JP2010189104A - 用紙集積装置、用紙後処理装置及び画像形成システム - Google Patents

用紙集積装置、用紙後処理装置及び画像形成システム Download PDF

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正明 内山
Hiroyuki Wakabayashi
裕之 若林
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Abstract

【課題】用紙の高速搬送に対応可能であり、集積された用紙のずれやジャムを起こすことがない用紙集積装置を提供する。
【解決手段】傾斜して配置され、用紙を支持する用紙支持台33B(33A)と該用紙支持台の上部に配置され、互いに接触・離間可能な一対のローラ37B(37A),32A(32B)からなる排紙手段及び、用紙を案内する用紙案内部を有する案内手段38A(38B,38C,38D)、を備え、前記案内手段は、前記用紙案内部上にある用紙を前記一対のローラの一方の用紙搬送面に接触させない第1位置と、該第1位置から退避した第2位置とに変位する。
【選択図】図6

Description

本発明は、複数枚の用紙を集積した後に排出する用紙集積装置、用紙後処理装置及び画像形成システムに関する。
画像形成装置で画像が形成された用紙に対する後処理を行う用紙後処理装置においては、複数枚の用紙を集積する用紙集積装置が用いられる。
特許文献1においては、ステープルユニットの上流に配置され、ステープル処理の前段階の処理として、2枚の用紙を集積する搬送部を備えた用紙後処理装置が開示されている。
特開平11−157741号公報
特許文献1では2枚の用紙を集積しているが、特許文献1のように少数枚の用紙を集積する場合にも、用紙の搬送方向の整合を良くするには、搬送方向に傾斜した支持台を有する用紙集積部が優れている。即ち、傾斜した支持台上で用紙を落下させることにより、搬送方向の整合が自動的に行われるので、用紙が高精度に整合されて集積される。
しかしながら、傾斜した支持台を有する用紙集積部では、問題があることが判明した。この問題を、図1、2を用いて説明する。
用紙後処理装置等には、傾斜して配置された用紙集積部30が設けられている。用紙集積部30には、用紙Sが矢印W1で示すように導入される。用紙導入時は、従動ローラ32と駆動ローラ37とは離間しており、用紙Sは従動ローラ32と駆動ローラ37間の間隙をすり抜けて矢印W3のように左上方に進行する。その後、用紙Sは矢印W2のように用紙集積部30上を落下し、用紙下端が停止部材41に突き当たって停止する。用紙Sを用紙集積部30から排出するときは、従動ローラ32が下降して、ローラ32、37が用紙Sをニップし、駆動ローラ37が回転して用紙Sを矢印W3のように左上方に搬送して排出する。このような用紙集積部30における用紙の導入から排出までの過程において、ローラ32、37は排紙時にのみ用紙搬送を行うので、排紙時にのみ回転すればよい。しかしながら、導入時に停止し、排紙時に回転するという繰り返し動作を行った場合、搬送手段を構成する部材の起動・停止を正確に行うことが困難になり、搬送の安定性が低下するという問題がある。特に、高速化。高生産性化を図る場合に、装置が対応できなくなるという問題がある。このために、駆動ローラである駆動ローラ37を常時回転させる構成が採られる。即ち、駆動ローラ37は矢印W4のように常時回転する。用紙の導入時には、用紙Sはローラ32と駆動ローラ37間の間隙をすり抜けて駆動ローラ37の回転により用紙Sが搬送されることがないことが必要である。即ち、用紙の導入時に、用紙Sが矢印W3のように駆動ローラ37により搬送されて排出されてしまうことがないことが必要である。しかしながら、図2(a)に示されるように用紙Sが駆動ローラ37に接触するので、実際上は離間したローラ間の間隙を通過する用紙に対する駆動ローラ37の搬送作用が働いて、導入時に用紙が排出されてしまう場合がある。
これを回避するために、図2に示すように、用紙Sが駆動ローラ37に接触するのを避ける案内部材38が設けられる。即ち、案内部材38の用紙案内面は駆動ローラ37の周面よりも若干高く形成され、用紙Sは駆動ローラ37に接触しないので、図2(b)に示されるように、用紙Sが駆動ローラ37により搬送されることはない。
排紙時は、ローラ32が降下して、用紙Sを駆動ローラ37に接触させる。即ち、図2(c)の状態となり、用紙Sは駆動ローラ37により搬送されて排出される。しかしながら、図2(c)の状態では用紙Sに対して案内部材38の摩擦抵抗が作用する。この案内部材38の摩擦抵抗により、ジャムの発生や、複数枚用紙が搬送方向に不揃いになる等の問題が生ずる。
