JP2010200561A - 充電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 2種類以上の電源のいずれとも共用のコードを用いて接続し、給電を受けて電池パックを充電することが可能な充電装置を提供する。
【解決手段】 本体200に着脱可能な電源コード100は、交流電源コード100とそれに着脱可能な直流電源プラグ120とで構成する。電源が電源コード100を介して充電装置1に接続されると、電圧判別回路21が入力電圧を判別し、切替回路23が第1のスイッチング制御回路24または第2のスイッチング制御回路25のいずれかに電源供給経路を切り替える。マイコン35は、第1のスイッチング制御回路24にはFET32を、第2のスイッチング制御回路25にはFET33を所定のタイミングでスイッチングさせることにより巻線317の出力電圧を調整し、電池パック2を充電する。電源コード100は、収納部200に収納可能であり、転倒事故や紛失などを防止できる。
【選択図】図1
【解決手段】 本体200に着脱可能な電源コード100は、交流電源コード100とそれに着脱可能な直流電源プラグ120とで構成する。電源が電源コード100を介して充電装置1に接続されると、電圧判別回路21が入力電圧を判別し、切替回路23が第1のスイッチング制御回路24または第2のスイッチング制御回路25のいずれかに電源供給経路を切り替える。マイコン35は、第1のスイッチング制御回路24にはFET32を、第2のスイッチング制御回路25にはFET33を所定のタイミングでスイッチングさせることにより巻線317の出力電圧を調整し、電池パック2を充電する。電源コード100は、収納部200に収納可能であり、転倒事故や紛失などを防止できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、コードレス電動工具等の携帯用機器の電源として用いられているニッケルカドミウム電池やリチウムイオン電池等を充電する充電装置に関する。
従来、ニッケルカドミウム電池(以下、ニカド電池という)やリチウムイオン電池を充電する充電装置は、商用電源からの給電によって充電を行っている。しかしながら、コードレス電動工具等を商用電源が供給されていない所で使用する場合や、使用者が多くの作業を行う場合には、予備の電池を何本も準備しておかなくてはならない。そのような問題を解決するために、商用電源以外の別の電源からも充電可能な充電装置、すなわち、電池パックを充電する際少なくとも2種類以上の電源を利用することが可能な充電装置が提案されている。
一例としては、使用する電源の種類に応じて電圧変換装置を複数設け、電源の種類に対応した接続部に電源を接続し、電源の種類に対応する電圧変換装置で電圧変換を行うことによって電池パックを充電するように構成した充電装置が記載されている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来の充電装置の中には、直流電源コードを接続コネクタ等で充電装置に着脱できるものもある。このような充電装置の一例を、図9〜図11を用いて説明する。図9〜図11に示すように、従来の充電装置570は、ニカド電池やリチウムイオン電池などの電池パック502を充電する充電装置である。充電装置570は、図11の基板503上に備えられた充電回路を備え、電池パック502を搭載する本体550と、本体550に接続された交流電源コード520と、本体550に着脱可能な直流電源コード510とを有している。
交流電源コード520は、接続部553によって本体550に接続され、コード508と交流電源プラグ506とを介して商用電源に接続するためのコードである。また、本体550の矢視C部分には、図10に示すように、本体550の外枠をなす下ケース505の上ケース504との境界近傍に雌コネクタ509が設けられ、直流電源コード510が着脱可能に接続される。直流電源コード510は、雄コネクタ515、コード518、接続端子512、514を備えた直流電源プラグ513を備え、接続端子512、514により電気的に直流電源に接続するためのコードである。直流電源コード510は、雄コネクタ515を雌コネクタ509に差し込むことによって本体550と着脱可能に接続されるとともに、直流電源プラグ513を直流電源の接続部に接続することによって直流電源と接続される。
このように構成された充電装置570は、利用できる電源の種類に応じて個別の交流電源コード520または直流電源コード510を用いて電源と本体550とを接続することによって給電を受け、ターミナルホルダ591に接続された電池パック502を充電する。
しかしながら、上記のような従来の充電装置は、少なくとも2種類以上の電源に対してそれぞれ別の電源コード、例えば商用電源用の交流電源コードと自動車等の直流電源用の直流電源コードの2本を設けている。このように電源コードを複数設けていると、持ち運びに邪魔である。
また、交流専用の電源コード以外に直流専用の電源コードを接続コネクタ等で充電装置に着脱できる充電装置の例では、直流電源を使わない時は直流電源コードを外しているため、紛失や置忘れをしやすいという問題がある。
