JP2010212839A - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光部の実装効率に優れた照明部を有する画像読取装置、及び該画像読取装置を備える画像形成装置を提供すること。
【解決手段】画像読取装置300は、第1基板510と、第1基板510に実装される複数の第1発光部材501と、第2基板520と、第2基板520に実装される複数の第2発光部材502とを有し、第1発光部材501及び第2発光部材502は主走査方向Yに直線的に配置され原稿G側に照射させる光を発光する発光部と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像読取装置及び画像読取装置を備える画像形成装置に関する。
従来、原稿の画像を読み取る画像読取装置として、原稿に光を照射する照明部と、原稿からの光を反射させて光路を形成するミラーと、原稿からの光束を結像させる結像レンズと、結像レンズにより結像された原稿の画像を読み取るCCD(Charge―Coupled Device)と、を備える画像読取装置が知られている。
照明部を構成する発光部として、蛍光灯やキセノン管等の管状の発光部材以外にも、LED(Light―Emitting Diode)等の発光部材が用いられている。例えば、複数のLEDを主走査方向に配列することで照明部を構成した画像読取装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、近年、画像読取速度の高速化により、発光部に要求される光量は大きくなってきている。これに対応するため、発光部として高輝度のLEDを用いるか、LEDの個数を増やす必要があった。
特開2002−314760号公報
しかし、発光部として高輝度のLEDを用いる場合には、コストが増加する。また、LEDの個数を増やすとしても、所定範囲に配置できるLEDの個数には限界があるので、発光部の光量を大きくするにも限界がある。特に、複数のLEDを基板等に実装する場合、実際には、LEDの外周にボンディング部が形成されるので、LEDは、所定の隙間をあけて実装される必要がある。このため、複数の個数のLEDを実装する場合の実装効率には限界があった。
本発明は、発光部の実装効率に優れた照明部を有する画像読取装置、及び該画像読取装置を備える画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、第1基板と、前記第1基板に実装される複数の第1発光部材と、第2基板と、前記第2基板に実装される複数の第2発光部材とを有し、前記第1発光部材及び前記第2発光部材は主走査方向に直線的に配置され原稿側に照射させる光を発光する発光部と、前記原稿からの光束を反射させて光路を形成する1又は複数のミラーと、前記1又は複数のミラーにより反射された光束を結像させる結像レンズと、前記結像レンズの結像位置に配置され、前記結像レンズによる結像に基づいて前記原稿の画像を読み取る読取部と、を備える画像読取装置に関する。
また、前記第1基板は、面方向に突出し前記主走査方向に並列に配置され前記第1発光部材がそれぞれ実装される複数の第1凸部と、隣り合う前記第1凸部の間に形成され前記主走査方向に並列に配置される複数の第1凹部とを有し、前記第2基板は、面方向に突出し前記主走査方向に並列に配置され前記第2発光部材がそれぞれ実装される複数の第2凸部と、隣り合う前記第2凸部の間に形成され前記主走査方向に並列に配置される複数の第2凹部とを有し、前記発光部は、前記第1凸部が前記第2凹部内に位置すると共に前記第2凸部が前記第1凹部内に位置する状態で前記第1基板と前記第2基板とが組み合わさることにより前記第1発光部材及び第2発光部材が直線的に配置されて構成されることが好ましい。
また、前記発光部は、前記第1基板における前記第1発光部材が実装される第1実装面と前記第2基板における前記第2発光部材が実装される第2実装面とが対向すると共に複数の前記第1発光部材と複数の前記第2発光部材とが前記主走査方向に配置され、前記第1発光部材が隣り合う前記第2発光部材の間に位置すると共に前記第2発光部材が隣り合う前記第1発光部材の間に位置する状態で前記第1基板と前記第2基板とが組み合わさることにより構成され、前記第1発光部材からの光の出射方向は、前記第1基板の面方向と一致し、前記第2発光部材からの光の出射方向は、前記第2基板の面方向と一致すると共に、前記第1発光部材からの光の出射方向と一致することが好ましい。
また、前記発光部側に配置される入光部と前記原稿側に配置される出光部とを有する導光体であって、該導光体の一部が前記第1基板の前記第1実装面と前記第2基板の前記第2実装面との間に配置される導光体と、を備えることが好ましい。
また、前記原稿を載置する載置面を有する板状の光透過性部材を備え、前記発光部は、前記光透過性部材における前記載置面と反対側に配置され、前記光透過性部材の前記載置面における所定の照射位置に照射させる光を発光するように構成され、前記第1基板又は前記第2基板は、前記発光部と前記照射位置とをつなぐ直線上に配置される遮光部を有することが好ましい。
また、前記第1発光部材と前記第2発光部材とは交互に配置されることが好ましい。
また、前記第1発光部材及び前記第2発光部材それぞれにおける発光量を別々に制御する発光制御部と、を備えることが好ましい。
また、前記発光制御部は、前記第1発光部材及び前記第2発光部材への供給電圧を変更させることにより発光量の制御を行うことが好ましい。
本発明は、前記画像読取装置より読み取られた前記原稿の画像に関する画像情報に基づいて、表面に静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体に形成された静電潜像にトナー画像を現像する現像器と、前記像担持体に形成されたトナー画像を直接的又は間接的に所定の用紙に転写する転写部と、前記転写部により前記所定の用紙に転写されたトナー画像を定着させる定着部と、を備える画像形成装置に関する。
本発明によれば、発光部の実装効率に優れた照明部を有する画像読取装置、及び該画像読取装置を備える画像形成装置を提供することができる。
コピー機1の各構成要素の配置を説明するための図である。 第1実施形態の画像読取装置300の読取部301の内部構造を示す概略平面図である。 図2に示す画像読取装置300を矢印S方向から見た図である。 図3に示すLEDユニット503の部分拡大図である。 図3に示すLEDユニット503を第1LED501及び第2LED502側から見た図である。 図5に示すLEDユニット503の分解図である。 LEDユニット503の発光を制御する発光制御部450を含むブロック図である。 第2実施形態におけるLEDユニット603の部分拡大図である。 図8に示すLEDユニット603を第1LED501及び第2LED502の発光面側から見た図である。 図8に示すLEDユニット603の分解図である。 図8に示すLEDユニット603を分解した状態において、LEDユニット603を第1LED501及び第2LED502側から見た図である。 第3実施形態におけるLEDユニット603及び導光体505の部分拡大図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
まず、図1から図7により、本発明の第1実施形態について説明する。
図1により、本実施形態における画像形成装置としてのコピー機1における全体構造を説明する。図1は、コピー機1の各構成要素の配置を説明するための図である。
図1に示すように、画像形成装置としてのコピー機1は、コピー機1における上方側に配置される画像読取装置300と、コピー機1における下方側に配置され画像読取装置300からの画像情報に基づいてシート状の被転写材としての用紙Tにトナー画像を形成する装置本体Mと、を備える。
画像読取装置300について説明する。
図1に示すように、画像読取装置300は、蓋部材70と、原稿Gの画像を読み込む読取部301と、を備える。
蓋部材70は、読取部301に対して不図示の連結部により開閉可能に連結される。蓋部材70は、後述する読取面302Aを保護する機能を有する。
