JP2010216375A - エンジン停止始動制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンの始動装置の作動要否を好適に判定し、必要でないのに始動装置が駆動されることによる不都合を抑制する。
【解決手段】ECU40は、所定の自動停止条件が成立した場合にエンジン10を自動停止し、エンジン10の自動停止中に所定の始動条件が成立した場合にエンジン10を自動再始動する。このECU40は、エンジン10の再始動要求時に検出される回転位置に基づいて、始動装置としてのスタータ37の駆動要否を判定するためのエンジン回転速度として要否判定値を設定する。そして、エンジン10の再始動要求があった場合に、その要求時に検出したエンジン回転速度と設定した要否判定値との比較結果に基づいて、スタータ37によりエンジン10を始動するか、又はエンジン10の燃焼制御の再開によりエンジン10を始動するかを決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジン停止始動制御装置に関するものである。
従来、例えばアクセル操作やブレーキ操作などといった停車又は発進のための動作等を検知してエンジンの自動停止及び自動再始動を行う、所謂アイドルストップ機能を備えるエンジン制御システムが知られている。このアイドルストップ制御により、エンジンの燃費低減等の効果を図っている。
アイドルストップ制御においては種々の技術が提供されている。例えば、エンジン自動停止後の再始動時において、その始動要求時のエンジン回転速度に基づいてエンジンの始動態様を変更するものがある(例えば特許文献1参照)。特許文献1のエンジンの自動停止再始動制御では、エンジン自動再始動を行う場合、その始動要求時のエンジン回転速度が閾値よりも小さい場合にはスタータによりエンジン始動を行い、同閾値よりも大きい場合にはスタータを作動させることなく燃料供給の再開によりエンジン始動を行う。これにより、スタータの作動頻度を低減させるようにしている。
この特許文献1においては、エンジン再始動時にスタータを作動させるか否かを判定するための閾値を、エンジン暖機状態や補機の作動状況、発電機の負荷状態によって定めている。すなわち、エンジン回転速度の低下速度に応じて同閾値を設定しており、エンジン回転速度の低下速度が大きいほど(例えばエンジン冷却水温が低いほど)閾値を大きくしている。
特開2002−221058号公報
エンジン始動要求を行ってから燃焼開始によりエンジン回転速度が上昇側に転じるまでには時間遅れが生じ、その遅れ時間の長さは、エンジン運転状態によって都度異なることが考えられる。この場合、エンジン始動要求からエンジンが回転上昇に転じるまでの期間において、エンジン回転速度の低下速度が同じであっても、その遅れ時間の長短に応じてエンジン回転速度の落ち込み量が異なることが考えられる。そのため、エンジン始動要求時のエンジン回転速度に基づいてスタータの要否判定を行う場合に、その後のエンジン回転速度の落ち込み量が変動することにより、エンジン再始動時におけるエンジン回転速度とスタータの要否判定のための閾値との関係によっては、燃焼によりエンジン始動可能であるにもかかわらずスタータが作動されることが考えられる。また逆に、燃焼によるエンジン始動ができない状況であるにもかかわらず、スタータが作動されないことが懸念される。特に、スタータの作動回数が多くなると、スタータ作動による電力消費が多くなることや、スタータの磨耗が促進されることが懸念される。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、エンジンの始動装置の作動要否を好適に判定することができ、ひいては必要でないのに始動装置が駆動されることによる不都合を抑制することができるエンジン停止始動制御装置を提供することを主たる目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、以下の手段を採用した。