そこで本発明は、2種類以上の電源に対してそれぞれ電源コードを設けるために起こる煩雑さや、電源コードに絡んで転倒・怪我が起こる危険をなくすこと、また、充電装置から外した電源コードの紛失や置忘れを防止することの可能な充電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、交流電源および直流電源のいずれとも電気的及び構造的に接続可能な交流直流共用の接続手段と、接続手段を介して電力を入力されることにより電池パックを充電する充電回路と、を備え、充電回路は、接続手段を介して交流電源および直流電源のいずれかから入力される入力電圧を判別する入力電圧判別回路と、入力電圧を入力されることによって電池パックを充電するための充電電力を生成する充電電力生成回路と、入力電圧判別回路で判別した入力電圧に応じて、電池パックを充電するための所望の充電電力を生成させるように充電電力生成回路を制御する、少なくとも2つの充電電力制御回路と、入力電圧判別回路で判別した入力電圧に応じて、少なくとも2つの充電電力制御回路のうちの1つを動作させるように切り替える切替回路と、を有することを特徴とする充電装置である。
このような構成によれば、交流電源および直流電源のいずれとも接続手段によって接続される。また、交流電源、直流電源のいずれが入力されても電池パックに応じた充電電力が生成される。
請求項2に記載の発明は、交流電源および直流電源のいずれかと電気的及び構造的に接続可能な第1の接続手段と、第1の接続手段に着脱可能に接続され、第1の接続手段が直接接続不可能な交流電源および直流電源のいずれかに接続可能にする第2の接続手段と、により構成される交流直流共用の接続手段と、第1の接続手段、または第1の接続手段及び第2の接続手段を介して電力を供給されることにより、電池パックに応じた所望の充電電力を生成し、電池パックを充電する充電回路と、を有することを特徴とする充電装置である。
このような構成によれば、第1の接続手段または、第1の接続手段及び第2の接続手段を用いることにより、交流電源および直流電源のいずれからでも給電を受けて充電が行われる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、充電回路は、第1の接続手段、または第1の接続手段及び第2の接続手段を介して交流電源および直流電源のいずれかから入力される入力電圧を判別する入力電圧判別回路と、入力電圧を入力されることによって電池パックを充電するための充電電力を生成する充電電力生成回路と、入力電圧判別回路で判別した入力電圧に応じて、電池パックを充電するための所望の充電電力を生成するように充電電力生成回路を制御する、少なくとも2つの充電電力制御回路と、入力電圧判別回路で判別した入力電圧に応じて、少なくとも2つの充電電力制御回路のうちの1つを動作させるように切り替える切替回路と、を有することを特徴としている。
このような構成によれば、交流電源、直流電源のいずれが入力されても電池パックに応じた充電電力が生成される。
請求項4に記載の発明は、請求項2または請求項3に記載の発明において、第1の接続手段は、第1の端子および第2の端子を介して交流電源と接続可能であり、第2の接続手段は、第1の端子に接続される第3の端子と、第2の端子と接続される第4の端子を介して第1の接続手段に着脱可能に接続されているとともに、直流電源と接続可能であり、第1の接続手段及び第2の接続手段には、第1の端子と第4の端子とが接続され、かつ、第2の端子と第3の端子とが接続されるのを防止するための誤接続防止手段が設けられていることを特徴としている。
このような構成によれば、第1の接続手段と第2の接続手段とは常に正しい極性の状態で接続される。
請求項5に記載の発明は、請求項1、請求項3または請求項4のいずれか一項に記載の発明において、切替回路は、リレーコイルを備えたリレースイッチであり、入力電圧判別回路は、リレーコイルに直列に接続された定電圧ダイオードを有し、切替回路は、入力電圧の所定電圧値に対する大小に応じて充電電力制御回路のうちの1つを動作させるように切り替えることを特徴としている。
このような構成によれば、定電圧ダイオードに印加される電圧が動作電圧を超えると、リレースイッチが切り替わり、動作する充電電力制御回路が選択されるため、入力電圧に拘わらず電池パックに応じた充電電力が生成される。
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の発明において、接続手段は電気的及び構造的に充電回路から着脱可能であることを特徴としている。
このような構成によれば、接続手段は必要に応じて着脱される。
請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の発明において、充電装置は、充電装置の外形を形成する外枠を有し、外枠の一部に接続手段もしくは第2の接続手段を収納する収納部を有することを特徴としている。
このような構成によれば、接続手段もしくは第2の接続手段は、不要な際に収納部に収納される。
