JP2010205093A - 電子辞書装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが把握している情報に基づいて、情報の検索を容易に行うことのできる技術を提供すること。
【解決手段】見出し語と説明情報とを対応付けて辞書として記憶する記憶部13と、キー入力するための入力部14と、入力部14の1つのキーに対して、キーの押圧に対応して強・弱入力を判別し、判別の結果、強入力されたと判別された場合、強入力されたキーに対応する文字を当該文字に類似する文字に置き換え、当該置き換えられた文字を含む文字列と先頭一致する見出し語と、入力部14により入力されたキーに対応する文字を含む文字列と先頭一致する見出し語とを記憶部13から検索し、当該検索された見出し語を表示部15に表示させるCPU11と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は電子辞書装置に関する。
従来より、国語辞書、英和辞書、和英辞書、英英辞書等の各種辞書のデータベース(辞書DB)を内蔵した電子辞書装置が知られている。辞書DBは、見出語と該見出語を説明解説する説明情報(例えば、文字データや画像データ、動画データ、音声データ等)が対応付けられた情報を集合させ、コンピュータを用いて検索処理することができるように体系的に構成されたものである。
電子辞書装置は、ユーザにより入力された検索語句(検索文字列)の先頭文字と一致する見出語を辞書DBから検索して表示するのが一般的である。したがって、ユーザが間違えた文字列(例えば、間違えた英単語のつづり等)を入力すると、検索したい情報(例えば、調べたい英単語)が見つからないことがある。
特に、英和辞典を用いて英単語から日本語の意味を検索する場合、「r」を「l」に、又は「c」を「k」に間違えて記憶することが多い。そこで、日本人が不得意な「r」、「l」等の発音があいまいなつづりを考慮して検索する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、入力された単語のつづりに類似したつづりを有する見出語の候補リストを表示する技術も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−108878号公報 特開2001−134568号公報
しかしながら、上述の技術の場合、予め、ユーザが間違えやすいつづりやアクセントを把握している場合に、間違えやすいつづりやアクセントを考慮した検索を行うことができなかった。
例えば、ユーザが、英和辞書を用いて、英単語「relative」の日本語の意味を検索したい場合があったとする。また、このとき、ユーザがつづりを間違えて記憶(例えば、間違えやすい文字である「l」、「v」を「r」、「b」にそれぞれ間違えて「reratibe」と記憶)していたとする。この場合において、従来技術では、ユーザが間違えているのではないかと不安である文字(例えば、「r」、「b」の文字)を把握している場合であっても、間違えた情報である「reratibe」を入力して検索を行うしかなかった。そうすると、調べたい英単語「relative」を探し出し、「relative」の日本語の意味を検索するまでに手間を要していた。
また、例えば、ユーザが、和英辞書(カタカナ/スペル辞書)を用いて、カタカナ文字「デザート」から英単語「dessert」(食後に出るデザートの意味)のスペルを検索したい場合があったとする。この場合において、従来技術では、ユーザがアクセントの位置(デザートの「ザ」の位置)を把握している場合であっても、カタカナ文字「デザート」を入力して検索を行うしかなかった。そうすると、例えば、同じカタカナ文字「デザート」で異なるスペルの英単語「desert」(砂漠の意味)が検索されてしまい、「dessert」を検索するまでに手間を要していた。
上述の英和辞書で検索を行う場合、ユーザが間違えているのではないかと不安である文字を指定し、指定された文字を間違えやすい文字に自動的に置き換えて検索を行えば、ユーザは「relative」の日本語の意味の検索を容易に行うことができる。例えば、「r」を「l」、「v」を「b」にそれぞれ自動的に置き換え、ユーザが入力した「reratibe」で検索した見出し語と、置き換えた後の「relative」で検索した見出し語とを表示すれば、ユーザは両者を比較参照することで、自身の間違いに気づき、調べたい英単語「relative」を容易に探し出すことができる。これにより、英単語「relative」の日本語の意味の検索を容易に行うことができる。
また、カタカナ/スペル辞書で検索を行う場合、ユーザが把握しているアクセントの位置を指定し、この指定されたアクセントの位置の情報を用いて検索を行えば、ユーザは、英単語「dessert」の検索を容易に行うことができる。
このため、ユーザが把握している情報に基づいて、情報の検索を容易に行うことのできる技術を実現する要請があった。
本発明の課題は、ユーザが把握している情報に基づいて、情報の検索を容易に行うことのできる技術を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明の電子辞書装置は、
見出し語と説明情報とを対応付けて辞書として記憶する記憶手段と、
キー入力するための入力手段と、
前記入力手段の1つのキーに対して、キーの押圧に対応して強・弱入力を判別し、判別の結果、強入力されたと判別された場合、強入力されたキーに対応する文字を当該文字に類似する文字に置き換え、当該置き換えられた文字を含む文字列と先頭一致する見出し語と、前記入力手段により入力されたキーに対応する文字を含む文字列と先頭一致する見出し語とを前記記憶手段から検索し、当該検索された見出し語を表示手段に表示させる制御手段と、
