JP2010187984A - 医療用針装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】注射針を突出した状態で確実に保持するとともにその状態の解除が容易にでき、しかも注射針を安全に収納できる医療用針装置を提供する。
【解決手段】先端に注射針11が装着され、後端にチューブ40が被嵌された針基部70と、穿刺位置から収納位置まで前後にスライド可能な状態で針基部70に外挿されるとともに、翼部21,22が結合され内方で針基部70を支持する鞘部80と、穿刺位置及び収納位置にて、鞘部80の針基部70に対する位置規制機構を備える医療用針装置であって、穿刺位置の位置規制機構は、鞘部80に嵌め込まれた別体の、環状リブ91を有するロック部材90と、針基部70に形成された後部ストッパー71からなり、収納位置の位置規制機構は、鞘部80形成された係止部81と、針基部70の前部70bに形成された前部ストッパー72からなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、輸液や輸血、体外血液循環等の処置の際に使用され、粘着テープを介して患者の皮膚上に固定される翼部を有する医療用針装置に関するものである。
血液透析療法など、輸液や輸血、体外血液循環等の処置の際に使用され、粘着テープを介して患者の皮膚上に固定される翼部を有する医療用針装置が広く使用されている。
医療用針装置は、例えば、図17に示すように、先端部10aに注射針11が装着されるとともに後端10bにチューブ40が被嵌された針基部10と、針基部10に外挿されるとともに左右両側面部に一対の翼部21,22が結合され内方で針基部10を支持する略円筒状の鞘部20を備えている。翼部21,22の表面には凸条23,26と条溝24,25が形成され、翼部21,22の重ね合わせ時には、凸条23と条溝24が、また条溝25と凸条26がそれぞれ係合するようになっている。
このような医療用針装置1は、注射針11を患者の血管に穿刺して血管を確保した後、広げられた一対の翼部21,22を患者の皮膚表面に粘着テープ(図示しない)で固定して使用され、療法終了後には、注射針11を患者より抜去し、図19に示すように注射針11にキャップ30を嵌めた状態で廃棄されている。
しかしながら、使用後の医療用針装置1を一方の手で持ち、他方の手で持ったキャップ30を注射針11に嵌める際、誤ってキャップ30を持っている指に注射針11を刺してしまうことがあるので、エイズや肝炎などの感染の観点から問題である。
これに対して、図20及び21に示すような医療用針装置1が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特公平6−7861号公報
この図20及び図21に示す医療用針装置1は、先端部10aに注射針11が装着されるとともに後端10bにチューブ40が被嵌された針基部10と、注射針11を突出する穿刺位置から注射針11を収納する収納位置まで前後にスライド可能な状態で針基部10に外挿されるとともに、左右両側面部に一対の翼部51,52が結合され内方で針基部10を支持する略円筒状の鞘部50とを備える。
ここで、針基部10の先端部10aの外周には、周面方向に180°異なる位置に二つの浅い溝10cが設けられ、溝10cの先端部側及び後端部側には一段深い凹部10d,10eが設けられている。鞘部50の後端部50a内周には、二つの掛止突起50bが凸設されている。この掛止突起50bは、医療用針装置1の使用前には、針基部10の先端部10a側の凹部10dに嵌合され、医療用針装置1を使用するときには、針基部10の溝10cを通るように移動させて針基部10の後端部10b側の凹部10eに嵌合される。医療用針装置1の使用後は、掛止突起50bを再び針基部10の溝10cを通るように移動させて再び針基部10の先端部10a側の凹部10dに嵌合させる。なお、医療用針装置1の使用前に注射針11をキャップ(図示しない)で被うようにしてもよい。
特許文献1に記載されたような医療用針装置1を使用する場合、穿刺位置において鞘部50を確実に固定する必要がある。
しかしながら、その固定方法は、図21に示すように、鞘部50の後部で掛止突起50bを針基部10に設けられた凹部10eに嵌合させるだけであるので、鞘部50に不意に力が加わると掛止突起50bが凹部10eを乗り越え掛止突起50bと凹部10eとの嵌合が解除されるおそれがある。
