JP2010227304A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】抽選で小役及び特別役に重複して当選したゲームにおいて、当該小役に入賞した場合に、遊技者が損をしないようなスロットマシンを提供する。
【解決手段】スロットマシンは、スタートスイッチの操作を契機に、複数の当選役のいずれに当選か又はハズレかの抽選を行う当選抽選手段と、ストップスイッチの操作を契機に、対応する回転リールの回転位置及び当選抽選手段の抽選結果に基づいて、当該回転リールの停止制御を行う停止制御手段とを備える。停止制御手段は、小役及び特別役に重複当選したゲームにおいて、当該小役の入賞により支払うメダルの枚数(支払数)がベットされたメダルの枚数(ベット数)よりも多い場合には、有効ラインに当該小役の図柄の組み合わせを優先的に揃える停止制御を行い、支払数がベット数よりも少ない場合には、有効ラインに当該特別役の図柄の組み合わせを優先的に揃える停止制御を行う。
【選択図】図15

Description

本発明は、スロットマシンに関し、さらに詳しくは、抽選で小役及び特別役に重複して当選したゲームにおいて、一方の当選役に係る図柄の組み合わせを有効ラインに優先的に揃える停止制御を行うスロットマシンに関するものである。
従来、遊技媒体としてメダルを用いて遊技を行う遊技機には、周面に複数の図柄が付された3個の回転リールと、各回転リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、対応する回転リールの回転を停止させるためのストップスイッチとを備えたスロットマシンが知られている。
このようなスロットマシンでは、メダルがベットされると、ゲームが開始可能になる。そして、スタートスイッチの操作を契機に、3個の回転リールが回転を開始するとともに、複数の当選役のいずれに当選かまたはハズレかの抽選が行われる。この抽選で当選役に当選した場合には、ストップスイッチが操作されると、当該当選役に係る図柄の組み合わせを有効ラインに揃い得るように各回転リールの停止制御が行われる。さらに、すべての回転リールの回転が停止されたときに、当選役に係る図柄の組み合わせが有効ラインに揃うと、当該当選役の入賞となって遊技者に所定の利益が付与される。例えば、「小役」に入賞すると、所定枚数のメダルが遊技者に支払われる。
また、スロットマシンには、通常の遊技である「通常遊技」や、通常遊技よりも多くのメダルを獲得し得る「特別遊技(例えば、ビッグボーナスやレギュラーボーナス)」などが設けられている。例えば、特許文献1に記載のスロットマシンでは、特別遊技に係る当選役(以下「特別役」という。)に当選した場合に、各回転リールが有効ラインに「7」の図柄を揃えるように停止すると、特別役の入賞となって特別遊技に移行するようになっている。
また、特許文献1に記載のスロットマシンでは、抽選で小役及び特別役に重複して当選することがある。このような場合に、小役及び特別役が重複して入賞しないように、小役に係る図柄の組み合わせを有効ラインに優先的に揃えるように、特別役に係る図柄の組み合わせを有効ラインに揃わないように、回転リールの停止制御が行われる。
特開2006−396号公報
しかし、特許文献1に記載されたスロットマシンでは、抽選で小役及び特別役に重複して当選したゲームにおいて、ベットされたメダルの枚数が当該小役の入賞により支払われるメダルの枚数よりも少ない場合に、当該小役に入賞したときには、収支が赤字になり遊技者が損をすることになる。
そこで、本発明は、上述のような問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、抽選で小役及び特別役に重複して当選したゲームにおいて、当該小役に入賞した場合に、遊技者が損をしないようなスロットマシンを提供することである。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、表面に複数個の図柄が付された複数個の回転リール(23)と、各回転リール(23)の回転を開始させるためのスタートスイッチ(53)と、各回転リール(23)に対応して設けられ、対応する回転リール(23)の回転を停止させるためのストップスイッチ(54)と、スタートスイッチ(53)の操作を契機に、複数の当選役のいずれに当選か又はハズレかの抽選を行う当選抽選手段(130)と、ストップスイッチ(54)の操作を契機に、対応する回転リール(23)の回転位置及び当選抽選手段(130)の抽選結果に基づいて、当該回転リール(23)の停止制御を行う停止制御手段(160)とを備え、メダルのベットを契機に、複数の有効ライン(37)を有効化するとともに、スタートスイッチ(53)の操作を受け付け、各回転リール(23)が当選役の図柄の組み合わせを有効ライン(37)に揃えるように回転を停止すると、当該当選役の入賞となり、所定の利益を遊技者に与えるスロットマシン(S)であって、通常の遊技である通常遊技と、通常遊技よりも遊技者に有利な遊技である特別遊技とを実行可能であり、ベットされたメダルの枚数を「ベット数」とし、当選役の入賞による利益として支払うメダルについて予め定めた枚数を「支払数」とし、複数の当選役には、入賞によりメダルを支払うが特別遊技には移行しない「小役」と、入賞により特別遊技に移行するとともに、ベット数未満の枚数(0枚を含む)のメダルを支払う「特別役」とがあり、当選抽選手段(130)の抽選により小役及び特別役に重複して当選することがあり、停止制御手段(160)は、小役及び特別役に重複当選したゲームにおいて、当該小役の支払数がベット数よりも多い場合には、有効ライン(37)に当該小役の図柄の組み合わせを優先的に揃い得る停止制御を行い、当該小役の支払数がベット数よりも少ない場合には、有効ライン(37)に当該特別役の図柄の組み合わせを優先的に揃い得る停止制御を行うことを特徴とするスロットマシン(S)に関するものである。
なお、「ベット数未満の枚数(0枚を含む)のメダルを支払う」とは、0枚のメダルを支払うこと、つまり1枚もメダルを支払わないことも含む。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の特徴に加え、停止制御手段(160)は、小役及び特別役に重複当選したゲームにおいて、当該小役の支払数がベット数よりも少ない場合に、回転リール(23)の回転位置に基づき有効ライン(37)に当該特別役の図柄の組み合わせを揃い得ないときに、有効ライン(37)に当該小役の図柄の組み合わせを優先的に揃い得る停止制御を行うことを特徴とするスロットマシン(S)に関するものである。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明の特徴に加え、小役及び特別役に重複当選したゲームにおいて、当該小役の支払数がベット数よりも少ない場合に、停止制御手段(160)が有効ライン(37)に当該特別役の図柄の組み合わせを優先的に揃い得る停止制御を行った結果、各回転リール(23)が当該特別役及び当該小役の図柄の組み合わせを有効ライン(37)に揃えるように回転を停止することがあり、特別役及び小役に同時に入賞した場合に、当該特別役の入賞に基づいて特別遊技に移行するが、当該小役の入賞に基づいたメダルの支払いを行わないことを特徴とするスロットマシン(S)に関するものである。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、表面に複数個の図柄が付された複数個の回転リール(23)と、各回転リール(23)の回転を開始させるためのスタートスイッチ(53)と、各回転リール(23)に対応して設けられ、対応する回転リール(23)の回転を停止させるためのストップスイッチ(54)と、スタートスイッチ(53)の操作を契機に、複数の当選役のいずれに当選か又はハズレかの抽選を行う当選抽選手段(130)と、ストップスイッチ(54)の操作を契機に、対応する回転リール(23)の回転位置及び当選抽選手段(130)の抽選結果に基づいて、当該回転リール(23)の停止制御を行う停止制御手段(160)とを備え、メダルのベットを契機に、複数の有効ライン(37)を有効化するとともに、スタートスイッチ(53)の操作を受け付け、各回転リール(23)が当選役の図柄の組み合わせを有効ライン(37)に揃えるように回転を停止すると、当該当選役の入賞となり、所定の利益を遊技者に与えるスロットマシン(S)であって、通常の遊技である通常遊技と、通常遊技よりも遊技者に有利な遊技である特別遊技とを実行可能であり、ベットされたメダルの枚数を「ベット数」とし、当選役の入賞による利益として支払うメダルについて予め定めた枚数を「支払数」とし、複数の当選役には、入賞によりメダルを支払うが特別遊技には移行しない「小役」と、入賞により特別遊技に移行するとともに、ベット数未満の枚数(0枚を含む)のメダルを支払う「特別役」とがあり、少なくとも1つの小役は、単一の有効ライン(37)に入賞するとともにベット数よりも少ない支払数のメダルを支払う場合と、複数の有効ライン(37)に同時に入賞するとともにベット数よりも多い支払数のメダルを支払う場合とがある「特殊小役」であり、当選抽選手段(130)の抽選により特殊小役及び特別役に重複して当選することがあり、停止制御手段(160)は、特殊小役及び特別役に重複当選したゲームにおいて、回転リール(23)の回転位置に基づき複数の有効ライン(37)に当該特殊小役の図柄の組み合わせを揃い得る場合には、複数の有効ライン(37)に当該特殊小役の図柄の組み合わせを優先的に揃い得る停止制御を行い、回転リール(23)の回転位置に基づき複数の有効ライン(37)に当該特殊小役の図柄の組み合わせを揃い得ない場合には、有効ライン(37)に当該特別役の図柄の組み合わせを優先的に揃い得る停止制御を行うことを特徴とするスロットマシン(S)に関するものである。