を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子辞書装置において、
前記制御手段は、
前記強入力されたキーに対応する文字を称呼又は外観が類似する文字に置き換える。
請求項3に記載の発明の電子辞書装置は、
見出語と説明情報とを対応付けて辞書として記憶する記憶手段と、
キー入力するための入力手段と、
前記入力手段の1つのキーに対して、キーの押圧に対応して強・弱入力を判別し、判別の結果、強入力されたと判別された場合、強入力されたキーに対応する文字を特殊な属性文字として設定し、当該設定された属性文字を含む文字列と先頭一致する見出語を前記記憶手段から検索し、当該検索された見出し語を表示手段に表示させる制御手段と、
を備える。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の電子辞書装置において、
前記制御手段は、
前記強入力されたキーに対応する文字をアクセントの位置を示す文字として設定する。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の電子辞書装置において、
前記表示手段に表示された見出語の中から、所定の見出語を指示するための指示入力手段を備え、
前記制御手段は、
前記指示入力された見出語に対応する説明情報を前記表示手段に表示させる。
本発明によれば、ユーザが把握している情報に基づいて、情報の検索を容易に行うことのできる技術を提供することができる。
本発明に係る実施の形態の電子辞書装置の概略構成を示す図である。 電子辞書装置の内部構成を示す図である。 入力部のキーの断面を示す図である。 置換文字情報リストを示す図である。 文字が強入力された場合において、表示部に表示される検索語の一例を示す図である。 和英辞典検索処理の流れを示すフローチャートである。 (a)は、通常入力された文字を含む検索文字列に先頭一致する見出し語及び当該見出し語の説明情報を辞書DBから検索した結果を表示する表示画面を示す図である。(b),(c)は、入力された文字を含む検索文字列に先頭一致する見出し語及び当該見出し語の説明情報並びに置き換えられた文字を含む検索文字列に先頭一致する見出し語及び当該見出し語の説明情報を辞書DBから検索した結果を表示する表示画面を示す図である。 カタカナ/スペル辞書に記憶されている情報を示す図である。 カタカナ/スペル検索処理を示すフローチャートである (a)は、通常入力された文字を含む検索文字列に先頭一致する見出し語及び当該見出し語の説明情報を辞書DBから検索した結果を表示する表示画面を示す図である。(b)は、アクセント文字を含む検索文字列に先頭一致する見出し語及び当該見出し語の説明情報を辞書DBから検索した結果を表示する表示画面を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態の一例を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
(第1の実施の形態)
図1〜図7を参照して、本発明に係る第1の実施の形態を説明する。先ず、図1を参照して、本実施の形態における電子辞書装置1の外観図を説明する。電子辞書装置1は、各種辞書のデータベース(辞書DB)を内蔵しており、ユーザにより入力された文字に基づいて辞書DBから見出語及び当該見出し語の説明情報を検索する装置である。図1に示すように、電子辞書装置1は、入力キー群2と、ディスプレイ3と、を備えている。
入力キー群2は、各種のキーで構成され、当該各キーにはそれぞれ固有の機能が割り当てられている。具体的には、入力キー群2は、文字入力キー、辞書種別の選択キー、操作の確定指示を入力する決定キーといった各種のキーで構成されている。
ディスプレイ3は、LCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic
Luminescent Display)等により構成される。具体的には、ディスプレイ3は、入力ペン(図示省略)や入力キー群2の操作に応じた文字等や電子辞書装置1を使用するために必要な各種データを表示する。また、ディスプレイ3には、タッチパネル15A(図2参照)が表示画面全面に亘って一体的に設けられている。
次に、図2を参照して、電子辞書装置1の内部構成を説明する。電子辞書装置1は、制御手段としてのCPU(Central Processing Unit)11と、RAM(Random Access Memory)12と、記憶手段としての記憶部13と、入力手段としての入力部14と、表示手段としての表示部15と、を備えて構成されている。
CPU11は、電子辞書装置1の各部を中央制御する。具体的には、CPU11は、記憶部13に記憶されているシステムプログラム及び各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムをRAM12に展開し、RAM12に展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。
