JP2010216664A - 凍結真空乾燥装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】防塵板を取り外すことなしに、大扉を開閉するための発明を提供する。
【解決手段】本発明の凍結真空乾燥装置には、真空槽121に配置された開閉可能な大扉131の表面上に、空気清浄装置51の本体161と防塵フード151が取り付けられており、大扉131の小開口137前の空気を清浄にする。真空槽121内を点検する際に大扉131を開ける場合、防塵フード151は大扉とともに開閉の動きをするので、防塵板を取り外す作業をすることなく大扉131を開閉できる。
【選択図】図1

Description

本発明は真空処理装置の技術分野に係り、特に、真空処理装置のメンテナンスやトラブル対処時にスムーズな対応ができる真空処理装置に関する。
図6の符号300は、従来技術の真空処理装置を示している。
この真空処理装置300は、真空槽321を有しており、その大開口322は、防塵用天井311と防塵用壁312とで形成された処理室301内に位置するように真空槽321自体は処理室301とは区分けされた機械室302に配置されている。
この真空処理装置300には、大開口322を開閉する大扉331が設けられており、大扉331によって大開口322を閉じ、大扉331に形成された小開口337から乾燥対象物を真空槽321内に搬入し、乾燥対象物を真空槽321内に配置された棚325上に配置し、小開口337を小扉339によって閉じ、真空槽321内を真空排気して搬送対象物を真空乾燥できるように構成されている。
このような真空処理装置300では、防塵フード316によって空気清浄機315から送風される清浄な空気が大扉331前面位置に導かれ、防塵フード316によって形成された清浄な雰囲気中で、真空槽321内への搬出入が行われるようになっている。
上述したように、乾燥対象物の真空処理では、大扉331を開ける必要は生じないが、真空槽321内のメンテナンスを行うときや、真空槽321内で事故が生じたときには、大扉331を開ける必要がある。
しかしながらこの真空処理装置300では、防塵フード316は防塵用天井311や防塵用壁312に取り付けられており、大扉331を開ける際の大扉331が移動する範囲内にある。
従って、大扉331を開けるためには防塵フード316を、防塵用天井311や防塵用壁312等から取り外す必要があり、大扉331の開閉には長時間を要していた。
薬品などの処理対象物を凍結真空乾燥処理するための装置は、例えば下記文献に記載されている。
特開2000−320963号公報
本発明は上記従来技術の不都合を解決するために創作されたものであり、その目的は、防塵フードを取り外さないで、大扉を開閉させることのできる真空処理装置を提供することである。
上記課題を解決するために本発明は、真空排気系が接続され、真空排気可能に構成された真空槽と、前記真空槽の立設する側面に設けられた大開口と、前記真空槽に設けられ、前記大開口を開閉する大扉と、前記大扉に設けられた小開口と、前記小開口を開閉させる小扉と、前記小開口の前面位置に除塵した空気を送風する空気清浄機と、前記空気清浄機と前記小開口の前記前面位置との間を覆う防塵フードとを有し、前記空気清浄機から送風された空気は、前記防塵フードで覆われた空洞内を通って前記小開口の前記前面位置を通過する真空処理装置であって、前記空気清浄機と前記防塵フードは、前記大扉に取り付けられた真空処理装置である。
また、本発明は、前記空気清浄機は、前記小開口の上方位置に配置された真空処理装置である。
また、本発明は、前記防塵フードの水平方向の両端である両脇位置には、前記小開口と同じ高さに入口開口と出口開口が設けられ、前記真空槽の内部に搬入・搬出される処理対象物が、前記入口開口を通って前記小開口の前記前面位置に到達し、前記真空槽から搬出された前記処理対象物が、前記出口開口を通って前記防塵フードで覆われた前記空洞の外部に出るように構成された真空処理装置である。