その結果、穿刺する際に鞘部50の不意なスライドによって注射針11が医者や看護士の指に刺さる可能性は否定できず、安全性が高いとは言い難い。
これに対して、掛止突起50bの突出量を大きくしそれに嵌合する針基部10の凹部10eを深く形成すると、穿刺位置における鞘部50と針基部10との嵌合力は強くなり、注射針11を突出した状態で保持することができるが、鞘部50と針基部10との解除が容易ではなく注射針11の収納が困難となる。
そこで、本発明の目的とするところは、注射針を突出した状態で確実に保持するとともにその状態の解除が容易にでき、しかも注射針を安全に収納できる医療用針装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の医療用針装置(61,111)は、先端に注射針(11)が装着されるとともに後端にチューブ(40)が被嵌された針基部(70)と、前記注射針(11)を突出する穿刺位置から前記注射針(11)を収納する収納位置まで前後にスライド可能な状態で前記針基部(70)に外挿されるとともに、左右両側面部に一対の翼部(21,22)が結合され内方で前記針基部(70)を支持する略円筒状の鞘部(80)と、前記穿刺位置及び前記収納位置にて、前記鞘部(80)を前記針基部(70)に対して位置決め固定する位置規制機構を備える医療用針装置であって、前記穿刺位置の位置規制機構は、前記鞘部(80)の後部(80a)に嵌め込まれた別体のロック部材(90,120)と、前記針基部(70)の後部(70a)に形成され、前記ロック部材(90,120)と係合して前記ロック部材(90,120)の前方の移動を阻止する後部ストッパー(71)からなり、前記収納位置の位置規制機構は、前記鞘部(80)の後部(80a)に形成された係止部(81)と、前記針基部(70)の前部(70b)に形成され、前記係止部(81)と係合して前記鞘部(80)の前後の移動を阻止する前部ストッパー(72)からなることを特徴とする。
また、請求項2に記載の医療用針装置(61)は、前記後部ストッパー(71)は、前記針基部(70)の後部(70a)に形成された径を部分的に小さくした段差部であり、前記ロック部材(90)は、前記針基部(70)に外挿される略円筒状で前記鞘部(80)に対して前記穿刺位置では結合されるが前記収納時には分離されるとともに、その後部(90a)内周には前記後部ストッパー(71)に係合する環状リブ(91)が設けられていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の医療用針装置(61)は、前記鞘部(80)の後部(80a)外周には凸部(82,83)が形成されるとともに、前記ロック部材(90)の内周には先端から後方へ延びさらに周方向に屈曲し、前記凸部(82,83)を案内する略L字状の溝(92,93)が形成されていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の医療用針装置(61)は、前記略L字状の溝(92,93)の周方向の終端には、前記鞘部(80)に形成された凸部(82,83)を固定する段(94,95)が設けられていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の医療用針装置(61)は、前記鞘部(80)と前記ロック部材(90)は螺合されることにより嵌め込まれることを特徴とする。
また、請求項6に記載の医療用針装置(111)は、前記後部ストッパー(71)は、前記針基部(70)の後部(70a)に形成された径を部分的に小さくした段差部であり、前記ロック部材(120)は、前記鞘部(80)の後部(80a)に形成された孔(85)に対して、前記鞘部(80)の前後に垂直な方向に移動可能に挿入され、前記鞘部(80)の外径よりも大きい曲率の大円弧部(121)と、前記鞘部(80)の外径よりも小さくかつ前記後部ストッパー(71)の外径よりも大きい曲率の小円弧部(122)を有するピン片(120)であり、前記穿刺位置では、前記ピン片(120)の小円弧部(122)に前記後部ストッパー(71)を嵌合させるように前記ピン片(120)を移動させ、前記収納時には前記後部ストッパー(71)に前記ピン片(120)の大円弧部(121)を位置合わせし前記後部ストッパー(71)との嵌合を解除するように前記ピン片(120)を移動させることを特徴とする。