(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、小役及び特別役に重複当選したゲームにおいて、当該小役の支払数がベット数よりも多い場合には、有効ラインに当該小役の図柄の組み合わせを優先的に揃い得る停止制御を行う。このような場合に、当該小役に入賞したときには、1ゲームにおける収支が黒字になるので、遊技者に得をさせることができる。
また、小役及び特別役に重複当選したゲームにおいて、当該小役の支払数がベット数よりも少ない場合には、有効ラインに当該特別役の図柄の組み合わせを優先的に揃い得る停止制御を行う。このような場合には、当該小役のみに入賞して次ゲームで当該特別役に入賞するよりも、当該特別役のみに入賞する方が、支出が少なくなるので、遊技者に得をさせることができる。
(請求項2)
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、次の効果を奏する。
すなわち、請求項2に記載の発明によれば、小役及び特別役に重複当選したゲームにおいて、当該小役の支払数がベット数よりも少ない場合に、回転リールの回転位置に基づき有効ラインに当該特別役の図柄の組み合わせを揃い得ないときに、有効ラインに当該小役の図柄の組み合わせを優先的に揃い得る停止制御を行う。このような場合に、当該小役及び特別役の双方に入賞しないよりも、当該小役のみに入賞した方が、収支の赤字が少なくなるので、遊技者に得をさせることができる。
(請求項3)
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の発明の効果に加え、次の効果を奏する。
すなわち、請求項3に記載の発明によれば、特別役及び小役に同時に入賞した場合に、当該特別役の入賞に基づいて特別遊技に移行するが、当該小役の入賞に基づいたメダルの支払いを行わないようになっている。これにより、遊技者に得をさせ過ぎないようにすることができる。
(請求項4)
請求項4に記載の発明によれば、特殊小役及び特別役に重複当選したゲームにおいて、回転リールの回転位置に基づき複数の有効ラインに当該特殊小役の図柄の組み合わせを揃い得る場合には、複数の有効ラインに当該特殊小役の図柄の組み合わせを優先的に揃い得る停止制御を行う。このような場合に、複数の有効ラインに当該小役が入賞したときには、1ゲームにおける収支が黒字になるので、遊技者に得をさせることができる。
また、特殊小役及び特別役に重複当選したゲームにおいて、回転リールの回転位置に基づき複数の有効ラインに当該特殊小役の図柄の組み合わせを揃い得ない場合には、有効ラインに当該特別役の図柄の組み合わせを優先的に揃い得る停止制御を行う。このような場合には、単一の有効ラインに当該小役のみが入賞して次ゲームで当該特別役に入賞するよりも、当該特別役のみに入賞した方が、収支の赤字が少なくなるので、遊技者に得をさせることができる。
本発明の実施の形態に係るスロットマシンを示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンにおいて前扉を取り外した状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンにおける図柄表示窓及び有効ラインを示す正面図である。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンにおける各回転リールのリールテープを展開して示す展開図である。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンにおける制御装置の入力、制御及び出力の概略を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンにおいて、有効ライン上に図柄の組み合わせが揃うと入賞となる当選役、及び当該図柄を説明する説明図である。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンにおいて、回転リールが有効ラインに「7(赤色)」の図柄を表示する停止基準位置で停止できない例を説明する説明図である。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンにおいて、「7(赤色)」の図柄を有効ラインに揃えることができない例を説明する説明図である。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンにおいて、中央ストップスイッチが操作されたタイミングが、中央回転リールが滑りコマ数「0」で回転を停止すると第二有効ラインに「チェリー」の図柄を表示するような場合を説明する説明図である。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンにおいて、中央ストップスイッチが操作されたタイミングが、中央回転リールが滑りコマ数「4」で回転を停止すると第一有効ラインに「チェリー」の図柄を表示するような場合を説明する説明図である。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンにおいて、「7(赤色)」の図柄を有効ラインに揃えることができない例を説明する説明図である。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンにおいて、「7(赤色)」の図柄を有効ラインに揃えることができない例を説明する説明図である。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンにおいて、先に中央回転リールが第三有効ライン及び第四有効ラインに「チェリー」の図柄を表示する停止基準位置で停止した場合を説明する説明図である。 本発明の形態に係るスロットマシンにおける遊技の制御の概略を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンにおける停止制御処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンにおける回転停止処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンにおけるスイカ・赤7停止制御処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンにおけるチェリー・赤7停止制御処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンにおける入賞判定処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンにおける支払制御処理を示すフローチャートである。
本発明を実施するための形態を、図面を参照しつつ説明する。
(スロットマシンS)
本実施の形態に係るスロットマシンSは、遊技媒体としてメダルを用いて遊技が行われる。ここで、「正面」とは、スロットマシンSにおける、遊技者が遊技を行う際に向き合う面をいう。また、「右側」とは、スロットマシンSの正面に向き合う遊技者から見て右側を意味し、「左側」とは、スロットマシンSの正面に向き合う遊技者から見て左側を意味する。
スロットマシンSは、図1及び図2に示すように、正面側に開口する正面開口部11を有する箱形の筐体1を備えている。筐体1の内部には、高さ方向略中央で水平となるように中板12が設けられている。また、筐体1の正面には、筐体1の正面開口部11を開閉可能に閉塞する前扉3が設けられている。前扉3は、正面開口部11の上部を開閉可能に閉塞する上扉30と、正面開口部11の下部を開閉可能に閉塞する下扉40とを備えている。
また、筐体1の底板には、各部品に電力を供給するための電源装置を内蔵した電源ユニット4と、メダルを貯留するとともに、その貯留したメダルを受け皿43へ払い出すためのホッパー5とが設置されている。ホッパー5は、特に図示しないが、複数のメダルを貯留することが可能なメダルタンクと、メダルタンクに貯留されているメダルを1枚ずつ排出するための払出装置6と、払出装置6により排出されたメダルを検出するための払出センサー7とを備えている。また、払出装置6により排出されたメダルは、メダル排出部44を通って受け皿43に払い出されるようになっている。
また、筐体1の内部には、3個の回転リール23を有するリールユニット22と、スロットマシンSの遊技を制御するための遊技制御装置100とが設けられている。
リールユニット22は、3個の回転リール23(左側に位置する「左回転リール23L」、中央に位置する「中央回転リール23M」、右側に位置する「右回転リール23R」)と、それぞれの駆動軸に固定された回転リール23を回転駆動するための3個のステッピングモータ26とを備えている。また、各回転リール23は、合成樹脂からなる回転ドラムと、回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープ28とを備えている。このリールテープ28の外周面には、図4に示すように、「7(赤色)」、「BAR」、「ベル」、「スイカ」、「チェリー」、「REP」及び「花」の図柄が配置されている。また、各回転リール23の回転ドラムには、突起状のインデックスが設けられるとともに、リールユニット22の所定位置には、インデックスを検出するためのインデックスセンサー27が設けられている。