また、本発明は、前記小開口の正面位置の前記防塵フードの部分には出入開口が設けられ、前記真空槽内に搬出入される処理対象物が、前記出入開口を通って前記防塵フードで覆われた空洞内に出入りできるようにされた真空処理装置である。
防塵フードや空気清浄機を取り外さなくても大扉を開閉することができる。
本発明の凍結真空乾燥装置の一例を説明するための図面 その凍結真空乾燥装置にバイアル瓶を搬入する手順を説明するための図面 その凍結真空乾燥装置の内部を説明するための図面 本発明の凍結真空乾燥装置の他の例を説明するための図面 その凍結真空乾燥装置で真空槽内にバイアル瓶を押し込む状態を説明するための図面 従来の凍結真空乾燥装置の一例を示す図面
本発明の真空処理装置を説明する。
本発明の真空処理装置が配置される建物内は、真空処理を行う処理対象物が汚染されないようにするための無塵の処理室と、処理対象物を処理する装置をメンテナンスするための機械室とが区分けされている。
図1の符号110は、建物の天井であり、この天井110の下方の一部領域には、防塵用天井111と防塵用壁112が設けられており、防塵用天井111と防塵用壁112とは密着して取り付けられ、天井110下方の機械室102から、機械室102とは分離された無塵の処理室(無菌室)101が形成されている。
処理室101の内部には、不図示の処理室用空気清浄装置のフィルタによって清浄された空気が噴出され、処理室101内部は清浄な環境にされている。
本発明の真空処理装置の一例として、本発明に含まれる凍結真空乾燥処理装置を説明する。
同図符号20は、その凍結真空乾燥装置を示しており、該凍結真空乾燥装置20は、真空乾燥炉21と、空気清浄装置51を有している。
真空乾燥炉21は、真空槽121を有しており、真空槽121の一側壁には、大開口122が設けられている。
処理室101と機械室102との間に配置され、処理室101と機械室102とを区分けする防塵用壁112には、孔が設けられており、真空槽121は、大開口122が形成された側壁を処理室101内部に向け、反対側の側壁を機械室102の内部に向けてその孔内に嵌め込まれている。孔の周囲の側壁端部は、真空槽121と密着し、処理室101の内部雰囲気と機械室102の内部雰囲気との分離が維持されている。
真空槽121には、大開口122を覆う位置に不図示の支持部品が設けられ、支持部品を中心とした回転移動によって、大開口122を開閉する大扉131が、この支持部品を介して、真空槽121に設けられている。
大扉131には、その一部に小開口137が形成されている。
小開口137よりも下方には、シリンダー138が配置されており、シリンダー138には、小扉139が取り付けられ、シリンダー138が動作すると小扉139が上下移動し、小開口137が開閉されるように構成されている。
次に、空気清浄装置51を説明すると、空気清浄装置51は、本体161と、防塵フード151と、ファン165と、フィルタ166とを有している。
本体161は筒形状であり、その筒形状の一方の底面には吸気口が配置され、他方の底面には噴出口が配置されている。ファン165は本体161内部に配置されており、ファン165を回転させるとファン165は、吸気口から本体161の外部の空気を本体161内へ吸引し、噴出口から噴出させる。
フィルタ166は噴出口を覆う位置に配置されており、吸気口から吸入された空気は噴出口から噴出される際に、フィルタ166を通って菌やパーティクルが除去されるように構成されている。
このフィルタ166は、不図示の処理室用の空気清浄装置のフィルタよりも細かくされており、処理室101の空気は、そのフィルタによって既に除塵されているが、空気清浄装置51によって、更に小さい菌やパーティクルが除去される。
防塵フード151は、筒形状が中心軸線を含む平面で二分された半筒形状に成型されており、半筒形状の截断面に位置する側面の端部は、大扉131の、真空槽121の外部側の表面に密着し、鉛直に取り付けられている。その結果、防塵フード151によって、大扉131の一部が覆われている。
防塵フード151の下端部は、小開口137よりも下方に位置し、上端部は小開口137よりも上方に位置している。従って、小開口137は、大扉131のうち、防塵フード151によって覆われた部分に形成されている。