また、請求項7に記載の医療用針装置(111)は、前記ピン片(120)は、前記鞘部(80)に対して前記ピン片(120)を移動させるときの持ち手になる把持部(123)と、前記収納時に前記鞘部(80)に当接して、前記後部ストッパー(71)に前記ピン片(120)の大円弧部(121)を位置合わせする鍔部(124)をさらに有することを特徴とする。
また、請求項8に記載の医療用針装置(61,111)は、前記前部ストッパー(72)は、前記針基部(70)の前部(70a)に形成された径を部分的に小さくした段差部であり、前記鞘部(80)に形成された係止部(81)は、前記鞘部(80)の後部(80a)内周に設けられ、前記前部ストッパー(72)に係合する環状リブであることを特徴とする。
ここで、上記括弧内の記号は、図面および後述する発明を実施するための最良の形態に掲載された対応要素または対応事項を示す。
本発明の請求項1に記載の医療用針装置によれば、穿刺位置及び収納位置にて、鞘部を針基部に対して位置決め固定する位置規制機構を備えているので、医療用針装置の使用時及び廃棄時に注射針の前後方向の動きが規制される。
特に、使用時にはロック部材と後部ストッパーとの係合により、鞘部が針基部に対して前方へスライド移動することが阻止されるので、処置中に不意に注射針が鞘部に収納されることはない。
その結果、患者の血管に穿刺している際に誤って鞘部が針基部に対して前方にスライドして注射針で患者を傷つけたり、あるいは注射針が血管から抜けることがないので、安全に処置が行える。また、穿刺する際に鞘部の不意なスライドによって注射針が医者や看護士の指に刺さるおそれもなく安全である。
また、注射針を収納する収納位置の位置規制機構は、鞘部の後部に形成された係止部と前部ストッパーとの係合によるので、医療用針装置の廃棄時に、収納位置で鞘部を針基部に対して位置決め固定した後に再び注射針が突出することが防止され安全である。
また、請求項2に記載の医療用針装置によれば、請求項1に記載の発明の作用効果に加え、後部ストッパーは、針基部の後部に形成された径を部分的に小さくした段差部であり、ロック部材は、針基部に外挿される略円筒状で鞘部に対して穿刺位置では結合されるが収納時には分離されるとともに、その後部内周には後部ストッパーに係合する環状リブが設けられているので、段差部に環状リブが当接することでそれより前方へロック部材が移動することはないので、確実に注射針が突出した状態を保持することができる。
また、請求項3に記載の医療用針装置によれば、請求項1又は2に記載の発明の作用効果に加え、鞘部の後部外周には凸部が形成されるとともに、ロック部材の内周には先端から後方へ延びさらに周方向に屈曲し、凸部を案内する略L字状の溝が形成されているので、鞘部の針基部に対する位置決め固定は、ロック部材を周方向に回転させることにより解除されるようになっているので不意には位置決め固定が解除されることはなく、操作も容易である。
また、請求項4に記載の医療用針装置によれば、請求項3に記載の発明の作用効果に加え、略L字状の溝の周方向の終端には、鞘部に形成された凸部を固定する段が設けられているので、ロック部材が周方向へ不意に回転してしまうこともなく、より安全である。
また、請求項5に記載の医療用針装置によれば、請求項1又は2に記載の発明の作用効果に加え、鞘部とロック部材は螺合されることにより嵌め込まれるので、意識的にロック部材を回転させない限り、鞘部とロック部材が分離することはない。よって、処置中に不意に注射針が血管から抜けず、安全である。
また、請求項6に記載の医療用針装置によれば、請求項1に記載の発明の作用効果に加え、穿刺位置において、ピン片が鞘部の後部の孔に前後に垂直な方向に移動可能に挿入され、ピン片の小円弧部に後部ストッパーが嵌合しているので、針基部に対して鞘部の前後の移動が阻止される。これにより、針基部に対して鞘部の前後の移動が阻止されるので、確実に注射針を突出した状態を保持することができ、安全に処置が行える。
また、収納時には後部ストッパーにピン片の大円弧部を位置合わせするようにピン片を少し移動させるだけで、後部ストッパーと鞘部との嵌合を解除することができるので、嵌合解除方法が容易である。
