JP2010224226A - プロジェクター - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化を図りつつ、光変調装置を均一に冷却できるプロジェクターを提供すること。
【解決手段】プロジェクターにおいて、冷却装置5は、投射レンズの側方に配設される冷却ファン51と、一端側に冷却ファン51が接続され、冷却ファン51から吐出された空気を緑色光側の液晶パネル451Gに向けて他端側まで導くダクト53とを備え、ダクト53には、他端側に配置され、内部の空気を流出させる緑側冷却風流出口531Aと、緑色光側の液晶パネル451Gへの入射光束の光軸に対して略平行に空気を流通させた後、緑側冷却風流出口531Aを介して緑色光側の液晶パネル451Gに送風する第1ダクト部531とが設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、プロジェクターに関する。
従来、光源から射出された光束を画像情報に応じて変調する光変調装置、及び各光変調装置により変調された光束を合成して画像光を形成する色合成光学装置を有する光学装置と、形成された画像光を投射する投射光学装置とを備えるプロジェクターが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のプロジェクターでは、プロジェクター外部から冷却空気を吸入して吐出する冷却ファンと、当該冷却ファンに接続されて光変調装置に冷却空気を吐出するダクトとを備えている。冷却ファンは、投射光学装置の側方のデッドスペースになりやすい位置に配設されており、プロジェクターの小型化を図っている。
ところで、光変調装置は、光源から射出された光束を変調する際、光束の一部を吸収する。光変調装置が光束の一部を吸収すると、光変調装置自体の温度が上昇し、過熱により損傷を生じるおそれがある。
ここで、冷却ファンから吐出される空気は、投射光学装置の投射方向に沿ってダクト内を辿った後、光変調装置への入射光束の光軸に直交する方向に流れて、光変調装置の光入射面及び光射出面に沿って流れる。これにより、光変調装置が冷却される。
特開2005−338236号公報
ところで、特許文献1に記載のプロジェクターでは、冷却ファンからダクトを介して吐出される空気は、光変調装置への入射光束の光軸に直交する方向に流れるので、光変調装置の光入射面及び光射出面に沿って流れるが、この際、当該光入射面及び光射出面に傾斜して沿うように流れることとなる。そのため、光変調装置の光入射面及び光射出面の一部に空気が流れないおそれがあり、光変調装置が均一に冷却されないという問題がある。
本発明の目的は、小型化を図りつつ、光変調装置を均一に冷却できるプロジェクターを提供することにある。
本発明のプロジェクターは、入射光束を画像情報に応じて変調する複数の光変調装置と、前記複数の光変調装置にて変調された光束を投射する投射光学装置と、前記複数の光変調装置のうち前記投射光学装置に対向して配置される第1の光変調装置に空気を送風する冷却装置とを備えたプロジェクターであって、前記冷却装置は、前記投射光学装置の側方に配設される冷却ファンと、一端側に前記冷却ファンが接続され、前記冷却ファンから吐出された空気を前記第1の光変調装置に向けて他端側まで導くダクトとを備え、前記ダクトには、前記他端側に配置され、内部の空気を流出させる第1の流出口と、前記第1の光変調装置への入射光束の光軸に対して略平行に空気を流通させた後、前記第1の流出口を介して前記第1の光変調装置に送風する第1の送風部とが設けられていることを特徴とする。
本発明では、冷却ファンが投射光学装置の側方に配設することで、各構成部材が配設されていない配設スペースを有効に活用でき、プロジェクターの小型化を図ることができる。
また、従来、光変調装置への入射光束の光軸に対して直交する方向に空気を流通させていたため、空気が光変調装置の光入射面及び光射出面に傾斜して流れていたが、本発明では、第1の送風部は、第1の光変調装置への入射光束の光軸に対して略平行に空気を流通させた後、第1の流出口を介して第1の光変調装置に送風する。そのため、冷却ファンから吐出された空気が第1の光変調装置の光入射面及び光射出面に略直交する方向から流れるので、第1の光変調装置に対して傾斜して流れることがない。従って、光変調装置に対して空気を均一に流すことができる。