読取部301は、読取面302Aと、内部空間304に配置される光源を含む照明部340と、複数のミラー321、322及び323と、読取面302Aと平行な方向に移動する第1枠体311及び第2枠体312と、結像レンズ357と、読取手段としてのCCD358と、CCD358により読み取られた画像データに対して所定の処理をすると共に該画像データを装置本体M側に出力させるCCD基板361と、を備える。
読取面302Aは、原稿Gが載置されるコンタクトガラス302の垂直方向上面に沿って形成される。
上述の照明部340及びミラー321は、第1枠体311に収容される。また、ミラー322及び323は、第2枠体312に収容される。
読取部301の内部空間304において、複数のミラー321、322及び323は、原稿Gからの光を結像レンズ357に入光させるための光路Hを形成する。また、第1枠体311が副走査方向Xに一定速度Aで移動すると共に、第2枠体312が副走査方向Xに一定速度A/2で移動するため、画像読み取り動作時においても、光路Hの長さは一定に維持される。これにより、読取面302Aに載置された原稿Gの画像が読み取られる。
装置本体Mについて説明する。
装置本体Mは、所定の画像情報に基づいて用紙Tに所定のトナー画像を形成する画像形成部と、用紙Tを画像形成部に給紙すると共にトナー画像が形成された用紙Tを排紙する給排紙部とを有する。
図1に示すように、画像形成部は、像担持体(感光体)としての感光体ドラム2a、2b、2c、2dと、帯電部10a、10b、10c、10dと、露光ユニットとしてのレーザスキャナユニット4a、4b、4c、4dと、現像器16a、16b、16c、16dと、トナーカートリッジ5a、5b、5c、5dと、トナー供給部6a、6b、6c、6dと、ドラムクリーニング部11a、11b、11c、11dと、除電器12a、12b、12c、12dと、中間転写ベルト7と、1次転写ローラ37a、37b、37c、37dと、2次転写ローラ8と、対抗ローラ18と、定着部9と、を備える。
図1に示すように、給排紙部は、給紙カセット52と、手差し給紙部64と、用紙Tの搬送路Lと、レジストローラ対80と、第1排紙部50aと、第2排紙部50bとを備える。なお、搬送路Lは、後述するように、第1搬送路L1と、第2搬送路L2と、第3搬送路L3と、手差し搬送路Laと、戻り搬送路Lbと、後処理搬送路Lcとの集合体である。
以下、画像形成部及び給排紙部の各構成について詳細に説明する。
まず、画像形成部について説明する。
画像形成部においては、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に対して、上流側から下流側に順に、帯電部10a、10b、10c、10dによる帯電、レーザスキャナユニット4a、4b、4c、4dによる露光、現像器16a、16b、16c、16dによる現像、中間転写ベルト7及び1次転写ローラ37a、37b、37c、37dによる1次転写、除電器12a、12b、12c、12dによる除電、及びドラムクリーニング部11a、11b、11c、11dによるクリーニングが行われる。
また、画像形成部においては、中間転写ベルト7、2次転写ローラ8及び対抗ローラ18による2次転写、並びに定着部9による定着が行われる。
感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれは、円筒形状の部材からなり、感光体又は像担持体として機能する。感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれは、中間転写ベルト7の進行方向に対して直交する方向に延びる機軸を中心に矢印の方向に回転可能に配置される。感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれにおける表面には、静電潜像が形成される。
帯電部10a、10b、10c、10dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に対向して配置される。帯電部10a、10b、10c、10dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面を一様に負(マイナス極性)又は正(プラス極性)に帯電させる。
レーザスキャナユニット4a、4b、4c、4dは、露光ユニットとして機能するものであり、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面から離間して配置される。レーザスキャナユニット4a、4b、4c、4dそれぞれは、不図示のレーザ光源、ポリゴンミラー、ポリゴンミラー駆動用モータ等を有して構成される。
レーザスキャナユニット4a、4b、4c、4dそれぞれは、読取部301により読み込まれた画像に関する画像情報に基づいて感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面を走査露光する。レーザスキャナユニット4a、4b、4c、4dそれぞれにより走査露光されることで、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に帯電した電荷が除去される。これにより、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に静電潜像が形成される。
現像器16a、16b、16c、16dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dにそれぞれ対応して設けられ、感光体ドラム2a、2b、2c、2dの表面に対向して配置される。現像器16a、16b、16c、16dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dに形成された静電潜像に各色のトナーを付着させて、カラーのトナー画像を現像する(感光体ドラムの表面にトナー画像を形成する)。現像器16a、16b、16c、16dそれぞれは、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4つのトナー色に対応する。現像器16a、16b、16c、16dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dの表面に対向配置可能な現像ローラ、トナー攪拌用の攪拌ローラ等を有して構成される。
トナーカートリッジ5a、5b、5c、5dそれぞれは、現像器16a、16b、16c、16dそれぞれに対応して設けられており、現像器16a、16b、16c、16dそれぞれに対して供給される各色のトナーを収容する。トナーカートリッジ5a、5b、5c、5dそれぞれは、イエローのトナー、シアンのトナー、マゼンタのトナー、ブラックのトナーを収容する。
トナー供給部6a、6b、6c、6dそれぞれは、トナーカートリッジ5a、5b、5c、5d及び現像器16a、16b、16c、16dにそれぞれ対応して設けられており、トナーカートリッジ5a、5b、5c、5dそれぞれに収容された各色のトナーを、現像器16a、16b、16c、16dそれぞれに対して供給する。
中間転写ベルト7には、感光体ドラム2a、2b、2c、2dに現像された各色のトナー画像が順次転写される。中間転写ベルト7は、従動ローラ35、駆動ローラからなる対抗ローラ18、テンションローラ36等に掛け渡される。テンションローラ36が中間転写ベルト7を内側から外側に付勢するため、中間転写ベルト7には所定の張力が与えられる。
中間転写ベルト7を挟んで感光体ドラム2a、2b、2c、2dと反対の側には、1次転写ローラ37a、37b、37c、37dそれぞれが対向して配置される。
1次転写ローラ37a、37b、37c、37dそれぞれと、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれとの間で、中間転写ベルト7における所定部分が挟み込まれる。この挟み込まれた所定部分は、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれにおける表面に押し当てられる。感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれと1次転写ローラ37a、37b、37c、37dそれぞれとの間で、それぞれ1次転写ニップN1a、N1b、N1c、N1dが形成される。1次転写ニップN1a、N1b、N1c、N1dそれぞれにおいて、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれに現像された各色トナー画像が中間転写ベルト7に順次転写される。これにより、中間転写ベルト7には、フルカラーのトナー画像が形成される。