また、請求項7に記載の医療用針装置によれば、請求項6に記載の発明の作用効果に加え、ピン片は、鞘部に対してピン片を移動させるときの持ち手になる把持部を有するので、ピン片の位置合わせがより容易である。
しかも、収納時に鞘部に当接して、後部ストッパーにピン片の大円弧部を位置合わせする鍔部をさらに有するので、ピン片の位置合わせが非常に容易である。つまり、実際に後部ストッパーと大円弧部との位置が合っているか否かは、鞘部が透明でない限り目視できないが、鍔部が鞘部に当接した際に後部ストッパーにピン片の大円弧部が位置合わせされていることを保証しているので、ピン片の位置合わせが非常に容易である。
また、請求項8に記載の医療用針装置によれば、請求項1に記載の発明の作用効果に加え、前部ストッパーは、針基部の前部に形成された径を部分的に小さくした段差部であり、鞘部に形成された係止部は、鞘部の後部内周に設けられ、前部ストッパーに係合する環状リブであるので、段差部と環状リブが確実に係合することができ、医療用針装置の廃棄時に、収納位置で鞘部を針基部に対して位置決め固定した後に再び注射針が針基部から突出することを防止することができ、安全である。
なお、本発明の医療用針装置のように、穿刺位置の位置規制機構が、鞘部の後部に嵌め込まれた、鞘部とは別体のロック部材と、針基部の後部に形成され前記ロック部材と係合してロック部材の前方の移動を阻止する後部ストッパーからなる点は、上述した特許文献1には全く記載されていない。
本発明の第一実施形態に係る医療用針装置で、注射針を突出した状態を示す平面図である。 図1に示す医療用針装置における針基部を示す平面図である。 図1に示す医療用針装置におけるロック部材を示す斜視図である。 図1に示す医療用針装置における鞘部を示す斜視図である。 図1に示す医療用針装置における針基部とロック部材とチューブとの関係を示す要部拡大断面図である。 図1に示す医療用針装置における鞘部とロック部材との関係を示す要部拡大断面図である。 図1に示す医療用針装置における注射針を収納した状態を示す平面図である。 図7に示す注射針を収納した状態を示す要部拡大断面図である。 本発明の第一実施形態に係る別の医療用針装置を示す平面図である。 本発明の第二実施形態に係る医療用針装置で、注射針を突出した状態を示す平面図である。 図10に示す医療用針装置における針基部を示す平面図である。 図10に示す医療用針装置におけるピン片を示す斜視図である。 図10に示す医療用針装置における鞘部を示す斜視図である。 図10に示す医療用針装置におけるピン片の小円弧部に後部ストッパーが嵌合した状態を示す斜視図である。 図10に示す医療用針装置におけるピン片の大円弧部に鞘部の外径が嵌合した状態を示す斜視図である。 図10に示す医療用針装置における注射針を収納した状態を示す平面図である。 従来例に係る医療用針装置を示す平面図である。 図17に示す医療用針装置の使用時を示す側面図である。 図17に示す医療用針装置の使用後を示す平面図である。 他の従来例に係る医療用針装置を示す横断面図である。 図20に示す医療用針装置の、注射針の突出時を示す横断面図である。
(第一実施形態)
図1乃至図8を参照して、本発明の第一実施形態に係る医療用針装置61を説明する。
この医療用針装置61は、別部品で構成された針基部70と鞘部80とロック部材90とを備えている。
針基部70は、図1及び図2に示すように、先端に注射針11が装着されるとともに後端にチューブ40が被嵌されている。
針基部70の後部70aにはロック部材90と係合する段差部71が形成されている。段差部71は、略円筒状の針基部70の外径に比べ、径が部分的に小さく形成されたものであり、ロック部材90の前方の移動を阻止する後部ストッパー71として機能する。
また、針基部70の前部にも、後述する係止部81と係合する段差部72が形成されている。段差部72は、略円筒状の針基部70の外径に比べ、径が部分的に小さく形成されたものであり、鞘部80の前後の移動を阻止する前部ストッパー72として機能する。そして、収納時における鞘部80の前後の移動をより効果的に阻止できるように、前部70bの段差部72の前後にはそれぞれ、針基部70の外周面から突出する環状リブ73,74が形成されている。
なお、針基部70はPC(ポリカーボネート)、注射針11はSUS(ステンレス鋼)、チューブ40はPVC(塩化ビニル樹脂)からそれぞれなる。
