JP2010221034A - アバットメントを製造する方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】アバットメントが歯肉の輪郭に形状適合され、歯肉の輪郭の上に被せられるように改善する。
【解決手段】補助インプラント結合部分を有する作業模型のサルカス領域68を測定すること、測定によって得られたデータに基づいて、周面と、この周面をインプラント側で区画する実際のサルカス・ライン44とを有するサルカス部分モデルを算出すること、算出された補助インプラント結合部分またはこの結合部分に相対するゼロ点領域67と、実際のサルカス・ライン44、またはこの実際のサルカス・ライン44の対話的な変化によって確定された補助サルカス・ラインとの間の欠如しているデータを、サルカス・フォーマー62に割り当てられたライブラリー・データによって補うこと、および、サルカス部分モデルのデータを、サルカス部分の製造のために、実際のサルカス・ライン44または補助サルカス・ラインおよびライブラリー・データを考慮しつつ用いる。
【選択図】図5

Description

本発明は、個別的なアバットメントを製造する方法であって、このアバットメントは、インプラントを備える顎領域から型取られた作業模型を用いて、インプラント結合部分、しかもアバットメントがそこに固定されまたはアバットメントがインプラント結合部分に対し整列されてなるインプラント結合部分を有し、かつ顎領域に固定されたインプラントに、挿入するための義歯のために決められていてなる方法に関する。インプラントの上方で露出されており、かつ、インプラント結合部分から出ているサルカス・フォーマーによって成形された、歯肉のサルカス領域が、作業模型に再現されている。製造されるアバットメントは、サルカス領域の内側で延びているサルカス部分と、このサルカス部分に続く、義歯部分を受けるための頭部部分と、を有し、義歯部分は、場合によっては、頭部部分の一体的な構成要素である。
特許文献1または特許文献2から公知である義歯の場合、インプラントをクラウンと結合し、かつ支柱とも呼ばれるアバットメントが、個別的にデザインされていて、アバットメントの、歯肉から突き出ている全体の面が、義歯の、外側の見える部分の、通常はクラウンの、その対応の面の幾何学的輪郭に対応する幾何学的輪郭を有する。アバットメントは、クラウンよりも小さい寸法を有する。何故ならば、アバットメントには、小キャップまたは陶歯が備えられるからである。
特許文献3に記載の、インプラントで支持された義歯の場合、義歯を備える顎領域の作業模型を製造し、この作業模型に、インプラント類似物を、補助要素を用いて挿入する。次に、これらの補助要素をスキャンする。その目的は、アバットメントに取り付けられるフレームワークのプラグインデータ、またはフレームワークを有する上部構造を算出するために用いられる基本データを算出するためである。この目的のために、アバットメントを個別的にデザインする。この場合、加工されるアバットメント・ブランクを用いる。このアバットメント・ブランクは、最も少ない加工コストで、アバットメントに適合可能である。
特許文献4からは、歯科インプラントシステムが公知である。この歯科インプラントシステムは、歯科インプラントと、この歯科インプラント上に設けられた上部構造とを有する。この上部構造は、機械的な支持のために、個別的に作成されることができる構造支柱を有する。
特許文献5の内容は、インプラントと結合するための歯科用の上部構造を自動的に製造するための方法である。ここでは、挿入されるアバットメントは、ショルダー幅、残片の高さおよび回転角度にとって最適化される。
従来の技術で、個別的にデザインされたアバットメントが知られていても、歯肉の内側で延びている部分のために、標準化された形状を用い、義歯従ってまたアバットメントが挿入される相手である顎領域および歯肉領域の、その個々の状況を考慮することはない。
EP-B-0891 163 EP-B-1 518 511 EP-B-1 062 916 DE-B-10 2007 018 453 WO-A-2004/060197
本発明の課題は、前記タイプの方法を、アバットメントが、歯肉の内側で延びている領域で、歯肉の輪郭に形状適合され、または歯肉の輪郭の上に被せられるように、改善することである。この場合、アバットメントと歯肉の間の適合が、沈着が回避されるように、および、このことによる歯肉の炎症が生じないように、なされることが、特に保証されていることが意図される。実際また、製造技術的な容易さが与えられていることが意図される。