本発明のプロジェクターでは、入射光束を光学的に変換する光学素子を備え、前記ダクトは、一端側が前記第1の送風部に連通し、前記第1の送風部を流通した空気の一部を前記光学素子に向けて導く第2の送風部と、前記第2の送風部の他端側に配置され内部の空気を流出させる第2の流出口とを備え前記第2の送風部は、前記光学素子への入射光束の光軸に対して略平行に空気を流通させた後、前記第2の流出口を介して前記光学素子に送風するように形成されていることが好ましい。
本発明では、第2の送風部は、光学素子への入射光束の光軸に対して略平行に空気を流通させた後、第2の流出口を介して光学素子に送風する。そのため、冷却ファンから吐出された空気が光学素子の光入射面及び光射出面に直交する方向から流れるので、光学素子に対して傾斜して流れることがない。従って、光学素子に対して空気を均一に流すことができる。
本発明の一実施形態に係るプロジェクターの概略構成を模式的に示す図。 前記実施形態における冷却装置、光学装置、及び偏光変換素子を模式的に示す斜視図。 図2における平面図。 前記冷却装置のみの平面図。 図2におけるV−V線断面図。 図3におけるVI−VI線断面図。
以下、本発明に係る一実施形態を図面に基づいて説明する。
[プロジェクターの構成]
図1は、プロジェクター1の概略構成を模式的に示す図である。
なお、以下では、プロジェクター1において投射側(投射レンズ3が配置された側)を「前面」とし、その反対側を「背面」とする。また、図1における図面視手前側を天面側、奥側を底面側とする。また、以下で記載する「左」、「右」は、プロジェクター1を天面が上側となるようにして、前面から見た時の左右に相当するものである。
プロジェクター1は、画像情報に応じた画像を形成してスクリーン(図示略)上に投射する。このプロジェクター1は、図1に示すように、略直方体状の外装筐体2と、投射光学装置としての投射レンズ3と、光学ユニット4と、プロジェクター1内部の各構成部材を冷却する冷却装置5と、具体的な図示を省略したが、プロジェクター1内部の各構成部材を制御する制御装置等とを備える。
外装筐体2は、全体略直方体形状を有し、本実施形態では合成樹脂により形成されている。この外装筐体2は、プロジェクター1の天面、前面、背面、及び側面をそれぞれ構成するアッパーケース、及びプロジェクター1の底面、前面、背面、及び側面をそれぞれ構成するロアーケース等で構成される。そして、各ケースは、互いにねじ等で固定されている。なお、外装筐体2は、合成樹脂等に限らず、その他の材料にて形成してもよく、例えば、金属等により構成してもよい。
投射レンズ3は、複数のレンズを組み合わせた組レンズとして構成され、光学ユニット4にて形成された画像光をスクリーン上に拡大投射する。
光学ユニット4は、前記制御装置による制御の下、光源から射出された光束を光学的に処理して画像情報に対応した画像光を形成する。この光学ユニット4は、図1に示すように、光源装置41と、照明光学装置42と、色分離光学装置43と、リレー光学装置44と、光学装置45と、光源装置41から射出された光束の照明光軸Aが内部に設定された照明光軸Aに対する所定位置に上述の各光学部品41〜45を収納する光学部品用筐体46とを備える。
光源装置41は、図1に示すように、光源411及びリフレクター412等を備える。
そして、光源装置41は、光源411から射出された光束がリフレクター412によって射出方向が揃えられ、照明光学装置42に向けて光束を射出する。
照明光学装置42は、図1に示すように、第1レンズアレイ421、第2レンズアレイ422、他の光学素子としての偏光変換素子423、及び重畳レンズ424を備える。そして、光源装置41から射出された光束は、第1レンズアレイ421によって複数の部分光束に分割され、第2レンズアレイ422の近傍で結像する。第2レンズアレイ422から射出された各部分光束は、その中心軸(主光線)が光学素子としての偏光変換素子423の入射面に垂直となるように入射し、偏光変換素子423にて略1種類の直線偏光光として射出される。偏光変換素子423から直線偏光光として射出され、重畳レンズ424を介した複数の部分光束は、光学装置45の後述する複数の光学素子としての液晶パネル451上で重畳する。