具体的には、CPU11は、後述する英和辞典検索プログラムとの協働により、入力部14の入力キー群2の1つのキーの押圧に対応して、強・弱入力を判別し、判別の結果、強入力されたと判別された場合、強入力されたキーに対応する文字(例えば、文字「r」)を当該文字に類似する文字(例えば、「r」に称呼が類似している「l」)に置き換える。そして、CPU11は、置き換えた文字を含む文字列と先頭一致する見出し語と、入力部14により入力されたキーに対応する文字を含む文字列と先頭一致する見出し語とを検索し、当該検索した見出し語を表示部15に表示させる。
RAM12は、情報を一時的に格納する揮発性のメモリであり、実行される各種プログラムやこれら各種プログラムに係るデータ等を格納する複数のワークエリアを有する。
記憶部13は、ROM(Read Only Memory)等により構成される不揮発性のメモリである。記憶部13は、各種プログラム及び各種データを記憶する。具体的には、記憶部13には、辞書DB、後述する英和辞典検索プログラム及び置換文字情報リスト13Aが記憶される。
入力部14は、上述の入力キー群2を備えており、押下されたキーに対応する操作信号をCPU11に出力するようになっている。
表示部15は、上述のディスプレイ3を備えており、CPU11からの表示信号に従って画面表示を行う。また、表示部15は、指示入力手段としてのタッチパネル15Aと一体的に構成される。
タッチパネル15Aは、表示画面(ディスプレイ3の表示画面)に接触する入力ペン(図示省略)の接触位置を検出し、その情報をCPU11に出力する。具体的には、タッチパネル15Aは、例えば、表示画面上或いは表示画面よりも内側に設けられ、電磁誘導方式、磁気歪式、感圧式等の方式により、表示画面上における接触位置のXY座標を検出し、その情報をCPU11に出力する。
次に、図3を参照して、入力部14の入力キー群2の構造について説明する。図3は、入力キー群2のうちの1つの入力キーの断面を示した図である。図3に示す断面図は、釦14Aと、ゴムベース14Bと、接点14Cと、接点14Dと、基板接点14Eと、基板14Fと、を示している。図3に示すように、接点14C、接点14Dは、2段の段違い構造となっている。この構造により、ユーザが釦14Aを通常の押圧で押下(弱入力)すると、外側の接点(接点14C)のみが基板14F上の基板接点14Eと接触してメイク(接点14Cと基板接点14Eとの接触を検知し、検知信号をCPU11に出力)する。また、ユーザが釦14Aを強い押圧で押下(強入力)すると、内側の接点(接点14D)が基板14F上の基板接点14Eと接触してメイクする。このため、CPU11側では、弱入力されたか強入力されたかを検知することが可能となる。
次に、図4を参照して、記憶部13に記憶される置換文字情報リスト13Aについて説明する。図4に示すように、置換文字情報リスト13Aは、キーと、置き換え文字と、を有し、キーと置き換え文字とが対応付けられて記憶されている。キーは、ユーザにより入力部14を介して入力された入力キーの文字を示す情報である。置き換え文字は、キーを置き換えるための文字を示す情報である。例えば、キー「r」は、置き換え文字「l」に置き換えられる。
次に、図5を参照して、文字が強入力された場合において表示部15に表示される検索語の一例について説明する。例えば、ユーザが英和辞典で「relative」(レラティブ)の日本語の意味を検索したい場合があるとする。また、このとき、ユーザは「relative」を「reratibe」と間違えて把握しているものとする。また、ユーザは、「reratibe」のうち、2番目の「r」と「b」とは、間違えているのではないかと不安な文字として把握しているものとする。
この場合において、ユーザにより2番目の「r」が強入力されると、置換文字情報リスト13Aが参照される。そして、置換文字情報リスト13Aにおいて「r」と対応付けられて記憶されている置き換え文字「l」が読み出される。そして、強入力された「r」が読み出された「l」に置き換えられる。この時点(ユーザにより2番目の「r」が強入力された時点)で検索語(見出し語を検索するための検索文字列)は2つになり、それぞれの検索語を表示する表示領域が2分割された2分割プレビュー表示画面(後述の図7(b)(c)参照)が表示部15に表示される。
そして、ユーザにより文字の入力が続行され、2分割プレビュー表示画面において、それぞれの検索語が表示される。例えば、図5に示すように、ユーザにより入力された文字列「rerati」と、置き換えられた文字列「relati」とが2分割プレビュー表示画面に表示される。
そして、ユーザにより「b」が強入力されると、置換文字情報リスト13Aが参照される。そして、置換文字情報リスト13Aにおいて「b」と対応付けられて記憶されている置き換え文字「v」が読み出される。そして、強入力された「b」が読み出された「v」に置き換えられる。この時点(ユーザにより「b」が強入力された時点)で検索語は4つになり、それぞれの検索語を表示する表示領域が4分割された4分割プレビュー表示画面が表示部15に表示される。例えば、図5に示すように、「reratib」、「rerativ」、「relatib」、「relativ」がそれぞれ表示される。
次に、電子辞書装置1の動作を説明する。
図6を参照して、電子辞書装置1で実行される英和辞書検索処理を説明する。英和辞書検索処理は、強入力された文字を置き換え、置き換えられた文字を含む文字列に先頭一致する見出し語と、ユーザにより入力された文字を含む文字列に先頭一致するする見出し語とを検索し、当該検索した見出し語を表示部15に表示させる処理である。