課題を解決するために、本発明は、実質的に、インプラント結合部分に対応する補助インプラント結合部分を有する作業模型のサルカス領域を測定すること、測定によって得られたデータに基づいて、周面と、この周面をインプラント側で区画する実際のサルカス・ラインとを有するサルカス部分モデルを算出すること、算出された補助インプラント結合部分またはこの結合部分に相対するゼロ点領域と、実際のサルカス・ライン、またはこの実際のサルカス・ラインの対話的な変化によって確定された補助サルカス・ラインとの間の欠如しているデータを、サルカス・フォーマーに割り当てられたライブラリー・データによって補うこと、および、サルカス部分モデルのデータを、サルカス部分の製造のために、実際のサルカス・ラインまたは補助サルカス・ラインおよびライブラリー・データを考慮しつつ用いることを提案する。
本発明では、作業模型のサルカス領域を、特にスキャンによって、測定し、次に、測定データ、すなわち点群を、三角形の表面データモデルに変換する。それ故に、図形でサルカス部分モデルまたはこのモデルの複数の部分を示す。この目的のために、データから算出された個々の点を接続し、データが欠如している領域を、算出された測定データを用いて補い、あるいは、基本的にサルカス・フォーマーに割り当てられているライブラリーから用いる。
サルカス領域の測定データ(表面データ)と、サルカス・フォーマーのまたはアバットメントのサルカス領域の製造のために必要な他のライブラリー・データとの間の明確な割り当てを可能にするために、まず、補助インプラントとも呼ばれるいわゆるラボ用インプラントを模型に挿入する。ラボ用インプラントが、位置および形状に関して、顎に埋設されるインプラントに対応する。但し、アバットメントの位置決めおよび固定のために必要とされる領域の場合に限る。次に、ラボ用インプラントに、補助要素(測定補助具)を備える。この補助要素は、ラボ用インプラント従ってまたインプラント自体に対し、明確な幾何学的な割り当てを有する。それ故に、ラボ用インプラント従ってまたインプラントの明確な方向づけの確定および位置の確定が保証されている。補助要素および作業模型を、共に測定、例えばスキャンする。この場合、製造されるサルカス部分従ってまたサルカス部分モデルのためのデータを算出するために、サルカス領域全体を測定する必要はない。むしろ、サルカス部分モデルの算出のために、予め、補助要素を除去することができる。その目的は、補助要素がサルカス領域の複数の部分を暗くしないようにするためである。
顎に挿入されたサルカス・フォーマーも、インプラントに対し明確な方向づけおよび位置を有するので、従って、サルカス・フォーマーの、ライブラリーに保管されたデータを、明確に、測定データに割り当てることができる。かくして、全体のデータが、共通の座標系に示されている。
補助要素からは、場合によっては、用いられるインプラントのタイプを導き出すことができる。
サルカス・ライン自体は、サルカス・フォーマーの周面に沿って延びている。この目的のために、インプラント側で延びている測定データを、互いに接続される第1の測定点として算出する。接続線によって、実際のサルカス・ラインを予め設定する。実際のサルカス・ラインの算出の際に、サルカス・フォーマーのライブラリー・データを用いる。この場合、自動的または対話的に補助サルカス・ラインを確定するために、データを変更するのは、測定データが、補助インプラント結合部分とゼロ点領域の間にまたは補助インプラント結合部分の下方に位置している測定点を生じるだろう場合である。サルカス・フォーマーの周面上の、実際のサルカス・ラインが、少なくともゼロ点領域、例えば、ゼロ点ラインまたはゼロ点面まで移動する。
実際のサルカス・ライン、従って、サルカス部分モデルの、測定によって算出された境界ラインを、製造されるアバットメントのサルカス領域を個別的に形成するための出発点として用いることができることは、本発明に本質的である。この場合、実際のサルカス・ラインは、基本的に、面またはラインであってもよいゼロ点領域の上方で、しかも、この面またはラインと、顎領域に挿入されたインプラント、すなわち、例えばインプラントショルダーであってもよいインプラント連結部分との間に延びている。アバットメントの個別的なデザインは、このインプラント部分では行なわれない。インプラント部分は、形状に関して、きっちりと予め設定されており、かつ、インプラントの構造に設けられている。その目的は、インプラント部分の外側に個別的なデザインがあっても、アバットメントが、インプラントに適切に挿入可能および固定可能であることを保証するためである。
