JP2010206901A - 電子機器の電源回路 - Google Patents

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【課題】負電位の出力回路が短絡した時に電源回路を保護することができる電子機器の電源回路を提供する。
【解決手段】サブマイコン10は、電源オン時、+SAFETY信号のレベルと−SAFETY信号のレベルとを監視している。+SAFETY信号と−SAFETY信号のいずれかが所定のしきい値(+2V)以下のLowレベルに落ちると、サブマイコン10は、Lowレベルに落ちたSAFETY信号に対応するP−ON信号をオフする。この結果、−SAFETY信号がLowレベルに落ちた場合、トランジスタQ3がオフし、トランジスタQ4を介してトランジスタQ1がオフする。また、+SAFETY信号がLowレベルに落ちた場合、トランジスタQ6がオフし、トランジスタQ7を介してトランジスタQ5がオフする。これにより、短絡時、電源回路1はトランジスタQ1又はトランジスタQ5に過電流が流れるのを防止できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、正の電源電圧と負の電源電圧との出力回路を備える電子機器の電源回路、特にその保護回路に関するものである。
光ディスク装置等の電子機器の電源回路において、出力回路の負荷が何らかの原因で短絡した時に、電源レギュレータ素子を構成するトランジスタや整流ダイオード等に過電流が流れ、異常に発熱してしまうことがあった。その結果、当該素子が実装されているプリント基板や当該素子自身が発煙または発火することがあった。
このために、入力される正の電源電圧の抵抗分圧値を監視し、抵抗分圧値が所定のしきい値以下になると、上記素子に流れる電流をオフする保護回路を上記電源回路に組み込む措置が従来から取られていた。この保護回路は、マイコンや複数の素子等で構成され、該マイコンで上記抵抗分圧値を監視し、上記抵抗分圧値が所定のしきい値以下になったかどうか判断していた。
なお、特許文献1では、受像機の短絡保護装置が提案されている。
特開2003−87683公報
しかしながら、上記従来の保護回路ではマイコン主体で監視を行うため、マイコンの駆動電圧の範囲(例えば0V〜+5V)でしか監視できない。さらに、上記所定のしきい値は、保護の誤動作を防止するため、当該範囲の中間付近の値(例えば+2V〜+3V)に設定することが好ましい。
しかし、通常の電子機器には、正の電源電圧を出力する出力回路と負の電源電圧を出力する出力回路を備える場合が多く、そのような場合には、正の出力電圧の短絡は容易に検出できるが、負の出力電圧の短絡は、検出電圧がゼロV以下の負となるため、簡単に検出することはできない。例えば、最も簡易な抵抗分圧回路で短絡時の電圧を検出する構成にすると、負の出力電圧が短絡したときの抵抗分圧値は負からゼロVに低下するために、この変化をマイコンが駆動する範囲のプラス電圧に変換することは不可能である。
即ち、従来の電源回路では、正電位の出力回路が短絡した場合は保護できていたが、負電位の出力回路が短絡した場合は保護できなかった。よって、従来の電源回路では、負電位の出力回路が短絡した場合、上記素子に過電流が流れるのを防ぐことができなかった。
本発明はこのような従来の課題を解決しようとするものであり、負電位の出力回路が短絡した時に電源回路を保護することができる電子機器の電源回路を提供することを目的とする。
本発明の電子機器の電源回路は、前記課題を解決するために以下の構成を備えている。
(1)正の電源電圧と負の電源電圧との出力回路を備える電子機器の電源回路において、
前記負の電源電圧の出力回路に直列に接続される第一のスイッチ素子と、
前記正の電源電圧の出力回路に直列に接続される第二のスイッチ素子と、
前記第一のスイッチ素子または前記第二のスイッチ素子をオフするオフ信号を出力することにより前記電源回路を保護する保護回路と、を備え、
