JP2010208893A - 有機肥料及び有機肥料の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】主に畜産糞尿、特に牛糞を主原料として、早期堆肥化でき、製造工程中の悪臭を低減した、リン高含有率の肥料、かつ連作障害を防ぎ、植物に耐病性を付与し、作物の収穫量増大、大きな花及び果実を栽培することを可能にする有機肥料及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、上記課題を解決するため、糞尿に植物質原料を混合し糞尿の硬さを調節する糞尿前処理工程と、前記糞尿前処理工程後の糞尿を山積みし部分分解・発酵させる一次発酵工程と、前記一次発酵工程後の糞尿に米糠及び微生物培養液を添加して発酵を促進させる二次発酵工程と、前記二次発酵工程後の糞尿に微生物分解物を添加して追加発酵させる三次発酵工程と、からなることを特徴とする有機肥料の製造方法の構成とした。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、上記課題を解決するため、糞尿に植物質原料を混合し糞尿の硬さを調節する糞尿前処理工程と、前記糞尿前処理工程後の糞尿を山積みし部分分解・発酵させる一次発酵工程と、前記一次発酵工程後の糞尿に米糠及び微生物培養液を添加して発酵を促進させる二次発酵工程と、前記二次発酵工程後の糞尿に微生物分解物を添加して追加発酵させる三次発酵工程と、からなることを特徴とする有機肥料の製造方法の構成とした。
【選択図】図1
Description
本発明は、牛、豚、鶏、馬など家畜の糞尿(以下、単に「畜産糞尿」という。)、人糞尿、青刈り作物、さらに食品残渣、特に牛の糞尿(以下、単に「牛糞」ともいう。)を主原料とする有機肥料の製造方法に関する。さらに詳しくは、早期製造可能で、リン高含有率の有機肥料に係り、加えて植物の連作障害を防止し、植物に耐病性を付与し、作物の収穫量増大、大きな花及び果実を栽培することを可能にする有機肥料及び有機肥料の製造方法に関する。
伝統的な畜産糞尿を主原料にして作られる堆肥は、畜産糞尿と稲藁などの副材料を混合して、野積みにして、長時間かけてゆっくり堆肥化して得られる。現在では、法規制、悪臭問題などもあり、畜産糞尿を、屋根がある土壌に浸透しない床の上に山積みにし、発酵が進み所定温度に到達したことを目安に、切り返し(反転)を繰り返し、悪臭を除きながら、完熟させて作られている。そして、畜産糞尿、特に、牛糞の完熟堆肥を得るには、おおよそ120日〜150日間必要とされている。
昨今では、特許文献1〜3などに開示されているように、種々の家畜糞尿を用いた有機肥料、有機肥料の製造方法が提案されている。
特に牛糞を用いた肥料では、与えられた飼料により肥料成分は異なってくるが、一般的に肥料成分は低いとされている。肥料としての効果よりも堆肥のように、土壌改良(保水、団粒化)効果が期待されている。
そこで、本発明は、従来とは異なる有機肥料の製造方法、とりわけ微生物群、微生物の培養液、複数の異なる発酵ステップに注目した有機肥料の製造方法、主に畜産糞尿、特に牛糞を主原料として、早期堆肥化でき、製造工程中の悪臭を低減した、リン高含有率の肥料、かつ連作障害を防ぎ、植物に耐病性を付与し、作物の収穫量増大、大きな花及び果実を栽培することを可能にする有機肥料及びその製造方法を提供することを目的とするものである。
本発明は、上記の課題を解決するために、糞尿に植物質原料を混合し糞尿の硬さを調節する糞尿前処理工程と、前記糞尿前処理工程後の糞尿を山積みし部分分解・発酵させる一次発酵工程と、前記一次発酵工程後の糞尿に米糠及び微生物培養液を添加して発酵を促進させる二次発酵工程と、前記二次発酵工程後の糞尿に微生物分解物を添加して追加発酵させる三次発酵工程と、からなることを特徴とする有機肥料の製造方法の構成とした。