1次転写ローラ37a、37b、37c、37dそれぞれには、不図示の電圧印加手段により、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれに現像された各色トナー画像を中間転写ベルト7に転写させるための1次転写バイアスが印加される。
除電器12a、12b、12c、12dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に対向して配置される。除電器12a、12b、12c、12dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に光を照射することにより、1次転写が行われた後の感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面を除電する(電荷を除去する)。
ドラムクリーニング部11a、11b、11c、11dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に対向して配置される。ドラムクリーニング部11a、11b、11c、11dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に残存したトナーや付着物を除去すると共に、除去されたトナーを所定の回収機構へ搬送させて、回収させる。
2次転写ローラ8は、中間転写ベルト7に1次転写されたトナー画像を用紙Tに2次転写させる。2次転写ローラ8には、不図示の電圧印加手段により、中間転写ベルト7に形成されたトナー画像を用紙Tに転写させるための2次転写バイアスが印加される。
2次転写ローラ8は、中間転写ベルト7に対して接離される。具体的には、2次転写ローラ8は、中間転写ベルト7に当接される当接位置と中間転写ベルト7から離間する離間位置とに移動可能に構成される。詳細には、2次転写ローラ8は、中間転写ベルト7の表面に1次転写されたトナー画像を用紙Tに2次転写させる場合には当接位置に移動され、他の場合には離間位置に移動される。
中間転写ベルト7における2次転写ローラ8に対向する側には、対抗ローラ18が配置される。中間転写ベルト7における所定部分は、2次転写ローラ8と対抗ローラ18とによって挟み込まれる。そして、用紙Tは中間転写ベルト7の外面(トナー画像が1次転写された面)に押し当てられる。2次転写ローラ8と対抗ローラ18との間で2次転写ニップN2が形成される。2次転写ニップN2において、中間転写ベルト7に1次転写されたトナー画像が用紙Tに2次転写される。
定着部9は、用紙Tに2次転写されたトナー画像を構成する各色トナーを溶融して用紙Tに定着させる。定着部9は、ヒータにより加熱される加熱ローラ9aと、加熱ローラ9aに圧接される加圧ローラ9bと、を備える。加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとは、トナー画像が2次転写された用紙Tを挟持するようにして搬送する。加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとの間に挟持されるように用紙Tが搬送されることで、用紙Tに転写されたトナーは、溶融し、用紙Tに定着される。
次に、給排紙部について説明する。
図1に示すように、装置本体Mの下部には、用紙Tを収容する2個の給紙カセット52が上下に配列されて配置される。給紙カセット52は、装置本体Mの筐体から水平方向に引き出し可能に構成される。給紙カセット52には、用紙Tが載置される載置板60が配置される。給紙カセット52には、用紙Tが載置板60の上に積層された状態で収容される。載置板60に載置された用紙Tは、給紙カセット52における用紙送り出し側の端部(図1において左側の端部)に配置されるカセット給紙部51により搬送路Lに送り出される。カセット給紙部51は、載置板60上の用紙Tを取り出すための前送りコロ61と、用紙Tを1枚ずつ搬送路Lに送り出すための給紙ローラ対63からなる重送防止機構を備える。
装置本体Mの右側面(図1において右側)には、手差し給紙部64が設けられる。手差し給紙部64は、給紙カセット52にセットされる用紙Tとは異なる大きさや種類の用紙Tを装置本体Mに供給することを主目的として設けられる。手差し給紙部64は、閉状態において装置本体Mの一部を構成する手差しトレイ65と、給紙コロ66とを備える。手差しトレイ65は、その下端が給紙コロ66の近傍に回動自在(開閉自在)に取り付けられる。開状態の手差しトレイ65には、用紙Tが載置される。手差し給紙部64は、開状態の手差しトレイ65に載置された用紙Tを手差し搬送路Laに給紙する。
装置本体Mにおける上方側には、第1排紙部50a及び第2排紙部50bが設けられる。第1排紙部50a及び第2排紙部50bは、用紙Tを装置本体Mの外部に排紙する。第1排紙部50a及び第2排紙部50bの詳細については後述する。
用紙Tを搬送する搬送路Lは、カセット給紙部51から2次転写ローラ8までの第1搬送路L1と、2次転写ローラ8から定着部9までの第2搬送路L2と、定着部9から第1排紙部50aまでの第3搬送路L3と、手差し給紙部64から供給される用紙を第1搬送路L1に合流させる手差し搬送路Laと、第3搬送路L3を上流側から下流側へ搬送する用紙を表裏反転させて第1搬送路L1に戻す戻り搬送路Lbと、第3搬送路L3を上流側から下流側へ搬送する用紙を後処理装置(図示せず)に搬送する後処理搬送路Lcとを備える。
また、第1搬送路L1の途中には、第1合流部P1及び第2合流部P2が設けられている。第3搬送路L3の途中には、第1分岐部Q1が設けられている。
第1合流部P1は、手差し搬送路Laが第1搬送路L1に合流する合流部である。第2合流部P2は、戻り搬送路Lbが第1搬送路L1に合流する合流部である。
第1分岐部Q1は、後処理搬送路Lcが第3搬送路L3から分岐する分岐部である。第1分岐部Q1には、整流部材58が設けられている。整流部材58は、定着部9から搬出された用紙Tの搬送方向を、第1排紙部50aに向かう第3搬送路L3又は第2排紙部50bに向かう後処理搬送路Lcに整流させる(切り換える)。
第1搬送路L1の途中(詳細には、第2合流部P2と2次転写ローラ8との間)には、用紙Tを検出するためのセンサと、用紙Tのスキュー(斜め給紙)補正やトナー画像とのタイミングを合わせるためのレジストローラ対80が配置される。センサは、用紙Tの搬送方向におけるレジストローラ対80の直前(上流側)に配置される。レジストローラ対80は、センサからの検出信情報に基づいて上述の補正やタイミング調整をして用紙Tを搬送する。
戻し搬送路Lbは、用紙Tの両面印刷を行う際に、既に印刷されている面とは反対面(非印刷面)を感光体ドラム2に対向させるために設けられる搬送路である。戻し搬送路Lbによれば、第1分岐部Q1から排紙部50側に搬送された用紙Tを表裏反転させて第1搬送路L1に戻して、2次転写ローラ8の上流側に配置されたレジストローラ対80の上流側に搬送させることができる。戻し搬送路Lbにより表裏反転された用紙Tには、感光体ドラム2により非印刷面に対して所定のトナー画像が転写される。
第3搬送路L3における端部には、第1排紙部50aが形成される。第1排紙部50aは、装置本体Mにおける上方側に配置される。第1排紙部50aは、装置本体Mの右側面側(図1において右側、手差し給紙部64側)に向けて開口している。第1排紙部50aは、第3搬送路L3を搬送される用紙Tを装置本体Mの外部に排紙する。
第1排紙部50aにおける開口側には、排紙集積部M1が形成される。排紙集積部M1は、装置本体Mにおける上面(外面)に形成される。排紙集積部M1は、装置本体Mにおける上面が下方に窪んで形成された部分である。排紙集積部M1の底面は、装置本体Mにおける上面の一部を構成する。排紙集積部M1には、所定のトナー画像が転写され第1排紙部50aから排紙された用紙Tが積層して集積される。
後処理搬送路Lcにおける端部には、第2排紙部50bが形成される。第2排紙部50bは、装置本体Mにおける上方側に配置される。第2排紙部50bは、装置本体Mの左側面側(図1において左側、後処理装置が連結される側)に向けて開口している。第2排紙部50bは、後処理搬送路Lcを搬送される用紙Tを装置本体Mの外部に排紙する。