本発明は、エンジンの出力軸に初期回転を付与する始動装置を備えるエンジンに適用され、所定の自動停止条件が成立した場合に前記エンジンを自動停止し、前記エンジンの自動停止中に所定の始動条件が成立した場合に前記エンジンを自動再始動するエンジン停止始動制御装置に関するものである。請求項1に記載の発明は、前記出力軸の回転位置を検出する位置検出手段と、前記エンジンの回転速度を検出する回転速度検出手段と、前記エンジンの再始動要求時に前記位置検出手段により検出される回転位置に基づいて、前記始動装置の駆動要否を判定するためのエンジン回転速度として要否判定値を設定する判定値設定手段と、前記エンジンの再始動要求があった場合に、前記回転速度検出手段により検出したエンジン回転速度と前記判定値設定手段により設定した要否判定値との比較結果に基づいて、前記始動装置により前記エンジンを始動するか、又は前記エンジンの燃焼制御の再開により前記エンジンを始動する始動制御手段と、を備えることを特徴とする。
エンジンの自動停止再始動制御において、エンジン回転速度がゼロになる前にエンジン再始動を実施する場合、その再始動要求時におけるエンジン回転速度の高低に応じて、エンジン再始動時に始動装置の駆動を要するか否かを定めるものがある。一方、エンジン再始動要求されてからエンジンの燃焼によりエンジン回転速度が上昇に転じるまでには遅れ時間が生じ、その遅れ時間の間にエンジン回転速度が落ち込むことが考えられる。したがって、再始動要求時に始動態様を判定するための回転速度判定値(要否判定値)は、その遅れ時間でのエンジン回転速度の落ち込み分を反映して設定する必要がある。
ここで、上記遅れ時間は、エンジン再始動時におけるエンジン出力軸の回転位置(クランク角度)に応じて異なることが考えられる。これは、エンジンの再始動要求後に燃焼が行われる気筒において、その要求時のクランク角度が異なると、その始動要求から燃焼開始までの期間の長さが相違するからである。
その点に鑑み、本発明では、エンジン再始動時におけるクランク角度に基づいて、エンジン再始動時における始動装置の駆動要否を判定するためのエンジン回転速度の判定値(要否判定値)を設定する。これにより、同判定値を設定するのにあたり、再始動要求後のエンジン回転速度の落ち込み分を適正に反映することができ、エンジン再始動時における始動態様を再始動時のエンジン回転速度に応じて適正に定めることができる。したがって、始動装置を必要なときに駆動させることができ、必要でないのに始動装置が駆動されることによる不都合を抑制することができる。
ここで、エンジンが多気筒からなる場合、回転位置の検出対象となる気筒は、エンジンの再始動要求後最初の燃焼気筒が好ましいが、2回目以降の燃焼気筒であってもよい。また、燃焼気筒とは異なる気筒の回転位置を位置検出手段により検出することにより、燃焼気筒の回転位置を取得してもよい。
要否判定値において、エンジン再始動要求から燃焼開始までの遅れ時間の変動を考慮する場合、その遅れ時間の始点のずれだけでなく終点のずれについても考慮するとよい。その点に鑑み、請求項2に記載の発明は、前記判定値設定手段が、前記エンジンの再始動要求後の燃焼気筒において、同要求時に前記位置検出手段により検出される回転位置から所定の圧縮角度位置までの回転角度に基づいて前記要否判定値を設定する。この構成によれば、上記遅れ時間における終点が異なる場合であっても同遅れ時間を正確に定めることができる。したがって、再始動要求後のエンジン回転速度の落ち込み分を要否判定値に正確に反映させることができる。
ここで、所定の圧縮角度位置は、燃料噴射の態様が直噴式のエンジンであれば例えば圧縮上死点とし、ポート噴射式のエンジンであれば点火タイミング(例えば圧縮上死点より所定角度だけ進角側の位置)とする。また、要否判定値については、エンジンの再始動要求時の回転位置から所定の圧縮角度位置までの回転角度が大きいほど要否判定値を大きくするとよい。
エンジンの再始動要求から燃焼開始によりエンジン回転速度が上昇に転じるまでの(遅れ時間での)エンジン回転速度の落ち込み量は、同遅れ時間の長さ以外の他のパラメータとも相関関係がある。したがって、再始動要求後のエンジン回転速度の落ち込み分を要否判定値に正確に反映させるには、例えば請求項3に記載の発明のように、前記判定値設定手段が、前記回転位置と、前記エンジンの再始動要求時における気筒の圧縮負荷とに基づいて前記要否判定値を設定するとよい。エンジン再始動時において、例えば筒内空気量が大小相違すると気筒の圧縮負荷が変わる。このとき、気筒の圧縮負荷が大きいほどエンジン回転速度の低下率が大きくなり、結果としてエンジン回転速度の落ち込み量が大きくなるからである。すなわち、気筒の圧縮負荷が大きいほど要否判定値を大きくするのが好ましい。ここで、気筒の圧縮負荷は、例えばスロットルバルブの開度(スロットル開度)又は吸気管圧力に基づいて推定するとよい。
