JP2010205372A - 媒体記録再生装置及び媒体記録再生方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】DFL登録数が限界に達することで生じるディスク記録不可の問題や記録データ再生時のアクセス性能低下の問題を解決することを課題とする。
【解決手段】ベリファイにおける欠陥クラスタに挟まれた正常再生のクラスタも欠陥クラスタとして扱い交替領域へ記録し、前後の欠陥クラスタと合わせてCRD登録可能な範囲を広げることでDFL数を抑制しディスク記録不可の問題を解決し、シーク回数を抑制することで再生時のアクセス性能の低下を防ぐ。
【選択図】図1
【解決手段】ベリファイにおける欠陥クラスタに挟まれた正常再生のクラスタも欠陥クラスタとして扱い交替領域へ記録し、前後の欠陥クラスタと合わせてCRD登録可能な範囲を広げることでDFL数を抑制しディスク記録不可の問題を解決し、シーク回数を抑制することで再生時のアクセス性能の低下を防ぐ。
【選択図】図1
Description
本発明は媒体記録再生装置及び媒体記録再生方法に係り、特に媒体の交替処理データ記録用領域を用いて記録再生を行う装置における、欠陥管理リスト(DFL)の取り扱い規定に関するものである。
現在、CD-R/RW (CD Recordable / Rewritable)、DVD±R/RW (DVD±Recordable / Rerecordable Disc)、DVD-RAM (DVD-Re-writable)、Blu-ray Disc(以下BDと記す) 等に代表される光学式のディスク状記録媒体に対して、半導体レーザーを用いてレーザー光を照射し、データ記録を行う記録再生装置がある。書き換え型もしくは追記型の光ディスク媒体は、メディアの部分破損による傷や、指紋、汚れ、記録膜の劣化等によりメディア上の欠陥(ディフェクト)部分が発生し、その欠陥部分に記録を行っても、データを読み出すことが出来なくなる可能性が高くなる。
このようなディスク面の欠陥を回避してディスク寿命を延ばす1つの方法として、その欠陥部分にはデータの記録は行わずに、同じ光ディスク上に設けた交替領域(代替記録領域)に記録を行う、リニアリプレースメント(Linear Replacement)と呼ばれる欠陥管理方法がある。これはDVD−RAMで適応されており、このことは、非特許文献1の29〜31頁に記載されている。この技術はBDでも適応されており、クラスタ単位でユーザーデータ領域に記録中に、記録に失敗したクラスタもしくは記録は成功したが当該クラスタのベリファイに失敗したクラスタはディスク内に設けられた交替領域に記録される。なお、クラスタとは本発明中における最小記録ブロック単位に相当する。そして、検出された欠陥クラスタに対するアドレス情報と交替領域に記録されたクラスタのアドレス情報を、ディスク内に設けられた管理領域内にディフェクトリスト(DFL)として登録する。またそのDFLの種別も数種類定義されており、その一例として欠陥領域が1クラスタのみの場合は再割り当て欠陥(RAD:Re-Allocated Defect)タイプとして登録され、欠陥領域が連続する2クラスタ以上の場合は連続再割り当て欠陥(CRD:Contiguous Re-allocated Defect)タイプとして登録される。例えば10クラスタ連続の欠陥が存在した場合、RAD登録では10個のDFLが必要となるが、CRDを利用することで2個のDFLで済み、管理領域内のDFL登録数を抑制することが可能である。このことは、特許文献1に記載されている。再生時は、このDFLを読むことで、上位から記録命令を受けたクラスタ位置を読むのではなく、交替記録を行ったクラスタを読み出すことが可能となる。
トリケップス企画部編集 「DVD-RAM技術」株式会社トリケップス発行 2000年
ユーザーデータ領域内の連続するアドレスA〜Z内に複数の欠陥クラスタがある場合を考える。ここでアルファベットを1文字を1クラスタに相当すると仮定し、E、K、P、Vがユーザーデータ領域に正常に記録出来たクラスタで、残りのクラスタは全て交替領域に記録されている欠陥クラスタとする。この場合、前述したDFLを使用してA〜Z間のDFLを表現すると、CRD:A〜D、F〜J、L〜O、Q〜U、W〜Zとなる。
CRDの場合、連続したクラスタの開始アドレスと終了アドレスを明記する必要があるため2つのリストが必要であり、合計10個のリストが必要となる。DFLを登録可能な範囲は有限であるためDFL登録数が限界数に達すると、交替容量にまだ空きがあるにも関わらず交替処理が行えなくなり、交替処理が必要な記録は不可となってしまう問題がある。
またA〜Zを連続再生する時のリードアクセス性能を考えた場合、頻繁にユーザーデータ領域と交替領域のシークが発生することになる。具体的に述べるとD→E→F、J→K→L、O→P→Q、U→V→Wの矢印部分でシークが発生する。以上より、DFL登録数の増加は記録再生装置における性能低下を招くという問題も引き起こす。従って、本発明ではこれらの問題点を課題とし、DFLの登録方法に着目し、DFL登録数の低減を目的とする。
上記、目的は特許請求の範囲に記載の発明により達成される。