請求項8に記載の発明は、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の発明において、収納部を開閉可能に覆うカバーをさらに有することを特徴としている。
このような構成によれば、収納部に接続手段または第2の接続手段が収納された際には、カバーによって覆われることになる。
請求項1の構成によると、充電装置は、交流電源および直流電源のどちらとでも、1種類の接続手段を用いて接続可能である。また、交流電源と接続されているか直流電源と接続されているかは、入力電圧判別回路により自動的に判別することが可能である。入力電圧判別回路が判別した結果に基づき、動作させる充電電力制御回路を切り替えることによって、交流電源および直流電源のいずれを用いても電池パックに適した充電電力での充電が可能になる。
請求項2の構成によると、第1の接続手段に第2の接続手段を着脱することによって、交流直流共用の接続手段とすることができ、交流電源および直流電源のいずれを用いても1種類の接続手段によって電池パックを充電することができる。
請求項3の構成によると、請求項2による効果に加え、交流電源と接続されているか直流電源と接続されているかを、入力電圧判別回路により自動的に判別することが可能である。入力電圧判別回路が判別した結果に基づき、動作させる充電電力制御回路を切り替えることによって、交流電源および直流電源のいずれを用いても電池パックに適した充電電力での充電が可能になる。
請求項4の構成によると、請求項2または請求項3による効果に加え、交流電源用の第1の接続手段に直流電源用の第2の接続手段を接続する際に、極性を逆に接続することを防止できる。
請求項5の構成によると、請求項1、請求項3または請求項4のいずれかによる効果に加え、電源からの入力電圧が定電圧ダイオードの動作電圧を超えた場合にリレーコイルに電圧が印加され、その結果リレースイッチが切り替わるので、交流電源または直流電源のそれぞれに応じた充電電力制御回路を動作させるようにすることが可能になる。
請求項6の構成によると、請求項1から請求項5のいずれかによる効果に加え、接続手段が取り付けられたまま保管する場合に比べて保管時の充電装置の大きさを小型化することが可能になる。また、収納時や搬送時に接続手段と充電回路との接続部分に力が加わって故障するといった不具合を防止することができる。さらに、作業者が接続手段に絡まって転倒や怪我をするなどといった危険も防止できる。
請求項7の構成によると、請求項1から請求項6のいずれかの効果に加え、接続手段または第2の接続手段を収納部に収納した状態で保管、搬送などができる。これによって、保管に要する場所がさらに縮小可能であると共に、搬送時の接続部の故障もさらに確実に防止することが可能である。また、取り外した接続手段の紛失や置忘れを防止することもできる。
請求項8の構成によると、請求項7の効果に加え、収納された接続部を衝撃やほこりなどから保護することが可能である。
以上のように、本発明によれば、2種類以上の電源に対してそれぞれ電源コードを設けるために起こる煩雑さや、電源コードに絡んで転倒・怪我が起こる危険をなくすことができるとともに、充電装置から外した電源コードの紛失や置忘れなどを防止することが可能になる。
本発明の第1の実施の形態による充電装置について、図1〜図6を参照しながら説明する。図1〜図4に示すように、充電装置1は、電池パック2を着脱可能に搭載する本体200と、本体200に着脱可能に接続され、電源と接続して給電を受けるための電源コード100とで構成されている。
本体200は、電池パック2を充電するための充電回路を搭載した回路基板3を収納する、上ケース4と下ケース5とからなる外枠を有している。上ケース4には、電池パック2を電気的に接続するためのターミナルアダプタ91と、構造的に着脱可能に取り付けるためのガイドレール16と、電源コード100を収納するための収納部17が設けられている。収納部17には、カバー18が開閉可能に取り付けられている。下ケース5には、回路基板3が設けられている。図2に示すように、上ケース4と下ケース5との合わせ部の矢視A部分には、回路基板3に電気的に接続されるとともに電源コード100を接続するための雌形コネクタ9が狭持固定されている。電池パック2は、矢印71の方向にガイドレール16上を滑らせることによって着脱可能となっている。
電源コード100は、交流電源に接続可能な交流電源コード110と、交流電源コード110の先端部に着脱可能に接続される直流電源に接続可能な直流電源プラグ120とで構成されている。交流電源コード110は、交流電源プラグ6、雄形コネクタ7およびコード8を備えている。電源プラグ6は、交流電源プラグ刃10及び交流電源プラグ刃80を備えており、図示しない商用電源用コンセントに交流電源プラグ刃10及び交流電源プラグ刃80を差し込むことにより、商用電源に電気的及び構造的に着脱可能に接続される。雄形コネクタ7は、本体200の雌形コネクタ9に電気的及び構造的に着脱可能に接続される。コード8は、雄形コネクタ7と交流電源プラグ6とを構造的及び電気的に接続している。電源コード100の未使用時に収納部17に収納する際には、コード8を結束部材38で束ねるようにしてもよい。