前記保護回路は、前記正負の電源電圧の出力回路間の電圧に基づいて前記オフ信号を出力することを特徴とする。
この構成において、負の電源電圧の出力回路が短絡すると、第一のスイッチ素子に過電流が流れるようとする。保護回路は、正負の電源電圧の出力回路間の電圧を監視しているため、負の電源電圧の出力回路が短絡すると、上記出力回路間の電圧はプラス方向に転じる。そこで、この出力回路間の電圧に基づいて、すなわち、この電圧が一定以上に上昇したときに、第一のスイッチ素子をオフするオフ信号を出力する。このように構成することで、負の電源電圧の出力回路が短絡したときでも、簡単にその短絡状態を検出することができる。
なお、正の電源電圧の出力回路の短絡は、同出力回路の出力電圧がプラスからゼロVに低下することを直接検出する。
(2)上記保護回路は、最も典型的には正負の電源電圧の出力回路間に接続した抵抗分圧回路で構成できる。この抵抗分圧回路では、負の電源電圧の出力回路が短絡していない非短絡時には、抵抗分圧値がゼロV〜マイナス電圧程度になるよう、且つ、負の電源電圧の出力回路が短絡した短絡時には、抵抗分圧値がプラス数V程度になるよう、各抵抗値が定められる。
この発明によれば、正の電源電圧の出力回路を利用することにより、簡単な構成で、負の電源電圧の出力回路が短絡した時に電子機器の電源回路を保護することができる。
本発明の実施形態である電子機器の電源回路の回路図 本発明の実施形態である電子機器の電源回路のサブマイコンが行う動作を示すフローチャート
以下、本発明の実施形態である電子機器の電源回路について説明する。
図1は、本発明の実施形態である電子機器の電源回路の回路図である。電源回路1は、光ディスク装置などの電子機器100の電源回路の一部であり、サブマイコン10と、トランジスタQ1等の複数のディスクリートとを含んでいる。例えば、電源回路1の端子A、Bには例えばDC−DCコンバータ(不図示)が接続され、電源回路1の端子C、Dには例えばメインマイコン(不図示)や駆動回路等が接続される。端子Aには、DC−DCコンバータで生成される正の電源電圧(この実施形態では+5V)が入力する。一方、端子Bには、DC−DCコンバータで生成される負の電源電圧(この実施形態では−12V)が入力する。また、端子Cは、+5Vの出力回路AOUTに接続され、端子Dは、−12Vの出力回路BOUTに接続されている。ここで、+5Vの電源電圧と−12Vの電源電圧とは、電子機器100の一部に供給される。また、メインマイコンは、操作入力を受け付ける操作部(不図示)と接続されており、操作部で入力された命令に基づいてサブマイコン10を制御する。
サブマイコン10は、P−ON信号を生成する生成部11と、トランジスタQ2と、抵抗R1と、抵抗R2と、を有する。サブマイコン10は、電源回路1以外の電源回路を介して入力される+5VのIC電源電圧で駆動し、メインマイコンの指示に基づいて電源回路の各部を制御する。ここで、この+5VのIC電源電圧は、プルアップ抵抗を介してトランジスタQ2のコレクタ端子に供給され、サブマイコン10は、トランジスタQ2がオンしたときにグランドレベルになる−SAFETY信号を生成部11で監視する。また、+5VのIC電源電圧は、プルアップ抵抗と抵抗R4で抵抗分圧され、その抵抗分圧値(+3V程度)がサブマイコン10に入力する。サブマイコン10は、その抵抗分圧値を+SAFETY信号として生成部11で監視する。
なお、サブマイコン10は、+5Vの電源電圧が抵抗R3と抵抗R4で抵抗分圧された抵抗分圧値を+SAFETY信号として生成部11で監視しても構わない。
なお、サブマイコン10が、本発明の「保護回路」に相当する。また、トランジスタQ1が、本発明の「第一のスイッチ素子」に相当する。また、トランジスタQ5が、本発明の「第二のスイッチ素子」に相当する。
図2は、本発明の実施形態である電子機器の電源回路のサブマイコンが行う動作を示すフローチャートである。この動作は、電子機器100の電源がオンされた時の動作である。