上扉30の略中央部には、各回転リール23の図柄を正面側から視認可能にするための図柄表示窓31が設けられている。また、図3に示すように、図柄表示窓31には、水平に伸びる上段の有効ライン37(第一有効ライン37A)、水平に伸びる下段の有効ライン37(第二有効ライン37B)、図柄表示窓31の対角線に伸びる右下がりの有効ライン37(第三有効ライン37C)、図柄表示窓31の対角線に伸びる右上がりの有効ライン37(第四有効ライン37D)の4本が形成されている。ここで、各有効ライン37に図柄を適正に表示する時の回転リール23の停止位置を、「停止基準位置」という。各回転リール23には、図柄が21個ずつ付されていることから、停止基準位置も21ずつ存在する。
また、図柄表示窓31の上方には、図1に示すように、画像表示装置34(例えば、液晶ディスプレイやCRT等)が設けられている。また、上扉30における画像表示装置34の周りには、ランプ33が設けられている。また、図柄表示窓31の下方には、クレジットされたメダルの枚数や遊技の設定値を表示するための数値表示部32(例えば、7セグメント表示器等)が設けられている。ここで、クレジットとは、メダル投入口42から投入され、メダルセレクター46により正規なメダルとしてホッパー5へ移送されるメダル、または所定の入賞により払い出されるメダルを、スロットマシンS内部に電子的に貯留することである。
また、上扉30の裏面には、図2に示すように、スロットマシンSの演出を制御するための演出制御装置300と、種々のサウンドを出力するためのスピーカ35とが設けられている。
下扉40の上部には、図1に示すように、スロットマシンSを操作するための操作部50が設けられている。操作部50には、クレジットされたメダルを減じてメダルの投入に代えるためのベットスイッチ51、クレジットされたメダルを払い出すための精算スイッチ52、ゲームを開始させるためのスタートスイッチ53、回転リール23の回転を停止させるための3個のストップスイッチ54(左回転リール23Lに対応する「左ストップスイッチ54L」、中央回転リール23Mに対応する「中央ストップスイッチ54M」、右回転リール23Rに対応する「右ストップスイッチ54R」)が設けられている。
また、下扉40には、メダルを1枚ずつ投入するためのメダル投入口42と、スロットマシンS内部よりメダルを排出するためのメダル払い出し口41と、メダル払い出し口41から排出されたメダルを溜めておくための受け皿43とが設けられている。
また、下扉40の裏面には、図2に示すように、メダル投入口42から投入されたメダルを誘導しながら真贋で選別するためのメダルセレクター46と、メダルセレクター46の下方に開口し、メダル払い出し口41に連通するメダル排出部44と、種々のサウンドを出力するためのスピーカ45とが設けられている。メダルセレクター46は、メダル投入口42から投入されたメダルをホッパー5へ誘導するためのメダル通路と、メダル通路の下流まで流下したメダルを検出するための投入センサー47と、メダル通路を流下するメダルを投入センサー47に検出される前にメダル排出部44へ排除するためのブロッカー装置48とを備えている。ブロッカー装置48は、1ゲームが進行している最中や、クレジットされているメダルが上限の50枚に達しているときに、メダル通路を流下するメダルをメダル排出部44へ排除するようになっている。
なお、画像表示装置34に所定の画像を表示させたり、スピーカ35,45から所定の音声を出力させたり、ランプ33を所定のパターンで点滅させたり等することにより、遊技を演出することができる。
(制御装置10)
制御装置10は、スロットマシンSを制御するためのものである。
本実施の形態では、制御装置10は、主にスロットマシンSの遊技を制御する遊技制御装置100と、遊技制御装置100からの信号を受信して、主にスロットマシンSの演出を制御する演出制御装置300とを備えている。また、遊技制御装置100及び演出制御装置300は、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O、乱数発生器等を備えている。
また、図5に示すように、遊技制御装置100の入力段には、ベットスイッチ51、精算スイッチ52、スタートスイッチ53、ストップスイッチ54、インデックスセンサー27、払出センサー7、及び投入センサー47などのパーツが接続され、遊技制御装置100の出力段には、ステッピングモータ26、払出装置6、ブロッカー装置48、及び数値表示部32などのパーツが接続されている。
また、遊技制御装置100は、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することにより、通常遊技制御手段110、特別遊技制御手段120、当選抽選手段130、回転制御手段140、回転位置判断手段150、停止制御手段160、入賞判定手段170、ベット数記憶手段180、支払制御手段200などとして機能する(図5参照)。
また、図5に示すように、演出制御装置300の出力段には、ランプ33、画像表示装置34、及びスピーカ35,45などのパーツが接続されている。
次に、遊技制御装置100が備える各手段について説明する。
(ベット数記憶手段180)
ベット数記憶手段180は、ベットされたメダルの枚数(以下「ベット数」という)を記憶するためのものである。具体的には、ベット数記憶手段180は、メダル投入口42からメダルが投入されて、投入センサー47がメダルを検出すると、ベット数に「1」を加算する更新を行う。また、ベット数記憶手段180のベット数には、上限が設定されている。本実施の形態では、ベット数記憶手段180のベット数の上限は「3」に設定されている。
また、ベット数記憶手段180のベット数が「3」まで加算されると、すべての有効ライン37が有効化される。
(通常遊技制御手段110)
通常遊技制御手段110は、通常遊技を行わせるためのものである。
ここで、本実施の形態における通常遊技について説明する。
ベット数記憶手段180の記憶するベット数が「3」である場合に、スタートスイッチ53が操作されると、リールユニット22の各ステッピングモータ26の駆動により各回転リール23が回転を開始する。
その後、ストップスイッチ54が操作されると、対応する回転リール23の回転が停止する。そして、すべての回転リール23の回転が停止したときに、当選役の図柄の組み合わせが有効ライン37に揃うように各回転リール23が停止すると、該当選役の入賞となって遊技者に所定の利益が付与される。
ここで、有効ライン37に図柄の組み合わせが揃うと入賞となる当選役、及び当該図柄を、図6に示した。本実施の形態では、当選役には、入賞により特別遊技(ビッグボーナス)に移行する「赤セブン当選役」と、入賞により特別遊技(レギュラーボーナス)に移行する「BAR当選役」と、入賞によりメダルを新たにベットすることなく再度1ゲームを行うことが可能な再遊技となる「リプレイ当選役」と、入賞により有効ライン1本につきメダル10枚が支払われる「ベル当選役」と、入賞により有効ライン1本につきメダル2枚が支払われる「スイカ当選役」と、入賞により有効ライン1本につきメダル2枚が支払われる「チェリー当選役」と、がある。なお、当選役の入賞による利益として支払うメダルについて予め定めた枚数を、以下「支払数」とする。
また、「チェリー当選役」は、中央回転リール23Mが「チェリー」の図柄を有効ライン37に表示するように停止すると、入賞が確定する。したがって、3個の回転リール23が回転を停止した場合に、中央回転リール23Mが「チェリー」の図柄を第一有効ライン37Aに表示するときには、「チェリー当選役」に係る図柄の組み合わせが単一の有効ライン37に揃うことになるので、支払数は「2枚」となるが、中央回転リール23Mが「チェリー」の図柄を第三有効ライン37C及び第四有効ライン37Dに同時に表示するときには、「チェリー当選役」に係る図柄の組み合わせが2本の有効ライン37に揃うことになるので、支払数は「4枚」となる。これに対し、「チェリー当選役」以外の当選役は、3個の回転リール23が当選役に係る図柄の組み合わせを有効ライン37に揃えるように停止しなければ、入賞が確定しない。また、これらの当選役に係る図柄の組み合わせは、3個の回転リール23が回転を停止した場合に、単一の有効ライン37に揃うことはあるが、複数の有効ライン37には揃わないようになっている。
ここで、入賞によりメダルを支払うが特別遊技には移行しない当選役を、以下「小役」という。また、入賞により特別遊技に移行するとともに、ベット数未満の枚数(0枚を含む)のメダルを支払う当選役を、以下「特別役」という。また、単一の有効ライン37に入賞するとともにベット数よりも少ない支払数のメダルを支払う場合と、複数の有効ライン37に同時に入賞するとともにベット数よりも多い支払数のメダルを支払う場合とがある小役を、以下「特殊小役」という。本実施の形態では、「チェリー当選役」が「特殊小役」に該当する。なお、「リプレイ当選役」は、1ゲームを行うのに必要な枚数のメダルがベットされると考えて、「小役」に分類することにする。
(特別遊技制御手段120)
特別遊技制御手段120は、当選抽選手段130の抽選結果に基づいて、遊技者に有利な特別遊技を行わせるためのものである。本実施の形態では、特別遊技として、ビッグボーナス(以下「BB」という。)と、レギュラーボーナス(以下「RB」という。)とを実行可能である。
具体的には、通常遊技において「7(赤色)」の図柄が有効ライン37に3個揃うと、BBに移行される。そして、BB中に465枚を超えるメダルの支払いが行われると、BBを終了して通常遊技に移行する。
また、通常遊技において「BAR」の図柄が有効ライン37に3個揃うと、RBに移行される。そして、RB中に当選役に8回入賞する、またはRB中に12ゲーム行うと、RBを終了して通常遊技に移行する。
なお、BB中またはRB中に当選し得る当選役は、ベル当選役、スイカ当選役、チェリー当選役である。
(当選抽選手段130)
当選抽選手段130は、複数の当選役のいずれに当選かまたはハズレかの抽選を行うためのものである。