色分離光学装置43は、図1に示すように、2枚のダイクロイックミラー431,432、及び反射ミラー433を備え、これらのダイクロイックミラー431,432、反射ミラー433により照明光学装置42から射出された複数の部分光束を赤、緑、青の3色の色光に分離する機能を有する。
リレー光学装置44は、図1に示すように、入射側レンズ441、リレーレンズ443、及び反射ミラー442,444を備え、色分離光学装置43で分離された色光、例えば、赤色光を光学装置45の後述する赤色光側の液晶パネル451Rまで導く機能を有する。
光学装置45は、入射した光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成する。この光学装置45は、図1に示すように、3つの光変調装置としての液晶パネル451(赤色光側の液晶パネルを451R、第1の光変調装置としての緑色光側の液晶パネルを451G、青色光側の液晶パネルを451Bとする)と、各液晶パネル451の光路前段側に配置される入射側偏光板452と、各液晶パネル451の光路後段側に配置される射出側偏光板453と、色合成光学装置としてのクロスダイクロイックプリズム454とを備える。
3つの入射側偏光板452は、色分離光学装置43で分離された各光束のうち、偏光変換素子423で揃えられた偏光方向と略同一の偏光方向を有する偏光光のみ透過させ、その他の光束を吸収するものであり、透光性基板上に偏光膜が貼付されて構成されている。
3つの射出側偏光板453は、入射側偏光板452と略同様の機能を有し、液晶パネル451を介して射出された光束のうち、一定方向の偏光光を透過し、その他の光束を吸収する。
クロスダイクロイックプリズム454は、射出側偏光板453から射出された色光毎に変調された各色光を合成してカラー画像を形成する。このクロスダイクロイックプリズム454は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形状をなし、直角プリズム同士を貼り合わせた界面には、2つの誘電体多層膜が形成されている。これら誘電体多層膜は、液晶パネル451Gから射出され射出側偏光板453を介した色光を透過し、液晶パネル451R,451Bから射出され各射出側偏光板453を介した各色光を反射する。このようにして、各色光が合成されて画像光が形成される。
[冷却装置の構成]
図2は、本実施形態に冷却装置5を模式的に示す斜視図であり、具体的には、冷却装置5に光学装置45、及び偏光変換素子423が配置された状態を背面側から見た斜視図である。なお、説明の便宜上、入射側偏光板452及び射出側偏光板453の図示を省略する。
図3は、図2の天面側から見た平面図である。
冷却装置5は、液晶パネル451、入射側偏光板452、及び偏光変換素子423に対して冷却空気を送風するものであり、冷却ファン51,52と、ダクト53とを備えている。
[冷却ファンの構成]
冷却ファン51,52は、図1に示すように、投射レンズ3の右側面側に配設され、図2、3に示すように、シロッコファンで構成される。また、冷却ファン51,52は、空気を吸入する吸入口511,521(図5参照)と、空気を吐出する吐出口512,522とを備えている。外装筺体1の側面には吸気口6が備えられており、吸気口6からプロジェクター1の外部の空気が冷却ファン51,52の吸入口511,512に吸入される。
冷却ファン51は、吸気口6から外部の空気を吸入し、冷却対象である各液晶パネル451、入射側偏光板452(図1参照)、及び偏光変換素子423(図1参照)に対してダクト53を介して吐出する。
冷却ファン52も同様に、吸気口6から外部の空気を吸入し、冷却対象である各液晶パネル451及び入射側偏光板452に対してダクト53を介して吐出する。
冷却ファン51は吸気口6に対して吸入口511が対向するように配置されているが、冷却ファン52は吸気口6に対して空気の吐出方向が冷却ファン51を向くように傾斜して配置されている。冷却ファン52は冷却ファン51よりプロジェクター1の内側に配置され、吸気口6側から見た時に一部が冷却ファン51と重なっているが、冷却ファン52を傾斜して配置することによってより多くの空気を導入できる。
