JP2010217665A - レンズ駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】レンズ保持体に発生する推力のバラツキを調整しつつ、落下等の衝撃が加わった場合においても、レンズ保持体を筐体との間で支持するばね部材の変形を防止すること。
【解決手段】レンズ体を保持するレンズホルダ3と、磁石4a〜4d、コイル5及びヨーク6を有し、コイル5への通電によりレンズホルダ3に推力を発生させて光軸方向に沿って移動させる移動機構と、装置本体の筐体に取り付けられ、レンズホルダ3を支持する上側板ばね8と、上側板ばね8の一部を押圧する調整板9とを具備し、上側板ばね8は、筐体に固定される外側固定部81と、レンズホルダ3に固定される内側固定部82と、外側固定部81及び内側固定部82を連結する腕部83とを有し、調整板9は、外側固定部81に連結される腕部83の根本部分の一部を押圧して上側板ばね8のばね定数を調整する調整片92a〜92cを有することを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】レンズ体を保持するレンズホルダ3と、磁石4a〜4d、コイル5及びヨーク6を有し、コイル5への通電によりレンズホルダ3に推力を発生させて光軸方向に沿って移動させる移動機構と、装置本体の筐体に取り付けられ、レンズホルダ3を支持する上側板ばね8と、上側板ばね8の一部を押圧する調整板9とを具備し、上側板ばね8は、筐体に固定される外側固定部81と、レンズホルダ3に固定される内側固定部82と、外側固定部81及び内側固定部82を連結する腕部83とを有し、調整板9は、外側固定部81に連結される腕部83の根本部分の一部を押圧して上側板ばね8のばね定数を調整する調整片92a〜92cを有することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、レンズ駆動装置に関し、特に、デジタルカメラにおけるオートフォーカス機構等に好適なレンズ駆動装置に関する。
従来、デジタルカメラにおけるオートフォーカス機構等に用いられるレンズ駆動装置において、レンズ体を保持するレンズホルダを筐体との間で円環状の板ばねで支持し、磁石、コイル及びヨークからなる移動機構により光軸方向に移動させるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このレンズ駆動装置においては、コイルに対して通電される電流量を変化させることでレンズホルダに発生する推力を制御して、レンズホルダの位置(すなわち、レンズ体の位置)を調節可能となっている。しかしながら、このレンズ駆動装置においては、駆動対象となるレンズホルダを板ばねのみにより支持していることから、板ばねの板厚にバラツキが発生した場合には、レンズホルダに発生する推力にバラツキが生じ、適切にレンズホルダの位置を調節することが困難になる恐れがある。
一方、振動対象物(例えば、分銅)の重量のバラツキや、振動対象物を支持するスプリングの寸法のバラツキなどに起因する振動対象物の振動系の共振周波数のバラツキを調整すべく、スプリングを回転させてスプリングの外端をベース部材に押し付ける押さえ部までの長さ、つまり、スプリングの外端の可動部分の長さを変化させる電磁型アクチュエータが提案されている(例えば、特許文献2参照)。この電磁型アクチュエータにおける振動系の調整技術を上述のようなレンズ駆動装置に適用する場合には、板ばねの板厚のバラツキに起因してレンズホルダに発生する推力のバラツキを調整して、レンズホルダの位置を適切に調節し得る。
しかしながら、上述したような電磁型アクチュエータにおいては、スプリングの外端の可動部分の長さを一定にすべく、押さえ部でスプリングの外端を完全に固定することから、落下等の衝撃が加わった場合に固定された部分からスプリングが変形し易いという問題がある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、レンズ保持体に発生する推力のバラツキを調整しつつ、落下等の衝撃が加わった場合においても、レンズ保持体を筐体との間で支持するばね部材の変形を防止することができるレンズ駆動装置を提供することを目的とする。