空気清浄装置51の本体161は、防塵フード151の上端部に挿入され、噴出口が下方を向き、吸気口が上方を向けて大扉131に取り付けられている。
従って、本体161で清浄にされた空気は、防塵フード151で覆われた空洞内に噴出され、小開口137の前面位置を通る。本体161と防塵フード151とは密着しており、防塵フード151の外部雰囲気の空気は、防塵フード151の内部に進入しない。
次に、本発明の真空処理装置の処理対象物について説明すると、本発明の真空処理装置が凍結真空乾燥処理装置20である場合は、その処理対象物は薬品が配置されたバイアル瓶であり、先ず、液状の薬品が配置されたバイアル瓶を凍結真空乾燥処理装置20に搬出入し、薬品を乾燥させる工程について説明する。
凍結真空乾燥処理装置20を使用する際には、大扉131と小扉139を閉じて、空気清浄装置51を作動させておき、小開口137を閉じて、小扉139の前面位置に清浄な空気を流しておく。
小開口137の前面位置の下側には、支持部174が配置され、支持部174の上部には、整列台72が設けられている。
整列台72は、防塵フード151で覆われた空洞内に配置され、小開口137と同程度の高さに設けられている。
小開口137と整列台72とは細長に形成され、その長手方向が水平になるようにされ、小開口137は鉛直に配置され、整列台72はその表面が水平になるようにされている。
防塵フード151には、整列面172の長手方向を延長したときに、その延長面と交叉する位置に搬入用開口153と搬出用開口155が形成され、搬入用開口153と整列面172と搬出用開口155とは一直線に並ぶように配置されている。
図3の符号11は、本発明の凍結真空乾燥装置20に、搬入装置91と、搬出装置92と、押込装置81と、押出装置82とを取り付けた乾燥システムを示している。
同図の符号1はバイアル瓶であり、液体の薬品が、この凍結真空乾燥装置20から離間した充填場所103にてバイアル瓶1に充填され、次いで、押込装置81によって凍結真空乾燥装置20に搬送され、押込装置81で真空槽121内に搬出され、真空処理された後、押出装置82によって搬出され、乾燥した薬品が配置されたバイアル瓶1は、搬出装置92によって集積場所まで搬送される。
搬入装置91と搬出装置92を説明すると、搬入装置91と搬出装置92は同じ構成であって、同じ部材には同じ符号を付して一緒に説明する。
搬入装置91と搬出装置92は、ベルトコンベアやチェーンコンベアなどのコンベア195を有している。
コンベア195は、屈曲可能な搬送面が始点位置から終点位置まで一方向に移動して搬送面上に配置された搬送対象物が搬送されるように構成されている。
搬入装置91では、そのコンベア195の始点位置は充填場所103に配置されており、終点位置は搬入用開口153の前面に配置されており、搬出装置92では、そのコンベア195の始点位置は搬出用開口155の前面に配置され、終点位置は集積場所104に配置されている。
コンベア195の始点位置上にバイアル瓶1を乗せてコンベア195を動作させると、コンベア195上のバイアル瓶1は、搬入装置91のコンベア195上では充填場所103から搬入用開口153の前面に搬送され、搬出装置92のコンベア195上では搬出用開口155の前面から集積場所104に搬送される。
コンベア195の搬送方向に沿って、コンベア195の両側には、防塵板194が配置され、コンベア195の真上には、不図示の、コンベア用空気清浄装置が配置されている。
コンベア用空気清浄装置は、処理室101内の空気を吸い込んでパーティクルを除去して清浄にし、その清浄にされた空気を、防塵板194と防塵板194の間に吹き出し、その清浄な空気はコンベア195に当たるようにされている。
防塵板194は搬入用開口153側の端部または搬出用開口155側の端部で防塵フード151に密着されており、搬入用開口153は搬入装置91の防塵板194の間に位置し、搬出用開口155は搬出装置92の防塵板194の間に位置している。かつ、防塵板194はコンベア用空気清浄装置に気密に取り付けられており、処理室101内の空気が、防塵板194と防塵板194の間の部分に入らないようになっている。従って、防塵板194と防塵板194の間に吹き出された清浄な空気はコンベア195に当たり、コンベア195上の雰囲気が、搬入装置91の防塵板194の外側の雰囲気よりも清浄となるようにされている。