第2排紙部50bにおける開口側には、後処理装置(図示せず)が連結される。後処理装置は、画像形成装置(コピー機1)から排出される用紙の後処理(ステープル、パンチ等)を行うものである。
なお、各搬送路の所定位置には用紙検出用のセンサが配置される。
次に、主搬送路L1〜L3(第1搬送路L1、第2搬送路L2及び第3搬送路L3を合わせて以下「主搬送路」ともいう)及び戻り搬送路Lbにおける紙詰まり(JAM)を解消するための構造について簡単に説明する。
図1に示すように、装置本体Mの左側面側(図1において左側)には、主搬送路L1〜L3及び戻り搬送路Lbが主に上下方向に延びるように並列している。装置本体Mの左側面側(図1において左側)には、装置本体Mの側面の一部を形成するように、カバー体40が設けられている。カバー体40は、その下端部において、支点軸43を介して装置本体Mに連結されている。支点軸43は、その軸方向が主搬送路L1〜L3及び戻り搬送路Lbを横断する方向に沿って配設されている。カバー体40は、支点軸43を中心として閉位置(図1に示す位置)と開位置(図示せず)との間を回動自在に構成されている。
カバー体40は、支点軸43によって装置本体Mに回動自在に連結された第1のカバー部41と、同じ支点軸43によって装置本体Mに回動自在に連結された第2のカバー部42とから構成されている。第1のカバー部41は、第2のカバー部42よりも装置本体Mの外側(側面側)に位置する。なお、図1において、左下がりの破線でハッチングされた部分が第1のカバー部41であり、右下がりの破線でハッチングされた部分が第2のカバー部42である。
カバー体40が閉位置に位置する状態において、第1のカバー部41は、その外面側が装置本体Mの外面(側面)の一部を形成している。
また、カバー体40が閉位置に位置する状態において、第2のカバー部42は、その内面側(装置本体M側)が主搬送路L1〜L3の一部を形成している。
更に、カバー体40が閉位置に位置する状態において、第1のカバー部41の内面側と第2のカバー部42の外面側とが、戻り搬送路Lbの少なくとも一部を形成している。つまり、戻り搬送路Lbは、第1のカバー部41と第2のカバー部42との間に形成されている。
本実施形態のコピー機1は、このような構成のカバー体40を備えることにより、主搬送路L1〜L3で紙詰まり(JAM)が発生した際には、カバー体40を図1に示す閉位置から、開位置(図示せず)に回動して主搬送路L1〜L3を開放することにより、主搬送路L1〜L3に詰まった用紙を処理することができる。一方、戻り搬送路Lbで紙詰まりが発生した際には、カバー体40を開位置に回動した後、支点軸43を中心に第2のカバー部42を装置本体M側(図1において右側)に回動させて戻り搬送路Lbを開放することにより、戻り搬送路Lbに詰まった用紙を処理することができる。
次いで、図2から図7により、画像読取装置300を構成する読取部301について説明する。
図2は、第1実施形態の画像読取装置300の読取部301の内部構造を示す概略平面図である。図3は、図2に示す画像読取装置300を矢印S方向から見た図である。図4は、図3に示すLEDユニット503の部分拡大図である。図5は、図3に示すLEDユニット503を第1LED501及び第2LED502側から見た図である。図6は、図5に示すLEDユニット503の分解図である。図7は、LEDユニット503の発光を制御する発光制御部450を含むブロック図である。
図2及び図3に示すように、読取部301は、原稿Gが載置されるコンタクトガラス335と、一対の案内レール345と、駆動プーリ351が取り付けられた駆動軸350と、従動プーリ352が取り付けられた支軸353と、照明手段としての照明ユニット347と、ミラーユニット349と、結像レンズ357と、読取手段としてのCCD358と、光学センサ362と、を備える。
図2に示すように、読取部301は、上面(図2における手前側)に配置され原稿Gが載置されるコンタクトガラス335を有する。コンタクトガラス335は、コピー機1が通常の状態で配置された場合、水平面と略平行に配置される。
図2に示すように、一対の案内レール345は、読取部301における側面306a、306b(図2における左右)同士の間に配置される。一対の案内レール345は、上述のコンタクトガラス335(図3参照)と平行に設置される。一対の案内レール345上には、照明ユニット347及びミラーユニット349が移動可能に載置される。
図2に示すように、駆動軸350は、側面306a側に案内レール345と直交するように配置される。駆動軸350は、不図示の駆動モータにより正転駆動され、又は逆転駆動される。駆動軸350の両端であって案内レール345よりも主走査方向Yの外側には、大径部及び小径部を有する駆動プーリ351が取り付けられる。
図2に示すように、支軸353は、側面306b側に案内レール345と直交するように配置される。支軸353の両端であって案内レール345よりも主走査方向Yの外側には、駆動プーリ351と同一径の従動プーリ352が取り付けられる。
駆動プーリ351及び従動プーリ352の大径部には、駆動用ワイヤー354aが掛け渡される。そして、駆動用ワイヤー354aには、照明ユニット347が固定される。
また、駆動プーリ351及び従動プーリ352の小径部には、駆動用ワイヤー354bが掛け渡される。そして、駆動用ワイヤー354bには、ミラーユニット349が固定される。
駆動軸350が駆動モータによって回転されることで、駆動用ワイヤー354a、354bは回動される。駆動用ワイヤー354a、354bが回動されることで、照明ユニット347及びミラーユニット349は、案内レール345に沿って副走査方向X(図2及び図3における左右方向)に移動される。駆動プーリ351及び従動プーリ352における大径部と小径部との径比は2:1である。そのため、照明ユニット347とミラーユニット349との移動距離の比は2:1となる。
なお、本実施形態においては、大径部及び小径部を有する駆動プーリ351及び従動プーリ352を利用して、照明ユニット347とミラーユニット349との移動距離の比が2:1となる構成を実現しているが、これに制限されない。例えば、ミラーユニット349に動滑車を設け、照明ユニット347を駆動用ワイヤーなどに固定して設けることにより、動滑車の原理を利用して、照明ユニット347とミラーユニット349との移動距離の比が2:1となる構成を実現することもできる。
ここで、照明ユニット347及びミラーユニット349における案内レール345の上面と接する部分には、接触子355がそれぞれ2個ずつ設けられる。各接触子355の案内レール345との接触面は球面状となっている。これにより、照明ユニット347及びミラーユニット349は、副走査方向Xへスムーズに移動される。
図2に示すように、読取部301の底面における側面306a側には、結像レンズ357、CCD358等を支持する部材であるISUベース356が取り付けられる。ISUベース356の上面には、結像レンズ357と、読取手段としてのCCD358が所定の位置関係で取り付けられる。
図2に示すように、結像レンズ357は、ISUベース356に固定されるレンズ支持台359上に設置される。レンズ支持台359は、CCD358側に配置されるガイド部材360により位置が調整可能に配置される。結像レンズ357は、読取部301の副走査方向Xにおける略中央に配置される。結像レンズ357は、光路H(図3参照)における原稿G側と反対の端部側に配置される。結像レンズ357は、入射された光束H4(図3参照)を所定位置において結像させる。つまり、結像レンズ357は、原稿Gの画像を所定位置において結像させる。
図2に示すように、CCD358は、ガイド部材360の背面に配置されるCCD基板361に実装される。CCD358は、結像レンズ357における結像位置に配置される。結像レンズ357からの光束は、ガイド部材360の中央付近に形成される開口窓360aを通ってCCD358に入射される。CCD358に入射される光束における光軸は、ガイド部材360の位置を微調整することにより補正される。
光学センサ362は、ISUベース356上に配置される。光学センサ362は、コンタクトガラス335上に載置された原稿Gからの反射光を受光するか否かによって原稿のサイズ(図2の左右方向)を検知する。