本発明のレンズ駆動装置は、レンズ体を保持するレンズ保持体と、磁石、コイル及びヨークを有し、前記コイルに対する通電により前記レンズ保持体に推力を発生させて光軸方向に沿って移動させる移動機構と、装置本体の筐体に取り付けられ、前記レンズ保持体を支持するばね部材と、前記ばね部材の一部を押圧する弾性部材とを具備し、前記ばね部材は、前記筐体に固定される外側固定部と、前記レンズ保持体に固定される内側固定部と、前記外側固定部及び内側固定部を連結する腕部とを有し、前記弾性部材は、前記外側固定部側の前記腕部の根本部分の一部を押圧して前記ばね部材のばね定数を調整する調整片を有することを特徴とする。
上記レンズ駆動装置によれば、弾性部材が有する調整片により、筐体との間でレンズ保持体を支持するばね部材を構成する腕部の根本部分の一部を押圧してばね部材のばね定数を調整するようにしたことから、弾性部材の一部によりばね部材を介してレンズ保持体に発生する推力を調整することができるので、レンズ保持体に発生する推力のバラツキを調整しつつ、落下等の衝撃が加わった場合においても、レンズ保持体を筐体との間で支持するばね部材の変形を防止することが可能となる。
上記レンズ駆動装置においては、前記腕部の根本部分の一部に調整領域を設け、前記レンズ保持体に発生する推力の測定結果に応じて前記調整領域における前記弾性部による押圧位置が決められることが好ましい。この場合には、レンズホルダに発生する推力の測定結果に応じて腕部の根本部分の調整領域における押圧位置が決められることから、レンズ保持体に発生する推力のバラツキの各種要因を考慮することなく、効率的にレンズ保持体に発生する推力を調整することが可能となる。
上記レンズ駆動装置において、前記弾性部材は、前記調整片を前記腕部に沿って重ねて配置することが好ましい。この場合には、調整片が腕部に沿って重ねて配置されることから、調整片で腕部の根本部分を確実に押圧することができるので、例えば、腕部の根本部分の1点の位置だけで押圧する場合と比べて、レンズ保持体に発生する推力のバラツキを効果的に調整することが可能となる。また、調整片が腕部の動きに追随して動作し易くなるので、必要以上の力が作用した場合にその力を逃がすことができ、落下等の衝撃が加わった場合においても、レンズ保持体を筐体との間で支持するばね部材の変形を効果的に防止することが可能となる。
上記レンズ駆動装置において、前記弾性部材の調整片は、前記ばね部材よりも強い弾性力を有することが好ましい。この場合には、調整片がばね部材よりも強い弾性力を有することから、落下等の衝撃が加わった場合にばね部材に完全に追随して変形するのではなく、ばね部材に対して効果的に押圧力を付与することができるので、落下等の衝撃が加わった場合においても、レンズ保持体を筐体との間で支持するばね部材の変形を効果的に防止することが可能となる。
本発明によれば、弾性部材が有する調整片により、筐体との間でレンズ保持体を支持するばね部材を構成する腕部の根本部分の一部を押圧してばね部材のばね定数を調整するようにしたことから、弾性部材の一部によりばね部材を介してレンズ保持体に発生する推力を調整することができるので、レンズ保持体に発生する推力のバラツキを調整しつつ、落下等の衝撃が加わった場合においても、レンズ保持体を筐体との間で支持するばね部材の変形を防止することが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係るレンズ駆動装置1の分解斜視図である。図1に示すように、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1は、装置の底面部を構成するベース部材2と、不図示のレンズ体を保持するレンズ保持体としてのレンズホルダ3と、このレンズホルダ3を光軸方向に移動させる移動機構を構成する磁石4a〜4d、コイル5及びヨーク6と、レンズホルダ3をベース部材2及びヨーク6に光軸方向に移動可能に支持する一対のばね部材としての板ばね(下側板ばね7、上側板ばね8)と、上側板ばね8のばね定数(ばね荷重)を調整する弾性部材としての調整板9と、これらの構成部品を収容してベース部材2に固定されるカバー部材10とを含んで構成される。