直流電源プラグ120は、把持コネクタ11及び把持コネクタ81と、それらにそれぞれ接続された直流電源端子12および直流電源端子82を備え、先端部13を図示しない直流電源の接続端子と接続することによって直流電源端子12、82によって直流電源と電気的に接続されるアダプタである。また、直流電源プラグ120は、把持コネクタ11が交流電源プラグ刃10を把持し、把持コネクタ81が交流電源プラグ刃10を把持することによって交流電源コード110と構造的及び電気的に着脱可能に接続される。さらに、図1のB−B線における断面図である図3に示すように、交流電源プラグ6には凸部14が設けられているとともに、直流電源プラグ120内部の交流電源プラグ6の差し込み部85には凹部15が設けられており、互いに係合するように構成されることにより直流電源が充電装置1に逆極性に接続できないようになっている。
図5は、第1の実施の形態による充電装置1の回路ブロック図である。図5に示すように、充電装置1は、商用電源などの交流電源19および自動車などの直流電源20と電源コード100を介して接続されて給電されることにより、電池パック2を充電する装置である。
充電装置1は、電源コード100、1次側整流平滑回路60、切替回路23、電圧判別回路21、第1スイッチング制御回路24、第2スイッチング制御回路25、高周波トランス31、平滑回路29、切替回路50、電池電圧検出回路36、充電電流検出回路44、電池温度検出回路38、識別抵抗検出回路37、電池電圧設定回路45、定電流・定電圧制御回路43、マイコン35を備えている。
1次側整流平滑回路60は、全波整流回路62と平滑コンデンサ61とで構成され、入力された交流を整流および平滑して出力する。切替回路23は、リレーコイル26とスイッチ261とで構成されるリレースイッチであり、リレーコイル26に電圧が印加されていない状態ではスイッチ261はNC接点側に接続され、リレーコイル26に電圧が印加されるとスイッチ261はNO接点側に接続が切り替わる構成である。
電圧判別回路21は、切替回路23のリレーコイル26に直列に接続されており、抵抗211、ツェナダイオード22、ダイオード213が互いに直列に接続された構成である。電源コード100を介して入力された電圧がツェナダイオード22にツェナ電圧Vzdを超える電圧を印加していない場合、すなわち図6に示すように、1次側整流平滑回路60から切替回路23および電圧判別回路21への入力電圧が電圧Von以下の場合には、電圧判別回路21は導通しないのでリレーコイル26には電圧が印加されず、スイッチ261はNC接点側に接続されている。入力電圧が電圧Vonを超える場合には、ツェナダイオード22にツェナ電圧Vzdを超える電圧が印加され、電圧判別回路21が導通状態になることによりリレーコイル26に電圧が印加されるため、スイッチ261はNO接点側に接続される。
例えば、商用電源の100ボルトの入力電圧が入力された場合、ツェナダイオード22にツェナ電圧を超える電圧が印加されるように切替回路23および電圧判別回路21を構成しておくと、スイッチ261はNO接点側に接続される。自動車用の直流電源の12ボルト、または24ボルト等の入力電圧が印加された場合、ツェナダイオード22にツェナ電圧以下の電圧が印加されるようにすれば、スイッチ261はNC接点側に接続される。このような動作により、電圧判別回路21は、入力が交流であるか直流であるかを判別している。ここで、例えばツェナ電圧Vzdは30ボルトに設定することができる。なお、スイッチ261がNO接点側に接続されている時には、第1スイッチング制御回路24側に電力伝送経路が導通され、NC接点側に接続されている時には、第2スイッチング制御回路25側に電力伝送経路が導通される。
高周波トランス31は、巻線311、313、315、317、319を有している。巻線311の入力側は切替回路23のNO接点に接続され、出力側はFET32のドレインに接続されている。巻線313の入力側は切替回路23のNO接点および第1スイッチング制御回路24に接続され、出力側は第1スイッチング制御回路24に接続されている。巻線315の入力側は切替回路23のNC接点に接続され、出力側はFET33のドレインに接続されている。
FET32は、上述のようにドレインが巻線311に接続され、ゲートは第1スイッチング制御回路24に接続され、ソースは基準電位に接続されているスイッチング素子である。FET32は、第1スイッチング制御回路24により駆動パルス幅を制御されることによって巻線311への入力電圧をスイッチングし、巻線317、319の出力電圧を調整する。
FET33は、上述のようにドレインが巻線315に接続され、ゲートは第2スイッチング制御回路25に接続され、ソースは基準電位に接続されているスイッチング素子である。FET33は、第2スイッチング制御回路25により駆動パルス幅を制御されることによって巻線315への入力電圧をスイッチングし、巻線317、319の出力電圧を調整する。