本実施の形態では、当選抽選手段130の抽選結果には、「ベル当選役」の当選となる「ベル当選」と、「スイカ当選役」の当選となる「スイカ当選」と、「チェリー当選役」の当選となる「チェリー当選」と、「赤セブン当選役」の当選となる「赤セブン当選」と、「BAR当選役」の当選となる「BAR当選」と、「リプレイ当選役」の当選となる「リプレイ当選」と、いずれの当選役にも入賞不可能となる「ハズレ」とがある。
さらに、本実施の形態では、当選抽選手段130の抽選により小役及び特別役に重複して当選すること(以下「重複当選」という。)がある。具体的には、「ベル当選役」及び「赤セブン当選役」の重複当選となる「ベル・赤7重複当選」と、「スイカ当選役」及び「赤セブン当選役」の重複当選となる「スイカ・赤7重複当選」と、「チェリー当選役」及び「赤セブン当選役」の重複当選となる「チェリー・赤7重複当選」とがある。なお、「チェリー当選役」及び「赤セブン当選役」の重複当選は、特殊小役及び特別役の重複当選でもある。
また、遊技制御装置100のROMには、乱数発生器の発生させる各乱数について、いずれの当選役に当選かまたはハズレかを割り振ったテーブルが格納されている。本実施の形態では、通常遊技用の当選判定テーブル、特別役当選フラグ保有時の通常遊技用の当選判定テーブル、BB用の当選判定テーブル、RB用の当選判定テーブル等がROMに格納されている。これらの当選判定テーブルには、上述した抽選結果のいずれかに対応する領域が割り振られている。
当選抽選手段130は、スタートスイッチ54の操作を契機に、乱数発生器の発生する乱数から1つの数値が抽出し、抽出乱数データとする。そして、抽出した抽出乱数データを、遊技状態などに応じて選択した当選判定テーブルにおける当選役の当選領域と対比して、抽出乱数データがいずれかの当選領域に属する場合には当該当選領域に対応する当選を決定し、当該抽出乱数データがいずれの当選領域にも属さない場合には、「ハズレ」の決定をする。
なお、この抽選で当選すると、当該当選に対応した当選フラグが遊技制御装置100のRAMの所定領域に設定される。「当選フラグ」は、当選役の当選について関連づけされた変数であり、制御装置10に当選抽選手段130の抽選結果を記憶させるためのものである。本実施の形態には、上述した各当選役に対応する当選フラグ(例えば、「赤セブン当選」に対応する「赤セブン当選フラグ」など)がある。また、これらの当選フラグは、「小役当選フラグ」と「特別役当選フラグ」とに分類される。
「特別役当選フラグ」は、遊技制御装置100のRAMの所定領域に設定された場合に、当該当選フラグに係る当選役の図柄の組み合わせが有効ライン37に表示されないときに、消去されずに次のゲームに持ち越される当選フラグを意味する。本実施の形態では、「赤セブン当選役」に対応した「赤セブン当選フラグ」、及び「BAR当選役」に対応した「BAR当選フラグ」が、特別役当選フラグである。
「小役当選フラグ」は、遊技制御装置100のRAMの所定領域に設定された場合に、当該当選フラグに係る当選役の図柄の組み合わせが有効ライン37に表示されないときに、次のゲームが開始される前に消去される当選フラグを意味する。本実施の形態では、「赤セブン当選フラグ」及び「BAR当選フラグ」を除いた他の当選フラグが、小役当選フラグである。
そして、抽選で当選すると、当該当選に対応した当選フラグが遊技制御装置100のRAMの所定領域に設定される。例えば、「ベル当選」となった場合には、遊技制御装置100のRAMの所定領域に「ベル当選フラグ」が設定される。また、例えば、「ベル・赤7重複当選」となった場合には、遊技制御装置100のRAMの所定領域に「ベル当選フラグ」及び「赤セブン当選フラグ」が設定される。
(回転制御手段140)
回転制御手段140は、スタートスイッチ53の操作を契機に各回転リール23の回転を開始させるとともに、各回転リール23を一定の回転速度で回転させるためのものである。
具体的には、回転制御手段140は、ベット数記憶手段180の記憶するベット数が「3」である場合において、スタートスイッチ53の操作を契機に、各ステッピングモータ26の回転駆動を開始させて、各回転リール23の回転を開始させる。また、各回転リール23の回転が一定の回転速度に達するまで加速するように、各ステッピングモータ26の回転駆動を制御する。そして、各回転リール23の回転が一定の回転速度まで加速すると、各回転リール23が一定の回転速度を保って定常回転するように、各ステッピングモータ26の回転駆動を制御するようになっている。
(回転位置判断手段150)
回転位置判断手段150は、各回転リール23の回転位置を特定するためのものである。
具体的には、各回転リール23が一定の回転速度まで回転を加速して定常回転になったことを契機に、各インデックスセンサー27によるインデックスの検出を開始する。そして、インデックスセンサー27がインデックスを検出したことを契機に、ステッピングモータ26のパルス数をカウントするとともに、このパルス数に基づいて対応する回転リール23の回転位置を特定する。なお、カウントしたパルス数は、インデックスを検出する度にリセットされ、あらたにパルス数がカウントされる。
また、各回転リール23に21個ずつ付された図柄には、インデックスセンサー27がインデックスを検出した時の回転位置を基準にした図柄番号が割り振られている。具体的には、インデックスセンサー27がインデックスを検出したときに第一有効ライン37A上にある図柄から、順次「00」〜「20」の図柄番号が割り振られている。また、それぞれの図柄番号に対応する図柄の種類を各回転リール23毎に記憶している。そして、回転リール23の回転位置、すなわちパルス数に基づいて、第一有効ライン37A上にある図柄の図柄番号を特定し、この図柄番号に基づいて図柄の種類を特定するようになっている。
(停止制御手段160)
停止制御手段160は、ストップスイッチ54の操作を契機に、対応する回転リール23の回転位置及び当選抽選手段130の抽選結果に基づいて、当該回転リール23の停止制御を行うためのものである。
ここで、ストップスイッチ54が操作されてから、対応する回転リール23がいずれかの停止基準位置に停止するまでの間に、図柄表示窓31を通過する停止基準位置の数を「滑りコマ数」という。例えば、滑りコマ数「0」は、操作されたストップスイッチ54に対応する回転リール23を、当該操作から1番目に図柄表示窓31に表示される停止基準位置に停止させることを意味する。また、滑りコマ数「1」は、操作されたストップスイッチ54に対応する回転リール23を、当該操作から1番目に図柄表示窓31に表示される停止基準位置を通過させて、2番目に図柄表示窓31に表示される停止基準位置に停止させることを意味する。本実施の形態では、停止制御手段160は、当選抽選手段130の抽選結果に基づいて、滑りコマ数「0」ないし「4」の範囲で回転リール23を停止基準位置に停止させるようになっている。
具体的には、遊技制御装置100のROMには、ストップスイッチ54の操作時における回転リール23の回転位置に基づき、対応する回転リール23が停止基準位置に停止するまでの滑りコマ数を、回転リール23毎に規定した停止テーブルが格納されている。
本実施の形態では、それぞれの当選フラグに対応した停止テーブル(例えば、「赤セブン当選」に対応する「赤セブン停止テーブル」など)が、遊技制御装置100のROMに記憶されている。当選フラグに対応する停止テーブルは、当該当選フラグに係る当選役が入賞し得るように且つその他の当選役が入賞しないように、各回転リール23の回転停止までの滑りコマ数が規定されている。
さらに、特別役当選フラグのいずれか1つと、小役当選フラグのいずれか1つを同時にRAMの所定領域に有する場合に用いる停止テーブルがある。例えば、「赤セブン当選フラグ」を有する場合に、同時に「ベル当選フラグ」を有するときに用いる「ベル・赤7停止テーブル」や、同時に「スイカ当選フラグ」を有するときに用いる「スイカ・赤7停止テーブル」や、同時に「チェリー当選フラグ」を有するときに用いる「チェリー・赤7停止テーブル」等がある。
「ベル・赤7停止テーブル」は、「ベル」の図柄が有効ライン37に優先的に揃うように、且つ「ベル当選役」以外の当選役に係る図柄の組み合わせが有効ライン37に揃わないように、各回転リール23の回転停止までの滑りコマ数が規定されている。
「スイカ・赤7停止テーブル」は、「7(赤色)」の図柄が有効ライン37に優先的に揃い得るように、且つ「赤セブン当選役」及び「スイカ当選役」以外の当選役に係る図柄の組み合わせが有効ライン37に揃わないように、各回転リール23の回転停止までの滑りコマ数が規定されている。
また、「スイカ・赤7停止テーブル」は、各回転リール23について、対応するストップスイッチが1番目に操作された場合の滑りコマ数が規定された第1操作テーブルと、1番目に回転を停止した回転リール23が有効ライン37に「7(赤色)」の図柄を表示する場合に、対応するストップスイッチが2番目に操作されたときの滑りコマ数が規定された第2操作テーブル(○)と、1番目に回転を停止した回転リール23が有効ライン37に「7(赤色)」の図柄を表示しない場合に、対応するストップスイッチが2番目に操作されたときの滑りコマ数が規定された第2操作テーブル(×)と、1個目及び2個目に停止した回転リール23の「7(赤色)」の図柄がいずれかの有効ライン37に揃っている場合に、対応するストップスイッチが3番目に操作されたときの滑りコマ数が規定された第3操作テーブル(○)と、1個目及び2個目に停止した回転リール23の「7(赤色)」の図柄がいずれの有効ライン37にも揃っていない場合に、対応するストップスイッチが3番目に操作されたときの滑りコマ数が規定された第3操作テーブル(×)とを備えている。