ベース部材2は、例えば、絶縁性の樹脂材料で形成され、概して矩形状に設けられている。このベース部材2には、コイル5の端部が接続される不図示の金属板材がその一部を露出した状態でインサート成型されている。ベース部材2の中央近傍には、不図示のイメージセンサに対応する位置に円形状の開口部21が形成されている。また、ベース部材2の四隅部には、後述するカバー部材10の係合凹部103a〜103dに係合する係合片22a〜22dが立設されている。対角線上に配置される係合片22aと、係合片22cの近傍には、後述する下側板ばね7の外側固定部71と略同一形状に構成された補強板11を挟んで下側板ばね7の位置決めに使用される一対の突出片23a、23bが立設されている。なお、このベース部材2は、レンズ駆動装置1の筐体の一部を構成する。
レンズホルダ3は、例えば、絶縁性の樹脂材料で形成され、概して筒状に設けられている。レンズホルダ3の内周には、ねじ溝が設けられ、不図示のレンズ体をねじ込み可能に設けられている。概して八角形状を有するレンズホルダ3の外周には、コイル5の内周部に嵌合し、コイル5を保持する4つの保持片31a〜31dが設けられている(図1において、保持片31cは不図示)。これらの保持片31a〜31dに対応するレンズホルダ3の上端には、上側板ばね8の位置決めを行う位置決め片32a〜32dが設けられている。これらの位置決め片32a〜32dは、上方側に向けて突出して設けられ、後述する上側板ばね8の切り欠き部82aと係合可能に構成されている。また、レンズホルダ3の下端部には、側方側に突出する鍔状部33が設けられている。鍔状部33は、後述するコイル5の形状に対応して概して八角形状を有し、保持片31a〜31dに保持されたコイル5の下端部を支持するものとなっている。また、鍔状部33の下面には、後述する下側板ばね7の切り欠き部72aと係合可能な複数の突出片(不図示)が設けられている。
磁石4a〜4dは、それぞれ平行な一対の外側面部41、内側面部42と、これらの外側面部41と内側面部42とを繋ぐ斜面部43とを有しており、ヨーク6の四隅部分に固定される。この場合、磁石4a〜4dは、外側面部41及び斜面部43をヨーク6の四隅の内壁面に対向させると共に、内側面部42を後述するヨーク6の垂下壁面63a〜63dの内壁面に一定距離を挟んで対向させた状態で固定される。例えば、磁石4a〜4dは、外側面部41及び斜面部43を接着剤等により接着することによって、ヨーク6の四隅部分に固定される。
コイル5は、概して八角形状に束ねられ、上述したレンズホルダ3の保持片31a〜31dによりその内周部が保持される。保持片31a〜31dは、レンズホルダ3の外周面よりも僅かに径方向に突出形成されているため、これらの保持片31a〜31dが存在しない部分において、コイル5は、レンズホルダ3の外周面と一定距離だけ離間した状態で配置されている。このようにレンズホルダ3に保持された状態において、コイル5の外周面は、磁石4a〜4dの内側面部42に対向配置される一方、その内周面は、ヨーク6の垂下壁面63a〜63dの内壁面に対向配置されている。
ヨーク6は、金属材料を機械加工することで形成され、図1に示す下方側に開口した箱形状を有している。また、ヨーク6は、概して八角形状に設けられ、その中央に八角形状の開口部61が設けられている。ヨーク6の四隅における下端部分には、僅かに側方側に突出し、ベース部材2の係合片22a〜22dと係合する係合部62a〜62dが設けられている(図1において、固定片62dは不図示)。また、開口部61の周縁部におけるヨーク6の四隅部分に対応する位置には、垂下壁面63a〜63dが垂下して設けられている(図1において、垂下壁面63a、63bは不図示)。これらの垂下壁面63a〜63dは、レンズホルダ3を収容した状態において、レンズホルダ3の外周面とコイル5の内周面との間に配置される。さらに、ヨーク6の上面の所定位置には、後述するカバー部材10の固定ピン104が挿入される孔64a、64bが設けられている。なお、このヨーク6は、レンズ駆動装置1の筐体の一部を構成する。
下側板ばね7は、例えば、ベリリウム銅等の導電性材料で構成され、ベース部材2に固定される環状の外側固定部71と、レンズホルダ3の下端部に固定される環状の内側固定部72と、これらの外側固定部71と内側固定部72とを連結する3本の腕部73とを有している。外側固定部71の所定位置には2つの孔71aが設けられ、これらの孔71aにベース部材2の突出片23a、23bが挿通された状態で下側板ばね7がベース部材2に固定されている。また、内側固定部72の所定位置には複数の切り欠き部72aが設けられ、これらの切り欠き部72aにレンズホルダ3の下面に設けられた突出片が収容された状態で下側板ばね7がレンズホルダ3に固定されている。腕部73は、外側固定部71の所定位置から周方向に沿って延伸して内側固定部72に連結されている。また、腕部73は、その途中で上方側部分を延伸するように折り曲げられている。このため、内側固定部72は、外側固定部71よりも僅かに上方側の位置に配置されている。