鞘部80は、図4に示すように、左右両側面部に一対の翼部21,22が結合され内方で針基部70を支持する略円筒状の部品である。鞘部80の後部80a外周の左右両側面にはそれぞれ略直方体の凸部82,83が形成されている。
そして、図8に示すように、鞘部80の後部80a内周に、前部ストッパー72に係合する係止部81として機能する環状リブ81が形成されている。
なお、環状リブ81の前後方向の長さ(厚さ)は、針基部70の前部70bに形成された段差部72の前後方向の長さよりも短い。
このような鞘部80が、図1に示すように注射針11を突出する穿刺位置から、図7に示すように注射針11を収納する収納位置まで前後にスライド可能な状態で針基部70に外挿されている。
なお、使用時には一対の翼部21,22を重ね合わせる必要があるため、鞘部80は軟質の材料であるPE(ポリエチレン)からなる。
ロック部材90は、図3に示すように、鞘部80の後部80aに嵌め込まれた、鞘部80及び針基部70とは別体の略円筒状の部品である。
その後部90a内周には後部ストッパー71に係合する環状リブ91が設けられている。この環状リブ91によりロック部材90の後部90a内周に形成される孔96の直径は、針基部70の後部70aに形成された段差部71の径よりも若干大きい。
また、ロック部材90の内周には先端から後方へ延びさらに周方向に屈曲し、鞘部80の後部80a外周に形成された凸部82,83を案内する略L字状の二つの溝92,93が、周方向に180°軸対称に形成されている。そして、溝92,93の周方向の終端には、鞘部80に形成された凸部82,83を固定する深い溝の段94,95が設けられている。
このようなロック部材90は、図5に示すように、針基部70に後方から外挿され、後部ストッパー71とロック部材90の環状リブ91が係合するようにしている。また、ロック部材90の後方からはチューブ40が針基部70に後方から被装されている。つまり、ロック部材90は、後部ストッパー71によって前方への移動が制限され、後方にはチューブ40によって移動が制限されている。なお、この状態においてロック部材90は針基部70に対して回転自在である。
そして、図6に示すように、穿刺位置において略L字状の溝92,93の周方向の終端の段94,95と、鞘部80の凸部82,83が係合した状態で、ロック部材90は鞘部80に対して結合される。
次に、以上のように構成された医療用針装置61の使用方法及び廃棄方法について説明する。
通常、図1に示すように、鞘部80の後部80aに嵌め込まれたロック部材90が、針基部70の後部70aに形成された後部ストッパー71として機能する段差部71に係合し、注射針11を突出させた穿刺位置にて、医療用針装置61は病院等に提供される。そのとき、注射針11が露出していると危険であるので、注射針11にはキャップ(図示しない)が嵌められている。
このように、鞘部80と一体化したロック部材90が段差部71に係合してロック部材90の前方の移動を阻止することにより、注射針11を突出した状態を確実に保持することができるので、安全に処置が行える。
なお、図7及び図8に示すように、鞘部80の後部80aに形成された係止部81が、針基部70の前部70bに形成された前部ストッパー72として機能する段差部72に係合し、注射針11が収納された収納位置にて提供されてもよい。
次に、使用時には、キャップ(図示しない)を注射針11から外して、一対の翼部21,22を重ね合わせた状態で把持し、注射針11を患者の血管に穿刺して血流を確保する。この際、十分な血流が確保できないならば注射針11の部分を回転し刃面向きを変える。
そして、十分な血流が得られた状態で、一対の翼部21,22を広げて両翼部21,22を患者の皮膚表面と接触させて、両翼部21,22と患者の皮膚表面を粘着テープ(図示しない)で固定する。
次に、療法終了後、注射針11を患者より抜去する。
次に、収納時には、鞘部80に対してロック部材90を回転させ、鞘部80の凸部82,83をロック部材90の溝92,93内を移動させることでロック部材90と鞘部80とを分離する。そして、針基部70に対して鞘部80を前方にスライドさせて、図7及び図8に示すように、係止部81を前部ストッパー72たる段差部72に係合し、収納位置において鞘部80内に注射針11を収納し、この医療用針装置61を廃棄する。