以下、図5と同様に、ユーザが英和辞典で「relative」の日本語の意味を検索したい場合において、ユーザは「relative」を「reratibe」と間違えて把握しているものとする。また、ユーザは、「reratibe」のうち、2番目の「r」と「b」とは、間違えているのではないかと不安な文字として把握しているものとする。
電子辞書装置1において、例えば、各種辞書(国語辞書、英和辞書、和英辞書、英英辞書等)を選択可能な表示画面が表示部15に表示されており、ユーザにより入力ペンを介して英和辞書(英和辞典)を選択する実行指示が入力されたことをトリガとして、記憶部13から読み出されて適宜RAM12に展開された英和辞典検索プログラムと、CPU11との協働で英和辞典検索処理が実行される。
先ず、表示部15に入力画面が表示される(ステップS1)。具体的には、表示部15に検索語(見出し語を検索するための検索文字列)を入力するための入力画面が表示される。
そして、キー入力の受け付けが行なわれる(ステップS2)。具体的には、ユーザからの入力部14を介してキー入力された文字の受け付けが行われる。
ステップS2の実行後、キー入力が強入力であるか否かが判別される(ステップS3)。具体的には、ユーザによる入力部14のキーの押圧により、接点14Dと基板接点14Eとが接触され、当該接触されたことを示す検知信号をCPU11が受信したか否かに基づいて、キー入力が強入力であるか否かが判別される。
ステップS3において、強入力であると判別された場合(ステップS3;YES)、強入力された文字が置き換えキーであるか否かが判別される(ステップS4)。具体的には、記憶部13に記憶されている置換文字情報リスト13Aが参照され、強入力された文字と一致するキーが検索される。そして、強入力された文字と一致するキーが検索された場合、当該キーと対応付けられている置き換え文字があるか(記憶されているか)否かが判別される。
ステップS4において、強入力された文字が置き換えキーであると判別された場合(ステップS4;YES)、強入力された文字が別候補文字(置き換え文字)に置き換えられ、文字列が生成される(ステップS5)。例えば、「r」が強入力され、置換文字情報リスト13Aに「r」の置き換え文字として「l」が記憶されていた場合、「l」が置換文字情報リスト13Aから読み出され、入力された文字「r」が読み出された「l」に置き換えられ、文字列が生成される。
そして、プレビュー表示領域が分割される(ステップS6)。プレビュー表示とは、ユーザにより文字キーが入力される毎に辞書が検索され、その検索された見出し語群及びその中の1つの見出し語の意味を予備的に表示することをいう。プレビュー表示については後述する。ステップS6の実行後、後述するステップS8に移行される。
ステップS3において、強入力でないと判別された場合(ステップS3;No)、検索文字列に通常文字が入力される(ステップS7)。具体的には、検索文字列(ステップS2においてキー入力された文字を含む文字列)に通常文字(強入力されず、弱入力された文字)が入力される。
そして、検索文字列による検索処理が実行される(ステップS8)。ステップS7を経由してステップS8に至った場合(検索文字列に通常文字が入力された場合)は、入力された通常文字を含む文字列と先頭一致する見出し語の検索処理が実行される。例えば、「r」と「e」とが通常文字として入力された場合、「r」、「e」を含む検索文字列「re」と先頭一致する見出し語が検索される。この場合、例えば、検索文字列「re」と先頭一致する見出し語「re」、「re−absorb」の他、検索文字列「re」を大文字に変換した文字列(「Re」「RE」等)と先頭一致する見出し語「Re」、「RE」、「Re−a」、「REA」等が検索される。
また、ステップS5,S6を経由してステップS8に至った場合は、入力された文字を含む検索文字列と先頭一致する見出し語の検索処理及び置き換え文字を含む検索文字列と先頭一致する見出し語の検索処理が実行される。例えば、「r」、「e」、「r」が入力され、且つ、2番目の「r」が強入力された場合、入力された「r」、「e」、「r」を含む検索文字列「rer」と先頭一致する見出し語が検索される。この場合、例えば、「re−radiate」「re−ran」等が見出し語として検索される。また、強入力された2番目の「r」が「l」に置き換えられて、「l」を含む検索文字列「rel」と先頭一致する見出し語が検索される。例えば、「−rel」「re−label」等が見出し語として検索される。
ステップS8の実行後、プレビュー表示される(ステップS9)。例えば、図7(a)に示す表示画面71、図7(b)に示す表示画面72又は図7(c)に示す表示画面73がプレビュー表示の表示画面として表示部15に表示される。
ここで、図7に示す各表示画面を用いて,ユーザが不安な文字を強入力して「r」「e」「r」「a」「t」「i」と入力していく場合について説明する。先ず、図7(a)に示す表示画面71について説明する。表示画面71は、通常入力された文字を含む文字列(検索文字列)と先頭一致する見出し語を辞書DBから検索した結果を表示する画面である。図7(a)に示すように、表示画面71は、見出し語検索表示領域71Aと、プレビュー表示領域71Bと、を有する。見出し語検索表示領域71Aは、ユーザにより入力部14を介して入力された文字を含む検索文字列を表示する領域である。ユーザにより、「re」と入力された場合、見出し語検索表示領域71Aに「re」と表示される。