「チェリー・赤7停止テーブル」は、「赤セブン当選役」及び/または「チェリー当選役」の図柄の組み合わせが有効ライン37に優先的に揃い得るように、且つ「赤セブン当選役」及び「チェリー当選役」以外の当選役に係る図柄の組み合わせが有効ライン37に揃わないように、各回転リール23の回転停止までの滑りコマ数が規定されている。
具体的には、「チェリー・赤7停止テーブル」は、中央回転リール23Mについて、滑りコマ数「0」ないし「4」の範囲で第三有効ライン37C及び第四有効ライン37Dに「チェリー」の図柄を表示し得る場合には、第三有効ライン37C及び第四有効ライン37Dに「チェリー」の図柄を表示する停止基準位置で停止するように、滑りコマ数が規定されている。また、左回転リール23L及び右回転リール23Rについて、「7(赤色)」の図柄の組み合わせが有効ライン37に優先的に揃い得るように、且つ「赤セブン当選役」及び「チェリー当選役」以外の当選役に係る図柄の組み合わせが有効ライン37に揃わないように、滑りコマ数が規定されている。
また、「チェリー・赤7停止テーブル」は、各回転リール23について、対応するストップスイッチが1番目に操作された場合の滑りコマ数が規定された第1操作テーブルと、対応するストップスイッチが2番目に操作された場合の滑りコマ数が規定された第2操作テーブルとを備えている。
また、「チェリー・赤7停止テーブル」は、左回転リール23Lについて、左ストップスイッチ54Lが3番目に操作された場合に、中央回転リール23Mが第3有効ライン37C及び第4有効ライン37Dに「チェリー」の図柄を表示するときの滑りコマ数が規定された第3操作テーブル(○)と、中央回転リール23Mが第3有効ライン37C及び第4有効ライン37Dに「チェリー」の図柄を表示しないときの滑りコマ数が規定された第3操作テーブル(×)とを備えている。
また、「チェリー・赤7停止テーブル」は、右回転リール23Rについて、右ストップスイッチ54Rが3番目に操作された場合に、中央回転リール23Mが第3有効ライン37C及び第4有効ライン37Dに「チェリー」の図柄を表示するときの滑りコマ数が規定された第3操作テーブル(○)と、中央回転リール23Mが第3有効ライン37C及び第4有効ライン37Dに「チェリー」の図柄を表示しないときの滑りコマ数が規定された第3操作テーブル(×)とを備えている。
また、「チェリー・赤7停止テーブル」は、中央回転リール23Mについて、中央ストップスイッチ54Mが3番目に操作された場合に、左回転リール23L及び右回転リール23Rの「7(赤色)」の図柄が第二有効ライン37Bに揃っているときの滑りコマ数が規定された第3操作テーブル(○)と、左回転リール23L及び右回転リール23Rの「7(赤色)」の図柄が第二有効ライン37Bに揃っていないときの滑りコマ数が規定された第3操作テーブル(×)とを備えている。
また、遊技制御装置100のROMには、いずれの当選フラグにも対応しない「ハズレ停止テーブル」が格納されている。「ハズレ停止テーブル」は、いずれの当選役の図柄の組み合わせも有効ライン37に揃わないように、各回転リール23の滑りコマ数が規定されている。
停止制御手段は、すべてのインデックスセンサー27がインデックスを検出したことを契機に、遊技制御装置100のRAMの当選フラグに応じた停止テーブルを選択する。このとき、遊技制御装置100のRAMにいずれの当選フラグも有さない場合には、ハズレ停止テーブルを選択する。そして、各ストップスイッチ54の操作の受付を開始する。これにより、各ストップスイッチ54の操作が有効となる。
また、ストップスイッチ54の操作を契機に、選択した停止テーブルを参照して、ストップスイッチ54の操作時の回転位置に基づき滑りコマ数を取得する。そして、取得した滑りコマ数分の停止基準位置が図柄表示窓31を通過した後に、最初に表示される停止基準位置に当該回転リール23が停止するように、ステッピングモータ26の回転駆動を制御する。
(入賞判定手段170)
入賞判定手段170は、すべての回転リール23の回転が停止したことを契機に、複数の当選役のいずれに入賞か又は入賞なしかの判定を行うものである。
具体的には、入賞判定手段170は、例えば、すべての回転リール23が停止された場合において、「7(赤色)」の図柄が有効ライン37に揃うように各回転リール23が停止されたときには、「赤セブン当選役の入賞」と判定する。
また、入賞判定手段170は、例えば、すべての回転リール23が停止された場合において、どの当選役に係る図柄の組み合わせも有効ライン37に揃わないように各回転リール23が停止されたときには、「入賞なし」と判定する。
(支払制御手段200)
支払制御手段200は、入賞によりメダルが支払われる当選役について入賞判定手段170により「当選役の入賞」と判定されたことを契機に、メダルを支払う制御を行うものである。支払制御手段200は、支払ったメダルの枚数をカウントする支払数カウンタを備えている。
また、メダルの支払いは、当選役に係る図柄の組み合わせの揃った有効ライン37毎に行われる。例えば、第一有効ライン37Aまたは第二有効ライン37Bについて「チェリー当選役の入賞」と入賞判定手段170により判定された場合は、「チェリー当選役」に係る図柄の組み合わせが1本の有効ライン37に揃うので、「有効ライン1本につきメダル2枚」×「1本」で「2枚」のメダルを支払う制御を行う。また、第三有効ライン37C及び第四有効ライン37Dについて「チェリー当選役の入賞」と入賞判定手段170により判定された場合は、「チェリー当選役」に係る図柄の組み合わせが2本の有効ライン37に揃うので、「有効ライン1本につきメダル2枚」×「2本」で「4枚」のメダルを支払う制御を行う。
ただし、支払制御手段200は、入賞判定手段170により「チェリー当選役の入賞」と判定されたゲームにおいて、さらに「赤セブン当選役の入賞」と判定された場合には、メダルを支払う制御を行わない。
なお、「メダルを支払う制御」は、「ホッパー5にメダルを払い出させる制御」を行ってもよいし、「クレジット数を増加させる制御」を行ってもよい。本実施の形態では、支払制御手段200は、クレジット数が上限の「50」に達する前は、クレジット数を増加させる制御を行う。また、支払制御手段200は、クレジット数が上限の「50」に達した後は、ホッパー5にメダルを払い出させる制御を行う。
(スロットマシンSの動作)
次に、スロットマシンSにおける遊技の制御の概略について、図14に示したフローチャートを用いて説明する。この制御は、遊技制御装置100で所定時間毎に繰り返し実行される。
ステップ101において、ゲーム更新処理が行われる。具体的には、RAMの所定の領域がクリアされて、小役当選フラグの消去、入賞済みの特別役当選フラグの消去、ベット数記憶手段180のベット数のクリア等がなされる。
ステップ102において、再遊技であるか否かの判断が行われる。そして、再遊技であると判断した場合には、ステップ103に進む。再遊技でないと判断した場合には、ステップ104に進む。
ステップ103において、再遊技ベット処理が行われる。具体的には、前回のゲームでベットされたメダルの枚数、つまり「3」をベット数記憶手段180のベット数に加算する更新が行われる。そして、ステップ105に進む。
ステップ104において、ベット処理が行われる。具体的には、投入センサー47がメダルを検出すると、ベット数記憶手段180のベット数に「1」を加算する更新が行われる。または、ベットスイッチ51が操作されると、クレジット数を減じるとともに、ベット数記憶手段180のベット数に加算する更新が行われる。そして、ステップ105に進む。
ステップ105において、スタートスイッチ53が操作されたか否かの判断が行われる。そして、スタートスイッチ53が操作されたと判断したときには、ステップ106に進む。スタートスイッチ53が操作されていないと判断したときには、ステップ105に戻る。
ステップ106において、3個の回転リール23の回転が開始される。そして、ステップ107に進む。
ステップ107において、当選抽選手段130による当選抽選処理が行われる。そして、ステップ108に進む。
ステップ108において、停止制御手段160による停止制御処理が行われる。そして、ステップ109に進む。なお、停止制御処理については、後述する。
ステップ109において、入賞判定手段170による入賞判定処理が行われる。そして、ステップ110に進む。なお、入賞判定処理については、後述する。
ステップ110において、支払制御手段200による支払制御処理が行われる。そして、ステップ111に進む。なお、支払制御処理については、後述する。
ステップ111において、遊技移行処理が行われる。そして、ゲームを終了する。
次に、ステップ108の停止制御処理について、図15に示したフローチャートを用いて説明する。
ステップ201において、遊技制御装置100のRAMの所定領域に「赤セブン当選フラグ」を有するか否かの判断が行われる。そして、赤セブン当選フラグを有すると判断した場合には、ステップ202に進む。赤セブン当選フラグを有さないと判断した場合には、ステップ204に進む。
ステップ202において、遊技制御装置100のRAMの所定領域に「スイカ当選フラグ」を有するか否かの判断が行われる。そして、スイカ当選フラグを有さないと判断した場合には、ステップ203に進む。スイカ当選フラグを有すると判断した場合には、ステップ208に進む。
ステップ203において、遊技制御装置100のRAMの所定領域に「チェリー当選フラグ」を有するか否かの判断が行われる。そして、チェリー当選フラグを有さないと判断した場合には、ステップ204に進む。チェリー当選フラグを有すると判断した場合には、ステップ209に進む。
ステップ204において、遊技制御装置100のRAMの所定領域に有する当選フラグに応じた停止テーブルが選択される。そして、ステップ205に進む。