また、請求項4に記載の発明のように、前記判定値設定手段が、前記回転位置と、前記エンジンの再始動要求時におけるエンジンフリクションとに基づいて前記要否判定値を設定するとよい。エンジン再始動時において、エンジンの摩擦損失(エンジンフリクション)が小さければエンジン回転速度の低下率が小さくなり、結果としてエンジン回転速度の落ち込み量が小さくなるのに対し、エンジンフリクションが大きければエンジン回転速度の低下率が大きくなり、結果としてエンジン回転速度の落ち込み量が大きくなる。したがって、エンジンフリクションが大きいほど要否判定値を大きくするとよい。
また、請求項5に記載の発明のように、前記判定値設定手段が、前記回転位置と、前記エンジンの再始動要求時における前記出力軸の回転負荷とに基づいて前記要否判定値を設定するとよい。エンジン再始動時において、エンジン出力軸の回転負荷が大きいほどエンジン回転速度の低下率が大きくなり、結果としてエンジン回転速度の落ち込み量が大きくなるからである。すなわち、出力軸の回転負荷が大きいほど要否判定値を大きくするのが好ましい。ここで、出力軸の回転負荷としては、例えば発電装置における発電負荷や、空調装置などの駆動負荷を含む。
エンジン制御システムの全体概略を示す構成図。 アイドルストップ制御実行中におけるエンジン回転速度の推移を示すタイムチャート。 エンジン再始動後最初の燃焼気筒におけるエンジン始動要求時のクランク角度CAと点火タイミングとの関係を示す模式図。 エンジン回転速度がゼロになる前にエンジン再始動された場合におけるエンジン回転速度の推移を示すタイムチャート。 エンジン再始動制御についての処理手順を示すフローチャート。 スタータ要否判定値NETHを設定する際の具体例を示す図。
以下、本発明を具体化した実施の形態について図面を参照しつつ説明する。本実施の形態は、車載多気筒ガソリンエンジンを対象にエンジン制御システムを構築するものとしている。当該制御システムにおいては、電子制御ユニット(以下、ECUという)を中枢として燃料噴射量の制御や点火時期の制御、アイドルストップ制御等を実施する。このエンジン制御システムの全体概略を示す構成図を図1に示す。
図1に示すエンジン10において、吸気管11(吸気通路)の最上流部にはエアクリーナ12が設けられ、エアクリーナ12の下流側には吸入空気量を検出するためのエアフロメータ13が設けられている。エアフロメータ13の下流側には、DCモータ等のスロットルアクチュエータ15によって開度調節されるスロットルバルブ14が設けられている。スロットルバルブ14の開度(スロットル開度)は、スロットルアクチュエータ15に内蔵されたスロットル開度センサにより検出される。
スロットルバルブ14の下流側にはサージタンク16が設けられ、このサージタンク16には、吸気管圧力を検出するための吸気管圧力センサ17が設けられている。また、サージタンク16には、エンジン10の各気筒に空気を導入する吸気マニホールド18が接続されており、吸気マニホールド18において各気筒の吸気ポート近傍には燃料を噴射供給する電磁駆動式の燃料噴射弁19が取り付けられている。
エンジン10の吸気ポート及び排気ポートには、それぞれ吸気バルブ21及び排気バルブ22が設けられている。この吸気バルブ21の開動作により空気と燃料との混合気が燃焼室23内に導入され、排気バルブ22の開動作により燃焼後の排ガスが排気管24(排気通路)に排出される。
エンジン10のシリンダヘッドには気筒毎に点火プラグ27が取り付けられている。点火プラグ27には、点火コイル等よりなる点火装置(図示略)を通じて、所望とする点火時期において高電圧が印加される。この高電圧の印加により、各点火プラグ27の対向電極間に火花放電が発生し、燃焼室23内に導入した混合気が着火され燃焼に供される。
本システムには、スタータ37や交流発電機39、空調装置(エアコン)25といった補機類が各種設けられている。スタータ37は、バッテリ38と電気的に接続されており、ECU40からの指令信号に基づきバッテリ38から電力が供給されることでクランキングを開始してエンジン10を始動させる。交流発電機39は、エンジン10の出力軸としてのクランク軸35の回転に伴い交流電圧を誘起する。また、エアコン25は、エアコンスイッチがオンされた場合に図示しないコンプレッサがエンジン10により駆動され、これにより車内の空調を行う。