欠陥クラスタに挟まれた正常クラスタを欠陥クラスタとして扱い、CRD登録可能な範囲を広げることでDFL登録数を低減する。DFL登録が限界値に達することによるディスク書き込み不可を回避することでディスク書き換え回数寿命を延ばし、更に再生時のディスクアクセス性能低下の抑制も実現する。
以下、本発明の実施例を、図面を用いて説明する。
以下、本発明の第1の実施例を図面を用いて説明する。
図1は本発明の実施例に関る記録再生装置の構成を示すブロック図である。以下図面を用いて説明する。
図1は本発明の実施例に関る記録再生装置の構成を示すブロック図である。以下図面を用いて説明する。
同図において101はユーザーデータ記録用領域、ディスク管理情報記録用領域、交替処理データ記録用領域、をディスク上に持つデータを記録再生可能な光ディスク、102は光ディスク101から記録信号を読み取るピックアップ、103はデータ記録再生手段であり、図中には示していないがデータ記録再生手段103はピックアップ102の制御を行うサーボ制御手段や、データの変復調を行う手段、誤り訂正を行う手段、データを一時記憶しておく一時記憶手段や、その一時記憶手段を制御する一時記憶手段制御手段、ATAPI(AT Attachment Packet Interface)に代表される、プロトコルに従ってホスト104とのやり取りを行うホストI/F手段など、ピックアップから読み出されたデータを、外部装置のホスト104へ出力、またはホスト104からのデータをディスク上に記録するために必要な手段をすべて備えている。105はそのデータ記録再生手段を制御するマイコンである。106はディスク101へ記録したデータの再生を行い再生結果を判断するベリファイ処理を行うベリファイ手段、107はベリファイ手段106からの結果からDFL登録の種別を決定するDFL登録決定手段、108はDFL登録決定手段107の結果を元にディスク101内の管理情報格納領域へDFL情報を含む管理情報を格納する管理情報格納手段、109はDFL登録決定手段107の結果を元にディスク101が持つ交替領域へ交替データを記録する交替データ記録手段である。
図2は、BD−RE SL(Single Layer)のディスク全体の構造を示した図である。大きく分けてLead-in領域、Data Zone領域、Lead-out領域の3つで構成されており、さらにData Zone領域は、内周の交替処理データ記録用領域であるISA0(Inner Spare Area 0)領域、UserDataArea領域、外周の交替処理データ記録用領域であるOSA0(Outer Spare Area 0)領域で構成される。記録状態の管理情報を記録するDMA(Disc Management Area)は、Lead-in領域、Lead-out領域内に存在する。BD−RE SLにはDMA1〜4までが定義されているが、この例では説明簡略化のためDMA1のみを記載している。DMA領域はDMS(Disc Management Structure)で構成され、DMSはDDS(Disc Definition Structure)201とDFL(Temporary Defect List)202、で構成される。DDSは、DFLの配置情報や、ISA0、OSA0の容量といったディスクの管理情報が含まれている。また、DFLは主にディスク上の欠陥箇所に対する交替箇所を管理するリストとして使用されている。
ここでDFLについて更に説明を加える。BD−RE SLのDFLは、203で示した1st position of DFLから204で示した7th position of DFLで構成されており、そのうち実際に有効なのは1つのpositionのみである。記録開始の最初は203から使用を開始し、何度も上書きをするうちに当該ブロックに対する記録がうまく出来なくなりベリファイで再生不可になったときに、有効なpositionが2nd position of DFLに移る。従って7th position of DFLまで使い切った時はそれ以上DFL登録が出来なくなり、交替記録を伴う記録は不可となる。しかし、7th position of DFLまで使い切らなくてもDFL登録が出来なくなり、交替記録を伴う記録が不可となる場合が存在する。以下、その場合を説明する。1つのpositionは、図中に示すように4つクラスタで構成されており、1〜4つのクラスタを用いてDFLを登録が行われる。
DFLはDefect List HeaderとDefect List Terminatorに挟まれる形で格納されており、DFL登録を行う書式は、交替元の登録状態を表すStatus1領域205とその交替元アドレス206を表すDefective Cluster first PSN、交替先の登録状態を表すStatus2領域207とその交替先アドレス207を表すReplacement Cluster first PSNで構成されている。Status領域は、交替元ブロックが1クラスタであった場合と連続する複数クラスタであった場合で登録する値が異なる。1クラスタの交替を行う場合、Status1及びStatus2の値は0000b(2進数表記)となりRADを示す。また連続する複数クラスタの交替を示す場合はRADと異なり、2行分で1つのCRD情報を示す。1行目の205の値は0001bとなり、206は連続する交替元クラスタの先頭アドレスを示し、207の値は0010bとなり、208は連続する交替先クラスタの先頭アドレスを示す。2行目の205の値は0001bとなり、206は連続する交替元クラスタの最終アドレスを示し、207の値は0010bとなり、208は連続する交替先クラスタの最終アドレスを示す。つまりCRD登録は、RADが3つ以上連続して続く場合に適応するとDFL登録の削減に繋がる。