ステップ205において、ストップスイッチ54が操作されたか否かの判断が行われる。そして、ストップスイッチ54が操作されたと判断したときには、ステップ206に進む。ストップスイッチ54が操作されていないと判断したときには、ステップ205に戻る。
ステップ206において、回転停止処理が行われる。そして、ステップ207に進む。なお、回転停止処理については後述する。
ステップ207において、すべての回転リール23が回転を停止したか否かの判断が行われる。そして、すべての回転リール23が回転を停止したと判断した場合には、停止制御処理を終了する。いずれかの回転リール23が回転していると判断した場合は、ステップ205に戻る。
次に、ステップ206の回転停止処理について、図16に示したフローチャートを用いて説明する。
ステップ301において、ストップスイッチ54の操作時における回転リール23の回転位置に基づき、1番目に図柄表示窓31に表示される停止基準位置を検索する。換言すると、回転リール23を滑りコマ数「0」で停止させる場合に、図柄表示窓31に表示される停止基準位置を検索する。そして、ステップ302に進む。
ステップ302において、選択した停止テーブルを参照して、検索した停止基準位置に応じた滑りコマ数を取得する。そして、ステップ303に進む。
ステップ303において、取得した滑りコマ数分の停止基準位置が図柄表示窓31を通過した後、最初に図柄表示窓31に表示される停止基準位置に停止するように、回転リール23の回転を停止させる。そして、ステップ304に進む。
ステップ304において、回転リール23の回転位置に基づき、図柄表示窓31に表示される3個の図柄を検索する。そして、回転停止処理を終了する。
次に、ステップ208のスイカ・赤7停止制御処理について、図17に示したフローチャートを用いて説明する。
ステップ401において、スイカ・赤7停止テーブルを選択する。そして、ステップ402に進む。
ステップ402において、1個目のストップスイッチ54が操作されたか否かの判断が行われる。そして、1個目のストップスイッチ54が操作されたと判断したときには、ステップ403に進む。1個目のストップスイッチ54が操作されていないと判断したときには、ステップ402に戻る。
ステップ403において、回転停止処理が行われる。そして、ステップ404に進む。なお、ストップスイッチ54の操作時における回転リール23の回転位置によっては、回転リール23が有効ライン37に「7(赤色)」の図柄を表示する停止基準位置で停止できないことがある(例えば、図7を参照)。このような場合に、「スイカ」の図柄が有効ライン37に優先的に揃い得るように、且つ「スイカ当選役」以外の当選役に係る図柄の組み合わせが有効ライン37に揃わないように、停止テーブルの滑りコマ数が規定されている。
ステップ404において、2個目のストップスイッチ54が操作されたか否かの判断が行われる。そして、2個目のストップスイッチ54が操作されたと判断したときには、ステップ405に進む。2個目のストップスイッチ54が操作されていないと判断したときには、ステップ404に戻る。
ステップ405において、ストップスイッチ54の操作時における回転リール23の回転位置に基づき、1番目に図柄表示窓31に表示される停止基準位置を検索する。そして、ステップ406に進む。
ステップ406において、1個目に停止した回転リール23について、有効ライン37に「7(赤色)」の図柄を表示しているか否かの判断が行われる。そして、有効ライン37に「7(赤色)」の図柄を表示していると判断した場合には、ステップ407に進む。有効ライン37に「7(赤色)」の図柄を表示していないと判断した場合には、ステップ408に進む。
ステップ407において、スイカ・赤7停止テーブルの第2操作テーブル(○)を参照して、検索した停止基準位置に応じた滑りコマ数を取得する。そして、ステップ409に進む。なお、回転リール23が有効ライン37に「7(赤色)」の図柄を表示する停止基準位置で停止できる場合であっても、1個目に停止した回転リール23の回転位置によっては、「7(赤色)」の図柄を有効ライン37に揃えることができないことがある(例えば、図8を参照)。このような場合に、「スイカ」の図柄が有効ライン37に優先的に揃い得るように、且つ「スイカ当選役」以外の当選役に係る図柄の組み合わせが有効ライン37に揃わないように、滑りコマ数が規定されている。
ステップ408において、スイカ・赤7停止テーブルの第2操作テーブル(×)を参照して、検索した停止基準位置に応じた滑りコマ数を取得する。そして、ステップ409に進む。なお、各回転リール23の第2操作テーブル(×)には、「スイカ」の図柄が有効ライン37に優先的に揃い得るように、且つ「スイカ当選役」以外の当選役に係る図柄の組み合わせが有効ライン37に揃わないように、滑りコマ数が規定されている。
ステップ409において、取得した滑りコマ数分の停止基準位置が図柄表示窓31を通過した後、最初に図柄表示窓31に表示される停止基準位置に停止するように、回転リール23の回転を停止させる。そして、ステップ410に進む。
ステップ410において、回転リール23の回転位置に基づき、図柄表示窓31に表示される3個の図柄を検索する。そして、ステップ411に進む。
ステップ411において、3個目のストップスイッチ54が操作されたか否かの判断が行われる。そして、3個目のストップスイッチ54が操作されたと判断したときには、ステップ412に進む。3個目のストップスイッチ54が操作されていないと判断したときには、ステップ411に戻る。
ステップ412において、ストップスイッチ54の操作時における回転リール23の回転位置に基づき、1番目に図柄表示窓31に表示される停止基準位置を検索する。そして、ステップ413に進む。
ステップ413において、1個目及び2個目に停止した回転リール23の「7(赤色)」の図柄が、いずれかの有効ライン37に揃っているか否かの判断が行われる。そして、いずれかの有効ライン37に揃っていると判断した場合には、ステップ414に進む。いずれの有効ライン37にも揃っていないと判断した場合には、ステップ415に進む。
ステップ414において、スイカ・赤7停止テーブルの第3操作テーブル(○)を参照して、検索した停止基準位置に応じた滑りコマ数を取得する。そして、ステップ416に進む。なお、回転リール23が有効ライン37に「7(赤色)」の図柄を表示する停止基準位置で停止できる場合であっても、1個目及び2個目に停止した回転リール23の回転位置によっては、「7(赤色)」の図柄を有効ライン37に揃えることができないことがある。このような場合に、「スイカ」の図柄が有効ライン37に優先的に揃い得るように、且つ「スイカ当選役」以外の当選役に係る図柄の組み合わせが有効ライン37に揃わないように、滑りコマ数が規定されている。
ステップ415において、スイカ・赤7停止テーブルの第3操作テーブル(×)を参照して、検索した停止基準位置に応じた滑りコマ数を取得する。そして、ステップ416に進む。なお、各回転リール23の第3操作テーブル(×)には、「スイカ」の図柄が有効ライン37に優先的に揃い得るように、且つ「スイカ当選役」以外の当選役に係る図柄の組み合わせが有効ライン37に揃わないように、滑りコマ数が規定されている。
ステップ416において、取得した滑りコマ数分の停止基準位置が図柄表示窓31を通過した後、最初に図柄表示窓31に表示される停止基準位置に停止するように、回転リール23の回転を停止させる。そして、ステップ417に進む。
ステップ417において、回転リール23の回転位置に基づき、図柄表示窓31に表示される3個の図柄を検索する。そして、スイカ・赤7停止制御処理を終了する。
次に、ステップ209のチェリー・赤7停止制御処理について、図18に示したフローチャートを用いて説明する。
ステップ501において、チェリー・赤7停止テーブルを選択する。そして、ステップ502に進む。
ステップ502において、1個目のストップスイッチ54が操作されたか否かの判断が行われる。そして、1個目のストップスイッチ54が操作されたと判断したときには、ステップ503に進む。1個目のストップスイッチ54が操作されていないと判断したときには、ステップ502に戻る。
ステップ503において、回転停止処理が行われる。そして、ステップ504に進む。
なお、図9に示すように、中央ストップスイッチ54Mが操作されたタイミングが、中央回転リール23Mが滑りコマ数「0」で回転を停止すると第二有効ライン37Bに「チェリー」の図柄を表示するような場合には、有効ライン37に図柄番号20の「7(赤色)」の図柄を表示する停止基準位置で停止するように、第1操作テーブルの滑りコマ数が規定されている。
また、図10に示すように、中央ストップスイッチ54Mが操作されたタイミングが、中央回転リール23Mが滑りコマ数「4」で回転を停止すると第一有効ライン37Aに「チェリー」の図柄を表示するような場合には、第一有効ライン37Aに図柄番号15の「7(赤色)」の図柄を表示する停止基準位置で停止するように、第1操作テーブルの滑りコマ数が規定されている。
ステップ504において、2個目のストップスイッチ54が操作されたか否かの判断が行われる。そして、2個目のストップスイッチ54が操作されたと判断したときには、ステップ505に進む。2個目のストップスイッチ54が操作されていないと判断したときには、ステップ504に戻る。
ステップ505において、回転停止処理が行われる。そして、ステップ506に進む。
なお、2個目のストップスイッチ54が中央ストップスイッチ54Mであり、操作されたタイミングが、中央回転リール23Mが滑りコマ数「0」で回転を停止すると第二有効ライン37Bに「チェリー」の図柄を表示するような場合には、「7(赤色)」の図柄が有効ライン37に優先的に揃い得るように、第2操作テーブルの滑りコマ数が規定されている。