より詳しくは、前記植物質原料が、おが屑、籾殻、ワラの内、何れか1種以上で構成されることを特徴とする前記有機肥料の製造方法の構成、前記微生物培養液が、乳酸菌、放線菌、光合成菌及び酵母からなる微生物群を、糖類、アミノ酸、ミネラル、無機リン酸を必須とする培地で、培養されたことを特徴とする前記何れかに記載の有機肥料の製造方法の構成、前記微生物培養液に、さらに、施肥圃場の近隣の山野に穴を掘り、前記山野の落葉を敷き、食品残飯を投入し、通気性のあるシートで覆い、2〜7日間放置した後、食品残渣で繁殖した糸状菌を含む地域菌群を加えたことを特徴とする前記何れかに記載の有機肥料の製造方法の構成とした。
また、前記培地に、アミノ酸源として、さらに、昆布粉末、鰹節粉末、蛇乾燥粉末、魚類エキスの内、何れか1種以上を添加したことを特徴とする前記何れかに記載の有機肥料の製造方法の構成、前記培地に、ミネラル源として、さらに、海水、にがり、岩塩の内、何れか1種以上を添加したことを特徴とする前記何れかに記載の有機肥料の製造方法の構成、前記培地に、さらに、果実、クエン酸の内、何れか1種以上を添加したことを特徴とする前記何れかに記載の有機肥料の製造方法の構成、前記培地に、さらに、青汁を添加したことを特徴とする前記何れかに記載の有機肥料の製造方法の構成とした。
前記青汁が、ケール又は大麦若葉であることを特徴とする前記有機肥料の製造方法の構成、前記培地に、ステビア、キト酸分解物、高麗人参の内、何れか1種以上を添加したことを特徴とする前記何れかに記載の有機肥料の製造方法の構成とした。
前記微生物分解物が、米糠、籾殻を必須とし、油カス、ビール絞りかす、オカラ、鶏糞、青刈作物の内、何れか1種以上からなる窒素源を混合した混合有機物を微生物によって分解して得たことを特徴とする前記何れかに記載の有機肥料の製造方法の構成、前記微生物分解物が、下記(A)の比率で調整された混合有機物に下記(B)の微生物希釈液を混合し、2週間〜2月間外気環境下に密閉静置して得られ、二次発酵物100重量部に対して、2〜3重量部添加されることを特徴とする有機肥料の製造方法。
(A)米糠40kg、籾殻75L、窒素源20kg
(B)微生物培養原液を100倍に希釈した、糖類を重量比5%含む微生物希釈液12L
(A)米糠40kg、籾殻75L、窒素源20kg
(B)微生物培養原液を100倍に希釈した、糖類を重量比5%含む微生物希釈液12L
前記何れか1項に記載の有機肥料の製造方法によって得られたことを特徴とする有機肥料の構成、前記有機肥料を、密封袋にパックし、嫌気発酵させてなることを特徴とする有機肥料の構成とした。
さらに、前記有機肥料を冬季又は種蒔き前に元肥として施肥し、作物の芽の伸長旺盛期に消石灰を与え、開花直前〜子房増大期の間に、混合重量比が、苦土2〜3:リン20:カリ15からなる化成肥料を1度散布することを特徴とする作物の栽培方法の構成、前記作物が、牡丹、芍薬、バラの何れか1種であることを特徴とする前記作物の栽培方法の構成とした。
本発明である有機肥料は、従来に比べ極めて早期に製造でき、悪臭の発生が極めて少なく、リン高含有率かつ連作障害を起こしにくく、植物に耐病性を付与することができる。とりわけ発酵工程を3段階とすること、さらには米糠を添加することで、牛糞を主原料としても、極めてリン成分の高い(乾燥物中のリン酸全量7.3重量%実現/図2(A)参照)有機肥料を製造することに成功した。また、高騰しているリン、カリ肥料の代替肥料として使用できる有機肥料を安価に提供することができる。