このような医療用針装置61によれば、穿刺位置及び収納位置にて、鞘部80を針基部70に対して位置決め固定する位置規制機構を備えているので、医療用針装置61の使用時及び廃棄時に注射針11の前後方向の動きが規制される。
特に、使用時にはロック部材90と後部ストッパー71との係合により、鞘部80が針基部70に対して前方へスライドすることが阻止されるので、処置中に不意に注射針11が鞘部80に収納されない。その結果、患者の血管に穿刺している際に誤って鞘部50が針基部10に対して前方にスライドして注射針11で患者を傷つけたり、あるいは注射針11が血管から抜けることがないので、安全に処置が行える。また、穿刺する際に鞘部50の不意なスライドによって注射針11が医者や看護士の指に刺さるおそれもなく安全である。
しかも、後部ストッパー71は針基部70の後部70aに形成された径を部分的に小さくした段差部71であり、ロック部材90の後部90a内周には段差部71に係合する環状リブ91が設けられているので、環状リブ91が段差部71に当接することでそれより前方へロック部材90が移動することはないので、確実に注射針11が突出した状態を保持することができる。
なお、段差部71と環状リブ91の当接により、鞘部80の針基部70に対する前方の移動が阻止された状態であっても、針基部70は軸方向に回転自在であるので、注射針11を突出した状態であっても、注射針11の刃面の向きを変えることができる。
それに加え、ロック部材90の内周には凸部82,83を案内する略L字状の溝92,93が形成され、溝92,93は、ロック部材90の先端から後方に延びさらに周方向に屈曲するものであるので、鞘部80の針基部70に対する位置決め固定とその解除は、意識的に行わなければならない。よって、ロック部材90と鞘部80の固定とその解除は、不意に生じることはないので安全である。
また、溝92,93の周方向の終端には、鞘部80に形成された凸部82,83を固定する段94,95が設けられているので、ロック部材90が周方向へ不意に回転してしまうこともなく、より安全である。
一方、廃棄時には、針基部70の前部70bに形成された段差部72と鞘部80に形成された係止部81が確実に係合するので、収納位置で鞘部80を針基部70に対して位置決め固定して注射針11を収納した後、注射針11が再度突出することが防止され、安全である。
なお、本実施形態では、ロック部材90の内周に略L字状の溝92,93を形成し、鞘部80の外周には凸部82,83を形成するようにしたが、ロック部材90は穿刺位置で鞘部80に嵌合する構成であればよい。よって、例えば、図9に示すように、ロック部材90の内周に雌ネジ97を形成し、鞘部80の外周にはこの雌ネジ97に対応する雄ネジ84を形成することによって、鞘部80とロック部材90を螺合させるようにして嵌め込む構造としてもよい。
また、ロック部材90の後部90a内周には環状リブ91を設けるようにしたが、これに限られるものではなく、全周のうち一部が切り欠かれた略環状のリブでもよく、また、例えばリブを三つ立設するものでもよい。すなわち、ロック部材90の内周の一部が後部ストッパー71と係合し、ロック部材90の前方へのスライドが規制される構造であればよい。
同様に、鞘部80の後部80a内周には環状リブ81を設けるようにしたが、これに限られるものではなく、全周のうち一部が切り欠かれた略環状のリブでもよく、また、例えばリブを三つ立設するものでもよい。すなわち、鞘部80の内周の一部が前部ストッパー72と係合し、鞘部80の前後へのスライドが規制される構造であればよい。
また、鞘部80の左右両側面に凸部82,83が形成されたとしたが、ロック部材90と鞘部80が係合されるならば、凸部82,83の数は限定されない。
(第二実施形態)
次に図10乃至図16を参照して、本発明の第二実施形態に係る医療用針装置111を説明する。なお、第一実施形態と同一部分には同一符号を付した。
本実施形態の第一実施形態との主な違いはロック部材の形状であり、それに伴って、鞘部80及び針基部70の、ロック部材と係合する箇所の形状が第一実施形態とは異なる。以下、特に説明しない構成要素の部分に関しては、第一実施形態と同一である。
針基部70の後部ストッパー71は、図11に示すように、針基部70の後部70aに形成された径を部分的に小さくした段差部71であり、段差部71の後方は、段差部71の前方と同じ径の大きさとなっている。