その他、本システムには、冷却水温TWを検出する冷却水温センサ34や、エンジン20の所定クランク角毎に(例えば30°CA周期で)矩形状のクランク角信号を出力することによりクランク軸35の回転位置(クランク角度)を検出するクランク角度センサ36、車両速度を検出する車速センサ32などが取り付けられている。冷却水温センサ34からの冷却水温TW、クランク角度センサ36からのエンジン回転速度NE、車速センサ32からの車速V等といったエンジン10の運転状態を検出する各種センサからの信号は、電子制御ユニット40(以下、ECU40という)に入力される。
ECU40は、周知の通りCPU、ROM、RAM等よりなるマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)41を主体として構成され、ROMに記憶された各種の制御プログラムを実行することで、都度のエンジン運転状態に応じてエンジン10の各種制御を実施する。すなわち、ECU40のマイコン41は、前述した各種センサなどから各々検出信号を入力し、それらの各種検出信号に基づいて燃料噴射量や点火時期等を演算して燃料噴射弁19や点火装置の駆動を制御したり、あるいはアイドルストップ制御を実施したりする。
アイドルストップ制御についてマイコン41は、所定のエンジン停止条件が成立した場合に燃料噴射及び点火を停止してエンジン10の自動停止を行う。また、エンジン停止中に所定のエンジン始動条件が成立した場合には、スタータ37によるクランキングによりエンジン10に初期回転を付与するとともに、燃料噴射及び点火を再開してエンジン10の自動再始動を行う。ここで、エンジン停止条件としては、例えばアクセルオフであること、ブレーキオンであること、車速が所定車速以下(例えば20km/h以下)であること等とする。また、エンジン始動条件としては、例えばアクセルオフであること、ブレーキオフであること等とする。
また、本実施形態では、車両停止中だけでなく車両減速中においてもアイドルストップ制御を実施する。具体的には、例えば中高速走行時にブレーキが踏み込まれて燃料カット制御に移行した場合、燃料供給の停止に伴い車両が次第に減速していく。そして、車速がアイドルストップ許可車速VIS以下になったこと、ブレーキオンであること等を条件にエンジン10が自動停止される。
ここで、アイドルストップ制御において、エンジン10の停止要求が行われた後、エンジン10が完全停止する前に(エンジン回転速度NEがゼロになる前に)エンジン10の再始動要求が行われることがある。特に、車両減速中にアイドルストップ制御を実施する車両では、車両停止中にのみ同制御を実施する車両に比べ、エンジン回転速度NEがゼロになる前にエンジン自動停止及び再始動が実施される可能性が高くなると考えられる。そこで、本システムでは、エンジン再始動を実施するのにあたり、その再始動時のエンジン回転速度NEに応じてエンジン10の始動態様を決定している。
具体的には、エンジン10の始動要求時のエンジン回転速度NEが所定値(スタータ要否判定値NETH)よりも小さい場合には、クランク軸35の回転を補助するために、スタータ37を駆動させる。一方、始動要求時のエンジン回転速度NEがスタータ要否判定値NETH以上の場合にはスタータ37を作動させず、燃料供給の再開により(自立復帰により)エンジン始動を行う。これにより、スタータ37の作動頻度を低減させるようにしている。
スタータ要否判定値NETHについて、本実施形態では、エンジン10の始動要求が行われてから実際にエンジン回転速度が上昇側に転じるまでに時間遅れが生じることに鑑み、その遅れ時間で生じるエンジン回転速度の低下量(回転落込量ΔNE)を考慮してスタータ要否判定値NETHを設定している。すなわち、図2に示すように、エンジン10の停止要求後、エンジン回転速度NEがゼロになる前のタイミングt11でエンジン10の始動要求が行われた場合、その始動要求に伴い燃料供給が再開されるものの、初回の燃焼(初爆)までの間はエンジン回転速度NEの低下が継続される。したがって、エンジン始動要求から初爆までの期間TAにおいてエンジン回転速度NEの落ち込みが生じることとなる。つまり、エンジン再始動要求が行われた後において、エンジン回転速度が回転落込量ΔNEだけ低下する。
この点に鑑み、本実施形態では、燃料供給の再開により(スタータ37の作動なしで)エンジン始動可能なエンジン回転速度NEの下限値NELWに対し、回転落込量ΔNEを加えた値をスタータ要否判定値NETHとしている。そして、エンジン始動供給時におけるエンジン回転速度NEとスタータ要否判定値NETHとを比較することにより、エンジン始動におけるスタータ37の要否判定を行っている。