アバットメントのゼロ点領域は、アバットメント自体の下面であってもよい。しかしながら、通常は、インプラント部分は、シリンダのまたは錐形の形状を有する。追加的に、六角形、八角形、菱形、卵形シリンダのような、位置決め要素が、端部側に設けられていてもよい。このような形の物は、インプラントの、形状に適合した部分にしっかり嵌まり込む。それ故に、ねじれ防止が与えられている。
顎領域の型取りがなされるのは、挿入されたインプラントが根づいており、インプラントの上方の歯肉が除去され、サルカス・フォーマーがインプラントの上に固定されているときである。サルカス・フォーマーが、所定の時間の間、例えば2週間、インプラントに固定された後で、サルカス・フォーマーを除去し、次に、雌型を作成する。この雌型に基づいて、作業模型を製造する。作業模型は、従って、義歯が一体化される相手である、患者の顎における状態を表わしている。
測定データ、例えばスキャンデータから、実際のサルカス・ラインのみならず、エマージェンス・ラインも生じる。エマージェンス・ラインは、歯肉の、上方の縁部領域を描き、この縁部領域からアバットメントが突き出ている。実際のサルカス・ラインのように、エマージェンス・ラインも個別的に変更することができる。その目的は、次に用いられるデータに基づいて、アバットメントのサルカス部分を製造するためである。
実際の意味ではプロファイル・ラインであるエマージェンス・ラインは、測定データ、例えばスキャンデータから直接算出される。同様に、実際のサルカス・ラインの場合のように、測定データから、個々の第2の測定点を算出する。これらの測定点は、互いに接続して、エマージェンス・ラインを定める。この場合、適切になされた、エマージェンス・ラインの算出の後に、エマージェンス・ラインのコースを自動的に変更し、特に、周面側で、全体として、距離d(d≦0.5mm)だけインプラントの方向に移動させることができる。反対方向の移動も、同様に可能である。
実際のサルカス・ラインが、サルカス・フォーマーの周面上にあるとき、従って、実際のサルカス・ラインのデータが、サルカス・フォーマーのデータに適合されているとき、エマージェンス・ラインが、サルカス・フォーマーの外側に延びている。
サルカス部分モデルの包絡線を形成するために、次に、同数の第1のおよび第2の点を、交差することなく、互いに接続する。この場合、接続線のコースを、サルカス領域の測定データによって算出する。次に、包絡線を形成するラインのコースを、自動的または対話的に変更することができる。
実際のサルカス・ラインを変更するとき、従って、サルカス・フォーマーに対応するデータのライブラリー割合を変更する。サルカス・ラインを持ち上げる、すなわち、エマージェンス・ラインの方向に移動するとき、特にそのとき、サルカス・フォーマーのデータのライブラリー割合を、相応に増大させる。
特に、作業模型のサルカス領域の測定によって算出されたデータ、従ってまた、サルカス部分モデルの形態の、データから導き出される表面モデルを、サルカス部分モデルの全面が、径方向に凸面状におよび軸方向に凸面状にまたは直線状に延びているように、対話的に変更することが提案される。このことによって、CADおよびCAM技術で製造されるアバットメントの場合に、しかも、アバットメントのサルカス領域で、このサルカス領域と歯肉の間で沈着が生じないことが保証される。
特に、モデルが径方向に伸ばされ、このことによって、アバットメントのサルカス領域の、歯肉における十分な接触が保証されることが提案されている。通常の技術の場合になされるように、歯肉の覆い(Zahnfleischmaske)の削除をシミュレートする。更に、サルカス領域の外面を平滑にするためにデータを変更することができる。
ゼロ点領域の下方に位置している測定データが万一存するときは、既述したように、本発明により、ゼロ点領域の方向での実際のサルカス・ラインの移動がなされ、それ故に、従って、アバットメントの、インプラント側の部分が、挿入されたインプラントに正確に形状適合されていることが提案されている。
実際のサルカス・ラインあるいは、補助サルカス・ラインとも呼ばれる、自動的または対話的に変更された実際のサルカス・ラインと、サルカス部分のゼロ点領域との間の欠如した測定データを、次に、サルカス・フォーマーのデータによって補う。
本発明では、アバットメントのサルカス領域、すなわち、上部すなわち頭部部分に対しエマージェンス・ラインすなわちエマージェンス・プロファイルによって区画され、下部に対しゼロ点領域によって区画される、アバットメントの部分を、個別的にデザインする。