また、2個目のストップスイッチ54が中央ストップスイッチ54Mであり、操作されたタイミングが、中央回転リール23Mが滑りコマ数「4」で回転を停止すると第一有効ライン37Aに「チェリー」の図柄を表示するような場合には、「7(赤色)」の図柄が有効ライン37に優先的に揃い得るように、第2操作テーブルの滑りコマ数が規定されている。
ステップ506において、3個目のストップスイッチ54が操作されたか否かの判断が行われる。そして、3個目のストップスイッチ54が操作されたと判断したときには、ステップ507に進む。2個目のストップスイッチ54が操作されていないと判断したときには、ステップ506に戻る。
ステップ507において、ストップスイッチ54の操作時における回転リール23の回転位置に基づき、1番目に図柄表示窓31に表示される停止基準位置を検索する。そして、ステップ508に進む。
ステップ508において、3個目に操作されたストップスイッチ54が「中央ストップスイッチ54M」であるか否かの判断が行われる。そして、中央ストップスイッチ54Mであると判断した場合には、ステップ509に進む。中央ストップスイッチ54Mでないと判断した場合には、ステップ512に進む。
ステップ509において、左回転リール23L及び右回転リール23Rが第2有効ライン37Bに「7(赤色)」の図柄を表示しているか否かの判断が行われる。そして、どちらの回転リール23も第2有効ライン37Bに「7(赤色)」の図柄を表示していると判断した場合には、ステップ510に進む。一方の回転リール23は第2有効ライン37Bに「7(赤色)」の図柄を表示しているが、他方の回転リール23が第2有効ライン37Mに「7(赤色)」の図柄を表示していないと判断した場合、または、どちらの回転リール23も第2有効ライン37Bに「7(赤色)」の図柄を表示していないと判断した場合には、ステップ511に進む。
ステップ510において、チェリー・赤7停止テーブルの中央回転リール23Mの第3操作テーブル(○)を参照して、検索した停止基準位置に応じた滑りコマ数を取得する。そして、ステップ519に進む。
なお、中央ストップスイッチ54Mが操作されたタイミングが、中央回転リール23Mが滑りコマ数「0」で回転を停止すると第二有効ライン37Bに「チェリー」の図柄を表示するような場合には、第二有効ライン37Bに図柄番号20の「7(赤色)」の図柄を表示する停止基準位置で停止するように、第3操作テーブル(○)の滑りコマ数が規定されている。
また、中央ストップスイッチ54Mが操作されたタイミングが、中央回転リール23Mが滑りコマ数「0」ないし「4」で回転を停止すると第三有効ライン37C及び第四有効ライン37Dに「チェリー」の図柄を表示し、且つ第二有効ライン37Bに「7(赤色)」の図柄を表示するような場合には、第一有効ライン37Aに「チェリー」の図柄を表示し、且つ第三有効ライン37C及び第四有効ライン37Dに「7(赤色)」の図柄を表示する停止基準位置で停止するように、第3操作テーブル(○)の滑りコマ数が規定されている。
ステップ511において、チェリー・赤7停止テーブルの中央回転リール23Mの第3操作テーブル(×)を参照して、検索した停止基準位置に応じた滑りコマ数を取得する。そして、ステップ519に進む。
なお、中央ストップスイッチ54Mが操作されたタイミングが、中央回転リール23Mが滑りコマ数「0」で回転を停止すると第二有効ライン37Bに「チェリー」の図柄を表示するような場合には、第二有効ライン37Bに「チェリー」の図柄を表示する停止基準位置に停止するように、第3操作テーブルの滑りコマ数が規定されている。
また、中央ストップスイッチ54Mが操作されたタイミングが、中央回転リール23Mが滑りコマ数「4」で回転を停止すると第一有効ライン37Aに「チェリー」の図柄を表示するような場合には、第一有効ライン37Aに「チェリー」の図柄を表示する停止基準位置に停止するように、第3操作テーブルの滑りコマ数が規定されている。
ステップ512において、3個目に操作されたストップスイッチ54が「左ストップスイッチ54L」であるか否かの判断が行われる。そして、左ストップスイッチ54Lであると判断した場合には、ステップ513に進む。左ストップスイッチ54Lでないと判断した場合には、ステップ516に進む。
ステップ513において、中央回転リール23Mが第3有効ライン37C及び第4有効ライン37Dに「チェリー」の図柄を表示しているか否かの判断が行われる。そして、「チェリー」の図柄を表示していると判断した場合には、ステップ514に進む。「チェリー」の図柄を表示していないと判断した場合には、ステップ515に進む。
ステップ514において、チェリー・赤7停止テーブルの左回転リール23Lの第3操作テーブル(○)を参照して、検索した停止基準位置に応じた滑りコマ数を取得する。そして、ステップ519に進む。なお、この第3操作テーブル(○)には、いずれの当選役(赤セブン当選役を含む)に係る図柄の組み合わせも有効ライン37に揃わないように、滑りコマ数が規定されている。
ステップ515において、チェリー・赤7停止テーブルの左回転リール23Lの第3操作テーブル(×)を参照して、検索した停止基準位置に応じた滑りコマ数を取得する。そして、ステップ519に進む。なお、この第3操作テーブル(×)には、「7(赤色)」の図柄が有効ライン37に優先的に揃い得るように、且つ「赤セブン当選役」以外の当選役に係る図柄の組み合わせが有効ライン37に揃わないように、滑りコマ数が規定されている。
ステップ516において、中央回転リール23Mが第3有効ライン37C及び第4有効ライン37Dに「チェリー」の図柄を表示しているか否かの判断が行われる。そして、「チェリー」の図柄を表示していると判断した場合には、ステップ517に進む。「チェリー」の図柄を表示していないと判断した場合には、ステップ518に進む。
ステップ517において、チェリー・赤7停止テーブルの右回転リール23Rの第3操作テーブル(○)を参照して、検索した停止基準位置に応じた滑りコマ数を取得する。そして、ステップ519に進む。なお、この第3操作テーブル(○)には、いずれの当選役(赤セブン当選役を含む)に係る図柄の組み合わせも有効ライン37に揃わないように、滑りコマ数が規定されている。
ステップ518において、チェリー・赤7停止テーブルの右回転リール23Rの第3操作テーブル(×)を参照して、検索した停止基準位置に応じた滑りコマ数を取得する。そして、ステップ519に進む。なお、この第3操作テーブル(×)には、「7(赤色)」の図柄が有効ライン37に優先的に揃い得るように、且つ「赤セブン当選役」以外の当選役に係る図柄の組み合わせが有効ライン37に揃わないように、滑りコマ数が規定されている。
ステップ519において、取得した滑りコマ数分の停止基準位置が図柄表示窓31を通過した後、最初に図柄表示窓31に表示される停止基準位置に停止するように、回転リール23の回転を停止させる。そして、ステップ520に進む。
ステップ520において、回転リール23の回転位置に基づき、図柄表示窓31に表示される3個の図柄を検索する。そして、チェリー・赤7停止制御処理を終了する。
次に、ステップ109の入賞判定処理について、図19に示したフローチャートを用いて説明する。
ステップ601において、第n有効ラインについて、複数の当選役のいずれかに入賞か又は入賞なしかの判定(以下「入賞判定」という。)が行われる。本実施の形態では、第1有効ライン37Aないし第4有効ライン37Dの中で(入賞判定を行った有効ライン37は除く)最もnの数が小さい有効ラインについて、入賞判定を行う。そして、ステップ602に進む。
ステップ602において、入賞判定結果がいずれかの当選役の入賞であるか否かの判断が行われる。そして、入賞判定結果が「当選役の入賞」である場合には、ステップ603に進む。入賞判定結果が「入賞なし」である場合には、ステップ604に進む。
ステップ603において、入賞と判定された当選役に応じた支払数が、支払数カウンタに加算される。そして、ステップ604に進む。
ステップ604において、第1有効ライン37Aないし第4有効ライン37Dのすべての有効ライン37について、入賞判定が行われたか否かを判断する。そして、すべての有効ライン37について入賞判定が行われたと判断した場合には、ステップ605に進む。すべての有効ライン37について入賞判定が行われていないと判断した場合には、ステップ601に進む。
ステップ605において、「チェリー当選役」と「赤セブン当選役」とに重複して入賞したか否かの判断が行われる。そして、「チェリー当選役」と「赤セブン当選役」とに重複して入賞したと判断した場合には、ステップ606に進む。「チェリー当選役」と「赤セブン当選役」とに重複して入賞していないと判断した場合には、入賞判定処理を終了する。
ステップ606において、支払数カウンタのカウント数を「0」にクリアする。そして、入賞判定処理を終了する。
次に、ステップ110の支払制御処理について、図20に示したフローチャートを用いて説明する。
ステップ701において、支払数カウンタのカウント数が「0」であるか否かを判断する。そして、支払数カウンタのカウント数が「0」でないと判断した場合には、ステップ702に進む。支払数カウンタのカウント数が「0」であると判断した場合には、支払制御処理を終了する。
なお、上述した入賞判定処理では、「チェリー当選役」と「赤セブン当選役」とに重複して入賞した場合には、支払数カウンタのカウント数が「0」にクリアされる(ステップ605及びステップ606参照)。そして、ステップ701では、支払数カウンタのカウント数が「0」であると判断した場合には、支払制御処理を終了する。これにより、「チェリー当選役」と「赤セブン当選役」とに重複して入賞した場合には、メダルの支払いが行われずに、通常遊技からBBへ移行するようになっている。
