JP2010197002A - 板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブ、アルミニウム製熱交換器及び板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブの製造方法 - Google Patents

板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブ、アルミニウム製熱交換器及び板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブの製造方法 Download PDF

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福元敦志
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Abstract

【課題】犠牲陽極材表面とろう材表面の接合部のろう付不良を低減することができる板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブを提供する。
【解決手段】アルミニウム製熱交換器用チューブ造管時の通板方向と平行ではない、したがってアルミニウム製熱交換器用チューブ造管時の通板方向と交差する方向に伸びる溝13を付けることにより中柱部等の外部に露出していない犠牲陽極材とろう材の接合部へフラックスが溝13に案内されて流入しやすくなり、ろう付け性を向上することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブ、アルミニウム製熱交換器及び板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブの製造方法に関するものであり、特にラジエータ、コンデンサなどの自動車用熱交換器のチューブ材として好適に使用されるアルミニウム合金ブレージングシートを用いた板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブ、アルミニウム製熱交換器及び板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブの製造方法に関する。
アルミニウム合金は軽量かつ高熱伝導性を備えているため、自動車用熱交換器、例えば、ラジエータ、コンデンサ、エバポレータ、ヒーター、インタークーラなどに用いられている。自動車用熱交換器は主にろう付法によって製造される。通常、ろう付はAl−Si系合金のろう材を用い、600℃程度の高温で行われる。
ろう付方法には様々あるが、非腐食性フラックスであるフッ化物系フラックスを用いて、Nガス中でろう付するNB法が一般的に用いられている。このNB法において使用されるろう材合金には、例えばJIS4343合金、JIS4045合金、JIS4047合金等のAl−Si系ろう材がある。
ろう付を用いて製造するラジエータ等のアルミニウム合金製熱交換器1は、例えば図6に示すように複数本の扁平チューブ2の間にコルゲート状に加工したフィン3を一体に形成し、該扁平チューブ2の両端はプレート4とタンク5とで構成される空間にそれぞれ開口させ、扁平チューブ2とタンク5とで冷却水の循環経路構造を形成する。ここで扁平チューブ2には、例えば図7に示すように板材6をロール成形等により、断面略B型状に加工した板折り曲げ式のB型チューブ2が用いられることがある。
B型チューブ2を用いた場合、図8に示すように、犠牲陽極材7表面の外部に露出していない領域7bとろう材8表面の外部に露出していない領域8bとの接合部9が存在する場合がある。その様に組み合わせた熱交換器部品に粉体のフラックスを付着させる場合には、B型チューブ2の幅方向内部の外部に露出していない領域7b、8bまでフラックスを流入させることはできず、フラックスが付着しない。
そのため、犠牲陽極材表面7の外部に露出していない領域7bとろう材表面8の外部に露出していない領域8bとの接合部9はフラックスが不足し、これがろう付け不良を引き起こす要因となっている。
特許文献1には一対のプレートの間にインナーフィンを配置し、プレートとインナーフィンをろう付け接合すると共に、一対のプレートの外周縁部をろう付け接合して偏平状のチューブを形成してなるアルミニウム合金製熱交換器に関し、チューブ内側に、フラックスを保持するための溝を形成し、少なくとも溝部分においては、部品搬送中にフラックスが脱落することを防止できる様にしてろう付け不良を防止できるろう付け用プレートが開示された。