ここで、スタータ要否判定値NETHが回転落込量ΔNEを加味して設定されることを考慮すると、回転落込量ΔNEの変動が適正に反映されていない場合には、適正な始動態様でエンジン始動が実施されないおそれがある。つまり、スタータ37の作動が必要でないにもかかわらずスタータ37によるエンジン始動が行われたり、また逆に自立復帰ではエンジン始動を行うことができないにもかかわらずスタータ37が作動されなかったりすることが考えられる。
本発明者らは、エンジン10の再始動要求から燃焼開始によりエンジン回転速度NEが上昇側に転じるまでの遅れ時間TAが、回転落込量ΔNEの変動要因のパラメータの一つになり得ることに着目した。また、この遅れ時間の長さは、エンジン10の再始動後最初の燃焼気筒(初爆が行われる気筒)において、エンジン再始動要求があったときのクランク角度から同気筒の最初の点火タイミングまでのクランク軸35の回転角度で示されることに着目した。更に都度のエンジン再始動時における点火タイミングが一定であるか又はずれが小さい場合には、上記遅れ時間の長さが、エンジン再始動要求があったときのクランク角度で示されることに着目した。
そこで、本実施形態では、エンジン再始動要求時におけるクランク角度に基づいてスタータ要否判定値NETHを設定することとしている。具体的には、エンジン再始動後最初の燃焼気筒を対象に、エンジン始動要求時のクランク角度CAを検出し、そのクランク角度CAが大きいほど(ΔNEが大きいほど)スタータ要否判定値NETHを高くしている。
ここで、エンジン再始動後最初の燃焼気筒とは、エンジン再始動要求後最初に燃料噴射が可能とされる気筒であり、例えばエンジン再始動要求時のクランク角度CAが吸気上死点前の所定回転角度内にある気筒をいう。
スタータ要否判定値NETHの設定について図3〜図5を用いて以下詳細に説明する。
図3は、エンジン再始動後最初の燃焼気筒について、エンジン10の始動要求時のクランク角度CAと点火タイミングとの関係を示す模式図である。なお、本実施形態では、エンジン再始動後の最初の燃焼気筒における最初の点火タイミングを、予め定められた所定タイミングCA3としている。
図3において、エンジン再始動要求時のクランク角度CAが噴射可能期間TX(図3参照)にある気筒がエンジン再始動後最初に燃焼が行われる気筒である。そして、同気筒において、エンジン再始動要求時のクランク角度CAがCA1の場合、そのクランク角度CA1から点火タイミングCA3までは、クランク軸35の回転角度ΔθstartがΔθ1になっている。一方、エンジン再始動要求時のクランク角度CAがCA1よりも遅角側のCA2の場合には、そのクランク角度CA2から点火タイミングCA3までの回転角度ΔθstartがΔθ1よりも小さいΔθ2になっている。すなわちエンジン10の再始動要求時のクランク角度CAが遅角側であるほど点火タイミングCA3までの時間が短いため、エンジン回転速度NEの低下速度が同じであれば、クランク角度CAが遅角側ほど、遅れ時間での回転落込量ΔNEが小さくなる。
次に、点火タイミングまでの回転角度と回転落込量ΔNEとの関係について説明する。図4は、エンジン回転速度がゼロになる前にエンジン再始動された場合におけるエンジン回転速度の推移を示すタイムチャートである。図4のうち一点鎖線は、エンジン再始動後の最初の燃焼気筒について、エンジン再始動時のクランク角度がCA1の場合を示し、実線はCA2の場合を示す(CA1,CA2については図3参照)。なお、図4では、エンジン停止条件をアクセルオフされたこととし、エンジン再始動条件をアクセルオンされたこととしている。また、図4では、エンジン回転速度の低下速度が同じ場合を想定している。
図4において、エンジン停止要求により車速V及びエンジン回転速度NEが低下していき、エンジン回転速度NEがゼロになる前のタイミングt21でエンジン再始動要求がされた場合を考える。なお、図4では、点火タイミングがCA3の場合を想定している。このとき、タイミングt21でのクランク角度CAがCA1の場合には、点火タイミングCA3までの時間が長いため、点火が行われるまでに(エンジン回転速度NEが上昇に転じるまでに)エンジン回転速度NEが大きく落ち込み、回転落込量がΔNE1となる。これに対し、タイミングt21でのクランク角度CAが、CA1よりも遅角側のCA2の場合、点火タイミングCA3までの時間がCA1のときよりも短いため、エンジン回転速度NEの低下速度が同じであれば、エンジン回転速度NEの落ち込みも小さく、回転落込量がΔNE1よりも小さいΔNE2となる。