本発明である有機肥料を施肥した牡丹、芍薬の試験栽培においては、過去に頻発した連作障害、有害菌、害虫に起因する枯死が激減した。具体的には、同一圃場での枯死比率は、本発明である有機肥料施肥前年の一般的な有機肥料を施肥したときでは約1.4%であったのに対して、本発明である有機肥料施肥年度は、約0.2%で、本発明の有機肥料の施肥による枯死比率は、1/7に低減した。加えて、花形も大きく、色、艶もよく、特に葉の病気(うどん粉病、黒斑病、灰色カビ病)が極めて低減された。また、白モンパ菌による立ち枯れも軽減された。
また、馬鈴薯の収穫量においては、本発明である有機肥料施肥前では、1株平均約1.0kgであった収穫量が、本発明である有機肥料施肥後は、1株平均約1.5kgとなり、約1.5倍の収穫量が確認された。その他、落花生の風味向上による品質ランクが上昇、トウモロコシの甘み向上、茶葉では、成長が早く、葉が大きく、艶がよくなる等の収穫量、品質向上がみられた。
以下に、添付図面に基づいて、本発明である有機肥料及び有機肥料の製造方法について詳細に説明する。
図1は、本発明である有機肥料の製造方法のフローチャートである。有機肥料の製造方法1は、糞尿前処理工程2、一次発酵工程3、二次発酵工程4、三次発酵工程5からなる。
糞尿前処理工程2は、糞尿に植物質原料を混合し、主に糞尿の硬さ、水分を調節する工程である。水分については、伝統的な堆肥の製造時と同様でよい。
糞尿としては、主に牛、さらに豚、鶏、馬などの家畜の単一又は複合糞尿(畜産糞尿)、人糞が採用でき、それらに加え、食品残渣、植物も畜産糞尿に混合して利用できる。
植物原料としては、おが屑、米の籾殻、ワラなどが例示でき、おが屑としては、杉、松、桧などの建築木材、キノコ栽培用木からできるおが屑などが使用できる。特に、おが屑と籾殻の混合物が最適である。その添加量は、おが屑は牛糞100重量部に対して60重量部、籾殻は20〜30重量部が好ましい。肥料成分(窒素、リン、カリ)が従来の牛糞より向上する。とりわけリン成分の向上に寄与する。
一次発酵工程3は、糞尿前処理工程後の糞尿を山積みし発酵させる一次発酵工程である。一次発酵期間は、糞尿の水分などの成分、山積み環境、発酵時の温度・湿度などは、季節要因により変動するが、一年を通して、ほぼ15日〜60日程度でよく、30日〜40日で優れた有機肥料を得ている。
一次発酵工程は、特に特殊な微生物など添加物を混合、添加などすることなく、従来からの堆肥、植物原料、落下菌など自然由来の微生物、有用虫などで、緩やかに分解・発酵させる伝統的な発酵工程の初期と同様で、この工程で完熟させることなく、部分分解をさせるだけでよい。即ち、短期間の伝統的発酵である。一次発酵期間の終期は、大凡上記範囲経過を目安に決定できるが、より好適には、山積み糞尿の中心部付近温度が、約50℃〜70℃に達温した後、好ましくは60℃に到達の後、切り返しを1回行い温度低下とガス放出を行い、さらに、60℃に到達するまで一次発酵工程を継続する。
二次発酵工程4は、一次発酵工程後の糞尿に米糠、微生物培養液を添加して発酵させる工程である。米糠は、リン成分を高める効果がある。ただし、当該二次発酵工程、次の三次発酵工程を経なければ、有機肥料中のリン成分の増強は望めない。
二次発酵工程の期間は、温度変化で決定することができるが、7日〜10日程度の期間を目安にすることもできる。温度で決定する場合には、山積み堆肥の中心部付近温度が、50〜70℃に達温、好ましくは60℃に達温時点とする。その後、次の三次発酵工程に進む。なお、二次発酵工程の中期以降は、堆肥の悪臭は大分消臭される。
微生物培養液は、次の微生物群、栄養素を含むことが望ましい。微生物として、乳酸菌、放線菌、光合成菌及び酵母からなる微生物群とすることが好ましい。