特開2000−141028号公報
前述の特許文献1は、一対のプレートの間にインナーフィンを配置し、プレートとインナーフィンをろう付け接合するために予め塗布されたフラックスが部品搬送中に脱落することを防止するものである。
したがってインナーフィンを有さず、組み立ててからフラックスを塗布するタイプのアルミニウム製熱交換器のろう付、特にB型チューブを用いた熱交換器のろう付けにおいて、中柱ろう付け部等の外部に露出していない犠牲陽極材表面とろう材表面との接合部のろう付不良を抑制する対策とはならない。
本発明は、この問題点を解消するべく行われたものであって、外部に露出していない犠牲陽極材表面とろう材表面の接合部のろう付不良を低減することができる板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブ、アルミニウム製熱交換器及び板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブの製造方法を提供することを目的とするものである。
本発明者らは上記課題について研究した結果、特定の合金組成を有する犠牲陽極材およびアルミニウム合金ブレージングシートからなり、犠牲陽極材表面及びろう材表面の少なくともいずれか一方に特定の溝を有するチューブがその目的に適合することを見出し、これに基づき本発明をなすに至った。
すなわち本発明の板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブは、Al−Mn系合金またはAl−Mn−Cu系合金を心材とし、一方の面にSi:2〜4%(質量%、以下同じ)、Zn:2〜8%を含有し、残部Alと不可避的不純物からなるアルミニウム合金犠牲陽極材をクラッドし、もう一方の面にAl−Si系またはAl−Si−Zn系合金ろう材をクラッドしたアルミニウム合金ブレージングシートを折り曲げて、ろう材表面と犠牲陽極材表面との接合部をろう付けで接合してなり、犠牲陽極材表面及びろう材表面の少なくともいずれか一方に、チューブ造管時の通板方向と平行でない溝を有することを特徴とする。
前記犠牲陽極材が、更にMn:1.8%以下、Ti:0.25%以下、Zr:0.25%以下のうち1種または2種を含有しても良い。
前記溝を、その表面開口部の幅を0.5mm以下とし、深さを20μm以下とし、かつ5本/cm以上の間隔で設けるのがよい。
本発明の板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブを用いてアルミニウム製熱交換器を構成することができる。
また本発明の板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブの製造方法は、ろう材表面と犠牲陽極材表面との接合部を有し、その接合部が外部に露出していないろう付けで接合される板折り曲げ式チューブを用い、Al−Mn系合金またはAl−Mn−Cu系合金を心材とし、一方の面にSi:2〜4%、Zn:2〜8%を含有し、残部Alと不可避的不純物からなるアルミニウム合金犠牲陽極材をクラッドし、もう一方の面にAl−Si系またはAl−Si−Zn系合金ろう材をクラッドしたアルミニウム合金ブレージングシートを用い、犠牲陽極材表面及びろう材表面の少なくともいずれか一方の面に、表面開口部の幅が0.5mm以下であり、深さ20μm以下でかつ5本/cm以上の間隔でチューブ造管時の通板方向と平行でない溝を設けることを特徴とする。
本発明の板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブ、アルミニウム製熱交換器及び板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブの製造方法によれば、板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブの外部に露出していない犠牲陽極材表面とろう材表面の接合部のろう付不良を低減することができる。その結果、熱交換器のろう付において、ろう付の不良率低減を図ることができ、更に耐食性にも優れた熱交換器の製造が可能となる。