巻線317は、平滑回路29に接続されている。巻線317から出力され平滑回路29で平滑された出力は、切替回路50を介して電池パック2を充電する電力として出力される。巻線319は平滑回路30に接続され、平滑回路30の出力側には定電圧回路34が接続されている。定電圧回路34は、巻線319から出力され平滑回路30で平滑された出力電圧を所定の値に調整し、マイコン35を駆動するための電圧Vccを出力する。
マイコン35は、電池電圧検出回路36、識別抵抗検出回路37、電池温度検出回路38、充電停止回路39の出力、および交流電源19または直流電源20からの入力電圧に基づいて電流電圧設定回路45、ファンモータ駆動回路41、表示回路42を制御する。
電池温度検出回路38は、電池パック2のサーミスタ47の抵抗値に基づいた信号を、接続端子LSを介して電池パック2から伝達されることによりマイコン35に出力し、マイコン35は、入力された信号から電池パック2の素電池の温度を検出する。識別抵抗検出回路37は、電池パック2の識別抵抗46の抵抗値に基づいた信号をマイコン35に出力し、マイコン35は、入力された信号から電池種、素電池数を判定する。マイコン35は、電池温度検出回路38により検出された電池温度、および識別抵抗検出回路37により検出された電池種および素電池数に基づいて充電電流と充電電圧の設定値を決定し、電流電圧設定回路45に出力する。
電流電圧設定回路45は、電池パック2への充電電流と充電電圧の設定値をマイコン35の出力に基づいて設定する。電池電圧検出回路36は、充電装置1で電池パック2を充電する際の電池電圧を検出する。充電電流検出回路44は、電池パック2への充電電流が図示しないシャント抵抗に流れることにより発生する電圧を検出する。
定電流/定電圧制御回路43は、電池電圧検出回路36、充電電流検出回路44、電流電圧設定回路45の出力、および交流電源19または直流電源20の入力電圧に基づいて、第1スイッチング制御回路24がFET32を制御するための信号または第2スイッチング制御回路25がFET33を制御するための信号を出力する。
切替回路50は、マイコン35からの出力信号に基づき、充電装置1と電池パック2の充電経路の導通、非導通を切替える。
また、充電装置1は、充電停止回路39、ファンモータ駆動回路41、ファンモータ40、フォトカプラ27、28、表示回路42をさらに有している。充電停止回路39は、電池パック2の保護IC48の過充電検出回路481により過充電が検出され、過充電信号伝達スイッチ49と電池温度端子LSを介して過充電信号が出力された場合、マイコン35に信号を出力し、マイコン35からフォトカプラ27を介して第1スイッチング制御回路24に充電停止信号を出力し、もしくはフォトカプラ28を介して第2スイッチング制御回路25に充電停止信号を出力する。
ファンモータ40は、電池パック2を冷却するために設けられており、ファンモータ駆動回路41は、マイコン35からの信号によりファンモータ40を駆動制御する。表示回路42は、LEDからなる表示手段であり、電池パック2の充電状態や該直流電源20の入力状態を表示する。
上記のように構成される充電装置1により充電される電池パック2は、素電池511を直列に接続した素電池組51、保護IC48、充電時の過昇温を防止するサーマルプロテクタ52、電池種と素電池511の数を識別させるための夫々異なる抵抗値を有する識別抵抗46、電圧Vccの電源電圧を電池温度端子LSに出力せしめる過充電信号伝達スイッチ49、サーミスタ47を備え、図示するように夫々対応する端子(+、−、T、LS、LD)で充電装置1と接続されている。
保護IC48は、過充電検出回路481と過放電過電流検出回路483とを有している。過充電検出回路481は、電池組51が過充電であることを検出すると、過充電信号伝達スイッチ49をオンさせる信号を出力する。過放電過電流検出回路483は、電池組51が過放電または過電流状態であることを検出すると端子LDに所定の信号を出力する。
次に、第1の実施の形態による充電装置1の動作を説明する。商用電源などの交流電源19を充電装置1に接続する場合には、電源コード100から直流電源プラグ120を外した状態の電源コード110の雄形コネクタ7を本体200の雌形コネクタ9に差し込んで、電源コード110と充電装置1とを電気的に接続する。また、電源コード110の交流電源プラグ6を交流電源19のコンセントなどに差し込んで、電源コード110と交流電源19とを電気的に接続する。
充電装置1と交流電源19とが電源コード110を介して接続され交流電圧が入力されると、1次側整流平滑回路60により交流が整流かつ平滑され、切替回路23を介して電圧判別回路21に入力される。上述のように、入力電圧が電圧Vonを超えた時点でツェナダイオード22に印加される電圧が動作電圧Vzdを超えるため、ツェナダイオード22が導通状態となる。このとき、切替回路23のリレーコイル26に電圧Vc(on)以上の電圧が印加されて、スイッチ261の接点がNC端子からNO端子に切替わり、交流電源用の制御回路である第1スイッチング制御回路24に導通が切替わってスイッチング動作を開始する。