次にBD-RE SLの欠陥処理方法について図3を用いて説明する。
301はISA0,OSA0有りの交替領域が確保された状態でフォーマットされたディスク構成図である。図2で説明した通り、リードイン領域、データ領域、リードアウト領域から構成されており、データ領域のディスク内周側にはISA0、ディスク外周側にはOSA0が確保されている。この領域はデータ記録中に見つかった欠陥の交替領域等に使用される。
301はISA0,OSA0有りの交替領域が確保された状態でフォーマットされたディスク構成図である。図2で説明した通り、リードイン領域、データ領域、リードアウト領域から構成されており、データ領域のディスク内周側にはISA0、ディスク外周側にはOSA0が確保されている。この領域はデータ記録中に見つかった欠陥の交替領域等に使用される。
次に、このBD−Rで採用されているCRDをBD−REにも適応範囲を広げた場合を考え、記録中に欠陥が見つかった場合の交替処理方法を説明する。
BD-REの交替領域ISA0、OSA0はディスクフォーマット時に事前にホスト装置からの指示(正確にはアプリケーションの指示)で確保される。図の白矢印で示したアドレスまで記録が行われ記録中に、図中の302で示した欠陥クラスタが見つかった場合、ISA0の交替領域へ交替が行われた例であり、図中の黒矢印がベリファイ等で欠陥と判断された交替領域とその交替記録先である交替先領域の対応を示している。また、この欠陥領域及び交替領域の位置情報が記録されるDMAはリードイン領域及びリードアウト領域に確保されている。(図2参照)
ここで記録中に302で示した欠陥があり、黒矢印で示したように交替処理が行われたとする。303においてA〜Zはそれぞれ連続した1クラスタ分のデータを示している。A〜Zクラスタのベリファイ処理の結果がE、L、P、Vのみ正常再生できたクラスタで、残りのA〜D、F〜J、L〜O、Q〜U、W〜Zクラスタは再生が不可となったことを示している。この場合、再生が不可となったクラスタはそれぞれCRD登録でISA0に交替処理が行われる(もちろんOSA0でも構わない)。ISA0中のクラスタa〜クラスタvもそれぞれ連続した1クラスタ分のデータを示しており、交替元データであるA〜D、F〜J、L〜O、Q〜U、W〜Zクラスタはそれぞれ、交替先データのa〜d、e〜i、j〜m、n〜r、s〜vクラスタに格納される。その時のDFL登録状態を示したのが305である。306、307で連続する交替元クラスタの先頭アドレスを示し、308、309で示す交替元クラスタの最終アドレスまで続くことを示している。また交替元情報と対に対応するように310、312で連続する交替先クラスタの先頭アドレスを示し、311、313で連続する交替先アドレスの最終アドレスを示す。以下同様にしてDFLが登録される。
BD-REの交替領域ISA0、OSA0はディスクフォーマット時に事前にホスト装置からの指示(正確にはアプリケーションの指示)で確保される。図の白矢印で示したアドレスまで記録が行われ記録中に、図中の302で示した欠陥クラスタが見つかった場合、ISA0の交替領域へ交替が行われた例であり、図中の黒矢印がベリファイ等で欠陥と判断された交替領域とその交替記録先である交替先領域の対応を示している。また、この欠陥領域及び交替領域の位置情報が記録されるDMAはリードイン領域及びリードアウト領域に確保されている。(図2参照)
ここで記録中に302で示した欠陥があり、黒矢印で示したように交替処理が行われたとする。303においてA〜Zはそれぞれ連続した1クラスタ分のデータを示している。A〜Zクラスタのベリファイ処理の結果がE、L、P、Vのみ正常再生できたクラスタで、残りのA〜D、F〜J、L〜O、Q〜U、W〜Zクラスタは再生が不可となったことを示している。この場合、再生が不可となったクラスタはそれぞれCRD登録でISA0に交替処理が行われる(もちろんOSA0でも構わない)。ISA0中のクラスタa〜クラスタvもそれぞれ連続した1クラスタ分のデータを示しており、交替元データであるA〜D、F〜J、L〜O、Q〜U、W〜Zクラスタはそれぞれ、交替先データのa〜d、e〜i、j〜m、n〜r、s〜vクラスタに格納される。その時のDFL登録状態を示したのが305である。306、307で連続する交替元クラスタの先頭アドレスを示し、308、309で示す交替元クラスタの最終アドレスまで続くことを示している。また交替元情報と対に対応するように310、312で連続する交替先クラスタの先頭アドレスを示し、311、313で連続する交替先アドレスの最終アドレスを示す。以下同様にしてDFLが登録される。