図3に示すように、照明ユニット347は、照明部340、第1ミラー321及び第1ミラー321を収容する第1枠体311と、を備える。
照明部340は、発光部としての複数の第1LED501及び複数の第2LED502が取り付けられたLEDユニット503を有する。照明部340については、後に詳述する。
第1ミラー321は、照明ユニット347における厚さ方向Zにおける下方側に配置される。第1ミラー321は、反射面が原稿G及び第2ミラー322側に向くように配置される。第1ミラー321は、原稿からの光束H1を第2ミラー322に反射させる。
第1枠体311は、駆動プーリ351及び従動プーリ352(図2参照)の大径部に掛け渡される駆動用ワイヤー354a(図2参照)に固定される。駆動用ワイヤー354a、354bが回動されることで、第1枠体311は、案内レール345に沿って副走査方向Xに移動される。
図3に示すように、ミラーユニット349は、第2ミラー322と、第3ミラー323と、第2ミラー322と第3ミラー323とを収容する第2枠体312と、を備える。
第2ミラー322は、第2枠体312の厚さ方向Zにおける上方側に配置される。第2ミラー322は、反射面が第1ミラー321及び第3ミラー323側を向くように配置される。第2ミラー322は、第1ミラー321からの光束H2を第3ミラー323側に反射させる。
第3ミラー323は、第2枠体312の厚さ方向Zにおける下方側に配置される。第3ミラー323は、反射面が第2ミラー322及び結像レンズ357側を向くように配置される。第3ミラー323は、第2ミラー322からの光束H3を結像レンズ357側に反射させる。
図3に示すように、コンタクトガラス335は、原稿Gが載置される読取面302Aを構成する載置面を有する。コンタクトガラス335は、板状の光透過性部材により形成される。
図4から図7により、照明部340について詳述する。
図3に示すように、照明部340は、コンタクトガラス335における読取面302Aと反対側に配置される。
図4に示すように、照明部340は、LEDユニット503を備える。図4及び図5に示すように、LEDユニット503は、第1基板510と、第1基板510に実装される複数の第1発光部材としての第1LED501と、第2基板520と、第2基板520に実装される複数の第2発光部材としての第2LED502とを有する。
図4及び図5に示すように、複数の第1LED501及び複数の第2LED502それぞれは、原稿G側に発光面が向くように主走査方向Yに直線的に交互に配置される。また、複数の第1LED501と複数の第2LED502とは、主走査方向Yにおいて互いに近接して配置される。
図5に示すように、第1基板510と第2基板520とは、第1基板510と第2基板520とが組み合わされることにより、主走査方向Yに長い長方形状の平面基板として構成される。
図5及び図6に示すように、第1基板510は、主走査方向Yに長い長方形状の基板により構成される第1基部515と、複数の長方形状の第1凸部511と、複数の第1凹部512とを有する。第1凸部511は、第1基部515の幅方向の一端部において、面方向に突出すると共に主走査方向Yに離間して複数配置される。隣り合う複数の第1凸部511の間には、第1基部515と隣り合う複数の第1凸部511とにより複数の第1凹部512が形成される。ここで、第1基部515の幅方向とは、複数の第1LED501の配列方向に対して直交する方向である。
第2基板520は、主走査方向Yに長い長方形状の基板により構成される第2基部525と、複数の長方形状の第2凸部521と、複数の第2凹部522とを有する。第2凸部521は、第2基部525の幅方向の一端部において、面方向に突出すると共に主走査方向Yに離間して複数配置される。隣り合う複数の第2凸部521の間には、第2基部525と隣り合う複数の第2凸部521とにより複数の第2凹部522が形成される。ここで、第2基部525の幅方向とは、複数の第2LED502の配列方向に対して直交する方向である。
また、複数の第1凹部512それぞれは、複数の第1凹部512の主走査方向Yにおける距離が主走査方向Yにおける第2凸部521の長さ分離間することにより形成される。複数の第2凹部522それぞれは、複数の第2凹部522の主走査方向Yにおける距離が主走査方向Yにおける第1凸部511の長さ分離間することにより形成される。
LEDユニット503は、第1凸部511が第2凹部522内に位置すると共に第2凸部521が第1凹部512内に位置する状態で組み合わさることにより構成される。第1凸部511と第2凸部521とは、第1基板510と第2基板520とが組み合わさることにより、主走査方向Yに直線的に交互に配置される。
このように構成されることから、第1基板510及び第2基板520を製造する場合、主走査方向Yに長い長方形状の1枚の基板を2つに切断して製造することができる。切断後の一方の第1基板510には、複数の第1凸部511と、複数の第1凹部512とが形成される。切断後の他方の第2基板520には、複数の第2凸部521と、複数の第2凹部522とが形成される。第1基板510と第2基板520を組み合わせることにより、主走査方向Yに長い長方形状の基板を形成する。
第1基板510の複数の第1凸部511それぞれには、複数の第1LED501が実装される。第2基板520の複数の第2凸部521それぞれには、複数の第2LED502が実装される。
第1基板510は、複数の第1LED501が実装される複数の第1実装部513、513を有する。第1実装部513、513それぞれは、第1凸部511の主走査方向Yにおける両端部に配置される。第1LED501の両端部は、第1実装部513、513に実装される。
第2基板520は、複数の第2LED502が実装される複数の第2実装部523、523を有する。第2実装部523、523それぞれは、第2凸部521の主走査方向Yにおける両端部に配置される。第2LED502の両端部は、第2実装部523、523に実装される。
第1凸部511に実装される第1LED501及び第2凸部521に実装される第2LED502は、第1基板510と第2基板520とが組み合わさることにより、主走査方向Yに直線的に互いに近接して配置される。ここで、第1LED501及び第2LED502が直線的に配置されるとは、第1LED501及び第2LED502が直線上に配置される場合のみならず、第1LED501及び第2LED502の位置が直線上に配置されていない場合であっても、全体として直線的に配置される場合を含む。
続けて、図7により、第1LED501及び第2LED502における発光の制御について説明する。
図7に示すように、画像読取装置300は、複数の第1LED501と、複数の第2LED502とにおける発光を別々に制御する発光制御部450を有する。
発光制御部450は、複数の第1LED501又は複数の第2LED502の一方を発光させ、他方を発光させないようにすることができる。発光制御部450は、複数の第1LED501及び複数の第2LED502を発光させ、又は発光させないようにすることができる。
また、発光制御部450は、複数の第1LED501と、複数の第2LED502とにおける光量を制御することができる。ここで、光量の制御は、複数の第1LED501又は複数の第2LED502それぞれに供給する電圧等を調整することで行うことができる。
発光制御部450による発光制御として、例えば、原稿Gが読取面302Aをスライドするように移動されて画像が読み取られる場合、発光制御部450は、複数の第1LED501及び複数の第2LED502それぞれを発光させる(図4参照)。これに対し、原稿Gが読取面302Aに載置された状態で画像が読みとられる場合、発光制御部550は、複数の第1LED501を発光させ、複数の第2LED502を発光させないように制御する。
また、LEDユニット503を原稿Gの存在や位置を検知するセンサとして利用する場合、発光制御部550は、複数の第1LED501それぞれを少ない光量で短時間だけ発光させることもできる。
続けて、本実施形態の画像読取装置300における作用について説明する。
まず、蓋部材70(図1参照)を開状態にすると共に、読取面302A(図3参照)に原稿Gを載置する。光学センサ362(図3参照)により読取面302Aに原稿が載置されたことが検知されることで、照明ユニット347及びミラーユニット349(図3参照)は、内部空間304の側面306a側(図3参照)に配置される。