上側板ばね8は、下側板ばね7と同様に、例えば、ベリリウム銅等の導電性材料で構成され、ヨーク6の上面に固定される環状の外側固定部81と、レンズホルダ3の上端部に固定される環状の内側固定部82と、これらの外側固定部81と内側固定部82とを連結する3本の腕部83とを有している。外側固定部81の所定位置には2つの孔81aが設けられ、これらの孔81aにカバー部材10の下面に設けられた固定ピンが挿通された状態で上側板ばね8がヨーク6に固定されている。また、内側固定部82の所定位置には4つの切り欠き部82aが設けられ、これらの切り欠き部82aにレンズホルダ3の位置決め片32a〜32dを収容した状態で上側板ばね8がレンズホルダ3に固定されている。腕部83は、外側固定部81の所定位置から周方向に延伸して内側固定部82に連結されている。また、腕部83は、その途中で上方側部分を延伸するように折り曲げられている。このため、内側固定部82は、外側固定部81よりも僅かに上方側の位置に配置されている。
調整板9は、例えば、ステンレス等の金属材料で形成され、上側板ばね8の外側固定部81と略同一の形状を有している。また、調整板9の所定位置には2つの孔91が設けられ、これらの孔91にカバー部材10の下面に設けられた固定ピンが挿通された状態で調整板9が上側板ばね8に重ねてヨーク6に固定される。調整板9の内周側における所定位置には、詳細について後述するように、上側板ばね8の腕部83の一部を押圧して、上側板ばね8のばね定数(ばね荷重)を調整する3つの調整片92a〜92cが設けられている。これらの調整片92a〜92cは、上側板ばね8の腕部83の一部に重ねられて当該部分を押圧する板ばねとして機能する。これらの調整片92a〜92cは、詳細について後述するように、上側板ばね8のばね定数(ばね荷重)を調整することで、レンズホルダ3に発生する推力を調整可能に設けられている。
カバー部材10は、金属材料を機械加工することで形成されている。カバー部材10は、概して八角形状に設けられ、その中央に円形状の開口部101が設けられている。また、カバー部材10の四隅部分に対応する位置からは、係合片102a〜102dが垂下して設けられている。これらの係合片102a〜102dには、ベース部材2の係合片22a〜22dと係合する係合凹部103a〜103d(図1において、係合凹部103c、103dは不図示)が設けられている。また、カバー部材10の下面における所定位置には、上側板ばね8及び調整板9をヨーク6の上面に固定する2本の固定ピンが設けられている。
ここで、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1が有する調整板9と上側板ばね8との位置関係について説明する。図2は、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1が有する調整板9及び上側板ばね8の斜視図である。図2に示すように、調整板9は、上側板ばね8の外側固定部81と略同一の形状を有し、その外側固定部81の上に重ねられる。調整板9の内周側における設けられた調整片92a〜92cは、調整板9の内周部から僅かに内側に突出すると共に、その周方向に沿って延伸するように設けられている。また、これらの調整片92a〜92cは、上側板ばね8の外側固定部81における各腕部83の根本部分の近傍に配置され、当該部分を押圧可能となっている。
なお、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1においては、上側板ばね8を50μmの板厚のベリリウム銅で構成する一方、調整板9を50μmの板厚のステンレスで構成している。この場合、調整板9は、上側板ばね8のおよそ2倍程度の弾性力を有することとなる。このため、製造過程においては、後述するレンズホルダ3に発生する推力を調整することができる一方、レンズ駆動装置1に落下等の衝撃が加わった場合には、上側板ばね8と一緒に弾性変形しながら上側板ばね8を保護することができるように構成されている。