第1スイッチング制御回路24がFET32によりスイッチング動作を開始すると、まず巻線311が動作することにより、巻線313、317、319に電圧が発生する。巻線319に発生した電圧は、平滑回路30を介して平滑され定電圧回路34に出力される。定電圧回路34は、入力された電圧を制御し、マイコン35の電源である電圧Vccを生成する。生成された電圧Vccがマイコン35に入力されて動作を開始すると、定電流/定電圧制御回路43からの信号により第1スイッチング制御回路24はFET32のオンオフ動作を所定のタイミングに制御する。このようにFET32が制御されることにより巻線311が動作を制御され、巻線311の動作により巻線317および巻線319に所定の出力電圧を発生させ、平滑回路29、平滑回路30の出力が所定値に制御される。一方巻線313に所定電力が発生すると、以降第1スイッチング制御回路24は巻線313に発生する電力によって給電されて動作する。
一方、自動車などの直流電源を用いる場合には、直流電源プラグ120を接続した状態の電源コード100の雄形コネクタ7を本体200の雌形コネクタ9に差し込んで、電源コード100と充電装置1とを電気的に接続する。また、電源コード100の先端部13を直流電源20に差し込むことによって、直流電源20と電源コード100とを電気的に接続する。
充電装置1と直流電源20とが電源コード100を介して接続され直流電圧が入力されると、1次側整流平滑回路60、切替回路23を介して電圧判別回路21に入力される。上述のように、入力電圧が電圧Vonを超えるまではツェナダイオード22に印加される電圧は動作電圧Vzdを超えないため、リレーコイル26には電圧が印加されず動作しない。このため、スイッチ216の接点はNC接点に接続されたままであり、第2スイッチング制御回路25が導通する。第2スイッチング制御回路25がFET33のスイッチング動作を開始すると、巻線315によって巻線317及び巻線319に電圧が発生する。巻線317に発生する電圧は平滑回路29に出力され、平滑回路29は入力電圧を平滑して出力する。平滑回路30は、巻線317の出力電圧を平滑して定電圧回路34に出力し、定電圧回路34は、入力された電圧を制御して電圧Vccを生成する。
マイコン35が、電圧Vccが入力されることによって動作を開始すると、定電流/定電圧制御回路43からの信号により第2スイッチング制御回路25はFET33のオンオフ動作を所定のタイミングに制御する。このようにFET33が制御されることにより巻線315が動作を制御されて巻線317および巻線319に所定の出力電圧を発生させ、平滑回路29、平滑回路30の出力が所定値に制御される。
以下の動作は、交流電源19および直流電源20のいずれが接続される場合にも共通の動作となる。電池パック2が充電装置1のガイドレール16に差し込まれると、電池温度検出回路38は電池パック2のサーミスタ47の抵抗値に基づいた電圧を検出し、電池温度検出回路38からマイコン35に検出値が出力されて電池温度を検出する。また、識別抵抗検出回路37は、識別抵抗46の抵抗値に基づいた電圧を検出し、識別抵抗検出回路37からマイコン35に出力されて電池種・素電池数の判定を行う。
このとき、電池パック2が高温であれば、マイコン35は表示回路42を高温表示(充電中であれば充電完了表示)にし、電池温度が下がるまで待機する。また、電池パック2が高温でないと判定したら、電流電圧設定回路45は、識別抵抗検出回路37の出力に基づいて最適な設定値を選択する。具体的には、電源からの入力電圧を、例えば1次側整流平滑回路60の出力電圧を検出することによりマイコン35に入力し(図示せず)、マイコン35はいずれの電源から給電されているかを認識する。マイコン35は、直流電源20から給電されたと判別した場合は、商用電源19から給電されたと判別された場合と比較して充電電流を低くする。これは直流電源20の能力に合わせた充電を行うという意味で重要な制御である。また、素電池数が多いほど充電電流を小さくすれば、電源回路の高効率化が図れるとともに、電池パック2の寿命向上が図れる。
次に、マイコン35は表示回路42を充電中表示にし、切替回路50を導通状態に切替え、先にマイコン35により選択および設定された所定の電流電圧設定値で充電を開始する。
また、マイコン35により検出された直流電源20の電圧が所定範囲を外れていた場合には異常と判断し、切替回路50を非導通にするとともに表示回路42を電源異常表示にする。これは直流電源20が所定値よりも低い電圧の時には電池パック2への充電を禁止するようにすることにより、例えば直流電源20が自動車内の電池である場合などに、電池の放電を抑制する機能となる。
次いで、マイコン35は満充電検出処理を行う。満充電検出には周知の如く種々の方法があるが、例えば電池パック2がニカド電池であるなら、充電末期のピーク電圧から所定量降下したことにより検出する−ΔV検出、充電時における所定時間当りの電池温度上昇率(温度勾配)が急激に上昇する時点を検出するΔT/Δt検出法等の、一つないし複数の満充電検出法を用いて行えばよい。
