されて保持された水を蒸発させる空間が得られると共に、断熱材2を加熱する事態を防ぐことが可能になる。
しかも、このオフセット印刷機によれば、加熱手段42の熱源として、熱を生じる機械部品を支持するフレーム1044を適用しているので、別途熱源を必要としない。さらに、吸水部材3の加熱によって熱交換してフレーム1044を冷却できるので、印刷ユニット1041およびオフセット輪転印刷機101の温度上昇を抑制することが可能になる。
[実施の形態5]
実施の形態5の湿し装置1042c,1043cは、上述した実施の形態1と同様に、水槽1に貯留された湿し水を保温する断熱材2の周囲に、保水性を有した吸水部材3が配置されている。そして、実施の形態5の湿し装置1042c,1043cは、吸水部材3の近傍に加熱手段43が配置されている。加熱手段43は、水槽1周辺の温度よりも高い温度にて吸水部材3を加熱するものである。
実施の形態5の加熱手段43は、その熱源として、図10に示すヒータが適用されている。
このように、実施の形態5の湿し装置1042c,1043cでは、水槽1周辺の温度よりも高い温度にて吸水部材3を加熱する加熱手段43を備えている。
この湿し装置1042c,1043cによれば、吸水部材3に吸水されて保持された水を加熱手段43により加熱して蒸発させることで、断熱材2への結露による水の滴下をさらに防ぐことが可能になる。すなわち、印刷の高速化、または安全性のためのカバーやプロテクターにより印刷ユニット1041内の温度が上昇し、断熱材2の外面が結露し易い傾向にあっても、水の滴下防止効果が顕著に得られる。このため、断熱材2への結露による水の滴下を防ぐことが可能になる。この結果、結露による水の滴下により生じ得る、オフセット印刷機の金属部品が錆びたり、ウェブWが汚損したりする事態を防ぐことが可能になる。
また、実施の形態5の湿し装置1042c,1043cでは、断熱材2と吸水部材3との間に隙間dが形成されている。この隙間dは、断熱材2への結露による水滴の断熱材2からの膨出径よりも大きく設定されている。
この湿し装置1042c,1043cによれば、隙間dにより、吸水部材3に吸水されて保持された水を蒸発させる空間が得られると共に、断熱材2を加熱する事態を防ぐことが可能になる。
また、本実施の形態5の湿し装置1042c,1043cが適用されたオフセット印刷機によれば、吸水部材3に吸水されて保持された水を加熱手段43により加熱して蒸発させることで、断熱材2への結露による水の滴下をさらに防ぐことが可能になる。すなわち、印刷の高速化、または安全性のためのカバーやプロテクターにより印刷ユニット1041内の温度が上昇し、断熱材2の外面が結露し易い傾向にあっても、水の滴下防止効果が顕著に得られる。このため、結露による水の滴下により生じ得る、オフセット印刷機の金属部品が錆びたり、ウェブWが汚損したりする事態を防ぐことが可能になる。この結果、結露による水の滴下によるオフセット印刷機の故障を防ぐと共に、ウェブWの無駄を抑制することができる。さらに、実施の形態3のオフセット印刷機は、断熱材2と吸水部材3との間に設けた隙間dにより、吸水部材3に吸水されて保持された水を蒸発させる空間が得られると共に、断熱材2を加熱する事態を防ぐことが可能になる。
また、上述した実施の形態2〜5に係る湿し装置の結露滴下防止方法では、断熱材2の周囲に生じた結露による水を毛細管現象により保水し、この保水した水を加熱して蒸発させる。
この湿し装置の結露滴下防止方法によれば、吸水されて保持された水を加熱して蒸発させることで、断熱材2への結露による水の滴下を防ぐことが可能になる。すなわち、印刷の高速化、または安全性のためのカバーやプロテクターにより印刷ユニット1041内の温度が上昇し、断熱材2の外面が結露し易い傾向にあっても、水の滴下防止効果が顕著に得られる。このため、断熱材2への結露による水の滴下を防ぐことが可能になる。この結果、結露による水の滴下により生じ得る、オフセット印刷機の金属部品が錆びたり、ウェブWが汚損したりする事態を防ぐことが可能になる。
ところで、上述した各実施の形態では、湿し装置を、両面印刷可能なオフセット輪転印刷機に適用した例を説明したが、この限りではない。例えば、ウェブWの片面にのみ印刷を行うオフセット輪転印刷機や、新聞の印刷を行う新聞用オフセット輪転印刷機や、印刷媒体である枚葉紙(の両面または片面)に印刷を行うオフセット枚葉輪転印刷機に、上記湿し装置を適用しても、同様の効果を得ることが可能である。
以上のように、本発明に係る湿し装置、湿し装置の結露滴下防止方法およびオフセット印刷機は、水槽の周囲に設けられた断熱材への結露による水の滴下を防ぐことに適している。
1 水槽
1a 側壁
1b 底板
2 断熱材
3 吸水部材
5 油供給装置
5a 油貯留部
40 加熱手段
40a 導管
40b 油溜
41 加熱手段
41a 送風管
41b 送風機
42 加熱手段
42a 伝熱部材
43 加熱手段
101 オフセット輪転印刷機
102 給紙装置
103 インフィード装置
104 印刷装置
1041 印刷ユニット
1042 上ユニット
1042a 版胴
1042b インキ装置
1042c 湿し装置
1042d ブランケット胴
1043 下ユニット
1043a 版胴
1043b インキ装置
1043c 湿し装置
1043d ブランケット胴
1044 フレーム
105 乾燥装置
106 冷却装置
107 ウェブパス装置
108 折り装置
109 排紙装置
d 隙間
P 機械部品
W ウェブ