以上より、図2で説明した登録可能なDFL数は有限であることと、図3で説明したような交替処理によりDFLが登録され続けることを考えた場合、交替処理の結果によっては交替領域に余裕を残してDFL登録数の方が限界数に先に到達し、交替記録を伴う記録処理が出来なくなる可能性がある。
これに加えて図4を用いて、ディスク再生時のアクセス性能低下について説明する。図4は図3で説明したのと同じ交替処理が行われたディスクである。401で示した矢印のようにデータ再生を行う場合、ユーザーデータ領域に記録されているE、K、P、Vのデータはユーザーデータ領域からリードを行い、欠陥クラスタであるA〜D、F〜J、L〜O、Q〜U、W〜Zはそれぞれ、交替先データのa〜d、e〜i、j〜m、n〜r、s〜vをリードする必要がある為、図中の矢印で示したような順序でデータ再生を行う必要がある。ユーザーデータ領域と交替領域間で頻繁にシーク動作を伴う移動を行わなければならないため、ユーザーデータ領域のA〜Zのデータを連続して読む場合と比較した場合アクセス性能が低下するのは明らかである。これらDFL登録数増加に伴う記録不可の問題や、再生におけるアクセス性能低下を解決する手段を図3、図5を用いて説明する。
図5の501の状態は、図3の301で説明したのと同じ交替処理が行われた状態である。ここで交替処理において、交替領域にデータを記録する必要のない、503で示したクラスタの扱いについて考える。通常であれば記録したあとの再生が問題がないこのクラスタは交替領域へのデータ記録を行うべきではないが、敢えてこれら503で示したクラスタを欠陥クラスタとして扱うことを考える。つまり、A〜Zで示した全てのクラスタが欠陥クラスタ扱いとなるため、502の領域に矢印で示したようにデータ記録を行った後、交替領域に記録すべきデータはA〜Zの全クラスタが対象となり、502で示したクラスタ全てが交替領域内の504の領域に記録されることになる。この場合のDFL登録状態は505で示したように、1つのCRD登録で済み、図3の305で示したDFL登録状態と比較すると、大幅にDFL登録数が削減可能なことがわかる。506は501における503の正常再生のクラスタが1クラスタではない例である。2クラスタでも3クラスタでも同様に正常クラスタ扱いにすることで、505と同じDFL登録状態となり、正常クラスタ扱いするクラスタ数は問わないことがわかる。
また再生におけるアクセス性能低下を考えても、502の領域を再生する場合は、シーケンシャルに504のシーケンシャル再生を行えばいいため、図3の例で示したようなユーザーデータ領域と交替領域間における頻繁なシーク動作は発生しない。また再生正常のクラスタを欠陥クラスタと扱っても、ホスト側から要求されたデータをユーザーデータ領域からリードするか交替領域からリードするかの違いだけとなるため、ホストの立場から見るとリード命令で返却されるデータは同じとなり全く問題は生じない。
更に記録再生装置の実際の記録再生動作を考慮した例を図6、図7を用いて説明する。記録再生装置がベリファイ動作を行う場合、通常は複数クラスタを1つのベリファイ処理単位として行う。図6の601は4クラスタ単位で記録と再生を繰り返すベリファイ処理を行う場合を示している。602で示した太枠がベリファイ処理単位である(この図では4クラスタ)。603で示した記録処理の後、604で示した再生処理と合わせて1つのベリファイ処理となる。またそのベリファイ処理結果にて605で示した欠陥クラスタがあった場合は、交替領域(Spare Area)への記録が即時行われる。以下、順序ベリファイ処理単位で記録再生処理が行われて行く。以上を踏まえて606で示した場合の処理を考える。ユーザーデータ領域内の模様が付いたクラスタはベリファイ結果で再生不可となったクラスタで、空白で示したクラスタはベリファイ結果が正常であった欠陥クラスタである。また、交替領域内の模様が記されたクラスタはユーザーデータ領域内の欠陥クラスタの交替データを示しており、空白で示したクラスタは未記録クラスタを示している。607で示したベリファイ処理が終了した時点でのDFL登録状況は609のようになる。すべてRADで3行を消費して登録されている(後半2行はCRD登録しても構わないが行数は消費するDFL登録数は3行で変わらない)。続けて608のベリファイが行われ結果DFL登録状況は610のように変化する。C〜EのクラスタがCRD登録可能である為であり、DFL数もRADを用いると3行必要なところが2行で済む。
ここで、611における612のクラスタFを欠陥クラスタとして扱うことを考える。通常であれば正常再生クラスタとして交替領域へは記録されることのないクラスタを欠陥クラスタとして扱うことで、前のベリファイ結果の613と合わせたC〜Hのクラスタ614がCRD登録可能となる。