また、針基部70の後端70aは、チューブ40が被嵌できるように段差部71と同じ径として形成されている。
鞘部80は、図13に示すように、後部80a側面の対称な位置に二つの孔85,86が形成されている。なお、第一実施形態における鞘部80に形成されていた凸82,83部は、本実施形態においては形成されない。
ロック部材は、鞘部80の後部80aに形成された孔85に対して、鞘部80の前後に垂直な方向に移動可能に挿入されるピン片120であり、図12に示すように、鞘部80の外径よりも大きい曲率半径の大円弧部121と、鞘部80の外径よりも小さくかつ後部ストッパー71の外径よりも大きい曲率半径の小円弧部122を有する。大円弧部121と小円弧部122は略ω字状に連結されている。
また、小円弧部122と連結していない大円弧部121の外側には、収納時に鞘部80に当接して、後部ストッパー71にピン片120の大円弧部121を位置合わせする矩形状の鍔部123が連結され、鍔部123のさらに外側には、鞘部80に対してピン片120を移動させるときの持ち手になる把持部124が連結されている。
次に、以上のように構成された医療用針装置111の使用方法及び廃棄方法について説明する。
通常、図10に示すように、鞘部80の後部80aに形成された孔85に挿入されたピン片120を移動して、ピン片120の小円弧部122に後部ストッパー71たる段差部71を位置合わせして嵌合し、注射針11を突出させた穿刺位置にて、医療用針装置111は病院等に提供される。そのとき、注射針11が露出していると危険であるので、注射針11にはキャップ(図示しない)が嵌められている。
このように、ピン片120が段差部71に係合してピン片120とともに鞘部80の前方の移動を阻止することにより、注射針11を突出した状態を確実に保持することができるので、安全に処置が行える。
なお、本実施形態に係る医療用針装置111における患者への穿刺から抜去は第一実施形態と同様である。
次に、収納時には、鞘部80に鍔部124を当接させて針基部70の後部ストッパー71にピン片120の大円弧部121を位置合わせすることより後部ストッパー71との嵌合を解除し、その後、図15に示すように、針基部70に対して鞘部80を前方に移動させる。
このときピン片120の小円弧部122側の先端は、鞘部80の一方の孔86から露出していて、鞘部80の移動時、ピン片120は鞘部80とともに移動する。
そして、第一実施形態と同様に鞘部80に形成された係止部81を針基部70の前部ストッパー72に係合させ、図16に示すように、収納位置において鞘部80内に注射針11を収納した後、廃棄する。
このような医療用針装置111によれば、穿刺位置において、ピン片120の小円弧部122は後部ストッパー71に嵌合しているので、ピン片120の針基部70に対する前後の移動が阻止される。そして、ピン片120は鞘部80の後部80aに形成された孔85に挿入されているので、針基部70に対して鞘部80の前後の移動が阻止される。したがって、注射針11を突出した状態を確実に保持することができるので、安全に処置が行える。
また、鞘部80にピン片120の鍔部124が当接するようにピン片120を移動させるだけで、鞘部80と針基部70との嵌合を解除することができるので、操作が容易である。
なお、第二実施形態において、ピン片120は、鍔部123と把持部124を有するものとしたが、これに限られるものではなく、後部ストッパー71が形成された針基部70と、大円弧部121及び小円弧部122の位置合わせが容易に行えるならば、鍔部123や把持部124はなくてもよい。
また、大円弧部121と小円弧部122の位置関係は、ピン片120を移動させることでピン片120と針基部70との嵌合を解除できるならば、第二実施形態に示したようにピン片120の挿入方向に対して大円弧部121と小円弧部122を並設した位置関係に限定されるものではない。
また、第一、第二実施形態において、針基部70の前部ストッパー72の前後に環状リブ73,74を形成したが、鞘部80を針基部70に対して前方に移動させる際に勢い余って鞘部80が針基部70から抜け落ちないように、しかも鞘部80の内周に干渉しないように、前方の環状リブ73の針基部70外周からの突出量を大きく形成することが好ましい。
1 医療用針装置
10 針基部
10a 先端部
10b 後端部
10c 溝
10d 凹部
10e 凹部
11 注射針