[ダクトの構成]
図4は、冷却装置5の平面図であり、具体的には、図2中の光学装置45、及び偏光変換素子423を取り外した状態を平面視した図である。
図5は、図2におけるV−V線断面図であり、図5中の矢印G1〜G3は、冷却空気の流れを示している。
ダクト53は、図2ないし図4に示すように、平面視略U字状に形成された第1の送風部としての第1ダクト部531と、平面視略直線状に形成された第2の送風部としての第2ダクト部532と、平面視湾曲状に形成された第3ダクト部533とを備え、一体形成されている。これら各ダクト部531〜533は、底面側が開口した容器形状を有し、開口部分が図示しない外装筐体2の底面部にて閉塞されるように当該底面部に取り付けられる。
[第1ダクト部の構成]
第1ダクト部531は、図2ないし図4に示すように、一端側が冷却ファン51の吐出口512に接続する。また、第1ダクト部531は一端側から背面側に延出し、光源装置41から射出される光束Aと交差する場所で略直角に方向が曲げられ、光源装置41から射出される光束の光軸Aに沿った方向に進み、液晶パネル451Gへの入射光束の光軸Bと交差する場所で、さらに光軸Bに沿った方向に略直角に曲げられて、緑色光側の液晶パネル451Gに空気を流出させる到達ように形成されている。よって、冷却ファン51から吐出された空気は平面視略U字状に形成されたダクトにより、液晶パネル451Gの光入射面及び光射出面に略直交する方向から流れることになる。また、第1ダクト部531の光軸Aに沿う部分では、液晶パネル451Gに近づくに従ってダクトの断面積が減少するように形成されており、液晶パネル451Gを冷却するのに必要な範囲に第1ダクト部531の幅を合わせるとともに冷却空気の風速を高めている。また、液晶パネル451Gの光入射面及び光射出面に略直交する方向に冷却空気の流れを曲げる前に冷却空気を調整することにより冷却空気の流れが乱れるのを防止することができる。
第1ダクト部531の他端側は、第3ダクト部533に背面側から当接しており、天面側には、前後方向に沿って並設されて構成される第1の流出口としての緑側冷却用流出口531Aが形成されている。
緑側冷却用流出口531Aは、図2ないし図4に示すように、前面側から第1流出口531A1と、第2流出口531A2と、第3流出口531A3とを備えている。第1流出口531A1と第2流出口531A2とは、図5に示すように、断面視略コ字状の整流板11で仕切られている。また、第2流出口531A2と第3流出口531A3とは、図5に示すように、整流板12で仕切られている。
整流板11は、冷却空気G1,G2を分流し、整流板11には、図5に示すように、背面側に突出する整流リブ111が形成されている。整流リブ111は、冷却空気G2の整流効果を高めるものである。
整流板12は、冷却空気G2,G3を分流する部分である。
第1流出口531A1は、図5に示すように、整流板11により分流された冷却空気G1を緑色光側の液晶パネル451Gの光射出面に上方向に沿って流出する(図5中の矢印G1)。
第2流出口531A2は、図5に示すように、整流リブ111及び整流板12により分流された冷却空気G2を緑色光側の液晶パネル451Gの光入射面、及び入射側偏光板452の光射出面に上方向に沿って流出する(図5中の矢印G2)。
第3流出口531A3は、図5に示すように、整流板12により分流された冷却空気G3を入射側偏光板452(図1参照)の光入射面に上方向に沿って流出する(図5中の矢印G3)。
[第2ダクト部の構成]
図6は、図2におけるVI−VI線断面図であり、図6中の矢印P1、P2、R1〜R3、B1、B2は、冷却空気の流れを示している。
第2ダクト部532は、第1ダクト部531を流通する空気の一部を偏光変換素子423に導く。この第2ダクト部532は、図2ないし図4に示すように、第1ダクト部531から左側面側に向って延出し、照明光軸Aに沿って配置されている。第2ダクト部531の一端側は、第1ダクト部531に連通し、他端の天面側には、偏光変換素子423に空気を流出させるための左右方向に沿って並設されて構成される第2の流出口としての流出口532Aが形成されている。