そこで、本実施形態では、エンジン再始動要求後最初の燃焼気筒における同要求時のクランク角度CAが小さいほど、スタータ要否判定値NETHが小さくなるようにしてある。具体的には、例えばクランク角度とスタータ要否判定値NETHとを関連付けたマップを予めROMに記憶しておき、エンジン再始動要求後最初の燃焼気筒における同要求時のクランク角度CAに対応するスタータ要否判定値NETHを同マップから都度算出する。
図5は、エンジン再始動制御についての処理手順を示すフローチャートである。この処理はECU40により所定周期で繰り返し実行される。
図5において、まずステップS11では、エンジン10が自動停止された状態か否かを判定する。続くステップS12では、エンジン始動条件が成立しているか否かを判定する。ステップS11及びステップS12で肯定判定された場合には、ステップS13及びS14へ進む。
ステップS13では、エンジン再始動要求時にクランク角度センサ36により検出されるクランク角度CAに基づいてエンジン再始動後最初の燃焼気筒を特定する。また、ステップS14では、その特定した燃焼気筒におけるエンジン再始動要求時のクランク角度CA、冷却水温センサ34により検出されるエンジン冷却水温TW及びエアコン25の駆動状態/非駆動状態を取得する。その後、ステップS15で、それらの取得値からスタータ要否判定値NETHを設定する。
スタータ要否判定値NETHの設定にあたり本実施形態では、エンジン再始動後最初の燃焼気筒におけるエンジン再始動要求時のクランク角度CAの他に、その始動要求時のエンジンフリクション及びエアコン25の駆動状態に基づいてスタータ要否判定値NETHを設定している。その理由はそれぞれ以下のとおりである。
(1)エンジンフリクション
エンジンフリクションは、冷間始動時における暖機完了後であっても、車両走行状態や外気環境等により変化し、例えばエンジン冷却水温TWが低くエンジンオイルの粘性が高い場合、エンジン10の各摺動部における摩擦損失が大きくなる(エンジンフリクションが大きくなる)。そのため、エンジン再始動要求からエンジン回転速度NEが上昇に転じるまでの遅れ時間において、摩擦損失によりエンジン回転速度NEの落ち込み量が変化することが考えられる。つまり、エンジンフリクションが大きいほど(エンジン冷却水温TWが低いほど)回転落込量ΔNEが大きくなる。そこで、本実施形態では、エンジン冷却水温TWが低いほどスタータ要否判定値NETHが大きくなるようにする。
なお、エンジンフリクションを検出可能なパラメータであれば、エンジン冷却水温TWに限定せず、例えばエンジン10内を循環するエンジンオイルの温度(エンジン油温)としてもよい。
(2)エアコン25の駆動/非駆動
エアコンスイッチがオンされてエアコン25が駆動状態にある場合、エアコン25の駆動によりクランク軸35の回転負荷が大きくなる。そのため、エンジン再始動要求からエンジン回転速度NEが上昇に転じるまでの遅れ時間において、その回転負荷によりエンジン回転速度NEの落ち込み量が変化することが考えられる。つまり、エアコン25が駆動状態の場合には、非駆動状態の場合に比べて回転落込量ΔNEが大きくなる。そこで、本実施形態では、エアコン25の駆動状態では非駆動状態に比べてスタータ要否判定値NETHが大きくなるようにする。
図6に、本実施形態においてスタータ要否判定値NETHを設定する際の具体例を示す。図6において、ECU40には、クランク角度CAとエンジン冷却水温TWとエアコン25の駆動状態とスタータ要否判定値NETHとの関係を示すマップが記憶されている。そして、図5のステップS14にて各パラメータの取得値が入力されることにより、同図のステップS15にて今回のエンジン再始動時におけるスタータ要否判定値NETHが設定されるようになっている。
図5の説明に戻り、続くステップS16では、エンジン再始動要求時におけるエンジン回転速度NEがスタータ要否判定値NETH以上か否かを判定する。エンジン回転速度NEがスタータ要否判定値NETH未満の場合には、エンジン10を始動させるのにあたりスタータ37によるクランキングが必要であると判断し、バッテリ38からスタータ37への電力供給を行うことによりスタータ37を駆動させる。一方、エンジン回転速度NEがスタータ要否判定値NETH以上の場合には、スタータ37を駆動させず、燃料供給の再開によりエンジン10の始動を行う。なお、本実施形態では、ステップS17でスタータ37によるエンジン始動を行う際にも燃料供給を再開する。