プレビュー表示領域71Bは、ステップS8において検索された見出し語及び当該見出し語の説明情報(英単語のスペル及びスペル日本語の意味等)を表示する領域である。ここでは「r」と「e」とが通常文字として入力されているので、「re」と先頭一致する見出し語及び当該見出し語の説明情報が辞書DBの英和辞典から読み出されて表示される。そして、プレビュー表示領域71Bに示すように、検索文字列「re」と先頭一致する見出し語として、「re」「Re」、「RE」、「Re−a」、「REA」「re−absorb」等が表示される。また、説明情報として、検索された見出し語の一番上に表示されている見出し語(プレビュー表示領域71Bの場合「re」)の説明情報(「re/re:/(名)[音楽]レ(ray)ドレミの音階の第2音」)が表示される。
次に、ユーザが「r」を不安を抱いているので強入力すると、図7(b)の表示となる。
図7(b)に示す表示画面72について説明する。図7(b)に示すように、表示画面72は、見出し語検索表示領域72Aと、プレビュー表示領域72Bと、を有する。見出し語検索表示領域72Aは、表示画面71における見出し語検索表示領域71Aと同様の表示領域である。「rer」と入力された際に2番目の「r」が強入力された場合、見出し語検索表示領域72Aには「rer」と表示される。
プレビュー表示領域72Bは、入力語検索表示領域721と、置換語検索表示領域722と、を有する。
入力語検索表示領域721は、入力された文字を含む検索文字列と先頭一致する見出し語及び当該見出し語の説明情報を表示する領域であり、「rer」に先頭一致する見出し語及び当該見出し語の説明情報が辞書DBの英和辞典から読み出されて表示される。例えば、入力語検索表示領域721に示すように、検索文字列「rer」に先頭一致する見出し語として、「re−radiate」「re−ran」等が表示される。また、説明情報として、検索された見出し語の一番上に表示されている見出し語(入力語検索表示領域721の場合「re−radiate」)の説明情報(reradiate(動)(他)[物理]・・・を再放射する)が表示される。
置換語検索表示領域722は、置き換えられた文字を含む検索文字列と先頭一致する見出し語及び当該見出し語の説明情報を表示する領域である。「rer」と入力された際に2番目の「r」が強入力されているので、この2番目の「r」が「l」に変換され、「rel」と先頭一致する見出し語及び当該見出し語の説明情報が辞書DBの英和辞典から読み出されて表示される。例えば、置換語検索表示領域722に示すように、検索文字列「rel」と先頭一致する見出し語として、「−rel」「re−label」等が表示される。また、説明情報として、検索された見出し語の一番上に表示されている見出し語(置換語検索表示領域722の場合「−rel」)の説明情報(−rel/(接尾)「小さな・・・」の意の名詞を作るpickerel/wastrel)が表示される。
次に、引き続いて「a」「t」「i」とユーザにより入力されると、図7(c)に示す表示画面73に変化する。図7(c)に示すように、表示画面73は、見出し語検索表示領域73Aと、プレビュー表示領域73Bと、を有する。
見出し語検索表示領域73Aは、表示画面72の見出し語検索表示領域72Aと同様の表示領域である。「rerati」とキー入力された場合、見出し語検索表示領域73Aに「rerati」と表示される。
プレビュー表示領域73Bは、入力語検索表示領域731と、置換語検索表示領域732と、を有する。
入力語検索表示領域731は、入力語検索表示領域721と同様の表示領域であり、「rerati」と先頭一致する見出し語及び当該見出し語の説明情報が辞書DBの英和辞典から読み出されて表示される。例えば、入力語検索表示領域731に示すように、検索文字列「rerati」と先頭一致する見出し語として、「re−ran」「re−read」等が表示される。また、説明情報として、検索された見出し語の一番上に表示されている見出し語(置換語検索表示領域732の場合「re−ran」)の説明情報(reran(動)rerunの過去形)が表示される。
置換語検索表示領域732は、置換語検索表示領域722と同様の表示領域であり、2番目の「r」が「l」に変換された「relati」と先頭一致する見出し語及び当該見出し語の説明情報が辞書DBの英和辞典から読み出されて表示される。例えば、置換語検索表示領域722に示すように、検索文字列「relati」と先頭一致する見出し語として、「relation」「relationall」「relative」等が表示される。また、説明情報として、検索された見出し語の一番上に表示されている見出し語(置換語検索表示領域722の場合「relation」)の説明情報(relation/(名)「・・・の間の」関係、関連[・・・との]関係)が表示される。
なお、図7には、プレビュー表示領域72B,73Bが2分割された場合を記載しているが、「reratibe」の「b」が強入力された場合は、プレビュー表示領域72B,73Bは4分割されて表示される。
図6に戻り、ステップS9の実行後、ユーザにより入力ペンを介して、見出し語がタッチされたか否かが判別される(ステップS10)。具体的には、見出し語がタッチされたことを示す信号をCPU11が受信したか否かに基づいて、本ステップの判別が行われる。例えば、表示画面73が表示部15に表示されている場合において、ユーザは「relative」の表示をみて、所望の単語が「reratibe」ではなく、「relative」であると気づくと、プレビュー表示領域73の入力語検索表示領域732に表示されている見出し語の中から1つの見出し語「relative」を指示入力するタッチ操作(入力ペンを介してタッチパネル15Aを接触する操作)を行う。この場合、見出し語が指示入力されたことを示す信号がタッチパネル15AからCPU11に出力される。そして、CPU11によりこの信号が受信されると、本ステップはYESと判別される。