本発明は、用紙集積部における前記に説明した問題を解決し、用紙の高速搬送が可能であり、且つ、ジャムの発生や、複数枚用紙の搬送方向のずれを起こすことがない用紙集積装置、用紙後処理装置及び画像形成システムを提供することを目的とする。
前記目的は下記の発明により達成される。
1.傾斜して配置され、用紙を支持する用紙支持台
該用紙支持台の上部に配置され、互いに接触・離間可能な一対のローラからなる排紙手段及び、
用紙を案内する用紙案内部を有する案内手段、を備え、
前記案内手段は、前記用紙案内部上にある用紙を前記一対のローラの一方の用紙搬送面に接触させない第1位置と、該第1位置から退避した第2位置とに変位することを特徴とする用紙集積装置。
2.前記案内手段は、前記用紙案内部が前記用紙搬送面よりも高い前記第1位置と、前記用紙案内部が前記用紙搬送面と同一又はより低い前記第2位置とに変位することを特徴とする前記1に記載の用紙集積装置。
3.前記用紙案内部は、前記一対のローラが互いに離間したときに、前記第1位置に位置し、前記一対のローラが互いに接触したときに、前記第2位置に位置するように前記案内手段が作動することを特徴とする前記1又は前記2に記載の用紙集積装置。
4.前記用紙案内部は、前記一対のローラが用紙を介して接触するときに、該用紙により押されて前記第2位置に退避することを特徴とする前記3に記載の用紙集積装置。
5.前記案内手段を前記第2位置に退避させる変位手段を有することを特徴とする前記1〜3のいずれか1項に記載の用紙集積装置。
6.前記一対のローラの他方は、前記変位手段を構成することを特徴とする前記5に記載の用紙集積装置。
7.前記1〜6のいずれか1項に記載の用紙集積装置を有することを特徴とする用紙後処理装置。
8.前記用紙集積装置の用紙搬送方向下流に設けられたシフト手段を有し、該シフト手段の切換時に、前記用紙集積装置が用紙を集積することを特徴とする前記7に記載の用紙後処理装置。
9.画像形成装置及び前記7又は前記8に記載の用紙後処理装置を有することを特徴とする画像形成システム。
本発明においては、排紙手段を構成するローラの用紙搬送面に用紙を接触させない第1位置と、該第1位置から退避した第2位置とに変位する用紙案内部を有する案内手段により用紙を案内している。したがって、用紙が前記排紙手段により、排紙時以外に排紙されることが防止され、且つ、集積用紙を円滑に排出し、用紙集積部における用紙の高速処理が可能となる。
用紙集積装置における問題を説明するための図である。 用紙集積装置における問題を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成システムを示す図である。 本発明の実施の形態に係る用後処理装置の正面断面図である。 本発明の実施の形態に係る用紙集積装置の正面図である。 本発明の実施の形態に係る用紙集積装置の要部を示す図である。 本発明の実施の形態に係る用紙集積装置の要部の動作を示す図である。
以下に本発明を本発明の実施の形態に基づいて説明するが、本発明は該実施の形態に限られない。
図3は本発明の実施の形態に係る画像形成システムの全体構成を示す図である。
画像形成装置Aは、回転する感光体1を有し、更に、感光体1の周囲に配置された帯電手段2、像露光手段3、現像手段4、転写手段5A、除電手段5B、分離爪5C、及びクリーニング手段6を有する。帯電手段2によって感光体1の表面に一様帯電を行った後に、像露光手段3のレーザビームによって原稿から読み取られた画像データに基づく露光走査を行って潜像を形成し、該潜像を現像手段4により反転現像して感光体1の表面にトナー像を形成する。
一方、給紙手段7Aから給紙された画像記録用紙(以下、用紙と称す)Sは転写位置へ送られる。転写位置において転写手段5Aにより前記トナー像が用紙S上に転写される。その後に、用紙Sは除電手段5Bにより裏面の電荷が消去され、分離爪5Cにより感光体1から分離され、中間搬送部7Bにより搬送され、引き続き定着手段8により加熱定着され、排紙ローラ7Cにより排出される。
なお、用紙Sの片面に画像形成を行う場合には、搬送路切り替え板7Dが破線の状態に切り替えられている。
また、感光体1の画像処理後の表面は、分離爪5Cの下流においてクリーニング手段6により表面に残留している現像剤が除去され、次の画像形成に備える。