またその614に対応する交替領域も615となる。DFL登録状況は616のようになり、610と比較すると、2行分データ容量が少なくて済むことがわかる。図7の701、704はユーザーデータ領域内のF、Gの正常再生クラスタ703を欠陥クラスタとして扱った場合である。611の例と異なり2クラスタ連続した正常再生クラスタを欠陥クラスタとして扱う。この例ではDFL登録状況はそれぞれ702と705のようになり、1行分データ容量が少なくて済む。このように再生正常クラスタを欠陥クラスタとして扱うクラスタ数が1クラスタではなくても問題なく処理可能である。
このように、再生正常クラスタを欠陥クラスタとして扱うクラスタ数は記録再生装置のベリファイ実行クラスタ数や交替領域の残量やDFL登録可能残量によって異なるため、記録再生装置設計者が自由に値を設定可能である。
但し706の例では注意が必要である。704との違いは欠陥クラスタの位置がクラスタDの位置ではなくクラスタCの位置である点である。この場合、707のベリファイ処理において発見された欠陥クラスタCは交替領域のクラスタaに記録される。708のベリファイ処理にてクラスタEが欠陥クラスタとなったのでクラスタDを欠陥クラスタとして扱うことを考えた場合、前回のベリファイ処理でリードされたDを再度リードし直す必要がある。仮にクラスタDのデータが内部に残っていたとしても過去のベリファイ処理707では記録しなかったクラスタDの記録の必要があり2度手間となる。ベリファイ処理708の欠陥クラスタであるEとHはまだ交替領域に記録は行っていないので無駄な再生動作や記録動作は一切生じない。従って、この706のように前回ベリファイ処理単位の最終記録クラスタ(この場合はクラスタD)を含むクラスタが正常再生クラスタであった場合は、ベリファイ処理708の中で閉じたDFL登録を行う。この場合、図のようにクラスタEとクラスタHをそれぞれRAD登録するか、クラスタEからクラスタHを纏めてCRD登録するかは記録再生装置の設計者次第となる。ちなみにこの例ではどちらも消費するDFL登録行数は2行で同じである。
続けて、本発明の第2の実施例を図8、9を用いて説明する。第1の実施例とほぼ構成は同じであるが、106、107の代わりにDFL残量確認手段801、交替領域残量確認手段802、DFL及び交替データ再構築判定手段803、DFL及びDFL及び交替データ再構築手段804を備えることが異なる。DFL残量確認手段801はディスク内の管理領域内に持つDFL登録数を確認する手段であり、交替領域残量確認手段802はディスク内の交替領域内の残容量を確認する手段である。801及び802の残容量の結果から記録再生装置は、DFL及び交替データ再構築判定手段803にてDFL及び交替データの再構築を行うかどうかを判断する。再構築をするかしないかの判断契機は、記録再生装置の設計者の任意のタイミングとなる。例えば、DVD+RWのバックグラウンドフォーマットのように、記録再生装置が記録や再生を行って居ない時間が一定時間経過した後に行っても良いし、DFL残量確認手段801にてDFL登録可能数が限界値に近づいて来たもしくは、限界値に達したと判断され、DFL及び交替データ再構築判定手段803で再構築必要と判断された場合でも良い。
但しどちらの場合でも、交替領域残量確認手段802にてディスクで確保されている全交替領域の半分以上の容量がある場合のみ再構築処理が行える。その理由を図9を用いて説明する。901のような状態のユーザーデータ領域と交替領域及びその時のDFL登録状況を示す902を考える。再構築で正常再生クラスタDを欠陥クラスタとして扱うことによる再構築処理は、まずStep1が開始前の状態であり、Step2で交替領域の未使用の領域s〜zにクラスタaをクラスタsに、クラスタb〜eをクラスタu〜xに、クラスタDをクラスタtへコピーする。ここで未使用領域とは、論理的に使用していない領域のことを意味し、数回使用済みのディスクで過去に物理的に使用済みであっても未使用領域と呼ぶ。
Step3でそのコピーしたクラスタs〜クラスタxをクラスタa〜クラスタfに書き戻す。このときDFL登録状態も904で示すようになり、902の状態と比較するとDFL登録行数が1行減っているのがわかる。この例からわかるように既に記録済みの交替データの再構築を行う為には一度全ての交替データを退避させる場所が必要であり、書き戻す際も一気に記録する必要がある。従って、全交替領域の半分以上の空き容量が無いと全交替領域のコピーが行えず再構築処理は行えないことになる。
ここで「全交替領域の半分以上の容量がある場合のみ再構築処理が行える」としたが、記録再生装置側で再構築を行う対象の全データを一度に格納可能な一時記憶手段を備えている場合はこの限りではなく、交替領域の残量に関わらず再構築を実行可能である。また、「記録再生装置の設計者の任意のタイミング」としたが、記録再生装置と接続される上位装置のホストからのATAPIなどに代表されるI/F規格で定められたコマンドによって命令を受けてから行っても同様の効果が得られる。またこれらの再構築処理を実行中は通常の記録再生処理を同時に行えない為、再構築処理実行中に通常の記録再生処理の命令がホストから来た場合、即座に中止するか、処理が終わるまでエラー応答で反応しホスト側に記録再生の実行を待ってもらうかの選択肢が考えられる。