(a)本発明の板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブの好ましい実施の態様の平面模式図、(b)本発明の板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブの好ましい実施の態様の他の平面模式図、(c)比較例の板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブの平面模式図、(d)他の比較例の板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブの平面模式図 (a)本発明の板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブの好ましい実施の態様の部分断面模式図、(b)本発明の板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブの好ましい実施の態様の他の部分断面模式図 本発明の実施例で用いた試験用TPの部分斜視図 本発明の実施例で用いた試験用TPの斜視図 (a)本発明の実施例で用いた試験用TPの断面図、(b)本発明の実施例で用いた試験用TPの他の断面図 アルミニウム合金製熱交換器の分解斜視図 アルミニウム合金製熱交換器の部分分解斜視図 アルミニウム合金製熱交換器の部分断面図
本発明の板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブの好ましい実施の態様について、詳細に説明する。
本発明の板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブ2は、図1(a)(b)若しくは図2(a)(b)に示す様にブレージングシート10のろう材8表面11及び犠牲陽極材7表面12の少なくともいずれか一方に、アルミニウム製熱交換器用チューブ2造管時の通板方向と平行でない各種溝13を有することを特徴とする。
図1に示すブレージングシート10の犠牲陽極材7表面若しくはろう材8表面における溝加工の態様は図1(a)に示す犠牲陽極材7表面12a又はろう材8表面11aがアルミニウム製熱交換器用チューブ2造管時の通板方向と90°方向に相当し、図1(b)に示す犠牲陽極材7表面12b又はろう材8表面11bがアルミニウム製熱交換器用チューブ2造管時の通板方向と45°方向に相当する。
この様にアルミニウム製熱交換器用チューブ2造管時の通板方向と平行ではない、したがってアルミニウム製熱交換器用チューブ2造管時の通板方向と交差する方向に伸びる溝13を付けることにより中柱部14等の外部に露出していない犠牲陽極材7とろう材8の接合部9へフラックスが溝13に案内されて流入しやすくなり、ろう付け性を向上することができる。ここで中柱部14とは、図7及び図8に示される様に、ブレージングシート10から板折り曲げ式でアルミニウム製熱交換器用チューブ2を形成する際に、外部に開放されない一対の中空部の境界部として一対の中空部の中間位置に形成される部分である。
溝13がアルミニウム製熱交換器用チューブ2造管時の通板方向と平行であると中柱部14等の外部に露出していない犠牲陽極材7とろう材8の接合部9へフラックスが流入する効果が得られない。溝13がアルミニウム製熱交換器用チューブ2造管時の通板方向と平行でなければフラックス流入効果を得られる。しかし、溝13は好ましくはアルミニウム製熱交換器用チューブ2造管時の通板方向と90°方向に交差する方向に伸びる溝13とするのがより好ましい。
アルミニウム製熱交換器用チューブ2造管時の通板方向と90°方向に交差する方向に伸びる溝13とすることによって、溝13とアウターフィン3とが交差する点を最小にすることができる。その様に、溝13とアウターフィン3とが交差する点を最小にすることによって、溝13とアウターフィン3とが交差する点が多すぎる場合に外部のフィレット形成にフラックスの多くが使われてしまい内側のフィレット形成に寄与しにくいという問題を解消することができる。
なお溝13の加工はブレージングシート10の圧延工程、アルミニウム製熱交換器用チューブ2の造管工程のどちらで行っても良い。また、溝13の加工の方法はロール加工、プレス加工等があるが、特に制限されるものではない。また、アルミニウム製熱交換器用チューブ2の接合形状に応じて溝13の長さ、溝13を付ける位置を変えても良い。
次に本発明の板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブ2に使用されるアルミニウム合金犠牲陽極材の成分元素の添加理由および添加範囲について説明する。
Si:Siは融点を低下させ、ろう付け性を向上する効果を有する。Siの含有量は、2〜4%の範囲であり、2%未満ではその効果が小さく、4%を超えると融点が低くなり過ぎて溶融してしまい犠牲陽極材としての機能が低下する。