流出口532Aは、図2ないし図4に示すように、左側面側から第1流出口532A1と、第2流出口532A2とを備えている。第1流出口532A1と第2流出口532A2とは、図6に示すように、断面視略U字状の整流板13で仕切られている。
整流板13は、冷却空気P1,P2を分流する部分である。
第1流出口532A1は、図6に示すように、整流板13により分流された冷却空気P1を偏光変換素子423の光入射面に上方向に沿って流出する(図6中の矢印P1)。
第2流出口532A2は、図6に示すように、整流板13により分流された冷却空気P2を偏光変換素子423の光射出面に上方向に沿って流出する(図6中の矢印P2)。
[第3ダクト部の構成]
第3ダクト部533は、図2ないし図4に示すように、光学装置45の底面側を通って配置されている。第3ダクト部533の一端側には、冷却ファン52が接続されている。前述の通り、冷却ファン52は吸気口6に対して傾斜して配置されているため、赤色光側の液晶パネル451Rおよび青色光側の液晶パネル451Bに略直交する方向から冷却空気が流れるようにするために、第3ダクト部533は緩やかに冷却空気の流れる方向を左右方向に湾曲するように形成されている。そして、第3ダクト部533の他端側に向う途中の天面側には、左右方向に沿って並設される赤側冷却用流出口533Aと、他端側の天面側には、左右方向に沿って並設される青側冷却用流出口533Bとが形成されている。
赤側冷却用流出口533Aは、図2ないし図4に示すように、左側面側から第1流出口533A1と、第2流出口533A2と、第3流出口533A3とを備えている。第1流出口533A1と第2流出口533A2とは、図示しない整流板で仕切られている。また、第2流出口533A2と第3流出口533A3とは、図示しない整流板で仕切られている。
第1流出口533A1は、図2ないし図4に示すように、図示しない整流板により分流された冷却空気R1を赤色光側の液晶パネル451Rの光射出面に沿って上方向に向けて流出する(図6中の矢印R1)。
第2流出口533A2は、図2に示すように、天面側へ向けて突出している。この第2流出口533A2は、図6に示すように、図示しない整流板により分流された冷却空気R2を赤色光側の液晶パネル451Rの光入射面、及び入射側偏光板452の光射出面に沿って上方向に向けて流出する(図6中の矢印R2)。
第3流出口533A3は、図6に示すように、図示しない整流板により分流された冷却空気R3を入射側偏光板452(図1参照)の光入射面に沿って上方向に向けて流出する(図6中の矢印R3)。
青側冷却用流出口533Bは、図2ないし図4に示すように、右側面側から第1流出口533B1と、第2流出口533B2とを備えている。第1流出口533B1と第2流出口533B2とは、図示しない整流板で仕切られている。
第1流出口533B1は、図6に示すように、図示しない整流板により分流された冷却空気B1を青色光側の液晶パネル451Bの光射出面に沿って上方向に向けて流出する(図6中の矢印B1)。
第2流出口533B2は、図6に示すように、図示しない整流板により分流された冷却空気B2を青色光側の液晶パネル451Bの光入射面、及び入射側偏光板452の光射出面に沿って上方向に向けて流出する(図6中の矢印B2)。
上述した本実施形態のプロジェクター1によれば、以下の効果がある。
本実施形態では、冷却ファン51が投射レンズ3の側方に配設することで、各構成部材が配設されていない配設スペースを有効に活用でき、プロジェクター1の小型化を図ることができる。
また、冷却ファン51から吐出された冷却空気は、平面視略U字状に形成された第1ダクト部531により液晶パネル451Gへの入射光束の光軸Bに対して略平行に空気を流通させた後、緑側冷却用流出口531Aを介して液晶パネル451Gに送風する。そのため、冷却ファン51から吐出された空気が液晶パネル451Gの光入射面及び光射出面に直交する方向から流れるので、液晶パネル451Gに対して傾斜して流れることがない。従って、液晶パネル451Gに対して空気を均一に流すことができる。