ステップS10において、見出し語がタッチされていないと判別された場合(ステップS10;NO)、ステップS2に移行される。ステップS10において、見出し語がタッチされたと判別された場合(ステップS10;YES)、指定見出し語の意味内容が表示部15に表示される(ステップS11)。例えば、プレビュー表示領域72の入力語検索表示領域721に表示されている見出し語の中から「relative」を指示入力するタッチ操作がユーザにより入力ペンを介して受け付けられたとする。この場合、指定された「relative」の意味内容(説明情報)が入力語検索表示領域721に表示される。ステップS11の実行後、英和辞典検索処理は終了される。
以上、本実施の形態によれば、入力キーの押圧に対応して強・弱入力を判別し、判別の結果、強入力されたと判別された場合、強入力されたキーに対応する文字を置き換え文字に置き換え、当該置き換え文字を含む文字列と先頭一致する見出語及び入力されたキーに対応する文字を含む文字列と先頭一致する見出し語を検索して表示する。例えば、ユーザが英単語「relative」のうち、つづりを間違えているのではないかと不安である文字(例えば、2番目の「r」と「b」の文字)を把握している場合、「r」、「b」の文字を強入力すると、「r」を「l」、「b」を「v」に置き換えた文字を含む文字列(「relative」)と先頭一致する見出し語(例えば、「re−label」等)及び入力された文字列(「reratibe」)と先頭一致する見出し語(例えば、「re−radiate」等)を検索して表示する。このため、ユーザは、置き換えられた情報「relative」で検索した見出し語と、ユーザ自身が入力した情報「reratibe」で検索した見出し語とを比較参照することで、自身の間違いに気づき、調べたい英単語「relative」を容易に探し出し、「relative」の日本語の意味の検索を容易に行うことができる。すなわち、ユーザが把握している情報に基づいて、情報(「relative」の日本語の意味)の検索を容易に行うことができる。
また、強入力されたキーに対応する文字を称呼が類似する文字に置き換えることができる。例えば、強入力された文字が英語のアルファベット「r」である場合、「r」に称呼が類似する「l」に置き換えることができる。
また、ユーザにより、タッチ操作された見出し語に対応する説明情報を表示する。このため、ユーザは、所望の見出し語の説明情報を把握することができる。
(第2の実施の形態)
図8〜図10を参照して、本発明に係る第2の実施の形態を説明する。本実施の形態における電子辞書装置の構成は、第1の実施の形態の電子辞書装置1の構成と同様である。以下、第1の実施の形態と同様な部分には同一の符号を付し、その詳細な説明を援用し、異なる部分について説明する。
CPU11は、後述するカタカナ/スペル検索プログラムとの協働により、入力部14のキーの押圧に対応して、強・弱入力を判別し、判別の結果、強入力と判別された場合、強入力されたキーに対応する文字(例えば、文字「ザ」)を特殊な属性文字(例えば、アクセントの位置を示す文字)として設定する。そして、CPU11は、設定した文字を含む文字列と先頭一致する見出し語を検索し、当該検索した見出し語を表示部15に表示させる。
記憶部13は、辞書DB及び後述するカタカナ/スペル検索プログラムを記憶する。
次に、図8を参照して、記憶部13に記憶される辞書DBのうちの1つであるカタカナ/スペル辞典13Bに記憶されている情報について説明する。図8に示すように、カタカナ/スペル辞典13Bは、見出し語と、アクセント付き見出し語と、スペルと、を有し、各情報が対応付けられて記憶されている。見出し語は、見出し語を示す情報である。アクセント付き見出し語は、アクセントの位置を示す文字(アクセントがある文字)に符号を付加した見出し語を示す情報である。例えば、見出し語が「デザート」であり、「ザ」の位置にアクセントがある場合は、アクセント付き見出し語は、「ザ」の位置に符号が付加され、「デ<ザ>ート」として記憶される。スペルは、見出し語の英単語のスペルを示す情報である。
次に、図9を参照して、電子辞書装置1で実行されるカタカナ/スペル検索処理を説明する。カタカナ/スペル検索処理は、強入力された文字をアクセントがある文字(アクセント文字)として設定し、当該設定されたアクセント文字を含む文字列と先頭一致する見出し語を検索して表示する処理である。
以下、和英辞書(カタカナ/スペル辞典)で「デザート」(食後のデザートの意味)から英語のスペル「dessert」を検索する場合において、ユーザは「デザート」の「ザ」の位置にアクセントの位置があると把握しているものとする。
電子辞書装置1において、例えば、各種辞書(国語辞書、英和辞書、和英辞書、英英辞書等)を選択可能な表示画面が表示部15に表示されており、ユーザにより入力ペンを介してカタカナ/スペル辞典を選択する実行指示が入力されたことをトリガとして、記憶部13から読み出されて適宜RAM12に展開されたカタカナ/スペル検索プログラムと、CPU11との協働でカタカナ/スペル検索処理が実行される。
ステップS21〜S23は、英和辞典検索処理のステップS1〜S3と同様である。ステップS23において、強入力であると判別された場合(ステップS23;YES)、検索文字列にアクセント付き文字が入力される(ステップS24)。具体的には、強入力された文字がアクセント文字として設定され、検索文字列にアクセント付き文字(設定されたアクセント文字に符合を付加した文字)が入力される。例えば、デザートの「ザ」が強入力された場合、「ザ」がアクセント文字として設定され、「ザ」に符号を付加したアクセント付き文字<ザ>を含む「デ<ザ>ート」が検索文字列に入力される。