Zn:Znは犠牲陽極材の電位を卑にし心材との電位差を大きくして耐食性を向上する効果を有する。Znの含有量は2%〜8%の範囲であり、2%未満ではその効果が小さく、8%以上では電位が卑になり過ぎて犠牲陽極材が早期に損耗し、耐食性が低下する。
Mn:Mnは強度を高めるとともに耐食性を向上する効果を有する。Mnの含有量は1.8%以下であり、1.8%を越えると鋳造時に粗大な初晶AlMn化合物を生成し、加工性の低下、耐食性の低下をまねく。好ましい範囲は0.5〜1.5%である。
Ti:Tiは板厚方向で濃度の高い領域と低い領域とが交互に分布し、濃度の低い層が優先的に腐食するため、層状の腐食形態となり、板厚方向への孔食の進行を抑制する効果を有する。Tiの含有量は0.25%以下であり、0.25%を越えると鋳造時に粗大な初晶AlTi化合物を生成し、加工性の低下、耐食性の低下をまねく。好ましい範囲は、0.1〜0.2%である。
Zr:Zrは、強度を高めるとともに耐食性を向上する効果を有する。Zrの含有量は0.25%以下であり、0.25%を越えると鋳造時に粗大な初晶AlZr化合物を生成し、加工性の低下、耐食性の低下をまねく。好ましい範囲は、0.05〜0.15%である。
犠牲陽極材のクラッド厚さは特に限定されるものではないが、好ましい範囲は20μm〜60μmである。
心材はAl−Mn系合金、Al−Mn−Cu系合金を用いるが、必要に応じてSi、Mg,Ti、Zrを添加しても良い。
ろう材はAl−Si系合金、Al−Si−Zn系合金を用いるが、必要に応じてMn、Fe,Ti、Zrを添加しても良い。ろう材のクラッド厚さは特に限定されるものではないが、好ましい範囲は20μm〜60μmである。
犠牲陽極材7表面はアルミニウム製熱交換器用チューブ2の外部側、内部側に限定されるものではなく、ラジエータ、ヒータ等の内部耐食性を要する場合は内部側を犠牲陽極材7表面とし、コンデンサ、エバポレータ等の外部耐食性を要する場合は外気側を犠牲陽極材7表面とすれば良い。
溝13は、図2に示す様にその表面開口部の幅wが0.5mm以下であり、深さdが20μm以下でかつ5本/cm以上の間隔で設けられるのがよい。
5本/cm未満では中柱部14へフラックスが流入する効果が小さく、深さ20μmを越えるとフラックスのみではなく、ろうも多量に流動するため心材にエロージョンが発生して耐食性が低下する。
表面開口部の幅が0.5mmを越えると毛細管力が働きにくくなる結果フラックスが流動しにくくなり中柱部14へフラックスが流入する効果を得られないためろう付け性が低下する。
次に、本発明を実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はこれに制限されるものではない。
表1に示す組成をもつ犠牲陽極材とJIS4045合金ろう材をそれぞれ金型鋳造により鋳造して、各々両面を面削して仕上げ、450℃にて熱間圧延により9mmの厚さまで圧延した。次に、心材としてJIS3003合金を金型鋳造により鋳造し、600℃×3hの均質化処理を実施し、その後面削して仕上げ、42mm厚とした。その後、心材の片面に15%のクラッド率で犠牲陽極材を、もう一方の面に15%のクラッド率でろう材を組み合わせて、450℃にて熱間圧延により圧着して、3mmの3層クラッドのブレージングシート10とした。その後、冷間圧延を行い、0.4mmの板材とした後に350℃×3hの中間焼鈍を行い、再度冷間圧延を行い板厚0.3mmのH14調質材とした。

Figure 2010197002
次に、前記作製した板材を供試材とし、ろう付性、耐食性の評価を以下に示す方法で行った。
(1) ろう付性:
特には溝加工を施さない図1(d)に示す平板サンプルd及び図1(a)(b)(c)に示すように、0.3mmのブレージングシート10のろう材8表面にプレス加工により各種溝13を形成させた平板サンプル11a、b、cを作製した。なお、ろう材8表面における溝加工の態様として図1(c)に示す通板方向と90°方向及び図1(b)に示す通板方向と45°方向以外に図1(c)に示すろう材8表面12がアルミニウム製熱交換器用チューブ2造管時の通板方向と0°方向、すなわち平行に相当するものを用意した。
また犠牲陽極材7表面12にプレス加工により各種溝13を形成した図3に示す外形のW字型折り曲げサンプル10a及び特には溝加工を施さない0.3mmのブレージングシート10を用いてなる図3に示す外形のW字型折り曲げサンプル10aを作製した。なお犠牲陽極材7表面における溝加工の態様として図1(a)に示す通板方向と90°方向及び図1(b)に示す通板方向と45°方向以外に図1(c)に示す犠牲陽極材7表面12cの溝13がアルミニウム製熱交換器用チューブ2造管時の通板方向と0°方向、すなわち平行である場合に相当するものを用意した。