次いで、蓋部材70を閉状態にする。そして、不図示のスタートスイッチを押すことで、コピー機1に対して、原稿Gの画像を複製することを指示する。スタートスイッチが押されることで、画像読取装置300による原稿Gの画像を読み取り動作が開始される。
具体的には、まず、複数の第1LED501及び複数の第2LED502(図3参照)が点灯される。点灯された複数の第1LED501及び複数の第2LED502からの光H01により、原稿Gには、主走査方向Yに延びるような態様のライン状の光が照射される。
この場合、発光制御部450により複数の第1LED501及び複数の第2LED502の発光を制御できる。例えば、原稿Gが読取面302Aをスライドするように移動されて画像が読み取られる場合、発光制御部450は、複数の第1LED501及び複数の第2LED502それぞれを発光させる(図4参照)。これに対し、原稿Gが読取面302Aに載置された状態で画像が読みとられる場合、発光制御部550は、複数の第1LED501を発光させ、複数の第2LED502を発光させないように制御する。
原稿Gへの光の照射がされた状態で、照明ユニット347及びミラーユニット349それぞれは、副走査方向Xに移動される。照明ユニット347及びミラーユニット349それぞれは、光路Hにおける光路長を一定に保持しながら移動する。
原稿Gからの光束は、第1ミラー321、第2ミラー322及び第3ミラー323に反射された後、結像レンズ357に入射される(図3参照)。
結像レンズ357は、原稿Gの画像を結像させる。結像位置に配置されたCCD358は、ガイド部材360の開口窓360aを通過して該CCD358上に結像された画像に基づいて、原稿Gの画像を画像情報として読み込む(図3参照)。
CCD358により読み込まれた画像情報は、CCD基板361に出力される。そして、CCD基板361に出力された画像情報は、所定の回路基板を介して装置本体Mに出力される(図3参照)。
装置本体Mにおいて、入力された画像情報は、不図示の画像形成制御部に入力される。画像形成制御部は、画像情報に基づいて、画像形成部を構成する像担持体としての感光体ドラム2、帯電部10aから10d、レーザスキャナユニット4aから4dや現像器16aから16d等を制御する。感光体ドラム2には、画像情報に基づいて、所定のトナー画像が形成される(図1参照)。
搬送路Lを介して感光体ドラム2により形成される1次転写ニップN1a、N1b、N1c、N1dに搬送された用紙Tには、画像情報に基づいて原稿Gの画像と同じ画像が転写される。画像が形成された用紙Tは、第1排紙部50a及び第2排紙部50bから装置本体Mの外部に排紙される(図1参照)。
本実施形態によれば、LEDユニット503は、第1基板510及び第2基板520それぞれに第1LED501及び第2LED502を実装した後に、第1基板510と第2基板520とを組み合わせて形成することができる。第1LED501の両端部それぞれは、第1凸部511の主走査方向Yにおける両端部に配置される第1実装部513、513それぞれに実装される。第2LED502の両端部それぞれは、第2凸部521の主走査方向Yにおける両端部に配置される第2実装部523、523それぞれに実装される。第1LED501及び第2LED502のそれぞれは、第1凸部511と第2凸部521のそれぞれの主走査方向Yにおける両端部から突出しない範囲で実装される。そのため、第1LED501及び第2LED502を互いに近接させて直線的に配置することができる。従って、LED(発光部)の実装効率に優れたLEDユニット503を有するカラーコピー機1を提供することができる。
また、本実施形態によれば、第1基板510と第2基板520とを組み合わせることにより、第1凸部511が第2凹部522内に位置すると共に第2凸部521が第1凹部512内に位置する。そして、第1凸部511に実装される第1LED501及び第2凸部521に実装される第2LED502が直線的に配置される。従って、第1基板510と第2基板520とを組み合わせるだけで、簡易に第1LED501と第2LED502とを主走査方向Yにおいて直線的に配置することができる。
また、本実施形態によれば、複数の第1LED501と複数の第2LED502とが主走査方向Yにおいて直線的に配置される。そのため、複数の第1LED501と複数の第2LED502とを数多く配置することができる。従って、LEDユニット503から原稿Gに照射される光の光量を十分なものにすることができる。そのため、LEDユニット503から原稿Gに照射される光の単位面積あたりの光量を強くすることができる。
また、本実施形態によれば、複数の第1LED501と複数の第2LED502とを主走査方向Yにおいて直線的に配置したので、LEDユニット503の大型化を抑制することができる。
また、本実施形態によれば、発光制御部450により、複数の第1LED501と複数の第2LED502とにおける発光を別々に制御することができるので、原稿Gの読み込み態様等に応じて、複数の第1LED501及び複数の第2LED502それぞれを必要な強度で発光させることができる。ここで、LEDユニット503は、主走査方向Yに一列に並んだ複数のLEDが、第1基板510に実装された複数の第1LED501と、第2基板520に実装された複数の第2LED502との2つの群により構成されるので、発光をより簡易に制御することができる。
また、本実施形態によれば、発光制御部450は、第1LED501及び第2LED502への供給電圧を変更させることにより発光量の制御を行うことができるので、供給電圧の調整により、発光をより簡易に制御することができる。
続けて、図8から図11により、第2実施形態におけるコピー機について説明する。図8は、第2実施形態におけるLEDユニット603の部分拡大図である。図9は、図8に示すLEDユニット603を第1LED501及び第2LED502の発光面側から見た図である。図10は、図8に示すLEDユニット603の分解図である。図11は、図8に示すLEDユニット603を分解した状態において、第1LED501及び第2LED502側から見た図である。第2実施形態におけるコピー機は、LEDユニット603を除いて第1実施形態におけるコピー機1と同様の構成を有する。従って、第2実施形態については、LEDユニット603を中心に説明し、他の構成要素の説明は省略する。
図8に示すように、照明部340は、LEDユニット603を備える。図9から図11に示すように、LEDユニット603は、主走査方向Yに長い長方形状の第1基板610と、第1基板610と平行に対向して配置されると共に第1基板610と同一形状の第2基板620とを有する。
図9から図11に示すように、第1基板610は、第1LED601が実装される第1実装面614を有する。第2基板620は、第2LED602が実装される第2実装面624を有する。第1実装面614と第2実装面624とは、対向して配置される。第1基板610と第2基板620とは、第1実装面614と第2実装面624とが対向した状態で組み合わさる。
第1基板610は、第1実装面614に形成される複数の第1実装部613、613を有する。複数の第1実装部613、613は、所定間隔離間して主走査方向Yに直線的に並列に配置される。第1実装部613、613は、第1LED601の主走査方向Yにおける両端部に実装される。
また、図11に示すように、複数の第1LED601は、第1基板610の幅方向における一端部側に配置される。ここで、第1基板610の幅方向とは、複数の第1LED601の配列方向に対して直交する方向である。
第2基板620は、第2実装面624に形成される複数の第2実装部623、623を有する。複数の第2実装部623、623は、所定間隔離間して主走査方向Yに直線的に並列に配置される。第2実装部623、623は、第2LED602の主走査方向Yにおける両端部に実装される。
また、図11に示すように、複数の第2LED602は、第2基板620の幅方向における一端部側に配置される。ここで、第2基板620の幅方向とは、複数の第2LED602の配列方向に対して直交する方向である。
隣り合う複数の第1LED601の間の主走査方向Yにおける距離は、主走査方向Yにおける第2LED602の長さ以上離間している。また、隣り合う複数の第2LED602の間の主走査方向Yにおける距離は、主走査方向Yにおける第1LED601の長さ以上離間している。