最後になるがBD−REには、ユーザーデータ領域の欠陥を示すDFLとしてRADやCRDの他にPBA(Possibly Bad Area)やNRD(Non-Re-allocatable Defect)が存在する。PBA登録されたクラスタは、以前欠陥扱いされていた等の理由でディスク上で欠陥の可能性が高いくラスタであり、NRD登録されたクラスタも再生できなかったなどの理由で欠陥の可能性が高い、交替領域にデータが記録されていないクラスタを示す。通常、ベリファイ付きの記録動作を行う場合に記録に失敗したクラスタをPBAやNRDとしてDFL登録されることは殆どなく、これらは再生中やフォーマット中に登録されるものである。従って本実施例において、ベリファイ付きの記録動作中の動作を考える時にはPBAとNRDを考慮する必要がない。しかし、何度か使用済みのディスクにおいてはPBAやNRD登録されたデータがユーザーデータ領域に存在する場合が考えられる。PBAやNRD登録された当該クラスタに対して記録を行うかどうかは記録再生装置の仕様に依存するが、仮にPBAやNRD登録されたクラスタに対しても記録を試みて、結果として交替領域に交替データを記録する仕様であれば、PBAやNRDがRADやCRDとして登録し直されるだけなので本実施例で説明した動作には影響しない。しかし、PBAやNRDへの記録を試みない仕様である場合、そのままPBAやNRD登録が残るためCRDの先頭アドレスから最終アドレスの間にPBAやNRDを含んだCRD登録は行えない。
以上、本発明はベリファイで正常再生されたユーザーデータ領域内のクラスタを欠陥クラスタとして扱い、CRD登録可能な範囲を広げることでDFL登録数を低減し、DFL登録が限界値に達することによるディスク書き込み不可を回避した。また再生時のアクセス性能低下を抑制し、課題を解決した。
また、本実施例ではディスクをBD−RE SLを例に説明したが、単層、多層に限らず同一の効果が得られることは言うまでもない。
また、本実施例の第1の実施例では書き換え型の媒体を例に説明したが追記型と書き換え型の媒体の違いは、各種データを追記するか、上書きするかの違いだけであるので追記型に本発明を適応しても同様の効果が得られる。
また、今回の実施例で説明した光ディスクに限らず、交替処理データ記録用領域、管理情報格納領域、という概念を持つ記録媒体であれば、本発明が適応可能であり、同一の効果が得られることは言うまでもない。
101…ユーザーデータ記録用領域、102…ピックアップ、103…データ記録再生手段、104…ホスト、105…マイコン、106…ベリファイ手段、107…DFL登録決定手段、108…管理情報格納手段、109…交替データ記録手段、201…DDS、202…DFL、203…1st position of DFL、204…7th position of DFL、205…Status1領域、206…Defective Cluster first PSN、207…Status2領域、208…Replacement Cluster first PSN、301…フォーマットされたディスク構成図、302…欠陥クラスタ、303…ユーザーデータ領域に記録したクラスタの欠陥クラスタ配置状況、304…交替領域に記録した交替クラスタ配置状況、305…DFL登録状態、306…307のStatus1、307…交替元クラスタの先頭アドレス、308…309のStatus1、309…交替元クラスタの最終アドレス、310…312のStatus2、311…313のStatus1、312…交替先クラスタの先頭アドレス、313…連続する交替先アドレスの最終アドレス、401…データ再生範囲及び方向、501…301と同じディスク状態、502…ユーザーデータ領域に記録した領域、503…ベリファイで正常と判断されたクラスタ、504…502の中で欠陥クラスタと判断されたクラスタを記録した領域、505…正常再生クラスタを欠陥扱いとしたときのDFL登録状態、506…501における503の正常再生のクラスタが1クラスタではない例、601…4クラスタ単位で記録と再生を繰り返すベリファイ処理を行う場合、602…ベリファイ処理単位、603…ベリファイにおける記録、604…ベリファイにおける再生、605…ベリファイにおける欠陥クラスタ、606…あるベリファイ結果の一例、607…N回目のベリファイ処理、608…N+1回目のベリファイ処理、609…607が終了した時点のDFL登録状況、610…608まで終了した時のDFL登録状況、611…あるベリファイ結果の一例、612…正常再生クラスタを欠陥クラスタと扱うクラスタ、613…前ベリファイの連続する欠陥クラスタ、614…RAD登録を行うクラスタ、615…614のクラスタが記録される交替領域、616…611のDFL登録状態、701…あるベリファイ結果の一例、702…701のDFL登録状態、703…正常再生クラスタを欠陥クラスタと扱うクラスタ、704…あるベリファイ結果の一例、705…704のDFL登録状態、706…あるベリファイ結果の一例、801…DFL残量確認手段、802…交替領域残量確認手段、803…DFL及び交替データ再構築判定手段、804…DFL及び交替データ再構築手段、901…DFL、交替データの再構築を行うディスク状態の一例、902…901のDFL登録状況、903…交替データの再構築手順の一例、904…903のDFL登録状況