その後、図4に示す様に平板サンプル11a、b、c、d及びW字型折り曲げサンプル10a(12a〜d)とを種々組み合わせ、さらにコルゲート成形した3003合金のフィン3とを組み合わせることで、ろう付試験用TP15を作製した。その際、図5(a)(b)に示す様に平板サンプル11a、b、c、dはW字型に折り曲げたサンプル10a(12a〜d)と接合する面をろう材8に、一方、W字型折り曲げサンプル10a(12a〜d)は平板サンプル11a、b、c、dと接合する面を犠牲陽極材7とした。また、フィン3と接合するサンプルはいずれもフィン3と接合する面をろう材8とした。その様に作製したろう付試験用TP15には、W字型に折り曲げたサンプル10a(12a〜d)の犠牲陽極材7と平板サンプル11a、b、c、dのろう材8とによって囲まれ、両端部のみが外部に開放された領域20が形成される。
図5(a)に示す様に領域20内側に付着しない様にろう付試験用TP15の外部側からフッ化物フラックスの粉体16を5g/mを付着させ、窒素ガス雰囲気中の加熱炉で250℃の温度で10min保持後、590℃の温度で3min保持のろう付けを行った。
以上の様にして外部側からのフッ化物フラックスの付着を行うことによって、図5(a)に示す様にろう付試験用TP15において、犠牲陽極材7とろう材8とによって囲まれた領域20における犠牲陽極材7とろう材8とには直接フッ化物フラックスは付着しない。
その後、図5(b)に示す平板サンプル11a、b、c、dとW字型折り曲げサンプル10a(12a〜d)の外部に露出していない領域20における犠牲陽極材7とろう材8との接合部のフィレット17の形成状態を評価した。評価のための試験は繰返し3回行い、3回の平均値で評価した。ろう付け性の評価は、フィレット17にろう切れがほとんどない接合率95%以上のものを「◎」、接合率が85%以上で95%未満のものを「○」、70%以上で85%未満のもの、あるいは接合率は85%以上で95%未満だが心材にエロージョンが発生したものを「△」、フィレット17の接合率が70%未満のものをろう付性が不十分「×」とした。
(2) 耐食性評価:
590℃の温度で3min保持のろう付加熱後、犠牲陽極材の耐食性を評価するため、犠牲陽極材7表面を露出させ、端面およびろう材8表面をシールしたサンプルを作製した。
外気側を想定した耐食性の評価は単板でCASS試験(JIS H8681)500hを実施した後に、犠牲陽極材7表面から光学顕微鏡を用いて焦点深度法により孔食深さを測定した。最大孔食深さが150μm未満のものは外部耐食性が良好「○」、150μm以上のものは外部耐食性が不十分「×」とした。
また、内部側を想定した耐食性の評価はASTM規格液(Cl、SO 2−、HCO を各100ppm)にCu2+を10ppm添加した水溶液を用い、88℃の温度で8h浸漬、室温で16hの浸漬のサイクルを30日間行った後に犠牲陽極材7表面から光学顕微鏡を用いて焦点深度法により孔食深さを測定した。最大孔食深さが150μm未満のものは内部耐食性が良好「○」、150μm以上のものは内部耐食性が不十分「×」とした。
以上のろう付け性の評価結果を表2に、耐食性の評価結果を表3に示した。
Figure 2010197002
Figure 2010197002
表2から明らかなように、本発明例である試験材No.1〜19はフィレット17の形成状態は良好である。特に犠牲陽極材7表面及びろう材8表面のいずれか一方にアルミニウム製熱交換器用チューブ2造管時の通板方向と90°方向に溝13を設けた場合に相当する試験材No.1、4、5、9、11、15、18、19はろう付け性に優れていた。
それに対して、犠牲陽極材7表面及びろう材8表面のいずれか一方にアルミニウム製熱交換器用チューブ2造管時の通板方向と45°方向に溝13を設けた場合に相当する試験材No.20,21はろう付け性にやや優れた。犠牲陽極材7表面にアルミニウム製熱交換器用チューブ2造管時の通板方向と45°方向に溝13を設けた場合に相当する試験材No.22は溝が深いため高い接合率は得られたものの溝が深いことに起因して溝に沿って心材にエロージョンが発生してしまった。ろう材8表面にアルミニウム製熱交換器用チューブ2造管時の通板方向と45°方向に相当する幅が0.5mmを超える0.7mmである溝を設けた試験材No.23はろう付け性にやや優れるという結果であった。