アバットメントのサルカス部分を、自動的に、正確に、作業模型における測定されたサルカス領域に応じて形状に適合させ、必要な程度磨く。特に提案されていることは、エマージェンス・ラインまたはエマージェンス・プロファイルおよびゼロ点領域を考慮して自動的な研磨がなされることである。
測定データから算出されておりかつサルカス領域を表わす形状的なデータの、その自動的な変更を、表面の同時的な研磨の際に完全な凸面状の形状が生じるように、行なうことができる。
更に、サルカス領域を拡大または増大することができる。このことを、特に、エマージェンス・ラインの領域で行なうことができる。このことによって、CADおよびCAM技術で製造されるアバットメントを歯肉へ十分に接触させることができる。
欠如したデータを、用いられるサルカス・フォーマーのデータによって補う、すなわち、サルカス・フォーマーの形状的な情報、例えば周囲形状データを用いる。エマージェンス・プロファイル領域でのように、サルカス・フォーマーへの適合を行なわないときは、適切なアルゴリズムによって、欠如したデータを補う。
本発明の複数の他の詳細、利点および特徴は、複数の請求項と、これらの請求項から読み取れる、単独および/または組合せで生じる複数の特徴とからのみならず、図面から見て取れる複数の好ましい実施の形態の以下の記述からも明らかである。
義歯を示す。 作業模型を示す。 図2の作業模型の隙間のスキャンによって算出された、測定点を表示する画像を示す。 重ね合わさったサルカス・フォーマーを有する、図2に示す作業模型の隙間の、その隙間の他の図を示す。 重ね合わさったサルカス・フォーマーを有する、測定データの図を表わす。 個別的に変更したデータを有する、図5に対応する図を示す。
図1には、前歯を代用することが意図される義歯10が原理的に示されている。ここでは、義歯10は、前歯が代用されることが意図されてなる顎領域に好ましくは螺入可能なインプラント12と、インプラント12に形状により係合してかつ回転不能に挿入できかつこのインプラントに結合できるアバットメント14と、外装されたクラウン16とからなる。しかしながら、義歯10の原理的な構造に関して、十分に知られたデザインを参照するよう指示する。従って、そこまで包括的な説明を必要としない。従って、位置決め手段、あるいは、一方ではインプラント12におよび他方ではアバットメント14に設けられている複数の位置決め要素には詳しく立ち入らない。
しかし、図1の原理図からは、位置決め手段として、六角形部材19が認められる。この六角形部材は、インプラント12の、適切に形状適合した収容部に嵌まり込む。
インプラント12は、ショルダー20を有する。ショルダーには、アバットメント14の、環状のカラー22が、正しい位置決めの際に載っている。アバットメント14自体は、詳細には示さないかつインプラント12を縦軸方向に貫通するねじ要素を介して、インプラント12に結合されている。この目的のためには、インプラント12は、対応の雌ねじを有する盲穴を具備する。このことは、図面から見て取れない。
本発明では、アバットメント14は、個別的に、しかも、少なくとも1つのいわゆるサルカス部分24に形成される。サルカス部分は、アバットメント14が固定されているとき、歯肉によって囲まれている。サルカス部分24は、インプラント側で、インプラント部分25に移行する。インプラント部分の形状は、あごに挿入されたインプラントによって、従って、アバットメント14の、インプラント部分の外側にある個別的な形態に係わりなく、予め定められている。更に、サルカス部分24は、頭部側で、頭部部分27へ移行する。頭部部分は、外装されたクラウン16によって囲まれている。
頭部部分27とサルカス部分24との間の分離線を、いわゆるエマージェンス・ライン146によって区画する。エマージェンス・ライン146を、遊離歯肉の上縁へ整列する。上縁の上へ、アバットメント14の頭部部分27が聳えている。場合によっては、エマージェンス・ライン146を、エマージェンス・ラインの算出後に、インプラント12または頭部部分27の方向に移動することができる。
いわゆるゼロ点領域は、サルカス部分24をインプラント部分25から分離する。図1の描写では、カラー22は、ゼロ点領域に延びている。義歯10が挿入されてなる顎における周辺条件に応じて、サルカス部分24を形成するために、本発明では、以下のように処理する。
通常の方法で、まず、代用される歯を抜いた後、患者の顎骨にインプラントを挿入する。インプラントが骨に根づいた後に、インプラントを覆う歯肉を開く。その目的は、いわゆるサルカス・フォーマーを挿入するためである。このサルカス・フォーマーが、経験値に従う時間に亘って、例えば2週間後に、歯隙に留まった後に、サルカス・フォーマーを除去する。次に、顎の型取りによって、この領域に雌型を製造する。この雌型から、作業模型26を製造する。作業模型は、義歯が挿入される患者の顎の、その状態を再現する。