さらに、第2ダクト部532は、偏光変換素子423への入射光束の光軸に対して略平行に空気を流通させた後、流出口532Aを介して偏光変換素子423に送風する。そのため、冷却ファン51から吐出された空気が偏光変換素子423の光入射面及び光射出面に直交する方向から流れるので、偏光変換素子423に対して傾斜して流れることがない。従って、偏光変換素子423に対して空気を均一に流すことができる。
また、液晶パネル451R,451Bに対しても、液晶パネル451Gと同様に、第3ダクト部533により、液晶パネル451R,451Bへの入射光束に対して略平行に空気を流通させた後、赤側冷却用流出口533A及び青側冷却用流出口533Bから冷却空気R1,R2,B1,B2が吐出される。従って、液晶パネル451R,451Bについても、液晶パネル451Gと同様に、冷却空気R1,R2,B1,B2が均一に流れ、良好に冷却できる。
さらに、液晶パネル451の光束入射側に配設される入射側偏光板452についても、液晶パネル451と同様に、各流出口531A,533A,533Bから吐出される冷却空気G2,G3,R2,R3,B2によって、良好に冷却できる
[実施形態の変形]
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記実施形態では、液晶パネル451Gの光入射面及び光射出面の両方に対して、冷却空気G1,G2を流出していたが、光入射面及び光射出面のいずれか一方でもよい。
前記実施形態では、緑側冷却用流出口531Aの上方に液晶パネル451Gが配設され、緑側冷却用流出口531Aから上方へ向けて冷却空気を流出していたが、緑側冷却用流出口531Aの下方に液晶パネル451Gが配設してもよい。この場合には、緑側冷却用流出口531Aから下方へ向けて冷却空気を流出することとなる。
前記実施形態では、光学ユニット4は平面視略L字形状を有した構成としたが、これに限らず、例えば、平面視略U字形状を有した構成を採用してもよい。
前記実施形態では、透過型の液晶パネル451を採用していたが、これに限らず、反射型の液晶パネルを採用してもよい。
本発明は、プレゼンテーションやホームシアターに用いられるプロジェクターに利用できる。
1…プロジェクター、3…投射レンズ(投射光学装置)、5…冷却装置、51…冷却ファン、423…偏光変換素子(光学素子)、451…液晶パネル(光変調装置)、451G…緑色光側の液晶パネル(第1の光変調装置)、53…ダクト、531…第1ダクト部(第1の送風部)、531A…緑側冷却用流出口(第1の流出口)、532…第2ダクト部(第2の送風部)、532A…流出口(第2の流出口)。

Claims (2)

  1. 入射光束を画像情報に応じて変調する複数の光変調装置と、前記複数の光変調装置にて変調された光束を投射する投射光学装置と、前記複数の光変調装置のうち前記投射光学装置に対向して配置される第1の光変調装置に空気を送風する冷却装置とを備えたプロジェクターであって、
    前記冷却装置は、
    前記投射光学装置の側方に配設される冷却ファンと、
    一端側に前記冷却ファンが接続され、前記冷却ファンから吐出された空気を前記第1の光変調装置に向けて他端側まで導くダクトとを備え、
    前記ダクトには、
    前記他端側に配置され、内部の空気を流出させる第1の流出口と、
    前記第1の光変調装置への入射光束の光軸に対して略平行に空気を流通させた後、前記第1の流出口を介して前記第1の光変調装置に送風する第1の送風部とが設けられている
    ことを特徴とするプロジェクター。
  2. 請求項1に記載のプロジェクターにおいて、
    入射光束を光学的に変換する光学素子を備え、
    前記ダクトは、
    一端側が前記第1の送風部に連通し、前記第1の送風部を流通した空気の一部を前記光学素子に向けて導く第2の送風部と、
    前記第2の送風部の他端側に配置され内部の空気を流出させる第2の流出口とを備え
    前記第2の送風部は、前記光学素子への入射光束の光軸に対して略平行に空気を流通させた後、前記第2の流出口を介して前記光学素子に送風するように形成されている
    ことを特徴とするプロジェクター。
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