一方、用紙Sの両面に画像形成を行う場合には、搬送路切り替え板7Dを実線の状態に切り替えることにより、定着手段8により定着処理された用紙Sは下方に搬送され、反転搬送手段7Eにおいてスイッチバックして表裏反転される。表裏反転された用紙Sに転写位置において新たなトナー像が裏面に転写される。その後、用紙Sは上記と同工程で定着処理され、破線の状態に切り替えた搬送路切り替え板7Dを通過した後、排紙ローラ7Cにより排出される。
後述するシフト処理や綴じ処理を行うときには、搬送路切り替え板7Dを実線の状態に切り替え、定着手段8により定着処理された用紙Sを下方に搬送し、反転搬送手段7Eにおいてスイッチバックして表裏反転し排紙ローラ7Cにより排出する。
いずれの状態であっても、排紙ローラ7Cから排出された用紙Sは、用紙後処理装置Cに送り込まれる。
なお、画像形成装置Aの上部前面側には、画像形成モード、用紙後処理モードを選択して設定する操作部9が配置されており、画像形成装置Aの上部には、原稿移動型読み取り方式の自動原稿送り装置を備えた画像読み取り装置Bが設置されている。
画像形成装置Aから用紙後処理装置Cの導入口10に導入された用紙Sは搬送切替部材12の切り替えにより第1搬送路13若しくは第2搬送路14に案内され、第1搬送路13に案内された用紙Sは、後処理されることなく、固定排紙皿50に排紙され、第2搬送路14に案内された用紙Sは後述するシフト処理や綴じ処理が施されて昇降排紙皿304に排紙される。また、第2搬送路14に案内された用紙Sを後処理なしで昇降排紙皿304に排紙するモードも用意されている。
用紙集積部30上の用紙Sは排紙ローラ302により昇降排紙皿304に排紙される。また、綴じ処理は用紙集積部30に集積された用紙Sに対してステープラ40(綴じ処理手段)により行われ、綴じ処理後の用紙Sは用紙集積部30を押し上げられて昇降排紙皿304に排紙される。305は昇降排紙皿304に排出された用紙Sをシフト処理する整合部材である。
幅方向の端部に配置された2枚の整合部材305により、昇降排紙皿304上で用紙Sをシフト処理するシフト手段が構成される。
次に、用紙後処理装置Cの構成を説明する。
図4の用紙後処理装置C全体の正面図に示す如く、用紙後処理装置Cには、第1搬送路13、第2搬送路14、用紙集積部30及びステープラ40等が設けられている。用紙集積部30、及びステープラ40を構成するステープラユニット401,402は支持板40A,40A’に取り付けられて、挿脱可能なユニットに構成され、支持部40B,40Cにより用紙後処理装置の枠体に取り付けられている。
用紙集積部30を図4、5に基づいて説明する。
図5は用紙集積部30の正面図である。図において、例えば、規制部材360(361)のように、括弧の外及び内に数値が併記されている部材は用紙の搬送方向に直角な幅方向に並列して設けられた複数部材を示す。
用紙集積部30は、傾斜した用紙支持台を構成する支持板33A、33B、プーリ39,391に張架されたタイミングベルト34、第1の停止部材411、第2の停止部材41及び規制部材360、361等で構成されている。プーリ391はモータM6により駆動され回転し、タイミングベルト34を駆動する。第1の停止部材411はモータ(図示せず)により駆動されて起立位置と倒伏位置とに回転可能に支持板40A,40A’の枠体に取り付けられている。一方、第2の停止部材41はタイミングベルト34に固定されている。
プーリ39は回転可能な軸37Cに固定されている。
用紙集積部30の幅方向両側には、幅方向の位置を規制する規制部材360、361が設けられていて、用紙Sの側縁を規制する。
駆動ローラ37A、37Bに対向して従動ローラ32A、32Bが設けられている。従動ローラ32Aは駆動ローラ37Aに対向し、従動ローラ32Bは駆動ローラ37Bに対向する。従動ローラ32Aと駆動ローラ37A及び従動ローラ32Bと駆動ローラ37Bとは、それぞれ一対のローラを構成し、該一対のローラが用紙集積部30から用紙Sを排出する排紙手段を構成する。
図5において、回転可能な支持部材311には、ソレノイド31が固定されるとともに、支持レバー314が回転自在に設けられている。支持レバー314には、従動ローラ32A、32Bの軸が支持されている。支持レバー314にソレノイド31のプランジャ315が結合されている。31Sはプランジャ315を押し出し方向(左方向)に付勢するコイルバネである。また、支持レバー314は、軸313で支持部材311に回転自在に支持され、プランジャ315の作動に応じて回転する。ソレノイド31のオフでは、プランジャ315がコイルバネ31Sにより押されて左方向に移動しており、従動ローラ32A、32Bはそれぞれ駆動ローラ37A、37Bに接触する。ソレノイド31のオンにより、プランジャ315が右方に移動して、従動ローラ32A、32Bがそれぞれ実線位置に変位し、駆動ローラ37A、37Bから離間する。