以上詳述した本実施形態によれば、次の優れた効果を有する。
エンジン再始動要求時におけるクランク角度CAに基づいてスタータ要否判定値NETHを都度算出する構成としたため、スタータ要否判定値NETHの設定において、エンジン再始動要求後のエンジン回転速度NEの落ち込み分(回転落込量ΔNE)を好適に反映させることができる。これにより、エンジン再始動時における始動態様をスタータ37により行うか又はスタータ37の駆動なしで行うかを、エンジン再始動時のエンジン回転速度NEに応じて適正に定めることができる。したがって、必要でないのにスタータ37が駆動されることによる不都合を抑制することができる。つまり、スタータ37の駆動が必要な場合に限ってスタータ37を駆動させることにより、スタータ37の駆動頻度を抑制することができ、結果としてスタータ37の消費電力の低減やスタータ37の磨耗の抑制を図ることができる。
エンジン冷却水温TWが低いほどスタータ要否判定値NETHを大きくする構成としたため、エンジン10の各摺動部における摩擦損失の相違によるエンジン回転速度NEの落ち込み分を考慮して始動形態を決定することができる。
エアコン25の駆動状態では非駆動状態よりもスタータ要否判定値NETHを大きくする構成としたため、クランク軸35の回転負荷の相違によるエンジン回転速度NEの落ち込み分を考慮して始動形態を決定することができる。特に、エアコン25の駆動によるクランク軸35の回転負荷は比較的大きいため、エアコン駆動を考慮することにより、始動形態の決定を好適に行うことができる。
(他の実施形態)
本発明は、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施されてもよい。
・エンジン再始動要求後最初の燃焼気筒において、エンジン再始動要求時におけるクランク角度CAに基づいてスタータ要否判定値NETHを設定する代わりに、エンジン始動要求時におけるクランク角度CAから点火タイミングCA3までの回転角度Δθstartに基づいてスタータ要否判定値NETHを設定する構成とする。エンジン再始動要求から燃焼開始によりエンジン回転速度NEが上昇に転じるまでの遅れ時間TAは、始点(エンジン再始動要求時)だけでなく終点に応じて変動する。この場合、回転角度Δθstartが大きいほどスタータ要否判定値NETHを大きくするとよい。特に、点火タイミングが一定でない場合に回転角度Δθstartに基づいてスタータ要否判定値NETHを設定するとよい。
・更にエンジン再始動時において気筒の圧縮負荷に基づいてスタータ要否判定値NETHを設定する構成とする。気筒の圧縮負荷が大きいほどピストンの動きが緩慢になり、遅れ時間TAにおいてエンジン回転速度NEの低下率が大きくなるからである。具体的には、気筒の圧縮負荷が大きいほどスタータ要否判定値NETHを大きくする。ここで、気筒の圧縮負荷は、スロットル開度センサにより検出されるスロットル開度又は吸気管圧力センサ17により検出される吸気管圧力に基づいて推定するとよい。具体的には、スロットル開度が大きいほど気筒内に充填される空気量(筒内空気量)が多くなるため気筒の圧縮負荷が大きくなることから、スロットル開度が大きいほどスタータ要否判定値NETHを高くするとよい。また、吸気管圧力が高いほど気筒内に充填されている空気量が多いため気筒の圧縮負荷が大きくなることから、吸気管圧力が高いほどスタータ要否判定値NETHを高くするとよい。
・クランク軸35の回転負荷がエアコン25の駆動により発生するとし、エアコン25の駆動状態に基づいてスタータ要否判定値NETHを設定する構成としたが、クランク軸35の回転負荷の発生源をエアコン25に代えて又はこれに加えて交流発電機39とし、交流発電機39の駆動状態に基づいてスタータ要否判定値NETHを設定する構成としてもよい。
・更にエンジン回転速度NEに基づいてスタータ要否判定値NETHを設定する構成とする。エンジン回転速度NEの違いによりエンジン10の軸トルクの大きさが異なり、エンジン回転速度NEが高いほど軸トルクが大きくなる。したがって、エンジン再始動要求時のエンジン回転速度NEが高回転ほど、遅れ時間TAでの回転落込量ΔNEが大きくなることから、エンジン回転速度NEが高いほどスタータ要否判定値NETHを大きくするとよい。
・スタータ要否判定値NETHの設定を例えば図6に示すようにマップを用いて行う構成としたが、数式により行う構成としてもよい。