バイアル瓶1は充填場所103から搬入用開口153前面までの間と、搬出用開口155前面から集積場所104までの間を、処理室101内よりも清浄な雰囲気の中を搬送される。
次に整列台72を説明する。整列台72の上部露出部分はコンベアで構成されており、コンベアの上側の搬送対象物を載置する面が整列面172にされている。図1〜3では、コンベアの上側に向けられた面には、整列面と同じ符号172を付して整列面として説明する。
整列面172のうち、始点位置は搬入用開口153の近くに配置され、終点位置は搬出用開口155の近くに配置されており、その間の部分は、小開口137の前面に位置するように配置されている。
搬入装置91のコンベア195を作動させ、バイアル瓶1が終点位置まで到達すると、到達したバイアル瓶1は、搬入装置91のコンベア195から離間し、搬入用開口153を通過して整列台72のコンベアに乗る。従って、バイアル瓶1は搬入装置91から整列面172に移載される。
充填場所103では、搬入装置91のコンベア195の上に、搬送方向に沿って一列に並ぶようにバイアル瓶1が乗せられている。バイアル瓶1は、コンベア195上で一列に並んで搬送され、搬入用開口153の前面に到達した順に、整列面172上に移載される。
整列台72の整列面172も、始点位置から終点位置に搬送対象物を搬送するように動作しており、整列面172に乗せられたバイアル瓶1は、整列面172の始点位置から終点位置方向に一列の状態で搬送される。
ここでは小扉139は下方に移動して小開口137が既に開けられており、後述する棚板125の幅方向に乗る個数のバイアル瓶1が小開口137の前面位置に並んだところで、整列面172の移動を一旦静止させると、バイアル瓶1は、小扉139によって閉じられた小開口137前に一列に並ぶ。
真空乾燥炉21は、不図示の真空乾燥炉21の動力装置と複数枚の棚板125を有している。各棚板125は真空槽121内部に水平に配置され、真空乾燥炉21の動力装置を作動させると、各棚板125は、真空槽121内で上下に移動できるようになっている。
予め各棚板125は、小開口137よりも下方に配置されている。小扉139を開ける際には、最も上にある棚板125が移動し、その上側を向いた面が整列面172と同程度の高さとなるところで静止している。
防塵フード151には、小開口137の前面の位置に押込用開口154が形成されている。
防塵フード151の外側であって、防塵フード151の押込用開口154前には、押込装置81が配置されている。
押込装置81は押込棒185と押込装置81の本体183を有している。押込装置81の本体183の内部には動力装置が配置されている。押込棒185は、アーム184を介して押込装置81の本体183の取付位置において押込装置81の動力装置に接続され、押込装置81の動力装置によって押込棒185は、水平面内で押込棒185の軸線方向と同じ方向に往復移動できるようになっている。
ここでは押込棒185は、その長さが小開口137の水平方向の幅よりも短く形成され、その高さが小開口137の高さと同程度となるよう配置されており、押込用開口154付近から、棚板125のうちの真空槽121の開口と反対側の辺付近までの距離を往復移動できるようにされている。
押込用開口154は、押込棒185を出入させられる大きさにされており、押込棒185を押込用開口154前に位置させ、押込装置81の動力装置を作動させると、押込棒185は、押込用開口154と小開口137を通過して真空槽121の外側から内部へと挿入され、押込用開口154前と真空槽121内の間を往復移動可能とされている。
複数のバイアル瓶1が整列面172に並んで静止した状態で、押込装置81の動力装置を作動させる。アーム184によって押込棒185は、押込用開口154から、防塵フード151で覆われた領域の内部に挿入され、整列面172上に一列に並んだ複数のバイアル瓶1に接触し、一列に並んだバイアル瓶1を押す。