乳酸菌は、種々販売されているものも、牛乳、ヨーグルト、米の研ぎ汁、糠から容易に分離でき、種々の菌との混合物としても、単一菌として培養して使用することもできる。また、放線菌、光合成、酵母も、購入品、自ら分離した菌であってもよい。酵母は、味噌、酒などのアルコール、果物から分離できる。このような微生物群として、(有)アグリクリエイト(茨城県)製、バイオイオンバランスが好適である。
さらに、前記微生物群に、糸状菌、或いは糸状菌を含む地域菌群を混合してもよい。糸状菌は、カビ、キノコの総称である。肥料施肥近く山野の朽木、キノコ栽培に使用した廃木を粉砕して前記微生物群に添加してもよい。
また、施肥圃場の近隣の山野に穴を掘り、前記山野の落葉を敷き、食品残飯を投入し、通気性のあるシートで覆い、2〜7日間放置した後、食品残渣で繁殖した糸状菌を含む地域菌群を食品残渣と共に回収、必要に応じて分離し、前記微生物群に添加してもよい。シートはワラで編んだ所謂むしろが好適である。
上述のように採取、購入した微生物群を、次の培地で培養して、糞尿の一次発酵物に散布し、さらに米糠を添加混合する。培地には、糖類、アミノ酸、ミネラル、無機リン酸が必須成分として添加されている。培地には、その他に、微生物培養に一般的に必要な、蛋白、ビタミン、微量元素、塩類、酸類も含まれる。
糖類としては、ブドウ糖などの単糖、蔗糖、麦芽糖、乳糖などの二糖類、オリゴ糖、デキストリン、澱粉質などを含む。それらの混合物であってもよく、好ましくは糖蜜である。糖蜜とは、砂糖製造時に得られる副産物で、糖液から蔗糖結晶の分離を繰り返し行った後の不純物を含む残液のことである。
アミノ酸としては、蛋白質構成アミノ酸、生体の構成アミノ酸(α−アミノ酸)であるが、それらは単一物質、混合物としてそれぞれ添加しても、それらに加え、或いはそれらに代えて次のアミノ酸源として添加されてもよい。アミノ酸源としては、昆布粉末、鰹節粉末、蛇粉粉末、魚類エキスが例示でき、それらの内何れか1種以上を使用できる。それらは、何れも培地100重量部に対して、05〜10重量部が好ましい。
ミネラルとしては、金属イオンであるが、単一化合物と添加されても、次の複合物として添加されてもよい。複合物のミネラル源としては、海水、にがり、岩塩が好適で、それらは、塩としても有効である。塩としては、塩化ナトリウムの単一品ではなく、海水、にがり、岩塩として与えることが望ましい。にがり、岩塩、海水を添加する場合は、培地100重量部に対して1重量部でよい。海水を使用するとより安価でよい。無機リン酸としては、スーパーリン酸(みかど協和株式会社)が例示できる。培地100重量部への添加量は、100倍希釈液を1重量部程度である。
酸としては、クエン酸が好適である。クエン酸としては、単一物質としても、果実を添加してもよい。季節の果物を使用すると、安価でよい。特に、アケビ、パイン、イチゴ、リンゴが好適で、果汁のみであってもよい。培地にクエン酸を添加する場合は培地100重量部に対して、0.1重量部、果実・果汁を添加する場合は、1〜2重量部が好ましい。
前記培地に、青汁を添加するとこもできる。青汁とは、緑葉の野菜を絞った汁(粉末化したものを水などに懸濁したものも含む)のことで、ケール、大麦若葉、小松菜などから作られたものが好適である。さらには、緑色野菜に限らず、カロテンに由来する赤、黄色を呈する緑黄色野菜をも使用できる。また、フラボノイドに起因する黒、紫系の野菜、果実を使用してもよい。その添加量は、培地100重量部に対して、約1重量部が好適である。
さらに、前記培地に、ステビア、キトサン分解物、高麗人参の内、1以上を添加することもできる。高麗人参は、粉末、エキスいずれでもよい。ステビア、キトサン分解物は培地100重量部に対して、0.05〜0.1重量部、高麗人参は0.02〜0.03重量部が好ましい。このように、人にとって健康食品とされる食材を添加することが望ましい。