図9から図11に示すように、第1LED601は、隣り合う第2LED602の間に位置する。第2LED602は、隣り合う第1LED601の間に位置する。そして、複数の第1LEDと複数の第2LEDそれぞれは、主走査方向Yに交互に並んで直線的に配置される。また、複数の第1LED601と複数の第2LED602は、主走査方向Yにおいて互いに近接して配置される。
図8に示すように、第1LED601からの光の出射(発光)方向は、第1基板610の面方向に同一である。第2LED602からの光の出射方向は、第2基板620の面方向に同一である。第2LED602からの光の出射方向は、第1LED601からの光の出射方向と一致する。第1LED601及び第2LED602から出射される光は、読取面302A側に出射されて、原稿Gに直接照射される。
本実施形態によれば、第1実施形態における効果と同様の効果を得ることができると共に、以下の効果を得ることができる。
本実施形態によれば、LEDユニット603は、第1基板610及び第2基板620それぞれに第1LED601及び第2LED602を実装した後に、第1基板610と第2基板620とを組み合わせて形成することができる。第1LED601と第2LED701それぞれは、隣り合う第1LED601と第2LED701とが当接しない範囲で配置されるように、第1実装面614と第2実装面624のそれぞれに実装される。そのため、第1LED601及び第2LED602を互いに近接させて直線的に配置することができる。従って、LED(発光部)の実装効率に優れたLEDユニット603を有するカラーコピー機1を提供することができる。
また、本実施形態によれば、第1基板610の第1実装面614と第2基板620の第2実装面624とが、平行に対向して配置される。第1LED601及び第2LED602は、第1基板610と第2基板620との間に配置される。第1LED601及び第2LED602から出射される光は、原稿側へ出射されると共に、第1基板610及び第2基板620と同一の面方向である。従って、第1基板610及び第2基板620は、光を導光する導光板の機能を有するので、第1LED601及び第2LED602からの光の拡散を抑制して原稿Gへ導くことができる。
また、本実施形態によれば、LEDユニット603は、長方形状の第1基板610と長方形状の第2基板620とを対向して組み合わせるだけで形成できるので、第1実施形態と比べて製造効率が良好である。
続けて、図12により、第3実施形態におけるコピー機について説明する。図12は、第3実施形態におけるLEDユニット603及び導光体505の部分拡大図である。第3実施形態におけるコピー機は、LEDユニット603が配置される向きと導光体505を備える点を除いて第2実施形態におけるコピー機1と同様である。第3実施形態におけるコピー機について、第2実施形態におけるコピー機と同様の構成を有する。従って、第3実施形態については、導光体505及びLEDユニット603を中心に説明し、他の構成要素の説明は省略する。
図12に示すように、照明部340は、発光部としての複数の第1LED601及び複数の第2LED602が取り付けられたLEDユニット603と、複数の第1LED601及び複数の第2LED602に近接又は当接して配置される導光体505と、を有する。LEDユニット603は、配置される向きを除いて第2実施形態と同様の構成である。
図12に示すように、LEDユニット603は、主走査方向Yに長い第1基板610及び主走査方向Yに長い第2基板620とが読取面302Aに対して平行になるように配置される。第1基板610は、読取面304A側に配置される。複数の第1LED601及び複数の第2LED602それぞれは、読取面302Aにおける所定の照射位置Iに照射される光を発光する。
導光体505は、一端505aが複数の第1LED601及び複数の第2LED602側を向き、他端505bが読取面304A側に向くように配置される。導光体505は、一端505a側に形成される入光部400と、他端505b側に形成される出光部410とを有する。導光体505の一部は、第1基板610の第1実装面614と第2基板620の第2実装面624との間に配置される。
入光部400は、複数の第1LED601及び複数の第2LED602に対向して配置される。入光部400には、複数の第1LED601及び複数の第2LED602からの光が導光体505の内部に向けて入光される。出光部410は、読取面302Aに対向して配置される。出光部410は、入光部400から入光された光を読取面302A側に向けて出光させる。
導光体505は、入光部400から入光された光を出光部410から出光して、複数の第1LED601及び複数の第2LED602からの光を照射位置Iへ導くように構成される。
導光体505は、入光部400と出光部410との間に形成される屈曲部415を有する。導光体505は、入光部400から屈曲部415まで延びる水平部506と、屈曲部415から出光部410まで延びる斜め傾斜部507とを有する。
水平部506は、副走査方向Xに延びるように形成される。水平部506における読取面302A側の外面430は、読取面302Aに対して平行に配置される水平面部506aを構成する。斜め傾斜部507は、屈曲部415を介して水平部506に対して所定の角度をなして読取面302A側に屈曲する。導光体505は、水平部506及び斜め傾斜部507が屈曲部415を介して連続することにより形成される。
図12に示すように、導光体505は、第1LED601及び第2LED602から照射位置Iまでの光路距離を確保すると共に、内部空間304を有効に利用することによる省スペース化(特に、照明ユニット347における厚さ方向Zの省スペース化)の実現のため、屈曲部415において屈曲する形状である。これは、第1LED601及び第2LED602から照射位置Iまでの距離を確保することにより、照射位置Iにおいて第1LED601及び第2LED602からの光を十分に拡散して光量ムラを抑制するためである。
また、導光体505は、導光体505の内面に形成され、入光部400に入光された光の不要な拡散を抑制して出光部410から出光させるための反射面を有する。例えば、斜め傾斜部507における反射面に反射される光はそれぞれの角度で屈折して読取面302A側に導かれる。
出光部410から出光する光H01は、導光体505の内面に形成される反射面により集光されて読取面302A側に出光される。導光体505は、不要な拡散を抑制しながら入光部400に入光された光を照射位置Iに導く。
図12に示すように、第1基板610は、遮光部610aを有する。遮光部610aは、導光体505の入光部400近傍から漏れる光を遮光する部位である。遮光部610aは、第1LED601及び第2LED602と照射位置Iとをつなぐ仮想直線K上に位置する。遮光部610aは、仮想直線K上に位置して、導光体505から漏れる光を遮光して照射位置I側への照射を妨げる構成であればよい。
第1基板610は、導光体505における読取面302A(載置面)側の外面430の少なくとも入光部400の近傍に対向して配置される。
本実施形態によれば、第2実施形態における効果と同様の効果を得ることができると共に、以下の効果を得ることができる。
本実施形態によれば、導光体505を有しているので、内部空間304を有効に利用することによる省スペース化(特に、照明ユニット347における厚さ方向Zの省スペース化)の実現することができる。また、導光体505を有しているので、複数の第1LED601及び複数の第2LED602から照射された光の不要な拡散を抑制しながら、入光部400に入光された光を照射位置Iに導くことができる。
また、本実施形態によれば、画像読取装置300は、照射位置Iに照射させる光を発光する複数の第1LED601及び複数の第2LED602と、複数の第1LED601及び複数の第2LED602と照射位置Iとをつなぐ直線K上に配置される遮光部610aを有する第1基板610とを備える。そのため、導光体505から漏れる光を遮光することができる。従って、複数の第1LED601及び複数の第2LED602から照射される光H01の照射位置Iにおいての光量ムラを抑制できる。これにより、読み取り画像における光量ムラやフレア画像の発生を抑制できる。