図2は、押込棒185が押込用開口154から筒状体の中へと挿入され、バイアル瓶1に接触する前を示している。
一列に並んだバイアル瓶1は、押込棒185によって押され、小開口137を通って真空槽121内へ入り、整列面172上から棚板125上へ移載される。なお、棚板125と整列面172とが離間している場合には、予めこれらと同程度の高さの渡り板173を、棚板125と整列面172の間に置く。
次いで、押込棒185を戻し、搬入装置91のコンベア195と整列台72のコンベアを再び作動させ、小開口137の前面にバイアル瓶1を一列に並べ、押込棒185によって、真空槽121内の棚板125上にバイアル瓶1を乗せる。
このように、棚板125上に一列のバイアル瓶1を乗せる動作を繰り返し、棚板125上に所定の個数のバイアル瓶1が乗ると、その棚板125を上昇させ、隣接する下方の棚板125を上昇させてバイアル瓶1を乗せられる位置で静止させ、上記操作を繰り返してバイアル瓶1を乗せる。
上記の操作を繰り返し、真空槽121内の所定数の棚板125にバイアル瓶1が乗ると、小扉139を閉じ、真空槽121に接続された真空排気装置127によって真空槽121内を真空排気し、薬液に含まれた水分を気化させ、各バイアル瓶1の中の液状の薬品に含まれる水分を除去して薬品を乾燥させる。
乾燥処理が終了した後、真空槽121内に乾燥した清浄な空気を導入し、大気圧と同程度になったところで小扉139を開ける。
機械室102の、真空槽121の大開口122と反対側の側壁付近には押出装置82が配置されている。
押出装置82は押出棒285と押出装置82の本体283を有しており、その内部には動力装置が配置されている。
押出装置82の本体283は機械室102内に位置し、押出棒285は真空槽121内に位置しており、押出装置82は、押出装置82の動力装置によって、真空槽121の内部雰囲気と機械室102の内部雰囲気との分離を維持した状態で、真空槽121の内部で押出棒285を移動させるようになっている。
ここでは、真空槽121の側壁上には押出棒挿入口126が形成されており、押出棒285はこの押出棒挿入口126を挿通されたアーム284を介して押出装置82の動力装置に接続され、アーム284はベローズ286の中を気密に挿通され、またベローズ286によって押出棒挿入口126の開口は気密に覆われており、機械室102の内部雰囲気と真空槽121の内部雰囲気は分離されている。アーム284の動きとともにベローズ286が伸縮し、アーム284を介して押出棒285が移動しても、真空槽121の内部雰囲気と機械室102の内部雰囲気との分離は維持される。
真空槽121内のバイアル瓶1の乾燥が終了したとき、整列台72上にバイアル瓶1は配置されないようになっており、乾燥処理を終えたバイアル瓶1の乗った棚板125の一つを整列面172と同程度の高さで静止させ、押出棒285を真空槽121の奥側から小開口137側に移動させ、乾燥処理を終えたバイアル瓶1を押し出し、小開口137の近くに位置するバイアル瓶1を整列面172上に移動させる。
整列面172と搬出装置92のコンベア195は動作させておき、整列面172に乗ったバイアル瓶1は、防塵フード151や防塵板194が形成する清浄な雰囲気中を集積場所に向かって移動する。
バイアル瓶1を押し出して棚板125を空にすると、バイアル瓶1が乗った棚板125を整列面172と同じ高さに位置させ、押出棒285によってバイアル瓶1を押し出す。
上記の操作を繰り返し、真空槽121内の乾燥処理を終えたバイアル瓶1がすべて、真空槽121内から押し出されると、乾燥処理は終了する。
なお、真空槽121内の棚板125を上下に移動させるときには、予め押出棒285やアーム284を、棚板125の上下移動を妨げない退避位置に位置させておけばいよい。
以上によりバイアル瓶1の真空処理手順を説明したが、乾燥処理を開始する前に真空槽121内を点検する場合や乾燥処理の途中で真空槽121内のバイアル瓶1が破損した場合には、大扉131を開ける必要がある。
本発明では、防塵フード151と空気清浄装置51は大扉131に取り付けられているから、取り外さなくても大扉131と一緒に移動するため、大扉131を開閉することができる。