三次発酵工程5は、二次発酵工程後の糞尿に微生物分解物を添加して追加発酵させる工程である。必要に応じて、米糠、籾殻、ビール絞りかす、オカラ、鶏糞、青刈作物など窒素源、を添加してもよい。青刈作物とは、枯れていない刈り込みほどない植物で、圃場、畦に自生する雑草、稲、トウモロコシなど栽培作物を使用することができる。
微生物分解物は、所謂「ぼかし」であり、特に原料、微生物は制限されない。中でも次の方法により得られた微生物分解物が好適できである。下記Aの比率で調整された混合有機物に、下記Bの微生物希釈液を混合し、2週間〜2月間外気環境下に密閉静置して得られる。
A;米糠40kg、籾殻75L、窒素源20kg、
B;微生物培養原液を100倍に希釈した、糖類を重量比5%含む微生物希釈液12L
A;米糠40kg、籾殻75L、窒素源20kg、
B;微生物培養原液を100倍に希釈した、糖類を重量比5%含む微生物希釈液12L
微生物は、二次発酵工程での微生物培養液と同一であっても、自然界から分離した発酵菌、市場に流通している微生物であってもよい。例えば、EM(有用微生物群/(株)EM研究機構)が例示できる。また、乳酸菌単一であってもよい。ここで添加される微生物群は、二次発酵工程ほどの制約はない。重要なのは、ぼかしを添加することである。窒素源は、上述のビール絞りかす、オカラ、鶏糞、青刈作物などである。
このようにした得られた微生物分解物は、二次発酵物100重量部に対して、2〜3重量部添加すればよい。さらに、密封袋にパックし、しばらく、約1週間、外気温下に放置することで、嫌気発酵が促進される。そのようにしてなる製品も、本発明の有機肥料となり得る。
三次発酵の終点は、経過日数で決定する。ここでは、二次発酵までに、大凡発酵が進んでいるため、極端な温度上昇は見られない。しかし、1週間程度放置して発酵をすすめることで、野菜、花木、果樹栽培に施肥した場合であっても、未熟による窒素飢餓現象も見られず、C/N比も一般に窒素飢餓を誘発するとされる40を越えることはなく、まして20すら越えない(図2参照)。C/N値20を越える堆肥は、経験上植物の生長が低下し、窒素飢餓状態が見受けられる。
また、三次発酵工程を経ることで、リン成分が、従来の牛糞を主原料とした堆肥にない、高い値を示す(図2参照)。
完成した本発明である有機肥料6は、そのまま圃場、ポットに施肥しても、小分けし袋に充填して流通してもよい。このようにしてなる本発明である有機発酵肥料は、約1月半〜2月弱で製造することができる。従来の伝統的堆肥製造方法(約120日〜150日)に比べると、約1/3〜1/5の期間で、極めて短期間で、堆肥、肥料として使用可能な製品になる。さらに、主に土壌改良効果を期待される牛糞を肥料としても大いに期待できことが証明できた。
図2は、本発明である有機肥料の成分の分析結果である。当該有機肥料(A)、(B)は、次のようにして得た。
牛糞400kgに、おが屑240kg、籾殻80kgを添加混合し、30日間屋根のあるコンクリート床上に山積みした(前処理工程)。その間、堆肥の中心温度が、60℃に達温した後、1度撹拌(反転)して、ガス抜き、冷却(約20℃になる)して、再度堆肥の中心温度が60℃に達するまで放置した(一次発酵工程)。
次に、一次発酵物400kgに対して、米糠20〜30kg、微生物培養液を500ml添加して撹拌した。そして、堆肥中心温度が60℃に達するまで、7日間放置した(二次発酵工程)。この時の微生物培養溶液は、バイオイオンバランス((有)アグリクリエイト製)を水で100倍に希釈したものを使用した。発酵中期から、堆肥の悪臭は大分消失した。
次に、二次発酵物100kgに対して、下記ぼかし3kg添加して、撹拌、7日間放置した(三次発酵工程)。