以上の構成を有する用紙後処理装置Cの動作を説明する。
用紙後処理装置Cにおける用紙の搬送・処理モードとしては、次のものがある。
a.非処理モード
第1の搬送路13を経て固定排紙皿50に用紙Sを排出する。
少数枚の用紙Sを後処理なしで排出するモードである。
b.非処理モード
第2の搬送路14を経て排紙ローラ302により昇降排紙皿304に用紙Sを排出する。
昇降排紙皿304は用紙の量に応じて下降し、昇降排紙皿304上の用紙Sの面は常に一定の高さに維持される。
用紙Sは排紙ローラR4により第2の搬送路14から用紙集積部30に排出され、用紙集積部30から従動ローラ32A、32Bと駆動ローラ37A、37Bとにより搬送され、更に、排紙ローラ302により排出される。
c.シフト処理モード
用紙Sは排紙ローラR4により第2の搬送路14から用紙集積部30に排出され、用紙集積部30から従動ローラ32A、32Bと駆動ローラ37A、37Bとにより搬送され、更に、排紙ローラ302により排出される。シフト処理は規制部材360、361により行われるとともに、整合板305により更に整合される。
シフト処理モードにおいては、次に説明するように、1シフト単位の次のシフト単位に移行する際に用紙Sは用紙集積部30に集積される。
即ち、整合部材305を移動させて、幅方向の用紙集積位置を切り換えるのに所定長さの時間を要する。この切換時間において、搬送される用紙Sを用紙後処理装置C内に待機させるために、用紙集積部30に用紙Sが集積される。
この集積においては、排紙ローラR4から用紙集積部30に排出された用紙Sは停止部材411で突き当たって停止する。
シフト処理においては、2枚又は3枚の用紙が用紙集積部30に集積される。集積された用紙Sは駆動ローラ37A、37Bと従動ローラ32A、32Bとにより搬送され。昇降排紙304に排出される。
d.ステープルモード
用紙後処理装置Cに送られた用紙Sは用紙集積部30に、ステープル単位を構成する枚数集積される。この場合は、用紙Sは停止部材41に突き当たって停止する。用紙Sの1枚が用紙集積部30に導入される毎に規制部材360、361が作動して用紙を整合する。設定枚数の用紙が集積された段階で、ステープラ40が作動して用紙Sを綴じる。
綴じ処理された用紙Sの束は、停止部材41により用紙集積部30上を左上方に押し上げられて昇降排紙皿304に排出される。昇降排紙皿304への排紙において、支持部材311が回転して、従動ローラ32A、32Bが駆動ローラ37A、37Bから大きく離れるとともに、排紙ローラ302の上ローラは点線のように上方に変位し、用紙Sの束は、離間した排紙ローラ302の間隙を通過して排出される。
シフト処理モードにおいては、前記に説明したように、整合部材305の切換のために、2枚又は3枚の用紙Sが用紙集積部30上に集積され、集積された複数枚の用紙Sが排紙される。
このようなシフト処理における用紙集積部30の動作について、図5〜7を参照して説明する。
図6は、用紙集積部30に用紙を導入し、また、用紙集積部から用紙を排出する要部を示し、図7は用紙集積部30に用紙を導入し、また、用紙集積部から用紙を排出する前記要部の動作を示す図である。
駆動ローラ37Aの幅方向の両側に案内部材38A、38Bが配置され、駆動ローラ37Bの幅方向両側に案内部材38C、38Dが配置される。案内部材38A〜38Dは用紙導入時に用紙を案内する案内手段を構成し、摩擦抵抗の低い材料、例えば、POM(ポリアセタール樹脂)からなる。案内部材38A〜38Dは図6に矢印で示す時計方向に回転するようにバネ(図示せず)により付勢されている。案内部材38A〜38の顎軸37Cに当接しており、案内部材38A〜38Dは図6に示される状態に係止されている。図6に示される状態において、案内部材38A〜38Dの用紙案内部381A〜381Dの用紙案内面の高さ(第1の位置)は、駆動ローラ37A、37Bの用紙搬送面の高さよりも0.5mm程度高い。
駆動ローラ37A、37Aは、以下に説明する用紙導入段階及び排紙段階を通じて常時回転している。
排紙ローラR4から用紙Sが排出される用紙導入段階及び排紙ローラR4を用紙Sの後端が抜けて、用紙Sが支持板33A、33B上を落下する用紙導入段階では、ソレノイド31がオンしており、従動ローラ32A、32Bと駆動ローラ37A、37Bとは互いに離間している。即ち、従動ローラ32A、32Bは図6の実線で示す位置にある。