図2では、作業模型26は、2つの隙間28,30を有する。これらの隙間へは、各々の義歯が一体化される。更に、作業模型26は、いわゆるラボ用インプラント(Laborimplantate)32,34が、作業模型26に挿入されていて、方向づけおよび位置から、顎に挿入されているインプラントに等しいように、歯科技工士によって、加工された。ラボ用インプラント32,34の領域が、インプラントまたはラボ用インプラントの、目に見える外面である。この領域には、アバットメントが載っており、あるいは、この領域に対し、アバットメントが、しっかり予め設定された位置を占め、この領域が、インプラントの場合には、インプラント結合部分と呼ばれ、ラボ用インプラントの場合には、補助用インプラント結合部分と呼ばれている。
次に、隙間28,30を測定する。その目的は、サルカス領域の内側に延びている、アバットメントの領域、その領域に関するデータを算出するためである。このことを、図3ないし5を参照して、ただ例として、説明する。
例えば、歯肉のコースを実際に再現しておりかつ実施の形態では隙間28を囲んでいる隣接領域36を有する隙間28をスキャンし、あるいは他の適切な方法で測定する。この場合、第1の測定段階で、顎骨に挿入されている実際のインプラントと前述のように一致している位置および方向づけを有するラボ用インプラント32へ、スキャン補助手段とも呼ばれておりかつ補助インプラント32に対し所定の方向づけを有する補助要素を挿入する。それ故に、測定されたデータは、顎領域におけるインプラントの位置および方向づけを再現する。
インプラントに挿入されているサルカス・フォーマーも、インプラントに対する明瞭な方向づけおよび位置を有するので、従って、サルカス・フォーマーの、ライブラリーに保管されたデータを、ラボ用インプラントの従ってまた実際のインプラントのデータに対し、互いに明瞭に関係づけることができる。それ故に、従って、型取りのサルカス領域の、従って領域36の、すなわち、ラボ用インプラント32の上面つまりショルダー40、従って補助インプラント結合部分と、隙間28を囲む領域36の上限との間に延びている領域の、測定データを、座標に基づいて、インプラントに対し明瞭に相互に関連づける。インプラントの、サルカス・フォーマーのデータと、作業模型の、従ってまた隙間を囲む義歯の、サルカス領域のデータとを、従って、共通の座標系に示すことができる。座標系の起点は、図4で、ゼロ点43と呼ばれている。
作業模型26のサルカス領域38の、従って、隙間28を囲み、補助インプラントアタッチメントと呼ばれるショルダー40と、領域36の上縁42との間に延びている領域のスキャンの際に、シェーディングなしに、隙間を囲む領域を測定することができるために、通常は補助要素を除去するのは、補助要素を、ラボ用インプラントの正しい位置決めの際に、作業模型26の重要な領域と共に、従って、補助インプラントアタッチメントを、領域26を、およびこの領域を区画する上限42を検出しつつ、測定した後である。
図3および4から明らかなように、測定、例えばスキャンの際に算出された点群(Punktwolken)を、次に、図形で示した表面データに変換する。この場合、隙間28のスキャンによって得られる測定データを、測定データから算出される、隙間に特徴的な2つのラインによって、区画する。
図4から明らかなように、測定データから、サルカス・ライン44およびエマージェンス・プロファイル・ライン46を作り出す。エマージェンス・プロファイル・ライン46を、隙間28を囲む領域36の上縁によって定める。これに対応して、ラボ用インプラント32に関してこのラボ用インプラントに最も近くに位置している下方の測定データから、サルカス・ライン44を算出する。ここでは、サルカス・ライン44およびエマージェンス・プロファイル・ライン46を、測定データから算出されかつ互いに接続された測定点48,50および52,54それぞれから、を形成する。サルカス・ライン44の測定点48,50を、第1の測定点と呼び、エマージェンス・プロファイル・ライン46の測定点52,54を第2の測定点と呼ぶ。サルカス・ライン44を形成するための、第1の測定点48,50と、これらの測定点を接続するセグメント56,58とを、以下のように、すなわち、測定点およびセグメントが、データに基づいて、サルカス・フォーマーの周面に位置し、サルカス・フォーマーのデータがライブラリーに保管されているように、変更する。このことを、基本的には、図3によって説明する。図示されたサルカス・フォーマー62の周面60上にあるサルカス・ライン44が認められる。