電池パック2がリチウムイオン電池であるなら、公知の一般的な定電圧/定電流制御で、素電池の充電電圧が所定の電圧値(例えば4.2V)以上にならないように制御すればよい。
上記の方法で電池パック2が満充電と検出されると、充電停止回路39は切替回路50を非導通とし、表示回路42を充電完了表示にして充電が完了する。
以上説明したように、第1の実施の形態による充電装置1によれば、充電装置本体200に着脱可能で、直流電源プラグ120を着脱することによって交流電源19および直流電源20のいずれとも構造的かつ電気的に接続可能な共用の電源コード100を用いることにより、交流電源および直流電源のいずれからでも給電を受けることより、電池パック2を充電することができる。交流電源コード110に直流電源プラグ120を接続する際には、凸部14と凹部15とを係合するように嵌め込むため、逆極性に接続されることが防止できる。
また、電源コード100を用いて接続される交流電源19または直流電源20は、電圧判別回路21によって入力電圧が所定電圧よりも低いか高いかをツェナダイオード22の動作によって検出することにより判別が可能である。また、交流電源19および直流電源20のいずれが接続された場合にも、ユーザは何も操作することなく充電装置1内部で対応する充電制御回路が選択されて駆動し、電池パック2に応じた充電電力での充電が行われる。
電源コード100が本体200に対して着脱可能であることにより、未使用時には電源コード100を外しておくことができ、作業者がコードに絡まって転倒や怪我をするのを防止できる。また、外した電源コード100を収納部17に収納することができるので、持ち運びがしやすく、保管時の省スペース化、電源コード100の本体との間の接続部の保護、紛失や置忘れの防止などの効果がある。さらに収納部17にはカバー18が設けられており、電源コード100をチリやほこりから守ったり、収納時に電源コード100が本体200から脱落するのを防止したりすることができる。
さらに、電源コード100を1本備えることにより、交流電源および直流電源のいずれからでも給電可能なので、構成が複雑化することを回避できるとともに使い勝手も向上される。
なお、第1の実施の形態による充電装置1において、電源コード100は本発明の接続手段に相当し、充電装置1の回路基板3に備えられた回路構成が充電回路に相当し、電圧判別回路21は入力電圧判別回路に相当し、1次側整流平滑回路60、巻線311〜317、FET32、FET33および平滑回路29は充電電力生成回路に相当し、第1スイッチング制御回路24及び第2スイッチング制御回路25は、充電電力制御回路に相当し、切替回路32が本発明の切替回路に相当する。電源コード110は第1の接続手段に相当し、直流電源プラグ120は第2の接続手段に相当する。端子10が第1の端子、端子80が第2の端子とすれば、端子11が第3の端子、端子81が第4の端子に相当する。凸部14と凹部15とは、誤接続防止手段に相当する。上ケース504は、本発明の外枠に相当する。
次に、第2の実施の形態による充電装置300について、図7および図8を参照しながら説明する。第2の実施の形態による充電装置300において、第1の実施の形態による充電装置1と同様の構成については同一番号を付し詳細説明を省略する。
図7および図8に示すように、第1の実施の形態による充電装置1と第2の実施の形態による充電装置300との相違は、交流電源プラグ6と、コード8と、コード接続部53よりなる電源コード420と、交流電源プラグ6に着脱可能に接続される直流電源プラグ120よりなる電源コード450が、コード接続部53により本体400に固定接続されていること、及び、本体400の上ケース404に、直流電源プラグ120のみを収納する収納部417が設けられ、収納部417に開閉可能にカバー418が設けられていることである。その他の構成、動作は第1の実施の形態と同様である。
充電装置300を交流電源に接続する際には、電源コード450から直流電源プラグ120を取り外し、交流電源プラグ6を交流電源に接続する。直流電源に接続する際は、直流電源プラグ120を接続した状態の電源コード450を用いて直流電源プラグ120を直流電源に接続する。充電装置300は、充電装置1と同様の動作で電池パック2を充電する。
以上のような構成の第2の実施の形態による充電装置300によれば、1本の電源コード450によって、交流電源および直流電源のいずれからでも給電を受けることにより電池パック2を充電することができる。直流電源から給電を受ける際には、電源コード420の先端に直流電源プラグ120を接続するようにすればよく、使い勝手がよい。充電装置300の未使用時及び交流電源を使用する際には、収納部417に直流電源プラグ120を収納することができる。よって、直流電源プラグ120を紛失したり置き忘れたりすることを防止することが可能である。
第2の実施の形態による充電装置300において、交流電源用の電源コード420が本体400に固定接続されていたが、直流電源用の電源コードを本体400に固定接続し、交流電源用の電源プラグを直流電源用の電源コードに着脱可能に接続するようにしてもよい。