20 鞘部
21 翼部
22 翼部
23 凸条
24 条溝
25 条溝
26 凸条
30 キャップ
40 チューブ
50 鞘部
50a 基端部
50b 掛止突起
51 翼部
52 翼部
61 医療用針装置
70 針基部
70a 後部
70b 前部
71 後部ストッパー(段差部)
72 前部ストッパー(段差部)
73 環状リブ
74 環状リブ
80 鞘部
80a 後部
81 係止部
82 凸部
83 凸部
84 雄ネジ
85 孔
86 孔
90 ロック部材
90a 後部
91 環状リブ
92 溝
93 溝
94 段
95 段
96 孔
97 雌ネジ
111 医療用針装置
120 ピン片
121 大円弧部
122 小円弧部
123 鍔部
124 把持部

Claims (8)

  1. 先端に注射針が装着されるとともに後端にチューブが被嵌された針基部と、
    前記注射針を突出する穿刺位置から前記注射針を収納する収納位置まで前後にスライド可能な状態で前記針基部に外挿されるとともに、左右両側面部に一対の翼部が結合され内方で前記針基部を支持する略円筒状の鞘部と、
    前記穿刺位置及び前記収納位置にて、前記鞘部を前記針基部に対して位置決め固定する位置規制機構を備える医療用針装置であって、
    前記穿刺位置の位置規制機構は、前記鞘部の後部に嵌め込まれた別体のロック部材と、前記針基部の後部に形成され、前記ロック部材と係合して前記ロック部材の前方の移動を阻止する後部ストッパーからなり、
    前記収納位置の位置規制機構は、前記鞘部の後部に形成された係止部と、前記針基部の前部に形成され、前記係止部と係合して前記鞘部の前後の移動を阻止する前部ストッパーからなることを特徴とする医療用針装置。
  2. 前記後部ストッパーは、前記針基部の後部に形成された径を部分的に小さくした段差部であり、
    前記ロック部材は、前記針基部に外挿される略円筒状で前記鞘部に対して前記穿刺位置では結合されるが前記収納時には分離されるとともに、その後部内周には前記後部ストッパーに係合する環状リブが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の医療用針装置。
  3. 前記鞘部の後部外周には凸部が形成されるとともに、前記ロック部材の内周には先端から後方へ延びさらに周方向に屈曲し、前記凸部を案内する略L字状の溝が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の医療用針装置。
  4. 前記略L字状の溝の周方向の終端には、前記鞘部に形成された凸部を固定する段が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の医療用針装置。
  5. 前記鞘部と前記ロック部材は螺合されることにより嵌め込まれることを特徴とする請求項1又は2に記載の医療用針装置。
  6. 前記後部ストッパーは、前記針基部の後部に形成された径を部分的に小さくした段差部であり、
    前記ロック部材は、前記鞘部の後部に形成された孔に対して、前記鞘部の前後に垂直な方向に移動可能に挿入され、前記鞘部の外径よりも大きい曲率の大円弧部と、前記鞘部の外径よりも小さくかつ前記後部ストッパーの外径よりも大きい曲率の小円弧部を有するピン片であり、
    前記穿刺位置では、前記ピン片の小円弧部に前記後部ストッパーを嵌合させるように前記ピン片を移動させ、前記収納時には前記後部ストッパーに前記ピン片の大円弧部を位置合わせし前記後部ストッパーとの嵌合を解除するように前記ピン片を移動させることを特徴とする請求項1に記載の医療用針装置。
  7. 前記ピン片は、前記鞘部に対して前記ピン片を移動させるときの持ち手になる把持部と、前記収納時に前記鞘部に当接して、前記後部ストッパーに前記ピン片の大円弧部を位置合わせする鍔部をさらに有することを特徴とする請求項6に記載の医療用針装置。
  8. 前記前部ストッパーは、前記針基部の前部に形成された径を部分的に小さくした段差部であり、
    前記鞘部に形成された係止部は、前記鞘部の後部内周に設けられ、前記前部ストッパーに係合する環状リブであることを特徴とする請求項1乃至7のうちいずれか一つに記載の医療用針装置。
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