このような構成を有するレンズ駆動装置1を組み立てる際には、コイル5を保持させた状態のレンズホルダ3を、下側板ばね7及び補強板11を介してベース部材2に固定する一方、レンズホルダ3が開口部61の内側に配置されるように、四隅部分の内壁に磁石4a〜4dが固定されたヨーク6をベース部材2に固定する。そして、切り欠き部82aでレンズホルダ3の位置決め片32a〜32dを収容するようにレンズホルダ3及びヨーク6の上面に上側板ばね8を載置すると共に、この上側板ばね8の上方に調整板9を載置する。その後、上側板ばね8、調整板9の孔81a、91を介して固定ピンをヨーク6の孔66a〜66dに挿入すると共に、係合凹部103a〜103dが係合片22a〜22dと係合するようにカバー部材10をベース部材2に固定する。これにより、レンズ駆動装置1の組立作業が完了し、レンズ駆動装置1が完成する。
図3は、組み立てられた状態のレンズ駆動装置1の斜視図である。図3に示すように、このように組み立てられた状態においては、図3に示すように、レンズホルダ3やコイル5等の構成部品がヨーク6の内側に収容され、そのヨーク6の上方側からカバー部材10が被せられている。レンズホルダ3は、カバー部材10の開口部101の内部において、下側板ばね7によりベース部材5に固定される一方、上側板ばね8によりヨーク6に固定され、これらの上側板ばね8及び下側板ばね7の付勢力(反発力)によって初期位置に保持された状態となっている。不図示のレンズ体は、専用の治具等によりレンズホルダ3の回転を規制した状態で、レンズホルダ3内に図3に示す上方側からねじ込まれる。レンズホルダ3内に組み付けられたレンズ体は、レンズホルダ3と一体的に移動可能に構成される。
レンズホルダ3の外周面に保持されたコイル5に電流を流すと、コイル5に流れる電流が磁石4a〜4dから発生する磁界と作用することにより、コイル5を図3に示す上下方向に移動させる推力が発生する。本実施の形態に係るレンズ駆動装置1においては、例えば、装置本体を搭載する携帯電話やデジタルカメラの制御部からの駆動指示に応じてコイル5に流す電流量を制御することによってこの推力を変化させ、コイル5を上下移動させ、その位置決めを行う。これにより、コイル5が保持されるレンズホルダ3の位置調節を行うと共に、レンズホルダ3に組み付けられたレンズ体の位置調節を行うことが可能となっている。
図4は、カバー部材10を取り外した状態のレンズ駆動装置1の上面図である。図4に示すように、上側板ばね8は、切り欠き部82aで位置決め片32a〜32cを収容した状態でレンズホルダ3の上方に配置されている。調整板9は、調整片92a〜92cが上側板ばね8の腕部83の根本部近傍に位置するように上側板ばね8に載置されている。特に、調整片92a〜92cは、腕部83の根本部よりも僅かに内側固定部82側の位置において突出すると共に、腕部83の延伸方向と同一方向(周方向)に延伸している。これにより、調整片92a〜92cは、腕部83の根本部分の一定範囲に重ねられて押圧力を付与できるように構成されている。
本実施の形態に係るレンズ駆動装置1においては、このように上側板ばね8の腕部83に押圧力を付与する調整板9を複数種類用意しておき、上側板ばね8の板厚のバラツキ等に起因する、レンズホルダ3(コイル5)に発生する推力の変動に対応する。具体的には、調整片92a〜92cの長さの異なる複数種類の調整板9を用意しておき、レンズ体を組み付ける前段階に測定した推力の測定結果に基づいて調整板9を選択する。その選択した調整板9をレンズ駆動装置1に組み込むことで、上側板ばね8のばね定数の調整を介してレンズホルダ3の推力を調整する。
なお、レンズホルダ3に発生する推力の変動の要因としては、上側板ばね8の板厚のバラツキの他、下側板ばね7の板厚のバラツキ、磁石4a〜4dの磁力のバラツキ、ヨーク6の透磁率のバラツキ、並びに、これらの組み合わせなど様々な要因が考えられる。本実施の形態に係るレンズ駆動装置1においては、これらの要因の結果として生じ得るレンズホルダ3に発生する推力の変動に対応することから、レンズホルダ3に発生する推力を適切に調整でき、適切にレンズホルダ3の位置調節を行うことが可能となる。