[ぼかし]
下記Aの比率で調整された混合有機物に、下記Bの微生物希釈液を混合し、1月間外気環境下に密閉静置して得た。
A;米糠40kg、籾殻75L、窒素源(鶏糞)20kg。
B;バイオイオンバランス((有)アグリクリエイト製)を100倍に希釈した、糖密(純度50%)を重量比5%含む微生物希釈液12L。
下記Aの比率で調整された混合有機物に、下記Bの微生物希釈液を混合し、1月間外気環境下に密閉静置して得た。
A;米糠40kg、籾殻75L、窒素源(鶏糞)20kg。
B;バイオイオンバランス((有)アグリクリエイト製)を100倍に希釈した、糖密(純度50%)を重量比5%含む微生物希釈液12L。
図2(A)が、上記のようにして得た本発明である有機肥料の成分分析結果であり、図2(B)が上記二次発酵物の成分分析結果である。表中の左水分〜炭素まで、単位は現物中或いは乾燥物中の重量%である。
図2から明らかなように、本発明である3段階の発酵工程を経ることで、リン酸が極めて高い(7.3%)高リン含有肥料(A)が得られた。二次発酵までは、リン酸が5.4%であり、本発明は、約1.4倍も高い。さらに、植物への施肥試験から、本発明中のリン成分は、容易に植物に利用できる可溶性の形態で存在していることが推測できた。なお、2次発酵工程後の堆肥も、従来よりも高いリン酸値を示していることから、肥料として使用できる。
図3は、伝統的な堆肥化方法で得られる牛糞等の堆肥の成分分析値である。データーは、茨城県筑西畜産協議会が配布する資料である。
図3に○印で囲ったように、牛糞の「おが・もみ」混合物を原料にした伝統的堆肥化方法で得られた堆肥の場合は、リン酸値は2.9%、3.8%である。それに比べて、本願発明の有機肥料は、二次発酵物であっても5.4%、三次発酵物では7.3%と極めて高い。
図4は本発明の有機肥料と従来の牛糞堆肥を施肥して栽培した稲の比較写真である。本発明の有機肥料と従来の牛糞堆肥を施肥して栽培した稲穂、茎径の比較写真である。
栽培方法は、元肥として、従来の一般に流通している牛糞堆肥と、本願発明の有機肥料としたこと以外変わらない。なお、圃場は、隣り合い、同一年の試験栽培結果である。肥料は、実施例2の有機肥料を代かき前に、1000m2当たり600〜1000kg施肥し、開花前に消石灰を1000m2当たり40kg与え、子房増大期の間に、混合重量比が、苦土2〜3:リン20:カリ15からなる化成肥料を1度、1000m2当たり20kg散布した。化学肥料については、種々検討したが、上記比率のものが最適であった。
図4明らかなように、本願発明の有機肥料を用いた栽培では、穂が大きく、茎長もなく立派である。さらに、図5で示すように、茎の直径は、本願発明の有機肥料を用いた稲(A)では、従来の堆肥を用いた稲(B)〜(D)に比べ、約1.3〜1.4倍の太さが確認できた。粒数、粒の大きさも、本願発明の有機肥料を用いた稲補は、従来の堆肥の稲穂に比べ、優れていた。単位面積当たりの収穫量は、本願発明の有機肥料を施肥した稲は、従来の堆肥を用いたものの約1.5倍高かった。
同様に、本願発明の有機肥料は、野菜栽培、牡丹、芍薬、バラなの花木、果樹などにも有効で、収穫量の増加、微生物、ウイルスに対する耐性、花形の増大、葉の健康などの効果を発揮する。
本発明である有機肥料の製造方法によって得られた有機肥料は、作物の連作障害防止、耐病性向上、収穫量向上に貢献し、農業分野において極めて有効である。
1 有機肥料の製造方法
2 糞尿前処理工程
3 一次発酵工程
4 二次発酵工程
5 三次発酵工程
6 有機肥料
2 糞尿前処理工程
3 一次発酵工程
4 二次発酵工程
5 三次発酵工程
6 有機肥料
Claims (16)