なお、押込装置81は車輪187を有しており、大扉131を開閉する際に、押込装置81は簡単に移動させておくことができる。
なお、凍結真空乾燥装置20の横方向にはリターンダクト59が配置されており、その本体159に内蔵されたファンにより、小開口137手前を通過した空気が小開口137下方位置で吸引され、機械室に排気されるようになっており、床113上のダストが舞い上がらないようにされている。
次に本発明の第二の実施例を説明する。
第二の実施例の凍結真空乾燥装置20は真空乾燥炉21と、空気清浄装置51とを有している。前述の第一の実施例と同じ部材には同じ符号を付して説明を省略する。
図4の符号12は、第二例の凍結真空乾燥装置20を有する乾燥システムを示しており、この乾燥システム12は、上記乾燥システム11と同様に、凍結真空乾燥装置20の他、押出装置82と、押込装置81とを有している。
第二例の凍結真空乾燥装置20では、その手前位置に、第一の乾燥システム11には配置されていない移動搬入装置93が配置されている。押込装置81と整列台72は、移動搬入装置93の内部に設けられている。この乾燥システム12においても、押込装置81は本体183と押込棒185とを有している。
移動搬入装置93は、整列台72と押込装置81の他に移動用空気清浄装置97を有している。
押込装置81の本体183の内部には、整列台72を水平方向に移動させる動力装置が配置されている。
整列台72の表面である整列面172は水平にされており、押込装置81内の動力装置によって、整列台72が移動して、整列面172が水平面内を移動するようになっている。
整列面172には、搬送対象物を乗せる領域が設けられており、整列台72が移動することで、処理対象物を乗せる領域は、押込装置81の本体183に近い状態と、離れた状態のいずれの状態でもとれる。
また、押込棒185も押込装置81の動力装置によって、水平面内を移動できるようにされている。押込棒185は整列面172の高さよりも高い位置に配置されており、押込棒185は、その高さで水平面内を移動可能にされている。
移動用空気清浄装置97は、移動防塵板198と、ファン115とフィルタ116が配置された本体117を有している。
移動防塵板198は中空の筒状であり、その両端の開口は上下に向けて配置され、移動防塵板198は、整列台72が本体183に近い位置にある状態では、整列台72と押込棒185とが移動防塵板198に取り囲まれるように本体183に取り付けられている。
移動防塵板198の側面には搬送台用開口199が形成されており、整列台72を、本体183に近い状態から水平面内を移動させ、本体183から離れた状態にするときに、整列台72は搬送台用開口199を通過して移動防塵板198の外部に出るようになっている。このとき、搬送対象物を乗せる領域は移動防塵板198の外部に出る。
押込棒185は、整列台72が離れた状態にあるときに、整列台72上を一端から他端まで移動できるようにされており、整列面172上に乗せられた処理対象物を、整列面172の外側に押し出せるようになっている。
移動用空気清浄装置97の本体117は、吸気口を上方に向け、噴出口を下方に向けて、移動防塵板198の上端に取り付けられており、本体117は、処理室101内の空気を吸気口から吸い込み、噴出口から吹き出して移動防塵板198で取り囲まれた領域に清浄な空気を流すようにされている。移動用空気清浄装置97のフィルタ116は空気から細菌やパーティクルを除去し、処理室101内よりも清浄な空気を噴出口から吹き出す。
移動防塵板198の上側の開口には、噴出口が移動防塵板198の内側に向き、吸気口が処理室101に向けて本体117が取り付けられている。
本体117と移動防塵板198との間は密閉されており、処理室101内の空気は、移動防塵板198が取り囲む領域には入らない。
移動防塵板198には、整列台72よりも下方位置に隙間が設けられており、移動用空気清浄装置97が吹き出した空気は移動防塵板198に取り囲まれた領域の内側を通って整列台72よりも下方へ到達し、隙間を通って移動防塵板198の外部へ流出するようになっている。