以下、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1で用意される複数種類の調整板9の構成について説明する。図5〜図7は、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1で用意される複数種類の調整板9の構成を説明するための上面図である。なお、図5〜図7においては、図4と同様に、各種の調整板9が組み込まれた状態のレンズ駆動装置1からカバー部材10を取り除いた状態について示している。なお、説明の便宜上、図5〜図7に示す調整板9は、それぞれ調整板9a、9b、9cとして区別するものとする。
図5に示す調整板9aにおいては、図4に示す調整板9よりも調整片92a〜92cが長く設けられている。すなわち、調整板9aの調整片92a〜92cは、図4に示す調整板9よりも大きい範囲(長い範囲)で、上側板ばね8の腕部83の根本部分の近傍に対する押圧力を付与している。このため、図4に示す調整板9よりもレンズホルダ3に発生する推力を低く調整することができる。従って、図4に示す調整板9よりもレンズホルダ3に発生する推力を低く調整する必要がある場合には、この調整板9aが選択され、レンズ駆動装置1に組み込まれることとなる。
図6に示す調整板9bにおいては、図4に示す調整板9よりも調整片92a〜92cが短く設けられている。すなわち、調整板9bの調整片92a〜92cは、図4に示す調整板9よりも小さい範囲(短い範囲)で、上側板ばね8の腕部83の根本部分の近傍に対する押圧力を付与している。このため、図4に示す調整板9よりもレンズホルダ3に発生する推力を高く調整することができる。従って、図4に示す調整板9よりもレンズホルダ3に発生する推力を高く調整する必要がある場合には、この調整板9bが選択され、レンズ駆動装置1に組み込まれることとなる。
図7に示す調整板9cにおいては、図4に示す調整板9に設けられた調整片92a〜92cを切断した調整板9cを示している。すなわち、調整板9cにおいて、調整片92a〜92cは存在せず、上側板ばね8の腕部83の根本部分の近傍に対して押圧力が付与されることはない。このため、図6に示す調整板9よりもレンズホルダ3に発生する推力を高く調整することができる。従って、図6に示す調整板9よりもレンズホルダ3に発生する推力を高く調整する必要がある場合、或いは、レンズホルダ3に発生する推力を調整する必要がない場合に、この調整板9cが選択され、レンズ駆動装置1に組み込まれることとなる。
本実施の形態に係るレンズ駆動装置1においては、このように調整片92a〜92cの長さの異なる複数種類の調整板9、9a〜9cを、レンズ体を組み付ける前段階に測定した推力の測定結果に基づいて選択し、その選択した調整板9をレンズ駆動装置1に組み込むことで、レンズホルダ3の推力の調整を行う。これにより、様々な要因の結果として生じ得る、レンズホルダ3に発生する推力のバラツキを適切に調整でき、適切にレンズホルダ3の位置調節を行うことが可能となる。
特に、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1においては、これらの調整板9、9a〜9cの調整片92a〜92cに対応する腕部83の根本部分の一部で調整領域が構成され、レンズホルダ3に発生する推力の測定結果に応じて調整板9、9a〜9cを選択することで、この調整領域における調整片92a〜92cによる押圧位置が決められる。このため、レンズホルダ3に発生する推力のバラツキの各種要因を考慮することなく、効率的にレンズホルダ3に発生する推力を調整可能となっている。
また、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1においては、これらの調整板9、9a〜9cの弾性力を、上側板ばね8のおよそ2倍程度になるように材料を選択していることから、このように製造過程におけるレンズホルダ3に発生する推力の調整を可能としつつ、レンズ駆動装置1に落下等の衝撃が加わった場合には、上側板ばね8と一緒に弾性変形しながら上側板ばね8を保護できるものとなっている。このため、レンズ駆動装置1に落下等の衝撃が加わった場合においても、レンズホルダ3を筐体(ベース部材2及びヨーク6)との間で支持する下側板ばね7及び上側板ばね8の変形を防止することが可能となっている。