- 糞尿に植物質原料を混合し糞尿の硬さを調節する糞尿前処理工程と、前記糞尿前処理工程後の糞尿を山積みし部分分解・発酵させる一次発酵工程と、前記一次発酵工程後の糞尿に米糠及び微生物培養液を添加して発酵を促進させる二次発酵工程と、前記二次発酵工程後の糞尿に微生物分解物を添加して追加発酵させる三次発酵工程と、からなることを特徴とする有機肥料の製造方法。
- 前記植物質原料が、おが屑、籾殻、ワラの内、何れか1種以上で構成されることを特徴とする請求項1に記載の有機肥料の製造方法。
- 前記微生物培養液が、乳酸菌、放線菌、光合成菌及び酵母からなる微生物群を、糖類、アミノ酸、ミネラル、無機リン酸を必須とする培地で、培養されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の有機肥料の製造方法。
- 前記微生物培養液に、さらに、施肥圃場の近隣の山野に穴を掘り、前記山野の落葉を敷き、食品残飯を投入し、通気性のあるシートで覆い、2〜7日間放置した後、食品残渣で繁殖した糸状菌を含む地域菌群を加えたことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の有機肥料の製造方法。
- 前記培地に、アミノ酸源として、さらに、昆布粉末、鰹節粉末、蛇乾燥粉末、魚類エキスの内、何れか1種以上を添加したことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の有機肥料の製造方法。
- 前記培地に、ミネラル源として、さらに、海水、にがり、岩塩の内、何れか1種以上を添加したことを特徴とする請求項3〜請求項5の何れか1項に記載の有機肥料の製造方法。
- 前記培地に、さらに、果実、クエン酸の内、何れか1種以上を添加したことを特徴とする請求項3〜請求項6の何れか1項に記載の有機肥料の製造方法。
- 前記培地に、さらに、青汁を添加したことを特徴とする請求項3〜請求項7の何れか1項に記載の有機肥料の製造方法。
- 前記青汁が、ケール又は大麦若葉であることを特徴とする請求項8に記載の有機肥料の製造方法。
- 前記培地に、ステビア、キト酸分解物、高麗人参の内、何れか1種以上を添加したことを特徴とする請求項3〜請求項9の何れか1項に記載の有機肥料の製造方法。
- 前記微生物分解物が、米糠、籾殻を必須とし、油カス、ビール絞りかす、オカラ、鶏糞、青刈作物の内、何れか1種以上からなる窒素源を混合した混合有機物を微生物によって分解して得たことを特徴とする請求項1〜請求項10の何れかに記載の有機肥料の製造方法。
- 請求項11に記載の微生物分解物が、下記(A)の比率で調整された混合有機物に下記(B)の微生物希釈液を混合し、2週間〜2月間外気環境下に密閉静置して得られ、二次発酵物100重量部に対して、2〜3重量部添加されることを特徴とする有機肥料の製造方法。
(A)米糠40kg、籾殻75L、窒素源20kg
(B)微生物培養原液を100倍に希釈した、糖類を重量比5%含む微生物希釈液12L - 請求項1〜請求項12の何れか1項に記載の有機肥料の製造方法によって得られたことを特徴とする有機肥料。
- 請求項13に記載の有機肥料を、密封袋にパックし、嫌気発酵させてなることを特徴とする有機肥料。
- 請求項13又は請求項12の有機肥料を冬季又は種蒔き前に元肥として施肥し、作物の芽の伸長旺盛期に消石灰を与え、開花直前〜子房増大期の間に、混合重量比が、苦土2〜3:リン20:カリ15からなる化成肥料を1度散布することを特徴とする作物の栽培方法。
- 前記作物が、牡丹、芍薬、バラの何れか1種であることを特徴とする請求項15に記載の作物の栽培方法。
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