犠牲陽極材7表面及びろう材8表面のいずれか一方にアルミニウム製熱交換器用チューブ2造管時の通板方向と平行な方向に溝13を設けた場合に相当する比較例である試験材No.24、25は溝による内部へのフラックス流入効果が得られずろう付け性が不十分であった。また、犠牲陽極材7表面にアルミニウム製熱交換器用チューブ2造管時の通板方向と90°方向に溝13を設けた場合に相当する試験材No.26は溝によるフラックス流入効果は得られたが比較ブレージングシートHを用いて犠牲陽極材のSi量が2%未満であり少ないためにろう付け性向上効果が得られなかった。
表3から明らかなように、本発明例である試験材No.25〜31は外気側耐食性、内部耐食性のいずれも優れていた。一方、比較例である試験材No.32は耐食性は優れているものの、前述した様にろう付け性に劣るため、本発明の目的を達成出来ない。また、比較ブレージングシートIを用いたNO.33はSi量が4%を超えて5%であり多いため犠牲陽極材が溶融してしまい、耐食性が低下した。No.34はZn量が少ないために犠牲陽極効果が得られず耐食性に劣り、No.35はZn量が多すぎて犠牲陽極材が早期に損耗し耐食性に劣った。No.36〜38はMn,Ti,Zrの量が多いため粗大な金属間化合物が存在し、耐食性に劣った。
1・・・アルミニウム合金製熱交換器、2・・・アルミニウム製熱交換器用チューブ、3・・・アウターフィン、7・・・犠牲陽極材、8・・・ろう材、9・・・接合部、10・・・ブレージングシート、11a、b、c、d・・・平板サンプル、10a(12a〜d)・・・W字型折り曲げサンプル、13・・・溝、
15・・・ろう付試験用TP、17・・・フィレット。

Claims (5)

  1. Al−Mn系合金またはAl−Mn−Cu系合金を心材とし、一方の面にSi:2〜4%、Zn:2〜8%(質量%、以下同じ)を含有し、残部Alと不可避的不純物からなるアルミニウム合金犠牲陽極材をクラッドし、もう一方の面にAl−Si系またはAl−Si−Zn系合金ろう材をクラッドしたアルミニウム合金ブレージングシートを折り曲げて、ろう材8表面と犠牲陽極材表面との接合部をろう付けで接合してなり、犠牲陽極材表面及びろう材8表面の少なくともいずれか一方に、アルミニウム製熱交換器用チューブ造管時の通板方向と平行でない溝を有することを特徴とする板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブ。
  2. 前記犠牲陽極材が、更にMn:1.8%以下、Ti:0.25%以下、Zr:0.25%以下のうち1種または2種を含有することを特徴とする請求項1記載の板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブ。
  3. 前記溝が、その表面開口部の幅が0.5mm以下であり、深さ20μm以下でかつ5本/cm以上の間隔で設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブ。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載の板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブを用いてなることを特徴とするアルミニウム製熱交換器。
  5. ろう材表面と犠牲陽極材表面との接合部を有し、その接合部が外部に露出していないろう付けで接合される板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブを用い、Al−Mn系合金またはAl−Mn−Cu系合金を心材とし、一方の面にSi:2〜4%、Zn:2〜8%を含有し、残部Alと不可避的不純物からなるアルミニウム合金犠牲陽極材をクラッドし、もう一方の面にAl−Si系またはAl−Si−Zn系合金ろう材をクラッドしたアルミニウム合金ブレージングシートを用い、犠牲陽極材表面及びろう材表面の少なくともいずれか一方の面に、表面開口部の幅が0.5mm以下であり、深さ20μm以下でかつ5本/cm以上の間隔でアルミニウム製熱交換器用チューブ造管時の通板方向と平行でない溝を設けることを特徴とする板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブの製造方法。
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