ところで、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1のように、レンズホルダ3に発生する推力の調整は、調整片92a〜92cに限られるものではなく、他の構成により実現することも可能である。例えば、レンズホルダ3をヨーク6との間で支持する上側板ばね8の腕部83の長さをヨーク6に対するスポット溶接によって短くすることで、レンズホルダ3に発生する推力を調整することが可能である。
図8は、スポット溶接される上側板ばね8を有するレンズ駆動装置100を説明するための斜視図である。図9は、スポット溶接される上側板ばねを有するレンズ駆動装置100のスポット溶接部分の拡大図である。なお、図8及び図9に示すレンズ駆動装置100においては、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1と異なる態様を有するが、上記レンズ駆動装置1と共通する構成部品については、同一の符号を付与し、その説明を省略する。また、図8及び図9に示すレンズ駆動装置100においては、説明の便宜上、カバー部材10を省略している。
図8に示すレンズ駆動装置100においては、レンズホルダ3やコイル5等の構成部品がヨーク6の内側に収容され、レンズホルダ3の上端とヨーク6との間で上側板ばね8が固定される点で本実施の形態に係るレンズ駆動装置1と共通する。しかしながら、図8に示すレンズ駆動装置100においては、上側板ばね8が有する腕部83の根本部分の近傍がヨーク6の開口部61の周縁部上に配置された状態となっている点で、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1と相違する(図9参照)。
このレンズ駆動装置100においては、図9に示すように、レンズ体を組み込む前段階にレンズホルダ3に発生する推力を測定し、その測定結果に応じてヨーク6の開口部61の周縁部上に配置された上側板ばね8の腕部83の根本部分の近傍をスポット溶接することで、腕部83の長さを短くし、レンズホルダ3に発生する推力を調整するものである。例えば、レンズホルダ3に発生する推力を最も低く調整したい場合には、図9に示す溶接点Aにてスポット溶接が行われ、レンズホルダ3に発生する推力を僅かに低く調整したい場合には、図9に示す溶接点Cにてスポット溶接が行われる。
このレンズ駆動装置1によれば、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1と同様に、レンズホルダ3に発生する推力を調整することができる。特に、この場合には、スポット溶接という手段でレンズホルダ3に発生する推力を調整することから、調整片92a〜92cの長さの異なる複数種類の調整板9を用意しておく必要がないので、より簡単にレンズホルダ3に発生する推力を調整することが可能となる。しかしながら、このようにスポット溶接によりレンズホルダ3に発生する推力を調整する場合には、レンズホルダ1に落下等の衝撃が加わった場合において、上側板ばね8が変形し易いという問題が残ることから、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1のように、弾性を有する調整板92a〜92cを有する調整板9を用いてレンズホルダ3に発生する推力を調整することが好ましい。
以上説明したように、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1においては、調整板9が有する調整片92a〜92cにより、筐体との間でレンズホルダ3を支持する上側板ばね8を構成する腕部83の根本部分の一部を押圧して上側板ばね8のばね定数を調整するようにしたことから、調整板9の一部により上側板ばね8を介してレンズホルダ3に発生する推力を調整することができるので、レンズホルダ3に発生する推力のバラツキを調整しつつ、落下等の衝撃が加わった場合においても、レンズホルダ3を筐体との間で支持する上側板ばね8の変形を防止することが可能となる。
特に、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1においては、腕部83の根本部分の一部に調整領域を設け、レンズホルダ3に発生する推力の測定結果に応じて調整板9、9a〜9cを選択することで、上記調整領域における調整片92a〜92cによる押圧位置が決められようにしたことから、レンズホルダ3に発生する推力のバラツキの各種要因を考慮することなく、効率的にレンズホルダ3に発生する推力を調整することが可能となる。