また、本実施形態によれば、第1基板610は、導光体505における読取面302A側の外面430の少なくとも入光部400の近傍に対向して配置される。そのため、導光体505から漏れる光を遮光することができる。ここで、出光部410から出光される光以外の外面430から漏れる光とは、例えば、入光部400の入光面で反射されて外面430から漏れる光等がある。ここで、入光部400の入光面とは、複数のLED501に対向して配置され、複数のLED501からの光を入光する面である。
また、本実施形態によれば、第1基板610は、複数の第1LED601を支持すると共に、複数の第1LED601を発光させる。そして、第1基板610は、複数の第1LED601及び複数の第2LED602と照射位置Iとをつなぐ直線K上に配置される。そのため、複数の第1LED601及び複数の第2LED602を入光部400に対向して配置できると共に、導光体505の外面430から漏れる光を照射位置I側へ照射されないように遮光できる。
本実施形態によれば、複数の第1LED601を発光させるための第1基板610を遮光部610aとして用いることができる。そのため、コストを抑えつつ、読み取り画像において光量ムラやフレア画像の発生を抑制する画像読取装置(画像形成装置)を得ることができる。
以上、好適な実施形態として説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく種々の形態で実施することができる。例えば、本実施形態において、画像形成装置としてコピー機1について説明しているが、コピー機には、カラーコピー機、モノクロコピー機が含まれる。また、画像形成装置は、これに限定されず、プリンタ、ファクシミリ及びこれらの複合機等であってもよい。
また、第1実施形態においては、第1LED501と第2LED502とが交互に配置されているが、これに限定されず、例えば、第1LED501及び第2LED502の直線的な配置の途中において、第1LED501及び/又は第2LED502が2個以上連続して配置されるような構成であってもよい。
また、第1実施形態は、導光体を備えていないが、これには限定されず、第1実施形態において、導光体を備えていてもよい。また、第1実施形態及び第2実施形態において、照明部340の所定位置に反射板を設けることで、第1LED501又は第2LED502からの光を反射板の反射により原稿G側へ導くものであってもよい。
また、実施形態において、画像読取装置300は、装置本体Mと一体的に形成されているが、これに限定されず、装置本体Mと別個の筐体により構成されていてもよい。例えば、画像読取装置300は、装置本体Mに対して着脱可能に構成されてもよい。
また、実施形態において、画像読取装置300は、画像形成装置としてのコピー機1の一部を構成しているが、これに限定されず、例えば、イメージスキャナ等の単体として用いられる装置であってもよい。
また、実施形態において、発光部として第1LED501、第2LED502、第1LED601、第2LED602について説明しているが、これに限定されない。例えば、発光部として、有機EL(Organic Electro−Luminescence)、光ファイバーを利用したものや各種ランプを用いることができる。
1……コピー機(画像形成装置)、2a、2b、2c、2d……感光体ドラム(像担持体)、16……現像器、300……画像読取装置、321……第1ミラー(ミラー)、322……第2ミラー(ミラー)、323……第3ミラー(ミラー)、340……照明部、357……結像レンズ、358……CCD(読取手段)、400……入光部、410……出光部、415……屈曲部、501……第1LED(発光部)、502……第2LED(発光部)、505……導光体、601……第1LED(発光部)、602……第2LED(発光部)、510……第1基板、520……第2基板、610……第1基板、620……第2基板、G……原稿、H……光路、I……照射位置、K……直線、N1a、N1b、N1c、N1d……1次転写ニップ(転写部)、X……副走査方向、Y……主走査方向

Claims (9)

  1. 第1基板と、前記第1基板に実装される複数の第1発光部材と、第2基板と、前記第2基板に実装される複数の第2発光部材とを有し、前記第1発光部材及び前記第2発光部材は主走査方向に直線的に配置され原稿側に照射させる光を発光する発光部と、
    前記原稿からの光束を反射させて光路を形成する1又は複数のミラーと、
    前記1又は複数のミラーにより反射された光束を結像させる結像レンズと、
    前記結像レンズの結像位置に配置され、前記結像レンズによる結像に基づいて前記原稿の画像を読み取る読取部と、を備える
    画像読取装置。
  2. 前記第1基板は、面方向に突出し前記主走査方向に並列に配置され前記第1発光部材がそれぞれ実装される複数の第1凸部と、隣り合う前記第1凸部の間に形成され前記主走査方向に並列に配置される複数の第1凹部とを有し、
    前記第2基板は、面方向に突出し前記主走査方向に並列に配置され前記第2発光部材がそれぞれ実装される複数の第2凸部と、隣り合う前記第2凸部の間に形成され前記主走査方向に並列に配置される複数の第2凹部とを有し、
    前記発光部は、前記第1凸部が前記第2凹部内に位置すると共に前記第2凸部が前記第1凹部内に位置する状態で前記第1基板と前記第2基板とが組み合わさることにより前記第1発光部材及び第2発光部材が直線的に配置されて構成される
    請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記発光部は、前記第1基板における前記第1発光部材が実装される第1実装面と前記第2基板における前記第2発光部材が実装される第2実装面とが対向すると共に複数の前記第1発光部材と複数の前記第2発光部材とが前記主走査方向に配置され、前記第1発光部材が隣り合う前記第2発光部材の間に位置すると共に前記第2発光部材が隣り合う前記第1発光部材の間に位置する状態で前記第1基板と前記第2基板とが組み合わさることにより構成され、
    前記第1発光部材からの光の出射方向は、前記第1基板の面方向と一致し、
    前記第2発光部材からの光の出射方向は、前記第2基板の面方向と一致すると共に、前記第1発光部材からの光の出射方向と一致する
    請求項1に記載の画像読取装置。
  4. 前記発光部側に配置される入光部と前記原稿側に配置される出光部とを有する導光体であって、該導光体の一部が前記第1基板の前記第1実装面と前記第2基板の前記第2実装面との間に配置される導光体と、
    を備える
    請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 前記原稿を載置する載置面を有する板状の光透過性部材を備え、
    前記発光部は、前記光透過性部材における前記載置面と反対側に配置され、前記光透過性部材の前記載置面における所定の照射位置に照射させる光を発光するように構成され、
    前記第1基板又は前記第2基板は、前記発光部と前記照射位置とをつなぐ直線上に配置される遮光部を有する
    請求項4に記載の画像読取装置。
  6. 前記第1発光部材と前記第2発光部材とは交互に配置される
    請求項1から5のいずれかに記載の画像読取装置。
  7. 前記第1発光部材及び前記第2発光部材それぞれにおける発光量を別々に制御する発光制御部と、を備える
    請求項1から6のいずれかに記載の画像読取装置。
  8. 前記発光制御部は、前記第1発光部材及び前記第2発光部材への供給電圧を変更させることにより発光量の制御を行う
    請求項7に記載の画像読取装置。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の画像読取装置と、
    前記画像読取装置より読み取られた前記原稿の画像に関する画像情報に基づいて、表面に静電潜像が形成される像担持体と、
    前記像担持体に形成された静電潜像にトナー画像を現像する現像器と、
    前記像担持体に形成されたトナー画像を直接的又は間接的に所定の用紙に転写する転写部と、
    前記転写部により前記所定の用紙に転写されたトナー画像を定着させる定着部と、を備える
    画像形成装置。
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