・エンジン再始動後最初の燃焼気筒での燃焼によりエンジン回転速度NEが上昇に転じることを前提として説明したが、エンジン再始動後最初の燃焼気筒での燃焼によりエンジン回転速度NEが上昇に転じないことを考慮し、エンジン再始動後2回目又はそれ以降に燃焼を行う気筒を対象として、エンジン再始動時におけるクランク角度CAに基づいてスタータ要否判定値NETHを設定する構成としてもよい。
・エンジン10と変速機との間にロックアップクラッチを設け、ロックアップクラッチの接続/解放によりエンジン10と変速機との接続状態を切り替える構成の車両に本発明を適用してもよい。かかる構成では、アクセルオフに伴う車両減速時において、ロックアップクラッチを係合させることによりエンジン10のクランク軸35と変速機とを直結させるとともに、エンジン10の燃料供給を停止する。つまり、エンジン10の回転をクランク軸35側からの駆動により維持することで、燃料消費の節減を図っている。この構成では、エンジン自動停止要求がされた後、エンジン回転速度NEがゼロになる前にエンジン再始動要求がなされた場合、同再始動要求から燃焼開始によりエンジン回転速度NEが上昇に転じるまでの遅れ時間TAにおいて、エンジン回転速度NEの減少速度は緩やかであるためエンジン回転速度NEの落ち込みは小さいものの、上記と同様に回転落込量ΔNEが発生する。したがって、この構成に本発明を適用することにより上記と同様の効果を得ることができる。
ただし、上記実施形態として記載した構成のように、エンジン10と変速機との間にロックアップクラッチを設けない構成に本発明を適用するのがより好ましい。ロックアップクラッチを設けない構成では、エンジン自動停止要求後エンジン回転速度NEがゼロになる前にエンジン再始動要求がなされた場合に、遅れ時間TAでの回転落込量ΔNEが、同再始動要求後最初の燃焼気筒におけるエンジン再始動要求時のクランク角度の違いに応じて大きくなりやすいからである。
・燃料噴射方式がポート式のエンジン10について説明したが、直噴式エンジンやディーゼルエンジンに本発明を適用してもよい。
10…エンジン、25…エアコン、34…冷却水温センサ、35…クランク軸(出力軸)、36…クランク角度センサ(位置検出手段、回転速度検出手段)、37…スタータ(始動装置)、39…交流発電機、40…ECU(位置検出手段、回転速度検出手段、判定値設定手段、始動制御手段)。

Claims (5)

  1. エンジンの出力軸に初期回転を付与する始動装置を備えるエンジンに適用され、
    所定の自動停止条件が成立した場合に前記エンジンを自動停止し、前記エンジンの自動停止中に所定の始動条件が成立した場合に前記エンジンを自動再始動するエンジン停止始動制御装置であって、
    前記出力軸の回転位置を検出する位置検出手段と、
    前記エンジンの回転速度を検出する回転速度検出手段と、
    前記エンジンの再始動要求時に前記位置検出手段により検出される回転位置に基づいて、前記始動装置の駆動要否を判定するためのエンジン回転速度として要否判定値を設定する判定値設定手段と、
    前記エンジンの再始動要求があった場合に、前記回転速度検出手段により検出したエンジン回転速度と前記判定値設定手段により設定した要否判定値との比較結果に基づいて、前記始動装置により前記エンジンを始動するか、又は前記エンジンの燃焼制御の再開により前記エンジンを始動する始動制御手段と、
    を備えることを特徴とするエンジン停止始動制御装置。
  2. 前記判定値設定手段は、前記エンジンの再始動要求後の燃焼気筒において、同要求時に前記位置検出手段により検出される回転位置から所定の圧縮角度位置までの回転角度に基づいて前記要否判定値を設定する請求項1に記載のエンジン停止始動制御装置。
  3. 前記判定値設定手段は、前記回転位置と、前記エンジンの再始動要求時における気筒の圧縮負荷とに基づいて前記要否判定値を設定する請求項1又は2に記載のエンジン停止始動制御装置。
  4. 前記判定値設定手段は、前記回転位置と、前記エンジンの再始動要求時におけるエンジンフリクションとに基づいて前記要否判定値を設定する請求項1乃至3のいずれか一項に記載のエンジン停止始動制御装置。
  5. 前記判定値設定手段は、前記回転位置と、前記エンジンの再始動要求時における前記出力軸の回転負荷とに基づいて前記要否判定値を設定する請求項1乃至4のいずれか一項に記載のエンジン停止始動制御装置。
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