このようなサルカス・フォーマー62は、図5および6でも示されている。エマージェンス・プロファイル・ライン46は、義歯が挿入される歯肉の、その上縁の高さプロファイルに、従ってまた作業模型26における縁部42に続く。エマージェンス・プロファイル・ライン46は、サルカス・フォーマー62から間隔をあけて延びている。測定データが欠如しているときは、測定データを、隣り合った測定データを用いてかつ適切なアルゴリズムに基づいて算出する。サルカス・ライン44に関して、欠如したデータを、サルカス・フォーマー62の表面データによって補足する。
サルカス・ライン44を、隙間28を囲む領域36のスキャンの際になお検出されるデータによって、定める。サルカス・ライン44は、通常は、図6に示したゼロ点ライン67から間隔をあけて延びている。ゼロ点ラインの下方で、製造されるアバットメントが、きっしり予め設定されたジオメトリ値を有しなければならない。その目的は、インプラントに正確に挿入されることができるためである。ゼロ点ライン67は、図1では、カラー22に対応するだろう。従って、カラー22からアバットメント14の下端66まで、ライブラリー・データを頼りにすることができる。ライブラリー・データは変更されない。このことによって、アバットメント14のサルカス部分24の個別的な形態にもかかわらず、アバットメント14が、位置に基づいてかつ正確にインプラント12に挿入されることが保証される。
サルカス・ライン44とゼロ点ライン67との間の欠如しているデータを、次に、サルカス・フォーマー62の、ライブラリーに保管されているデータによって補う。
図5および6の比較が説明するように、サルカス・ライン44を個別的に移動する可能性がある。かくして、図6に示すように、図5のサルカス・ライン44のセグメントが、エマージェンス・プロファイル・ライン46の方向に移動される。しかしながら、かくして変更されたサルカス・ライン66は、サルカス・フォーマー62の表面上で、更に延びている。
図5および6から明らかなように、サルカス・フォーマー62の上方領域が、歯科学的に実際の意味でサルカスと呼ばれる領域68から、あるいは図2の実施の形態で隙間28を囲む領域36から間隔をあけて、延びている。
アバットメント14の、図1で参照符号24が付されたサルカス部分の、その包絡線に関するデータを得るために、第1の測定点48,50を、第2の測定点52,54と接続する。接続線のコースを、作業模型26におけるいわゆるサルカス領域38のスキャンデータから算出する。サルカス領域は、エマージェンス・プロファイル・ライン46とゼロ点ライン64との間に延びている、歯肉のコースによって、予め設定されている。かようにして、CAM技術でサルカス部分24を製造するために必要となる、サルカス部分モデルに関するデータを作成する。
本発明では、サルカス部分24を、サルカス・ライン46のコースが変わることによって、個別的にデザインすることができるのみならず、サルカス部分モデルの、測定値を算出する表面データを、表面が平滑にされるように、変更することもできる。この場合、補足的におよび強調されるべき実施の形態で提案されていることは、表面を、以下のように、すなわち、表面が、全周面に亘って軸方向に凸面状に、場合によっては部分的に直線的に、径方向には基本的に凸面状に延びているように、変更することである。しかしながら、このことは、局所的に凹面状の表面領域も、部分的に、サルカス部分モデルの算出の際に、生じて、平滑にされず、それ故に、CADおよびCAM技術で製造されるサルカス部分24が、対応の窪みを有することを排除しない。
特に提案されていることは、サルカス・フォーマー62のライブラリー・データを用いて測定データから製造されるサルカス部分モデルであって、サルカス部分24をCADおよびCAM技術で製造する元になるサルカス部分モデルが、エマージェンス・プロファイル・ライン46の領域で拡大されるので、従って、歯肉からアバットメントが出現する領域で、サルカス部分24が、歯肉に十分に接触していることである。
更に、エマージェンス・プロファイル・ライン46のコースを、サルカス部分24のデザインのために必要なエマージェンス・プロファイル・ラインが、サルカス・ラインの方向に移動されるように、変更することは好ましい。かくして、サルカス部分24の製造のために用いられるエマージェンス・プロファイル・ラインは、例えば、測定されるエマージェンス・プロファイル・ラインから0.5mmまでの間隔をあけて、延びている。