ステップS25は、英和辞典検索処理のステップS7と同様である。ステップS24又はステップS25の実行後、アクセントありか否かが判別される(ステップS26)。具体的には、検索文字列にアクセント付き文字があるか否かが判別される。
ステップS26において、アクセントありと判別された場合(ステップS26;YES)、アクセント付き検索処理が実行される(ステップS27)。具体的には、アクセント付き文字がある検索文字列と先頭一致する見出し語の検索処理が行われる。例えば、「デザート」が入力され、且つ、「ザ」が強入力された場合、「ザ」にアクセントがある検索文字列「デ<ザ>ート」と先頭一致する見出し語が検索される。この場合、例えば、デザート、デザートスプーン、デザートワイン等が見出し語として検索される。なお、「ザ」の強入力については、「サ」又は「“」のいずれかが強入力されれば「ザ」が強入力された文字として判別するものとする。ステップS27の実行後、後述するステップS29に移行される。
ステップS26において、アクセントなしと判別された場合(ステップS26;NO)、通常検索処理が実行される(ステップS28)。具体的には、入力された通常文字を含む検索文字列と先頭一致する見出し語の検索処理が実行される。例えば、「デ」、「ザ」、「ー」、「ト」の各文字が通常文字として入力された場合、各文字を含む検索文字列「デザート」と先頭一致する見出し語の検索処理が実行される。この場合、例えば、デザート(砂漠の意味)、デザート(食後のデザートの意味)、デザートスプーン、デザートブーツ、デザートワイン等が見出し語として検索される。
ステップS27又はステップS28の実行後、プレビュー表示される(ステップS29)。例えば、図10(a)に示す表示画面101又は図10(b)に示す表示画面102がプレビュー表示の表示画面として表示部15に表示される。
ここで、図10に示す各表示画面について説明する。先ず、図10(a)に示す表示画面101について説明する。表示画面101は、通常入力された文字を含む検索文字列と先頭一致する見出し語を辞書DBから検索した結果を表示する画面である。図10(a)に示すように、表示画面101は、見出し語検索表示領域101Aと、プレビュー表示領域101Bと、を有する。見出し語検索表示領域101Aは、ユーザにより入力部14を介して入力された文字を含む検索文字列を表示する領域である。例えば、「デザート」と通常文字が入力された場合、見出し語検索表示領域101Aに「デザート」と表示される。
プレビュー表示領域101Bは、ステップS28において検索された見出し語及び当該見出し語の説明情報(英単語のスペル及びスペル日本語の意味等)を表示する領域である。例えば、「デザート」と通常文字が入力された場合、検索文字列にはアクセント文字がないので、「デザート」に先頭一致する見出し語及び当該見出し語の説明情報がカタカナ/スペル辞典13Bから読み出されて表示される。例えば、プレビュー表示領域101Bに示すように、検索文字列「デザート」と先頭一致する見出し語として、「デザート」「デザート」「デザートスプーン」「デザートブーツ」「デザートワイン」が表示される。また、説明情報として、検索された見出し語の一番上に表示されている見出し語(プレビュー表示領域101Bの場合「デザート」)の説明情報(「desert;砂漠、荒野、荒れ地、無人の地」)が表示される。
次に、図10(B)に示す表示画面102について説明する。表示画面102は、アクセント付き文字がある検索文字列と先頭一致する見出し語を辞書DBから検索した結果を表示する画面である。表示画面102は、見出し語検索表示領域102Aと、プレビュー表示領域102Bと、を有する。見出し語検索表示領域102Aは、表示画面101における見出し語検索表示領域101Aと同様である。例えば、「デザート」の「ザ」が強入力された場合、見出し語検索表示領域102Aに「デ<ザ>ート」と表示される。
プレビュー表示領域102Bは、ステップS27において検索された見出し語及び当該見出し語の説明情報を表示する領域である。例えば、「デザート」の「ザ」が強入力された場合、「デ<ザ>ート」と先頭一致する見出し語及び当該見出し語の説明情報がカタカナ/スペル辞典13Bから読み出されて表示される。具体的には、「ザ」にアクセントがあるアクセント付き見出し語(例えば、「デ<ザ>ート」)及び当該アクセント付き見出し語の説明情報(例えば、スペル)がカタカナ/スペル辞典13Bから読み出されて表示される。例えば、プレビュー表示領域102Bに示すように、検索文字列「デ<ザ>ート」と先頭一致する見出し語として、「デザート」「デザートスプーン」「デザートワイン」が表示される。また、説明情報として、検索された見出し語の一番上に表示されている見出し語(プレビュー表示領域102Bの場合「デザート」)の説明情報(「dessert;dinnerの最後に出るもの」)が表示される。したがって、「ザ」にアクセントがある見出し語のみが表示されるので、通常文字入力(アクセントなしの「デザート」)で見出し語を検索した場合と比較して、見出し語が絞り込まれて表示される。
ステップS30及びステップS31は、英和辞典処理のステップS10及びステップS11と同様である。ステップS31の実行後、カタカナ/スペル検索処理は終了される。