Claims (8)

  1. 湿し水を貯留する水槽の外面に、前記湿し水を保温する断熱材が設けられている湿し装置において、
    前記断熱材の周囲に、保水性を有した吸水部材を配置したことを特徴とする湿し装置。
  2. 前記水槽周辺の温度よりも高い温度にて前記吸水部材を加熱する加熱手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の湿し装置。
  3. 前記加熱手段は、機械部品に供給された潤滑用の潤滑油を適用してなることを特徴とする請求項2に記載の湿し装置。
  4. 前記加熱手段は、機械部品の冷却において熱交換された送風を適用してなることを特徴とする請求項2に記載の湿し装置。
  5. 前記加熱手段は、機械部品が支持されたフレームを適用してなることを特徴とする請求項2に記載の湿し装置。
  6. 前記断熱材と前記吸水部材との間に隙間を形成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の湿し装置。
  7. 湿し水を貯留する水槽の外面に、前記湿し水を保温する断熱材が設けられている湿し装置の結露滴下防止方法において、
    前記断熱材の周囲に生じた結露による水を毛細管現象により保水し、この保水した水を加熱して蒸発させることを特徴とする湿し装置の結露滴下防止方法。
  8. 印刷媒体を供給する供給部と、前記供給部から供給された前記印刷媒体に印刷を施す印刷部と、前記印刷部で印刷された前記印刷媒体を排出する排出部とを備えたオフセット印刷機において、
    請求項1〜6のいずれか一つに記載の湿し装置を前記印刷部に適用したことを特徴とするオフセット印刷機。
JP2009080225A 2009-03-27 2009-03-27 湿し装置、湿し装置の結露滴下防止方法およびオフセット印刷機 Pending JP2010228368A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009080225A JP2010228368A (ja) 2009-03-27 2009-03-27 湿し装置、湿し装置の結露滴下防止方法およびオフセット印刷機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009080225A JP2010228368A (ja) 2009-03-27 2009-03-27 湿し装置、湿し装置の結露滴下防止方法およびオフセット印刷機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010228368A true JP2010228368A (ja) 2010-10-14

Family

ID=43044672

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009080225A Pending JP2010228368A (ja) 2009-03-27 2009-03-27 湿し装置、湿し装置の結露滴下防止方法およびオフセット印刷機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010228368A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103308377A (zh) * 2012-03-13 2013-09-18 株式会社岛津制作所 试料冷却装置及采样装置
CN106556712A (zh) * 2015-09-24 2017-04-05 豪夫迈·罗氏有限公司 冷凝水收集器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103308377A (zh) * 2012-03-13 2013-09-18 株式会社岛津制作所 试料冷却装置及采样装置
CN103308377B (zh) * 2012-03-13 2015-10-28 株式会社岛津制作所 试料冷却装置及采样装置
US9255742B2 (en) 2012-03-13 2016-02-09 Shimadzu Corporation Sample cooling device and sampling apparatus
CN106556712A (zh) * 2015-09-24 2017-04-05 豪夫迈·罗氏有限公司 冷凝水收集器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2555058B1 (en) Environmental Control Subsystem for a Variable Data Lithographic Apparatus
US8347787B1 (en) Variable data lithography apparatus employing a thermal printhead subsystem
CN101479107B (zh) 具有上墨条带的干燥、脱干、聚合和/或加热装置的苯胺印刷机
JPH07186360A (ja) 無水オフセット印刷のための印刷機械
JP2008207485A (ja) 印刷機及び印刷方法
CN106945399A (zh) 一种具有降温和风干双重装置的纸品印刷机
JP2008143176A5 (ja)
JP2010228368A (ja) 湿し装置、湿し装置の結露滴下防止方法およびオフセット印刷機
JPH06182963A (ja) ウェブの汚れ防止を行なう印刷ユニット装置および方法
JP6076824B2 (ja) 熱接触式画像形成装置及び熱接触式画像形成方法
JPH10202839A (ja) 乾燥用加熱ローラーを具備した輪転機
CN206703707U (zh) 一种防伪印刷设备
JP5909039B2 (ja) 巻紙印刷機
US20120272847A1 (en) Printing method and perfecting printing press for recto and verso printing on sheets
JP2011161737A (ja) ウェブ搬送装置及び印刷機
JP2000117941A (ja) フライング式版板交換を行うための方法及び装置
JP2004299228A (ja) 印刷機
JP5595050B2 (ja) 印刷機
JP4486492B2 (ja) 枚葉両面印刷機
JP2010514591A5 (ja)
JP5257755B2 (ja) グラビア印刷装置
JP2007176174A5 (ja)
JP6062886B2 (ja) 巻紙印刷機
JP6062885B2 (ja) 巻紙印刷機
CN203876364U (zh) 柔性印刷载体的翻面装置及印刷机

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100915