電子機器100の電源がオンされると、サブマイコン10は、P−ON信号を各制御ピンCP1、CP2から出力する(S1)。これにより、トランジスタQ3がオンし、トランジスタQ4を介してトランジスタQ1がオンする。また、トランジスタQ6がオンし、トランジスタQ7を介してトランジスタQ5がオンする。この結果、端子Cに+5Vの電源電圧が出力し、端子Dに−12Vの電源電圧が出力する(図1参照)。そして、−12Vの電源電圧は抵抗R1と抵抗R2で抵抗分圧され、その抵抗分圧値がトランジスタQ2のベース−エミッタ間にかかる。ここで、抵抗R1と抵抗R2の各抵抗値は、負の電源電圧の出力回路BOUTが短絡していない非短絡時には、抵抗分圧値がゼロV〜マイナス電圧程度になるよう、且つ、負の電源電圧の出力回路BOUTが短絡した短絡時には、抵抗分圧値がプラス数V程度になるよう、予め定められる。この実施形態では、10kΩの抵抗R1と、5.6kΩの抵抗R2とを設け、その抵抗分圧値をゼロV〜マイナス電圧に予め設定している。そのため、非短絡時、トランジスタQ2がオフ状態となる。
サブマイコン10は、+SAFETY信号のレベルと−SAFETY信号のレベルとを監視している(S2)。即ち、サブマイコン10は、正負の電源電圧の出力回路間の電圧を監視している。
ここで、電源回路1の保護機能が有効に機能するかどうかチェックするため、検査員が端子Dをグランドに短絡させる。または、電子機器100の出荷後、端子Dがグランドに短絡したとする。これらの場合、負荷の短絡によってトランジスタQ1に過電流が流れるようとする。しかし、この短絡時には、端子Dの電位がグランドレベル(0V)となり、上記出力回路間の電圧はプラス方向に転じる。これにより、このグランドレベルを基準とした+5Vの電源電圧が抵抗R1と抵抗R2で抵抗分圧されるため、0.6V以上の抵抗分圧がトランジスタQ2のベース−エミッタ間にかかり、トランジスタQ2がオンする。この結果、−SAFETY信号がグランドレベル(0V)となる。一方、正の電源電圧の出力回路AOUTが短絡した場合、+SAFETY信号がグランドレベル(0V)となる。
+SAFETY信号と−SAFETY信号のいずれかが所定のしきい値(+2V)以下のLowレベルに落ちると(S3)、サブマイコン10は、Lowレベルに落ちたSAFETY信号に対応するP−ON信号をオフする(S4)。この結果、−SAFETY信号がLowレベルに落ちた場合、トランジスタQ3がオフし、トランジスタQ4を介してトランジスタQ1がオフする。また、+SAFETY信号がLowレベルに落ちた場合、トランジスタQ6がオフし、トランジスタQ7を介してトランジスタQ5がオフする。これにより、短絡時、電源回路1はトランジスタQ1又はトランジスタQ5に過電流が流れるのを防止できる。
従って、正の電源電圧の出力回路AOUTを利用することにより、簡単な構成で、負の電源電圧の出力回路BOUTが短絡した時に電子機器100の電源回路を保護することができる。
1…電源回路
10…サブマイコン
11…生成部
100…電子機器

Claims (2)

  1. 正の電源電圧と負の電源電圧との出力回路を備える電子機器の電源回路において、
    前記負の電源電圧の出力回路に直列に接続される第一のスイッチ素子と、
    前記正の電源電圧の出力回路に直列に接続される第二のスイッチ素子と、
    前記第一のスイッチ素子または前記第二のスイッチ素子をオフするオフ信号を出力することにより前記電源回路を保護する保護回路と、を備え、
    前記保護回路は、前記正負の電源電圧の出力回路間の電圧に基づいて前記オフ信号を出力することを特徴とする、電子機器の電源回路。
  2. 前記保護回路は、前記正負の電源電圧の出力回路間に接続される抵抗分圧回路を備え、
    前記抵抗分圧回路の抵抗分圧値が一定以上になると、前記第一のスイッチ素子をオフするオフ信号を出力することを特徴とする、請求項1に記載の電子機器の電源回路。
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