以上、本実施の形態によれば、キーの押圧に対応して強・弱入力を判別し、強入力されたと判別された場合、特殊な属性文字(アクセントの位置を示す文字)を含む文字列と先頭一致する見出語を検索して表示する。例えば、ユーザがカタカナ文字列「デザート」の「ザ」の位置にアクセントの位置があることを把握している場合、「ザ」を強入力すると、「ザ」がアクセントの位置を示す文字に設定され、「ザ」にアクセントがある見出し語(デザート、デザートスプーン等)を検索して表示する。このため、通常文字入力(例えば、アクセントなしの「デザート」)で見出し語を検索した場合と比較して、見出し語を絞り込んで検索して表示することができるので、ユーザは、絞り込まれた見出し語を参照できる。したがって、通常文字入力で見出し語を検索した場合と比較して、ユーザは、調べたいカタカナ文字「デザート」を容易に探し出し、英単語「dessert」の検索を容易に行うことができる。すなわち、ユーザが把握している情報に基づいて、情報(「dessert」のスペル)の検索を容易に行うことができる。
また、強入力されたキーに対応する文字をアクセントの位置を示す文字として設定することができる。例えば、カタカナ文字列「デザート」の「ザ」が強入力された場合、「ザ」をアクセントの位置を示す文字として設定することができる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る電子辞書装置の一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記第1の実施の形態において、強入力された文字を英語のアルファベット文字に置き換える(例えば、「r」を「l」に置き換える)こととしたがこれに限定されるものではない。例えば、ドイツ語の文字が強入力された場合(例えば、「a」が強入力された場合、「a」を「a^」(aの上に^がある文字)、「e」を「e^」(eの上に^がある文字))として置き換えることとしてもよい。これにより、例えば、「a」を、「a」に外観が類似する文字「a^」(aの上に^がある文字)に置き換えることができる。
また、上記第2の実施の形態において、強入力されたカタカナ文字をアクセント文字として説明したが、これに限定されるものではない。例えば、日本語の平仮名の文字列において、強入力された文字をアクセント文字としてもよい。例えば、国語辞典を用いて「わし」を検索する場合において、「わ」が強入力された場合は、「わ」にアクセントがある「和紙」を検索して表示し、「し」が強入力された場合は、「し」にアクセントがある「鷲」を検索して表示することとしてもよい。
また、上記代の第1の実施の形態及び第2の実施の形態において、表示部15に表示された見出し語の中から、タッチパネル15Aのタッチ操作により指示入力された見出し語の説明情報を表示することとしたがこれに限定されるものではない。例えば、入力部14を介しての操作により指示入力された見出し語の説明情報を表示することとしてもよい。
また、上記の実施の形態における電子辞書装置1の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
1 電子辞書装置
2 入力キー群
3 ディスプレイ
13 記憶部
14 入力部
14A 釦
14B ゴムベース
14C 接点
14D 接点
14E 基板接点
14F 基板
15 表示部
15A タッチパネル

Claims (5)

  1. 見出し語と説明情報とを対応付けて辞書として記憶する記憶手段と、
    キー入力するための入力手段と、
    前記入力手段の1つのキーに対して、キーの押圧に対応して強・弱入力を判別し、判別の結果、強入力されたと判別された場合、強入力されたキーに対応する文字を当該文字に類似する文字に置き換え、当該置き換えられた文字を含む文字列と先頭一致する見出し語と、前記入力手段により入力されたキーに対応する文字を含む文字列と先頭一致する見出し語とを前記記憶手段から検索し、当該検索された見出し語を表示手段に表示させる制御手段と、
    を備える電子辞書装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記強入力されたキーに対応する文字を称呼又は外観が類似する文字に置き換える請求項1に記載の電子辞書装置。
  3. 見出語と説明情報とを対応付けて辞書として記憶する記憶手段と、
    キー入力するための入力手段と、
    前記入力手段の1つのキーに対して、キーの押圧に対応して強・弱入力を判別し、判別の結果、強入力されたと判別された場合、強入力されたキーに対応する文字を特殊な属性文字として設定し、当該設定された属性文字を含む文字列と先頭一致する見出語を前記記憶手段から検索し、当該検索された見出し語を表示手段に表示させる制御手段と、
    を備える電子辞書装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記強入力されたキーに対応する文字をアクセントの位置を示す文字として設定する請求項3に記載の電子辞書装置。
  5. 前記表示手段に表示された見出語の中から、所定の見出語を指示するための指示入力手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記指示入力された見出語に対応する説明情報を前記表示手段に表示させる請求項1から4のいずれか一項に記載の電子辞書装置。
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