押込装置81の本体183の下方には車輪187が設けられており、車輪187によって、移動搬入装置93は走行可能である。
従って、整列台72が移動防塵板198によって取り囲まれた領域内に位置するとき、整列面172には清浄な空気が当たり、清浄な雰囲気において移動することができる。
この実施例におけるバイアル瓶1の真空処理を説明する。
移動防塵板198によって囲まれた領域内に位置する整列面172の上には、液状の薬品が配置されたバイアル瓶1が複数個乗せられており、移動用空気清浄装置97は動作した状態にあり、バイアル瓶1は清浄な空気雰囲気中にあるものとすると、予め、大扉131と小扉139を閉じ、空気清浄装置51を作動させておき、小開口137前面の空気を清浄な状態に維持しておき、先ず、移動搬入装置93を走行させ、防塵フード151の押込用開口154前に位置させる。
押込用開口154と搬送台用開口199は同程度の高さに形成されており、移動防塵板198と防塵フード151とを近づけて密着させた後、整列台72を移動させて防塵フード151の内部で静止させる。
小扉139を開けた後、押込棒185を動作させ、図5に示すように、小開口137から真空槽121内部に整列面172上のバイアル瓶1を押し込み、棚板125上に乗せる。
バイアル瓶1が配置された複数の移動搬入装置93から、真空槽121内にバイアル瓶1が押し込まれ、複数の棚板125上にバイアル瓶1が配置された後、小開口137を閉じ、乾燥の真空処理を開始する。
真空処理が終了すると、乾燥された薬品が配置されたバイアル瓶1は、真空槽121内から移動防塵板198内の整列面172上に移載する。
この実施例でも、空気清浄装置51は大扉131に取り付けられており、大扉131を開閉する際に、空気清浄装置51を大扉131から取り外す必要はない。
なお、上記各例では、バイアル瓶1を処理対象とする凍結真空乾燥装置であったが、本発明はそれに限定されるものではなく、真空槽の大扉に空気清浄機と防塵フードが取り付けられた真空処理装置であって、真空炉、真空凍結庫、真空凍結乾燥炉等、周囲よりも清浄な雰囲気から真空槽内に処理対象物を搬出入する真空処理装置を広く含む。
20……真空処理装置
21……真空乾燥炉
51……空気清浄装置
122……開口
131……大扉
137……小開口
151……防塵フード
161……空気清浄装置本体

Claims (4)

  1. 真空排気系が接続され、真空排気可能に構成された真空槽と、
    前記真空槽の立設する側面に設けられた大開口と、
    前記真空槽に設けられ、前記大開口を開閉する大扉と、
    前記大扉に設けられた小開口と、
    前記小開口を開閉させる小扉と、
    前記小開口の前面位置に除塵した空気を送風する空気清浄機と、
    前記空気清浄機と前記小開口の前記前面位置との間を覆う防塵フードとを有し、
    前記空気清浄機から送風された空気は、前記防塵フードで覆われた空洞内を通って前記小開口の前記前面位置を通過する真空処理装置であって、
    前記空気清浄機と前記防塵フードは、前記大扉に取り付けられた真空処理装置。
  2. 前記空気清浄機は、前記小開口の上方位置に配置された請求項1記載の真空処理装置。
  3. 前記防塵フードの水平方向の両端である両脇位置には、前記小開口と同じ高さに入口開口と出口開口が設けられ、前記真空槽の内部に搬入・搬出される処理対象物が、前記入口開口を通って前記小開口の前記前面位置に到達し、前記真空槽から搬出された前記処理対象物が、前記出口開口を通って前記防塵フードで覆われた前記空洞の外部に出るように構成された請求項1又は請求項2のいずれか1項記載の真空処理装置。
  4. 前記小開口の正面位置の前記防塵フードの部分には出入開口が設けられ、前記真空槽内に搬出入される処理対象物が、前記出入開口を通って前記防塵フードで覆われた空洞内に出入りできるようにされた請求項1又は請求項2のいずれか1項記載の真空処理装置。
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