ステップ702において、クレジット数が「50」であるか否かを判断する。そして、クレジット数が「50」であると判断した場合には、ステップ703に進む。クレジット数が「50」でないと判断した場合には、ステップ706に進む。
ステップ703において、ホッパー5の払出装置6を作動させる。そして、ステップ704に進む。
ステップ704において、ホッパー5の払出センサー7が1枚のメダルを検出したか否かを判断する。そして、1枚のメダルを検出したと判断した場合には、ステップ705に進む。メダルを検出していないと判断した場合には、ステップ704に戻る
ステップ705において、ホッパー5の払出装置6を停止させる。そして、ステップ706に進む。
ステップ706において、クレジット数に「1」を加算する更新を行う。そして、ステップ707に進む。
ステップ707において、支払数カウンタのカウント数から「1」を減算する更新を行う。そして、ステップ701に戻る。
以上のように、本実施の形態によれば、支払数がベット数よりも多くなる「ベル当選役」と、「赤セブン当選役」とに重複当選したゲームでは、有効ライン37に「ベル当選役」の図柄の組み合わせを優先的に揃える停止制御を行う。このような場合に、「ベル当選役」に入賞したときには、1ゲームにおける収支が黒字になるので、遊技者に得をさせることができる。
また、支払数がベット数よりも少なくなる「スイカ当選役」と、「赤セブン当選役」とに重複当選したゲームでは、有効ライン37に「赤セブン当選役」の図柄の組み合わせを優先的に揃い得る停止制御を行う。このような場合には、「スイカ当選役」のみに入賞して次ゲームで「赤セブン当選役」に入賞するよりも、「赤セブン当選役」のみに入賞する方が、支出が少なくなるので、遊技者に得をさせることができる。
また、支払数がベット数よりも少なくなる「スイカ当選役」と、「赤セブン当選役」とに重複当選したゲームでは、回転リール23の回転位置に基づき有効ライン37に「赤セブン当選役」の図柄の組み合わせを揃い得ないときに、有効ライン37に「スイカ当選役」の図柄の組み合わせを優先的に揃い得る停止制御を行う。このような場合に、「スイカ当選役」及び「赤セブン当選役」の双方に入賞しないよりも、「スイカ当選役」のみに入賞した方が、収支の赤字が少なくなるので、遊技者に得をさせることができる。
また、単一の有効ライン37に「チェリー当選役」が入賞すると、ベット数よりも少ない支払数のメダルが支払われ、2本の有効ライン37に「チェリー当選役」が同時に入賞すると、ベット数よりも多い支払数のメダルが支払われる。そして、「チェリー当選役」及び「赤セブン当選役」に重複当選したゲームにおいて、回転リール23の回転位置に基づき第三有効ライン37C及び第四有効ライン37Dに「チェリー当選役」の図柄の組み合わせを揃い得る場合には、第三有効ライン37C及び第四有効ライン37Dに「チェリー当選役」の図柄の組み合わせを優先的に揃い得る停止制御を行う。このような場合に、第三有効ライン37C及び第四有効ライン37Dに「チェリー当選役」が入賞したときには、1ゲームにおける収支が黒字になるので、遊技者に得をさせることができる。
また、「チェリー当選役」及び「赤セブン当選役」に重複当選したゲームにおいて、回転リール23の回転位置に基づき第三有効ライン37C及び第四有効ライン37Dに「チェリー当選役」の図柄の組み合わせを揃い得ない場合には、有効ライン37に「赤セブン当選役」の図柄の組み合わせを優先的に揃い得る停止制御を行う。このような場合には、単一の有効ライン37に「チェリー当選役」のみが入賞して次ゲームで「赤セブン当選役」に入賞するよりも、「赤セブン当選役」のみに入賞した方が、収支の赤字が少なくなるので、遊技者に得をさせることができる。
また、「赤セブン当選役」及び「チェリー当選役」に同時に入賞した場合に、「赤セブン当選役」の入賞に基づいてBBに移行するが、「チェリー当選役」の入賞に基づいたメダルの支払いを行わないようになっている。これにより、遊技者に得をさせ過ぎないようにすることができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲における変形や改良も含むものである。
23 回転リール 37 有効ライン
53 スタートスイッチ 54 ストップスイッチ
130 当選抽選手段 160 停止制御手段

Claims (4)

  1. 表面に複数個の図柄が付された複数個の回転リールと、
    各回転リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、
    各回転リールに対応して設けられ、対応する回転リールの回転を停止させるためのストップスイッチと、
    スタートスイッチの操作を契機に、複数の当選役のいずれに当選か又はハズレかの抽選を行う当選抽選手段と、
    ストップスイッチの操作を契機に、対応する回転リールの回転位置及び当選抽選手段の抽選結果に基づいて、当該回転リールの停止制御を行う停止制御手段とを備え、
    メダルのベットを契機に、複数の有効ラインを有効化するとともに、スタートスイッチの操作を受け付け、
    各回転リールが当選役の図柄の組み合わせを有効ラインに揃えるように回転を停止すると、当該当選役の入賞となり、所定の利益を遊技者に与えるスロットマシンであって、
    通常の遊技である通常遊技と、通常遊技よりも遊技者に有利な遊技である特別遊技とを実行可能であり、
    ベットされたメダルの枚数を「ベット数」とし、当選役の入賞による利益として支払うメダルについて予め定めた枚数を「支払数」とし、
    複数の当選役には、入賞によりメダルを支払うが特別遊技には移行しない「小役」と、入賞により特別遊技に移行するとともに、ベット数未満の枚数(0枚を含む)のメダルを支払う「特別役」とがあり、
    当選抽選手段の抽選により小役及び特別役に重複して当選することがあり、
    停止制御手段は、小役及び特別役に重複当選したゲームにおいて、当該小役の支払数がベット数よりも多い場合には、有効ラインに当該小役の図柄の組み合わせを優先的に揃い得る停止制御を行い、当該小役の支払数がベット数よりも少ない場合には、有効ラインに当該特別役の図柄の組み合わせを優先的に揃い得る停止制御を行うことを特徴とするスロットマシン。
  2. 停止制御手段は、小役及び特別役に重複当選したゲームにおいて、当該小役の支払数がベット数よりも少ない場合に、回転リールの回転位置に基づき有効ラインに当該特別役の図柄の組み合わせを揃い得ないときに、有効ラインに当該小役の図柄の組み合わせを優先的に揃い得る停止制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。
  3. 小役及び特別役に重複当選したゲームにおいて、当該小役の支払数がベット数よりも少ない場合に、停止制御手段が有効ラインに当該特別役の図柄の組み合わせを優先的に揃い得る停止制御を行った結果、各回転リールが当該特別役及び当該小役の図柄の組み合わせを有効ラインに揃えるように回転を停止することがあり、
    特別役及び小役に同時に入賞した場合に、当該特別役の入賞に基づいて特別遊技に移行するが、当該小役の入賞に基づいたメダルの支払いを行わないことを特徴とする請求項1または2に記載のスロットマシン。
  4. 表面に複数個の図柄が付された複数個の回転リールと、
    各回転リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、
    各回転リールに対応して設けられ、対応する回転リールの回転を停止させるためのストップスイッチと、
    スタートスイッチの操作を契機に、複数の当選役のいずれに当選か又はハズレかの抽選を行う当選抽選手段と、
    ストップスイッチの操作を契機に、対応する回転リールの回転位置及び当選抽選手段の抽選結果に基づいて、当該回転リールの停止制御を行う停止制御手段とを備え、
    メダルのベットを契機に、複数の有効ラインを有効化するとともに、スタートスイッチの操作を受け付け、
    各回転リールが当選役の図柄の組み合わせを有効ラインに揃えるように回転を停止すると、当該当選役の入賞となり、所定の利益を遊技者に与えるスロットマシンであって、
    通常の遊技である通常遊技と、通常遊技よりも遊技者に有利な遊技である特別遊技とを実行可能であり、
    ベットされたメダルの枚数を「ベット数」とし、当選役の入賞による利益として支払うメダルについて予め定めた枚数を「支払数」とし、
    複数の当選役には、入賞によりメダルを支払うが特別遊技には移行しない「小役」と、入賞により特別遊技に移行するとともに、ベット数未満の枚数(0枚を含む)のメダルを支払う「特別役」とがあり、
    少なくとも1つの小役は、単一の有効ラインに入賞するとともにベット数よりも少ない支払数のメダルを支払う場合と、複数の有効ラインに同時に入賞するとともにベット数よりも多い支払数のメダルを支払う場合とがある「特殊小役」であり、
    当選抽選手段の抽選により特殊小役及び特別役に重複して当選することがあり、
    停止制御手段は、特殊小役及び特別役に重複当選したゲームにおいて、回転リールの回転位置に基づき複数の有効ラインに当該特殊小役の図柄の組み合わせを揃い得る場合には、複数の有効ラインに当該特殊小役の図柄の組み合わせを優先的に揃い得る停止制御を行い、回転リールの回転位置に基づき複数の有効ラインに当該特殊小役の図柄の組み合わせを揃い得ない場合には、有効ラインに当該特別役の図柄の組み合わせを優先的に揃い得る停止制御を行うことを特徴とするスロットマシン。
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