Claims (24)
- ユーザーデータ領域と交替領域と、交替領域使用時に更新する管理情報格納領域を持つ媒体を用いて所定の記録ブロック単位で記録再生を行うディフェクトマネージメント機能を備えた記録再生装置であって、
ディフェクトマネージメント処理において、
交替元ブロックが1つの該記録ブロックであるときには、RAD(Re-Allocated Defect)としてDFL(Defect List)登録し、
交替元ブロックが連続した該記録ブロックであるときには、CRD(Contiguous Re-allocated Defect)としてDFL登録する場合、
記録したデータの再生を行い再生結果を判断するベリファイ処理を行うベリファイ手段、該ベリファイ手段からの結果を元にDFL登録の種別を決定するDFL登録決定手段、該DFL登録決定手段の結果を元に該管理情報格納領域へDFL情報を含む管理情報を格納する管理情報格納手段、該DFL登録決定手段の結果を元に該交替領域へ交替データを記録する交替データ記録手段、
を具備し、
該DFL登録決定手段は、
該ユーザーデータ領域内のRADもしくはCRDで登録された欠陥ブロックで挟まれている、該交替領域に記録されていない記録ブロックを欠陥ブロック扱いし、前後のRADもしくはCRDと合わせてCRDの一部として登録することを特徴とする記録再生装置。 - 請求項1に記載の記録再生装置であって、
前記ベリファイ手段が所定のブロック数単位でベリファイ処理を行う場合、
第N回目(Nは自然数)のベリファイ処理と第(N+1)回目のベリファイ処理を連続して行う時、
第N回目のベリファイ処理単位における最終記録ブロックを含む1つ以上のブロックが連続して前記交替領域に記録されている場合、
前記DFL登録決定手段は、
第N回目のベリファイ処理単位における記録最終ブロックを含む1つ以上の再生不可ブロックと、第(N+1)回目のベリファイ処理単位における任意の位置までの再生不可ブロックまでを1つの連続する再生不可ブロックとして扱い、
第N回目のベリファイ処理単位におけるDFL登録済みのRADもしくはCRDブロックから第(N+1)回目のベリファイ処理単位における再生不可ブロックまでをCRDブロックとして登録すること
を特徴とする記録再生装置。 - 請求項2に記載の記録再生装置であって、前記DFL登録決定手段は、
第(N+1)回目のベリファイ処理単位における再生正常ブロックの、その一部もしくは全てを欠陥ブロック扱いとし、DFL登録を行うこと
を特徴とする記録再生装置。 - ユーザーデータ領域と交替領域と、交替領域使用時に更新する管理情報格納領域を持つ媒体を用いて所定の記録ブロック単位で記録再生を行うディフェクトマネージメント機能を備えた記録再生装置における記録方法であって、
ディフェクトマネージメント処理において、
交替元ブロックが1つの該記録ブロックであるときには、RADとしてDFL登録し、交替元ブロックが連続した該記録ブロックであるときには、CRDとしてDFL登録する場合、
該ユーザーデータ領域内のRADもしくはCRDで登録された欠陥ブロックで挟まれている、該交替領域に記録されていない記録ブロックを欠陥ブロック扱いし、前後のRADもしくはCRDと合わせてCRDの一部として登録することを特徴とする記録方法。 - 請求項4に記載の記録方法であって、所定のブロック数単位でベリファイ処理を行う場合にて、第N回目のベリファイ処理と第(N+1)回目のベリファイ処理を連続して行う時、第N回目のベリファイ処理単位における最終記録ブロックを含む1つ以上のブロックが連続して前記交替領域に記録されている場合、
第N回目のベリファイ処理単位における記録最終ブロックを含む1つ以上の再生不可ブロックと、第(N+1)回目のベリファイ処理単位における任意の位置までの再生不可ブロックまでを1つの連続する再生不可ブロックとして扱い、
第N回目のベリファイ処理単位におけるDFL登録済みのRADもしくはCRDブロックから第(N+1)回目のベリファイ処理単位における再生不可ブロックまでをCRDブロックとして登録すること
を特徴とする記録方法。 - 請求項5に記載の記録方法であって、DFL登録決定方法は、
前記、第(N+1)回目のベリファイ処理単位における再生正常ブロックの、その一部もしくは全てを欠陥ブロック扱いとし、DFL登録を行うことを特徴とする記録方法。 - 請求項1に記載の記録再生装置であって、
DFL及び交替データ再構築判定手段、DFL及び交替データ再構築手段を更に具備し、
該記DFL及び交替データ再構築判定手段の判定結果、もしくは
前記、記録再生装置と接続されている上位装置からの命令で、
該DFL及び交替データ再構築手段は、
前記ユーザーデータ領域内のRADもしくはCRDで登録された欠陥ブロックで挟まれている前記交替領域に記録されていない記録ブロックを欠陥ブロック扱いし、前後のRADもしくはCRDと合わせてCRDの一部として前記管理情報格納領域に登録し、
再構築されたDFLに合わせた交替データを前記交替領域に記録する
することを特徴とする記録再生装置。 - 請求項7に記載の記録再生装置であって、