また、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1においては、調整片92a〜92cを腕部83に沿って重ねて配置させていることから、調整片92a〜92cで腕部83の根本部分を確実に押圧することができるので、例えば、腕部83の根本部分の1点の位置だけで押圧する場合と比べて、レンズホルダ3に発生する推力のバラツキを効果的に調整することが可能となる。また、調整片92a〜92cが腕部83の動きに追随して動作し易くなるので、必要以上の力が作用した場合にその力を逃がすことができ、落下等の衝撃が加わった場合においても、レンズホルダ3を筐体との間で支持する上側板ばね8の変形を効果的に防止することが可能となる。
さらに、本実施の形態に係るレンズ駆動装置1においては、調整片92a〜92cの弾性力を上側板ばね8よりも強い弾性力に設定していることから、落下等の衝撃が加わった場合に上側板ばね8に完全に追随して変形するのではなく、上側板ばね8に対して効果的に押圧力を付与することができるので、落下等の衝撃が加わった場合においても、レンズホルダ3を筐体との間で支持する上側板ばね8の変形を効果的に防止することが可能となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
1、100 レンズ駆動装置
2 ベース部材
21 開口部
22a〜22d 係合片
23a、23b 突出片
3 レンズホルダ
31a〜31d 保持片
32a〜32d 位置決め片
33 鍔状部
4a〜4d 磁石
41 外側面部
42 内側面部
43 斜面部
5 コイル
6 ヨーク
61 開口部
62a〜62d 係合部
63a〜63d 垂下壁面
64a、64b 孔
7 下側板ばね
71 外側固定部
71a 孔
72 内側固定部
72a 孔
73 腕部
8 上側板ばね
81 外側固定部
81a 孔
82 内側固定部
82a 孔
83 腕部
9 調整板
91 孔
92a〜92c 調整片
10 カバー部材
101 開口部
102a〜102d 係合片
103a〜103d 係合凹部
2 ベース部材
21 開口部
22a〜22d 係合片
23a、23b 突出片
3 レンズホルダ
31a〜31d 保持片
32a〜32d 位置決め片
33 鍔状部
4a〜4d 磁石
41 外側面部
42 内側面部
43 斜面部
5 コイル
6 ヨーク
61 開口部
62a〜62d 係合部
63a〜63d 垂下壁面
64a、64b 孔
7 下側板ばね
71 外側固定部
71a 孔
72 内側固定部
72a 孔
73 腕部
8 上側板ばね
81 外側固定部
81a 孔
82 内側固定部
82a 孔
83 腕部
9 調整板
91 孔
92a〜92c 調整片
10 カバー部材
101 開口部
102a〜102d 係合片
103a〜103d 係合凹部
Claims (4)
- レンズ体を保持するレンズ保持体と、磁石、コイル及びヨークを有し、前記コイルに対する通電により前記レンズ保持体に推力を発生させて光軸方向に沿って移動させる移動機構と、装置本体の筐体に取り付けられ、前記レンズ保持体を支持するばね部材と、前記ばね部材の一部を押圧する弾性部材とを具備し、前記ばね部材は、前記筐体に固定される外側固定部と、前記レンズ保持体に固定される内側固定部と、前記外側固定部及び内側固定部を連結する腕部とを有し、前記弾性部材は、前記外側固定部側の前記腕部の根本部分の一部を押圧して前記ばね部材のばね定数を調整する調整片を有することを特徴とするレンズ駆動装置。
- 前記腕部の根本部分の一部に調整領域を設け、前記レンズホルダに発生する推力の測定結果に応じて前記調整領域における前記弾性部による押圧位置が決められることを特徴とする請求項1記載のレンズ駆動装置。
- 前記弾性部材は、前記調整片を前記腕部に沿って重ねて配置することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のレンズ駆動装置。
- 前記弾性部材の調整片は、前記ばね部材よりも強い弾性力を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
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