用紙Sは、駆動ローラ37A、37Bには接触せず、案内部材38A〜38Dにより案内されて走行する。したがって、用紙導入時に、用紙Sが駆動ローラ37A、37Bにより搬送されて排出されることはない。
用紙Sを用紙集積部30から排出する排紙段階では、ソレノイド31がオフすることにより、従動ローラ32A、32Bが鎖線で示す位置に移動して駆動ローラ37A、37Bに接触する。従動ローラ32A、32Bの変位により、図7(b)に示されるように、用紙Sは、駆動ローラ37A、37Bに接触する。また、図7(b)に示されるように、案内部材38A〜38Dは用紙Sに押されて、これらの用紙案内面が駆動ローラ37A、37Bの用紙搬送面と同一高さ(第2の位置)になる退避位置に変位する。
図7(b)の状態で用紙Sは駆動ローラ37A、37Bと従動ローラ32A、32Bとによりニップされた搬送され、用紙集積部30から排出される。
図6の矢印で示される方向に回転している駆動ローラ37A、37Bにより用紙Sが搬送・排出される。この排紙動作において、案内部材38A〜38Dは退避にあるので、用紙Sに対して搬送抵抗として作用することはない。
したがって、用紙Sの搬送・排出は円滑に行われ、ジャムの発生や複数枚用紙の整合崩れが起こるが防止される。
以上説明した実施の形態においては、案内手段を退避させる変位手段として従動ローラ32A、32Bを用いており、案内手段を従動ローラ32A、32Bで押すことにより退避させている。しかしながら、排紙段階において、案内手段を退避位置に変位させる変位手段を別に設け、別に設けられた該変位手段により案内手段の用紙案内面を排紙手段の用紙搬送面の高さ以下に変位させてもよい。また、本実施の形態においては、用紙の排紙段階で案内部材38A〜38Dが、用紙Sを介して駆動ローラ37A、37Bの用紙搬送面と同一高さに位置されるように構成しているが、用紙案内部381A〜381Dの用紙案内面の高さが駆動ローラ37A、37Bに用紙を接触させない第1位置よりも低くなって、実質的に用紙の排紙に影響を及ぼさない範囲であれば、多少は用紙搬送面より上方に位置するように構成されるものであっても良い。
A 画像形成装置
C 用紙後処理装置
30 用紙集積部
33A,33B 支持板
34 タイミングベルト
40 ステープラ
32A、32B 従動ローラ
37A、37B 駆動ローラ
38A〜38D 案内部材

Claims (9)

  1. 傾斜して配置され、用紙を支持する用紙支持台
    該用紙支持台の上部に配置され、互いに接触・離間可能な一対のローラからなる排紙手段及び、
    用紙を案内する用紙案内部を有する案内手段、を備え、
    前記案内手段は、前記用紙案内部上にある用紙を前記一対のローラの一方の用紙搬送面に接触させない第1位置と、該第1位置から退避した第2位置とに変位することを特徴とする用紙集積装置。
  2. 前記案内手段は、前記用紙案内部が前記用紙搬送面よりも高い前記第1位置と、前記用紙案内部が前記用紙搬送面と同一又はより低い前記第2位置とに変位することを特徴とする請求項1に記載の用紙集積装置。
  3. 前記用紙案内部は、前記一対のローラが互いに離間したときに、前記第1位置に位置し、前記一対のローラが互いに接触したときに、前記第2位置に位置するように前記案内手段が作動することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の用紙集積装置。
  4. 前記用紙案内部は、前記一対のローラが用紙を介して接触するときに、該用紙により押されて前記第2位置に退避することを特徴とする請求項3に記載の用紙集積装置。
  5. 前記案内手段を前記第2位置に退避させる変位手段を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の用紙集積装置。
  6. 前記一対のローラの他方は、前記変位手段を構成することを特徴とする請求項5に記載の用紙集積装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の用紙集積装置を有することを特徴とする用紙後処理装置。
  8. 前記用紙集積装置の用紙搬送方向下流に設けられたシフト手段を有し、該シフト手段の切換時に、前記用紙集積装置が用紙を集積することを特徴とする請求項7に記載の用紙後処理装置。
  9. 画像形成装置及び請求項7又は請求項8に記載の用紙後処理装置を有することを特徴とする画像形成システム。
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