管理情報格納領域内の登録可能なDFL残量確認手段、
交替領域内のデータ記録可能な交替領域残量確認手段、
を更に具備し、
前記DFL及び交替データ再構築判定手段は、該DFL残量確認手段が登録可能なDFL数の限界数に到達したと判断した時または
登録可能なDFL数の事前に定めた一定登録数を超えたと判断した時に、
該交替領域残量確認手段が前記媒体が持つ交替領域の半分以上の空き容量があると判断出来た場合、
前記ユーザーデータ領域内のRADもしくはCRDで登録された欠陥ブロックで挟まれている前記交替領域に記録されていない記録ブロックを欠陥ブロック扱いし、前後のRADもしくはCRDと合わせてCRDの一部として前記管理情報格納領域に登録し、
再構築されたDFLに合わせた交替データを前記交替領域に記録する
することを特徴とする記録再生装置。 - 請求項7に記載の記録再生装置であって、
前記DFL及び交替データ再構築手段は、
再構築後のDFLに対応する交替データ及びユーザーデータの再構築を行う際、
前記交替領域の論理的に未使用の領域を一時保存用のワーク領域として使用することを
特徴とする記録再生装置。 - 請求項7に記載の記録再生装置であって、
前記DFL及び交替データ再構築判定手段は、
前記、記録再生装置の記録再生動作が一定時間行われなていない場合、
前記ユーザーデータ領域内のRADもしくはCRDで登録された欠陥ブロックで挟まれている前記交替領域に記録されていない記録ブロックを欠陥ブロック扱いし、前後のRADもしくはCRDと合わせてCRDの一部として前記管理情報格納領域に登録し、
再構築されたDFLに合わせた交替データを前記交替領域に記録する
することを特徴とする記録再生装置。 - ユーザーデータ領域と交替領域と、交替領域使用時に更新する管理情報格納領域を持つ媒体を用いて
所定の記録ブロック単位で記録再生を行うディフェクトマネージメント機能を備えた記録再生装置における記録方法であって、
該記録再生装置の自己判断、もしくは該記録再生装置と接続されている上位装置からの命令で、
該ユーザーデータ領域内のRADもしくはCRDで登録された欠陥ブロックで挟まれている、該交替領域に記録されていない記録ブロックを欠陥ブロック扱いし、前後のRADもしくはCRDと合わせてCRDの一部として該管理情報格納領域に登録し、
再構築されたDFLに合わせた交替データを前記交替領域に記録する
することを特徴とする記録方法。 - 請求項11に記載の記録方法であって、
前記、記録再生装置の自己判断基準は、
登録可能なDFL数の限界数に到達したと判断した時または
登録可能なDFL数の事前に定めた一定登録数を超えたと判断した時に、
前記媒体が持つ交替領域の半分以上の空き容量があると判断出来た場合、
であることを特徴とする記録方法。 - 請求項11に記載の記録方法であって、
再構築後のDFLに対応する交替データ及びユーザーデータの
再構築を行う際、前記交替領域の論理的に未使用な領域を一時保存用のワーク領域として使用することを特徴とする記録方法。 - 請求項11に記載の記録方法であって、
前記、記録再生装置の自己判断基準は、
前記、記録再生装置の記録再生動作が一定時間行われなていない場合
であることを特徴とする記録方法。 - 請求項4の記録方法で記録された媒体をDFLに従って再生することを特徴とする再生方法。
- 請求項5の記録方法で記録された媒体をDFLに従って再生することを特徴とする再生方法。
- 請求項6の記録方法で記録された媒体をDFLに従って再生することを特徴とする再生方法。
- 請求項11の記録方法で記録された媒体をDFLに従って再生することを特徴とする再生方法。
- 請求項12の記録方法で記録された媒体をDFLに従って再生することを特徴とする再生方法。
- 請求項13の記録方法で記録された媒体をDFLに従って再生することを特徴とする再生方法。
- 請求項14の記録方法で記録された媒体をDFLに従って再生することを特徴とする再生方法。
- ユーザーデータ領域と交替領域と、交替領域使用時に更新する管理情報格納領域を持つ媒体を用いて所定の記録ブロック単位で記録再生を行うディフェクトマネージメント機能を備えた記録再生装置であって、
記録したデータの再生を行い再生結果を判断するベリファイ処理を行うベリファイ手段、ベリファイ結果を元に該交替領域へ交替データを記録する交替データ記録手段、
を具備し
該交替データ記録手段は、記録再生が正常のブロックと判断された記録ブロックを該交替領域へ記録することを特徴とする記録再生装置。 - ユーザーデータ領域と交替領域と、交替領域使用時に更新する管理情報格納領域を持つ媒体を用いて所定の記録ブロック単位で記録再生を行うディフェクトマネージメント機能を備えた記録再生装置における記録方法であって、
ディフェクトマネージメント処理において、
記録再生が正常のブロックと判断された記録ブロックを該交替領域へ記録することを特徴とする記録方法。 - 請求項23の記録方法で記録された媒体をDFLに従って再生することを特徴とする再生方法。
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