図1では、サルカス部分24の製造のために用いられるエマージェンス・プロファイル・ラインに、参照符号146が付され、環状のカラー20と一致するゼロ点ラインには参照符号164が付されている。
アバットメント14の、外装されたクラウン16によって囲まれた上方部分すなわち頭部部分70を、同様に、個別的にデザインすることができる。この目的のために、隙間28に、ボディとなるワックスアップを挿入することが提案されている。ワックスアップは、外的構造に関して、代用となる歯に対応する。次に、表面形状を算出するために、スキャンする。この表面形状を、外装されたクラウン16の厚さを考慮して減らす。その目的は、このデータに基づいて、アバットメント14の頭部部分70の表面形状を確定するためである。従って、頭部部分70の顔面および/または頬面および/または近心面および/または遠心面および/または舌側面および/または交合面は、陶歯18の対応の外面のコースに形状的に従っている。
アバットメント14自体を、ブランクまたは半製品から製造する。このようなブランクまたは半製品は、既に、予め製造された部分として、インプラント部分25を有することができる。
44 サルカス・ライン
46 エマージェンス・プロファイル・ライン
62 サルカス・フォーマー
67 ゼロ点ライン
68 サルカスと呼ばれる領域

Claims (23)

  1. 個別的なアバットメントを製造する方法であって、このアバットメントは、インプラントを備える顎領域から型取られた作業模型を用いて、アバットメント側で延びているインプラント結合部分を有し、かつ顎領域に固定されたインプラントに、挿入するための義歯のために決められており、前記インプラントの上方で露出されており、かつ、前記インプラント結合部分から出ているサルカス・フォーマーによって成形された、歯肉のサルカス領域が、前記作業模型に再現されており、前記製造されるアバットメントは、前記サルカス領域の内側で延びているサルカス部分と、このサルカス部分に続く、義歯部分を受けるための頭部部分と、を有し、前記義歯部分は、場合によっては、前記頭部部分の一体的な構成要素であってなる方法において、
    前記インプラント結合部分に対応する補助インプラント結合部分を有する前記作業模型の前記サルカス領域を測定すること、
    測定によって得られたデータに基づいて、周面と、この周面をインプラント側で区画する実際のサルカス・ラインとを有するサルカス部分モデルを算出すること、
    算出された補助インプラント結合部分またはこの結合部分に相対するゼロ点領域と、実際のサルカス・ライン、あるいはこの実際のサルカス・ラインの変化によって確定された補助サルカス・ラインとの間の欠如しているデータを、前記サルカス・フォーマーに割り当てられた第1のライブラリー・データによって補うこと、
    および、前記サルカス部分モデルのデータを、前記サルカス部分の製造のために、前記実際のサルカス・ラインまたは前記補助サルカス・ラインおよび前記第1のライブラリー・データを考慮しつつ用いること、
    を特徴とする方法。
  2. 前記作業模型の前記サルカス領域の、インプラント側の近くにある測定データから、第1の測定点を算出し、これらの第1の測定点の接続線同士から、前記実際のサルカス・ラインを形成し、前記第1の測定点および前記実際のサルカス・ラインは、場合によっては必要な、データの変更後に、前記サルカス・フォーマーの表面に位置していることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記補助インプラント結合部分のデータおよび前記サルカス・フォーマーのデータを、前記インプラントの位置および方向づけを再現する補助要素によって、互いに調整することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記補助要素は、前記作業模型に挿入された補助インプラントから出ており、この補助インプラントは、前記インプラントを有する顎の型取りに従って挿入され、幾何学的関係に関して、該幾何学的関係が前記アバットメントの製造のために必要である限りは、前記インプラントに対応していることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. エマージェンス・ラインを、このエマージェンス・ラインが、前記作業模型において、前記サルカス領域の、歯肉に型取られた上限に続き、あるいは、かくして確定された出現ラインの下方で間隔dをあけて延びており、但し、d≦0.5mmであるように、確定することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記エマージェンス・ラインを算出するために、前記測定データを、ライブラリー・データによって補うことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記エマージェンス・ラインを、このエマージェンス・ラインが、前記サルカス領域の前記測定された上限の上方に延びているように、確定することを特徴とする請求項5または6に記載の方法。