なお、第2の実施の形態による充電装置300において、電源コード450が本発明の接続手段に相当し、電源コード420が第1の接続手段に相当し、直流電源プラグ120が第2の接続手段に相当する。
本発明による充電装置は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、充電装置における回路の具体的な構成は上記に限定されず、同様の機能及び動作を有するものであれば別の素子や構成を用いてもよい。電源コードについても、同様の機能を有するものであれば、本発明の範囲である。
本発明の充電装置は、電動工具等の電源となる電池パックの充電に利用が可能である。
1:充電装置 2:電池パック 6:交流電源プラグ、7:雄形コネクタ 8:コード 9:雌形コネクタ、120:直流電源プラグ 17:収納部 18:カバー 19:交流電源 20:直流電源 21:電圧検出回路 22:ツェナダイオード 23:切替回路 24:第1スイッチング制御回路 25:第2スイッチング制御回路 26:リレーコイル 31:高周波トランス 35:マイコン 39:充電停止回路 50:切替回路 53:コード接続部
Claims (8)
- 交流電源および直流電源のいずれとも電気的及び構造的に接続可能な交流直流共用の接続手段と、
前記接続手段を介して電力を入力されることにより電池パックを充電する充電回路と、を備え、
前記充電回路は、
前記接続手段を介して前記交流電源および前記直流電源のいずれかから入力される入力電圧を判別する入力電圧判別回路と、
前記入力電圧を入力されることによって電池パックを充電するための充電電力を生成する充電電力生成回路と、
前記入力電圧判別回路で判別した入力電圧に応じて、前記電池パックを充電するための所望の充電電力を生成させるように前記充電電力生成回路を制御する、少なくとも2つの充電電力制御回路と、
前記入力電圧判別回路で判別した入力電圧に応じて、前記少なくとも2つの充電電力制御回路のうちの1つを動作させるように切り替える切替回路と、
を有することを特徴とする充電装置。 - 交流電源および直流電源のいずれかと電気的及び構造的に接続可能な第1の接続手段と、
前記第1の接続手段に着脱可能に接続され、前記第1の接続手段が直接接続不可能な交流電源および直流電源のいずれかに接続可能にする第2の接続手段と、
により構成される交流直流共用の接続手段と、
前記第1の接続手段、または前記第1の接続手段及び前記第2の接続手段を介して電力を供給されることにより、電池パックに応じた所望の充電電力を生成し、前記電池パックを充電する充電回路と、
を有することを特徴とする充電装置。 - 前記充電回路は、
前記第1の接続手段、または前記第1の接続手段及び前記第2の接続手段を介して前記交流電源および前記直流電源のいずれかから入力される入力電圧を判別する入力電圧判別回路と、
前記入力電圧を入力されることによって前記電池パックを充電するための充電電力を生成する充電電力生成回路と、
前記入力電圧判別回路で判別した入力電圧に応じて、前記電池パックを充電するための所望の充電電力を生成するように前記充電電力生成回路を制御する、少なくとも2つの充電電力制御回路と、
前記入力電圧判別回路で判別した入力電圧に応じて、前記少なくとも2つの充電電力制御回路のうちの1つを動作させるように切り替える切替回路と、
を有することを特徴とする請求項2に記載の充電装置。 - 前記第1の接続手段は、第1の端子および第2の端子を介して交流電源と接続可能であり、
前記第2の接続手段は、前記第1の端子に接続される第3の端子と、前記第2の端子と接続される第4の端子と介して前記第1の接続手段に着脱可能に接続されているとともに、直流電源と接続可能であり、
前記第1の接続手段及び前記第2の接続手段には、前記第1の端子と前記第4の端子とが接続され、かつ、前記第2の端子と前記第3の端子とが接続されるのを防止するための誤接続防止手段が設けられていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の充電装置。 - 前記切替回路は、リレーコイルを備えたリレースイッチであり、
前記入力電圧判別回路は、前記リレーコイルに直列に接続された定電圧ダイオードを有し、
前記切替回路は、前記入力電圧の所定電圧値に対する大小に応じて充電電力制御回路のうちの1つを動作させるように切り替えることを特徴とする請求項1、請求項3または請求項4のいずれか一項に記載の充電装置。 - 前記接続手段は電気的及び構造的に前記充電回路から着脱可能であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の充電装置。
- 前記充電装置は、前記充電装置の外形を形成する外枠を有し、
前記外枠の一部に前記接続手段もしくは前記第2の接続手段を収納する収納部を有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の充電装置。 - 前記収納部を開閉可能に覆うカバーをさらに有することを特徴とする請求項7に記載の充電装置。
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