  8. 前記サルカス部分モデルを、前記実際のサルカス・ラインおよび/または前記エマージェンス・ラインに関して、個別的に自動的におよび/または対話的に変更することを特徴とする請求項1または5に記載の方法。
  9. 前記サルカス部分モデルの周面のデータを、前記周面が環状に、軸方向に見て凸面状にまたは直線的に延びているように、自動的にまたは対話的に変更することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記サルカス部分モデルの前記周面のデータを、前記周面が環状に、径方向に見て凸面状に延びているように、自動的にまたは対話的に変更することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 前記サルカス部分モデルの前記周面を、好ましくは自動的に平滑にすることを特徴とする請求項9または10に記載の方法。
  12. 前記ゼロ点領域を、第2のライブラリー・データによって確定すること、および、前記実際のサルカス・ラインの、前記ゼロ点領域と前記補助インプラント結合部分との間に位置している測定点を、前記ゼロ点領域へまたはこのゼロ点領域によって予め設定されたゼロ点ラインへ移動させることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 前記サルカス部分には、前記アバットメントの、前記インプラントと結合されるインプラント部分が接続し、前記アバットメントの形状が、前記挿入されたインプラントに従ってあらかじめ設定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  14. 前記測定をスキャンによって行なうことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  15. 前記サルカス領域のデータを、図形として示される三角形の表面点に変換することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  16. 表面モデルをサルカス部分モデルとして形成するために、三角形の点を互いに接続することを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 欠如した測定データを、ライブラリー・データによって代用することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  18. 欠如した測定データを、前記サルカス・フォーマーの領域を表わすライブラリー・データによって、代用することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  19. 前記アバットメントの前記頭部部分の顔面および/または頬面および/または近心面および/または遠心面および/または交合面を、このような面が、外側から見える義歯部分の、顔面および/または頬面および/または近心面および/または遠心面および/または交合面の、その輪郭に従うように、形成することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  20. 前記エマージェンス・ラインの形状を確定する前記第2の点の数と、前記実際のサルカス・ラインまたは補助サルカス・ラインの形状を確定する第1の点の数とを同一に選択することを特徴とする請求項5に記載の方法。
  21. 前記第1のおよび第2の点を、前記サルカス部分モデルの包絡線を予め設定する、交差しない接続線によって、接続することを特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 前記接続線のコースを、前記サルカス領域のデータから算出することを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 前記接続線のコースを、自動的におよび/または対話的に変更することを特徴とする請求項20または21に記載の方法。
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